JP5346840B2 - 射出成形機の段取支援方法及び装置 - Google Patents

射出成形機の段取支援方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、成形機コントローラのディスプレイに表示される段取画面に、段取に係わる内容を表示して段取を支援する射出成形機の段取支援方法及び装置に関する。
一般に、射出成形機により生産を行う場合、予め、金型取付,型締設定,射出設定等の各種の準備作業、即ち、段取作業が必要になる。また、このような段取作業の内容は、機械的な設置作業のみならず、成形機コントローラの設定画面により各種設定や操作を行う必要があるなど、段取作業の内容も複雑化及び高度化する傾向にある。したがって、このような段取作業に対する支援ツールも必要となり、既に、本出願人もこのような段取作業に用いて好適な射出成形機の段取り支援方法を提案した(特許文献1参照)。
この段取り支援方法は、射出成形機に係わる所定の段取りを支援するに際し、段取り時に、コントローラのディスプレイに段取り画面を表示し、この段取り画面における段取りの種類に対応して設けた複数の項目選択ボタンの選択が行われたなら、選択された所定の段取りに係わる個々の作業のガイダンスメッセージや項目選択ボタンにより選択された所定の段取りに係る作業全体のガイダンスメッセージを、作業手順に沿って順次ガイダンス表示部により表示するようにしたものであり、段取作業を、分かり易くし、操作性,利便性及び作業能率を高めることができるとともに、段取作業に対する確実性及び信頼性を高めることができる。
特開2004−155088号公報
しかし、上述した従来における射出成形機の段取り支援方法は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、個々の作業のガイダンスメッセージが作業手順に沿って順次ガイダンス表示部により表示されるため、その表示に従って作業を進行させれば、容易に必要な段取を行うことができるが、反面、段取の全体を把握しにくい。このため、段取作業の進捗状況や残りの段取作業がどの程度であるかなどを把握しにくく、使い勝手(利便性)や作業能率を高める観点からも更なる改善の余地が残されていた。
第二に、必要な段取作業が実際に行われたか否かなど、段取の状態に対する確認機能が十分であるとは言えない。したがって、段取漏れ或いは重複作業の発生により生産の遅れなどを生じる虞れがあるなど、段取の状態を容易かつ確実に確認する観点からも更なる改善の余地が残されていた。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した射出成形機の段取支援方法及び装置の提供を目的とするものである。
本発明に係る射出成形機Mの段取支援方法は、上述した課題を解決するため、射出成形機Mの生産開始に伴う段取時に、成形機コントローラ2のディスプレイユニット3に段取画面Vrを表示し、この段取画面Vrに少なくとも段取に係わる内容を表示して段取を支援するに際し、段取画面Vrの一部領域Vrpに、段取項目を表示した複数の段取項目ボタン部4a,4b,4c…を配列表示し、かつ各段取項目の段取状態を示す第一状態表示部5a,5b,5c…を各段取項目ボタン部4a…に対応させて配列表示するとともに、段取画面Vrの他の一部領域Vrqに確認事項表示用エリアWを設け、この確認事項表示用エリアWに、各段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、選択された段取項目に対応する確認事項に係わる複数の確認事項表示部6a,6b…を配列表示し、かつ各確認事項の確認状態を示す第二状態表示部7a,7b…を各確認事項表示部6a…に対応させて配列表示することにより、段取時に、任意の段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、少なくとも選択された任意の段取項目ボタン部4a…に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を第一表示態様E1に変更し、次に行う他の段取項目ボタン部4b…が選択されたなら、任意の段取項目ボタン部4a…に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を第二表示態様E2に変更するとともに、確認事項表示部6a…により確認事項が選択されたなら、少なくとも選択された確認事項に対応する第二状態表示部7a…の表示態様を変更するようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係る射出成形機Mの段取支援装置1は、上述した課題を解決するため、射出成形機Mの生産開始に伴う段取時に、成形機コントローラ2のディスプレイユニット3に段取画面Vrを表示し、この段取画面Vrに少なくとも段取に係わる内容を表示して段取を支援する射出成形機Mの段取支援装置を構成するに際して、段取画面Vrの一部領域Vrpに、段取項目を表示した複数の段取項目ボタン部4a…を配列表示し、かつ段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、少なくとも表示態様を変更することにより、選択された段取項目の段取状態を示す第一状態表示部5a…を各段取項目ボタン部4a…に対応させて配列表示し、任意の段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、少なくとも選択された任意の段取項目ボタン部4a…に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を第一表示態様E1に変更し、次に行う他の段取項目ボタン部4b…が選択されたなら、任意の段取項目ボタン部4a…に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を第二表示態様E2に変更する表示を行うとともに、他方、段取画面Vrの他の一部領域Vrqに確認事項表示エリアWを設け、この確認事項表示エリアWに、各段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、選択された段取項目に対応する確認事項に係わる複数の確認事項表示部6a…を配列表示し、かつ確認事項表示部6a…が選択されたなら、少なくとも表示態様を変更することにより、選択された確認事項の段取状態を示す第二状態表示部7a…を各確認事項表示部6a…に対応させて配列表示する、段取画面表示手段8を備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、第一表示態様E1及び第二表示態様E2には、異なる色を含ませることができる。また、第二状態表示部7a…は、任意の確認事項表示部6a…が選択されたなら、選択された確認事項表示部6a…に対応する第二状態表示部7a…を第一表示態様E3に変更し、次に行う他の確認事項表示部6b…が選択されたなら、任意の確認事項表示部6a…に対応する第二状態表示部7a…を第二表示態様E4に変更することができる。この際、第一表示態様E3には、異なる色を含ませ、かつ第二表示態様E4には、チェックマークを含ませることができる。なお、確認事項表示部6a…には入力ボタン部を兼用させることができる。さらに、確認事項表示部6a…には、この確認事項表示部6a…に対応する他の画面に切換えるための切換ボタン部6as…を設けることができる。他方、段取画面表示手段8には、段取画面Vrに、第一状態表示部5a…の表示態様をクリアする第一クリアボタン部12及び/又は第二状態表示部7a…の表示態様をクリアする第二クリアボタン部13を設け、各クリアボタン部12,13をONにしない限り、少なくとも電源のOFF時であっても各表示態様を記憶して保持する機能を設けることができる。
このような本発明に係る射出成形機の段取支援方法及び装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 段取項目を表示した複数の段取項目ボタン部4a…を配列表示し、かつ各段取項目の段取状態を示す第一状態表示部5a…を各段取項目ボタン部4a…に対応させて配列表示するとともに、段取画面Vrの他の一部領域Vrqに確認事項表示用エリアWを設け、この確認事項表示用エリアWに、各段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、選択された段取項目に対応する確認事項に係わる複数の確認事項表示部6a…を配列表示し、かつ各確認事項の確認状態を示す第二状態表示部7a…を各確認事項表示部6a…に対応させて配列表示するようにしたため、段取の段階に拘わらず全体の段取状況を容易に確認できる。したがって、例えば、現在の段取の進捗状況や残りの段取の作業量などを容易に把握できるとともに、一度確認した後に重要な事項に対して再度確認したい場合などでも容易に確認でき、実際の段取作業を進めるオペレータにとって、より使い勝手(利便性)を高めることができるとともに、作業能率の向上にも寄与できる。
(2) 段取時に、段取項目ボタン部4a…により段取項目が選択されたなら、少なくとも選択された段取項目に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を変更するとともに、確認事項表示部6a…により確認事項が選択されたなら、少なくとも選択された確認事項に対応する第二状態表示部7a…の表示態様を変更するようにしたため、段取を行ったか否かを容易かつ確実に確認することができ、段取漏れ或いは重複作業により生産の遅れなどを生じる不具合を回避できる。
(3) 任意の段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、少なくとも選択された任意の段取項目ボタン部4a…に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を第一表示態様E1に変更し、次に行う他の段取項目ボタン部4b…が選択されたなら、任意の段取項目ボタン部4a…に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を第二表示態様E2に変更するようにしたため、現在行っている段取項目、済んだ段取項目、これから行う段取項目を容易に把握できる。
(4) 好適な態様により、第一表示態様E1及び第二表示態様E2に、異なる色を含ませれば、変更前の表示態様、第一表示態様E1及び第二表示態様E2の三つの表示態様を視覚的に容易かつ確実に見分けることができる。
(5) 好適な態様により、任意の確認事項表示部6a…が選択されたなら、選択された確認事項表示部6a…に対応する第二状態表示部7a…を第一表示態様E3に変更し、次に行う他の確認事項表示部6b…が選択されたなら、任意の確認事項表示部6a…に対応する第二状態表示部7a…を第二表示態様E4に変更するようにすれば、現在行っている確認事項、済んだ確認事項、これから行う確認事項を容易に把握できる。
(6) 好適な態様により、第一表示態様E3に、異なる色を含ませ、かつ第二表示態様E4に、チェックマークを含ませれば、変更前の表示態様、第一表示態様E3及び第二表示態様E4の三つの表示態様を視覚的に容易かつ確実に見分けることができる。特に、チェックマークを用いることにより確認(チェック)の有無を感覚的に容易に判別することができる。
(7) 好適な態様により、確認事項表示部6a…に入力ボタン部を兼用させれば、別途の入力ボタン部の表示が不要になるため、確認事項を表示する実質的な範囲を広げることができるとともに、表示する際の自由度を高めることができる。
(8) 好適な態様により、確認事項表示部6a…に、この確認事項表示部6a…に対応する他の画面に切換えるための切換ボタン部6as…を設ければ、段取画面Vrを基点として各確認事項に対応する全ての段取及びその確認を行うことができるため、複雑で広範な段取を行うような場合であっても効率的かつ的確に行うことができる。
(9) 好適な態様により、段取画面Vrに、第一状態表示部5a…の表示態様をクリアする第一クリアボタン部12及び/又は第二状態表示部7a…の表示態様をクリアする第二クリアボタン部13を設け、各クリアボタン部12,13をONにしない限り、少なくとも電源のOFF時であっても各表示態様を記憶して保持する機能を設ければ、段取を途中で長時間中断するような場合であっても、再開時における再段取や再確認が不要になるため、能率的な段取作業を行うことができる。
本発明の好適実施形態に係る段取支援装置を構成する成形機コントローラのディスプレイユニットに表示される段取画面図、 同段取支援装置を備える射出成形機の全体概要図、 同段取支援装置を構成する成形機コントローラのブロック図、 同段取支援装置を構成する成形機コントローラのディスプレイユニットに表示される段取画面に表示される第一状態表示部の作用説明図、 同段取画面に表示される第二状態表示部の作用説明図、 同段取画面の切換ボタン表示部の作用説明図、 同段取支援装置により実施する段取支援方法を説明するためのフローチャート、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る段取支援装置1を含む成形機コントローラ2の構成及びこの成形機コントローラ2を搭載する射出成形機Mの概略構成について、図2及び図3を参照して説明する。
図2中、仮想線で示すMは射出成形機であり、機台Mbと、この機台Mb上に設置された射出装置Mi及び型締装置Mcを備える。射出装置Miは、加熱筒21を備え、この加熱筒21の前端に図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒21の後部には材料を供給するホッパ22を備える。一方、型締装置Mcには可動型と固定型からなる金型23を備える。また、機台Mb上には側面パネル24を起設し、この側面パネル24にディスプレイユニット3を配設する。このディスプレイユニット3は、図3に示すように、タッチパネル3tを付設したカラー液晶ディスプレイ等のディスプレイ3dを備え、機台Mbに内蔵した成形機コントローラ本体30に接続することにより、この成形機コントローラ本体30と共に成形機コントローラ2を構成する。
図3は、成形機コントローラ2のブロック系統図を示す。31はCPUであり、このCPU31には内部バス32を介してチップセット33を接続する。また、チップセット33には、PCIバス等のローカルバスを用いたバスライン34を接続してHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)制御系を構成する。このため、バスライン34には、RAM,ROM等のCPU31に付属する第一メモリ35を接続するとともに、各種データを記憶する第二メモリ36を接続する。さらに、バスライン34には、表示インタフェース37を介して上述したディスプレイユニット3を接続するとともに、入出力インターフェイス38を介してメモリカード等の記憶メディア(外部メモリ)39に対する読出及び書込を行うドライブユニット40を接続する。
一方、チップセット33には、バスライン34と同様のバスライン41を接続してPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)制御系を構成する。このため、バスライン41には、各種のスイッチ類42から得る切換データDiをCPU31に付与し、かつCPU31から得る制御指令データDoを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス43を接続するとともに、各種のセンサ類44から得る検出信号Siを、アナログ−ディジタル変換してCPU31に付与し、かつCPU31から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換して得た制御信号Soを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス45を接続する。これにより、所定のフィードバック制御系及びオープンループ制御系が構成される。
そして、前述した第一メモリ35には、PLCプログラムとHMIプログラムを格納するとともに、各種処理プログラムを格納する。この場合、PLCプログラムは、射出成形機Mにおける各種工程のシーケンス動作や射出成形機Mの監視等を実現するためのソフトウェアであり、HMIプログラムは、射出成形機Mの動作パラメータの設定及び表示,射出成形機Mの動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、成形機コントローラ2を搭載する射出成形機Mの固有アーキテクチャとして構築され、特に、本実施形態に係る段取支援方法を実行するための処理プログラムを備えている。したがって、このような構成を有する成形機コントローラ2は、射出成形機Mの生産開始に伴う段取時に、ディスプレイユニット3に、図2に示す段取画面Vrを表示し、この段取画面Vrに少なくとも段取に係わる内容を表示して段取を支援する段取支援装置1の基本部分を構成する。
次に、本実施形態に係る段取支援装置1の具体的な構成について、図1〜図6を参照して説明する。
段取支援装置1は、成形機コントローラ2、即ち、成形機コントローラ本体30、及びタッチパネル3tを付設したディスプレイ3dを用いたディスプレイユニット3により構成される段取画面表示手段8を備える。図2に示すディスプレイユニット3に表示される段取画面Vrは、特に段取画面Vrの基本的形態を示すとともに、図1に示す段取画面Vrは、実際に表示される内容を含む具体的形態を示している。
基本形態の段取画面Vrは、この一部領域Vrp、例示の場合、段取画面Vrの左側領域に、段取項目を表示した五つの段取項目ボタン部4a,4b,4c,4d,4eを縦方向に配列表示するとともに、各段取項目ボタン部4a…の左側に隣接させることにより各段取項目ボタン部4a…に対応する五つの第一状態表示部5a,5b,5c,5d,5eを縦方向に配列表示する。この第一状態表示部5a…は、段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、少なくとも表示態様を変更することにより、選択された段取項目の段取状態を示す機能を備え、より具体的には、この第一状態表示部5a…に対応する段取項目ボタン部4a…が選択されたなら第一表示態様E1に変更するとともに、次に行う他の段取項目ボタン部4b…が選択されたなら第二表示態様E2に変更する。
図4に 第一状態表示部5a…の具体的表示態様を示す。例えば、段取項目ボタン部4cが選択される前の第一状態表示部5cは、図4(a)に示すように、例えば、グレー色Eoxとなっているが、段取項目ボタン部4cが選択されることにより、第一状態表示部5cは、図4(b)に示すように、例えば、赤色(第一表示態様E1)に変更される。また、段取項目ボタン部4bが選択されることにより、第一状態表示部5bは、図4(a)に示すように、赤色(第一表示態様E1)に変更されるが、次に行う他の段取項目ボタン部4cが選択された際は、第一状態表示部5bは、図4(b)に示すように、例えば、青色(第二表示態様E2)に変更される。
このように、対応する段取項目ボタン部4a…が選択されたなら第一表示態様E1に変更するとともに、次に行う他の段取項目ボタン部4b…が選択されたなら第二表示態様E2に変更する第一状態表示部5a…を設ければ、現在行っている段取項目、済んだ段取項目、これから行う段取項目を容易に把握できるとともに、この際、第一表示態様E1及び第二表示態様E2に、異なる色を含ませれば、変更前の表示態様、第一表示態様E1及び第二表示態様E2の三つの表示態様を視覚的に容易かつ確実に見分けることができる利点がある。
一方、段取画面Vrの他の一部領域Vrq、例示の場合、段取画面Vrの中央領域には、比較的面積の大きいウィンドウ状の確認事項表示エリアWを設ける。この確認事項表示エリアWには、各段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、選択された段取項目に対応する確認事項に係わる複数の確認事項表示部6a,6b…を縦方向に配列表示するとともに、各確認事項表示部6a…の左側に隣接させることにより、各確認事項表示部6a…に対応する複数の第二状態表示部7a,7b…を縦方向に配列表示する。この第二状態表示部7a…は、確認事項表示部6a…が選択されたなら、少なくとも表示態様を変更することにより、選択された確認事項の段取状態を示す機能を備え、より具体的には、この第二状態表示部7a…に対応する確認事項表示部6a…が選択されたなら第一表示態様E3に変更するとともに、次に行う他の確認事項表示部6b…が選択されたなら第二表示態様E4に変更する。
図5に、第二状態表示部7a…の具体的表示態様を示す。例えば、確認事項表示部6bが選択される前の第二状態表示部7bは、図5(a)に示すように、例えば、グレー色Eoyとなっているが、確認事項表示部6bが選択されることにより、第二状態表示部7bは、図5(b)に示すように、例えば、赤色とチェックマークが同時に表示される態様(第一表示態様E3)に変更される。また、確認事項表示部6aが選択されることにより、第二状態表示部7aは、図5(a)に示すように、赤色とチェックマークが同時に表示される態様(第一表示態様E3)に変更されるが、次に行う他の確認事項表示部6bが選択された際は、第二状態表示部7aは、図5(b)に示すように、例えば、チェックマークのみの(第二表示態様E4)に変更される。この際、各確認事項表示部6a…は入力ボタン部を兼用する。したがって、各確認事項表示部6a…における確認事項の文字列をタッチすることにより各確認事項表示部6a…の選択を行うことができる。したがって、別途の入力ボタン部の表示が不要になるため、確認事項を表示する実質的な範囲を広げることができるとともに、表示する際の自由度を高めることができる。
このように、対応する確認事項表示部6a…が選択されたなら第一表示態様E3に変更するとともに、次に行う他の確認事項表示部6b…が選択されたなら第二表示態様E4に変更する第二状態表示部7a…を設ければ、現在行っている確認事項、済んだ確認事項、これから行う確認事項を容易に把握できるとともに、この際、第一表示態様E3に、異なる色を含ませ、かつ第二表示態様E4に、チェックマークを含ませれば、変更前の表示態様、第一表示態様E3及び第二表示態様E4の三つの表示態様を視覚的に容易かつ確実に見分けることができる利点があり、特に、チェックマークを用いることにより確認(チェック)の有無を感覚的に容易に判別できる。
さらに、各確認事項表示部6a,6b…には、必要により各確認事項表示部6a,6b…に対応する他の画面に切換えるための切換ボタン部6as,6bs…を設ける。図6は、一例として、確認事項表示部6dに、他の画面Vcに切換えるための切換ボタン部6dsを設けた場合を示す。この場合、他の画面Vcは、型開閉画面Vcであり、この型開閉画面Vcに「型仕様値」のウィンドウ画面Vdwが表示される。このように、確認事項表示部6a…に、この確認事項表示部6a…に対応する他の画面に切換えるための切換ボタン部6as…を設ければ、段取画面Vrを基点として各確認事項に対応する全ての段取及びその確認を行うことができるため、複雑で広範な段取を行うような場合であっても効率的かつ的確に行うことができる利点がある。
他方、段取画面Vrには、第一状態表示部5a…の表示態様をクリアする第一クリアボタン部12及び第二状態表示部7a…の表示態様をクリアする第二クリアボタン部13を設ける。この場合、段取画面表示手段8の機能により、各クリアボタン部12,13をONにしない限り、少なくとも電源のOFF時であっても各表示態様を、第二メモリ38に記憶して保持する機能を備える。したがって、第二メモリ38には不揮発性メモリが含まれる。このようなクリアボタン部12,13を設ければ、段取を途中で長時間中断するような場合であっても、再開時における再段取や再確認が不要になるため、能率的な段取作業を行うことができる。なお、段取画面Vrの右側領域には、各種の情報を表示する情報表示エリア51を設ける。例示は、型取付のON/OFF情報,型位置情報,エジェクタ位置情報,スクリュ位置情報が表示されている。
その他、ディスプレイユニット3には、画面切換キーK1,K2…が上段と下段に常時表示されており、各画面切換キーK1…の選択により、各画面切換キーK1…に対応する画面を表示できる。この画面切換キーK1…は、使用頻度の高さを考慮してランク分けされ、上段に、型開閉画面切換キーK1,エジェクタ画面切換キーK2,射出・計量画面切換キーK3,温度画面切換キーK4,モニタ画面切換キーK5,主要条件画面切換キーK6,条件切換画面切換キーK7を有する成形機の動作条件の設定に係わる第一のグループAuを横一列に配するとともに、下段に、これら以外となる操作スイッチ画面切換キーK8,プログラム画面切換キーK9,信号レコーダ画面切換キーK10,診断画面切換キーK11,本実施形態に係る段取支援方法に用いる段取画面Vrに切換える段取画面切換キーK12を有する第二のグループAdを横一列に配する。なお、図1に表示される第二のグループAdは、第二階層が表示された状態であるが、画面右端の階層画面切換キーKcをタッチすることにより、第一階層における工程監視画面切換キー,生産情報画面切換キー,波形画面切換キー,統計画面切換キー,トレンド画面切換キー,履歴画面切換キー等が、画面切換キーK8…と入れ替わる形で同様に表示される。
次に、本実施形態に係る段取支援方法について、図1〜図6を参照しつつ図7に示すフローチャートに従って説明する。
まず、段取を行うに際しては、成形機コントローラ2におけるドライブユニット40に、記憶メディア39をセットする。この記憶メディア39には、多数の成形条件データがファイル名を付して保存されている。そして、使用する成形条件データを選択し、成形機コントローラ2の第二メモリ36に含むデータメモリに読込んで格納する。また、成形機コントローラ2のディスプレイユニット3に表示されている段取画面切換キーK12をタッチすることにより、ディスプレイユニット3に段取画面Vrの初期画面Vro(図2)を表示させる(ステップS1)。この初期画面Vroでは、第一状態表示部5a…及び第二状態表示部7a…は全てグレー色Eox及びEoyになっている。一方、確認事項表示エリアWには、各段取項目ボタン部4a…に表示される各段取項目の作業内容等が簡潔に表示される。
次いで、各段取項目ボタン部4a…の一つをタッチして段取項目の選択を行う(ステップS2)。この場合、各段取項目ボタン部4a…の選択は必ずしも上から順番に行う必要はなく、任意の段取項目ボタン部4a…を選択することができる。今、図1及び図4(b)に示すように、段取項目ボタン部4a…を上から順番に行い、三番目の段取項目ボタン部4cを選択した場合を想定する。選択は、段取項目ボタン部4cをタッチすればよい。段取項目ボタン部4cを選択することにより、対応する第一状態表示部5cは第一表示態様E1(赤色)に変更されるとともに、この直前に終了した段取項目ボタン部4bに対応する第一状態表示部5bは第二表示態様E2(青色)に変更される(ステップS3)。
また、段取項目ボタン部4cを選択することにより、確認事項表示エリアWには、段取項目ボタン部4cの段取項目に対応する複数の確認事項が表示される(ステップS4)。例示(図1)の場合、段取項目は、「型締設定」であるため、この「型締設定」に対応する五つの確認事項が確認事項表示部6a,6b…により表示される。そして、各確認事項表示部6a…により確認事項の選択を行う(ステップS5)。この際、各確認事項表示部6a…は、タッチパネル3tにより入力ボタン部を兼用しているため、各確認事項表示部6a…における確認事項の文字列の一つをタッチして選択を行う。この場合、各確認事項表示部6a…の選択は必ずしも上から順番に行う必要はなく、任意の確認事項表示部6a…を選択することができる。今、図1及び図5(b)に示すように、確認事項表示部6a…を上から順番に行い、二番目の確認事項表示部6bを選択した場合を想定する。確認事項表示部6bを選択することにより、対応する第二状態表示部7bは第一表示態様E3(赤色+チェックマーク)に変更されるとともに、この直前に終了した確認事項表示部6aに対応する第二状態表示部7aは第二表示態様E4(チェックマーク)に変更される(ステップS6)。
この場合、確認事項が単純な場合、例えば、一例として、「ヒータ電源の確認」等の確認事項は、その電源のON/OFFを確認する比較的簡単な確認となるため、その確認により段取処理は終了となる(ステップS7,S8,S9)。これに対して、例示(図1)の場合、確認事項表示部6bの確認事項は「金型保護設定確認」となるため、他の画面での確認が必要となる。即ち、確認事項表示部6bには、この確認事項表示部6bに対応する他の画面に切換えるための切換ボタン部6bsが含まれているため、この切換ボタン部6bsをタッチして他の画面に切換える(ステップS10,S11)。この場合、確認事項表示部6bの切換ボタン部6bsをタッチした場合、図示を省略した「型開閉画面」が段取画面Vrから切換わって表示されるため、この「型開閉画面」により金型保護設定に係わる確認及び必要な設定等を含む段取処理を行えばよい(ステップS12)。なお、確認事項表示部6bには、金型保護設定の内容が一部表示部6beにより表示される。
図6は、一例として、切換ボタン部6dsにより他の画面Vcが表示される場合を示しており、この場合、段取項目ボタン部4aの「前段取」が選択されれば、対応する複数の確認事項表示部6a…が表示されるため、この中から選択した確認事項表示部6dに含まれる「型仕様値」に係わる切換ボタン部6dsのタッチにより、他の画面である型開閉画面Vcが表示される。この際、型開閉画面Vcの表示と共に、この型開閉画面Vc上には「型仕様値」に係わる内容がウィンドウ表示部Vdwにより表示されるため、オペレータは、ウィンドウ表示部Vdwにより表示される「型仕様値」の確認又は必要な設定等を含む段取処理を行うことができる。
そして、他の画面での段取処理が終了したなら段取画面切換キーK12をタッチする(ステップS13,S14)。これにより、段取画面Vrに切換わる(ステップS15)。なお、図6に示すように、ウィンドウ表示部Vdwが表示されている場合には、ウィンドウ表示部Vdwを閉じた後、段取画面切換キーK12をタッチする。
以下、確認事項表示エリアWに表示されている全ての確認事項表示部6a…に係わる確認事項に対する段取処理を同様に行う(ステップS16,S5…)。さらに、全ての確認事項表示部6a…に係わる確認事項に対する段取処理が終了したなら、他の残りの段取項目ボタン部4a…に係わる段取項目に対応する各確認事項に対する段取処理を同様に行う(ステップS17,S2…)。これらの一連の作業により必要な段取を行うことができる。なお、段取項目ボタン部4a…及び確認事項表示部6a…は、他の作業途中であっても自由に選択して切換えることができ、これにより、他の段取項目や他の確認事項を確認することができる。
よって、このような本実施形態に係る段取支援方法によれば、段取項目を表示した複数の段取項目ボタン部4a…を配列表示し、かつ各段取項目の段取状態を示す第一状態表示部5a…を各段取項目ボタン部4a…に対応させて配列表示するとともに、段取画面Vrの他の一部領域Vrqに確認事項表示用エリアWを設け、この確認事項表示用エリアWに、各段取項目ボタン部4a…が選択されたなら、選択された段取項目に対応する確認事項に係わる複数の確認事項表示部6a…を配列表示し、かつ各確認事項の確認状態を示す第二状態表示部7a…を各確認事項表示部6a…に対応させて配列表示するようにしたため、段取の段階に拘わらず全体の段取状況を容易に確認できる。したがって、例えば、現在の段取の進捗状況や残りの段取の作業量などを容易に把握できるとともに、一度確認した後に重要な事項に対して再度確認したい場合などでも容易に確認でき、実際の段取作業を進めるオペレータにとって、より使い勝手(利便性)を高めることができるとともに、作業能率の向上にも寄与できる。また、段取時には、段取項目ボタン部4a…により段取項目が選択されたなら、少なくとも選択された段取項目に対応する第一状態表示部5a…の表示態様を変更するとともに、確認事項表示部6a…により確認事項が選択されたなら、少なくとも選択された確認事項に対応する第二状態表示部7a…の表示態様を変更するようにしたため、段取を行ったか否かを容易かつ確実に確認することができ、段取漏れ或いは重複作業により生産の遅れなどを生じる不具合を回避できる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,数量,具体例,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、第一表示態様E1及び第二表示態様E2に、異なる色を含ませ、また、第一表示態様E3に、異なる色を含ませ、かつ第二表示態様E4に、チェックマークを含ませる例を挙げたが、その他の色、模様,大きさ,記号等の識別できる各種態様やそれらの組合わせを用いることができる。一方、確認事項表示部6a…に入力ボタン部を兼用させた場合を示したが、対応する別途の入力ボタン部を設けてもよい。さらに、ディスプレイユニット3はタッチパネル3tを用いた場合を示したが、マウス等により動くカーソルにより選択する場合など、他の選択手段を排除するものではない。その他、段取画面Vrに表示される配列方向として縦方向を例示したが、もちろん横方向であってもよいし、円弧状に配列するなど、他の各種レイアウトにより表示することができる。
本発明に係る段取支援方法及び段取支援装置1は、ディスプレイを有する成形機コントローラを備える各種の射出成形機に利用することができる。
1:段取支援装置,2:成形機コントローラ,3:ディスプレイユニット,4a,4b,4c…:段取項目ボタン部,5a,5b,5c…:第一状態表示部,6a,6b…:確認事項表示部,6as…:切換ボタン部,7a,7b…:第二状態表示部,8:段取画面表示手段,12:第一クリアボタン部,13:第二クリアボタン部,M:射出成形機,Vr:段取画面,Vrp:段取画面の一部領域,Vrq:段取画面の他の一部領域,W:確認事項表示用エリア,E1:第一表示態様,E2:第二表示態様,E3:第一表示態様,E4:第二表示態様

Claims (10)

  1. 射出成形機の生産開始に伴う段取時に、成形機コントローラのディスプレイユニットに段取画面を表示し、この段取画面に少なくとも段取に係わる内容を表示して段取を支援する射出成形機の段取支援方法において、前記段取画面の一部領域に、段取項目を表示した複数の段取項目ボタン部を配列表示し、かつ各段取項目の段取状態を示す第一状態表示部を各段取項目ボタン部に対応させて配列表示するとともに、前記段取画面の他の一部領域に確認事項表示用エリアを設け、この確認事項表示用エリアに、各段取項目ボタン部が選択されたなら、選択された段取項目に対応する確認事項に係わる複数の確認事項表示部を配列表示し、かつ各確認事項の確認状態を示す第二状態表示部を各確認事項表示部に対応させて配列表示することにより、段取時に、任意の段取項目ボタン部が選択されたなら、少なくとも選択された任意の段取項目ボタン部に対応する第一状態表示部の表示態様を第一表示態様に変更し、次に行う他の段取項目ボタン部が選択されたなら、前記任意の段取項目ボタン部に対応する第一状態表示部の表示態様を第二表示態様に変更するとともに、前記確認事項表示部により前記確認事項が選択されたなら、少なくとも選択された確認事項に対応する第二状態表示部の表示態様を変更することを特徴とする射出成形機の段取支援方法。
  2. 前記第一表示態様及び前記第二表示態様は、異なる色を含むことを特徴とする請求項1記載の射出成形機の段取支援方法。
  3. 前記第二状態表示部は、任意の確認事項表示部が選択されたなら、選択された確認事項表示部に対応する第二状態表示部を第一表示態様に変更し、次に行う他の確認事項表示部が選択されたなら、前記任意の確認事項表示部に対応する第二状態表示部を第二表示態様に変更することを特徴とする請求項1記載の射出成形機の段取支援方法。
  4. 前記第一表示態様は、異なる色を含み、かつ前記第二表示態様は、チェックマークを含むことを特徴とする請求項3記載の射出成形機の段取支援方法。
  5. 前記確認事項表示部は、入力ボタン部を兼用することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の射出成形機の段取支援方法。
  6. 射出成形機の生産開始に伴う段取時に、成形機コントローラのディスプレイユニットに段取画面を表示し、この段取画面に少なくとも段取に係わる内容を表示して段取を支援する射出成形機の段取支援装置において、前記段取画面の一部領域に、段取項目を表示した複数の段取項目ボタン部を配列表示し、かつ前記段取項目ボタン部が選択されたなら、少なくとも表示態様を変更することにより、選択された段取項目の段取状態を示す第一状態表示部を各段取項目ボタン部に対応させて配列表示し、任意の段取項目ボタン部が選択されたなら、少なくとも選択された任意の段取項目ボタン部に対応する第一状態表示部の表示態様を第一表示態様に変更し、次に行う他の段取項目ボタン部が選択されたなら、前記任意の段取項目ボタン部に対応する第一状態表示部の表示態様を第二表示態様に変更する表示を行うとともに、他方、前記段取画面の他の一部領域に確認事項表示エリアを設け、この確認事項表示エリアに、各段取項目ボタン部が選択されたなら、選択された段取項目に対応する確認事項に係わる複数の確認事項表示部を配列表示し、かつ前記確認事項表示部が選択されたなら、少なくとも表示態様を変更することにより、選択された確認事項の段取状態を示す第二状態表示部を各確認事項表示部に対応させて配列表示する、段取画面表示手段を備えてなることを特徴とする射出成形機の段取支援装置。
  7. 前記第二状態表示部は、任意の確認事項表示部が選択されたなら、選択された確認事項表示部に対応する第二状態表示部を第一表示態様に変更し、次に行う他の確認事項表示部が選択されたなら、前記任意の確認事項表示部に対応する第二状態表示部を第二表示態様に変更する機能を備えることを特徴とする請求項6記載の射出成形機の段取支援装置。
  8. 前記確認事項表示部は、入力ボタン部を兼用することを特徴とする請求項6又は7記載の射出成形機の段取支援装置。
  9. 前記確認事項表示部には、この確認事項表示部に対応する他の画面に切換えるための切換ボタン部を備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の射出成形機の段取支援装置。
  10. 前記段取画面表示手段は、前記段取画面に、前記第一状態表示部の表示態様をクリアする第一クリアボタン部及び/又は前記第二状態表示部の表示態様をクリアする第二クリアボタン部を備え、各クリアボタン部をONにしない限り、少なくとも電源のOFF時であっても各表示態様を記憶して保持する機能を備えることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の射出成形機の段取支援装置。
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