JPH07248809A - プログラミング装置 - Google Patents

プログラミング装置

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JPH07248809A
JPH07248809A JP6042096A JP4209694A JPH07248809A JP H07248809 A JPH07248809 A JP H07248809A JP 6042096 A JP6042096 A JP 6042096A JP 4209694 A JP4209694 A JP 4209694A JP H07248809 A JPH07248809 A JP H07248809A
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Yoshiharu Maruyama
吉晴 丸山
Kazuto Hiuga
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Koichi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】FBの各引数毎にデータの表示/非表示を指定
して表示させることにより、画面上の実装密度を効果的
に向上でき、プログラムの作成、及びモニタ作業が容易
となり作業効率を向上できる装置を提供することを目的
とする。 【構成】FBの引数に対し、表示/非表示を指定する定
義情報を入力する引数定義情報入力手段3と、引数定義
情報入力手段3により非表示と定義情報が入力された引
数に対し、実引数(定数)を割り付ける実引数割付手段
6と、プログラミングを行うとき、及びプログラマブル
コントローラ1をモニタするとき、引数定義情報入力手
段3により入力された定義情報に基づいて、表示手段4
にファンクションブロックを表示させる制御手段5とを
具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラを動作させるプログラムをファンクションブロッ
ク図で作成するプログラミング装置に関し、より詳細に
は、ファンクションブロックの各端子に対して表示/非
表示を指定できるプログラミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業現場、工場等においては、ベルトコ
ンベアの出口を通過した製品数、圧力、温度等の数値的
情報、あるスイッチがオンされたか否かといった2値で
表すことができる論理的情報等に対応させてシーケンス
制御が行われている。このシーケンス制御は、仕様の変
更、修正等がつきものである。このため、ユーザが入力
したプログラムに従ってシーケンス制御を実行し、プロ
グラムを自由に変更、或いは作成できるプログラマブル
コントローラ(以降、PCと記載する)がシーケンス制
御に広く用いられている。
【0003】PCのプログラムの作成は、一般にプログ
ラミング装置と呼ばれるものを用いて行われる。プログ
ラミング装置は、通常、PCと別個のものであり、プロ
グラムの変更や修正、或いは新たに作成する場合等にP
Cに接続して用いられる。
【0004】PCのプログラム言語としては、リレーシ
ンボル、ロジックシンボル等の図形シンボルを用いた図
示表現プログラムが多く用いられている。図示表現プロ
グラムの作成は、通常、プログラミング装置の表示画面
上に図形シンボルを描き、描いた図形シンボルを接続す
ることにより行われる。
【0005】図形シンボルとしては、前述したリレーシ
ンボル、ロジックシンボルの他に、ファンクションブロ
ック(以降、FBと記す)と呼ばれる図形シンボルがあ
る。FBを用いた図示表現プログラムであるFB図は、
論理演算、加減算、乗除算等の何らかの処理を行う関数
ブロックであるFBと、そのFBの入力、出力となるオ
ペランド(端子)を線で結ぶことにより、プログラムを
表現するものである。図11は、FB図によるプログラ
ム例を示す説明図である。
【0006】図11に示す例では、AとBがFB(F
1)の入力、CとDがFB(F2)の入力、FB(F
1)及びFB(F2)の出力がFB(F3)の入力であ
り、FB(F3)の出力がEに格納されることを示して
いる。このようにFB図は、データと、そのデータの処
理の流れを図にしており、データの処理の流れを追いや
すいといった利点を有している。
【0007】プログラミング装置は、図示表現で作成さ
れたプログラムを中間言語の形に変換してプログラム格
納装置に格納する。即ち、中間言語は、プログラミング
装置において、図示表現に依存しない表意表現としてプ
ログラム格納装置にプログラムを格納するための手段に
用いられる。中間言語としては、例えば関数型のFCL
(Function Control Language )と呼ばれる言語があ
る。図12は、FCLの基本形を示す説明図である。
【0008】図12に示すFCLにおいて、FCLの1
関数は、関数の開始子である「(」から始まり、この関
数開始子のあとに処理の関数名が続き、この関数名のあ
とにデリミッタ(分離子)である空白文字(ブランク)
をはさんで関数の引数が、その関数に必要なだけ続き、
最後に関数終端子である「)」で終わる。関数自身は値
を持ち、関数の引数にFCLの他の関数を入れる、即
ち、ネストを作ることができる。
【0009】前述したFB図は、FCLへの変換が比較
的簡単である。例えば、図11に示したFB図は、 (:=_(F3_(F1_A_B_)_(F2_C_D
_)_)_E_) 但し「_」は空白文字 「(:=」はオペランド“E”への代入を示すFB図に
は現れない関数と表される。
【0010】FB図でプログラムを作成する場合、或い
はモニタ表示を行う場合、表示するFBを幾つにする
か、FBの端子数を幾つにするかは、これらを行う前の
段階でユーザにより設定(定義)される。プログラミン
グ装置は、一般に、ユーザにより設定された定義情報を
テーブル(関数引数定義情報テーブル)の形で関数定義
情報格納装置に格納する。図13は、関数定義情報格納
装置に格納された関数引数定義情報テーブル例を示す説
明図である。
【0011】図13に示す関数引数定義情報テーブル
は、図11に示したFB図に該当するものであり、各F
Bの入力引数の数は2、出力引数の数は1である。プロ
グラミング装置は、この関数引数定義情報テーブルを用
いてFBを画面に表示することにより、プログラミン
グ、或いはモニタ表示が行われる。FB図は、FCLに
変換されてプログラム格納装置に格納され、FBの端子
はFCLの引数に対応するので、以降、FBの端子を引
数と記載することにする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FB図でプログラミングを行うプログラミング装置は、
プログラミングを行う場合、定義された情報に従ってF
Bの全引数を画面に表示していたため、1つのFBに対
して定義された引数の数が多くなる程このFBの表示さ
れる領域が広くなり、これにより1画面で表示できる回
路の量が低減し、画面の実装密度が低下することがある
という問題点があった。
【0013】FBは、入力、出力となるオペランドが線
で結ばれることから、引数の数に応じてFBの表示され
る領域が決定される。図14は、多数の引数(入力引
数、出力引数が共に8個)を有するFBの表示例を示す
説明図である。このようなFBが画面に表示されると、
1画面に表示できるFBの数が少なくなり、他のFBと
の関係が把握し難くなるので、プログラミングも行い難
くなり、作業効率が低下することになる。
【0014】また、FB図は、前述したようにデータの
流れを記述した表現形式のものであり、このことからF
Bの入力となるデータと比較すると、FBの出力となる
データをモニタする必要性は低いものとなることが多い
が、モニタ時においても定義された情報に従ってFBの
全引数のデータを表示していたため、FBに定義された
引数が多い程1画面で必要性の高いデータをモニタでき
る数が少なくなるという問題点があった。
【0015】FBによっては、例えば入力データから出
力データが容易に判断できるものがり、入力データにお
いてはデータ値が常に一定のもの等がある。従って、こ
のようなデータは実際上監視する必要がないことになる
が、このようなデータも全て表示されているので、FB
に定義された引数が多い程1画面で必要性の高いデータ
をモニタできる数が少なくなることになる。従って、ユ
ーザは、多数表示されているデータから必要性の高いデ
ータを選んでモニタしなければならないため、データの
監視がし難く、モニタ作業における負担が大きかった。
【0016】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、FBの各引数毎にデータの表示/非表示を指定し
て表示させることにより、画面上の実装密度を効果的に
向上でき、プログラムの作成、及びモニタ作業が容易と
なり作業効率を向上できる装置を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1を参照して、本発明
のプログラミング装置2を構成する手段について説明す
る。本発明のプログラミング装置2は、FBの引数に対
し、表示/非表示を指定する定義情報を入力する引数定
義情報入力手段3と、引数定義情報入力手段3により非
表示と定義情報が入力された引数に対し、実引数(定
数)を割り付ける実引数割付手段6と、プログラミング
を行うとき、及びプログラマブルコントローラ1をモニ
タするとき、引数定義情報入力手段3により入力された
定義情報に基づいて、表示手段4にファンクションブロ
ックを表示させる制御手段5とを具備している。
【0018】
【作用】本発明のプログラミング装置2は、FBの定義
された各引数に対し、表示/非表示を指定する定義情報
を引数定義情報入力手段3により入力すると、該入力さ
れた定義情報に基づいて、制御手段5が表示手段4にF
Bの表示を行うことにより、画面上の実装密度を効果的
に向上させる。また、非表示と指定された引数は実引数
割付手段6により実引数を割り付けることにより、非表
示と指定された引数が画面上で実引数を割り付けられな
い不都合を回避する。
【0019】
【実施例】以下、本発明による実施例について、図面を
参照して詳細に説明する。図2は、本実施例によるプロ
グラミング装置2の関数定義情報入力装置3の外観を示
す説明図である。ここで、関数定義情報入力装置に付与
した3の符号は、図1の引数定義情報入力手段3に該当
することから付与したものであり、以降においても、図
1に該当する手段については同一の符号を用いることに
する。
【0020】本実施例による関数定義情報入力装置3
は、他の入力手段(図示せず)により設定されたFBに
おける入力引数、出力引数の各引数、及び各引数を表示
するか否かといった定義情報を設定、或いは変更するた
めのものであり、図2に示す如く、設定された引数の定
義情報が表示される引数情報表示装置11と、FBの引
数を設定するための引数設定装置12と、表示/非表示
等の引数に対する定義情報を選択するための選択装置1
3と、引数情報表示装置11に表示された各引数毎の定
義情報を図示しない関数定義情報格納装置に書き込むた
めの関数定義情報設定装置14とから構成される。
【0021】図3は、図2に示した関数定義情報入力装
置10の操作方法の手順を示すフローチャートである。
図3に示すフローチャートを参照して、新たに作成した
FBにおける引数の定義情報を設定する場合を例にとっ
て関数定義情報入力装置3の操作方法を説明する。
【0022】FBを新たに作成する場合、先ず、前述し
た入力手段によりFBを新たに作成し、図示しないスイ
ッチを操作することにより関数定義情報入力装置3を起
動させる。関数定義情報入力装置3は、入力手段により
設定、或いは指定されたFBにおける引数の定義情報を
引数情報表示手段11の表示画面11aに表示するもの
である。ユーザは、表示画面11aに引数を新たに挿入
(追加)するためのキーである挿入キー11aを操作し
て表示画面11aに引数を新たに挿入する(S1)。
【0023】引数を挿入すると、選択装置13の表示キ
ー13a、非表示キー13bの一方を操作することによ
り表示させるか否かの定義情報を選択し、入力キー13
c、出力キー13dの一方を操作することにより引数が
入力であるか否かの引数の種類を選択する(S2)。
【0024】引数に対する定義情報を選択し、引数設定
装置12の設定キー12cを操作すると、この引数に対
する定義情報の設定が終了する。ユーザは、新たに作成
したFBに対し更に引数を追加する場合、ステップS1
に戻って再び挿入キー12aを操作する作業から繰り返
して一連の作業を行い(S3)、反対に引数を追加しな
い場合、関数定義情報設定装置14の実行キー14aを
操作する(S3、S4)。実行キー14aが操作される
と、表示画面11aに表示されている引数の定義情報が
関数定義情報格納装置に書き込まれ、これにより、新た
に作成したFBの引数に対する定義情報の設定が終了す
る。
【0025】前述した操作方法の手順は、新たにFBを
作成した場合であるが、既に作成したFBに対して引数
の追加、引数の定義情報の変更は、入力手段により該当
するFBを指定し、FBを指定したことにより表示画面
11aに表示された引数を、引数情報表示装置11の上
キー11b、及び下キー11cを操作することにより選
択し、この選択した引数を削除したい場合は削除キー1
2bを操作し、定義情報を変更したい場合は選択装置1
3の該当するキーを操作することにより定義情報を変更
する。このようなキー操作を行った後、実行キー14a
を操作すると、変更したFBの定義情報が関数定義情報
格納装置に書き込まれ、FBの定義内容の変更が終了す
る。このとき、取消キー14bが操作されると、表示画
面11aに表示されている内容が全て消去される。
【0026】なお、図2の表示画面11aにおいて、引
数OP1は表示される入力引数であり、また、現在選択
されている引数であることを示している。また、引数O
P2は非表示の入力引数、引数OP3は非表示の入力引
数、引数OP4は非表示の出力引数、引数OP5は非表
示の出力引数、引数OP6は表示される出力引数である
ことを各々示している。
【0027】関数定義情報格納装置は、関数定義情報入
力装置3により入力されたFB毎における引数の定義情
報を、関数引数定義情報テーブルとして格納する。図4
は、関数定義情報格納装置に格納された関数引数定義情
報テーブル例を示す説明図であり、この関数引数定義情
報テーブルは、図2に示す表示画面11aに表示された
FBに該当するものである。図4に示す如く、本実施例
による関数引数定義情報テーブルは、引数の名称が格納
された引数欄21と、各引数の定義情報が格納された表
示情報欄22、及び引数種類欄23とから構成されてい
る。
【0028】制御手段5は、関数定義情報格納装置に格
納された各FB毎の関数引数定義情報テーブルに従っ
て、表示手段4にFBを表示させる。図5は、図4に示
す関数引数定義情報テーブルを用いたFBの表示例を示
す説明図である。
【0029】図4に示すFBは引数を6つ有するもので
あるが、表示と指定されている引数は、引数OP1(入
力)、及び引数OP6(出力)だけである。このため、
図5に示す如く、引数OP1、及びOP6だけがFBに
表示されている。
【0030】図6は、その他のFBの表示例を示す説明
図であり、このFBは、図14に示すFBに該当するも
のである。図6に示すように、引数としてA、B、O、
及びPのみが表示されており、これらの引数に対しての
み表示と指定されたことがわかる。
【0031】FBは、定義された引数の数が多くなる程
表示される領域が広くなるが、各引数に対して表示/非
表示を指定する定義情報を入力し、この定義情報に従っ
てFBを表示させることにより、表示手段4の画面(以
降、特に断らない限り画面は表示手段4の画面を指す)
上におけるFBが表示されている領域を狭くすることが
できる。これにより、必要性が高い引数のみを選択して
画面に表示させることができるため、効果的に実装密度
を向上させることができる。また、実装密度が向上する
ことにより、FBの接続された状態が把握し易くなるの
で、プログラムの作成が容易になり、作業効率を向上で
きる。また、モニタ時においては、必要性が高いデータ
を選択して表示させることによりPC1の動作状態の把
握が容易になるので、PC1の監視作業が容易となり、
監視作業における作業効率も向上できる。
【0032】このように、FBの引数を必要に応じて表
示/非表示を切り換えることで各種作業を容易にするこ
とができるが、非表示と定義された引数は表示と定義さ
れた引数と違い、画面上で定数として代入される実引数
を割り付けることができないという不都合がある。例え
ば、図4に示す関数引数定義情報テーブルのFBでは、
実引数を割り付けできるのは引数OP1及びOP6だけ
である。
【0033】図7は、本実施例においてプログラム格納
装置(図示せず)に格納されたプログラムの状態を示す
説明図である。本実施例では、FB図をFCLを用いて
プログラム格納装置に格納しており、図7は、図4に示
すFBの引数OP1及びOP6に対し、各々実引数A、
Fを画面上で各々割り当てた場合を示している。図7に
おいて、“FUNC”はFBの名称であり、他のブラン
クで区切られたものはこのFBの引数である。このよう
に、画面に表示と設定された引数OP1及びOP6には
実引数(A、F)を割り付けることができるが、他の引
数OP2、OP3、OP4、及びOP5に対しては、画
面からは引数を割り付けることができない。
【0034】本実施例では、上記した不都合を回避する
ため、非表示と定義された引数に実引数を割り付ける実
引数割付装置6を備えている。図8は、本実施例による
実引数割付装置6の外観を示す説明図である。
【0035】図8に示す如く、実引数割付装置6は、非
表示と定義された引数が表示される引数表示装置31
と、引数に割り付ける実引数を入力する実引数入力装置
32と、引数に割り付ける実引数を設定する実引数設定
装置33とから構成されている。
【0036】図9は、実引数割付装置6の操作方法を示
すフローチャートである。同図を参照して、実引数割付
装置6の操作方法について説明する。非表示の引数に実
引数を割り付ける場合、先ず、入力手段により実引数を
割り付けたい引数が定義されたFBを指定し、実引数割
付装置6を起動する。実引数割付装置6は起動すると、
指定されたFBの非表示と定義された引数を表示画面3
1aに表示するので、ユーザは上キー31b、下キー3
1cを操作して実引数を割り付けたい引数を選択する
(S11)。ここで、図8の表示画面31aは、引数O
P2を選択した場合を示したものである。
【0037】引数を選択すると、図示しないテンキーを
操作し、選択した引数に割り付ける実引数を入力する
(S12)。テンキーにより入力された実引数は、実引
数入力装置32の表示パネル32aに表示される。
【0038】実引数を入力すると、他の引数に対して実
引数を割り付けしたい場合、ステップS11に戻って上
キー31b、下キー31cを再び操作して実引数を割り
付けたい引数を選択する作業から繰り返して一連の作業
を行い(S13)、反対に他の引数に対する実引数の割
り付けがない場合、実引数設定装置33の設定キー33
aを操作する(S13、S14)。設定キー33aが操
作されると、プログラム情報格納装置には引数に実引数
が割り付けられて書き込まれ、実引数の割り付けが終了
する。一方、引数に割り付けた実引数を取り消したい場
合は、割り付けた実引数を取り消したい引数を上キー3
1b、下キー31cにより指定した後、取消キー33b
を操作する。
【0039】この実引数割付装置6により、非表示と定
義された引数に対しても実引数を割り付けることができ
るので、上記した不都合を可否することができる。即
ち、図4に示すFBの引数OP2、OP3、OP4、及
びOP5に対しても実引数を割り付けることができる。
【0040】図10は、この実引数割付装置6によりプ
ログラム格納装置に格納されたプログラムの状態を示す
説明図である。プログラム格納装置に格納されたプログ
ラム(FB)は、図4に示すFBに該当するものであ
り、図10に示す如く、非表示と定義された引数OP
2、OP3、OP4、及びOP5に対し、各々実引数で
あるB、C、D、及びEが割り付けられている。
【0041】なお、本実施例では、関数定義情報入力装
置6、実引数割付装置6を各々備えているが、タッチパ
ネル、マウス等を用いて引数の定義情報の入力、引数に
対する実引数の割り付けを行うようにしても良い。タッ
チパネル、マウス等を用いた場合、キーや表示パネル等
の点数を減らすことができるので、キーや表示パネル等
の点数の多さにより操作が煩雑になるのを回避できる効
果がある。
【0042】また、本実施例では、非表示と定義した引
数は画面(編集)に表示していないが、例えば、ある特
定のスイッチ等により、非表示と定義された引数の表示
/非表示を切り換えて表示するようにしても良い。従っ
て、この場合では、非表示と指定された引数に対して画
面上で実引数を割り付けることができるので、本実施例
のように実引数割付装置6を搭載する必要を回避するこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のプログラ
ミング装置は、各FBに定義された引数に対して表示/
非表示を指定する定義情報を付加し、該付加した定義情
報に従ってFBの引数を表示するため、画面上の実装密
度を向上でき、プログラミング作業、及びモニタ作業が
容易となり、作業効率を向上できる。
【0044】また、非表示と定義された引数に対して実
引数を割り付けることができるため、引数を表示しない
ことから生じる不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す原理図である。
【図2】本実施例による関数定義情報入力装置の外観を
示す説明図である。
【図3】本実施例による関数定義情報入力装置の操作方
法を示すフローチャートである
【図4】本実施例により関数定義情報格納装置に格納さ
れた関数引数定義情報テーブル例を示す説明図である。
【図5】本実施例によるFBの表示例を示す説明図であ
る。
【図6】本実施例によるFBの表示例を示す説明図であ
る。
【図7】本実施例において表示された引数に対して実引
数を割り付けたときのプログラム格納装置に格納された
プログラムの状態を示す説明図である。
【図8】本実施例による実引数割付装置の外観を示す説
明図である。
【図9】本実施例による実引数割付装置の操作方法を示
すフローチャートである。
【図10】本実施例により非表示と定義された引数に対
して実引数を割り付けたときのプログラム格納装置に格
納されたプログラムの状態を示す説明図である。
【図11】FB図によるプログラム例を示す説明図であ
る。
【図12】FCLの基本形を示す説明図である。
【図13】従来の関数引数定義情報テーブル例を示す説
明図である。
【図14】FBの表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ(PC) 2 プログラミング装置 3 関数定義情報作成手段 4 表示手段 5 制御手段 6 実引数割付手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 23/02 T 7531−3H G05B 19/05 L (72)発明者 日向 一人 東京都日野市富士町1番地 富士ファコム 制御株式会社内 (72)発明者 高橋 孝一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラマブルコントローラ(1)を動作
    させるプログラムをファンクションブロック図で作成
    し、プログラマブルコントローラ(1)をモニタするモ
    ニタ機能を備えたプログラミング装置(2)において、 ファンクションブロックの各端子に対して表示するか否
    かを指定する定義情報を入力する引数定義情報入力手段
    (3)と、 前記引数定義情報入力手段(3)により入力された定義
    情報に基づいて、表示手段(4)にファンクションブロ
    ックを表示させる制御手段(5)とを具備したことを特
    徴とするプログラム装置。
  2. 【請求項2】プログラマブルコントローラ(1)を動作
    させるプログラムをファンクションブロック図で作成
    し、プログラマブルコントローラ(1)をモニタするモ
    ニタ機能を備えたプログラミング装置(2)において、 ファンクションブロックの各端子に対して表示するか否
    かを指定する定義情報を入力する引数定義情報入力手段
    (3)と、 前記引数定義情報入力手段(3)により非表示と定義情
    報が入力された端子に対し、実引数を割り付ける実引数
    割付手段(6)と、 前記引数定義情報入力手段(3)により入力された定義
    情報に基づいて、表示手段(4)にファンクションブロ
    ックを表示させる制御手段(5)とを具備したことを特
    徴とするプログラミング装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段(5)は、プログラミングを
    行うとき、及びプログラマブルコントローラ(1)をモ
    ニタするとき、前記引数定義情報入力手段(3)により
    入力された定義情報に基づいて、前記表示手段(4)に
    ファンクションブロックを表示させることを特徴とする
    請求項1、または2記載のプログラミング装置。
JP06042096A 1994-03-14 1994-03-14 プログラミング装置 Expired - Fee Related JP3102828B2 (ja)

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