JP4474371B2 - 射出成形機のデータ保存方法 - Google Patents

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本発明は、金型毎に設定する成形条件データを射出成形機の内部メモリ又は外部メモリに保存する際に用いて好適な射出成形機のデータ保存方法に関する。
一般に、射出成形機は、PLCプログラムやHMIプログラム等の標準プログラムを搭載することにより射出成形機全体の制御を行っている。ところで、射出成形機は、基本的な成形条件を設定すれば、一連の成形動作を行わせることができるが、通常、成形条件は、金型(成形品)の形態や材料の種類等により微妙に影響を受けるとともに、各成形条件が互いに影響し合うことも多い。したがって、例えば、成形条件として金型温度と保圧力を設定しても、金型温度が高くなるに従って金型内圧も高くなるため、金型内圧を一定に保持したい場合には、金型温度に対応して保圧力を変化させる制御が必要となる。このような制御の必要性は、金型の形態や材料の種類等によって異なるとともに、ユーザ側のノウハウにも多分に依存する。
このため、射出成形機に搭載する標準プログラムに割り込ませて使用するユーザプログラムをユーザが独自に作成できるようにしたユーザプログラム作成機能を備える射出成形機も、既に本出願人が提案した特許2805189号公報で知られている。同特許に係る射出成形機は、シーケンスプログラムの標準となる標準プログラムを予め記憶する第一記憶部及びこの標準プログラムに割り込ませて使用する一又は二以上のユーザプログラムを書き込み可能な第二記憶部からなる記憶機能部と、標準プログラムに割り込ませる工程を指定し、かつ指定した工程における所定の追加条件及びこの追加条件に対応する処理内容を作成するための入力フォーマットを用いることによりユーザの所有するデータを入力して自動でユーザプログラムを作成可能なユーザプログラム作成機能部と、作成したユーザプログラムを第二記憶部の記憶エリアに書き込み、成形動作時に標準プログラム及びこの標準プログラムに割り込ませたユーザプログラムの双方を実行させる制御機能部を備えている。
特許2805189号
しかし、上述した従来の射出成形機は、次のような解決すべき課題が存在した。
即ち、ユーザプログラムは、標準プログラムに割り込ませて使用する補助的なプログラムとなるため、保存する際も標準プログラムを意識した保存方法となる。したがって、保存されている成形条件を使用して生産を行う際には、関係するユーザプログラムの有無をメモ画面等により確認し、ユーザプログラムの読込及び設定を行う必要があり、煩わしい別途作業が強いられるとともに、オペレータの確認ミスにより設定の欠落を招く虞れもある。
さらに、ユーザプログラムは、ユーザのノウハウが加味された成形条件の追加や変更も多いとともに、数値が僅かに変更された類似するユーザプログラムも数多く存在する。したがって、生産を開始する準備段階において、必要とするユーザプログラムを捜し出すのは大変であり、生産立上時における作業能率の低下やユーザプログラムの誤設定を招きやすい。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した射出成形機のデータ保存方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る射出成形機のデータ保存方法は、上述した課題を解決するため、金型2毎に設定する成形条件に係わるデータ(成形条件データ)Dmを射出成形機Mの内部メモリ3i又は外部メモリ3eに保存するに際し、成形条件データDm、及び当該成形条件データDmに対応し、かつ射出成形機Mを制御する標準プログラムDsに対して割り込ませて使用する一又は二以上のユーザプログラムDuが存在する際に、成形条件データDmとユーザプログラムDuを関連付けて保存するか否かをオペレータにより任意に選択可能にし、関連付けて保存することが選択されたなら、成形条件データDmとユーザプログラムDuを関連付けて内部メモリ3i又は外部メモリ3eに保存することを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、成形条件データDmとユーザプログラムDuを保存する際には、成形条件データDmに対応する基準波形データDwを関連付けて保存することができる。また、ユーザプログラムDuは、射出成形機Mに備えるユーザプログラム作成機能Fuにより作成したプログラムを用いることができる。
このような本発明に係る射出成形機のデータ保存方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 成形条件データDmに対してユーザプログラムDuを関連付けて保存するようにしたため、保存されている成形条件データDmを使用して生産を行う際におけるユーザプログラムDuの有無の確認や読込などの別途作業を不要にできるとともに、オペレータの確認ミスによる設定の欠落を確実に回避できる。しかも、数値が僅かに変更された類似するユーザプログラムが数多く存在する場合であっても使用するユーザプログラムを捜す作業が不要となるため、生産立上時における作業能率の向上を図れるとともに、ユーザプログラムの誤設定を確実に防止できる。
(2) 成形条件データDmとユーザプログラムDuを関連付けて保存するか否かをオペレータにより任意に選択できるようにしたため、ユーザプログラムDuを汎用的に使用するか或いは特定の成形条件データDm専用に使用するかなどに対応した保存形態を選択することが可能となり、より利便性を高めることができる。
(3) 好適な態様により、成形条件データDmとユーザプログラムDuを保存する際に、成形条件データDmに対応する基準波形データDwを関連付けて保存できるようにすれば、生産立上時における設定作業の更なる容易化に寄与できるとともに、より確実な設定を行うことができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るデータ保存方法を実施できる射出成形機Mの構成について、図3及び図4を参照して説明する。
図3中、仮想線で示すMは射出成形機であり、機台Mbと、この機台Mb上に設置された射出装置Mi及び型締装置Mcを備える。射出装置Miは、加熱筒21を備え、この加熱筒21の前端に図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒21の後部には材料を供給するホッパ22を備える。一方、型締装置Mcには可動型と固定型からなる金型2を備える。また、機台Mb上には側面パネル24を起設し、この側面パネル24にカラー液晶ディスプレイ等を用いたディスプレイ25を配設する。このディスプレイ25は、図4に示すように、タッチパネル25tが付設され、タッチパネル25tを含むディスプレイ25は、機台Mbに内蔵したコントローラ本体30mに接続する。
また、図3には、ディスプレイ25に表示される画面Vを示し、例示の画面Vは、ユーザプログラム作成画面Vuである。画面Vは、上段と下段に、各種画面を切換える画面項目毎に設けた複数の画面切換キーK1,K2,K3…を表示する。この画面切換キーK1…は、使用頻度の高さを考慮してランク分けされ、上段に、型開閉画面切換キーK1,エジェクタ画面切換キーK2,射出・計量画面切換キーK3,温度画面切換キーK4,モニタ画面切換キーK5,主要条件画面切換キーK6,条件切換画面切換キーK7を有する成形機の動作条件の設定に係わる第一のグループGaを横一列に配するとともに、下段に、操作スイッチ画面切換キーK8,プログラム画面切換キーK9,信号レコーダ画面切換キーK10,診断画面切換キーK11を有する第二のグループGbを横一列に配する。なお、第二のグループGbは、第二階層が表示された状態であるが、画面右端の階層画面切換キーKcを選択(ON)することにより、第一階層における画面切換キー(段取り画面切換キー,工程監視画面切換キー,生産情報画面切換キー,波形画面切換キー,履歴画面切換キー,支援画面切換キー)に入れ替えることができる。
図4は、成形機コントローラ30のブロック構成図を示す。成形機コントローラ30は、射出成形機Mの制御を司るコンピュータ機能を有するコントローラ本体30mを備える。31はCPUであり、このCPU31には内部バス32を介してチップセット33を接続する。チップセット33には、PCIバス等のローカルバスを用いたバスライン34を接続してHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)制御系を構成する。このため、バスライン34には、表示インタフェース35を介して上述したディスプレイ25及びタッチパネル25tを接続する。一方、チップセット33には、バスライン34と同様のバスライン36を接続してPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)制御系を構成する。このため、バスライン36には、各種スイッチやリレー等を含むスイッチ群37から得る切換データDd…をCPU31に付与し、かつCPU31から得る制御指令データDo…を対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス38を接続するとともに、各種センサを含むセンサ群39から得る検出信号Sd…を、アナログ−ディジタル変換してCPU31に付与し、かつCPU31から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換して得た制御信号So…を対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス40を接続する。これにより、所定のフィードバック制御系及びオープンループ制御系が構成される。
また、コントローラ本体30mには、各種メモリ類を総括する内部メモリ3iを備える。内部メモリ3iは、RAM及びROM等の第一メモリ部3iaとメモリカード等の内部記憶メディアを用いた第二メモリ部3ibを備えており、第一メモリ部3iaは、バスライン34に接続するとともに、第二メモリ部3ibは入出力インターフェイス41を介してバスライン34に接続する。さらに、バスライン34には、入出力インターフェイス42を介してメモリカード等の外部記憶メディア3eに対する読出及び書込を行うドライブユニット43を接続する。
図1は、第一メモリ部3iaと第二メモリ部3ibの格納エリア説明図を示す。第一メモリ部3iaは、成形条件に係わるデータ(成形条件データ)Dmやこの成形条件データDmに対応する基準波形データDw等の各種データを書き込むデータ格納エリアAdを有するとともに、前述したPLCプログラム及びHMIプログラムをはじめ、ユーザプログラムDu等の各種プログラムを格納するプログラムエリアApを有する。この場合、PLCプログラムとHMIプログラムは、標準プログラムDsとなる。なお、PLCプログラムは、射出成形機Mにおける各種工程のシーケンス動作や射出成形機Mの監視等を実現するためのソフトウェアであり、HMIプログラムは、射出成形機Mの動作パラメータの設定及び表示,射出成形機Mの動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、成形機コントローラ30を搭載する射出成形機Mの固有アーキテクチャとして構築され、特に、本実施形態に係るデータ保存方法に係わる処理を実行できる。また、第二メモリ部3ibには、本実施形態に係るデータ保存方法により、成形条件データDmとユーザプログラムDuを関連付けて保存することができる。
次に、本実施形態に係るデータ保存方法について、図1〜図4,図6及び図7を参照し、図5に示すフローチャートに従って説明する。
一般に、射出成形機Mにより成形を行う場合、金型2毎に成形条件を設定するとともに、成形条件に係るデータ(成形条件データ)Dmは、次回の成形或いは他の関連する成形に利用できるように外部メモリ3eや内部メモリ3iに保存している。
一方、射出成形機Mは、標準動作を行わせる標準プログラムDsに割り込ませて使用するユーザプログラムDuをユーザが独自に作成できるようにしたユーザプログラム作成機能Fuを備えている。図3に、ユーザプログラム作成機能Fuに基づいてディスプレイ25に表示されるユーザプログラム作成画面Vuの概要を示す。このユーザプログラム作成画面Vuは、プログラム画面切換キーK9を選択(ON)することにより表示させることができる。ユーザは、ユーザプログラム作成画面Vuにおけるラダー図作成用チャート51を利用し、予め用意された部品図を用いてユーザプログラムDuを容易に作成することができる。図2は、ラダー図作成用チャート51により作成したユーザプログラムDupの一例を示す。このユーザプログラムDupは、「型締完了(fin CLOSE)から1秒(1000(ms))後に、補助リレー(MO1)をONにする」ためのプログラムを示している。
なお、ユーザプログラムDuとしては、必ずしも射出成形機Mに付属するユーザプログラム作成機能Fuにより作成したものに限定されるものではなく、必要により他の射出成形機により作成されたユーザプログラムDuやメーカサイドから提供される汎用性のあるユーザプログラムDuなども使用できる。このようなユーザプログラムDu(Dup)は、ユーザのノウハウを加味した成形条件の追加や変更も多く、また、数値が僅かに変更された類似するユーザプログラムDuも数多く存在する。本実施形態に係るデータ保存方法は、このようなユーザプログラムDuの保存形態を改善するものであり、成形条件データDm、及び当該成形条件データDmに対応し、かつ射出成形機Mを制御する標準プログラムDsに対して割り込ませて使用する一又は二以上のユーザプログラムDuが存在する際に、成形条件データDmとユーザプログラムDuを関連付けて内部メモリ3i又は外部メモリ3eに保存できるようにしたものである。
保存時には、まず、オペレータは条件切換画面切換キーK7を選択(ON)する(ステップS1)。これにより、図6に示す条件切換画面Vcが表示されるとともに、この条件切換画面Vcの成形条件名表示欄52には、現在使用している成形条件(成形条件データDm)のファイル名が表示される(ステップS2)。なお、条件切換画面Vcにおいて、上半部は内部メモリ一覧画面54となり、この内部メモリ一覧画面54の横には、読込キー55a,保存キー55b,削除キー55cが表示されるとともに、下半部は外部メモリ一覧画面56となり、この外部メモリ一覧画面56の横には、読込キー57a,保存キー57b,削除キー57cが表示される。
したがって、内部メモリ3iに保存を行う場合には、保存キー55bを選択(ON)する(ステップS3,S4)。これにより、図7に示す保存形態選択画面Vwcが条件切換画面Vc上にウィンドウ表示される(ステップS5)。この保存形態選択画面Vwcには、保存形態選択部58が表示される。保存形態選択部58は、六つの保存形態キー、即ち、成形条件データDmを保存する「成形条件」キー58a,成形条件データDmと基準波形データDwを一緒に(関連付けて)保存する「成形条件+基準波形」キー58b,基準波形データDwを保存する「基準波形」キー58c,ユーザプログラムDuを保存する「プログラム」キー58d,成形条件データDmとユーザプログラムDuを一緒に(関連付けて)保存する「成形条件+プログラム」キー58e,成形条件データDmと基準波形データDwとユーザプログラムDuを一緒に(関連付けて)保存する「成形条件+基準波形+プログラム」キー58fを有する。
このような保存形態選択画面Vwcを設けることにより、オペレータは、成形条件データDmとユーザプログラムDuを関連付けて保存するか否かを任意に選択できる。したがって、ユーザプログラムDuを汎用的に使用するか或いは特定の成形条件データDm専用に使用するかなどに対応して保存形態が選択可能となり、より利便性を高めることができる。そして、保存形態選択画面Vwcが表示されたなら、オペレータは、保存形態選択部58から希望する保存形態キーを選択(ON)し、この後、保存キー59を選択(ON)する(ステップS6)。
一方、保存形態選択部58の「成形条件+基準波形+プログラム」キー58fを選択(ON)すれば、成形条件データDmとユーザプログラムDuに加え、成形条件データDmに対応する基準波形データDwを関連付けて保存することができ、生産立上時における設定作業の更なる容易化に寄与できるとともに、確実な設定を行うことができる。なお、基準波形データDwは、成形条件データDmを使用する際の射出速度等の動作物理量の基準となる変化グラフであり、検出した動作物理量のモニタ時に使用できる。
図7は、本実施形態に係るデータ保存方法に従って、「成形条件+プログラム」キー58eを選択(ON)した場合を示す。この「成形条件+プログラム」キー58eを選択(ON)した場合には、成形条件データDmとユーザプログラムDuが一緒に(関連付けて)第二メモリ部3ibに書き込まれる(ステップS7)。即ち、成形条件データDmとユーザプログラムDuは、実質的に単一のファイルとして第二メモリ部3ibに書き込まれる。これにより、条件切換画面Vcの内部メモリ一覧画面54には、保存されたファイル名が表示されるとともに、「成形条件+プログラム」の保存形態により保存された旨の表示が行われる。したがって、オペレータは内部メモリ一覧画面54を見て「成形条件+プログラム」の保存形態で保存されていることを確認することができる。以上、内部メモリ3iに保存する場合を説明したが、外部メモリ3eに保存する場合には、保存キー57bを選択(ON)することにより同様に保存することができる。
他方、上述したステップS3において、読込キー55aを選択(ON)した場合には、内部メモリ一覧画面54にファイル名が表示される(ステップS3,S8,S9,S10)。したがって、読み込みを希望するファイル名を選択(ON)すれば、希望するファイルの読込処理が行われる(ステップS11,S12)。この際、「成形条件+プログラム」の保存形態となっているファイルは、成形条件データDmとユーザプログラムDuが一緒に読み込まれる。また、ステップS3において、削除キー55cを選択(ON)した場合には、内部メモリ一覧画面54にファイル名が表示されるため、削除を希望するファイル名を選択(ON)することにより、選択したファイルの削除処理が行われる(ステップS3,S8,S13,S14)。この場合、「成形条件+プログラム」の保存形態となっているファイルは、成形条件データDmとユーザプログラムDuが一緒に削除される。なお、外部メモリ3eに対する読込及び削除も同様に行うことができる。
よって、このような本実施形態に係るデータ保存方法によれば、成形条件データDmに対してユーザプログラムDuを関連付けて保存するようにしたため、保存されている成形条件データDmを使用して生産を行う際におけるユーザプログラムDuの有無の確認や読込などの別途作業を不要にできるとともに、オペレータの確認ミスによる設定の欠落を確実に回避できる。しかも、数値が僅かに変更された類似するユーザプログラムが数多く存在する場合であっても使用するユーザプログラムを捜す作業が不要となるため、生産立上時における作業能率の向上を図れるとともに、ユーザプログラムの誤設定を確実に防止できる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、成形条件データDmとユーザプログラムDuを関連付けて保存する内部メモリ3iとして、第二メモリ部3ibを例示したが、第一メモリ部3iaに保存する場合を排除するものではなく、内部メモリ3iの種類は任意であり、また、外部メモリ3eの種類も任意である。さらに、成形条件データDmに関連付けて保存するユーザプログラムDuは二以上であってもよい。なお、本発明における「保存」とは「記憶」或いは「登録」と同義である。
本発明の最良の実施形態に係るデータ保存方法に用いる内部メモリの格納エリア説明図、 同データ保存方法の実施に用いるユーザプログラムの説明図、 同データ保存方法の実施に用いる射出成形機及び同射出成形機に搭載するディスプレイの画面図、 同射出成形機に搭載する成形機コントローラのブロック構成図、 同データ保存方法の処理手順を説明するためのフローチャート、 同データ保存方法の実施に用いる条件切換画面図、 同データ保存方法の実施に用いる保存形態選択画面図、
符号の説明
2:金型,3i:内部メモリ,3e:外部メモリ,M:射出成形機,Dm:成形条件データ,Ds:標準プログラム,Du:ユーザプログラム,Dw:基準波形データ,Fu:ユーザプログラム作成機能

Claims (3)

  1. 金型毎に設定する成形条件に係わるデータ(成形条件データ)を射出成形機の内部メモリ又は外部メモリに保存する射出成形機のデータ保存方法において、前記成形条件データ、及び当該成形条件データに対応し、かつ射出成形機を制御する標準プログラムに対して割り込ませて使用する一又は二以上のユーザプログラムが存在する際に、前記成形条件データと前記ユーザプログラムを関連付けて保存するか否かをオペレータにより任意に選択可能にし、関連付けて保存することが選択されたなら、前記成形条件データと前記ユーザプログラムを関連付けて前記内部メモリ又は前記外部メモリに保存することを特徴とする射出成形機のデータ保存方法。
  2. 前記成形条件データと前記ユーザプログラムを保存する際に、前記成形条件データに対応する基準波形データを関連付けて保存することを特徴とする請求項1記載の射出成形機のデータ保存方法。
  3. 前記ユーザプログラムは、射出成形機に備えるユーザプログラム作成機能により作成したプログラムであることを特徴とする請求項1記載の射出成形機のデータ保存方法。
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