JP3396112B2

JP3396112B2 - 熱転写プリンタ

Info

Publication number: JP3396112B2
Application number: JP15365695A
Authority: JP
Inventors: 一雄上田; 俊博佐々木; 秀樹内藤
Original assignee: Alps Electric Co Ltd; Riso Kagaku Corp
Current assignee: Riso Kagaku Corp; Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1995-06-20
Filing date: 1995-06-20
Publication date: 2003-04-14
Anticipated expiration: 2018-04-14
Also published as: JPH091879A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は熱転写プリンタに係り、
特にサーマルヘッドおよびイメージスキャナをそれぞれ
搭載してなる熱転写プリンタに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、搬送ローラおよびこれに圧接
される圧接ローラとの間に所定の記録媒体を挟持してプ
ラテンとサーマルヘッドとの間に搬送し、その後、サー
マルヘッドを記録媒体に対して所定の圧接力で圧接さ
せ、この状態で、キャリッジを移動させるとともに、リ
ボンカセットのインクリボンを巻取りながら、所望の印
字信号に基づいてサーマルヘッドに形成された発熱素子
に通電し、この発熱素子を加熱してインクリボンのイン
クを溶融して用紙に転写することにより、前記記録媒体
に所望の印刷を行なう熱転写プリンタが多く用いられて
いる。

【０００３】そして、近年、出願人らは、キャリッジに
イメージスキャナを取付け、キャリッジとプラテンとの
間に所定の原稿を搬送した状態で、前記キャリッジを移
動させながらイメージスキャナを走査させることにより
前記原稿のイメージ情報を読取り、このイメージ情報に
基づいて所定の記録媒体に印刷を行なうようにした熱転
写プリンタを開発した。

【０００４】このような熱転写プリンタにおいては、ま
ず、キャリッジとプラテンとの間に所定の原稿を搬送し
た状態で、キャリッジを移動させながらイメージスキャ
ナを動作させて原稿の１行分のイメージ情報の読取り動
作を行ない、続いて、原稿を１行分搬送して再度イメー
ジスキャナにより原稿の１行分のイメージ情報の読取り
動作を行ない、このような動作を繰り返して行なうこと
により、原稿全体のイメージ情報を読取り、記憶手段に
記憶させておく。その後、キャリッジとプラテンとの間
に所定の記録媒体を搬送した状態で、前記記憶手段に記
憶されたイメージ情報に基づいて前記記録媒体に対して
印刷を行なうようにしている。この場合、原稿の読取り
を行なう場合に、この原稿を保持する原稿ホルダを用
い、この原稿ホルダを搬送しながら、前記イメージスキ
ャナにより原稿の読取りを行なうことが行なわれてお
り、また、記録媒体としては、通常の用紙の他、紙厚が
厚いはがきや、孔版印刷用紙等が用いられており、この
ように紙特性の異なる原稿や記録媒体に対して常に同じ
搬送条件で搬送するようにしていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前記熱転写プ
リンタにおいては、原稿や記録媒体の種類により、搬送
の際にすべりが生じたりしてその搬送時の挙動に差が生
じるものであるが、従来の熱転写プリンタでは、紙特性
の異なる原稿や記録媒体に対して常に同じ搬送条件で搬
送するようにしているので、原稿や記録媒体の種類に応
じた適正な搬送を行なうことができず、ある媒体では正
確な搬送を行なうことができても、他の媒体では搬送量
が不足したり、過剰となったりして正確な搬送を行なう
ことができないという問題を有している。その結果、原
稿の読取りや記録媒体への印刷を正確に行なうことがで
きず、読取り不良や印刷不良が発生してしまうという問
題を有している。

【０００６】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、原稿や記録媒体の種類に応じて適正な搬送制御を行
なうことができ、読取り不良や印刷不良の発生を確実に
防止することのできる熱転写プリンタを提供することを
目的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項１に記載の発明に係る熱転写プリンタは、プラテ
ンに対向しこのプラテンに沿って往復移動自在に配設さ
れたキャリッジ上にサーマルヘッドおよびイメージスキ
ャナを配設するとともに、所望の原稿と記録媒体とを積
層して収納し前記原稿と記録媒体を１枚ずつ分離して前
記プラテンとサーマルヘッドおよびイメージスキャナと
の間に給送する給紙装置を配設し、前記キャリッジを移
動させながら前記イメージスキャナを駆動することによ
り原稿を読取るとともに、この読取ったイメージ情報を
前記サーマルヘッドにより前記記録媒体に記録するよう
にしてなる熱転写プリンタであって、前記イメージスキ
ャナにより前記給紙装置から搬送される媒体の幅寸法あ
るいは前記媒体に形成された識別マーカを読取ることに
より前記原稿および記録媒体の種類を判別し、この媒体
の種類に応じて媒体の搬送制御を行なう制御装置を配設
したことを特徴とするものである。

【０００８】また、請求項２に記載の発明は、前記原稿
をホルダベースとこのホルダベースに装着された透明材
料からなるホルダカバーとからなる原稿ホルダに保持さ
せるとともに、この原稿ホルダに識別マーカを形成した
ことを特徴とするものであり、さらに、請求項３または
請求項４に記載の発明は、前記記録媒体ははがきまたは
孔版印刷用紙であることを特徴とするものである。

【０００９】

【作用】本発明の熱転写プリンタによれば、イメージス
キャナにより給紙装置から搬送される媒体の幅寸法ある
いは識別マーカを読取ることにより前記原稿および記録
媒体の種類を判別し、制御装置により、媒体の種類に応
じて媒体の搬送制御を行なうようにしているので、媒体
に応じて正確に搬送制御を行なうことができ、原稿の読
取り不良および記録媒体への印刷不良の発生を確実に防
止することができるものである。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図１０を参
照して説明する。

【００１１】図１乃至図４は本発明に係る熱転写プリン
タの一実施例を示したもので、プリンタのフレーム１に
は、長手方向に沿って延在する平板状のプラテン２が配
設されており、前記フレーム１の両側面の間には、前記
プラテン２の前方に位置し前記プラテン２と平行に延在
するキャリッジシャフト３が支持されている。このキャ
リッジシャフト３には、キャリッジ４がこのキャリッジ
シャフト３に沿って往復動自在に取付けられており、こ
のキャリッジ４の先端部には、前記プラテン２に対向す
るようにサーマルヘッド５が接離動作自在に取付けられ
ている。また、前記キャリッジ４の上面には、図示しな
いインクリボンを収納し、このインクリボンを前記サー
マルヘッド５とプラテン２との間に案内するリボンカセ
ット６が着脱自在に装着されるようになされており、前
記キャリッジ４の上面には、前記リボンカセット６のイ
ンクリボンを巻取るための巻取りボビン７およびインク
リボンを送り出す送出しボビン８がそれぞれ配設されて
いる。

【００１２】また、本実施例においては、図２に示すよ
うに、前記キャリッジ４の一側には、イメージスキャナ
９が配設されており、図３に示すように、前記イメージ
スキャナ９の前記プラテン２に対向する面には、開口部
１０が形成されている。また、前記イメージスキャナ９
の内部であって前記開口部１０の両側には、ランプ等か
らなる２つの発光部材１１，１１が前記開口部１０に指
向するように配設されており、前記イメージスキャナ９
の内部には、前記発光部材１１から原稿に対して照射し
た光の反射光を受光し所定のイメージを読取るイメージ
センサユニット１２が配設されている。

【００１３】また、前記フレーム１の一端部下側には、
キャリッジ駆動モータ１３がその出力軸が前記フレーム
１の上面に貫通するように配設されており、このキャリ
ッジ駆動モータ１３の前記出力軸には、このキャリッジ
駆動モータ１３により回転駆動される駆動プーリ１４が
配設されている。また、前記フレーム１の他端部上面に
は、従動プーリ１５が回転自在に配設されており、前記
駆動プーリ１４と従動プーリ１５との間には、一部が前
記キャリッジ４の下面に連結されたキャリッジ駆動ベル
ト１６が掛け渡されている。そして、前記キャリッジ駆
動モータ１３を回転駆動して前記駆動プーリ１４を介し
てキャリッジ駆動ベルト１６を駆動させることにより、
前記キャリッジ４をキャリッジシャフト３に沿ってプラ
テン２と平行に往復動させるようになされている。

【００１４】また、前記プラテン２の後部下方には、所
定の記録媒体を所定速度で搬送する搬送ローラ１７が配
設されており、この搬送ローラ１７の下方には、この搬
送ローラ１７に圧接される複数の圧接ローラ１８が回転
自在に配設されている。さらに、前記フレーム１の後方
には、図示しない給紙装置が配置されるようになされて
おり、この給紙装置には、例えば、所定の原稿を保持し
た原稿ホルダと通常の印刷用紙や孔版印刷用紙等の記録
媒体とが交互に重ねた状態で収納されるようになされて
いる。そして、前記搬送ローラ１７を回転駆動させるこ
とにより、前記給紙装置から前記搬送ローラ１７とこの
圧接ローラ１８との間に供給される原稿ホルダおよび記
録媒体をサーマルヘッド５とプラテン２との間に搬送す
るようになされている。さらに、前記プラテン２の上方
には、印字後の記録媒体を案内する排紙ローラ１９が配
設されている。

【００１５】さらに、前記フレーム１のプラテン２の一
側には、位置決めマーカ２０が形成されており、前記イ
メージスキャナ９によりこの位置決めマーカ２０を読取
ることにより、キャリッジ４の停止位置を認識するよう
になされている。

【００１６】また、図５乃至図７は本発明に係る熱転写
プリンタに使用される原稿ホルダの一実施例を示したも
ので、この原稿ホルダ２１は、平板状のホルダベース２
２を有しており、このホルダベース２２の一面側には、
透明材料からなるホルダカバー２３が前記ホルダベース
２２の上端部に対して接着剤２４により接着することに
より一体に形成されている。そして、前記ホルダカバー
２３をめくり上げることにより前記ホルダベース２２に
対してホルダカバー２３を開閉できるようになってお
り、前記ホルダベース２２とホルダカバー２３との間に
所定の原稿を保持するようになされている。さらに、本
実施例においては、前記原稿ホルダ２１の上端一側に
は、原稿ホルダ２１であることを示すバーコード状の識
別マーカ２４が形成されており、この識別マーカ２４
は、前記イメージスキャナ９により読取ることができる
ようになされている。

【００１７】また、図８は、本発明に係る熱転写プリン
タに使用される孔版印刷用紙の一実施例を示したもの
で、この孔版印刷用紙２５は、長方形状の枠体２６を有
しており、この枠体２６の内側には、孔版部２７が形成
されている。

【００１８】さらに、図９は本実施例の熱転写プリンタ
の制御装置の一実施例を示したもので、ＣＰＵ２８に
は、前記イメージスキャナ９により読取られたイメージ
情報が信号処理部２９を介して送られるようになされて
おり、このＣＰＵ２８からは、搬送ローラ１７を回転駆
動する搬送駆動モータ３０にモータドライバ３１を介し
て駆動制御信号が送られるようになされている。この場
合に、本実施例においては、前記原稿ホルダ２１および
孔版印刷用紙２５に対してはがきは、幅寸法が小さく形
成されており、また、前記原稿ホルダ２１に識別マーカ
２４が形成されていることから、搬送ローラ１７により
搬送された媒体の幅寸法および識別マーカ２４をイメー
ジスキャナ９により読取り、幅寸法が小さい場合は、は
がきが搬送されたものと認識し、幅寸法が大きくかつ識
別マーカ２４を読取った場合は、原稿ホルダ２１が搬送
されたものと認識し、さらに、幅寸法が大きくかつ識別
マーカ２４を読取ることができなかった場合は、孔版印
刷用紙２５が搬送されたものと認識するようになされて
おり、この認識された媒体に応じて、ＣＰＵ２８により
搬送駆動モータ３０による媒体の搬送量を制御するよう
になされている。

【００１９】すなわち、前記原稿ホルダ２１は、ホルダ
ベースとホルダカバーとの２層構造となっており、搬送
ローラ１７による搬送時にホルダベース２２とホルダカ
バー２３とがずれやすいことから、原稿ホルダ２１の搬
送量は少なめになるため、原稿ホルダ２１の場合は、全
体的に搬送量が増加するように＋方向に補正する。ま
た、はがきは、紙厚が厚く腰が強いため、搬送ローラ１
７と圧接ローラとにより挟持される際につまり現象が生
じるため、はがきの先頭部分のみ搬送量を＋方向に補正
するものであり、はがきをロールさせて搬送する場合
は、はがきの腰でトルフィンキック現象が生じるため、
はがきの後端部分で搬送量を−方向に補正する。さら
に、孔版印刷用紙２５は、表面が円滑ですべりやすく、
全体として搬送量が減少するため、搬送量を原稿ホルダ
２１より大きく＋方向に補正するものである。

【００２０】次に、本実施例の作用について図１０に示
すフローチャートを参照して説明する。

【００２１】まず、前記ホルダカバー２３をめくり上げ
た状態で、前記ホルダカバー２３に所定の原稿を設置
し、ホルダカバー２３を閉じることにより、前記ホルダ
ベース２２とホルダカバー２３との間に原稿を挟持させ
る。

【００２２】次に、前記熱転写プリンタにより前記原稿
ホルダ２１に保持された原稿の読取りと記録媒体への印
刷を行なう場合は、まず、前記原稿が保持された原稿ホ
ルダ２１と記録媒体とを交互に重ねた状態で給紙装置に
収納しておく。

【００２３】そして、ＣＰＵ２８からの制御信号により
搬送駆動モータ３０を駆動して前記搬送ローラ１７を回
転駆動させることにより、前記給紙装置から前記搬送ロ
ーラ１７とこの圧接ローラ１８との間に供給される原稿
ホルダ２１をサーマルヘッド５とプラテン２との間に搬
送する。

【００２４】前記原稿ホルダ２１が搬送されたら、イメ
ージスキャナ９を駆動して原稿ホルダ２１の識別マーカ
２４を読取り、この識別マーカ２４が認識されたら、原
稿ホルダ２１が正しく搬送されたことを認識して原稿の
読取り動作に移行する。

【００２５】続いて、ＣＰＵ２８からの制御信号により
キャリッジ駆動モータ１３を駆動してキャリッジ４を移
動させてイメージスキャナ９を原稿に対して横方向に走
査させながら、各発光部材１１から原稿に光を照射する
とともに、この原稿からの反射光をイメージセンサユニ
ット１２により受光して原稿の横方向のイメージ情報を
読取り、このイメージ情報をＣＰＵ２８を介して所定の
記憶装置に記憶させておく。

【００２６】その後、搬送ローラ１７を駆動して原稿ホ
ルダ２１を所定量搬送し、再度、キャリッジ４を移動さ
せながら、イメージスキャナ９により原稿のイメージ情
報を読取り、前記所定の記憶装置に記憶させる。この場
合に、本実施例においては、ＣＰＵ２８により、原稿ホ
ルダ２１の搬送量が増加するように＋方向に補正して搬
送駆動モータ３０を駆動制御するようになっている。

【００２７】そして、このような動作を繰り返して行な
い、原稿全体のイメージ情報をすべて読取り、記憶装置
に記憶させ、原稿ホルダ２１を排出することにより、原
稿のイメージ情報の読取り動作が終了する。

【００２８】そして、ＣＰＵ２８からの制御信号により
前記搬送駆動モータ３０を駆動して搬送ローラ１７を回
転駆動させることにより、前記給紙装置から前記搬送ロ
ーラ１７とこの圧接ローラ１８との間に供給される記録
媒体をサーマルヘッド５とプラテン２との間に搬送す
る。

【００２９】前記記録媒体が搬送されたら、イメージス
キャナ９を駆動して記録媒体の上部を読取り、媒体の幅
寸法が小さい場合は、はがきが搬送されたものと認識
し、また、媒体の幅寸法が大きくかつ識別マーカ２４を
認識できなかった場合は、孔版印刷用紙２５が搬送され
たものと認識して記録媒体への印刷動作に移行する。

【００３０】その後、前記サーマルヘッド５をプラテン
２に圧接させた状態で、キャリッジ駆動モータ１３を駆
動してキャリッジ４を移動させるとともに、記録媒体が
はがきの場合は、巻取りボビン７を回転駆動してインク
リボンを巻取りながら、前記記憶装置に記憶された原稿
のイメージ情報に基づいてサーマルヘッド５の発熱素子
を選択的に発熱させることにより、所定の記録媒体に対
して所望の印字を行なうものである。この場合に、はが
きに印刷する場合は、ＣＰＵ２８により、はがきの先頭
部分のみ搬送量を＋方向に補正して搬送駆動モータ３０
を駆動制御するようになっている。また、孔版印刷用紙
２５に印刷する場合は、インクリボンを用いずにサーマ
ルヘッド５により孔版印刷用紙２５に対して直接穿孔す
るものであり、この場合は、ＣＰＵ２８により、孔版印
刷用紙２５の搬送量を原稿ホルダ２１より大きく＋方向
に補正して搬送駆動モータ３０を駆動制御するようにな
っている。

【００３１】したがって、本実施例においては、搬送ロ
ーラ１７により搬送された媒体の幅寸法および識別マー
カ２４をイメージスキャナ９により読取り、幅寸法が小
さい場合は、はがきが搬送されたものと認識し、幅寸法
が大きくかつ識別マーカ２４を読取った場合は、原稿ホ
ルダ２１が搬送されたものと認識し、さらに、幅寸法が
大きくかつ識別マーカ２４を読取ることができなかった
場合は、孔版印刷用紙２５が搬送されたものと認識し、
この認識された媒体に応じて、ＣＰＵ２８により搬送駆
動モータ３０による媒体の搬送量を制御するようにして
いるので、媒体に応じた正確に搬送制御を行なうことが
でき、原稿の読取り不良および記録媒体への印刷不良の
発生を確実に防止することができる。

【００３２】なお、本発明は、前述した実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。

【００３３】

【発明の効果】以上述べたように本発明に係る熱転写プ
リンタは、媒体の幅寸法および識別マーカをイメージス
キャナにより読取ることにより前記原稿および記録媒体
の種類を判別し、制御装置により、媒体の種類に応じて
媒体の搬送制御を行なうようにしたので、媒体に応じた
正確に搬送制御を行なうことができ、原稿の読取り不良
および記録媒体への印刷不良の発生を確実に防止するこ
とができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の熱転写プリンタの一実施例を示す平面
図

【図２】図１のキャリッジ部分の平面図

【図３】図１のイメージスキャナ部分の平面図

【図４】図１の側面図

【図５】本発明の熱転写プリンタに用いられる原稿ホル
ダのホルダカバーを示す平面図

【図６】本発明の熱転写プリンタに用いられる原稿ホル
ダのホルダベースを示す平面図

【図７】本発明の熱転写プリンタに用いられる原稿ホル
ダの側面図

【図８】本発明の熱転写プリンタに用いられる孔版印刷
用紙を示す平面図

【図９】本発明の熱転写プリンタの制御装置の一実施例
を示すブロック図

【図１０】本発明の熱転写プリンタによる制御を示すフ
ローチャート

【符号の説明】

１フレーム２プラテン４キャリッジ５サーマルヘッド９イメージスキャナ１１発光部材１２イメージセンサユニット１７搬送ローラ１８圧接ローラ２１原稿ホルダ２４識別マーカ２５孔版印刷用紙２８ＣＰＵ３０搬送駆動モータ

フロントページの続き (72)発明者内藤秀樹東京都大田区雪谷大塚町１番７号アルプス電気株式会社内 (56)参考文献特開平３−51247（ＪＰ，Ａ) 特開平４−213966（ＪＰ，Ａ) 特開昭62−71671（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B41J 11/42

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】プラテンに対向しこのプラテンに沿って
往復移動自在に配設されたキャリッジ上にサーマルヘッ
ドおよびイメージスキャナを配設するとともに、所望の
原稿と記録媒体とを積層して収納し前記原稿と記録媒体
を１枚ずつ分離して前記プラテンとサーマルヘッドおよ
びイメージスキャナとの間に給送する給紙装置を配設
し、前記キャリッジを移動させながら前記イメージスキ
ャナを駆動することにより原稿を読取るとともに、この
読取ったイメージ情報を前記サーマルヘッドにより前記
記録媒体に記録するようにしてなる熱転写プリンタであ
って、前記イメージスキャナにより前記給紙装置から搬
送される媒体の幅寸法あるいは前記媒体に形成された識
別マーカを読取ることにより前記原稿および記録媒体の
種類を判別し、この媒体の種類に応じて媒体の搬送制御
を行なう制御装置を配設したことを特徴とする熱転写プ
リンタ。
【請求項２】前記原稿をホルダベースとこのホルダベ
ースに装着された透明材料からなるホルダカバーとから
なる原稿ホルダに保持させるとともに、この原稿ホルダ
に識別マーカを形成したことを特徴とする請求項１に記
載の熱転写プリンタ。
【請求項３】前記記録媒体ははがきであることを特徴
とする請求項１に記載の熱転写プリンタ。
【請求項４】前記記録媒体は孔版印刷用紙であること
を特徴とする請求項１に記載の熱転写プリンタ。