JPS6366308B2 - - Google Patents

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JPS6366308B2
JPS6366308B2 JP55082667A JP8266780A JPS6366308B2 JP S6366308 B2 JPS6366308 B2 JP S6366308B2 JP 55082667 A JP55082667 A JP 55082667A JP 8266780 A JP8266780 A JP 8266780A JP S6366308 B2 JPS6366308 B2 JP S6366308B2
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JP
Japan
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alkyl
lactate
chloropropionate
thionyl chloride
alkyl lactate
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Application number
JP55082667A
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JPS567743A (en
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Boteieeru Berunaaru
Berunaaru Andore
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Bayer CropScience SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Agrochimie SA
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Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Agrochimie SA filed Critical Rhone Poulenc Agrochimie SA
Publication of JPS567743A publication Critical patent/JPS567743A/ja
Publication of JPS6366308B2 publication Critical patent/JPS6366308B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C313/00Sulfinic acids; Sulfenic acids; Halides, esters or anhydrides thereof; Amides of sulfinic or sulfenic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfinic or sulfenic groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C313/02Sulfinic acids; Derivatives thereof
    • C07C313/04Sulfinic acids; Esters thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/307Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by introduction of halogen; by substitution of halogen atoms by other halogen atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 〔式中、Rは炭素原子1〜5個を含有するアルキ
ル基を示す〕で示されるアルキル2−クロロプロ
ピオネートを、式 〔式中、Rは前記と同義〕で示されるアルキルラ
クテートの塩素化によつて製造する方法に係る。
式の化合物及び式の化合物は不斉置換炭素
原子を有する。従つてこれらの各化合物は2個の
鏡像異性形で存在しており、その1個はD絶対配
置を有しており、別の1個はL絶対配置を有して
いる。(同等の別の命名法によれば、絶対配置を
示すために文字D及びLの代りに、文字R及びS
が時々使用される。以後の文中では、最初の命名
法、即ち文字D及びLの組合せを使用する。) D絶対配置の異性体とL絶対配置の異性体とを
等しい重量比で含む式(又は式)の化合物
は、光学不活性ラセミ化合物である。
以後の本文中、光学活性化合物なる用語は、
(重量の)大部分又は全部が前記化合物の異性体
の1種から成る化合物を意味する。光学活性化合
物、即ち主として2個の異性体の1種から成る化
合物、の光学純度なる用語は、この化合物中に存
在する優勢な異性体の重量%を意味すると理解さ
れたい。光学純度の高い光学活性化合物なる用語
は、優勢な異性体の重量比が少くとも90%である
化合物を意味すると理解されたい。
本発明は、ラセミ又は光学活性の式で示され
るアルキル2−クロロプロピオネートの製法に係
る。より詳細には、本発明は高い光学純度を持つ
光学活性のアルキル2−クロロプロピオネートの
製法に係る。
下記の如き別個の継続的2段階を含む方法によ
つて光学活性乳酸エチルを塩素化して光学活性2
−クロロプロピオン酸エチルを製造することは参
考文献Chem.Soc.Trans.105、1103〜1115ページ、
より公知である。
第1段階 反応式: に従つて、塩化チオニルと乳酸エチル(右旋性、
溶媒なしの処理)を反応させ、乳酸エチルのクロ
ロスルフイネートを生成する。
前記の参考文献によれば、この反応は極めて過
剰な量の塩化チオニルを使用して行なわれる。
(記載の実験によれば、乳酸エチルに対するモル
過剰量50%)。反応は常温ですでに開始されてお
り、塩化水素の盛んな発生を伴なう。
第2段階 触媒として塩酸ピリジンを存在させ、第1段階
で得られた乳酸エチルのクロロスルフイネートを
加熱により熱分解して、反応式: に従つて2−クロロプロピオン酸エチルを生成す
る。
前記参考文献の1113ページに記載の実験によれ
ば、この熱分解は、乳酸エチルのクロロスルフイ
ネートに対して約23重量%の量の塩酸ピリジンの
存在中で、乳酸エチルのクロロスルフイネートを
80℃に6時間加熱することにより行われる。
しかし乍ら前記の参考文献は、この方法がいく
つかの難点を有することを記載している。
先ず、工程の第1段階では、この段階が常温で
実施される場合でさえもHClが盛んに発生する
(1112ページ参照)。このような気体の盛んな発生
は、実験室試験の場合にはそれ程困つた事ではな
いけれども、工業生産規模で前記の方法を実施し
たいときは事情が全く異なつており、このように
盛んな気体の発生は許容されない。
更に参考文献の指摘によれば好ましくない副産
物を形成する副反応が生起され、これにより2−
クロロプロピオン酸エチルの形成は極めて顕著に
低下する、(従つてこの化合物の収率も低下す
る)。更に同文献の指摘によれば、選択条件次第
では、触媒として使用される塩酸ピリジンによつ
て2−クロロプロピオン酸エチルの或る程度の部
分ラセミ化が生起される(1106〜1114参照)。こ
れに関しては、同文献に記載の実験の目的が光学
的に純枠なL−2−クロロプロピオン酸エチルを
生成することでなく、反応の立体化学を研究する
ために生成された2−クロロプロピオン酸エチル
の旋光能の方向を決定することにあることに注目
されたい。同文献に記載の如き理論的研究の場合
には前記の部分ラセミ化は欠点とはならないが、
それ自体が光学純度の高い光学活性アルキルラク
テートから光学純度の高い光学活性アルキル2−
クロロプロピオネートを製造したいときは、事情
が全く違つてくる。前記の如き反応中の部分ラセ
ミ化が反応中の光学純度の低下を生起し、高いラ
セミ化度を持つアルキル2−クロロプロピオネー
トが製造されるからである。
本発明の目的は前記欠点を克服することであ
る。
本発明の第1の目的は、過剰の塩化チオニルを
ラセミ又は光学活性のアルキルラクテートと反応
させ、中間体としてアルキルラクテートのクロロ
スルフイネートを形成させ、反応中の塩化水素ガ
スの発生が、工業的に適格なレベルまで低下する
ように出来るだけ長い時間に亘つて長引かされ
る、ラセミ又は光学活性アルキル2−クロロプロ
ピオネートの製法を提供することである。
本発明の第2の目的は、ラセミ又は光学活性の
アルキルラクテートからラセミ又は光学活性のア
ルキル2−クロロプロピオネートを好ましくない
副産物の形成を伴なうことなく改良された収率で
生成し得る方法を提供することである。
本発明の第3の目的は、転換の間の部分のラセ
ミ化の現象を最高度に阻止しつつ光学活性アルキ
ルラクテートから光学活性アルキル2−クロロプ
ロピオネートを製造する方法、従つて光学純度の
高いアルキルラクテートから光学純度の高いアル
キル2−クロロプロピオネートを製造する方法を
提供することである。
これらの種々の目的が、本発明の主題を成す新
規な方法によつて達成され得ることがここに知見
された。
本発明の方法は、過剰量の塩化チオニルを式
のラセミ又は光学活性アルキルラクテートと反応
させ、第1段階で乳酸アルキルのクロロスルフイ
ネートを形成し、次に第2段階でアルキルラクテ
ートのクロロスルフイネートを熱分解することか
ら成る、式のラセミ又は光学活性アルキル2−
クロロプロピオネートの製造に係り、該方法は第
1段階では、この第1段階の間中温度をアルキル
ラクテートのクロロスルフイネートの分解点より
低温に維持し、混合物中に導入するアルキルラク
テートに対して少くとも2.5%のモル過剰量の塩
化チオニルを反応混合物中に維持しつつ、有機塩
基(例えばピリジン、キノリン又はジメチルホル
ムアミド)の存在中でアルキルラクテートを塩化
チオニルと徐々に接触させ;第2段階では、第1
段階で得られた反応混合物をアルキルラクテート
のクロロスルフイネートの分解点に少くとも等し
い温度に加熱すること、を特徴とする。
本発明の方法を実施するためには、下記の条件
を用いるのが有利である。これらの条件は単独で
採用してもよく、又は互いに組合せて使用しても
よい。
a 工程の第1段階で、塩化チオニルの少くとも
1部と有機塩基の少くとも1部とを含有してい
る反応混合物中にアルキルラクテートを徐々に
導入することにより、アルキルラクテートを塩
化チオニルと徐々に接触させる。このために本
発明の好ましい具体例に於ては、有機塩基全量
と塩化チオニル全量とを使用反応器に入れ、ア
ルキルラクテートをこの混合物中に徐々に導入
する。この導入速度は、気体発生に従つて調整
する。本発明方法の別の好ましい具体例によれ
ば、有機塩基と塩化チオニルの1部とを反応器
に入れ、アルキルラクテートと残りの塩化チオ
ニルとを前記混合物の中に同時に導入する。反
応体の夫々の導入速度は下記の条件に合うよう
に調整される。即ち、第1段階全体を通して反
応混合物は、導入されるアルキルラクテートに
対して少くとも2.5%のモル過剰量の塩化チオ
ニルを含んでおり、従つて塩化水素ガスの発生
は工業的に許容されるレベルに維持される。発
生塩化水素ガスは時間吸収容量が既知の洗気カ
ラムにより吸収するのが有利である。アルキル
ラクテートと塩化チオニルとの反応が実質的に
瞬間的なので、1時間当りの塩化水素の発生量
が洗気カラムの時間吸収容量以内に維持される
ように、アルキルラクテートの導入速度及び必
要な場合塩化チオニルの導入速度を調整するこ
とが可能である。
b 好ましくは、転換すべきアルキルラクテート
の量に対して少くとも0.05重量%に等しい量の
ピリジンンを有機塩基として使用する。本発明
方法がラセミのアルキル2−クロロプロピオネ
ートの製造又は光学的活性のアルキル2−クロ
ロプロピオネートの製造を包含する場合は、こ
の量の上限値は厳密ではない。反応中の部分的
ラセミ化による光学純度の低下が許容されるか
らである。しかし乍ら、経済的理由から、転換
すべきアルキルラクテートの量に対して10重量
%を越える量のピリジンを使用しないのが有利
である。
本発明方法を光学活性アルキル2−クロロプ
ロピオネートの製造に適用し、使用し、反応中
の部分的ラセミ化現象を最高度に阻止したいと
きは、転換すべきアルキルラクテートの量に対
するピリジンの使用量は0.05〜2重量%、好ま
しくは0.1〜1重量%である。
ピリジンは、第1段階全体を通じて徐々に反
応混合物に導入してもよく又は第1段階の終り
に導入してもよいが、工程の第1段階の始めに
導入するのが好ましい。
c 工程の第1段階において、反応混合物の温度
は0〜70℃、好ましくは15〜65℃である。
d 塩化チオニル全量をアルキルラクテートの全
量に接触するために必要な時間は、少くとも2
時間、好ましくは3〜5時間であり、アルキル
ラクテートは第1段階全体を通じて一定速度で
導入される。
e 転換すべきアルキルラクテートに対して使用
する塩化チオニルのモル過剰量は合計して少く
とも2.5%、好ましくは5〜25%の間である。
f 工程の第2段階中、気体発生が完全に停止す
るまで反応混合物を60℃〜120℃の間で加熱す
る。しかし乍ら、本発明方法が光学活性のアル
キル2−クロロプロピオネートの製造に使用さ
れ、反応中の部分的ラセミ化を最高度に阻止し
たいときは、前記の温度が80℃を越えてはなら
ない。
工程の第2段階で、反応混合物の加熱温度を次
第に上昇させ且つ必要な場合温度を一定に維持す
る期間を設けることによつて、気体発生を工業的
に許容されるレベルまで制限することも可能であ
る。工程の第2段階の持続時間は少くとも1時
間、好ましくは2〜10時間が有利である。第2段
階中に発生したSO2は洗気カラムの中で吸収され
得る。
第2段階の終りに、得られた粗製アルキル2−
クロロプロピオネートを常法、特に蒸留及び/又
はアルカリ洗浄によつて精製し得る。
本発明方法は、ラセミアルキルラクテートから
ラセミのアルキル2−クロロプロピオネートを製
造するために使用され得る。
前記の如く製造されたラセミのアルキル2−ク
ロロプロピオネートは、酸化後、除草特性及び植
物ホルモン象を持つ公知の2−フエノキシプロピ
オン酸誘導体の製造に使用され得る。これらの誘
導体は例えば、2−(2−メチル−4−クロロフ
エノキシ)−プロピオン酸(又はMCPP)、2−
(2,4−ジクロロフエノキシ)−プロピオン酸
(又は2,4−DP)、2−(2,4,5−トリクロ
ロフエノキシ)−プロピオン酸(又は2,4,5
−TP)及び2−(2−メチルフエノキシ)−プロ
ピオン酸(又はMPP)である。
好ましくは本発明方法は、それ自体が光学的に
活性のアルキルラクテートから、大部分又は全部
が1種類の光学異性体から成る光学活性アルキル
2−クロロプロピオネートの製法を含む。アルキ
ルラクテートからアルキル2−クロロプロピオネ
ートへの転換は、ワルデン反転形の配置反転と共
に生起される。
本発明方法によつて特に対応するアルキルD−
ラクテートからのアルキルL−2−クロロプロピ
オネートの製造及び対応するアルキルL−ラクテ
ートからのアルキルD−2−クロロプロピオネー
トの製造が可能である。
本発明で得られるアルキルL−2−クロロ−プ
ロピオネートは、フランス特許第1479271号に記
載の方法によつてD−2−フエノキシプロピオン
酸を製造するための出発物質として有利に使用さ
れる。
下記の実施例により本発明を非限定的に説明す
る。これらの実施例の夫々に於いて、アルキル2
−クロロプロピオネートの収率は極めて高く、し
ばしば90%より大であることが理解されよう。更
に、不記の実施例の全てに於いて、溶媒を使用し
ないで反応が生起させることに注目されたい。し
かし乍ら所望の場合、使用溶媒が反応の立体化学
が変化させないという条件付で前記反応を溶媒媒
体中で生起し得る。使用可能な溶媒の例としてジ
オキサンが挙げられる。
実施例 1 撹拌器、ヴイグレー(Vigreux)型冷却器、温
度計、滴下漏斗、および冷却器の下流側に配置さ
れた液体窒素トラツプを備えた丸底フラスコを使
用する。
乳酸メチル(832g、8モル) 〔α〕20 D=+7.48゜(溶媒無し)を滴下漏斗に入
れ、塩化チオニル(1060g、8.9モル)をピリジ
ン(4.15g即ち、転換すべき乳酸メチルの量の
0.49重量%)とをフラスコに入れる。
乳酸メチルは不純物として乳酸エチル約1.03%
とラクチル乳酸メチルを含む別の不純物0.61%と
を含有している。
撹拌してフラスコの温度を60℃に上昇させ、こ
の定温度を維持しつつ乳酸メチルを4時間に亘つ
て導入する。導入が完了すると、温度を75℃に上
昇させこの温度を1時間維持する。この時点で気
相クロマトグラフイーを実施すると、反応混合物
中に乳酸メチルがもはや存在しないことが示され
る。加熱を20分間継続し次に約150mmHgの部分減
圧低下で温度約40〜45℃まで混合物を20分間冷却
する。
粗製2−クロロプロピオン酸メチル、SO2
(19.2g)、SOCl2(1.6g)およびHCl(1.8g)を含
む粗生成物(992.5g、884ml)が得られる。
前記の如く得られた粗製2−クロロプロピオン
酸メチルを気相クロマトグラフイーで分析する
と、下記の重量組成が得られる(SO2、SOCl2
HCl及びピリジンを除く)。
2−クロロプロピオン酸メチル 97.7% クロロプロピオン酸エチル 1.22% アセチル乳酸メチル 0.04% アセチルラクチル乳酸メチル 0.08% 乳酸メチルのクロロプロピオン酸塩 0.67% 乳酸エチルのクロロプロピオン酸塩 0.01% ラクチド(環化乳酸メチル) 0.03% ラクチル乳酸メチルのクロロプロピオン酸塩
0.11% 未確認不純物 0.14% クロロプロピオン酸エチル及びアセチル乳酸メ
チル及びアセチルラクチル乳酸メチルの形成は、
出発物質乳酸メチルの中の不純物の存在に起因す
る。(2−クロロプロピオン酸メチルの収率98
%)。
前記の方法で得られた粗生成物(900g)を高
さ40cmの充填カラムの中で圧力20mmHgにして蒸
留する。蒸留が完了すると減圧を3mmHgに増加
する。充填カラムの出口で、未凝縮蒸気が液体窒
素トラツプに入る。
蒸留によつて下記の3種の留分が得られる。
施光能〔α〕20 D=−25.37゜(溶媒無し)の2−クロ
ロプロピオン酸メチル(95g)、 施光能〔α〕20 D=−25.26゜(溶媒無し)の2−クロ
ロプロピオン酸メチル(675g)、 施光能〔α〕20 D=−24.56゜(溶媒無し)の2−クロ
ロプロピオン酸メチル(71g)。
カラムの底部で、重い生成物から成る残渣(13
g)が回収される。
液体窒素トラツプの中で微量のHCl、SO2及び
SOCl2を含有する2−クロロプロピオン酸メチル
(17g)が回収される。
蒸留後、窒素トラツプの中で回収された2−ク
ロロプロピオン酸塩を考慮すると収率は97.2%で
ある。
文献によれば、(ベイルシユタインE3、553ペ
ージ)によれば、L−2−クロロプロピオン酸メ
チルは旋光能〔α〕20 D=−27.8゜(溶媒無し)であ
る。このデータによれば、第2蒸留留分で得られ
る2−クロロプロピオン酸塩光学純度は95.4%
(即ち、得られた化合物はL異性体95.4%とD異
性体4.6%とを含有している。) 文献によれば、(ベイルシユタインE3、449ペ
ージ)によれば、D−乳酸メチルは旋光能〔α〕
19 D=+8.2゜(溶媒無し)である。このデータによれ
ば出発物質乳酸メチルの光学純度は95.6%であつ
た。従つて、乳酸メチルから2−クロロプロピオ
ン酸メチルへの転換が実質的なラセミ化を生起し
ないことが観察される。
実施例 2 実施例1と同じ旋光能を持つ乳酸メチル(832
g、8モル)と塩化チオニル(1070g、8.99モ
ル)とピリジン(2.1g)とを使用して実施例1
に記載の方法を実施する。
乳酸メチルを60℃で4時間に亘つて導入し、続
いて75℃で1時間30分間加熱する。
部分減圧下で冷却後、粗製の2−クロロプロピ
オン酸メチル、SO2(42.9g)、SOCl2(14.42g)、
およびHCl(0.75g)を含有する粗生成物(906.5
ml、即ち1020g)を回収する。
得られた粗製の2−クロロプロピオン酸メチル
を気相クロマトグラフイーで分析すると下記の重
量組成が得られる。
2−クロロプロピオン酸メチル 97.49% クロロプロピオン酸エチル 1.26% アセチル乳酸メチル 0.40% アセチルラクチル乳酸メチル 0.09% 乳酸メチルのクロロプロピオン酸塩 0.80% 乳酸エチルのクロロプロピオン酸塩 0.01% ラクチド(環化乳酸メチル) 0.04% ラクチル乳酸メチルのクロロプロピオン酸塩
0.14% 未確認不純物 0.13% 前記の如く得られた粗製の2−クロロプロピオ
ン酸メチル(900g)の蒸留によつて下記の留分
が得られる。
上部留分98g〔α〕20 D =−25.10゜(溶媒無し) 中部留分663g〔α〕20 D =−25.36゜(溶媒無し) 下部留分55g〔α〕20 D =−25.00゜(溶媒無し)。
カラムの底部で、重い生成物から成る残渣
(8.5g)が収集される。
液体窒素トラツプでは微量のHCl、SO2および
SOCl2を含有する2−クロロプロピオン酸メチル
(37g)が回収される。
蒸留後、窒素トラツプの中で回収された生成物
を考慮すると、クロロプロピオン酸メチルの収率
は98.6%である。中部留分で計算した光学純度は
95.6%である。
実施例 3 実施例1と同じ施光能を持つ乳酸メチル(832
g、8モル)、塩化チオニル(1070g、8.99モル)
およびピリジン(1g)を使用して実施例1に記
載の方法で処理する。
乳酸メチルを60℃で4時間に亘つて導入し、続
いて75℃で2時間加熱する。
部分減圧下で冷却後、粗製の2−クロロプロピ
オン酸メチルとSO2(42.5g)とSOCl2(22.8g)
とを含有する粗生成物(1026g、即ち910ml)が
回収される。
液体窒素トラツプの中でSO2(11.3g)とHCl
(12.9g即ち291.67g/)と塩化チオニル(40.0
g)とを含有する2−クロロプロピオン酸メチル
(44.5ml、即ち70g)が回収される。
得られた粗製の2−クロロプロピオン酸メチル
を気相クロマトグラフイーで分析すると下記の重
量組成が得られる。
2−クロロプロピオン酸メチル 97.53% クロロプロピオン酸エチル 1.15% アセチル乳酸メチル 0.04% アセチルラクチル乳酸メチル 0.08% 乳酸メチルのクロロプロピオン酸塩 0.67% 乳酸エチルのクロロプロピオン酸塩 0.01% ラクチド(環化乳酸メチル) 0.04% ラクチル乳酸メチルのクロロプロピオン酸塩
0.34% 未確認不純物 0.14% 前記で得られた粗製のクロロプロピオン酸メチ
ル(900g)の蒸留によつて下記の留分が得られ
る。
上部留分:99g〔α〕20 D =−25.29゜(溶媒無し) 中部留分:652g〔α〕20 D =−25.34゜(溶媒無し) 下部留分:58g〔α〕20 D =−24.97゜(溶媒無し)。
カラムの底部で、重い生成物から成る残渣(9
g)が収集される。
液体窒素トラツプの中で2−クロロプロピオン
酸メチル(29g)が回収される。
蒸留後、トラツプの中で回収された生成物を考
慮に入れると2−クロロプロピオン酸メチルの収
率は98.2%である。
蒸留により得られた(中部留分)2−クロロプ
ロピオン酸メチルの光学純度は95.5%である。
実施例 4 ヴイグル−型冷却器に代えてブラインコンデン
サを備えた実施例1と同じ装置を使用する。旋孔
能〔α〕20 D=−10.65゜(溶媒無し)の乳酸エチル
(590g、5モル)、塩化チオニル(640g、5.37モ
ル)およびピリジン(1.2g)を使用して実施例
1に記載の方法を実施する。
乳酸エチルを60℃で4時間に亘つて導入し、続
いて75℃で1時間45分間加熱する。大気圧下で冷
却後、主として2−クロロプロピオン酸エチルか
ら成る粗生成物(713g)を回収する。
この生成物の1部を圧力15mmHg(温度50〜52
℃)で蒸留すると、2−クロロプロピオン酸エチ
ル少くとも99.9%から成る旋光能〔α〕20 D=+
19.33゜(溶媒無し)の留分と、蒸留される生成物
の量の5.5重量%であつて、2−クロロプロピオ
ン酸エチル60重量%と重い生成物40重量%とから
成る残渣とが回収される。
(重い生成物の中のクロロプロピオン酸エチル
を入れると)2−クロロプロピオン酸エチルの収
率は97%である。
実施例 5 旋光能〔α〕20 D=−10.75゜(溶媒無し)の乳酸イ
ソプロピル(660g、5モル)、塩化チオニル
(640g、5.37モル)およびピリジン(1.2g)を
使用して実施例4の処理を実施する。
乳酸エスプロピルを60℃で4時間に亘つて導入
し、引続いて75℃で1時間35分間加熱する。
大気圧下で冷却後、主として粗製の2−クロロ
プロピオン酸イソプロピルから成る粗生成物
(825g)が回収される。
前記で得られた粗生成物(750g)を圧力10mm
Hg(温度50〜52℃)で蒸留すると、2−クロロプ
ロピオン酸イソプロピル少くとも90重量%から成
り、塩化チオニル8.84%と遊離SO20.2%とを含有
する旋光能〔α〕20 D=+13.42゜(溶媒無し)の第1
留分と、2−クロロプロピオン酸イソプロピル少
くとも99.5重量%から成り、塩化チオニル0.1重
量%未満とSO20.1重量%未満とを含有している
旋光能〔α〕20 D=−14.02゜(溶媒無し)の第2留分
と、2−クロロプロピオン酸イソプロピル81%と
重い生成物19%とから成る残渣(60g)とを回収
し得る。
2−クロロプロピオン酸イソプロピルの収率は
95.7%である。
実施例 6 施光能〔α〕20 D=−2.77゜(溶媒無し)の乳酸n−
ブチル(584g、4モル)、塩化チオニル(512g、
4.30モル)およびピリジン(1.2g)を使用して
実施例5の処理を実施する。
乳酸n−ブチルを60℃で4時間に亘つて導入
し、引続いて75℃で1時間15分間加熱する。大気
圧下で冷却後、主として2−クロロプロピオン酸
n−ブチルから成る粗生成物(690g)が回収さ
れる。
得られた粗生成物(600g)を圧力1mmHg(温
度66〜69℃)で蒸留し、2−クロロプロピオン酸
n−ブチル少くとも99重量%から成り遊離
SO20.16重量%と塩化チオニル0.1%未満とを含有
する旋光能〔α〕20 D=+2.77゜(溶媒無し)の第1留
分(127g)と、2−クロロ−プロピオン酸n−
ブチル少くとも99.5%から成り遊離SO20.1%未満
と塩化チオニル0.1%未満とを含有している旋光
能〔α〕20 D=+2.75゜(溶媒無し)の第2留分(371
g)と、2−クロロプロピオン酸n−ブチル97重
量%と重い生成物3%とから成る残渣(33g)と
が得られる。
2−クロロプロピオン酸n−ブチルの収率は
95.3%である。
実施例 7 旋光能〔α〕20 D=−13.16゜(溶媒無し)の乳酸n
−プロピル(660g、5モル)と塩化チオニル
(640g、5.37モル)とピリジン(1.3g)とを使
用して、実施例6の処理を実施する。
乳酸n−プロピルを60℃で4時間に亘つて導入
し、次に75℃で1時間5分間加熱する。大気圧下
で冷却後、主としてクロロプロピオン酸n−プロ
ピルから成る粗生成物(831g)が回収される。
得られた粗生成物(731g)を圧力12mmHg(+
69℃)で蒸留すると、2−クロロプロピオン酸n
−プロピル少くとも93重量%から成り、遊離
SO20.5重量%と塩化チオニル6.5%未満とを含有
している旋光能〔α〕20 D=+13.97゜(溶媒無し)の
第1留分(125g)と、2−クロロプロピオン酸
n−プロピル少くとも99.9重量%から成り遊離
SO20.1%未満を含有している旋光〔α〕20 D=+
14.30゜(溶媒無し)の第2留分(465g)と2−ク
ロロプロピオン酸n−プロピル95.5重量%と重い
生成物4.5%とから成る残渣(27g)とが得られ
る。
2−クロロプロピオン酸n−プロピルの収率は
95.1%である。
実施例 8 塩化チオニル(50g、0.42モル)とピリジン
(4.15g)と予め生成しておいた旋光能〔α〕20 D
−24.8゜(溶媒無し)の2−クロロプロピオン酸メ
チル(500g)とを、撹拌器とヴイグル−型冷却
器と2個の滴下漏斗とを備えた丸底フラスコ内に
導入する。滴下漏斗の1個に、不純物としての乳
酸エチル1.03%と別の未確認不純物0.61%とを含
有している〔α〕20 D=+7.48゜(溶媒無し)の乳酸メ
チル832g(8モル)を入れる。別の滴下漏斗に
塩化チオニル(973g、8.18モル)を入れる。
60℃で4時間に亘つて乳酸メチルと塩化チオニ
ルとを同時にフラスコ内に導入する。反応体の
夫々の導入速度は、フラスコ内に導入された塩化
チオニルの量が常に、導入された乳酸メチルの量
に対して少くとも2.5%のモル過剰量になつてい
るように調整される。
導入が完了すると反応混合物の温度は60℃から
5分間で75℃まで上昇し、この温度が1時間30分
間維持される。クロロプロピオン酸メチル90%以
上から成る粗生成物(1588g)が得られる。残部
は主として余剰の塩化チオニルと溶解SO2とから
成る。
前記の如く得られた粗生成物(1588g)を高さ
40cmの充填カラムの中で部分減圧48mmHgにて蒸
留する。蒸留の終りに減圧は3mmHgである。下
記の3種の留分が得られる。
第1留分 (263g)は2−クロロプロピオン酸エチル約
1重量%含有の2−クロロ−プロピオン酸メチル
(247.5g)と塩化チオニル(13.1g)と遊離SO2
(1.3g)と遊離HCl(1.0g)とから成る。
第2留分 (1035.4g)、〔α〕20 D=−25.06゜(溶媒無し)は
2−クロロプロピオン酸エチル約1重量%を含有
している2−クロロプロピオン酸メチル及びエチ
ルの混合物(1033.6g)とSO2(0.9g)とHCl(0.9
g)とから成る。
第3留分 (129g)、〔α〕20 D=−24.59゜(溶媒無し)は2

クロロプロピオン酸エチル約1重量%を含有して
いる2−クロロプロピオン酸メチル(128.9g)
とHCl(0.07g)とから成る。
カラムの底部で、塩酸ピリジンと重い生成物と
から成る残渣(14g)が回収される。
蒸留後、カラムの洗浄によつて2−クロロプロ
ピオン酸メチル(6g)を回収し得る。
2−クロロプロピオン酸メチルの収率は94%で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: 〔式中、Rは炭素原子1〜5個を含有するアルキ
    ル基を示す〕で示されるラセミ又は光学活性のア
    ルキルラクテートに過剰量の塩化チオニルを反応
    させ、第1段階でアルキルラクテートのクロロス
    ルフイネートを形成し、次に第2段階でアルキル
    ラクテートのクロロスルフイネートを熱分解する 式: 〔式中、Rは前記の同義〕で示されるラセミ又は
    光学活性アルキル2−クロロプロピオネートの製
    法において; 第1段階において、アルキルラクテートを塩化
    チオニルと有機塩基の存在中にて徐々に反応さ
    せ、一方反応混合物に導入するアルキルラクテー
    トの量に対して塩化チオニルを少なくとも2.5%
    のモル過剰量に維持し且つ該反応混合物をアルキ
    ルラクテートのクロロスルフイネートの分解温度
    より低い温度に維持し、そして第2段階におい
    て、第1段階で得られた反応混合物をアルキルラ
    クテートのクロロスルフイネートの分解温度に少
    くとも等しい温度に加熱することを特徴とする、
    ラセミ又は光学活性のアルキル2−クロロプロピ
    オネートの製法。 2 工程の第1段階において、アルキルラクテー
    トを、使用すべき塩化チオニルの少くとも1部と
    使用すべき有機塩基の少くとも1部とを含有して
    いる反応混合物の中に徐々に導入することを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項に記載の製法。 3 工程の第1段階において、アルキルラクテー
    トと塩化チオニルの1部とを、有機塩基と塩化チ
    オニルの残部とを含有している反応混合物中に同
    時に導入することを特徴とする、特許請求の範囲
    第2項に記載の製法。 4 方法の第1段階においてアルキルラクテート
    を、有機塩基と塩化チオニルとを含有している反
    応混合物中に導入することを特徴とする、特許請
    求の範囲第2項に記載の製法。 5 塩化チオニルの全量をアルキルラクテートの
    全量と接触させるために必要な時間が少くとも2
    時間であり、この時間の間反応混合物の温度を0
    〜70℃に維持することを特徴とする、特許請求の
    範囲第3項及び第4項のいずれかに記載の製法。 6 有機塩基が、ピリジン、ジメチルホルムアミ
    ドおよびキノリンの中から選択されることを特徴
    とする、特許請求の範囲第5項に記載の製法。 7 使用する有機塩基がピリジンであることを特
    徴とする、光学活性アルキルラクテートから光学
    活性アルキル2−クロロプロピオネートを製造す
    るための特許請求の範囲第6項に記載の製法。 8 使用するピリジンの量が転換すべきアルキル
    ラクテートの量の0.05〜2重量%の間であり、そ
    して工程の第2段階において前記反応混合物を60
    〜80℃の間の温度に加熱することを特徴とする、
    特許請求の範囲第7項に記載の製法。 9 出発物質として使用するアルキルラクテート
    が主としてL絶対配置の異性体から構成されるこ
    とを特徴とする、主としてD絶対配置の異性体か
    ら成る2−クロロプロピオネートを製造するため
    の特許請求の範囲第8項に記載の製法。 10 出発物質として使用するアルキルラクテー
    トが主としてD絶対配置の異性体から成ることを
    特徴とする、主としてL絶対配置の異性体から成
    るアルキル2−クロロプロピオネートを製造する
    ための特許請求の範囲第8項に記載の製法。 11 特許請求の範囲第8項〜第11項のいずれ
    かに記載の製法により得られる、光学純度の高い
    光学活性アルキル2−クロロ−プロピオネート。
JP8266780A 1979-06-20 1980-06-18 Manufacture of alkyll22chloropropionate Granted JPS567743A (en)

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