JPWO2009004847A1 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

例えば平均電流制御を行うディジタル信号処理回路(15)を絶縁型DC−DCコンバータ(50)のトランス(T1)の2次側に配置し、ディジタル信号処理回路(15)から出力されるスイッチング制御信号を絶縁ドライブ回路(14)を介してPFCコンバータ(40)のスイッチング素子(Q1)ヘ伝達する。ディジタル信号処理回路(15)はインダクタ(L1)のバイアス巻線(Ls)の出力電圧またはスイッチング素子(Q1)のドレイン電流を検出するカレントトランス(T2)の2次側出力を基にインダクタ(L1)に流れる電流の平均値を求める。また入力電圧Viの波形(全波整流正弦波)に電流の平均値を追従させる。

Description

この発明は、交流電源を入力して直流電圧を出力するAC−DCコンバータに関し、特に力率を改善するPFCコンバータを備えたスイッチング電源装置に関するものである。
従来、日本では「家電汎用品高調波抑制対策ガイドライン」により、用途や入力電力などに応じてクラス分けされた高調波電流規制が行われ、欧州などでも同様の規制が行われている。これらに対応するため、規制に該当する一般家電製品の電源ではPFC(力率改善回路)コンバータと呼ばれる回路を付加し、高調波電流を抑える工夫をしている(特許文献1参照)。
商用交流電源を入力電源とする一般的なスイッチング電源装置は、商用交流電源を整流平滑して直流電圧に変換した後、それをDC−DCコンバータでスイッチングするので入力電流は不連続となり、正弦波から大きく歪む。これが高調波電流の原因となる。
そこで、この高調波電流を抑制することを目的として、全波整流回路の後段で且つ平滑コンデンサによる平滑回路の手前にPFCコンバータが設けられている。
このPFCコンバータはチョッパ回路で構成され、入力電流波形が入力電圧波形と同位相になるように、すなわち正弦波状に近似するように動作するので高調波電流が一定レベル以下に抑えられる。
PFCコンバータの出力には通常の絶縁型DC−DCコンバータが接続され、この絶縁型DC−DCコンバータの出力電圧が負荷回路に供給される。
図1は従来のPFCコンバータと絶縁型DC−DCコンバータとを備えたスイッチング電源装置の回路図である。このスイッチング電源装置100は、交流入力電源Vacを端子P11−P12から入力して所定の直流電圧を発生するPFCコンバータ10と、このPFCコンバータ10の出力を入力して端子P21−P22を介して負荷回路30へ所定の直流電源電圧を供給する絶縁型DC−DCコンバータ20とから構成している。
PFCコンバータ10は、交流入力電源Vacを全波整流するダイオードブリッジB1、そのダイオードブリッジB1の出力電圧をスイッチングする、スイッチング素子Q1で構成されるスイッチング回路、このスイッチング素子Q1により断続される電流を通電するとともにその励磁エネルギーを蓄積・放出するインダクタL1、このインダクタL1より後段で出力電圧を整流するダイオードD1、および整流出力を平滑する平滑コンデンサC1からなる。
絶縁型DC−DCコンバータ20は、トランスT1を備え、その1次巻線N1に接続されて、PFCコンバータ10の出力をスイッチングする、スイッチング素子Q2で構成されるスイッチング回路と、このスイッチング素子Q2のオン/オフによってトランスT1の2次巻線N2に生じた交流電圧を整流するダイオードD2、および整流出力を平滑してする平滑コンデンサC2を備えている。また制御回路21は出力電圧を検出してフォトカプラPC1を介して、スイッチング素子Q2のドライブ回路22へスイッチング制御パルスを与える。
このように、PFCコンバータ10のスイッチング制御を行う制御回路11は、入力電流と出力電圧を制御する都合上、入力電圧や入力電流を検出する必要があるため、通常は絶縁型DC−DCコンバータ20の1次側に設けられる。
特開平5−191976号公報
一方、近年スイッチング電源回路の制御回路を、マイクロコンピュータやDSP(DigitalSignal Processor)といったディジタル制御回路で構成されるようになってきている。このように制御回路にディジタル制御回路を用いることの利点の一つは、負荷回路である電子機器の制御部との間でデータ通信や信号の入出力を行えることである。例えば、現在のコンバータの動作状況をコンバータ側のディジタル制御回路から負荷回路側へ伝えたり、負荷回路側からどのタイミングでどの端子に何Vの電圧を出力するか、といった指令を受けたりすることが可能となる。
しかしながら、そのためには、1次−2次間の絶縁を保ちながら、2次側からのデータをディジタル制御回路に伝達する絶緑手段(パルストランスやフォトカプラ等)が必要になる。これでは、データ通信を行うポートの数だけパルストランスやフォトカプラが必要となり、コスト的、スペース的に現実的ではない。また、絶縁手段を用いた信号の伝達では、線形信号を伝達するのが難しい。
そこで、この発明の目的は、前述のスペース・コストの増大の問題の問題を解消したスイッチング電源装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、この発明は次のように構成する。
(1)交流入力電源を全波整流する整流回路と、当該整流回路の出力電圧をスイッチングするスイッチング回路と、当該スイッチング回路により断続される電流を通電するインダクタと、当該インダクタより後段で出力電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記インダクタに流れる電流の平均値が前記交流入力電源の電圧信号に追従するように前記スイッチング回路を制御する平均電流制御手段とを備えたPFCコンバータと、
トランスを備え、該トランスの1次巻線に接続されて前記PFCコンバータの出力をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路のオン/オフによって前記トランスの2次巻線に生じる交流電圧を整流平滑して出力端子へ出力する整流平滑回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータと、からなるスイッチング電源装置であって、
前記平均電流制御手段を構成するディジタル制御回路を前記絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、
前記ディジタル制御回路から出力されるスイッチング制御信号を前記PFCコンバータのスイッチング回路へ絶縁状態で伝達するスイッチング制御信号絶緑伝達手段と、前記PFCコンバータの出力電圧検出用の信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するPFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の値を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、を設ける。
(2)前記インダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記PFCコンバータの前記整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記整流平滑回路に流れる電流Isの最小値と最大値の平均値を前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の平均値として検知する演算手段を備えるものとする。
(3)前記インダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記PFCコンバータの前記整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記整流平滑回路に流れる電流Isの最小値(IDbまたはIsb)と最大値(IDpまたはIsp)、前記PFCコンバータのスイッチング回路のスイッチング周期をTとした場合、T=(Ton+Toff+Tr)の関係を満たすオン時間Ton、オフ時間Toff、および前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流が0の期間Trに基づいて電流不連続モードでの前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の平均値として検知する演算手段を備えたものとする。
(4)また、交流入力電源を全波整流する整流回路と、当該整流回路の出力電圧をスイッチングするスイッチング回路と、当該スイッチング回路により断続される電流を通電するインダクタと、当該インダクタより後段で出力電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを基に前記スイッチング回路を臨界モードで駆動するとともに、前記インダクタに流れる電流のピーク値が前記交流入力電源の電圧信号に位相上追従するように前記スイッチング回路を制御するピーク電流制御手段とを備えたPFCコンバータと、
トランスを備え、該トランスの1次巻線に接続されて前記PFCコンバータの出力をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路のオン/オフによって前記トランスの2次巻線に生じる交流電圧を整流平滑して出力端子へ出力する整流平滑回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータと、からなるスイッチング電源装置であって、
前記ピーク電流制御手段を構成するディジタル制御回路を前記絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、
前記ディジタル制御回路から出力されるスイッチング制御信号を前記PFCコンバータのスイッチング回路へ絶縁状態で伝達するスイッチング制御信号絶緑伝達手段と、前記PFCコンバータの出力電圧検出用の信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するPFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の値を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流ゼロタイミング伝達手段と、を設ける。
(5)前記各構成のスイッチング電源装置には、前記交流入力電源の電圧信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達する交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段を更に備えたものとする。
(6)前記交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記PFCコンバータの前記整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記整流平滑回路に流れる電流Isの最小値と最大値の差と前記PFCコンバータの前記インダクタのインダクタンス、および前記PFCコンバータの前記スイッチング回路のオン時間Tonに基づいて前記PFCコンバータへの入力電圧Viの瞬時値を検知する演算手段とを備えたものとする。
(7)前記交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータの整流回路の出力電圧の瞬時値または前記交流入力電源の電圧の位相を検出するとともに、当該位相情報をもつ信号を絶縁状態で伝達する手段で構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記位相情報をもつ信号を基に、前記PFCコンバータへの入力電圧波形である正弦波を生成する演算手段を備えたものとする。
(8)また、交流入力電源を全波整流する整流回路と、当該整流回路の出力電圧をスイッチングするスイッチング回路と、当該スイッチング回路により断続される電流を通電するインダクタと、当該インダクタより後段で出力電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを基に前記スイッチング回路を臨界モードで駆動するとともに、前記スイッチング回路のオン時間を一定に制御するオン時間制御手段とを備えたPFCコンバータと、
トランスを備え、該トランスの1次巻線に接続されて前記PFCコンバータの出力をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路のオン/オフによって前記トランスの2次巻線に生じる交流電圧を整流平滑して出力端子へ出力する整流平滑回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータと、からなるスイッチング電源装置であって、
前記オン時間制御手段を構成するディジタル制御回路を前記絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、
前記ディジタル制御回路から出力されるスイッチング制御信号を前記PFCコンバータのスイッチング回路へ絶縁状態で伝達するスイッチング制御信号絶緑伝達手段と、前記PFCコンバータの出力電圧検出用の信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するPFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の値を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流ゼロタイミング伝達手段と、を設ける。
(9)前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのインダクタを、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流が通電する主巻線と、それに絶縁状態で結合するバイアス巻線とを有するトランス型のインダクタとすることにより構成し、
前記ディジタル制御回路に、該インダクタの主巻線とバイアス巻線との巻数比と前記インダクタのバイアス巻線の電圧に基づいて前記インダクタの主巻線の両端に印加される電圧を検出するとともに、前記インダクタの主巻線に印加される、前記PFCコンバータのスイッチング回路のオン時の電圧Vbonとオフ時の電圧Vboffに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧Voを算出する演算手段を備えたものとする。
(10)前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのインダクタの両端に接続したパルストランスで構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記パルストランスの2次側出力電圧に基づいて前記インダクタの両端に印加される電圧を検出するとともに、前記インダクタに印加される、前記PFCコンバータのスイッチング回路のオン時の電圧Vbonとオフ時の電圧Vboffに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧Voを算出する演算手段を備えたものとする。
(11)前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記絶縁型DC−DCコンバータに設けた前記トランスの補助巻線で構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記絶縁型DC−DCコンバータに設けたトランスの1次巻線と前記補助巻線との巻数比と前記補助巻線の電圧とに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を検知する演算手段を備えたものとする。
(12)前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータの出力電圧を入力電源とし、トランスで1次側と2次側を絶縁するとともに電力変換する補助絶縁型DC−DCコンバータで構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記補助絶縁型DC−DCコンバータの出力電圧と、当該補助絶縁型DC−DCコンバータの入出力電圧比に基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を検知する演算手段を備えたものとする。
(13)前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記絶縁型DC−DCコンバータと、該絶縁型DC−DCコンバータの出力電圧をレベルシフトするレベルシフト回路とで構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記レベルシフト回路の出力電圧と前記絶縁型DC−DCコンバータの入力電圧との比、および前記レベルシフト回路の出力電圧に基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を検知する演算手段を備えたものとする。
(14)前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのインダクタに流れる電流の信号を絶縁状態で検出する手段で構成し、
前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路のオン時間とオフ時間の前記インダクタに流れる電流変化の傾きおよび前記インダクタのインダクタンスに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を算出する演算手段を備えたものとする。
(15)前記各構成のスイッチング電源装置において、前記絶縁型DC−DCコンバータのスイッチング制御手段は、前記ディジタル制御回路に構成したものとする。
(16)前記各構成のスイッチング電源装置において、前記ディジタル制御回路は、前記絶縁型DC−DCコンバータの負荷回路との間でデータ通信または信号の入出力を行う制御手段を備えたものとする。
この発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)平均電流制御手段を構成するディジタル制御回路を絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、ディジタル制御回路から出力されるスイッチング制御信号をPFCコンバータのスイッチング回路へ絶縁状態で伝達するスイッチング制御信号絶緑伝達手段と、PFCコンバータの出力電圧検出用の信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するPFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段と、PFCコンバータのインダクタに流れる電流の値をディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、を設けたことにより、負荷回路との間でデータ通信を行うポートの数だけパルストランスやフォトカプラを設ける必要もなく、スペースやコストの上昇を招くことなく、また信号の応答遅れの問題も解消できる。
(2)前記インダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段を、PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたはPFCコンバータの整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、ディジタル制御回路で、PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは整流平滑回路に流れる電流Isの最小値と最大値の平均値をPFCコンバータのインダクタに流れる電流の平均値として検知するようにしたことにより、インダクタに流れる電流の平均値を正しく検知でき、的確な平均電流制御が可能となる。
(3)インダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段を、PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたはPFCコンバータの整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、ディジタル制御回路で、PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは整流平滑回路に流れる電流Isの最小値(IDbまたはIsb)と最大値(IDpまたはIsp)、PFCコンバータのスイッチング回路のオン時間Ton、オフ時間Toff、およびPFCコンバータのインダクタに流れる電流が0の期間Trに基づいて電流不連続モードでのPFCコンバータのインダクタに流れる電流の平均値として検知するようにしたことにより、電流不連続モードでのインダクタに流れる電流の平均値を正しく検知でき、的確な平均電流制御が可能となる。
(4)ピーク電流制御手段を構成するディジタル制御回路を絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、PFCコンバータのインダクタに流れる電流の値をディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、PFCコンバータのインダクタに流れる電流が0になるタイミングをディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流ゼロタイミング伝達手段と、を設けたことにより、負荷回路との間でデータ通信を行うポートの数だけパルストランスやフォトカプラを設ける必要もなく、スペースやコストの上昇を招くことなく、また信号の応答遅れの問題も解消できる。
(5)前記各構成のスイッチング電源装置に、交流入力電源の電圧信号をディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達する交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段を更に備えることにより、交流入力電源電圧信号(正弦波信号)に追従した電流を入力することができ、高い力率改善効果が得られる。
(6)前記交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段を、PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたはPFCコンバータの整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、ディジタル制御回路で、PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは整流平滑回路に流れる電流Isの最小値と最大値の差とPFCコンバータのインダクタのインダクタンス、およびPFCコンバータのスイッチング回路のオン時間Tonに基づいてPFCコンバータへの入力電圧Viの瞬時値を検知するようにしたことにより、PFCコンバータへの入力電圧の波形を検出でき、交流入力電源電圧信号に追従したインダクタ電流制御を容易に行うことができる。
(7)前記交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段を、PFCコンバータの整流回路の出力電圧(全波整流電圧)または交流入力電源の電圧の位相を検出するとともに、当該位相情報をもつ信号を絶縁状態で伝達する手段で構成し、ディジタル制御回路で、前記位相情報をもつ信号を基に、PFCコンバータへの入力電圧波形である正弦波を生成するようにしたことにより、交流入力電源電圧信号(正弦波信号)に追従したインダクタ電流制御を容易に行うことができる。
(8)オン時間制御手段を構成するディジタル制御回路を絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の値をディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、PFCコンバータのインダクタに流れる電流が0になるタイミングをディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流ゼロタイミング伝達手段と、を設けたことにより、負荷回路との間でデータ通信を行うポートの数だけパルストランスやフォトカプラを設ける必要もなく、スペースやコストの上昇を招くことなく、また信号の応答遅れの問題も解消できる。
(9)PFCコンバータのインダクタを、PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流が通電する主巻線と、それに絶縁状態で結合するバイアス巻線とを有するトランス型のインダクタとし、ディジタル制御回路で、インダクタの主巻線とバイアス巻線との巻数比とインダクタのバイアス巻線の電圧に基づいてインダクタの主巻線の両端に印加される電圧を検出するとともに、インダクタの主巻線に印加される、PFCコンバータのスイッチング回路のオン時の電圧Vbonとオフ時の電圧Vboffに基づいてPFCコンバータの出力電圧Voを算出するようにしたことにより、PFCコンバータの出力電圧を高い精度で検知できる。
(10)PFCコンバータのインダクタの両端にパルストランスを接続し、ディジタル制御回路で、パルストランスの2次側出力電圧に基づいてインダクタの両端に印加される電圧を検出するとともに、インダクタに印加される、PFCコンバータのスイッチング回路のオン時の電圧Vbonとオフ時の電圧Vboffに基づいてPFCコンバータの出力電圧Voを算出するようにしたことにより、PFCコンバータの出力電圧を高い応答性で検知できる。
(11)絶縁型DC−DCコンバータに設けたトランスに補助巻線を設け、ディジタル制御回路で、絶縁型DC−DCコンバータに設けたトランスの1次巻線と補助巻線との巻数比と補助巻線の電圧とに基づいてPFCコンバータの出力電圧を検知するようにしたことにより、PFCコンバータの特性を損なうことなく、PFCコンバータの出力電圧を検知できる。
(12)PFCコンバータの出力電圧を入力電源とし、トランスで1次側と2次側を絶縁するとともに電力変換する補助絶縁型DC−DCコンバータを設け、ディジタル制御回路で、補助絶縁型DC−DCコンバータの出力電圧と、当該補助絶縁型DC−DCコンバータの入出力電圧比に基づいてPFCコンバータの出力電圧を検知するようにしたことにより、PFCコンバータの特性を損なうことなく、PFCコンバータの出力電圧を検知できる。
(13)絶縁型DC−DCコンバータと、該絶縁型DC−DCコンバータの出力電圧をレベルシフトするレベルシフト回路を設け、ディジタル制御回路で、レベルシフト回路の出力電圧と絶縁型DC−DCコンバータの入力電圧との比、およびレベルシフト回路の出力電圧に基づいてPFCコンバータの出力電圧を検知するようにしたことにより、PFCコンバータの特性を損なうことなく、PFCコンバータの出力電圧を検知できる。
(14)PFCコンバータのインダクタに流れる電流の信号を絶縁状態で検出する手段を設け、ディジタル制御回路で、PFCコンバータのスイッチング回路のオン時間とオフ時間のインダクタに流れる電流変化の傾きおよびインダクタのインダクタンスに基づいてPFCコンバータの出力電圧を算出するようにしたことにより、PFCコンバータの出力電圧を高い応答性で検知できる。
(15)前記各構成のスイッチング電源装置において、絶縁型DC−DCコンバータのスイッチング制御手段を前記ディジタル制御回路で構成することにより、絶縁型DC−DCコンバータのスイッチング制御のための回路を個別に設ける必要がなくなり、全体の回路構成が簡素化できる。また、前記ディジタル制御回路はPFCコンバータと絶縁型DC−DCコンバータの両方の状態を把握しているので、PFCコンバータの動作と絶縁型DC−DCコンバータの動作とを容易に連係させることができ、機能性の高いスイッチング電源装置が構成できる。
(16)前記各構成のスイッチング電源装置において、前記ディジタル制御回路が絶縁型DC−DCコンバータの負荷回路との間でデータ通信または信号の入出力を行う制御手段を備えることにより、負荷回路である電子機器の制御部との間でデータ通信や信号の入出力を行える。例えば、現在のコンバータの動作状況をディジタル制御回路から負荷回路側へ伝えたり、負荷回路側からどのタイミングでどの端子に何Vの電圧を出力するか、といった指令を受けたりすることが可能となる。
従来のスイッチング電源装置の構成例を示す回路図である。 第1の実施形態に係るスイッチング電源装置の回路図である。 PFCコンバータの各制御モードにおけるインダクタに流れる電流の波形を示す図である。 インダクタ電流の検出方法について示す図である。 インダクタに流れる電流の平均値を求める方法を示す図である。 電流不連続モードにおけるインダクタ電流の平均値を求める方法を示す図である。 ピーク電流制御方式で臨界モードでのインダクタ電流ゼロのタイミングの検出方法を示す図である。 インダクタのバイアス巻線の電圧を基にPFCコンバータの出力電圧を検出する方法について示す図である。 第2の実施形態に係るスイッチング電源装置のインダクタにパルストランスを接続してPFCコンバータの出力電圧を検出する方法について示す図である。 第3の実施形態に係るスイッチング電源装置のインダクタに流れる電流の波形の傾きを基にしてPFCコンバータの出力電圧を検出する方法について示す図である。 第4の実施形態に係るスイッチング電源装置の交流入力電源の電圧波形の位相を検出する方法について示す図である。 第5の実施形態に係るスイッチング電源装置の回路図である。 同コンバータのトランスのバイアス巻線の電圧を基にしてPFCコンバータの出力電圧を検出する方法について示す図である。 第6の実施形態に係るスイッチング電源装置の回路図である。
符号の説明
10,40−PFCコンバータ
13,15,17−ディジタル信号処理回路(ディジタル制御回路)
20,50,70−絶縁型DC−DCコンバータ
30,60,90−負荷回路
80−補助絶縁型DC−DCコンバータ
100〜103−スイッチング電源装置
B1−ダイオードブリッジ
L1−インダクタ
Q1−スイッチング素子
D1−ダイオード
C1−平滑コンデンサ
T1,T3−トランス
T2−カレントトランス
T4−パルストランス
Ls−インダクタのバイアス巻線
Lb−トランスのバイアス巻線
Vac−交流入力電源
Vi−PFCコンバータへの入力電圧
Vo−PFCコンバータの出力電圧、絶縁型DC−DCコンバータへの入力電圧
《第1の実施形態》
第1の実施形態に係るスイッチング電源装置について、図2〜図8を参照して説明する。
図2は第1の実施形態に係るスイッチング電源装置101の回路図である。図1に示した従来技術による回路と異なり、この発明に係る「ディジタル制御回路」であるディジタル信号処理回路13は絶縁型DC−DCコンバータ20の2次側に設けている。このディジタル信号処理回路13はDSPで構成している。
PFCコンバータ40のスイッチング素子Q1のドレイン電流経路にはカレントトランスT2の1次側を接続している。このカレントトランスT2の2次側はディジタル信号処理回路13に入力している。なお、カレントトランスT2の2次側に接続したダイオードD4は、スイッチング素子Q1のオン期間に、ドレイン−ソース間に流れる電流を、ゼロラインを変化させずに検出するために設けている。
PFCコンバータ40のインダクタL1にはそのバイアス巻線Lsを設けていて、このインダクタのバイアス巻線Lsの電圧信号をディジタル信号処理回路13へ入力している。
ディジタル信号処理回路13とPFCコンバータ40のスイッチング素子Q1のゲートとの間には絶縁ドライブ回路14を設けていて、制御パルス信号を絶縁状態で伝送するように構成している。この絶縁ドライブ回路14は例えばパルストランスやフォトカプラを用いた回路である。
図2に示したディジタル信号処理回路13の処理内容について以降順次説明する。
図3はディジタル信号処理回路13によるPFCコンバータ40の各種制御方式について示す図である。図3の(a)(b)(c)はそれぞれ交流入力電源(商用交流電源)の1周期における電流波形である。ここで、ILは図2に示したPFCコンバータ40におけるインダクタL1に流れる電流の波形である。Ipはそのピーク値(ピーク電流)の包絡線、Iaは1回のスイッチング周期における電流の平均値(平均電流)である。但し、図示の都合上、PFCコンバータ40のスイッチング周波数を極端に低くした場合について、すなわちインダクタL1に流れる電流波形が三角波状に目に見えるような周波数であるかのように表している。
図3(a)は電流連続モード、図3(b)は電流不連続モード、図3(c)は電流臨界モードでのそれぞれの波形図である。このように図3(a)に示す電流連続モードではPFCコンバータ40のインダクタL1に流れる電流は、交流入力電源のゼロクロス付近を除いて0になることがない。また図3(b)に示した電流不連続モードではPFCコンバータ40のインダクタL1に励磁エネルギーが蓄積・放出されるごとに電流値が0になる期間が生じる。また図3(c)に示した臨界モードではインダクタL1への励磁エネルギーの蓄積・放出のごとに電流値が0となり、且つ電流値0の状態が連続することがない。
図4はPFCコンバータ40のインダクタL1に流れる電流の検出方法について示す図である。図4は図2の一部を抜き出したものである。図4において(a),(b),(c)の各波形は電流検出点Pa,Pb,Pcそれぞれでの電流波形である。図2に示したようにスイッチング素子Q1のドレイン電流経路にカレントトランスT2を設けることによって、ディジタル信号処理回路13は図4(b)に示した電流波形を検出することになる。すなわちディジタル信号処理回路13は、カレントトランスT2の2次側出力電圧を所定のサンプリング周期でサンプリングし、ディジタルデータ列に変換するとともに、後述する各種演算処理を行う。
図4において電流検出点Pcの位置にカレントトランスを設ければ、ダイオードD1に流れる電流Isの電流波形を検出することができる。電流検出点Paに流れる電流、すなわちインダクタL1に流れる電流ILは図4(a)に示すようにスイッチング素子Q1のドレイン電流IDとダイオードD1の電流Isの合成であるが、この電流ILをカレントトランスでディジタル信号処理回路13へ伝送しようとすると、カレントトランスが直流成分を伝達できないため、図4(a)の破線に示すようにその変化成分しか伝達することができない。
なお、カレントトランスを用いる方法以外に電流検出点に抵抗を挿入し、その抵抗の降下電圧を検出する方法を採ってもよい。
図5は、電流連続モードで平均電流制御を行うために、インダクタL1に流れる電流の平均値を求める方法について示している。ここでスイッチング素子Q1に流れるドレイン電流IDの、スイッチング素子Q1のターンオン時の電流IDbとピーク値(ターンオフ直前の電流値)IDpを抽出し、次の(1)の平均値演算によってインダクタL1に流れる電流の平均値ILavとして求める。
ILav=(IDp+IDb)/2 …(1)
すなわち、インダクタL1に流れる電流波形は図中ILで示す通りであり、電流値IDbとIDpとの間で直線状に変化する波形であるのでIDbとIDpとの平均値がインダクタL1に流れる電流の平均値ILavである。このようにして、図4に示した、インダクタL1に流れる電流を、絶縁手段を介してディジタル信号処理回路へ伝達する場合の問題を回避して、スイッチング素子Q1に流れるドレイン電流を基にしてインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求めることができる。
図6は電流不連続モードでのインダクタL1に流れる電流の平均値の検出方法について示している。
電流不連続モードでは、インダクタL1に流れる電流は、スイッチング素子Q1のターンオン時に0から始まりターンオフが終了した時点で再び0に戻り、次のターンオン開始まで電流ゼロが続く期間Trが存在する。そこで、電流不連続モードでのインダクタL1に流れる電流の平均値を求めるためには、このインダクタ電流が0である期間Trの検出が必要になる。
スイッチング素子Q1に流れる電流のターンオン開始時の電流をIDb、ピーク電流をIDpとし、スイッチング素子Q1のオン時間をTon、オフ時間をToff、電流ゼロの期間をTrとすれば、平均電流ILavは次の(2)式で求める。
ILav={(IDp+IDb)/2}{(Ton+Toff)/(Ton+Toff+Tr)} …(2)
このように電流不連続モードでもスイッチング素子Q1に流れるドレイン電流の検出を基にしてインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求めることができる。そのためには上記期間Trの検出が必要になる。このTrの検出には、次の3つの方法がある。
(1)インダクタL1にバイアス巻線を設けて、そのバイアス巻線の出力電圧から上記電流ゼロ期間Trを検出する。すなわち、バイアス巻線の出力電圧波形の立下りを検出すれば、その時点を「インダクタ電流ゼロ」の点として検出できる。インダクタ電流ゼロのポイントが分かれば、DSPはスイッチング周期およびオン時間を把握しているので、オフ時間とインダクタ電流ゼロ時間の区別が可能である。Q1がオフ、D1がオフになるとインダクタは共振するので、電圧波形の立下りを検出すれば、その時点が「インダクタ電流ゼロ」点ということになる。
(2)図4に示した電流検出点Paにカレントトランスを設けて、インダクタ電流を直接検出し、その値をサンプリングし、電流ゼロとなる期間Trを検出する。但しそのためには高速演算処理が必要となる。
(3)スイッチング素子Q1のドレイン電流IDb=0となる期間が続くことから電流不連続モードであることが判定できるので、この電流不連続モードであることを検知したときに近似的な補正を行うことによってインダクタ電流の平均値を求める。この方法であれば、インダクタ電流を直接検出する必要がないので、回路構成が簡素化できる。但し、近似による電流波形の歪みが生じるので、高調波抑制効果は多少低下する。
図7はピーク電流制御方式でのインダクタL1に流れる電流のピーク値を検出する方法について示している。ピーク電流制御方式では臨界モードで動作させる。臨界モードは図3(c)に示したような電流波形になるモードであり、インダクタ電流が0になるタイミングを検出して、スイッチング素子Q1をターンオンさせる。このインダクタに流れる電流が0になるタイミングをディジタル信号処理回路13へ絶縁状態で伝達する「インダクタ電流ゼロタイミング伝達手段」はインダクタL1のバイアス巻線Lsに相当する。
スイッチング素子Q1に流れるドレイン電流のピーク値IDpを検出することによって、インダクタL1に流れる電流のピーク値を検出する。そして、このピーク値が基準正弦波に追従するようにスイッチング制御を行う。その結果、図3(c)に示したような電流がインダクタL1に流れることになる。
なお、臨界モードであるのでインダクタ電流に直流バイアス成分がない。そのためスイッチング素子Q1に流れる電流の検出の代わりにインダクタL1に流れる電流を直接検出して、それを絶縁状態でディジタル信号処理回路13へ伝達するようにしてもよい。
また、オン時間制御を行う場合には次のような制御を行う。
オン時間制御は臨界モードで動作させるので、PFCコンバータのインダクタL1に流れる電流ILの値を検出し、電流ILが0になるタイミング(図7においてt0で示すタイミング)でスイッチング素子Q1をターンオンさせる。そして、そのオン時間Tonを入力電圧の全位相で一定にする。これにより、入力電流は正弦波状になる(基準正弦波は不要である)。
図8は、PFCコンバータ40の出力電圧Voすなわち絶縁型DC−DCコンバータ20の入力電圧の検出方法について示している。図8は図2の一部を抜き出したものである。
ここでPFCコンバータ40の入力電圧(ダイオードブリッジB1の出力電圧)をVi、インダクタL1の主巻線とバイアス巻線Lbとの巻数比をnp:nbとすれば、スイッチング素子Q1がオンの時のバイアス巻線Lbの電圧Vbは次の(3)式、オフの時の電圧Vbは次の(4)式で表される。
Vbon=(nb/np)Vi …(3)
Vboff=−(nb/np)(Vo−Vi) …(4)
したがって次の(5)式を基にして、インダクタL1のバイアス巻線Lbの電圧VbからPFCコンバータ40の出力電圧Voを算出する。
Vbon−Vboff=(nb/np)Vo …(5)
ところで、図2に示したディジタル信号処理回路13は図3に示した各種モードで、インダクタL1に流れる電流の平均値またはピーク値が基準正弦波に追従するようにスイッチング制御を行うが、その基準正弦波として入力電圧Viの電圧信号を用いる。この入力電圧Viの電圧信号は次のように求める。
図5に示したように、PFCコンバータのスイッチング素子に流れる電流IDまたは整流平滑回路に流れる電流Isの最小値と最大値の差(IDp−IDb)とPFCコンバータのインダクタL1のインダクタンスLと、PFCコンバータのスイッチング素子のオン時間Tonは次の関係が成り立つ。
IDp−IDb=(Vi/L)Ton …(6)
ここでIDp,IDb,L,Tonはすべて既知であるので、(6)式から入力電圧Viを演算によって求める。
《第2の実施形態》
図9は第2の実施形態に係るスイッチング電源装置のインダクタL1付近の構成を示す図である。その他の構成は図2に示したものと同様である。
第2の実施形態はPFCコンバータ40の出力電圧Voの検出方法について示している。但し図9に示す例ではインダクタL1にパルストランスT4を設けて、その2次側の電圧Vbを基にして出力電圧Voを求める。
ここでパルストランスT4の1次巻線と2次巻線の巻数比をnp:nsとすれば、スイッチング素子Q1のオン時のパルストランスT4の出力電圧Vbは前記(3)式と同様に表され、同様にして(5)式に基づいてPFCコンバータの出力電圧Voを算出する。
《第3の実施形態》
図10は第3の実施形態に係るスイッチング電源装置のPFCコンバータの入力電圧および出力電圧を検出する方法について示す図である。回路構成自体は図2に示したものと同様である。
第3の実施形態では図10に示す、インダクタL1に流れる電流ILの傾きを基にしてPFCコンバータ40の出力電圧Voを検出する。
ここでスイッチング素子Q1オン時間(Ton)でのILの傾きをΔILon、オフ時間(Toff)の傾きをΔILoff、入力電圧をVi、出力電圧をVo、インダクタL1のインダクタンスをLで表せば、次の(7)式、(8)式が成り立つ。
ΔILon=(Vi/L)Ton …(7)
ΔILoff={(Vo−Vi)/L}Toff …(8)
上記ΔILon,ΔILoffは、図5に示したスイッチング素子Q1のドレイン電流IDb,IDpおよびオン時間Ton,オフ時間Toffから求めることができるので、結局、図2に示したカレントトランスT2の2次側出力電圧を基にしてPFCコンバータ40の出力電圧Voを求める。
《第4の実施形態》
図11は第4の実施形態に係るスイッチング電源装置の入力電圧の位相の検出方法について示す図である。この図11は図2に示したPFCコンバータ40に付加する回路である。フォトカプラPC2は図2に示したPFCコンバータ40の入力電圧(正確にはダイオードブリッジB1の出力電圧)Viを入力し、絶縁状態で2次側に伝送する。入力電圧Viは全波整流波形であるが、2次側の出力電圧VphはフォトカプラPC2の発光部および受光部の特性で定まる所定のしきい値を超えるか超えないかによって2値信号となって矩形波状である。ディジタル信号処理回路13はこの電圧信号Vphの立ち上がりまたは立ち下がりタイミングを基にして入力電圧Vi(全波整流波形)の位相角を検出し、これを基に基準正弦波を生成する。
《第5の実施形態》
図12は第5の実施形態に係るスイッチング電源装置の回路図である。図2に示したスイッチング電源装置と異なり、ディジタル信号処理回路15は絶縁型DC−DCコンバータ50の出力電圧を検出するとともに絶縁型DC−DCコンバータ50のスイッチング制御をも行う。また、ディジタル信号処理回路15は負荷回路60との間でデータ通信または信号の入出力を行う制御手段を備えていて、絶縁手段を介することなく直接データ通信または信号の入出力を行う。
図12において絶縁型DC−DCコンバータ50のトランスT1にはバイアス巻線Lbを設けていて、その電圧をディジタル信号処理回路15が入力し、絶縁ドライブ回路16を介してスイッチング素子Q2に対して制御パルス信号を伝送するようにしている。その他の構成は図2に示したものと同様である。
このようにPFCコンバータ40のスイッチング制御を行うディジタル信号処理回路15で絶縁型DC−DCコンバータのスイッチング制御をも行うことによって、絶縁型DC−DCコンバータ50のスイッチング制御のための回路を個別に設ける必要がなくなり、全体の回路構成が簡素化できる。また、ディジタル信号処理回路15はPFCコンバータ40と絶縁型DC−DCコンバータ50の両方の状態を把握しているので、PFCコンバータ40の動作と絶縁型DC−DCコンバータ50の動作とを容易に連係させることができ、機能性の高いスイッチング電源装置が構成できる。
図13はトランスT1のバイアス巻線Lbの電圧を基にしてPFCコンバータ40の出力電圧を求めるための方法について示している。この図13は図12の一部を抜き出したものである。
図13において、トランスT1の1次巻線Lpの巻数をnp、バイアス巻線Lbの巻数nb、スイッチング素子Q2のオン時に1次巻線Lpに印加される電圧をVpで表すと、次の(9)式が成り立つ。
Vp=(np/nb)Vb …(9)
このようにしてバイアス巻線Lbの電圧Vbを検出することによって絶縁型DC−DCコンバータ50の入力電圧VpすなわちPFCコンバータ40の出力電圧Voを求める。
《第6の実施形態》
図14は第6の実施形態に係るスイッチング電源装置の回路図である。図12に示した回路と異なり、第6の実施形態ではPFCコンバータ40の出力電圧を入力する補助絶縁型DC−DCコンバータ80を設けている。すなわちトランスT3の1次側にはスイッチング素子Q3およびそれを駆動するドライブ回路22を設けていて、トランスT3の2次側には整流ダイオードD3、平滑コンデンサC3およびスイッチング素子Q3のスイッチング制御を行う制御回路21を設けている。制御回路21はフォトカプラPC1を介して制御パルス信号をドライブ回路22へ与える。
また、ディジタル信号処理回路17は補助絶縁型DC−DCコンバータ80のトランスT3のバイアス巻線Lbの電圧を入力する。さらに、この例では絶縁型DC−DCコンバータ70の出力電圧も入力するように構成している。なお、カレントトランスT2の2次側に接続したダイオードD4は、スイッチング素子Q1のオン期間に、ドレイン−ソース間に流れる電流を、ゼロラインを変化させずに検出するために設けている。その他の構成は図12に示したものと同様である。
このようにしてディジタル信号処理回路17で制御しない補助絶縁型DC−DCコンバータ80のトランスT3のバイアス巻線Lbの電圧を基にしてPFCコンバータ40の出力電圧Voを検出してもよい。すなわちこのようなフライバック型DC−DCコンバータであれば、バイアス巻線Lbに発生する電圧が1次側に入力される電圧に比例した電圧となるので、単純な巻数比の比例演算によってPFCコンバータ40の出力電圧Voを検出することができる。
また図14に示した例では、絶縁型DC−DCコンバータ70のスイッチング制御をディジタル信号処理回路17で行っているので、そのオンデューティは既知である(ディジタル信号処理回路17が把握している)。また、トランスT1の1次巻線と2次巻線の巻数比も既知であるので、このコンバータ70の出力電圧から入力電圧すなわちPFCコンバータ40の出力電圧Voを算出してもよい。

Claims (16)

  1. 交流入力電源を全波整流する整流回路と、当該整流回路の出力電圧をスイッチングするスイッチング回路と、当該スイッチング回路により断続される電流を通電するインダクタと、当該インダクタより後段で出力電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記インダクタに流れる電流の平均値が前記交流入力電源の電圧信号と同位相になるように前記スイッチング回路を制御する平均電流制御手段とを備えたPFCコンバータと、
    トランスを備え、該トランスの1次巻線に接続されて前記PFCコンバータの出力をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路のオン/オフによって前記トランスの2次巻線に生じる交流電圧を整流平滑して出力端子へ出力する整流平滑回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータと、からなるスイッチング電源装置であって、
    前記平均電流制御手段を構成するディジタル制御回路を前記絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、
    前記ディジタル制御回路から出力されるスイッチング制御信号を前記PFCコンバータのスイッチング回路へ絶縁状態で伝達するスイッチング制御信号絶緑伝達手段と、前記PFCコンバータの出力電圧検出用の信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するPFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の値を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、を設けたスイッチング電源装置。
  2. 前記インダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記PFCコンバータの前記整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記整流平滑回路に流れる電流Isの最小値と最大値の平均値を前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の平均値として検知する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記インダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記PFCコンバータの前記整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記整流平滑回路に流れる電流Isの最小値(IDbまたはIsb)と最大値(IDpまたはIsp)、前記PFCコンバータのスイッチング回路のスイッチング周期をTとした場合、T=(Ton+Toff+Tr)の関係を満たすオン時間Ton、オフ時間Toff、および前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流が0の時間Trに基づいて電流不連続モードでの前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の平均値として検知する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  4. 交流入力電源を全波整流する整流回路と、当該整流回路の出力電圧をスイッチングするスイッチング回路と、当該スイッチング回路により断続される電流を通電するインダクタと、当該インダクタより後段で出力電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを基に前記スイッチング回路を臨界モードで駆動するとともに、前記インダクタに流れる電流のピーク値が前記交流入力電源の電圧信号に位相上追従するように前記スイッチング回路を制御するピーク電流制御手段とを備えたPFCコンバータと、
    トランスを備え、該トランスの1次巻線に接続されて前記PFCコンバータの出力をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路のオン/オフによって前記トランスの2次巻線に生じる交流電圧を整流平滑して出力端子へ出力する整流平滑回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータと、からなるスイッチング電源装置であって、
    前記ピーク電流制御手段を構成するディジタル制御回路を前記絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、
    前記ディジタル制御回路から出力されるスイッチング制御信号を前記PFCコンバータのスイッチング回路へ絶縁状態で伝達するスイッチング制御信号絶緑伝達手段と、前記PFCコンバータの出力電圧検出用の信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するPFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の値を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流ゼロタイミング伝達手段と、を設けたスイッチング電源装置。
  5. 前記交流入力電源の電圧信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達する交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記PFCコンバータの前記整流平滑回路に流れる電流Isを絶縁状態で検出する手段で構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流IDまたは前記整流平滑回路に流れる電流Isの最小値と最大値の差と前記PFCコンバータの前記インダクタのインダクタンス、および前記PFCコンバータの前記スイッチング回路のオン時間Tonに基づいて前記PFCコンバータへの入力電圧Viの瞬時値を検知する演算手段とを備えたことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記交流入力電源電圧信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータの整流回路の出力電圧の瞬時値または前記交流入力電源の電圧の位相を検出するとともに、当該位相の情報をもつ信号を絶縁状態で伝達する手段で構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記位相の情報をもつ信号を基に、前記PFCコンバータへの入力電圧波形である正弦波を生成する演算手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源装置。
  8. 交流入力電源を全波整流する整流回路と、当該整流回路の出力電圧をスイッチングするスイッチング回路と、当該スイッチング回路により断続される電流を通電するインダクタと、当該インダクタより後段で出力電圧を整流平滑する整流平滑回路と、前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを基に前記スイッチング回路を臨界モードで駆動するとともに、前記スイッチング回路のオン時間を一定に制御するオン時間制御手段とを備えたPFCコンバータと、
    トランスを備え、該トランスの1次巻線に接続されて前記PFCコンバータの出力をスイッチングするスイッチング回路と、前記スイッチング回路のオン/オフによって前記トランスの2次巻線に生じる交流電圧を整流平滑して出力端子へ出力する整流平滑回路とを備えた絶縁型DC−DCコンバータと、からなるスイッチング電源装置であって、
    前記オン時間制御手段を構成するディジタル制御回路を前記絶縁型DC−DCコンバータのトランスの2次側に配置し、
    前記ディジタル制御回路から出力されるスイッチング制御信号を前記PFCコンバータのスイッチング回路へ絶縁状態で伝達するスイッチング制御信号絶緑伝達手段と、前記PFCコンバータの出力電圧検出用の信号を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するPFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流の値を前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流検出用信号絶縁伝達手段と、前記PFCコンバータの前記インダクタに流れる電流が0になるタイミングを前記ディジタル制御回路へ絶縁状態で伝達するインダクタ電流ゼロタイミング伝達手段と、を設けたスイッチング電源装置。
  9. 前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのインダクタを、前記PFCコンバータのスイッチング回路に流れる電流が通電する主巻線と、それに絶縁状態で結合するバイアス巻線とを有するトランス型のインダクタとすることにより構成し、
    前記ディジタル制御回路に、該インダクタの主巻線とバイアス巻線との巻数比と前記インダクタのバイアス巻線の電圧に基づいて前記インダクタの主巻線の両端に印加される電圧を検出するとともに、前記インダクタの主巻線に印加される、前記PFCコンバータのスイッチング回路のオン時の電圧Vbonとオフ時の電圧Vboffに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧Voを算出する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  10. 前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのインダクタの両端に接続したパルストランスで構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記パルストランスの2次側出力電圧に基づいて前記インダクタの両端に印加される電圧を検出するとともに、前記インダクタに印加される、前記PFCコンバータのスイッチング回路のオン時の電圧Vbonとオフ時の電圧Vboffに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧Voを算出する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  11. 前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記絶縁型DC−DCコンバータに設けた前記トランスの補助巻線で構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記絶縁型DC−DCコンバータに設けたトランスの1次巻線と前記補助巻線との巻数比と前記補助巻線の電圧とに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を検知する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  12. 前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータの出力電圧を入力電源とし、トランスで1次側と2次側を絶縁するとともに電力変換する補助絶縁型DC−DCコンバータで構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記補助絶縁型DC−DCコンバータの出力電圧と、当該補助絶縁型DC−DCコンバータの入出力電圧比に基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を検知する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  13. 前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記絶縁型DC−DCコンバータと、該絶縁型DC−DCコンバータの出力電圧をレベルシフトするレベルシフト回路とで構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記レベルシフト回路の出力電圧と前記絶縁型DC−DCコンバータの入力電圧との比、および前記レベルシフト回路の出力電圧に基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を検知する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  14. 前記PFCコンバータ出力電圧検出用信号絶縁伝達手段は、前記PFCコンバータのインダクタに流れる電流の信号を絶縁状態で検出する手段で構成し、
    前記ディジタル制御回路に、前記PFCコンバータのスイッチング回路のオン時間とオフ時間の前記インダクタに流れる電流変化の傾きおよび前記インダクタのインダクタンスに基づいて前記PFCコンバータの出力電圧を算出する演算手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  15. 前記絶縁型DC−DCコンバータのスイッチング制御手段は、前記ディジタル制御回路に構成したことを特徴とする請求項1〜14のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  16. 前記ディジタル制御回路は、前記絶縁型DC−DCコンバータの負荷回路との間でデータ通信または信号の入出力を行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜15のうちいずれかに記載のスイッチング電源装置。
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