JP5269955B2 - 工作機械のクーラント供給装置およびクーラント供給方法 - Google Patents

工作機械のクーラント供給装置およびクーラント供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、加工領域にクーラントを供給する工作機械のクーラント供給装置およびクーラント供給方法に関する。
この種のクーラント供給装置として、クーラント吐出用のポンプを駆動するためのモータの消費電力を低減するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、クーラントの吐出圧力を圧力センサにより検出するとともに、検出圧力と設定圧力との偏差を演算し、この偏差に基づいて検出圧力が設定圧力となるようにモータの回転数を制御(フィードバック制御)する。
特開2004−144020号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、クーラントの検出圧力に基づいてモータの回転数をフィードバック制御するため、検出圧力を変動させるような外的要因が発生した場合(例えば工具を交換した場合等)に制御動作に遅れが生じ、モータの消費電力を最適に低減することが難しい。
本発明による工作機械のクーラント供給装置は、クーラントの吐出能力を変更可能なポンプと、ポンプから吐出されたクーラントを工作機械の加工領域に導くクーラント供給路と、ポンプの最大吐出圧を制限するリリーフ弁と、リリーフ弁から排出されたクーラントの有無を判定するセンサと、センサの判定結果に応じて、リリーフ弁からクーラントの排出が開始されるポンプの吐出能力を最適吐出能力として求める最適吐出能力取得手段と、最適吐出能力取得手段で求めた最適吐出能力を記憶する記憶手段と、ポンプの吐出能力を記憶手段に記憶された最適吐出能力に制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ポンプからのクーラントの過剰な吐出を抑えるようなポンプの最適吐出能力を予め記憶し、ポンプの吐出能力をこの最適吐出能力に制御するようにしたので、クーラントの圧力等が変動した場合であっても、制御動作に遅れが生じることなく、モータの消費電力を最適に低減することができる。
本発明の実施の形態に係る工作機械のクーラント供給装置の概略構成を示す回路図。 図1のコントローラで実行されるモータ周波数設定処理の一例を示すフローチャート。 操作パネルの周波数調整画面の一例を示す図。 図2の自動周波数取得処理を説明する図。 図2の自動周波数取得処理の一例を示すフローチャート。 図4の変形例を示す図。 図4の他の変形例を示す図。
以下、図1〜図7を参照して、本発明による工作機械のクーラント供給装置の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る工作機械のクーラント供給装置の概略構成を示す回路図である。工作機械は、例えば工具自動交換装置を有するマシニングセンタである。マシニングセンタは、工具1が取り付けられた主軸2を、ワークが固定された不図示のテーブルに対し、例えば直交3軸方向に相対移動させてワークを加工するものである。このようなマシニングセンタによってワークを加工する場合、工具1の焼き付き防止や切削屑の除去等の目的で、加工領域にクーラントを供給する必要がある。本実施の形態では、主軸2および工具1を貫通したクーラント供給路L1を形成し、クーラント供給路L1を介して加工領域にクーラントを供給する、いわゆるスルースピンドルクーラントの場合について説明する。
図1のクーラント供給装置は、吐出管路Laにクーラントを吐出するポンプ10と、ポンプ10を駆動する電動モータ11と、ポンプ10の最大吐出圧を制限するリリーフ弁12と、リリーフ弁12から排出されたクーラントの流れ(ドレン流量)を検出する流量センサ13と、吐出管路Laをクーラント供給路側の供給管路Lbまたはタンク側の戻り管路Lcに接続する電磁切換弁14と、戻り管路Lcの途中に設けられたエゼクタ15と、供給管路Lbから分岐してエゼクタ15に至る分岐管路Ldに設けられた電磁弁16と、コントローラ20とを有する。
コントローラ20は、CPU,ROM,RAM,その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成され、流量センサ13と入力装置21からの信号に応じて、電磁切換弁14と電磁弁16の切換を制御する。さらにコントローラ20はインバータ回路を内蔵し、インバータ回路によりモータ11に出力される周波数(モータ周波数)を制御し、モータ11の回転数(モータ速度)を制御する。なお、入力装置21は、モータ周波数を自動調整する自動調整指令、モータ周波数を手動調整する手動調整指令、ワークの加工開始指令、クーラント供給路L1に残ったクーラントを吸引するドローバック指令等を出力することができる。
エゼクタ15は、ノズル部とディフューザ部とを内部に有する周知のものであり、電磁切換弁14からタンクへのクーラントの流れによって負圧を発生させ、分岐回路Ldからクーラントを吸い込み、タンクに回収する。流量センサ13は、リリーフ弁12の下流のドレン管路Leに接続され、ドレン流量が所定流量以上であるか否かを検出する。所定流量は、流量センサ13が検知可能な最小流量に相当する。流量センサ13は、ドレン流量が検出されるとオン信号を出力し、非検出のときはオフ信号を出力する。
図1において、例えば入力装置21によりワークの加工開始指令が出力されると、コントローラ20から電磁切換弁14のソレノイド14aにオン信号が出力され、ソレノイド14aが励磁して電磁切換弁14は位置イに切り換えられる。これにより吐出管路Laと供給管路Lbとが連通し、ポンプ10から吐出されたクーラントは、供給管路Lbおよびクーラント供給路L1を介して加工領域に供給される。一方、コントローラ20から電磁切換弁14のソレノイド14aにオフ信号が出力されると、ソレノイド14aが非励磁となり、電磁切換弁14は位置ロに切り換えられる。これにより吐出管路Laと戻り管路Lcとが連通し、ポンプ10から吐出されたクーラントは、エゼクタ15を介してタンクに戻る。
また、コントローラ20から電磁弁16のソレノイド16aにオン信号が出力されると、ソレノイド16aが励磁して電磁弁16は位置イに切り換えられる。これにより供給管路Lbがエゼクタ15から遮断され、エゼクタ15を介したクーラントの吸い込みが阻止される。一方、コントローラ20から電磁弁16のソレノイド16aにオフ信号が出力されると、ソレノイド16aが非励磁となり、電磁弁16は位置ロに切り換えられる。これにより供給管路Lbがエゼクタ15と連通し、クーラント供給路L1内の残留クーラントの吸い込みが可能となる。
ところで、マシニングセンタの主軸2には、形状の異なる種々の工具1が取り付けられるが、工具内部のクーラント供給路L1の仕様(吐出穴の径、クーラント供給路の長さ等)、および工具先端部のワークとの接触状態や、工具先端部に作用する加工負荷等は工具毎に異なる。このため、クーラント供給路L1に供給されることが必要なクーラント量は、工具毎に異なる。この場合、モータ11を最大回転数で駆動すれば、ポンプ吐出圧が最大となり、工具1の種類に拘わらず、クーラント供給路L1には必要量のクーラントを供給することが可能となる。しかし、モータ回転数が最大になると、リリーフ弁12から排出されるドレン流量が多くなり、モータ11の消費電力の無駄が大きい。
そこで、本実施の形態では、ドレン流量を最小とするようなモータ回転数(適正モータ回転数Naと呼ぶ)に対応したモータ周波数を、ワーク加工前に予め工具毎に求めておき、ワーク加工時にはモータ回転数をこの適正モータ回転数Naに制御する。モータ回転数が適正モータ回転数Naに制御されると、ポンプ10からのクーラントの過剰な吐出が抑えられ、ポンプ吐出能力が最適吐出能力となる。適正モータ回転数Naに対応したモータ周波数は、以下のモータ周波数設定処理によって自動的に設定することができる。なお、モータ周波数設定処理では、モータ周波数をユーザが手動で任意の値に設定することも可能である。
以下では、自動的に設定されるモータ周波数を自動周波数f1、ユーザが手動で設定するモータ周波数を手動周波数f2と呼ぶ。本実施の形態では、自動周波数f1と手動周波数f2のいずれかを設定周波数fαとして設定し、この設定周波数fαを各工具の工具データの一部としてメモリに記憶する。そして、ワーク加工時には、コントローラ20からの指令によってモータ周波数を使用する工具に対応した設定周波数fαに制御する。
図2は、コントローラ20のCPUで実行されるモータ周波数設定処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1では、入力装置21の操作によりモータ周波数の自動調整指令が入力されたか否かを判定する。入力装置21は例えばタッチパネル式の操作パネルを含む。
図3は、操作パネルの周波数調整画面22の一例を示す図である。周波数調整画面22には、モータ周波数の自動調整指令を入力する自動調整釦22aと、手動調整指令時におおけるモータ周波数の指令値を増加するアップ釦22bと、モータ周波数の指令値を減少するダウン釦22cと、調整中の周波数を表示する表示部22dと、調整中の周波数を設定周波数fαとして設定する設定釦22eと、周波数の調整動作をキャンセルするキャンセル釦22fと、流量センサ13からオン信号が出力されると点灯し、オフ信号が出力されると消灯するドレン流量検知ランプ22gと、クーラントを手動で供給および停止させるクーラント釦22hとを有する。自動調整釦22aおよびクーラント釦22hは、点消灯可能なランプ式釦として構成されている。
図2のステップS1では、自動調整釦22aが操作されたか否かにより、自動調整指令が入力されたか否かを判定する。ステップS1が肯定されるとステップS5に進み、後述の自動周波数f1の取得処理が開始される。ステップS1が否定されるとステップS2に進み、入力装置21の操作によりモータ周波数の手動調整指令が入力されたか否かを判定する。例えば図3のアップ釦22bまたはダウン釦22cが操作されると、手動調整指令が入力されたと判定する。図示は省略するが、入力装置21には最高周波数fmax(例えば60Hz)を指令する最高周波数指令部が設けられており、この最高周波数指令部により最高周波数fmaxが指令されたときも、手動調整指令が入力されたと判定する。ステップS2が肯定されるとステップS11に進み、否定されるとステップS3に進む。
ステップS11では、手動周波数f2の取得処理が実行される。この場合、アップ釦22bが操作されると、表示部22dに表示される周波数が現在表示中の周波数から所定周波数(例えば1Hz)ずつ増大し、ダウン釦22cが操作されると所定周波数(例えば1Hz)ずつ減少して、手動周波数f2がその表示値に変更される。最高周波数指令部により最高周波数fmaxが指令されたときは、手動周波数f2が最高周波数fmaxに変更される。このようにして調整された手動周波数f2は、その後、設定釦22eが操作されることにより(ステップS9)、設定周波数fαとして設定される。以上の手動周波数取得処理は、キャンセル釦22fあるいは自動調整釦22aが操作されると、中止される。
一方、ステップS3では、入力装置21の操作によりクーラントの供給指令が入力されたか否かを判定する。ステップS3が肯定されるとステップS4に進み、否定されるとステップS9に進む。ステップS4では、自動または手動で設定周波数fαが既に設定済みであるか否かが判定される。ステップS4が肯定されるとステップS9に進み、否定されるとステップS5に進む。ステップS5では、自動周波数f1の取得処理が実行される。この自動周波数取得処理は、周波数を自動的に変更させることによりドレン流量が最小となる自動周波数f1を検索する処理であり、詳細は後述する。
ステップS5で、自動周波数取得処理が開始されるとステップS6に進み、自動調整釦22aのランプを点灯する。次いで、ステップS7で、周波数の調整が完了したか否か、すなわち自動周波数f1の検索が完了したか否かを判定する。ステップS7が肯定されるとステップS8に進み、否定されるとステップS5に戻る。ステップS8では、自動調整釦22aのランプを消灯する。なお、自動周波数取得処理の最中にキャンセル釦22fが操作されると、自動周波数取得処理が中止され、この場合にもランプが消灯する。
ステップS9では、設定釦22e(図3)の操作により周波数設定指令が入力されか否かを判定する。ステップS9が肯定されるとステップS10に進み、手動周波数取得処理(ステップS11)で取得した手動周波数f2あるいは自動周波数取得処理(ステップS5)で取得した自動周波数f1を設定周波数fαとして設定する。以上の処理は、主軸2に装着される工具毎に行われ、設定周波数fαは工具データの一部としてメモリに記憶される。
次に、自動周波数取得処理(ステップS5)についてより詳しく説明する。図4は、自動周波数取得処理で実行される周波数の変更手順を説明する図である。ここでは、インバータ回路を介してモータ11に出力される周波数をfa,fb,fc,・・・の順序で変更し、そのときの流量センサ13の出力を検出することで、最小ドレン流量が流れる周波数(自動周波数f1)、つまり流量センサ13の出力がオフからオンになる周波数を検索する。図4には、各周波数fa,fb,fc,・・・の大きさと、流量センサ13のオンオフ信号の出力状態とをそれぞれ示している。なお、周波数fb,fc,・・・は計算によって求めるが、計算値が小数となった場合には小数点以下を切り捨てる。
自動周波数取得処理を行うにあたっては、予め、主軸2に工具1を装着するとともに、周波数の調整範囲を定めておく。図の例では、最小周波数fmin例えば30Hzに、最高周波数fmaxを例えば60Hzに定めており、最小周波数fminと最高周波数fmaxの範囲で自動周波数faが検索される。
自動周波数取得処理の開始時には、電磁切換弁14と電磁弁16は、コントローラ20からの信号によってそれぞれ位置イに切り換えられ、ポンプ10から吐出されたクーラントが工具先端部から吐出可能な状態とされる。
この状態で、まず、第1段階として、モータ周波数faを最小周波数fminに設定し、周波数faでモータ10を駆動する。このとき、流量センサ13がオン信号を出力してドレン流量が検出されると、現在の周波数faを自動周波数f1として処理を終了する。この例では、流量センサ13がオフ信号を出力しているため処理を続行する。
次に、第2段階として、モータ周波数fbをモータ周波数faと最高周波数fmaxの中間の値((fa+fmax)/2)に設定する。このとき、(fa+fmax)/2が小数となった場合には、小数点以下を切り捨てる。すなわち、モータ周波数fbを整数として、モータ周波数fbでモータ10を駆動する。この点は、モータ周波数fc,fd,・・・の設定においても同様である。
第2段階で、図示のように流量センサ13がオン信号を出力すると、第3段階として、モータ周波数fcをfaとfbの中間の値((fa+fb)/2)に設定し、モータ周波数fcでモータ10を駆動する。一方、第2段階で流量センサ13がオフ信号を出力すれば、第3段階では、周波数fcをfbとfmaxの中間の値に設定する。すなわち、流量センサ13がオン信号を出力すると、次の段階では周波数を減少させ、流量センサ13がオフ信号を出力すると、次の段階では周波数を増加させる。
第3段階で流量センサ13がオフ信号を出力すると、次の第4段階では、モータ周波数fdをfcとfbの中間の値に設定し、モータ周波数fdでモータ10を駆動する。このとき、図示のように流量センサ13がオフ信号を出力すると、第5段階として、モータ周波数feをfdとfbの中間の値に設定し、モータ周波数feでモータ10を駆動する。このようにして流量センサ13がオフからオンするモータ周波数の範囲を徐々に狭めていく。以上の処理は、モータ周波数の範囲が1Hz単位になるまで繰り返され、第6段階で最終的に求められたモータ周波数が自動周波数f1となる。
上述の例でいうと、最低周波数fminを30Hz、最高周波数fmaxを60Hzとした場合、faは30Hz、fbは45Hz、fcは37Hz、fdは41Hz、feは43Hzとなり、feとfbの間の周波数44Hzが、流量センサ13がオフからオンする自動周波数f1となる。
以上の動作は、自動周波数取得処理(ステップS5)によって自動的に行われる。図5は、自動周波数取得処理を示すフローチャートである。なお、自動周波数取得処理の開始時には、コントローラ20からの信号によって電磁切換弁14と電磁弁16がそれぞれ位置イに切り換えられている。
ステップS51では、下限周波数を最低周波数fminに設定する。ステップS52では、上限周波数を最高周波数fmaxに設定する。ステップS53では、インバータ回路に制御信号を出力し、モータ周波数faを最低周波数fminに設定して周波数faでモータ11を駆動し、ポンプ10を起動する。ステップS54では、流量センサ13がオンか否かを判定する。ステップS54が肯定されるとステップS55に進み、fminを自動周波数f1に設定し、自動周波数f1の検索を完了する。
一方、ステップS54が否定されるとステップS56に進み、最高周波数fmaxから最低周波数fminを減算したものを2で除算し、周波数増分Δfを算出する。次いで、ステップS57で、現在の周波数fminにΔfを加算したものをモータ周波数fbとして、周波数fbでモータ11を駆動する。ステップS58では、安定時間が経過したか否かを判定する。これは、モータの周波数を変更した後、クーラントの流れ状態が安定するまでに時間がかかる点を考慮したものであり、安定時間が経過するまで待機する。なお、ステップS58以降の処理は、モータ周波数fc,fd,・・・を順次求めて、そのモータ周波数における流量センサ13のオンオフを判定する処理であり、自動周波数f1が求められるまで繰り返される。
ステップS58が肯定されるとステップS59に進み、流量センサ13がオンか否かを判定する。ステップS59が否定されるとステップS60に進み、下限周波数を現在の周波数とする。ステップS61では、上限周波数から下限周波数(現在の周波数)を減算したものを2で除算し、周波数増分Δfを算出する。次いで、ステップS62で周波数増分Δfが0か否かを判定し、否定されるとステップS64で現在の周波数にΔfを加算して、ステップS58に戻る。ステップS62が肯定されるとステップS63で周波数増分Δfを1に設定した後、ステップS64で現在の周波数にΔfを加算して、ステップS58に戻る。
一方、ステップS59が肯定されるとステップS65に進み、上限周波数を現在の周波数とする。ステップS66では、上限周波数(現在の周波数)から下限周波数を減算したものを2で除算し、周波数増分Δfを算出する。次いで、ステップS67で周波数増分Δfが0か否かを判定し、否定されるとステップS68で現在の周波数からΔfを減算して、ステップS58に戻る。ステップS67が肯定されると、ステップS69で現在の周波数を自動周波数f1に設定し、自動周波数f1の検索を完了する。
本実施の形態の動作をまとめると次のようになる。
自動周波数f1を工具データの設定周波数fαとして設定する場合には、ワーク加工前に主軸2に工具1を取り付けた状態で、モータ周波数の自動調整が行われる。自動調整処理は、ユーザが操作パネルの自動調整釦22aを操作することにより、あるいはユーザが手動調整を選択しないで、かつ、未だ設定周波数fαが設定されていない状態で、単にクーラントの供給を指令することにより開始される(ステップS1〜ステップS5)。
自動調整処理においては、モータ11の駆動によりポンプ10からクーラントを吐出させ、リリーフ弁12から排出したドレン流量の有無を流量センサ13により検出する。モータ周波数は、最低周波数fminから開始し、流量センサ13がオフした場合には増加させ、流量センサ13がオンした場合には減少させる。この場合、周波数の増減量Δfは、それまでに変更した周波数のうち、流量センサ13がオンした最小の周波数(上限周波数)とオフした最大の周波数(下限周波数)の中間値と、現在の周波数との差に定められる。これにより周波数の範囲を徐々に狭めていき、流量センサ13がオフからオンする自動周波数f1を検索する。
自動調整処理の最中は自動調整釦22aのランプが点灯し、自動周波数f1の検索が完了するとランプが消灯する。また、自動調整処理中の周波数は表示部22dに表示され、ランプ消灯時点では、検索された自動周波数f1が表示部22dに表示される。ユーザは、ランプの消灯により自動調整処理の完了を認識すると、設定釦22eを操作する。これにより、自動周波数f1が、その工具に対応した設定周波数fαとしてメモリに記憶される(ステップS10)。
工具によっては切削屑除去のために高圧でクーラントを吐出したい場合がある。この場合、自動周波数f1ではクーラント吐出圧が不足するため、設定周波数faが手動で設定される。すなわち、ユーザは、操作パネルのアップ釦22bまたはダウン釦22cを操作して手動周波数f2を変更する、あるいは、入力装置21の最高周波数指令部の操作により手動周波数f2として最高周波数fmaxを選択する(ステップS11)。設定された手動周波数f2は表示部22dに表示され、設定釦22eを操作すると、そのときの手動周波数f2が、その工具に対応した設定周波数fαとしてメモリに記憶される(ステップS10)。
周波数の手動調整時に、設定周波数fαで所望量のクーラントが吐出されているか否かを確認する場合、ユーザはクーラント釦22hを操作する。これによりポンプ10が起動し、工具先端部からクーラントが吐出される。ユーザは、このときのドレン流量の有無を、ドレン流量検知ランプ22gの点消灯により認識することができ、例えばドレン流量検知ランプ22gの点消灯を確認しながらアップ釦22gまたはダウン釦22cを操作する。
以上によって設定周波数fαが設定された後にワークの加工が行われる。入力装置21の操作によりワークの加工指令が入力されると、コントローラ20は電磁切換弁14および電磁弁16に制御信号を出力し、電磁切換弁14および電磁弁16をそれぞれ位置イに切り換える。さらに、インバータ回路を介してモータ11に制御信号を出力し、設定周波数fαでモータ11を駆動する。この場合、コントローラ11は、予め記憶された工具データを読み込み、主軸2に取り付けられた工具1に対応した設定周波数fαにモータ周波数を制御する。これにより、ポンプ10から吐出されたクーラントが供給管路Lbおよびクーラント供給路L1を介して加工領域に供給される。
このとき工具データに自動周波数f1が設定周波数fαとして設定されていれば、モータ回転数は適正モータ回転数Naとなり、工具1の種類に拘わらずドレン流量が最小となって、モータ11の消費電力を最小限に抑えることができる。一方、自動周波数f1よりも大きな手動周波数f2が設定周波数fαとして設定されていれば、モータ回転数が適正モータ回転数Naよりも増大し、加工領域に必要量のクーラントを供給することができる。
ワーク加工終了後に、入力装置21の操作によりドローバック指令が入力されると、コントローラ20は電磁切換弁14および電磁弁16に制御信号を出力し、電磁切換弁14を位置ロに切り換えるとともに、電磁弁16を位置ロに切り換える。さらに、予めドローバック周波数(本実施の形態では最高周波数fmax)をメモリに記憶しておき、ドローバック指令が入力されるとモータ周波数をドローバック周波数に切り換え、インバータ回路を介してモータ11に制御信号を出力し、モータ周波数を最高周波数fmaxに制御する。これによりクーラント供給路L1内の残留クーラントがエゼクタ15を介してタンクに吸い込まれ、工具先端部からの液垂れを防ぐことができる。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)ワーク加工前に自動周波数取得処理を行うことにより、モータ11に出力される周波数を変更しながら流量センサ13がオフからオンする自動周波数f1を求め、この自動周波数f1を設定周波数fαとしてメモリに記憶して、ワーク加工時にモータ周波数を設定周波数fαに制御するようにした。したがって、クーラントの圧力等を検出してモータ11を制御する必要がないため、モータ11の制御動作に遅れが生じることなく、モータ11の消費電力を最適に低減することができる。
(2)自動周波数取得処理を各工具毎に行って設定周波数fαを各工具データの一部としてメモリに記憶し、ワーク加工時のモータ周波数を各工具に対応した設定周波数fαに制御するようにしたので、工具1の種類に拘わらず、モータ消費電力を最適に抑えることができる。
(3)操作パネルのアップ釦22bおよびダウン釦22cの操作により、設定周波数fαを手動でも設定可能としたので、クーラント供給量を増加させるような加工に対しても容易に対応できる。
(4)入力装置21の操作によりドローバック指令が入力されると、モータ周波数をドローバック周波数(最高周波数fmax)に制御するようにしたので、管路内に残ったクーラントを容易にタンクに回収することができる。
なお、上記実施の形態では、流量センサ13がオンした最小の周波数(上限周波数)とオフした最大の周波数(下限周波数)の中間値のドレン流量の有無を判定して、自動周波数f1を求めるようにしたが、自動周波数取得処理はこれに限らない。図6は、自動周波数取得処理の他の例を説明する図である。この例は、最低周波数fminからモータ11の駆動を開始し、モータ周波数の増分Δfを徐々に小さくするものである。この際、モータ周波数を増加させるたびに流量センサ13のオンオフを判定し、流量センサ13がオンしたら周波数増分Δfを小さくして、再度、モータ周波数を増加させる。この処理を繰り返すことで、自動周波数f1を決定する。
具体的には、最低周波数fmin(例えば30Hz)から開始し、流量センサ13がオンするまで、所定の周波数増分Δf1(例えば10Hz)ずつモータ周波数を増加する(fa→fb→fc)。モータ周波数fcで流量センサ13がオンすると、その直前のモータ周波数fbから開始し、流量センサ13がオンするまで、所定の周波数増分Δf2(例えば5Hz)ずつモータ周波数を増加する(fb→fd)。モータ周波数fdで流量センサ13がオンすると、その直前のモータ周波数fbから開始し、流量センサ13がオンするまで、所定の周波数増分Δf3(例えば2Hz)ずつモータ周波数を増加する(fb→fe→fg)。
さらに、モータ周波数fgで流量センサ13がオンすると、その直前のモータ周波数feから開始し、流量センサ13がオンするまで、所定の周波数増分Δf4(例えば1Hz)ずつモータ周波数を増加する(fe→fh→fi)。周波数増分が1Hzとなった状態で、流量センサ13がオンすると(fi)、モータ周波数fiを自動周波数f1とする。
図7は、自動周波数取得処理のさらに別の例を説明する図である。この例は、最低周波数fminからモータ11の駆動を開始し、モータ周波数を所定の周波数増分Δfで増加させ、流量センサ13がオンしたら、周波数増分Δfを小さくして、今度はモータ周波数を所定の増分で減少させるものである。すなわち、流量センサ13がオンオフする度に周波数増分Δfを小さくしてモータ周波数を増加または減少させ、周波数増分Δfが1Hzとなった状態で自動周波数f1を決定する。
具体的には、最低周波数fmin(例えば30Hz)から開始し、流量センサ13がオンするまで、所定の周波数増分Δf1(例えば10Hz)ずつモータ周波数を増加する(fa→fb→fc)。モータ周波数fcで流量センサ13がオンすると、そのモータ周波数fcから開始し、流量センサ13がオフするまで、所定の周波数増分Δf2(例えば5Hz)ずつモータ周波数を減少させる(fc→fd→fb)。モータ周波数fbで流量センサ13がオフすると、今度はそのモータ周波数fbから開始し、流量センサ13がオンするまで、所定の周波数増分Δf3(例えば2Hz)ずつモータ周波数を増加する(fb→fe→fg)。
モータ周波数fgで流量センサ13がオンすると、そのモータ周波数fgから開始し、流量センサ13がオフするまで、所定の周波数増分Δf4(例えば1Hz)ずつモータ周波数を減少する(fg→fh)。モータ周波数fhで流量センサ13がオフすると、その直前のモータ周波数fgを自動周波数f1とする。
上記実施の形態では、インバータ回路を介してモータ周波数を制御することでポンプ10の吐出能力を変更するようにしたが、吐出能力を変更可能なポンプ10の形態はこれに限らない。例えばリリーフ弁12を、リリーフ圧を変更可能な可変リリーフ弁として構成し、リリーフ弁12のリリーフ圧を制御することでポンプ吐出能力(ポンプ吐出圧)を変更するようにしてもよい。吐出能力の異なる複数のポンプ10を管路Laに対して並列に接続し、そのいずれか1つあるいは複数を選択することで管路L1内に吐出されるクーラントの吐出能力(ポンプ全体の吐出能力)を変更するようにしてもよい。ここで、ポンプ吐出能力とは、管路L1内にどの程度のクーラントを吐出できるかの能力をいい、ポンプ吐出能力が高いほど、管路L1内の圧力が高く、あるいはクーラント量が多くなる。このようにモータ周波数以外を制御した場合でも、ポンプ吐出能力が低減されれば、ポンプ10の仕事量が減少するため、モータ11の消費電力を抑えることができる。
本実施の形態では、工具交換装置を用いて主軸2に取り付けられた工具1を第1の工具から第2の工具に交換する場合、主軸2にドリル等、所定の工具1(第1の工具)が取り付けられた第1の状態におけるクーラント供給路L1(第1のクーラント供給路)と、エンドミル等、他の工具1(第2の工具)が取り付けられた第2の状態におけるクーラント供給路L1(第2のクーラント供給路)とが互いに異なる点を考慮し、第1のクーラント供給路L1に対応した第1の設定周波数fα(第1の最適吐出能力)と第2のクーラント供給路L1に対応した第2の設定周波数fα(第2の最適吐出能力)をそれぞれメモリに記憶し、第1の状態でモータ周波数を第1の設定周波数fαに、第2の状態でモータ周波数を第2の設定周波数fαにそれぞれ制御する。
上記実施の形態では、主軸2と工具1の内部を貫通してクーラント供給路L1を形成したが、工具1の内部を通過せずにクーラント供給路L1を形成してもよい。すなわち、ポンプ10から吐出されたクーラントを工作機械における加工領域に導くのであれば、クーラント供給路L1の構成は上述したものに限らない。上記実施の形態では、最小ドレン流量が流れるモータ周波数をメモリに記憶して、ポンプ10からのクーラントの過剰な吐出を抑えるようにしたが、ポンプ10からのクーラントの過剰な吐出を抑えるポンプ10の最適吐出能力として、モータ周波数以外を記憶手段としてのメモリに記憶してもよい。この場合、ポンプ吐出能力をメモリに記憶された最適吐出能力に制御するのであれば、制御手段としてのコントローラ20の構成はいかなるものでもよい。記憶手段としてのメモリはコントローラ内部のメモリでもよく、外部記憶媒体を用いてもよい。
上記実施の形態では、流量センサ13のオンオフによりドレン流量の有無、すなわちリリーフ弁12からのクーラントの排出の有無を判定するようにしたが、センサはこれに限らない。コントローラ10の自動周波数取得処理で、流量センサ13のオンオフに応じてリリーフ弁12から排出が開始されるモータ周波数を求めるようにしたが、最適吐出能力取得手段はこれに限らない。クーラントの戻り管路Lcの途中に吸い込み手段としてのエゼクタ15を設け、クーラントのドローバック指令時に、モータ周波数を最高周波数fmaxに設定して、クーラント供給路L1内のクーラントをタンクに回収するようにしたが、ドローバック時のモータ周波数を最高周波数fmax以外に設定してもよい。例えば自動周波数f1の所定倍(1倍より大きな値であり、例えば1.2倍等)に設定してもよい。
本実施の形態で述べたクーラント供給方法は、ワークの加工前に、工作機械の主軸2に工具1を取り付けた状態で、ポンプ10から吐出されたクーラントを、クーラント供給路L1を介して加工領域に吐出する手順と、ポンプ10の吐出能力を変更しながら、クーラントの吐出が過剰になった時点のポンプ吐出能力(自動周波数f1)を求める手順(自動周波数取得処理)と、求められたポンプ吐出能力を最適吐出能力(設定周波数fα)として記憶する手順と、ワークの加工時に、ポンプ10の吐出能力を、記憶された最適吐出能力に制御する手順とを含むことを特徴とするのであり、この特徴を実現できる限り、種々の変更が可能である。
以上では、工作機械として工具自動交換装置を有するマシニングセンタを例に説明したが、本発明のクーラント供給装置は、加工領域にクーラントを供給することが必要な他の工作機械にも同様に適用可能である。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のクーラント供給装置に限定されない。
1 工具
10 ポンプ
11 モータ
12 リリーフ弁
13 流量センサ
15 エゼクタ
20 コントローラ
21 入力装置
L1 クーラント供給路

Claims (6)

  1. 工具によりワークを加工する際に、加工領域へクーラントを供給する工作機械のクーラント供給装置において、
    クーラントの吐出能力を変更可能なポンプと、
    前記ポンプから吐出されたクーラントを工作機械の加工領域に導くクーラント供給路と、
    前記ポンプの最大吐出圧を制限するリリーフ弁と、
    前記リリーフ弁から排出されたクーラントの有無を判定するセンサと、
    前記センサの判定結果に応じて、前記リリーフ弁からクーラントの排出が開始される前記ポンプの吐出能力を最適吐出能力として求める最適吐出能力取得手段と、
    前記最適吐出能力取得手段で求めた最適吐出能力を記憶する記憶手段と、
    前記ポンプの吐出能力を前記記憶手段に記憶された前記最適吐出能力に制御する制御手段と、を備えることを特徴とした工作機械のクーラント供給装置。
  2. 請求項1に記載の工作機械のクーラント供給装置において、
    前記記憶手段は、前記ポンプの最適吐出能力を工具毎に記憶し、
    前記制御手段は、前記記憶手段から使用する工具に応じて最適吐出能力を読み出し、読み出した最適吐出能力に前記ポンプの吐出能力を制御する工作機械のクーラント供給装置。
  3. 請求項1または2に記載の工作機械のクーラント供給装置において、
    加工領域へのクーラントの供給を止めたとき、前記クーラント供給路から分岐して前記タンクに戻るクーラントの流れにより、前記クーラント供給路内の残留クーラントを吸い込んでタンクに回収する吸い込み手段を有し、
    前記制御手段は、前記吸い込み手段の作動時に、前記ポンプの吐出能力を予め前記吸い込み手段用に定めた吐出能力に制御する、工作機械のクーラント供給装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械のクーラント供給装置において、
    前記ポンプを駆動するモータを有し、
    前記制御手段は、前記モータの回転を制御することにより前記ポンプの吐出能力を制御する、工作機械のクーラント供給装置。
  5. ポンプから吐出されたクーラントを、クーラント供給路を介して加工領域に吐出する手順と、
    前記ポンプの吐出能力を変更しながら、クーラントの吐出が過剰になった時点のポンプ吐出能力を求める手順と、
    前記求められたポンプ吐出能力を最適吐出能力として記憶する手順と、
    ワークの加工時に、前記ポンプの吐出能力を、前記記憶された最適吐出能力に制御する手順と、を含むことを特徴とした工作機械のクーラント供給方法。
  6. ワークの加工前に、工作機械の主軸に工具を取り付けた状態で、ポンプから吐出されたクーラントを、クーラント供給路を介して加工領域に吐出する手順と、
    前記ポンプの吐出能力を変更しながら、クーラントの吐出が過剰になった時点のポンプ吐出能力を求める手順と、
    前記求められたポンプ吐出能力を最適吐出能力として記憶する手順と、
    ワークの加工時に、前記ポンプの吐出能力を、前記記憶された最適吐出能力に制御する手順と、を含むことを特徴とした工作機械のクーラント供給方法。
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