JP2005189989A - 成形条件ファイルのファイル名表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 目的のファイル名を容易に捜すことができるようにして作業能率向上及び利便性向上を図るとともに、成形条件の誤設定の防止に寄与する。また、多様性及び情報性に優れた表示を行う。
【解決手段】 メモリ2,2sに保存した成形条件ファイルのファイル名N1…,Na…をディスプレイ3に表示するに際し、ファイル名N1…,Na…を一定の条件に従って一覧表示するとともに、特定の条件を満たす成形条件ファイルのファイル名Na…の一又は二以上を、他のファイル名N1…の表示態様Cwとは異なる表示態様Cyにより表示する。この場合、特定の条件を満たす成形条件ファイルには、最近使用した成形条件ファイル等が含まれるとともに、異なる表示態様Cyには、表示色等が含まれる。
【選択図】 図1
【解決手段】 メモリ2,2sに保存した成形条件ファイルのファイル名N1…,Na…をディスプレイ3に表示するに際し、ファイル名N1…,Na…を一定の条件に従って一覧表示するとともに、特定の条件を満たす成形条件ファイルのファイル名Na…の一又は二以上を、他のファイル名N1…の表示態様Cwとは異なる表示態様Cyにより表示する。この場合、特定の条件を満たす成形条件ファイルには、最近使用した成形条件ファイル等が含まれるとともに、異なる表示態様Cyには、表示色等が含まれる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、メモリに保存した成形条件ファイルのファイル名をディスプレイに表示する際に用いて好適な成形条件ファイルのファイル名表示方法に関する。
一般に、射出成形機により成形を行う際には、メモリ(内部メモリ又は外部メモリ)に保存した成形条件ファイルを再使用する場合も多い。即ち、生産を行う場合、過去に成形した製品(成形品)の再生産や材料等の一部のみを変更した製品を生産する場合も少なくなく、しかも成形条件には、オペレータの勘やノウハウ等による設定の容易でない要因も含まれるため、通常、良好な成形条件が得られたなら、それを成形条件ファイルとしてメモリに保存し、後の生産時に、保存した成形条件ファイルをそのまま或いは変更を加えて再使用する。なお、メモリに保存した成形条件ファイルを再使用する際には、選択した成形条件ファイルをメモリから読み出し、コントローラメモリの成形条件記憶エリアに転送する。これにより、コントローラは、転送された成形条件ファイルの成形条件に基づいて各種制御を行うことができる。この場合、メモリに保存した成形条件ファイルのファイル名は、ディスプレイに一覧表示されるため、オペレータは、目的のファイル名を選択することができる。
従来、メモリに保存した成形条件ファイルのファイル名をディスプレイに表示する方法は、特開昭63−51119号公報に開示される成形条件設定容易な射出成形機及び特許第2793923号公報に開示される射出成形機における成形条件記憶データの編集管理方法により知られている。前者は、過去に設定し試作した成形条件を射出成形機内に記憶しておき、過去に試作した成形条件を呼出すことにより、自動的に再設定できるようにしたものであり、また、後者は、成形条件の編集・管理用画像を呼び出すことにより、マイコン内の内部記憶手段に格納された金型毎の成形条件データ(金型別のデータファイル)の金型ナンバー,機種名,日付,コメント等を一覧表の形態で表示するようにしたものである。
特開昭63−51119号
特許第2793923号
しかし、メモリに保存した成形条件ファイルのファイル名を一覧表示する従来のファイル名表示方法は、次のような不具合があった。
第一に、オペレータは、表示されたファイル名の一覧から目的のファイル名を捜す必要があるが、多数の成形条件ファイルが保存され、しかもファイル名が一定の条件に従って表示される場合には、捜し出すのに時間がかかり、作業能率の低下を招くとともに、類似の成形条件ファイルが数多く保存されている場合には、誤設定を招く虞れもある。
第二に、ファイル名のみではファイル内容が分かりにくいため、ファイル内容を忘れた場合には、成形条件ファイルを順に開いて確認する必要があるなど、煩わしい無用な作業が発生する虞れもあり、更なる作業能率の低下を招いてしまう。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した成形条件ファイルのファイル名表示方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る成形条件ファイルのファイル名表示方法は、メモリ2,2sに保存した成形条件ファイルのファイル名N1…,Na…をディスプレイ3に表示するに際し、ファイル名N1…,Na…を一定の条件に従って一覧表示するとともに、特定の条件を満たす成形条件ファイルのファイル名Na…の一又は二以上を、他のファイル名N1…の表示態様Cwとは異なる表示態様Cyにより表示するようにしたことを特徴とする。
このような手法による本発明に係る成形条件ファイルのファイル名表示方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 特定の条件を満たす成形条件ファイルのファイル名Na…が他のファイル名N1…に対して異なる表示態様Cyにより表示されるため、多数の成形条件ファイルが保存され、しかもファイル名N1…,Na…が一定の条件に従って表示されている場合であっても、目的のファイル名Na…を容易に捜すことができ、作業能率向上及び利便性向上を図れるとともに、類似の成形条件ファイルが数多く保存されている場合であっても、誤設定の防止に寄与できる。
(2) ファイル内容を忘れた場合であっても、特定の条件を満たす成形条件ファイルのファイル名Na,Nb…を手掛かりにして、目的の成形条件ファイルを容易に捜し出すことができ、ファイルを順に開いて確認するなどの面倒な作業の回避により、更なる作業能率向上に寄与できる。
(3) ファイル名N1…,Na…の表示には、登録順等の一定の条件による表示と最近使用した成形条件ファイル等の特定の条件による表示の二タイプの表示を含むため、多様性及び情報性に優れた表示を行うことができる。
本発明に係る成形条件ファイルのファイル名表示方法によれば、最良の形態により、特定の条件を満たす成形条件ファイルには、少なくとも最近使用した成形条件ファイル,使用頻度の多い成形条件ファイル,ユーザの選択した成形条件ファイルの一又は二以上を含ませることができる。通常、頻繁に使用する成形条件ファイルは、4〜5件程度となるのが実情であるため、これらの特定の条件に、頻繁に使用する成形条件ファイルを含ませることができ、もって、使用頻度の多い成形条件ファイルを容易に捜すことができる。また、異なる表示態様Cyには、少なくとも表示色,マーキング,ウィンドウ表示の一又は二以上を含ませることができる。これにより、特定の条件に係るファイル名Na…を容易に判別することができる。特に、表示色を異ならせた表示態様Cyは、ソフトウェアの軽微な変更により実施でき、実施の容易性及び低コスト性に優れる。さらに、異なる表示態様Cyにより表示するファイル名Na…の数は、実情に即した最適な数を予め設定することができる。
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施例に係るファイル名表示方法を実施できる射出成形機Mの概略構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1中、仮想線で示すMは射出成形機であり、機台Mbと、この機台Mb上に設置された射出装置Mi及び型締装置Mcを備える。射出装置Miは、加熱筒10を備え、この加熱筒10の前端に図に現れない射出ノズルを有するとともに、加熱筒10の後部には材料を供給するホッパ11を備える。一方、型締装置Mcには可動型と固定型からなる金型12を備える。また、機台Mb上には側面パネル13を起設し、この側面パネル13にカラー液晶ディスプレイ等のディスプレイ3を配設するとともに、このディスプレイ3は、機台Mbに内蔵したコントローラ20(図2)に接続する。
図2は、コントローラ20のブロック系統図を示す。21はCPUであり、このCPU21には内部バス22を介してチップセット23を接続する。また、チップセット23には、PCIバス等のローカルバスを用いたバスライン24を接続してHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)制御系を構成する。さらに、バスライン24には、RAM,ROM等の各種メモリ類を総括するメモリ(内部メモリ)2を接続する。この場合、メモリ2には、少なくとも図6に示すような五つのサブエリア1〜5を含む所定の特定書込エリアを有するとともに、成形条件ファイルを格納するためのファイル格納エリア、更には実際の制御に用いる成形条件を格納するための成形条件記憶エリアを有する。他方、バスライン24には、表示インタフェース25を介して上述したディスプレイ3を接続するとともに、入出力インターフェイス26を介してメモリカード等の記憶メディア(外部メモリ)2sに対する読出及び書込を行うドライブユニット27を接続する。なお、ディスプレイ3には、タッチパネル3tが付設されている。
一方、チップセット23には、バスライン24と同様のバスライン28を接続してPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)制御系を構成する。このため、バスライン28には、スイッチ等の切換データDiをCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データDoを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス29を接続するとともに、各種センサの検出信号Siを、アナログ−ディジタル変換してCPU21に付与し、かつCPU21から得る制御指令データをディジタル−アナログ変換して得た制御信号Soを対応するアクチュエータに付与する入出力インターフェイス30を接続する。これにより、所定のフィードバック制御系及びオープンループ制御系が構成される。
そして、前述したメモリ2には、PLCプログラムとHMIプログラムを格納するとともに、各種処理プログラムを格納する。この場合、PLCプログラムは、射出成形機Mにおける各種工程のシーケンス動作や射出成形機Mの監視等を実現するためのソフトウェアであり、HMIプログラムは、射出成形機Mの動作パラメータの設定及び表示,射出成形機Mの動作監視データの表示等を実現するためのソフトウェアである。これらのソフトウェアは、コントローラ20を搭載する射出成形機Mの固有アーキテクチャとして構築され、特に、本実施例に係るファイル名表示方法を実行する処理プログラムを備えている。
次に、本実施例に係るファイル名表示方法を含む射出成形機Mの動作概要について、各図を参照しつつ図3〜図5に示すフローチャートに従って説明する。
まず、図6に示すように、メモリ2における特定書込エリアの各サブエリア1〜5には、最近使用した成形条件ファイルのページ番号が書込まれている。即ち、一番最近に使用した成形条件ファイルのページ番号「19」がサブエリア1に、このページ番号「19」の成形条件ファイルの前に使用した成形条件ファイルのページ番号「8」がサブエリア2に、このページ番号「8」の成形条件ファイルの前に使用した成形条件ファイルのページ番号「9」がサブエリア3に、このページ番号「9」の成形条件ファイルの前に使用した成形条件ファイルのページ番号「17」がサブエリア4に、このページ番号「17」の成形条件ファイルの前に使用した成形条件ファイルのページ番号「4」がサブエリア5にそれぞれ書込まれている。したがって、この最近使用した成形条件ファイルが特定の条件を満たす成形条件ファイルとなる。これにより、特定書込エリアに書込まれた五つのページ番号「19」,「8」,「9」,「17」,「4」に対応するファイル名Na…が、後述する異なる表示態様Cyにより表示可能となる。なお、サブエリアの数(異なる表示態様Cyにより表示されるファイル名Na…の数)は任意であり、予め実情に即した最適な数を設定することができる。
今、所定の成形条件ファイルを再使用して成形(生産)を行う場合を想定する。この場合、まず、オペレータは、所定のファンクションキー等を操作し、図1に示す成形条件切り換え画面V1をディスプレイ3に表示する(ステップS1)。これにより、メモリ2のファイル格納エリアに保存されている成形条件ファイルのファイル名N1…,Na…が、成形条件切り換え画面V1におけるファイル名表示欄Vcに、一定の条件に従って一覧表示される。実施例は、一定の条件として登録順を用いた場合を示している。一定の条件は、後述する特定の条件とは異ならせることが望ましく、その他、ページ番号を指定したユーザによる番号指定登録等も可能である。
また、図1に示すように、図6の特定書込エリアに書込まれた五つのページ番号「19」…に対応する五つのファイル名Na,Nb,Nc,Nd,Neは、A色(例えば、黄色)により表示されるとともに、他のファイル名N1,N2,N3,N4…は、B色(例えば、白色)により表示される(ステップS2)。この場合、他のファイル名N1…のB色が表示態様Cwとなり、五つのファイル名Na…のA色が表示態様Cwとは異なる表示色による表示態様Cyとなる。なお、全ファイル名N1…,Na…は、登録順(一定の条件)に一覧表示されているため、特定の条件を満たす成形条件ファイルに対応する五つのファイル名Na…は、任意の順位に分散している。
したがって、本実施例におけるファイル名N1…,Na…の表示には、登録順等の一定の条件による表示と最近使用した成形条件ファイル等の特定の条件による表示の二タイプの表示を含むため、多様性及び情報性に優れた表示を行うことができる。さらに、多数の成形条件ファイルが保存され、しかもファイル名N1…,Na…が一定の条件に従って表示されている場合であっても、目的のファイル名Na…を容易に捜すことができ、作業能率向上及び利便性向上を図れるとともに、類似の成形条件ファイルが数多く保存されている場合であっても、誤設定の防止に寄与できる。通常、頻繁に使用する成形条件ファイルは、4〜5件程度となるのが実情であるため、特定の条件を満たす成形条件ファイル(最近使用した成形条件ファイル)に、頻繁に使用する4〜5件程度の成形条件ファイルを含ませることができ、これにより、使用頻度の多い成形条件ファイルを容易に捜すことができる。加えて、ファイル内容を忘れた場合であっても、特定の条件を満たす成形条件ファイルのファイル名Na,Nb…を手掛かりにして、目的の成形条件ファイルを容易に捜し出すことができ、ファイルを順に開いて確認するなどの面倒な作業の回避により、更なる作業能率向上に寄与できる。
一方、オペレータは、ディスプレイ3に表示されたファイル名N1…,Na…の一覧表示から、目的のファイル名(例えば、ファイル名Nb)をタッチすればよい(ステップS3)。これにより、ファイル名Nbに係る成形条件ファイルが、メモリ2におけるファイル格納エリアから読み出されるとともに、メモリ2における成形条件記憶エリアに転送される。この結果、当該成形条件記憶エリアにおける成形条件ファイルの書換えが行われる(ステップS4)。そして、成形条件記憶エリアに転送された成形条件ファイルの成形条件に基づいてコントローラ20による制御、更には射出成形機Mによる成形(生産)が行われる(ステップS5,S6)。なお、成形条件ファイルには、テキスト形式のデータを用いることができる。
他方、ファイル名Nbが選択されたことにより、メモリ2における特定書込エリアに、ファイル名Nbのページ番号「8」の書込処理が行われる(ステップS7)。この書込処理は、特定書込エリアの書込状況により、図4に示すように行われる。まず、特定書込エリアに、同一のページ番号が既に書込まれている場合には、同一のページ番号を削除し、上位のサブエリアのページ番号を繰下げるとともに、同一のページ番号を、最も最近使用した成形条件ファイルとして上位のサブエリア1に書込む(ステップS71,S72)。実施例の場合、既に同一のページ番号「8」が書込まれているため、このケースに相当する。したがって、特定書込エリアに書込まれている同一のページ番号「8」を削除し、新たにページ番号「8」をサブエリア1に書込む。
これに対して、同一のページ番号が書込まれていない場合であって、空のサブエリアがある場合には、そのまま上位のサブエリア1に書込む(ステップS73,S74)。この場合、既に書込まれているページ番号は、下位のサブエリアに繰下げられる。さらに、同一のページ番号が書込まれていない場合であって、空のサブエリアが無い場合には、上位のサブエリア1に書込みが行われるも、既に書込まれているページ番号は、下位のサブエリアに繰下げられ、最下位のサブエリアに書込まれているファイル名は削除される(ステップS73,S75)。したがって、次回の使用時には、このように書込まれた特定書込エリアのページ番号に対応する五つのファイル名がA色により表示されることになる。
また、メモリ2におけるファイル格納エリアから所定の成形条件ファイルを削除する場合には、図5に示すように処理される。まず、図1に示す成形条件切り換え画面V1をディスプレイ3に表示する(ステップS11)。そして、削除するファイル名(例えば、ファイル名Na)をタッチするとともに、この後、削除キーK1をタッチする(ステップS12)。これにより、メモリ2におけるファイル格納エリアに格納されているファイル名Naに対応する成形条件ファイルが削除される(ステップS13)。さらに、メモリ2における特定書込エリアがアクセスされ、ファイル名Naのページ番号「4」が書込まれていれば、当該ページ番号「4」が特定書込エリアから削除される(ステップS14,S15)。
なお、メモリ(内部メモリ)2について説明したが、フロッピィディスクやメモリカード等の記憶メディア(外部メモリ)2sに保存されている成形条件ファイルについても同様に表示処理することができる。この場合、外部メモリ2sをドライブユニット27にセットし、外部メモリ2sを選択するための選択キーをタッチすれば、図1に示すファイル名表示欄Vcに、外部メモリ2sにおけるファイル名が同様に表示されるとともに、任意の成形条件ファイルを使用した場合には、メモリ2に同様に設けられた特定書込エリアに対する書込処理が行われる。したがって、特定書込エリアは記憶メディア2s…毎に設けられ、記憶メディア2s…毎にリンクされる。
他方、図7は変更実施例を示す。この変更実施例は、成形条件切り換え画面V1に、最近使用した成形条件ファイルを表示するための最近別表示キー31,使用頻度の多い成形条件ファイルを表示するための多用別表示キー32及びユーザの選択した成形条件ファイルを表示するためのユーザ表示キー33を設けたものである。これにより、例えば、最近別表示キー31をタッチすれば、ファイル名ウィンドウ34が表示され、このファイル名ウィンドウ34により、最近使用した成形条件ファイルのファイル名が五つ表示される。なお、多用別表示キー32,ユーザ表示キー33をタッチした場合にも、それぞれ同様にウィンドウ表示される。これらの各ウィンドウ表示は、個別に表示してもよいし一又は二以上のウィンドウ表示を同時に行ってもよい。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,手法,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、実施例は、特定の条件を満たす成形条件ファイルとして、最近使用した成形条件ファイルを例示したが、各成形条件ファイルの使用回数をカウントして得た使用頻度の多い成形条件ファイル、更にはユーザの選択した成形条件ファイルであってもよい。これらの特定の条件を満たす成形条件ファイルにも、前述した頻繁に使用する4〜5件程度の成形条件ファイルを含ませることができる。また、実施例は、異なる表示態様Cyとして、異なる表示色(A色(黄色))を例示したが、マーキング、更にはウィンドウ表示であってもよい。さらに、実施例の異なる表示色は一色(A色)であるが、二以上の表示色を用いてもよい。例えば、使用頻度の多い成形条件ファイルの場合、最も使用頻度の多い成形条件ファイルに対応するファイル名を赤色で表示し、二番目から五番目の使用頻度に係る成形条件ファイルに対応するファイル名を黄色で表示するなどしてもよい。一方、実施例は、特定書込エリアにページ番号を書込んだ場合を例示したが、ファイル名を直接書込むなど、ファイル名を特定できるものであれば書込むデータの種別は問わない。
2 メモリ(内部メモリ)
2s メモリ(外部メモリ)
3 ディスプレイ
N1… ファイル名
Na… ファイル名
Cw 表示態様
Cy 表示態様
2s メモリ(外部メモリ)
3 ディスプレイ
N1… ファイル名
Na… ファイル名
Cw 表示態様
Cy 表示態様
Claims (4)
- メモリに保存した成形条件ファイルのファイル名をディスプレイに表示する成形条件ファイルのファイル名表示方法において、前記ファイル名を前記ディスプレイに表示する際に、前記ファイル名を一定の条件に従って一覧表示するとともに、特定の条件を満たす成形条件ファイルのファイル名の一又は二以上を、他のファイル名の表示態様とは異なる表示態様により表示することを特徴とする成形条件ファイルのファイル名表示方法。
- 前記特定の条件を満たす成形条件ファイルには、少なくとも最近使用した成形条件ファイル,使用頻度の多い成形条件ファイル,ユーザの選択した成形条件ファイルの一又は二以上を含むことを特徴とする請求項1記載の成形条件ファイルのファイル名表示方法。
- 前記異なる表示態様には、少なくとも表示色,マーキング,ウィンドウ表示の一又は二以上を含むことを特徴とする請求項1記載の成形条件ファイルのファイル名表示方法。
- 前記異なる表示態様により表示するファイル名の数は、予め設定することを特徴とする請求項1記載の成形条件ファイルのファイル名表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003427856A JP2005189989A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 成形条件ファイルのファイル名表示方法 |
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JP2020157705A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ファナック株式会社 | 射出成形システム |
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2003
- 2003-12-24 JP JP2003427856A patent/JP2005189989A/ja active Pending
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CN111745901A (zh) * | 2019-03-28 | 2020-10-09 | 发那科株式会社 | 注射成型系统 |
US11298863B2 (en) | 2019-03-28 | 2022-04-12 | Fanuc Corporation | Injection molding system |
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