JP2015024512A - 往復動電動工具 - Google Patents

往復動電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015024512A
JP2015024512A JP2013153778A JP2013153778A JP2015024512A JP 2015024512 A JP2015024512 A JP 2015024512A JP 2013153778 A JP2013153778 A JP 2013153778A JP 2013153778 A JP2013153778 A JP 2013153778A JP 2015024512 A JP2015024512 A JP 2015024512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
speed
threshold value
reciprocating
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013153778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6181450B2 (ja
Inventor
山本 浩克
Hirokatsu Yamamoto
浩克 山本
高明 長田
Takaaki Osada
高明 長田
靖史 小倉
Yasushi Ogura
靖史 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2013153778A priority Critical patent/JP6181450B2/ja
Priority to CN201480041563.3A priority patent/CN105408044B/zh
Priority to PCT/JP2014/059527 priority patent/WO2015011955A1/ja
Priority to DE112014003403.7T priority patent/DE112014003403B4/de
Priority to US14/904,240 priority patent/US20160151845A1/en
Publication of JP2015024512A publication Critical patent/JP2015024512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6181450B2 publication Critical patent/JP6181450B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D59/00Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
    • B23D59/001Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D49/00Machines or devices for sawing with straight reciprocating saw blades, e.g. hacksaws
    • B23D49/10Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades
    • B23D49/16Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades actuated by electric or magnetic power or prime movers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D49/00Machines or devices for sawing with straight reciprocating saw blades, e.g. hacksaws
    • B23D49/10Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades
    • B23D49/16Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades actuated by electric or magnetic power or prime movers
    • B23D49/162Pad sawing devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D51/00Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
    • B23D51/16Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of drives or feed mechanisms for straight tools, e.g. saw blades, or bows

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

【課題】往復動電動工具において、先端工具を被加工物に当接した際、先端工具が被加工物を滑ることなく加工を開始でき、加工開始後は短時間で加工を完了できるようにする。
【解決手段】ブレード9が装着されるブレードフォルダ8を備え、ブレードフォルダ8をモータ10の回転により往復動させる往復動駆動装置において、コントローラ10は、モータ10の負荷状態を表すトルクが第1閾値に達するまでは、モータ10は無負荷状態であると判断して、モータ10を第1速度ω1にて駆動し、トルクが第1閾値を越えると、ブレード9が金属材に当接されたと判断して、モータ10を第2速度ω2(ω2>ω1)にて駆動することで、金属材に切り込みを入れ、その後、トルクτが第1閾値τ1よりも大きい第2閾値τ2を越えると、モータ10を第3速度ω3(ω3>ω2)にて駆動し、金属材を切断加工させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋸刃等の先端工具を往復動させることにより被加工物を加工する往復動電動工具に関する。
従来、レシプロソーやジグソー等の往復動電動工具においては、ブレード(鋸刃)を往復動させるモータが無負荷状態であるとき(つまり、ブレードが被加工物に当接されていないとき)に、モータの回転速度を低下させるように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の往復動電動工具によれば、無負荷運転時に、モータの回転速度を低下させることで、往復動電動工具の振動を抑え、往復動電動工具から発生する騒音やラジオノイズを低減することができる。
米国特許4002959号公報
しかしながら、上記往復動電動工具では、先端工具であるブレードが被加工物に当接されて、モータに負荷が加わると、出力を上げるために、モータの回転速度を、一定の加工用速度、若しくは、使用者が操作するトリガスイッチの引き量に応じた指令速度まで一気に上昇させる。
このため、上記従来の往復動電動工具においては、一気に速度が上昇することが、使用者にとって、被加工物の加工がし難いことがあった。
つまり、上記往復動電動工具では、ブレードを往復動させることから、モータの回転速度が上昇すると、ブレードが、往復動する軸に対し直交する方向(詳しくはブレードの板面に直交する方向)に振動してしまう。
この振動は、被加工物にブレードの刃を入れるための切り込みが形成されていれば問題ないが、例えば、鉄パイプの切断時等、被加工物に切り込みが形成されていない状態では、ブレードが被加工物の表面を滑り、被加工物を上手く加工することができない。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、往復動電動工具において、ブレード等の先端工具を被加工物に当てて加工を開始する際、先端工具が被加工物の表面を滑ることなく加工を開始することができ、しかも、加工開始後は、速やかに加工を完了できるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の往復動電動工具には、先端工具を装着するための装着部が備えられている。この装着部には、動力伝達部を介してモータが接続されており、装着部は、モータの回転により往復運動して、先端工具を往復動させる。
また、モータは、制御手段により運転される。すなわち、制御手段は、外部からの指令を受けて起動すると、モータを第1速度で運転し、起動後、第1条件が成立すると、モータを第1速度よりも高速の第2速度で運転し、更に、第1条件成立後、第2条件が成立すると、モータを第2速度よりも高速の第3速度で運転する。
このように、本発明の往復動電動工具においては、外部から当該電動工具に対する駆動指令が入力されると、制御部が、所定の駆動条件(第1条件、第2条件)に従い、モータの回転速度を、第1速度、第2速度、第3速度、というように、3段階(若しくはそれ以上の段数)で、段階的に上昇させる。
従って、本発明の往復動電動工具によれば、起動後、モータの回転速度を無負荷時と通常時との2段階に切り換える従来装置に比べて、被加工物を効率よく加工することができるようになり、被加工物の加工に要する時間を短縮することができる。
つまり、本発明の往復動電動工具によれば、
(1)制御手段が起動し、モータの駆動を開始してから、先端工具が被加工物へ当接されて加工を開始するまでの無負荷運転時には、最も低速の第1速度でモータを駆動することで、無負荷運転時の消費電力を抑制し、
(2)先端工具による被加工物への加工を開始する際には、モータを通常加工時の回転速度よりも低い第2速度で駆動することで、先端工具に、その往復動方向とは直交する方向に振動が発生するのを抑制しつつ(つまり、先端工具が被加工物の表面で滑るのを防止しつつ)、先端工具を往復動させて、被加工物に切り込みを形成させ、
(3)被加工物に切り込みが形成されて、使用者が被加工物の加工のために先端工具を被加工物へ押し当て、モータの負荷が更に上昇した際には、モータを通常加工時の回転速度で駆動することで、被加工物の加工を短時間で実施させる、
といったことができるようになる。
ここで、制御手段がモータの回転速度を切り換える際の条件(第1条件、第2条件)としては、請求項2に記載のように、負荷状態検出手段により検出される、モータの負荷状態を表す状態量(詳しくは、第1閾値、第2閾値)により設定することが考えられる。
このようにすれば、モータに加わる負荷に応じてモータの回転速度を段階的に切り換えることにより、先端工具による被加工物の加工状態に応じてモータの回転速度を制御することができるようになり、上記(1)〜(3)の制御を自動で実行することが可能となる。
また、この場合、使用者は、被加工物の加工状態に応じてモータの回転速度を手動で調整する必要がないので、被加工物を加工する際の作業性を向上できる。
また、制御手段がモータの回転速度を切り換える際の条件(第1条件、第2条件)としては、請求項3に記載のように、モータの駆動時間(詳しくは、第1時間、第2時間)により設定するようにしてもよい。
そして、このようにすれば、負荷状態検出手段による負荷状態の検出が不要となるため、請求項2に記載の往復動電動工具に比べて、装置構成を簡単にし、コストを低減することができる。
また、特定の被加工物を加工するに当たって、上記(1)、(2)の制御に要する時間は、略一定であると考えられることから、請求項3に記載の往復動電動工具において、第1時間及び第2時間を適正に設定すれば、被加工物を加工する際の作業性を向上することができる。
次に、請求項4に記載の往復動電動工具においては、モータの回転速度を設定するための速度設定部が備えられている。そして、制御手段は、モータの運転時には、第1条件若しくは第2条件の成立の有無に関わらず、モータの回転速度を、速度設定部にて設定された回転速度以下に制限する。
従って、請求項4に記載の往復動電動工具によれば、速度設定部を介して使用者が設定した回転速度を越えてモータが運転されることがないので、使用者は、往復動電動工具を安全に使用することができる。
一方、請求項5〜請求項8に記載の発明は、制御手段が、モータの回転速度を第3速度まで上昇させた後、モータの回転速度を低下させる際の制御に関する発明である。
まず、請求項5に記載の往復動電動工具においては、制御手段は、モータを第3速度で運転しているときに、モータの負荷状態を表す状態量が、第1閾値と同じ若しくは第1閾値よりも低い、第3閾値まで低下すると、モータを第1速度で運転する。
つまり、請求項5に記載の往復動電動工具においては、モータの回転速度を一旦第3速度まで上昇させると、その後、状態量が第3閾値まで低下するまでは、モータの速度を低下させずに、モータの駆動を継続する。
この結果、被加工物の加工時に使用者が不意に力を抜いて、状態量が第2閾値まで低下した際に、モータの回転速度が第3速度から第2速度に落ちて、被加工物に対し、使用者が想定していない加工がなされるのを防止できる。
つまり、請求項5に記載の往復動電動工具によれば、モータの回転速度を第3速度に維持できることから、被加工物に対し、使用者の意図した加工を行い易くなる。
また、請求項6に記載の往復動電動工具においては、制御手段は、モータを第3速度で運転しているときは、モータの運転停止指令が入力されるまでモータの運転を継続し、モータの運転停止指令が入力されると、モータの運転を停止する。
つまり、例えば、ジグソーなどでカーブを描いて被加工物を切断する際には、先端工具であるブレードを一旦被加工物から離して、被加工物に対するブレードの角度を変えることがあるが、このとき、モータは無負荷状態なる。
この場合、モータが無負荷状態になる度に、モータの回転速度を第1速度に低下させていると、使用者にとって作業性が著しく低下する。
そこで、請求項6に記載の往復動電動工具においては、モータの回転速度が被加工物の加工速度である第3速度に達すると、モータの運転停止指令が入力されるまで、モータの回転速度を第3速度に維持することで、被加工物の加工時の作業性が低下するのを防止するのである。
また次に、請求項7に記載の往復動電動工具においては、制御手段は、モータを第3速度で運転しているときに、モータの負荷状態を表す状態量が、第2閾値と同じ若しくは第2閾値と第3閾値と間の、第4閾値まで低下すると、モータを第2速度で運転する。
また、制御手段は、モータを第2速度で運転しているときに、モータの負荷状態を表す状態量が、第1閾値と同じ若しくは第1閾値よりも低い、第3閾値まで低下すると、モータを第1速度で運転する。
従って、請求項7に記載の往復動電動工具によれば、モータに加わる負荷が低下したときには、モータに加わる負荷が上昇したときと逆方向に、モータの回転速度を、段階的に低下させることができる。
このため、請求項7に記載の往復動電動工具によれば、請求項5又は請求項6に記載のようにモータの回転速度が急激に低下することがないので、例えば、被加工物を繰り返し加工する際に生じる先端工具の振動を抑えて、作業性を向上することができる。
また、請求項8に記載の往復動電動工具においては、制御手段は、モータを第3速度で運転しているときの経過時間が、予め設定された設定時間に達すると、モータを第1速度で運転する。
従って、請求項8に記載の往復動電動工具によれば、上記(3)の制御に要する時間が略一定となる被加工物を加工する際に適用すれば、モータの負荷状態を検出することなく、モータの回転速度を低下させて、被加工物の加工を完了することができるようになり、被加工物を加工する際の作業性を向上できる。
また、この発明は、特に請求項3に記載の往復動電動工具と組み合わせるようにすれば、負荷状態検出手段による負荷状態の検出が不要となり、装置構成を簡単にして、コスト低減を図ることができる。
次に、請求項9に記載の往復動電動工具においては、制御手段がモータの運転を制御するのに用いる制御パラメータ(第1条件、第2条件、第1速度、第2速度、第3速度等)を、外部から設定するための設定手段を備える。
従って、この往復動電動工具によれば、制御手段によるモータの制御動作を、使用者が、所望の制御動作となるよう適宜設定することが可能となり、使用者による使い勝手を向上することができる。
次に、請求項10に記載の往復動電動工具においては、制御手段は、上述した第1条件若しくは第2条件に従いモータの回転速度を切り換える制御モードとは別に、外部からの指令に従いモータを所定の回転速度で運転する通常モードでも動作可能に構成されている。
そして、この往復動電動工具には、制御手段の動作モードを、制御モードと通常モードとの何れかに設定するための動作設定部が備えられている。
従って、使用者は、動作設定部を介して、制御手段の動作モードを、通常モードに設定すれば、モータを、例えば、トリガスイッチの引き量等に応じて、所望回転速度で駆動させることができ、モータの回転速度が制御手段の動作によって自動調整されるのを禁止させることができる。よって、請求項10に記載の往復動電動工具によれば、使用者にとって、より使い勝手のよい電動工具となる。
次に、請求項11に記載の往復動電動工具には、制御手段に対しモータの運転を指令すると共に、自身の引き量によりモータの回転速度を指令するトリガスイッチが備えられている。また、このトリガスイッチには、自身の引き量を最大引き量で保持するロックオン機能が備えられている。
これに対し、本発明の往復動電動工具によれば、起動後、モータの回転速度を第1速度、第2速度、第3速度…と、段階的に切り換えることができるので、トリガスイッチによる速度の微調整を不要にすることができる。
従って、トリガスイッチに、最大引き量で保持するロックオン機能が搭載されていても、被加工物を効率よく加工することができるようになり、被加工物の加工に要する作業を効率よく行うことができる。
次に、請求項12に記載の往復動電動工具においては、負荷状態検出手段が、モータの電流、回転速度、及びトルクの少なくとも一つを用いて、モータの負荷状態を表す状態量を算出する。一般的に、往復動電動工具には、モータの電流、回転速度、トルク等を監視するセンサが1つ以上備えられている。そのため、これらのセンサから得られる動作量の少なくとも1つから、負荷状態を表す状態量を算出することで、センサを追加することなく、コストの低減や回路を小型化することができる。
実施形態のレシプロソーの概略構成を表す説明図である。 動作モードの設定を行う動作設定部の構成を表す説明図である。 第1モードでのモータの制御動作を表すタイムチャートである。 第2モードでのモータの制御動作を表すタイムチャートである。 第2モードでのモータの駆動制御処理を表すフローチャートである。 金属パイプを切断する際のブレードの動きを説明する説明図であり、(a)は第1モードでのブレードの動きを表し、(b)は第2モードでの動きを表す。 動作設定部の変形例を表す説明図である。 制御パラメータ設定部の一例を表す説明図である。 図4の制御動作の第1の変形例を表すタイムチャートである。 図4の制御動作の第2の変形例を表すタイムチャートである。 図4の制御動作の第3の変形例を表すタイムチャートである。 図4の制御動作の第4の変形例を表すタイムチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1に示すように、本実施形態は、本発明をレシプロソー2に適用したものであり、一端(図1の左方)に使用者が把持するための把持部3が形成された長尺形状の工具本体4と、工具本体4の把持部3下方に着脱自在に装着されたバッテリ6とを備える。
そして、工具本体4の把持部3には、使用者が把持部3を把持した状態でレシプロソー2の駆動指令を入力するためのトリガスイッチ16が設けられている。
また、工具本体4の把持部3とは反対側端部(図1の右方)には、先端工具としてのブレード9を装着するためのブレードフォルダ8が設けられている。
一方、工具本体4内には、ブレードフォルダ8(延いてはブレード9)を往復動させる駆動系部品として、モータ10、モータ10の回転を往復動に変換してブレードフォルダ8に伝達する動力伝達部12、及び、バッテリ6から電源供給を受けてモータ10への通電を行う駆動回路14が設けられている。
また、工具本体4内には、駆動回路14を介してモータ10の回転速度(延いてはブレード9の往復動速度)を制御する制御系部品として、モニタ回路18、コントローラ20、及び、動作設定部22が設けられている。
モニタ回路18は、モータ10の負荷状態を表す状態量として、モータ10に流れる電流iと、モータ10に印加される電圧Vとに基づき、モータ10に作用するトルクτと、モータ10の回転速度ωを推定するものである。
モニタ回路18では、まず、電圧V及びトルクτを入力、回転速度ω及び電流iを出力とする2入力2出力のモータモデルMを用いて、モータ10に印加される電圧Vと、トルクτの推定値τeとに基づき、回転速度ω及び電流iを推定する。
そして、その推定した電流iの推定値ieと、モータ10に実際に流れる電流iとの差△i(=i−ie)に、所定のゲインGを乗じた結果をモータモデルMにフィードバックする。このフィードバックした値をトルクτの推定値τeとして扱う。
この結果、モニタ回路18によれば、モータ10の電流i及び電圧Vに基づき、モータ10のトルクτと回転速度ωを推定することができる。
なお、この推定手順については、本願出願人が先に出願(出願番号:特願2011-027787号)しており、その国際公開公報(WO 20121/108246 A1 )に詳細に説明されているので、ここでは、これ以上の説明は省略する。
コントローラ20は、使用者がトリガスイッチ16を操作することにより入力される駆動指令に従い、駆動回路14を介してモータ10を駆動制御するためのものであり、CPU、ROM、RAM等を中心とするマイクロコンピュータにて構成されている。
そして、コントローラ20は、トリガスイッチ16が操作されてオン状態であるとき、トリガスイッチ16の引き量に応じてモータ10の回転速度ωを制御する通常モード、若しくは、モータ10の回転速度ωを2段階又は3段階に制御する制御モード(第1モード又は第2モード)で動作する。
動作設定部22は、使用者が、レシプロソー2の動作モードを、通常モード、第1モード、第2モードの何れかに設定するためのものであり、例えば、図2に示すように、操作部24の位置を3段階に切換可能な切換スイッチにて構成されている。
コントローラ20は、動作設定部22を介して使用者により設定された動作モードに従い動作し、動作モードとして制御モードが設定されているときには、モニタ回路18にて推定されるトルクτと回転速度ωとに基づき、モータ10の実回転速度を制御する。
また、制御モードの内、第1モードは、レシプロソー2で木材を切断加工するのに適したモードであり、第2モードは、レシプロソー2で金属材を切断加工するのに適したモードである。
そして、コントローラ20は、動作モードとして第1モードが設定されているときには、図3に示すように、モータ10に加わるトルクτが閾値τ01に達するまでは、モータ10は無負荷状態であると判断して、モータ10の回転速度ωが、無負荷モードでの目標速度ω01となるように制御する。
また、モータ10に加わるトルクτが閾値τ01を越えると(詳しくは、ブレード9が木材に当接されて、モータ10の負荷が増大すると)、モータ10の回転速度ωが負荷モードでの目標速度ω02となるように制御する。
また、モータ10に加わるトルクτが一旦閾値τ01を越えてから、閾値τ01よりも小さい閾値τ02まで低下すると、被加工物である木材の加工は完了したと判断して、モータ10の回転速度ωが無負荷モードでの目標速度ω01となるように制御する。
また、コントローラ20は、動作モードとして第2モードが設定されているときには、図4に示すように、モータ10に加わるトルクτが第1閾値τ1に達するまでは、モータ10は無負荷状態であると判断して、モータ10の回転速度ωが、金属材に対する無負荷モードでの目標速度(第1速度)ω1となるように制御する。
また、モータ10に加わるトルクτが第1閾値τ1を越えると、ブレード9が金属材に当接されたと判断して、モータ10の回転速度ωが、ブレード9にて金属材に切り込みを形成する負荷モード1での目標速度(第2速度ω2)となるように制御する。
また、モータ10に加わるトルクτが第1閾値τ1を越えてから、第1閾値τ1よりも大きい第2閾値τ2を越えると、金属材に切り込みが形成されて使用者がブレード9を金属材に強く押し当てたと判断して、ブレード9の駆動速度を高速にする。
つまり、この場合、ブレード9からモータ10に加わる負荷(換言すれば、トルクτ)が上昇するので、金属材を切断加工する必要があると判断して、モータ10の回転速度ωが、金属材を切断する負荷モード2での目標速度(第3速度ω3)となるように制御する。
また、モータ10に加わるトルクτが第2閾値τ2を越えてから、第1閾値τ1よりも小さい第3閾値τ3まで低下すると、被加工物である金属材の加工は完了したと判断して、モータ10の回転速度ωが第1速度ω1となるように制御する。
なお、コントローラ20は、動作モードが制御モード(第1モード若しくは第2モード)にあるとき、モータ10の回転速度ωが、通常モードでトリガスイッチ16の引き量に応じて設定される回転速度を越えることのないよう、モータ10の回転速度ωの上限を設定する。
このため、使用者がトリガスイッチ16を操作して、トリガスイッチ16がオン状態となってから、その引き量がモータ10を回転させる引き量に達するまでの間は、無負荷モードであっても、モータの回転速度ωは0に設定される(図3、図4参照)。
これは、モータ10の回転速度ωが、使用者の意図する回転速度を越えて、使用者に違和感を与えるのを防止するためである。
また、動作モードが何れのモードにあっても、使用者によるトリガスイッチ16の引き量が大きくなって、モータ10の駆動を開始する際には、モータ10の目標速度として、トリガスイッチ16の引き量に応じて設定される制御速度、若しくは、無負荷モードでの第1速度ω1を設定するのではなく、モータ10の目標速度を、制御速度若しくは第1速度ω1まで徐々に増加させる(図3、図4参照)。
これは、モータ10の駆動開始時に、モータ10の回転速度ωを徐々に増加させる、所謂ソフトスタートを実現することで、モータ10の回転が急上昇して、使用者の手に衝撃が加わるのを防止するためである。
次に、上記のようにコントローラ20にて実行されるモータ10の駆動制御処理の内、本発明に関わる主要な処理である、第2モードでの駆動制御処理について、図5に示すフローチャートに沿って説明する。
図5に示すように、この処理が開始されると、まずS100(Sはステップを表す)にて、第2モードでモータ10の回転速度ωを制御する際の制御パラメータ(具体的には、トルクτの閾値τ1、τ2、τ3や、第1速度ω1、第2速度ω2、第3速度ω3、等)を読み込む。
次にS110では、トリガスイッチ16がオン状態になったか否かを判断することで、使用者によりトリガスイッチ16が操作されるのを待つ。そして、トリガスイッチ16が操作されてオン状態になると、S120に移行して、モータ10の目標速度を第1速度ω1にすることで、モータ駆動時の負荷モードを無負荷モードに設定する。
なお、S120にて、無負荷モードが設定されると、コントローラ20は、モニタ回路18にて推定されるモータ10の回転速度ωが第1速度ω1となるように、モータ10の制御量を設定し、駆動回路14によるモータ10の駆動を開始する。
次に、S130では、現在、モータ駆動時の負荷モードとして、負荷モード2が設定されているか否かを判断する。そして、現在、モータ駆動時の負荷モードとして負荷モード2が設定されていなければ、S140に移行する。
S140では、モニタ回路18からモータ10のトルクτを読み込み、モータ10のトルクτは、第2閾値τ2を越えているか否かを判断する。
そして、モータ10のトルクτは第2閾値τ2を越えていなければ、S150に移行して、モード2時間カウンタC2をクリアし、続くS160にて、モニタ回路18からモータ10のトルクτを読み込み、その値は第1閾値τ1を越えているか否かを判断する。
S160にて、モータ10のトルクτは第1閾値τ1を越えていると判断されると、S170に移行して、モード1時間カウンタC1を加算し、S180に移行する。
S180では、S170にて加算されるモード1時間カウンタC1の値が、予め設定されたカウント値CT1以上になったか否かを判断する。
そして、S180にて、モード1時間カウンタC1は、カウント値CT1以上になっていないと判断されると、S130に移行し、S180にて、モード1時間カウンタC1は、カウント値CT1以上になっていると判断されると、S190に移行する。
そして、S190では、モード1時間カウンタC1をクリアし、続くS200にて、モータ駆動時の負荷モードとして、負荷モード1を設定した後、S130に移行する。
なお、S200にて負荷モード1が設定されると、コントローラ20は、モニタ回路18にて推定されるモータ10の回転速度ωが第2速度ω2となるように、モータ10の制御量を変更し、駆動回路14によるモータ10の駆動速度を第2速度ω2に切り換える。
上記モード1時間カウンタC1は、モータ駆動時の負荷モードを負荷モード1に変更する際に、そのカウント値CT1にて決まる一定時間以上、トルクτが第1閾値τ1を越えていることを確認するためのものであり、所謂、ノイズ除去用のローパスフィルタとして機能する。
この結果、モニタ回路18によるトルクτの推定に一時的に誤差が生じたとしても、その誤差の影響を受けることなく、モータ10のトルクτが第1閾値τ1を越えたことを判定して、モータ10駆動時の目標速度を第2速度ω2に設定することができる。
次に、S140にて、モータ10のトルクτは、第2閾値τ2を越えたと判断されると、S210に移行し、モード2時間カウンタC2を加算し、S220に移行する。
S220では、S210にて加算されるモード2時間カウンタC2の値が、予め設定されたカウント値CT2以上になったか否かを判断する。
そして、S220にて、モード2時間カウンタC2は、カウント値CT2以上になっていないと判断されると、S130に移行し、S220にて、モード2時間カウンタC2は、カウント値CT2以上になっていると判断されると、S230に移行する。
S230では、モード2時間カウンタC2をクリアし、続くS240にて、モータ駆動時の負荷モードとして、負荷モード2を設定した後、S130に移行する。
なお、S240にて負荷モード2が設定されると、コントローラ20は、モニタ回路18にて推定されるモータ10の回転速度ωが第3速度ω3となるように、モータ10の制御量を変更し、駆動回路14によるモータ10の駆動速度を第3速度ω3に切り換える。
上記モード2時間カウンタC2は、モータ駆動時の負荷モードを負荷モード2に変更する際に、そのカウント値CT2にて決まる一定時間以上、トルクτが第2閾値τ2を越えていることを確認するためのものであり、所謂、ノイズ除去用のローパスフィルタとして機能する。
この結果、モニタ回路18によるトルクτの推定に一時的に誤差が生じたとしても、その誤差の影響を受けることなく、モータ10のトルクτが第2閾値τ2を越えたことを判定して、モータ10駆動時の目標速度を第3速度ω3に設定することができる。
次に、S160にて、モータ10のトルクτは第1閾値τ1を越えていないと判断されると、S250に移行して、モード1時間カウンタC1をクリアする。
そして、続くS260では、モニタ回路18からモータ10のトルクτを読み込み、その値は第3閾値τ3以下であるか否かを判断する。
S260にて、モータ10のトルクτは、第3閾値τ3よりも大きいと判断されると、S270にて、無負荷時間カウンタC0をクリアし、S130に移行する。
また、S260にて、モータ10のトルクτは、第3閾値τ3以下であると判断されると、280に移行して、無負荷時間カウンタC0を加算し、S290に移行する。
S290では、S280にて加算される無負荷時間カウンタC0の値が、予め設定されたカウント値CT0以上になったか否かを判断する。
そして、S290にて、無負荷時間カウンタC0は、カウント値CT0以上になっていないと判断されると、S130に移行し、S290にて、無負荷時間カウンタC0は、カウント値CT0以上になっていると判断されると、S300に移行する。
そして、S300では、無負荷時間カウンタC0をクリアし、続くS310にて、モータ駆動時の負荷モードとして、無負荷モードを設定した後、S130に移行する。
なお、S310にて無負荷モードが設定されると、コントローラ20は、モニタ回路18にて推定されるモータ10の回転速度ωが第1速度ω1となるように、モータ10の制御量を変更し、駆動回路14によるモータ10の駆動速度を第1速度ω1に切り換える。
上記無負荷時間カウンタC0は、モータ駆動時の負荷モードを、負荷モード2から無負荷モードに変更する際に、そのカウント値CT0にて決まる一定時間以上、トルクτが第3閾値τ3以下になったことを確認するためのものであり、所謂、ノイズ除去用のローパスフィルタとして機能する。
この結果、モニタ回路18によるトルクτの推定に一時的に誤差が生じたとしても、その誤差の影響を受けることなく、モータ10のトルクτが第3閾値τ3以下になったことを判定して、モータ10駆動時の目標速度を第3速度ω3から第1速度ω1に変更することができる。
以上説明したように、本実施形態のレシプロソー2においては、使用者によりトリガスイッチ16が操作されると、動作設定部22を介して設定されている動作モードに応じて、モータ10の駆動制御が実行される。
そして、動作モードが通常モードに設定されている場合には、モータ10がトリガスイッチ16の引き量(操作量)に応じた回転速度で駆動される。このため、使用者は、レシプロソー2の動作モードを通常モードに設定することで、トリガスイッチ16を操作する際の操作量に応じてモータ10を回転させることができる。
また、動作モードが第1モードに設定されている場合には、モータ10の負荷状態を表す状態量(本実施形態ではトルクτ)に基づき、モータ10の回転が、目標速度ω01、ω02の2段階で段階的に制御される。
このため、第1モードでは、上述した従来技術と同様、ブレード9が被加工物に当接されていない無負荷時には、モータ10を低速で駆動し、ブレード9が被加工物に当接されて被加工物を加工する必要があるときには、モータ10を高速で駆動する、といったことができる。
そして、この第1モードにおいては、ブレード9を被加工物としての木材に当接した際に、モータ10の回転速度ωを高速に切り換えることで、木材の切断に要する時間を短くして、木材を切断する際の作業効率を高めることができる。
このように、第1モードは、モータ10の回転速度ωを低速及び高速の2段階に切り換えることから、ブレード9が加工開始時に滑ることのない、木材の加工に適している。
しかし、図6(a)に例示するように、鉄パイプを切断する場合に、モータ10を第1モードで制御すると、ブレード9を鉄パイプに当接してモータ10のトルクτが上昇した際に、モータ10の回転速度ωが高速に切り換えられて、ブレード9が、自身の板面とは直交する方向に振動し、鉄パイプの表面を滑るようになる。この結果、鉄パイプを効率よく切断することができなくなる。
これに対し、本実施形態のレシプロソー2は、動作モードとして、上述した通常モード及び第1モードとは別に、第2モードを設定できる。
そして、第2モードでは、モータ10の負荷状態を表す状態量(本実施形態ではトルクτ)に基づき、モータ10の回転が、第1速度ω1、第2速度ω2、及び、第3速度ω3の3段階で段階的に制御される。
このため、図6(b)に例示するように、鉄パイプを切断する際、使用者は、動作設定部22を操作することで、レシプロソー2の動作モードを第2モードに設定すれば、下記(1)〜(3)の効果が得られるようになる。
(1)トリガスイッチ16が操作されてからブレード9が鉄パイプに当接されて、モータ10のトルクτが第1閾値τ1を越えるまでの無負荷時には、モータ10の回転速度ωを第1速度ω1に制御することで、モータ10の振動を抑えて、騒音やラジオノイズの発生を抑制すると共に、モータ10の駆動によって生じる消費電力を低減することができる。
(2)ブレード9が鉄パイプに当接されてから、鉄パイプに切り込みが入り、使用者が鉄パイプの切断のためにブレード9を鉄パイプに押し当て、モータ10のトルクτが第2閾値τ2を越えるまでの間は、モータ10の回転速度ωを、ブレード9が鉄パイプの表面で滑ることがなく、鉄パイプに切り込みを入れるのに適した第2速度ω2に制御することができる。
(3)モータ10のトルクτが第2閾値τ2を越えると、モータ10の回転速度ωを、鉄パイプを切断するのに適した第3速度ω3に制御し、鉄パイプの切断に要する時間を短時間にして、鉄パイプを切断する際の作業効率を高めることができる。
また、この場合、使用者は、鉄パイプ等の金属材の加工状態に応じてモータ10の回転速度ωを手動で調整する必要がないので、金属材を切断加工する際の作業性を向上できる。
また、本実施形態では、トリガスイッチ16は、単にレシプロソー2(延いてはモータ10)の駆動指令を入力するだけではなく、その引き量に応じて、通常モード時のモータの回転速度ω、及び、制御モード時(第1モード時若しくは第2モード時)のモータ10の上限速度、を設定できるようにされている。
このため、本実施形態のレシプロソー2によれば、トリガスイッチ16を介して使用者が指定した回転速度ωを越えてモータ10が駆動されることがないので、使用者は、レシプロソー2を安全に使用することができる。
また、本実施形態では、モータ10を第3速度ω3にて駆動している時に、モータ10の負荷状態を表すトルクτが、第1閾値τ1よりも低い第3閾値τ3まで低下すると、モータを第1速度ω1で運転する。
つまり、本実施形態では、モータ10の回転速度ωを一旦第3速度ω3まで上昇させると、その後、トルクτが第3閾値τ3以下になるまでは、モータ10の速度を低下させずに、モータ10の駆動を継続する。
従って、例えば、鉄パイプの切断時に使用者が不意に力を抜いて、トルクτが第2閾値τ2まで低下した際に、モータ10の回転速度ωが第3速度ω3から第2速度ω2に落ちて、鉄パイプの切断面に、使用者が想定していない段差等が形成されるのを防止できる。
つまり、本実施形態のレシプロソー2によれば、金属材を加工しているときに、モータ10の回転速度ωを第3速度ω3に維持できることから、金属材に対し、使用者の意図した加工をし易くなる。
また、本実施形態のレシプロソー2によれば、モータ10のトルクτが第2閾値τ2に到達せずに、第3閾値を下回った場合には、S260〜S310の処理により、モータ10の回転速度ωが第1速度ω1まで低下する。
このため、本実施形態によれば、モータ10の駆動開始後、モータ10のトルクτが第2閾値τ2に到達しなかった場合の消費電力を低減することができる。
ここで、本実施形態においては、ブレードフォルダ8が、本発明の装着部に相当し、コントローラ20が、本発明の制御手段に相当し、モニタ回路18が、本発明の負荷状態検出手段に相当し、トリガスイッチ16が、本発明の速度設定部に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
(変形例1)
例えば、上記実施形態では、動作設定部22は、レシプロソー2の動作モードを通常モード、第1モード、第2モードの何れかに設定できるように、操作部24の位置を3段階に切換可能な切換スイッチにて構成されているものとして説明した。
しかし、動作設定部22を、図7に例示するような、ロータリスイッチにて構成し、その回転位置により、制御モードとして、第1モードN1と第2モードN2(図示せず)とを選択でき、通常モードとして、モータ10の目標速度が異なる複数のモード(通常モード1,通常モード2,通常モード3…)を選択できるようにしてもよい。
そして、この場合、通常モード1,2,3,…の一つが選択されているとき、トリガスイッチ16等を介して駆動指令が入力されると、その選択された通常モードに対応した目標速度でモータ10を駆動するようにすればよい。
(変形例2)
また、上記実施形態では、レシプロソー2の動作モードが第1モード若しくは第2モードの制御モードに設定されているときには、予め設定された目標速度ω01、ω02、若しくは、第1速度ω1、第2速度ω2、第3速度ω3で、モータ10の回転速度ωを段階的に切り換えるものとして説明した。
しかし、これらモータ10の回転速度ω01、ω02、ω1、ω2、ω3や、この回転速度の切換判定に用いるトルクτの閾値τ01、τ02、τ1、τ2、τ3等の制御パラメータを、使用者が適宜設定できるように、図8に例示する制御パラメータ設定部30を設けてもよい。
なお、図8に記載の制御パラメータ設定部30は、設定する制御パラメータの種類の選択、及び、選択した制御パラメータの値を、最大、10種類の中から0〜9の数値で選択できるように、7セグメントの数値表示部32と、数値の変更及び確定を行う2つの操作ボタン34とで構成されている。
但し、この構成は、一例であり、制御パラメータ設定部30としては、使用者が制御パラメータを入力できるものであればよい。
(変形例3)
また次に、上記実施形態では、レシプロソー2の動作モードが第2モードにあるとき、モータ10の回転速度ωを、一旦、負荷モード2の第3速度ω3まで上昇させると、その後、トルクτが第3閾値τ3に低下するまで負荷モード2を保持し、トルクτが第3閾値τ3以下になったときに、モータ10の回転速度ωを無負荷モードの第1速度ω1に戻すものとして説明した。
しかし、図9に例示するように、モータ10の回転速度ωを負荷モード2の第3速度ω3まで上昇させた後は、トルクτが第2閾値τ2と第1閾値τ1との間の第4閾値τ4以下になったときに、モータ10の回転速度ωを負荷モード1の第2速度ω2に戻し、その後、更に、トルクτが第1閾値τ1よりも低い第5閾値τ5以下になったときに、モータ10の回転速度ωを無負荷モードの第1速度ω1に戻すようにしてもよい。
そして、このようにすれば、モータ10のトルクτが低下したときには、金属材の加工に伴いモータ10のトルクτが上昇したときと逆方向に、モータ10の回転速度ωを段階的に低下させることができる。
従って、この場合、金属材の加工を終了する際、モータ10の回転速度ωが急激に低下することがないので、例えば、金属材の加工を繰り返し行う際に生じるブレード9の振動を抑えて、作業性を向上することができる。
(変形例4)
また、図10に例示するように、モータ10の回転速度ωを、一旦、負荷モード2の第3速度ω3まで上昇させた際には、トリガスイッチ16がオフ状態になって、モータ10の運転停止指令が入力されたと判断するまで、モータ10の回転速度ωを負荷モード2の第3速度ω3に維持し、トリガスイッチ16がオフ状態になったときに、モータ10の駆動を停止するようにしてもよい。
なお、この制御は、ジグソーに適用するとよい。つまり、ジグソーにて金属板にカーブを描く場合、ブレードを一旦金属板から離して、金属板に対するブレードの角度を変えることがあるが、このとき、モータは無負荷状態なる。この場合、モータが無負荷状態になる度に、モータの回転速度ωを第1速度ω1に低下させていると、使用者にとって作業性が著しく低下する。
しかし、図10に示すように、モータ10の回転速度ωを制御すれば、トリガスイッチ16をオフするまで、モータ10の回転速度ωが第3速度ω3に維持されるので、ジグソーを用いて金属板を加工する際の作業性が低下するのを抑制できる。
(変形例5)
また次に、上記実施形態では、レシプロソー2の動作モードが第2モードであるとき、モータ10の回転速度ωを、第1速度ω1から第3速度ω3までの3段階で段階的に上昇させるものとして説明した。
しかし、レシプロソー2の動作モードが第2モードであるとき、或いは、レシプロソー2の動作モードが新たな第3モードであるときには、図11に例示するように、モータ10のトルクτが第1閾値τ1〜第3閾値τ3の3つの閾値を越える度に、モータ10の回転速度ωを、第1速度ω1から第2速度ω2、第3速度ω3、第4速度ω4へと、段階的に上昇させるようにしてもよい。
そして、このようにすれば、レシプロソー2等の往復動電動工具において、被加工物の加工状態に応じて、より細かくモータ10の回転速度ωを切り換え、被加工物の加工精度を向上することができる。
なお、この場合、モータ10の回転速度ωを、負荷モード3の第4速度ω4まで上昇させた後、モータ10の回転速度ωを低下させる方法としては、上記実施形態と同様にしてもよく、或いは、変形例3、4と同様にしてもよい。
また、このように、モータ10の回転速度ωを段階的に変更する場合、その変更段数は、上記実施形態の3段であっても、変形例5の4段であっても、それ以上の段数であってもよい。
(変形例6)
また上記実施形態及び変形例では、モータ10の回転速度ωを切り換える際の条件としては、モニタ回路18を介して推定されるモータ10のトルクτを利用し、トルクτが第1条件である第1閾値τ1を越えたとき、及び、第2条件である第2閾値τ2を越えたときに、モータ10の回転速度ωを段階的に上昇させるものとして説明した。
しかし、この条件(第1条件、第2条件)としては、図11に示すように、モータ10の駆動を開始してからの駆動時間(図12に示す、第1時間t1、第2時間t2、第3時間t3)により設定するようにしてもよい。
そして、このようにすれば、モニタ回路18を用いたトルクτの推定が不要となるため、上記実施形態に比べて、装置構成を簡単にし、コストを低減することができる。
なお、モータ10の回転速度ωを切り換えるのに用いる条件として、モータ10の負荷状態を表す状態量を用いる場合、上記実施形態のように、状態量として、必ずしもモータ10のトルクτを利用する必要はなく、モータ10に流れる電流や、モータ10の回転速度、或いはこれらを組み合わせて、状態量として利用するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、モータ10のトルクτや回転速度ωを、モニタ回路18を用いて、モータ10の電流及び電圧に基づき推定し、これをモータ10の駆動制御に利用するものとして説明したが、モータ10のトルクτや回転速度ωは、トルクセンサ及び回転センサを用いて、直接検出するようにしてもよい。
また、モータ10の回転速度ωを切り換える際の条件としては、モータ10の負荷状態を表す状態量や、モータ10の駆動開始後の経過時間とは異なるパラメータを利用してもよく、或いは、使用者が操作スイッチを操作することにより入力される速度変更指令に従い、モータ10の回転速度ωを段階的に切り換えるようにしてもよい。
また、上記実施形態及び変形例の記載では、本発明は、レシプロソー若しくはジグソーに適用できるものとして説明したが、本発明は、先端工具を往復動させることで、被加工物を加工する電動工具であれば、上記実施形態と同様に適用することができる。
また、上記実施形態及び変形例では、モータ2の回転速度ωを低下させる際の閾値(換言すれば回転速度切換時の条件)は、モータ2の回転速度ωを上昇させる際の閾値とは異なる値に設定するものとして説明したが、モータ2の回転速度ωを上昇させる際の閾値と同じ値に設定してもよい。例えば、上記実施形態であれば、第1閾値τ1と第3閾値τ3とを同一の値に設定してもよい。
(変形例7)
上記実施形態及び変形例においては、トリガスイッチ16に、トリガスイッチ16を最大引き量で保持するロックオン機構17(図1参照)が搭載されていても良い。
つまり、上記実施形態によれば、起動後、モータ10の回転速度を、無負荷時の回転速度から複数段階に切り換えることができるので、トリガスイッチ16による速度の微調整は不要である。
このため、上記実施形態によれば、トリガスイッチ16に設けられたロックオン機構17の機能(ロックオン機能)によって、トリガスイッチ16が最大引き量で保持されたとしても、被加工物を効率よく加工することができるようになり、被加工物の加工に要する作業を効率よく行うことができる。
2…レシプロソー、3…把持部、4…工具本体、6…バッテリ、8…ブレードフォルダ、9…ブレード、10…モータ、12…動力伝達部、14…駆動回路、16…トリガスイッチ、17…ロックオン機構、18…モニタ回路、20…コントローラ、22…動作設定部、24…操作部、30…制御パラメータ設定部、32…数値表示部、33,34…操作ボタン。

Claims (12)

  1. 往復動することにより被加工物を加工する先端工具を装着するための装着部と、
    前記装着部を往復動させるためのモータと、
    前記モータの回転を往復運動に変換して前記装着部を往復動させる動力伝達部と、
    外部からの指令に従い、前記モータを運転する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、起動時には、前記モータを第1速度で運転し、起動後、第1条件が成立すると、前記モータを前記第1速度よりも高速の第2速度で運転し、前記第1条件成立後、第2条件が成立すると、前記モータを前記第2速度よりも高速の第3速度で運転することを特徴とする往復動電動工具。
  2. 前記モータの負荷状態を表す状態量を検出する負荷状態検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記負荷状態検出手段により検出される状態量に対して、少なくとも第1閾値と、該第1閾値よりも大きい第2閾値とを設定し、前記モータを前記第1速度で運転しているときに前記状態量が前記第1閾値に達すると、前記第1条件が成立したと判断して、前記モータを前記第2速度で運転し、前記モータを前記第2速度で運転しているときに前記状態量が前記第2閾値に達すると、前記第2条件が成立したと判断して、前記モータを前記第3速度で運転することを特徴とする請求項1に記載の往復動電動工具。
  3. 前記制御手段は、少なくとも第1時間と第2時間とを設定し、前記モータを前記第1速度で運転しているときに前記第1時間が経過すると、前記第1条件が成立したと判断して、前記モータを前記第2速度で運転し、前記モータを前記第2速度で運転しているときに前記第2時間が経過すると、前記第2条件が成立したと判断して、前記モータを前記第3速度で運転することを特徴とする請求項1に記載の往復動電動工具。
  4. 前記モータの回転速度を設定するための速度設定部を備え、
    前記制御手段は、前記モータの運転時には、前記第1条件若しくは前記第2条件の成立の有無に関わらず、前記モータの回転速度を、前記速度設定部にて設定された回転速度以下に制限することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の往復動電動工具。
  5. 前記制御手段は、前記モータを前記第3速度で運転しているときに、前記状態量が、前記第1閾値と同じ若しくは前記第1閾値よりも低い、第3閾値まで低下すると、前記モータを前記第1速度で運転することを特徴とする請求項2又は請求項2を引用する請求項4に記載の往復動電動工具。
  6. 前記制御手段は、前記モータを前記第3速度で運転しているときは、前記モータの運転停止指令が入力されるまで前記モータの運転を継続し、前記モータの運転停止指令が入力されると、前記モータの運転を停止することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の往復動電動工具。
  7. 前記制御手段は、前記モータを前記第3速度で運転しているときに、前記状態量が、前記第2閾値と同じ若しくは前記第2閾値と前記第3閾値と間の、第4閾値まで低下すると、前記モータを前記第2速度で運転し、前記モータを前記第2速度で運転しているときに、前記状態量が、前記第1閾値と同じ若しくは前記第1閾値よりも低い、第3閾値まで低下すると、前記モータを前記第1速度で運転することを特徴とする請求項5に記載の往復動電動工具。
  8. 前記制御手段は、前記モータを前記第3速度で運転しているときの経過時間が、予め設定された設定時間に達すると、前記モータを前記第1速度で運転することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の往復動電動工具。
  9. 前記制御手段が前記モータの運転を制御するのに用いる制御パラメータを、外部から設定するための制御パラメータ設定部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の往復動電動工具。
  10. 前記制御手段は、前記第1条件若しくは前記第2条件に従い前記モータの回転速度を切り換える制御モードとは別に、外部からの指令に従い前記モータを所定の回転速度で運転する通常モードでも動作可能に構成されており、
    前記制御手段の動作モードを、前記制御モードと前記通常モードとの何れかに設定するための動作設定部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の往復動電動工具。
  11. 前記制御手段に対し、前記モータの運転を指令すると共に、引き量に応じて前記モータの回転速度を指令するトリガスイッチを備え、
    前記トリガスイッチは、当該トリガスイッチを最大引き量で保持するロックオン機能を有することを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の往復動電動工具。
  12. 前記負荷状態検出手段は、前記モータの電流、回転速度、及びトルクの少なくとも一つを用いて、前記モータの負荷状態を表す状態量を算出すること、
    を特徴とする請求項2、又は、請求項2を引用する請求項4〜請求項11の何れか1項に記載の往復動電動工具。
JP2013153778A 2013-07-24 2013-07-24 往復動電動工具 Active JP6181450B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153778A JP6181450B2 (ja) 2013-07-24 2013-07-24 往復動電動工具
CN201480041563.3A CN105408044B (zh) 2013-07-24 2014-03-31 往复式电动工具
PCT/JP2014/059527 WO2015011955A1 (ja) 2013-07-24 2014-03-31 往復動電動工具
DE112014003403.7T DE112014003403B4 (de) 2013-07-24 2014-03-31 Hin- und herbewegendes elektrisches Kraftwerkzeug
US14/904,240 US20160151845A1 (en) 2013-07-24 2014-03-31 Reciprocating electric power tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153778A JP6181450B2 (ja) 2013-07-24 2013-07-24 往復動電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015024512A true JP2015024512A (ja) 2015-02-05
JP6181450B2 JP6181450B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=52393013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013153778A Active JP6181450B2 (ja) 2013-07-24 2013-07-24 往復動電動工具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20160151845A1 (ja)
JP (1) JP6181450B2 (ja)
CN (1) CN105408044B (ja)
DE (1) DE112014003403B4 (ja)
WO (1) WO2015011955A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010843A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 日立工機株式会社 電動工具
JP2019030947A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 株式会社マキタ 電動作業機
JP2020040199A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社マキタ 打撃工具
JP2021121463A (ja) * 2019-12-27 2021-08-26 工機ホールディングス株式会社 電動工具
US11235453B2 (en) 2017-08-09 2022-02-01 Makita Corporation Electric working machine and method of controlling rotational state of motor of electric working machine
US11904449B2 (en) 2018-09-10 2024-02-20 Makita Corporation Work tool

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015061370A1 (en) 2013-10-21 2015-04-30 Milwaukee Electric Tool Corporation Adapter for power tool devices
KR102251270B1 (ko) 2016-01-05 2021-05-11 밀워키 일렉트릭 툴 코포레이션 전동 공구를 위한 진동 감소 시스템 및 그 방법
AU2017213819B2 (en) 2016-02-03 2019-12-05 Milwaukee Electric Tool Corporation Systems and methods for configuring a reciprocating saw
DE102016210937A1 (de) 2016-06-20 2017-12-21 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
CN107671360A (zh) * 2017-09-09 2018-02-09 浙江亚特电器有限公司 用于降低往复锯振动的控制方法
US10835972B2 (en) 2018-03-16 2020-11-17 Milwaukee Electric Tool Corporation Blade clamp for power tool
USD887806S1 (en) 2018-04-03 2020-06-23 Milwaukee Electric Tool Corporation Jigsaw
EP3774148A4 (en) 2018-04-03 2021-12-15 Milwaukee Electric Tool Corporation JIGSAW
CN110880903A (zh) * 2018-09-06 2020-03-13 米沃奇电动工具公司 使用电动工具的速度控制进行热管理的系统和方法
CN112809087B (zh) * 2019-11-15 2022-07-12 苏州宝时得电动工具有限公司 往复锯
WO2022010851A1 (en) 2020-07-06 2022-01-13 Milwaukee Electric Tool Corporation Automatic ramp load sense for power tools
CN114083494B (zh) * 2021-02-20 2023-07-25 博世电动工具(中国)有限公司 往复式电动工具
CN113162485A (zh) * 2021-04-12 2021-07-23 浙江博来工具有限公司 电动工具
JP2023009617A (ja) * 2021-07-07 2023-01-20 株式会社マキタ 携帯用バンドソー

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150712A (ja) * 1984-08-11 1986-03-13 Hitachi Zosen Corp 遠隔式レシプロ切断機の自動送り装置
JPH01281814A (ja) * 1988-04-28 1989-11-13 Mitsubishi Electric Corp 鋸断装置
JP2006168226A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Sumco Corp 切断装置及びその制御方法並びにシリコン単結晶の切断方法
JP2008178935A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Makita Corp 電動打撃工具
JP2009297805A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Makita Corp 丸鋸
JP2010162672A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2010173053A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Hitachi Koki Co Ltd 電動穿孔工具
JP2012187025A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Kubota Corp 乗用作業車

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2407601C2 (de) * 1974-02-16 1980-04-17 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Steuereinrichtung zur Absenkung der Drehzahl eines wechselstromgespeisten Reihenschlußmotors im Leerlaufbetrieb
DE3335237A1 (de) * 1983-09-29 1985-04-11 Kress-elektrik GmbH & Co, Elektromotorenfabrik, 7457 Bisingen Verfahren und vorrichtung zur regelung eines elektromotors, bei welchem die drehzahl im lastfreien leerlaufbetrieb automatisch abgesenkt wird
DE3903133A1 (de) * 1988-02-04 1989-08-31 Amada Co Werkstueckbearbeitbarkeitsdetektionsverfahren und verfahren zum spanabhebenden bearbeiten eines werkstuecks mit hilfe einer spanabhebenden bearbeitungsmaschine unter anwendung dieses verfahrens
WO1994019134A1 (en) * 1993-02-18 1994-09-01 M-Pact Corporation Cutting device and assembly
US7127973B2 (en) * 1998-02-09 2006-10-31 Milwaukee Electric Tool Corporation Reciprocating saw
US7600455B2 (en) * 2000-08-14 2009-10-13 Sd3, Llc Logic control for fast-acting safety system
US7210383B2 (en) * 2000-08-14 2007-05-01 Sd3, Llc Detection system for power equipment
JP4010239B2 (ja) * 2002-12-11 2007-11-21 日立工機株式会社 回転数制御装置
US7296356B2 (en) * 2004-04-14 2007-11-20 Eastway Fair Company Limited Toolless adjustable base for a portable saw
US20060117580A1 (en) * 2004-10-16 2006-06-08 Serdynski David P Power tool and method of operating the same
CN201036840Y (zh) * 2005-09-30 2008-03-19 苏州宝时得电动工具有限公司 电动工具
DE102007034529A1 (de) * 2007-07-25 2009-01-29 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine
DE102007000533B4 (de) * 2007-10-19 2018-01-11 Hilti Aktiengesellschaft Hubsägemaschine mit Hubzahleinstellung
US8387717B2 (en) * 2008-04-28 2013-03-05 Michael Rogler Kildevaeld Multi directional oscillation from a rotational source
JP5435899B2 (ja) * 2008-06-10 2014-03-05 株式会社マキタ 丸鋸
US8752301B2 (en) * 2009-04-08 2014-06-17 Rex George Chainsaw incorporating a safety device system
US8172004B2 (en) * 2009-08-05 2012-05-08 Techtronic Power Tools Technology Limited Automatic transmission for a power tool
US9425730B2 (en) * 2011-02-10 2016-08-23 Makita Corporation Apparatus for estimating quantity of state relating to motor, and electric tool
CN102699435A (zh) * 2012-04-30 2012-10-03 苏州赛特尔集团机械有限公司 一种用于数控切割机的切割系统
US20140053419A1 (en) * 2012-08-06 2014-02-27 Black & Decker Inc. Control circuit for reciprocating saws

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6150712A (ja) * 1984-08-11 1986-03-13 Hitachi Zosen Corp 遠隔式レシプロ切断機の自動送り装置
JPH01281814A (ja) * 1988-04-28 1989-11-13 Mitsubishi Electric Corp 鋸断装置
JP2006168226A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Sumco Corp 切断装置及びその制御方法並びにシリコン単結晶の切断方法
JP2008178935A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Makita Corp 電動打撃工具
JP2009297805A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Makita Corp 丸鋸
JP2010162672A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP2010173053A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Hitachi Koki Co Ltd 電動穿孔工具
JP2012187025A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Kubota Corp 乗用作業車

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010843A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 日立工機株式会社 電動工具
JP2019030947A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 株式会社マキタ 電動作業機
US11235453B2 (en) 2017-08-09 2022-02-01 Makita Corporation Electric working machine and method of controlling rotational state of motor of electric working machine
US11247323B2 (en) 2017-08-09 2022-02-15 Makita Corporation Electric working machine and method of controlling rotational state of motor of electric working machine
JP2020040199A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社マキタ 打撃工具
JP7282608B2 (ja) 2018-09-10 2023-05-29 株式会社マキタ 打撃工具
US11904449B2 (en) 2018-09-10 2024-02-20 Makita Corporation Work tool
JP2021121463A (ja) * 2019-12-27 2021-08-26 工機ホールディングス株式会社 電動工具

Also Published As

Publication number Publication date
CN105408044A (zh) 2016-03-16
DE112014003403B4 (de) 2021-01-14
JP6181450B2 (ja) 2017-08-16
CN105408044B (zh) 2018-10-26
DE112014003403T5 (de) 2016-05-25
US20160151845A1 (en) 2016-06-02
WO2015011955A1 (ja) 2015-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6181450B2 (ja) 往復動電動工具
EP2085755B1 (en) Power Tool having Motor Speed Monitor
CN105459033B (zh) 传感器装置、特别是手持式工具机传感器装置
JP5368232B2 (ja) 振動抑制装置
JP2018199180A (ja) 電動作業機
EP3040162B1 (en) Impact rotation tool
JP2018020421A (ja) 電動工具
JP5841010B2 (ja) 電動工具
JP2007195366A (ja) 携帯用電動切断工具の速度制御装置
JP6449043B2 (ja) 電動作業機
JP5618257B2 (ja) 電動工具
JP2010110875A (ja) 電動工具駆動用のモータ回転制御装置
JP6592190B2 (ja) 電動工具並びにその制御装置及び制御回路
US20200260643A1 (en) Electric working machine and method for controlling motor of electric working machine
US8653764B2 (en) Electronic orbit control for saws
JP4575847B2 (ja) 心押台制御装置および心押動作の制御方法
US20200260644A1 (en) Electric working machine
GB2413222A (en) Battery operated hand-held machine tool having discharge reducing function
JP2020032504A (ja) 電動工具
JP6051116B2 (ja) 電動工具
JP2016049577A (ja) 作業工具
JP2012011497A (ja) 携帯用切断機
JP2015188981A (ja) 切断装置
CN111568107B (zh) 电动床及电动床防共振方法
WO2023166922A1 (ja) 作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6181450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250