JP2001225513A - 両面印刷プリンタ - Google Patents

両面印刷プリンタ

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JP2001225513A
JP2001225513A JP2000041472A JP2000041472A JP2001225513A JP 2001225513 A JP2001225513 A JP 2001225513A JP 2000041472 A JP2000041472 A JP 2000041472A JP 2000041472 A JP2000041472 A JP 2000041472A JP 2001225513 A JP2001225513 A JP 2001225513A
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Masahiko Mori
雅彦 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、印刷途中に第1、第2印刷手段の
いずれか一方の記録媒体がなくなった場合は、記録媒体
が残っている第1、第2印刷手段のいずれか他方で、記
録用紙に警告文を印刷するようにした両面印刷プリンタ
を提供すること。 【解決手段】 第1、第2印刷手段7、17で記録用紙
2に印刷中に、検出手段11cが第1、または第2印刷
手段7、17のいずれか一方の記録媒体16がなくなっ
たことを検出すると、記録媒体16が残っている第1、
または第2印刷手段7、17のいずれか他方で、記録用
紙2に警告文を印刷するようにしたので、この警告文に
よって、記録媒体16が無くなって印刷エラーになった
印刷物を誤って使用されるのを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両面印刷プリンタに
係わり、特に記録用紙の一方と他方の両面に印刷が可能
な両面印刷プリンタに関する。
【0002】従来の両面印刷プリンタを図3に示すよう
な熱転写プリンタで説明すると、給紙トレー40内に
は、複数枚の記録用紙2が収納されて、最上部の記録用
紙2が給紙ローラ42に圧接可能になっている。前記給
紙ローラ42は、矢印方向の回転により、最上部の記録
用紙2が矢印Aの搬送方向に搬送可能になっている。ま
た、矢印Aの搬送方向における給紙ローラ42の下流側
には、例えば記録用紙2の一方の面に印刷可能な第1印
刷手段43と、記録用紙2の他方の面に印刷可能な第2
印刷手段46とが順番に配置されている。
【0003】前記第1印刷手段43は、給紙ローラ42
により送られてくる記録用紙2の他方の面側である図示
下方に平板状のプラテン44が配設され、このプラテン
44と対向する図示上方で、記録用紙2の一方の面側に
は、サーマルヘッド45が配設され、このサーマルヘッ
ド45は、矢印方向に上下動可能で、プラテン44に対
して接離可能になっている。また、矢印Aの搬送方向に
おける第1印刷手段43の下流側には、回転自在な第1
紙送りローラ49と第1圧接ローラ50とが圧接状態で
配設されている。
【0004】また、矢印Aの搬送方向における第1紙送
りローラ49の下流側には、第2印刷手段46が配設さ
れ、この第2印刷手段46は、第1紙送りローラ49に
より送られてくる記録用紙2の一方の面側である図示上
方にプラテン47が配設され、このプラテン47と対向
する図示下方には、矢印方向に上下動可能で、プラテン
47に対して接離可能なサーマルヘッド48が配設され
ている。また、矢印Aの搬送送方向における第1印刷手
段46の下流側には、回転自在な第2紙送りローラ51
と第2圧接ローラ52とが圧接状態で配設されている。
このような第1、第2印刷手段43には、図示を省略す
るが、インクリボンを収納したリボンカセットがそれぞ
れ載置可能になっている。そして、プラテン44、47
から離間してヘッドアップ状態の第1、第2サーマルヘ
ッド45、48とプラテン44、47との間に、インク
リボンが搬送されて位置するようになっている。
【0005】このような従来の両面印刷プリンタによる
記録用紙2への両面印刷動作を説明すると、まず、給紙
トレー40内の最上部の記録用紙2を、給紙ローラ42
に圧接して、給紙ローラ42を矢印方向に回転させて、
記録用紙2が矢印Aの搬送方向に搬送される。そして、
記録用紙2は、ヘッドアップ状態にある第1印刷手段4
3のプラテン44とサーマルヘッド45の下部のインク
リボン(図示せず)との間を通過して、記録用紙2の前
端部が第1紙送りローラ49と第1圧接ローラ50とに
圧接狭持される。次に、第1印刷手段43において、サ
ーマルヘッド45をヘッドダウンさせてプラテン44側
に移動させ、このサーマルヘッド44でインクリボンと
記録用紙2をプラテン44に圧接し、記録用紙2の一方
の面にインクリボンのインクを熱転写して印刷する。
【0006】この第1印刷手段43による記録用紙2の
一方の面への印刷動作と同時に、紙送りローラ49を矢
印方向へ回転させ、第1印刷手段43で一方の面に画像
が印刷された記録用紙2を、矢印Aの搬送方向における
紙送りローラ49の下流側の第2印刷手段46に搬送さ
れて、記録用紙2の前端部が第2紙送りローラ51と第
2圧接ローラ52とに圧接狭持される。この状態で第2
印刷手段46において、サーマルヘッド48をヘッドダ
ウンさせてプラテン47側に移動させ、インクリボンと
記録用紙2をプラテン47に圧接し、記録用紙2の他方
の面にインクリボンのインクを熱転写して印刷する。
【0007】このように従来の両面印刷プリンタは、第
1、第2印刷手段43、46で、記録用紙2の一方と他
方の両面に、所望の画像を同時に印刷することができ、
両面印刷効率を向上させることができた。そして、両面
印刷プリンタは、公共機関等の窓口に設置することによ
り、一般の人が自分で操作して、1枚の記録用紙2の両
面に、規定の書式の帳票が印刷された印刷物を発行する
ことができ、公共機関における事務効率の向上に役立っ
ている。
【0008】前述したような両面印刷プリンタに使われ
るインクリボンは消耗品であり、印刷途中でインクリボ
ンがなくなることがある。そのために、印刷途中でイン
クリボンがなくなった場合には、プリンタ外部に設けて
いる表示部に、インクリボンがなくなったので、この印
刷物は印刷エラーである旨のことを表示するようにして
いた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、操作者は、プ
リンタを操作して印刷が開始されると、ほとんどの人
は、印刷が終了するのを待機しているだけで、表示部を
確認する人は少なかった。そのために、インクリボンが
なくなって印刷エラーの印刷物がプリンタから出力され
も、この印刷物が正しい物か否かの判別をしないで、誤
って印刷エラーの印刷物を持ち帰って使用するおそれが
あった。本発明は、前述したような問題点に鑑みてなさ
れたもので、印刷途中に第1、第2印刷手段のいずれか
一方の記録媒体がなくなった場合は、記録媒体が残って
いる第1、第2印刷手段のいずれか他方で、記録用紙に
警告文を印刷するようにした両面印刷プリンタを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明の両面印刷プリンタは、
記録用紙と、この記録用紙を支持可能なプラテンと、こ
のプラテンに沿って往復移動可能な第1、第2記録ヘッ
ドと、この第1、第2記録ヘッドを介して前記記録用紙
に印刷可能な記録媒体と、前記記録用紙の一方の面に印
刷可能で前記第1記録ヘッドを有する第1印刷手段と、
前記記録用紙の他方の面に印刷可能で、前記記録用紙の
搬送方向における前記第1印刷手段の下流側に配設され
た前記第2記録ヘッドを有する第2印刷手段と、前記第
1、第2印刷手段にそれぞれ配置され、前記記録媒体の
有無を検出可能な検出手段とを備え、前記第1、第2印
刷手段で前記記録用紙に印刷中に、前記検出手段が前記
第1、または第2印刷手段のいずれか一方の前記記録媒
体がなくなったことを検出すると、前記記録媒体が残っ
ている前記第1、または第2印刷手段のいずれか他方
で、前記記録用紙に警告文を印刷するような構成とし
た。
【0011】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記記録媒体は、一方の面に所望の色の
熱転写用インクが塗布されたインクリボンからなり、前
記第1、第2記録ヘッドはサーマルヘッドからなる構成
とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の両面印刷プリンタ
を、図1、図2に基づいて説明すると、まず、図1に示
す下方側に給紙部1が設けられている。この給紙部1に
は、例えば大きさがA4サイズ等のカット紙からなる記
録用紙2を複数枚収納可能な箱状の給紙トレー3が設け
られている。この給紙トレー3の図示右側底部には、図
示右側前方が矢印Dの上方に回動可能な可動板4が配設
されている。この可動板4上には、複数枚の記録用紙2
の前端部寄りが載置されて、記録用紙2の前端部側が上
下動可能になっている。また、可動板4の図示右側前方
寄りの上方には、矢印F方向に回転可能な給紙ローラ5
が配設されている。そして、可動板4の矢印Dの図示上
方への付勢力で、可動板4上の最上部の記録用紙2が、
給紙ローラ5に弾接可能になっている。
【0013】そして、最上部の記録用紙2が給紙ローラ
5に弾接させて、給紙ローラ5を矢印F方向に回転させ
ることにより、最上部の記録用紙2が、下部の記録用紙
2から分離され、給紙トレー3から排出されて給紙ロー
ラ5の下流側に搬送される。前記記録用紙2の矢印Eの
搬送方向における給紙ローラ5の下流側には、湾曲状の
ガイド板6が配設され、給紙ローラ5によりガイド板6
に送られてくる記録用紙2は、略直角の図示上方に湾曲
されて、第1印刷手段7に案内可能になっている。
【0014】また、第1印刷手段7は、図1に示すよう
に、給紙部1から送られてくる記録用紙2の他方の面側
である図示右側に、ゴム等からなる平板状で長尺の第1
プラテン8が配設されている。この第1プラテン8は、
図2に示すように、表面の印字面8aが平坦状に形成さ
れている。また、第1印刷手段7は、図2に示すよう
に、第1プラテン8の下方には回転可能な回転軸9aが
配設され、この回転軸9aには複数のゴム等からなる第
1紙送りローラ9が形成されている。
【0015】前記第1紙送りローラ9には、第1圧接ロ
ーラ10が圧接して設けられており、この第1圧接ロー
ラ10は、第1紙送りローラ9の回転に追従して回転可
能になっている。また、第1プラテン8と対向する側に
は第1キャリッジ11が配設され、この第1キャリッジ
11は、棒状のガイドシャフト12に軸支されている。
前記第1キャリッジ11は、一対のプーリ(図示せず)
に巻回された適宜な駆動ベルト13を、モータ等の駆動
手段(図示せず)により駆動させて、矢印H、Jの方向
に往復移動可能になっている。
【0016】また、第1キャリッジ11には、第1プラ
テン8に対して接離可能であると共に、第1プラテン8
に沿って往復移動可能な、サーマルヘッドからなる第1
記録ヘッド14が、第1プラテン8と対向する位置に取
り付けられている。そして、第1記録ヘッド14には、
印刷情報に基づいて、選択的に発熱可能な複数のドット
状の発熱素子(図示せず)を有している。前記第1キャ
リッジ11の上面には平坦状のカセット装着面11aが
形成され、このカセット載置面11aの中央部付近に
は、相互に所定間隔を隔てた一対の回転可能なボビン1
1b、11bが、上方に突出して配設されている。ま
た、第1記録ヘッド14近傍の第1キャリッジ11に
は、後述するインクリボンからなる記録媒体16が使用
されて無くなったことを検出可能なフォトセンサからな
る検出手段11cが配設されている。
【0017】そして、第1キャリッジ11のカセット装
着面11aには、リボンカセット15が装着可能になっ
ており、このリボンカセット15は、第1キャリッジ1
1側の一対のボビン11b、11bが係合可能な一対の
孔状のリール15a、15aを有し、この一対のリール
15a、15aには、第1プラテン8と対向する側の一
方の面に、所望の色の熱転写用インクが塗布されたイン
クリボンからなる記録媒体16が巻回されている。
【0018】また、リボンカセット15にはサーマルヘ
ッド14が挿入可能なヘッド挿入部15bと、フォトセ
ンサからなる検出手段11cが挿入可能なセンサ挿入部
15cとが形成されている。そして、記録媒体16の終
端寄りには、リボンエンドマーク(図示せず)が形成さ
れ、このリボンエンドマークを検出手段11cが検出す
ることにより、記録媒体16が無くなったことを検出可
能になっている。
【0019】このような第1印刷手段7は、第1プラテ
ン8、第1紙送りローラ9、第1圧接ローラ10、ガイ
ドシャフト12等の部品が、図示しないフレームに、そ
れぞれ取り付けられて一体化されている。そして、給紙
部1から搬送されてきた記録用紙2を、第1紙送りロー
ラ9と第1圧接ローラ10とで圧接狭持して、矢印Eの
搬送方向における第1紙送りローラ9の下流側の、ヘッ
ドアップ状態の第1サーマルヘッド14と第1プラテン
8との間に搬送可能になっている。
【0020】また、図1に示すように、矢印Eの搬送方
向における第1印刷手段7の下流側には、記録用紙2の
他方の面に印刷可能な第2印刷手段17が配置されてい
る。この第2印刷手段17は、図2に示す第1印刷手段
7とそれぞれの部品の配設位置が異なるのみで、構成は
同じなので詳細な説明は省略する。前記第2印刷手段1
7は、図1に示すように、第1印刷手段7から矢印Eの
搬送方向に送られてくる記録用紙2の図示左側に第2プ
ラテン18が配設され、この第2プラテン18と対向す
る側で、記録用紙2の他方の面側に、第2プラテン18
に対して接離可能なサーマルヘッドからなる第2記録ヘ
ッド19が配設されている。
【0021】この第2記録ヘッド19は、第2プラテン
18に沿って往復移動可能な第2キャリッジ(図示せ
ず)に取り付けられている。この第2キャリッジには、
第1印刷手段で説明したものと同様のリボンカセット1
5が載置可能になっている。前記第2記録ヘッド19に
は、第1記録ヘッド14と同様な複数の発熱素子(図示
せず)が形成されている。また、第2キャリッジには、
第1キャリッジ11の検出手段11cと同様な検出手段
が配設されて、インクリボンからなる記録媒体16が使
用されて無くなったことを検出可能になっている。
【0022】また、第2プラテン18の図示下方には、
回転可能な第2紙送りローラ20が配設され、この第2
紙送りローラ20には、第2圧接ローラ21が圧接して
設けられており、この第2圧接ローラ21は第2紙送り
ローラ20の回転に追従して回転可能になっている。そ
して、第1印刷手段7から送られてきた記録用紙2は、
第2紙送りローラ20と第2圧接ローラ21とに圧接狭
持されて、ヘッドアップ状態の第2記録ヘッド19と第
2プラテン18との間に搬送するようになっている。
【0023】このような本発明の両面印刷プリンタによ
り、記録用紙2の一方と他方の両面に所望の画像を印刷
する動作を図1に基づいて説明する。まず、給紙ローラ
5を矢印F方向に回転させると、給紙トレー3に収納さ
れている最上部の記録用紙2が、矢印E方向に搬送さ
れ、ガイド板6に案内されて、第1印刷手段7に搬送さ
れる。そして、記録用紙2は、前端部が第1紙送りロー
ラ9と第1圧接ローラ10とに圧接狭持される。次に、
第1紙送りローラ9の回転で、矢印Eの搬送方向におけ
る第1紙送りローラ9の下流側のヘッドアップ状態の第
1記録ヘッド14と第1プラテン8との間に搬送され
る。
【0024】次に、第1記録ヘッド14をヘッドダウン
させ、記録用紙2とインクリボンからなる記録媒体16
とを第1プラテン8に圧接し、印刷情報に基づいて第1
記録ヘッド14の発熱素子を選択的に発熱させる。そし
て、第1キャリッジ11を第1プラテン8に沿って移動
させながら、記録用紙2の一方の面に1行、または複数
行同時に、記録媒体16の熱転写用インクを熱転写する
動作と、第1記録ヘッド14をヘッドアップさせて第1
紙送りローラ9の回転による改行動作とを繰り返して、
記録用紙2の一方の面に所望の画像を印刷する。
【0025】前記第1印刷手段7で印刷中の記録用紙2
は、第1紙送りローラ9の回転により、前端部が下流側
の第2印刷手段17に搬送される。そして、第2印刷手
段17に送られてきた記録用紙2は、第2紙送りローラ
20と第2圧接ローラ21とに圧接狭持されて、ヘッド
アップ状態の第2記録ヘッド19と第2プラテン18と
の間に搬送される。次に、第2記録ヘッド19を、第1
記録ヘッド14と同様の動作を行って、記録用紙2の他
方の面に所望の画像を印刷して、記録用紙2の一方と他
方の両面に所望の画像の印刷が終了する。そして、印刷
終了後の記録用紙2は、第2紙送りローラ20の回転で
プリンタ外部に排出される。
【0026】このような両面印刷プリンタは、第1キャ
リッジ11の検出手段11c、及び第2キャリッジの検
出手段(図示せず)が、第1、または第2印刷手段7、
17のいずれか一方の記録媒体16が使用されて、熱転
写用インクがなくなっていることを検出すると、図示し
ない制御部からの指令で、記録媒体16の熱転写用イン
クが残っている第1、第2印刷手段7、17のいずれか
他方で、例えば「印刷途中で記録媒体がなくなったの
で、この印刷物は印刷が不完全です」のような警告文を
記録用紙2に印刷するようになっている。
【0027】そのために、本発明の両面印刷プリンタ
を、公共機関等の窓口に設置して、一般の人が自分で操
作して、規定の書式の帳票を印刷中に、インクリボンか
らなる記録媒体がなくなって、印刷エラーの印刷物が出
力されたとしても、この印刷エラーの印刷物には、警告
文が印刷されているので、もし誤って、印刷エラーの印
刷物が使用されたとしても、使用中に警告文に気付い
て、印刷エラーの印刷物を誤って使用されるのを防ぐこ
とができる。本発明では、記録媒体16をインクリボン
で、また、記録ヘッドをサーマルヘッドで説明したが、
記録媒体を液状のインクで、また、記録ヘッドをインク
ジェットヘッドにしたものでも良い。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の両面印刷プ
リンタは、第1、第2印刷手段で記録用紙に印刷中に、
検出手段が前記第1、または第2印刷手段のいずれか一
方の記録媒体がなくなったことを検出すると、前記記録
媒体が残っている前記第1、または第2印刷手段のいず
れか他方で、前記記録用紙に警告文を印刷するようにし
たので、もし誤って、印刷エラーの印刷物が使用された
としても、使用中に警告文に気付いて、印刷エラーの印
刷物を誤って使用されるのを防ぐことができる。
【0029】また、前記記録媒体は、一方の面に所望の
色の熱転写用インクが塗布されたインクリボンからな
り、第1、第2記録ヘッドはサーマルヘッドからなるの
で、サーマルヘッドでインクリボンの熱転写用インクを
熱転写することにより、普通紙でも高印刷品質の画像を
印刷することができる。そのために、記録用紙に高価な
専用紙を使わなくて良く印刷コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面印刷プリンタの概略構造を説明す
る図である。
【図2】本発明に係わる第1印刷手段の斜視図である。
【図3】従来の両面印刷プリンタの概略構造を説明する
図である。
【符号の説明】
1 給紙部 2 記録用紙 3 給紙トレー 4 可動板 4a 支持部 5 給紙ローラ 6 ガイド板 7 第1印刷手段 8 第1プラテン 8a 印字面 9 第1紙送りローラ 10 第1圧接ローラ 11 第1キャリッジ 11a カッセト装着面 11b ボビン 11c 検出手段 14 第1記録ヘッド 15 リボンカセット 16 記録媒体 17 第2印刷手段 18 第2プラテン 19 第2記録ヘッド 20 第2紙送りローラ 21 第2圧接ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙と、この記録用紙を支持可能な
    プラテンと、このプラテンに沿って往復移動可能な第
    1、第2記録ヘッドと、この第1、第2記録ヘッドを介
    して前記記録用紙に印刷可能な記録媒体と、前記記録用
    紙の一方の面に印刷可能で前記第1記録ヘッドを有する
    第1印刷手段と、前記記録用紙の他方の面に印刷可能
    で、前記記録用紙の搬送方向における前記第1印刷手段
    の下流側に配設された前記第2記録ヘッドを有する第2
    印刷手段と、前記第1、第2印刷手段にそれぞれ配置さ
    れ、前記記録媒体の有無を検出可能な検出手段とを備
    え、前記第1、第2印刷手段で前記記録用紙に印刷中
    に、前記検出手段が前記第1、または第2印刷手段のい
    ずれか一方の前記記録媒体がなくなったことを検出する
    と、前記記録媒体が残っている前記第1、または第2印
    刷手段のいずれか他方で、前記記録用紙に警告文を印刷
    するようにしたことを特徴とする両面印刷プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体は、一方の面に所望の色の
    熱転写用インクが塗布されたインクリボンからなり、前
    記第1、第2記録ヘッドはサーマルヘッドからなること
    を特徴とする請求項1記載の両面印刷プリンタ。
JP2000041472A 2000-02-15 2000-02-15 両面印刷プリンタ Withdrawn JP2001225513A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013052571A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Toshiba Tec Corp プリンタおよび印字方法

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