JPH1185229A - Plcにおけるソフトウェア部品の入出力端子割付方法 - Google Patents

Plcにおけるソフトウェア部品の入出力端子割付方法

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JPH1185229A
JPH1185229A JP24085097A JP24085097A JPH1185229A JP H1185229 A JPH1185229 A JP H1185229A JP 24085097 A JP24085097 A JP 24085097A JP 24085097 A JP24085097 A JP 24085097A JP H1185229 A JPH1185229 A JP H1185229A
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賢二 比留川
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FFC Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御内容をソフトウェア部品化してプログラ
ミングする際のプログラムの作成と変更を容易にする。 【解決手段】 ローダを用いてPLCにプログラムを入
力する際に、制御内容をソフトウェア部品化するととも
に、ローダの画面上に、制御対象の部品名欄と部品名欄
に対応する端子名欄とこの端子名に割り当てられてソフ
トウェア部品で用いられるアドレス欄とから構成される
ソフトウェア部品の入出力端子割付表を表示させ、プロ
グラムの入力に際して定義した部品名および端子名に対
応するアドレスの関係をこれらの各欄に記入し、これら
記入された表にもとづき入出力端子のアドレス割り付け
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラ(以下、PLCと称する。)を支援するプロ
グラミングサポートツール(以下、ローダと称する。)
を用いて、ソフトウェア部品の入出力端子を割付ける方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PLCを使用して外部制御機器を
制御する場合、ローダを使用して、図6に示すようなラ
ダー等のプログラミング言語により、そのプログラム内
に外部入出力機器のアドレスを記述していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプログラミングでは、とくに、PLCと外部制
御機器を接続する際に、外部入出力機器の1点毎の信号
をローダを使用して、プログラミングしているため、入
出力信号の割付を変更する場合、プログラム内の該当す
る信号を全て変更しなければならず、プログラミングの
工数が増大するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、請求項1の発明は、ローダを用いてPLCに
プログラムを入力する際のソフトウェア部品の入出力端
子割付方法であって、ローダの画面上に、制御対象の部
品名欄と部品名欄に対応する端子名欄とこの端子名に割
り当てられてソフトウェア部品で用いられるアドレス欄
とから構成されるソフトウェア部品の入出力端子割付表
を表示させるとともに、プログラムの入力に際して定義
した部品名および端子名に対応するアドレスの関係をこ
れらの各欄に記入し、これら記入された表にもとづき入
出力端子のアドレス割り付けを行うことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、入出力端子割付表に端子名の入・出力の属性を記入
する欄を追加して、それぞれの属性を記入するととも
に、システムの構成内容およびアドレスの割り付け範囲
を示すシステム構成図をローダの画面上に表示させ、こ
れらの図表にもとづき入出力端子のアドレス割り付けを
行うことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、ローダの画面上に、割り付け可能な部品の入出力端
子リストを表示しておき、システム構成図をもとに外部
入出力機器のアドレス割り付けをする場合に、リストの
属性項目を検索して割り付け可能な部品を選択して入出
力端子リストに記入し、このリストにもとづき割り付け
たい順番に入出力端子を選択することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明が適用される制御内容の1
例を示した説明図である。この制御は、図示されるよう
に、制御対象機械10に含まれるモータ11に対して、
手動ボタンが押されている間だけ回転させ、また、連続
ボタンが1回押されたらモータ11を回転させ、停止ボ
タンが押されたらモータ11を停止させるものとする。
この実施形態では、これらの制御を実現するために、図
中に「手動」、「連続」、「停止」と表示されている入
力端子、および「回転中」、「故障」と表示されている
出力端子により構成されている内線端子部20、さらに
「ERR」、「FWD」と表示されている外部端子部3
0までを1つの単位としたソフトウェア部品にモデル化
する。
【0008】次いで、外部入出力端子を、外部入出力機
器(Di,Do等)の例えば、入力1、出力1に割り付
ける場合に、図2に示すフォームからなるソフトウェア
部品の外部入出力端子リスト(入出力端子割付表)を作
成する。これは、具体的にはローダの画面上に表示させ
るものである。このリストのアドレスの項目欄に、入力
1、出力1を、例えばGUI (グラフィカル・ユーザ
・インタフェース)により入力する。これらのリストに
より外部入出力機器のアドレス割り付けが一目で把握で
きるため、プログラミングが容易になる。
【0009】次に、ローダの画面上に、図3に示すシス
テム構成図を表示させる。このシステム構成図は、PL
Cと外部制御機器とを接続する外部入出力機器(例え
ば、Di,Do等)で構成されるシステムの構成内容お
よびアドレス範囲を表示する。さらに、図2の外部入出
力端子リストの端子名欄とアドレス欄の間に、属性を記
入する欄を追加した新たな外部入出力端子リストを、図
4のように表示する。このリストの属性欄には、各ソフ
トウェア部品の外部入出力端子1点毎に入力または出力
の属性情報が記入される。
【0010】この外部入出力端子リストと、図3のシス
テム構成図を参照することにより、プログラミングの際
に、割り付けるべきアドレスの範囲(Di0〜Di7)
の絞り込みが容易となる。また、こうして絞り込まれた
範囲内のアドレスの1つが、例えばGUIにより設定さ
れる。また、これらのリストを参照して属性項目(D
i)の検索し、属性項目に一致する割り当て可能な部品
の入出力端子リストを、図5のように作成して、ローダ
の画面上に表示する。この作成されたリストをもとに割
付けたい順番に入出力端子を選択し、選択した順番にD
i0から割付を行うことができる。
【0011】以上説明したように、従来は、PLCを使
用して外部制御機器を制御する場合、ローダを使用し
て、ラダー等のプログラミング言語により、プログラム
内にアドレスを記述していたものを、本発明ではソフト
ウェア部品にモデル化してプログラミングするととも
に、外部入出力端子リストを作成して表示させておき、
そのリストのアドレス項目を埋めることでプログラムの
作成および変更が容易になり、また同時に、プログラム
内に外部入出力端子の情報がなくなることでプログラム
の再利用も可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、ローダの画面上に、ソフトウェア部品の入出力端子
割付表を表示させるとともに、定義した部品名および端
子名に対応するアドレスの関係を記入しておき、記入さ
れた表にもとづきながら入出力端子のアドレス割り付け
を行うことで、プログラムの作成および変更が容易にな
る。
【0013】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に、入出力端子割付表に端子名の入・出力の属性を記入
する欄を追加してそれぞれの属性を記入するとともに、
システムの構成内容およびアドレスの割り付け範囲を示
すシステム構成図をローダの画面上に表示させ、これら
の図表にもとづきながら入出力端子のアドレス割り付け
を行うことで、プログラムの作成および変更が容易にな
る。
【0014】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
のローダの画面上に、割り付け可能な部品の入出力端子
リストを表示しておき、システム構成図をもとに外部入
出力機器のアドレス割り付けをする場合に、図表中の属
性項目を検索して割り付け可能な部品を入出力端子リス
トに記入し、このリストにもとづきながら、割り付けた
い順番に入出力端子を選択することで、プログラムの作
成および変更が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される制御対象の1例を示した説
明図である。
【図2】画面表示されるソフトウェア部品の外部入出力
端子リストの1例である。
【図3】画面表示されるシステム構成図の1例である。
【図4】画面表示されるソフトウェア部品の外部入出力
端子リストの1例である。
【図5】画面表示される割り当て可能な部品入出力端子
リストの1例である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 制御対象機械 11 モータ 20 内線端子部 30 外部端子部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローダを用いてPLCにプログラムを入
    力する際のソフトウェア部品の入出力端子割付方法であ
    って、 ローダの画面上に、制御対象の部品名欄と部品名欄に対
    応する端子名欄とこの端子名に割り当てられてソフトウ
    ェア部品で用いられるアドレス欄とから構成されるソフ
    トウェア部品の入出力端子割付表を表示させるととも
    に、プログラムの入力に際して定義した部品名および端
    子名に対応するアドレスの関係をこれらの各欄に記入
    し、これら記入された表にもとづき入出力端子のアドレ
    ス割り付けを行うことを特徴とするPLCにおけるソフ
    トウェア部品の入出力端子割付方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入出力端子割付方法にお
    いて、 入出力端子割付表に端子名の入・出力の属性を記入する
    欄を追加して、それぞれの属性を記入するとともに、シ
    ステムの構成内容およびアドレスの割り付け範囲を示す
    システム構成図をローダの画面上に表示させ、これらの
    図表にもとづき入出力端子のアドレス割り付けを行うこ
    とを特徴とするPLCにおけるソフトウェア部品の入出
    力端子割付方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の入出力端子割付方法にお
    いて、 ローダの画面上に、割り付け可能な部品の入出力端子リ
    ストを表示しておき、システム構成図をもとに外部入出
    力機器のアドレス割り付けをする場合に、リストの属性
    項目を検索して割り付け可能な部品を選択して入出力端
    子リストに記入し、このリストにもとづき割り付けたい
    順番に入出力端子を選択することを特徴とするPLCに
    おけるソフトウェア部品の入出力端子割付方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007041846A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Fuji Electric Holdings Co Ltd プログラム表示方法および装置
CN107291444A (zh) * 2017-05-11 2017-10-24 广东卓信环境科技股份有限公司 Plc指令生成方法及装置和plc编程方法
CN110262370A (zh) * 2019-05-30 2019-09-20 苏州华兴源创科技股份有限公司 Plc的批量读写方法、装置及系统

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CN107291444B (zh) * 2017-05-11 2020-08-28 广东卓信环境科技股份有限公司 Plc指令生成方法及装置和plc编程方法
CN110262370A (zh) * 2019-05-30 2019-09-20 苏州华兴源创科技股份有限公司 Plc的批量读写方法、装置及系统

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