JP2016197383A - Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム - Google Patents

Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016197383A
JP2016197383A JP2015078087A JP2015078087A JP2016197383A JP 2016197383 A JP2016197383 A JP 2016197383A JP 2015078087 A JP2015078087 A JP 2015078087A JP 2015078087 A JP2015078087 A JP 2015078087A JP 2016197383 A JP2016197383 A JP 2016197383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data generation
setting
setting data
plc
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015078087A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6477178B2 (ja
Inventor
信次 村山
Shinji Murayama
信次 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2015078087A priority Critical patent/JP6477178B2/ja
Priority to CN201680014914.0A priority patent/CN107407923B/zh
Priority to EP16776403.4A priority patent/EP3258328B1/en
Priority to PCT/JP2016/059198 priority patent/WO2016163235A1/ja
Publication of JP2016197383A publication Critical patent/JP2016197383A/ja
Priority to US15/710,228 priority patent/US20180011467A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6477178B2 publication Critical patent/JP6477178B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/056Programming the PLC
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/054Input/output
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/041Function-oriented details
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/54Systems for transmission via power distribution lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

【課題】本稼働中の制御対象機器の設定を現場作業者に簡単に変更させるための本稼働前の作業を簡略化させることが可能なPCを実現する。
【解決手段】PC(100)は、PLC(200)における設定値書込用FBが参照する設定データファイルを生成する設定データ生成処理部(111)と設定データファイルをPLC(200)に送信する送信処理部(112)とを備えている。設定値書込用FBは、PLC(200)によってこの設定データファイルに基づいて制御される制御対象機器の動作設定値を変更させるファンクションブロックである。
【選択図】図1

Description

本発明は、PLCと通信可能に接続されるPLC制御データ生成装置、そのようなPLC制御データ生成装置によるPLC制御データ生成方法、及び、そのようなPLC制御データ生成装置が実行するPLC制御データ生成プログラムに関する。
産業用のオープンなネットワークしてEtherCATが知られている。このEtherCATはフィールドネットワークとして利用されている。また、センサーやアクチュエータなどのデバイスとポイントツーポイント通信を行うマスタで構成されるIO-Linkシステムが知られている。
このEtherCATのマスタとしての機能を備えたプログラマブルコントローラと、EtherCATのスレーブとしての機能とIO-Linkマスタの機能を備えた装置と、IO-Linkデバイスとによって構成されるネットワークシステムが従来から利用されている。
PLCには、IO-Linkデバイスの動作設定値をIO-Linkデバイスから取得するためのファンクションブロック(設定値読出用FB)、及び、PLCが保持している前記動作設定値をIO-Linkデバイスに反映させるためのファンクションブロック(設定値書込用FB)が実装されている。
PLCのベンダと前記装置のベンダが同じベンダである場合、ユーザは、パーソナルコンピュータをPLCに接続することにより、パーソナルコンピュータにインストールされている所定のツールアプリケーションを用いて、IO-Linkデバイスの設定データを変更することができる。
また、PLCのベンダと前記装置のベンダが同じベンダではない場合、ユーザは、パーソナルコンピュータをIO-Linkデバイスに直接接続することにより、パーソナルコンピュータにインストールされている所定のツールアプリケーションを用いてIO-Linkデバイスの設定データを変更することができる。
ところで、前記ネットワークシステムの本稼働中において、IO-Linkデバイスに所望の動作を行わせるためにIO-Linkデバイスの設定を変更しようとする現場作業者は、前記ツールアプリケーションに詳しい者ではないことが通常である。
現場作業者が簡単にIO-Linkデバイスの設定を変更することを可能にするために、システム管理者が、前記ネットワークシステムの本稼働前に以下の作業を行うことが考えられる。
1.システム管理者は、前記ツールアプリケーションを用いた設定データの変更によりIO-Linkデバイスが所望の動作を行うことを確認する。
2.システム管理者は、PLCに対し、IO-Linkデバイスが所望の動作を行うことを確認した時の動作設定値をIO-Linkデバイスから取得させる。即ち、システム管理者は、設定値読出用FBをPLCに実行させる。
これにより、現場作業者は、前記ネットワークシステムの本稼働中において、設定値書込用FBをPLCに実行させる操作を行うだけで、IO-Linkデバイスに所望の動作を行わせることができる。
しかしながら、言うまでもなく、システム管理者は、IO-Linkデバイスを稼働させなければ、前記作業を行うことができない。即ち、現場作業者がシステムの本稼働中に多数のIO-Linkデバイスの設定を簡単に変更することを可能にするためには、システム管理者は、本稼働前に、多数のIO-Linkデバイスを1台1台テスト稼働させるという手間をかけなければならない。
本発明は、前記課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、本稼働中の制御対象機器の設定を現場作業者に簡単に変更させるための本稼働前の作業を簡略化させることが可能なPLC制御データ生成装置を実現することにある。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係るPLC制御データ生成装置は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)におけるFB(ファンクションブロック)が参照する設定データを生成する設定データ生成部と、前記設定データ生成部によって生成された前記設定データを前記PLCに送信する送信部とを備え、前記設定データ生成部によって生成された前記設定データが、前記PLCによって制御される制御対象機器の動作設定値を変更させる前記FBによって利用されるものである。
従来、PLCによって制御される制御対象機器の動作設定値を変更するには、次の3つの方法があった。第1の方法としては、制御対象機器と、該制御対象機器の動作設定値を変更可能なプログラムを実行するPCとを直接に接続して行う方法である。
第2の方法としては、まずPLCが、事前に設定値読出用FBを用いて動作設定値変更対象の制御対象機器から動作設定値を読み出して保存しておく。その後、設定値書込用FBを用いて該動作設定値を適宜読み出して、該制御対象機器の動作設定値を変更させる。
第3の方法としては、前記プログラムを使用してPLCを介してネットワーク経由で制御対象機器の動作設定値を変更させる方法である。
第1の方法の場合、制御対象機器とPCとを直接接続するという手順が必要となるので、制御対象機器が多数ある場合、変更が非常に煩雑になるという問題がある。また、制御対象機器が稼働している状態で動作設定値を変更することはできない。
第2の方法の場合、事前に制御対象機器を所定の動作設定値に設定した状態にして、該動作設定値を設定値読出用FBを用いて読み出す、という作業が必要になる。この作業は、動作設定値のバリエーションとして必要な回数行う必要があり、非常に煩雑となる。
これに対して、前記構成によれば、PLC制御データ生成装置においてFBの設定データが生成され、この設定データがPLCに送信されて記憶される。PLCでは、記憶されている設定データに基づいて設定値書込用FBが動作することによって、制御対象機器の動作設定値を変更する。よって、前記第1の方法および第2の方法と比較して、制御対象機器の動作設定値を変更するための作業を大幅に簡略化することができる。
また、第3の方法は、制御対象機器が稼働している状態で(即ち、システムの本稼働中に)動作設定値を変更できる方法であるが、現場担当者は、制御対象機器の動作設定値を変更することを所望する度にシステム管理者を呼ばなければならない。
これに対して、前記構成によれば、現場担当者は、システム管理者を呼ぶことなく、制御対象機器の動作設定値を変更することができる。
なお、前記構成では、PLCに前記FBを実行させる操作によって制御対象機器の動作設定値を変更することが可能である。よって、該操作を行う現場作業者は、制御対象機器が本稼働中の状態でも動作設定値を簡単に変更することが可能である。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係るPLC制御データ生成方法は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)におけるFB(ファンクションブロック)の設定データを生成する設定データ生成ステップと、前記設定データ生成ステップにて生成された前記設定データを前記PLCに送信する送信ステップとを有し、前記設定データ生成ステップにて生成された前記設定データが、前記PLCによって制御される制御対象機器の動作設定値を変更させる前記FBによって利用されるものである。
前記構成によれば、前記PLC制御データ生成方法は、前記PLC制御データ生成装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の一態様に係るPLC制御データ生成装置では、前記設定データ生成部が、前記設定データにおける少なくとも1つの項目を表示画面に表示させ、ユーザからの入力によって、前記項目の値を設定する制御を行う表示入力制御部を備えていてもよい。
前記構成によれば、ユーザは、表示画面に表示された設定データの項目を見て、各項目の値を入力設定することが可能となる。
本発明の一態様に係るPLC制御データ生成装置は、前記制御対象機器の動作設定値を示す少なくとも1つの項目に関する動作設定項目情報を外部から取得する項目情報取得部をさらに備え、前記設定データ生成部が、前記項目情報取得部によって取得された前記動作設定項目情報に基づいて、前記設定データを生成してもよい。
前記構成によれば、前記PLC制御データ生成装置は動作設定項目情報を外部から取得することができるので、ユーザは、制御対象機器の動作設定値に対応する設定データの作成を容易に行うことが可能となる。
本発明の一態様に係るPLC制御データ生成装置では、前記設定データ生成部が、ユーザからの指示に基づき、前記設定データとして、(1)全ての項目の情報、(2)所定の一部の項目の情報、および(3)変更された項目の情報のうち、いずれか1つを含む設定データファイルを生成してもよい。
前記構成によれば、ユーザは、設定データファイルに含める項目を切り替えることが可能となる。よって、ユーザは、使用状況に応じて、適切なデータサイズの設定データファイルを作成することが可能となる。
本発明の一態様に係るPLC制御データ生成装置は、前記制御対象機器に対して直接動作設定値を変更させる動作設定値変更データを生成する変更データ生成部をさらに備え、前記送信部が、前記制御対象機器に対して、前記変更データ生成部によって生成された動作設定値変更データを送信してもよい。
前記構成によれば、前記PLC制御データ生成装置は、制御対象機器に対して直接動作設定値を変更させることが可能となる。すなわち、前記PLC制御データ生成装置は、制御対象機器の動作設定値の変更を、PLCのFB経由で行うことも、PLCのFBを経由せずに直接制御対象機器に対して行うこともできる。よって、ユーザは状況に応じて両者を切り替えることができるので、前記PLC制御データ生成装置は、より高い利便性をユーザに提供することができる、と言える。
本発明の範疇には、前記いずれかの態様に係るPLC制御データ生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記設定データ生成部および前記送信部としてコンピュータを機能させるための制御プログラムも含まれる。
本発明の一態様に係る端末装置は、本稼働中の制御対象機器の設定を現場作業者に簡単に変更させるための本稼働前の作業を簡略化させることができる、という効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るパーソナルコンピュータ(PC)及びプログラマブルロジックコントローラ(PLC)の要部構成を示すブロック図である。 図1のPC及びPLCを含む実施形態1に係る産業用ネットワークシステムの構成を概略的に示す図である。 図1のPCのディスプレイに表示されるツールアプリケーションの画面の一例を示した図である。 図1のPCのディスプレイに表示されるツールアプリケーションの画面の別の一例を示した図である。 図1のPCのディスプレイに表示されるツールアプリケーションの画面の更に別の一例を示した図である。 図1のPCが作成する設定データファイルのデータ構造について説明するための図である。 図1のPLCが制御対象機器であるIO-Linkデバイスにその動作設定値を変更させるために実行する設定値書込用FBについて説明するための図である。 前記設定値書込用FBについて説明するための別の図である。 実施形態2に係るPCと実施形態1に係るPLCとを含む実施形態2に係る産業用ネットワークシステムの構成を概略的に示す図である。
<実施形態1>
以下、図1〜図8を参照して、本発明の実施形態1に係る産業用ネットワークシステムについて説明する。
(システムの概要および構成)
まず、本実施形態に係る産業用ネットワークシステムの概要および構成について図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るPC100(PLC制御データ生成装置)及びPLC200の構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係る産業用ネットワークシステム1の構成を示した図である。
図1及び図2からわかるように、システム1は、HMI10、PC(パーソナルコンピュータ)100、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)200、スレーブ機器300−1、300−2、IO-Linkデバイス400(以下、「機器400」「制御対象機器」とも称する)、及び、スレーブ機器500(以下、「機器500」「制御対象機器」とも称する)を含んでいる。
HMI(ヒューマンマシンインタフェース)10は、現場作業者がIO-Linkデバイス400の動作設定を変更するために使用する装置である。HMI10には、タッチパネル式のディスプレイが設けられている。
システム1の本稼働中には、このディスプレイに多数のUI部品が表示されている。現場作業者は、多数のUI部品の中から選択した適切なUI部品(特定のUI部品)にタッチすることで、複数台の機器400のうちの所望の機器400(制御対象機器)に所定の複数種類の動作のうちの所望の動作を行わせることができる。
HMI10は、UI部品に対するタッチ操作を受け付けると、所望の機器400に所望の動作を行わせるための制御を行うようにPLC200に指示する。即ち、HMI10は、具体的な指示の内容を示す指示データをPLC200に送信する。
PC100は、システム管理者が、機器400に所望の動作を行わせるための各種動作設定値を含む設定データファイルを作成し、作成した設定データファイルをPLC200に記録するために使用するパーソナルコンピュータである。
PLC200は、EtherCATマスタであり、スレーブ機器とEtherCAT通信を行う。
PLC200は、機器400(制御対象機器)の各種動作設定値を変更させる機能を有するファンクションブロック(設定値書込用FB)を保持している。
HMI10からの指示(設定変更指示)をトリガとしてPLC200が設定値書込用FBを呼び出すと、設定値書込用FBは次の動作を行う。即ち、設定値書込用FBは、PLC200が保持している多数の設定データファイルのうちの、前記特定のUI部品に対応する特定の設定データファイルを参照し、参照した設定データファイルを制御対象機器に送信する。
スレーブ機器(機器300−1、300−2)は、EtherCATスレーブ及びIO-Linkマスタとして機能するデバイスである。該スレーブ機器は、自機とポイントツーポイント接続されているIO-Linkデバイス400の動作設定値を変更させるための設定データファイルをPLC200から取得すると、設定データファイルをIO-Linkデバイス400に転送する。
機器300−1、300−2についてより具体的に説明すると以下の通りである。
機器300−1は、複数の機能ユニットがシステムバスを介してデータ交換可能に接続されている機器である。前記複数の機能ユニットのうちのひとつは、EtherCATマスタとの通信、および、システムバスを介した他の機能ユニットとのデータ交換を制御する。また、前記複数の機能ユニットのうちの別のひとつは、IO-Linkデバイス400と接続されて通信を行うIO-Linkマスタとして動作する。
機器300−2は、EtherCATマスタと通信する機能およびIO-Linkデバイスと通信する機能を備えている。
機器400は、IO-Linkデバイス400から設定データファイルが転送されると、設定データファイルの内容に基づいて自機の各種動作設定値を変更し、現場作業者の所望する動作を行う。
機器500は、EtherCATスレーブとして機能するが、IO-Linkマスタとしては機能しない制御対象機器(例えば、センサ、アクチュエータ)である。
次に、PC100及びPLC200の構成について図1を参照しながら説明する。
(PC100の構成)
図1の(a)に示すように、PC100は、CPU110、記憶部120、表示部130、操作部140、及び、イーサネット(登録商標)I/F部150を備えている。
CPU110は、PC100全体を統括的に制御する。
記憶部120は、所定のツールアプリケーション(PLC200に機器400をどのように制御させるかを制御するためのデータ(PLC制御データ)である設定データファイルを作成するためのアプリケーション)がインストールされている記録媒体である。記憶部120には、ツールアプリケーション(PLC制御データ生成プログラム)によって作成される設定データファイルも格納される。なお、ツールアプリケーションの詳細については後述する。
表示部130は、ツールアプリケーションの画面が表示されるディスプレイ(表示画面)である。
操作部140は、ツールアプリケーションを操作するための操作デバイス(キーボード等)である。
イーサネット(登録商標)I/F部150は、イーサネット通信(TCP/IP通信)を行う通信インタフェースである。
CPU110は、ツールアプリケーションを読み出すことによって、設定データ生成処理部111(設定データ生成部)、及び、送信処理部112(送信部)として機能する。
設定データ生成処理部111は、PLC200における設定値書込用FBが参照する設定データファイルを生成する。
設定データ生成処理部111は、表示入力制御部1111及びIODDファイル取得処理部1112(項目情報取得部)を含んでいる。
表示入力制御部1111は、機器400の動作設定値を示す少なくとも1つの項目に関するファイルであるIODDファイル(動作設定項目情報)から設定データファイルを作成し、設定データファイルにおける少なくとも1つの項目が示されたツールアプリケーションの画面を表示部130に表示する。また、表示入力制御部1111は、ユーザからの入力によって、前記項目の値を設定する制御を行う。
IODDファイル取得処理部1112は、IODDファイルを外部(本実施形態では所定のサーバ)から取得する。本実施形態におけるIODDファイルは、本実施形態におけるIODDファイルは、機器400の機能項目毎に、当該機能項目について設定可能な値と当該機能項目のデフォルトの動作設定値とが示されたファイルである。
送信処理部112は、設定データ生成処理部111によって生成された設定データファイルをPLC200に送信する。
(PLC200の構成)
図1の(b)に示すように、PLC200は、CPU210、イーサネットI/F部220、EtherCATI/F部230、及び、記憶部240を備えている。
CPU210は、PLC200全体を統括的に制御する。
イーサネットI/F部220は、イーサネット通信(TCP/IP通信)を行う通信インタフェースである。
EtherCATI/F部230は、EtherCAT通信を行う通信インタフェースである。
記憶部240は、設定値読出用FBや設定値書込用FBを含む各種FBが記録されている記録媒体である。記憶部240には、PC100から送信される設定データファイルも記録される。
CPU210は、設定データ取得処理部211、設定変更指示受付部212、及び、FB処理部213として機能する。
設定データ取得処理部211は、PC100がPLC200に送信した設定データファイルを取得し、取得した設定データファイルを記憶部240に記録する。
設定変更指示受付部212は、HMI10からの設定変更指示をトリガとして、FB処理部213に対し、設定値書込用FBを呼び出させる。
FB処理部213は、各種FBを読み出し、読み出したFBを実行する。
FB処理部213がHMI10からの設定変更指示によって設定値書込用FBを呼び出した場合、設定値書込用FBは、設定変更指示の内容に応じた特定の設定データファイルを記憶部120から読み出し、読み出した設定データファイルをEtherCATネットワーク(制御対象機器と接続されているスレーブ機器)に送信する。
FB処理部213は、機器照合部2131及び宛先特定部2132を含んでいる。
機器照合部2131は、設定値書込用FBの所定の入力変数の値が所定の値である場合に、現場作業者によって指定された機器400からベンダID及びデバイスID(機器ID)を取得する。機器照合部2131は、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致し、且つ、設定データファイルに格納されているデバイスIDが機器400から取得したデバイスIDと一致する場合に「照合成功」を示す情報を出力し、そうでない場合に「照合失敗」を示す情報を出力する。
なお、本実施形態では、機器照合部2131は、産業用ネットワークシステム1の設定に応じて、前記照合処理を実行するか否かを切り替え可能になっている。
宛先特定部2132は、HMI10からの設定変更指示に基づき、いずれかの方法によって、制御対象機器の宛先を特定する。
(方法1)前述の特定の設定データファイルに含まれる宛先情報に基づいて制御対象機器の宛先を特定する。この場合における前述の「特定の設定データファイル」は、例えば、制御対象機器の名前と設定変更後の動作の内容とを示すファイル名のファイルであって、宛先情報と設定変更後の動作に対応する各種動作設定値とを含む設定データファイルである。
(方法2)別途指定される宛先情報(HMI10からの指示データに含まれる宛先情報)に基づいて、制御対象機器の宛先を特定する。この場合における前述の「特定の設定データファイル」は、例えば、設定変更後の動作の内容を示すファイル名のファイルであって、宛先情報と設定変更後の動作に対応する各種動作設定値を含む設定データファイルである。
宛先特定部2132は、産業用ネットワークシステム1の設定に応じて、前記方法1及び前記方法2を適宜切り替えることができる。
なお、本実施形態における前記宛先情報は、(1)PLC200が管理しているEtherCATネットワークのノードアドレス、(2)PLC200に接続されている、複数のユニットを有する機器(図示せず)のユニット番号、及び、(3)PLC200に接続されている、複数のポートを有するスレーブ機器のポート番号、のうちのいずれか1つ、又は、それらの3つのうちの2つ若しくは3つの組み合わせである。前記宛先情報の例としては、ノードアドレスとユニット番号との組み合わせ、及び、ノードアドレスとポート番号との組み合わせが挙げられる。
以上、PC100及びPLC200の構成について説明した。
(設定データファイルの作成について)
以下では、PC100にインストールされているツールアプリケーションを用いて設定データファイルをどのように作成するかについて図3〜図5を参照しながら詳細に説明する。図3〜図5は、ツールアプリケーションの画面を例示した図である。
PC100がツールアプリケーションを起動すると、ツールアプリケーション(表示入力制御部1111)は、産業用ネットワークシステム1内のPLC200及び1台以上のスレーブ機器を検出し、検出結果に基づいて、例えば、図3に示すような、ネットワーク構成を示す画面を表示部130に表示する。
ユーザ(システム管理者)が図3の画面を通じてIO-Linkマスタとして機能するスレーブ機器を選択する操作を行うと、ツールアプリケーション(表示入力制御部1111)は、選択したスレーブ機器に接続されている1台以上の機器400を検出し、図4に示すように、検出した1台以上の機器400のリストを表示部130に表示する。
更に、ユーザが図4の画面を通じて機器400(IO-Linkデバイス400)を選択する操作を行うと、ツールアプリケーション(IODDファイル取得処理部1112)は、選択された機器400に関するIODDファイルを所定のサーバからダウンロードする。
そして、ツールアプリケーション(表示入力制御部1111)は、ダウンロードされたIODDファイルを読み出し、図5に示すような画面を表示部130に表示する。
ユーザが、図5の画面を通じて、機器400に関する各種動作設定値を変更し、画面上部のテキストボックスにファイル名を入力した上で「ALL EXPORT」ボタン又は「Changed part Export」ボタンを押すと、ツールアプリケーション(設定データ生成処理部111)は、入力されたファイル名の設定データファイルであって、各種項目の動作設定値の変更が反映された設定データファイルを生成する(設定データ生成ステップ)。
具体的には、設定データ生成処理部111は、「ALL EXPORT」ボタンが押された場合には全ての項目の情報(機器400に関する全ての設定データ)を含む設定データファイルを生成し、「Changed part Export」ボタンが押された場合には、変更されていない項目の動作設定値を含まず、変更された項目の動作設定値を含む設定データファイルを生成する。
そして、ツールアプリケーション(送信処理部112)は、生成された設定データファイルをPLC200に送信する(送信ステップ)。
なお、ユーザは、選択した機器400について前記作業をN(N≧1)回以上を行うことによって、N個の設定データファイルを作成することができる。即ち、ユーザは、N種類の動作の各々について、選択した機器400に該動作を行わせるための動作設定値を含む設定データファイルを作成することができる。
(図5の画面に関する付記事項1)
図5の画面における「Set default value」ボタンは、全項目の動作設定値をデフォルト値に戻すためのボタンである。また、図5の画面における「DownLoad」ボタンは、ツールアプリケーション(変更データ生成部)に、全ての項目の情報を含む動作設定値変更データ(制御対象機器に対してPC100’から直接動作設定値を変更させるためのデータ)を生成させ、生成させた動作設定値変更データを直接制御対象機器に送信(ダウンロード)させるためのボタンである。
(図5の画面に関する付記事項2)
ユーザが機器400を選択する操作を行った場合、図5の画面にエクスポート用の第3のボタンを設けたものに相当する画面を表示してもよい。そして、設定データ生成処理部111は、前記第3のボタンが押された場合、所定の一部の項目の情報(機器400に関する一部の設定データ)を含む設定データファイルを生成してもよい。
(設定データファイルの詳細について)
設定データファイルの詳細について図6を参照しながら説明する。図6は、PC100が作成する設定データファイルのデータ構造について説明するための図である。
図6に示すように、設定データファイルは、宛先情報と、設定データ情報とを含んでいる。図6に示すように、宛先情報には、制御対象機器の宛先に関する各種情報が含まれており、設定データ情報には、1つ以上の設定データと、設定データファイルに含まれている設定データの個数を示す情報とが含まれている。
設定データはメタ情報及び実情報を含んでおり、設定データのメタ情報は、設定データの実情報に関する各種情報(実情報のデータ長等)を含んでいる。
(指示データおよび設定値書込用FBの詳細について)
指示データ及び設定値書込用FBの詳細について図7及び図8を参照しながら説明する。図7及び図8は、設定値書込用FBについて説明するための図である。本実施形態では、PLC200は、設定値書込用FBとして、図7の(a)のEC_IOLWRITE、及び/又は、図7の(b)のNX_IOLWRITEを利用する。
図7及び図8からわかるように、EC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEは、5つの入力変数を受けて動作する。これら5つの入力変数は指示データに含まれている。
これら5つの入力変数の詳細が図8の(a)〜(c)に示されている。本実施形態では、図8に示されている入力変数のうち、NodeAdr、UnitProxy、PortNo、及び、IDcheckの4つの入力変数に特徴があるので、これらについて以下に詳細に説明する。
(変数NodeAdr及び変数UnitProxyについて)
変数NodeAdrは、制御対象機器(機器400)の宛先を特定するためにEC_IOLWRITEが参照する変数である。
変数UnitProxyは、制御対象機器の宛先を特定するためにNX_IOLWRITEが参照する変数である。図8の(b)に示すように、変数UnitProxyは構造体型の変数であり、変数UnitProxyの複数のメンバ変数のうちの1つは、前述の変数NodeAdrである。
HMI10は、前述の方法1を用いるように設定されている場合には変数NodeAdrの値"0"を含む指示データをPLC200に送信し、前述の方法2を用いるように設定されている場合には、変数NodeAdrの値i(i:1以上192以下の整数)を含む指示データをPLC200に送信する。
図7の(a)及び図8の(a)からわかるように、EC_IOLWRITEは、指示データに含まれている入力変数NodeAdrの値が"0"である場合には設定データファイルに含まれるノードアドレスに基づいて宛先を特定し、入力変数NodeAdrの値が"0"でない場合には入力変数NodeAdrの値に基づいて宛先を特定する。
また、図7の(b)及び図8の(b)からわかるように、NX_IOLWRITEは、指示データに含まれているメンバ変数NodeAdrの値が"0"である場合には設定データファイルに含まれるノードアドレスに基づいて宛先を特定し、メンバ変数NodeAdrの値が"0"でない場合にはメンバ変数NodeAdrの値に基づいて宛先を特定する。
(変数PortNoについて)
変数PortNoは、制御対象機器の宛先を特定するためにEC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEが参照する変数である。
HMI10は、前述の方法1を用いるように設定されている場合には変数PortNoの値"0"を含む指示データをPLC200に送信し、前述の方法2を用いるように設定されている場合には、変数PortNoの値j(j:1以上16以下の整数)を含む指示データをPLC200に送信する。
図7及び図8の(a)からわかるように、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、指示データに含まれている変数PortNoの値が"0"である場合には設定データファイルに含まれるポート番号に基づいて宛先を特定し、変数PortNoの値が"0"でない場合には変数PortNoの値に基づいて宛先を特定する。
(変数IDcheckについて)
変数IDcheckは、前記照合処理を実行すべきか否かを判定するためにEC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEが参照する変数である。即ち、変数IDcheckは、前述の「所定の入力変数」である。
HMI10は、照合処理の実行を有効にする設定がされている場合には変数IDcheckの値"FALSE"(前述の「所定の値」)を含む指示データをPLC200に送信し、照合処理の実行を無効にする設定がされている場合には変数IDcheckの値"TRUE"を含む指示データをPLC200に送信する。
図7及び図8の(a)からわかるように、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、変数IDcheckの値が"FALSE"である場合には前記照合処理を実行すべきであると判定し、変数IDcheckの値が"TRUE"である場合には前記照合処理を実行すべきでないと判定する。
EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、前記照合処理を実行すべきであると判定した場合には、前記照合処理を実行する。
EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、前記照合処理を実行した結果、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致しないか、又は、設定データファイルに格納されているデバイスIDが機器400から取得したデバイスIDと一致しない場合には、「照合失敗」を示す情報を出力する。即ち、EC_IOLWRITE及びNX_IOLWRITEは、「照合失敗」を示す出力変数ErrorIDの値を含む、図8の(c)の5つの出力変数の値を出力する。
一方、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、機器照合ステップにて前記照合処理を実行した結果、設定データファイルに格納されているベンダIDが機器400から取得したベンダIDと一致し、且つ、設定データファイルに格納されているデバイスIDと機器400から取得したデバイスIDとが一致する場合には「照合成功」を示す情報を出力する。EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)は、「照合成功」を示す情報を出力した場合には、設定データファイルをEtherCATネットワーク(制御対象機器と接続されているスレーブ機器)に送信する。
(その他の変数について)
入力変数FileNameは、EC_IOLWRITE(NX_IOLWRITE)が記憶部240から読み出して制御対象機器に送信すべき前述の「特定の設定データファイル」(即ち、制御対象機器がリストアすべき設定データファイル)のファイル名を示す変数である。
以上、指示データ及び設定値書込用FBの詳細について説明した。
設定値書込用FBが以上の処理を実行した結果、制御対象機器は、リストアすべき設定データファイルの受信及び記録を行い、リストアした設定データファイルに基づいて自機の動作設定値を変更することになる。即ち、制御対象機器は、現場担当者の所望する動作を行うことになる。
<実施形態2>
以下、更に図9を参照して、本発明の別の一実施形態に係る産業用ネットワークシステムについて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と全く同じ機能又は略同じ機能を有する部材については、基本的には、同じ符号を付記した上でその説明を省略する。
図9は、本実施形態に係る産業用ネットワークシステムの構成を示した図である。
図9に示すように、本実施形態に係る産業用ネットワークシステム1’には、実施形態1に係るPC100の代わりに、PC100’が含まれている。
PC100’は、PC100と以下の点で相違している。
即ち、PC100’のツールアプリケーションは、ユーザが図4の画面において機器400を選択する操作を行った場合、図5の画面にダウンロード用の第4のボタン及び第5のボタンを設けたものに相当する画面を表示する。
そして、ツールアプリケーションは、PC100’と制御対象機器とがケーブルで直接接続されている状態において前記第4のボタン又は前記第5のボタンが押された場合、以下の処理を行う。
即ち、前記第4のボタンが押された場合、ツールアプリケーション(変更データ生成部)は、所定の一部の項目の情報を含む動作設定値変更データ(制御対象機器に対してPC100’から直接動作設定値を変更させるためのデータ)を生成し、生成した動作設定値変更データを機器400に送信(ダウンロード)する。
同様に、前記第5のボタンが押された場合、ツールアプリケーション(変更データ生成部)は、変更されていない項目の動作設定値を含まず、変更された項目の動作設定値を含む動作設定値変更データを生成し、生成した動作設定値変更データを機器400に送信(ダウンロード)する。
(実施形態1、2に関する変形例)
産業用ネットワークシステムが設置されている現場は、複数の区画に区分されていてもよい。そして、各区画には、1台の機器400又は同じ種類の複数台の機器400が設置されていてもよい。
この場合、HMI10は、前記複数の区画の各々について、対象の区画内に設置されている全ての機器400(制御対象機器)に所望の動作を行わせるためのUI部品を表示してもよい。また、システム管理者は、PLC200が機器400の宛先を特定するための方法として前述の方法2を用いるように産業用ネットワークシステムを設定してもよい。
現場担当者が特定のUI部品をタップする操作を行うと、HMI10は、そのUI部品に対応する区画内の全ての機器400(Q台の制御対象機器)について「機器400のノードアドレスを示す変数NodeAdrの値」を含むような指示データを生成してもよい。
PLC200がHMI10が生成した指示データを取得すると、宛先特定部2132は、指示データに含まれるQ個の変数NodeAdrの各値(別途指定される情報)を参照し、この情報に基づいて制御対象機器の宛先を複数(Q個)特定してもよい。
なお、本変形例では、システム管理者は、区画毎に、現場担当者が対象の区画に設置されている機器400に実行させることを所望する動作の種類の数と同数の設定データファイルを作成すればよい。
即ち、本変形例では、システム管理者は、機器毎に、現場担当者が対象の機器400に実行させることを所望する動作の種類の数と同数の設定データファイルを作成する必要はない。
従って、本変形例では、システム管理者は、少ない手間で、必要な全ての設定データファイルを作成することができる。
<実施形態3>
実施形態1、2のPC(PC100、100’)及びPLC200の制御ブロック(特に、設定データ生成処理部111、送信処理部112、及び、FB処理部213)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、PC及びPLCは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、前記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、前記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が前記プログラムを前記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、前記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して前記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、前記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、産業用ネットワークシステムに好適に利用することができる。
100、100’ PC(PLC制御データ生成装置)
110 CPU
111 設定データ生成処理部(設定データ生成部)
112 送信処理部(送信部)
1111 表示入力制御部
1112 IODDファイル取得処理部(項目情報取得部)
200 PLC(プログラマブルロジックコントローラ)
210 CPU
213 FB処理部
2131 機器照合部
2132 宛先特定部
240 記憶部
300−1、300−2 スレーブ機器
400 IO-Linkデバイス(制御対象機器)

Claims (7)

  1. PLC(プログラマブルロジックコントローラ)におけるFB(ファンクションブロック)が参照する設定データを生成する設定データ生成部と、
    前記設定データ生成部によって生成された前記設定データを前記PLCに送信する送信部とを備え、
    前記設定データ生成部によって生成された前記設定データが、前記PLCによって制御される制御対象機器の動作設定値を変更させる前記FBによって利用されるものであることを特徴とするPLC制御データ生成装置。
  2. 前記設定データ生成部が、前記設定データにおける少なくとも1つの項目を表示画面に表示させ、ユーザからの入力によって、前記項目の値を設定する制御を行う表示入力制御部を備えていることを特徴とする請求項1記載のPLC制御データ生成装置。
  3. 前記制御対象機器の動作設定値を示す少なくとも1つの項目に関する動作設定項目情報を外部から取得する項目情報取得部をさらに備え、
    前記設定データ生成部が、前記項目情報取得部によって取得された前記動作設定項目情報に基づいて、前記設定データを生成することを特徴とする請求項1または2記載のPLC制御データ生成装置。
  4. 前記設定データ生成部が、ユーザからの指示に基づき、前記設定データとして、(1)全ての項目の情報、(2)所定の一部の項目の情報、および(3)変更された項目の情報のうち、いずれか1つを含む設定データファイルを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のPLC制御データ生成装置。
  5. 前記制御対象機器に対して直接動作設定値を変更させる動作設定値変更データを生成する変更データ生成部をさらに備え、
    前記送信部が、前記制御対象機器に対して、前記変更データ生成部によって生成された動作設定値変更データを送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のPLC制御データ生成装置。
  6. PLC(プログラマブルロジックコントローラ)におけるFB(ファンクションブロック)の設定データを生成する設定データ生成ステップと、
    前記設定データ生成ステップにて生成された前記設定データを前記PLCに送信する送信ステップとを有し、
    前記設定データ生成ステップにて生成された前記設定データが、前記PLCによって制御される制御対象機器の動作設定値を変更させる前記FBによって利用されるものであることを特徴とするPLC制御データ生成方法。
  7. 請求項1に記載のPLC制御データ生成装置としてコンピュータを機能させるためのPLC制御データ生成プログラムであって、前記設定データ生成部および前記送信部としてコンピュータを機能させるためのPLC制御データ生成プログラム。
JP2015078087A 2015-04-06 2015-04-06 Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム Active JP6477178B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015078087A JP6477178B2 (ja) 2015-04-06 2015-04-06 Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム
CN201680014914.0A CN107407923B (zh) 2015-04-06 2016-03-23 Plc控制数据生成装置及生成方法、记录介质
EP16776403.4A EP3258328B1 (en) 2015-04-06 2016-03-23 Plc control data generation device, plc control data generation method, and plc control data generation program
PCT/JP2016/059198 WO2016163235A1 (ja) 2015-04-06 2016-03-23 Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム
US15/710,228 US20180011467A1 (en) 2015-04-06 2017-09-20 Plc control data generation device, plc control data generation method, and plc control data generation program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015078087A JP6477178B2 (ja) 2015-04-06 2015-04-06 Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016197383A true JP2016197383A (ja) 2016-11-24
JP6477178B2 JP6477178B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=57072028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015078087A Active JP6477178B2 (ja) 2015-04-06 2015-04-06 Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20180011467A1 (ja)
EP (1) EP3258328B1 (ja)
JP (1) JP6477178B2 (ja)
CN (1) CN107407923B (ja)
WO (1) WO2016163235A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112019007441T5 (de) 2019-07-11 2022-03-31 Mitsubishi Electric Corporation Kommunikationssystem, Kommunikationsvorrichtung und Programm
KR20220165971A (ko) * 2021-06-09 2022-12-16 정호정 반도체 제조 장비용 콘트롤러 및 반도체 제조 장비용 콘트롤러의 동작 방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019155560A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 三菱電機株式会社 入出力制御ユニット、プログラマブルロジックコントローラおよび検査システム
CN108449250B (zh) * 2018-05-22 2023-08-04 三明学院 一种支持多总线的io-link主站装置及方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07248809A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Fuji Electric Co Ltd プログラミング装置
JP2004341824A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd プログラマブルコントローラのプログラミング装置
US20080005552A1 (en) * 2006-06-13 2008-01-03 Distefano John R Safety Data Writes
JP2013054636A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Jtekt Corp プログラマブルコントローラ用のモニタ装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19614979C2 (de) * 1995-04-20 2001-05-17 Fujitsu Ltd Hochfrequenz-Sende-Empfangs-Vorrichtung zur Datenkommunikation
US6785564B1 (en) * 1999-08-31 2004-08-31 Broadcom Corporation Method and apparatus for latency reduction in low power two way communications equipment applications in hybrid fiber coax plants
JP3827092B2 (ja) * 2003-10-22 2006-09-27 オムロン株式会社 制御システム設定装置および制御システム設定方法ならびに設定プログラム
US7272458B2 (en) * 2004-04-13 2007-09-18 Omron Corporation Control system setting device
DE102004037064A1 (de) * 2004-07-30 2006-02-16 Abb Patent Gmbh Verfahren und Einrichtung zur Funktionsprüfung eines Feldgerätes vor dessen Erstinbetriebnahme
DE102004063776A1 (de) * 2004-12-30 2006-07-13 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Feldgerät zur Daten- und Parameterverarbeitung in einem dezentralen Automatisierungssystems
JP4619231B2 (ja) * 2005-07-29 2011-01-26 株式会社ジェイテクト 安全plc
US20070173961A1 (en) * 2006-01-22 2007-07-26 Shalabh Kumar Automation controller with integrated hmi and modular i/o
US9323247B2 (en) * 2007-09-14 2016-04-26 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Personalized plant asset data representation and search system
KR101280083B1 (ko) * 2009-03-25 2013-06-28 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 파라미터 설정 장치
US8849431B2 (en) * 2011-03-01 2014-09-30 Flow Data, Inc. Configuration based programmable logic controller (PLC) programming
US8958487B2 (en) * 2011-12-22 2015-02-17 Landis+Gyr Technologies, Llc Power line communication transmitter with amplifier circuit
US8745281B2 (en) * 2012-04-23 2014-06-03 General Electric Company Automatic foundation fieldbus device commissioning
TWI573409B (zh) * 2012-05-18 2017-03-01 鴻海精密工業股份有限公司 電光調製器
JP2014142823A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Azbil Corp データ作成装置および方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07248809A (ja) * 1994-03-14 1995-09-26 Fuji Electric Co Ltd プログラミング装置
JP2004341824A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd プログラマブルコントローラのプログラミング装置
US20080005552A1 (en) * 2006-06-13 2008-01-03 Distefano John R Safety Data Writes
JP2013054636A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Jtekt Corp プログラマブルコントローラ用のモニタ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112019007441T5 (de) 2019-07-11 2022-03-31 Mitsubishi Electric Corporation Kommunikationssystem, Kommunikationsvorrichtung und Programm
US11394605B2 (en) 2019-07-11 2022-07-19 Mitsubishi Electric Corporation Communication system, communication apparatus, and program
DE112019007441B4 (de) 2019-07-11 2023-08-03 Mitsubishi Electric Corporation Kommunikationssystem, Kommunikationsvorrichtung und Programm
KR20220165971A (ko) * 2021-06-09 2022-12-16 정호정 반도체 제조 장비용 콘트롤러 및 반도체 제조 장비용 콘트롤러의 동작 방법
KR102532900B1 (ko) * 2021-06-09 2023-05-17 정호정 반도체 제조 장비용 콘트롤러 및 반도체 제조 장비용 콘트롤러의 동작 방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016163235A1 (ja) 2016-10-13
US20180011467A1 (en) 2018-01-11
EP3258328B1 (en) 2023-12-13
CN107407923A (zh) 2017-11-28
CN107407923B (zh) 2019-12-13
JP6477178B2 (ja) 2019-03-06
EP3258328A1 (en) 2017-12-20
EP3258328A4 (en) 2018-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6443190B2 (ja) プログラマブルロジックコントローラ、プログラマブルロジックコントローラの制御方法、及び、制御プログラム
JP5927242B2 (ja) 画像データ作成装置および携帯端末装置
CN110050237B (zh) 数据收集装置、数据收集方法及记录介质
JP6477178B2 (ja) Plc制御データ生成装置、plc制御データ生成方法、及び、plc制御データ生成プログラム
EP2889707B1 (en) Control device and communication control method
US10261716B2 (en) Programmable display, update processing apparatus, updating method, information processing method, and program stored on computer-readable recording medium
JP6508192B2 (ja) 制御装置及び制御システム
KR102104532B1 (ko) 프로그래머블 표시기, 정보 처리 장치, 화면 데이터 작성 지원 프로그램, 및 화면 표시 시스템
JP2017151935A (ja) プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラの制御プログラム
JP6922583B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム
JP2021082031A (ja) プログラム作成支援装置
JP5951041B2 (ja) プログラマブル表示器
JP2018139162A (ja) 制御装置および通信制御方法
JP6705464B2 (ja) 制御装置および通信制御方法
CN108415701B (zh) 信息处理装置与系统、以及用户界面制作方法与存储介质
JP6357769B2 (ja) 制御装置および通信制御方法
JP2016110393A (ja) プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラの試験方法およびプログラム
JP6002021B2 (ja) スレーブ機器
JP5970496B2 (ja) 操作・表示装置用データ作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6477178

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150