JP3027618B2 - レーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザ加工機に係り、
更に詳細には加工すべきワークの材質,板厚などによっ
て最適な焦点距離を有するレンズを備えたレーザヘッド
をレーザ加工ヘッドに着脱交換自在に装着できるように
したレーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機で先端にレーザヘッ
ドを装着したレーザ加工ヘッドと、ワークを載置したワ
ークテーブルを相対的に移動せしめて、ワークテーブル
上のワークの所望位置にレーザ加工ヘッドの先端に装着
されたレーザヘッドからレーザビームを照射してレーザ
加工が行なわれている。
【0003】しかも、レーザヘッドからのレーザビーム
をワークに照射してレーザ加工を行なう際には、ワーク
にピアス加工を行なった後に例えば切断加工が行なわれ
ている。また、ワークの材質や板厚などによってレーザ
ヘッドに備えたレンズの焦点距離を正確に合せる必要が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のレーザヘッドに備えたレンズの焦点距離を、ワーク
の材質,板厚などにより正確に合せるための手段として
は、作業者によってレンズを上下動せしめるようにして
最適な焦点距離に合わせているため、その調整に手間が
かかると共に調整が難かしいという問題があった。
【0005】また、レンズの調整では最適な焦点距離が
合わない場合には、レーザヘッドをレーザ加工ヘッドか
ら取外して、新しい最適な焦点距離をもったレンズを有
しているレーザヘッドを人手により交換しているため、
この交換に時間がかかるという問題があった。この交換
時間を短縮せしめるために、最近レーザヘッドをレーザ
加工ヘッドによりレーザヘッド交換装置を用いて行なう
手段が提案されてきている。
【0006】このレーザヘッド交換装置を用いてレーザ
ヘッドをレーザ加工ヘッドとレーザヘッドを収納してい
るマガジンとの間で自動的にレーザヘッドを交換させる
ものでも、レーザヘッド交換装置を介在しているため、
レーザヘッドの交換時間は従来より短縮されるがまだ相
当の交換時間を要するという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、本発明は、ワークを支持するワークテーブルの上方
位置に、上記ワークのレーザ加工を行うレーザ加工ヘッ
ドを前記ワークテーブルに対して相対的にX軸,Y軸方
向へ移動自在かつ上記X軸,Y軸に直交するZ軸方向へ
移動自在に設けてなるレーザ加工機において、レンズを
備えたレーザヘッドを前記レーザ加工ヘッドに着脱交換
自在に設け、焦点距離の異なるレンズを備えた複数のレ
ーザヘッドを支承するヘッド支持部を、前記ワークテー
ブルのワーク支持領域の外方領域でかつ前記レーザ加工
ヘッドの相対的な移動領域内に設け、前記ヘッド支持部
と前記レーザ加工ヘッドとの間でレーザヘッドを直接着
脱交換自在に構成すると共に、ワークの材質,板厚に対
応して適正な焦点距離を有するレンズを備えたレーザヘ
ッドに自動的に交換してワークテーブル上のワークのレ
ーザ加工を行う構成としてなるものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0009】図1,図2および図3を参照するに、レー
ザ加工機1は箱形状のX軸方向へ延伸したベース3を備
えており、このベース3上にはワークWを支持するワー
クテーブル5が設けられている。このワークテーブル5
にはX軸方向へ適宜な間隔でY軸方向へ延伸した複数の
スリット7が形成されている。このスリット7が形成さ
れた前記ベース3内にはX軸方向へ複数の円錐形状をし
た区画室9が設けてられいる。この各区画室9には吸引
管11の一端が接続されていると共に、この各吸引管1
1の他端には図3に示すごとく、例えばバタフライタイ
プなどの開閉弁13が接続されている。この開閉弁13
の開閉を制御する例えばリミットスイッチなどの制御装
置が設けられている。
【0010】前記各区画室9の下端にはレーザ加工を行
なった製品を収納する製品取り出しケース15が設けら
れており、この各製品取り出しケース15には把手17
が取付けられていて、把手17を把んで各製品取り出し
ケース15を引き出すことができる。
【0011】前記各吸引管11にはレーザ加工を行なっ
た際の粉塵などが吸引されて、各開閉弁13が制御装置
の制御により必要に応じて開いて粉塵などを吸引させる
ことができる。
【0012】前記ベース3の両側にはX軸方向へ延伸し
たガイドレール19が設けられており、このガイドレー
ル19には門型形状をしたX軸キャレッジ21の下部に
設けられた複数のガイド部材23が嵌合されている。
【0013】上記構成により、図示省略のX軸用駆動モ
ータを駆動せしめると、X軸用駆動モータに連動連結さ
れた例えばボールねじ,ナット部材の伝達部材を介して
X軸キャレッジ21がX軸方向へ移動されることにな
る。この際、ガイド部材23がガイドレール19に案内
されながらX軸キャレッジ21がX軸方向へスムーズに
移動される。
【0014】前記X軸キャレッジ21の上部フレーム2
1FにはY軸方向へ延伸した平行な2本のガイドレール
25が設けられており、このガイトレール25に複数の
ガイド部材27を介してY軸キャレッジ29が設けられ
ている。
【0015】上記構成により、図示省略のY軸用駆動モ
ータを駆動せしめると、Y軸用駆動モータに連動連結さ
れた例えばボールねじ,ナット部材の伝達部材を介して
Y軸キャレッジ29がY軸方向へ移動されることにな
る。この際、ガイド部材27がガイドレール25に案内
されながらY軸キャレッジ29がY軸方向へスムーズに
移動される。
【0016】前記Y軸キャレッジ29には、図2に示さ
れているように、上下方向へ延伸した平行な2本のガイ
ドレール31が設けられており、このガイドレール31
には複数のガイド部材33が嵌合されており、このガイ
ド部材33にはZ軸方向へ移動自在なZ軸キャレッジ3
5が設けられている。このZ軸キャレッジ35の下部に
は、例えばレーザヘッド37を装着したレーザ加工ヘッ
ド39が設けられている。
【0017】上記構成により、図示省略のZ軸用駆動モ
ータを駆動せしめると、Z軸用駆動モータに例えばボー
ルねじ,ナット部材などの伝達部材を介してZ軸キャレ
ッジ35がZ軸方向へ移動されることになる。このZ軸
キャレッジ35のZ軸方向の移動と同時にレーザヘッド
37を装着したレーザ加工ヘッド39も同方向へ移動さ
れることになる。この際、ガイド部材33がガイドレー
ル31に案内されながらZ軸キャレッジ35がZ軸方向
へスムーズに移動される。
【0018】したがって、X軸キャレッジ21,Y軸キ
ャレッジ29およびZ軸キャレッジ35がそれぞれX
軸,Y軸およびZ軸方向へ移動されることにより、レー
ザヘッド37を装着したレーザ加工ヘッド39がX軸,
Y軸およびZ軸方向へ移動されることになる。
【0019】このレーザ加工ヘッド39はすでに公知で
あるため詳細な説明を省略するが、A軸方向(垂直な軸
の軸心回り),B軸方向(水平な軸の軸心回り)に回動
してレーザヘッド37によってワークWに3次元(立
体)加工ができるようになっている。
【0020】前記ベース3のY軸方向の一端側(図3に
おいて左側)にはレーザ発振器41が配置されており、
このレーザ発振器41にはレーザビーム管43が接続さ
れている。このレーザビーム管43には別のレーザビー
ム管45が接続されており、このレーザビーム管43,
45には複数のベンドミラー47が装着されている。
【0021】したがって、レーザ発振器41で発振され
たレーザビームLBは複数のベンドミラー47を経てレ
ーザ加工ヘッド39に入り、レーザヘッド37の先端か
ら照射されてワークWにレーザ加工が行なわれることに
なる。
【0022】前記ベース3のY軸方向の一端側(図3に
おいて左側)にはレーザ加工機1を制御する制御装置4
9が配置されている。また、前記ベース3のX軸方向の
一端側(図1において左側)には、種々の焦点距離の異
なったレンズを備えた複数のレーザヘッド37を支承す
るヘッド支持部51が設けられている。
【0023】このヘッド支持部51は、図1,図2およ
び図4に示されているように、前記ベース3にY軸方向
へ延伸した支持フレーム53を備えており、この支持フ
レーム53内には複数(本実施例では8個)の各種レー
ザヘッド37を装着してある支持ブラケット55が設け
られている。この支持ブラケット55は各種レーザヘッ
ド37を装着するためのU字形状の溝57が形成されて
いる。
【0024】したがって、図2に示されているように、
X軸キャレッジ21がX軸方向の左方向へ移動し、2点
鎖線で示した位置まで移動させ、かつY軸キャレッジ2
9を支持ブラケット55に形成されているU字形状の溝
57にレーザヘッド37が装着されていない位置(図1
において下方端)の上方位置に移動させる。そしてZ軸
キャレッジ39を下降させると共にX軸方向へ移動せし
めることにより、レーザ加工ヘッド39に装着されてい
るレーザヘッド37が空のU字形状の溝57の装着部に
装着されて、レーザ加工ヘッド39からレーザヘッド3
7が取外される。
【0025】次に、支持ブラケット55におけるU字形
状の溝57の装着部に装着されている複数のレーザヘッ
ド37から選択されて、この選択されたレーザヘッド3
7をレーザ加工ヘッド39にZ軸キャレッジ35が上下
動並びに左右方向の移動によって装着される。而して、
ワークWの材質,板厚に合った最適な焦点距離をもった
レンズを有するレーザヘッド37によってレーザ加工が
行なわれる。
【0026】このように、レーザ支持部51の支持ブラ
ケット57におけるU字形状の溝57に装着されている
複数のレーザヘッド37からワークWの材質,板厚に合
った焦点距離を有するレンズを備えたレーザヘッド37
が選択されて、レーザ加工ヘッド39に直接的にかつ自
動的に着脱交換することができるから、レーザ加工の加
工精度を向上させることができると共に、レーザヘッド
37の交換時間を従来より短時間で行なうことができ
る。
【0027】図1,図2及び上記説明より既に理解され
るように、レーザ支持部51は、ワークテーブル5のワ
ーク支持領域の外方領域で、かつレーザ加工ヘッド39
の相対的な移動領域内に設けてあるので、ワークテーブ
ル5に対するワークWの搬出入時に邪魔になるようなこ
とがないと共に、レーザ加工に先立って、レーザ支持部
51に対する複数のレーザヘッド37のセットを容易に
行うことができるものである。
【0028】ヘッド支持部51としては、図4に示され
ているもの以外の別の実施例として、図5に示されてい
るように、支持フレーム59の下部に、回転軸61を介
して円周上に複数のU字形状をした溝63を形成せしめ
た円盤65のものであっても対応可能である。この場合
には、円盤65を回転せしめて交換位置に位置決めする
と共に、レーザ加工ヘッド39を前記交換位置に移動せ
しめることによってレーザヘッド37をレーザ加工ヘッ
ド39とレーザ支持部51との間で自動交換することが
できる。
【0029】前記レーザ加工ヘッド39にレーザヘッド
37が自動的で着脱自在に装着される具体的な一例の構
成としては、図6,図7および図8に示されているよう
に、レーザ加工ヘッド39は中空形状のA軸回転体67
を備えており、このA軸回転体67は前記Z軸キャレッ
ジ35に対してA軸方向に回動されるようになってい
る。
【0030】前記A軸回転体67の下部にはB軸方向に
回動自在なB軸回転体69が設けられており、A軸,B
軸回転体67,69にはそれぞれ前記ベンドミラー47
が備えられている。
【0031】前記B軸回転体69には、図7および図8
に示されているように、例えば120度間隔で3方向に
形成された孔71に係脱自在のテーパ部材73が装着さ
れている。この各孔71の外側に支持ブロック75が複
数のボルト77で前記B軸回転体69に取付けられてい
る。前記テーパ部材73と支持ブロック75との間に
は、図6に示されているようにスプリング79が介在さ
れており、このスプリング79によって前記テーパ部材
73を図6において左方向へ常時付勢されている。ま
た、テーパ部材73と支持ブロック75との間にはエア
シリンダのピストン81が設けられている。
【0032】このピストン81によって形成されたシリ
ンダ室83には流路85を介して流路87が接続されて
いる。この流路87は図8に示されているように、流路
89A,89Bおよび91A,91Bを介して各流路8
5に接続されている。
【0033】前記レーザヘッド37は図6に示されてい
るように、先端に中空形状のレーザヘッドブロック93
を支持した中空形状のレーザヘッドボデイ95の上部に
レンズ97を備えたレンズ保持体99が支承されてい
る。このレンズ保持体99の外周部には前記テーパ部材
73を係合する被テーパ部材101が形成されている。
【0034】なお、B軸回転体69とレンズ保持体99
とは図6に示されているごとく、キー103で回り止め
を防止している。
【0035】上記構成により、流路87にエアを供給す
ると、エアは流路89A,91A;89B,91Bなど
を介して流路85を経て各シリンダ室83に供給され
る。各シリンダ室83にエアが供給されるとピストン8
1がスプリング79の付勢力に抗して図6において右方
向へ移動してテーパ部材73も右方向へ移動する。この
状態において、レーザ加工ヘッド39が図4あるいは図
5で説明した支持ブラケット55のU字形状の溝57に
保持されているレーザヘッド37に対して下降すること
によって、B軸回転体69にレンズ保持体99が挿入さ
れる。次いで、エアを各シリンダ室83から抜くことに
よって、スプリング79の付勢力によってテーパ部材7
3が被テーパ部材101に入り込み保持されることにな
る。
【0036】したがって、レーザヘッド37がレーザ加
工ヘッド39に対して着脱自在に自動的に交換すること
ができると共に、自動的にレーザヘッド37の芯合せを
行なうことができる。
【0037】また、レーザヘッド37が図4または図5
に示した支持ブラケット55のU字形状の溝57に保持
される構成の一例としては、例えば図9に示されている
ように、支持ブラケット55の前部(図9において下
部)には支持ブロック103R,103Lが突出されて
おり、この支持ブロック103R,103Lには流体シ
リンダ105R,105Lが設けられている。この流体
シリンダ105R,105Lに装着されているピストン
ロッド107R,107Lの先端にはロック部材109
R,109Lが設けられている。
【0038】上記構成により、流体シリンダ105R,
105Lを作動せしめてピストンロッド107R,10
7Lを縮めてロック部材109R,109Lをそれぞれ
左右方向へ離隔した状態において、レーザヘッド37を
矢印で示したごとく、上方向へ移動せしめて支持ブラケ
ット55のU字形状の溝57に装着する。次いで、ピス
トンロッド107R,107Lをそれぞれ接近する方向
へ移動せしめることによって、ロック部材109R,1
09Lを接近せしめるとレーザヘッド37の外周部が保
持されることになる。
【0039】レーザヘッド37を支持ブラケット55の
U字形状の溝57から取外す際には、上述した動作と逆
の動作を行なうことにより、レーザヘッド37が矢印で
示した方向と逆方向に移動されて容易に着脱交換するこ
とができる。
【0040】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例ではワークを
支持したワークテーブルを固定し、レーザ加工ヘッドを
X軸,Y軸方向へ移動せしめるレーザ加工機で説明した
が、レーザ加工ヘッドをY軸方向へ、ワークテーブルを
X軸方向へ移動せしめるレーザ加工機でも対応可能であ
る。この場合には複数のレーザヘッドを支承したヘッド
支持部を固定したX軸キャレッジの一端側に例えば図5
に示した構造のものを使用するのが望ましいものであ
る。
【0041】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、ワークテーブル5のワー
ク支持領域の外方領域でかつレーザ加工ヘッド39の相
対的な移動領域内にヘッド支持部51が設けてあり、こ
のヘッド支持部51にはレーザ加工ヘッド39との間で
直接的にかつ自動的に着脱交換される複数のレーザヘッ
ド37が支承されており、かつ各レーザヘッド37には
焦点距離の異なるレンズ97がそれぞれ備えられてい
る。そして、ワークWの材質,板厚に対応して適正な焦
点距離を有するレンズを備えたレーザヘッドに自動的に
交換してワークテーブル5上のワークWのレーザ加工を
行う構成であるから、例えば薄板のワークのレーザ切断
を行うときには焦点距離の短いレンズを備えたレーザヘ
ッドに交換することにより、焦点深度はともかくもスポ
ット径をより小さくしてレーザ切断を行うことができ、
より加工精度を向上することができるものである。ま
た、厚板のワークのレーザ切断を行うときには、焦点距
離の長いレンズを備えたレーザヘッドに交換することに
より、スポット径はともかくも焦点深度を大きくして厚
板の切断を可能にするものである。
【0042】すなわち、本発明によれば、ワークWの材
質,板厚に対応した適正な焦点距離を有するレンズを備
えたレーザヘッド37の着脱交換が自動的に行われてレ
ーザ加工が行われるので、より精度の良いレーザ加工が
能率よく行われ得るものである。
【0043】また、本発明によれば、ヘッド支持部51
がワークテーブル5のワーク支持領域の外方領域に設け
てあることにより、ワークテーブル5に対するワークW
の搬出入のときに邪魔になるようなことがないと共に、
レーザ加工に先立って、ヘッド支持部51に対する複数
のレーザヘッド37のセットを容易に行うことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した一実施例のレーザ加工機の
平面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1における左側面図である。
【図4】図1におけるヘッド支持部の一部を拡大した斜
視図である。
【図5】図4に代るヘッド支持部の他の実施例の斜視図
である。
【図6】レーザヘッドがレーザ加工ヘッドに着脱交換さ
れる構成を示した拡大断面図である。
【図7】図6におけるVII −VII 線に沿った拡大断面図
である。
【図8】図6におけるVIII−VIII線に沿った拡大断面図
である。
【図9】レーザヘッドがヘッド支持部に着脱交換される
構成の一例を示した平面図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 5 ワークテーブル 21 X軸キャレッジ 29 Y軸キャレッジ 35 Z軸キャレッジ 37 レーザヘッド 39 レーザ加工ヘッド 51 ヘッド支持部 55 支持ブラケット 57 溝 69 B軸回転体 73 テーパ部材 99 レンズ保持体 101 被テーパ部材 103R,103L 支持ブロック 105R,105L 流体シリンダ 109R,109L ロック部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(W)を支持するワークテーブル
    (5)の上方位置に、上記ワーク(W)のレーザ加工を
    行うレーザ加工ヘッド(39)を前記ワークテーブル
    (5)に対して相対的にX軸,Y軸方向へ移動自在かつ
    上記X軸,Y軸に直交するZ軸方向へ移動自在に設けて
    なるレーザ加工機において、レンズ(97)を備えたレ
    ーザヘッド(37)を前記レーザ加工ヘッド(39)に
    着脱交換自在に設け、焦点距離の異なるレンズ(97)
    を備えた複数のレーザヘッド(37)を支承するヘッド
    支持部(51)を、前記ワークテーブル(5)のワーク
    支持領域の外方領域でかつ前記レーザ加工ヘッド(3
    9)の相対的な移動領域内に設け、前記ヘッド支持部
    (51)と前記レーザ加工ヘッド(39)との間でレー
    ザヘッド(37)を直接着脱交換自在に構成すると共
    に、ワーク(W)の材質,板厚に対応して適正な焦点距
    離を有するレンズを備えたレーザヘッドに自動的に交換
    してワークテーブル(5)上のワーク(W)のレーザ加
    工を行う構成としてなることを特徴とするレーザ加工
    機。
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