JP2918210B2 - 射出成形機の成形情報表示装置 - Google Patents

射出成形機の成形情報表示装置

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の成形情報
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の射出成形金型の成形条件、例え
ば、射出開始後の経過時間と射出圧力との関係やスクリ
ュー位置と射出速度との関係等で設定した成形条件を金
型名称や成形の特徴等のインデックスコードに対応させ
て射出成形機の制御装置や外部記憶装置等に記憶させて
おき、金型の交換作業等に際し、新たに装着した金型の
金型名称や成形の特徴等を指定して該金型に対応する成
形条件を呼び出すことにより、射出成形機の制御装置に
新たな金型の成形条件を設定するようにした射出成形機
(いわゆる金型ファイル機能)は公知である。また、ソ
フトキー等による表示メニューの選択操作により現段階
で制御装置に設定されている成形条件を数値やグラフ等
により射出成形機のディスプレイ画面に表示するように
した射出成形機(射出条件設定時における表示機能)も
公知である。更に、現在設定されている成形条件を用い
た実際の射出成形作業で検出された成形データ、例え
ば、射出開始後の経過時間と射出圧力との関係やスクリ
ュー位置と射出速度との関係等を射出成形作業の実行中
にモニタ表示するようにした射出成形機(いわゆる高速
モニタ機能)も既に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の表示機
能を利用した場合、成形条件の内容確認が現時点で射出
成形機に設定されている成形条件に限られるため、トラ
イ&エラーによる条件出しで成形条件の設定を様々に変
更して射出成形作業を行っているような場合では、先に
用いた過去の成形条件がヒケ,バリ等の成形の特徴と共
に金型ファイルに記憶されている場合であっても、これ
を呼び出して条件設定のための参照データとして表示す
ることはできない。どうしても過去の成形条件を呼び出
して参照したければ、金型ファイル機能を用いて金型名
称や成形の特徴等のインデックスコードにより成形条件
を指定して過去の成形条件を一旦実行対象として射出成
形機に設定する以外にない。しかし、条件出しのために
成形条件を変更する場合には射出成形機に設定された成
形条件自体に修正操作を加えなければならないので、一
旦呼び出した過去の成形条件をそのまま表示対象として
保持することはできず、実質上、従来の金型ファイル機
能や表示機能によって過去の成形条件を参照しながら条
件出しのための射出成形作業を行うことは困難である。
【0004】一方、射出開始後の経過時間と射出圧力と
の関係やスクリュー位置と射出速度との関係等を射出成
形作業の実行中にサンプリングして成形サイクル毎また
は幾つかの成形サイクルに跨がってグラフ表示する高速
モニタ機能が知られている。この高速モニタ機能によれ
ば、成形条件の設定変更に応じて変化する射出開始後の
経過時間と射出圧力との関係やスクリュー位置と射出速
度との関係等の成形データを適確に把握することはでき
る。しかし、成形条件を設定変更する毎に実行対象とし
ての成形条件を記憶する設定メモリ部から過去の成形条
件が失われるため成形条件と成形データとの相関関係を
把握するのが非常に困難である。例え、成形条件を設定
変更する毎に金型ファイル機能で過去の成形条件を順次
保存してゆくとしてもこれに対応する成形データを保存
することはできないので、やはり、過去の成形条件や成
形データを参照しながら条件出しのための射出成形作業
を行うことは困難である。
【0005】また、前述の従来技術によれば、既に条件
出しを完了している射出成形金型の成形条件を参照して
これと似た試作金型の条件出しを行うような場合にも前
記と同様の問題が生じるので、既に金型ファイルに保存
された射出成形金型の成形条件を参照しながら試作金型
の条件出し作業を行うことは不可能である。しかも、金
型ファイルには射出開始後の経過時間と射出圧力との関
係やスクリュー位置と射出速度との関係等の成形データ
を保存するための機能が備わっていないので、条件出し
を完了している射出成形金型に関する成形データを参照
することは数値表示であれグラフ表示であれ全く不可能
である。
【0006】そこで、本発明の目的は、これら従来技術
の欠点を解消し、トライ&エラーによる全く新規の条件
出し作業に際しても、従来金型の経験を生かした新たな
条件出し作業に際しても、過去に用いた成形条件やこれ
に対応する各種の成形データの参照および比較を可能と
し、最適の成形条件を容易に設定することのできる射出
成形機の成形情報表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による射出成形機
の成形情報表示装置は、1つの金型に対して成形条件を
変えて夫々射出成形作業を行った時に検出された各成形
データと各成形データに対応する成形条件及び成形結果
の成形状態を表すインデックスコードを夫々対応させて
記憶するファイル手段と、インデックスコードの指定お
よび成形条件または成形データの選択種別の指定により
前記ファイル手段からインデックスコードに対応する成
形条件もしくは成形データのいずれか一方を選択する選
択手段と、該選択手段で選択された成形条件もしくは成
形データをグラフ化して射出成形機のディスプレイ画面
に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする構成に
より、前記目的を達成した。また、一旦指定された表示
基準を記憶し、該記憶した表示基準と同一の表示基準で
成形条件または成形データの選択種別が指定されると予
め指定されたインデックスコードの成形条件または成形
データを前記記憶した表示基準でグラフ化して射出成形
機のディスプレイ画面に重ね書き表示する重ね書き表示
手段を設けることにより、同一基準で検出された複数種
の成形データや成形条件を同時にグラフ表示できるよう
にした。更に、ディスプレイ画面の表示領域を重複しな
い複数のグラフ表示領域に分割し、新たなインデックス
コードの指定によりグラフを表示すべきグラフ表示領域
を循環的に更新する表示位置設定手段を設けることによ
り、インデックスコードに対応する各々の成形条件や成
形データを同時に、かつ、インデックスコード毎に識別
容易にグラフ表示して参照および比較できるようにし
た。
【0008】
【作用】インデックスコードの指定および成形条件また
は成形データの選択種別の指定に応じ、インデックスコ
ードに対応する成形条件もしくは成形データが選択手段
によりファイル手段から選択され、該選択された成形条
件もしくは成形データが表示手段によりグラフ化されて
射出成形機のディスプレイ画面に表示される。成形条件
または成形データの選択種別が一旦指定された段階で重
ね書き表示手段がこれを記憶し、同一の表示基準で成形
条件または成形データの選択種別が再指定されると、現
時点で指定されているインデックスコードの成形条件ま
たは成形データが重ね書き表示手段に記憶された表示基
準でグラフ化されて射出成形機のディスプレイ画面に重
ね書き表示される。また、新たなインデックスコードが
指定されると表示位置設定手段がグラフを表示すべきグ
ラフ表示領域を自動的に更新設定し、インデックスコー
ドの異なる複数の成形条件や成形データを同時に、か
つ、インデックスコード毎に識別容易にグラフ表示す
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は一実施例の射出成形機の要部を示すブロッ
ク図で、符号1は射出成形機の射出シリンダ、符号2は
スクリューである。スクリュー2は、プッシャープレー
ト7のボールナット部に螺合したリードネジ4やリード
ネジ4と一体のプーリ5に巻回された動力伝達ベルト6
等を介して射出用サーボモータMにより射出軸方向に駆
動され、スクリュー2の基部とプッシャープレート7と
の間に介装された圧力検出器3によりスクリュー2の軸
方向に作用する樹脂圧力が検出されるようになってい
る。また、射出用サーボモータMには、スクリュー2の
現在位置を検出するパルスコーダPCが装着されてい
る。
【0010】成形情報表示装置を兼ねる射出成形機の制
御装置10は、数値制御用のマイクロプロセッサである
CNC用CPU18,プログラマブルマシンコントロー
ラ用のマイクロプロセッサであるPMC用CPU17,
サーボ制御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU
19および射出圧力等のサンプリング処理を行うための
圧力モニタ用CPU16を有し、バス21を介して相互
の入出力を選択することにより各マイクロプロセッサ間
での情報伝達が行えるようになっている。PMC用CP
U17には射出成形機のシーケンス動作を制御するシー
ケンスプログラム等を記憶したROMおよび演算データ
の一時記憶等に用いられるRAMからなるメモリ12が
接続されている。一方、CNC用CPU18には射出成
形機を全体的に制御するプログラム等を記憶したROM
および演算データの一時記憶等に用いられるRAMから
なるメモリ13が接続されている。また、サーボCPU
19および圧力モニタ用CPU16の各々には、サーボ
制御専用の制御プログラムを格納したROMやデータの
一時記憶に用いられるRAMからなるメモリ20、およ
び、成形データのサンプリング処理等に関する制御プロ
グラムを格納したROMやデータの一時記憶に用いられ
るRAMからなるメモリ15が接続されている。更に、
サーボCPU19には、該CPU19からの指令に基い
て型締め用,スクリュー回転用,エジェクタ用(図示せ
ず)および射出用等の各軸のサーボモータを駆動するサ
ーボアンプ14が接続され、射出用サーボモータMに配
備したパルスコーダPCからの出力はサーボCPU19
に帰還されて、サーボCPU19によりパルスコーダP
Cからのフィードバックパルスに基いて算出されたスク
リュー2の現在位置がメモリ20の現在位置記憶レジス
タに記憶される。
【0011】不揮発性メモリ25は射出成形作業の対象
となる射出成形金型に対応する1組の成形条件と各種設
定値,パラメータ,マクロ変数等を記憶する設定メモリ
であり、また、不揮発性メモリ24には、条件出しの段
階で設定された幾つかの成形条件やその各々に対応する
成形データを成形条件のインデックスコードに対応させ
て記憶する第1のファイル手段(以下、金型ファイルA
という)と、条件出しの完了した射出成形金型のインデ
ックスコードと各金型の成形条件および成形データとを
対応させて記憶する第2のファイル手段(以下、金型フ
ァイルBという)とが設けられている。
【0012】圧力モニタ用CPU16は射出工程毎にサ
ンプリング処理を繰り返し実行し、所定のサンプリング
周期毎にA/D変換器11および圧力検出器3を介して
スクリュー2に作用する射出圧力を検出すると共に、メ
モリ20の現在位置記憶レジスタからスクリュー2の現
在位置を読み込んで、射出圧力の現在値およびスクリュ
ー2の現在位置をサンプリング周期に対応させて1射出
工程分だけ圧力モニタ用RAM23に更新記憶するよう
になっている。なお、圧力モニタ用RAM23は射出圧
力の現在値およびスクリュー2の現在位置をサンプリン
グ周期に同期して時系列で書き込むための現在値記憶フ
ァイルと最新の1射出工程で検出されたサンプリングデ
ータを保存するためのサンプリングデータ保存ファイル
を有する。射出工程の完了毎にサンプリングデータ保存
ファイルをクリアして現在値記憶ファイルのデータをサ
ンプリングデータ保存ファイルに格納すると共に、更
に、現在値記憶ファイルをクリアして次の射出工程のサ
ンプリング処理に備えるようにしている。サンプリング
データとして使用されるのはサンプリングデータ保存フ
ァイルに保存されたデータ、即ち、実質的に1射出工程
前のサンプリングデータである。
【0013】波形表示用RAM26は、不揮発性メモリ
24における第1のファイル手段および第2のファイル
手段に保存された成形条件や成形データをPMC用CP
U17が分析して得たグラフ表示データを一時記憶する
ためのRAMである。また、入出力インターフェイス2
2は射出成形機の各部に配備したリミットスイッチや操
作盤からの信号を受信したり射出成形機の周辺機器等に
各種の指令を伝達したりするための入出力インターフェ
イスである。
【0014】そして、CNC用CPU18がメモリ13
の制御プログラムに基づいて各軸のサーボモータに対し
てパルス分配を行い、サーボCPU19は各軸に対して
パルス分配された移動指令とパルスコーダPC等の検出
器で検出された位置のフィードバック信号および速度の
フィードバック信号に基づいて、従来と同様に位置ルー
プ制御,速度ループ制御さらには電流ループ制御等のサ
ーボ制御を行い、いわゆるディジタルサーボ処理を実行
する。また、射出工程を圧力フィードバック制御モード
にしたときには不揮発性メモリ25の設定メモリ部に成
形条件として記憶された圧力波形に基いてCNC用CP
U18が各処理周期毎に圧力指令を出力し、サーボCP
U19の側では圧力検出器3で検出される射出圧力が指
令樹脂圧力に一致するように圧力フィードバック制御を
行う。
【0015】ディスプレイ画面および選択手段の一部を
構成するCRT表示装置付手動データ入力装置(以下、
CRT/MDIという)28はインターフェイスを兼ね
るCRT表示回路27を介してバス21に接続されてお
り、データ設定画面や機能メニューの選択および設定デ
ータの入力操作やグラフ表示等に用いられる。
【0016】以上のような構成において、メモリ13に
記憶された制御プログラムや不揮発性メモリ25の設定
メモリ部に記憶された各種成形条件、および、メモリ1
2に格納されたシーケンスプログラム等により、PMC
用CPU17がシーケンス制御を行いながら、CNC用
CPU18が射出成形機各軸のサーボモータにパルス分
配し、サーボCPU19がディジタルサーボ制御を行っ
て射出成形機を駆動制御するようになっている。
【0017】過去に類似形状の金型を扱った経験がな
く、試作金型の設計情報等に基いてトライ&エラーによ
る条件出し操作で試作金型の成形条件を決定してゆく場
合には、まず、CRT/MDI28の機能メニューキー
(図示せず)を操作して成形条件の設定画面を呼び出
し、背圧やスクリュー回転速度等の計量条件および射出
速度や射出圧力等の射出保圧条件等の成形条件を設定す
る。または、特開昭62−218118号や特開平3−
58821号等に示されるような基準圧力波形の設定方
式により、CRT/MDI28を介して不揮発性メモリ
25の設定メモリ部に成形条件を設定する。そして射出
成形機を駆動し、成形サイクルを実行させる。既に説明
したように、成形サイクルの射出工程では圧力モニタ用
CPU16によるサンプリング処理が実行され、圧力モ
ニタ用RAM23のサンプリングデータ保存ファイルに
は1射出保圧工程の完了毎に当該成形サイクルにおける
射出開始後の経過時間と射出圧力およびスクリュー位置
との関係が更新記憶される。不揮発性メモリ25の設定
メモリ部に一旦設定した成形条件で連続運転を行っても
正常な成形品が得られない場合には、再びCRT/MD
I28を操作して設定メモリ部の成形条件に修正を加え
ることとなるが、この時点で設定されている成形条件が
条件出しの参考になるとオペレータが判断した場合に
は、この時の成形条件等を記憶させる。即ち、成形条件
の修正操作を行う前に一旦CRT/MDI28の機能メ
ニューキーを操作して金型ファイルの登録画面を呼び出
し、登録先のファイルとして金型ファイルAを指定し、
更に、必要があれば任意のインデックスコード、例え
ば、成形の特徴を示す“ヒケ”,“バリ”等の文字列を
設定してCRT/MDI28のファンクションキー“登
録”を操作し、現時点で設定メモリ部に設定されている
成形条件とサンプリングデータ保存ファイルに記憶され
ている成形データおよび制御装置内部の日付装置(図示
せず)の現在日付をインデックスコードに対応させて不
揮発性メモリ24の金型ファイルAに保存する。金型フ
ァイルAは図10に示されるようなシーケンシャルファ
イルであり、ファンクションキー“登録”の操作に対応
して記憶領域のアドレスを順次更新するものであるか
ら、成形の特徴を示す“ヒケ”,“バリ”等の文字列を
インデックスコードとして入力する必要は必ずしもな
く、この入力操作を省略した場合には記憶領域のアドレ
ス(以下、シーケンス番号という)自体がインデックス
コードとなる。また、画面の切り替えや登録操作のため
の処理はPMC用CPU17の機能の一部を利用した時
分割処理であり、これらの処理が射出成形機の連続運転
を妨げることはない。
【0018】登録処理を終了したオペレータは再びCR
T/MDI28の機能メニューキーを操作して成形条件
の設定画面を表示させた後、CRT/MDI28を操作
して設定メモリ部の成形条件に修正を加えることによ
り、成形品を確認しながら条件出しを行い、また、条件
出しの参考となる成形条件があれば必要に応じて前記と
同様の登録操作を行う。
【0019】しかし、勘に頼って成形条件の修正を続け
たからといって適切な成形品が得られる方向に成形条件
が収束するとは限らず、例えば、充填不良を解消するた
めに射出圧力を増大させた結果バリが発生し、更に、バ
リの発生を押さえるために射出速度を落としたがために
再び充填不良が発生したりといった現象が生じることが
ある。このような状況に陥ると未熟なオペレータは成形
条件にどのような修正を加えるべきか判断できなくな
り、同じ誤りを繰り返すジレンマに陥ることがあるが、
その原因の多くは、オペレータ自身が、これまでに試し
た成形条件の内容とそれに対応する射出成形動作との関
係を適確に把握していないことにある。
【0020】このような問題に対処するため、本実施例
における成形情報表示装置、即ち、射出成形機の制御装
置10には、条件出しの段階で使用した成形条件や各成
形条件に基いて実行された射出成形作業で検出された成
形データをグラフ表示するための機能が設けられてお
り、オペレータは必要に応じてこの機能を利用し、これ
までに試した成形条件の内容とそれに対応する射出成形
動作との関係を表示させることができる。
【0021】図2〜図5はメモリ12に格納された「成
形情報表示処理」のためのシステムプログラムの概略を
示すフローチャートであり、この処理は、CRT/MD
I28の機能メニューキーを操作して金型ファイルの表
示画面を呼び出した後、金型ファイルAを指定すること
によって起動される。「成形情報表示処理」はPMC用
CPU17の機能の一部を利用した時分割処理であり、
これらの処理が射出成形機の連続運転を妨げることはな
い。
【0022】「成形情報表示処理」を開始したPMC用
CPU17は、まず、CRT/MDI28のディスプレ
イ画面を一旦クリアしてファンクションキーの機能割り
付けを再設定し、表示対象選択フラグF1に0をセット
した後(ステップS1)、不揮発性メモリ25の金型フ
ァイルAに現時点で保存されている“ヒケ”,“バリ”
等のインデックスコードおよび日付を金型ファイルAの
シーケンス番号に対応させてCRT/MDI28のディ
スプレイ画面に一覧表示する(ステップS2,図6参
照)。次いで、PMC用CPU17は、機能メニューキ
ーの操作により成形条件の設定画面等の別機能が選択さ
れているか否か(ステップS3)、成形情報の表示対象
を特定するインデックスコードとしてのシーケンス番号
がCRT/MDI28のテンキー操作によって入力され
ているか否か(ステップS4)、および、CRT/MD
I28のファンクションキーにより表示項目が選択され
ているか否かを順次判別するが(ステップS9)、いず
れの操作も行われていなければ、以下、PMC用CPU
17は、ステップS3,ステップS4,ステップS9の
判別処理のみを繰り返し実行して、成形情報の表示対象
を特定するための操作もしくは別画面の選択操作を待機
することとなる(なお、成形情報の表示対象を特定する
以前に表示項目を選択することは禁止されており、この
ような誤操作はステップS11の判別処理により自動的
にリジェクトされる)。
【0023】そこで、オペレータはこの間にCRT/M
DI28の一覧表示を参照し、予め自らが設定した“ヒ
ケ”,“バリ”等のインデックスコードに基いて、成形
情報を表示させようとするインデックスコードに対応す
るシーケンス番号、即ち、過去に行った成形作業のうち
オペレータが成形情報の確認を所望する成形作業を特定
するためのシーケンス番号を検索し、該シーケンス番号
の値をテンキーにより入力する。
【0024】すると、ステップS3,ステップS4,ス
テップS9の判別処理を繰り返し実行しているPMC用
CPU17はステップS4の判別処理でシーケンス番号
の入力を検出し、該シーケンス番号の値をシーケンス番
号記憶レジスタR1に記憶すると共に(ステップS
5)、表示対象選択フラグF1に1をセットして選択属
性記憶フラグF2に0をセットし(ステップS6)、C
RT/MDI28のディスプレイ画面のグラフ表示領域
および波形表示用RAM26の内容をクリアして(ステ
ップS7)、該グラフ表示領域に、レジスタR1の値に
対応するシーケンス番号を成形条件番号として表示する
と共にシーケンス番号R1に対応して金型ファイルAに
記憶された“ヒケ”,“バリ”等のインデックスコード
および日付を表示する(ステップS8,図6参照)。成
形情報の表示対象が選択されてフラグF1に1がセット
される結果ファンクションキーによる表示項目の選択操
作が許容され、また、新たな表示対象の選択操作に応じ
て選択属性記憶フラグF2に0がセットされる結果、表
示項目の任意選択操作が可能となる。
【0025】次いで、PMC用CPU17はステップS
9の判別処理に移行してCRT/MDI28のファンク
ションキーにより表示項目が選択されているか否かを判
別するが、ファンクションキーの操作が検出されなけれ
ば再びステップS3の判別処理へと移行し、以下、前記
と同様にしてステップS3,ステップS4,ステップS
9の判別処理を繰り返し実行することとなる。なお、成
形情報を表示させようとする表示対象の選択操作を誤っ
たような場合には、シーケンス番号の再入力操作を行っ
て再びステップS5〜ステップS8の処理を実行させる
ことにより、表示対象を再選択することが可能である。
【0026】シーケンス番号の入力操作によって表示対
象を選択したオペレータがCRT/MDI28のファン
クションキーにより表示項目を選択するとPMC用CP
U17はステップS9の判別処理でこの操作を検出し、
ファンクションキーの割り付けに応じて表示項目記憶レ
ジスタR2に表示項目を記憶する(ステップS10)。
選択可能な表示項目には、射出開始後の経過時間を基準
として射出圧力を設定した成形条件を表示させるための
「時間−圧力設定値」(ファンクションキーf1),設
定された成形条件で成形作業を行ったときの成形データ
を時間を基準とする射出圧力の変化によって表示させる
ための「時間−圧力実測値」(ファンクションキーf
2),設定された成形条件で成形作業を行ったときの成
形データを時間を基準とする射出速度の変化によって表
示させるための「時間−速度実測値」(ファンクション
キーf3),設定された成形条件で成形作業を行ったと
きの成形データを時間を基準とするスクリュー位置の変
化によって表示させるための「時間−位置実測値」(フ
ァンクションキーf4),設定された成形条件で成形作
業を行ったときの成形データをスクリュー位置を基準と
する射出圧力の変化によって表示させるための「位置−
圧力実測値」(ファンクションキーf5),スクリュー
位置を基準として射出速度を設定した成形条件を表示さ
せるための「位置−速度設定値」(ファンクションキー
f6),設定された成形条件で成形作業を行ったときの
成形データをスクリュー位置を基準とする射出速度の変
化によって表示させるための「位置−速度実測値」(フ
ァンクションキーf7)がある。
【0027】表示項目記憶レジスタR2に表示項目を記
憶したPMC用CPU17は表示対象選択フラグF1に
1がセットされているか否か、即ち、表示対象の選択が
完了しているか否かを判別するが(ステップS11)、
表示対象の選択が完了していれば、更に、表示項目記憶
レジスタR2に記憶された表示項目が時間基準で表示す
べきものであるのか位置基準で表示すべきものであるの
かを判別する(ステップS12)。なお、「時間−圧力
設定値」,「時間−圧力実測値」,「時間−速度実測
値」,「時間−位置実測値」の各々が時間基準であり、
その他のものが位置基準である。表示項目記憶レジスタ
R2に記憶された表示項目が時間基準で表示すべきもの
であれば、PMC用CPU17は次いで選択属性記憶フ
ラグF2に2がセットされているか否か、即ち、表示項
目が位置基準のものに限定されているか否かを判別する
(ステップS13)。
【0028】選択属性記憶フラグF2に2がセットされ
ている場合は今回の表示項目の選択操作が表示対象の選
択操作の実行後第2回目以降のものであって、かつ、第
1回目の表示項目の選択操作により表示項目が既に位置
基準のものに限定されていることを意味するので、時間
基準の表示項目を表示することはできない。この場合、
PMC用CPU17はステップS3の判別処理へと移行
し、以下、前記と同様にしてステップS3,ステップS
4,ステップS9の判別処理を繰り返し実行し、時間を
基準とする他の表示項目が改めて選択されるか(ステッ
プS9)、もしくは、別の表示対象が選択されるのを待
機することとなる(ステップS4)。
【0029】一方、選択属性記憶フラグF2に0がセッ
トされている場合は今回の表示項目の選択操作が表示対
象の選択操作の実行後第1回目のものであって表示項目
の任意選択が可能な状態にあることを意味し、また、選
択属性記憶フラグF2に1がセットされている場合は今
回の表示項目の選択操作が表示対象の選択操作の実行後
第2回目以降のものであって、かつ、第1回目の表示項
目の選択操作により表示項目が既に時間基準のものに限
定されていることを意味する。従って、いずれの場合も
時間基準の表示項目を表示することが可能であり、これ
らの場合、PMC用CPU17は選択属性記憶フラグF
2に1をセットして選択可能な表示項目を時間基準のも
のに限定し(ステップS14)、時間基準の表示項目を
表示するための処理へと移行する(ステップS15)。
【0030】時間基準の表示項目を表示するための処理
へと移行したPMC用CPU17は、表示項目記憶レジ
スタR2に記憶された表示項目が「時間−圧力設定値」
であるのか(ステップu1)、「時間−圧力実測値」で
あるのか(ステップu2)、「時間−速度実測値」であ
るのか、もしくは、「時間−位置実測値」であるのかを
判別し(ステップu3)、表示項目に応じたグラフ作成
処理を行う。即ち、表示項目記憶レジスタR2に記憶さ
れた表示項目が「時間−圧力設定値」であれば、PMC
用CPU17はシーケンス番号記憶レジスタR1に記憶
されたシーケンス番号に対応する金型ファイルAの記憶
領域から射出開始後の経過時間を基準として射出圧力を
設定した成形条件を読み込み、射出開始後の経過時間を
横軸として設定射出圧力を縦軸にプロットした設定圧力
波形の画像を波形表示用RAM26に追加記憶させ(ス
テップu6)、この画像をCRT表示回路27を介して
CRT/MDI28のグラフ表示領域に表示出力する
(ステップu5)。また、表示項目記憶レジスタR2に
記憶された表示項目が「時間−圧力実測値」であれば、
PMC用CPU17はシーケンス番号記憶レジスタR1
に記憶されたシーケンス番号に対応する金型ファイルA
の記憶領域から射出開始後の経過時間を基準としてサン
プリングされた射出圧力の成形データを読み込み、射出
開始後の経過時間を横軸として射出圧力を縦軸にプロッ
トした検出圧力波形の画像を波形表示用RAM26に追
加記憶させ(ステップu7)、この画像をCRT表示回
路27を介してCRT/MDI28のグラフ表示領域に
表示出力する(ステップu5)。また、表示項目記憶レ
ジスタR2に記憶された表示項目が「時間−速度実測
値」であれば、PMC用CPU17はシーケンス番号記
憶レジスタR1に記憶されたシーケンス番号に対応する
金型ファイルAの記憶領域から射出開始後の経過時間を
基準としてサンプリングされたスクリュー位置の成形デ
ータを読み込み(ステップu8)、各サンプリング周期
間のスクリュー位置の変化量を求めてサンプリング周期
で除すことにより各サンプリング周期に対応する射出速
度の値を算出し、射出開始後の経過時間を横軸として射
出速度を縦軸にプロットした検出速度波形の画像を波形
表示用RAM26に追加記憶させ(ステップu9)、こ
の画像をCRT表示回路27を介してCRT/MDI2
8のグラフ表示領域に表示出力する(ステップu5)。
また、表示項目記憶レジスタR2に記憶された表示項目
が「時間−位置実測値」であれば、PMC用CPU17
はシーケンス番号記憶レジスタR1に記憶されたシーケ
ンス番号に対応する金型ファイルAの記憶領域から射出
開始後の経過時間を基準としてサンプリングされたスク
リュー位置の成形データを読み込み、射出開始後の経過
時間を横軸としてスクリュー位置を縦軸にプロットした
検出位置波形の画像を波形表示用RAM26に追加記憶
させ(ステップu4)、この画像をCRT表示回路27
を介してCRT/MDI28のグラフ表示領域に表示出
力する(ステップu5)。なお、「時間−圧力設定値」
を表示項目として選択した場合の設定圧力波形の表示例
を図6に示す。
【0031】また、表示項目記憶レジスタR2に記憶さ
れた表示項目が位置基準で表示すべきものであってステ
ップS12の判別結果が偽となった場合、即ち、オペレ
ータが位置基準の表示項目を選択した場合には、PMC
用CPU17は選択属性記憶フラグF2に1がセットさ
れているか否か、即ち、表示項目が時間基準のものに限
定されているか否かを判別することとなる(ステップS
16)。
【0032】選択属性記憶フラグF2に1がセットされ
ている場合は今回の表示項目の選択操作が表示対象の選
択操作の実行後第2回目以降のものであって、かつ、第
1回目の表示項目の選択操作により表示項目が既に時間
基準のものに限定されていることを意味するので、位置
基準の表示項目を表示することはできない。この場合、
PMC用CPU17はステップS3の判別処理へと移行
し、以下、ステップS3,ステップS4,ステップS9
の判別処理を繰り返し実行し、位置を基準とする他の表
示項目が改めて選択されるか(ステップS9)、もしく
は、別の表示対象が選択されるのを待機することとなる
(ステップS4)。
【0033】一方、選択属性記憶フラグF2に0がセッ
トされている場合は今回の表示項目の選択操作が表示対
象の選択操作の実行後第1回目のものであって表示項目
の任意選択が可能な状態にあることを意味し、また、選
択属性記憶フラグF2に2がセットされている場合は今
回の表示項目の選択操作が表示対象の選択操作の実行後
第2回目以降のものであって、かつ、第1回目の表示項
目の選択操作により表示項目が既に位置基準のものに限
定されていることを意味する。従って、フラグF2が0
の場合および2の場合のいずれの場合も位置基準の表示
項目を表示することが可能であり、これらの場合、PM
C用CPU17は選択属性記憶フラグF2に2をセット
して選択可能な表示項目を位置基準のものに限定し(ス
テップS17)、位置基準の表示項目を表示するための
処理へと移行する(ステップS18)。
【0034】位置基準の表示項目を表示するための処理
へと移行したPMC用CPU17は、表示項目記憶レジ
スタR2に記憶された表示項目が「位置−圧力実測値」
であるのか(ステップv1)、「位置−速度設定値」で
あるのか、もしくは、「位置−速度実測値」であるのか
を判別し(ステップv2)、表示項目に応じたグラフ作
成処理を行う。即ち、表示項目記憶レジスタR2に記憶
された表示項目が「位置−圧力実測値」であれば、PM
C用CPU17はシーケンス番号記憶レジスタR1に記
憶されたシーケンス番号に対応する金型ファイルAの記
憶領域から射出開始後の経過時間を基準としてサンプリ
ングされたスクリュー位置の成形データと射出開始後の
経過時間を基準としてサンプリングされた射出圧力の成
形データとを読み込み、スクリュー位置を横軸として射
出圧力を縦軸にプロットした検出圧力波形の画像を波形
表示用RAM26に追加記憶させ(ステップv6)、こ
の画像をCRT表示回路27を介してCRT/MDI2
8のグラフ表示領域に表示出力する(ステップv5)。
また、表示項目記憶レジスタR2に記憶された表示項目
が「位置−速度設定値」であれば、PMC用CPU17
はシーケンス番号記憶レジスタR1に記憶されたシーケ
ンス番号に対応する金型ファイルAの記憶領域からスク
リュー位置を基準として射出速度を設定した成形条件を
読み込み、スクリュー位置を横軸として設定射出速度を
縦軸にプロットした設定速度波形の画像を波形表示用R
AM26に追加記憶させ(ステップv7)、この画像を
CRT表示回路27を介してCRT/MDI28のグラ
フ表示領域に表示出力する(ステップv5)。また、表
示項目記憶レジスタR2に記憶された表示項目が「位置
−速度実測値」であれば、PMC用CPU17はシーケ
ンス番号記憶レジスタR1に記憶されたシーケンス番号
に対応する金型ファイルAの記憶領域から射出開始後の
経過時間を基準としてサンプリングされたスクリュー位
置の成形データを読み込み(ステップv3)、各サンプ
リング周期間のスクリュー位置の変化量を求めてサンプ
リング周期で除すことにより各サンプリング周期のスク
リュー位置に対応する射出速度の値を算出し、スクリュ
ー位置を横軸として射出速度を縦軸にプロットした検出
速度波形の画像を波形表示用RAM26に追加記憶させ
(ステップv4)、この画像をCRT表示回路27を介
してCRT/MDI28のグラフ表示領域に表示出力す
る(ステップv5)。
【0035】表示対象および表示項目の選択操作に応じ
てステップS15(ステップu1〜ステップu9)もし
くはステップS18(ステップv1〜ステップv7)の
処理でグラフ表示を実行したPMC用CPU17は再び
ステップS3の判別処理へと移行し、以下、ステップS
3,ステップS4,ステップS9の判別処理を繰り返し
実行して、別機能が選択されるか(ステップS3)、同
一表示対象に対して同一表示基準の他の表示項目が追加
選択されるか(ステップS9)、もしくは、別の表示対
象が新たに選択されるのを待機することとなる(ステッ
プS4)。
【0036】この間にオペレータがファンクションキー
を操作して同一表示基準の他の表示項目を追加選択する
と、PMC用CPU17はステップS9の判別処理でこ
の操作を検出し、以下、ステップS10〜ステップS1
5、もしくは、ステップS10〜ステップS12および
ステップS16〜ステップS18の処理を前記と同様に
実行して、同一表示基準の他の表示項目をCRT/MD
I28のグラフ表示領域に重ね書き表示する。つまり、
オペレータが表示対象の再選択操作を行わずにファンク
ションキーを操作した場合にはステップS5〜ステップ
S8の処理が非実行となるため、シーケンス番号記憶レ
ジスタR1はこの時点で選択されている表示対象のシー
ケンス番号をそのまま保持し、また、波形表示用RAM
26やグラフ表示領域の消去操作も行われないので、P
MC用CPUは既に選択されている表示対象に対し、ス
テップS9の処理で新たに選択された表示項目のグラフ
を表示することとなる。なお、既に説明したように、重
ね書きが可能な表示項目は同一表示基準を有するもの、
即ち、グラフの横軸となる表示基準の単位を同じくする
ものに限られ、例えば、或るシーケンス番号に対する第
1回目の表示項目の選択操作で「時間−圧力設定値」を
選択した場合には、「時間−圧力実測値」,「時間−速
度実測値」,「時間−位置実測値」の重ね書きが全て可
能となるが、「位置−圧力実測値」,「位置−速度設定
値」,「位置−速度実測値」に関しては表示項目として
選択することができない(この場合、第1回目の表示項
目の選択操作で属性記憶フラグF2に1がセットされる
たるめステップS16の処理でグラフ表示のための処理
がリジェクトされる)。
【0037】また、PMC用CPU17がステップS
3,ステップS4,ステップS9の判別処理を繰り返し
実行する間に、成形情報を表示させようとするインデッ
クスコードに対応するシーケンス番号の値をオペレータ
がテンキーで新たに入力すると、PMC用CPU17は
ステップS4の判別処理でこの操作を検出した後、以
下、前記と同様にしてステップS5〜ステップS8の処
理を実行し、新たに選択されたシーケンス番号の値をシ
ーケンス番号記憶レジスタR1に記憶すると共に選択属
性記憶フラグF2に0を再セットして表示項目の任意選
択操作を許容し、CRT/MDI28のディスプレイ画
面のグラフ表示領域および波形表示用RAM26の内容
をクリアして該グラフ表示領域にレジスタR1の値に対
応するシーケンス番号を成形条件番号として表示すると
共に、シーケンス番号R1に対応して金型ファイルAに
記憶された“ヒケ”,“バリ”等のインデックスコード
および日付を再表示して、新たに選択された表示対象に
対して表示項目が選択されるのを待機することとなる。
【0038】以下、オペレータは必要に応じて前述のグ
ラフ表示操作を繰り返し実行し、これまでに試した様々
な成形条件の内容とそれに対応する射出成形動作との関
係をグラフ表示により確認し、条件出しを行っている射
出成形金型に適した成形条件を求める。そして、オペレ
ータはCRT/MDI28の機能メニューキーを操作し
て再び成形条件の設定画面を選択することでステップS
3の判別処理により「成形情報表示処理」を一旦終了さ
せて成形条件の設定画面を呼び出し、新たに求めた成形
条件を不揮発性メモリ25の設定メモリ部に設定して成
形条件に修正を加え、成形品を確認しながら条件出しを
行い、また、必要に応じて成形条件の登録操作や呼び出
し操作を繰り返し実行して、最終的に、条件出しを行っ
ている射出成形金型に最も適した成形条件を求めて設定
メモリ部に設定する。そして、最も適した成形条件が得
られたならば、オペレータはCRT/MDI28の機能
メニューキーを操作して金型ファイルの登録画面を呼び
出し、登録先のファイルとして金型ファイルBを指定
し、更に、必要があれば任意のインデックスコード、例
えば、金型を特定する金型番号や金型名称等の文字列を
設定してCRT/MDI28のファンクションキー“登
録”を操作し、現時点で設定メモリ部に設定されている
成形条件とサンプリングデータ保存ファイルに記憶され
ている成形データおよび制御装置内部の日付装置(図示
せず)の現在日付をインデックスコードに対応させて不
揮発性メモリ24の金型ファイルBに保存し、金型ファ
イルAのデータをクリアする。金型ファイルBは条件出
しの完了した射出成形金型のインデックスコードと各金
型の最適成形条件および成形データとを対応させて記憶
する第2のファイル手段であるが、その構成自体は前述
の金型ファイルAと同様である。
【0039】以上、試作金型に対してトライ&エラーに
よる条件出し操作で成形条件を決定してゆく場合につい
て説明したが、既に条件出しを完了している射出成形金
型の成形条件を参照してこれと似た試作金型の条件出し
を行うような場合は、CRT/MDI28の機能メニュ
ーキーを操作して金型ファイルの表示画面を選択して金
型ファイルBを指定することにより前述の「成形情報表
示処理」を起動させることで、既に条件出しの完了して
いる既存金型の最適成形条件やそれに対応する射出成形
動作との関係をグラフ表示により確認しながら試作の類
似金型に対する条件出し操作を行うことができる。金型
ファイルBのインデックスコードは金型名称や金型番号
によって構成されているのでCRT/MDI28の表示
状態は多少異なるが(図7参照)、「成形情報表示処
理」における各処理に関しては前述の説明と同様であ
る。
【0040】以上に述べたように、本実施の成形情報表
示装置によれば、条件出しの段階で試した様々な成形条
件の内容とそれに対応する射出成形動作との関係、およ
び、既存の類似金型の最適成形条件とそれに対応する射
出成形動作との関係をグラフ表示により適確に把握して
新たな金型の成形条件設定の参考とすることができるの
で、金型に適した成形条件を短時間で求めることができ
る。
【0041】図8は別の実施例の「成形情報表示処理」
の一部を示すフローチャートで、前述した実施例の「成
形情報表示処理」におけるステップS1〜ステップS8
の処理に換えて用いる。この実施例では、CRT/MD
I28のディスプレイ画面が複数のグラフ表示領域に分
割されており(図9に分割数N=4の例を示す)、しか
も、「成形情報表示処理」で新たなシーケンス番号を入
力する毎にグラフを表示すべきグラフ表示領域が順次自
動的に更新されるので、条件出しの段階で試した様々な
成形条件の内容とそれに対応する射出成形動作との関
係、および、既存の類似金型の最適成形条件とそれに対
応する射出成形動作との関係を複数のシーケンス番号に
対して同一画面上に表示することができる。
【0042】以下、この実施例について簡単に説明す
る。なお、図8におけるステップT2〜ステップT5お
よびステップT9〜ステップT10の各処理は図2にお
けるステップS3〜ステップS8の各処理と略同様であ
り、本実施例と前述の実施例との相違は、主に、ステッ
プT1の処理で表示位置記憶レジスR3の値を0に初期
化する点、および、新たなシーケンス番号の入力操作に
対応してステップT6〜ステップT8の処理で表示位置
記憶レジスR3の値を循環的に更新する点、並びに、更
新された表示位置記憶レジスR3の値に基いてステップ
T9の処理で新たな表示位置となるグラフ表示領域をク
リアし、更に、ステップT10の処理でこの表示領域に
対してシーケンス番号やインデックスコードの書き替え
操作を行い、該グラフ表示領域にグラフ表示を行う点に
ある。
【0043】従って、本実施例によれば、CRT/MD
I28の機能メニューキーを操作して金型ファイルの表
示画面を選択した段階で、まず、表示位置記憶レジスR
3の値が0に初期化され(ステップT1)、次いで、成
形情報を表示させようとするインデックスコードに対応
する最初のシーケンス番号をオペレータがテンキー入力
すると(ステップT3)、PMC用CPU17により表
示位置記憶レジスR3の値が0から1に更新される(ス
テップT6)。次いで、PMC用CPU17は表示位置
記憶レジスR3の現在値がディスプレイ画面の分割数N
を越えているか否かを判別する(ステップT7)。レジ
スR3の現在値がディスプレイ画面の分割数Nを越えて
いなければPMC用CPU17は表示位置記憶レジスR
3の値に対応するグラフ表示領域R3のみをクリアして
(ステップT9)、この領域に、現段階で表示対象とし
て選択されている表示対象のシーケンス番号やインデッ
クスコード等を表示し(ステップT10)、前述の実施
例と同様の処理により、該グラフ表示領域に対してのみ
グラフ表示を実行する。以下、表示位置記憶レジスR3
の現在値がディスプレイ画面の分割数Nを越えるまでの
間、新たなシーケンス番号の入力操作が検出される毎に
ステップT4〜ステップT7およびステップT9の処理
が繰り返し実行され、表示位置記憶レジスR3で示され
る新たなグラフ表示領域に対してグラフ表示が実施され
る。そして、このような表示操作を繰り返し実行する間
に表示位置記憶レジスR3の現在値がディスプレイ画面
の分割数Nを越えるとステップT7の判別結果が真とな
って表示位置記憶レジスR3に1が再設定され、再び、
第1番目のグラフ表示領域から順にグラフ表示が行われ
ることとなる。
【0044】前述の実施例の場合と同様、新たなシーケ
ンス番号の値が入力されない限りシーケンス番号記憶レ
ジスタR1の値は更新されないから、表示項目を選択す
るためのファンクションキーを複数回操作することによ
り、或るシーケンス番号に対して選択されたグラフ表示
領域において同一表示基準の成形条件や成形データのグ
ラフを重ね書きすることが可能であり、特に、条件出し
を完了している射出成形金型の成形条件を参照してこれ
と似た試作金型の条件出しを行うような時に複数の金型
の成形条件や成形データを一覧表示するような場合に便
利である。
【0045】また、成形条件および成形データのグラフ
に成形条件記憶用RAM24から呼び出した成形条件の
数値を併せて表示するようにすれば、最適の成形条件を
一層容易に求められるようになる。
【0046】
【発明の効果】本発明による射出成形機の成形情報表示
装置は、ファイル手段には条件出し操作で試された成形
条件だけでなく各成形条件に対応する実際の成形データ
が保存され、しかも、選択手段でインデックスコードや
選択種別を指定することにより過去の成形条件やこれに
対応する実際の成形データを自由にディスプレイ画面に
グラフ表示することができるので、これまでに試した成
形条件の内容とそれに対応する射出成形動作との関係を
適確に把握して新たな金型の成形条件設定の参考とする
ことができ、金型に適した成形条件を短時間で求めるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の射出成形機の要部および成形情報表
示装置となる射出成形機の制御装置の要部を示すブロッ
ク図である。
【図2】同実施例の成形情報表示装置による「成形情報
表示処理」の概略を示すフローチャートである。
【図3】「成形情報表示処理」の概略を示すフローチャ
ートの続きである。
【図4】「成形情報表示処理」の概略を示すフローチャ
ートの続きである。
【図5】「成形情報表示処理」の概略を示すフローチャ
ートの続きである。
【図6】「成形情報表示処理」におけるディスプレイ画
面の表示例を示す図である。
【図7】「成形情報表示処理」におけるディスプレイ画
面の表示例を示す図である。
【図8】別の実施例の「成形情報表示処理」の一部を示
すフローチャートである。
【図9】別の実施例の「成形情報表示処理」におけるデ
ィスプレイ画面の表示例を示す図である。
【図10】各実施例における金型ファイルを概念的に示
す図である。
【符号の説明】
3 圧力検出器 10 制御装置(成形情報表示装置) 11 A/D変換器 12 メモリ 16 圧力モニタ用CPU 17 PMC用CPU 21 バス 23 圧力モニタ用RAM 24 不揮発性メモリ(ファイル手段) 25 不揮発性メモリ 26 波形表示用RAM 27 CRT表示回路 28 CRT表示装置付き手動データ入力装置(ディス
プレイ画面) M 射出用サーボモータ PC パルスコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−244818(JP,A) 特開 平2−26724(JP,A) 特開 平2−89554(JP,A) 特開 平3−2027(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84 G05B 23/02 301 G06F 15/40 340

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの金型に対して成形条件を変えて夫
    々射出成形作業を行った時に検出された各成形データと
    各成形データに対応する成形条件及び成形結果の成形状
    態を表すインデックスコードを夫々対応させて記憶する
    ファイル手段と、インデックスコードの指定および成形
    条件または成形データの選択種別の指定により前記ファ
    イル手段からインデックスコードに対応する成形条件も
    しくは成形データのいずれか一方を選択する選択手段
    と、該選択手段で選択された成形条件もしくは成形デー
    タをグラフ化して射出成形機のディスプレイ画面に表示
    する表示手段とを備えたことを特徴とする射出成形機の
    成形情報表示装置。
  2. 【請求項2】 1つの金型に対して成形条件を変えて夫
    々射出成形作業を行った時に時間基準またはスクリュー
    位置基準で検出された各成形データと各成形データに対
    応する成形条件及び成形結果の成形状態を表すインデッ
    クスコードを夫々対応させて記憶するファイル手段と、
    インデックスコードの指定および成形条件または成形デ
    ータの選択種別の指定と時間基準またはスクリュー位置
    基準の表示基準の指定により前記ファイル手段からイン
    デックスコードに対応する成形条件もしくは成形データ
    のいずれか一方を選択する選択手段と、該選択手段で選
    択された成形条件もしくは成形データを指定された表示
    基準でグラフ化して射出成形機のディスプレイ画面に表
    示する表示手段とを備えたことを特徴とする射出成形機
    の成形情報表示装置。
  3. 【請求項3】 1つの金型に対して成形条件を変えて夫
    々射出成形作業を行った時に時間基準またはスクリュー
    位置基準で検出された各成形データと各成形データに対
    応する成形条件及び成形結果の成形状態を表すインデッ
    クスコードを夫々対応させて記憶するファイル手段と、
    インデックスコードの指定および成形条件または成形デ
    ータの選択種別の指定と時間基準またはスクリュー位置
    基準の表示基準の指定により前記ファイル手段からイン
    デックスコードに対応する成形条件もしくは成形データ
    のいずれか一方を選択する選択手段と、該選択手段で選
    択された成形条件もしくは成形データを指定された表示
    基準でグラフ化して射出成形機のディスプレイ画面に表
    示する表示手段と、一旦指定された表示基準を記憶し、
    該記憶した表示基準と同一の表示基準で成形条件または
    成形データの選択種別が指定されると予め指定されたイ
    ンデックスコードの成形条件または成形データを前記記
    憶した表示基準でグラフ化して射出成形機のディスプレ
    イ画面に重ね書き表示する重ね書き表示手段とを備えた
    ことを特徴とする射出成形機の成形情報表示装置。
  4. 【請求項4】 ディスプレイ画面の表示領域を重複しな
    い複数のグラフ表示領域に分割し、インデックスコード
    の新たな指定によりグラフを表示すべきグラフ表示領域
    を循環的に更新する表示位置設定手段を備えた請求項
    1,請求項2または請求項3記載の射出成形機の成形情
    報表示装置。
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