JP2013054636A - プログラマブルコントローラ用のモニタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンクション・ブロックの入力端子と出力端子の信号状態をタイムチャート表示して、ファンクション・ブロックを使用したシーケンスプログラムのデバッグを容易におこなうことができるモニタ装置を提供する。
【解決手段】プログラマブルコントローラ用のモニタ装置100は、シーケンスプログラム表示手段116aと、ファンクション・ブロックを選択する選択手段122と、現在の各信号状態を取得する信号状態取得手段116bと、選択手段122でファンクション・ブロックを選択すると、入力端子および出力端子のファンクション・ブロック・プログラムでのアドレスを監視アドレスと関連付ける監視アドレス設定手段116dと、信号状態取得手段116dにより、各入力端子および各出力端子の現在の各信号状態をプログラマブルコントローラの実行中に取得し、タイムチャートとして表示するタイムチャート表示手段116cを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は例えば生産設備等のプログラマブルコントローラ用のモニタ装置に関する。
生産設備の設備機械は各種の装置により構成され、これらの装置の制御には、主にプログラマブルコントローラが使用されている。プログラマブルコントローラは、シーケンサとも呼ばれており、シーケンスプログラムの記述に従って、プログラマブルコントローラがシーケンスプログラムを順次実行(シーケンス処理)することにより、各種の装置を制御している。このシーケンスプログラムを記述する代表的なものとして、ラダー回路やファンクション・ブロックが知られている。ラダー回路は、梯子状に描かれた、両端の垂直な二つの線とその間を水平に結ぶ平行な線上に、接点・コイル等の回路要素の配置により論理回路を示したものであり、広く使用されている。ファンクション・ブロックは、概略矩形にて表現され、左右に複数の入力端子および出力端子を有しており、ラダー回路上に配置して回路要素の一つとして扱うことができる。ファンクション・ブロックは装置の種類ごとに作成され、内部に対象の装置を制御する論理回路を有したファンクション・ブロック・プログラムからなる。
通常これらのファンクション・ブロックは、プログラマブルコントローラのメーカーや生産技術部門において作成され、生産設備のメーカーに供給される。従って、生産設備のメーカーは、シーケンスプログラムの作成において、装置ごとに制御回路を作成する必要はない。装置に対応するファンクション・ブロックを回路要素の一つとして、ラダー回路上に配置し、その入力端子および出力端子にそれぞれ必要な入力回路および出力回路を接続することで、制御回路を完成させることができる。このように、ファンクション・ブロックを使用することで、シーケンスプログラムを効率的に作成することができる。また、シーケンスプログラムにファンクション・ブロックを使用することで、装置が正常に動作しない場合、調査するシーケンスプログラムの範囲を、該当装置に対応したファンクション・ブロック部分に絞り込むことができるので、デバッグを容易にすることができる。
ところで、シーケンスプログラムのデバッグをおこなう場合は、従来、モニタ装置の画面上にシーケンスプログラムのラダー回路を表示し、回路要素を信号状態に合わせて強調表示させて、回路の論理状態を把握することにより、解析することがおこなわれている。特許文献1では、上記の表示に加えて、回路要素の時系列での信号変化をタイムチャート表示するものが開示されている。タイムチャート表示により、回路要素の信号変化が時系列で把握できるので、さらに詳細な解析をおこなうことができる。
特開平4−370806号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、ファンクション・ブロックを使用したシーケンスプログラムの場合については説明されていない。タイムチャートを表示するには、シーケンスプログラムのラダー回路から目視で回路要素のアドレスを取得し、このアドレスを監視アドレスとして設定する必要がある。ところで、ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子には、ファンクション・ブロックごとに異なるアドレスが割り付けられることからアドレスは表示されておらず、目視でアドレスを取得することができない。このため、ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子の信号状態は、直接タイムチャート表示することができず、入力端子および出力端子にそれぞれ接続される入力回路および出力回路の信号状態から判断することとなり、容易ではなかった。
また、入力回路および出力回路の信号状態から入力端子および出力端子の信号状態を判断する場合、目視で入力回路および出力回路から回路要素のアドレスを取得し、監視アドレスとして手動で設定する必要があるため、タイムチャート表示するのに手間がかかっていた。さらに、タイムチャート表示とファンクション・ブロックの配置されたシーケンスプログラム表示は、表示画面が別々になって表示しているため、回路要素とタイムチャートとの対応関係が理解しにくいという問題があった。
また、ファンクション・ブロックを作成するメーカーや生産技術部門においては、ファンクション・ブロック.プログラムを作成し、デバッグする必要がある。しかし、ファンクション・ブロック・プログラムはタイムチャート表示をおこなっていないため、ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子の信号状態は、シーケンスプログラムの場合と同様に、入力端子および出力端子にそれぞれ接続されるシーケンスプログラムの入力回路および出力回路から判断することとなり、容易ではなかった。また、タイムチャート表示とシーケンスプログラム表示は、表示画面が別々になって表示しているため、回路要素とタイムチャートの対応関係が理解しにくいという問題があった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子の信号状態をタイムチャート表示して、ファンクション・ブロックを使用したシーケンスプログラムのデバッグを容易におこなうことができるモニタ装置を提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、上記の課題を解決するため、装置をシーケンス制御するために、接点およびコイル等の回路要素を含むシーケンスプログラム・ラダー回路を構成するシーケンスプログラムと、前記装置の特定動作をシーケンス制御するために、前記シーケンスプログラム・ラダー回路に入力端子および出力端子が接続されたファンクション・ブロックと、前記入力端子および出力端子を含むファンクション・ブロック・論理回路を構成するファンクション・ブロック・プログラムと、から構成されるプログラマブルコントローラ用のモニタ装置にして、前記シーケンスプログラム・ラダー回路に前記ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子が接続された前記シーケンスプログラム・ラダー回路を表示装置に表示するシーケンスプログラム表示手段と、前記シーケンスプログラム表示装置に表示された前記シーケンスプログラム・ラダー回路の前記ファンクション・ブロックを選択する選択手段と、前記シーケンスプログラムの前記各回路要素、前記ファンクション・ブロックの前記各入力端子および前記各出力端子にそれぞれ割り付けられた監視アドレスに、信号状態記憶手段により記憶された前記各入力端子および前記各出力端子の現在の各信号状態を、取得する信号状態取得手段と、前記選択手段で前記ファンクション・ブロックを選択すると、前記入力端子および前記出力端子の前記ファンクション・ブロック・プログラムでのアドレスを前記監視アドレスと関連付ける監視アドレス設定手段と、信号状態取得手段により、前記信号状態記憶手段に記憶された前記各入力端子および前記各出力端子の現在の前記各信号状態を前記プログラマブルコントローラの実行中に取得してタイムチャートとして表示するタイムチャート表示手段と、を備えることである。
請求項2に係わる発明は、請求項1に記載のプログラマブルコントローラ用のモニタ装置であって、前記シーケンスプログラム・ラダー回路と同一画面に前記タイムチャートを表示するシーケンスプログラム・ラダー回路およびタイムチャート・同一画面表示手段を備えることである。
請求項3に係わる発明は、請求項1に記載のプログラマブルコントローラ用のモニタ装置であって、前記ファンクション・ブロック・プログラムの回路要素、前記各入力端子および前記各出力端子の前記ファンクション・ブロック・プログラムでのアドレスを前記監視アドレスと関連付けるファンクション・ブロック監視アドレス設定手段と、前記ファンクション・ブロック・論理回路を表示装置に表示するファンクション・ブロック・プログラム表示手段と、前記ファンクション・ブロック・プログラムと同一画面に前記タイムチャートを表示するファンクション・ブロック・プログラムおよびタイムチャート同一画面表示手段と、を備えることである。
上記のように構成した請求項1の発明によれば、シーケンス制御される装置の特定動作の一動作が正常でない場合、以下の操作により、シーケンスプログラムのデバッグをおこなうことができる。まず、プログラマブルコントローラ用のモニタ装置において、シーケンスプログラム表示手段により、シーケンスプログラムのラダー回路を表示装置に表示する。そして、ラダー回路上において、上記装置に対応したファンクション・ブロックを表示する。ここで、信号状態記憶手段は、回路要素、入力端子および出力端子にそれぞれ割り付けられた監視アドレスに、現在の各信号状態を記憶している。次に、選択手段により、このファンクション・ブロックを選択すると、監視アドレス設定手段が入力端子および出力端子のファンクション・ブロック・プログラムでのアドレスを信号状態記憶手段の監視アドレスと関連付ける。そして、タイムチャート表示手段は、信号状態取得手段により、信号状態記憶手段に記憶された現在の各信号状態をプログラマブルコントローラの実行中に取得して、タイムチャート表示することができる。これにより、入力端子および出力端子にそれぞれ接続されるシーケンスプログラム・ラダー回路の各回路要素の信号状態から判断することなく、入力端子および出力端子の信号状態の変化を時系列で見ることができる。また、監視アドレス設定手段により、タイムチャートにファンクション・ブロックの入力端子および出力端子のアドレスが自動的に設定されるので、タイムチャート表示するのに手間がかからない。このように、ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子の信号状態をタイムチャート表示して、ファンクション・ブロックを使用したシーケンスプログラムのデバッグを容易におこなうことができる。
請求項2に係わる発明によれば、シーケンスプログラム・ラダー回路およびタイムチャート・同一画面表示手段により、シーケンスプログラム・ラダー回路と同一画面にタイムチャートを表示することができるので、シーケンスプログラムの回路要素とタイムチャートとの対応関係を理解しやすくすることができる。
請求項3に係わる発明によれば、ファンクション・ブロック・論理回路の回路要素のタイムチャートを表示することに加えて、ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子の信号状態を含めて表示することができる。また、ファンクション・ブロック・プログラムおよびタイムチャート同一画面表示手段により、ファンクション・ブロック・論理回路と同一画面にタイムチャートを同時に表示することができるので、ファンクション・ブロック・論理回路の回路要素とタイムチャートとの対応関係を理解しやすくすることができる。
本発明の第1の実施形態を示すモニタ装置とプログラマブルコントローラと設備機械の構成を示すブロック図。 図1の設備機械の部分概略図。 図1のプログラマブルコントローラのアドレス設定。 図1のプログラマブルコントローラのシーケンスプログラムの主要部。 図1のプログラマブルコントローラのシーケンスプログラムのファンクション・ブロック部。 本発明の第1の実施形態を示すモニタ装置の各種情報テーブル。 本発明の第1の実施形態を示すモニタ装置の監視アドレス設定処理のフローチャート。 本発明の第1の実施形態を示すモニタ装置のタイムチャート表示処理の描画座標系。 本発明の第1の実施形態を示すモニタ装置のタイムチャート表示処理のフローチャート。 本発明の第1の実施形態を示すモニタ装置のタイムチャート表示例。 本発明の第2の実施形態を示すモニタ装置のタイムチャート表示例。 本発明の第3の実施形態を示すモニタ装置のタイムチャート表示例。
[第1の実施形態]
以下、本発明の実施形態のモニタ装置100の構成を図面に従って説明する。なお、図中ファンクション・ブロックはFBと略記している。
図1に示すように、モニタ装置100の表示部110は、液晶表示板121と、その液晶表示板121上を被覆した透明の電極板からなるタッチパネル122とにより構成されている。モニタ装置100には、CPU111の内部バス112を介して、RAM114、ROM115、表示部インターフェース118、通信インターフェース119が接続されている。プログラマブルコントローラ10には、CPU11の内部バス12を介して、プログラムメモリ13、RAM14、ROM15、I/O制御回路17、通信インターフェース19が接続されている。プログラマブルコントローラ10とモニタ装置100は、それぞれの通信インターフェース19,119を介して接続されている。制御対象である設備機械50は、プログラマブルコントローラ10のI/O制御回路17を介して、装置1,2等の出力デバイス、およびセンサやスイッチ等の入力デバイス(図示せず)に接続されている。プログラマブルコントローラ10のROM15は、システムプログラム15aが格納されている。RAM14は、システムプログラム15aがシーケンスプログラム13aを実行する際に使用されるワークメモリ14aが設けられている。
プログラムメモリ13には、設備機械50を制御するためのシーケンスプログラム13aや装置1,2等に対応したファンクション・ブロックを含むファンクション・ブロック・プログラム13bが格納されている。なお、ファンクション・ブロック・プログラム13bには、論理回路の他にも、FB入出力情報等のデータが含まれている。システムプログラム15aは、CPU11により実行されてプログラマブルコントローラ10の全体を制御する。モニタ装置100のROM115は、システムプログラム116に含まれるシーケンスプログラム表示手段116a、信号状態取得手段116b、タイムチャート表示手段116c、監視アドレス設定手段116d、ファンクション・ブロック・プログラム表示手段116e、が格納されている。RAM114は、システムプログラム116が、上記の表示手段116a〜116eを実行する際に使用されるワークメモリ114aが設けられている。システムプログラム116は、CPU111により実行されてモニタ装置100の全体を制御するとともに、オペレータの操作により、上記の表示手段116a〜116eを適宜呼び出す。上記の表示手段116a〜116eは、表示部インターフェース118を介して、表示部110に表示する。
次に、本実施形態の設備機械50の構成について説明する。
図2に示すように、設備機械50は、アーム装置51とハンド装置52により構成される部分を有している。アーム装置51は、ベース部に固定され、エアシリンダーにより水平方向に動作する。また、ハンド装置52は、アーム端部に固定され、エアシリンダーによりチャック動作する。また、ベース部にはアーム装置51のアーム位置Aおよびアーム位置Bを検出するリミットスイッチLS1,LS2がそれぞれ設けられている。リミットスイッチLS1は、アーム後退端のアーム位置Aにおいて信号状態がオンし、リミットスイッチLS2は、アーム前進端のアーム位置Bにおいて信号状態がオンするように配置されている。そして、アーム端部にはハンド装置52のアンチャック端およびチャック端の位置を検出するリミットスイッチLS3,LS4がそれぞれ設けられている。リミットスイッチLS3は、ハンド装置52のアンチャック端の位置において信号状態がオンし、リミットスイッチLS4は、ハンド装置52のチャック端の位置において信号状態がオンするように配置されている。また、アーム位置Bおよびアーム位置Aにおいて、ワークWの有無を検出するセンサP1,P2がそれぞれベース部に設けられている。
次に、設備機械50の動作の概略について説明する。
初期状態において、アーム装置51を後退端のアーム位置Aとし、ハンド装置52をアンチャック端の位置として、待機する。(1)ワークWがセットされたことを検出すると、ハンド装置52によりワークWをチャックする。(2)次に、アーム装置51のアームを前進端のアーム位置Bまで前進させる。(3)次に、ハンド装置52をアンチャックして、ワークWを置き台に置く。(4)次に、アーム装置51のアームを後退端のアーム位置Aまで後退させる。(5)次のワークWがセットされるまで待機し、ワークWがセットされたことを検出されたら、(1)の動作に戻る。以下は繰り返しの動作となる。これらの動作は、エアシリンダー等からなるアクチュエータの前進動作と後退動作を制御するファンクション・ブロックFB200をアーム装置51およびハンド装置52に使用したシーケンスプログラム13aのラダー回路により記述されている。
次に、本実施形態のシーケンスプログラム13aの概略を示す。
シーケンスプログラム13aは、図3に示されるアドレス設定を用いて、図4、図5に示すファンクション・ブロックを使用したラダー回路により記述されている。これらのアドレスはプログラマブルコントローラ10が認識可能な形式であり、先頭の識別文字に16進のワードアドレスを付加したものである。先頭の識別文字がMのアドレスは、プログラマブルコントローラ10のワークメモリ14a上のアドレスであることを示している。また、先頭の識別文字がXおよびYのアドレスは、それぞれI/O制御回路17を介して装置と接続され、装置と信号の入力および出力をおこなうアドレスである。図4に示すブロック番号0010〜0013は、上記(1)〜(5)の動作指示をおこなう。図5に示すブロック番号0020および0021は、それぞれファンクション・ブロックFB200を使用して、アーム装置51およびハンド装置52の動作を制御する。
ファンクション・ブロックFB200のファンクション.ブロック・論理回路は、エアシリンダー等からなるアクチュエータの特定動作を構成する前進動作と後退動作を制御するファンクション・ブロックであり、以下に示すように論理回路が構成されている。図5に示すように、ファンクション・ブロックFB200は、6個の入力端子と、4個の出力端子を有している。入力端子の前進指示IN1と、前進条件IN3と、後退端LSIN5の信号がオンし、前進端LSIN6の信号がオフにて、前進動作の出力端子OUT3の信号がオンする。前進動作の出力端子OUT3の信号は、前進端LSIN6の信号がオンにて、オフとなるとともに、遅延して前進端の出力端子OUT1の信号をオンする。入力端子の後退指示IN2と、後退前進条件IN4と、後退端LSIN5の信号がオフし、前進端LSIN6の信号がオンにて、後退動作の出力端子OUT4の信号がオンする。後退動作の出力端子OUT4の信号は、後退端LSIN5の信号がオンにて、オフとなるとともに、遅延して後退端の出力端子OUT2の信号をオンする。従って、前進動作の出力端子OUT3には、アクチュエータの前進動作指令となるコイルを接続し、後退動作の出力端子OUT4には、アクチュエータの後退動作指令となるコイルを接続する。また、後退端LSIN5には、アクチュエータの後退端にてオンするリミットスイッチの接点を接続し、前進端LSIN6には、アクチュエータの前進端にてオンするリミットスイッチの接点を接続する。
シーケンスプログラム13aは、上方から下方に順次実行され、下端まで実行されると、入出力信号をリフレッシュした後、上端から繰り返し実行する。入出力信号は、図1のI/O制御回路17を介して、装置2に相当するアーム装置51およびハンド装置52に受け渡される。なお、これらのシーケンスプログラム13aおよびファンクション・ブロック・プログラム13bは、周辺装置等によって作成されている。
次に、本実施形態のシーケンスプログラム13aの動作の詳細を示す。
初期状態において、アーム装置51は後退端に位置しており、これを示す接点M107がオンし、ハンド装置52はアンチャック端に位置しており、これを示す接点X203がオンしている。
次に、図4に示すように、ブロック番号0010において、運転条件を満たしていることを示す接点X010がオンし、ワークWがセットされたことを示す接点X211がオンし、ハンド装置52がチャック端に位置していることを示す接点M108がオフであると、ハンド装置52にチャック指示するコイルM071をオンするとともに、コイルM071を自己保持する。
図5に示すように、ブロック番号0021において、ファンクション・ブロックFB200の入力端子であるIN1に接続された接点M071と、IN3に接続された接点M107と、IN5に接続された接点X203がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、前進動作の出力端子OUT3がオンする。ファンクション・ブロックFB200の前進動作の出力端子OUT3には、チャック動作指令となるコイルY275が接続されており、ハンド装置52は、Y275の信号がオンであるとチャック動作をおこなうように構成されている。ハンド装置52のチャック動作により、チャック端に配置されたリミットスイッチLS4の信号状態がオンであると、入力端子IN6に接続された接点X204がオンする。ファンクション・ブロックFB200は、前進端LSの入力端子IN6がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、前進動作の出力端子OUT3をオフするとともに、前進端の出力端子OUT1がオンする。ファンクション・ブロックFB200の前進端の出力端子OUT1には、ハンド装置52がチャック端に位置していることを示すコイルM108が接続され、OUT1がオンするとともに、コイルM108がオンする。ブロック0010は、接点M108がオンであると、ハンド装置52のチャック指示するM071のコイルをオフする。
図4に示すように、ブロック番号0011において、ハンド装置52がチャック端に位置にあることを示す接点M108がオンし、アーム装置51が前進端のアーム位置Bにあることを示す接点M106がオフであると、アーム装置51に前進指示するコイルM061をオンするとともに、コイルM061を自己保持する。
図5に示すように、ブロック番号0020において、ファンクション・ブロックFB200の入力端子であるIN1に接続された接点M061と、IN3に接続された接点M108と、IN5に接続された接点X201がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、前進動作の出力端子OUT3がオンする。ファンクション・ブロックFB200の前進動作の出力端子OUT3には、前進動作指令となるコイルY273が接続されており、アーム装置51は、Y273の信号がオンであると前進動作をおこなうように構成されている。アーム装置51の前進動作により、前進端に配置されたリミットスイッチLS2の信号状態がオンであると、入力端子IN6に接続された接点X202がオンする。ファンクション・ブロックFB200は、前進端LSの入力端子IN6がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、前進動作の出力端子OUT3をオフするとともに、前進端の出力端子OUT1をオンする。ファンクション・ブロックFB200の前進端の出力端子OUT1には、アーム装置51が前進端のアーム位置Bにあることを示すコイルM106が接続され、OUT1がオンするとともに、コイルM106がオンする。
図4に示すように、ブロック番号0011は、接点M106がオンであると、アーム装置51に前進指示するM061のコイルをオフする。そして、ブロック番号0012において、アーム装置51が前進端のアーム位置Bにあることを示す接点M106がオンし、ワークWがセットされたことを示す接点X212がオンし、ハンド装置52がアンチャック端に位置していることを示す接点M109がオフであると、ハンド装置52にアンチャック指示するコイルM072をオンするとともに、コイルM072を自己保持する。
図5に示すように、ブロック番号0021において、ファンクション・ブロックFB200の入力端子であるIN2に接続された接点M072と、IN4に接続された接点M106と、IN6に接続された接点X204がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、後退動作の出力端子OUT4がオンする。ファンクション・ブロックFB200の後退動作の出力端子OUT4には、アンチャック動作指令となるコイルY274が接続されており、ハンド装置52は、Y274の信号がオンであるとアンチャック動作をおこなうように構成されている。ハンド装置52のアンチャック動作により、アンチャック端に配置されたリミットスイッチLS3の信号状態がオンであると、入力端子IN6に接続された接点X203がオンする。ファンクション・ブロックFB200は、後退端LSの入力端子IN5がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、後退動作の出力端子OUT4をオフするとともに、後退端の出力端子OUT2がオンする。ファンクション・ブロックFB200の後退端の出力端子OUT2には、ハンド装置52がアンチャック端に位置していることを示すコイルM109が接続され、OUT2がオンするとともに、コイルM109がオンする。ブロック0012は、接点M109がオンであると、ハンド装置52のアンチャック指示するM072のコイルをオフする。
図4に示すように、ブロック番号0013において、ハンド装置52がアンチャック端に位置していることを示す接点M109がオンし、アーム装置51が後退端のアーム位置Bにあることを示す接点M107がオフであると、アーム装置51に後退指示するコイルM062をオンするとともに、コイルM062を自己保持する。
図5に示すように、ブロック番号0020において、ファンクション・ブロックFB200の入力端子であるIN2に接続された接点M062と、IN4に接続された接点M109と、IN6に接続された接点X202がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、後退動作の出力端子OUT4がオンする。ファンクション・ブロックFB200の後退動作の出力端子OUT43には、後退動作指令となるコイルY272が接続されており、アーム装置51は、Y272の信号がオンであると後退動作をおこなうように構成されている。アーム装置51の後退動作により、後退端に配置されたリミットスイッチLS1の信号状態がオンであると、入力端子IN5に接続された接点X201がオンする。ファンクション・ブロックFB200は、後退端LSの入力端子IN5がオンであると、ファンクション.ブロック・論理回路により、後退動作の出力端子OUT4をオフするとともに、後退端の出力端子OUT2をオンする。ファンクション・ブロックFB200の後退端の出力端子OUT2には、アーム装置51が後退端のアーム位置Aにあることを示すコイルM107が接続され、OUT2がオンするとともに、コイルM107がオンする。
図4に示すように、ブロック番号0013は、接点M107がオンであると、アーム装置51に後退指示するM062のコイルをオフする。
次に、本実施形態の本実施形態のモニタ装置100の動作について説明する。
モニタ装置100は、オペレータがタッチパネル122上のシーケンスプログラム表示を選択すると、システムプログラム116により、シーケンスプログラム表示手段116aを呼び出す。シーケンスプログラム表示手段116aは、通信インターフェース118を介して、プログラマブルコントローラ10から、シーケンスプログラム13aおよびファンクション・ブロック・プログラム13bを読み出し、表示部インターフェース118を介して、表示部110にシーケンスプログラム13aを表示する。
また、システムプログラム116は、読み出されたシーケンスプログラム13aおよびファンクション・ブロック・プログラム13bから、図6(a)に示されるFB位置情報テーブル、図6(b)に示されるFB入出力情報テーブル、図6(c)に示されるメモリマップの各情報テーブルをワークメモリ14a上に生成する。
ファンクション・ブロック位置情報テーブルは、図6(a)に示すようにシーケンスプログラム13aに記述されたファンクション・ブロックの位置、ファンクション・ブロック名、ワークメモリの先頭アドレス、ワークメモリのサイズの情報を有している。
ファンクション・ブロック入出力情報テーブルは、図6(b)に示すようにファンクション・ブロックごとのタグ名、コメント文字列、データ型、オフセットサイズの情報を有している。タグ名とはファンクション・ブロックの入力端子および出力端子等の回路要素に設定される名称である。これらの情報は、ファンクション・ブロック・プログラム13bのプログラミングとともに、周辺装置等によって設定されている。
メモリマップは、図6(c)に示すようにシーケンスプログラム13aに記述されたファンクション・ブロックごとに、ワークメモリ14a上に割り当てられたワークエリアの先頭アドレスの情報を有している。
シーケンスプログラム表示手段116aにより、表示部110に表示されたシーケンスプログラム13aにおいて、選択手段のタッチパネル122からファンクション・ブロックをオペレータがタッチすると、システムプログラム116は、タイムチャート表示手段116cを呼び出す。タイムチャート表示手段116cは、監視アドレス設定手段116dを呼び出し、タッチされたブロック番号0020のファンクション・ブロックFB200の監視アドレス設定処理をおこなう。
以下、本実施形態の監視アドレス設定手段116dである監視アドレス設定処理を図7に示すフローチャートに従って説明する。
図7に示すように、監視アドレス設定処理は、表示部110に表示されたシーケンスプログラム13aから、選択手段により選択されたファンクション・ブロックのブロック番号を取得する。(ステップS001)次に、ファンクション・ブロック位置情報テーブルから、選択されたファンクション・ブロックのワークメモリの先頭アドレスWMを取得する。(ステップS002)例えば、図6(a)のファンクション・ブロック位置情報テーブルの場合、ブロック番号0020と、ファンクション・ブロックFB200から、ワークメモリの先頭アドレスWMのW008を取得する。なお、この先頭アドレスはプログラマブルコントローラ10が認識可能な形式であり、先頭の識別文字Wに16進のワードアドレスを付加したものである。次に、ファンクション・ブロック入出力情報テーブルから、ファンクション・ブロック先頭の入出力端子の情報を取得する。(ステップS003)例えば、図6(b)のファンクション・ブロック入出力情報テーブルの場合、入力端子のIN1を取得する。次に入出力端子のオフセットOFSを取得する。(ステップS004)例えば、図6(b)のファンクション・ブロック入出力情報テーブルの場合、入力端子IN1から、オフセットOFSの0ワードを取得する。次に入出力端子の監視アドレスTAを算出する。(ステップS005)例えば、ブロック番号0020のファンクション・ブロックFB200の入力端子のIN1の場合、ワークメモリの先頭アドレスWMがW008であり、オフセットOFSは0ワードであることから、アドレスTAは、WM+OFS=W008を算出する。次に、アドレスTAを監視アドレスリストに追加する。(ステップS006)次に、入出力端子が最大入出力端子の個数を超えているか判別する。入出力端子が最大入出力端子の個数を超えていた場合、監視アドレス設定処理を終了する。(ステップS007)入出力端子が最大入出力端子の個数を超えていなければ、ファンクション・ブロック入出力情報テーブルから、次の入出力端子の情報を取得し、ステップS004へジャンプする。(ステップS008)例えば、図6(b)のファンクション・ブロック入出力情報テーブルの場合、入力端子のIN2を取得する。
このようにして、監視アドレス設定処理は、ファンクション・ブロックごとに割り付けられた入力端子および出力端子のアドレスを取得するとともに、監視アドレスとして関連付け、監視アドレスリストとして設定する。
以下、本実施形態のタイムチャート表示手段116cであるタイムチャート表示処理を図8に示す描画座標系と、図9に示すフローチャートに従って説明する。
図8に示すように、本実施形態のタイムチャートの描画座標系は、横軸であるX軸に時間軸を配置し、縦軸であるY軸に信号軸を配置したものである。この水平線の水平方向の長さは時間を表し、水平線の高さは信号状態のオン状態とオフ状態を表している。表示は、信号状態のサンプリング時間間隔dごとに更新され、右端に最新の信号状態を描画する。現在(今回)の描画座標位置をxとすると、前回の信号状態の水平線の高さuまたはlにて、水平線をxからx+dまで描画した後、今回の信号状態の垂直線をx+dに描画する。複数のアドレスのタイムチャートを同じ時間軸で描画することにより、アドレス間の信号変化の状況を理解しやすくしている。
図9に示すように、タイムチャート表示処理は、最初に監視アドレス設定処理を呼び出し、監視アドレスリストを生成する(ステップS001)次に、タイムチャートの描画座標系における描画座標位置を初期化する。また、監視アドレスリストのポインタを先頭位置にする。(ステップS002)次に、監視アドレスリストから、ポインタの示すアドレスを取得する。(ステップS003)次に、信号状態取得手段によりこのアドレスに記憶された、現在(今回)の信号状態を取得する。(ステップS004)次に、今回の信号状態がオンならば、前回の信号状態がオンであったか判別する。(ステップS005)(ステップS006)そして、今回の信号状態がオフならば、前回の信号状態がオフであったか判別する。(ステップS010)今回の信号状態がオンかつ前回の信号状態がオンならば、描画座標位置に水平線を描画する。(ステップS007)今回の信号状態がオンかつ前回の信号状態がオフならば、描画座標位置に水平線と垂直線を描画する。(ステップS008)(ステップS009)今回の信号状態がオフかつ前回の信号状態がオフならば、描画座標位置に水平線を描画する。(ステップS011)今回の信号状態がオフかつ前回の信号状態がオンならば、描画座標位置に水平線と垂直線を描画する。(ステップS012)(ステップS013)描画した前回の信号状態を今回の信号状態として記憶する。(ステップS014)次に、監視アドレスリストのポインタが末尾位置を超えているか判別する。(ステップS015)監視アドレスリストのポインタが末尾位置を超えていた場合、監視アドレスリストのポインタを先頭位置とし、タイムチャートの描画座標位置を次回の時間位置に更新し、信号状態サンプリング時間d経過するのを待った後、ステップS002へジャンプする。(ステップS016)監視アドレスリストのポインタが末尾位置を超えていなければ、ポインタを次位置に更新して、ポインタの示すアドレスを取得する。(ステップS017)タイムチャートの描画座標位置を次のアドレス位置に更新し、ステップS003へジャンプする。(ステップS018)
このように構成された本実施形態のプログラマブルコントローラ用のモニタ装置100によれば、例えば、本実施形態の設備機械50のアーム装置51が正常に動作しない場合、以下のようにシーケンスプログラム13aのデバッグをおこなうことができる。
まず、モニタ装置100により、シーケンスプログラム13aを表示部110に表示する。そして、シーケンスプログラム13aにおいて、アーム装置51に対応するブロック番号0020のファンクション・ブロックFB200を表示する。そして、選択手段のタッチパネル122からファンクション・ブロックFB200をオペレータがタッチすると、システムプログラム116は、タイムチャート表示処理を呼び出す。タイムチャート表示処理は、監視アドレス設定処理を呼び出し、タッチされたブロック番号0020のファンクション・ブロックFB200の監視アドレス設定処理をおこなう。監視アドレス設定処理は、ブロック番号0020のファンクション・ブロックFB200の入力端子および出力端子のファンクション・ブロック・プログラム13bでのアドレスを、信号状態記憶手段の監視アドレスと関連付ける。これにより、入力端子IN1〜IN6および出力端子のOUT1〜OUT4のアドレスを監視アドレスとして、監視アドレスリストにW008〜W011が設定される。
そして、図10に示すように、タイムチャート表示処理は、信号状態記憶手段により記憶され、監視アドレス設定処理により、監視アドレスと関連付けられた各アドレスの現在の各信号状態を、信号状態取得手段116bによりプログラマブルコントローラ10の実行中に取得し、これをタイムチャート表示する。これにより、ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子の信号変化が時系列で把握できるので、さらに詳細な解析をおこなうことができる。
[第2の実施形態]
図11は、本発明の第2の実施形態を示すモニタ装置のタイムチャート表示例である。
本実施形態では、モニタ装置100により、表示部110に表示されたシーケンスプログラム13aにおいて、アーム装置51に対応するブロック番号0020のファンクション・ブロックFB200を表示する。そして、選択手段のタッチパネル122からファンクション・ブロックFB200をオペレータがタッチすると、システムプログラム116は、シーケンスプログラム・ラダー回路およびタイムチャート・同一画面表示手段を呼び出す。シーケンスプログラム・ラダー回路およびタイムチャート・同一画面表示手段は、シーケンスプログラム表示手段116aとタイムチャート表示手段116cを呼び出す。
図11に示すように、シーケンスプログラム表示手段116aにより、シーケンスプログラム・ラダー回路を第1ウィンドウ201に表示し、タイムチャート表示手段116cによりタイムチャートを第2ウィンドウ202に表示し、この第1ウィンドウ201と第2ウィンドウ202を同一画面に表示する。これにより、シーケンスプログラムの回路要素とタイムチャートとの対応関係を理解しやすくすることができる。
[第3の実施形態]
図12は、本発明の第3の実施形態を示すモニタ装置のタイムチャート表示例である。
本実施形態では、モニタ装置100により、表示部110に表示されたシーケンスプログラム13aにおいて、アーム装置51に対応するブロック番号0020のファンクション・ブロックFB200を表示する。そして、選択手段のタッチパネル122からファンクション・ブロックFB200をオペレータがタッチすると、システムプログラム116は、ファンクション・ブロック・プログラムおよびタイムチャート同一画面表示手段を呼び出す。ファンクション・ブロック・プログラムおよびタイムチャート同一画面表示手段は、ファンクション・ブロック・プログラム表示手段116eとタイムチャート表示手段116cを呼び出す。
ここで、タイムチャート表示手段116cは、ファンクション・ブロック監視アドレス設定手段により、ファンクション・ブロック・論理回路の回路要素、各入力端子および各出力端子のファンクション・ブロック・論理回路でのアドレスを監視アドレスと関連付けた後、信号状態取得手段116bにより各アドレスの現在の各信号状態をプログラマブルコントローラ10の実行中に取得し、これをタイムチャート表示する。
図12に示すように、ファンクション・ブロック・プログラム表示手段116eにより、ファンクション・ブロック・論理回路を第1ウィンドウ201に表示し、タイムチャート表示手段116cによりタイムチャートを第2ウィンドウ202に表示し、この第1ウィンドウ201と第2ウィンドウ202を同一画面に表示する。これにより、ファンクション・ブロック・論理回路の回路要素とタイムチャートとの対応関係を理解しやすくすることができる。
なお、本実施形態では、モニタ装置100の選択手段としてタッチパネル122を使用しているが、マウスやキーボード等を用いても良い。
10:プログラマブルコントローラ、 11:CPU、 12:内部バス、
13:プログラムメモリ、 13a:シーケンスプログラム、
14:RAM、 14a:ワークメモリ、 15:ROM、
15a:システムプログラム、 19:通信インターフェース、
41:装置1、 42:装置2、 43:装置3、
50:設備機械、 51:アーム装置、 52:ハンド装置、
100:モニタ装置、 110:表示部、 111:CPU、
112:内部バス、 114:RAM、 114a:ワークメモリ、
115:ROM、 116:システムプログラム、
116a:シーケンスプログラム表示手段、
116b:信号状態記憶手段、
116c:タイムチャート表示手段、
116d:監視アドレス設定手段、
116e:FBプログラム表示手段、
118:表示部インターフェース、 119:通信インターフェース、
121:液晶表示板、 122:タッチパネル、
201:第1ウィンドウ、 202:第2ウィンドウ、
LS1,LS2,LS3,LS4:リミットスイッチ、
P1,P2:センサ、
W:ワーク

Claims (3)

  1. 装置をシーケンス制御するために、接点およびコイル等の回路要素を含むシーケンスプログラム・ラダー回路を構成するシーケンスプログラムと、
    前記装置の特定動作をシーケンス制御するために、前記シーケンスプログラム・ラダー回路に入力端子および出力端子が接続されたファンクション・ブロックと、
    前記入力端子および出力端子を含むファンクション・ブロック・論理回路を構成するファンクション・ブロック・プログラムと、
    から構成されるプログラマブルコントローラ用のモニタ装置にして、
    前記シーケンスプログラム・ラダー回路に前記ファンクション・ブロックの入力端子および出力端子が接続された前記シーケンスプログラム・ラダー回路を表示装置に表示するシーケンスプログラム表示手段と、
    前記シーケンスプログラム表示装置に表示された前記シーケンスプログラム・ラダー回路の前記ファンクション・ブロックを選択する選択手段と、
    前記シーケンスプログラムの前記各回路要素、前記ファンクション・ブロックの前記各入力端子および前記各出力端子にそれぞれ割り付けられた監視アドレスに、信号状態記憶手段により記憶された前記各入力端子および前記各出力端子の現在の各信号状態を、取得する信号状態取得手段と、
    前記選択手段で前記ファンクション・ブロックを選択すると、前記入力端子および前記出力端子の前記ファンクション・ブロック・プログラムでのアドレスを前記監視アドレスと関連付ける監視アドレス設定手段と、
    信号状態取得手段により、前記信号状態記憶手段に記憶された前記各入力端子および前記各出力端子の現在の前記各信号状態を前記プログラマブルコントローラの実行中に取得してタイムチャートとして表示するタイムチャート表示手段と、
    を備えるプログラマブルコントローラ用のモニタ装置。
  2. 請求項1に記載のプログラマブルコントローラ用のモニタ装置であって、
    前記シーケンスプログラム・ラダー回路と同一画面に前記タイムチャートを表示するシーケンスプログラム・ラダー回路およびタイムチャート・同一画面表示手段を備えるプログラマブルコントローラ用のモニタ装置。
  3. 請求項2に記載のプログラマブルコントローラ用のモニタ装置であって、
    前記ファンクション・ブロック・プログラムの回路要素、前記各入力端子および前記各出力端子の前記ファンクション・ブロック・プログラムでのアドレスを前記監視アドレスと関連付けるファンクション・ブロック監視アドレス設定手段と、
    前記ファンクション・ブロック・論理回路を表示装置に表示するファンクション・ブロック・プログラム表示手段と、
    前記ファンクション・ブロック・プログラムと同一画面に前記タイムチャートを表示するファンクション・ブロック・プログラムおよびタイムチャート同一画面表示手段と、
    を備えるプログラマブルコントローラ用のモニタ装置。
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