JPH10109338A - 射出成形機用表示制御装置 - Google Patents
射出成形機用表示制御装置Info
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- JPH10109338A JPH10109338A JP26402796A JP26402796A JPH10109338A JP H10109338 A JPH10109338 A JP H10109338A JP 26402796 A JP26402796 A JP 26402796A JP 26402796 A JP26402796 A JP 26402796A JP H10109338 A JPH10109338 A JP H10109338A
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- Japan
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- display control
- display
- screen
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C2045/7606—Controlling or regulating the display unit
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 種々の数値データを所望の単位で表示する射
出成形機用表示制御装置。 【解決手段】 指令信号は入力信号制御部３を介して画
面表示制御手段４に送出される。画面表示制御手段４
は、この指令信号に基づき画面表示データメモリからデ
ータを取り出し、これをＶＲＡＭ５に送出する。画面表
示部６は、このＶＲＡＭ５に格納されているデータを画
面上に表示する。内部記憶装置７のデータ領域９には、
表示用変換データ１３、１４、１５が格納されている。
画面表示制御手段４は、入力信号制御部３からオペレー
タの指定による選択指令信号を入力した場合に、これに
対応する変換データを必要的機械固有情報データ領域９
から取り出す。そして、画面表示制御手段４は、現在画
面上に表示されている数値データを、この取り出した変
換データを用いてオペレータが指定した単位の数値デー
タに変換する。
出成形機用表示制御装置。 【解決手段】 指令信号は入力信号制御部３を介して画
面表示制御手段４に送出される。画面表示制御手段４
は、この指令信号に基づき画面表示データメモリからデ
ータを取り出し、これをＶＲＡＭ５に送出する。画面表
示部６は、このＶＲＡＭ５に格納されているデータを画
面上に表示する。内部記憶装置７のデータ領域９には、
表示用変換データ１３、１４、１５が格納されている。
画面表示制御手段４は、入力信号制御部３からオペレー
タの指定による選択指令信号を入力した場合に、これに
対応する変換データを必要的機械固有情報データ領域９
から取り出す。そして、画面表示制御手段４は、現在画
面上に表示されている数値データを、この取り出した変
換データを用いてオペレータが指定した単位の数値デー
タに変換する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機用表示
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】射出成形を行う場合は、射出温度、射出
圧力、電流値等についての種々の数値データをオペレー
タが監視する必要がある。そのため、表示装置の表示画
面には、これらの数値データを含む種々の項目が表示さ
れるようになっている。そして、これらの数値データを
表示する際の単位については、例えば、温度については
〔℃〕、圧力については〔ｋｇｆ／ｃｍ２〕、電流値に
ついては〔Ａ〕などいずれか１つの単位が指定されて用
いられている。これらの単位の指定は、製造段階で射出
成形機メーカーが行うようになっている。
圧力、電流値等についての種々の数値データをオペレー
タが監視する必要がある。そのため、表示装置の表示画
面には、これらの数値データを含む種々の項目が表示さ
れるようになっている。そして、これらの数値データを
表示する際の単位については、例えば、温度については
〔℃〕、圧力については〔ｋｇｆ／ｃｍ２〕、電流値に
ついては〔Ａ〕などいずれか１つの単位が指定されて用
いられている。これらの単位の指定は、製造段階で射出
成形機メーカーが行うようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の数値デ
ータに用いられる単位は必ずしも１つというわけではな
い。例えば、圧力については〔ｋｇｆ／ｃｍ2 〕の他に
〔ＭＰａ〕，〔ＰＳＩ〕，〔ｂａｒ〕などがあり、諸外
国の中には〔ｋｇｆ／ｃｍ2 〕以外の単位を標準単位と
して採用している国もある。また、国内で使用する場合
にも運転条件あるいはオペレータの好み等の相違によ
り、〔ｋｇｆ／ｃｍ2 〕以外の単位を使用したい場合も
ある。
ータに用いられる単位は必ずしも１つというわけではな
い。例えば、圧力については〔ｋｇｆ／ｃｍ2 〕の他に
〔ＭＰａ〕，〔ＰＳＩ〕，〔ｂａｒ〕などがあり、諸外
国の中には〔ｋｇｆ／ｃｍ2 〕以外の単位を標準単位と
して採用している国もある。また、国内で使用する場合
にも運転条件あるいはオペレータの好み等の相違によ
り、〔ｋｇｆ／ｃｍ2 〕以外の単位を使用したい場合も
ある。
【０００４】このような場合、オペレータは電卓等を用
いて、表示画面に表示された数値データを所望の単位に
換算する作業を行わなければならない。そのため、オペ
レータに余分な労力を強いるばかりか、換算ミスに起因
する無用のトラブルを引き起こしてしまうことがあっ
た。
いて、表示画面に表示された数値データを所望の単位に
換算する作業を行わなければならない。そのため、オペ
レータに余分な労力を強いるばかりか、換算ミスに起因
する無用のトラブルを引き起こしてしまうことがあっ
た。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、表示画面上に表示される種々の数値データを所望
の単位で表示することが可能な射出成形機用表示制御装
置を提供することを目的としている。
あり、表示画面上に表示される種々の数値データを所望
の単位で表示することが可能な射出成形機用表示制御装
置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項１記載の発明は、表示画面上に設
けられたタッチパネルからの信号に基づいて、射出成形
機の制御に必要な種々の数値データを画面上に表示する
射出成形機用表示制御装置において、前記数値データの
表示の際に用いられる単位を複数の所定設定単位の中か
ら、メーカ側が予め選択して設定しておくためのメーカ
用表示単位選択設定器と、前記メーカ用表示単位選択設
定器により選択された単位が複数である場合、又は前記
メーカ用表示単位選択設定器により選択された単位を変
更する場合に、前記数値データの表示の際に用いられる
単位を前記複数の所定設定単位の中から、ユーザ側が選
択するためのユーザ用表示単位選択タッチパネル釦と、
成形情報データ領域、必要的機械固有情報データ領域、
及び機械固有情報データ領域に画成された階層構造を有
し、前記複数の所定設定単位相互間の変換データを記憶
する単位変換データ記憶領域がこの必要的機械固有情報
データ領域に設けられている内部記憶装置と、前記メー
カ用表示単位選択設定器又は前記ユーザ用表示単位選択
用タッチパネル釦からの選択指令信号を入力し、この選
択指令信号に基づいて前記単位変換データ記憶領域から
所定の変換データを読み出し、この変換データに基づき
単位変換を行った前記数値データを表示するための表示
制御信号を出力する画面表示制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
の手段として、請求項１記載の発明は、表示画面上に設
けられたタッチパネルからの信号に基づいて、射出成形
機の制御に必要な種々の数値データを画面上に表示する
射出成形機用表示制御装置において、前記数値データの
表示の際に用いられる単位を複数の所定設定単位の中か
ら、メーカ側が予め選択して設定しておくためのメーカ
用表示単位選択設定器と、前記メーカ用表示単位選択設
定器により選択された単位が複数である場合、又は前記
メーカ用表示単位選択設定器により選択された単位を変
更する場合に、前記数値データの表示の際に用いられる
単位を前記複数の所定設定単位の中から、ユーザ側が選
択するためのユーザ用表示単位選択タッチパネル釦と、
成形情報データ領域、必要的機械固有情報データ領域、
及び機械固有情報データ領域に画成された階層構造を有
し、前記複数の所定設定単位相互間の変換データを記憶
する単位変換データ記憶領域がこの必要的機械固有情報
データ領域に設けられている内部記憶装置と、前記メー
カ用表示単位選択設定器又は前記ユーザ用表示単位選択
用タッチパネル釦からの選択指令信号を入力し、この選
択指令信号に基づいて前記単位変換データ記憶領域から
所定の変換データを読み出し、この変換データに基づき
単位変換を行った前記数値データを表示するための表示
制御信号を出力する画面表示制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記メーカ用表示単位選択設定器及びユー
ザ用表示単位選択タッチパネル釦は、所定の運転条件下
で標準的に用いるべき単位を設定可能なものであり、前
記画面表示制御手段は、前記ユーザ用表示単位選択タッ
チパネル釦からの選択指令信号に係る単位と、前記設定
された単位とが一致しない場合に警告表示指令を出力す
るものである、ことを特徴とする。
明において、前記メーカ用表示単位選択設定器及びユー
ザ用表示単位選択タッチパネル釦は、所定の運転条件下
で標準的に用いるべき単位を設定可能なものであり、前
記画面表示制御手段は、前記ユーザ用表示単位選択タッ
チパネル釦からの選択指令信号に係る単位と、前記設定
された単位とが一致しない場合に警告表示指令を出力す
るものである、ことを特徴とする。
【０００８】請求項３記載の発明は、請求項１又は２記
載の発明において、前記画面表示制御手段が表示制御信
号を出力する際に、その表示される単位について音声出
力を行う音声出力手段、を備えたことを特徴とする。
載の発明において、前記画面表示制御手段が表示制御信
号を出力する際に、その表示される単位について音声出
力を行う音声出力手段、を備えたことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づき説明する。図１は、この実施形態の構成を示すブロ
ック図である。メーカ用表示単位選択設定器１は、画面
に表示する単位をメーカ側が１つ又は複数設定するため
のものであり、通常、ユーザは操作できないようになっ
ている。ユーザ用表示単位選択タッチパネル釦２は、メ
ーカ用表示単位選択設定器１により複数の表示単位が設
定されている場合に、ユーザが所望の表示単位を選択す
るためのものである。
づき説明する。図１は、この実施形態の構成を示すブロ
ック図である。メーカ用表示単位選択設定器１は、画面
に表示する単位をメーカ側が１つ又は複数設定するため
のものであり、通常、ユーザは操作できないようになっ
ている。ユーザ用表示単位選択タッチパネル釦２は、メ
ーカ用表示単位選択設定器１により複数の表示単位が設
定されている場合に、ユーザが所望の表示単位を選択す
るためのものである。
【００１０】メーカ用表示単位選択設定器１又はユーザ
用表示単位選択タッチパネル釦２からの指令信号は入力
信号制御部３に取り込まれる。入力信号制御部３は、こ
の取り込んだ指令信号を画面表示制御手段４に送出する
ようになっている。そして、画面表示制御手段４は、こ
の指令信号に基づき画面表示データメモリ（図示せず）
から画面表示データを取り出し、これをＶＲＡＭ５に送
出する。画面表示部６は、このＶＲＡＭ５に格納されて
いるデータを取り出し、これを画面上に表示するように
なっている。
用表示単位選択タッチパネル釦２からの指令信号は入力
信号制御部３に取り込まれる。入力信号制御部３は、こ
の取り込んだ指令信号を画面表示制御手段４に送出する
ようになっている。そして、画面表示制御手段４は、こ
の指令信号に基づき画面表示データメモリ（図示せず）
から画面表示データを取り出し、これをＶＲＡＭ５に送
出する。画面表示部６は、このＶＲＡＭ５に格納されて
いるデータを取り出し、これを画面上に表示するように
なっている。
【００１１】内部記憶装置７は、機械固有情報データ領
域８、必要的機械固有情報データ領域（ユーザ開放機械
固有値）９、成形情報データ領域１０から成っている。
域８、必要的機械固有情報データ領域（ユーザ開放機械
固有値）９、成形情報データ領域１０から成っている。
【００１２】機械固有情報データ領域８は、本来的に機
械固有のデータが格納される領域であり、機械固有の操
作手順等についてのプログラムデータ１１や、メーカ用
表示単位選択設定器１で設定した単位など機械固有のパ
ラメータ等についてのユーザ非開放機械固有値１２が格
納される。
械固有のデータが格納される領域であり、機械固有の操
作手順等についてのプログラムデータ１１や、メーカ用
表示単位選択設定器１で設定した単位など機械固有のパ
ラメータ等についてのユーザ非開放機械固有値１２が格
納される。
【００１３】必要的機械固有情報データ領域１１は、例
えば、バレルヒータの温度制御におけるＰＩＤ制御の設
定パラメータや成形条件やモニタ結果を出力するプリン
タの設定値など、一度設定したら成形品毎には設定を変
更する必要はないけれども、機械の仕様に応じてユーザ
自身による設定の変更を必要とする機械固有の値などを
格納するための領域である。この領域に、ｋｇｆ／ｃｍ
2 表示用変換データ１３，ＭＰａ表示用変換データ１
４，ＰＳＩ表示用変換データ１５が格納される。
えば、バレルヒータの温度制御におけるＰＩＤ制御の設
定パラメータや成形条件やモニタ結果を出力するプリン
タの設定値など、一度設定したら成形品毎には設定を変
更する必要はないけれども、機械の仕様に応じてユーザ
自身による設定の変更を必要とする機械固有の値などを
格納するための領域である。この領域に、ｋｇｆ／ｃｍ
2 表示用変換データ１３，ＭＰａ表示用変換データ１
４，ＰＳＩ表示用変換データ１５が格納される。
【００１４】成形情報データ領域１０は、成形品毎に又
は運転状況に応じて変更されるべきデータが格納される
領域であり、成形条件の設定変更の履歴や、機械停止、
アラーム発生などの記録から成る履歴データ１６、及び
射出速度、射出圧力、スクリュ回転数、スクリュ背圧な
ど製品毎に設定する成形条件データ１７が格納される。
は運転状況に応じて変更されるべきデータが格納される
領域であり、成形条件の設定変更の履歴や、機械停止、
アラーム発生などの記録から成る履歴データ１６、及び
射出速度、射出圧力、スクリュ回転数、スクリュ背圧な
ど製品毎に設定する成形条件データ１７が格納される。
【００１５】画面表示制御手段４は、入力信号制御部３
から入力した指令信号がオペレータの指定による選択指
令信号であった場合は、この選択指令信号に対応する変
換データを必要的機械固有情報データ領域９から取り出
すようにする。そして、画面表示制御手段４は、現在画
面上に表示されている数値データを、この取り出した変
換データを用いてオペレータが指定した単位の数値デー
タに変換するようになっている。
から入力した指令信号がオペレータの指定による選択指
令信号であった場合は、この選択指令信号に対応する変
換データを必要的機械固有情報データ領域９から取り出
すようにする。そして、画面表示制御手段４は、現在画
面上に表示されている数値データを、この取り出した変
換データを用いてオペレータが指定した単位の数値デー
タに変換するようになっている。
【００１６】次に、上記のように構成される射出成形機
用表示制御装置の画面表示例及びその表示動作につき、
図２〜図６の説明図及び図７のフローチャートを参照し
つつ説明する。
用表示制御装置の画面表示例及びその表示動作につき、
図２〜図６の説明図及び図７のフローチャートを参照し
つつ説明する。
【００１７】図２は、本実施形態に係る表示装置１９の
外観構成を示す説明図である。この図において、表示装
置１９は画面表示部２０を有しており、画面表示部２０
にはタッチパネル２１が設けられている。このタッチパ
ネル２１には、種々の画面表示選択釦（タッチパネル操
作釦）２２が設けられている。そして、画面表示部２０
の下方には、複数のダイレクト画面選択釦２３が設けら
れている。
外観構成を示す説明図である。この図において、表示装
置１９は画面表示部２０を有しており、画面表示部２０
にはタッチパネル２１が設けられている。このタッチパ
ネル２１には、種々の画面表示選択釦（タッチパネル操
作釦）２２が設けられている。そして、画面表示部２０
の下方には、複数のダイレクト画面選択釦２３が設けら
れている。
【００１８】オペレータが複数のダイレクト画面選択釦
２３から「オプション・支援」と書かれている釦を押す
と、画面表示部２０には図３に示すような設定用画面が
表示される。そして、例えば、この画面中の圧力単位切
換釦（タッチパネル操作釦）２４の「ｋｇｆ／ｃｍ2 」
と書かれている部分をオペレータが指で押すと、この部
分が黒く表示される。すると、図４に示すようなモニタ
用画面が表示された場合に、圧力を示すモニタ表示部２
６，２７の下方及び右方には「ｋｇｆ／ｃｍ2」が表示
される。また、オペレータが圧力単位切換釦２４の「Ｍ
Ｐａ」と書かれている部分を押すと、図５に示すよう
に、モニタ表示部２６，２７の下方及び右方には「ＭＰ
ａ」が表示され、さらに、圧力単位切換釦２４の「ＰＳ
Ｉ」と書かれている部分を押すと、図６に示すように、
モニタ表示部２６，２７の下方及び右方には「ＰＳＩ」
が表示される。図３では型締圧力表示釦２５の「ＴＯ
Ｎ」の部分が黒く表示されて型締圧力についてはＴＯＮ
表示が指定されているため、図４〜図６のモニタ表示部
２８の下方には「ＴＯＮ」がされている。しかし、型締
圧力表示釦２５の「ｋｇｆ／ｃｍ2 」の部分が黒く表示
された場合には、モニタ表示部２６，２７と同様に、モ
ニタ表示部２８の下方には「ｋｇｆ／ｃｍ2 」が表示さ
れることになる。
２３から「オプション・支援」と書かれている釦を押す
と、画面表示部２０には図３に示すような設定用画面が
表示される。そして、例えば、この画面中の圧力単位切
換釦（タッチパネル操作釦）２４の「ｋｇｆ／ｃｍ2 」
と書かれている部分をオペレータが指で押すと、この部
分が黒く表示される。すると、図４に示すようなモニタ
用画面が表示された場合に、圧力を示すモニタ表示部２
６，２７の下方及び右方には「ｋｇｆ／ｃｍ2」が表示
される。また、オペレータが圧力単位切換釦２４の「Ｍ
Ｐａ」と書かれている部分を押すと、図５に示すよう
に、モニタ表示部２６，２７の下方及び右方には「ＭＰ
ａ」が表示され、さらに、圧力単位切換釦２４の「ＰＳ
Ｉ」と書かれている部分を押すと、図６に示すように、
モニタ表示部２６，２７の下方及び右方には「ＰＳＩ」
が表示される。図３では型締圧力表示釦２５の「ＴＯ
Ｎ」の部分が黒く表示されて型締圧力についてはＴＯＮ
表示が指定されているため、図４〜図６のモニタ表示部
２８の下方には「ＴＯＮ」がされている。しかし、型締
圧力表示釦２５の「ｋｇｆ／ｃｍ2 」の部分が黒く表示
された場合には、モニタ表示部２６，２７と同様に、モ
ニタ表示部２８の下方には「ｋｇｆ／ｃｍ2 」が表示さ
れることになる。
【００１９】次に、本実施形態の動作を図７のフローチ
ャートに基づき説明する。製造段階では、メーカ用表示
単位選択設定器１により表示単位が設定されており、画
面表示制御手段４は設定されている表示単位が複数であ
るか否かをユーザ非開放機械固有値１２から読み出して
判別する（ステップ１）。画面表示制御手段４が複数で
あると判別した場合、画面にはユーザ用表示単位選択タ
ッチパネル釦２が表示され（ステップ２）、オペレータ
によるタッチ操作が促される。
ャートに基づき説明する。製造段階では、メーカ用表示
単位選択設定器１により表示単位が設定されており、画
面表示制御手段４は設定されている表示単位が複数であ
るか否かをユーザ非開放機械固有値１２から読み出して
判別する（ステップ１）。画面表示制御手段４が複数で
あると判別した場合、画面にはユーザ用表示単位選択タ
ッチパネル釦２が表示され（ステップ２）、オペレータ
によるタッチ操作が促される。
【００２０】オペレータが圧力単位切換釦２４（図１の
ユーザ用表示単位選択タッチパネル釦２）の「ｋｇｆ／
ｃｍ2 」，「ＭＰａ」，「ＰＳＩ」のいずれかの部分を
指で押すと、入力信号制御部４はこの圧力単位切換釦２
４からの操作指令信号を取り込んで画面表示制御手段４
に出力する（ステップ３）。画面表示制御手段４は、オ
ペレータが指定した単位がｋｇｆ／ｃｍ2 であるか否か
を判別し（ステップ４）、ｋｇｆ／ｃｍ2 であると判別
した場合には表示単位選択手段１８を介して必要的機械
固有情報データ領域９からｋｇｆ／ｃｍ2 表示用変換デ
ータ１３を読み出し（ステップ５）、モニタ表示部２
６，２７に表示される数値データをｋｇｆ／ｃｍ2 に変
換する（ステップ６）。そして、画面表示制御手段４
は、ｋｇｆ／ｃｍ2 表示に変換された数値データを表示
するための表示制御信号をＶＲＡＭ５に出力し、画面表
示部６はＶＲＡＭ５から表示データを取り出して、これ
を表示画面２０に表示する（ステップ７）。ステップ７
の後、画面表示制御手段４は、まだ操作指令信号が残っ
ているか否かを判別し（ステップ８）、残っていない場
合には処理を終了し、残っている場合にはステップ４に
戻る。
ユーザ用表示単位選択タッチパネル釦２）の「ｋｇｆ／
ｃｍ2 」，「ＭＰａ」，「ＰＳＩ」のいずれかの部分を
指で押すと、入力信号制御部４はこの圧力単位切換釦２
４からの操作指令信号を取り込んで画面表示制御手段４
に出力する（ステップ３）。画面表示制御手段４は、オ
ペレータが指定した単位がｋｇｆ／ｃｍ2 であるか否か
を判別し（ステップ４）、ｋｇｆ／ｃｍ2 であると判別
した場合には表示単位選択手段１８を介して必要的機械
固有情報データ領域９からｋｇｆ／ｃｍ2 表示用変換デ
ータ１３を読み出し（ステップ５）、モニタ表示部２
６，２７に表示される数値データをｋｇｆ／ｃｍ2 に変
換する（ステップ６）。そして、画面表示制御手段４
は、ｋｇｆ／ｃｍ2 表示に変換された数値データを表示
するための表示制御信号をＶＲＡＭ５に出力し、画面表
示部６はＶＲＡＭ５から表示データを取り出して、これ
を表示画面２０に表示する（ステップ７）。ステップ７
の後、画面表示制御手段４は、まだ操作指令信号が残っ
ているか否かを判別し（ステップ８）、残っていない場
合には処理を終了し、残っている場合にはステップ４に
戻る。
【００２１】画面表示制御手段４は、ステップ４でオペ
レータが指定した単位がｋｇｆ／ｃｍ2 でないと判別し
た場合に、この指定した単位が「ＭＰａ」であるか否か
を判別する（ステップ９）。「ＭＰａ」であると判別し
た場合には、必要的機械固有情報データ領域９からＭＰ
ａ表示用変換データ１４を読み出し（ステップ１０）、
モニタ表示部２６，２７に表示される数値データをＭＰ
ａに変換する（ステップ１１）。
レータが指定した単位がｋｇｆ／ｃｍ2 でないと判別し
た場合に、この指定した単位が「ＭＰａ」であるか否か
を判別する（ステップ９）。「ＭＰａ」であると判別し
た場合には、必要的機械固有情報データ領域９からＭＰ
ａ表示用変換データ１４を読み出し（ステップ１０）、
モニタ表示部２６，２７に表示される数値データをＭＰ
ａに変換する（ステップ１１）。
【００２２】また、画面表示制御手段４が、ステップ９
でオペレータが指定した単位がＭＰａでないと判別した
場合には、この単位はＰＳＩであることが決定されるた
め、必要的機械固有情報データ領域９からＰＳＩ表示用
変換データ１５を読み出し（ステップ１２）、モニタ表
示部２６，２７に表示される数値データをＰＳＩに変換
する（ステップ１３）。
でオペレータが指定した単位がＭＰａでないと判別した
場合には、この単位はＰＳＩであることが決定されるた
め、必要的機械固有情報データ領域９からＰＳＩ表示用
変換データ１５を読み出し（ステップ１２）、モニタ表
示部２６，２７に表示される数値データをＰＳＩに変換
する（ステップ１３）。
【００２３】ステップ１において画面表示制御手段４が
判別した表示単位の設定数が１つの場合、画面表示制御
手段４はそのままその設定された表示単位が表示される
ように制御を行う（ステップ１４）。そして、その後は
設定された単位に応じてステップ５，１０，１２以降の
制御が行われる。
判別した表示単位の設定数が１つの場合、画面表示制御
手段４はそのままその設定された表示単位が表示される
ように制御を行う（ステップ１４）。そして、その後は
設定された単位に応じてステップ５，１０，１２以降の
制御が行われる。
【００２４】なお、ステップ４でＹＥＳと判別した後、
ステップ５，６を経てステップ５に移行しているが、こ
れは前回使用時の単位がＭＰａ又はＰＳＩであった場合
に必要なステップであり、前回もｋｇｆ／ｃｍ2 の単位
が使用されていた場合はステップ５，６を経ずに直ちに
ステップ７に移行する。ステップ１０，１１及びステッ
プ１２，１３についても同様である。
ステップ５，６を経てステップ５に移行しているが、こ
れは前回使用時の単位がＭＰａ又はＰＳＩであった場合
に必要なステップであり、前回もｋｇｆ／ｃｍ2 の単位
が使用されていた場合はステップ５，６を経ずに直ちに
ステップ７に移行する。ステップ１０，１１及びステッ
プ１２，１３についても同様である。
【００２５】上記の実施形態によれば、オペレータはユ
ーザ用表示単位選択タッチパネル釦２を操作するだけで
表示画面２０に表示される種々の数値データを所望の単
位で表示することができる。したがって、オペレータ
は、従来、電卓等を用いて行っていた換算作業を行う必
要がなくなるので、オペレータの負担を軽減できると共
に、換算ミスに起因する無用のトラブルの発生を防止す
ることができる。
ーザ用表示単位選択タッチパネル釦２を操作するだけで
表示画面２０に表示される種々の数値データを所望の単
位で表示することができる。したがって、オペレータ
は、従来、電卓等を用いて行っていた換算作業を行う必
要がなくなるので、オペレータの負担を軽減できると共
に、換算ミスに起因する無用のトラブルの発生を防止す
ることができる。
【００２６】なお、他の実施形態として、図１の構成
に、所定の運転条件下で標準的に用いられるべき単位を
画面表示制御手段４に記憶させておくと共に、画面表示
制御手段４に警告表示機能を付加するようにすることも
できる。例えば、圧力表示を行う場合はｋｇｆ／ｃｍ2
を標準的単位としておき、オペレータがＭＰａ又はＰＳ
Ｉの単位をした場合は、表示画面２０に警告メッセージ
又は警告記号等を表示して、オペレータに標準的単位以
外の単位が使用されることについて注意を喚起すること
ができる。このような機能を付加することにより、単位
の切り換えが繰り返された場合等も、オペレータが数値
データの単位を勘違いしてしまうことを防ぐことができ
る。
に、所定の運転条件下で標準的に用いられるべき単位を
画面表示制御手段４に記憶させておくと共に、画面表示
制御手段４に警告表示機能を付加するようにすることも
できる。例えば、圧力表示を行う場合はｋｇｆ／ｃｍ2
を標準的単位としておき、オペレータがＭＰａ又はＰＳ
Ｉの単位をした場合は、表示画面２０に警告メッセージ
又は警告記号等を表示して、オペレータに標準的単位以
外の単位が使用されることについて注意を喚起すること
ができる。このような機能を付加することにより、単位
の切り換えが繰り返された場合等も、オペレータが数値
データの単位を勘違いしてしまうことを防ぐことができ
る。
【００２７】また、上記実施形態では、ユーザがユーザ
用表示単位選択タッチパネル釦２を操作する必要がある
のは、原則として、メーカ用表示単位選択設定器１で設
定された単位が複数である場合を前提としているが、メ
ーカ用表示単位選択設定器１で設定された単位が１つで
ある場合もこの単位をユーザ用表示単位選択タッチパネ
ル釦２の操作により変更することが可能な構成とするこ
とができる（この場合、ユーザ用表示単位選択タッチパ
ネル釦２の操作によりユーザ非開放機械固有値１２の内
容を書き換えることができる機能を付加する必要があ
る。）。
用表示単位選択タッチパネル釦２を操作する必要がある
のは、原則として、メーカ用表示単位選択設定器１で設
定された単位が複数である場合を前提としているが、メ
ーカ用表示単位選択設定器１で設定された単位が１つで
ある場合もこの単位をユーザ用表示単位選択タッチパネ
ル釦２の操作により変更することが可能な構成とするこ
とができる（この場合、ユーザ用表示単位選択タッチパ
ネル釦２の操作によりユーザ非開放機械固有値１２の内
容を書き換えることができる機能を付加する必要があ
る。）。
【００２８】さらに、図１の構成に、適当な音声出力手
段を設けるようにし、画面表示制御手段４が表示制御信
号を出力する際に、その表示される単位について音声出
力するようにすることもできる。これにより、オペレー
タが数値データの単位を勘違いすることをより確実に防
止することができる。
段を設けるようにし、画面表示制御手段４が表示制御信
号を出力する際に、その表示される単位について音声出
力するようにすることもできる。これにより、オペレー
タが数値データの単位を勘違いすることをより確実に防
止することができる。
【００２９】そして、上記実施形態では、数値データそ
の他の項目を画面表示する場合について説明したが、画
面表示の他にこれらのデータをプリンタによりプリント
アウトする場合についても上記した単位変換の技術を適
用することが可能である。
の他の項目を画面表示する場合について説明したが、画
面表示の他にこれらのデータをプリンタによりプリント
アウトする場合についても上記した単位変換の技術を適
用することが可能である。
【００３０】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、表示画
面上に表示される種々の数値データを所望の単位で表示
することが可能な射出成形機用表示制御装置を提供する
ことができる。
面上に表示される種々の数値データを所望の単位で表示
することが可能な射出成形機用表示制御装置を提供する
ことができる。
【図１】本発明の実施形態の構成を示すブロック図。
【図２】図１の実施形態に係る表示装置の外観構成を示
す説明図。
す説明図。
【図３】図２における画面表示部の画面表示例を示す説
明図。
明図。
【図４】図２における画面表示部の画面表示例を示す説
明図。
明図。
【図５】図２における画面表示部の画面表示例を示す説
明図。
明図。
【図６】図２における画面表示部の画面表示例を示す説
明図。
明図。
【図７】図１の実施形態の動作を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
１ メーカ用表示単位選択設定器 ２ ユーザ用表示単位選択タッチパネル釦 ３ 入力信号制御部 ４ 画面表示制御手段 ５ ＶＲＡＭ ６ 画面表示部 ７ 内部記憶装置 ８ 機械固有情報データ領域 ９ 必要的機械固有情報データ領域 １０ 成形情報データ領域 １１ プログラム １２ ユーザ非開放機械固有値 １３ ｋｇｆ／ｃｍ2 表示用変換データ １４ ＭＰａ表示用変換データ １５ ＰＳＩ表示用変換データ １６ 履歴データ １７ 成形条件データ １８ 表示単位選択手段 １９ 表示装置 ２０ 画面表示部 ２１ タッチパネル ２２ 画面表示選択釦 ２３ ダイレクト画面選択釦 ２４ 圧力単位切換釦 ２５ 型締圧力表示釦 ２６ モニタ表示部 ２７ モニタ表示部 ２８ モニタ表示部
Claims (3)
- 【請求項１】表示画面上に設けられたタッチパネルから
の信号に基づいて、射出成形機の制御に必要な種々の数
値データを画面上に表示する射出成形機用表示制御装置
において、 前記数値データの表示の際に用いられる単位を複数の所
定設定単位の中から、メーカ側が予め選択して設定して
おくためのメーカ用表示単位選択設定器と、 前記メーカ用表示単位選択設定器により選択された単位
が複数である場合、又は前記メーカ用表示単位選択設定
器により選択された単位を変更する場合に、前記数値デ
ータの表示の際に用いられる単位を前記複数の所定設定
単位の中から、ユーザ側が選択するためのユーザ用表示
単位選択タッチパネル釦と、 成形情報データ領域、必要的機械固有情報データ領域、
及び機械固有情報データ領域に画成された階層構造を有
し、前記複数の所定設定単位相互間の変換データを記憶
する単位変換データ記憶領域がこの必要的機械固有情報
データ領域に設けられている内部記憶装置と、 前記メーカ用表示単位選択設定器又は前記ユーザ用表示
単位選択用タッチパネル釦からの選択指令信号を入力
し、この選択指令信号に基づいて前記単位変換データ記
憶領域から所定の変換データを読み出し、この変換デー
タに基づき単位変換を行った前記数値データを表示する
ための表示制御信号を出力する画面表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする射出成形機用表示制御装置。 - 【請求項２】請求項１記載の射出成形機用表示制御装置
において、 前記メーカ用表示単位選択設定器及びユーザ用表示単位
選択タッチパネル釦は、所定の運転条件下で標準的に用
いるべき単位を設定可能なものであり、 前記画面表示制御手段は、前記ユーザ用表示単位選択タ
ッチパネル釦からの選択指令信号に係る単位と、前記設
定された単位とが一致しない場合に警告表示指令を出力
するものである、 ことを特徴とする射出成形機用表示制御装置。 - 【請求項３】請求項１又は２記載の射出成形機用表示制
御装置において、 前記画面表示制御手段が前記表示制御信号を出力する際
に、その表示される単位について音声出力を行う音声出
力手段、 を備えたことを特徴とする射出成形機用表示制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26402796A JPH10109338A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 射出成形機用表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26402796A JPH10109338A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 射出成形機用表示制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10109338A true JPH10109338A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17397542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26402796A Pending JPH10109338A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 射出成形機用表示制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10109338A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002192550A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機 |
| CN105584015A (zh) * | 2016-01-12 | 2016-05-18 | 重庆世纪精信实业（集团）有限公司 | 基于可调节抱具的抱具调节系统及其方法 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP26402796A patent/JPH10109338A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002192550A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機 |
| JP4592947B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2010-12-08 | 東芝機械株式会社 | 射出成形機 |
| CN105584015A (zh) * | 2016-01-12 | 2016-05-18 | 重庆世纪精信实业（集团）有限公司 | 基于可调节抱具的抱具调节系统及其方法 |
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