JPH059205B2 - - Google Patents
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- JPH059205B2 JPH059205B2 JP8606889A JP8606889A JPH059205B2 JP H059205 B2 JPH059205 B2 JP H059205B2 JP 8606889 A JP8606889 A JP 8606889A JP 8606889 A JP8606889 A JP 8606889A JP H059205 B2 JPH059205 B2 JP H059205B2
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- duct
- head
- dust exhaust
- exhaust cylinder
- cylinder
- Prior art date
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- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 34
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、多数のヘツドを並列に有する工作機
の切り屑排出路装置に関するものである。
の切り屑排出路装置に関するものである。
(従来の技術)
従来の技術として、先に本出願人が出願した実
願昭63−143961号明細書に記載されたものがあつ
た。
願昭63−143961号明細書に記載されたものがあつ
た。
即ち、第6図および第7図に示すように、フレ
ームに支持されたシレー40に、4個のヘツド4
1を互いに左右方向に離間調節可能に並列に支持
し、各ヘツド41に内装したモータ42の外周部
に上下方向に貫通する排塵通路43を形成すると
ともに、各ヘツド41の上部に排塵通路43と連
通する金属管製の排塵筒体44を上方に向けて突
出固定する。
ームに支持されたシレー40に、4個のヘツド4
1を互いに左右方向に離間調節可能に並列に支持
し、各ヘツド41に内装したモータ42の外周部
に上下方向に貫通する排塵通路43を形成すると
ともに、各ヘツド41の上部に排塵通路43と連
通する金属管製の排塵筒体44を上方に向けて突
出固定する。
一方、各排塵筒体44の上方に底面が開口した
ダクト45を左右方向に延長配置してシレー40
の上方に取付け、ダクト45の底面を閉塞装置4
6により閉塞する。
ダクト45を左右方向に延長配置してシレー40
の上方に取付け、ダクト45の底面を閉塞装置4
6により閉塞する。
閉塞装置46は、ダクト45底部の長手方向の
両端部に一対のレール47を取付け、このレール
47に各排塵筒体44の上方に対応する4個のス
ライド板48を摺動可能に係止し、各スライド板
48および左右端部のスライド板48とレール4
7の左右端を閉塞する端板47aとを、左右方向
に伸縮可能のジヤバラ49により連結し、これら
各スライド板48、ジヤバラ49および側板47
aにより、ダクト45の底面を閉塞してなる。な
お、上記ジヤバラ49の両側、つまり伸縮方向と
直交する両側は、レール47に摺動可能に係止す
る。
両端部に一対のレール47を取付け、このレール
47に各排塵筒体44の上方に対応する4個のス
ライド板48を摺動可能に係止し、各スライド板
48および左右端部のスライド板48とレール4
7の左右端を閉塞する端板47aとを、左右方向
に伸縮可能のジヤバラ49により連結し、これら
各スライド板48、ジヤバラ49および側板47
aにより、ダクト45の底面を閉塞してなる。な
お、上記ジヤバラ49の両側、つまり伸縮方向と
直交する両側は、レール47に摺動可能に係止す
る。
そして、各排塵筒体44の上部を各スライド板
48の中心部に上下方向に摺動可能にかつ気密に
嵌合させてダクト45内に連通させる。
48の中心部に上下方向に摺動可能にかつ気密に
嵌合させてダクト45内に連通させる。
なお、50は各ヘツド41を単独に左右動させ
るネジ軸である。また、各ヘツド41は、ヘツド
ベース41aに取付けたツールチエンジシリンダ
(符号省略)によりそれぞれ単独に上下動され、
ヘツド41の上下動により排塵筒体44が上下動
すると、この排塵筒体44は、その上端がダクト
45の天板45に固着したシートパツキン45b
に接離して閉・開されるようになつている。
るネジ軸である。また、各ヘツド41は、ヘツド
ベース41aに取付けたツールチエンジシリンダ
(符号省略)によりそれぞれ単独に上下動され、
ヘツド41の上下動により排塵筒体44が上下動
すると、この排塵筒体44は、その上端がダクト
45の天板45に固着したシートパツキン45b
に接離して閉・開されるようになつている。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来のものは、ダクト45の底面を閉塞す
る閉塞装置をジヤバラにより形成するようにして
いたので、ダクト45内を流動する切り屑がジヤ
バラの谷部に落下すると、この谷部に切り屑が食
い込んで離脱しなくなり、次第に堆積してジヤバ
ラが損傷するとともに、左右方向の伸縮が円滑に
作動しなくなる欠点があつた。
る閉塞装置をジヤバラにより形成するようにして
いたので、ダクト45内を流動する切り屑がジヤ
バラの谷部に落下すると、この谷部に切り屑が食
い込んで離脱しなくなり、次第に堆積してジヤバ
ラが損傷するとともに、左右方向の伸縮が円滑に
作動しなくなる欠点があつた。
本発明は、上記欠点を解消した新規な多ヘツド
工作機の切り屑排出路装置を得ることを目的とす
る。
工作機の切り屑排出路装置を得ることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために、以下の
如く構成したものである。
如く構成したものである。
即ち、フレームに支持されたシレーに、多数の
ヘツドを互いに左右方向に離間調節可能に並列に
支持し、各ヘツド内に上下方向に貫通する塵埃通
路を形成するとともに、各ヘツドの上部に排塵通
路と連通する硬質性の排塵筒体を上方に向けて突
出固定し、シレーの上部に底面が開口したダクト
を左右方向に円滑させて取付け、多数の板状のス
ライド片を互いにに重ね合わせて左右方向に摺動
可能に連結してなる閉塞装置を設け、この閉塞装
置によりダクトの底面を閉塞し、各排塵筒体の上
部をそれぞれ左右に分離した所定のスライド片に
気密に嵌合させる構成にしたものである。
ヘツドを互いに左右方向に離間調節可能に並列に
支持し、各ヘツド内に上下方向に貫通する塵埃通
路を形成するとともに、各ヘツドの上部に排塵通
路と連通する硬質性の排塵筒体を上方に向けて突
出固定し、シレーの上部に底面が開口したダクト
を左右方向に円滑させて取付け、多数の板状のス
ライド片を互いにに重ね合わせて左右方向に摺動
可能に連結してなる閉塞装置を設け、この閉塞装
置によりダクトの底面を閉塞し、各排塵筒体の上
部をそれぞれ左右に分離した所定のスライド片に
気密に嵌合させる構成にしたものである。
(作用)
本発明は上記構成にしたものであるから、ダク
ト内で落下した切り屑は、板状のスライド片によ
り受け止められ、流動し易くなる。
ト内で落下した切り屑は、板状のスライド片によ
り受け止められ、流動し易くなる。
また、各スライド片は屈曲することなく直線移
動するので耐久性が高くなる。
動するので耐久性が高くなる。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図面において、第1図は本発明の実施例を示す
一部断面正面図、第2図はその一部断面側面図、
第3図は閉塞装置部の拡大断面正面図、第4図は
その斜視図、第5図は他の実施例を示す閉塞装置
の要部断面正面図である。
一部断面正面図、第2図はその一部断面側面図、
第3図は閉塞装置部の拡大断面正面図、第4図は
その斜視図、第5図は他の実施例を示す閉塞装置
の要部断面正面図である。
第1図および第2図において、1はクロスフレ
ームであり、このクロスフレーム1の正面側に第
1図において左右方向に延びるX軸レール2を介
してX軸シレー3を摺動可能に取付け、このX軸
シレー3の正面側に延びるZ軸レール4を介して
Z軸シレー第5図を摺動可能に取付ける。
ームであり、このクロスフレーム1の正面側に第
1図において左右方向に延びるX軸レール2を介
してX軸シレー3を摺動可能に取付け、このX軸
シレー3の正面側に延びるZ軸レール4を介して
Z軸シレー第5図を摺動可能に取付ける。
上記X軸シレー3は、Z軸モータ(図示省略)
で回転されるネジ軸(図示省略)を介して第1図
において左右方向に移動され、また、上記Z軸シ
レー5はX軸シレー3の上部に取付けたZ軸モー
タ6で回転されるネジ軸(図示省略)により上下
方向に移動される。
で回転されるネジ軸(図示省略)を介して第1図
において左右方向に移動され、また、上記Z軸シ
レー5はX軸シレー3の上部に取付けたZ軸モー
タ6で回転されるネジ軸(図示省略)により上下
方向に移動される。
上記Z軸シレー5の正面側に左右方向に延びる
第2X軸レール7を形成し、この第2X軸レール7
に4個の第2X軸シレー8を摺動可能に取付け、
これら各第2X軸シレー8を、第2X軸レール7に
沿つて平行に取付けた左右各一対のネジ軸9にメ
ネジ10を介して連結し、各ネジ軸9を手動によ
り適宜回転させて各第2X軸シレー8の間隔を調
節する。
第2X軸レール7を形成し、この第2X軸レール7
に4個の第2X軸シレー8を摺動可能に取付け、
これら各第2X軸シレー8を、第2X軸レール7に
沿つて平行に取付けた左右各一対のネジ軸9にメ
ネジ10を介して連結し、各ネジ軸9を手動によ
り適宜回転させて各第2X軸シレー8の間隔を調
節する。
上記各第2X軸シレー8の正面側に上下方向に
延びる4組みの第2Z軸レール11を形成し、こ
れら各第2Z軸レール11にそれぞれヘツドベー
ス12を摺動可能に取付け、各第2X軸シレー8
の上部に取付けたツールチエンジシリンダ13に
より上下動させる。
延びる4組みの第2Z軸レール11を形成し、こ
れら各第2Z軸レール11にそれぞれヘツドベー
ス12を摺動可能に取付け、各第2X軸シレー8
の上部に取付けたツールチエンジシリンダ13に
より上下動させる。
上記各ヘツドベース12の正面側にそれぞれヘ
ツド14を固定支持する。
ツド14を固定支持する。
これら各ヘツド14は、内部にモータ15およ
びこのモータ15の外周部に上下方向に貫通する
排塵通路16を有し、また、下部にモータ15の
回転軸に連結されたカツタホルダ17を有してな
り、このカツタホルダ17に所定のカツタ18を
取付ける。
びこのモータ15の外周部に上下方向に貫通する
排塵通路16を有し、また、下部にモータ15の
回転軸に連結されたカツタホルダ17を有してな
り、このカツタホルダ17に所定のカツタ18を
取付ける。
上記各ヘツド14の下部外周に筒状のブラシ1
9を取付けてこのブラシ19によりカツタ18の
外周を包囲し、また、各ヘツド14の上部に排塵
通路16と連通するアルミニユーム合金製の排塵
筒体20を上方に向けて起立固定する。
9を取付けてこのブラシ19によりカツタ18の
外周を包囲し、また、各ヘツド14の上部に排塵
通路16と連通するアルミニユーム合金製の排塵
筒体20を上方に向けて起立固定する。
また、Z軸シレー5の上部にダクトブラケツト
21を正面方向に屈曲させて固定し、このダクト
ブラケツト21に各ヘツド14の上方にて正面視
左右方向に延びる角筒状のダクト22を懸垂支持
する。
21を正面方向に屈曲させて固定し、このダクト
ブラケツト21に各ヘツド14の上方にて正面視
左右方向に延びる角筒状のダクト22を懸垂支持
する。
上記ダクト22は、一端を閉塞し、他端(右
端)を吸引形式の集塵機(図示省略)に接続す
る。また、底部に左右方向に延びる開口部22a
を形成してなり、この開口部22aに各排塵筒体
20の上部を左右移動可能に嵌挿する。
端)を吸引形式の集塵機(図示省略)に接続す
る。また、底部に左右方向に延びる開口部22a
を形成してなり、この開口部22aに各排塵筒体
20の上部を左右移動可能に嵌挿する。
上記開口部22aの長手方向の両縁下面に一対
のレール23を固定する。このレール23は、第
3図に示すように、左右方向に延びる一対の凹溝
23aを上下に5対形成し、左右両端を端板23
bにより閉塞してなる。
のレール23を固定する。このレール23は、第
3図に示すように、左右方向に延びる一対の凹溝
23aを上下に5対形成し、左右両端を端板23
bにより閉塞してなる。
上記レール23に閉塞装置24を取付けてダク
ト22の開口部22aを閉塞する。
ト22の開口部22aを閉塞する。
この閉塞装置24は、第3図および第4図に示
すように、長方形状の板金材からなる多数のスラ
イド片25を左右端部で互いに上下に重ね合わせ
て各凹溝23aに摺動可能に嵌合させ、上下に隣
接する各スライド片25は、その両端部に互いに
相反する上下方向に屈曲する係止爪25cを形成
して左右方向に離脱不能に係止してなる。
すように、長方形状の板金材からなる多数のスラ
イド片25を左右端部で互いに上下に重ね合わせ
て各凹溝23aに摺動可能に嵌合させ、上下に隣
接する各スライド片25は、その両端部に互いに
相反する上下方向に屈曲する係止爪25cを形成
して左右方向に離脱不能に係止してなる。
さらに詳述すると、上記各スライド片25は、
各排塵筒体20に摺動可能に嵌合する嵌合スライ
ド25aを、右方から左方に向かつて凹溝23a
の最上段と再下段とに古語に摺動可能に係止し、
各嵌合25a間にそれぞれ三枚の連結スライド2
5bを段状に重ねて残余の凹溝23aに順次摺動
可能に係止してなる。
各排塵筒体20に摺動可能に嵌合する嵌合スライ
ド25aを、右方から左方に向かつて凹溝23a
の最上段と再下段とに古語に摺動可能に係止し、
各嵌合25a間にそれぞれ三枚の連結スライド2
5bを段状に重ねて残余の凹溝23aに順次摺動
可能に係止してなる。
また、開口部2aの左右両端部に位置する連結
スライド片25bの端部側は、レール23の各端
板23bに固定した端部プレート23cに左右摺
動可能に連結する。
スライド片25bの端部側は、レール23の各端
板23bに固定した端部プレート23cに左右摺
動可能に連結する。
なお、第3図において26は嵌合スライド片2
5aの中心部に固定した嵌合筒、27は気密を保
持するパツキンである。
5aの中心部に固定した嵌合筒、27は気密を保
持するパツキンである。
上記ダクト22の天板22bの内面にシートパ
ツキン22cを固着し、ツールチエンジシリンダ
13の伸縮作動によりヘツド14を介して排塵筒
体20が上下動した際に、この排塵筒体20の上
端を上記シートパツキン22cに接離せる。
ツキン22cを固着し、ツールチエンジシリンダ
13の伸縮作動によりヘツド14を介して排塵筒
体20が上下動した際に、この排塵筒体20の上
端を上記シートパツキン22cに接離せる。
なお、第5図に示すように、各スライド片25
の係止爪25c部にシール材28を取付けて両連
結部の気密性能を高めるようにしてもよい。
の係止爪25c部にシール材28を取付けて両連
結部の気密性能を高めるようにしてもよい。
次に上記実施例の作動態様について説明する。
まず、各ネジ軸9を手動操作して各第2X軸シ
レー8を左右動させると、各ヘツド14が左右方
向に移動し、それぞれの間隔が調節される。
レー8を左右動させると、各ヘツド14が左右方
向に移動し、それぞれの間隔が調節される。
この場合、各ヘツド14の左右動によつて各排
塵筒体20がダクト22内を左右方向に移動する
と、この排塵筒体20と共に各嵌合スライド片2
5aがレール23の凹溝23aに沿つて左右方向
に移動し、この嵌合スライド片25aの係止爪2
5cを介して他の連結スライド片25bが適宜左
右動され、これによりダクト22の開口部22a
を常時閉塞した状態で排塵筒体20がダクト22
内を左右方向に移動することになる。
塵筒体20がダクト22内を左右方向に移動する
と、この排塵筒体20と共に各嵌合スライド片2
5aがレール23の凹溝23aに沿つて左右方向
に移動し、この嵌合スライド片25aの係止爪2
5cを介して他の連結スライド片25bが適宜左
右動され、これによりダクト22の開口部22a
を常時閉塞した状態で排塵筒体20がダクト22
内を左右方向に移動することになる。
この状態で制御盤(図示省略)をスタートさせ
ると、まず、加工すべきヘツド14、例えば右か
ら2番目のヘツド14aに対応するツールチエン
ジシリンダ13が伸長作動されてヘツド14aを
下方に移動させ、同時にモータ15が起動され
る。
ると、まず、加工すべきヘツド14、例えば右か
ら2番目のヘツド14aに対応するツールチエン
ジシリンダ13が伸長作動されてヘツド14aを
下方に移動させ、同時にモータ15が起動され
る。
この場合、排塵筒体20はその上端がダクト2
2のシートパツキン22cから下方に離間し、ダ
クト22内と連通することになる。
2のシートパツキン22cから下方に離間し、ダ
クト22内と連通することになる。
次いでクロスフレーム1、X軸シレー3および
Z軸シレー5が、プログラムに従つてそれぞれY
軸、X軸、Z軸方向に移動制御され、これによ
り、上記ヘツド14aの下部に取付けたカツタ1
8がワークを所定の形状に切削加工することにな
る。
Z軸シレー5が、プログラムに従つてそれぞれY
軸、X軸、Z軸方向に移動制御され、これによ
り、上記ヘツド14aの下部に取付けたカツタ1
8がワークを所定の形状に切削加工することにな
る。
そして、上記カツタ18により切削された切り
屑は、ブラシ19により外周方向への飛散が防止
されるとともに、排塵通路16、排塵筒体20お
よびダクト22を通過して集塵機(図示省略)方
向に吸引除去されることになる。
屑は、ブラシ19により外周方向への飛散が防止
されるとともに、排塵通路16、排塵筒体20お
よびダクト22を通過して集塵機(図示省略)方
向に吸引除去されることになる。
この場合、ダクト22内にて閉塞装置24上に
落下した切り屑は、各スライド片25が平板状と
なつているため、ダクト22内を流通する気流に
よつて各スライド片25に沿つて下流方向、つま
り第1図において左右に向かつて円滑に移動し排
出されることになる。
落下した切り屑は、各スライド片25が平板状と
なつているため、ダクト22内を流通する気流に
よつて各スライド片25に沿つて下流方向、つま
り第1図において左右に向かつて円滑に移動し排
出されることになる。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明によれ
ば、多数の板状のスライド片を互いに重ね合わせ
て左右方向に摺動可能に連結してなる閉塞装置に
よりダクトの底部を閉塞し、左右に分離した所定
のスライド片に各ヘツドの排塵筒体を嵌挿させる
ようにしたので、ダクトの底面を常時閉塞した状
態で各ヘツドを左右方向に移動させることができ
るとともに、ダクト内で落下した切り屑が閉塞装
置に食い込むことがなくなり、閉塞装置の耐久性
が高くなるとともに、その作動が長期に亘つて円
滑になる効果を奏する。
ば、多数の板状のスライド片を互いに重ね合わせ
て左右方向に摺動可能に連結してなる閉塞装置に
よりダクトの底部を閉塞し、左右に分離した所定
のスライド片に各ヘツドの排塵筒体を嵌挿させる
ようにしたので、ダクトの底面を常時閉塞した状
態で各ヘツドを左右方向に移動させることができ
るとともに、ダクト内で落下した切り屑が閉塞装
置に食い込むことがなくなり、閉塞装置の耐久性
が高くなるとともに、その作動が長期に亘つて円
滑になる効果を奏する。
第1図は本発明の実施例を示す一部断面正面
図、第2図はその一部断面側面図、第3図はその
閉塞装置部の拡大断面正面図、第4図はその斜視
図、第5図は他の実施例を示す閉塞装置の要部断
面正面図、第6図は従来例を示す一部断面正面
図、第7図はその閉塞装置部の要部断面斜視図で
ある。 1……クロスフレーム、2……X軸レール、3
……X軸シレー、4……Z軸シレー、5……Z軸
シレー、6……Z軸モータ、7……第2X軸レー
ル、8……第2X軸シレー、9……ネジ軸、10
……メネジ、11……第2Z軸レール、12……
ヘツドベース、13……ツールチエンジシリン
ダ、14……ヘツド、15……モータ、16……
排塵通路、17……カツタホルダ、18……カツ
タ、19……ブラシ、20……排塵筒体、21…
…ダクトブラケツト、22……ダクト、22a…
…開口部、22b……天板、22c……シートパ
ツキン、23……レール、23a……凹溝、23
b……端板、23c……端部プレート、24……
閉塞装置、25……スライド片、25a……嵌合
スライド、25b……連結スライド、25c……
係止爪、26……嵌合筒、27……パツキン。
図、第2図はその一部断面側面図、第3図はその
閉塞装置部の拡大断面正面図、第4図はその斜視
図、第5図は他の実施例を示す閉塞装置の要部断
面正面図、第6図は従来例を示す一部断面正面
図、第7図はその閉塞装置部の要部断面斜視図で
ある。 1……クロスフレーム、2……X軸レール、3
……X軸シレー、4……Z軸シレー、5……Z軸
シレー、6……Z軸モータ、7……第2X軸レー
ル、8……第2X軸シレー、9……ネジ軸、10
……メネジ、11……第2Z軸レール、12……
ヘツドベース、13……ツールチエンジシリン
ダ、14……ヘツド、15……モータ、16……
排塵通路、17……カツタホルダ、18……カツ
タ、19……ブラシ、20……排塵筒体、21…
…ダクトブラケツト、22……ダクト、22a…
…開口部、22b……天板、22c……シートパ
ツキン、23……レール、23a……凹溝、23
b……端板、23c……端部プレート、24……
閉塞装置、25……スライド片、25a……嵌合
スライド、25b……連結スライド、25c……
係止爪、26……嵌合筒、27……パツキン。
Claims (1)
- 1 フレームに支持されたシレーに、多数のヘツ
ドを互いに左右方向に離間調節可能に並列に支持
し、各ヘツド内に上下方向に貫通する塵埃通路を
形成するとともに、各ヘツドの上部に排塵通路と
連通する硬質性の排塵筒体を上方に向けて突出固
定し、シレーの上部に底面が開口したダクトを左
右方向に延長させて取付け、多数の板状のスライ
ド片を互いに重ね合せて左右方向に摺動可能に連
結してなる閉塞装置を設け、この閉塞装置により
ダクトの底面を閉塞し、各排塵筒体の上部をそれ
ぞれ左右に分離した所定のスライド片に気密に嵌
合させたことを特徴とする多ヘツド工作機の切り
屑排出路装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8606889A JPH02269540A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 多ヘッド工作機の切り屑排出路装置 |
US07/427,400 US4957148A (en) | 1988-11-02 | 1989-10-27 | Chip removing device for multi-head machine tool |
DE8989311143T DE68905025T2 (de) | 1988-11-02 | 1989-10-27 | Vorrichtung zum entfernen von spaenen fuer mehrspindlige werkzeugmaschine. |
EP89311143A EP0367517B1 (en) | 1988-11-02 | 1989-10-27 | Chip removing device for multihead machine tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8606889A JPH02269540A (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 多ヘッド工作機の切り屑排出路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02269540A JPH02269540A (ja) | 1990-11-02 |
JPH059205B2 true JPH059205B2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=13876389
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8606889A Granted JPH02269540A (ja) | 1988-11-02 | 1989-04-05 | 多ヘッド工作機の切り屑排出路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02269540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003302A1 (fr) * | 1996-07-23 | 1998-01-29 | Nittoku Engineering Co., Ltd. | Dispositif d'usinage |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP8606889A patent/JPH02269540A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003302A1 (fr) * | 1996-07-23 | 1998-01-29 | Nittoku Engineering Co., Ltd. | Dispositif d'usinage |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02269540A (ja) | 1990-11-02 |
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