JP2008264891A - ユニバーサルヘッドおよびこれを有する工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具の向きを自在に変化させるユニバーサルヘッドの利点と、回転工具を工作物に近づけて加工できるアタッチメントの利点の両方を兼ね備え且つ同時に発揮でき、ユニバーサルヘッド支持部に対するユニバーサルヘッドの取外し,取付け作業が不要になるユニバーサルヘッドを提供する。
【解決手段】ユニバーサルヘッド4は、工具の向きを自在に変化させて工作物を加工する。ユニバーサルヘッドは、揺動部30を有して旋回動作可能にユニバーサルヘッド支持部10に取付けられるユニバーサルヘッド本体部6と、揺動部に着脱可能に取付けられ且つ回転工具5が着脱可能に装着され、揺動部のアタッチメント駆動用モータで回転工具が回転されるアタッチメント7とを備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ユニバーサルヘッドおよび工作機械にかかり、特に、アタッチメントが着脱可能に取付けられるユニバーサルヘッドおよびこれを有するマシニングセンタ(以下、MCと記載)など工作機械に関する。
工作機械に使用されるユニバーサルヘッドに関しては、特許文献1(特開平7−223139号公報)および特許文献2(米国特許5,584,621号)などが提案されている。
また、工具を有するアタッチメントに関しては、特許文献3(特開平6−55395号公報)および特許文献4(実開平3−26412号公報)に記載の技術が知られている。
特開平7−223139号公報 米国特許5,584,621号 特開平6−55395号公報 実開平3−26412号公報
特許文献1,特許文献2に記載のユニバーサルヘッドは、回転工具の向きを変化させて工作物を加工することができる。しかし、ユニバーサルヘッドに回転工具が直接取付けられている。
したがって、回転工具を工作物に近づけると、ユニバーサルヘッドが工作物と干渉してしまう恐れがある。その結果、回転工具を工作物にそれほど近づけることができず、加工可能領域が狭くなりがちであった。
特許文献3,特許文献4に記載のアタッチメントは、回転工具を有するとともに主軸頭や機械主軸に取付けられるので、回転工具の向きを変化させることはできない。
その結果、加工の種類ごとにアタッチメントが必要になるので、多種類の専用アタッチメントを準備しなければならなかった。また、専用アタッチメントを交換するための交換装置(アタッチメントチェンジャー)も必要であった。回転工具の向きを自在に変化させることができないので、加工の種類にも制約があった。
たとえば、門形MCは、ユニバーサルヘッドを使用した加工と、専用アタッチメントを使用した加工の両方を行なう場合がある。このような門形MCでは、加工の種類に応じて、ユニバーサルヘッドと専用アタッチメントとのいずれか一つを主軸頭に取付けて加工を行なっていた。
その結果、加工の種類が変わるたびに、ユニバーサルヘッドを取外して専用アタッチメントを取付ける作業が必要になる。また、専用アタッチメントを取外して他の専用アタッチメントまたはユニバーサルヘッドを主軸頭に取付けるといった交換作業も必要になる。これら交換作業には時間が掛かり、作業者にとって負担になっていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、工具の向きを自在に変化させて工作物を加工することができるというユニバーサルヘッドの利点と、回転工具を工作物に近づけて広い加工可能領域で加工できるというアタッチメントの利点との両方を兼ね備え且つ同時に発揮することができ、また、ユニバーサルヘッド支持部に対するユニバーサルヘッドの取外し,取付け作業が不要になるユニバーサルヘッドおよびこれを有する工作機械を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかるユニバーサルヘッドは、工作機械に設けられ、工具の向きを自在に変化させて工作物を加工するためのユニバーサルヘッドであって、揺動動作可能な揺動部を有して旋回動作可能に前記工作機械のユニバーサルヘッド支持部に取付けられるユニバーサルヘッド本体部と、前記揺動部に着脱可能に取付けられるとともに回転工具が着脱可能に装着され、前記揺動部のアタッチメント駆動用モータにより前記回転工具が回転駆動されるアタッチメントとを備えている。
好ましくは、前記アタッチメントが前記揺動部に取付けられた状態で、この揺動部の第1の中心軸線と、動力伝達機構を介して前記回転工具を回転させるアタッチメント軸の第2の中心軸線とが直交している。
この場合、前記アタッチメントが取付けられた前記揺動部の前記第1の中心軸線が、前記ユニバーサルヘッド本体部の第3の中心軸線に対して直交する方向を向いている状態で、前記アタッチメントに装着された前記回転工具の第4の中心軸線は、前記ユニバーサルヘッド本体部の前記第3の中心軸線に対して隔たりをもって平行であるように構成するのが好ましい。
前記アタッチメントは、前記ユニバーサルヘッド本体部に対して少なくとも90度異なる少なくとも二種類の方向に取付け可能になっているのが好ましい。
前記ユニバーサルヘッド本体部から前記アタッチメントを取外して、その代わりに他の種類の工具または前記回転工具を、前記ユニバーサルヘッド本体部に直接装着することができるようになっているのが好ましい。
また、本発明にかかる工作機械は、上述のユニバーサルヘッドを有しており、たとえば、門形マシニングセンタが好ましい。
本発明のユニバーサルヘッドおよびこれを有する工作機械は、上述のように構成したので、工具の向きを自在に変化させて工作物を加工することができるというユニバーサルヘッドの利点と、回転工具を工作物に近づけて広い加工可能領域で加工できるというアタッチメントの利点との両方を兼ね備え且つ同時に発揮することができる。また、ユニバーサルヘッド支持部に対するユニバーサルヘッドの取外し,取付け作業が不要になる。
本発明にかかるユニバーサルヘッドは、工作機械に設けられ、回転軸の出力部の向きを任意の方向に自在に変え得る構成を有している。そして、回転工具が装着されるアタッチメントを、前記回転軸出力部の中心軸線と直交する方向を向くように、ユニバーサルヘッドに設けている。これにより、従来不可能であった多種多様な加工ができるようにしている。
本発明のユニバーサルヘッドは、ユニバーサルヘッド支持部に取付けられて、工具の向きと位置を自在に変化させて工作物を加工する。このユニバーサルヘッドは、旋回動作可能で且つ揺動部が揺動動作可能なユニバーサルヘッド本体部と、アタッチメントとを備えている。アタッチメントは、揺動部の端部に取付けられて、回転工具が着脱可能に装着されて回転駆動される。
これにより、ユニバーサルヘッドは、ユニバーサルヘッドの利点と、アタッチメントの利点との両方を兼ね備え且つ同時に発揮する。また、ユニバーサルヘッドによれば、ユニバーサルヘッド支持部に対するユニバーサルヘッドの取外し,取付け作業を不要にするという目的を実現している。
ユニバーサルヘッドを有する工作機械として、下記の実施例では門形MC(門形マシニングセンタ)の場合を示している。なお、工作機械として、門形MC以外の通常のMC(たとえば、立形MC,横形MC)であってもよい。この通常のMCにおける主軸頭(本発明のユニバーサルヘッド支持部に相当)の中心軸線の方向は、床面に対してほぼ垂直方向とほぼ水平方向のいずれであってもよい。
さらに、工作機械としては、ユニバーサルヘッド支持部としての主軸頭にユニバーサルヘッドが設けられた複合加工機,ターニングセンタ,研削盤などであってもよい。
以下、本発明にかかる一実施例を、図1ないし図17を参照して説明する。
図1,図2,図3は、それぞれ門形MCの全体斜視図,全体正面図,全体側面図である。図4はユニバーサルヘッドの内部構造図、図5,図6,図7は、それぞれユニバーサルヘッドの斜視図,正面図,側面図である。図8,図9は、それぞれ回転工具を下方に向けたときのユニバーサルヘッドの側面図,背面図である。
図10は、ユニバーサルヘッドの一部を示す外観図である。図10(A)は、回転工具をアタッチメントから取外した状態を示している。図10(B)は、ユニバーサルヘッドに対して、アタッチメントを平面視で90度旋回させて取付けた状態を示している。図10(C)は、アタッチメントの代わりに他の種類の工具を取付けた状態を示している。
図1ないし図5に示すように、本実施例では、工作機械として門形マシニングセンタ1(以下、MC1と記載)の場合を示している。MC1は、アルミニウム合金製や木製の大型部品など大型の工作物3を高剛性で加工するのに適している。
MC1には、回転工具5など工具の向きや位置を自在に変化させて工作物3を加工するためのユニバーサルヘッド4が設けられている。
MC1は、ユニバーサルヘッド支持部10(以下、ヘッド支持部10と記載)などを有する機械本体11と、回転工具5や他の工具31(図10(C))を貯蔵する工具マガジン12と、回転工具5や他の工具31を自動的に交換する自動工具交換装置(ATC)13とを備えている。MC1には、工作物3が載置されたパレットを自動的に交換する自動パレット交換装置(APC)が設けられる場合もある。
MC1は、NC(数値制御)装置とPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)とを有する制御装置により制御され、所定位置には制御装置の制御盤14が設けられている。
MC1のベッド15とコラム16は、機械本体11の基体を構成して床面上に設置されている。コラム16は、正面(X軸方向)から見て左右一対配置されている。クロスレール19は、水平に左右方向に延びて配置され、コラム16に支持されている。
床面に対して垂直に設置された一対のコラム16と、この一対のコラム16間に水平に掛け渡されたクロスレール19とにより、門形の基体が構成されている。この門形基体は、ベッド15を跨いで、ベッド15と直交する方向(Y軸方向)に配置されている。
ヘッド支持部10の下部(下端部)には、ユニバーサルヘッド4が取付けられている。ヘッド支持部10の中心軸線CL1は、床面に対して垂直方向(Z軸方向)を向いている。ヘッド支持部10は、テーブル17上の工作物3に対して相対的に直交3軸方向(X軸方向,Y軸方向,Z軸方向)に移動可能である。MC1において、ヘッド支持部10の中心軸線CL1と平行な軸線方向をZ軸とし、これと直交して直交座標系をなす各軸線方向をX軸,Y軸とする。
クロスレール19は、コラム16に支持されながら、ヘッド支持部10の中心軸線CL1と平行な方向(Z軸方向(上下方向)と平行なW軸方向)に移動可能である。クロスレール19には、サドル18がY軸方向(左右方向)に移動可能に設けられている。サドル18にはヘッド支持部10が設けられている。
クロスレール19は、W軸方向(上下方向)に移動可能である。したがって、クロスレール19の上下方向のストロークと、サドル18に対するヘッド支持部10の上下方向のストロークとが合成される。これにより、ヘッド支持部10に支持されているユニバーサルヘッド4は、大きなストロークでZ軸方向(上下方向)に移動可能である。
ヘッド支持部10は、サドル18に対して、ヘッド支持部10の中心軸線CL1と平行なZ軸方向(上下方向)に相対的に移動可能である。ヘッド支持部10は、その中心軸線CL1まわりには回らず、Z軸方向に移動するように回り止めがなされている。
テーブル17は、ユニバーサルヘッド4の高さ位置より下方に配置されてベッド15に支持されている。テーブル17は、ベッド15上をX軸方向(前後方向)に移動可能である。
クロスレール19を、Z軸方向と平行なW軸方向に移動させるために、左右のコラム16には、W軸用サーボモータ20,W軸用ボールねじ21およびW軸用ガイドレールなどが、それぞれ設けられている。W軸用サーボモータ20に駆動されて、W軸用ボールねじ21が回転する。すると、クロスレール19が、W軸用ガイドレールに案内支持されてW軸方向に往復移動する。
サドル18をY軸方向に移動させるために、クロスレール19には、Y軸用サーボモータ22,Y軸用ボールねじ23およびY軸用ガイドレールなどが設けられている。Y軸用サーボモータ22に駆動されて、Y軸用ボールねじ23が回転する。すると、サドル18が、Y軸用ガイドレールに案内支持されてY軸方向に往復移動する。
ヘッド支持部10をZ軸方向に移動させるために、サドル18には、Z軸用サーボモータ24,Z軸用ボールねじおよびZ軸用滑りガイドなどが設けられている。Z軸用サーボモータ24に駆動されて、Z軸用ボールねじが回転する。すると、ヘッド支持部10が、Z軸用滑りガイドに案内支持されてZ軸方向に往復移動する。
テーブル17をX軸方向に移動させるために、ベッド15には、X軸用サーボモータ25,X軸用ボールねじおよびX軸用ガイドレールなどが設けられている。X軸用サーボモータ25に駆動されて、X軸用ボールねじが回転する。すると、テーブル17が、X軸用ガイドレールに案内支持されてX軸方向に往復移動する。
ヘッド支持部10の下部に取付けられたユニバーサルヘッド4は、水平面内で旋回するC軸制御と、垂直面内で揺動するB軸制御が行なわれる。
このようにして、ヘッド支持部10を、テーブル17上の工作物3に対して相対的に直交3軸方向(X軸方向,Y軸方向,Z軸方向)に移動可能にしている。また、ユニバーサルヘッド4の全体を水平面内で旋回させるC軸制御が行なわれる。ユニバーサルヘッド4に取付けられた回転工具5を垂直面内で揺動させるB軸制御も行なわれる。その結果、MC1は、6軸制御される門形マシニングセンタになっている。
次に、ユニバーサルヘッド4について、図4ないし図10を参照して説明する。
ユニバーサルヘッド4は、C軸制御とB軸制御を行なうことにより、回転工具5(または、他の工具31)の向きを自在に変化させて工作物3を加工する。ユニバーサルヘッド4は、ユニバーサルヘッド本体部6と、回転工具5を装着可能なアタッチメント7とを備えている。
アタッチメント7は、ユニバーサルヘッド本体部6に着脱可能に装着されている。なお、ユニバーサルヘッド本体部6からアタッチメント7を取外して、その代わりに他の種類の工具31または回転工具5を、ユニバーサルヘッド本体部6に直接装着することもできる。
ユニバーサルヘッド本体部6は、C軸回りに旋回動作可能にMC1のヘッド支持部10に取付けられている。ユニバーサルヘッド本体部6は、ヘッド支持部10(または、サドル18)に設けられたC軸用駆動装置(図示せず)によりC軸回りに、すなわち水平面内で旋回する。
したがって、ユニバーサルヘッド4は、ヘッド支持部10の中心軸線CL1を中心として旋回することにより、C軸制御される。これにより、平面視での回転工具5(または、他の工具31)の方向が制御される。
また、ユニバーサルヘッド本体部6は、揺動動作可能な揺動部30を有している。揺動部30は、ユニバーサルヘッド本体部6に支持されている。揺動部30は、水平方向を向く揺動中心軸線CL2を中心として、B軸回りに揺動することができる。
ユニバーサルヘッド本体部6には、B軸用駆動装置(図示せず)が内蔵されている。このB軸用駆動装置により、ユニバーサルヘッド本体部6に対して揺動部30をB軸回りに揺動させる。これにより、回転工具5(または、他の工具31)が、所定方向を向くようにB軸制御される。
C軸用駆動装置は、C軸制御の機能を有している。C軸制御では、ユニバーサルヘッド4を旋回させる。すると、回転工具5(または、他の工具31)を、ユニバーサルヘッド本体部6の第3の中心軸線CL5を中心とする所望の方向(すなわち、平面視での水平方向の所望の方向)に割り出すことができる。
他方、B軸用駆動装置は、B軸制御の機能を有している。B軸制御では、揺動部30を、水平方向の揺動中心軸線CL2を中心として揺動させる。すると、アタッチメント7に装着された回転工具5を、所望の方向に割り出すことができる。また、揺動部30にアタッチメント7を設けず、その代わりに他の種類の工具31が揺動部30に直接装着されている場合には、この工具31を所望の方向に割り出すことができる。
なお、この「所望の方向」は、揺動部30の第1の中心軸線(回転軸35の中心軸線)CL3と、アタッチメント軸34の第2の中心軸線CL4とがなす垂直平面内での所望の方向のことである。
アタッチメント7は揺動部30に着脱可能に取付けられている。アタッチメント7には回転工具5が着脱可能に装着される。回転工具5は、揺動部30に設けられたビルトイン型のアタッチメント駆動用モータ32により回転駆動される。
こうして、アタッチメント7を有して6軸制御されるユニバーサルヘッド4は、ユニバーサルヘッドの利点とアタッチメントの利点との両方を、兼ね備え且つ同時に発揮することができる。
ユニバーサルヘッドの利点とは、回転工具5の向きを自在に変化させて工作物3を加工することができるという利点である。アタッチメントの利点とは、回転工具5を工作物3に近づけて広い加工可能領域で加工できるという利点である。
ユニバーサルヘッド4は、ヘッド支持部10に取付けられたままでよい。その結果、ヘッド支持部10に対するユニバーサルヘッド4の取外し,取付け作業が不要になる。また、作業者にとって段取り替え作業の負担が軽減される。
揺動部30の内部には、アタッチメント駆動用モータ32が組み込まれている。このモータ32の回転軸35が、揺動部30の第1の中心軸線CL3を中心として回転可能に軸支されている。回転軸35は、軸受部37などを介して揺動部本体36に支持されて、揺動部30の第1の中心軸線CL3を中心に回転する。
揺動部30のアタッチメント駆動用モータ32は、回転軸35と、揺動部本体36に固定されたステータ38と、ステータ38の内方に配置されて回転軸35に固定されたロータ39とを有している。アタッチメント駆動用モータ32の回転軸35は、制御信号に対応した回転速度で回転する。
アタッチメント7は、ハウジングとしての機能を有するアタッチメント本体41と、入力軸50と、出力側のアタッチメント軸34とを有している。入力軸50は、アタッチメント本体41に回転可能に軸支され、アタッチメント軸34の第2の中心軸線CL4と直交する中心軸線CL7を中心として回転する。アタッチメント軸34は、アタッチメント本体41に回転可能に軸支され、第2の中心軸線CL4を中心として回転可能である。
アタッチメント7が揺動部30に取付けられた状態で、揺動部30の第1の中心軸線(すなわち、回転軸35の中心軸線)CL3と、動力伝達機構33を介して回転工具5を回転させるアタッチメント軸34の第2の中心軸線CL4とが、直交している。
これにより、回転工具5を、揺動部30の第1の中心軸線CL3方向に対して直交する方向に突出させて配置することができる。したがって、回転工具5を工作物3に近づけても、ユニバーサルヘッド本体部6が邪魔にならない。その結果、広い加工可能領域で回転工具5により工作物3を加工することができる。
アタッチメント7の取付けられた揺動部30の第1の中心軸線CL3は、ユニバーサルヘッド本体部6の第3の中心軸線CL5に対して直交する方向を向くことができる(図8,図9に示す状態)。
この状態では、アタッチメント7に装着された回転工具5の第4の中心軸線CL6は、ユニバーサルヘッド本体部6の第3の中心軸線CL5に対して隔たり(たとえば、所定距離L1の隔たり)をもって平行になっている。
その結果、ユニバーサルヘッド4におけるC軸制御の中心(すなわち、ユニバーサルヘッド本体部6の第3の中心軸線CL5)に対して偏心し且つこれと平行な中心軸線(ここでは、回転工具5の第4の中心軸線CL6)の位置で、工作物3を加工することができる。
なお、ユニバーサルヘッド本体部6の第3の中心軸線CL5は、ヘッド支持部10の中心軸線CL1と一致している。また、回転工具5の第4の中心軸線CL6は、アタッチメント軸34の第2の中心軸線CL4と一致している。
図1ないし図7では、アタッチメント7に装着された回転工具5が、水平方向で且つX軸方向を向いた状態を示している。
この場合には、アタッチメント7の中心軸線(アタッチメント軸34の第2の中心軸線CL4)が、揺動部30の揺動面と同じ面に位置するように、アタッチメント7は揺動部30に取付けられている。この場合の揺動部30の揺動面は、揺動部30の第1の中心軸線CL3と、アタッチメント軸34の第2の中心軸線CL4とがなす面である。
本実施例の工作機械は門形マシニングセンタ(MC1)である。したがって、揺動部30を水平方向に向けると(図8,図9)、アタッチメント7に装着された回転工具5は、上下方向を向くユニバーサルヘッド本体部6の第3の中心軸線CL5に対して、所定距離L1の隔たりをもって下方を向く。
この場合には、回転工具5を下方に向けた状態で工作物3に近づけて、広い加工可能領域で工作物3を加工することができる(図13に示す状態での加工)。
揺動部30には、アタッチメントクランプ機構42と、アタッチメント本体クランプ機構43とが設けられている。
アタッチメント7の入力軸50は、アタッチメントクランプ機構42により、回転軸35にクランプ・アンクランプ可能にクランプされる。アタッチメント本体41は、アタッチメント本体クランプ機構43により、揺動部本体36にクランプ・アンクランプ可能にクランプされて位置決め固定される。
アタッチメント軸34は、軸受部51,52を介してアタッチメント本体41に軸支されている。入力軸50はアタッチメントシャンク部54を有している。入力軸50は、軸受部53を介してアタッチメント本体41に軸支されている。
入力軸50には、アタッチメントシャンク部54とは反対側に入力軸用ベベルギヤ55が取付けられている。入力軸用ベベルギヤ55は、アタッチメント軸34に取付けられたアタッチメント軸用ベベルギヤ56と噛み合っている。
入力軸,ベベルギヤ55,56およびアタッチメント軸34などにより、回転軸35の駆動力を回転工具5に伝達するための動力伝達機構33が構成されている。
回転軸35の端部開口部側には、テーパ状のシャンク装着部57が形成されている。シャンク装着部57には、アタッチメント7のアタッチメントシャンク部54が着脱可能に装着される。
アタッチメントシャンク部54をシャンク装着部57に装着した状態で、入力軸50は、アタッチメントクランプ機構42により回転軸35にクランプされる。すると、入力軸50の中心軸線CL7が、回転軸35の中心軸線(すなわち、揺動部30の第1の中心軸線CL3)と一致する。したがって、入力軸50は、回転軸35と一体的に回転することができる。
入力軸50が回転すると、入力軸用ベベルギヤ55とアタッチメント軸用ベベルギヤ56を介して、アタッチメント軸34が回転する。
アタッチメント軸34の端部には、回転工具5用のシャンク装着部58が形成されている。シャンク装着部58には、回転工具5のシャンク部59が着脱可能に装着される。
アタッチメント7には、回転工具5をクランプ・アンクランプ可能にクランプするための回転工具クランプ機構60が設けられている。回転工具クランプ機構60は、回転工具5のシャンク部59が、アタッチメント7のシャンク装着部58に装着された状態で、回転工具5をアタッチメント軸34に対してクランプすることができる。
回転工具5が、アタッチメント軸34に装着され、回転工具クランプ機構60によりクランプされた状態で、アタッチメント軸34が回転する。すると、回転工具5は、アタッチメント軸34と一体的に回転する。
制御装置から出力される信号により、アタッチメント駆動用モータ32は回転する。すると、モータ32の回転駆動力は、回転軸35,入力軸50,ベベルギヤ55,56,アタッチメント軸34を介して回転工具5に伝達される。その結果、回転工具5は、指令信号に応じた回転速度で回転して、工作物3を加工することができる。
なお、揺動部30からアタッチメント7を取外して、その代わりに他の種類の工具31(図10(C))を揺動部30に直接装着してもよい。
この場合には、工具31のシャンク部(図示せず)をシャンク装着部57に装着して、工具31をアタッチメントクランプ機構42で回転軸35にクランプすることになる。すると、回転軸35の回転駆動力が工具31に直接伝達されるので、高い剛性で工作物3を工具31により加工することができる。
また、回転工具5をユニバーサルヘッド本体部6に直接装着することもできる。この場合には、回転工具5のシャンク部59をシャンク装着部57に装着して、回転工具5をアタッチメントクランプ機構42で回転軸35にクランプすることになる。
ユニバーサルヘッド4をC軸制御すれば、ユニバーサルヘッド4が第3の中心軸線CL5を中心として旋回する。その結果、回転工具5(または、工具31)を任意の方向に向けることができる。
また、ユニバーサルヘッド4をB軸制御すれば、揺動部30が水平方向の揺動中心軸線CL2を中心として揺動する。その結果、回転工具5を任意の角度(水平面に対する角度)に傾けることができる。
たとえば、回転工具5を、水平方向に向けたり(図1〜図7)、床面に対して垂直方向で且つ下方に向けたり(図8,図9)、さらに任意の斜め方向に向けることができる。これにより、従来は不可能であった多種多様な加工ができる。
図10(A)は、工具マガジン12とユニバーサルヘッド4とのあいだでATC13により工具交換するために、アタッチメント7から回転工具5が取外されたときの状態を示している。
アタッチメント7は、ユニバーサルヘッド本体部6に対して、少なくとも90度異なる少なくとも二種類の方向(第1の方向と第2の方向)に取付けることが可能になっている。
たとえば、アタッチメント7が、ユニバーサルヘッド本体部6の揺動部30に対して第1の方向を向いて取付けられているとき、このアタッチメント7を、揺動部30から一旦取外す。その後、アタッチメント7を、90度旋回させて第2の方向に向けて揺動部30に取付ける。こうすれば、アタッチメント7は、第2の方向を向いた状態でユニバーサルヘッド本体部6に取付けられることになる。
また、アタッチメント7は、ユニバーサルヘッド本体部6に対して、少なくとも90度異なる三種類の方向に取付け可能であってもよい。たとえば、0度方向が第1の方向のとき、第2の方向が90度方向,第3の方向が180度方向の場合である。
さらに、アタッチメント7は、ユニバーサルヘッド本体部6に対して、少なくとも90度異なる四種類の方向に取付け可能であってもよい。たとえば、0度方向が第1の方向のとき、第2の方向が90度方向,第3の方向が180度方向,第4の方向が270度方向の場合である。
上述の実施例では、ユニバーサルヘッド本体部6に対するアタッチメント7の取付け方向が第1の方向である場合を示している。この場合には、揺動部30が床面に対して垂直方向(下方)を向いている状態(図4〜図7)で、平面視で、アタッチメント7の第2の中心軸線CL4が、揺動部30の揺動中心(すなわち、ユニバーサルヘッド本体部6の水平方向の揺動中心軸線CL2)と直角になっている。
これに対して、図10(B)では、ユニバーサルヘッド本体部6に対するアタッチメント7の取付け方向が、上述の実施例とは90度異なった第2の方向である場合を示している。この場合には、アタッチメント7の第2の中心軸線CL4が、揺動部30の揺動中心(揺動中心軸線CL2)と平行になっている。
図10(B)に示すように、ユニバーサルヘッド本体部6に対してアタッチメント7を第2の方向に取付けて、ユニバーサルヘッド4をC軸制御,B軸制御することができる。こうすれば、回転工具5の向き(すなわち、第2の方向)とその移動軌跡が、前記実施例における回転工具5の向き(すなわち、第1の方向)とその移動軌跡とは異なることになる。したがって、前記実施例ではできなかった他の種類の加工を行なうことができ、加工可能な種類がより多くなるので好ましい。
図10(C)に示すように、ユニバーサルヘッド4の本体6に、アタッチメント7の代わりに他の種類の工具31(または、回転工具5)を直接取付けることができる。こうすれば、回転軸35が工具31を直接回転駆動するので、より高い剛性で工具31により工作物3を加工することができる。
この場合には、ユニバーサルヘッド4に対するC軸制御は有効ではない。しかし、B軸制御により揺動部30をユニバーサルヘッド本体部6に対して揺動させて、工具31の向きを変化させることができる。この工具31は、回転する工具の場合が多いが、回転しない工具であってもよい。
次に、MC1で、回転工具5により工作物3を加工する動作について説明する。
アタッチメント7のアタッチメント本体41は、アタッチメント本体クランプ機構43により、揺動部本体36にクランプされて位置決め固定されている。アタッチメント7の入力軸50は、アタッチメントクランプ機構42により、回転軸35にクランプされている。
回転工具5は、回転工具クランプ機構60によりアタッチメント軸34にクランプされている。工作物3は、図示しないパレットを介して(または、直接)、テーブル17上に位置決め固定されている。
この状態で制御盤14を操作すると、制御装置から信号が出力される。この制御信号により、ヘッド支持部10とユニバーサルヘッド4は、テーブル17上の工作物3に対して、X軸方向,Y軸方向およびZ軸方向の直交3軸方向に相対的に移動する。
また、ユニバーサルヘッド4は、C軸制御されてC軸用駆動装置により水平面内で旋回し、揺動部30は、B軸制御されてB軸用駆動装置により垂直面内で揺動する。
アタッチメント駆動用モータ32を回転させる。その回転駆動力は、回転軸35,入力軸50,ベベルギヤ55,56,アタッチメント軸34を介して、回転工具5に伝達される。すると、アタッチメント軸34にクランプされた回転工具5は、指令信号に応じた所定の回転速度で回転する。
回転している回転工具5を、工作物3に対して相対的に直交3軸方向に移動させるとともに、ユニバーサルヘッド4をC軸制御,B軸制御する。これにより、回転工具5の向きを自在に変化させて、工作物3を自在に加工することができる。
工具交換する場合には、ATC13により工具マガジン12とアタッチメント7との間で回転工具5を交換することになる。
一つの工作物3の加工が完了すると、作業者による段取り替え作業または自動パレット交換装置により、加工済の工作物3と次の未加工の工作物3とを交換する。その後、再び加工工程に移行して加工を行う。この手順を繰り返すことにより、複数の工作物3の加工が順次行なわれる。
なお、揺動部30に対するアタッチメント7の着脱作業は、作業者が段取り替え作業の一つとして行なう場合が多い。しかし、ATC13により、揺動部30に対するアタッチメント7の取外し,取付け動作を行なうようにしてもよい。このようにすれば、作業者の段取り替え作業の負担が軽減するので好ましい。
また、揺動部30に対する他の種類の工具31(図10(C))の交換動作は、ATC13により行なうことができるが、作業者の段取り替え作業で行なってもよい。
図11〜図13,図15〜図17は、ユニバーサルヘッド4にアタッチメント7を取付けて工作物3を加工する状態を示す説明図である。図14は、比較のために、アタッチメント7を使用しないで工作物3を加工する状態を示す説明図である。
図11は、ユニバーサルヘッド4で工作物3の縦方向の内壁3bを加工する状態を示す説明図で、アタッチメント7を使用する場合と使用しない場合とを比較している。図11(A)は、アタッチメント7が第1の方向に装着されたユニバーサルヘッド4で、工作物3を加工する場合を示している。アタッチメント7に装着された回転工具5は、回転駆動されている。
この場合には、ユニバーサルヘッド本体部6からアタッチメント7が突出し、その先端に回転工具5が装着されて水平方向を向いている。したがって、ユニバーサルヘッド本体部6が邪魔になることなく、回転工具5を工作物3の底面3aのごく近くまで近付けることができる。
その結果、工作物3の内壁3bのうち、底面3aのすぐ近くの場所(たとえば、底面3aに近い距離d=90mm)の内壁3bまで、回転工具5で加工することができる。このように、アタッチメント7を使用すれば、回転工具5により工作物3は広い加工可能領域で加工される。
これに対して、図11(B)では、アタッチメント7が装着されていないユニバーサルヘッド4で工作物3を加工する場合を示している。アタッチメント7がないので、回転工具5は、ユニバーサルヘッド本体部6の揺動部30に直接装着されて回転駆動されている。
この場合には、揺動部30に装着された回転工具5は水平方向を向いている。したがって、回転工具5を工作物3に近付けると、ユニバーサルヘッド本体部6が邪魔になるので、回転工具5を工作物3の底面3aにそれほど近付けることができない。
その結果、工作物3の内壁3bのうち、底面3aから遠い場所(たとえば、底面3aから遠い距離H=280mm)の内壁3bまでしか、回転工具5で加工できない。このように、ユニバーサルヘッド4にアタッチメント7を取付けない場合には、回転工具5による工作物3の加工可能領域は狭くなってしまう。
図12ないし図17において、各図中(B)は、それぞれ各図中(A)におけるB−B線矢視図であり、各図中(C)は、それぞれ各図中(A)におけるC−C線矢視図である。
図12,図13では、アタッチメント7が、ユニバーサルヘッド本体部6の揺動部30に対して第1の方向を向いて取付けられている。
図12に示す加工状態は、上述の図11(A)に示す加工状態に相当している。すなわち、図12は、揺動部30を下方に向けて、アタッチメント7を水平に向けている状態を示している。
そして、回転工具5を、工作物3の底面3aの近くまで下ろす。こうすれば、工作物3の内壁3bのうち、工作物3の底面3aのすぐ近くの場所(たとえば、小さい距離d=90mm)の内壁3bまで、回転工具5で加工することができる。
図12中、一点鎖線による平行斜線部は、アタッチメント7を使用したときの加工可能領域G1を示している。アタッチメント7を使用しないときの加工可能領域は、底面3aから遠い場所(たとえば、距離H=280mm)の内壁3bまでしか加工できないので、狭かった。
これに対して、ユニバーサルヘッド4にアタッチメント7を取付ければ、工作物3の底面3aのすぐ近くの場所(たとえば、距離d=90mm)の内壁3bまで加工することができる。その結果、内壁3bにおける加工可能領域G1が、底面3aの近くまで広くなっていることが分かる。
図13では、アタッチメント7を上下方向に向け、回転工具5を下方に向けて工作物3の底面3aを加工する場合を示している。これと比較するために、図14では、アタッチメント7を使用しないで、回転工具5を下方に向けてユニバーサルヘッド本体部6に直接装着して(図10(C)に示す状態)、工作物3の底面3aを加工する場合を示している。
図13,図14中、一点鎖線による平行斜線部は、底面3aにおける加工可能領域G2,G3をそれぞれ示している。
図14に示すように、アタッチメント7を使用しないときは、内壁3b、3c,3dから遠い場所(たとえば、距離D1=425mm,D2=280mm)の底面3aまでしか加工できない。その結果、底面3aにおける加工可能領域G3は狭くなってしまう。
これに対して、図13では、ユニバーサルヘッド4にアタッチメント7を取付けている。この場合には、回転工具5を工作物3の内方空間の隅のところまで近づけることができる。
したがって、工作物3の底面3aのうち、内壁3b,3c,3dからごく近い距離の場所(たとえば、内壁に近い距離d1=100mm)の底面3aまで、回転工具5で加工することができる。その結果、底面3aにおける加工可能領域G2が、内壁3b,3c,3dの近くまで広くなっていることが分かる。
図15ないし図17では、アタッチメント7が、ユニバーサルヘッド本体部6の揺動部30に対して第2の方向を向いて取付けられている(図10(B)に示す状態)。そして、ユニバーサルヘッド4を直交3軸方向に制御しながら、揺動部30をB軸制御して揺動させている。
これにより、アタッチメント7と回転工具5が、揺動部30の揺動中心軸線CL2を中心とする軌跡Eに沿って揺動する。その結果、回転工具5で工作物3の内壁3bを加工することができる。
図17中、一点鎖線による平行斜線部は、図15ないし図17に示す加工を行なったときの、内壁3bにおける加工可能領域G4を示している。ユニバーサルヘッド4にアタッチメント7を取付けて、揺動部30をB軸制御して揺動させる。こうすれば、工作物3の内壁3bを、底面3aや他の内壁3cのすぐ近くの場所(たとえば、距離d=90mm)まで加工することができる。
その結果、内壁3bにおける加工可能領域G4が、底面3aや他の内壁3cの近くまで広がっていることが分かる。このように、回転工具5を工作物3に近づけて、内壁3bを広い加工可能領域G4で自在に加工することができる。
なお、内壁3bの加工を例にとって説明したが、他の内壁3c,3dや底面3aを加工する場合も同様に、広い加工可能領域で自在に加工することができる。
従来は、ユニバーサルヘッドが邪魔になって、回転工具5を工作物3にそれほど近づけることができなかった。これに対して、本発明のユニバーサルヘッド4では、回転工具5がアタッチメント7の先端部から突出している。
したがって、回転工具5を、その方向と位置を自在に調整しながら、工作物3に近づけて加工することができる。特に、工作物3の内方空間の隅の部分にまで回転工具5を近づけて良好に加工することができるので、加工可能領域が広くなる。
上述のユニバーサルヘッド4では、ユニバーサルヘッド本体部6の揺動部30に設けられたアタッチメント駆動用モータ32により、アタッチメント7に装着された回転工具5を回転駆動している。
回転工具5は、その向きと位置を自在に変化させて、工作物3を加工することができる。したがって、ユニバーサルヘッド4を、ヘッド支持部10から取外して別の専用アタッチメントなどに交換する必要はない。
その結果、ヘッド支持部10に対するユニバーサルヘッド4の取外し,取付けの作業や、従来使用していた専用アタッチメントの取外し,取付けの作業などが不要になる。よって、作業者の負担が軽減するとともに、これら段取り替え作業に要する時間も省略できる。
本発明では、従来各種加工の種類に応じてそれぞれ在庫する必要があった多種類の専用アタッチメントやこれを交換するための交換装置が不要になる。その結果、ヘッド支持部10には、ユニバーサルヘッド4を取付けたままでよい。
このように、本発明では専用アタッチメントを使用しないので、この専用アタッチメントの回転工具を駆動するための駆動源をヘッド支持部10に設けなくてもよい。
したがって、ヘッド支持部10は、主軸や、主軸を回転させるための駆動用モータや、専用アタッチメントをクランプするためのクランプ機構などを備える必要がない。よって、ヘッド支持部10は、主軸頭としての機能を備えなくてもよいので、ヘッド支持部10の構成が簡素になる。
従来の専用アタッチメントと比べて、本発明のアタッチメント7は小型,軽量である。したがって、ユニバーサルヘッド本体部6に対するアタッチメント7の取外し,取付け作業が容易である。
ユニバーサルヘッド4がアタッチメント7を有している。その結果、アタッチメント7に装着された回転工具5は、直交3軸方向の制御とC軸制御とB軸制御とによりその方向と位置を自在に変化させることができる。そして、工作物3に対する各種加工を任意に行なうことができる。たとえば、ユニバーサルヘッド4をC軸制御,B軸制御して、回転工具5を曲線の軌跡にしたがって移動させれば、任意の曲面加工も可能である。
ユニバーサルヘッド本体部6に支持されている揺動部30は、B軸駆動用モータ(図示せず)に駆動されてB軸回りに揺動する。この場合、B軸駆動用モータを、揺動部30の両側(たとえば、図6における揺動部30の左側と右側)に一台ずつ配置して、ユニバーサルヘッド本体部6に内蔵するのが好ましい。こうすれば、揺動部30は、両側からB軸駆動用モータにより駆動されるので、B軸回りの揺動動作が安定し且つスムーズになる。
なお、揺動部30の片側のみ(たとえば、図6における揺動部30の左側のみ、または右側のみ)にB軸駆動用モータを一台配置して、揺動部30を揺動させる場合であってもよい。
また、二台または一台のB軸駆動用モータに、揺動部30の揺動軸(図示せず)を直結すれば、モータの駆動力が伝達されるときの損失がなくなるので好ましい。この揺動軸は、揺動中心軸線CL2を中心として水平方向を向いている。なお、B軸駆動用モータと揺動部30の揺動軸を、直結構造にせず、歯車などを含む動力伝達機構を介して連結してもよい。
さらに、揺動部30の揺動軸は、ユニバーサルヘッド本体部6に対して両持ち構造で支持されている場合を示しているが、片持ち構造で支持されている場合でもよい。
なお、より高い剛性での加工を行なう必要がある場合には、ユニバーサルヘッド支持部に回転駆動用モータなど駆動源と、この駆動源により回転する主軸と、クランプ機構とを内蔵してもよい。そして、ユニバーサルヘッド4を着脱可能にする。
この場合、ユニバーサルヘッド4を使用しないときには、ユニバーサルヘッド支持部(主軸頭)の主軸に回転工具など工具を直接装着してクランプ機構でクランプできるようにするのがよい。ユニバーサルヘッド支持部が、主軸などを有するので主軸頭としての機能を発揮することになる。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形,付加などが可能である。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
本発明のユニバーサルヘッドは、門形マシニングセンタなど立形マシニングセンタのほかに、横形マシニングセンタ,複合加工機,ターニングセンタ,研削盤などに適用可能である。
図1ないし図17は本発明の一実施例を示す図で、図1は、門形マシニングセンタの全体斜視図である。 門形マシニングセンタの全体正面図である。 門形マシニングセンタの全体側面図である。 ユニバーサルヘッドの内部構造図である。 ユニバーサルヘッドの斜視図である。 ユニバーサルヘッドの正面図である。 ユニバーサルヘッドの側面図である。 回転工具を下方に向けたときのユニバーサルヘッドの側面図である。 回転工具を下方に向けたときのユニバーサルヘッドの背面図である。 ユニバーサルヘッドの一部を示す外観図である。 ユニバーサルヘッドで工作物を加工する状態を示す説明図で、アタッチメント7を使用する場合と使用しない場合とを比較している。 ユニバーサルヘッドにアタッチメントを取付けて工作物を加工する状態を示す説明図で、回転工具が水平方向を向いている。 ユニバーサルヘッドにアタッチメントを取付けて工作物を加工する状態を示す説明図で、回転工具が下方を向いている。 アタッチメントを使用しないで工作物を加工する状態を示す説明図である。 ユニバーサルヘッドにアタッチメントを取付けて工作物を加工する状態を示す説明図で、図15ないし図17で一連の動作を示している。 ユニバーサルヘッドにアタッチメントを取付けて工作物を加工する状態を示す説明図である。 ユニバーサルヘッドにアタッチメントを取付けて工作物を加工する状態を示す説明図である。
符号の説明
1 門形マシニングセンタ(工作機械)
3 工作物
4 ユニバーサルヘッド
5 回転工具
6 ユニバーサルヘッド本体部
7 アタッチメント
10 ユニバーサルヘッド支持部
30 揺動部
31 他の種類の工具
32 アタッチメント駆動用モータ
33 動力伝達機構
34 アタッチメント軸
CL3 第1の中心軸線
CL4 第2の中心軸線
CL5 第3の中心軸線
CL6 第4の中心軸線

Claims (8)

  1. 工作機械に設けられ、工具の向きを自在に変化させて工作物を加工するためのユニバーサルヘッドであって、
    揺動動作可能な揺動部を有して旋回動作可能に前記工作機械のユニバーサルヘッド支持部に取付けられるユニバーサルヘッド本体部と、
    前記揺動部に着脱可能に取付けられるとともに回転工具が着脱可能に装着され、前記揺動部のアタッチメント駆動用モータにより前記回転工具が回転駆動されるアタッチメントとを備えたことを特徴とするユニバーサルヘッド。
  2. 前記アタッチメントが前記揺動部に取付けられた状態で、この揺動部の第1の中心軸線と、動力伝達機構を介して前記回転工具を回転させるアタッチメント軸の第2の中心軸線とが直交していることを特徴とする請求項1に記載のユニバーサルヘッド。
  3. 前記アタッチメントが取付けられた前記揺動部の前記第1の中心軸線が、前記ユニバーサルヘッド本体部の第3の中心軸線に対して直交する方向を向いている状態で、前記アタッチメントに装着された前記回転工具の第4の中心軸線は、前記ユニバーサルヘッド本体部の前記第3の中心軸線に対して隔たりをもって平行であることを特徴とする請求項2に記載のユニバーサルヘッド。
  4. 前記工作機械は門形マシニングセンタであり、前記揺動部を水平方向に向けた状態で、前記アタッチメントに装着された前記回転工具は、上下方向を向く前記ユニバーサルヘッド本体部の前記第3の中心軸線に対して隔たりをもって下方を向くことを特徴とする請求項3に記載のユニバーサルヘッド。
  5. 前記アタッチメントは、前記ユニバーサルヘッド本体部に対して少なくとも90度異なる少なくとも二種類の方向に取付け可能になっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの項に記載のユニバーサルヘッド。
  6. 前記ユニバーサルヘッド本体部から前記アタッチメントを取外して、その代わりに他の種類の工具または前記回転工具を、前記ユニバーサルヘッド本体部に直接装着することができるようになっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかの項に記載のユニバーサルヘッド。
  7. 請求項1ないし6のいずれかの項に記載の前記ユニバーサルヘッドを有する工作機械。
  8. 前記工作機械は門形マシニングセンタであることを特徴とする請求項7に記載のユニバーサルヘッドを有する工作機械。
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