JP3733104B2 - 射出成形機の設定値表示方法 - Google Patents

射出成形機の設定値表示方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の設定値表示部にそれぞれ対応する設定値を数値表示する際に用いて好適な射出成形機の設定値表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、射出成形機では充填速度等の所定の成形条件を多段設定する場合も多く、通常、コントローラに備えるディスプレイの設定画面には、複数の設定値表示部によって各段の設定値がそれぞれ順次数値表示される。
【0003】
従来、このようなディスプレイを備えるコントローラとしては、既に、本出願人が提案した特開平5−162180号公報で開示される成形機コントローラが知られている。この成形機コントローラは、成形機の制御パラメータ等を設定するに必要な複数の入力項目と、この入力項目の指定等を行うために、各入力項目に対応した複数のタッチエリアを画面上に表示するディスプレイと、このタッチエリアに対応する部位にタッチ接点が設けられたタッチパネルと、成形条件等により、ディスプレイの画面上の入力不要な入力項目に対応するタッチエリアに入力不要を示す表示を行うとともに、入力不要を示す表示を行ったタッチエリアのタッチ接点を論理的に開放状態とする制御手段を設けたものである。
【特許文献1】
特開平5−162180号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のコントローラでは、例えば、充填速度を設定する設定画面の場合、6速の多段設定を行うことができる6つの設定値表示部を順次並べて配している。そして、設定時には、通常、設定段数と設定値を変更しながら試行錯誤的に設定作業を進める場合も多く、特に、設定値の変更に際しては、直前の設定値や隣接する設定値との相対的な比較においてどの程度に設定すべきかなどの判断も極めて重要になる。
【0005】
一方、このような設定画面において、設定段数を5速以下にした場合には、使用しない設定値表示部が生じることになる。このため、従来の設定値表示方法では、使用しない設定値表示部を強制的にマスクし、誤って設定されることがないようにしていたが、この表示方法では、設定時における設定値のみが表示されることになり、設定作業を容易(能率的)かつ的確に行うとともに、多機能性及び利便性を確保するという観点からは十分と言えない課題も残されていた。
【0006】
本発明は、このような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、設定作業を容易(能率的)かつ的確に行えるとともに、加えて、設定画面の多機能性及び利便性を向上させることができる射出成形機の設定値表示方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本発明に係る射出成形機Mの設定値表示方法は、複数の設定値表示部2a〜2fにそれぞれ対応する設定値Da〜Dfを数値表示するに際し、設定時に、当該設定時に使用しない設定値表示部(2e,2f)に、設定値として有効にならない参考値(Re,Rf)を、当該設定時に使用する設定値表示部(2a〜2d)における設定値(Da〜Dd)に対して異なる表示態様により表示するようにしたことを特徴とする。
【0008】
この場合、好適な実施の態様により、設定値表示部2a〜2fには、所定の成形条件に対して多段設定する際における設定値Da〜Dfを表示することができる。また、参考値(Re,Rf)は、直前に表示された設定値(De,Df)を用いることができる。さらに、参考値(Re,Rf)は、設定時に使用する設定値表示部(2a〜2d)に表示する設定値(Da〜Dd)の表示濃度よりも薄い表示濃度により表示することができるとともに、参考値(Re,Rf)を表示する表示濃度のレベルは、任意に調整することができる。
【0009】
【実施例】
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
まず、本実施例に係る設定値表示方法を実施できる表示装置1の構成及びこの表示装置1を備える射出成形機Mの概略構成について、図2及び図3を参照して説明する。
【0011】
図2中、仮想線で示すMは射出成形機であり、機台Mbと、この機台Mb上に設置された射出装置Mi及び型締装置Mcを備える。射出装置Miは、加熱筒10を備え、この加熱筒10の前端に図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒10の後部には材料を供給するホッパ11を備える。一方、型締装置Mcには可動型と固定型からなる金型12を備える。また、機台Mb上には、起設した側面パネル13を利用して表示装置1を配設する。この場合、表示装置1は、タッチパネル4を付設したディスプレイ3を有するディスプレイユニット21と、このディスプレイユニット21に接続する表示制御ユニット22(図3)を含むため、ディスプレイユニット21は側面パネル13に配設するとともに、表示制御ユニット22は機台Mbに内蔵させる。
【0012】
図3は、表示装置1の機能ブロック図を示す。表示制御ユニット22は、図示しないCPU,ROM,RAM等を含むコンピュータにより構成され、HMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)プログラムにより機能する。このHMIプログラムは、射出成形機Mの動作条件(成形条件)の設定や表示及び射出成形機Mの動作監視データの表示等を行うソフトウェアである。この表示制御ユニット22には、画像表示データ処理部(制御部)23、各種センサからの検出情報(検出データ),入出力情報及びアナログ情報等の各種情報を書き込むプロセスデータメモリ24、各種画像データを記憶する画像データメモリ25、動作条件(成形条件)等の各種設定データを記憶する設定データメモリ26、タッチパネル4に接続した入力処理部27、ディスプレイ3に接続した画像メモリ28等が含まれる。この場合、ディスプレイ3としてはカラー表示可能なカラー液晶ディスプレイを用いることができる。
【0013】
次に、本実施例に係る設定値表示方法に用いる設定画面の概要について、図4を参照して説明する。
【0014】
図4は、ディスプレイ3に表示された射出・計量に係る設定画面Vaを示す。この設定画面Vaは、計量に係る設定値等を表示する計量設定欄31,保圧に係る設定値等を表示する保圧設定欄32,射出リミット圧に係る設定値等を表示する射出リミット圧設定欄33,速度/圧力切換に係る設定値等を表示する切換設定欄34などを有するとともに、本実施例に係る設定値表示方法により表示が行われる充填速度設定欄35を有する。
【0015】
また、設定画面Vaの上段と下段には、各種画面Va…を切換える画面項目毎に設けた複数の画面切換キーK1,K2,K3…を表示する。この画面切換キーK1,K2…は、使用頻度の高さを考慮してランク分けされ、上段に、型開閉画面切換キーK1,エジェクタ画面切換キーK2,射出・計量画面切換キーK3,温度画面切換キーK4,モニタ画面切換キーK5,主要条件画面切換キーK6,条件切換画面切換キーK7を有する成形機の動作条件の設定に係わる第一のグループGaを横一列に配するとともに、下段に、これ以外となる段取り画面切換キーK8,工程監視画面切換キーK9,生産情報画面切換キーK10,波形画面切換キーK11,統計画面切換キーK12…を有する第二のグループGbを横一列に配する。
【0016】
各画面切換キーK1…は、設定画面Vaを他の画面に切換えた場合でも同様に表示される。例えば、図2は、工程監視画面切換キーK9を選択した場合の工程監視画面Vbの概要を示すが、各画面切換キーK1…は、図4に示した設定画面Vaと同じ位置に同じ形状で表示される。なお、図4に表示される第二のグループGbは、第一階層が表示された状態であるが、画面右端の階層画面切換キーKcをタッチすることにより、第二階層における履歴画面切換キー,プログラム画面切換キー,信号レコーダ画面切換キー,診断画面切換キー等が、画面切換キーK8〜K12…と入れ替わる形で同様に表示される。また、表示装置1は、画面切換キーK1…の配列をユーザサイドで任意に変更できる配列変更機能及び変更後の配列を記憶する配列記憶機能を備えている。これにより、ユーザ自身が使い勝手を考慮して画面切換キーK1…の配列(順番)を任意に変更することができる。このようなレイアウト表示により、各画面切換キーK1…に表示される名称表示を変更する場合でも、ソフトウェアにより容易に対処でき、変更に伴う工数の削減及びコストダウンを図れるとともに、各画面切換キーK1…に対する視認性及び操作性を高めることができる。
【0017】
さらに、ディスプレイ3には、成形条件(動作条件)を設定するための少なくともテンキーKtを含む設定支援ボード41をウィンドウ表示する。この設定支援ボード41は、テンキーKt,ファンクションキーKf,確認表示部42,設定範囲表示部43及び設定項目表示部44を有している。この設定支援ボード41は、所定の設定キーをタッチすることにより自動で表示される。例えば、図4に示す設定画面Vaにおいて、射出工程に係る設定キーKiをタッチすれば、設定支援ボード41が自動で表示され、かつ当該設定キーKiは点滅状態になる。この後、具体的な設定を行う設定キー、例えば、一段目保圧力を設定する設定キーKpをタッチすれば、設定支援ボード41には対応する表示が行われる。具体的には、設定項目表示部44に、一段目保圧力の設定である旨の「Pp1」が表示されるとともに、設定範囲表示部43には、一段目保圧力の設定範囲として「2.4−243.0MPa」が表示され、さらに、確認表示部42には、既に設定されている設定値が反転表示される。そして、テンキーKt及びファンクションキーKfを用いて新しい設定値をタッチ入力すれば、確認表示部42には、入力した数値(新設定値)「100」が非反転表示される。この後、エンタキーKeをタッチすれば、正規の設定処理が行われる。この際、入力した設定値が設定範囲を外れていれば、設定項目表示部44に、その旨のエラー表示が行われる。このような設定支援ボード41により、成形条件(動作条件)の設定を確実に行うことができ、誤設定も回避される。
【0018】
次に、本実施例に係る設定値表示方法について、図1〜図4を参照しつつ図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0019】
今、オペレータが、設定画面Vaにおける充填速度設定欄35を利用して射出工程における充填速度を設定するものとする。図1は、図4に示す射出・計量に係る設定画面Vaにおける充填速度設定欄35を抽出して示したものであり、(a)は4速により設定された充填速度設定欄35を、また、(b)は6速により設定された充填速度設定欄35をそれぞれ示している。
【0020】
この場合、充填速度設定欄35は、充填速度を多段設定するための6つの設定値表示部2a,2b,2c,2d,2e,2fを有し、これらの設定値表示部2a…は横方向に順次並べて配される。各設定値表示部2a〜2fには、それぞれ対応する設定値Da,Db,Dc,Dd,De,Dfを表示可能である。また、設定値表示部2aの上側には、一段目充填速度を示す「V1」の文字が表示されるとともに、設定値表示部2aの下側には、スクリュが一段目充填速度に達した時点で点灯するインジケータ部7aを有する。そして、この設定値表示部2aには、一段目充填速度に対する設定値Daが表示される。このような表示形式は、他の設定値表示部2b〜2fにおいても同じであり、7b〜7fは、各設定値表示部2b〜2fに対応するインジケータ部を示す。さらに、充填速度設定欄35には、設定段数を表示する段数表示部8及びスクリュの前進位置を表示するスクリュ前進位置表示欄9を有する。
【0021】
この充填速度設定欄35を用いて、オペレータが、最初に、充填速度を図1(b)に示す6速に設定した場合を想定する(ステップS1)。図1(b)は、設定値表示部2aに一段目充填速度「50.0」が、設定値表示部2bに二段目充填速度「100.0」が、設定値表示部2cに三段目充填速度「150.0」が、設定値表示部2dに四段目充填速度「100.0」が、設定値表示部2eに五段目充填速度「50.0」が、設定値表示部2fに六段目充填速度「30.0」がそれぞれ設定された場合を示し、通常の表示濃度により数値表示される。この場合、設定に際しては、各設定値表示部2a…が設定キーを兼ねているため、前述したように、任意の設定値表示部2a…をタッチした後、設定支援ボード41を用いて設定値Daを数値入力するとともに、入力が終了したならエンタキーKeをタッチすれば、入力された設定値Daが対応する設定値表示部2a…に表示される。
【0022】
一方、6速に対応した設定が終了したなら、この設定に基づく試し成形を行う(ステップS2)。この試し成形の結果、オペレータが良好な結果を得れないと判断し、次いで、充填速度を図1(a)に示す4速に設定変更した場合を想定する(ステップS3,S4)。図1(a)は、設定値表示部2aに一段目充填速度「50.0」が、設定値表示部2bに二段目充填速度「100.0」が、設定値表示部2cに三段目充填速度「150.0」が、設定値表示部2dに四段目充填速度「100.0」がそれぞれ設定された場合を示し、通常の表示濃度により数値表示される。また、この設定時に使用しない五段目と六段目の設定値表示部2e,2fには、設定値として有効にならない参考値Re,Rfが、本実施例に係る設定値表示方法により表示される。
【0023】
具体的には、図1(b)に示す直前に設定された設定値De(「50.0」)及びDf(「30.0」)が、それぞれ参考値Re,Rfとして表示される。この場合、参考値Re,Rfの表示濃度は、この設定時に使用している設定値表示部2a〜2dにおける設定値Da〜Ddの表示濃度よりも薄い表示濃度、いわゆるうっすらとした状態に表示される(ステップS4)。また、設定値表示部2e,2fの上側に表示される「V5」,「V6」の文字も、「V1」〜「V4」の表示濃度よりも薄い表示濃度により表示される。参考値Re,Rfの表示濃度を薄く表示することにより、表示の無い状態と同様に違和感の無い雰囲気を生じさせることができる。なお、参考値Re,Rfを表示する表示濃度のレベルは、任意に調整することができ、オペレータは、違和感の無い最も見やすい(認識しやすい)相対的な表示濃度を設定することができる。
【0024】
このように、使用していない設定値表示部2e,2fにおける表示濃度が、使用している設定値表示部2a〜2dにおける表示濃度よりも薄く表示されることにより、オペレータは、設定値表示部2e,2fに表示されている数値が、直前に表示された設定値De,Dfに係る参考値Re,Rfであることを認識できるとともに、4速に設定変更する際に、参考値Re,Rf(設定値De,Df)を参照することができる。
【0025】
一方、4速に対応した設定変更が終了したなら、オペレータは、この設定変更に基づく試し成形を行う(ステップS5)。この試し成形の結果、オペレータが良好な結果を得れないと判断し、再度、6速に対応した設定に戻る場合を想定する。この場合、オペレータは、既に一度設定された6速に対応した設定値De,Df(参考値Re,Rf)を確認できるため、安心して6速に対する再設定を行うことができる(ステップS6,S1…)。
【0026】
このように、本実施例に係る設定値表示方法によれば、設定時に、当該設定時に使用しない設定値表示部(2e,2f)に、設定値として有効にならない参考値(Re,Rf)を、当該設定時に使用する設定値表示部(2a,2b,2c,2d)における表示濃度よりも薄い表示濃度により表示するようにしたため、オペレータは、参考値(Re,Rf)を参照しながら設定作業を容易(能率的)かつ的確に行うことができるとともに、加えて、設定画面Vaの多機能性及び利便性を向上させることができる。特に、実施例のように、設定値表示部2a…に、充填速度(所定の成形条件)に対して多段設定する際における設定値Da…を表示するとともに、参考値(Re…)として直前に表示された設定値(De…)を表示するようにすれば、隣接する設定値や直前の設定値との相対的な比較においてどの程度に設定すべきかなどの判断を容易かつ的確に行うことができる。
【0027】
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,配置,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例えば、実施例は、6つの設定値表示部2a…を例示したが、その数量は任意である。また、参考値(Re…)として、直前に表示された設定値(De…)を例示したが、その他、設定値表示部(2e…)における標準値や平均値等を参考値(Re…)として表示することもできる。さらに、参考値(Re,Rf)を、設定時に使用する設定値表示部(2a〜2d)に表示する設定値(Da〜Dd)の表示濃度よりも薄い表示濃度により表示する場合を例示したが、必要により、輝度の低下,表示色の変更,白黒反転等の異なる表示態様により表示する場合を排除するものではない。一方、設定値表示部2a…に、所定の成形条件に対して多段設定する際における設定値Da…を表示する場合を例示したが、必ずしもこのような多段設定に限定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】
このように、本発明に係る射出成形機の設定値表示方法は、複数の設定値表示部にそれぞれ対応する設定値を数値表示するに際し、設定時に、当該設定時に使用しない設定値表示部に、設定値として有効にならない参考値を、当該設定時に使用する設定値表示部における設定値に対して異なる表示態様により表示するようにしたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0029】
(1) 参考値を参照しながら設定作業を容易(能率的)かつ的確に行うことができるとともに、加えて、設定画面の多機能性及び利便性を向上させることができる。
【0030】
(2) 好適な実施の態様により、設定値表示部に、所定の成形条件に対して多段設定する際における設定値を表示するとともに、参考値として直前に表示された設定値を表示するようにすれば、特に、隣接する設定値や直前の設定値との相対的な比較においてどの程度に設定すべきかなどの判断を容易かつ的確に行うことができる。
【0031】
(3) 好適な実施の態様により、参考値を、設定時に使用する設定値表示部に表示する設定値の表示濃度よりも薄い表示濃度により表示すれば、表示の無い状態と同様に違和感の無い雰囲気を生じさせることができる。
【0032】
(4) 好適な実施の態様により、参考値を表示する表示濃度のレベルを、任意に調整できるようにすれば、オペレータにとって違和感の無い最も見やすい(認識しやすい)相対的な表示濃度を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る設定値表示方法により表示した設定値表示部の説明図、
【図2】同設定値表示方法の実施に用いる表示装置を備える射出成形機の概要図、
【図3】同表示装置の機能ブロック図、
【図4】同設定値表示方法により表示した設定値表示部を含む画面図、
【図5】同設定値表示方法を説明するための設定作業の一例を示すフローチャート、
【符号の説明】
2a… 設定値表示部
M 射出成形機
Da… 設定値
Re… 参考値

Claims (5)

  1. 複数の設定値表示部にそれぞれ対応する設定値を数値表示する射出成形機の設定値表示方法において、設定時に、当該設定時に使用しない設定値表示部に、設定値として有効にならない参考値を、当該設定時に使用する設定値表示部における設定値に対して異なる表示態様により表示することを特徴とする射出成形機の設定値表示方法。
  2. 前記設定値表示部には、所定の成形条件に対して多段設定する際における設定値を表示することを特徴とする請求項1記載の射出成形機の設定値表示方法。
  3. 前記参考値は、直前に表示された設定値であることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の設定値表示方法。
  4. 前記参考値は、前記設定時に使用する設定値表示部に表示する設定値の表示濃度よりも薄い表示濃度により表示することを特徴とする請求項1又は3記載の射出成形機の設定値表示方法。
  5. 前記参考値を表示する表示濃度のレベルは、任意に調整できることを特徴とする請求項4記載の射出成形機の設定値表示方法。
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