JP3806394B2 - コントローラのデータ読込方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶メディアから読出したファイルデータをコントローラに内蔵するデータメモリに読込む際に用いて好適なコントローラのデータ読込方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、射出成形機において使用する成形条件データは、ファイル名を付したファイルデータにより、メモリカード等の記憶メディア(外部メモリ)に保存する場合も多く、射出成形に必要な成形条件データ(ファイルデータ)を使用する際は、記憶メディアから目的の成形条件データを読出すとともに、射出成形機のコントローラに内蔵するデータメモリのデータ格納エリアに読込ませていた(特開2002−86530号公報等参照)。
【0003】
この場合、一つの記憶メディアには、通常、多数の成形条件データが保存されるため、記憶メディアから必要な成形条件データを読出す際は、コントローラのディスプレイにファイル名リストを表示し、選択したファイル名に係わる成形条件データを読出していた。
【特許文献1】
特公2002−86530号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常、ファイル名は、文字数が限られるため、ファイル名から成形条件データの内容を正確に把握することは容易でない。このため、オペレータが成形条件データの内容を確認する場合には、確認したい成形条件データを選択して記憶メディアから読出し、コントローラに内蔵するデータメモリのデータ格納エリアに読込むとともに、ディスプレイにデータ内容を表示することにより確認し、目的の成形条件データであれば、読込処理を終了させるとともに、目的の成形条件データでない場合には、再度、同様の読込操作を繰り返していた。
【0005】
しかし、このような従来のデータ読込方法では、成形条件データの読込操作が煩雑となり時間がかかる難点があるとともに、成形条件データの内容確認は、ディスプレイに表示される通常の設定画面となるため、容易かつ確実に確認するという観点からは必ずしも十分であるとは言えない難点があった。
【0006】
本発明は、このような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、成形条件データ等のファイルデータの読込操作を容易かつ迅速に行うことができるとともに、ファイルデータの内容確認を容易かつ確実に行うことができるコントローラのデータ読込方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本発明に係るコントローラのデータ読込方法は、記憶メディア2から読出したファイルデータを、射出成形機Mの制御を行うコントローラ3に内蔵するデータメモリ5のデータ格納エリア5mに読込むに際し、コントローラ3の内部メモリ4(データメモリ5を含む)に一時記憶エリア5pを確保し、記憶メディア2における選択したファイルデータをデータ格納エリア5mに読込む前に、一時記憶エリア5pに書込むとともに、この一時記憶エリア5pに書込んだファイルデータの一部のデータを用いてコントローラ3のディスプレイ6にプレビュー表示し、この後、読込キー7の操作により一時記憶エリア5pに書込んだファイルデータをデータ格納エリア5mに読込むようにしたことを特徴とする。
【0008】
この場合、好適な実施の態様により、ファイルデータとしては、射出成形機Mのコントローラ3に用いる成形条件データDsが好適であり、特に、この成形条件データDsには、成形条件メモデータDsmを含ませるとともに、この成形条件メモデータDsmもプレビュー表示させることができる。なお、成形条件メモデータDsmには、画像データDsvを含ませることができる。
【0009】
【実施例】
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
まず、本実施例に係るデータ読込方法を実施できるコントローラ3及びこのコントローラ3を搭載する射出成形機Mの概略構成について、図2及び図3を参照して説明する。
【0011】
図2中、仮想線で示すMは射出成形機であり、機台Mbと、この機台Mb上に設置された射出装置Mi及び型締装置Mcを備える。射出装置Miは、加熱筒10を備え、この加熱筒10の前端に図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒10の後部には材料を供給するホッパ11を備える。一方、型締装置Mcには可動型と固定型からなる金型12を備える。また、機台Mb上には側面パネル13を起設し、この側面パネル13にディスプレイユニット15を配設する。このディスプレイユニット15は、タッチパネル6tを付設したカラー液晶ディスプレイ等のディスプレイ6を備え、このディスプレイユニット15は、機台Mbに内蔵したコントローラ3(図3)に接続する。
【0012】
図3は、コントローラ3のブロック系統図を示す。21はCPUであり、このCPU21には内部バス22を介してチップセット23を接続する。また、チップセット23には、PCIバス等のローカルバスを用いたバスライン24を接続してHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)制御系を構成する。このため、バスライン24には、RAM,ROM等の各種メモリ類を総括する内部メモリ4を接続する。内部メモリ4には、本実施例に係るデータ読込方法の実施に用いるデータメモリ(RAM)5が含まれる。さらに、バスライン24には、表示インタフェース25を介して上述したディスプレイユニット15を接続するとともに、入出力インターフェイス26を介してメモリカード等の記憶メディア(外部メモリ)2に対する読出及び書込を行うドライブユニット27を接続する。
【0013】
一方、チップセット23には、バスライン24と同様のバスライン28を接続してPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)制御系を構成する。このため、バスライン28には、スイッチ等の切換データDiをCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データDoを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス29を接続するとともに、各種センサの検出信号Siを、アナログ−ディジタル変換してCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換して得た制御信号Soを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス30を接続する。これにより、所定のフィードバック制御系及びオープンループ制御系が構成される。なお、31は電源、32は電源スイッチを示す。
【0014】
そして、前述した内部メモリ4には、PLCプログラムとHMIプログラムを格納するとともに、各種処理プログラムを格納する。この場合、PLCプログラムは、射出成形機Mにおける各種工程のシーケンス動作や射出成形機Mの監視等を実現するためのソフトウェアであり、HMIプログラムは、射出成形機Mの動作パラメータの設定及び表示,射出成形機Mの動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、コントローラ3を搭載する射出成形機Mの固有アーキテクチャとして構築され、特に、本実施例に係るデータ読込方法を実行するための処理プログラムを備えている。
【0015】
また、内部メモリ4に含まれるデータメモリ5は、図3に示すように、データ格納エリア5mを有しており、このデータ格納エリア5mには、成形機調整データ及び生産管理データ等の成形機を稼働させるための各種データを格納するとともに、成形条件データを格納する。一方、このデータメモリ5には、データ格納エリア5mの他に一時記憶エリア5pを確保する。この場合、一時記憶エリア5pは、データメモリ5内に確保してもよいし内部メモリ4内の他のメモリに確保してもよい。即ち、一時記憶エリア5pは、単一のメモリで実現してもよいし複数のメモリで実現してもよい。
【0016】
次に、本実施例に係るデータ読込方法について、図2〜図6を参照しつつ図1に示すフローチャートに従って説明する。
【0017】
実施例は、メモリカード等の記憶メディア(外部メモリ)2に保存されている成形条件データを読出し、コントローラ3に内蔵するデータメモリ5のデータ格納エリア5mに読込む場合を示す。
【0018】
まず、コントローラ3におけるドライブユニット27に、記憶メディア2をセットする。この記憶メディア2には、多数の成形条件データがファイル名を付して保存されている。成形条件データは、通常、テキスト形式により作成されるため、各成形条件データには、テキスト形式により作成された対応する成形条件メモデータDsmが含まれる。また、各成形条件データに対応する画像データDsvが存在する場合には、対応する成形条件データと同一のファイル名を使用し、拡張子部分に「.JPEG」又は「.BMP」を使用することにより、対応する成形条件データと同一フォルダに保存する。なお、「.JPEG」はJPEG形式の画像データDsvに使用し、「.BMP」はBMP形式の画像データDsvに使用する。この成形条件メモデータDsm(画像データDsv)は、前述した特開2002−86530号公報で開示される射出成形機の制御装置において作成することができる。
【0019】
一方、コントローラ3のディスプレイ6に表示されている条件切換画面切換キーK7(図4参照)をタッチすることにより(ステップS1)、ディスプレイ6に、図5に示す条件切換画面Vaaを表示させる(ステップS2)。この場合、条件切換画面切換キーK7を含む画面切換キーK1,K2…は、図4に示すように、ディスプレイ6における上段と下段に常時表示されており、各画面切換キーK1…の選択により、各画面切換キーK1…に対応する画面を表示できる。この画面切換キーK1…は、使用頻度の高さを考慮してランク分けされ、上段に、型開閉画面切換キーK1,エジェクタ画面切換キーK2,射出・計量画面切換キーK3,温度画面切換キーK4,モニタ画面切換キーK5,主要条件画面切換キーK6,条件切換画面切換キーK7を有する成形機の動作条件の設定に係わる第一のグループGaを横一列に配するとともに、下段に、これ以外となる段取り画面切換キーK8,工程監視画面切換キーK9,生産情報画面切換キーK10,波形画面切換キーK11,統計画面切換キーK12,トレンド画面切換キーK13を有する第二のグループGbを横一列に配する。
【0020】
各画面切換キーK1…は、図4に示す読込表示画面Vacを他の画面に切換えた場合でも同様に表示される。例えば、図2は工程監視画面切換キーK9を選択した場合の工程監視画面Vbの概要を示すが、各画面切換キーK1…は、図4に示した読込表示画面Vacと同じ位置に同じ形状で表示される。なお、図4に表示される第二のグループGbは、第一階層が表示された状態であるが、画面右端の階層画面切換キーKcをタッチすることにより、第二階層における履歴画面切換キー,プログラム画面切換キー,信号レコーダ画面切換キー,診断画面切換キー等が、画面切換キーK8〜K13と入れ替わる形で同様に表示される。また、コントローラ3には、画面切換キーK1…の配列をユーザサイドで任意に変更できる配列変更機能及び変更後の配列を記憶する配列記憶機能を備えている。これにより、ユーザ自身が使い勝手を考慮して画面切換キーK1…の配列(順番)を任意に変更することができる。このようなレイアウト表示により、各画面切換キーK1…に表示される名称表示を変更する場合でも、ソフトウェアにより容易に対処でき、変更に伴う工数の削減及びコストダウンを図れるとともに、各画面切換キーK1…に対する視認性及び操作性を高めることができる。
【0021】
そして、条件切換画面切換キーK7のタッチによって最初に表示される条件切換画面Vaaは、上半部に、コントローラ3の内部メモリ4に保存されている全成形条件データのファイル名の一覧を表示する内部メディア表示欄51を有するとともに、下半部に、記憶メディア2に保存されている全成形条件データのファイル名の一覧を表示する外部メディア表示欄52を有する。この場合、内部メモリ4に保存されている成形条件データとは、データメモリ5におけるデータ格納エリア5m以外に保存される成形条件データである。また、内部メディア表示欄51の右側には、この内部メディア表示欄51に用いる読込ボタン53a,保存ボタン53b及び削除ボタン53cを有するとともに、外部メディア表示欄52の右側には、この外部メディア表示欄52に用いる読込ボタン54a,保存ボタン54b及び削除ボタン54cを有する。これにより、保存ボタン53b及び54bをタッチすることにより成形条件データの保存処理を行うことができるとともに、削除ボタン53c及び54cをタッチすることにより成形条件データの削除処理を行うことができる(ステップS3,S4,S5)。
【0022】
一方、成形条件データを読込む際には、外部メディア表示欄52の読込ボタン54aをタッチする(ステップS3,S6)。これにより、ディスプレイ6には、図6に示す読込初期画面Vabが表示される(ステップS7)。図6に示す読込初期画面Vabは、データ等の表示有無を除き、図4に示す読込表示画面Vacと基本的な構成は同じであり、図6に示す読込初期画面Vab及び図4に示す読込表示画面Vacは、共に、現在の成形条件を表示する現成形条件表示部55,記憶メディア2に保存されている全成形条件データのファイル名の一覧を表示するメディア表示欄56,プレビュー表示を行うプレビュー画面57,選択されたファイル名を表示するファイル名表示部58,プレビュー選択キー59,読込キー7,EXITキー60等を有している。
【0023】
次いで、読込初期画面Vabのメディア表示欄56から、読込む成形条件データを選択する(ステップS8)。この場合、ファイル名をタッチすることにより選択することができる。実施例では、図4に示すように、ファイル名のタッチにより、対応するチェックボックスにチェックマークが入る例を挙げたが、選択したファイル名の表示を白黒反転させてもよい。実施例は、ファイル名「JYOUKEN−1」を選択した場合を示している。これにより、ファイル名表示部58には、図4に示すように、ファイル名「JYOUKEN−1」が表示される。
【0024】
そして、この選択した成形条件データDsを、直接読込むか或いはプレビュー表示した後に読込むかのいずれかを選択できる(ステップS9)。直接読込む場合には、読込キー7をタッチすることにより、データメモリ5のデータ格納エリア5mに対する読込処理が直ちに行われる(ステップS13)。この結果、既に読込まれている成形条件データ、即ち、現成形条件表示部55に表示されている成形条件データに対する書換が行われる。なお、読込まれる成形条件データDsには、同一ファイル内の成形条件メモデータDsm及び同一フォルダ内に保存される画像データDsvが含まれる。
【0025】
他方、プレビュー表示を行う場合には、プレビュー選択キー59をタッチする(ステップS10)。これにより、選択したファイル名「JYOUKEN−1」に係る成形条件データDs及び成形条件メモデータDsm、さらには同一フォルダ内の画像データDsvが、内部メモリ5内の一時記憶エリア5pに書込まれるとともに、プレビュー表示が行われる(ステップS11)。図4がプレビュー選択キー59をタッチした後の読込表示画面Vacを示している。プレビュー表示の目的は、成形条件データDsの内容を確認できれば足りるため、プレビュー画面57には、成形条件データDsを構成する個々のデータの中から成形条件データDsの内容を確認するためのデータのみを表示、即ち、成形条件データDsにおける一部のデータのみを表示する。なお、プレビュー表示するデータは、必要に応じて加工することができる。また、プレビュー画面57には、成形条件データDsに付加された成形条件メモデータDsmも一緒に表示される。このプレビュー表示画面57はスクロールすることができる。
【0026】
さらに、成形条件データDsのフォルダ内には、この成形条件データDsに関係する図面や写真等の画像データDsvも一緒に保存されているため、図4に示すように、別途のウィンドウ表示画面61により画像データDsvを表示させる。このような画像データDsvは、成形条件データDsを認識する上で比較的重要な情報となるため、プレビュー画面57とは別の表示となるウィンドウ表示画面61を用いることにより、成形条件データDsを、より容易かつ確実に認識することができる。したがって、このウィンドウ表示画面61もプレビュー表示に含まれる。なお、必要により、画像データDsvをプレビュー表示画面57内に表示してもよいし、成形条件メモデータDsmの全部又は一部をウィンドウ表示画面61に表示しても勿論よい。
【0027】
そして、オペレータは、プレビュー表示された内容を確認し、目的の成形条件データDsであると確認できれば、読込キー7をタッチする(ステップS12,S13)。これにより、データメモリ5の一時記憶エリア5pからデータ格納エリア5mに対する読込処理(書替処理)が行われる。これに対して、プレビュー表示された内容を確認し、目的の成形条件データDsでなかった場合には、再度、上述したステップS8に戻り、読込初期画面Vabのメディア表示欄56から他の成形条件データを選択する。これにより、再選択した成形条件データDsに対して上述した手順に従って同様の確認を行うことができる(ステップS12,S8〜)。
【0028】
よって、このような本実施例に係るデータ読込方法によれば、記憶メディア2における選択した成形条件データDsをデータ格納エリア5mに読込む前に、一時記憶エリア5pに書込むとともに、この成形条件データDsをコントローラ3のディスプレイ6にプレビュー表示し、この後、読込キー7の操作により一時記憶エリア5pに書込んだ成形条件データDsをデータ格納エリア5mに読込むようにしたため、成形条件データDsの読込操作を容易かつ迅速に行うことができるとともに、成形条件データの内容確認を容易かつ確実に行うことができる。特に、プレビュー表示に、成形条件データDsにおける一部のデータを用いたため、処理速度を速めることができるとともに、画像データDsvを含む成形条件メモデータDsmを含ませたため、より容易かつ確実に成形条件データDsの内容を確認することができる。
【0029】
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,配置,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例えば、実施例は、記憶メディア2としてメモリカード等の外部メモリを例示したが、コントローラ3に備える内部メモリ4内の記憶メディアであってもよい。
【0030】
【発明の効果】
このように、本発明に係るコントローラのデータ読込方法は、射出成形機の制御を行うコントローラの内部メモリに一時記憶エリアを確保し、記憶メディアにおける選択したファイルデータをデータ格納エリアに読込む前に、一時記憶エリアに書込むとともに、この一時記憶エリアに書込んだファイルデータの一部のデータを用いて前記コントローラのディスプレイにプレビュー表示し、この後、読込キーの操作により一時記憶エリアに書込んだファイルデータをデータ格納エリアに読込むようにしたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0031】
(1) 成形条件データ等のファイルデータの読込操作を容易かつ迅速に行うことができるとともに、ファイルデータの内容確認を容易かつ確実に行うことができる。
【0032】
(2) プレビュー表示に、一時記憶エリアに書込んだファイルデータの一部のデータを用いるため、処理速度を速めることができる。
【0033】
(3) 好適な実施の態様により、特に、ファイルデータとして射出成形機のコントローラに用いる成形条件データに適用するとともに、この成形条件データに、成形条件メモデータ(画像データ)を含ませ、この成形条件メモデータもプレビュー表示を行うようにすれば、より容易かつ確実に成形条件データの内容を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るデータ読込方法の処理手順を説明するためのフローチャート、
【図2】同データ読込方法を実施するコントローラを搭載する射出成形機の概要図、
【図3】同コントローラの機能ブロック図、
【図4】同データ読込方法に用いる読込表示画面図、
【図5】同データ読込方法に用いる条件切換画面図、
【図6】同データ読込方法に用いる読込初期画面図、
【符号の説明】
2 記憶メディア
3 コントローラ
4 内部メモリ
5 データメモリ
5m データ格納エリア
5p 一時記憶エリア
6 ディスプレイ
7 読込キー
Ds 成形条件データ(ファイルデータ)
Dsm 成形条件メモデータ
Dsv 画像データ
M 射出成形機

Claims (4)

  1. 記憶メディアから読出したファイルデータを、射出成形機の制御を行うコントローラに内蔵するデータメモリのデータ格納エリアに読込むコントローラのデータ読込方法において、前記コントローラの内部メモリ(前記データメモリを含む)に一時記憶エリアを確保し、前記記憶メディアにおける選択したファイルデータを前記データ格納エリアに読込む前に、前記一時記憶エリアに書込むとともに、この一時記憶エリアに書込んだファイルデータの一部のデータを用いて前記コントローラのディスプレイにプレビュー表示し、この後、読込キーの操作により前記一時記憶エリアに書込んだファイルデータを前記データ格納エリアに読込むことを特徴とするコントローラのデータ読込方法。
  2. 前記ファイルデータは、射出成形機のコントローラに用いる成形条件データであることを特徴とする請求項1記載のコントローラのデータ読込方法。
  3. 前記成形条件データには、成形条件メモデータを含むとともに、この成形条件メモデータも前記プレビュー表示を行うことを特徴とする請求項2記載のコントローラのデータ読込方法。
  4. 前記成形条件メモデータには、画像データを含むことを特徴とする請求項3記載のコントローラのデータ読込方法。
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