WO1991000183A1 - Appareil servant a preparer des cartes d'enregistrement de donnees - Google Patents

Description

明 細 書

発明の名称」

情報記録力 ドの作製装置

「技術分野 J

本発明 は、 情報を記録 したカー ド、 例えば、 いわゆ る I D カー ド ある いはプリ ペイ ド カー ドな どの情報記録カ - ドの作製装置に関す る。

「背景技術」

近時、 プ リ ン ト情報のみな らず磁気情報を記録 したプラ スチ ヅ ク 製の情報記録カー ドが I D カー ド ある いはプ リ ペイ ド カー ドな ど と 称さ れて利用 さ れて いる。

こ の情報記録カー ドは、 先ず、 磁気ス ト ラ イプを有するプラ スチ ッ ク カー ドを磁気エ ンコ ーダに挿入して磁気情報を記録し、 次に、 プラ スチ ッ ク カー ド を印刷装置に搬入して カー ド表面に文字、 図形 などのプ リ ン ト情報を印刷する こ と に よ っ て作製される。

しかしなが ら、 こ のよ う な情報記録カー ドを作製す る場合、 作製 者がプラ スチ ッ ク カー ドを手で把持する こ と に よ り、 磁気ェンコ一 ダゃ印刷装置に搬送 して いた ため、 カー ドの搬入、 搬出操作に手間 がかかる と共に、 カー ド表面に汚れが生 じた り、 カー ドを印刷装置 の印刷位置にセ ツ 卜 させ る と き に、 微小な精度での位置決めが難し い と い う 問題があ つ た。

本発明 にかかる カー ド作製装置は、 上記の従来技術の有する様々 な問題に着目 してな され たものであ り、 生地 とな る カー ドへの磁気 データの書込 と 書込 まれたデータのチ ヱ ッ ク及びカー ドの ク リ 一二 ング とプ リ ン ト データのプ リ ンテ ィ ン グを自 動的に行な う こ と を第 1の目的と し、 カー ドへのプ リ ン ト データの印刷の際に印刷位置に微 小な精度で力— ドを位置決めする こ と を第 2の目 的 と し、 カー ドへの プリ ン ト デー夕 の印刷の際にゴミ のない清浄な力一 'ド を供給し て品 質の高い印刷を行な う こ と を第 3の目的 とす る。 「発明の開示」 上記の目的を達成する ために、

( 1 ) 本発明の請求項 1にかかる力一 ド作製装置は、

磁気データ と プリ ン ト デ一夕 と を記録する ためのカー ドを複数枚 収納可能と さ れ、 所定枚数のカー ドを取出 し可能なフ ィ ーダと、 こ のフ ィ ーダから取出 されたカー ドを所定方向 に搬送する第 1の搬 送手段を備え、 搬送中に前記カー ドを洗浄す る ク リ ーナー と、

こ のク リ ーナーにて洗浄さ れたが搬入され、 洗浄済みのカー ドを 所定方向 に搬送する第 2の搬送手段を備え、 搬送中にカー ド に磁気デ 一夕 を書き込むデータ書込手段と、

こ のデータ書込手段か ら搬入さ れたデータ書込滂みのカー ドを搬 送する第 3の搬送手段を備え、 搬送中に カー ドの所定位置にプリ ン ト データ を書込んで搬出するプ リ ンター と、

こ のプ リ ン タ か ら搬出さ れる カー ドを搬入する第 4の搬送手段を 備え、 所定枚数毎に前記カー ドを収納す るス タ ッ カー と、

前記ク リ ーナー内 にカー ドが存在す る か否かを検知 して前記ク リ ーナ一内にカー ドが存在 しな い と き に前記フ ィ ーダか ら前記ク リ ー ナ一内に カー ド を搬送する よ う に 力一 ド搬入命令信号を出力す る第 1の検知手段と、 .

前記データ書込手段内 にカー ドが存在する か否かを検知 して前記 データ書込手段にカー ドが存在しない と き に前記ク リ ーナーか ら前 記データ書込手段にカー ドを搬入する よ う にカー ド搬送命令信号を 出力する第 2の検知手段と、

前記プ リ ン タ ー内 にカー ドが存在す るか否かを検知 して前記プ リ ンタ ー内 にカー ドが存在 しな い と き に前記データ書込手段から前記 プリ ンタ ー内 に カー ドを搬送する よ う に力一 ド搬送命令信号を出力 する第 3の検知手段 と、 前記プ リ ン タ一に てカー ドのプ リ ン 卜 が完了 し た時に、 前記プ リ ンタ ーか ら搬出する カー ドを前記ス タ ッ カー に収納する よ う に前記 プリ ンタ ーのプ リ ン ト完了 を検知する第 4の検知手段と、

を備え て い る こ と を特徴と する。

( 2 ) 又、 本発明の請求項 2にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1にかかる カー ド作製装置において、

前記フ ィ ーダは、 積層状態の前記カー ドを カー ドの厚さ方向 に押 圧する押圧手段と、 押圧されたカー ド を この押圧手段の押圧力 に抗 して支え るま承手段と を備えて い る こ と を特徴と する。

( 3 ) 本発明の請求項 3にかかるカー ド作製装置は、

請求項 1及び 2にかかる カー ド作製装置にお いて、

前記データ書込手段と 前記プ リ ンター との間に、 前記データ書込 手段から搬送さ れる カー ドを所定方向 に搬出可能なカー ド反転装置 を備え る と と も に、 前記第 1の搬送手段は、 このカー ド反転装置から 送り 返さ れたカー ドを前記データ書込手段に搬入 した後に、 再度前 記反転装置に向かっ て こ の送 り 返さ れた カー ドを搬送する駆動手段 を有 し、 前記データ書込手段は、 前記カー ド に書き込 まれたデータ を読み取るデータ読取り 手段 と読み取っ たデータ をチ ェ ッ クす る チ エ ツ ク手段と を備え てい る こ と を特徴 と する。

( 4 ) 本発明の請求項 4にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1乃至 3にかかる カー ド作製装置にお いて、

前記ク リ ーナーは、 前記フ ィ ーダ側か ら搬入さ れる カー ドの表面 に剥離可能に接着して転動す る こ と に よ り 搬送中のカー ドの表面を 洗浄する第 1の粘着性部材を備えて い る こ と を特徴 とする。

( 5 ) 本発明の請求項 5にかかる カー ド作製装置は、

請求項 4にかかる カー ド作製装置にお いて、

前記第 1の粘着性部材に接触する と共に、 前記第 1の粘着性部材ょ り も強い接着力 を有 し、 前記第 1の粘着性部材に付着す る塵埃を洗浄 する第 2の粘着性部材を備えて い る こ と を特徴と する。

( 6 ) 本発明の請求項 6にかかる カー ド作製装置は、 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置において、

前記プ リ ン タ ーの第 3の搬送手段は、 前記カー ドの搬入位置と カー ドの搬出位置 と の間を往復移動す るス テージ を備え、 こ のステージ は、 前記カー ドの搬入位置で前記カー ドがス ラ イ ド し て搬入さ れる 支持面を有する と と もに、 前記ス テージ のカー ド搬入側の端部に、 カー ドの搬入後に前記支持面よ り 上方に突出 して搬入されたカー ド の後端部を支持し、 前記ス テージがカー ドの搬出位置に位置して 力 ー ド を搬出し た後に下降する突起部を備え、 前記ステージ のカー ド 前端部が位置する側に、 前記カー ドが前記支持面上に搬入される時 に前記カー ドの前端部を支持し、 前記ス テージが前記カー ドの搬出 位置に位置する と き に前記ま持面の下方に下降す るス ト ツ パ部材を 備え、 前記ス テージのカー ド搬入位置の上方に、 前記支持面に搬入 されるカー ドの後端部を支持面の所定位置にスラ イ ド させ る係止部 材と、 前記ス テージが前記カー ドの搬出位置に位置し た と き に前記 支持面上のカー ドの後端部を前記カー ドの搬出位置側に押圧する押 圧部材とが設け られ、 前記ス テージのカー ドの搬出位置の上方に、 サーマル リ ボンを介 して前記カー ドの所定位置に転写を行な う サー マルへッ ドが設け られて い る こ と を特徵とす る。

( 7 ) 本発明の請求項 7にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1乃至 5のカー ド作製装置において、

前記プ リ ンタ 一は、 前記カー ドの端部を保持する カー ド保持手段 と、 前記カー ドの表面を直接若し く は間接に押圧可能なサーマ ルへ ヅ ド と、 このサーマルヘ ッ ドの対向位置に配設さ れ、 この位置で前 記サーマルヘッ ド側に膨出する よ う に前記カー ドの裏面を支承可能 なカー ド支承手段と、 前記カー ドの情報記録部位を前記サーマルへ ヅ ド と こ のカー ド支承手段と によ り 挟持させる駆動手段と、 前記力 一ド支承手段と前記サーマ ルへッ ド及びこの駆動手段 と を支持す る 筐体 と を備え、 前記カー ド保持手段は前記サーマ ルへッ ド に対 し て 所定方向 に所定速度で相対移動可能に取 り 付け ら れて いる こ と を特 徴と する。 ( 8 ) 本発明の請求項 8にかかる カー ド作製装置は、 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置において、

前記プ リ ンタ 一は、 カー ド支持面にカー ド を位置さ せ、 この力一 ドの印刷面上にサーマル リ ボンを位置させ、 こ のサーマル リ ボンの 上にサーマルへッ ド を当接させ、 このサーマルへッ ドの加熱制御を 行な いながら移動させる ス テージ を備え、 こ のス テージ に、 前記力 ー ドの搬送方向の前端部を搬送方向の後端部側に押圧する弾性部材 と、 前記カー ドの搬送方向の後端部を支承す る ス ト ッ パー と、 前記 カー ドの後端部側を前記カー ド支持面に押圧する よ う に付勢さ れた カー ド押圧手段 と、 前記カー ドの後端部側を前記カー ド支持面か ら 離間させる カー ド押上手段と を設け、 前記カー ド押圧手段と こ の力 一ド押上手段 と は、 前記カー ド押圧手段を前記カー ドから離間させ た時に前記カー ドの裏面側を前記カー ド支持面か ら押 し上げる駆動 機構を有する こ と を特徴 と する。

( 9 ) 本発明の請求項 9にかかるカー ド作製装置は、

請求項 1乃至 5のカー ド作製装置にお いて、

前記プ リ ンタ 一は、 矩形のカー ドを位置決め保持さ せる スラ イ ド ステージ を備え、 こ のス ラ イ ドス テージ は、 前記カー ドの一面を 当 接して受ける支持面 と、 該支持面の周囲で前記カー ドの 3 辺を位置 決めする位置決め手段と、 該位置決め手段に よ っ て位置決めさ れた 前記 3 辺の中央の一辺に対応する位置には前記カー ドの前記支持面 から の浮き を防止す る係止手段と、 該係止手段と 対向する位置に前 記支持面に対 し て傾斜し た傾斜面 と、 該傾斜面上を前記係止手段に 向っ て移動さ れた と き、 前記カー ドの残り の一辺の端部に突き 当て られる と と も に該端部を前記支持面に押えつ け、 反対方向 に移動さ れた と き 前記カー ドから離れる カー ド押圧部を有する カー ド押え手 段と、 該カー ド押え手段を常時前記係止手段側へ付勢する と と も に 前記反対方向へ前記付勢力 に杭しなが ら移動させ るパネ とが設け ら れて いる こ と を特徴 とす る。

( 1 0 ) 本発明の請求項 1 0にかかる カー ド作製装置は、 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置において、

前記プ ' ンターは、 少な く と も 2 本のガイ ドバーを平行に配設 し、 該ガイ ドバーのそれぞれに少な く と も 1 個の リ ニ アブッ シ ュ を摺動 自在に嵌合させ、 こ れら該 リ ニアブヅ シ ュを リ ニアブッ シ ュケーシ ングで一体に連設し、 該 リ ニアブッ シ ュケーシ ングにはカー ド を保 持固定するス ラ イ ドステージ を固着し、 前記ガイ ドバーと平行に送 り ネ ジを配設する と と も に、 該送 り ネ ジ には 2 個のナ ツ ト を螺入さ せ、 該 2 個のナツ ト 間に互に遠ざける よ う に付勢する第 1 のスプ リ ングを介在させ、 1 組の前記ナツ 卜 の軸方向外側を受ける ナツ ト ケ 一シ ングを該ナツ ト と と もに前記送り ネ ジ上を移動自在と し、 前記 ナツ トケーシ ングには前記 リ ニアブヅ シ ユゲーシ ングの軸方向両側 に延在す るアームを形成 し、 該アームのいずれか一方に前記リ ニア ブッ シ ュ ケーシ ングを常時付勢当接させる第 2 のスプリ ングを前記 ナツ トケーシ ングと前記 リ ニアブッ シ ュ ケーシ ング間に張設し た こ と を特徵 とする。

( 1 1 ) 本発明の請求項 1 1にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1乃至 10のカー ド作製装置にお いて、

前記プ リ ンタ 一は、 送 り 胴にロール状に巻かれたサーマル リ ボン を引 き 出 して供給するサーマル リ ボン送 り 部 と、 使用済みの前記サ 一マ ル リ ボン を卷取る巻 き取 り 部 と を具備し、

こ のサーマル リ ボン送 り 部倆に、 位置によ り 摩擦抵抗値の異な る 摩擦面を有する押圧部材が設けら れ、 こ の押圧部材の摩擦面が前記 送り 胴のサーマ ルリ ボン に圧接され、 こ のサーマル リ ボン と押圧部 材と の少な く と も.何れかに、 送 り 胴のサーマ ル リ ボンの残存量に応 じて前記摩擦面の前記サーマ ル リ ボン と の接触部位を移動させる移 動機構が設け られて いる こ と を特徴と する。

( 1 2 ) 本発明 の請求項 12にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1乃至 1 1のカー ド作製装置において、

前記プ リ ン タ 一は、 印字媒体の印字方向に直交する よ う に配設さ れたま軸 と、 それぞれが前記支軸の軸回 り に揺動可能に支持さ れた 複数のへッ ド本体と、 各へッ ド本体の端部にそれぞれ設け られた発 熱体を印字媒体に押 しつ ける付勢手段 と、 画信号に よ り 前記発熱体 を適宜発熱させる手段と を有 し、 前記ヘ ッ ドの発熱体は、 印字媒体 よ り 輻狭 く 形成されて い る こ と を特徴と する。

( 13 ) 本発明の請求項 13にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1 2にカー ド作製装置にお いて、 へッ ド本体のま持部にて へ ッ ド本体が前記支軸に対 して部分的に摺接し、 へッ ド本体が前記支 軸に対して傾斜する向 き に揺動する こ と を特徵と する。

( 14 ) 本発明の請求項 14にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1乃至 13のカー ド作製装置にお いて、

前記プ リ ンタ ー と前記スタ ッ カー と の間には、 前記カー ドを転写 可能な所定位置に搬送す る第 5のカ ー ド搬送部と、

サーマ ル リ ボ ンを前記カー ド上に転写する ヒー ト ローラ及びこ の ヒー ト ロ ーラ を支持 し前記カー ド搪送部に回動自在に枢着される ァ 一ム と を有す る加熱転写部と、

前記サーマル リ ボンを こ の加熱転写部に供給し且つ転写終了後の サーマ ル リ ボ ン を巻取るサーマル リ ボ ン供給、 巻き取 り 部 と、 駆動力伝達手段を介し て駆動モ ータ の駆動力を前記カー ド搬送部 と前記加熱転写部と前記サーマル リ ボ ン供給、 巻 き取 り 部に伝達す る駆動部 とが備え られて い る こ と を特徴とする。

( 15 ) 本発明の請求項 15にかかる カー ド作製装置は、

請求項 1乃至 13のカー ド作製装置において、

前記プ リ ン タ 一 と 前記スタ ッ カーと の間には、 所定方向 にカー ド を搬送する と共に、 こ のカー ドの非当接面側にサーマル リ ボンが供 給さ れる搬送ローラ と、

こ の搬送ローラ と平行に延在する支持軸と、

こ の支持軸 と平行に延在す る と 共に、 前記カー ド と 前記サーマ ル リ ボンを介 し て 当接する 円筒周壁部形状の転写当接面が突設さ れ、 前記搬送ローラ に対 して接近離間可能に配設される と共に、 前記支 持軸の延在方向 に位置調整可能と され、 前記支持軸と平行な回転軸 を中心に回転可能な ヒー ト ロ ーラ と、

こ の ヒー ト ローラ を前記搬送ロ ーラ に向かっ て付勢する付勢手段 と、

前記ヒー ト ローラ の転写当接面が前記サーマル リ ボンを介し て前 記搬送ローラ を押圧 しつつ回転する よ う に、 前記付勢手段の付勢力 に抗して前記ヒー ト ローラの揺動角度を規制する ス ト ッパーと、 前記搬送ローラ及び前記ヒー ト ローラ を同期回転させる駆動手段 とが、

備え られて い る こ と を特徵 と する。 「図面の簡単な説明 」 第 1図は本発明の請求項 1の実施例にかかるカー ド作製装置の構成図 であ る。

第 2図は本発明の請求項 1の実施例にかかるカー ド作製装置のフ ロー チヤ一ト であ る。

第 3図は本発明の請求項 3の実施例のカー ド作製装置の反転装置を示 す概略斜視図である。

第 4図は第 3図の支持板上のギア機構の平面構成を示す説明図であ る。 第 5図は第 3図の支持板下のギア機構の平面構成を示す説明図であ る。 第 6図は第 3図の反転装置の断面構成を示す断面図であ る。

第 7図は本発明の請求項 4の実施例にかかる ク リ ーナーの部分構成を 示す概略斜視図であ る。

第 8図は本発明の請求項 5の実施例にかかる ク リ ーナーの部分構成を 示す斜視図であ る。

第 9図は本発明の請求項 6の実施例にかかるプ リ ン ターの構成を示す 説明図である。

第 1 0図は第 9図のプ リ ン タ ーのステージ をカー ド搬出位置側に移動さ せた時の説明図であ る。

第 1 1図は第 9図のプ リ ン タ ーのス テージ の平面構成を概略的に示す説 明図である。

第 12図は第 9図のプリ ンターのステージの側面構成を概略的に示す説 明図である。

第 13図は第 9図のプリ ンターのタイ ミ ングチヤ一 トである。

第 14図は本発明の請求項 7の実施例にかかるプリ ンターの構成を示す 説明図である。

第 15図は第 14図のプリ ンターの側面の構成を示す説明図である。 第 16図は第 14図のプリ ンターのカー ド台の概略斜視図である。

第 17図は第 14図のプリ ンターに用いられるサーマルリボンの平面構 成を示す説明図である。

第 18図は本発明の請求項 8の実施例にかかるプリ ンターの概略的な説 明図である。

第 19図は本発明の請求項 9の実施例にかかるプリ ンターのカー ドま持 手段の概略斜視図である。

第 20図は第 19図のカー ド支持手段にカー ドを保持させた状態を示す 斜視図である。

第 21図は本発明の請求項 10の実施例にかかるプリ ンターの概略構成 を示す断面図である。

第 22図は本発明の請求項 11の実施例にかかるサーマルリボン供給部 の構成を示す説明図である。

第 23図は本発明の請求項 12の実施例にかかるサーマルヘッ ドの構成 を示す斜視図である。

第 24図は第 23図のサーマルへヅ ドの転写状態を示す説明図である。 第 25図は第 23図に示すサーマルヘッ ドの構成を説明する斜視図であ る

第 26図は第 23図のサーマルヘッ ドの揺動機構を示す説明図である。 第 27図は本発明の請求項 14の実施例にかかるオーバーコーティ ング 機構を示す説明図である。

第 28図は第 27図のオーバーコ一テ ィ ング機構のカー ド搬送部の正面 図及び平面図である。 第 29図は第 27図の加熱部の正面図及び平面図である。

第 30図は第 27図のカー ド搬送機構のサーマルリボン巻き取り供給部 の正面図及び平面図である。

第 31図は第 27®の ー トローラの斜視図である。

第 32図は第 27図のヒー トローラをカバーするカバー部材の説明図で あ 。

第 33図は第 27図のオーバーコ一ティ ング機構のタイミ ングチヤ一ト である。

第 34図は本発明の請求項 15の実施例にかかるプリ ンターの構成を示 す斜視図である。

^Γ発明を実施するための最良の形態」 (請求項 1、 2、 3の最良の実施形態〉 以下、 本発明を実施するための最良の実施形態にかかるカー ド作 製装置を図面に基づいて説明する。

第 1 図は、 本発明の請求項 1、 2、 3 の実施例にかかるカー ド作 製装置であり、 カー ド作製装置 10は、 カー ド 20を収納するカー ドフ ィーダ 30と、 印刷前のカー ド 20の洗浄を行なう ク リーナ 60と、 カー ド 20に磁気変換された情報信号を記録するデータ書込、 読取り手段 40と、 カー ド反転装置 50と、 カー ド 20に印刷する印刷装置 70と、 力 ー ド 20を収納するスタッ カー 80と、 カー ド作製装置 10の動作を制镩 する制御装置 90とを備えている。

カー ドフ ィーダ 30は、 カー ド 20を収納するキャビネッ ト 30aと、 力 ー ド 20をク リーナー 60に搬送する ピンチローラ 30b, 30c, 30dと、 セン サ 30eとを備えている。 キャビネヅ ト 30aは、 カー ド 20を複数枚収納 可能とされ、 複数枚のカー ド 20の中から一枚のカー ド 20を取り 出し 可能な搬出口 30fを有している。 カー ドフ ィ ーダ 30は、 キャビネッ ト 30aの中をキャビネヅ ト 30aの長手方向にスライ ドする起立板 31を備 えて お り、 こ の起立板 31は、 積層状態のカー ド 20をカー ド 20の厚さ 方向に押圧する押圧手段を構成する ものであ り、 キャ ビネ ッ ト 30aに 設け られたスプ リ ング 32によ っ て ス ト ヅ パー 33側に付勢さ れて い る。 ス ト ッ パ ー 33はキャ ビネ ヅ ト 3 Oaに突設されてお り、 スプリ ング 32の 付勢力に抗してカー ド 20、 、 、 を支持する支承手段を構成して い る。 このカー ドフ ィ ーダ 30は、 ピンチ ローラ 30b, 30 c, 3 Odからな る第 1の 搬送手段を備え てい る。 ピンチローラ 30bは搬出口 3Dfの近傍に配設 され、 キ ャビネ ッ ト 30aの一端部倒に位置するカー ド 20をピンチロー ラ 30c，30(1惻に移送する。 キャ ビネ ヅ ト 30aの ピンチローラ 30c, 30dの 近傍には、 セ ンサ 30eが配設さ れてお り、 こ のセ ンサ 30eは、 ピンチ ローラ 30c, 30d間に カー ド 20が存在する こ と を検出 した と き にピンチ ローラ 30bを回転させない よ う に、 ピンチローラ 30bの駆動手段に対 して制御信号を 出力する。

ク リ ーナ 60は、 カー ド 20を搬送する第 2の搬送手段と してのピンチ ローラ 60a， 60bと、 搬送中のカー ド 20の印刷する面に圧搾空気を吹き 付けてカー ド 20の洗浄を行な う ノ ズル（図示せず）を備えて いる。 ピ ンチローラ 60a, 60bは、 制御装置 90の制御信号に基づいて面転さ れ、 ノ ズルは制御装置 90の制御信号に基づいて圧搾空気を カー ド 20に吹 き付ける。 ク リ ーナー 60にはク リ ーナー 60内にカー ド 20が存在する こ と を検出す る第 1の検知手段と してのセ ンサが設け られて いる。 但 し、 この第 1の検知手段と してのセ ンサは図示を省略してあ る。 この セ ンサは一対のフ ォ ト カプラーに よ っ て構成され、 一対のフ ォ ト カ ブラーの間を カー ド 20が通遇する よ う に配設されている。 こ の一対 のフ ォ ト カプラーは制御装置 90に接続さ れて お り、 一対のフ ォ ト カ ブラーの間にカー ドが存在する と き には、 オフ信号が制御装置 90に 対 して出力さ れ、 制御装置 90から フ ィ ーダ 30に対 して カー ド 20の搬 送を禁止する制御信号を出力する。 又、 一対のフ ォ ト カプラーの間 にカー ド 20が存在しない と き にはデータ害込、 読取り 手段 40に た い して カー ド 20の搬入を許容する制御信号を制御手段 90に送信する。 データ書込、 読取り 手段 40は、 カー ド 20を搬送する第 3の搬送手段 と してのピンチローラ 40a，4 Obと、 情報信号の書込モー ドと害込まれ た情報を読み取る読取モー ドに変換可能な磁気へッ ド 40c，40dと、 デ ータ書込、 読取り手段 40内に存在するカー ド 20の搬送方向の前後端 部 20a， 20bを検出してその検出結果を制镩装置 90に送信する第 2の検 知手段と してのセンサ 40e,40f，40gを備えている。

ピンチローラ 40a， 40bは、 ピンチローラ 60a, 60bから搬入された力 一ド 20の前端部がク リーナー 60側のセンサ 40eによ り検出されたと き に、 カー ド 20を磁気へッ ド 40c, 40d間に搬送するよ うに正回傘云（第 1 図中矢印 R方向） を始める。 即ち、 センサ 40eはカー ド 20の前端部 2 0aを検知したと きに、 その検知信号を制街装置 90に送信し、 制铒装 置 90はセ ンサ 40eの検知信号に基づいてピンチローラ 40a， 4 Obを正回 転させる制御信号をピンチローラ 40a, 40bの駆動装置に送信する。 磁気へッ ド 40c,40d近傍のセンサ 40fは、 制御装置 90によ り制御され る磁気へッ ド 40c，40dによってデータの書込みを開始するために、 力 一ド 20の位置検出を行なうためのもので、 磁気ヘッ ド 4Qc,40dから所 定の間隔で設けられている。 センサ 40fの磁気へヅ ド 40c,40dに対す る設置間隔は、 カー ド 20のデータ書込開始位置に対応するよ う に設 定されている。 センサ 40Πこよ り、 カー ド 20の前端部 20aが検出され、 こ の検出信号が制御装置 90に送信される と、 制御装置 90からの耆込 用データに基づいて磁気ヘッ ド 40cによって磁気変換されたデータの 書込が開始される。 カー ド 20の送り量は、 ビンチローラ 40a, 40bの 回転量に基づいて制御装置 90によ って計測され、 カー ドの送り量に 基づいてデータの書込が行なわれる。 カー ド 20のデータ書込の完了 は制耨装置 90によ り判別される。 カー ド 20の後端部 20bがセンサ 40f によ り検出される と、 こ の検出信号に基づいて制街装置 90が働き、 ピンチローラ 40a, 40bは、 正回転を一度停止し、 害き込んだデータの チェ 'ソ クのために逆回転を始める（第 1 図中矢印 L方向）。 ピンチ口 ーラ 40a, 40bの逆転によ り カー ド 20の後端部 2bが再びセンサ 40eに検 出される と、 再び制御装置 90からの命令によ り ピンチローラ 40a，40 bは逆転を停止し、 正回転を開始する。 センサ 40fによ り、 カー ド 20 の前端部 20aが検知された ら、 セ ンサ 40fの検出信号は制御装置 90に 入力 されて制御装置 90か らの制御命令が磁気へヅ ド 40cに送信さ れる。 この制御装置 90からの制御命令に よ り、 磁気へッ ド 40cは力一ド 20の 書込情報の読取 り モー ド に変換さ れ、 磁気へヅ ド 40cに よ り カー ド 2 0のデータ読取が開始さ れる。 磁気ヘッ ド 40Cによ る読取データ は、 制剁装置 90に送信さ れて カー ド 20に書込むべき データ と比較さ れ、 カー ド 20の片面側の書込データの正常、 異常が判定さ れる。

カー ド反転装置 50近傍のセ ンサ 40gは、 データ書込、 読取り 手段 4 0から 力一 ド 20が搬出さ れた こ と を検知するセ ンサであ り、 カー ド 2 0の後端部 20bがこのセ ンサ 40gに よ り 検出さ れる と、 その検出信号は 制御装置 90に送信さ れ、 ピンチローラ 40a, 40bを回転させ、 ピンチ ローラ 60a， 60bを回転させ る と共に、 カー ド反転装置 50の搬送機構 5 2を作動させる。

磁気へッ ド 40c，40dは、 カー ド 20の両面に磁気記録を行な う ための もので、 本実施例では、 カー ド 20の両面に情報を書き 込む場合には、 磁気へッ ド 40c，40dの両者がデータ書込モー ドに変換さ れる。 こ の力 ー ド 20の両面に対するデータ の書込及び書込データの読取の際のピ ンチローラ 40a, 40bの回転は、 カー ド 20の片面側へのデータ書込、 デ ータ読取 と同様であ るので、 説明 を省略する。

カー ドを反転する反転装置 50は本発明の請求項 3の一実施例にかか る ものであ り、 第 3図乃至第 5図に示すよ う に、 反耘機構 51と搬送機 構 52と を備えて いる。

反転機構 51は、 カー ド作製装置 10に固定さ れるベース 51aと、 ベー ス 51aに取 り 付け られるま持ブロ ヅ ク 5 lb, 5 lbと、 支持ブロ ッ ク 51b, 51bに支持されるモータ 51cと、 モータ 51cのシ ャフ ト に取り 付け られ る歯車 51dと、 歯車 51dに «合する減速歯車 51eと、 減速歯車 51eを固 定する回転軸 51fと、 回転軸 51fを回転可能に支持する 支持板 51gと を 備えてい る。 支持板 51gはベース 51aに直立さ れるま持軸 51h,51hに支 持さ れて いる。 モータ 51cは制御装置 90からの制御命令によ り 面動す る。 搬送機構 52は、 反転機構 51の回転 || 51Πこ取り 付けられる ター ンテ 一ブル 52aと、 ター ンテーブル 52aに対向する支持板 52bと、 支持板 52bをター ンテーブル 52aに支持させる支持賴 52c, 52cと、 ター ンテー ブル 52aと 支持板 52bと に枢着される ピンチローラ 52d, 52eと、 制御装 置 90からの制御命令で所定面転数囬転するモータ 52f と、 モータ 52f のシ ャフ に取 り 付け られる歯車 52gと、 歯車 52gに嚙合する減速歯 車 52hと、 ビンチ O—ラ 52d，52eに取り 付けられて減速歯車 52hに ¾合 する歯車 52iと を備えて い る。 減速歯車 52hはター ンテーブル 52aとま 持板 52bに枢着される回転軸（図示せず）に取 り 付け られてい る。

モータ 52ίは、 タ一ンテーブル 52aに突設さ れる支持ブロ ッ ク 52j, 52j (第 4図参照 ） に支持さ れて いる。 ピンチローラ 52d，52eには、 ヮ ンウ ェイ クラ ッ チが設け られてお り、 一方向 にのみ回転する よ う に なっ てい る。

カー ド反轅装置 50は、 データ香込、 読取り 手段 40によ るデータの 書込が異常に行なわれた と き と、 印刷装蟹 70によ るカー ドの裏面印 刷を行な う と き に、 搬送機構 52に搬入さ れたカー ド 20を反耘させる。 この異常カー ド 20の反転は、 データの表面記録と裏面記録 とを間 う こ と な く 行なわれる。

即ち、 制御装置 90によ るカー ド 20のデータチェ ッ ク に於て書き込 みデータ に異常があ る場合には、 制御装置 90からの制御信号に よ り、 先ず搬送機構 52によ るカー ド 20の搬入後、 反転機構 51のモータ 51cが 所定回転数回転によ り ターンテーブル 52aが 90度回転する。 ター ンテ —ブル 52aが 90度回転して停止した ら、 再び、 モータ 52fが回転して カー ド 20が第 1 図中矢印 B方向に搬送さ れる。 搬送機構 52によ るデ 一夕書込異常カー ド 20の搬送終了後、 再び、 反転機構 51が 270度逆回 転して、 ター ンテーブル 52aは回転開始基準位置に停止する。 尚、 こ のタ ーンテープル 52aが面転開始基準位置にあ る と き、 データ書込、 読取 り 手段 40か らの正常書込カー ド 20は搬送機構 52によ り その ま ま ク リ ーナ 60に搬送される。

カー ド 20の磁気ス 卜 ラ イプに異常があ る と き は、 データ害込異常 - - の場合と 異な り、 ターンテーブル 52aは 90度回転 して第 1 図中矢印 A 方向にカー ド 20を搬送する。 データ書込、 読取 り 手段 40によ り、 力 一ド 20の両面にデータ書込を行な う場合、 磁気ヘッ ド 40dによ り デー タの書込 と読取が行なわれる他は、 片面倒へのデータ書込時と 同様 にピ ンチローラ 40a， 40bが回転する。

カー ド 20に刷の場合は、 カー ド 20がカー ド反転装置 50内にあ る と き にカー ド 20の片面の書込データ と印刷データ と の照合チェ ッ クが 行なわれる。 こ の照合チ ；！ 1 ッ ク に於て不一致が発見さ れた ら、 前記 と同様にター ンテーブル 52aがター ンテーブル 52aの回転開始基準位 置から 90度回転 し、 搬送機構 51によ り カー ド 20は所定の場所にキー プさ れる。

尚、 書込データ に異常の無いカー ド 20であ っ てエラーな どに よ つ てキープされた ものは、 再びデータ読取 り モー ド に設定し たデータ 書込、 読取り 手段 40内に搬入 して、 カー ド 20の書込データチェ ッ ク を行ない、 こ の書込データ に基づいて印刷装置 70の印刷データ調整 を行ない、 その後に印刷装置 70に よ る印刷を行な う。

本発明 のプ リ ンタ 一の実施例と しての印刷装置 70は、 カー ド 20を スタ ヅ 力一 80側に搬送可能な ピンチ ϋ ーラ 71a, 7 lbと、 カー ド 20を支 持す るプラテ ンローラ 72と、 サーマル リ ボン 73を掛け渡すサーマル ヘッ ド 74と、 サーマルリ ボン 73を巻回す る リ ール 75a,75bと、 ピンチ ローラ 7 la, 7 lbで搬送さ れるカー ド 20の搬送位置を検出する第 3の検 知手段と してのセ ンサ 76a，76bと を備え てい る。 ピ ンチローラ 71a, 7 lbと、 プラテ ンローラ 72と、 サーマルヘッ ド 74と、 リ ール 75a, 75bは、 本発明の第 3の搬送手段の実施例を構成する ものであ り、 カー ド 20の 輻方向にそれぞれ延在してい る。 サーマルヘッ ド 74は、 サーマル リ ボン 73を掛け渡さ れた状態でプラ テ ンローラ 72に対し て接近、 離反 される よ う に、 プラ テ ンローラ 72に対 して接近、 離反する駆動機構 (図示せず）に取 り 付けられ、 カー ド 20がス タ ツ 力 80側に搬送さ れる 途中でサーマル リ ボン 73を介 して カー ド 20に押圧 しつつ熱転写を行 な う。 サーマルヘッ ド 74の先端部には、 微小断面の発熱体がカー ド 20の幅方向に多数設けられており、 制御装置 90からの制御によ り所 定の発熱体が発熱するよ う になっている。 サーマルリボン 73はサー マルへッ ド 74の発熱によ り カー ド 20に染料を転写可能とされ、 本実 施例では、 単一色のリボンが用い られている。 セ ンサ 76aは、 ク リー ナ 60側の反転装置 50倒のカー ド搬入口 70a近傍に配設されている。 ピンチローラ 71a, 71bと、 プラテ ンローラ 72と、 サーマルヘッ ド 7 4と、 リール 75a, 75bは、 制御装置 90によ り制御される駆動機構（図示 せず）によ り驟動される。 即ち、 反転装置 50からカー ド 20が搬送され てカー ド 20の前端部 20aが第 3の検知手段と してのセンサ 76aによ り検 出され、 こ のセ ン 76aの検出信号に基づいて制御装置 90から制御信 号が駆動機構に送信される と、 ピンチローラ 71a, 71b及びプラテ ン口 ―ラ 72が回転する。 カー ド 20の前端部 20aがブラテンローラ 72近傍の センサ 76bによ り検出されると、 セ ンサ 76bの検出信号に基づいてサ 一マルヘッ ド 74がサーマルリボン 73を介してプラテンローラ 72に当 接し、 サーマルヘッ ド 74が発熱する。 カー ド 20の片面惻の印刷完了 は、 サーマルへッ ド 74の発然体制御によ り制御装置 90によ り検知さ れる。

スタッ カー 80は、 印刷済みのカー ド 20を収納するキャビネッ ト 81 と、 カー ド 20をキャビネヅ ト 81内に搬入するピンチローラ 82とを備 え、 印刷装置 70のセンサ 76bがカー ド 20の後端部 20bを検出したセ ン サ 76bの検出信号に基づいて制御装置 90から ピンチローラ 82を回転さ せる制御信号が送信され、 ピンチローラ 82が面転してキャビネッ ト 81内にカー ド 20が積層される。 ピンチローラ 82はセンサ 83による力 ー ド 20の前端部 20aの検知に基づいて面転停止する。 尚、 このカー ド 作製装置 10のカー ド搬送機構は、 ピンチローラ 30b,30c,30d,40a，40 1)，52(1，526,60&,601),71&，711)，82及びこれらの駆動機構によ り構成さ れている。

尚、 ピンチローラ 30b, 30c, 30d, 40a, 40b, 52d,52e， 60a, 60b, 71a，71 b， 82を垂直に立てて、 カー ド 20を垂直に立てた状態で搬送するこ と によ り、 カー ド 20の表面にゴミ を付着させに く く、 カー ドフ ィーダ 30、 ある いはス タ ッ カー 80か らカー ド 20を取出易い構成に して も良 第 2図は、 カー ド作製装置 10全体を制御す る制御装置 90の制御方法 を示したフローチャー ト であ る。 その制御方法につ き、 以下順を追 つ て説明する。

ス テ ッ プ 1 にはい る前に、 カー ドフ ィ ーダ 30の説明 に於て述べた よ う に、 ク リ ーナー 60内にカー ド 20が存在しない こ と を確認し た上 で、 カー ドフ ィ ーダ 30から一枚のカー ド 20を ク リ ーナー 60に搬出す る（ス テッ プ 1 )。

データ害込、 読取 り 手段 40では、 セ ンサ 40eに よ り カー ド 20の前端 部 20aが検知さ れた ら、 ピンチローラ 40a, 40bが正回転し、 カー ド 20 の前端部 20aがセ ンサ 40fによ り 検知さ れた ら磁気へッ ド 40cがカー ド 20の両面に当接してデータ書込がな さ れる（ステ ッ プ 3 )。

制御装置 90に よ り カー ド 20のデータ書込完了が判定された ら、 ピ ンチローラ 40a, 40bが逆回転してカー ド 20を ク リ ーナー 60側に搬送す る。 カー ド 20の前端部 20aが再びセ ンサ 40aに よ り 検知された ら、 再 びピンチローラ 40a, 40bが正回転してカー ド 20が力一ド反転装置 50側 に搬送さ れる。 再びカー ド 20の前端部 20aがセ ンサ 40fに検知さ れた ら、 磁気ヘッ ド 40cはデータ読取り モー ドに変換さ れ、 カー ド 20に当 接してカー ド 20の両面の書込デー夕の読取を行な う （ス テ ッ プ 4 )。

読みと られたデータ は制锊装置 90内で記録すべ きデータ と比較さ れ、 書込データ のチ ェ ッ クが行なわれる （ス テッ プ 5 ) 。

データ書込、 読取 り 手段 40のデータ チ エ ツ ク に於てデータ書込に 異常があ っ た場合には、 カー ド反転装置 50はカー ド 20の搬入後 （ ス テ 、ソ プ 6 ) 、 カー ド 20を 90度反転 （ ステ ップ 7 〉 して カー ド 20を第 1 図中の A方向に廃棄す る （ス テッ プ 8 )。 このデータチェ ッ ク にて データ書込が正常に行なわれ た場合には、 次に、 書込データ と印刷 データ と の照合が行なわれる （ ス テッ プ 9 ) 。

尚、 カー ド 20の両面にデータ書込を行な う場合には、 磁気ヘッ ド

40c, 40dを同時に作動させて、 磁気ス ト ラ イ プのチ ェ ッ ク と、 データ 害込及び書込データチェッ ク と、 書込データ と印刷データ との照合 を行なう（ステップ 1〜 9 )。

この照合チ； ϋッ ク に於て書き込みデータ と印刷データとの不一致 が判定されたら、 ステップ 6 に莨って、 ターンテーブル 52aを回転開 始基準位置から 90度回転させ、 情報書込済みのカー ド 20を所定方向 に撮送し、 そのカー ド を所定の場所にキープする （ステップ 8 ) 。 カー ド 20の書込データと印刷データ とがー致した ら、 印刷装置 70に よってカー ド 20の^ Γ面の印刷が最初に行なわれる （ステップ 10)。 印刷装置 70によ るカー ド 20の片面の印刷後、 再びピンチローラ 71a ,71b. プラテ ンローラ 72を逆面転してカー ド 20をク リーナ 60を介し てカー ド反転装置 50に返送し、 カー ド 20の反転を行なう （ステップ 15) 。 ステップ 15によ り カー ド 20を 180度反転させたら、 印刷済みの カー ド 20をスタ ヅ力一 80の中に収鈉する（ステップ 11)。

カー ド作製を続 て行なう場合には、 再びステップ 1 に戻って新 たなカー ドの作製に入る。 新たなカー ド 20の作製を行なわない場合 には、 書込データ及び印刷データを消去してカー ド作製装置 1 を次 のカー ド作製の待機状態にセ ヅ 卜する。

(請求項 4の最良の実施形態） 次に、 本発明の請求項 4にかかるカー ド印刷装置の実施例を説明 する。 第 7図はこの請求項 4の実施例を示したものであり、 この実施 例ではク リーナー 100の構成が第 1実施例のものと異なっている。 即ち、 このク リーナー 100では、 データ書込、 読取り手段 40側の都 位がカー ド搬入部と されている。 第 7図は、 このク リーナー 100の構 成を示した斜視図であり、 ク リーナー 100は、 駆動用ローラ 101, 101 と、 粘着性物質を表面に有するク リーニ ングローラ 102 , 102とを具備 している。 駆動用ローラ 101, 101は一対の支持板 103, 103に回転可能 に軸支されてお り、 図示しない駆動手段によ り 回転騮動される。 支 持板 103 , 103には、 ク リーニングローラ 102 , 102を支持する軸受用の 突片 104 , 104がそれぞれ一対形成され、 突片 104 , 104の先端部には、 ク リ 一二 ングロ ーラ 102, 102の取付軸 102a, 102aを保持する割溝 104a ， 104aが形成さ れて いる。 ク リ ーニ ングローラ 102 , 102の粘着性物質 と しては、 シ リ コ ンゴム あ る いはウ レタ ンゴム等の表面に粘着性が ある物質を用 い るが、 本実施例ではシ リ コ ンゴムが用 い られて い る。 このシ リ コ ンゴムはローラ状に形成さ れ、 ローラの中心に取付軸 10 2a, 102aが保持されてい る。 突片 104 , 104の側方には、 ク リ ーニ ング ローラ 102，102の取付軸 102a, 102aを割溝 104a, 104aに位置させてお く ための圧着板 105が配設さ れて いる。 圧着板 105は、 突片 104 , 104に向 かっ て回勖する よ う に、 支持板 103の側方に延在する横軸 106に賴支 される取付片部 107, 107と、 ク リ ーニ ングロ ーラ 102, 102の取付軸 10 2a, 102aを割搆 104a , 104aの奥方に押圧付勢する板パネ部 108 , 108と、 圧着板 105を支持板 103に係止する こ と に よ り 板パネ部 108, 108を取付 軸 102a, 102aに押圧する係止片部 109と を具備して いる。 係止片部 10 9は、 支持板 103の係合孔 103aに係脱可能な爪部 109aを備えてい る。 本実施例にかかる カー ド印刷装置に よれば、 駆動用 ローラ 101 , 10 1と ク リ ーニ ングローラ 102, 102と の間にカー ド 20が挟持さ れて搬送 される と、 ク リ ーニ ングローラ 102 , 102が回転して カー ド 20の表面に ク リ ーニ ングローラ 102， 102が密着する。 ク リ ーニ ングローラ 102,1 02の表面はシ リ コ ンゴムで形成さ れて い るので、 カー ド 20の表面に 付着 したゴミ は、 シ リ コ ンゴムに付着 してカー ド 20から除まさ れる。 ク リ ーニ ングロ ーラ 102 , 102は連続 して 回転するが、 付着し たゴミ は シ リ コ ンゴムか ら落下せず、 新たなカー ド 20に再び付着する こ と は ない。 しかも、 ク リ ーニ ングローラ 102， 102はカー ド 20の搬送方向に —組設け られて い るので、 カー ド 20の表面のゴミ が充分に除まで き る。 ク リ ーニ ングローラ 102 , 102にゴミ がつ いた ら、 圧着板 105の爪 部 109aを支持板 103の係止孔 103aか ら外す と、 板パネ部 108， 108に押 さ え られて い た ク リ ーニ ングローラ 102 , 102の取付軸 102a, 102aが割 溝 104a, 104aか ら取 り 外 し可能にな るので、 ク リ ーニ ングロ ーラ 102 ，102をぬ る ま湯等で洗浄して再び装着す る。 従っ て、 ク リ ーニ ング ローラ 102， 102の洗浄が非常に簡単にな る。

尚、 本実施例では、 粘着性部材をロ ーラ に よ っ て形成し たが、 こ れに限る ものではな く、 例えば、 ロール状に巻回 した粘着性シー ト を、 ク リ ーニ ングローラ 102 , 102の代わ り に取付軸を介して割溝 104 a, 104aに取付け、 カー ド 20の搬送時にこ の粘着性シー ト をカー ド 20 の表面に 当接させて、 カー ド 20の表面のゴミ を付着し、 ゴミ を付着 した粘着性シー ト を巻取る構成と する と、 粘着性シー トの交換だけ で連統的なカー ドの洗浄が可能になる。

或は、 非粘着性のク リ ーニ ングローラ 102 , 102と カー ド 2との間に、 シ リ コ ンゴム若し く はゥ レタ ンゴムからなる無端ベル ト形状の粘着 性テープを E設し、 この粘着性テープを ク リ ーニ ングローラ 102，10 2と共に回転させる と と も に、 粘着性テープはカー ド洗浄後、 ク リ ー ナ一から取り 外してぬる ま湯に浸漬する構成と して も良い。

更 に、 駆動ローラ 101，101と ク リ ーニ ングローラ 102，102も同様に シ リ コ ンゴムからな るローラ に置き換えれば同時にカー ド両面の洗 浄が可能にな る。

(請求項 5の最良の実施形態） 第 8 図は、 本考案の請求項 5にかかる ク リ ーナー 120を示 し た もの であ り、 この実施例では、 ク リ ーニ ングローラ 102、 102の取付け軸 102a, 102aは、 ローラ押 しバネ 108、 108によ り割溝 103 a , 103 aの内俩 に付勢さ れてお り、 これによ つ て、 ク リ ーニ ングローラ 102、 102は 割溝 103a, 103aに位置させ られている。 ローラ押 しバネ 108、 108の中 央部は巻回部 108aと されてお り、 この卷回部 108aは支持版 103に突設 された突起 121に係脱可能に固定さ れて いる。 ク リ ーニ ングローラ 1 02、 102の粘着力 よ り も強い粘着力 を有する テープ 104は、 ドラ ム 10 7に巻き付けられてお り、 ドラ ム 107は、 図示しな いハウジ ングか ら 延びる取付け軸 106のホルダー 105、 105の長孔 122， 122に取 り 付け ら れて いる。 テープ 104はク リ ーニ ングローラ 102、 102に当接する側に粘着剤が 塗布されてい る。 こ のテープ 104は、 不織布からな るペースの表面に シ リ コ ンゴム よ り も強い粘着力を有する アク リ ル形の樹脂を塗布し たものであ り、 外側に接着剤が表われる よ う に巻囬さ れて いる。 こ のテープ 104は、 ク リ ーニ ングローラ 102、 102にテープ 104が当接す る こ と に よ り、 テープ 104の接着剤にク リ ーニ ングローラ 102、 102の ゴミ が付着する。 そ して、 ロ ール状の外側表面部分を ステ ッ チ 123に 沿っ て切 り 取れば、 容易 に新 しい接着剤を得る こ とが出来、 ク リ ー ニ ングローラの洗浄をする必要がな く な る。 ドラ ム 107の取付け軸 1 07a, 107aはホルダー 105、 105の長孔 122， 122を往復動す る。 ホルダー 105、 105はハウ ジ ングに対し て回動可能に取 り 付けられ、 支持板 10 3に一端部が係止さ れた スプリ ング 109の他端部が係止されて い る。 ホルダー 105、 105は、 こ のスプリ ング 109の引っ張り 力 によ り ク リ ー ニ ングロ ーラ 102、 102側に付勢さ れ、 こ れに よ つ て、 テープ 104の接 着剤を塗布さ れた面がク リ ーニ ングローラ 102、 102に付着する。 力 ー ド作製装置 10の他の構成は、 第 1実施例と 同様である ので、 第 1実 施例の説明を援用する。

(請求項 6の最良の実施形態） 次に、 本発明の請求項 6の実施例にかかる カー ド作製装置を図面に 基づいて説明する。 尚、 本実施例ではカー ド作製装置のプ リ ンター の構成を新し く した ものであ るので、 プ リ ンター以外の機構の説明 は、 第 1実施例のものを援用す る。

第 9図は、 本実施例にかかる カー ド作製装置のプ リ ンタ一部分の概 略構成を示し た ものであ り、 カー ド 20は図の右側から左側に自動的 に搬送さ れる よ う にな っ て い る。 即ち、 プリ ンタ ー 200の筐体 （ 図示 せず ） 内には一対の支持板 201、 201が配設さ れてお り、 こ の一対の 支持板 201、 201の間には、 一対のス ラ イ ドシ ャフ ト 202、 202と ス ク リ ューロ ッ ド 203とが設け られて い る。 ス ク リ ューロ ヅ ド 203は図示 しないパルスモ一.タ によ っ て回転数が決め ら れて正逆方向に回転す る。 一対の支持板 201の う ちカー ド 20が搬入される カー ド搬入位置 A に位置する支持板 201の上方にはカー ド 20を狭んで搬入する搬送ロー ラ 204a, 204bが設け られてい る。 又、 カー ド 20を搬出する惻のカー ド搬出位置 B側に位置する支持板 201の上方には、 プリ ンタ一 200から カー ド 20を搬出する搬送ローラ 205a， 205bが設け られてい る。 ス ラ イ ドシ ャフ ト 202、 202及びス ク リ ューロ ッ ド 203には、 カー ド 20を搬 送するス テージ 206が装着されてお り、 ステージ 206はス ク リ ュー口 ド 203の回転によ っ て ス ライ ドシ ャフ ト 202、 202に案内さ れる。 こ のス テージ 206の移動に よ つ て搬送されるカー ド 20は、 搬送口一ラ 2 04a, 204b, 205a, 205bの夫々 の上方に配設されたセ ンサ 207、 208に よ っ て検知さ れる。 ステージ 206の移動領域の略中間部には、 カー ド 20にサ マル リ ボン （図示省略） を介して印刷を行な うサーマルへ ヅ ド 209が設け られてい る。 こ のサーマルヘッ ド 209は図示しない昇 降装置に よ っ て上下動し、 ス ク リ ューロ ッ ド 203が静止状態から所定 の面転数面転し た と きにカー ド 20の印字開始位置に向かっ て下降す る。 そ して、 ス ク リ ューロ ッ ド 203が静止状態から所定の回転数面転 した と き にカー ド 20の印字終了位置から退避する よ う に上昇する。 サーマルヘッ ド 209とセ ンサ 207と の間には、 セ ンサ 210、 211が配設 されてい る。 こ のセ ンサ 207， 210， 211は、 搬送ロ ー ラ 204a, 204bから 搬入されたカー ド 20をス テージ 206の支持面 206aに移送する引 き込み 爪 212を駆動する ¾めのセ ンサであ る。 又、 セ ンサ 211はス テージ 20 6が搬送ローラ 205a, 205b側に移動 した と き に、 ス テージ 206上の力 一ド 20を搬送ローラ 205a， 205b側に移動させる押出 し爪 213を駆動す る ためのセ ンサであ る。

ス テージ ほ、 カー ド 20を支持する ステージ本体 214と、 ス ク リ ユーロ ヅ ド 203が饑合するネジ穴付きプロ ッ ク 215と、 スラ イ ドシ ャ フ ト 202、 202が摺勠する一対のガイ ドプロ ッ ク 216、 216と を備えて いる。 ス テージ本体 214の上部には、 ゴム製のマ ッ ト 214aが敷かれて お り、 カー ド 20の支持面はこ のマ ツ ト 214aに よ っ て形成さ れて い る。 ステージ本体 214の 4つの角部には凹部 214bがそれぞれ形成されて い る。 一対のガイ ドブロ ッ ク 216、 216はス テージ本体 214に一体に固定 されてお り、 ネジ六付きブロ ッ ク 215は このガイ ドブロ ッ ク 216、 21 6に取り 付け られたシ ャーシ 217にガタ ツキ等のノ ィ ズを伝え る こ と な く 軸方向の駆動力伝達が行える よ う に取り 付け られてい る。 シ ャ 一シ 217の後端部には、 直角に突出する切り 起こ し片 217aが突設され、 この切り 起こ し片 217aにはガィ ドブッ シ ュ 218が設け られて いる。 こ のガイ ドブヅ シ ュ 218にほマヅ ト 214a上のカー ド 20の後端部を係止す るカー ド押さ え ピン 219が突設されて いる。 カー ド押さ えピン 219は ステージ本体 214の凹部 214bから出入する。 カー ド押さ えピン 219は シ ャーシ 217の後部に取付け られた ソ レノ ィ ド 220によ っ て上下動す る。 ソ レノ イ ド 220のピン 220aの進退は、 シ ャーシ 217に取付け られ た リ ンク アーム 221に伝達され、 リ ン ク アーム 221の回動に よ っ て 力 ー ド押さ えピン 219は上下動する。 ソ レノ イ ド 220は、 前述の引 き 込 み爪 212がカー ド 20をス テージ本体 214のマ ヅ ト 214aの所定位置に移 送した と き に リ ンク アーム 221を引 いて、 カー ド押さ え ピン 219の係 止溝 219aにカー ド 20の後端部を保持する。 又、 ソ レノ イ ド 220の ピン 220aは、 ステージ 206が搬送ローラ 205a, 205bに達した時に、 リ ンク アーム 221を引 いて ピン 219を更に若干突出させる こ と によ り、 カー ド 20の後端部の固定を解除し、 その後押出し爪 213がカー ド 20を搬送 ローラ 205a， 205bに送り 出 し た後に、 リ ンク アーム 221を押し出 して カー ド押さ え ピン 219をマ ッ ト 214aの表面よ り 下側に下降させる。

シ ャーシ 217の前部には、 カー ド 20の前端部を係止するカー ド押さ えアーム 222が配設されて いる。 シ ャーシ 217の前部にはシ ャーシ 21 7から 直角に突出する軸 223が取付け られ、 こ の軸 223に L字形状の リ ンク アーム 224が回動自在に設け ら れて い る。 リ ン クアーム 224の上 部アーム 224aは、 軸 223を中心に回動する一対の平行フ ラ ン ジ と、 こ の一対の平行フ ラ ンジの上部をつな ぐ平板部 と を具備して いる。 一 対の平行フ ラ ン ジの先端部には、 軸 225が取付け られてお り、 こ の軸 225に前述の力一 ド押さ え アーム 222が回動自在に取付け られて い る。 カー ド押さえアーム 222は、 軸 225の両端部に面動自在に取付けられ る一対のフラ ンジ.部 222a, 222aと、 一対のフランジ 222a, 222aを両 側部に備え且つカー ド 20の前端部を係止する係止板部 222bとによつ て構成されている。 係止板部 222bの先端部には一対の係止突起 222c， 222 cが形成されており、 この一対の係止突起 222 c , 222 c によ って カー ド 20の前端部は係止される。 一対の係止突起 222 c , 222 c はス テ一ジ本体 214側に曲がっている。 係止板部 222bはシ ャーシ 217に取 付けられたスプリ ング 226によってステージ本体 214の前端部に向か つて引っ張られて'いる。 一対の係止突起 222 c， 222 c はステージ本 体 214の凹部 214bから出入する。 一対の係止突起 222 c , 222 c は、 リ ンクアーム 224がスプリ ング 226に引っ張られた状態のと き カー ド 20 の上方に僅かに突出する。 リ ンクアーム 224の下部アーム 224bはシャ ーシ 217の下方に延びており、 搬送ローラ 205a， 205b惻にステージ 2 06が移動する と、 プリ ンターの筐体の搬送ローラ 205a, 205b側に配 設されたス ト ヅ ノ、'一口ヅ ド 227に押される。 ス ト ヅ ノ、'一口ヅ ド 227に 下部アーム 224bが 接すると、 ステージ 206の移動に伴つて リ ンクァ ーム 224は面転し、 一対の係止突起 222 c , 222 c は、 スプリ ング 226 に引っ張られてステージ本体 214の前壁面 214 c にそってスライ ド下 降する。 このと きステージ本体 214には凹部 214bが形成され、 カー ド 20の前端部はこの凹部 214bの上に位置するので、 一対の係止突起 22 2c , 222 cが下降すると、 一対の係止突起 222 c , 222 c はカー ド 20 の下側に入り込む。

次に、 カー ド 20の後端部 20bをマッ ト 214aの所定位置にスライ ドさ せる係止部材と、 ステージ 206がカー ド 20の搬出位置に位置した と き にカー ド 20の後端部 20bをカー ド 20の搬出位置側に押圧する押圧部材 とについて説明する。

係止部材は、 前述の引き込み爪 212によって構成され、 押圧部材は 前述の押出し爪 213によつ て構成されている。

引 き込み爪 212と押出し爪 213は、 搬送ローラ 204a, 204bとサーマ ルへッ ド 209との間を往復動するスライダ 230に配設されている。 ス ラ イ ダ 230は、 駆動用のモ ータ 231と図示 しない リ ン ク機構を介して 連設されてお り、 駆動力の伝達が行なわれる。 ス ラ イ ダ 23 Dを駆動す る駆動機構は、 モータ 231によ っ て駆動されるギア機構或いはベル ト 機構等に よ っ て構成されてい る。 スラ イ ダ 230の搬送ローラ 204a, 2 04b側の部位には、 引 き込み爪 212が面動可能に設け られて いる。 引 き込み爪 212の搬送ローラ 204a， 204b側の端部には、 カー ド 20の上に 乗り 上げる こ とが可能な傾斜面 212aと、 カー ド 20の後端部を支持す るフ ッ ク部 212bとが形成されてい る。 カー ド 20が搬入されて いない と き、 引 き込み爪 212と マ ツ ト 214aとの間にはカー ド 20の肉厚分のク リ ア ラ ンスが形成さ れ、 カー ド 20が搬入される と、 傾斜面 212aが力 ー ド 20の前端部を乗 り 越え る よ う に、 引 き込み爪 212が囬動する。 搬 送ローラ 204a， 204bに挟持さ れた カー ド 20は、 搬送ローラ 204a, 20 4bか ら外れる と き に、 完全にマ ッ ト 214aの所定位置に位置 しな いが、 引 き込み爪 212が力一ド 20をス ライ ドさせるので、 カー ド 20はマ ヅ ト 214aの定め られた位置に移動される。 カー ド 20をマ ツ ト 214aの所定 の位置に位置させる のは、 駆動モータ 231の駆動力 によ る ものであ り、 駆動モータ 231のコ ン ト ロールは、 セ ンサ 207、 210、 211か らの出力 信号によ る。 即ち、 搬送ローラ 204a， 204bにカー ド 20が挟 まれて い る と き、 スラ イ ダ 230と ス テージ 206は、 搬送ローラ 204a, 204bの近 傍に待機 して い る。 セ ンサ 207がカー ド 20の前端部 20aを検知して ォ ン状態と な り、 カー ド 20の後端部 20bを検知 して オフ状態になる と、 セ ンサ 207のォフ信号に基づいて駆動モータ 231が駆動し、 引 き込み 爪 212のフ ッ ク都 212bがカー ド 20の後端部をサーマルへッ ド 209慷に 押して、 マ ヅ ト 214aの所定位置にカー ド 20をスラ イ ド させる。 セ ン サ 210はス ラ イ ダ 230が待機位置に存在するかどう かを検知 してお り、 スラ イダ 230が待機位置か ら移動す る と オフ状態になる。

駆動モータ 231は、 引 き 込み爪 212によ っ てマ ツ ト 214aの所定位置 にカー ド 20をセ ヅ 卜 した後、 逆回転して再びスラ イ ダ 230を搬送ロー ラ 204a， 204bに返送する まで、 駆動さ れる。 セ ンサ 210は引 き込み爪 212を検知 してお り、 引 き 込み爪 212が再びセ ンサ 210の下を通通する と、 オ ン状蘼と な り、 |g動モータ 23 1を停止させ る。 即ち、 駆動モー タ 23 1は、 センサ 2D 7からのオフ信号の立ち下がり によ っ て駆動開始 し、 セ ンサ 2 10のす ン信号の立上り によ っ て停止する。 艇動モータ 2 3 1のオフ信号によ り、 ス ク リ ュー口 、ソ ド 203が面転し、 ステージ 206 がサーマルへヅ ド 209側に移動する。

セ ンサ 2 11はカー ド 20をセ ヅ トする と き に ピン 2 1 9を押し上げる タ イ ミ ングを検知する ためのもので、 ス ラ イダ 23 0が図中左倒に移動し き っ た時にオ ン状蘼とな る。 即ち、 カー ド 20が所定の固定位置よ り 更に左に行き通ぎた時点でセ ンサ 2 11はォ ン とな り、 こ のタ イ ミ ング でソ レノ ィ ド 220を ン と して カー ド押えピン 2 19を押 し上げる。 こ れに よ っ て、 ス ラ イ ダ 23 0が戻り の動作に入り、 カー ド 20もアーム 2 22によ っ て同時に戻されるが、 ピン 2 1 9の溝部に 当たっ てカー ド 20は 停止する。 ス ラ イ ダ 23 0が更に戻り セ ンサ 2 10が検知し た時に駆動モ ータ 23 1を停止する と同時にソ レノ ィ ド 220をオフする。 こ れに よ り、 ビン 2 19がカー ド 20を し っ かり とマ ツ ト 214 aに押 しつけて固定する。 スラ イダ 230は待攆位置に停止する。

ス テージ 206は、 カー ド 20をカー ド押えアーム 222と カー ド押え ピ ン 2 1 9によ っ て固定した状態で、 ス ク リ ューロ ヅ ド 203によ っ て カー ド 2 0の転写開始位置まで移動する。 次に、 サーマルヘッ ド 209を図示 しな いサー ル リ ボンを介してカー ド 20に押 し当て、 ステージ 206を 移動させながら、 プ リ ン ト を行な う。

ステージ 206がお；写範囲にあ る と き ほ、 ス ク リ ューロ ッ ド 227と リ ンク アーム 224は接触しな い位置関係にあ り、 カー ド 20はス テージ 2 06に固定された まま転写を終了する。

転写が終了する と、 ス テージ 206は更に左に送 られ、 ス ク リ ュー口 ッ ド 227に リ ン クアーム 224が当た り、 リ ンク アーム 224が反時計方向 に回転してカー ド押えアーム 222が下降して一対の係止突起 222 c , 22 2 cがカー ド 20の下檲に入 り 込み、 カー ド 20の前端の押えは解除さ れ る。 こ こ でステージ 206は停止する。 次に、 ソ レノ イ ド 220をオ ン し、 カー ド押えピン 219を上昇させ、 カー ド 20の後端をマ ツ ト 2 14aに押し つけてい た力を解除する。 こ れと 同時に駆動モータ 23 1をオ ンし、 ス ライ ダ 23 0を左に移動させる。 スラ イ ダ 230に取り 付け られてい る 口 一ラ 205 a , 205 bに加えこ まれてカー ド 20は外側に排除さ れる。 ス ラ イ ダ 23 0は リ ンク機構によ り 復運動に入り、 セ ンサ 2 10がオ ン した時に 駆動モータ 23 1を停止する と共に、 ソ レノ イ ド 220をオフする。 こ れ によ っ て、 ス ラ イ ダ 23 0は待機状態とな り、 次のカー ド 20が搬入され る まで待機する。

(請求項 7の最良の実施形態） 次に、 本発明の請求項 7の実施例にかかる カー ド作製装置を図面に 基づいて説明する。 この実施例では、 プ リ ン ターの構成が第 1実施例 のもの と 異な る ので、 その部分を 中心に説明 し、 そのほかの説明は 第 1実施例のものを援用する。

第 14図は、 本実施例にかかるカー ド記録装置の構成を慨略的に示 した ものであ り、 プ リ ンター 3 00は、 筐体 3 10と、 情報を記録する た めのプラ スチ ッ ク製のカー ド 20を保持する カー ド保持手段と しての ステージ 3 20と、 ス テージ 320を所定方向に搬送する搬送装置 33 0と、 カー ド 2 0の表面に文字、 図形などの情報を記録するサーマルへッ ド (サーマルヘッ ド ） 340と、 搬送中のカー ド 20の裏面を支承する カー ド支承手段と してのプラ テ ンローラ 350と、 サーマルへヅ ド 340に掛 渡すサーマル リ ボン Tを巻面す る リ ール 3 60と、 サーマルへヅ ド 340及 びプラテ ンロ ーラ 35 0と を上下方向 に雜反、 接近させる駆動装置 3 70 ，380 (駆動手段） と を具備してい る。

筐体 3 1 0は、 水平に延在するベースプ レー ト 3 10 aとベースブ レー ト 3 10 aから垂直に立ち上がる背板 3 1 O bと を具備 して いる。

ベースプ レー ト 3 10aには、 ステージ 3 20を搬送す る搬送装置 33 0と、 ブラ テ ンローラ 350を上下動させる駆動装置 3 70とが設けられ、 背板 3 10 bには、 サーマルへッ ド 340を上下動させ る駆動装置 380が設け ら れて い る。 搬送装置 330は、 ベ一スプレー ト 310aに立設される軸受板 331a, 33 lbと、 賴受板 331a, 331bに架設されるガイ ド軸 332a, 332bと、 送り ネ ジ 333と、 送り ネジ 333の端部に結合されるステツ ビングモータ 334と で構成されている。 ガイ ド Il 332a,332b及び送り ネジ 333には、 ステ ージ 320が装着されている。 ステッ ピングモーター 334には、 制御装 置 390が接続されており、 ステツ ビングモーター 334の回転数及び回 転方向に関する制裤信号が制御装置 390から出力される と と もに、 ス テツ ビングモーター 334の回転数及び回転方向に関する情報が制御装 置 390に出力されるよう になっている。

ステージ 320は、 第 16図に示すよ うに、 一対の縦壁部 321 , 322と、 一対の縦壁部 321, 322の上端部同士を連設する横軸部 323 , 323とを有 しており、 縦壁部 321，322と横軸部 323 , 323との間には空間部 324が形 成されている。 縦壁部 321、 322は搬送方向に延在するもので、 背板 310b側の縦壁部 321には、 ガイ ド軸 332aを挿通する揷通孔 321aと送り ネジ 333が螺合するネジ孔 32 lbとが開口されている。 縦壁部 321に対 向する緇壁部 322にはガイ ド軸 332bを挿通する揷通孔 322aが開口され ている。 横軸部 323、 323は、 ステージ 320の搬送方向に対して直角に 延在する よう に形成されるもので、 横軸部 323、 323の互いに対向す る面には、 カー ド 20の搬送方向の前後端部を保持する溝 323a，323aが 穿設され、 溝 323a， 323aには、 ステージ 320の搬送方向に対して直角 方向からカー ド 20が搬送ローラなどによって自動的に差込まれる。 本実施例では、 カー ド 20の搬送方向の前後端部を保持させると、 力 一 ド 20の前後端部が溝 323a, 323aの底壁に当接するために、 ステージ 320の搬送方向への位置ずれが防止される。 もっ とも、 カー ド 20の保 持する端部は、 搬送方向の左右何れかの端部若し く は左右両方の端 部でも良いのは勿論であり、 カー ド 20の搬送方向の左右端部を保持 する場合には、 ステージ 320にカー ド 20を装着する と き に、 カー ド 2 0の左右端部を移動不能に挟持する挟持手段を設けても良い し、 空間 部 324を形成するステージ 320の周緣部にカー ド 20の周緣部が嵌合可 能な段部を設けても良い。 ブラテ ンロ ーラ 350を上下動させる駆動装置 370は、 ベースプ レー ト 310aに突設さ れる取付板 371と、 同 じ く ベースプ レー ト 310aに取り 付け られる ソ レノ イ ド 372と、 ベースプ レー ト 310a上を摺動自在なス ラ イ ダー 373と、 プラテ ンローラ 350の両端部を回動自在に保持し且 つ取付板 371の上端両側部に枢着さ れるアーム 374， 374と、 取付板 37 1の中間部と スライ ダー 373と を連結する スプ リ ング 375と で構成され ている。

取付板 371は、 ス テージ 320の搬送領域に千涉しない よ う に、 ス テ 一ジ 320の縦壁部 321 , 322間に位置可能な幅と、 ス テージ 320の横軸部 323 , 323をプラ テン ローラ 350の上端部に接触させない髙さ を有して いる。 縦壁部 321 , 322と横軸部 323 , 323と で画成さ れた空間部 324には、 プラ テ ンローラ 350が出入可能と さ れて いる。

ソ レノ ィ ド 372は、 ス テ ッ ピングモータ 334の制御装置 390から 出力 さ れる制御信号によ り 作動す る ものであ る。 即ち、 こ の制御装置 39 0では、 ス テッ ピングモータ 334の回転数並びに回転方向 と、 送り ネ ジ 333のピッ チ と、 予め設定し たス テージ 320の移動開始基準位置と、 ステージ 320の横軸部 323、 323の対向壁面の位置等に基づいて、 ステ ージ 320の空間部 324の現在位置が算出さ れ、 この算出結果 とプラ テ ンローラ 350の回転軸 350aの位置と の対比がな さ れる。 こ の対比の結 果、 回転軸 350aの垂直上方に カー ド 20の印字開始位置が到達する直 前に、 ソ レノ ィ ド 372に対 して制御信号が出力さ れて ソ レノ ィ ド 372 がスラ イ ダー 373を引張し、 ス ラ イ ダー 373がベースプ レー ト 310a上 を摺動する。

ス ライ ダー 373は、 プラ テ ンローラ 350を上下動させ る原動カム と して機能する もので、 ソ レノ イ ド 372側の端部が低 く、 取付板 371側 の端部が高く 形成さ れ、 高い部位 373aはべ一スプ レー 卜 310aに平行 な平滑面 と さ れてい る。

アーム 374、 374は、 ス ラ イ ダー 373に係合してプラテ ンロ ーラ 350 を上下動させる従動カム と し て機能してお り、 プラ テ ンロ ーラ 350を 軸支する取付軸 350aの下方に位置する部位に はス ラ イ ダー 373側に突 出するカム部 374a，374aが形成され、 ソ レノ イ ド 372の作動によ り、 スラ イダー 373がソ レノ イ ド 372惻に移動する と、 アーム 374、 374が 上昇してプラ テ ンロ ーラ 350が持ち上げられ、 カー ド 20にプラテ ン口 一ラ 350が当接する。 .

カー ド 20に情報を記録するサーマルへヅ ド と してのサーマルへヅ ド 340は、 下端部に微小面積を有する ド ッ ト状の発熱体を多数直線状 に配列し た板状部材で、 制褥装置 390か らの制御信号に よ り 発熱体が 発熱して熱転写型のサーマル リ ボン Tの染料等 （第 17図参照 ） をカー ド 20の表面に転写する ものである。 こ のサーマルへヅ ド 340は、 駆動 装置 380のアーム 381a, 381bに固着されて いる。

驟動装置 380は、 前述のアーム 381a, 381bと、 取付軸 382と、 ソ レノ イ ド 383と、 スプ リ ング 384と で構成さ れてい る。 アーム 381aと ァー ム 381bは背板 310bに突設される取付軸 382に回動可能に枢着されて い る。 背板 310bに近い方に配設されるアーム 381aのサーマルへヅ ド 34 0の固着部近傍部位は、 .ベースプレー ト 310a倒に凹むよ う に湾曲 して お り、 サーマル リ.ボン Tを巻き取る リ ール 360の取付軸 361 (第 14図参 照）に干渉しないよ う にな っ て いる。 アーム 381aの後端部は取付軸 3 82の枢着部近傍部位から上方に略 Γ L j 字形状に曲がっ てお り、 背 板 310bに設け られた ソ レノ ィ ド 383から延びるスプ リ ング 383aに連結 されてい る。 アーム 381aの後端部には、 ソ レノ イ ド 383の引張力 に対 抗してアーム 381aの後端部を付勢する スプリ ング 384が連結されてい る。 スプ リ ング 384の端部は背板 310bに固定されて いる。 こ のスプリ ング 384は通常時サーマルへヅ ド 340を上昇させる ものであ る。 尚、 背板 310bにほ、 サーマル リ ボン Tを巻き取る リ ール 360, 60を枢着する 取付軸 361, 361と、 アーム 381aの後端部の移動領域を規制するス ト ツ パ轴 385が突設されてい る。 アーム 381bの一端部はサーマルへヅ ド 3 40に固着され、 アーム 381bの他端部は取付 «382に 回動可能に枢着さ れている。

ソ レノ ィ ド 383は制御装置 390からの制御信号 Eを受けて駆動さ れる。 この制御装置 390では、 ス テツ ビングモータ ー 334の回転量及び送 り ネジ 333のピヅ チに基づい てカー ド 20の搬送距離が算出され、 こ の搬 送距離に基づいてカー ド 20に印字を行な う印字部位 （情報記録部位） の位置情報が算出さ れる。 こ の位置情報に基づいて制御装置 3 90から ソ レノ ィ ド 3 83に制御信号 Eが出力 さ れる と、 ソ レノ ィ ド 383がスプリ ング 384の付勢力に杭してアーム 381aの後端部を引張し、 サーマルへ ヅ ド 3 40がカー ド 20に向かっ て下降する。 サーマルへヅ ド 340力 ί下降 し、 サーマル リ ボン Τを介して カー ド 20が挟持さ れる と き、 サーマル へッ ド 3 40に発熱のための制御信号 Fが出力さ れ、 サーマル リ ボン 40 の染料がカー ド 20の印字部位に熱転写さ れる。 サーマルリ ボン Τは、 本実施例では、 第 17図に示す よ う に、 イェロー、 マゼンタ、 シ ア ン の三色の配色構成と なっ てお り、 カー ド 20の表面に多色印字がで き る よ う になつ て いる。 背板 3 10 bに突設さ れる取付軸 3 6 1は背板 3 10 bの 裏面に設けられたス テッ ピングモータ 3 63に よ っ て 回転される。

次に、 本実施例のカー ド記録装置の作動について説明する。

先ず、 カー ド 20の印字開始前に、 ス テージ 320は第 14図中左端側に 位置して いる。 この と き のス テージ 3 20の位置が印字待機位置である。 ステージ 3 20が印字待機位置にある と き、 ス テージ 320の溝 3 23 a，3 23 aの延在方向から カー ド 20を挿入する。 ステージ 3 20の印字待機位置 は、 ステ ッ ピ ングモ一タ 334の回転量の算出基準位置と して制御装置 3 90に設定されて い る。

ス テージ 3 20にカー ド 20が揷入さ れた ら、 ステ ツ ビングモータ 334 を回転させる制御信号 Aが制御装置 390からス テツ ビングモータ 334に 出力 される。 こ の制御信号 Aに よ り ス テ ヅ ビングモータ 334が回転し て、 カー ド 20の印字開始部位がブラテ ンローラ 350の上端部の上方に 位置する よ う に、 ステージ 3 20が搬送さ れる。 ス テ ッ ピングモータ 3 34の回転量及び送り ネジ 333のピッ チから算定されるス テージ 3 20の 搬送量に関す る情報は、 情報信号 Bと し て制御装置 390に出力さ れる。 制御装置 3 90には、 プラ テ ンローラ 350の上端部上方にカー ド 20の印 字開始位置 2 0 aが位置する と き のス テ ツ ビングモータ 334の基準回転 量が設定されて い るので、 ス テ ヅ ビングモータ 3 34の回転登が基準回 転量に達したら、 制御信号 Aの送信が停止される。

ステージ 320の搬送後、 制御装置 390からステツ ビングモータ 363に 対してサーマルリボン Tを空送りするための回転開始の制御信号 Cが 出力 され、 リール 360が回転してサーマルヘッ ド 340に、 例えば、 サ 一マルリボン Tのイェロー Tyの開始位置が移送される。 ステツ ビング モータ 363から制御装置 390にステッ ピングモータ 363の回転量に関す る情報信号 C'が入力され、 制御装置 390に記憶されたサーマルリ ボン Tの配色位置関係に関する情報と比較演算される。 この制御装置 390 における比較潢算の結果、 サーマルへヅ ド 340にイェロー Tyの闋始位 置が位置したら、 サーマルヘッ ド 340がサーマルリボン Tを介してプ ラテン口一ラ 350に当接するよ うに、 ソ レノ イ ド 83が作動する と共に、 本実施例では、 リール 360、 360の回転中に、 制御装置 390からソ レノ ィ ド 372に対してプラテンローラ 350を持ち上げ統ける制御信号！)が出 力される。 尚、 このプラテンローラ 350の上昇の制御信号 Dはカー ド 20の印字の終了 まで継続しても良く、 あるいは、 サーマルリボン の 色を変更する度にプラテンローラ 350を上下させても良い力 、 本実施 例では、 カー ド 20の印字が完了するまで、 ソ レノ イ ド 372への制御信 号!)の出力が維鏡される。

ソ レノ ィ ド 72への制御信号出力によるプラテンローラ 350の上昇後 に、 制御装置 390からソ レノ ィ ド 383に対して制御信号 Εが出力される。 この制御信号 Εの出力によ り、 ソ レノ ィ ド 383が作動してスプリ ング 384の衬勢力に杭してアーム 381aの後端部をソ レノ イ ド 383側に引き 寄せる。 この結果、 サーマルヘッ ド 340とプラテ ンローラ 350とがサ 一マルリ ボン Tを介してカー ド 20を挟持する。

カー ド 20の挟持の間、 サーマルへッ ド 340先端部の発熱体を発熱さ せる制镩信号 Fが、 制御装置 390からサーマルへッ ド 340に断続的に出 力され、 カー ド 20の印字部位の各行にサーマルリ ボン Tのイェローの 染料が熱転写される。 このと き、 カー ド 20に当接しているプラテン ローラ 350はステージ 320の搬送に と もなって囬転する。 ステージ 32 0がステツ ビングモータ 330によっ て送られて行く と き、 リ ール 360、 3 60も これと同期囬転し、 サーマル リ ボン Tはサーマルへヅ ド 340の押 圧力 によ り カー ド 20に押 し付けられて い る。 そ し て、 カー ド 20と サ 一マルリ ボン Tと を同時に送っ てい る際に、 サーマルへヅ ド 34 0の発 熱体制御によ り カー ド 20の表面に各行の印字が行われる。 このサー マルヘッ ド 340によ るカー ド 200の押圧は、 例えば、 カー ド 200にイエ ローの印字を行う場合イェロ ーの印字完了 まで継続さ れる。 ま た、 サーマル リ ボン Tのイェローの染料部分の進行中 にカー ド 200のイエ ロー配色印字が完了する よ う に、 サーマルへッ ド 340の発熱体制街が 行われる。

イェローの印字が完了 した ら、 ソ レノ ィ ド 383の作動が停止する。 こ の結果、 スプ リ ング 384の付勢力 によ り アーム 381aの後端部がス ト ヅ パ一 385側に引 き寄せ られ、 サーマルへヅ ド 340はサーマルリ ボ ン Tと と もにカー ド 20の上方に上昇する。

カー ド 20の表面に対するイ ェローの印字が完了 し た後には、 ソ レ ノ ィ ド 383の作動停止後、 制御装置 390か らステツ ビングモータ 3 62に 制御信号 Cが出力 さ れて、 ス テ ッ ピングモータ 3 62が回転し、 サーマ ル リ ボン Tの次の転写色であ るマゼンタ部 T mがサーマルへヅ ド 340の 下端部に位置す る。

次に、 ステ ツ ビングモータ 334に制御信号 Aが出力さ れて ス テ ツ ピ ングモータ 334が回車云し、 カー ド 20のマゼンタの印字開始位置がプラ テ ンローラ 350の上端部に位置する よ う に、 ステージ 320が搬送さ れ る。 そめ後はイェロ ー Tyの印字の と き と同 じ よ う に、 ス テ ッ ピング モータ 334、 ス テ ッ ピングモータ 362、 ソ レノ イ ド 383、 サーマルへヅ ド 34 0が制御さ れ、 三番目 の転写色であ るシ ア ンの熱転写が完了する まで、 維続さ れる。

カー ド 20の印字が完了 した後にほ、 ソ レノ ィ ド 3 72の作動が停止す る よ う に、 ソ レノ イ ド 3 72の駆動信号!)が停止され、 スプ リ ング 3 75の 付勢力 に よ り ス ライ ダー 3 73が取讨板 3 7 1側に摺動する。 こ れに よ り、 アーム 3 74のカム部 3 74 aがス ラ イ ダー 3 73の低い部位に移動 し、 プラ テ ンローラ 350によ る カー ド 20裏面の支承状態が解消さ れる。 次に、 ステ ッ ピングモータ 334が回転して ステージ 320は印字待機位置に移 送さ れる。 次のプラスチ ヅ ク カー ドが装着さ れて制御装置 390から印 字開始の制御信号が再びステ ツ ビングモータ 334等に出力さ れる と、 次のプラ スチ ッ クカー ドの印字が開始さ れる。

本実施例にかかる カー ド記録装置 1に よれば、 カー ド 20の搬送方向 前後端部が、 溝 323a, 323aによ っ て保持され、 ステージ 20と 一体に搬 送される ために、 カー ド 20が搬送方向の前後方向に印字の配色ずれ を起こ さ ない。 しかも、 カー ド 20の裏面惻がプラ テ ンローラ 350によ り 支持され、 プラテ ンローラ 350の上方からサーマルへヅ ド 340が下 降する こ と に よ り、 サーマルリ ボン Tを介してカー ド 201が挟持され る ために、 サーマルへヅ ド 340の発熱体がカー ド 20を均一に押圧する ので、 印字にむ らができない。 こ れに よ つ て、 カー ド 20の印字品質 を非常に向上させる こ とが出来る。 更に、 ス テージ 320が中空である ので、 カー ド 20の供給、 排出機構を装着し易い。 又、 ステージ 320自 身には、 サーマルヘッ ド 340の押圧力が加わ らないので、 ス テージ 3 20を搬送する ス テ ツ ビングモータ 334の小型化、 軽量化が可能と なる。

(請求項 8の最良の実施形態） 第 18図は、 本発明の請求項 8の実施例にかかる カー ド作製装置のプ リ ンタ一部分を示すものであ る。 この実施例にお いてプリ ンター 40 0以外の部分は第 1実施例と同様であるので、 説明 を省略する。

第 18図において、 カー ド 20は、 スラ イ ドステージ 404に固定さ れる よ う になつ てお り、 スラ イ ドステージ 404の上面にはカー ド 20を搭載 する カー ド保持用凹部 403が設け られて い る。 ス ラ イ ドステージ 404 は第 1図中右か ら左の方向 に移動可能と され、 カー ド保持用凹部 403 の移動方向の前端部には弾性部材 406が設け られてお り、 ス ラ イ ドス テージ 404の移動方向の後端部にはス ト ヅ パー 409が設け られて い る。 弾性部材 406はカー ド 20をス ト ヅパー 409に向かっ て付勢してい る。 このカー ド 20上にはサーマル リ ボン 402が掛け渡さ れ、 サーマル リ ボ ン 402の上から はサ一マルへヅ ド 401が当接する よ う になつ て い る。 弾性部材 406は、 一端がス ライ ドス テージ 404に取 り 付け られ、 他端 がカー ド支承片 に取 り 付け られた スプ リ ングによ り 構成さ れて い る。 ス ト ヅパー 409の近傍には、 カー ド 20の後端部を ス ラ イ ドス テージ 4 04の上面に押圧する カー ド押圧手段 410と、 カー ドをスライ ドス テー ジ 404の上面か ら引 き離すカー ド押上手段 420とが設け られてい る。 カー ド押圧手段 410は、 カー ド 20の後端部 20bを押圧するプ レー ト 411と 偏心カム 412と によ っ て構成されて いる。 ス ラ イ ドス テージ 40 4のス ト ッ パー 409の後方部位には、 プ レー ト 411の前端部 41 laをスラ ィ ド ステージ 404から引 き離す方向 に付勢す るスプ リ ング 413が配設 されてい る。 又、 偏心カ ム 412は半円形状に形成さ れ、 半円を形成す る弦の一端部側に回転軸 414が設け られ、 こ の回耘軸 414がスラ イ ド ステージ 404に軸支されて いる。 こ の回転軸 414には僵心カム 412を面 動さ せる レバー 415が設け られてお り、 レバー 415を操作する と、 偏 心カム 412が回動してカー ド 20の後端部 20bを上方に押 し上げる よ う にな っ て いる。 偏心カム 412の弦の他端部側はプ レー ト 411を支持 し てい る。 プ レー ト 411の下面中間部にはス ラ イ ドス テージ 404の内部 側に延びるほぼ Γ L 」 字形状のアーム 416が形成さ れて いる。 こ のァ ーム 416の折曲部位はス ラ イ ドステージ 404に回転可能に枢着さ れ、 これによ り、 プ レー ト 411は回動可能と されてい る。 カー ド押上手段 420は、 スプリ ング 413とプレー ト 411のアーム 420と偏心カム 412と に よ っ て構成さ れ、 プ レー ト 411のアーム 420の先端部にはス ライ ドス テージ 404内を上下動して カー ド 20の後端部 2 Obの裏面側を上方に押 し上げる ピン 417が上方に向かっ て突設されて い る。 カー ド押圧手段 410と カー ド押上手段 420と は、 プ レー ト 410に一体に設けられたァー ム 416と アーム 416に形成されたピン 417と アーム 416を面転させる枢 着ピ ン 418によ っ て連係 してお り、 漏心カム 412の回動によ り カー ド 押圧手段 410と カー ド押上手段 420の切 り 換えが行なわれる。

次に、 本実施例にかかるプ リ ンター 400における カー ド 20の固定並 びに取出 につ いて説明する。 カー ド 20が図示しない搬送手段によ り カー ド保持用凹部 403の上方 に位置したら、 図示しないァクチユエ一夕によ り操作レバー 415が操 作されて偏心力ム 412が回転される。 カー ド 20の前端部 20bを弾性部 材 406に当接させてカー ド 20を前方に押圧し、 カー ド 20をスライ ドス テージ 404の上面に搭載する。 スライ ドステージ 404の上面に搭載さ れたカー ド 20は弾性部材 406の付勢力により ス ト ッパー 409に押圧さ れ、 カー ド 20がカー ド保持用凹部 403内に保持される。 カー ド 20の後 端部 20bがス 卜 、:；バー 409に固定されたら、 再びァクチユエ一夕によ り操作レバー 415を操作して偏心力ム 412を逆面転させ、 プ レー ト 41 1の前端部 411aによってカー ド 20の後端部 20bをスライ ドステージ 40 4の上面に押圧する。 カー ド 20がスライ ドステージ 404に固定された ら、 スライ ドステージ 404とサーマルリボン 402を駆動し、 サーマル へッ ド 401の加熱制御を行なつてカー ド 20の印字面に転写を行なう。 転写完了後、 再びァクチユエータ によ り僵心カム 412を面転させると、 スプリ ング 413の付勢力によりプレー ト 411の前端部 411aがカー ド 20 の後端部 20bから逮ざかる と共に、 アーム 416のピン 417によ り カー ド 20の裏面が押し上げられる。 これによ つて、 カー ド 20はス ト ヅ ノ、 '一 409から外れ、 図示省略のカー ド保持手段 （例えばチャッ ク手段等） によ り 保持されてスライ ドステージ 404から取り 出される。 尚、 スラ ィ ドステージ 404がサーマルへヅ ド 401に接近する と き に、 サーマル へヅ ド 401は上方に位置してお り、 スライ ドステージ 404の移動を妨 げない。 又、 カー ド 20の印字部位がサーマルへヅ ド 401に接近すると、 サーマルへッ ド 401が下降して熱転写を行ない、 印字が完了する と、 再びサーマルへヅ ド 401が上昇してスライ ドステージ 404の移動を許 容する。

(請求項 9の最良の実施形態） 次に、 本発明の請求項 9の実施例にかかるカー ド作製装置のプリ ン ターの部分について説明する。 本実施例のプリ ンターにおいては力 ー ドを固定するステージを送る铤動装置の構成は、 請求項 7のプリ ン ターと同様であるのでその説明を援用する。

第 19図、 第 20図はこのプリ ンターの一実施例を示す図であり、 力 一ド 20を固定するカー ド固定装置 510には矩形のカー ド 20が嵌め込ま れる支持面 513 cが穿設されており、 こ のカー ド 20とサーマルへヅ ド との間にサーマルリボンが張られてお り、 ブリ ン ト可能となっ てい

Ό o

第 19図および第 20図はカー ド固定装置 510のみを取り 出して示して おり、 第 19図はカー ドを装着している状撖を示し、 第 20図はカー ド 非装着時を示している。 第 20図に示されるよ うにカー ド固定装置 51 0のスライ ドステージ 511には、 ほぼ中央にカー ド 20の一面を当接し て受ける支持面 512が形成されている。 この支持面 512の周囲でカー ド20の3辺を位置決めする位置決め手段5133，5131),513(：が設けられて いる。 位置決め手段 513a, 513b, 513 cはカー ド 20の一辺全部と接触し ている必要はないが、 こ こでは支持面 512がスライ ドステージ 511の 表面をカー ド 20の厚さ と等しいか幾分小さい程度堀り込んだ様にな つている。 こ の位置決め手段 513a, 513b， 513 cによって位置決めされ た 3辺の中央の一辺、 こ こでは位置決め手段 513bに対応する位置には、 カー ド 20が支持面 512から浮く のを防止する係止手段 514が設けられ ている。 この係止手段 514の支持面 512と対面する部分においてはプ リ ン トされるカー ド 20がチャッ ク手段によって自動的に且つ確実に 差し込まれて厚み方向に動かない程度にされている。 こ の係止手段 514と対向する位置で、 支持面 512の外側に傾斜面 515が形成されてい る。 こ の傾斜面 515はこ こでは支持面 512の一端が低く その外側に行 く 程高く なるよ うになつ ている力 位置決め手段 513 a， 513cのいずれ かの側が低く 反対側が高く （カー ド差し込みや取り 出し側）なるよ う になっていてもよい。

この傾斜面 515にはカー ド押え手段 516が高低両方に移動自在にさ れている。 カー ド押え手段 516の傾斜面と当接する位置には傾斜方向 と傾きをもっ た長孔 516aが平行に 2個設けられ、 この長孔 516aに傾斜 面 515に植設されたガイ ドビン 515aに係合させられている。 カー ド押 え手段 516の係止手段 514侧には逆 L字型のカー ド当接部 516bが形成 されてお り、 立上り面でカー ド 20の端部を係止手段 514側の位置決め 手段 513bへと押し付けるよう にし、 延在面でカー ド 20を支持面 512へ 押圧しカー ド 20が動かないよ うにしている。

スライ ドステージ 511の位置決め手段 513a側には銷線又は銷板でで きたパネ 517が一端を押え金具 518で固定され、 自由端である他端を 力一ド押え手段 516に接触している。 カー ド押え手段 516を第 19図の 矢印の方向すなわちカー ド押え手段 516が係止手段 514側へ動かされ、 カー ド 20を固定するような方向にバネ 517で常時付勢している。 この 様な付勢力は、 こ 実施例のパネ 517に限定されるものではなく、 傾 斜面 515内やその他に設けるコイルパネのよ うなものでもよいこ とは 勿論である。

次に作用を説明する。

第 20図に示すよ う にカー ド押え手段 516を矢印の方へバネ 517の付 勢力に抗して押し、 カイ ドビン 515aで長孔 516aの端末が当接した位 置で停止させておく。 こ の状簾でカー ド押え手段 516のカー ド当接部 516bがま持面 512からカー ド 20を入れるに十分なだけ睡れており、 こ こに力一 ド 20を位雷決め手段 513a， 513b, 513 cに当接させ、 しかも係 止手段 514の下倒に差し込んで納める。 その後カー ド押え手段 516の 第 20図に示す矢印の力を除まする とバネ 517の付勢力で第 19図の矢印 で示す方向にカー ド押え手段 516が押され、 結果的には傾斜面 515を 下降してカー ド当接部 516bがカー ド 20の端面を係止手段 514側の位置 決め手段 513 bへと押し付け、 さ らにカー ド 20を支持面 512へ押圧する。 したがって、 カー ド 20は第 19図に示すよ うに浮き もガタもな く 確実 にスライ ドステージ 51 li 固定される。

この状態でサーマルへッ ドの下方に送られ、 サーマルリボンを挟 んでサ一マルへヅ ドでカー ド 20にプリ ン トがなされる。 このと き力 ー ド固定装電 510がコ ンパク トで軽量にできてお り、 慣性力も小さい ため高速で往復動できる。 慣性力が小さいこ と によって移動開始や 停止時に も振動を発生させる こ と な く 動いて ド ッ トが正確に打て る ので、 カラーブ リ ン トであっ て も、 色ずれ、 に じみ等が発生し に く い。 プ リ ン ト終了後にはカー ド押え手段 516を係止手段などによ り 自 動的に動かしてプ リ ン 卜がさ れたカー ド 20が取り 出さ れる。

以上の操作を繰り 返すこ と によ り 次々 と カー ド 20をプリ ン ト す る こ とがで き る。

(請求項 10の最良の実施形態） 第 2 1図は本発明の請求項 10の実施例にかかるプ リ ンターを示 して いる ₀

図中、 601はガィ ドバ一で、 少な く と も 2本、 こ こ では 2本のガイ ド バー 60 1が平行に配設さ れてい る。 そ して、 こ の 2本のガイ ドバー 60 1に平行に送り ネジ 603が配設され、 図示省略のパルスモータで回動 自在と さ れて い る。 ガイ ドバー 60 1は真直度に高い丸棒で形成さ れ、 送り ネジ 603の周囲 には精密な一定ピッ チのネジが形成されてい る。

2本のガイ ドバー 601には リ ニアブッ シ ユゲーシ ング 6 10が軸ま わり の面転をする こ とな く 軸方向 に滑動自在 と さ れて お り、 送 り ネジ 60 3にはナッ トケーシ ング 620が軸方向に移動自在と されてい る。

リ ニアプヅ シ ユゲーシ ング 6 10には、 ガイ ドバー 60 1のそれぞれに 摺動自在に嵌合された少な く と も 1個の、 こ こでは 2個の リ ニアブッ シ ュ 6 11が間隔を も っ て固定さ れ、 4個の リ ニアブヅ シ ュ 6 1 1が一体に 連結されてい る。 ま たこ の リ ニアブヅ シ ユゲーシ ング 6 10には、 送り ネジ 603と反対側にスラ イ ドス テージ 6 12が固定さ れてお り、 ス ラ イ ドス テージ 6 12の凹所 6 1 2aには、 吸着あ るいは機械的等の手段 （ 図示 省略 ） に よ っ て、 2本のガイ ドバー 60 1が作る平面に平行な面を持つ よ う にカー ド 20が保持固定さ れて い る。 スラ イ ドス テージ 6 12の上方 には、 カー ド 2 0の平面に垂直方向 に延びるサーマルへヅ ド 6 04が設け られ、 サーマルへッ ド 604と カー ド 20と の間にサーマル リ ボン 605が 配置される。 ナヅ ト ケーシ ング 620には、 送り ネジ 603に螺入された 2個のナツ ト 621が微小移動可能に配設され、 しかも各々 のナツ ト 62 1の軸方向外 側端面を受ける よう に収納してお り、 こ れらの 2個のナツ ト 62 1間に は第 1のスプ リ ングである コ イ ルスプリ ング 622が配設され、 コ イ ル スプ リ ング 622は一組みのナヅ ト 62 1を互に遠ざける よ う に付勢して いる。 ま た、 ナッ ト ケーシ ング 620の送 り ネジ 603の軸方向両側には、 リ ニアプッ シ ュケーシ ング 6 10を間に納める よ う に 2本のアーム 623が 設け られ、 2本アーム 623は リ ニアプヅ シ ユゲーシ ング 6 10の軸方向両 側まで延在している。 こ のアーム 623のそれぞれの先端には一体でも 或は別体でも よ いが、 こ の例では別体でガイ ドバー 60 1を抱え る よ う な U字形状の切欠を有する爪部 624が固着さ れて い る。 この爪部 624 はナヅ ト ケーシ ング 620が送り ネジ 603の賴ま わり に面動する こ と を 阻止して いる。

ナツ ト ケーシ ング 620と リ ニ アプッ シ ュケーシ ング 6 10間には、 ァ —ム 623の両端部の一組みの爪部 624のいずれか一方に対して、 リ ニ アブッ シ ユゲーシ ング 6 10の軸方向端面を常時付勢当接させ る第 2の スプ リ ング 625が配設されてい る。

次に動作を説明する。

停止状態では、 第 1のスプリ ング 622の拡張力に よ り 2個のナツ 卜 6 21がそれぞれ反対方向に押し付け られ、 がたつ く こ と な く 移動 しな い。 そ こ で、 図外のパルスモータへの駆動指令に よ り、 ノ、'ルスモー タが艇動されて送り ネジ 603を回転させる と、 回転開始時の衝突を吸 収する と と も にスプ リ ング 622の拡張付勢力に抗してスプリ ング 622 をわずかに圧縮し、 送り ネジ 603が面転する こ と になる。 こ こで、 ナ ヅ ト ケー シ ング 620内のナツ ト 62 1も軸の回 り で回転力を受けるが、 ナツ ト 62 1がナ ツ ト ケーシ ング 620に固定されてお り、 しかもナ ツ ト ケーシ ング 62 0がアーム 6 23の先端の爪部 624でガイ ドバー 6 0 1に係合 して回転でき ないよ う になっ てい る ため、 ナッ ト 621は軸方向に、 し たがっ て ナツ ト ケーシ ング 6 20は軸方向 に移動する。 例えば、 第 2 1図 で左方へ移動する と き、 右側の爪部 624がリ ニアブッ シ ュケーシ ング 6 10を左方へ押して移動させる。 送 り ネジ 603の真直度が仮 り に少々 悪かっ た り、 始動の衝鼕で送 り ネ ジ 603が軸心から ずれて少々振れま わっ た と して も、 ナ ツ ト ケーシ ング 620と リ ニアブッ シ ュケーシ ング 6 10と は完全に一体と な っ て い るのではな く、 第 2のスプリ ング 625で 連結されてい るので、 大きな力の伝達がな く、 ま たガイ ドバー 60 1を 曲げる前に送 り ネジ 603側で逃げる こ と とな り、 リ ニアブッ シュ ケー シ ング 6 10もも と よ り ス ラ イ ドステージ 6 12には影礬を与えない。 し たがっ て、 サーマルへヅ ド 604によ っ てサーマル リ ボン 605のイ ン ク をプ リ ン 卜する所定位置がずれない。 こ のよ うなプリ ン トがス ラ イ ドス テージ 6 12の送 り と サーマルへッ ド 6 04の印字との同期のも と髙 速でなさ れる。

(請求項 Uの最良の実施形態） 以下、 本発明の請求項 1 1の実施例を図面に基づいて説明する。 尚、 カー ド作製装置のプ リ ン ター 700以外の構成は、 第 1実施例の説明を 援用する。

第 22図は本実施例のサーマ ルプ リ ンタ一 700の説明図であ り、 こ の サーマルプリ ンター 700は、 サーマル リ ボン供給部 720、 印刷部 73 0、 被転写物 と してのカー ド 20を搬送する カー ド搬送機構 740と を備えて いる。

サーマル リ ボン供給部 720は、 サーマルリ ボン 70 1が送り 胴 702に口 ール状に巻かれてい るサーマ ルリ ボン送り 部 703と、 使用済みのサー マル リ ボン 70 1が巻 き取り 躕 704に巻き取 られてな る卷 き取 り部 705と から概略構成されて いる。

印刷部 730は、 サーマル リ ボ ン供給部 720のサーマル リ ボ ン送 り 部 703と巻き取り 部 705との間に配設され、 サーマル リ ボ ン 70 1のイ ンク を溶融さ せて カー ド 20に転移 させるサーマルへヅ ド 7 1 0と、 印刷時に カー ド 20と接触しサーマルへヅ ド 7 10の押圧を下か ら支 えるプラ テ ン ローラ 7 1 1と を有する。 カー ド搬送種構？ 40は、 印刷部 730の前後に 2組ずっ配設され、 図示 しない驟動装置によ り駆動される搬送ローラ 713 a, 713b, 713 c， 713dを 備えており、 図示 ない駆動装置からの驩動力を受けてカー ドを挟 持しながら搬送する。

サーマルリ ボン供給部 720には、 アルミ二ユウムからなる押圧部材 706が設けられている。 この押圧部材 706は長片部 707と短片部 708と が略直角になる よ う に ^r L j 字形状に形成されており、 短片部 708の 端部には図示しない筐体に取り付けられたスプリ ング 709が引張状態 で係止され、 長片部 707と短片部 708との折曲部位は筐体に枢着され ている。 長片部 707にはサーマルリボン供給部 703に対して対向する 折曲片部が形成され、 この折曲片部に摩擦抵抗の異なる摩擦面 707a ,707b， 707cが形成されている。 摩擦面 707aの摩擦係数 は 0.2と設定 され、 摩擦面 707bの摩擦係数 >uは 0.3と設定され、 摩擦面 707cの摩擦 係数；"は 0.4と設定されている。 長片部 707は、 スプリ ング 709の引張 力によってサーマルリボン供給部 703に常時接繳してサーマルリボン 701を押圧するよう に付勢されている。 これによ つて、 サーマルリボ ン供給部 720のサーマルリ ボン 701の残量が多いと きには、 長片部 70 7の摩擦抵抗の小さ い摩擦面 707aがサーマルリボン 701に接触し、 サ 一マルリボン 701の残量が少ないと きには長片部 707がサーマルリボ ン 701側に変位して摩擦抵抗の大き い摩擦面 707cがサーマルリボン 7 01に接触する。 サーマルリボン 701の残量が多い と き には、 スプリ ン グ 709の引張力が大きいので摩擦面 707aとサーマルリボン 701との摩 擦抵抗が大き く なり、 サーマルリボン 701の残量が少ないと きには、 スプリ ング 709の引張力が弱く なるが、 摩擦抵抗の大き い摩擦面 707 cがサーマルリボン 701に当接するので、 一定の強さのバヅ クテンシ ョ ンをサ一マル リボン 701に付与するこ とが出来る。

具体的には、 サーマルリボン 701の残量が多く、 押圧部材 706の摩 擦面 707cがサーマルリボン 701に当たっている と きの圧着力は 120〜 90(gf )であり、 ノ ヅ クテンシ ョ ンは F = Nによ り 24〜 18(gf)となる。 押圧部材 706とサーマルリボン 701の接点が徐々に摩擦面 707b, 707 cの 方に移動する と、 圧着力は 60〜40(gf)となり、 ノ ヅ クテンシ ョ ンは 24〜 16(gf)となる。 これによつて、 サーマルリボン 701の残量変化に よるバ ヅ クテンシ ョ ンの変化を 27〜 16(gf)に抑えるこ とが出来る。

(請求項 12、 13の最良の実施形態） 次に、 本発明の請求項 12、 13の実施例のサーマルヘッ ドについて 説明する。 カー ド作製装置のそのほかの構成は第 1実施例のものを援 用する。

第 24図に示すよう に、 カー ド 20が印字ライ ン （カー ド 20が給送さ れるライ ン） 上をローラ 806により給送されつつ、 サーマルへヅ ド 8 10がサーマルリ ボン 804を介してカー ド 20に押しつけられている。 印 字ライ ンの上方にはサーマルリボン供給装置 （図示せず） が設けら れており、 カー ド 20及びサーマルリボン 804の給送が同期するよ うに 制御されている。

第 23図に示すよう に、 実質的に同形状の 5個のサーマルへッ ド 810 a〜 810eがカー ド 20の印字面 （上面） 側に配設されている。 これらの ヘッ ド 810a~ 810eは、 印字ライ ンに直交して並ぶ 2本の支 || 812、 81 2によ り それぞれ支持されてお り、 3個のへッ ド列と 2個のヘッ ド列と を構成している。 即ち、 3個のヘッ ド列のヘッ ド 810a, 810c, 810eが相 互に所定間隔をおいて支軸 812に取り付けられる一方、 2個のへヅ ド 列のへヅ ド 810b,810dのそれぞれが印字ライ ンにおいて 3個のへヅ ド 列のへッ ド 810a, 810c, 810eの相互間に配置されている。 3個のへヅ ド 列は 2個のへ、ソ ド列の下流惻に設けられてお り、 カー ド 20が給送され ると、 先ず、 ヘッ ド 810b，810dによ り領域 B，Dの範囲が印字され、 つ いでへッ ド 810a, 810c, 810 eによ り領域 A, Eが印字されるよ うになつ ている。

次に、 第 23図乃至第 26図を参照にしつつサーマルへヅ ドについて 詳細に説明する。

サーマルへヅ ド 810の本体 813は、 カー ド 20に当接する下端部が丸 く形成されてお り、 支輔 812からカー ド 20の上面まで所定の角度に傾 斜して設けられている。 即ち、 ヘッ ド本体 813の上端部 814が支釉 81 2によ り上流倆にて支持され、 一方、 下端部 815がリボンを介して力 ー ド 20の印字面に下流側にて付勢手段により押しつけられている。 この下嬸部 815には発熱体 （図示せず） が埋設されている。 この下端 部 815は、 一直線上に多数の発熱ユニッ トが配列されており、 画像形 成信号に基づき電極に通電される と、 所定領域が ドッ ト状に発熱す るよ うになっている。

付勢手段には、 例えば、 コ イル両端を延長してほぼ矩形に折曲げ たスプリ ング 816が用い られている。 即ち、 スプリ ング 816は本体 81 3を挟むよ うに支軸 812に巻き付けられる一対のコイル部 817、 ス ト ツ パー 822に当接する尾部 818、 本体 813の下端部 815を印字ライ ン側に 押しつける一対のアーム部 819によ り構成されている。 これによ り、 へッ ド本体 813が印字ライ ン僳に付勢された状態で支軸 812の回り （ 矢印 824の方向） に摇勖するよ うになつている。

第 26図に示すよ う に、 ま釉 812に対するへッ ド本体 813の取付け孔 826はテーパー状をなし、 即ち、 その長手方向の中央部のみが狭く形 成され、 一方、 その両端開口が広く 形成されている。 このため、 へ ッ ド本体 813が中央のみにて支軸 812に摺接し、 支軸 B12に対して傾斜 する方向 （矢印 828の方向） に揺動するよう に支持されている。

次に、 本実施例の動作について説明する。

カー ド 20は、 例えば、 板厚約 0.8Mの塩化ビニール製の I Dカー ド であり、 その印字面の面積は規格によって定められている。 印字面 を上面と してカー ド 20を長手方向に給送する ともにリボン 804を印字 面側に給送する。 カー ド 20が第 1のヘッ ド列に到達する と、 領域 B,D が印字され、 ついで、 第 2のヘッ ド列によ り領域 A,C Eが印字される。 尚、 スプリ ング 816のアーム 819を左右対象に設けているので、 へッ ド本体 813が受ける付勢力が左右で均衡し、 支軸 812に対してへッ ド 本体 813が傾斜した場合でもスプリ ング力によ り へヅ ド本体 813の姿 勢が直ちに回復する。 上記実施例によれば、 へヅ ド本体 813が印字ライ ンに揺動するのみ でな く、 印字ライ ンに直交する方向にも揺動するので、 カー ドの印 字面にへッ ド本体の発熱体が確実にフ ィ ヅ 卜 し、 印字面の全幅に亘 つて良好に印字でき る。 このため、 カー ド印字の不良率を大幅に低 減できた。

尚、 上記実施例では、 付勢手段にコイルスプリ ングを用いたが、 これに限られるこ とな く 圧縮コイルスプリ ング、 引っ張り コイルス プリ ング、 並びに板状のスプリ ングを使用するこ ともでき る。 又、 上記実施例では、 ヘッ ド本体を雪ゾ リ の如き形状に形成したが、 こ の形状に限らないのは勿論である。

(請求項 14の最良の実施形態） 次に、 本発明の請求項 14のカー ド作製装置の最良の実施形態につ いて説明する。 本実施例にかかるコーティ ング装置は、 第 1実施例の プリ ンターと スタ ッ カーとの間に配設されるもので、 プリ ンターに て記録された文字、 図形などのプリ ン ト情報を転写によってオーバ ーコ ー ト して保護するものであり、 カー ド作製装置のそのほかの実 施例は第 1実施例と同様であるのでその説明を援用する。

第 27図はコーティ ング装置 9 00の構成を示してお り、 このコーティ ング装置 900は、 カー ド搬送部 90 1、 サーマルリボン供給 . 巻き取り 部 903、 加熱部 902、 駆動部 904から構成されている。

サーマルリ ボン供給巻き取り部 903は、 カー ド搬送部 90 1に対して 着脱自在であ り、 加熱部 902は支点軸 924を介してカー ド搬送部 90 1の 枢着溝 9 18に枢着されている。 駆動部 904はカー ド搬送部 9 0 1の下方に 固定されており、 歯車、 ベル トなどの駆動力伝達手段を介してカー ド搬送部 901、 サーマルリ ボン供給 ' 巻き取り部 903、 加熱部 902に駆 動力の伝達を行なう。

第 28図はカー ド搬送部 901の構成を示しており、 カー ド搬送部 901 は、 支持板 9 1 0と、 搬送台 9 1 1と、 搬送台 9 1 1の両側に設けられたガイ ド 912と を備え てい る。 こ のガイ ド 912はカー ドを所定方向に案内す る。 搬送台 911には、 搬送ローラ突き出 し孔 913a，913b,913 cが開口さ れて いる。 各搬送ローラ突き 出し孔 913a，913b,913cか らは、 搬送口 ーラ 914a，914b，914cの各々の上部が搬送台 911よ り も僅かに突出 して いる。 搬送ローラ 914aは、 加熱部 902を搬送台 911側に回動させた時 に加熱部 902の ヒー ト ローラ 922の真下の位置に設け られて いる。 搬 送ローラ 914bほ、 同様に加熱部 902を搬送台 911側に回動させた時に ヒー ト ローラ 922の位置よ り もカー ド揷入側の位置に設けられて いる。 搬送ローラ 914cは-同様に搬送台 911側に加熱部 902を回動させた時に ヒー ト ローラ 922よ り も カー ド排出位置佣に設け られて いる。 搬送口 ーラ 914a， 914b， 9I4cは、 支持板 910の惻部に回動自在に設け られた褸 数の歯車 917を介して図示 しない驟動モータの駆動力を受ける。 搬送 ローラ 914b， 914cの上には、 ローラ 915b， 915 cが回転自在に S設され てお り、 搬入された カー ドは、 搬送ローラ 914b, 914cと ローラ 915b， 915 cによ っ てやや強い力で挟持され、 ス ムース に搬送される よ う に なっ ている。 搬送台 911のカー ド揷入口側には 2つのセ ンサー 916a, 9 16bがカー ドの辑送方向に並べられてい る。 こ のセ ンサー 916a, 916b によ っ て カー ドの 入 検知される と、 搬送ローラ 914a, 914b, 914c 及びローラ 915a, 915b, 915cが回転しは じめる。 又、 搬送ロ ーラ 914b の上方には、 セ ンサ一 916cが配設されてお り、 セ ンサ一 916cはサ一 マル リ ボン 947にコ ーテ ィ ング部位の存否あ る いは損傷の有無な どを 検出 して いる。 搬送台 911のカー ド揷入口側の端都には、 枢着溝 918 が設けられてお り、 枢着溝 918には加熱部 902が « 924に よ り 回動自在 に枢着さ れる。

支持板 910は,複数の脚部 919、 、 、 を有 してお り、 搬送台 911を支持 して いる。 支持板 &10の側部にはサ一マルリ ボン巻き取 り · 供給部支 持部 936が設け られて い る。 サーマル リ ボン巻き取 り · 供給支持部 9 36には係止孔 937及び突起 938が設け られてお り、 係合孔 937に突起 9 38を係合させる と、 サーマル リ ボン巻き取り · 供給部 903が所定位置 に固定で き る よ う になつ て い る。 撖送台 911の側部には搬送台 911よ り少し上方に突出したガイ ド 912が設けられてお り、 ガイ ド 912は力 一ドを所定方向に案内する。

第 29図は加熱部 902の構成を示したものであり、 加熱部 902はエル ボー形状の 2枚の平行なアーム 923を備えている。 アーム 923の中央部 には、 支点軸 924が設けられている。 アーム 923の支点軸 924よ り上方 に位置する矩形部 925の先端部には、 ヒー ト ローラ 922が設けられて いる。 アーム 923の支点軸 924より 下方に位置する矩形部 926には、 下 部固定軸 9261及び連接片 933が設けられ、 これによ つて、 加熱部本体 902が構成されている。 ヒー トローラ 922はヒー ト ローラ支持軸 928に 装着されてい る。 こ のヒー ト ローラ支持軸 928のアーム 923の外側に は歯車 929aが設けられ、 アーム 923の矩形部 925の上には回動自在の 複数個の歯車 929bが設けられ、 アーム 923の外側の支点軸 924には歯 車 929 cが設けられている。 歯車 929aは複数個の歯車 929bを介して歯 車 929cから駆動力が伝達される。 支点軸 924上には、 歯車 929cと平行 にプ一リ 930aが設けられている。 プー リ 930aにはベル ト 931が掛けら れており、 ベル ト 931は駆動モータ 950から歯車を介して回転カを受 けるブー リ 930bにも掛けられている。 加熱部 902は支点軸 924を介し てカー ド搬送部 901の枢着溝 918に保持されている。

第 31図はヒー トローラ 922を示したもので、 円筒上のローラ本体 9 21の側壁の略中央に、 被転写体と略等しい幅を有する突出部が設け られている。 この突出部は加熱転写部 921aと され、 ローラ本体 921の 長手方向の中心には空洞部 923が設けられている。 空洞部 923内には 赤外線ヒータ （ コーッヒータ ） が配設されている。 この赤外線ヒー タ 224はローラ本体 221とは接触しない状態で支持されている。 ヒー トローラ 922ほ熱伝導率の良いステン レスによ り構成されている。 又、 歯車 929aの反対側の位置に設けられる ヒー トローラ支持軸 92 8には、 2つのセ ンサ 928a， 928bが設けられている。 この 2つのセンサ 928a, 928bは、 ヒー トローラ 922の回転に ともなうサーマルリボン巻 き取り ロールの回耘と、 ヒー トローラ 922の加熱転写部 921aの待機位 置を決定する ものである。 矩形部 926の下端部は、 図示しないアーム駆動モータの回転軸に取 り付けた円板の接触ピンに接触しており、 アーム駆動モータの回転 にと もなつて矩形部 926の下端部は上下動する。 円板には 2つのセ ン サが設けられ、 この 2個のセンサは、 アーム駆動モータの面転角度を 検知する。

支点軸 924には、 加熱部本体 920と共にヒータ力バー支持部材 92 1が 枢着されている。 ヒータカバー支持部材 92 1には、 支点 « 924を中心 と して回動するアーム 93 2が 2本平行に配設され、 アーム 93 2の下端は、 転写時に本体ベースに固定された図示しない リ ンク機構が係止する こ と によってロ ッ クされる。

ヒータカバー支持アーム 93 2の上端部には、 第 3 2図に示すよう に、 支点軸 934を介して ヒータカバー 935が枢着されている。 ヒータカバ 一 935は、 サーマルリボン交換、 転写装置のメ ンテナンスの時に、 离 温のヒー トロー 922に手が接触するこ とを防止するために、 ヒー ト ローラ 922の全体を覆う ものである。 ヒータカバー 935は、 先端部が 直角に折曲する側部フ レーム 935 1が 2個平行に配設されており、 この 側部フ レーム 9351の間に力バー板 9352が設けられている。 俩部フ レ —ム 935 1の一端部は支点軸 934を介してアーム 93 2の上端都に枢着さ れている。 傰部フ レーム 935 1の他端部は少し内側に曲げられてお り、 ヒータ力バー 935を閉じた時に完全に覆えるよう に してある。 支点軸 934には、 図示しないパネが設けられており、 加熱部 902を起立させ た場合に、 このパネの付勢力 と ヒータカバー 935の自重とによって、 ヒータカバー 935の支点軸 93 4を中心とする回転モーメ ン トが生じ、 ヒータ力バー 93 5が閉じるよう になつている。 側部フ レーム 935 1には 突起部 93 53が設けられ、 ヒータカバー 935を閉じた時に、 ヒータカバ 一 93 5がヒー トローラ 922に直接触れないよう になつている。 側部フ レーム 935 1には把手 9354が設けられている。

次に、 サーマルリボン巻き取り · 供給部 903について説明する。 第 3 0図は、 サーマルリボン巻き取り · 供給部 903の構成を示したもので あり、 サーマルリボン巻き取り · 供給部 903は、 中央部に大略 「 U j 字形状の ヒー ト ローラ移送溝 942が形成された一対の側板 940を備え て い る。 側板 940、 940にはカー ド搬送部 901の係止孔 937に嵌合する 係止片 943を有 して いる。 側板 940、 940には、 それぞれ軸受孔 941a， 941bが形成さ れ、 一方の軸受孔 94 laにサーマル リ ボン供給ロール 94 4が枢着さ れ、 他方の軸受孔 94 lbにサーマル リ ボ ン巻き取り ロール 9 45が取り 付け られる。 側板 940、 940にはクラ ンプ部材 946が設け られ、 サーマル リ ボン巻き取り · 供給部 903をカー ド搬送部 901に装着し た 時に、 ク ラ ンプ部材 946に カー ド搬送部 901の突起 938が係合する。 サ 一マル リ ボン巻 き取り ロール 945には、 歯車 947が設け られてお り、 歯車 947は歯車群 948を介して駆動モータ 951と嚙合して い る。

駆動部 901は、 第 27図、 第 28図に示すよ う に、 搬送ローラ 914a, 91 4b, 914c及びヒ ー ト ローラ 922を駆動する駆動モータ 950を備えて いる。 駆動モータ 950はカー ド搬送部 901の支持板 910の下方に g設されてい る。 駆動モータ 950の駆動力はブー リ 930bに設け ら れた ク ラ ッ チ 953 と驄動力伝達手段と して の歯車を介して伝達される。 プー リ 930bに はベル ト 931が掛け渡され、 ベル ト 931はプー リ 930aに も掛け渡さ れ て い る。 プー リ 930a， 930b、 ベル ト 931は、 駆動力伝達手段を構成し てい る。 クラ ヅ チ 953にはブ レーキ 956が装着され、 ク ラ ッ チ 953が開 放状態の時にプ レーキ 956は ヒー ト ローラ 922の位置ずれを防止 して い る o

駆動モータ 950は、 ま持板 910に駆動力伝達手段 と して設け られた 複数の歯車 917を介 して搬送ローラ 914a， 914b, 914 cに対 して も伝達を 行な う。 従っ て、 ヒ ー ト ローラ 922の駆動に用い られるモータ と、 搬 送ロ ーラ 914a, 914b, 914 cの ig動に用い られる駆動モータ と は同 じ も のであ り、 両者の回耘は容易に同期する。 サーマルリ ボン供給 · 巻 き取 り 部 903は、 巻 き取 り 駆動モータ （図示せず ） によ り 駆動さ れる。 次に、 本実施例にかかる カー ド転写装置の動作につ いて説明する。 先ず、 転写 し ょ う とす るカー ド をセ ンサ 916aの手前の搬送台 911上 に搭載す る。 その後カー ドを搬送方向にスラ イ ド させて行 き、 カー ド後端がセ ンサ 916a，916bの下を通 り 過ぎた直後に、 搬送ロ ーラ 914 a,914b,914ir及びヒ ー ト ローラ 922及びサーマル リ ボン供給 · 巻 き取 り ローラ 944、 945が面転し始める。 そ して、 カー ドの先端が搬送口 一ラ 914bに み合う と、 カー ドは ヒー ト ローラ 922の方向に引 き込ま れ、 転写される。 こ の と き、 搬送ローラ 914a, 914b, 914cの回転と ヒ 一ト ローラ 922の画転と は鬨期して いる。 カー ドの転写が終了する と、 カー ドはその ま ま前進して排出される。

こ こで、 セ ンサ 916a, 916b， 916cによ り、 搬送ローラ 914a, 914b, 91 4c及びヒー ト ローラ 922が面転する原理を説明する。

第 33図はこ の動作を説明する ためのタ イ ミ ングチヤ一ト であ る。 カー ドがセ ンサ 916aで検知さ れる と、 駆動モータ 950が面転し、 同時 に搬送ローラ 914a, 914b, 914cが回転する。 又、 ク ラ ッ チ 953は開放状 態の ま ま と され、 ブ レーキ 956が作動する。 これに よ り、 ヒ ー ト ロー ラ 922が固定される。 カー ドが更に前進して搬送ローラ 914b及び口一 ラ 915bに挟持さ れる と、 カー ドは自動的に搬送さ れる よ う にな る。 次にカー ドがセ ンサ 916bを通り通ぎる と、 ク ラ ッ チの開放状態が解 かれる と と も に、 ブ レーキが解除され、 ヒー ト ローラ 922が回転し始 める。 又、 アーム上下動の駆動モータ 52が 45度面転して加熱部 902の アーム 923が下降する。 ガ ドの被転写部が搬送ローラ 914aの上にさ しかかっ た時に、 加熱部 902のアーム 923も 45度回転して、 セ ンサ 57 が下限信号を発 してモータ 52の回転が止 まる。 こ の と き、 セ ンサ 57 の信号は、 モ ータ 51にも伝達されてモータ 51が面転し始め、 サーマ ルリ ボン巻き取 り ローラ 45がサーマル リ ボンを巻き取る。 加熱転写 部 222によ る転写が終わる と、 セ ンサ 57からの信号も切れ、 モータ 5 1の面転が止ま る と と も に、 アーム上下動モータ 52も逆回転する。 こ れによ っ て、 加熱部 902は立ち上がる。 加熱部 902が 45度の角度で立 ち上がる と、 セ ンサ 58がこ れを検知して上限信号を発生し、 モータ 52は停止する。 この と き、 ヒー ト ローラ 922は面転を雜続するが、 加 熱転写部 222が待機位置に達する と、 セ ンサがこ れを検知し、 セ ンサ の検知信号に よ り ク ラ ッ チ 53が解放さ れる と共に、 ブ レーキが作動 して加熱転写部 222を固定する。 次に、 転写途中でサーマル リ ボンが不足し た場合の新たなサーマ ルリ ボンの供給について説明する。

先ず、 加熱部 902を起立させる。 これによ り、 ヒータ カバー 935が、 パネの付勢力 と ヒータカバー 935自身の自重によ り 閉じ られる。 そ し て、 サーマル リ ボン供給 · 巻き取 り 部 903をカー ド搬送部 90 1から取 り 外 し、 又、 使用の終わっ たサーマル リ ボン供給ローラ 44及びサー マル リ ボン巻き取り ローラ 45を側板 940から取り 外 し、 新しいサーマ ルリ ボン巻き取 り ロール 45及びサーマル リ ボン供給ロール 44を装着 して交換を終了 させる。

(請求項 15の最良の実施形態） 次に、 本発明 の請求項 15のカー ド作製装置の実施例にかかる コ ー テ ィ ング装置を図面に基づいて説明する。

第 34図は、 本実施例にかかる カー ド作製装置のオーバーコーテ ィ ング装置の斜視図であ り、 固定設置さ れた基台 1000には上面及び下 面に支柱 1 002、 1003が立設さ れて いる。 基台 1000、 支柱 1 002、 1003 によ り 転写装置の基体が構成されて い る。

支柱 100 2、 1003間には、 支持軸 1004が取り 付け られて い る。 支柱 1002の端部にはま持軸 1004を締め付けて保持する リ ング 1005が設け られて い る。 リ ング 1005のネ ジ 1 006を緩める と、 リ ング 1005の締め 付けの緩和がな され、 支持軸 1004が軸線方向 に移動可能と なる。 支持軸 1 004には上下一対の支持部材 1 007が取り 付け られ、 支持部 材 1 007は支持軸 1004を中心に揺動可能 と なっ てい る。 尚、 支持部材 1007は、 連結軸 1007 aに よ っ て互い に連結さ れ、 一体と なっ ている。 ま持部材 1007には円筒上の ヒー ト ローラ 1008が支持軸 1004に平行 に取 り 付け られ、 こ の ヒー ト ローラ 1008は自 らの軸回 り に回転可能 にな っ て いる。 ヒー ト ローラ 1008の外側の表面には、 上面が円筒の 周壁部の一部を形成する突設部 1008aが突設されて いる。 突設部 100 8aはヒー ト ロ ーラ 1008の表面 と同様に曲面形状を有してい る。 ヒー トローラ 1008の内部には赤外線ヒータ 1009が同軸に納められてお り、 図示しない渴度センサや温度調節器の制御によ り、 赤外線ヒータ 10 09及びヒー ト ローラ 1008が一定の温度に加熱される。

基台 1000上にはヒー ト ローラ 1008に対向してプラテンローラ 1010 が設けられており、 このプラテンローラ 1010はヒー ト ローラ 1008と 平行で自 らの軸回り に回転自在となっ ている。

ヒー トローラ 1008の下端には同輪にギア 1011aが取り付けられ、 ま 持軸 1004にはこのギア 1011aに嚙み合つ たギア 1011bが回転自在に取 り付けられ、 基台 1000と支柱 1003との間にはギア 1011bに喃み合った ギア 1011 cが回転自在に取り付けられている。 一方、 プラテ ンローラ 1010の下端には同軸にギア 1012aが取り付けられており、 基台 1000に はこのギア 1012aに嚙み合つたギア 1012bが回転自在に取り付けられ ている。 ギア 1011cとギァ 1012bは図示しない電磁クラッチ及びブ レ ーキを介して互いに連結されてお り、 更に図示しない駆動モータ に 速結されている。 従って、 ヒー ト ローラ 1008とプラテンローラ 1010 はこの駆動モータの起動によ り図中矢印で示すよ うに互いに逆向き に同期回転子、 電磁クラ ッチ及びブレーキの作動によ り その回転が 制御される。

こ こに、 ギア 1011b, 11cは平歯車であり、 ギア 1011cは軸方向の長 さが長く 設定されている。 従って、 支持 ¾ 1004及びヒー ト ローラ 10 08をその軸線方向に移動させても、 ギア 1011b, 1011cの睡み合いは保 証されるよう になっている。 支柱 1002にはス トツパ片 1013が取付け られ、 このス ト ツパ片 1013と支持部材の連結 ¾ 1007aとの間には縮み 方向にバネカを有するコ イルスプリ ング 1014が介装されている。 従 つて、 支持部材 1007は付勢手段と してのスプリ ング 1D14によつ て支 持軸 1004の軸回り方向に揺動付勢され、 ヒー トローラ 1008はプラテ ンローラ 1010に圧-接する方向に付勢されている。 こ こ に、 ス ト ヅ ノ、 ' 片 1013の一端 1013 aは連結軸 1007 aに当接するよう になつており、 ヒ ー ト ローラ 1008とプラテンローラ 1010との間に僅かな隙間が生じる よ う に、 支持部材 1007の揺動を規制している。 又、 コ イルスプリ ング 1014の一端 1014aは連結軸 1007aに摺動自在 に係合してお り、 支持部材 1007の ヒー ト ローラ 1008の軸方向への移 動を規制 して い る。

ヒー ト ローラ 1008の上端部には制御用の リ ング 1015がヒー ト ロー ラ 1008と 一体面転する よ う に取り 付け られてお り、 ま持部材 1007上 に設け られたセ ンサ 1016で リ ング 1015の突片部 1015aを検出する こ と によ り ヒー ト ローラ 1008の囬転停止位置 （突設部 1008aの回転停止位 置〉 を制鉀す る。 こ の リ ング 1015はヒー ト ローラ 1008にネジ 1017に よ り 固定され、 ネジ 1017を緩める こ と に よ り 突片部 1015aと突設部 1 008aとの相対的な位置関係を変更する こ とが出来る。

基台 1000上にはカー ド搬送手段と してのガイ ド レール 1018が設け られてお り、 ガイ ド レール 1018に よ っ て カー ド 1019がローラ 1008、 1010間の転写位置に搬送される。 ガイ ド レール 1018の先端部にはセ ンサ 1020が設け られてお り、 こ のセ ンサ 1020でカー ド 1019を検出 し て ヒ ー ト ローラ 1008の回転開始位置を制御する。

又、 両ローラ 1008、 1010間にはコーテ ィ ング用のサーマル リ ボン 1021が介在してお り、 こ のサーマルリ ボン 1021は トルク リ ミ ッ タ機 構付 きの巻戻し、 巻 き取 り ローラ 1022a， 1022b間をコ ーテ ィ ング動作 毎に間欠的に送られる。 こ こ に、 サーマルリ ボン 1021と ヒー ト ロー ラ 1008と の間には、 通常時には一定の間隔が生ずる よ う に設定さ れ てお り、 ヒー ト ローラ 1008か らの輻射熱によ り サーマ ル リ ボン 1021 のコ ーテ ィ ング層が無用 に遊離して し ま うのを防止して い る。

次に本実施例のカー ド転写装置の動作について説明する。

先ず、 コーテ ィ ング対象である カー ド 1019をガイ ド レールに揷入 する と、 セ ンサ 1020がカー ド 1019を検出 して駆動モータ に よ り ヒー ト ローラ 1008及びプラテ ンロ ーラ 1010が回転を し始める。 そ して、 カー ド 1019は両ローラ 1008、 1010間に挟 まれた状態で搬送され、 突 設部 1008aでカー ド 1019の印画部 1019aにサーマル リ ボ ン 1021が圧接 さ れる。 この結果、 サーマル リ ボ ン 1021のコ ーテ ィ ング層 1021aが遊 離し て転写さ れ、 印画部 1019aがコ ーテ ィ ングさ れる。 次に、 カー ド 1019の搬送方向 （カー ドの長手方向） への転写位置 変更は、 ネジ 1017 ^緩めて突片部 1015aとセンサ 1016との相対的な位 置関係を変更するこ と によ り、 ヒー ト ローラ 1008の回転とカー ド 10 19の送り との閼係を変更し、 突設部 1008aがカー ド 1019に圧接する位 置をカー ド 1019の長手方向にずらすこ と によって行な う。

次に、 カー ド 1019の輻方向への転写位置変更は、 ネジ 1006を緩め て支持軸 1004の取 け位置を上下方向に変位させる。 即ち、 支持賴 1004に支持部材 10 7¾介して支持されている ヒー トローラ 1008を上 下方向 （軸方向〉 に変位させ、 突設部 1008aのカー ド 1019への圧接位 置をカー ド 1019の幅方向にずらすこ と により行なう。 このよう に力 一ド 1019の幅方向への転写位置の変更は、 ヒー ト ローラ 1008を交換 するこ となく 行 う こ とが出来る。

尚、 上記実施例ではヒー トローラ 1008を立設した縦型のカー ド作 製装置を示したが、 ヒー トローラ 1008を横にしたものにも本発明を 適用するこ とが出来る。 又、 付勢手段と しては、 コイルスプリ ング 1014を示したが弾性ゴムなどといった公知の他の手段を用いても良 い。

「産業上の利用可能性 J

本発明の請求項 1にかかるカー ド作製装置によれば、 磁気情報若し く はプリ ン ト情報の何れか或はその両方の情報を有するカー ドを自 動的に作製でき る。

本発明の讅求項 2にかかるカー ド作製装置によれば、 カー ドに磁気 情報若し く はプリ ン ト情報の何れか或はその両方の情報を記録する 記録手段に対して、 カー ドを自動的に搬入するこ とが出来る。

本発明の請求項 3にかかるカー ド作製装置によれば、 磁気情報若し く はプリ ン ト情報の何れか或はその両方の情報を有するカー ドの作 製上の失敗が生じた場合に、 その失敗したカー ドを誤り な く排除す るこ とが出来る。

本発明の請求項 4にかかるカー ド作製装置によれば、 カー ド上に付 着するゴミ を除ま し てデータ の書込ミ ス を防 ぐこ とが出来る。

本発明の請求項 5にかかるカー ド作製装置によれば、 カー ド上に付 着す るゴミ を除去する手段を洗浄するので、 カー ド作製を長時間に 亘っ て続行す る こ とが出来る。

本発明の請求項 6にかかるカー ド作製装置によれば、 カー ドを ステ ージの上に自動的に搬送する こ とが出来る と と もに、 カー ドをステ

—ジ の上に正確に位置決めする こ とがで き る。

本発明の請求項 7にかかるカー ド作製装置によ れば、

カー ドが反っ て いて も、 サーマルへヅ ドの押圧力を均一に入力 し て情報の記録にむら を生じさせな いよ う にす る と共に、 カー ド に情 報を記録する と きの所定の位置に、 カー ドを正確に搬送する こ と に よ り、 記録さ れる情報の位置ずれを防止する こ と が出来る。

本発明の請求項 8にかかるカー ド作製装置によれば、 ステージ上の カー ドを確実に取出すこ とが出来、 プ リ ン ト に要する時間を短縮で き る。

本発明の請求項 9にかかるカー ド作製装置によれば、 カー ドを浮き もガタ もな く 確実に スラ イ ドステージ に固定でき る と共に、 位置ず れな く 正確にカー ド をセ ッ ト する こ とが出来る。

本発明の請求項 1 0にかかる カー ド作製装置によれば、 カー ドを精 密且つ正確に送る こ とが出来るので、 カー ド に対するデータの書込 を正確に行な う こ とが出来る。

本発明の請求項 1 1にかかる カー ド作製装慝に よれば、 表面摩擦の 異な る押圧部材を、 サーマル リ ボ ンに压着させる こ と によ り、 バ ヅ ク テ ンシ ョ ンを生じ させ、 サーマルリ ボ ンの残量減少に応じて摩擦 抵抗の大き い摩擦面をサーマル リ ボン に接触させるので、 一定のバ ヅ ク テ ンシ ョ ンをサーマルリ ボン に付与する こ とが出来、 サーマル リ ボンが空回 り してサーマル リ ボンが弛むこ とが防止され、 しかも、 通剰な圧接に よ り サーマル リ ボンを傷つ ける こ とがない。

本発明の請求項 1 2にかかる カー ド作製装置によれば、 カー ドの平 面度が低い場合であ っ て もカー ドの印字面全面にわた っ て均一に印 字でき、 印字不良率を大轄に低減でき る。

本発明の請求項 13にかかるカー ド作製装置によれば、 複数のへッ ドを採用するので、 へッ ドが損傷あるいは摩耗した場合には該当す るへヅ ドのみを交換すれば良いこ と となる。

本発明の諸求項 14にかかるカー ド転写装置によれば、 コーティ ン グ用のサーマルリボンをカー ド転写する時に、 このサーマルリボン とカー ドの間に気泡が混入するこ とを防止でき、 しかも、 カー ド転 写装置全体をコ ンパク ト にするこ とが出来る。

本発明の請求項 15にかかるカー ド作製装置によれば、

ヒー ト ローラの取付け位置をその軸方向に変更でき るよ う にした ため、 カー ドの幅方向への転写位置の変更を ヒー トローラの交換を 行な う こ とな く 実施でき、 コーテ ィ ング転写位置の変更にともなつ て各種カー ドの多品種小量生産を実現でき るため、 実用上極めて有 利である。

Claims

言青 求 の 範 囲

( 1 ) 磁気データ とプ リ ン ト データ と を記録する ためのカー ドを複数 枚収納可能と さ れ、 所定枚数のカー ドを取出 し可能な フ ィ ーダ と、 こ のフ ィ ーダから取出 されたカー ドを所定方向 に搬送す る第 1の搬 送手段を備え、 搬送中に前記カー ドを洗浄する ク リ ーナー と、

こ のク リ ーナーにて洗浄さ れたが搬入され、 洗浄済みのカー ド を 所定方向に搬送する第 2の搬送手段を備え、 搬送中 にカー ド に磁気デ ータ を書 き込むデータ書込手段と、

こ のデータ書込手段か ら搬入さ れたデータ書込済みのカー ドを搬 送す る第 3の搬送手段を備え、 搬送中にカー ドの所定位置にプ リ ン ト データを書込んで搬出す るプ リ ン ター と、

こ のプ リ ンターか ら搬出さ れる 力一 ドを搬入する第 4の搬送手段を 備え、 所定枚数毎に前記カー ドを収納す るス タ ッ カー と、

前記ク リ ーナー内にカー ドが存在するか否かを検知 して前記ク リ ーナー内 にカー ドが存在 しな い と き に前記フ ィ ーダか ら前記ク リ ー ナー内にカー ドを搬送す る よ う にカー ド搬入命令信号を出力す る第 1の検知手段と、

前記データ書込手段内 にカー ドが存在する か否かを検知 して前記 データ書込手段にカー ドが存在しない と き に前記ク リ ーナ一か ら前 記データ書込手段にカー ドを搬入する よ う に カー ド搬送命令信号を 出力する第 2の検知手段と、

前記プ リ ンタ ー内 にカー ドが存在するか否かを検知 して前記プ リ ンタ ー内 にカー ドが存在 しな い と き に前記データ書込手段から前記 プ リ ンタ ー内 にカー ドを搬送する よ う にカー ド搬送命令信号を出力 する第 3の検知手段と、

前記プ リ ン タ 一に て カー ドのプ リ ン ト が完了 し た時に、 前記プ リ ンタ ーか ら搬出する カー ドを前記スタ ッ カー に収納す る よ う に前記 プ リ ンタ ーのプ リ ン ト 完了 を検知する第 4の検知手段と、

を備えて い る こ と を特徴と する 力一 ド作製装置。 - ' -— 91/00183 PCT/JP90/00643

-58-

( 2 ) 請求項 1にかかるカー ド作製装置において、

前記フ ィーダは、 積層状態の前記カー ドをカー ドの厚さ方向 に押 圧する押圧手段と、 押圧されたカー ドを この押圧手段の押圧力 に抗 して支える支承手段と を備えて い る こ と を特徴と する カー ド作製装 置。

( 3 ) 請求項 1及び 2にかかるカー ド作製装置において、

前記データ書込手段と前記プリ ンター との間に、 前記データ書込 手段から搬送ざれる カー ドを所定方向に搬出可能なカー ド反転装置 を備えると と も に、 前記第 1の搬送手段は、 こ のカー ド反転装置から 送り 返された力 ドを前記データ書込手段に搬入し た後に、 再度前 記反転装 Sに向かっ て こ の送り返されたカー ドを搬送する駆動手段 を有 し、 前記データ書込手段ほ、 前記カー ド に書 き込 まれたデータ を読み取るデータ読取り 手段と読み取っ たデータ をチ ェ ッ クす るチ エ ツ ク手段と を備えて い る こ と を特徴と する カー ド作製装置。

( 4 ) 請求項 1乃至 3にかかるカー ド作製装置において、

前記ク リ ーナーは、 前記フ ィ ーダ側か ら搬入さ れる カー ドの表面 に剥離可能に接着して転動す る こ と に よ り 搬送中の力一 ドの表面を 洗浄する第 1の粘着性部材を備えて い る こ と を特徴 と す るカー ド作製 装置。

( 5 ) 請求項 4にかかる カー ド作製装置におい て、

前記第 1の粘着性部材に接触する と共に、 前記第 1の粘着性部材ょ り も強い接着力 を有 し、 前記第 1の粘着性部材に付着す る塵埃を洗浄 する第 2の粘着性部材を備えて いる こ と を特徴と す る カー ド作製装置。

( 6 ) 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置において、

前記プ リ ン タ ーの第 3の搬送手段は、 前記カー ド の搬入位置と カー ドの搬出位置 と の間を往復移動す る ス テージ を備え、 このステージ は、 前記カー ドの搬入位置で前記カー ドがス ラ イ ド し て搬入さ れる 支持面を有す る と と もに、 前記ス テー ジのカー ド搬入側の端部に、 カー ドの搬入後に前記支持面よ り 上方に突出 して搬入されたカー ド の後端部を支持 し、 前記ステージがカー ドの搬出位置に位置して 力 ー ドを搬出 し た後に下降する突起部を備え、 前記ステージ のカー ド 前端部が位置す る側に、 前記カー ドが前記支持面上に搬入される時 に前記カー ドの前端部を支持し、 前記ス テージが前記カー ドの搬出 位置に位置す る と き に前記支持面の下方に下降す るス ト ツ バ部材を 備え、 前記ス テージ のカー ド搬入位置の上方に、 前記支持面に搬入 されるカー ドの後端部を支持面の所定位置に スラ イ ド させ る係止部 材と、 前記ス テージが前記カー ドの搬出位置に位置し た と き に前記 支持面上の力一 ドの後端部を前記カー ドの搬出位置側に押圧す る押 圧部材とが設け られ、 前記ス テー ジのカー ドの搬出位置の上方に、 サーマル リ ボン を介して前記カー ドの所定位置に転写を行な う サー マルへッ ドが設け られて いる こ と を特徴 とす るカー ド作製装置。

( 7 ) 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置におい て、

前記プ リ ン タ 一は、 前記カー ドの端部を保持す るカー ド保持手段 と、 前記カー ドの表面を直接若し く は間接に押圧可能なサ一マルへ ヅ ド と、 こ のサーマルヘッ ドの対向位置に配設さ れ、 この位置で前 記サーマルへッ ド側に膨出する よ う に前記カー ドの裏面を支承可能 なカー ド支承手段と、 前記カー ドの情報記録部位を前記サーマルへ ッ ド と こ のカー ド支承手段と によ り 挟持させる駆動手段と、 前記力 一ドま承手段 と 前記サーマルへッ ド及びこ の駆動手段と を支持する 筐体 と を備え、 前記カー ド保持手段は前記サーマルへッ ド に対 し て 所定方向 に所定速度で相対移動可能に取 り 付け られて いる こ と を特 徵と する カー ド作製装置。

( 8 ) 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置におい て、 前記プ リ ン タ 一は、 カー ド支持面に カー ド を位置させ、 このカー ドの印刷面上にサーマル リ ボ ンを位置させ、 このサーマル リ ボンの 上にサーマルへッ ドを当接させ、 こ のサーマルへッ ドの加熱制御を 行な いながら移動させる ステージ を備え、 このステージ に、 前記力 ー ドの搬送方向の前端部を搬送方向の後端部側に押圧する弾性部材 と、 前記カー ドの撖送方向の後端部を支承するス ト ッ パー と、 前記 カー ドの後端部側を前記カー ド支持面に押圧する よ う に付勢さ れた カー ド押圧手段と、 前記カー ドの後端部側を前記カー ド支持面から 離間させる カー ド押上手段と を設け、 前記カー ド押圧手段 と この力 ー ド押上手段と は、 前記カー ド押圧手段を前記カー ドから離間させ た時に前記カー ドの裏面側を前記カー ド支持面から押 し上げる駆動 機構を有する こ と を特徵 とするカー ド作製装置。

( 9 ) 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置において、

前記プ リ ンタ 一は、 矩形のカー ドを位置決め保持させる スラ イ ド ステージ を備え、 こ のス ラ イ ドス テージ は、 前記カー ドの一面を当 接し て受ける支持面と、 該支持面の周囲で前記カー ドの 3 辺を位置 決めする位置決め手段と、 該位置決め手段に よ っ て位置決めさ れた 前記 3 辺の中央の一辺に対応する位置には前記カー ドの前記支持面 から の浮 き を防止する係止手段と、 該係止手段と対向する位置に前 記支持面に対 して傾斜し た傾斜面 と、 該傾斜面上を前記係止手段に 向っ て移動さ れたと き、 前記カー ドの残り の一辺の端部に突き 当て られる と と も に該端部を前記支持面に押えつ け、 反対方向に移動さ れた と き前記カー ドから離れるカー ド押圧部を有する カー ド押え手 段と、 該カー ド押え手段を常時前記係止手段側へ付勢する と と も に 前記反対方向へ前記付勢力 に杭し なが ら移動させるパネ とが設け ら れて い る こ と を特徵とするカー ド作製装置。

( 1 0 ) 請求項 1乃至 5のカー ド作製装置において、

前記プ リ ン タ 一は、 少な く と も 2 本のガイ ドバーを平行に配設 し、 該ガイ ドバーのそれぞれに少な く と も 1 個の リ ニ アブッ シ ュ を摺動 自在に嵌合させ、 こ れら該 リ ニアブッ シ ュを リ ニ アブッ シ ュケ一シ ングで一体に連設し、 該 リ ニアブッ シ ュケーシ ングに はカー ドを保 持固定するス ラ イ ドステージ を固着し、 前記ガイ ドバー と 平行に送 り ネ ジ を配設する と と も に、 該送 り ネ ジ には 2 個のナ ツ ト を螺入さ せ、 該 2 個のナ ツ ト 間に互に遠ざける よ う に付勢する第 1 のスプ リ ングを介在させ、 1 組の前記ナツ トの軸方向外側を受ける ナツ ト ケ 一シ ングを該ナツ ト と と もに前記送り ネ ジ上を移動自在と し、 前記 ナツ トケーシ ングには前記リ ニアブヅ シ ユゲーシ ングの軸方向両側 に延在す るアームを形成し、 該アームのいずれか一方に前記 リ ニ ア ブッ シュケー シ ングを常時付勢当接させる第 2 のスプ リ ングを前記 ナツ ト ケーシ ングと前記 リ ニアブッ シ ュケーシ ング間に張設し た こ と を特徵とする カー ド作製装置。

( 1 1 ) 請求項 1乃至 10のカー ド作製装置において、

前記プ リ ンタ 一は、 送り 胴にロール状に巻かれたサーマル リ ボ ン を引 き 出 して供給するサーマル リ ボン送 り 部と、 使用済みの前記サ 一マルリ ボンを巻取る巻 き取 り 部 と を具備し、

こ のサーマル リ ボン送 り 部側に、 位置によ り 摩擦抵抗値の異な る 摩擦面を有する押圧部材が設け られ、 こ の押圧部材の摩擦面が前記 送 り 胴のサーマル リ ボン に圧接さ れ、 こ のサーマル リ ボン と押圧部 材と の少な く と も何れかに、 送り 胴のサーマル リ ボンの残存量に応 じて前記摩擦面の前記サーマ ル リ ボン と の接触部位を移動させ る移 動機構が設け られて い る こ と を特徴と す るカー ド作製装置。

( 12 ) 請求項 1乃至 1 1のカー ド作製装置にお いて、

前記プ リ ン タ 一は、 印字媒体の印字方向に直交する よ う に配設さ れたま軸 と、 それぞれが前記支軸の軸回 り に揺動可能に支持さ れた 複数のヘッ ド本体と、 各へッ ド本体の端部にそれぞれ設け られた発 熱体を印字媒体に押 しつ ける 付勢手段と、 画信号に よ り 前記発熱体 '—-- -二 91/00183 PCT/JP90/00643

-62- を適宜発熱させる手段と を有 し、 前記へッ ドの発熱体は、 印字媒体 よ り 幅狭 く 形成されて い る こ と を特徵と する カー ド作製装置。

( 13 ) 請求項 1 2にカー ド作製装置にお いて、 へヅ ド本体の支持部に てへッ ド'本体が前記支軸に対 して部分的に摺接し、 へッ ド本体が前 記支軸に対して傾斜する 向 き に揺動する こ と を特徵 と する カー ド作 製装置。

( 14 ) 請求項 1乃至 1 3のカー ド作製装置において、

前記プ リ ンタ ーと 前記ス タ ッ カーと の間には、 前記カー ドを転写 可能な所定位置に搬 す る第 5のカー ド搬送部と、

サーマルリ ボンを前記カー ド上に転写する ヒー ト ロ ーラ及びこ の ヒー ト ローラ を支持 し前記カー ド搬送部に回動自在に枢着される ァ 一ム と を有する加熱転写部と、

前記サーマル リ ボンをこの加熱転写部に供給し且つ転写終了後の サーマル リ ボンを巻取るサーマル リ ボン供給、 巻き取 り 部と、

駆動力伝達手段を介し て駆動モータの駆動力を前記カー ド搬送部 と前記加熱転写部と前記サーマル リ ボン供給、 巻 き取 り 部に伝達す る駆動部とが備え ら れて いる こ と を特徴とするカー ド作製装置。

( 15 ) 請求項 1乃至 13のカー ド作製装置において、

前記プ リ ンタ ーと前記ス タ ヅ カーと の間には、 所定方向 にカー ド を搬送する と共に、 このカー ドの非当接面側にサーマルリ ボンが供 給さ れる搬送ローラ と、

この搬送ロ ーラ と平行に延在する支持軸と、

この支持軸と 平行に延在す る と共に、 前記カー ド と前記サ一マ ル リ ボンを介して 当接する 円筒周壁部形状の転写当接面が突設され、 前記搬送ローラ 対 して接近離間可能に配設さ れる と共に、 前記支 持軸の延在方向 に位置調整可能と され、 前記支持軸 と 平行な回転軸 を中心に回転可能な ヒー 卜 ロ ーラ と、 こ の ヒー ト ロ ーラ を前記搬送ロ ーラ に向かっ て付勢する付勢手段 と、

前記ヒー ト ロ ーラ の転写当接面が前記サーマル リ ボンを介し て前 記搬送ローラ を押圧しつつ回転す る よ う に、 前記付勢手段の付勢力 に抗 して前記ヒ ー ト ローラの揺動角度を規制する ス ト ッパー と、 前記搬送ロ ーラ及び前記ヒー ト ローラ を同期回転させる駆動手段 と力

備え られて い る こ と を特徵とするカー ド作製装置。