JPWO2019161078A5 - - Google Patents

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JPWO2019161078A5
JPWO2019161078A5 JP2020543326A JP2020543326A JPWO2019161078A5 JP WO2019161078 A5 JPWO2019161078 A5 JP WO2019161078A5 JP 2020543326 A JP2020543326 A JP 2020543326A JP 2020543326 A JP2020543326 A JP 2020543326A JP WO2019161078 A5 JPWO2019161078 A5 JP WO2019161078A5
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同様に開示するのは、CFTR媒介疾患である嚢胞性線維症を治療する方法であり、該方法は、少なくとも1つの本明細書に開示する新規化合物及び/または少なくとも1つのその医薬的に許容される塩、(R)-1-(2,2-ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イル)-N-(1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)-6-フルオロ-2-(1-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-2-イル)-1H-インドール-5-イル)シクロプロパンカルボキサミド(化合物II)、ならびにN-[2,4-ビス(1,1-ジメチルエチル)-5-ヒドロキシフェニル]-1,4-ジヒドロ-4-オキソキノリン-3-カルボキサミド(化合物III)を、任意に、少なくとも1つのさらなる成分を含む少なくとも1つの医薬組成物の一部として、それを必要とする患者に投与することを含む。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
式Iの化合物:
Figure 2019161078000065

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
Xは、O、NH、またはN(C1-C4アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1、2、3または4であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、1、2、3、4、5、または6であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C ハロアルキル基、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目2)
式(I)の化合物が、式(II-A)もしくは(II-B)の化合物:
Figure 2019161078000066

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシル基、オキソ基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1、2、3、または4であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、1、2、3、4、5、または6であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目3)
式Iの化合物が、式(III-A)もしくは(III-B)の化合物:
Figure 2019161078000067

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、
ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目4)
式Iの化合物が、式IV-Aの化合物:
Figure 2019161078000068

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
Xは、O、NH、またはN(C -C アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目5)
式Iの化合物が、式IV-Bの化合物:
Figure 2019161078000069

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
rは、3または4であり、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目6)
式Iの化合物が、式IV-Cの化合物:
Figure 2019161078000070

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
rは、3または4であり、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目7)
式Iの化合物が、式V-Aの化合物:
Figure 2019161078000071

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目8)
式Iの化合物が、式V-Bの化合物:
Figure 2019161078000072

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
rは、3、4、または5であり、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される、前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目9)
式Iの化合物が、式VI-AもしくはVI-Bの化合物:
Figure 2019161078000073

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目10)
式Iの化合物が、式VI-CもしくはVI-Dの化合物:
Figure 2019161078000074

Figure 2019161078000075

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
Xは、O、NH、またはN(C -C アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
rは、3または4であり、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される、
前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目11)
環Aが、フェニル環、ピリジル環、またはピラゾリル環であり、この場合、環Aは、(R で任意に置換される、項目1~3のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目12)
各R が、独立して、重水素、C -C アルキル基、及びヒドロキシル基から選択され、mが、0または1である、項目1~11のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目13)
nが0である、項目1~11のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目14)
環Dが、(R で置換された5員のヘテロアリール環である、項目1~5及び7~10のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目15)
環Dが、フェニル環、ピリジニル環、ピラゾリル環、イミダゾリジノン環、ピロリジノン環、またはピリジノン環であり、この場合、環Dは、(R で置換される、項目1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目16)
環Dが、ピラゾリル環またはピリジノン環であり、この場合、環Dは、R で置換される、項目2に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目17)
環Dが、ピラゾリル環であり、この場合、環Dは、(R で置換される、項目3~5及び7~10のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目18)
環Dが、
Figure 2019161078000076

であり、
Figure 2019161078000077

が、環Dの環Bへの結合点を示す、項目1~5及び7~10のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目19)
環Dが、
Figure 2019161078000078

であり、
Figure 2019161078000079

が、環Dの環Bへの結合点を示す、項目18に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目20)
各R が、独立して、オキソ基または-(Y) -R 基から選択され、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択される、
項目1~19のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目21)
各R が、独立して、オキソ基または-(Y) -R 基から選択され、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基を形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択される、
項目1~20のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目22)
各R が、独立して、オキソ基または-O-(Y) -R 基から選択され、ここで、kは、0、1、2、3、4、または5であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択される、
項目1~19のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目23)
各R が、独立して、
Figure 2019161078000080

Figure 2019161078000081

Figure 2019161078000082

Figure 2019161078000083

から選択され、
Figure 2019161078000084

が、R の環Dへの結合点を示す、
項目1~22のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目24)
kが、3、4、5、または6である、項目1~23のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目25)
qが1である、項目1~24のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目26)
Zが、式(L) の2価のリンカーであり、式中、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素及び重水素から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
項目1~25のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目27)
Zが、式(L) の2価のリンカーであり、式中、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、
各R 及びR は、独立して、水素及び重水素から選択され、
各R は、独立して、水素及びメチルから選択される、
項目1~25のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目28)
Zが、式(L) の2価のリンカーであり、式中、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素及び重水素から選択され、
各R は水素である、
項目1~25のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目29)
Zが、式(L) の2価のリンカーであり、式中、
rは、3、4、または5であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は水素であり、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
項目1~25のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目30)
各R が、独立して、CD である、項目1~29のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目31)
rが、3、4、または5であり、
各R 及びR が、独立して、水素及び重水素から選択され、
各R が、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
項目5または項目6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目32)
rが、3、4、または5であり、
各R 及びR が、独立して、水素及び重水素から選択され、
各R が、独立して、水素及びメチルから選択される、
項目5または項目6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目33)
rが、3、4、または5であり、
各R 及びR が、独立して、水素及び重水素から選択され、
各R が水素である、
項目5または項目6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目34)
rが、3、4、または5であり、
各R 及びR が水素であり、
各R が、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
項目5または項目6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目35)
rが、3、4、または5であり、
各R 及びR が、独立して、水素及び重水素から選択される、
項目8または項目10に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目36)
rが、3、4、または5であり、
各R 及びR が水素である、
項目8または項目10に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目37)
rが、3、4、または5であり、
各R 及びR が重水素である、
項目8または項目10に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目38)
rが、3または4であり、
各R 及びR が水素である、
項目8または項目10に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目39)
図1に示す化合物から選択される化合物、その重水素化誘導体またはそれら化合物もしくは重水素化誘導体のいずれかの医薬的に許容される塩。
(項目40)
項目1~39のいずれか1項に記載の化合物から選択される少なくとも1つの化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、ならびに任意に、以下の1つ以上を含む医薬組成物:
(a)化合物II:
Figure 2019161078000085

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、
(b)化合物IIIもしくは化合物III-d:
Figure 2019161078000086

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、及び
(c)医薬的に許容される担体。
(項目41)
嚢胞性線維症を治療する方法であって、それを必要とする患者に、項目1~39のいずれか1項に記載の化合物または項目40に記載の医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(項目42)
項目1~39のいずれか1項に記載の化合物から選択される少なくとも1つの化合物、その重水素化誘導体、前述のいずれかの医薬的に許容される塩、及び任意に、以下の1つ以上:
(a)化合物II:
Figure 2019161078000087

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、
(b)化合物IIIもしくは化合物III-d:
Figure 2019161078000088

その重水素化誘導体または前述のいずれかの医薬的に許容される塩、
の嚢胞性線維症を治療するための使用。
(項目43)
式(X)の化合物:
Figure 2019161078000089

その重水素化誘導体または前述のいずれかの塩であって、
式中、
はハロゲンであり、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
Xは、O、NH、またはN(C -C アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、1、2、3、4、5、または6であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C ハロアルキル基、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その重水素化誘導体または前述のいずれかの塩。
(項目44)
式(Y)の化合物:
Figure 2019161078000090

その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
式中、
はハロゲンであり、
10 は水素または保護基であり、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
Xは、O、NH、またはN(C -C アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1、2、3または4であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、1、2、3、4、5、または6であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C ハロアルキル基、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、
前記化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
(項目45)
式(I)の化合物:
Figure 2019161078000091

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、
式(Y-I)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の環CのNH基と環BのQ 基をカップリングすることを含み:
Figure 2019161078000092

式中、
はハロゲンであり、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
Xは、O、NH、またはN(C -C アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1、2、3または4であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、1、2、3、4、5、または6であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C ハロアルキル基、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択されて、
式(I)の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を生成する、前記方法。
(項目46)
前記カップリングが塩基の存在下で行われる、項目45に記載の方法。
(項目47)
式(Y)の化合物:
Figure 2019161078000093

その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を、式(B)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と反応させ、前記式(Y)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を生成すること:
Figure 2019161078000094

及び
任意に、式(Y)の環CのN保護基を脱保護することを含み、式中、
はハロゲンであり、
式(Y)のR 10 は、水素またはN保護基であり、
式(B)のR 10 は、N保護基であり、
環A、環B、環D、X、R 、m、R 、n、R 、R 、q、Z、R 10 、及びそれらの可変要素は、項目1に記載されている通りである、
前記方法。
(項目48)
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(B)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体との前記反応が、塩基の存在下で行われる、項目47に記載の方法。
(項目49)
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(B)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体との前記反応が、式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体をカップリング試薬と反応させ、その後、式(B)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と塩基の存在下で反応させることを含む、項目48に記載の方法。
(項目50)
式(Y-2)の化合物:
Figure 2019161078000095

その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、式中、
はハロゲンであり、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
Xは、O、NH、またはN(C -C アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1、2、3、または4であり、
rは、1、2、3、4、または5であり、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C ハロアルキル基、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
10 は水素または保護基であって、
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を、式(B-2)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と反応させ、前記式(Y-2)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を生成することを含む、前記方法:
Figure 2019161078000096


(項目51)
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(B-2)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体との前記反応が、塩基の存在下で行われる、項目50に記載の方法。
(項目52)
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(B-2)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体との前記反応が、式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体をカップリング試薬と反応させ、その後、式(B-2)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と塩基の存在下で反応させることを含む、項目51に記載の方法。
(項目53)
さらに、式(D)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を、式(E-2)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と反応させ、前記式(B-2)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を生成することを含み:
Figure 2019161078000097

式中、R はハロゲンである、
項目50~52のいずれか1項に記載の方法。
(項目54)
式(Y-3)の化合物:
Figure 2019161078000098

その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を、式(B-3)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と反応させ、前記式(Y-3)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を生成することを含む、前記方法:
Figure 2019161078000099


(項目55)
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(B-3)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体との前記反応が、塩基の存在下で行われる、項目54に記載の方法。
(項目56)
式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(B-3)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体との前記反応が、式(A)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体をカップリング試薬と反応させ、その後、式(B-3)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と塩基の存在下で反応させることを含む、項目54に記載の方法。
(項目57)
さらに、式(D)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を、式(E-3)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と反応させ、前記式(B-3)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を生成することを含み:
Figure 2019161078000100

式中、R はハロゲンである、
項目54~56のいずれか1項に記載の方法。
(項目58)
式(I)の化合物:
Figure 2019161078000101

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、式中、環Dが
Figure 2019161078000102

であり、
式(X)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(Z-1)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体とを反応させることを含み:
Figure 2019161078000103

式中、
はハロゲンであり、
環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
環Bは、ピリジニル環であり、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
Xは、O、NH、またはN(C1-C4アルキル)であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、
ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1、2、3または4であり、
Zは、式(L) の2価のリンカーであり、ここで、
rは、1、2、3、4、5、または6であり、
各Lは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C ハロアルキル基、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、前記方法。
(項目59)
式(IV-C)の化合物:
Figure 2019161078000104

その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、
式(X-1)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(Z-1)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体とを反応させることを含み:
Figure 2019161078000105

式中、
はハロゲンであり、
*で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
mは、0、1、2、3、または4であり、
各R は、独立して、C -C アルキル基、C -C アルコキシル基、C -C ハロアルキル基、C -C ハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
nは、0、1、または2であり、
各R は、メチルであり、
各R は、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y) -R 基から選択されるか、または、任意に、2つのR は、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C -C アルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
各Yは、独立して、C(R )(R )基、-O-、及び-NR -基から選択され、-(Y) -R のヘテロ原子は、-(Y) -R の別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルキル基、及びC シクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR 及びR が一緒になって、C シクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
各R 及びR は、任意に独立して、C -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択され、
は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC -C アルキル基、C -C ハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC -C 10 シクロアルキル基から選択され、
qは、1または2であり、
rは、3または4であり、
各R 及びR は、独立して、水素、ハロゲン、C -C アルキル基、ヒドロキシル基、C -C アルコキシル基、及びC -C ハロアルコキシル基から選択され、
各R は、独立して、水素及びC -C アルキル基から選択される、前記方法。
(項目60)
医薬的に許容される塩の形態である、項目1~39のいずれか1項に記載の化合物。
(項目61)
前記医薬的に許容される塩が、ナトリウム塩、カルシウム塩、またはカリウム塩である、項目60に記載の化合物。
(項目62)
前記医薬的に許容される塩がカルシウム塩である、項目61に記載の化合物。
(項目63)
Figure 2019161078000106

Figure 2019161078000107

それらの医薬的に許容される塩、及び前述のいずれかの重水素化誘導体から選択される化合物。
(項目64)
医薬的に許容される塩の形態である、項目63に記載の化合物。
(項目65)
前記医薬的に許容される塩が、ナトリウム塩、カルシウム塩、またはカリウム塩である、項目64に記載の化合物。
(項目66)
前記医薬的に許容される塩がカルシウム塩である、項目65に記載の化合物。
(項目67)
嚢胞性線維症を治療する方法であって、項目1~39または60~66のいずれか1項に記載の化合物を、それを必要とする患者に投与することを含み、前記化合物が、化合物IIIまたは化合物III-dと組み合わせて投与される、前記方法。
(項目68)
嚢胞性線維症を治療する方法であって、項目1~39または60~66のいずれか1項に記載の化合物を、それを必要とする患者に投与することを含み、前記化合物が、(a)化合物II及び(b)化合物IIIまたは化合物III-dと組み合わせて投与される、前記方法。
(項目69)
前記化合物が医薬的に許容される塩の形態である、項目41、67、及び68のいずれか1項に記載の嚢胞性線維症を治療する方法。
(項目70)
前記医薬的に許容される塩が、ナトリウム塩、カルシウム塩、またはカリウム塩である、項目69に記載の方法。
(項目71)
前記医薬的に許容される塩がカルシウム塩である、項目70に記載の方法。
(項目72)
嚢胞性線維症の治療に使用するための項目1~39または60~66のいずれか1項に記載の化合物。
(項目73)
医薬的に許容される塩の形態である、項目72に記載の使用のための化合物。
(項目74)
前記医薬的に許容される塩が、ナトリウム塩、カルシウム塩、またはカリウム塩である、項目73に記載の使用のための化合物。
(項目75)
前記医薬的に許容される塩がカルシウム塩である、項目74に記載の使用のための化合物。
(項目76)
前記治療が、さらに、化合物IIIの投与を含む、項目72~75のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
(項目77)
前記治療が、さらに、化合物III-dの投与を含む、項目72~75のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
(項目78)
前記治療が、さらに、化合物II及び化合物IIIの投与を含む、項目72~75のいずれか1項に記載の使用のための化合物。
(項目79)
前記治療が、さらに、化合物II及び化合物III-dの投与を含む、項目72~75のいずれか1項に記載の使用のための化合物。

Claims (46)

  1. 式Iの化合物:
    Figure 2019161078000001

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    環Bは、ピリジニル環であり、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    Xは、O、NH、またはN(C1-C4アルキル)であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1、2、3または4であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cハロアルキル基、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  2. 式(I)の化合物が、式II-AもしくはII-Bの化合物:
    Figure 2019161078000002

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    環Bは、ピリジニル環であり、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシル基、オキソ基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1、2、3、または4であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  3. 式Iの化合物が、式III-AもしくはIII-Bの化合物:
    Figure 2019161078000003

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、
    ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  4. 式Iの化合物が、式IV-Aの化合物:
    Figure 2019161078000004

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    は、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  5. 式Iの化合物が、式IV-Bの化合物:
    Figure 2019161078000005

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    rは、3または4であり、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  6. 式Iの化合物が、式IV-Cの化合物:
    Figure 2019161078000006

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    rは、3または4であり、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  7. 式Iの化合物が、式V-Aの化合物:
    Figure 2019161078000007

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  8. 式Iの化合物が、式V-Bの化合物:
    Figure 2019161078000008

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    rは、3、4、または5であり、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される、前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  9. 式Iの化合物が、式VI-AもしくはVI-Bの化合物:
    Figure 2019161078000009

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  10. 式Iの化合物が、式VI-CもしくはVI-Dの化合物:
    Figure 2019161078000010

    Figure 2019161078000011

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体である、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体であって、
    式中、
    *で表される炭素は、S-立体化学またはR-立体化学を有し、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    は、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1または2であり、
    rは、3または4であり、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される、
    前記化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  11. 環Aが、フェニル環、ピリジル環、またはピラゾリル環であり、この場合、環Aは、(Rで任意に置換される、請求項1~3のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  12. 各Rが、独立して、重水素、C-Cアルキル基、及びヒドロキシル基から選択され、mが、0または1である、請求項1~11のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  13. nが0である、請求項1~11のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  14. 環Dが、(Rで置換された5員のヘテロアリール環である、請求項1~5及び7~10のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  15. 環Dが、フェニル環、ピリジニル環、ピラゾリル環、イミダゾリジノン環、ピロリジノン環、またはピリジノン環であり、この場合、環Dは、(Rで置換される、請求項1に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  16. 環Dが、ピラゾリル環またはピリジノン環であり、この場合、環Dは、 で置換される、請求項1または請求項5に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  17. 環Dが、ピラゾリル環であり、この場合、環Dは、(Rで置換される、請求項3~5及び7~10のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  18. 環Dが、
    Figure 2019161078000012

    であり、
    Figure 2019161078000013

    が、環Dの環Bへの結合点を示す、請求項1~5及び7~10のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  19. 環Dが、
    Figure 2019161078000014

    であり、
    Figure 2019161078000015

    が、環Dの環Bへの結合点を示す、請求項18に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  20. 各Rが、独立して、オキソ基または-(Y)-R基から選択され、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基を形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択される、
    請求項1~19のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  21. 各Rが、独立して、オキソ基または-O-(Y)-R基から選択され、ここで、kは、0、1、2、3、4、または5であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、重水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択される、
    請求項1~19のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  22. 各Rが、独立して、
    Figure 2019161078000016

    Figure 2019161078000017

    Figure 2019161078000018

    Figure 2019161078000019

    から選択され、
    Figure 2019161078000020

    が、Rの環Dへの結合点を示す、
    請求項1~21のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  23. kが、3、4、5、または6である、請求項1~22のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  24. qが1である、請求項1~23のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  25. Zが、式(L)の2価のリンカーであり、式中、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素及び重水素から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    請求項1~24のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  26. Zが、式(L)の2価のリンカーであり、式中、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、
    各R及びRは、独立して、水素及び重水素から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びメチルから選択される、
    請求項1~24のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  27. Zが、式(L)の2価のリンカーであり、式中、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素及び重水素から選択され、
    各Rは水素である、
    請求項1~24のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  28. Zが、式(L)の2価のリンカーであり、式中、
    rは、3、4、または5であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは水素であり、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    請求項1~24のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  29. 各Rが、独立して、CDである、請求項1~28のいずれか1項に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  30. rが、3または4であり、
    各R及びRが、独立して、水素及び重水素から選択され、
    各Rが、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、
    請求項5または請求項6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  31. rが、3または4であり、
    各R及びRが、独立して、水素及び重水素から選択され、
    各Rが水素である、
    請求項5または請求項6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  32. rが、3または4であり、
    各R及びRが、独立して、水素及び重水素から選択される、
    請求項6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  33. rが、3または4であり、
    各R及びRが水素である、
    請求項6に記載の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。
  34. Figure 2019161078000021

    Figure 2019161078000022

    Figure 2019161078000023

    Figure 2019161078000024

    Figure 2019161078000025

    Figure 2019161078000026

    Figure 2019161078000027

    Figure 2019161078000028

    Figure 2019161078000029

    Figure 2019161078000030

    Figure 2019161078000031

    Figure 2019161078000032

    Figure 2019161078000033

    Figure 2019161078000034

    Figure 2019161078000035

    Figure 2019161078000036

    Figure 2019161078000037

    Figure 2019161078000038

    Figure 2019161078000039

    Figure 2019161078000040

    Figure 2019161078000041

    Figure 2019161078000042

    Figure 2019161078000043

    Figure 2019161078000044

    Figure 2019161078000045

    Figure 2019161078000046

    Figure 2019161078000047

    Figure 2019161078000048

    Figure 2019161078000049

    Figure 2019161078000050

    Figure 2019161078000051

    から選択される化合物、その重水素化誘導体または前記化合物のいずれかの医薬的に許容される塩、またはそれら化合物のいずれかの重水素化誘導の医薬的に許容される塩
  35. 前記化合物が、医薬的に許容される塩の形態である、請求項1~34のいずれか1項に記載の化合物。
  36. 請求項1~35のいずれか1項に記載の化合物から選択される少なくとも1つの化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、ならびに任意に、以下の1つ以上を含む医薬組成物:
    (a)化合物II:
    Figure 2019161078000052

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、
    (b)化合物IIIもしくは化合物III-d:
    Figure 2019161078000053

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、及び
    (c)医薬的に許容される担体。

  37. Figure 2019161078000054

    の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体。

  38. Figure 2019161078000055

    の化合物またはその医薬的に許容される塩。
  39. 前記化合物が、医薬的に許容される塩の形態である、請求項37または請求項38に記載の化合物。
  40. 前記医薬的に許容される塩が、カルシウム塩である、請求項39に記載の化合物。
  41. 前記医薬的に許容される塩が、ナトリウム塩である、請求項39に記載の化合物。
  42. 前記医薬的に許容される塩が、カリウム塩である、請求項39に記載の化合物。
  43. 請求項37~42のいずれか1項に記載の化合物、塩または重水素化誘導体、ならびに任意に、以下の1つ以上を含む医薬組成物:
    (a)化合物II:
    Figure 2019161078000056

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、
    (b)化合物IIIもしくは化合物III-d:
    Figure 2019161078000057

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、及び
    (c)医薬的に許容される担体。
  44. 請求項39~42のいずれか1項に記載の医薬的に許容される塩、ならびに任意に、以下の1つ以上を含む医薬組成物:
    (a)化合物II:
    Figure 2019161078000058

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、
    (b)化合物IIIもしくは化合物III-d:
    Figure 2019161078000059

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体、及び
    (c)医薬的に許容される担体。
  45. 式(I)の化合物:
    Figure 2019161078000060

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、
    式(Y-I)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の環CのNH基と環BのQ基をカップリングすることを含み:
    Figure 2019161078000061

    式中、
    はハロゲンであり、
    環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    環Bは、ピリジニル環であり、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    Xは、O、NH、またはN(C-Cアルキル)であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1、2、3または4であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cハロアルキル基、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択されて、
    式(I)の化合物、その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体を生成する、前記方法。
  46. 式(I)の化合物:
    Figure 2019161078000062

    その医薬的に許容される塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体の調製方法であって、式中、環Dが
    Figure 2019161078000063

    であり、
    式(X)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体と、式(Z-1)の化合物、その塩、または前述のいずれかの重水素化誘導体とを反応させることを含み:
    Figure 2019161078000064

    式中、
    はハロゲンであり、
    環Aは、フェニル、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    環Bは、ピリジニル環であり、
    環Dは、フェニル環、5員のヘテロシクリル環、6員のヘテロシクリル環、5員のヘテロアリール環、または6員のヘテロアリール環であり、
    Xは、O、NH、またはN(C1-C4アルキル)であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    各Rは、独立して、C-Cアルキル基、C-Cアルコキシル基、C-Cハロアルキル基、C-Cハロアルコキシル基、ハロゲン、シアノ基、及びヒドロキシル基から選択され、
    nは、0、1、または2であり、
    各Rは、メチルであり、
    各Rは、独立して、ハロゲン、オキソ基、ヒドロキシル基、シアノ基、及び-(Y)-R基から選択されるか、または、任意に、2つのRは、それらが結合する原子(複数可)と一緒になって、ハロゲン、C-Cアルキル基、ハロアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で任意に及び独立して置換される5~6員のシクロアルキルもしくはヘテロシクリル環を形成し、ここで、
    kは、0、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Yは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、-(Y)-Rのヘテロ原子は、-(Y)-Rの別のヘテロ原子に結合しておらず、
    ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルキル基、及びCシクロアルキル基から選択されるか、または、同じ炭素上のR及びRが一緒になって、Cシクロアルキル基もしくはオキソを形成し、
    各R及びRは、任意に独立して、C-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択される1つ以上の基で置換され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択され、
    は、水素、ハロゲン、シアノ基、ならびにC-Cアルキル基、C-Cハロアルキル基、及びハロゲンから選択される1つ以上の基で任意に置換されるC-C10シクロアルキル基から選択され、
    qは、1、2、3または4であり、
    Zは、式(L)の2価のリンカーであり、ここで、
    rは、1、2、3、4、5、または6であり、
    各Lは、独立して、C(R)(R)基、-O-、及び-NR-基から選択され、ここで、Zのヘテロ原子は、Zの別のヘテロ原子に結合しておらず、ここで、
    各R及びRは、独立して、水素、ハロゲン、C-Cハロアルキル基、C-Cアルキル基、ヒドロキシル基、C-Cアルコキシル基、及びC-Cハロアルコキシル基から選択され、
    各Rは、独立して、水素及びC-Cアルキル基から選択される、前記方法。

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