JPH0811180A - 射出成形機の表示画面選択装置 - Google Patents

射出成形機の表示画面選択装置

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JPH0811180A
JPH0811180A JP17315394A JP17315394A JPH0811180A JP H0811180 A JPH0811180 A JP H0811180A JP 17315394 A JP17315394 A JP 17315394A JP 17315394 A JP17315394 A JP 17315394A JP H0811180 A JPH0811180 A JP H0811180A
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JP17315394A
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Inventor
Masao Kamiguchi
賢男 上口
Tetsuaki Neko
哲明 根子
Nobuhito Takeda
信人 武田
Susumu Maekawa
進 前川
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の作業に必要とされる表示画面や表示項
目のみを簡単に呼び出すことのできる表示画面選択装置
を提供すること。 【構成】 ディスプレイ装置29に表示可能な表示画面
や表示項目のうち、通常の作業に必要とされる表示画面
や表示項目に関する表示操作だけが許容されるように、
不揮発性メモリ24の表示画面記憶ファイルおよび表示
項目記憶ファイルに表示の可否を設定しておく。各種画
面や項目に関する表示要求を受ける度にこれらのファイ
ルを検索し、要求された画面や項目が表示可として設定
されている場合に限り、それらの画面や項目をディスプ
レイ装置29に表示する。設定を変更されたくない項目
を表示否として設定しておけば誤操作による設定異常の
発生を防止でき、また、必要なモニタ項目のみを表示可
と設定することにより簡潔で見易いモニタ画面を得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の表示画面
選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】予め決められた表示画面や表示項目をデ
ィスプレイ装置に表示して対話操作(インタラクショ
ン)を行うようにした射出成形機が既に公知である。そ
して、一般に、ディスプレイ装置に表示することのでき
る表示画面は各種のデータ設定画面やモニタ表示画面等
を初めとして複数の表示画面が準備されており、更に、
各表示画面毎に多数の表示項目が表示されるようになっ
ている。例えば、データ設定画面としては、射出条件設
定画面,計量条件設定画面,スプルーブレイク条件設定
画面・・・等があり、更に、射出条件設定画面において
は射出速度の切替位置,各切替位置毎の射出速度,最大
射出圧力・・・等を始めとする多数の表示項目が表示さ
れるといった具合である。無論、最終的な対話操作、つ
まり、データの設定操作やモニタの参照作業は細分化さ
れた表示項目に対して個別に行われるわけであるが、初
めから細分化された表示項目を指定してアクセスしよう
とすると対象の特定作業が複雑になるため、表示項目を
機能分類して単一の表示画面に盛り込み、必要な表示項
目を含んだ表示画面のみを表示して、対象となる表示項
目を特定してから対話操作を行うようにしているのであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の射出成
形機では、表示することのできる表示画面および表示項
目の全てが選択対象として列挙されるようになっていた
ので、射出成形機の機能が向上して表示できる表示画面
や表示項目が増大するにつれ、対象の選択作業が繁雑化
するという問題があった。また、一旦初期設定してしま
えば設定を変更する必要のないような項目や第三者に設
定を変更して欲しくないような項目まで選択することが
可能となるので、誤操作等による設定異常が生じる可能
性があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
欠点を解消し、通常の作業における設定操作やモニタ作
業で必要とされる表示画面や表示項目のみを簡単に呼び
出すことができ、不用意な誤操作による設定異常の発生
も未然に防止することのできる射出成形機の表示画面選
択装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の表示画面選択装
置は、ディスプレイ装置の画面に表示する表示画面を所
定の選択操作によりディスプレイ装置に選択的に表示さ
せて対話操作を行うようにした射出成形機において、前
記各種画面毎に表示の可否を設定する設定手段と、各種
画面毎に設定された表示の可否を記憶する記憶手段と、
前記所定の選択操作により選択された画面に対応して前
記記憶手段を検索し、可と記憶されていれば該選択され
た画面を前記ディスプレイ装置に表示する一方、否と記
憶されていればその表示をキャンセルする表示可否判定
手段とを備えたことを特徴とする構成により、必要とさ
れる表示画面の選択操作を容易にした。
【0006】また、ディスプレイ装置の画面に表示する
表示画面をファンクションキーによる選択操作でディス
プレイ装置に選択的に表示させて対話操作を行う射出成
形機においては、各種画面毎に表示の可否を設定する設
定手段と、該設定手段により否と設定された画面に対応
するファンクションキーによる選択機能を停止させる選
択操作禁止手段とを設けることにより同様の目的を達成
した。
【0007】更に、所定の表示項目をディスプレイ装置
の画面に表示させて対話操作を行うようにした射出成形
機において、ディスプレイ装置の画面に表示する表示項
目毎に表示の可否を設定する可否設定手段と、各種項目
毎に設定された表示の可否を記憶する可否記憶手段と、
該可否記憶手段を検索し、可と記憶されている表示項目
のみをディスプレイ装置に表示する表示項目選択手段と
を備えたことを特徴とする構成により、必要とされる表
示項目の選択操作を容易にした。
【0008】
【作用】設定手段を介し各表示画面毎に表示の可否を設
定して記憶手段に記憶させると共に、各表示画面の表示
項目毎に可否設定手段で表示の可否を設定して可否記憶
手段に予め記憶させておく。
【0009】オペレータが所定の選択操作により表示画
面を選択すると、表示可否判定手段は選択された画面に
対応して前記記憶手段を検索し、その画面に対応する記
憶手段に可と記憶されていれば前記選択された表示画面
をディスプレイ装置に表示する一方、否と記憶されてい
れば、その表示要求をキャンセルして表示を実行しな
い。また、表示する表示画面をファンクションキーによ
る選択操作で表示させる構成においては、選択操作禁止
手段の作用により、前記設定手段で否と設定された画面
を表示するファンクションキーの機能が自動的に停止さ
れる。この結果、前記設定手段で否と設定された表示画
面の選択要求自体がキャンセルされ、前記と同様、設定
手段により表示可と設定された表示画面の表示のみが可
能となる。
【0010】そして、表示を許容された表示画面がオペ
レータにより選択されると、表示項目選択手段が該表示
画面に対応する可否記憶手段を検索し、表示可と記憶さ
れている表示項目のみをディスプレイ装置に表示する。
【0011】選択対象の幅が予め表示可として設定され
た表示画面および表示項目のみに限定されるので、通常
の作業における設定操作やモニタ作業で必要とされる表
示画面や表示項目のみを簡単に呼び出すことができ、し
かも、必要でない項目に対する対話操作を禁止すること
ができるので、設定を変更する必要のないような項目や
第三者に設定を変更して欲しくないような項目の設定デ
ータを安全に保持することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明による表示画面選択装置を設けた一
実施例の電動式射出成形機30の要部を示すブロック図
である。符号33は固定プラテン、符号32は可動プラ
テン、符号34は射出シリンダ、符号35はスクリュー
であり、固定プラテン33と可動プラテン32との間に
は射出成形金型40が装着されている。可動プラテン3
2は、型締め用サーボモータM1の軸出力により、ボー
ルナット&スクリューやトグル機構等から成る型締め機
構31を介し、従来と同様、射出成形機30のタイバー
に沿って移動されるようになっている。また、スクリュ
ー35は、駆動源の軸回転を射出軸方向の直線運動に変
換するための駆動変換装置37を介して射出用サーボモ
ータM2により軸方向に駆動され、また、歯車機構36
を介してスクリュー回転用サーボモータM3により計量
回転される。そして、スクリュー35の基部には圧力検
出器38が設けられ、スクリュー35の軸方向に作用す
る樹脂圧力、即ち、射出保圧工程における射出保圧圧力
や計量混練り工程におけるスクリュー背圧が検出され
る。射出用サーボモータM2にはスクリュー35の位置
や移動速度を検出するためのパルスコーダP2が配備さ
れ、また、型締め用サーボモータM1には、可動プラテ
ン32を駆動する型締め機構31のトグルヘッドの位置
を検出するためのパルスコーダP1が配備されている。
これらはいずれも公知の構成要素である。
【0013】射出成形機30を駆動制御する制御装置1
0は該射出成形機30における表示画面選択装置を兼ね
るもので、数値制御用のマイクロプロセッサであるCN
C用CPU25、プログラマブルマシンコントローラ用
のマイクロプロセッサであるPMC用CPU18、サー
ボ制御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU2
0、および、A/D変換器16および圧力検出器38を
介して射出保圧圧力やスクリュー背圧のサンプリング処
理を行うための圧力モニタ用CPU17を有し、バス2
2を介して相互の入出力を選択することにより各マイク
ロプロセッサ間での情報伝達が行えるようになってい
る。
【0014】PMC用CPU18には射出成形機のシー
ケンス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶し
たROM13および演算データの一時記憶等に用いられ
るRAM14が接続され、CNC用CPU25には、射
出成形機を全体的に制御するプログラム等を記憶したR
OM27および演算データの一時記憶等に用いられるR
AM28が接続されている。
【0015】また、サーボCPU20および圧力モニタ
用CPU17の各々には、サーボ制御専用の制御プログ
ラムを格納したROM21やデータの一時記憶に用いら
れるRAM19、および、成形データのサンプリング処
理等に関する制御プログラムを格納したROM11やデ
ータの一時記憶に用いられるRAM12が接続されてい
る。更に、サーボCPU20には、該CPU20からの
指令に基いてエジェクタ用(図示せず),型締め用,射
出用およびスクリュー回転用等の各軸のサーボモータを
駆動するサーボアンプ15が接続され、型締め用サーボ
モータM1に配備したパルスコーダP1および射出用サ
ーボモータM2に配備したパルスコーダP2からの出力
の各々がサーボCPU20に帰還され、パルスコーダP
1からのフィードバックパルスに基いてサーボCPU2
0により算出された型締め機構31のトグルヘッドの現
在位置や、パルスコーダP2からのフィードバックパル
スに基いてサーボCPU20により算出されたスクリュ
ー35の移動速度およびその現在位置が、RAM19の
現在位置記憶レジスタおよび現在速度記憶レジスタの各
々に逐次更新記憶されるようになっている。
【0016】インターフェイス23は射出成形機30の
各部に配備したリミットスイッチや操作盤からの信号を
受信したり射出成形機30の周辺機器等に各種の指令を
伝達したりするための入出力インターフェイスである。
ディスプレイ装置29は手動データ入力装置付のグラフ
ィックディスプレイである。このディスプレイ装置29
はCRT表示回路26を介してバス22に接続され、デ
ータ設定画面やモニタ表示画面等を始めとする各種の表
示画面の選択操作および各種データの入力操作等が行え
るようになっており、数値データ入力用のテンキーおよ
び各種のファンクションキーやカーソル移動用のカーソ
ル移動キー等を備える。
【0017】不揮発性メモリ24は射出成形作業に関す
る成形条件や各種設定値,パラメータ,マクロ変数等を
記憶する成形データ保存用のメモリであり、本実施例に
おいては、更に、各種表示画面の表示の可否を記憶する
ための記憶手段と各種表示項目の表示の可否を記憶する
ための可否記憶手段としても機能する。
【0018】以上の構成により、CNC用CPU25が
ROM27の制御プログラムに基いて各軸のサーボモー
タに対してパルス分配を行い、サーボCPU20は各軸
に対してパルス分配された移動指令とパルスコーダP
1,P2等の検出器で検出された位置のフィードバック
信号および速度のフィードバック信号に基いて位置ルー
プ制御,速度ループ制御さらには電流ループ制御等のサ
ーボ制御を行い、いわゆるディジタルサーボ処理を実行
する。
【0019】図2はディスプレイ装置29に表示可能な
画面に対して表示の可否を設定するための初期設定画面
の表示例を示す図である。この初期設定画面は画面番号
“#0”の表示データとしてROM13に記憶されてお
り、所定のファンクションキーを用いた機能選択操作に
よってオペレータが“表示画面選択”の機能メニューを
選択することでROM13から呼び出されてディスプレ
イ装置29に表示される。
【0020】ここで、“#11”〜“#95”はディス
プレイ装置29に表示可能な画面に対して付けられた画
面番号、また、“射出設定”〜“サーボ診断”の各々は
各画面番号に対応する画面名称であり、その各々が夫々
の属性に応じて全9種の大グループ“射出計量”〜“保
守”に分類されている。例えば、射出動作に関連する
“射出計量”の大グループには、“#11射出設定”〜
“#14自動パージ”の表示画面が含まれるといった具
合である。いうまでもなく、“射出計量”,“温度”,
“型動作”,“金型ファイル”,“入出力”の大グルー
プに含まれる画面番号のものは主にデータ設定(オペレ
ータの側からして能動的な対話操作)に関する画面、ま
た、それ以外の“工程監視”,“高速モニタ”,“診断
アラーム”,“保守”の大グループに含まれる画面番号
のものは主にモニタ表示(オペレータの側からして受動
的な対話操作)に関する画面である。そして、各画面番
号の画面を選択して表示すると、更に詳細な単位で分割
された各種機能、例えば、データ設定項目(データ設定
画面の場合)やモニタ表示項目(モニタ表示画面の場
合)等が多数表示されるようになっている。なお、デー
タ設定項目やモニタ表示項目等の内容については後述す
るものとし、ここでは説明しない。
【0021】そして、前述の機能選択操作により“表示
画面選択”の機能メニューが選択されると、ディスプレ
イ装置29の画面には図2に示されるような初期設定画
面が呼び出され、ファンクションキーa〜uの機能割り
付けがPMC用CPU18の処理により、図2に示され
るようなものに変化する。即ち、ファンクションキーp
が設定手段の一部を構成する表示可設定キーとして、ま
た、ファンクションキーqが設定手段の一部を構成する
表示否設定キーとして割り付けられるのである。また、
ファンクションキーb〜fに関しては、切替キーとして
作用するファンクションキーaを1回操作する毎に、そ
の機能が図6に示される状態と図7に示される状態との
間でサイクリックに変化するようになる。なお、ファン
クションキーtは機能割り付けにより設定終了キーとし
て作用するもので、表示画面選択に関わる処理、即ち、
これから説明しようとする表示可否設定操作を終了した
時点で、ディスプレイ装置29の表示状態を機能選択の
ための初期画面に戻すために使用される。
【0022】そこで、“表示画面選択”の機能メニュー
を選択して図2に示されるような初期設定画面を参照し
たオペレータは、各種画面の表示の可否を設定するた
め、カーソル移動キーを適宜に操作し、図2に示される
ような表示画面上において、表示の可否を設定する対象
となる画面名称の位置にカーソル(図示せず)を合わ
せ、ファンクションキーpまたはファンクションキーq
を必要に応じて操作する。既に述べた通り、ファンクシ
ョンキーpは表示可の設定に、また、ファンクションキ
ーqは表示否の設定に用いるものである。この間、PM
C用CPU18は、オペレータによるカーソル移動キー
およびファンクションキーp,qの操作状態を常時監視
しており、ファンクションキーpまたはqが操作される
毎に、カーソルが位置する画面名称の画面番号#Nに対
応して、記憶手段となる不揮発性メモリ24の表示画面
記憶ファイルに各画面の表示の可否を図3のように順次
記憶してゆく。ファンクションキーpが操作された場合
にはカーソルが位置する画面名称の画面番号#Nに対応
するアドレスの記憶領域DN に表示可を示す値0がセッ
トされ、また、ファンクションキーqが操作された場合
には記憶領域DN に表示否を示す値1がセットされるこ
とになる。例えば、“射出設定”の画面名称にカーソル
を位置させてファンクションキーpを操作すれば、表示
画面記憶ファイルの記憶領域D11に0がセットされるの
である。そして、DN にセットされた値に応じ、初期設
定画面上のメッセージの内容が画面番号#Nに対応して
“消去”から“表示”へ、または、“表示”から“消
去”へと自動的に切替わり、オペレータに操作状態を知
らせる。
【0023】オペレータは以上に述べたような操作を繰
り返し実行し、各画面名称毎に表示の可否を設定して不
揮発性メモリ24に設けられた図3の表示画面記憶ファ
イルに記憶させる。
【0024】また、表示可として設定した画面名称の表
示画面に表示する各表示項目の表示の可否を設定する場
合には、オペレータは、更に次の操作を行う。この操作
は、項目の表示可否の設定対象となる表示画面の名称を
選択するための準備操作と該表示画面に表示する表示項
目を選択するための実質操作とに分かれる。
【0025】そこで、各表示画面に表示する表示項目の
表示の可否を設定する場合、オペレータは、まず、準備
操作として、ファンクションキーb〜fに対応するガイ
ダンスメッセージを参照してファンクションキーb〜f
を操作することにより、項目表示可否の設定対象となる
表示画面の名称を含む大グループの名称を選択し、画面
名称選択の幅を絞りこむ。
【0026】ここで、“#83標準選択”の表示画面に
表示する表示項目の表示の可否を設定する場合を一例に
して説明する。この段階でディスプレイ装置29の表示
画面には図6に示されるようなガイダンスメッセージが
表示されており、“#83標準選択”を含む大グループ
“入出力”の名称は表示されていない。そこで、オペレ
ータは、切替えキーとなるファンクションキーaを1回
操作し、既に述べた機能によりファンクションキーb〜
fの機能を図6に示される状態から図7に示される状態
へと変化させる。すると、これに伴ってガイダンスメッ
セージは図7の状態に変化し、“#83標準選択”を含
む大グループ“入出力”の名称が見つかる。そこで、オ
ペレータは更に、“入出力”に対応するファンクション
キーdを操作する。すると、ファンクションキーb〜f
の機能は再び変化し、ディスプレイ装置29の表示画面
には図8に示されるようなガイダンスメッセージ、即
ち、“入出力”の大グループに含まれる画面名称のうち
“外部入出力”,“標準選択”,“機械状態”の各画面
名称が表示される。ここでファンクションキーcに対応
するはずの“アナログ出力”の画面名称およびファンク
ションキーeに対応するはずの“表示灯”の画面名称が
表示されないのは、既に説明した画面表示可否の設定操
作で、表示画面記憶ファイルにおける画面番号#82の
アドレスの記憶領域D82と画面番号#84のアドレスの
記憶領域D84に表示否を示す値1がセットされ、ファン
クションキーc,eの機能が停止されているからであ
る。なお、この機能は選択操作禁止手段に対応するもの
ではなく、項目の表示の可否を設定するガイダンスメッ
セージを表示する段階では必ずしも表示画面記憶ファイ
ルの内容に基いて画面名称の表示を規制する必要はな
い。
【0027】そこで前述のようにオペレータが“#83
標準選択”に対応するファンクションキーdを操作する
と、PMC用CPU18はこの操作を検出し、ディスプ
レイ装置29の画面に図4に示されるような第2初期設
定画面、即ち、画面番号“#183”の表示項目選択画
面を表示する。当然、“#81外部入出力”,“#85
機械状態”・・・等を初め、“#11”〜“#95”の
表示画面に対応する第2初期設定画面“#111”〜
“#195”が予め全て準備されており、これらの第2
初期設定画面が、項目の表示可否の設定対象となる画面
名称の選択状況に応じてディスプレイ装置29に呼び出
されるのである。第2初期設定画面には、これに対応す
る画面番号の表示画面に表示することのできるデータ設
定項目やモニタ表示項目の項目名称が図4に示されるよ
うにして一覧表示される。ここまでの操作が準備操作で
ある。
【0028】また、このような準備操作に換え、ディス
プレイ装置29のテンキーを用いた数値入力操作によ
り、所望の画面名称に対応する第2初期設定画面を直接
選択表示するようにしてもよい。所望の画面名称の画面
番号に100を加えた値がこれに対応する第2初期設定
画面の画面番号であり、例えば、前述の例では83に1
00を加えて“#183”をテンキー入力することによ
り図4の表示状態が実現され得る。
【0029】そして、第2初期設定画面の呼び出しが完
了した段階でファンクションキーb〜fの機能は再び変
化して図6もしくは図7の状態へと戻る。第2初期設定
画面により各項目の表示の可否を設定するための操作
は、前述した表示画面の表示可否設定操作の場合と同様
である。つまり、図4の第2初期設定画面において、カ
ーソル移動キーを適宜に操作して表示の可否を設定する
対象となる項目名称の位置にカーソルを合わせ、可否設
定手段の一部であるファンクションキーpまたはファン
クションキーqを必要に応じて操作し、カーソルが位置
する項目名称の項目番号Kに対応して、可否記憶手段と
なる不揮発性メモリ24の表示項目記憶ファイルに各項
目の表示の可否を記憶させてゆくのである(図5参
照)。表示項目記憶ファイルは第2初期設定画面と同
様、“#11”〜“#95”の表示画面に対し1対1対
応して必要な個数だけ設けられており、この結果、例え
ば、“#183”の第2初期設定画面が表示されている
状態で項目番号1の“フロントゲート開時のエジェクタ
動作”の項目名称にカーソルを位置させてファンクショ
ンキーpを操作すれば、“#83”の表示画面に対応し
て設けられた表示画面記憶ファイルの項目番号1に対応
する記憶領域E1 に0がセットされるのである。また、
表示画面の表示可否設定操作の場合と同様、EK にセッ
トされた値に応じ(表示可=0,表示否=1)、第2初
期設定画面上のメッセージの内容が項目番号Kに対応し
て“消去”から“表示”へ、または、“表示”から“消
去”へと自動的に切替わり、オペレータに操作状態を知
らせる。
【0030】オペレータは以上に述べたような操作を繰
り返し実行し、項目名称毎に表示の可否を設定して図5
に示されるような表示項目記憶ファイルに記憶させる。
【0031】また、項目の表示可否の設定対象となる表
示画面を切替える場合には、前述した通り、ファンクシ
ョンキーb〜fの機能を用いた準備操作を再度実行する
か、または、テンキーからの数値入力により所望する表
示画面に応じた第2初期設定画面を直接選択するかし
て、その後、前記と同様の項目可否設定操作を繰り返し
実行する。
【0032】なお、第2初期設定画面を呼び出した図4
のような表示状態で終了キーとしてのファンクションキ
ーtを操作すればディスプレイ装置29の表示は再び図
2の初期設定画面に戻るが、再度、初期設定画面でファ
ンクションキーb〜fの機能を用いた準備操作を行え
ば、所望する表示画面に関する表示項目の可否設定操作
が可能である。この機能は、テンキーからの数値入力に
より所望する表示画面の第2初期設定画面を直接選択す
る際に元になる表示画面の画面番号を簡単に検索するこ
とができるので都合がよい。また、図2の状態に戻った
ときに前記と同様にして各種表示画面の表示可否設定操
作を行うこともできる。一方、図2のような初期設定画
面が表示された状態でファンクションキーtが操作され
れば、PMC用CPU18は、この操作を表示可否設定
操作終了のための操作として検出し、ディスプレイ装置
29の表示状態を機能選択のための初期画面に戻す。ま
た、テンキーからの数値入力によって第2初期設定画面
を呼び出す作業に関しては何らの規制もなく、ディスプ
レイ装置29の表示状態に関わりなく実行できる。初期
設定画面の呼び出しも“#0”のテンキー入力により常
に可能である。
【0033】表示画面および表示項目の可否設定に関わ
る処理を完了したオペレータは、ファンクションキーt
を操作してディスプレイ装置29の表示状態を機能選択
のための初期画面に戻す。
【0034】初期画面選択状態にあるディスプレイ装置
29には図6または図7に示されるファンクションキー
のガイダンスメッセージのみが表示される。切替キーと
して作用するファンクションキーaを1回操作する毎
に、ガイダンスメッセージが図6に示される状態と図7
に示される状態との間でサイクリックに変化する点に関
しては前述の場合と同様である。但し、各ファンクショ
ンキーの機能は項目の表示可否を設定するために画面名
称を選択するためのものではなく、データ設定のための
画面を表示させて設定に関する対話操作を行ったり、ま
たは、モニタ画面を表示させて監視および確認操作等の
ための対話操作を行ったりするための本来の機能に戻
る。これらのファンクションキーを用いた対話操作は射
出成形機30の駆動制御中であっても、また、射出成形
機30が非作動の状態にあるときでも共に可能である。
【0035】そこで、オペレータは各種成形条件のデー
タ設定の変更や修正、または、現時点で行われている射
出成形作業の射出圧力や保圧圧力のサンプリングデータ
によるグラフ表示等の確認の必要に応じ、適宜ファンク
ションキーを操作して所望する表示画面を選択する。
【0036】ここで一例をあげて、標準選択機能の設定
画面、つまり、“#83標準選択”の表示画面を選択し
て標準選択機能の設定変更を行う場合について説明す
る。“#83標準選択”の画面名称を含む大グループの
名称は“入出力”であるから、前述した項目可否設定操
作の場合と同様、オペレータは、まず、ファンクション
キーaを1回操作してファンクションキーの機能割り付
けを図7の状態に変化させ、“入出力”に対応するファ
ンクションキーdを操作し、ファンクションキーb〜f
の機能を変化させて、ディスプレイ装置29の表示画面
に図8に示されるようなガイダンスメッセージを表示さ
せる。
【0037】このときガイダンスメッセージとして表示
されるのは“入出力”の大グループに属するもののうち
“外部入出力”,“標準選択”,“機械状態”の3種の
画面名称のみであり、初期設定画面により表示否として
設定された表示画面、つまり、表示画面記憶ファイルの
対応アドレスの記憶領域に1がセットされている“アナ
ログ出力”,“表示灯”の画面名称はガイダンスメッセ
ージとして表示されず、同時に、“アナログ出力”,
“表示灯”の画面名称に対応するファンクションキー
c,eによる選択機能は自動的に停止される。従って、
例え、ファンクションキーc,eを操作したとしても
“アナログ出力”,“表示灯”に関する表示画面はディ
スプレイ装置29には呼び出されず、当然、これら“ア
ナログ出力”,“表示灯”の画面名称に対応して設けら
れた設定項目に対して設定変更等の操作を加えることも
できない。この機能が選択操作禁止手段に対応する機能
であり、不用意な設定変更操作の実施を好まない設定画
面のデータ内容を保護するような場合に便利である。
【0038】次いで、図8に示されるようなガイダンス
メッセージを参照したオペレータは、設定変更作業の対
象となる“#83標準選択”の表示画面に対応するファ
ンクションキーdを操作する。すると、表示項目選択手
段としてのPMC用CPU18は、この操作を対話操作
のための画面選択操作として検出し、選択された画面名
称に対応する不揮発性メモリ24の表示項目記憶ファイ
ルを検索し、表示可として設定されている表示項目のみ
を図11のようにしてディスプレイ装置29の画面に表
示する。従って、項目可否設定操作の際に図4に示すよ
うな設定操作を行った場合では、項目番号4,6,8,
9,11の設定項目が表示対照外となる。表示対照外と
なっている設定項目に対しては当然設定の変更もできな
いので、不用意な設定変更操作の実施を好まない設定項
目のデータ内容を保護するような場合に便利である。図
11に示される通り、標準選択機能の設定画面では、全
ての設定項目に対する設定操作が「・・・する/・・・
しない」または「簡易・・・/標準・・・」の二者択一
方式となっており、オペレータは必要に応じてカーソル
移動キーを操作して設定を変えたいと思う項目名称を選
択し、更に二者択一のための選択キーとして機能を割り
付けられたファンクションキーpまたはqを操作して、
設定変更が許容されている任意の項目に対して適宜の設
定変更操作を行う。図11の例では画面上におけるアン
ダーラインの有無により各項目に対する設定の選択状態
をオペレータが容易に識別できるようにしている。そし
て、必要な設定変更作業終了後、切替キーとして機能を
割り付けられたファンクションキーaを操作すると、デ
ィスプレイ装置29の画面は図6または図7に示される
状態に復帰し、ファンクションキーの機能割付けも元の
状態に戻る。同時に、各項目に対する設定の選択状態、
例えば、“許可する/許可しない”等の選択データは画
面番号および項目番号に対応して不揮発性メモリ24に
保存される。
【0039】他の設定画面を選択して設定変更操作を行
う場合も前記と同様であり、ファンクションキーにより
大グループの名称を選択し、更に、設定変更操作の対象
とする画面名称(但し、表示を許容されたもの)を選ん
で所望の設定画面を選択することにより、適宜の設定変
更操作を行うようにする。図11の例では設定の変更操
作が二者択一方式によって行われる場合について説明し
たが、“射出計量”や“温度”“型動作”等の大グルー
プに属するデータ設定画面では、テンキーによる数値入
力で設定データを決めるのが一般的である。更に、射出
速度や射出圧力等に関するデータ設定画面では速度や圧
力の波形を設定するようにしたものもあるが、いずれの
場合も、最終的な設定データは画面番号および項目番号
に対応して不揮発性メモリ24に保存されるようになっ
ている。
【0040】また、モニタ表示画面の画面名称を選択し
て監視や確認等の受動的な対話操作を行う場合も前記と
同様であり、表示項目選択手段としてのPMC用CPU
18は、選択された画面名称に対応する不揮発性メモリ
24の表示項目記憶ファイルを検索し、表示可として設
定されている表示項目のモニタデータやグラフの表示み
を実行する。状況に応じ、必要とされるモニタデータや
グラフのみを表示可の項目として設定しておけば、モニ
タデータやグラフ表示が繁雑となって見にくくなるとい
った問題が解消される。
【0041】データ設定のための画面を表示させたりモ
ニタ画面を表示させたりする場合も、表示画面や表示項
目の可否設定を行う場合と同様、画面番号#・・・を直
接テンキー入力することにより所望の表示画面を選択す
ることができる。図9および図10はその際に表示可否
判定手段および表示項目選択手段としてのPMC用CP
U18が行う処理の概略を示すフローチャートである。
【0042】画面番号#・・・を直接テンキー入力する
と、表示可否判定手段としてのPMC用CPU18は、
まず、図9に示すステップa1の判別処理でこの入力操
作を検出し、その画面番号をレジスタNに一時記憶する
(ステップa2)。そして、PMC用CPU18は、レ
ジスタに記憶した画面番号Nの値に基いて不揮発性メモ
リ24の表示画面記憶ファイルを検索し、画面番号Nに
対応するアドレスの記憶領域DN に0がセットされてい
るか否かを判別する(ステップa3)。記憶領域DN に
1がセットされていれば、入力された画面番号Nに対応
する画面の表示が禁止されていることを意味するので、
PMC用CPU18は、ディスプレイ装置29に画面番
号Nの画面の表示が禁止されている旨のメッセージ、例
えば、“入力した番号の画面は表示できません。”等を
表示し(ステップa5)、再び、新たな画面番号の入力
を待つ待機状態に復帰する。画面番号のテンキー入力に
よる表示画面の選択操作では、画面表示の可否を示す図
8のようなガイダンスメッセージが表示されないので、
表示否として設定されている画面番号が誤って入力され
る可能性もあるが、ステップa3の判別処理を行うこと
により、表示否として設定された画面を無制限に表示し
てしまうといったエラーが未然に防止されるようにして
ある。
【0043】一方、記憶領域DN に0がセットされてい
れば、入力された画面番号Nに対応する画面の表示が許
容されていることを意味するので、PMC用CPU18
は、画面番号Nに対応する画面の表示を実行するため、
ステップa4の表示処理を実行する。
【0044】図10に示すのがステップa4の表示処理
の詳細である。表示処理を開始したPMC用CPU18
は、まず、項目番号を検索する指標Kを0に初期化し
(ステップb1)、指標Kの現在値が、画面番号Nに対
応して決められた表示項目の項目数Kmax に達している
か否かを判別する(ステップb2)。もし、画面番号が
#83であるとするならKmax の値は図4および図5か
ら明らかなように13である。指標Kの現在値が項目数
Kmax に達していなければPMC用CPU18は指標K
の値を1インクリメントし(ステップb3)、画面番号
Nに対応する表示項目記憶ファイルのアドレスKにおけ
る記憶領域EK に0がセットされているか否かを判別す
る(ステップb4)。
【0045】既に述べた通り、画面番号Nに対応する表
示項目記憶ファイルとは、要するに、画面番号Nに対応
する第2初期設定画面を用いた項目可否設定操作でデー
タを設定されたファイルであり、このファイルには画面
番号Nの画面の各表示項目の表示の可否に関する情報が
記憶されている。
【0046】そこで、記憶領域EK に1がセットされて
いれば、画面番号Nに対応する表示画面の第K番目の表
示項目の表示が禁止されていることを意味するので、P
MC用CPU18は、項目表示に関するステップb5の
処理を非実行とし、表示可を示す0が記憶されている記
憶領域EK が検出されるか、もしくは、指標Kの値がK
max に達するまでの間、前記と同様にしてステップb2
〜ステップb4の処理を繰り返し実行する。
【0047】そして、このような処理を繰り返し実行す
る間に0が記憶されている記憶領域EK が検出される
と、PMC用CPU18は、その都度、その時点におけ
る指標Kの現在値に基いて、画面番号Nの表示画面に対
応して記憶された第K番目の表示項目の内容、例えば、
“フロントゲート開時のエジェクタ動作・・・許可する
許可しない”等をROM13から読み込み、ディスプレ
イ装置29の表示画面に表示する(ステップb5)。
【0048】以下、PMC用CPU18は、指標Kの値
がKmax に達するまでの間、前記と同様の処理を繰り返
し実行し、画面番号Nの表示画面に対して表示可として
設定されている全ての項目の内容をディスプレイ装置2
9の表示画面に表示し、画面表示に関する処理を終了す
る。なお、図11に示されるのは、図4および図5に示
されるような設定条件の下で画面番号“#83”が数値
入力された場合の表示例である。
【0049】図10に示されるような表示処理が終了し
た後、PMC用CPU18は、選択されている画面番号
に応じて設定データの表示(データ設定画面を選択した
場合)やモニタデータおよびグラフ表示(モニタ表示画
面を選択した場合)等を行うが、この点に関しては従来
と同様である。例えば、画面番号“#83”が選択され
た場合では、PMC用CPU18は、図10の表示処理
を終了した後、更に、各項目の設定状態、つまり、“許
可する/許可しない”や“簡易/標準”等の設定状態を
その画面番号に対応する各項目毎に不揮発性メモリ24
から読み出し、その設定状況に応じて二者択一の選択事
項のいずれか一方にアンダーラインを描画することで、
その時点における設定状態をオペレータに示すことにな
る。当然、数値を用いてデータ設定を行う設定画面の場
合ではその時点で設定されている数値が表示項目に対応
して表示され、また、モニタ画面が選択された場合で
は、表示可として設定された表示項目に対応するモニタ
データやグラフのみが表示されることになる。
【0050】更に、図2に示されるような初期設定画面
や図4に示されるような第2初期設定画面の表示および
設定内容の変更を行う際にパスワード等の暗証手段を併
用するようにすれば、不用意な設定変更操作をより確実
に防止することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明による射出成形機の表示画面選択
装置は、各種画面毎に予め表示の可否を設定しておき、
表示可として設定された表示画面のみを所定の選択操作
に応じてディスプレイ装置に表示するようにしたので、
普段の対話操作で必要とされる表示画面のみを表示可と
して設定しておくことにより、表示可能な画面の数が多
い場合でも、所望する表示画面を容易に選択してディス
プレイ装置に表示させることができる。また、各画面に
表示される表示項目、例えば、データ設定項目やモニタ
表示項目に対しても予め表示の可否を設定しておくこと
ができるので、一旦初期設定してしまえば設定を変更す
る必要のないような設定項目や第三者に設定を変更して
欲しくないような設定項目の表示を禁止することがで
き、誤操作等によって生じる設定異常を未然に防止する
ことができる。また、同一表示画面に表示されるモニタ
表示項目の種類や個数等を必要に応じて制限することも
できるので、繁雑な表示を回避して見易いモニタ表示を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示画面選択装置を設けた一実施
例の電動式射出成形機の要部を示すブロック図である。
【図2】同実施例のディスプレイ装置の表示例(画面表
示の可否を初期設定する画面)を示す概念図である。
【図3】同実施例における記憶手段(画面表示の可否を
記憶する表示画面記憶ファイル)を示す概念図である。
【図4】同実施例のディスプレイ装置の表示例(項目表
示の可否を初期設定する画面)を示す概念図である。
【図5】同実施例における記憶手段(項目表示の可否を
記憶する表示項目記憶ファイル)を示す概念図である。
【図6】同実施例のディスプレイ装置におけるファンク
ションキーの機能割り付けの一例(大グループを選択す
る場合)を示す図である。
【図7】同実施例のディスプレイ装置におけるファンク
ションキーの機能割り付けの一例(大グループを選択す
る場合)を示す図である。
【図8】同実施例のディスプレイ装置におけるファンク
ションキーの機能割り付けの一例(画面名称を選択する
場合)を示す図である。
【図9】表示可否判定手段としてのPMC用CPUが行
う処理の概略を示すフローチャートである。
【図10】表示項目選択手段としてのPMC用CPUが
行う処理の概略を示すフローチャートである。
【図11】同実施例のディスプレイ装置の表示例(デー
タ設定画面の一例)を示す概念図である。
【符号の説明】
13 ROM 18 PMC用CPU 22 バス 24 不揮発性メモリ 26 CRT表示回路 29 ディスプレイ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 信人 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 前川 進 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置の画面に表示する表示
    画面を所定の選択操作によりディスプレイ装置に選択的
    に表示させて対話操作を行うようにした射出成形機にお
    いて、前記各種画面毎に表示の可否を設定する設定手段
    と、各種画面毎に設定された表示の可否を記憶する記憶
    手段と、前記所定の選択操作により選択された画面に対
    応して前記記憶手段を検索し、可と記憶されていれば該
    選択された画面を前記ディスプレイ装置に表示する一
    方、否と記憶されていればその表示をキャンセルする表
    示可否判定手段とを備えたことを特徴とする射出成形機
    の表示画面選択装置。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ装置の画面に表示する表示
    画面をファンクションキーによる選択操作でディスプレ
    イ装置に選択的に表示させて対話操作を行うようにした
    射出成形機において、前記各種画面毎に表示の可否を設
    定する設定手段と、該設定手段により否と設定された画
    面に対応するファンクションキーによる選択機能を停止
    させる選択操作禁止手段とを備えたことを特徴とする射
    出成形機の表示画面選択装置。
  3. 【請求項3】 所定の表示項目をディスプレイ装置の画
    面に表示させて対話操作を行うようにした射出成形機に
    おいて、ディスプレイ装置の画面に表示する表示項目毎
    に表示の可否を設定する可否設定手段と、各種項目毎に
    設定された表示の可否を記憶する可否記憶手段と、該可
    否記憶手段を検索し、可と記憶されている表示項目のみ
    を前記ディスプレイ装置に表示する表示項目選択手段と
    を備えたことを特徴とする射出成形機の表示画面選択装
    置。
  4. 【請求項4】 ディスプレイ装置の画面に表示する表示
    画面を所定の選択操作によりディスプレイ装置に選択的
    に表示させて対話操作を行うようにした射出成形機にお
    いて、前記各種画面毎に表示項目の表示の可否を設定す
    る可否設定手段と、各種画面毎に設定された表示項目の
    表示の可否を記憶する可否記憶手段と、前記所定の選択
    操作により選択された画面に対応して前記可否記憶手段
    を検索し、可と記憶されている表示項目のみを前記ディ
    スプレイ装置に表示する表示項目選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする射出成形機の表示画面選択装置。
  5. 【請求項5】 ディスプレイ装置の画面に表示する表示
    項目毎に表示の可否を設定する可否設定手段と、各種表
    示項目毎に設定された表示の可否を記憶する可否記憶手
    段と、前記所定の選択操作により選択された画面に対応
    して該画面の表示項目に対応する可否記憶手段を検索
    し、可と記憶されている表示項目のみを前記ディスプレ
    イ装置に表示する表示項目選択手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の射出成形機の表
    示画面選択装置。
JP17315394A 1994-07-04 1994-07-04 射出成形機の表示画面選択装置 Pending JPH0811180A (ja)

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JP (1) JPH0811180A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152775A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
JP2008157828A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Yokogawa Electric Corp 半導体試験装置、データ収集方法及びプログラム
JP2008230193A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
US7614557B2 (en) 2003-05-22 2009-11-10 Oki Data Corporation Image printing system, image input apparatus, and printing apparatus
JP2014213455A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 ファナック株式会社 射出成形機の表示装置

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Effective date: 20040309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02