WO1987004388A1

WO1987004388A1 - Device for detecting various errors in set values for injection molding machine

Info

Publication number: WO1987004388A1
Application number: PCT/JP1987/000045
Authority: WO
Inventors: Noriaki Neko
Original assignee: Fanuc Ltd
Priority date: 1986-01-24
Filing date: 1987-01-23
Publication date: 1987-07-30
Also published as: KR880700726A; EP0257099A1; KR950009718B1; JPS62170317A; EP0257099B1; DE3786722D1; DE3786722T3; JPH0573571B2; EP0257099B2; US4802834A; EP0257099A4; DE3786722T2

Description

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、明細書

射出成形機の各種設定値誤り検出装置

技術分野

本発明は射出成形機に関し、特に、数値制御装置（以下 N C装置という）によって制御される射出成形機における各種設定値の設定誤りを検出できる設定誤り検出装置に関する。

背景技術

従来の油圧式射出成形機においては、クランプ装置 ( 型締装置）の型閉じ速度や型開き速度の切換位置，射出速度の切換位證，計量時におけるスクリューの回転速度の切換位置，ェジヱク卜装置におけるェジ I ク卜前進位置，後退位置等の各種設定値をリミツ卜スィッチ等によって設定していたから、その設定誤りは少なかった。しかし、最近、射出成形機の各種駆動源にサーポモータを使用し、 N C 装置で制御される射出成形機が開発され、このタイプの射出成形機においては、上記各種設定値を C R T 表示装置付手動データ入力装置（以下 M D I / C R T という〉のキーボードから数値で設定するようになつている。

そして、 N C 装置による射出成形機の制御は、各種設定値例えばクランプ装置における型閉じ，型開き速度の切換位置，射出装置における射出速度の切換位置，ェジェクタ装置におけるェジ I クタ前進位置，後退位置の各種設定値に応じて行われる。ここで、金型の'型開き制御を例に、とれば、典型的には、第 1 図に示すように、金型を最初は離型速度 V で加速開始位置 P まで移動させ、次に、加速開始位置 P 1 から減速開始位置 P 2 までは高速の型開き速度 V 2で移動させ、減速開始位置 P 2から型開き完了位置 P 3までは低速の型開き速度 V 3で移動させる。通常、このような型開き制御の N Cプログラムは該プログラムの汎用性を高めるためにマクロプログラムによって作成され、例えば、速度 V "1 〜 V 3及び位置 Ρ Ί 〜 Ρ 3を、種々の値に設定可能なマクロ変数 # 5 0 0〜 # 5 0 5 を介して夫々設定し、そのときの N Cプログラムは下記のようになる。

Y # 5 0 3 F # 5 0 0

Y # 5 0 4 F # 5 0 1

Y # 5 0 5 F # 5 0 2

ここで、記号 Yはクランプ軸を示し、記号 Fは速度を示す。上記 3つのプロックよりなる型開き制御用プログラムによれば、まず第 Ί のブロックでは金型をマクロ変数 S 5 0 0 により設定された速度 V 1 でマクロ変数 # 5 0 3 により設定された位置 Ρ 1 まで移動させるための移動指令が出され、第 1 のブロックが終了すると次の第 2 のブロックではマクロ変数 # 5 0 1 により設定された速度 V 2でマクロ変数 # 5 0 4 により設定され：た減速開始位置 Ρ 2 で移動させるための指令が出され、第 3プロックではマクロ変数 # 5 0 2 により設定された速度 V 3 でマクロ変数 # 5 0 5 により設定された型開き完了位置 P 3 ま，で移動するよう指令が出される。こうして、型開き動作は制御される。

ところで、上記マクロ変数 # 5 0 3 , # 5.0 4 , # 5 0 5 により設定された設定値間に

クランプス卜ローク ≥ 5 0 5 # 5 0 4 せ 5 0 3

≥ 0

という関係が成立しないと、クランプ装置は、金型を開方向にのみ駆動すべき一型開きサイクル中にあっても、例えば、金型を開いてからまた閉じる等というように型開き動作に異常を来たす。

そして、上述の型開き動作に限らず、射出成形機の各種制御動作（項目）において所要の動作を行うには当該動作に係る設定 ί直間に後で詳述する所定の関係が成立しなければならない。そして、入力された設定値がこの成立要件を満たさない場合には、型開き動作を例にとって上述したように制御動作に異常を来たし、不都合である。

発明の開示

本発明の目的は、入力された成形条件の設定値が成形条件の成立要件を満たすときにのみ当該設定値の入力を許容することにより、設定値の設定誤りに起因する射出成形機の誤動作を防止するようにした、数値制御装置により制御される射出成形機を提供することにある。

上記目的を達成するため、本発明は、数値制御装置により制御される射出成形機において、成形条件の各項目の設定値を入力するための入力手段と、上記成立条件の各項 aの設定値を記憶するための記憶手段と、上記入力手段で入力された各該項目に関する入力データが当該項目に関係する成立要件を満足しているか否かを判別するための判別手段と、上記成立要件が満足されていると上記判別手段により判別されたときに上記記憶手段に上記入力データを当該項目の設定値として記憶させるための記憶制御手段と、上記成立要件が満足されていないと上記判別手段により判別されるとアラームを出力するァラーム手段とを備える。

以上述べたように、本発明は、成形条件を設定するとき、該設定しょうとする設定項目に関連する入力データが成立要件を満たすか否かを判別し、設定値が正しく入力されているときのみ設定値を入力設定できるようにしたから、誰でも簡単に成形条件の各種設定値を誤りなく設定することができる。

図面の簡単な説明

第 1 図は型開き動作の説明図、

第 2 図は本発明の一実施例による射出成形機を示すブロック図、

第 3 図はクランプ位置における型開き動作の各種設定値の関係を示す説明図、

第 4 図はクランプ位置における型閉じ動作の各種設定値の関係を示す説明図、

第 5 図はクランプ位置におけるェジェク卜開始位置の関係を示す説明図、第 6舅はクランプ位置におけるエアェジェク卜開始位置の関係を示す説明図、

第 7 図は射出速度切換位置の説明図、

第 8 図は計量切換位置の説明図、

第 9 図はェジヱク卜の前進，後退位置の説明図、第 Ί 0 図はクランプ動作に関係する各種設定値の入力処理フローチヤ一卜、

第 Ί Ί 図はェジェクト動作に関係する各種設定値の入力処理フローチヤ一卜、

第 2 図は射出.速度切換位置設定の入力処理フローチヤー卜、

第 1 3 図は §i 量切換位置の入力処理フローチヤ一卜である。

発明を実施するための最良の形態第 2 図は本発明の一実施例を実施する！N C 装置の要部を示す。周図において、 N C 装置 Ί は、 N 〇用のマイク口プロセッサ（以下、 C P U という） 2 と、プログラマブルコントローラ（以下、 P C という）用の C P U 3 とを有しており、 P C 用 C P U 3 には射出成形機のシーケンスプログラムを記憶した R 〇 M 5 が接続され、 N C 用 C P U 2 には射出成形機を全体的に制御する制御プログラムを記憶した R 0 ,1 7 及び射出用，クランプ用，スクリュー回転用，ェジ I：クタ用の各軸のサーポモータを駆動制御するサーポ制御回路 9〜 ^！ 2 がサ一ポインタ一フェイス 8 を介して'接続されている。また、 6 はバックァップ用.電源を有する不揮発性の R A Mで、射出成形機の各動作を制御するプログラムや後述の各種設定値，パラメータ等を記憶するものである。 1 4 は M D I ノ C R T で、インターフェイス 1 3 を介してバスアービタコン卜ローラ（以下、 B A C という） 4 に接続され、該 B A C 4 には N C用 C P U 2 及び P C用 C P U 3 , 不揮発性 R A M 6 の各バスが接続され、使用するバスを該 B A C によって制御するようになっている

次に、 iV1 D Γ / C R T 1 4 により成形条件の各種設定値を設定する場合に満たすべき条件につき説明する。

( i ) 型開き動作の設定

型開き動作の設定において満たすベき所定の成立要件については第 1 図を参照して既に説明した。この要件が成立するためには、クランプ装置（型締機構）の卜グルリンクが伸びきるロックアップ位置し

C K ( = 0 ) , 加速開始位置 F S T , 減速開始位置 S L W , 型開き完了位置〇 P N 及びクランプ装置が有する最大ス卜ローク C m ax との間に第 3 図に示すように次式（ 1 ) が成立しなければならない。

C max ≥ O P N ≥ S L W≥ F S T ≥ L C K = 0

…… （ 1〉そして、上記パラメータし C K 〜 G max の設定値が上式（ 1〉で示す関係を満たすように ¾ ¾1 o れていない場合、型開き動作中に誤動作を起こすこととなる。 ( ϋ 型閉じ動作の設定

型閉じ動作において、型開き完了位置 0 P N から高速で金型保護開始位置 ! VI P R までムービングァラテンを移動させ、金型保護開始位置 M P R から金型タツチ位置 T C H までは低速で厶一ビングプラテンを移動させ、さらに金型タツチ位置 T C H から卜グル璣構がロックアップするロックアップ位置し C K 、すなわちクランプ位置が「 0 j である位置まで移動させる（通常ロックアップ位置 L C K が原点となる）。そのため、これらの設定値は第 4 図に示すように次式（ 2 ) を満たすように設定されねばならない。

C max ≥ 0 P ¾ P R ≥ T C hi ≥ L C K = 0

… … ( 2 )

( ϋί ) ェジ I ク卜開始位置及びエアェジ I ク卜開始位置の設定

工ジェク卜及びエアェジヱク卜は、クランプ機構が型開きを完了するまでに開始されねばならないので、これらの開始位置 E J E ， A E J は第 5 図，第 6 図に示すように、次式（ 3 ) , ( 4 ) が成立するように設定されねばならない。

. C max ≥ 0 P Ni ≥ F- J E ≥ し C K = 0 …… ( 3) C max ≥ O P N ≥ A E J ≥ L C K - 0 …… （ 4) ( iv ) 射出速度及び射出速度制御から保圧制御への切換位置設定

通常射出速度は数段にわたって順次切換えられ、射，出速度制御の最終段の終端においては射出速度制御から保圧制御へ切換えられる。このような切換制御を企図したとおりに行うにはこれらの切換位置に関して第 7 図に示ずように、次の不等式（ 5 ) が成立しなければならない。不成立の場台、スクリューが後退するという誤動作を生じる。なお、ここでは、切換位置設定のための座標原点をスクリユー先端が加熱シリンダの先端に合致する位置 S m i n にとつてある _σ また、 S max は射出軸の最大ス卜ローク、 S B K は設定されるスクリューバック位置、 I V 1 〜

I V N - 1 は 1 段から N 段までの相隣る段周士間での射出速度 ¾換位置、 T R P は射出速度制御から保圧制御への切換位置である。

0 = S mi n ≤ T R P ≤ I V N - 1 …… ≤ I V Ί

≤ S B K ≤ S max …… ( 5 ) ) スクリュー回転速度 ^] 換位置の設定

計量時においてあスクリユーの位置に応じスクリユー回転数を数段にわたって切換えるが、この場合においても第 8 図に示すように、各段の切換位置は次の不等式（ 6 ) が成立するように設定せねばならない。なお、 E X 1 〜 E X N — 1 は計量各段の切換位置を示す。

0 = S m i n ≤ E X 1 … … ≤ E X N -

≤ S max ( 6 ) _

( V ) .ェジェク卜装置におけるェジヱク卜前進位置，後退位置の設定

ェジェク卜前進位置 E F W , 後退位置 E R V , 及ぴェジェク卜装置の最大ストローク E max 、ェジェク卜後退限界位置 E m i n = 0 との関係は第 9 図に示すように次式（ 7 ) が成しなければならない。

E mi n = 0 ≤ E R V ≤ E F W≤ E max ( 7) そこで、 M D I / C R T 1 4 の C R T画面〈図示略）に所要の条件設定用画面を選択表示させ、 M D I C R Τ Ί 4 のキーポード（図示略）より各種データを設定するとき、 P G用 C P U 3 はこれら設定値 X を読出し、上記第（ 1 ) 〜！' 7 ) 式の条件を満足しているか否かを判断する。その動作処理を以下フローチヤ一卜と共に説明する。

( a 〉クランプ条件設定

まず、： VI D I ノ C R Τ Ί 4 の C R T画面にクランプ条件設定用画面を選択し、カーソルを下記の各種位置を設定入力するためのカーソル位置の各々に移動させて対応するデータをキーボードより順次入力する。そこで、第 1 0 図に示すように、 P C用 C P

U 3 は設定されたカーソル位置が型開き完了位置 0 P N , 金型保護開始位置 M P R , 金型タツチ位置 T C H , 加速開始位置 F S T及び減速開始位置 S L W のいずれかであるかを判断する（ステップ S 1 〜 S 5 ) 。カーソル位置が型開き完了位置 0 P N であると、入力されたデータ X がクランプ装置の最大クランプス卜ローク C m a x より大きいか否かを判断し ( ステップ S 6 ) 、データ X が値 C m a x より大きいときはアラームを送出し（ステップ S Ί 2 ) 、例えぱ C R T 画面にアラーム表示し、小さいか等しい

( 以下、単に小さいという）場合には次に入力データ X が金型保護開始位置 M P R より大きいか否かを判断する（ステップ S 7 ) 。そして、データ X がこの値 M P R より小さければアラームを送出し（ステップ S 1 2 ) 、大きいか等しい（以下、単に大きいという）場合には次に減速開始位置 S L W より入力データ X が大きいか否かを判断し（ステップ S 8 ) 、データ X がこの値 S L W より小さければアラームを送出し（ステップ S 1 2 ) 、大きければ次に入力データ X がェジ： L ク卜開始位置 E J E より大きいか否かを判断する（ステップ S 9 ) 。そして、データ X が値 E J E より小さければアラームを送出し（ステップ S Ί 2 ) 、大きければ入力データ X がエアェジェク卜開始位置 A E J より大きいか否かを判断し ( ステップ S 1 0 ) 、次いでデータ X が値 A E J より小さければアラームを送出し（ステップ S 1 2 ) 、大きければ入力データ X を G R T 画面の型開き完了位置 0 P N に表示すると共に不揮発性 R A M 6 に記憶させる（ステップ S 1 1 ) 。 .

すなわち、型開き完了位置 O P N が関係する成立要-件は上記第（ 1 ) 〜（ 4) 式に既に示した次の条件（ 8 ) 〜（ 11 ) である。

C max ≥ 0 P N ≥ S し V ( 8 ) C max ≥ O P N ≥ M P R ( 9) C max ≥ O P N ≥ E J E ( 10 ) C max ≥ O P N ≥ A E J ( 11 ) そこで、上記第（ 8 ) 式に示す要件の成立の有無をステップ S 6 とステップ S 8 とで判断し、第（ 9) 式についてはステツブ S 6 , S 7 で、第（ 10) 式についてはステップ S 6 , S 9 で、第 ( 11 ) 式についてはステップ S 6 , S 1 〇で夫々判断し、これら第 ( 8 ) 〜（ 11 ) 式に示す要件のすベてを満足しているとき、入力データ X が正しく設定されていると判別して該データを設定記億するちのである

次に、力一ソル位置が金型保護開始位置 M P R であると（ステップ S 2 ) 、金型保護開始位置 M P R が関係するのは第（ 2 ) 式のみであるから、入力デ — タ X が型開き完了位置 0 P N より小さくかつ金型タツチ位 K丁 C H より大きいとぎに成立要件を満足する。そこで、この要件の成立の有無をステツプ S 1 3 及び S Ί 4 で判断し、満足していれば C R T の金型保護開始位置 M P R 表示位置に表示すると共に不揮発性 R A M 6 に記憶させる（ステップ S Ί 5 ) 。また、満足していなければァラームを送出する（ステツプ S Ί 2 ) 。 _次に、カーソル位置が金型タツチ位置 T C Hであると（ステップ S 3 ) 、金型タツチ位置 T C H は第 ( 2) 式にのみ関係しているから、入力データ X が金型保護開始位置 M P R より小さくかつロックアツプ位置 L 〇 K = 0 より大きいとき、前述周様、表示及び不揮発性 R A M 6 に記憶させる（ステップ S 1 6〜 S Ί 8 ) 。また、上記要件を満足していなければアラームを送出する（ステップ S 1 2 ) 。

また、カーソル位置が加速開始位置 F S Tであれば、入力データ X が減速開始位置 S L Wより小さくかつロックアップ位置し C K = 0 より大きいとき ( ステップ S 4 , S 1 9 , S 2 0 ) 、一方、カーソル位置が減速開始位置 S L Wであれば入力データ X が型開き完了位置 0 P N より小さくかつ加速開始位置 F S Tより大きいとき（ステップ S 5 ， S 2 2 ,

S 2 3 ) 、夫々の入力データ X を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に設定記憶する（ステップ S 2 1 , S 2 4 ) 。そして、満足していないときは各々ァラームを送出する（ステップ S 1 2 ) 。

以上のようにして、型開き，型閉じ動作に関係するクランプの設定条件、並びに、クランプの動作と関係するェジェク卜開始位置及びエアェジェク卜開始位置についての要件の成立の有無が確認され、正しく設定されていれば夫々の入力データを C R T画面に表示し、また設定値として記憶する。 ( b ) -ェジ； c ク卜条件設定 - ェジェク卜に関係する設定 E J E , A E J , E F W , E R V は第（ 3 ) 式 . 第（ 4〉及び第（ 7 ) 式に関し次の関係を満足せねばならない。

O P N ≥ E J E ≥ L G K = 0 … … （ 12〉

0 P N ≥ A E J ≥ L C K = 0 …… ( 13)

E max ≥ E F VV≥ F R V ≥ E max = 0 …… ( 7) そこで、第 1 1 図に示すように、力一ソル位置がェジェク卜開始位置 E J E であると（ステップ S 2 5 ) 、入力データ X が上記第（ 12 ) 式を満足しているか否かをステップ S 2 6 ， S 2 7 で判断し、満足していればステップ S 2 8 で入力データ X を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に記憶させる。また、カーソル位置がエアェジェク卜開始位置 A E J であれぱ（ステップ S 2 9 〉、上記第（ 13) 式を満足しているか否かをステップ S 3 0 , S 3 Ί で判断し、満足していれば入力データ X を ¾示すると共に不揮発性 R A M 6 に記億させる（ステップ S 3 2 ) 。また、カーソル位置がェジヱクト前進位置 E F Wであれば（ステップ S 3 3 ) 、上記第（ 7 ) 式における

E max ≥ E F W≥ E R V

の関係式を入力データ x が満足するか否かをステップ S 3 4 , S 3 5 で判断し、満足していれば入力データ X を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に記億させる（ステップ S 3 6 ) 。また、カーソル位置がェジェク卜後退位置 E R Vであれば（ステップ S 3 7 ) 、上記第（ 7 ) 式における

E F W≥ E R V≥ E min = 0

の関係を満足しているか否かをステップ S 3 8 , S 3 9 で判断し、満足していれば入力データ X を表示し不揮発性 R A M 6 に記億させる（ステップ S 4 0 ) 。そして、上記各処理において対応する条件成立要件を満足していなければアラームを送出し（ステツプ S 4 1 ) 、入力データは設定記憶されることはない。 - ( G ) 射出速度切換位置の設定

射出速度切換位置の設定に関しては、第 7 図に示すように第（ 5) 式の関係を満足せね.ばならない。

そこで、第 1 2 図に示すように、カーソル位置が射出速度制御から保圧制御への切換位置 T R Pであると（ステップ S 4 2 ) 、入力データ X が N — 1 速度制御段から最終段への第 N — 1 番目の射出速度切換位置 I V N — 1 より小さくかつスクリューの先端位置 S m ί n = 0 より大きいか否かを判断し、この要件を満足していれば前述周様表示すると共に不揮発性 R A M 6 に記憶させる（ステップ S 4 3 〜 4 5 .) 。また、カーソル位置が第 i 番目の射出速度 ¾換位置 I V i ( i = 1 〜 N — 1 ) であると（ステップ S 4 6 ) 、当該カーソル位置が何番目の切換位置であるかを判断し（ステップ S 4 7 ) 、第 Ί 番目（ I V 1 )

o 5

であ _れば、入力データ X がスクリューバック位置 S B Kより小さくかつ第 2 番目の切換位置 I V 2 より大きいか否かをステップ S 4 8 , S 4 9 で判断し、満足していれば入力データ' X を表示し、不揮発性 R A M 6 に記憶させる（ステップ S 5 4 ) 。そして、カーソル位置が 2 番目〜 N — 2 番目の切換位置 I V 2 〜 ΐ V N — 2 のいずれかであれば入力データ X が直前の切換位置 I V i — 1 より小さくかつ次の切換位置 I V i + 1 より大きいか否かを判断し（ステツ 0 プ S 5 0 , S 5 ) 、満足.、していれば入力データ X

を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に記憶させる ( ステップ S 5 4 ) 。また、カーソル位置が最終射出速度制御段への切換を行う N — 1 番目の切換位置 ΐ V N — 1 であれば、入力データ X が前段の ¾ 換位 5

置 I V Ν — 2 より小さくかつ保圧制御への切換位置 T R Ρより大きいか否かを判断し（ステップ S 5 2 , S 5 3 ) 、満足していれば前述周様、入力データ X を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に設定入力する ( ステップ S 5 4 ) 。次に、カーソル位置がスクリュ — パック位置 S Β Κであれば（ステップ S 5 5 ) 、入力データ X が射出機構の最大スクリュース卜ローク S max より小さくかつ第 1 番目の速度 ¾換位置 I V 1 より大きくかつ第（ 6) 式に関係する最終計量段への切換位置 E X N — より大きいか否かを判断し（ステップ S 5 6〜 S 5 8 ) 、溝足していれば入力データ x を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に入力設定する。

そして、上記処理の中で各条件成立要件を満足していなければアラームを出力し（ステップ S 6 0 ) 、入力データ X は設定記憶されることはない。

( d ) 計量切換位置の設定

計量切換位置の設定は、第 8 図及び第（ 6 ) 式の関係を満足せねばならない。

このときの処理は第 1 3 図に示すように、力一ソル位置が計量切換位置 E Χ_λ i ( i 1 〜 N — " 1 ) であると（ステップ S 6 1 ) 、切換位置が何番目の切換位置であるかを判断し（ステップ S 6 2 ) 、 1 番目の切換位置 E X 1 であると入力データ X が次の切換位置 E X 2 より小さくかつスクリユー先端位置 S mi n = 0 より大きいか否かを判断し（ステップ S 6 3 , S 6 4 ) 、満足していれば入力データ X を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に設定入力する。また、カーソル位置が第 2 番目の切換位置 E X 2 乃至第 N —- 2 番目の切換位置 E X N — 2 のいずれかであると入力データ X が次の切換位置 E X i + 1 より小さくかつ直前の切換位置 E X i — 1 より大きいか否かを判断し（ステップ S 6 5 ， S 6 6 ) 、満足していれば入力データ X を表示すると共に不揮発性 R A M 6 に記億させる。また、カーソル位置が最終計量段への切換を行う第 N - 1 番目の切換置 E X 一 1 であ ¾ と、入力データ x がスクリューバック位置 S B Kより小さくかつ直前の切換位置 E X N — 2 より大きいか否かを判断し（ステップ S 6 8 ) 、満足していれば周様に表示し不揮発性 R A M 6 に記億させる。

次に、カーソル位置がスクリユーバック位置 S B

Kであれば（ステップ S 7 0 ) 、入力データ X がスクリューの最大ストローク S max より小さくかつ最終計量段への切換を行う切換位置 E X N — 1 より大きく、かつ、第 Ί 射出速度制御段から第 2 射出速度制御段への ¾換えを行う 1 番目の ¾換。位置 ί V Ί より大きいか否かを判断し（ステップ S 7 Ί 〜 S 7 3 ) 、満足していれば入力データ X を表示し不揮発性 R A M 6 に設定入力する。

なお、上記処理において、入力データ X が上記各条件を満足していなければアラームを送出し、入力データ X は表示も不揮発性 R A M 6 への入力設定もされない（ステップ S 7 5 ) 。

以上のようにして、成形条件の各設定値は設定入力されるから、誤って設定値が入力され射出成形機の動作に ^動作が生じることはない。

Claims

求の範

1 . 数値制御装置で制御される射出成形機において、成形条件の各項目の設定値を入力する .ための入力手段と上記成形条件の各項目の設定値を記億するための記憶手段と、上記入力手段で入力された各該項目に関する入力データが当該項目に関係する成立要件を満足しているか否かを判別するための判別手段と、上記判別手段により上記成立要件が満疋.されていると判別されたときに上記記憶手段に上記入カデータを当該項目の設定値と'して記憶させるための記憶制御手段と、上記判別手段により上記成立要件が満足されていないと判別されるとアラームを出力するァラー厶手段とを備えることを特徴とする射出成形機の各種設定値誤り検出装

2 . 上記判別手段は、上記各成立要件に関係する入力データ間の大小関係を比較し、該入力データが所定の大小関係を満たすときこれら入力データがこれに対応する成立要件を満足していると判別する請求の範囲第 Ί 項記載の設定値誤り検出装置。

3 . 上記成形条件の項目は、クランプ条件，ェジヱク卜条件，射出速度切換位置及び計量切換位置のいずれかを含む請求の範囲第 1 項記載の設定値誤り検出装置。