JP5104946B2 - Pfcコンバータ - Google Patents

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Description

この発明は、交流電源電圧を入力して直流電圧を出力するAC−DCコンバータに関し、特に力率を改善するPFCコンバータに関するものである。
商用交流電源を入力電源とする一般的なスイッチング電源装置は、商用交流電源を整流平滑して直流電圧に変換した後、それをDC−DCコンバータでスイッチングするので入力電流は不連続となり、正弦波から大きく歪む。このことが高調波電流の原因となる。
日本や欧州などでは用途や入力電力などに応じてクラス分けされた高調波電流規制が行われている。これらに対応するため、規制に該当する一般家電製品の電源には、特許文献1,特許文献2に示されているようなPFC(力率改善回路)コンバータが設けられている。
一般にPFCコンバータはチョッパ回路で構成され、入力電流波形が入力電圧波形に相似形となるように、すなわち同位相の正弦波状になるように動作する。そのため高調波電流が一定レベル以下に抑えられる。
ここで特許文献1に示されているPFCコンバータの構成例を、図1を基に説明する。
図1のPFCコンバータにおいて、整流器ブロックRは、入力される交流電圧を整流し、入力キャパシタCinは高周波成分を除去する。スイッチ10がオンのとき、インダクタLに電磁エネルギーが蓄積される。スイッチ10がターンオフされると、インダクタLのエネルギーは整流ダイオードDを介してキャパシタCoutに移されるとともに電源電圧が負荷へ供給される。スイッチ10が再びオンされると、ダイオードDは遮断され、キャパシタCoutから電源電圧が出力される。1サイクル制御IC(OCC回路)20は、入力電流検出用抵抗Rs、出力電圧検出抵抗R1,R2の電圧を入力し、AC入力電流がAC入力電圧と同相になるように、スイッチ10のデューティサイクルを制御する。
特表2006−513682号公報 特開2006−187140号公報
ところが、特許文献1のPFCコンバータは電流連続モードで動作することを前提としているため、軽負荷時に電流不連続モードで動作すると、入力電流に歪みが生じる。
また、特許文献2のPFCコンバータはマルチフェーズPFCコンバータであるが、電流不連続モードで動作することを前提としていて、商用交流電源の一周期に亘ってスイッチングのオン時間が一定であれば、電流の検出・制御を行わなくても入力電流は正弦波状となる。しかし、実際には負荷が増大して電流連続モードで動作する状態になると、入力電流に歪みが生じてしまう。
そこで、この発明の目的は、動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであっても最適な高調波抑制及び力率改善を行うPFCコンバータを提供することにある。
前記課題を解決するために、この発明は次のように構成する。
交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の後段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、を備え、
動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出回路によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御するように構成する。
または、
出力ポートに対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、前記交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
前記出力ポートに対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
前記出力ポートに対して並列に接続された平滑回路と、
前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、を備え、
動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御するように構成する。
前記動作モードの判定は次の(a)〜(f)のいずれかの方法で行う。
(a)前記動作モード判定手段は、前記インダクタのインダクタンス値をL、前記交流電圧をVin、前記PFCコンバータの出力電圧をVo、前記スイッチング素子のオン期間をTon、オフ期間をToffとした場合、前記電流検出手段によって、前記スイッチング素子のオン期間の中点でサンプリングされた電流の検出値をILavとすると、
Lav−(1/2)×{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に正のときを電流連続モード、
Lav−(1/2)×{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に負のときを電流不連続モードと見なす。
(b)前記動作モード判定手段は、前記インダクタのインダクタンス値をL、前記交流電圧をVin、前記PFCコンバータの出力電圧をVo、前記スイッチング素子のオン期間をTon、オフ期間をToffとした場合、前記電流検出手段によって、前記スイッチング素子のオン期間の終点でサンプリングされた電流の検出値をILpとすると、
ILp−{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に正のときを電流連続モード、
ILp−{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に負のときを電流不連続モードと見なす。
(c)前記電流検出手段によって検出された前記スイッチング素子のオフ期間の中点でサンプリングされた電流の検出値が、前記電流検出手段によって検出された前記スイッチング素子のオン期間の中点でサンプリングされた電流の検出値より小さいとき電流不連続モードと見なし、それ以外のとき電流連続モードと見なす。
(d)前記スイッチング素子の両端間の電圧を検出するスイッチング素子電圧検出回路を設け、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記スイッチング素子電圧検出回路で検出される電圧の変化によって判定する。すなわち、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記スイッチング素子の両端間の電圧が一定でなく低下すれば、電流不連続モードと見なし、一定していれば電流連続モードと見なす。
(e)前記インダクタに結合する補助巻線を設け、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記補助巻線に生じる電圧の電圧変化によって判定する。すなわち、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記補助巻線に生じる電圧が一定でなく低下すれば、電流不連続モードと見なし、一定していれば電流連続モードと見なす。
この発明によれば、動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかが判定され、各モードに応じて電流波形が電圧波形に対して相似形且つ同位相となるので、負荷の軽重にかかわらず高調波及び力率が改善される。
また、スイッチング周期1回につき最大でも2回の電流値サンプリングによって、モード判定が行えるため、演算処理量が少なく、DSP等のプロセッサヘの負担が少ない。そのため、比較的低速のプロセッサでも利用可能となる。
特許文献1に示されているPFCコンバータの回路図である。 本発明の第1の実施形態に係るPFCコンバータ101の回路図である。 第1の実施形態に係るPFCコンバータ101内のディジタル信号処理回路13による各種制御方式について示す図である。 第1の実施形態に係るPFCコンバータ101について、電流連続モードで制御が行われている状態におけるスイッチング周期の単位でのPFCコンバータ101の電圧・電流の波形図である。 第1の実施形態に係るPFCコンバータ101について、動作モードの判定を行う方法について示す図である。 第2の実施形態に係るスイッチング電源装置201の回路図である。 第2の実施形態に係るスイッチング電源装置201において、ディジタル信号処理回路13による動作モードの判定方法を示す図である。 第3の実施形態に係るスイッチング電源装置202の回路図である。 第3の実施形態に係るスイッチング電源装置202において、ディジタル信号処理回路13による動作モードの判定方法を示す図である。 第4の実施形態に係るPFCコンバータの動作モードの判定を行う方法について示す図である。 第5の実施形態に係るPFCコンバータの動作モードの判定を行う方法について示す図である。 第5の実施形態に係るPFCコンバータの動作モードの判定を行う方法について示す図であり、スイッチング素子Q1のオン期間の平均電流値ILavを基に動作モードを判定する方法を示す図である。 第6の実施形態に係るPFCコンバータの動作モードの判定を行う方法について示す図である。 第7の実施形態に係るスイッチング電源装置203の回路図である。 図14中のPFCコンバータ104の4つのタイミングでの電流経路を示す図である。
《第1の実施形態》
この発明の実施形態に係るPFCコンバータについて図2〜図5を参照して説明する。
図2はこの発明の第1の実施形態に係るPFCコンバータ101の回路図である。図2において符号P11,P12はPFCコンバータ101の入力ポート、符号P21,P22はPFCコンバータ101の出力ポートである。入力ポートP11−P12には商用交流電源である交流入力電源Vacが入力され、出力ポートP21−P22には負荷回路20が接続される。
負荷回路20は例えばDC−DCコンバータおよびそのDC−DCコンバータによって電源供給を受ける電子機器の回路である。
PFCコンバータ101の入力段には、交流入力電源Vacの交流電圧を全波整流する整流回路であるダイオードブリッジB1が設けられている。このダイオードブリッジB1の出力側にはインダクタL1およびスイッチング素子Q1、さらに電流検出用抵抗R3の直列回路が接続されている。スイッチング素子Q1の両端にはダイオードD1および平滑コンデンサC1で構成される整流平滑回路が並列接続されている。このインダクタL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1および平滑コンデンサC1によって昇圧型チョッパ回路が構成されている。
ダイオードブリッジB1の出力側の両端間には入力電圧検出回路11が設けられている。また出力ポートP21−P22間に出力電圧検出回路12が設けられている。ディジタル信号処理回路13はDSPで構成されていて、ディジタル信号処理によってこのPFCコンバータ101が制御される。すなわち、ディジタル信号処理回路13は入力電圧検出回路11の出力信号を入力し、交流入力電源の瞬時電圧を検知する。また出力電圧検出回路12の出力信号を入力して出力電圧を検知する。さらにスイッチング素子Q1を所定のスイッチング周波数でオン/オフする。
前記ディジタル信号処理回路13の、スイッチング素子Q1に対するスイッチング制御信号に関する処理部が、この発明に係る「スイッチング制御手段」に相当する。また、前記電流検出用抵抗R3が、この発明に係る「電流検出回路」に相当する。
ディジタル信号処理回路13は負荷回路20との間で通信を行うためのポートを備えていて、たとえばデータの通信または信号の入出力を行い、負荷回路(電子機器)に対してコンバータの状態等を常に送信したり、入力電圧、出力電圧、出力電流等を送信したり、負荷回路側から負荷状態等を受信してスイッチング制御に反映したりする。
図3はディジタル信号処理回路13によるPFCコンバータ101の各種制御方式について示す図である。図3の(A)(B)は、それぞれ交流入力電源の1周期における電流波形である。ここで、波形ILは、図2に示したPFCコンバータ101におけるインダクタL1に流れる電流の波形である。Ipはそのピーク値(ピーク電流)の包絡線、Iaは平均値(平均電流)の包絡線である。但し、図示の都合上、PFCコンバータ101のスイッチング周波数を極端に低くした場合について、すなわちインダクタL1に流れる電流波形が三角波状に目に見えるような周波数で表している。
図3(A)は電流連続モード、図3(B)は電流不連続モードでのそれぞれの波形図である。このように図3(A)に示す電流連続モードではPFCコンバータ101のインダクタL1に流れる電流は、PFCコンバータ101のインダクタL1に励磁エネルギーが蓄積・放出されるごとに電流値が0になる期間は生じない。また図3(B)に示した電流不連続モードではPFCコンバータ101のインダクタL1に励磁エネルギーが蓄積・放出されるごとに電流値が0になる期間が生じる。
図4は、電流連続モードで制御が行われている状態におけるスイッチング周期の単位でのPFCコンバータ101の電圧・電流の波形図である。
ディジタル信号処理回路13は、PFCコンバータ101に対する入力電流、すなわちインダクタL1に流れる電流の平均値、が全波整流波形に対して相似形となるようにスイッチング制御を行う。このようにして入力電圧と相似形且つ同位相の入力電流が流れることにより、高調波が抑制され、力率が改善される。
図4において(A)は商用電源周波数の半周期単位での、インダクタL1に流れる電流の平均値Iiの電流波形、(B)はその一部の時間軸を拡大して表した、スイッチング周期の単位でのインダクタL1に流れる電流ILの波形図、(C)はスイッチング素子Q1のドレイン−ソース間電圧Vdsの波形図である。
スイッチング素子Q1のオン期間ではインダクタL1に電流ILが流れ、インダクタL1の両端間電圧およびインダクタL1のインダクタンスに応じて定まる傾きで電流ILは上昇する。その後、スイッチング素子Q1のオフ期間で、インダクタL1の両端電圧とそのインダクタンスによって定まる傾きで電流ILは下降する。このように電流リップルΔILの幅でインダクタL1に流れる電流ILがスイッチング周期で変動する。
図5は、動作モードの判定を行う方法について示す図である。図5(A)は電流連続モードでのインダクタ電流の波形図、図5(B)は電流不連続モードでのインダクタ電流の波形図である。
スイッチング素子Q1のターンオフタイミングでインダクタL1に流れる電流値(ピーク値)をILp、スイッチング素子Q1のターンオンタイミングでインダクタL1に流れる電流値(最低値)をILbで表すと、スイッチング素子Q1のオン期間にインダクタL1に流れる電流の平均値(平均電流)は次の関係で表される。
Lav1=(ILp+ILb)/2 …(1)
スイッチング素子Q1のオフ期間にインダクタL1に流れる電流は直線的に減少するので、電流連続モードであれば、スイッチング素子Q1のオフ期間の中央タイミングにおけるインダクタL1の平均電流値ILav2は上記平均電流値ILav1に等しい。一方、電流不連続モードであれば、図5(B)に示したように、ILav1>ILav2 の関係となる。
そこで、ディジタル信号処理回路13は、スイッチング素子Q1のオン期間の中点ts1でサンプリングすることによって第1の電流値ILav1を求め、スイッチング素子Q1のオフ期間の中点ts2でサンプリングすることによって第2の電流値ILav2を求め、ILav1=ILav2であるとき、電流連続モードであると判定し、ILav1>ILav2であるとき、電流不連続モードと判定する。
前記スイッチング素子Q1のゲートに対して与えるスイッチング制御信号はディジタル信号処理回路13が生成するものであるので、前記オン期間の中央のタイミングts1及び前記オフ期間の中点のタイミングts2もディジタル信号処理回路13が把握している(管理下にある)。そのため、例えば外部からタイミング信号を入力することなく、前記のタイミングで電流検出用抵抗R3の降下電圧をサンプリングすることができる。
電流連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン期間の中点のタイミングでインダクタL1に流れる電流をサンプリングすることによりインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求め、その値の変化が正弦波状になるようにスイッチング素子Q1のオン時間Ton及びオフ時間Toffを制御する。
また、動作モードが電流不連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン時間Tonを商用電源周期にわたって一定にする。また、このオン時間Tonは出力電圧に応じてフィードバック制御する。
電流不連続モードで、スイッチング素子Q1のオン時間Tonを商用電源周期にわたって一定にするためには、例えば次のいずれかの方法で制御する。
(1)ディジタル信号処理回路13が商用電源周期を検出しながら、商用電源周期単位でオン時間を変化させる。
(2)PFCコンバータ101の出力電圧を検出して、それをスイッチング素子Q1のオン時間の長さにフィードバックする制御部(回路表現の「電圧補償器」)の応答性を、商用電源周期並みに鈍くする。
《第2の実施形態》
図6は第2の実施形態に係るスイッチング電源装置201の回路図である。
図6において、スイッチング電源装置201は、PFCコンバータ102及びDC−DCコンバータ50を備えている。DC−DCコンバータ50の出力には負荷60が接続されている。
PFCコンバータ102の入力ポートP11−P12には商用交流電源である交流入力電源Vacが入力され、出力部にDC−DCコンバータ50が接続されている。PFCコンバータ102は、交流入力電源Vacを全波整流するダイオードブリッジB1、ダイオードブリッジB1の出力に接続されるインダクタL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、平滑コンデンサC1、スイッチング素子Q1に直列接続された電流検出用抵抗R4、入力電圧検出回路11、及びスイッチング素子電圧検出回路14を備えている。インダクタL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、及び平滑コンデンサC1によって、昇圧型チョッパ回路が構成されている。
DC−DCコンバータ50には、トランスT1、トランスT1の1次巻線Lpに直列接続されたスイッチング素子Q2、トランスT1の2次巻線Lsに接続された、ダイオードD2及びコンデンサC2を含む整流平滑回路が備えられている。
また、トランスT1の1次側に設けられたディジタル信号処理回路13は、PFCコンバータ102のスイッチング素子Q1に対してスイッチング制御信号を出力するだけでなく、DC−DCコンバータ50のスイッチング素子Q2に対してもスイッチング制御信号を出力する。また、出力電圧検出回路12の検出信号を絶縁回路16を介して入力することによって出力電圧を検出する。そして、スイッチング素子Q2のオンデューティ比の制御等によってDC−DCコンバータ50の出力電圧を安定化する。
さらに、ディジタル信号処理回路13は、PFCコンバータ102の入力電圧検出回路11の検出電圧、出力電圧検出回路12の検出電圧、及び電流検出用抵抗R4の降下電圧を入力して、それに応じたオン期間及びオフ期間のスイッチング制御信号をスイッチング素子Q1のゲートへ与える。すなわち、PFCコンバータ102に対する入力電流が入力電圧の波形と相似形となるように、スイッチング素子Q1を制御する。また、ディジタル信号処理回路13は、絶縁回路17を介して負荷60との間で通信を行い、負荷60に対してPFCコンバータ102及びDC−DCコンバータ50の状態を送信したり、負荷60から負荷状態等を受信したりして、スイッチング制御に反映する。
ディジタル信号処理回路13は、後述するように、スイッチング素子Q1のオフ期間中にスイッチング素子電圧検出回路14の検出電圧を読み取り、スイッチング素子Q1の両端電圧の変化によって動作モードを判定する。
図7は前記ディジタル信号処理回路13による動作モード判定の方法を示す図である。
スイッチング素子Q1のオン期間の中点で、電流検出用抵抗R4の電圧をサンプリングすることにより、スイッチング素子Q1のオン期間にインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求める。また、スイッチング素子Q1のターンオフ直前にスイッチング素子電圧検出回路14の検出電圧をサンプリングすることによって、インダクタL1に流れる電流のピーク値ILpを求める。
電流連続モードであれば、図7(A)に示すように、スイッチング素子Q1がターンオフすれば、オフ期間でダイオードD1はオンし続けるので、スイッチング素子Q1両端の電圧はPFCコンバータ102の出力電圧Voとなる。
電流不連続モードであれば、図7(B)に示すように、スイッチング素子Q1のターンオンに達するまでにダイオードD1の導通が終了するので、回路中の寄生コンデンサとトランスT1の1次巻線Lpとの共振により、スイッチング素子Q1両端の電圧Vdsは低下する。
したがって、スイッチング素子Q1のオフ期間の両端電圧Vdsを監視し、常にVoと等しければ電流連続モードと見なし、Vdsが低下すれば電流不連続モードと見なす。
電流連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン期間の中点のタイミングでインダクタL1に流れる電流をサンプリングすることによりインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求め、その値の変化が正弦波状になるようにスイッチング素子Q1のオン時間Ton及びオフ時間Toffを制御する。
また、動作モードが電流不連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン時間Tonを商用電源周期にわたって一定にする。また、このオン時間Tonは出力電圧に応じてフィードバック制御する。
電流不連続モードで、スイッチング素子Q1のオン時間Tonを商用電源周期にわたって一定にする制御方法は第1の実施形態で述べた方法と同じである。すなわち、(1)ディジタル信号処理回路13が商用電源周期を検出しながら、商用電源周期単位でオン時間を変化させる方法、(2)PFCコンバータ102の出力電圧を検出し、それをスイッチング素子Q1のオン時間の長さにフィードバックする制御部(電圧補償器)の応答性を、商用電源周期並みに鈍くする方法、のいずれでも可能である。(2)の方法で制御する場合、図6に示したディジタル信号処理回路13がDC−DCコンバータ50の出力電圧をPFCコンバータ102の出力電圧の比例値として用いてもよい。
《第3の実施形態》
図8は第3の実施形態に係るスイッチング電源装置202の回路図である。
図8において、スイッチング電源装置202は、PFCコンバータ103及びDC−DCコンバータ50を備えている。DC−DCコンバータ50の出力には負荷60が接続されている。
PFCコンバータ103の入力ポートP11−P12には商用交流電源である交流入力電源Vacが入力され、出力部にDC−DCコンバータ50が接続されている。PFCコンバータ103は、交流入力電源Vacを全波整流するダイオードブリッジB1、ダイオードブリッジB1の出力に接続されるインダクタL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、平滑コンデンサC1、スイッチング素子Q1に直列接続された電流検出用抵抗R4及び、入力電圧検出回路11を備えている。インダクタL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、及び平滑コンデンサC1によって、昇圧型チョッパ回路が構成されている。
図6に示したスイッチング電源装置201と異なるのは、スイッチング素子電圧検出回路14に代えて、補助巻線付きインダクタL1を設けた点である。その他の構成は図6に示したものと同様である。
ディジタル信号処理回路13は、後述するように、スイッチング素子Q1のオフ期間中にインダクタL1の補助巻線の電圧を読み取り、その電圧の変化によって動作モードを判定する。
図9は前記ディジタル信号処理回路13による動作モード判定の方法を示す図である。
スイッチング素子Q1のオン期間の中点で、電流検出用抵抗R4の電圧をサンプリングすることにより、スイッチング素子Q1のオン期間にインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求める。
電流連続モードであれば、図9(A)に示すように、スイッチング素子Q1がターンオフすれば、オフ期間でダイオードD1はオンし続けるので、補助巻線の電圧VbはPFCコンバータ103の出力電圧Voの、主巻線と補助巻線の比に応じた電圧となる。
電流不連続モードであれば、図9(B)に示すように、スイッチング素子Q1のターンオンに達するまでにダイオードD1の導通が終了するので、インダクタL1の主巻線と回路中の寄生コンデンサの共振によりインダクタL1の補助巻線の電圧Vbは低下し、0Vを下回る時点tzが生じる。
したがって、インダクタL1の補助巻線の電圧Vbを監視し、Q1のオフ期間において常に一定であれば電流連続モードと見なし、0Vになる時点があればまたは負電圧になる状態があれば電流不連続モードと見なす。
電流連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン期間の中点のタイミングでインダクタL1に流れる電流をサンプリングすることによりインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求め、その値の変化が正弦波状になるようにスイッチング素子Q1のオン時間Ton及びオフ時間Toffを制御する。
また、動作モードが電流不連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン時間Tonを商用電源周期にわたって一定にする。また、このオン時間Tonは出力電圧に応じてフィードバック制御する。
ディジタル信号処理回路13による、電流不連続モード時の制御方法は第1・第2の実施形態の場合と同様である。
《第4の実施形態》
図10は第4の実施形態に係るPFCコンバータの動作モードの判定を行う方法について示す図である。PFCコンバータの構成は第1の実施形態で図2に示したものと同様である。ディジタル信号処理回路13は、インダクタL1に流れる電流の所定タイミングでの値を基にして動作モードを判定する。
電流連続モードであれば、図10(A)に示すように、スイッチング素子Q1のターンオンタイミングでインダクタL1に電流ILbが流れている。この電流値ILbが0でなければ電流連続モードと判定する。
一方、電流不連続モードであると、スイッチング素子Q1のターンオンタイミングでインダクタL1に電流ILbは0である。そのため、この電流値ILbが0であれば電流不連続モードまたは臨界モードと判定する。
電流連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン期間の中点のタイミングでインダクタL1に流れる電流をサンプリングすることによりインダクタL1に流れる電流の平均値ILavを求め、その値の変化が正弦波状になるようにスイッチング素子Q1のオン時間Ton及びオフ時間Toffを制御する。
また、動作モードが電流不連続モードと判定されたなら、スイッチング素子Q1のオン時間Tonを商用電源周期にわたって一定にする。また、このオン時間Tonは出力電圧に応じてフィードバック制御する。
《第5の実施形態》
図11は第5の実施形態に係るPFCコンバータの動作モードの判定を行う方法について示す図である。PFCコンバータの構成は第1の実施形態で図2に示したものと同様である。ディジタル信号処理回路13は、インダクタL1に流れる電流の変化を基にして動作モードを判定する。
インダクタL1のインダクタンス値をL、交流入力電源(商用電源)から入力される交流電圧をVin、PFCコンバータの出力電圧をVo、スイッチング素子Q1のオン時間をTon、オフ時間をToff、スイッチング素子Q1のオン期間でのインダクタL1に流れる電流の変化をΔILon、スイッチング素子Q1のオフ期間でのインダクタL1に流れる電流の変化をΔILoffで表すと、
ΔILon=(Vin/L)Ton …(2)
ΔILoff={(Vo−Vin)/L}Toff …(3)
の関係にある。
電流連続モードであれば、図11(A)に示すように、ΔILon=ΔILoffである。
電流不連続モードであれば、図11(B)に示すように、ΔILon<ΔILoffである。但し、電流不連続モードではオフ時間Toffの全期間に亘ってインダクタに電流が流れるわけではなく、前記ΔILoffは仮想的な値である。
図12は上述の関係を利用して、スイッチング素子Q1のオン期間の平均電流値ILavとの差分の極性で動作モードを判定する方法を示す図である。
電流連続モードであれば、
Lav>ΔILoff/2
=(1/2)×{(Vo−Vin)/L}Toff …(4)
の関係にあり、
電流不連続モードであれば、
Lav<ΔILoff/2
=(1/2)×{(Vo−Vin)/L}Toff …(5)
の関係にある。
したがって、
Ij=ILav−(1/2)×{(Vo−Vin)/L}Toff …(6)
とおけば、
Ij>0であれば、電流連続モード、
Ij<0であれば、電流不連続モード、
として判定する。
前記スイッチング素子Q1のオン期間の平均電流値ILavはオン期間の中点のサンプリングにより求める。また、Vo,Vinもサンプリングにより求める。前記インダクタL1のインダクタンスは既知であるので、これらの値を基にして評価値Ijを算出し、その極性判定によって動作モードの判定を行う。
《第6の実施形態》
図13は第6の実施形態に係るPFCコンバータの動作モードの判定を行う方法について示す図である。PFCコンバータの構成は第1の実施形態で図2に示したものと同様である。ディジタル信号処理回路13は、インダクタL1に流れる電流の変化を基にして動作モードを判定する。
スイッチング素子Q1のターンオフ直前のピーク電流をILpで表すと、
電流連続モードであれば、
ILp>ΔILoff
={(Vo−Vin)/L}Toff …(7)
の関係にあり、
電流不連続モードであれば、
ILp<ΔILoff
={(Vo−Vin)/L}Toff …(8)
の関係にある。
したがって、
Ij=ILp−{(Vo−Vin)/L}Toff …(9)
とおけば、
Ij>0であれば、電流連続モード、
Ij<0であれば、電流不連続モード、
として判定する。
前記ピーク電流ILpはスイッチング素子Q1のターンオフ直前にサンプリングすることにより求める。また、Vo,Vinもサンプリングにより求める。前記インダクタL1のインダクタンスは既知であるので、これらの値を基にして評価値Ijを算出し、その極性判定によって動作モードの判定を行う。
《第7の実施形態》
図14は第7の実施形態に係るスイッチング電源装置203の回路図である。また図15はPFCコンバータ104の4つのタイミングでの電流経路を示す図である。
図14に示すPFCコンバータ104はダイオードブリッジを介さずに2つのインダクタと2つのスイッチング素子とを備えた、ダイオードブリッジレスPFCコンバータである。
図14において、符号P11,P12はPFCコンバータ104の入力端、符号P21,P22はPFCコンバータ104の出力端である。入力端P11−P12には商用交流電源である交流入力電源Vacが入力され、出力端P21−P22にはDC−DCコンバータ100が接続される。
DC−DCコンバータ100の出力には負荷99が接続され、DC−DCコンバータ100によって安定化された直流電圧が供給される。
PFCコンバータ104の入力段には、入力電圧検出回路11を設け、一方のラインにインダクタL1を直列に接続している。インダクタL1の後段には、ダイオードD1,D2及びスイッチング素子Q1,Q2によるブリッジ回路を接続している。スイッチング素子Q1,Q2のソースとグランドとの間には電流検出用抵抗R21,R22を接続している。ブリッジ回路の出力には平滑コンデンサC1からなる平滑回路を並列接続している。
図15(A)は、交流入力電源の正の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオン状態であるときの電流経路、図15(B)は、交流入力電源の正の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオフ状態であるときの電流経路である。
また、図15(C)は、交流入力電源の負の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオン状態であるときの電流経路、図15(D)は、交流入力電源の負の半サイクルで、スイッチング素子Q1,Q2が共にオフ状態であるときの電流経路である。
交流入力電源の正の半サイクルで、Q1,Q2がオン状態であるとき、図15(A)に示す経路で電流が流れて、インダクタL1に励磁エネルギーが蓄積され、Q1,Q2がオフ状態であるとき、図15(B)に示す経路で電流が流れて、インダクタL1から励磁エネルギーが放出される。このとき、Q2の寄生ダイオードを介して電流が流れる。同様に、交流入力電源の負の半サイクルで、Q1,Q2がオン状態であるとき、図15(C)に示す経路で電流が流れて、インダクタL1に励磁エネルギーが蓄積され、Q1,Q2がオフ状態であるとき、図15(D)に示すタイミングで、インダクタL1から励磁エネルギーが放出される。このとき、Q1の寄生ダイオードを介して電流が流れる。
電流検出用抵抗R21は、交流入力電源の正の半サイクルでQ1のオン期間において、インダクタL1に流れる電流を検出するために設けている。また、電流検出用抵抗R22は、交流入力電源の負の半サイクルでQ2のオン期間において、インダクタL1に流れる電流を検出するために設けている。図11に示したディジタル信号処理回路13は、スイッチング素子Q1,Q2のオン期間の中央で、電流検出用抵抗R21,R22の降下電圧をサンプリングすることによってインダクタL1に流れる電流の平均値を検出する。
このようなダイオードブリッジレスのPFCコンバータについても本発明は同様に適用できる。
B1…ダイオードブリッジ
C1…平滑コンデンサ
C2…コンデンサ
D1,D2…ダイオード
L1…インダクタ
Q1,Q2…スイッチング素子
R3,R4…電流検出用抵抗
T1…トランス
Toff…オフ時間
Ton…オン時間
Vac…交流入力電源
11…入力電圧検出回路
12…出力電圧検出回路
13…ディジタル信号処理回路
14…スイッチング素子電圧検出回路
16,17…絶縁回路
20…負荷回路
50…DC−DCコンバータ
60…負荷
101〜104…PFCコンバータ
201〜203…スイッチング電源装置

Claims (10)

  1. 交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の後段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
    前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記動作モード判定手段は、前記インダクタのインダクタンス値をL、前記交流電圧をVin、前記PFCコンバータの出力電圧をVo、前記スイッチング素子のオン期間をTon、オフ期間をToffとした場合、前記電流検出手段によって、前記スイッチング素子のオン期間の中点でサンプリングされた電流の検出値をI Lav とすると、
    Lav −(1/2)×{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に正のときを電流連続モード、
    Lav −(1/2)×{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に負のときを電流不連続モードと判定する、PFCコンバータ。
  2. 出力ポートに対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
    前記出力ポートに対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
    前記出力ポートに対して並列に接続された平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流入力電源の電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記動作モード判定手段は、前記インダクタのインダクタンス値をL、前記交流入力電源の電圧をVin、前記PFCコンバータの出力電圧をVo、前記スイッチング素子のオン期間をTon、オフ期間をToffとした場合、前記電流検出手段によって、前記スイッチング素子のオン期間の中点でサンプリングされた電流の検出値をI Lav とすると、
    Lav −(1/2)×{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に正のときを電流連続モード、
    Lav −(1/2)×{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に負のときを電流不連続モードと判定する、PFCコンバータ。
  3. 交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の後段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
    前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記動作モード判定手段は、前記インダクタのインダクタンス値をL、前記交流電圧をVin、前記PFCコンバータの出力電圧をVo、前記スイッチング素子のオン期間をTon、オフ期間をToffとした場合、前記電流検出手段によって、前記スイッチング素子のオン期間の終点でサンプリングされた電流の検出値をILpとすると、
    ILp−{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に正のときを電流連続モード、
    ILp−{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に負のときを電流不連続モードと判定する、PFCコンバータ。
  4. 出力ポートに対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
    前記出力ポートに対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
    前記出力ポートに対して並列に接続された平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流入力電源の電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記動作モード判定手段は、前記インダクタのインダクタンス値をL、前記交流入力電源の電圧をVin、前記PFCコンバータの出力電圧をVo、前記スイッチング素子のオン期間をTon、オフ期間をToffとした場合、前記電流検出手段によって、前記スイッチング素子のオン期間の終点でサンプリングされた電流の検出値をILpとすると、
    ILp−{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に正のときを電流連続モード、
    ILp−{(Vo−Vin)/L}×Toffが実質的に負のときを電流不連続モードと判定する、PFCコンバータ。
  5. 交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の後段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
    前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記動作モード判定手段は、前記電流検出手段によって検出された前記スイッチング素子のオフ期間の中点でサンプリングされた電流の検出値が、前記電流検出手段によって検出された前記スイッチング素子のオン期間の中点でサンプリングされた電流の検出値より小さいとき電流不連続モードと判定し、それ以外のとき電流連続モードと判定する、PFCコンバータ。
  6. 出力ポートに対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
    前記出力ポートに対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
    前記出力ポートに対して並列に接続された平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流入力電源の電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記動作モード判定手段は、前記電流検出手段によって検出された前記スイッチング素子のオフ期間の中点でサンプリングされた電流の検出値が、前記電流検出手段によって検出された前記スイッチング素子のオン期間の中点でサンプリングされた電流の検出値より小さいとき電流不連続モードと判定し、それ以外のとき電流連続モードと判定する、PFCコンバータ。
  7. 交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の後段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
    前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記スイッチング素子の両端間の電圧を検出するスイッチング素子電圧検出回路を備え、前記動作モード判定手段は、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記スイッチング素子電圧検出回路で検出される電圧の変化によって判定する、PFCコンバータ。
  8. 出力ポートに対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
    前記出力ポートに対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
    前記出力ポートに対して並列に接続された平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流入力電源の電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記スイッチング素子の両端間の電圧を検出するスイッチング素子電圧検出回路を備え、前記動作モード判定手段は、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記スイッチング素子電圧検出回路で検出される電圧の変化によって判定する、PFCコンバータ。
  9. 交流入力電源から入力される交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の後段に接続された、インダクタ及びスイッチング素子を含む直列回路と、
    前記スイッチング素子に並列接続された整流平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記インダクタに結合する補助巻線を備え、前記動作モード判定手段は、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記補助巻線に生じる電圧の変化によって判定する、PFCコンバータ。
  10. 出力ポートに対して並列に接続された、第1のスイッチング素子と第1の整流素子を含む第1の直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子と前記第1の整流素子との接続点と、交流入力電源の第1の入力端との間に接続されたインダクタと、
    前記出力ポートに対して並列に接続され、第2のスイッチング素子と第2の整流素子を含み、第2のスイッチング素子と第2の整流素子との接続点が前記交流入力電源の第2の入力端に接続された第2の直列回路と、
    前記出力ポートに対して並列に接続された平滑回路と、
    前記交流入力電源から入力される入力電流が前記交流入力電源の電圧に対して相似形となるように前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、
    前記インダクタに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    を備えたPFCコンバータであって、
    動作モードが、電流連続モード、電流不連続モードのいずれであるかを判定する動作モード判定手段を有し、
    前記スイッチング制御手段は、前記動作モードが電流連続モードである場合に、前記電流検出手段によって検出されるインダクタに流れる電流の平均値の変化が正弦波状になるように前記スイッチング素子を制御し、前記動作モードが電流不連続モードである場合に、前記インダクタに流れる電流のピーク値の変化が正弦波状になるように、前記交流入力電源の電圧変化周期にわたって前記スイッチング素子のオン時間を一定に制御し、
    前記インダクタに結合する補助巻線を備え、前記動作モード判定手段は、前記スイッチング素子のオフ期間中に前記補助巻線に生じる電圧の変化によって判定する、PFCコンバータ。
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