JPWO2004073053A1 - ステージ装置及び露光装置、並びにデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかるに、走査型露光装置では、ウエハ側に加え、レチクル側にも、レチクルを駆動する駆動装置が必要である。最近の走査型露光装置では、レチクル側の駆動装置として、レチクル定盤上にエアベアリング等により浮上支持され、走査方向に直交する非走査方向(非スキャン方向)の両側に配置された1対のリニアモータによって、走査方向に所定ストローク範囲で駆動されるレチクル粗動ステージと、該レチクル粗動ステージに対して、スキャン方向及び非スキャン方向及びヨーイング方向にボイスコイルモータ等によって微少駆動されるレチクル微動ステージとを有する粗微動構造のレチクルステージ装置が用いられている。
また、レチクルステージの駆動に応じてリニアモータの固定子に生じる反力がレチクル定盤の振動要因や姿勢変化の要因となるのを極力抑制するため、前記反力を受けて、運動量保存則に従って、例えばレチクルステージのスキャン方向に延設されたリニアモータの固定子(リニアガイド)に沿って、レチクルステージとは反対方向に移動するカウンタマス(錘部材)を有するカウンタマス機構が設けられたレチクルステージ装置もある。
しかしながら、従来の走査型露光装置が採用するレチクルステージ装置では、以下のような改善すべき点が種々存在する。
a. 微動ステージ駆動用のモータの固定子が設けられた固定子キャリアと定盤との間にサイドガイドがあるため、レチクル微動ステージ(レチクル)の非スキャン方向の位置決め時の反力及びヨーイングモーメント、並びに粗動ステージの駆動時に生じるモーメントが、サイドガイドを介して定盤に伝達され、これが定盤の振動要因となり、結果的にレチクルの位置制御精度(位置決め精度を含む)を悪化させていた。
b. レチクル微動ステージ及びレチクル粗動ステージには、電流供給のための配線や、バキュームチャックのための真空排気用の配管及びエアベアリングに対する加圧空気の供給用の配管などが接続されていた。このため、レチクル微動ステージ及びレチクル粗動ステージが移動する際には、上記の配線、配管が引きずられ、それら配線、配管の張力が、結果的にレチクルの位置制御精度(位置決め精度を含む)を悪化させる要因となっていた。
c. レチクル微動ステージ周辺の機械的な振動、熱的要因によるステージ曲げがレチクル微動ステージの位置計測誤差の要因となっていた。一例として、図12Aに示されるように、レチクル微動ステージRSTに設けられた移動鏡169を介してレチクル微動ステージRST(レチクルR)の位置を測長軸LXを有する干渉計で測定する場合について考える。この場合において、レチクルステージRSTに図12Bに示されるような変形が生じたものとすると、干渉計によって計測される位置情報にΔMの計測誤差(一種のアッベ誤差)が生じることとなる。なお、図12A、図12Bにおいて、符号CRは、レチクル微動ステージRSTの中立面(曲げ中立面)を示す。
d. さらに、レチクル微動ステージの変形が、移動鏡の変形(曲がり)要因となり、レチクル微動ステージの位置計測精度、ひいては位置制御精度の低下を招いていた。
e. また、特にカウンタマス機構を備えるレチクルステージ装置では、カウンタマス(錘部材)とレチクルステージとの質量比を十分大きく確保することが困難であった。その理由は、上記従来のカウンタマス機構では、カウンタマスはリニアガイドの軸上に重心を配置する必要があるため、カウンタマスの質量を大きくするためには、カウンタマスをリニアガイドの軸方向に延長するか、リニアガイドを中心として軸直交面内で放射方向の距離が一律に大きくなるようにする必要があり、レイアウトの都合上、自ずと制限があるためである。このようにカウンタマス(錘部材)とレチクルステージとの質量比を十分大きく確保することが困難であったことから、カウンタマスのストロークが大きくなり、配管を引きずることの影響や、重心移動による局部的なボディ変形が無視できず、位置制御性の低下の要因となっていた。
f. この他、レチクルステージの周辺部材の配置、形状などが複雑で、その周辺空間は入り組んだ開放空間となっていたため、空調効率が悪く、空気揺らぎ(空気の温度揺らぎ)などによって干渉計計測精度、ひいてはレチクルの位置制御性を悪化させる要因ともなっていた。さらに、F2レーザなどの真空紫外光を露光用照明光として用いる場合には、レチクル周辺においても雰囲気気体を不活性ガスで置換するガスパージを行わなければならないが、上記のレチクルステージの周辺部材の配置、形状などの複雑化のために、その設計が非常に困難なものとなっていた。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、特に、物体が載置される移動体の位置制御性の向上を図ることができるステージ装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高精度な露光を実現することが可能な露光装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、高集積度のデバイスの生産性を向上させることが可能なデバイス製造方法を提供することにある。
ここで、固定子と可動子とが「協働する」とは、固定子と可動子との間の何らかの物理的相互作用(例えば電気磁気的な相互作用など)を行って駆動力を発生することを意味する。本明細書では、かかる意味で協働なる用語を用いるものとする。
これによれば、スライダは、定盤の上方に浮上しつつ物体を保持して第1軸及びこれに直交する第2軸を含む2次元面内の3自由度方向に前記定盤に沿って移動可能であり、枠状部材は、定盤の上方に浮上しつつ前記2次元面内の3自由度を少なくとも有している。枠状部材には、第1固定子、第2固定子が設けられ、第1固定子と協働してスライダを第1軸方向に駆動する駆動力を発生する第1可動子、第2固定子と協働してスライダを第2軸方向に駆動する駆動力を発生する第2可動子がスライダに設けられている。従って、スライダが第1駆動機構又は第2駆動機構により第1軸方向又は第2軸方向に駆動されると、その駆動力に応じた反力が第1固定子又は第2固定子に生じる(作用する)。この反力の作用により枠状部材が、運動量保存則にほぼ従って、2次元面内の3自由度方向に移動する。すなわち、枠状部材がカウンタマスの役目を果たす。この場合、枠状部材の移動により、前記反力がほぼ完全にキャンセルされるとともに、スライダ及び枠状部材を含む系の重心移動が生じないので、定盤には偏荷重も作用しない。従って、物体が載置されるスライダの位置制御性の向上を図ることができる。また、この場合、枠状部材はスライダを取り囲む状態で設けられているので、必然的に大型化し、その質量が大きくなり、枠状部材とスライダとの大きな質量比を確保することができ、枠状部材の移動ストロークは比較的短くて足りる。また、枠状部材を大型化する場合に、その支障は殆どない。
この場合において、第1駆動機構、第2駆動機構の構成は種々考えられるが、例えば前記第1駆動機構は、少なくとも2つのリニアモータを含み、前記第2駆動機構は、少なくとも1つのボイスコイルモータを含むこととすることができる。
本発明の第1のステージ装置では、前記スライダの位置を計測する干渉計システムを更に備え、前記スライダには、中立面の一部に前記物体の載置面が形成されるとともに、前記干渉計システムからの測長ビームの光路の前記2次元面に直交する第3軸方向の位置が前記中立面の位置に一致していることとすることができる。かかる場合には、前述の図12Bを用いて説明した、スライダの変形の際に中立面と測長軸とのずれに起因して生じる位置計測誤差ΔMを略零にすることができる。
本発明の第1のステージ装置では、前記スライダの第1軸方向の一側及び他側の端部には第1軸方向に延びる延設部がそれぞれ設けられ、前記一側の延設部から他側の延設部に至る長手方向の全域に渡る気体静圧軸受が形成され、前記定盤から配管を介さないで前記気体静圧軸受に対して加圧気体が供給されることとすることができる。
本発明は、第2の観点からすると、マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される本発明の第1のステージ装置と;前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える第1の露光装置である。
これによれば、本発明の第1のステージ装置を備えているので、スライダの位置制御精度、ひいてはマスクの位置制御精度を向上することが可能である。したがって、マスクに形成されたパターンを感光物体に高精度に転写することが可能となる。
この場合において、前記照明ユニットと前記投影光学系ユニットとの間の前記照明光の光路を含む空間が前記照明光を吸収する特性が空気に比べて小さい特定ガスでパージされるパージ空間とされるとともに、前記枠状部材が前記パージ空間を外気に対して隔離する隔壁を兼ねていることとすることができる。かかる場合には、従来と異なり、マスク周辺の空間を容易にパージ空間とすることができる。
この場合において、前記枠状部材の前記照明ユニットとは反対側の前記定盤に対向する側の面に、前記特定ガスを加圧気体として用いる第1の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられていることとすることができる。
この場合において、前記枠状部材の前記照明ユニット側の面に前記特定ガスを加圧気体として用いる第2の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられ、前記枠状部材の照明ユニット側の面のほぼ全面に対向してかつ所定のクリアランスを介して配置され、前記第2の気体静圧軸受からの加圧気体が噴き付けられるプレートを、更に備えることとすることができる。
本発明の第1の露光装置では、前記枠状部材が前記パージ空間を外気に対して隔離する隔壁を兼ねている場合に、前記枠状部材の前記照明ユニットとは反対側の前記定盤に対向する側の面に、真空吸引と加圧気体の噴出しとを同時に行う差動排気型の第1の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられていることとすることができる。
この場合において、前記枠状部材の前記照明ユニット側の面に、真空吸引と加圧気体の噴出しとを同時に行う差動排気型の第2の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられ、前記枠状部材の照明ユニット側の面のほぼ全面に対向してかつ所定のクリアランスを介して配置され、前記第2の気体静圧軸受からの加圧気体が噴き付けられるプレートを、更に備えることとすることができる。
本発明の第1の露光装置では、前記枠状部材が前記パージ空間を外気に対して隔離する隔壁を兼ねている場合において、前記スライダの位置を計測する干渉計システムを更に備える場合には、前記干渉計システムから前記パージ空間内の前記スライダに向かう測長ビームの光路上に位置する前記枠状部材の側面部分に開口部を形成するとともに、該開口部を閉塞するカバーガラスを設置することとすることができる。
本発明は、第3の観点からすると、定盤と;前記定盤の上方に浮上しつつ物体を保持して前記定盤に沿って移動可能なスライダと;前記スライダの前記物体が載置される領域の第1軸方向に直交する第2軸方向の一側と他側とに前記スライダの中立面を基準としてそれぞれ対称に配置された各一対の可動子と、当該各対の可動子と個別に協働して前記第1軸方向の駆動力をそれぞれ発生する一対の固定子部とを有する駆動機構と;を備える第2のステージ装置である。
これによれば、スライダを駆動する駆動機構が、スライダの物体が載置される領域の第2軸方向の一側と他側とにスライダの中立面を基準としてそれぞれ対称に配置された各一対の可動子と、当該各対の可動子と個別に協働して第1軸方向の駆動力をそれぞれ発生する一対の固定子部とを有している。すなわち、第2軸方向の一側、他側のいずれにおいても、可動子、スライダ、可動子の積層構造になっているとともに、その可動子同士は、スライダの中立面に関して対称の配置となっている。この場合、スライダの中立面は、その重心の高さ位置(第1軸及び第2軸に直交する第3軸方向の位置)に略一致しているので、左右各一対の可動子と対応する固定子との協働によって発生する第1軸方向の駆動力の合力が、スライダの重心位置に作用することとなる。従って、スライダの少なくとも第1軸方向の位置制御性の向上、及びスライダの第2軸回りの回転の抑制が可能である。
また、例えば、可動子が電機子ユニットで構成される場合には、スライダを定盤に沿って第1軸方向に駆動する際に、可動子に供給される電流による可動子の発熱によりスライダが加熱されたとしても、その発熱部分では、中立面の上側、下側に生じるバイメタル効果に起因するスライダの変形同士が相殺され、結果的にバイメタル効果に起因するスライダの変形が生じることがない。
従って、特に、スライダの位置をスライダに設けられた反射面を介して干渉計により計測する場合には、その位置制御性を良好なものとすることができる。
この場合において、前記一対の固定子部のぞれぞれは、前記スライダの中立面を基準としてそれぞれ対称に配置されていることとすることができる。
本発明の第2のステージ装置では、前記スライダの第1軸方向の一側及び他側の端部には第1軸方向に延びる延設部がそれぞれ設けられ、前記一側の延設部から他側の延設部に至る長手方向の全域に渡る気体静圧軸受が形成され、前記定盤から配管を介さないで前記気体静圧軸受に対して加圧気体が供給されることとすることができる。
本発明は、第4の観点からすると、マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される本発明の第2のステージ装置と;前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える第2の露光装置である。
これによれば、本発明の第2のステージ装置を備えているので、スライダの位置制御精度、ひいてはマスクと感光物体との同期精度を向上させることが可能である。従って、マスクに形成されたパターンを感光物体に高精度に転写することが可能となる。
本発明は、第5の観点からすると、定盤と;前記定盤の上方に浮上しつつ物体を保持して第1軸及びこれに直交する第2軸を含む2次元面内を前記定盤に沿って移動可能なスライダと;前記スライダを前記第1軸方向に駆動するリニアモータを含む駆動機構と;前記スライダに設けられた反射面に測長ビームを照射してその反射光に基づいて前記第1軸方向及び第2軸方向の位置を計測する干渉計システムと;を備え、前記干渉計システムからの前記第2軸方向の測長ビームが照射される反射面が、前記リニアモータより外側に位置する前記スライダの一部に設けられていることを特徴とする第3のステージ装置である。
これによれば、干渉計システムからの第2軸方向の測長ビームが照射される反射面が、スライダを第1軸方向に駆動するリニアモータよりも外側に設けられているので、リニアモータの発熱に起因して該リニアモータ周辺の気体に温度揺らぎが生じても、その第2軸方向の測長ビームにはなんらの影響も生じないので、干渉計によるスライダの第2軸方向の位置計測を高精度で行うことが可能となる。この場合、干渉計からの第1軸方向の測長ビームは、通常と同様に、スライダに設けられた別の反射面(前記リニアモータの発熱の影響を殆ど受けない場所に位置する反射面)に特に支障なく照射することができるので、スライダの第1軸方向及び第2軸方向の位置を精度良く計測することが可能となり、ひいてはスライダの位置制御性の向上を図ることが可能となる。
この場合において、前記反射面は、前記スライダの前記物体が載置される第1部分とは別の所定長さの棒状の第2部分の端面に形成され、該第2部分にはその長手方向の両端部を除く部分に補強部が設けられ、該補強部の両端が弾性ヒンジ部をそれぞれ介して前記第1部分に連結されていることとすることができる。
この場合において、前記第1部分には、前記一方の弾性ヒンジ部から前記第1部分と反対側に所定距離だけ離れた位置に、別の弾性ヒンジ部が更に設けられていることとすることができる。
本発明の第3のステージ装置では、スライダの第1部分と、弾性ヒンジ部と、第2部分とは、全てを一体成形しても良いし、いずれか1つを他と別部材で構成しても良いし、全てを別部材で構成しても良い。
本発明の第3のステージ装置では、前記スライダの第1軸方向の一側及び他側の端部には第1軸方向に延びる延設部がそれぞれ設けられ、前記一側の延設部から他側の延設部に至る長手方向の全域に渡る気体静圧軸受が形成され、前記定盤から配管を介さないで前記気体静圧軸受に対して加圧気体が供給されることとすることができる。
本発明は、第6の観点からすると、マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される本発明の第3のステージ装置と;前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える第3の露光装置である。
これによれば、本発明の第3のステージ装置を備えているので、スライダの位置制御精度、ひいてはマスクと感光物体との同期精度を向上させることが可能である。従って、マスクに形成されたパターンを感光物体に高精度に転写することが可能となる。
本発明は、第7の観点からすると、載置面に物体を載置して移動可能なスライダと;前記スライダの前記載置面に対して対称に配置された一対の第1可動子と;前記一対の第1可動子とは異なり、前記スライダの前記載置面に対して対称に配置された一対の第2可動子と;前記一対の第1可動子及び前記一対の第2可動子と協働して、前記スライダを第1軸方向に駆動する一対の固定子部と;を備える第4のステージ装置である。
これによれば、一対の第1可動子と対応する固定子部との協働、及び一対の第2可動子と対応する固定子部との協働によって、それぞれ発生する第1軸方向の駆動力の合力が、スライダの重心位置近傍に作用させることが可能となる。従って、スライダの少なくとも第1軸方向の位置制御性の向上、及びスライダの第2軸回りの回転の抑制が可能である。
この場合において、前記載置面は前記スライダの中立面と一致していることとすることができる。
本発明の第4のステージ装置では、前記一対の固定子部のそれぞれは、前記載置面に対して対称に配置されていることとすることができる。
本発明の第4のステージ装置では、前記スライダに接続された第1部分と、該第1部分と協働する第2部分とを有し、前記スライダを前記第1軸とは異なる第2軸に駆動する駆動装置を、更に備えることとすることができる。
この場合において、前記一対の固定子部と前記駆動装置の前記第2部分とを保持する枠状部材を、更に備えることとすることができる。
この場合において、前記枠状部材は、前記スライダを駆動した際に発生する反力により駆動されることとすることができる。
この場合において、前記スライダは定盤上に設けられていることとすることができる。
この場合において、前記枠状部材は前記定盤上に設けられていることとすることができる。
本発明の第4のステージ装置では、前記スライダは反射面を有し、該反射面に測長ビームを照射して前記スライダの前記第2軸方向の位置を検出する位置検出装置を、更に備えることとすることができる。
この場合において、前記一対の固定子部のそれぞれは、前記測長ビームを包囲しない位置に設けられていることとすることができる。
本発明は、第8の観点からすると、マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される本発明の第4のステージ装置と;前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える第4の露光装置である。
これによれば、本発明の第4のステージ装置を備えているので、スライダの位置制御精度、ひいてはマスクの位置制御精度を向上することが可能である。したがって、マスクに形成されたパターンを感光物体に高精度に転写することが可能となる。
本発明は、第9の観点からすると、物体を保持して移動可能なスライダと;前記スライダに接続された移動子と、該移動子と協働する固定子とを有し、前記スライダを第1軸方向に沿って駆動する駆動装置と;前記固定子を保持する保持部と重量部とを有し、前記スライダを駆動した際に発生する反力により駆動されるカウンタマスと;前記重量部と前記固定子との間に位置するように前記スライダに設けられた反射部材と;前記反射部材に測長ビームを照射して前記スライダの位置を検出する位置検出装置と;を備える第5のステージ装置である。
これによれば、駆動装置によりスライダが第1軸方向に沿って駆動されると、この駆動の際に発生する反力によりカウンタマスが運動量保存則にほぼ従って移動する。このカウンタマスの移動により、前記反力がほぼ完全にキャンセルされるとともに、スライダ及びカウンタマスを含む系の重心移動が生じないので、スライダ及びカウンタマスを支持する支持部材に偏荷重も作用しない。また、位置検出装置から重量部と前記固定子との間に位置するように前記スライダに設けられた反射部材に測長ビームが照射されて、そのスライダの位置が計測される。すなわち、位置検出装置からの測長ビームが照射される反射部材が、スライダを第1軸方向に駆動する駆動装置の固定子よりも外側に設けられているので、その駆動装置の発熱に起因して駆動装置周辺の気体に温度揺らぎが生じても、その測長ビームにはなんらの影響も生じないので、スライダの高精度な位置検出が可能となる。従って、物体が載置されるスライダの位置制御性の向上を図ることができる。
この場合において、前記スライダは、前記スライダの中立面に前記物体を載置する載置部を有していることとすることができる。
本発明の第5のステージ装置では、前記スライダは定盤上に設けられていることとすることができる。
この場合において、前記カウンタマスは前記定盤上に設けられていることとすることができる。
本発明は、第10の観点からすると、マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される本発明の第5のステージ装置と;前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える第5の露光装置である。
これによれば、本発明の第5のステージ装置を備えているので、スライダの位置制御精度、ひいてはマスクの位置制御精度を向上することが可能である。したがって、マスクに形成されたパターンを感光物体に高精度に転写することが可能となる。
本発明は、第11の観点からすると、反射部材が設けられ、物体を保持して移動可能なスライダと;前記スライダに接続された移動子と、該移動子と協働する固定子とを有し、前記スライダを第1軸方向に沿って駆動する駆動装置と;透明部を有し、前記固定子を保持して前記スライダを駆動した際に発生する反力により駆動されるカウンタマスと;前記透明部を介して前記反射部材に測長ビームを照射して前記スライダの位置を検出する位置検出装置と;を備える第6のステージ装置である。
これによれば、駆動装置によりスライダが第1軸方向に沿って駆動されると、この駆動の際に発生する反力によりカウンタマスが運動量保存則にほぼ従って移動する。このカウンタマスの移動により、前記反力がほぼ完全にキャンセルされるとともに、スライダ及びカウンタマスを含む系の重心移動が生じないので、スライダ及びカウンタマスを支持する支持部材に偏荷重も作用しない。また、位置検出装置により、カウンタマスの透明部を介して反射部材に測長ビームを照射してスライダの位置が検出されるので、位置検出装置をカウンタマスの外部に配置しても支障なくスライダの位置を精度良く検出することが可能となる。また、位置検出装置をカウンタマスの内部に配置する場合に生じる蓋然性の高い不都合(例えば位置検出装置を構成する光学部材及びディテクタ等から発生するアウトガスが、カウンタマス内部の雰囲気に悪影響を及ぼすことなど)の発生を防止することが可能となる。
この場合において、前記スライダは、前記スライダの中立面に前記物体を載置する載置部を有していることとすることができる。
本発明の第6のステージ装置では、前記スライダは定盤上に設けられていることとすることができる。
この場合において、前記カウンタマスは前記定盤上に設けられていることとすることができる。
本発明は、第12の観点からすると、マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される本発明の第6のステージ装置と;前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える第6の露光装置である。
これによれば、本発明の第6のステージ装置を備えているので、スライダの位置制御精度、ひいてはマスクの位置制御精度を向上することが可能である。したがって、マスクに形成されたパターンを感光物体に高精度に転写することが可能となる。
また、リソグラフィ工程において、本発明の第1〜第6の露光装置のいずれかを用いて露光を行うことにより、感光物体上にマスクに形成されたパターンを精度良く転写することができ、これにより、より高集積度のマイクロデバイスを歩留まり良く製造することができる。従って、本発明は、更に別の観点からすると、本発明の第1〜第6の露光装置のいずれかを用いるデバイス製造方法であるとも言える。
図2は、図1のレチクルステージ装置を示す斜視図である。
図3は、図2のレチクルステージ装置を示す分解斜視図である。
図4Aは、レチクルステージを斜視図にて示す図であり、図4Bは、レチクルステージの断面図である。
図5A,図5Bは、レチクルステージに設けられたミラー部の構成及び効果を説明するための図である。
図6A,図6Bは、軸受装置の構成を説明するための図である。
図7は、レチクルステージ装置のXZ断面図である。
図8は、レチクルステージ装置のYZ断面図である。
図9は、枠状部材の下面側について説明するための図である。
図10は、本発明に係るデバイス製造方法を説明するためのフローチャートである。
図11は、図10のステップ204の具体例を示すフローチャートである。
図12A,図12Bは、従来技術を説明するための図である。
図1には、一実施形態に係る露光装置10の概略構成が示されている。この露光装置10は、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置、すなわち、いわゆるスキャニング・ステッパ(「スキャナ」とも呼ばれる)である。後述するように本実施形態では、投影光学系ユニットPLが設けられており、以下においては、この投影光学系ユニットPLを構成する投影光学系の光軸AX方向をZ軸方向(第3軸方向)、これに直交する面内でマスク(及び物体)としてのレチクルRと感光物体としてのウエハWとが相対走査される方向(図1における紙面左右方向)をY軸方向(第1軸方向)、これらZ軸及びY軸に直交する方向(図1における紙面直交方向)をX軸方向(第2軸方向)として説明を行なう。
この露光装置10は、照明ユニットIOP、レチクルRをY軸方向に所定のストロークで駆動するとともに、X軸方向、Y軸方向及びθz方向(Z軸回りの回転方向)に微少駆動するステージ装置としてのレチクルステージ装置12、投影光学系ユニットPL、ウエハWをXY平面内でXY2次元方向に駆動するウエハステージWST、及びこれらの制御系等を備えている。
前記照明ユニットIOPは、光源及び照明光学系を含み、その内部に配置された視野絞り(マスキングブレード又はレチクルブラインドとも呼ばれる)で規定される矩形又は円弧状の照明領域にエネルギビームとしての照明光ILを照射し、回路パターンが形成されたレチクルRを均一な照度で照明する。照明ユニットIOPと同様の照明系は、例えば特開平6−349701号公報及びこれに対応する米国特許第5,534,970号などに開示されている。ここでは、照明光ILとしては、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)あるいはF2レーザ光(波長157nm)などの真空紫外光が用いられるものとする。なお、照明光ILとして、KrFエキシマレーザ光(波長248nm)などの遠紫外光、超高圧水銀ランプからの紫外域の輝線(g線、i線等)を用いることも可能である。なお、本国際出願で指定した指定国又は選択した選択国の国内法令が許す限りにおいて、上記米国特許における開示を援用して本明細書の記載の一部とする。
ところで、真空紫外域の波長の光を露光光とする場合には、その光路から酸素、水蒸気、炭化水素系のガス等の、かかる波長帯域の光に対し強い吸収特性を有するガス(以下、適宜「吸収性ガス」と呼ぶ)を排除する必要がある。このため、本実施形態では、照明ユニットIOPの内部の照明光ILの光路上の空間に、真空紫外域の光に対する吸収が空気(酸素)に比べて少ない特性を有する特定ガス、例えば窒素、及びヘリウム、アルゴン、ネオン、クリプトンなどの希ガス、又はそれらの混合ガス(以下、適宜「低吸収性ガス」と呼ぶ)を満たしている。この結果、照明ユニットIOP内の光路上の空間は吸収性ガスの濃度が数ppm以下の濃度となっている。
前記レチクルステージ装置12は、照明ユニットIOPの下端部の外周にOリング等のシール部材99を介して接続された環状の取り付け部101を有するプレートとしての照明系側プレート(キャッププレート)14の図1における下方に配置されている。照明系側プレート14は、略水平に不図示の支持部材によって支持され、そのほぼ中央部には照明光ILの光路(通路)となる矩形の開口14aが形成されている。
レチクルステージ装置12は、図1及びレチクルステージ装置12の斜視図である図2からわかるように、前記照明系側プレート14の下方に所定間隔を隔ててほぼ平行に配置された定盤としてのレチクルステージ定盤16、該レチクルステージ定盤16と照明系側プレート14との間に配置されたスライダとしてのレチクルステージRST、該レチクルステージRSTを取り囲む状態でレチクルステージ定盤16と照明系側プレート14との間に配置された枠状部材(重量部)18、及びレチクルステージRSTを駆動するレチクルステージ駆動系等を備えている。
レチクルステージ定盤16は、不図示の支持部材によって略水平に支持されている。このレチクルステージ定盤16は、図2の分解斜視図である図3に示されるように、概略板状の部材から成り、そのほぼ中央には、突部16aが形成されている。この突部16aのほぼ中央には、照明光ILを通過させるためのX軸方向を長手方向とする矩形開口16bが、突部16aの上面とレチクルステージ定盤16の下面とを連通する状態で形成されている。レチクルステージ定盤16の下面側には、図1に示されるように、矩形開口16bの周囲を取り囲む状態で、Vリング又は伸縮自在のベローズなどのシール部材98を介して投影光学系ユニットPLの鏡筒部の上端が接続されている。
前記レチクルステージRSTは、図4Aに示されるような特殊な形状のレチクルステージ本体22及び該レチクルステージ本体22に固定された各種磁極ユニット(これについては後述する)等を備えている。
レチクルステージ本体22は、平面視(上方から見て)概略矩形の板状部24Aと、該板状部24Aの−X端部に設けられたミラー部24Bと、板状部24AのY軸方向の一側及び他側の端部からそれぞれY軸方向に突設された各一対の延設部24C1,24C2,24D1,24D2とを備えている。
前記板状部24Aのほぼ中央部には、照明光ILの通路となる開口がその中央(内部底面)に形成された段付き開口22aが形成されている。該段付き開口22aの段部(1段掘り下げられた部分)には、レチクルRを下側から複数点(例えば3点)で支持する複数(例えば3つ)のレチクル支持部材34が設けられている。
本実施形態では、レチクルRは、そのパターン面(下面)が、レチクルステージ本体22(レチクルステージRST)の中立面CTに略一致する状態で、複数の支持部材34によって支持されるようになっている。すなわち、レチクルRの載置面(載置部)は、レチクルステージRSTの中立面CTにほぼ一致している(図4B参照)。
また、各レチクル支持部材34にそれぞれ対応して、板状部24Aのレチクル支持部材34近傍部分には、複数(例えば3つ)のレチクル固定機構36が設けられている。各レチクル固定機構36は、XZ断面がL字状の形状を有し、L字の角部に設けられた軸(Y軸方向の回転軸)を中心として回動自在に板状部24Aに取り付けられた固定部材を、それぞれ備えている。各固定部材は、レチクルRがレチクル支持部材34上に載置された際に、図1のステージ制御系90によって駆動される不図示の駆動機構を介して、それぞれ所定方向に回転駆動されることで、レチクル支持部材34との間でレチクルRを狭持することにより、レチクルRを機械的に固定する。この場合、固定部材が、レチクルRを支持部材34側に押圧する方向に、不図示の付勢手段によって常時付勢される構成を採用しても良い。
なお、レチクル支持部材34及びレチクル固定機構36に代えて、あるいはこれとともに、バキュームチャックや静電チャックなどの各種チャックを用いることは可能である。
前記ミラー部24Bは、図4A及び図5Aを総合すると分かるように、Y軸方向を長手方向とする概略角柱状の形状を有し、その中心部分には軽量化を図るための断面円形の空洞部CH(図4A参照)が形成された棒状部分124aと、該棒状部分124aの長手方向の両端部を除く部分の+X側に一体的に形成された中実の補強部124bとを有している。棒状部分124aの−X側の端面は鏡面加工が施された反射面(反射部材)124mとされている。
ミラー部24Bと板状部24Aとの間は、図5Aに示されるヒンジ部124c,124dにより2箇所で局所的に連結されている。なお、実際には、板状部24Aとミラー部24B、ヒンジ部124c,124dを含むレチクルステージ本体部22は、一体成形(例えば、一つの部材を削り出すことにより成形)されているが、以下の説明では、説明を分かり易くするため、必要に応じて各部が別部材であるかのような表現をも用いるものとする。勿論、上記各部のいずれか1つを他と別部材で構成しても良いし、全てを別部材で構成しても良い。
これを更に詳述すると、図5Aに示されるように、ミラー部24Bは、板状部24Aの−X側端部に、補強部124bの±Y側面の2箇所に設けられたヒンジ部124c,124d、すなわち回転支点を介して、連結されている。この場合、2つのヒンジ部124c,124dを結ぶ線CSが、ミラー部24Bの水平面内の曲げに際しての中立面となる。
これにより、何らかの要因によりミラー部24Bに曲げ応力が生じた場合、図5Bに示されるように、両ヒンジ部124c,124dの外側の範囲(A及びA’)部分のみに曲げ変形(撓み)が生じ、露光中に実際に計測に用いられる範囲(範囲B)については、曲げ変形をほぼ確実に抑制することが可能となっている。
本実施形態では、さらに、図5Aに示されるように、2箇所のヒンジ部124c,124dのうちの一方のヒンジ部124cから+X方向に所定距離だけ離れた位置に同様のヒンジ部124eが設けられている。これにより、図5Bに示されるように、板状部24AにY軸方向への伸び(ΔL)が生じた場合であっても、ヒンジ部124cとヒンジ部124eとの間の部分124fが、ヒンジ部124cを中心として回転するような部分的な変形が生じるので、ミラー部24Bの反射面124mに対して板状部24Aの変形が与える影響が極力抑制されるようになっている。すなわち、ヒンジ部124c,124eに挟まれた部分124fは、一種のフレクシャとしての機能を有している。
レチクルステージ本体22の板状部24Aの−Y側端部には、図4Aに示されるように、2つの凹部24g1,24g2が形成され、該凹部24g1,24g2のそれぞれには、レトロリフレクタ321,322がそれぞれ設けられている。
前記4つの延設部24C1,24C2,24D1,24D2は、図4Aに示されるように、概略板状の形状を有し、各延設部には強度向上のための断面三角形状の補強部が設けられている。レチクルステージ本体22の底面には、延設部24C1から延設部24D1に至るY軸方向の全域に渡る第1の気体静圧軸受が形成され、延設部24C2から延設部24D2に至るY軸方向の全域に渡る第2の気体静圧軸受が形成されている。
次に、第1の気体静圧軸受及び第2の気体静圧軸受について図6A及び図6Bに基づいて説明する。
図6Aには、レチクルステージ本体22を下面側から見た平面図(底面図)が示されている。この図6Aから分かるように、延設部24C1,24D1及びその間の部分を含むレチクルステージ本体22の底面には、3つの溝が形成されている。これらの溝のうちX軸方向の中央に位置する溝は、Y軸方向に延びる幹溝55Aと、該幹溝55AのX軸方向両側に連通状態とされ、かつY軸方向に所定間隔で形成されたT字状の複数の表面絞り溝55Bと、から構成される給気溝56とされている。幹溝55Aと表面絞り溝55Bとは、図6AのD−D線断面図である図6Bに示されるように、幹溝55Aの方が表面絞り溝55Bよりも深く形成されている。
一方、前記3つの溝のうちの残りの2つの溝は、Y軸方向に延びる排気溝57A,57Bとされている。これら排気溝57A,57Bは、前記幹溝55Aとほぼ同一の断面形状を有している。
一方、図6B(及び図3)に示されるように、これら3つの溝56、57A,57Bそれぞれの少なくとも一部に対向してレチクルステージ定盤16には、凸部16aの上面に、3つの開口(58,59A,59B)がそれぞれ形成されている。これら3つの開口のうち中央に位置する開口が給気口58とされ、両端に位置する開口が排気口59A,59Bとされている。給気口58は、図6Bに示される給気管路60を介して不図示の気体供給装置に接続されている。気体供給装置からは例えばヘリウムなどの希ガス又は窒素等の低吸収性ガスが供給される。また、排気口59A,59Bは、排気管路61A,61Bを介して不図示の真空ポンプに接続されている。
本実施形態では、不図示の気体供給装置から給気管路60を介して低吸収性ガスが供給されると、この低吸収性ガスは、図6Bに示されるように、給気口58から給気溝56の幹溝55Aに供給され、該幹溝55AのY方向全域に行き渡る。低吸収性ガスが更に供給され続けると、給気溝56の複数の表面絞り溝55Bから低吸収性ガスがレチクルステージ定盤16の上面に噴き付けられる。
このとき、真空ポンプにより排気管路61A,61Bを介して吸引動作が行われていると、レチクルステージRSTとレチクルステージ定盤16との間の気体が排気口59A,59Bを介して外部に排気される。このため、左右の表面絞り溝55Bから排気溝57A,57Bへ向かう低吸収性ガスの流れが、レチクルステージRSTとレチクルステージ定盤16との間の隙間に生じ、一定の流速、圧力の低吸収性ガスを常時流し続けることにより、前記隙間内の加圧ガスの静圧(いわゆる隙間内圧力)が一定となって、レチクルステージRSTとレチクルステージ定盤16との間に例えば数μm程度のクリアランスが形成され、維持される。すなわち、本実施形態では、給気溝56、排気溝57A,57B、給気口58、給気管路60、排気口59A,59B、排気管路61A,61Bが形成されたレチクルステージ本体22底面の部分によって、不図示の気体供給装置からの加圧気体が、レチクルステージ定盤16から配管を介さないで供給される第1の差動排気型の気体静圧軸受が実質的に構成されている。
延設部24C2,24D2及びその間の部分を含むレチクルステージ本体22の底面にも、前述した幹溝55A及び複数の表面絞り溝55Bから構成される給気溝56と、その両側の排気溝57A、57Bとが形成され、これら3つの溝を含んで前述と同様にして、不図示の気体供給装置からの加圧気体が、レチクルステージ定盤16から配管を介さないで供給される第2の差動排気型の気体静圧軸受が実質的に構成されている。
このように、本実施形態では、第1、第2の差動排気型の気体静圧軸受の表面絞り溝55Bからレチクルステージ定盤16の上面を介して噴き付けられる加圧気体の静圧と、レチクルステージRST全体の自重とのバランスにより、レチクルステージ定盤16の上面の上方に数ミクロン程度のクリアランスを介して、レチクルステージRSTが非接触で浮上支持されるようになっている。
図2に戻り、前記枠状部材18の上面には、概略環状の凹溝(環状凹溝)83,85が二重に形成されている。このうちの内側の環状凹溝83には、その内部に複数の給気口(不図示)が形成され、外側の環状凹溝85には、複数の排気口(不図示)が形成されている。なお、以下においては内側の環状凹溝83を「給気溝83」、外側の環状凹溝85を「排気溝85」と呼ぶものとする。
給気溝83の内部に形成された給気口は、不図示の給気管路及び給気管を介して窒素又は希ガスなどの低吸収性ガスを供給する不図示のガス供給装置に接続されている。また、排気溝85の内部に形成された排気口は、不図示の排気管路及び排気管を介して不図示の真空ポンプに接続されている。
また、この枠状部材18の底面には、該枠状部材18を上下反転して斜視図にて示す図9から分かるように、概略環状の凹溝(環状凹溝)82,84が二重に形成されている。このうちの内側の環状凹溝82には、その内部に複数の給気口(不図示)が形成され、外側の環状凹溝84には、複数の排気口(不図示)が形成されている。なお、以下においては内側の環状凹溝82を「給気溝82」、外側の環状凹溝84を「排気溝84」と呼ぶものとする。
給気溝82の内部に形成された給気口は、給気管路及び給気管を介して窒素又は希ガスなどの低吸収性ガスを供給する不図示のガス供給装置に接続されている。また、排気溝84の内部に形成された排気口は、排気管路及び排気管を介して不図示の真空ポンプに接続されている。
従って、ガス供給装置と真空ポンプとが作動状態にあるときは、枠状部材18の底面に形成された給気溝82からレチクルステージ定盤16の上面に加圧気体(低吸収性ガス)が噴き付けられ、この噴き付けられた加圧気体の静圧により枠状部材18の自重が支えられ、枠状部材18がレチクルステージ定盤16の上面の上方に数μm程度のクリアランスを介して浮上支持される。この場合も、そのクリアランス内のガスは、排気溝84を介して真空ポンプの吸引力により外部に排気される。この場合、給気溝82から排気溝84に向かうガスの流れが生じている。このため、そのクリアランスを介して枠状部材18の内部に外気が混入するのが効果的に阻止されている。
このように、枠状部材18の底面の全体により、実質的に、レチクルステージ定盤16の上面の上方に枠状部材18を浮上支持する差動排気型の気体静圧軸受が構成されている。
また、ガス供給装置と真空ポンプとが作動状態にあるときは、枠状部材18の上面に形成された給気溝83から照明系側プレート14の下面に加圧気体(低吸収性ガス)が噴き付けられるとともに、照明系側プレート14と枠状部材18との間のクリアランス内のガスは、排気溝85を介して真空ポンプの吸引力により外部に排気される。この場合、給気溝83から排気溝85に向かうガスの流れが生じている。このため、そのクリアランスを介して枠状部材18の内部に外気が混入するのが効果的に阻止されている。また、この場合、噴き付けられた加圧気体の静圧と真空吸引力とのバランスによって、枠状部材18と照明系側プレート14との間にクリアランスが維持される。すなわち、枠状部材18の上面の全体により、実質的に、枠状部材18と照明系側プレート14との間のクリアランスを維持する差動排気型の気体静圧軸受が構成されている。
また、本実施形態の場合、枠状部材18とレチクルステージ定盤16との間の前述のクリアランス(すなわち軸受隙間)は、枠状部材18上下の差動排気型の気体静圧軸受が枠状部材18に及ぼす力、枠状部材18全体の自重との総合的なバランスによって、実際には決定される。
このように、枠状部材18と照明系側プレート14との間のクリアランス、及びレチクルステージ定盤16と枠状部材18との間のクリアランスが前述のガスの流れによって気密化され、更に、前述したように、投影光学系ユニットPLの上端部とレチクルステージ定盤16との間が前述のシール部材98により接続されているので(図7,図8参照)、枠状部材18により囲まれた空間内は非常に気密度が高い空間となっている。以下、枠状部材18により囲まれた空間を、便宜上「気密空間」と呼ぶものとする。
本実施形態のように、真空紫外域の露光波長を使用する露光装置では、酸素等の吸収性ガスによる露光光の吸収を避けるために、照明ユニットIOPから投影光学系ユニットPLまでの光路、すなわち前述の気密空間内(の光路)についても窒素や希ガスで置換する必要がある。
この場合、枠状部材18の側壁に給気管、排気管をそれぞれ接続し、給気管を介して前述の気密空間に低吸収性ガスを供給し、排気管を介して内部のガスを外部に排気することとすれば良い。
この他、枠状部材18に接続された不図示の給気管内を流れる窒素又は希ガスの一部を、枠状部材18内で給気管路の一部から分岐された給気枝管を介して上記気密空間内に流入させることによって気密空間内に窒素又は希ガスが供給され、その一方で、排気管路の一部から分岐された排気枝管を介して、気密空間内のガスが排気されるような構成を採用しても良い。このようにすれば、上記気密化に併せて、レチクルRが保持された空間内を露光光の吸収の少ない窒素又は希ガス等により置換することが可能となる。
なお、気密空間に供給されるガスとしてヘリウムガスを用いる場合には、ガス排気機構を介してヘリウムガスを回収した後、不純物を除去後、再利用することが望ましい。
前記レチクルステージ駆動系は、図2に示されるように、枠状部材18の内部に、Y軸方向にそれぞれ架設された一対の固定子ユニット(一対の固定子部)36、38を含んで構成され、レチクルステージRSTをY軸方向に駆動するとともにθz方向(Z軸回りの回転方向)に微小駆動する第1駆動機構と、枠状部材18の内部の一方の固定子ユニット38の+X側にY軸方向に架設された固定子ユニット40を含んで構成され、レチクルステージRSTをX軸方向に微小駆動する第2駆動機構と、を備えている。
前記一方の固定子ユニット36は、レチクルステージ装置12の分解斜視図である図3に示されるように、Y軸方向を長手方向とする電機子ユニットから成る一対の第1固定子としてのY軸リニアガイド1361,1362と、これらのY軸リニアガイド1361,1362をY軸方向(長手方向)の一端部と他端部で保持する一対の固定部材(保持部)152とを備えている。この場合、一対の固定部材152により、Y軸リニアガイド1361,1362は、Z軸方向(上下方向)に所定間隔をあけて相互に対向してかつXY面にそれぞれ平行に保持されている。一対の固定部材152のそれぞれは、前述の枠状部材18のY軸方向一側と他側の内壁面(側壁の内面)に固定されている。
前記Y軸リニアガイド1361,1362は、図3及びレチクルステージ装置のXZ断面図を示す図7からも分かるように、断面矩形(長方形)の非磁性材料から成るフレームを有し、その内部には、Y軸方向に所定間隔で複数の電機子コイルが配設されている。
前記他方の固定子ユニット38も上記一方の固定子ユニット36と同様に構成されている。すなわち、固定子ユニット38は、Y軸方向を長手方向とする上下一対の電機子ユニットから成る第1固定子としてのY軸リニアガイド1381,1382と、これらのY軸リニアガイド1381,1382をZ軸方向に所定間隔を維持した状態で両端部にて固定する一対の固定部材(保持部)154とを備えている。一対の固定部材154のそれぞれは、前述の枠状部材18のY軸方向一側と他側の内壁面に固定されている。
前記Y軸リニアガイド1381,1382は、前述のY軸リニアガイド1361,1362と同様に構成されている(図7参照)。
Y軸リニアガイド1361,1381と、Y軸リニアガイド1362,1382との間には、図7に示されるように、それぞれ所定のクリアランスを介して、レチクルステージRSTが配設されている。Y軸リニアガイド1361,1362にそれぞれ対向して、レチクルステージRSTの上面、下面には、一対の第1可動子としての磁極ユニット261,262がそれぞれ埋め込まれ、Y軸リニアガイド1381,1382に対向して、レチクルステージRSTの上面、下面には、一対の第1可動子としての磁極ユニット281,282がそれぞれ埋め込まれている。
磁極ユニット261,262のそれぞれは、図4Bに示されるように、前述のレチクルステージ本体22の板状部24Aの段付き開口22aの−X側に、レチクルステージ本体22の中立面CTを基準として対称に上下面側にそれぞれ形成された凹部24e1,24e2内に配置されている。
この場合、Y軸リニアガイド1361,1362は、上記中立面CTを基準としてほぼ対称な位置に位置している。
前記一対の磁極ユニット261,262は、磁性体部材と、該磁性体部材の表面にY軸方向に沿って所定間隔で配置された複数の界磁石とを、それぞれ備えている。複数の界磁石は、隣り合う界磁石同士で逆極性とされている。従って、磁極ユニット261の上方の空間にはY軸方向に沿って交番磁界が形成され、磁極ユニット262の下方の空間にはY軸方向に沿って交番磁界が形成されている。
同様に、前記一対の磁極ユニット281,282のそれぞれは、図4Bに示されるように、前述のレチクルステージ本体22の板状部24Aの段付き開口22aの+X側に、レチクルステージ本体22の中立面CTを基準として対称に上下面側にそれぞれ形成された凹部24f1,24f2内に配置されている。また、一対の磁極ユニット281,282は、段付き開口22aのX軸方向の中心位置(レチクルステージRSTの重心のX軸方向位置とほぼ一致)を通るZ軸に関して、磁極ユニット261,262とほぼ左右対称の配置となっている。
また、前記Y軸リニアガイド1381,1382は、中立面CTを基準としてほぼ対称な位置に位置している。
前記一対の磁極ユニット281,282は、磁性体部材と、該磁性体部材の表面にY軸方向に沿って所定間隔で配置された複数の界磁石とを、それぞれ備えている。複数の界磁石は、隣り合う界磁石同士で逆極性とされている。従って、磁極ユニット281の上方の空間にはY軸方向に沿って交番磁界が形成され、磁極ユニット282の下方の空間にはY軸方向に沿って交番磁界が形成されている。
本実施形態では、上述した固定子ユニット36、38(2対のY軸リニアガイド1361,1362、1381、1382を含む)と2対の磁極ユニット261、262、281、282とによって第1駆動機構が構成されている。この第1駆動機構によると、Y軸リニアガイド1361,1362内の電機子コイルに電流が供給されることにより、磁極ユニット261,262の発生する磁界と電機子ユニット1361,1362を流れる電流との間の電磁相互作用によってY軸方向の電磁力(ローレンツ力)が発生し、このローレンツ力の反力が磁極ユニット261,262(レチクルステージRST)をY軸方向に駆動する駆動力となる。
同様に、Y軸リニアガイド1381,1382内の電機子コイルに電流が供給されることにより、磁極ユニット281,282の発生する磁界とY軸リニアガイド1381,1382を流れる電流との間の電磁相互作用によってY軸方向の電磁力(ローレンツ力)が発生し、このローレンツ力の反力が磁極ユニット261,262(レチクルステージRST)をY軸方向に駆動する駆動力となる。
本実施形態の場合、レチクルステージRSTの中立面CTを基準として、磁極ユニット261と262、磁極ユニット281と282がそれぞれ対称に配置され、これらの磁極ユニットに対応するY軸リニアガイド1361と1362、Y軸リニアガイド1381,1382も中立面CTを基準として上下対称に配置されている。このため、Y軸リニアガイド1361,1362,1381,1382の電機子コイルそれぞれに同一の電流を供給することにより、磁極ユニット261,262,281,282のそれぞれに同一の駆動力が与えられ、レチクルステージRSTの中立面CT(図4B参照)上の2箇所にY軸方向の駆動力(磁極ユニット261,262の駆動力の合力、磁極ユニット281,282の駆動力の合力)を作用させることができ、これにより、レチクルステージRSTにはピッチングモーメントが極力作用しないようになっている。
また、この場合、磁極ユニット261と262、磁極ユニット281と282とは、X軸方向に関しても、レチクルステージRSTの重心近傍位置に関してほぼ対称に配置されているので、レチクルステージRSTの重心から等距離の2箇所に上記のY軸方向の駆動力が作用するので、該2箇所に同一の力を発生させることでレチクルステージRSTの重心位置近傍にY軸方向の駆動力の合力を作用させることが可能となっている。従って、レチクルステージRSTにはヨーイングモーメントが極力作用しないようになっている。
なお、上記と反対に、左右のY軸方向の駆動力を異ならせることにより、レチクルステージRSTのヨーイングを制御することもできる。
これまでの説明から明らかなように、磁極ユニット261,262と、対応するリニアガイド1361,1362とによりレチクルステージRSTをY軸方向に駆動する一対のムービングマグネット型のY軸リニアモータが構成され、磁極ユニット281,282と、対応するY軸リニアガイド1381,1382とによりレチクルステージRSTをY軸方向に駆動する一対のムービングマグネット型のY軸リニアモータが構成されている。なお、以下においては、これらY軸リニアモータを各Y軸リニアモータを構成するリニアガイドと同一の符号を用いて、「Y軸リニアモータ1361,1362、1381,1382」とも記述するものとする。
左右各一対のY軸リニアモータ1361,1362、及び1381,1382によって、前述の第1駆動機構が構成されている。
前記固定子ユニット40は、図3に示されるように、Y軸方向を長手方向とする一対の第2固定子としての電機子ユニット1401,1402と、これらの電機子ユニット1401,1402をY軸方向(長手方向)の一端部と他端部で保持する一対の固定部材156とを備えている。この場合、一対の固定部材156により、電機子ユニット1401,1402は、Z軸方向(上下方向)に所定間隔をあけて相互に対向してかつXY面にそれぞれ平行に保持されている。一対の固定部材156のそれぞれは、前述の枠状部材18のY軸方向一側と他側の内壁面に固定されている。
電機子ユニット1401,1402は、図7からも分かるように、断面矩形(長方形)の非磁性材料から成るフレームを有し、その内部には、電機子コイルが配置されている。
電機子ユニット1401,1402相互間には、図7に示されるように、それぞれ所定のクリアランスを介して、レチクルステージRSTのX軸方向の端部に固定された第2可動子としての断面矩形(長方形)の板状の永久磁石30が配置されている。永久磁石30に代えて、平板状の磁性体部材とその上下面にそれぞれ固定された一対の平板状の永久磁石とから成る磁極ユニットを用いても良い。
この場合、永久磁石30、並びに電機子ユニット1401,1402は、中立面CTを基準としてほぼ対称な形状及び配置となっている(図4B及び図7参照)。
従って、永久磁石30によって形成されるZ軸方向の磁界と電機子ユニット1401,1402をそれぞれ構成する電機子コイルをY軸方向に流れる電流との間の電磁相互作用によりX軸方向の電磁力(ローレンツ力)が発生し、このローレンツ力の反力が永久磁石30(レチクルステージRST)をX軸方向に駆動する駆動力となる。
この場合、電機子ユニット1401,1402をそれぞれ構成する電機子コイルに同一の電流を供給することにより、レチクルステージRSTの中立面CT(図4B参照)上の位置にX軸方向の駆動力を作用させることができ、これにより、レチクルステージRSTにはローリングモーメントが極力作用しないようになっている。
上述のように、電機子ユニット1401,1402と永久磁石30とにより、レチクルステージRSTをX軸方向に微小駆動可能なムービングマグネット型のボイスコイルモータが構成されている。なお、以下においては、このボイスコイルモータを該ボイスコイルモータを構成する可動子、すなわち永久磁石の符号を用いてボイスコイルモータ30とも呼ぶものとする。このボイスコイルモータ30によって、第2駆動機構が構成されている。
本実施形態では、さらに、前述の枠状部材18の+X側面及び+Y側面には、図3に示されるように、磁極ユニットから成る可動子601,602,603が設けられている。これらの可動子(第1部分)601,602,603に対応してレチクルステージ定盤16には、支持台641,642,643を介して、電機子ユニットから成る固定子(第2部分)621,622,622が設けられている。
前記可動子601,602は、その内部に永久磁石を備えており、Z軸方向の磁界を形成する。前記固定子621,622は、その内部に電機子コイルを有し、前記Z軸方向の磁界中を電流がY軸方向に流れるようになっている。従って、固定子621,622内の電機子コイルにY軸方向の電流が供給されることにより、可動子601,602にはX軸方向への駆動力(ローレンツ力の反力)が作用することとなる。すなわち、可動子601と固定子621とにより、ムービングマグネット型のボイスコイルモータから成るX軸方向駆動用のトリムモータが構成され、可動子602と固定子622とにより、ムービングマグネット型のボイスコイルモータから成るX軸方向駆動用のトリムモータが構成されている。
また、前記可動子603は、その内部に永久磁石を備えており、Z軸方向の磁界を形成する。前記固定子623は、その内部に電機子コイルを有し、前記Z軸方向の磁界中を電流がX軸方向に流れるようになっている。従って、固定子623内の電機子コイルにX軸方向の電流が供給されることにより、可動子603にはY軸方向への駆動力(ローレンツ力の反力)が作用することとなる。すなわち、可動子603と固定子623とによりムービングマグネット型のボイスコイルモータから成るY軸方向駆動用のトリムモータが構成されている。
このように、これら3つのトリムモータを用いることにより、枠状部材18をX軸方向、Y軸方向、及びθz方向の3自由度方向に駆動することが可能である。
前記枠状部材18の−X側の側壁のほぼ中央には、図3に示されるように、凹状部18aが形成されている。この凹状部18aには枠状部材18の内部と外部とを連通する矩形開口18bが形成され、該矩形開口18bには、窓ガラス(透明部)g1が嵌め込まれている。また、枠状部材18の−Y側の側壁には、枠状部材18の内部と外部とを連通する矩形開口18cが形成され、該開口18cには、窓ガラス(透明部)g2が嵌め込まれている。これらの窓ガラスg1、g2は、その取り付け部分からのガス漏れが生じないように、取り付け部分には、インジウムや銅等の金属シールや、フッ素系樹脂による封止(シーリング)が施されている。なお、上記フッ素系樹脂としては、80℃で2時間、加熱し、脱ガス処理が施されたものを使うことが望ましい。
前記窓ガラスg1の外側(−X側)には、図7から分かるように、レチクルステージRSTのミラー部24Bの反射面124mに対向して位置検出装置であるX軸レーザ干渉計69Xが設けられている。このX軸レーザ干渉計69Xからの測長ビームが窓ガラスg1を介してミラー部24Bの反射面124mに対して投射され、その反射光が窓ガラスg1を介してX軸レーザ干渉計69X内に戻る。この場合、測長ビームの光路のZ軸方向の位置は、前述の中立面CTの位置に一致している。
また、図7に示されるように、投影光学系ユニットPLの鏡筒の上端部近傍には、固定鏡Mrxが取付部材92を介して設けられている。X軸レーザ干渉計69Xからの参照ビームはレチクルステージ定盤16に形成された貫通孔(光路)71を介して、固定鏡Mrxに対して投射され、その反射光がX軸レーザ干渉計69X内に戻る。X軸レーザ干渉計69Xでは、測長ビームの反射光、参照ビームの反射光を内部の光学系により同軸にかつ同一の偏光方向の光に合成し、両反射光の干渉光を内部のディテクタによって受光する。そして、その干渉光によってディテクタの受光面に生じる干渉縞のカウント値に基づいて、X軸レーザ干渉計69Xは、レチクルステージ本体22のX軸方向の位置を、固定鏡Mrxを基準として、例えば0.5〜1nm程度の分解能で常時検出する。
前記窓ガラスg2の外側(−Y側)には、レチクルステージ装置12近傍のYZ断面図である図8から分かるように、レチクルステージ本体22に設けられた前述のレトロリフレクタ321,322の反射面に対向して位置検出装置であるY軸レーザ干渉計69Yが設けられている。この場合、Y軸レーザ干渉計69Yは、レトロリフレクタ321,322にそれぞれ対応して一対設けられている。各Y軸レーザ干渉計69Yからの測長ビームは窓ガラスg2を介してレトロリフレクタ321、322の反射面に対してそれぞれ投射され、それぞれの反射光が窓ガラスg2を介して各Y軸レーザ干渉計69Y内に戻る。この場合、測長ビームの照射点のZ軸方向の位置は、前述の中立面CTの位置にほぼ一致している。
また、図8に示されるように、投影光学系ユニットPLの鏡筒の上端部近傍には、固定鏡Mryが取付部材93を介して設けられている。各Y軸レーザ干渉計69Yからの参照ビームはレチクルステージ定盤16に形成された貫通孔(光路)72をそれぞれ介して、固定鏡Mryに対してそれぞれ投射され、それぞれの反射光が各Y軸レーザ干渉計69Y内に戻る。そして、各Y軸レーザ干渉計69Yは、前述のX軸レーザ干渉計69Xと同様に、測長ビームの反射光と参照ビームの反射光との干渉光に基づいて、それぞれの測長ビームの投射位置(レトロリフレクタ321,322の反射面の位置)におけるレチクルステージ本体22のY軸方向の位置を、固定鏡Mryをそれぞれ基準として例えば0.5〜1nm程度の分解能でそれぞれ常時検出する。
この場合、一対のY軸レーザ干渉計69Yによって、レチクルステージRSTのZ軸回りの回転量も検出することが可能となっている。
本実施形態では、図2に示されるように、ミラー部24Bは、固定子ユニット36(Y軸リニアモータ1361,1362)の外側に配置されている。このため、X軸レーザ干渉計69Xからの測長ビームがY軸リニアモータ1361,1362の固定子の上方を通過することがないことから、Y軸リニアモータ1361,1362の固定子を流れる電流による発熱により、Y軸リニアモータ1361,1362近傍に空気揺らぎが発生しても、この空気揺らぎによるX軸レーザ干渉計69Xの計測値への影響がないので、レチクルステージRST、ひいてはレチクルRのX軸方向位置を高精度で検出することが可能となる。また、この場合、前述の如く、X軸レーザ干渉計69Xの測長ビームの光路のZ軸方向の位置は、中立面CTの位置に一致しており、レチクルRの載置面も中立面CTに一致しているので、いわゆるアッベ誤差なく、レチクルステージRST、ひいてはレチクルRのX軸方向位置を精度良く計測することができる。一対のY軸干渉計69Yにおいても、同様の理由により、いわゆるアッベ誤差なく、レチクルステージRST、ひいてはレチクルRのY軸方向位置を精度良く計測することができるようになっている。
また、上述のX軸レーザ干渉計69X及び一対のY軸干渉計69Yは、枠状部材18の外部に配置されているので、各干渉計を枠状部材18の内部に配置する場合に生じる蓋然性が高い不都合の発生を防止することができる。例えば、各干渉計を構成するプリズム等の光学部材及びディテクタ等から仮に微量の吸収性ガスが発生しても、これが前述の気密空間内の低吸収性ガスに混入することがなく、結果的に露光に対して悪影響を及ぼすことがないようになっている。
上述のように、実際には、移動鏡として、ミラー部24B、レトロリフレクタ321,322の3つが設けられ、これに対応してレーザ干渉計もX軸レーザ干渉計69Xと一対のY軸レーザ干渉計69Yとが設けられているが、図1ではこれらが代表的にレチクル移動鏡Mm、レチクル干渉計システム69として図示されている。なお、図1では、固定鏡(固定鏡Mrx、固定鏡Mry)は図示が省略されている。
以下の説明においては、レチクル干渉計システム69によってレチクルステージRSTのXY面内の位置(θz回転を含む)が計測されているものとする。このレチクル干渉計システム69からのレチクルステージRSTの位置情報(又は速度情報)は図1のステージ制御系90及びこれを介して主制御装置70に送られ、ステージ制御系90では主制御装置70からの指示に応じ、レチクルステージRSTの位置情報(又は速度情報)に基づいてレチクルステージRSTの駆動を制御する。
図1に戻り、前記投影光学系ユニットPLとしては、両側テレセントリックな縮小系、かつ共通のZ軸方向の光軸を有する複数枚のレンズエレメントから成る屈折光学系が用いられている。この投影光学系ユニットPLは、実際には、該投影光学系ユニットPLの鏡筒部に設けられたフランジ部FLGを介して、不図示の保持部材によって保持されている。この投影光学系ユニットPLの投影倍率βは、例えば1/4あるいは1/5である。このため、前述の如く、照明ユニットIOPからの照明光ILによりレチクルRが照明されると、レチクルRに形成された前述の照明領域内の回路パターンが投影光学系ユニットPLにより照明領域と共役なウエハW上の照明光ILの照射領域(露光領域)に縮小投影され、回路パターンの縮小像(部分等立像)が転写形成される。
投影光学系ユニットPLの鏡筒には、給気管路50の一端と、排気管路51の一端とがそれぞれ接続されている。給気管路50の他端は、不図示の低吸収性ガスの供給装置、例えばヘリウムガス供給装置に接続されている。また、排気管路51の他端は、外部のガス回収装置に接続されている。そして、ヘリウムガス供給装置から高純度のヘリウムガスが給気管路50を介して投影光学系ユニットPLの鏡筒の内部にフローされている。この場合、ヘリウムガスがガス回収装置に回収されるようになっている。なお、低吸収性ガスとしてヘリウムガスを用いているのは、前述と同様の理由に加え、投影光学系ユニットPLのレンズ材料として熱膨張係数の大きなホタル石が用いられていることから、レンズが照明光ILを吸収することにより発生する温度上昇がレンズの結像特性を劣化させることを考慮し、冷却効果の大きな低吸収性ガスであるヘリウムガスを用いることが望ましいからである。
前記ウエハステージWSTは、ウエハ室80内に配置されている。このウエハ室80は、天井部の略中央部に円形開口71aが形成された隔壁71によって形成されている。この隔壁71は、ステンレス(SUS)等の脱ガスの少ない材料で形成されている。隔壁71の天井部の開口71a内に投影光学系ユニットPLの鏡筒の下端部が挿入されている。また、隔壁71の天井壁の開口71aの周囲と投影光学系ユニットPLのフランジ部FLGとの間は、フレキシブルベローズ97により隙間なく接続されている。このようにして、ウエハ室80の内部のガスが外部と隔離されている。
ウエハ室80内には、ステージベースBSが、複数の防振ユニット86を介してほぼ水平に支持されている。これらの防振ユニット86は、床面FからステージベースBSに伝達される微振動(暗振動)を例えばマイクロGレベルで絶縁する。なお、この防振ユニット86として、ステージベースBSの一部に取り付けられた半導体加速度計等の振動センサの出力に基づいてステージベースBSを積極的に制振するいわゆるアクティブ防振装置を用いることも可能である。
前記ウエハステージWSTは、ウエハホルダ25を介してウエハWを真空吸着等により保持し、例えばリニアモータ等を含む不図示のウエハ駆動系によって前記ベースBSの上面に沿ってXY2次元方向に自在に駆動されるようになっている。
本実施形態のように、真空紫外域の露光波長を使用する露光装置では、酸素等の吸収性ガスによる露光光(照明光IL)の吸収を避けるために、投影光学系ユニットPLからウエハWまでの光路についても窒素や希ガスで置換する必要がある。
ウエハ室80の隔壁71には、図1に示されるように、給気管路41の一端と、排気管路43の一端とがそれぞれ接続されている。給気管路41の他端は、不図示の低吸収性ガスの供給装置、例えばヘリウムガス供給装置に接続されている。また、排気管路43の他端は、外部のガス回収装置に接続されている。そして、前述と同様にして、ウエハ室80内にヘリウムガスが常時フローされている。
ウエハ室80の隔壁71の−Y側の側壁には光透過窓85が設けられている。これと同様に、図示は省略されているが、隔壁71の+X側(図1における紙面手前側)の側壁にも光透過窓が設けられている。これらの光透過窓は、隔壁71に形成された窓部(開口部)に該窓部を閉塞する光透過部材、ここでは一般的な光学ガラスを取り付けることによって構成されている。この場合、光透過窓85を構成する光透過部材の取り付け部分からのガス漏れが生じないように、取り付け部には、インジウムや銅等の金属シールや、フッ素系樹脂による封止(シーリング)が施されている。なお、上記フッ素系樹脂としては、80℃で2時間、加熱し、脱ガス処理が施されたものを使うことが望ましい。
前記ウエハホルダ25の−Y側の端部には、平面鏡から成るY移動鏡56YがX軸方向に延設されている。このY移動鏡56Yにほぼ垂直にウエハ室80の外部に配置されたY軸レーザ干渉計57Yからの測長ビームが光透過窓85を介して投射され、その反射光が光透過窓85を介してY軸レーザ干渉計57Y内部のディテクタによって受光され、Y軸レーザ干渉計57Y内部の参照鏡の位置を基準としてY移動鏡56Yの位置、すなわちウエハWのY位置が検出される。
同様に、図示は省略されているが、ウエハホルダ25の+X側の端部には、平面鏡から成るX移動鏡がY軸方向に延設されている。そして、このX移動鏡を介してX軸レーザ干渉計によって上記と同様にしてX移動鏡の位置、すなわちウエハWのX位置が検出される。上記2つのレーザ干渉計の検出値(計測値)はステージ制御系90及びこれを介して主制御装置70に供給されており、ステージ制御系90では、主制御装置70の指示に基づき、上記2つのレーザ干渉計の検出値をモニタしつつウエハ駆動系を介してウエハステージWSTの位置制御を行うようになっている。
このように、本実施形態では、レーザ干渉計、すなわちレーザ光源、プリズム等の光学部材及びディテクタ等が、ウエハ室80の外部に配置されているので、上記ディテクタ等から仮に微量の吸収性ガスが発生しても、これが露光に対して悪影響を及ぼすことがないようになっている。
なお、前述した投影光学系ユニットPLの鏡筒に接続された給気管路50の他端、及び排気管路51の他端を不図示のヘリウムガス供給装置にそれぞれ接続し、ヘリウムガス供給装置から給気管路50を介して常時高純度のヘリウムガスを投影光学系ユニットPLの鏡筒内に供給し、該鏡筒内部のガスを排気管路51を介してヘリウムガス供給装置に戻し、このようにして、ヘリウムガスを循環使用する構成を採用しても良い。この場合、ヘリウムガス供給装置には、ガス精製装置を内蔵することが望ましい。このようにすると、ガス精製装置の作用により、ヘリウムガス供給装置と投影光学系ユニットPL内部とを含む循環経路によりヘリウムガスを長時間に渡って循環使用しても、投影光学系ユニットPL内のヘリウムガス以外の吸収性ガス(酸素、水蒸気、有機物等)の濃度は数ppm以下の濃度に維持できる。また、この場合、投影光学系ユニットPL内に圧力センサ、吸収性ガス濃度センサ等のセンサを設け、該センサの計測値に基づいて、不図示の制御装置を介してヘリウムガス供給装置に内蔵されたポンプの作動、停止を適宜制御することとしても良い。
同様に、ウエハ室80にも、上記と同様のヘリウムガスの循環経路を採用しても良い。
次に、上述のようにして構成された露光装置10による露光動作の流れについて簡単に説明する。
まず、主制御装置70の管理の下、不図示のレチクルローダ、ウエハローダによって、レチクルロード、ウエハロードが行なわれ、また、レチクルアライメント系、ウエハステージWST上の基準マーク板、オフアクシス・アライメント検出系(いずれも図示省略)等を用いて、レチクルアライメント、アライメント検出系のベースライン計測(アライメント検出系の検出中心から投影光学系ユニットPLの光軸距離の計測)等の準備作業が所定の手順で行なわれる。
その後、主制御装置70により、不図示のアライメント検出系を用いてEGA(エンハンスト・グローバル・アライメント)等のアライメント計測が実行される。このような動作においてウエハWの移動が必要な場合には、主制御装置70からの指示に基づき、ステージ制御系90が不図示のウエハ駆動系を介して、ウエハWを保持するウエハステージWSTを所定の方向に移動させる。
なお、上記のレチクルアライメント、ベースライン計測等については、例えば特開平7−176468号公報及びこれに対応する米国特許第5,646,413号に詳細に開示され、また、EGAについては、特開昭61−44429号公報及びこれに対応する米国特許第4,780,617号等に詳細に開示されている。本国際出願で指定した指定国又は選択した選択国の国内法令が許す限りにおいて、上記各公報並びにこれらに対応する上記米国特許における開示を援用して本明細書の記載の一部とする。
上記のEGA(アライメント計測)の終了後、以下のようにしてステップ・アンド・スキャン方式の露光動作が行なわれる。
この露光動作にあたって、まず、ウエハWのXY位置が、ウエハW上の最初のショット領域(ファースト・ショット)の露光のための走査開始位置(加速開始位置)となるように、ウエハステージWSTが移動される。同時に、レチクルRの位置が走査開始位置となるように、レチクルステージRSTが移動される。そして、主制御装置70からの指示により、ステージ制御系90がレチクル干渉計システム69によって計測されたレチクルRの位置情報、及びウエハ側のY軸レーザ干渉計57Y及びX軸レーザ干渉計によって計測されたウエハWの位置情報に基づき、レチクルR(レチクルステージRST)とウエハW(ウエハステージWST)とを同期移動させることにより、走査露光が行なわれる。
このようにして、最初のショット領域に対するレチクルパターンの転写が終了すると、ウエハステージWSTが非走査方向(X軸方向)に1ショット領域分だけステッピングされた後、次のショット領域に対する走査露光が行なわれる。このようにして、ショット間ステッピング動作と走査露光とが順次繰り返され、ウエハW上に複数のショット領域にレチクルRのパターンが転写される。
上記の走査露光に際して、主制御装置70の指示に基づき、ステージ制御系90によりウエハステージWSTに対するレチクルステージRSTの追従制御が行われるが、この際にレチクルステージRSTの移動に伴う反力が、上記枠状部材18の移動によりキャンセルされている。以下、この点について説明する。
すなわち、上記の追従制御の際に、レチクルステージRSTがX軸方向に駆動されると、前述のボイスコイルモータ30の可動子がレチクルステージRSTと一体でX軸方向に駆動され、この駆動力の反力がボイスコイルモータ30の固定子(電機子ユニット1401,1402)及び該固定子が固定された枠状部材18に作用することとなる。この場合、枠状部材18は、レチクルステージ定盤16及び照明系側プレート14に対して所定のクリアランスを介して非接触とされているので、前記反力の作用により、枠状部材18は、運動量保存の法則に従った距離だけその反力に応じた方向に移動する。この枠状部材18の移動により、前記反力が吸収される。このとき、レチクルステージRSTのY軸方向の位置によっては、上記のX軸方向に駆動力の反力に起因するヨーイングモーメントが枠状部材18に作用することがある。この場合、枠状部材18は、そのヨーイングモーメント及びX軸方向の反力の作用によって、運動量保存の法則に従って反力を吸収するようにθz回転を伴う自由運動をする。
一方、レチクルステージRSTがウエハステージWSTとの同期をとるために、Y軸方向に駆動される際には、Y軸リニアモータ1361,1362、1381,1382の各可動子がレチクルステージRSTと一体でY軸方向に駆動され、各可動子の駆動力の反力の合力がY軸リニアモータ1361,1362、1381,1382の各固定子及びこれらが固定された枠状部材18に作用する。この場合も、上記反力の合力の作用により、枠状部材18は、運動量保存の法則に従って、前記反力の合力を吸収する距離だけその反力の合力に応じた方向に移動する。
また、Y軸リニアモータ1361,1362と、Y軸リニアモータ1381,1382とが発生する駆動力(推力)を異ならせてレチクルステージRSTをθz回転させ、その際、ヨーイングモーメントが枠状部材18に作用することがあるが、かかる場合にも、枠状部材18は、そのヨーイングモーメント及びY軸方向の反力の作用によって、運動量保存の法則に従って反力を吸収するようにθz回転を伴う自由運動をする。
また、いずれの場合にも、枠状部材18及びレチクルステージRSTを含む系の重心移動は生じないので、レチクルステージ定盤16には偏荷重は作用しない。
従って、本実施形態では、レチクルステージRSTの駆動時に、該レチクルステージRSTの駆動に伴って生じる反力(X軸方向及びY軸方向の反力)及び該反力によって生じるヨーイングモーメントを確実にキャンセルすることが可能となり、レチクルステージRSTの駆動に伴う振動を抑制することが可能となる。また、上述の如く偏荷重の発生をも防止できるので、これに起因するレチクルステージ定盤16の姿勢変化なども防止できる。
また、本実施形態では、上記の反力キャンセルのため、レチクルステージ定盤16上方を枠状部材18が移動する際に、その基準位置からのずれ量が許容値を超えないように(すなわち、例えば、枠状部材18の移動により、ボイスコイルモータ30の制御が不能となる、あるいは、枠状部材18とレチクルステージ定盤16との間の隙間を介して外気が枠状部材18内部の気密空間内に混入するなどの事態が発生しないように)、例えば露光に影響を与えない適宜なときに、主制御装置70がステージ制御系90を介して前述の3つのトリムモータを用いて枠状部材18を所定の基準位置に戻すようになっている。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係るレチクルステージ装置12によると、レチクルステージRSTが、レチクルステージ定盤16の上方に浮上しつつレチクルRを保持してY軸及びこれに直交するX軸を含む2次元面内の3自由度方向にレチクルステージ定盤16に沿って移動可能であり、枠状部材18は、レチクルステージ定盤16の上方に浮上しつつ前記2次元面内の3自由度を有している。また、枠状部材18には、Y軸リニアモータ1361,1362、1381,1382の各固定子(リニアガイド1361,1362、1381,1382)、及びボイスコイルモータ30の固定子(電機子ユニット1401,1402)が設けられ、Y軸リニアモータ1361,1362、1381,1382の各可動子(磁極ユニット261,262、281,282)、及びボイスコイルモータ30の可動子(永久磁石30)が、レチクルステージRSTに設けられている。
従って、レチクルステージRSTがY軸リニアモータ1361,1362、1381,1382又はボイスコイルモータ30によりY軸方向又はX軸方向に駆動されると、その駆動力に応じた反力が固定子(リニアガイド1361,1362、1381,1382)又は固定子(電機子ユニット1401,1402)に生じる(作用する)。この反力の作用により枠状部材18が、運動量保存則にほぼ従って、2次元面内の3自由度方向に移動する。すなわち、枠状部材18がカウンタマスの役目を果たす。この場合、レチクルステージRSTの移動により、前記反力がほぼ完全にキャンセルされるとともに、レチクルステージRST及び枠状部材18を含む系の重心移動が生じないので、レチクルステージ定盤16には偏荷重も作用しない。従って、レチクルRが載置されるレチクルステージRSTの位置制御性の向上を図ることができる。
また、枠状部材18はレチクルステージRSTを取り囲む状態で設けられているので、必然的に大型化し、その質量が大きくなり、枠状部材18とレチクルステージRSTとの大きな質量比を確保することができるので、枠状部材18の移動ストロークは比較的短くて足りる。また、枠状部材18を大型化する場合にも、その支障は殆どない。
また、レチクルステージRSTには、中立面CTの一部にレチクルRの載置面が形成されるとともに、レチクル干渉計システム69からの測長ビームの光路のZ軸方向の位置が中立面CTの位置に一致しているので、前述の図12Bを用いて説明した従来例と異なり、レチクルステージRSTの変形の際に中立面CTと測長軸とのずれに起因して生じる位置計測誤差、及び測長軸とレチクルRのパターン面の位置ずれに相違する一種のアッベ誤差をともに、略零にすることができ、これによりレチクルRの位置を高精度に計測することが可能となる。
また、レチクルステージRSTを駆動する第1駆動機構が、レチクルステージRSTのレチクルRの載置領域のX軸方向の一側と他側とに中立面CTを基準としてそれぞれ対称に配置された各一対の可動子(磁極ユニット261,262、281,282)と、当該各可動子と個別に協働してY軸方向の駆動力をそれぞれ発生する2対の固定子(リニアガイド1361,1362、1381,1382)とを有している。すなわち、X軸方向の一側、他側のいずれにおいても、可動子、レチクルステージ本体、可動子の積層構造になっているとともに、その可動子同士は、中立面CTに関して対称の配置となっている。この場合、レチクルステージRSTの中立面は、その重心の高さ位置(Z軸方向の位置)に略一致しているので、左右各一対の可動子と対応する固定子との協働によって発生するY軸方向の駆動力の合力が、レチクルステージRSTの重心位置に作用することとなる。
また、前記各対の固定子(リニアガイド1361,1362、1381,1382)は、前記中立面CTを基準としてそれぞれ対称に配置されているので、レチクルステージRSTをレチクルステージ定盤16に沿ってY軸方向に駆動する際に、リニアガイド1361,1362、1381,1382それぞれの電機子コイルに供給される電流によるリニアガイド1361,1362、1381,1382の発熱により、レチクルステージRSTが加熱されたとしても、その発熱部分では、中立面CTの上側、下側に生じるバイメタル効果に起因するレチクルステージ本体22の変形同士が相殺され、結果的にバイメタル効果に起因するレチクルステージRSTの変形が生じることがない。
なお、本実施形態と異なり、例えば上記各一対の可動子が電機子ユニットで構成される場合には、レチクルステージRSTをレチクルステージ定盤16に沿ってY軸方向に駆動する際に、可動子に供給される電流による可動子の発熱によりスライダが加熱されるが、この場合も、同様の理由により、バイメタル効果に起因してレチクルステージRSTの変形が生じることがないようになっている。
従って、レチクルステージRSTのY軸方向の位置をレチクルステージRSTに設けられた一対のレトロリフレクタ321、322を介して一対のY軸干渉計69Yにより計測し、その計測結果に基づいてレチクルステージRSTのY軸方向の位置を制御するので、そのレチクルステージRSTのY軸方向の位置制御性を極めて良好にすることができる。
また、本実施形態に係るレチクルステージ装置12では、レチクル干渉計システム69からのX軸方向の測長ビームが照射される反射面が、レチクルステージRSTをY軸方向に駆動するリニアモータ1361,1362よりも外側に設けられているので、そのリニアモータの発熱に起因して該リニアモータ周辺の気体に温度揺らぎが生じても、そのX軸方向の測長ビームにはなんらの影響も生じない。これにより、X軸干渉計69XによるレチクルステージRSTのX軸方向の位置計測を高精度で行うことが可能となる。この場合、レチクル干渉計システム69からのY軸方向の測長ビームは、通常と同様に、レチクルステージRSTに設けられたレトロリフレクタ321、322の反射面(前記リニアモータの発熱の影響を殆ど受けない場所に位置する反射面)に特に支障なく照射することができるので、レチクルステージRSTのY軸方向及びX軸方向の位置を精度良く計測することが可能となり、ひいてはレチクルステージRSTの位置制御性の向上を図ることが可能となる。
また、レチクル干渉計システム69からのX軸方向の測長ビームが照射される反射面124mは、レチクルステージRSTのレチクルRが載置される板状部24Aとは別の所定長さの棒状のミラー部24Bの端面に形成され、該ミラー部24Bの反射面124mが形成された棒状部分124aの長手方向の両端部を除く部分に補強部124bが設けられ、該補強部124bの両端が弾性ヒンジ部124c,124dを介して板状部24Aに連結されている。このため、反射面の弾性ヒンジ部124cと弾性ヒンジ部124dとの間の部分、すなわち、レチクルステージRSTの位置制御に主として用いられる部分の変形を極力抑制することができる。
また、レチクルステージRSTのY軸方向の一側及び他側の端部にはY軸方向に延びる延設部24C1〜24D2がそれぞれ設けられ、レチクルステージRSTの底面には、前記一側の延設部から他側の延設部に至る長手方向の全域に渡る気体静圧軸受が形成され、レチクルステージ定盤16から配管を介さないで前記気体静圧軸受に対して加圧気体が供給される構成が採用されている。このため、レチクルステージRSTが配管を引きずった状態で駆動することがなく、レチクルステージが等速運動を行う露光中においては、等速運動を保つのに必要な推力をほとんど必要としないため、リニアモータの推力リップルその他の影響を受けなくなる。
また、本実施形態に係る露光装置10によると、上述の如く、レチクルステージRSTの位置制御性を極めて良好に確保することができるので、レチクルステージRSTとウエハステージWSTとの同期制御精度を向上させることができ、これにより、レチクルRに形成されたパターンをウエハW上に高精度に転写することが可能となる。
また、露光装置10によると、照明ユニットIOPと投影光学系ユニットPLとの間の照明光ILの光路を含む空間が低吸収性ガス(照明光ILを吸収する特性が空気に比べて小さい特定ガス)でパージされるパージ空間とされるとともに、枠状部材18が前記パージ空間を外気に対して隔離する隔壁を兼ねているので、レチクルステージRST周辺の空間を容易にパージ空間とすることができ、そのパージ空間内での照明光ILの吸収を極力抑制することができる。
なお、上記実施形態では、レチクルステージRSTをY軸方向に駆動する第1駆動機構を左右各一対のY軸リニアモータで構成し、レチクルステージRSTをX軸方向に駆動する第2駆動機構をボイスコイルモータで構成するものとしたが、本発明がこれに限定されないことは勿論である。
また、上記実施形態では、ミラー部24Bには空洞部CHが形成されている場合について説明したが、ミラー部24Bに中空部を形成しなくても良い。また、ミラー部24Bと板状部24Aとを一体成形するものとして説明したが、これに限らず、これらを別部材にて構成し、各部の間を弾性ヒンジ部にて連結することとしても良い。
なお、上記実施形態では、レチクルステージ装置12の上方に、照明系側プレート14を設けるものとしたが、例えば枠状部材の上側(照明系側)を照明光を透過する窓部を残して塞ぐことで、照明系側プレート14を設けなくともレチクルステージRST近傍をある程度気密な空間に維持することは可能である。
なお、上記実施形態では、レチクルステージRSTを取り囲む枠状部材18がレチクルステージ周辺の空間を外気に対して隔離する隔壁を兼ねている場合について説明したが、本発明がこれに限られるものではなく、レチクルステージRST及び枠状部材をチャンバ(レチクルステージチャンバ)内に収納し、レチクルステージRST周辺の空間を低吸収性ガスにより置換することとしても良い。この場合、枠状部材についてはレチクルステージ定盤との間に所定間隔を形成し、2次元面内(XY面内)で移動可能に構成するのみで良く、上記実施形態のように枠状部材の上面に気体静圧軸受機構を設ける必要はない。
なお、上記実施形態では,本発明に係るステージ装置が走査型のVUV露光装置のレチクルステージ装置に適用された場合について説明したが、これに限らず、本発明に係るステージ装置は,投影光学系を用いることなくマスクと基板とを密着させてマスクパターンを基板に転写するプロキシミティタイプのアライナーのマスクステージ装置や、液晶用の一括転写方式の走査型露光装置などのマスクステージ装置あるいはプレートステージ装置などに好適に適用できる。この他、EBPS方式の電子線露光装置、波長5〜30nm程度の軟X線領域の光を露光光として用いるいわゆるEUVL等の露光装置にも本発明に係るステージ装置は適用できる。
この他、物体(試料)が載置される移動体を所定の第1軸方向に駆動可能でその第1軸方向に直交する第2軸方向及び回転方向にも微小駆動が必要な装置であれば、露光装置に限らず、その他の精密機械などにも本発明に係るステージ装置は好適に適用できる。
なお、上記実施形態では、照明光ILとしては、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)あるいはF2レーザ光(波長157nm)などの真空紫外光、KrFエキシマレーザ光(波長248nm)などの遠紫外光、超高圧水銀ランプからの紫外域の輝線(g線、i線等)を用いるものとしたが、これに限らず、Ar2レーザ光(波長126nm)などの他の真空紫外光を用いても良い。また、例えば、真空紫外光として上記各レーザ光に限らず、DFB半導体レーザ又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(Er)(又はエルビウムとイッテルビウム(Yb)の両方)がドープされたファイバーアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調波を用いても良い。さらに、照明光ILとして紫外光などでなく、X線(EUV光を含む)又は電子線やイオンビームなどの荷電粒子線などを用いても良い。
また、上記実施形態では、投影光学系ユニットPLとして縮小系を用いる場合について説明したが、投影光学系は等倍系および拡大系のいずれでも良い。また、投影光学系としては、照明光ILとして、例えばAr2レーザ光などの真空紫外光を用いる場合などには、例えば特開平3−282527号公報及びこれに対応する米国特許第5,220,454号、特開平8−171054号公報及びこれに対応する米国特許第5,668,672号、並びに特開平10−20195号公報及びこれに対応する米国特許第5,835,275号などに開示される、屈折光学素子と反射光学素子(凹面鏡やビームスプリッタ等)とを組み合わせたいわゆるカタディオプトリック系(反射屈折系)、あるいは反射光学素子のみから成る反射光学系が主として用いられる。本国際出願で指定した指定国又は選択した選択国の国内法令が許す限りにおいて、上記各米国特許における開示を援用して本明細書の記載の一部とする。
なお、上記実施形態では、本発明が半導体製造用の露光装置に適用された場合について説明したが、これに限らず、例えば、角型のガラスプレートに液晶表示素子パターンを転写する液晶用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子、有機EL、マイクロマシン、DNAチップなどを製造するための露光装置などにも本発明は広く適用できる。
また、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置などで使用されるレチクル又はマスクを製造するために、ガラス基板又はシリコンウエハなどに回路パターンを転写する露光装置にも本発明を適用できる。ここで、DUV(遠紫外)光やVUV(真空紫外)光などを用いる露光装置では一般的に透過型レチクルが用いられ、レチクル基板としては石英ガラス、フッ素がドープされた石英ガラス、螢石、フッ化マグネシウム、又は水晶などが用いられる。
なお、例えば国際公開WO99/49504号などに開示される、投影光学系ユニットPLとウエハとの間に液体が満たされる液浸露光装置に本発明を適用しても良い。
《デバイス製造方法》
次に、上述した露光装置をリソグラフィ工程で使用したデバイスの製造方法の実施形態について説明する。
図10には、デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャートが示されている。図10に示されるように、まず、ステップ201(設計ステップ)において、デバイスの機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。引き続き、ステップ202(マスク製作ステップ)において、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ203(ウエハ製造ステップ)において、シリコン等の材料を用いてウエハを製造する。
次に、ステップ204(ウエハ処理ステップ)において、ステップ201〜ステップ203で用意したマスクとウエハを使用して、後述するように、リソグラフィ技術等によってウエハ上に実際の回路等を形成する。次いで、ステップ205(デバイス組立ステップ)において、ステップ204で処理されたウエハを用いてデバイス組立を行う。このステップ205には、ダイシング工程、ボンディング工程、及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。
最後に、ステップ206(検査ステップ)において、ステップ205で作製されたデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経た後にデバイスが完成し、これが出荷される。
図11には、半導体デバイスの場合における、上記ステップ204の詳細なフロー例が示されている。図11において、ステップ211(酸化ステップ)においてはウエハの表面を酸化させる。ステップ212(CVDステップ)においてはウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ213(電極形成ステップ)においてはウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ214(イオン打込みステップ)においてはウエハにイオンを打ち込む。以上のステップ211〜ステップ214それぞれは、ウエハ処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選択されて実行される。
ウエハプロセスの各段階において、上述の前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程が実行される。この後処理工程では、まず、ステップ215(レジスト形成ステップ)において、ウエハに感光剤を塗布する。引き続き、ステップ216(露光ステップ)において、上記実施形態の露光装置10その他の本発明の露光装置によってマスクの回路パターンをウエハに転写する。次に、ステップ217(現像ステップ)においては露光されたウエハを現像し、ステップ218(エッチングステップ)において、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去る。そして、ステップ219(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらの前処理工程と後処理工程とを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
以上説明した本実施形態のデバイス製造方法を用いれば、露光工程(ステップ216)において上記実施形態の露光装置10などの本発明の露光装置が用いられるので、レチクルのパターンをウエハ上に精度良く転写することができ、結果的に、高集積度のデバイスの生産性(歩留まりを含む)を向上させることができる。
Claims (42)
- 定盤と;
前記定盤の上方に浮上しつつ物体を保持して第1軸及びこれに直交する第2軸を含む2次元面内の3自由度方向に前記定盤に沿って移動可能なスライダと;
前記定盤の上方に浮上しつつ前記2次元面内の3自由度を少なくとも有し、前記スライダを取り囲む枠状部材と;
前記枠状部材に設けられた第1固定子と、該第1固定子と協働して前記スライダを前記第1軸方向に駆動する駆動力を発生する第1可動子とを含む第1駆動機構と;
前記枠状部材に設けられた第2固定子と、前記第2固定子と協働して前記スライダを前記第2軸方向に駆動する駆動力を発生する第2可動子とを含む第2駆動機構と;を備えるステージ装置。 - 請求項1に記載のステージ装置において、
前記第1駆動機構は、少なくとも2つのリニアモータを含み、
前記第2駆動機構は、少なくとも1つのボイスコイルモータを含むことを特徴とするステージ装置。 - 請求項1に記載のステージ装置において、
前記スライダの位置を計測する干渉計システムを更に備え、
前記スライダには、中立面の一部に前記物体の載置面が形成されるとともに、前記干渉計システムからの測長ビームの光路の前記2次元面に直交する第3軸方向の位置が前記中立面の位置に一致していることを特徴とするステージ装置。 - 請求項1に記載のステージ装置において、
前記スライダの第1軸方向の一側及び他側の端部には第1軸方向に延びる延設部がそれぞれ設けられ、前記一側の延設部から他側の延設部に至る長手方向の全域に渡る気体静圧軸受が形成され、
前記定盤から配管を介さないで前記気体静圧軸受に対して加圧気体が供給されることを特徴とするステージ装置。 - マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、
前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;
前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される請求項1に記載のステージ装置と;
前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える露光装置。 - 請求項5に記載の露光装置において、
前記照明ユニットと前記投影光学系ユニットとの間の前記照明光の光路を含む空間が前記照明光を吸収する特性が空気に比べて小さい特定ガスでパージされるパージ空間とされるとともに、前記枠状部材が前記パージ空間を外気に対して隔離する隔壁を兼ねていることを特徴とする露光装置。 - 請求項6に記載の露光装置において、
前記枠状部材の前記照明ユニットとは反対側の前記定盤に対向する側の面に、前記特定ガスを加圧気体として用いる第1の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられていることを特徴とする露光装置。 - 請求項7に記載の露光装置において、
前記枠状部材の前記照明ユニット側の面に前記特定ガスを加圧気体として用いる第2の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられ、
前記枠状部材の照明ユニット側の面のほぼ全面に対向してかつ所定のクリアランスを介して配置され、前記第2の気体静圧軸受からの加圧気体が噴き付けられるプレートを、更に備える露光装置。 - 請求項6に記載の露光装置において、
前記枠状部材の前記照明ユニットとは反対側の前記定盤に対向する側の面に、真空吸引と加圧気体の噴出しとを同時に行う差動排気型の第1の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられていることを特徴とする露光装置。 - 請求項9に記載の露光装置において、
前記枠状部材の前記照明ユニット側の面に、真空吸引と加圧気体の噴出しとを同時に行う差動排気型の第2の気体静圧軸受が、ほぼ全周に渡って設けられ、
前記枠状部材の照明ユニット側の面のほぼ全面に対向してかつ所定のクリアランスを介して配置され、前記第2の気体静圧軸受からの加圧気体が噴き付けられるプレートを、更に備える露光装置。 - 請求項6に記載の露光装置において、
前記スライダの位置を計測する干渉計システムを更に備え、
前記干渉計システムから前記パージ空間内の前記スライダに向かう測長ビームの光路上に位置する前記枠状部材の側面部分に開口部を形成するとともに、該開口部を閉塞するカバーガラスを設置したことを特徴とする露光装置。 - 定盤と;
前記定盤の上方に浮上しつつ物体を保持して前記定盤に沿って移動可能なスライダと;
前記スライダの前記物体が載置される領域の第1軸方向に直交する第2軸方向の一側と他側とに前記スライダの中立面を基準としてそれぞれ対称に配置された各一対の可動子と、当該各対の可動子と個別に協働して前記第1軸方向の駆動力をそれぞれ発生する一対の固定子部とを有する駆動機構と;を備えるステージ装置。 - 請求項12に記載のステージ装置において、
前記一対の固定子部のそれぞれは、前記スライダの中立面を基準としてそれぞれ対称に配置されていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項12に記載のステージ装置において、
前記スライダの第1軸方向の一側及び他側の端部には第1軸方向に延びる延設部がそれぞれ設けられ、前記一側の延設部から他側の延設部に至る長手方向の全域に渡る気体静圧軸受が形成され、
前記定盤から配管を介さないで前記気体静圧軸受に対して加圧気体が供給されることを特徴とするステージ装置。 - マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、
前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;
前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される請求項12に記載のステージ装置と;
前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える露光装置。 - 定盤と;
前記定盤の上方に浮上しつつ物体を保持して第1軸及びこれに直交する第2軸を含む2次元面内を前記定盤に沿って移動可能なスライダと;
前記スライダを前記第1軸方向に駆動するリニアモータを含む駆動機構と;
前記スライダに設けられた反射面に測長ビームを照射してその反射光に基づいて前記第1軸方向及び第2軸方向の位置を計測する干渉計システムと;を備え、
前記干渉計システムからの前記第2軸方向の測長ビームが照射される反射面が、前記リニアモータより外側に位置する前記スライダの一部に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項16に記載のステージ装置において、
前記反射面は、前記スライダの前記物体が載置される第1部分とは別の所定長さの棒状の第2部分の端面に形成され、該第2部分にはその長手方向の両端部を除く部分に補強部が設けられ、該補強部の両端が弾性ヒンジ部をそれぞれ介して前記第1部分に連結されていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項17に記載のステージ装置において、
前記第1部分には、前記一方の弾性ヒンジ部から前記第1部分と反対側に所定距離だけ離れた位置に、別の弾性ヒンジ部が更に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項16に記載のステージ装置において、
前記スライダの第1軸方向の一側及び他側の端部には第1軸方向に延びる延設部がそれぞれ設けられ、前記一側の延設部から他側の延設部に至る長手方向の全域に渡る気体静圧軸受が形成され、
前記定盤から配管を介さないで前記気体静圧軸受に対して加圧気体が供給されることを特徴とするステージ装置。 - マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、
前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;
前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される請求項16に記載のステージ装置と;
前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える露光装置。 - 載置面に物体を載置して移動可能なスライダと;
前記スライダの前記載置面に対して対称に配置された一対の第1可動子と;
前記一対の第1可動子とは異なり、前記スライダの前記載置面に対して対称に配置された一対の第2可動子と;
前記一対の第1可動子及び前記一対の第2可動子と協働して、前記スライダを第1軸方向に駆動する一対の固定子部と;を備えるステージ装置。 - 請求項21に記載のステージ装置において、
前記載置面は前記スライダの中立面と一致していることを特徴とするステージ装置。 - 請求項21に記載のステージ装置において、
前記一対の固定子部のそれぞれは、前記載置面に対して対称に配置されていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項21に記載のステージ装置において、
前記スライダに接続された第1部分と、該第1部分と協働する第2部分とを有し、前記スライダを前記第1軸とは異なる第2軸に駆動する駆動装置を、更に備えるステージ装置。 - 請求項24に記載のステージ装置において、
前記一対の固定子部と前記駆動装置の前記第2部分とを保持する枠状部材を、更に備えるステージ装置。 - 請求項25に記載のステージ装置において、
前記枠状部材は、前記スライダを駆動した際に発生する反力により駆動されることを特徴とするステージ装置。 - 請求項26に記載のステージ装置において、
前記スライダは定盤上に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項27に記載のステージ装置において、
前記枠状部材は前記定盤上に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項24に記載のステージ装置において、
前記スライダは反射面を有し、
該反射面に測長ビームを照射して前記スライダの前記第2軸方向の位置を検出する位置検出装置を、更に備えるステージ装置。 - 請求項29に記載のステージ装置において、
前記一対の固定子部のそれぞれは、前記測長ビームを包囲しない位置に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、
前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;
前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される請求項21に記載のステージ装置と;
前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える露光装置。 - 物体を保持して移動可能なスライダと;
前記スライダに接続された移動子と、該移動子と協働する固定子とを有し、前記スライダを第1軸方向に沿って駆動する駆動装置と;
前記固定子を保持する保持部と重量部とを有し、前記スライダを駆動した際に発生する反力により駆動されるカウンタマスと;
前記重量部と前記固定子との間に位置するように前記スライダに設けられた反射部材と;
前記反射部材に測長ビームを照射して前記スライダの位置を検出する位置検出装置と;を備えるステージ装置。 - 請求項32に記載のステージ装置において、
前記スライダは、前記スライダの中立面に前記物体を載置する載置部を有していることを特徴とするステージ装置。 - 請求項32に記載のステージ装置において、
前記スライダは定盤上に設けられていることを特徴とする請求項26記載のステージ装置。 - 請求項34に記載のステージ装置において、
前記カウンタマスは前記定盤上に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、
前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;
前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される請求項32に記載のステージ装置と;
前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える露光装置。 - 反射部材が設けられ、物体を保持して移動可能なスライダと;
前記スライダに接続された移動子と、該移動子と協働する固定子とを有し、前記スライダを第1軸方向に沿って駆動する駆動装置と;
透明部を有し、前記固定子を保持して前記スライダを駆動した際に発生する反力により駆動されるカウンタマスと;
前記透明部を介して前記反射部材に測長ビームを照射して前記スライダの位置を検出する位置検出装置と;を備えるステージ装置。 - 請求項37に記載のステージ装置において、
前記スライダは、前記スライダの中立面に前記物体を載置する載置部を有していることを特徴とするステージ装置。 - 請求項37に記載のステージ装置において、
前記スライダは定盤上に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - 請求項39に記載のステージ装置において、
前記カウンタマスは前記定盤上に設けられていることを特徴とするステージ装置。 - マスクと感光物体とを所定方向に同期移動して前記マスクに形成されたパターンを前記感光物体に転写する露光装置であって、
前記マスクを照明光により照明する照明ユニットと;
前記マスクが前記物体として前記スライダ上に載置される請求項37に記載のステージ装置と;
前記マスクから射出される前記照明光を前記感光物体上に投射する投影光学系ユニットと;を備える露光装置。 - リソグラフィ工程を含むデバイス製造方法であって、
前記リソグラフィ工程で、請求項5〜11、15、20、31、36、41のいずれか一項に記載の露光装置を用いて露光を行うことを特徴とするデバイス製造方法。
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