JPS6327396A - 伸縮ブ−ムに継ぎ足されるジブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分管） 本発明は、伸縮ブームに継ぎ足されるジブに関するもの
である。

（従来技術） 油圧式トラッククレーンあるいはラッテレーンクレーン
等のクレーンに用いられる伸縮ブームには、その使用時
には伸縮ブームの先端に継ぎ足され、その不使用時には
伸縮ブームの一側に反転折畳み状に格納されるジブが取
り付けられている。

この種のジブは、伸縮ブームの一側の格納位置から伸縮
ブーム先端へ継ぎ足す作業並びに、伸縮ブーム先端に継
ぎ足した継ぎ足し位置から伸縮ブームの一側に格納する
作業を、より小さな作業スペースで行うための工夫が従
来より種々試みられており、その一つとして、本出願人
は、先に特開昭５９−７４８９４号に示す如きジブを発
明した。これは、第６図および第７図に示す如く、ジブ
２を、伸縮ブーム１の先端部前面の前面位置とこの前面
位置から略１８０°回動した反転位置の間で横方向に回
動できるようその基部の一側を伸縮ブーム１の先端部一
側へ回動連結装ｆ３を介して着脱自在に取り付けられる
ジブ取付用枠体４であつて、その基部の他側と伸縮ブー
ムの先端部他側との間に前記回動連結装置８と共同して
当該ジブ取付用枠体４・を前記前面位置に固定する解除
可能な固定装＃５を備えたジブ取付用枠体４、 および、その基端部を、前記ジブ取付用枠体４の下側前
端に水平支１［１１６を介して上下方向に回動できるよ
う取り付けられたジブ本体７であって、その上側適所と
前記ジブ取付用枠体４の適所間にジブ本体７を上方回動
位置（伸展位ｖ、）に固定する解除可能な連結装置８を
備えたジブ本体７、で以って構成し、該ジブ２の張り出
し並びに格納時には、伸縮ブーム１を起仰させた上でジ
ブ本体７を前記水平支軸６を介してジブ取付用枠体４か
ら自由吊下状態とし、次いでジブ取付用枠体４を、前記
回動連結装置８全中心に反転位置から前面位置へ、ある
いは前面位置から反転位置に回動させ、その上でジブ本
体７をジブ取付用枠体４に対して伸展位置に固定するよ
うにしたものが知られている。

ところが、この公知例のものにおいては、ジブ２の張シ
出し並びに格納に際して伸縮ブーム１を起仰させたとき
、ジブ取付用枠体４を伸縮プーム１先端一側へ横方向に
回動自在に連結する回動連結装ｆ８の回動軸心８Ｃが伸
縮ブーム１の起仰角度分だけ鉛直方向から傾斜するため
、ジブ２の張り出し並びに格納に際してジブ取付用枠体
４を回動連結装置８全中心に反転位置から前面位置へ回
動させる際、ジブ取付用枠体４に水平支軸６を介して自
由吊下状ｆｌ（第６図に二点鎖線で示したイ位ｆ）Ｋあ
るジブ本体７の先端部が、前後に大きく揺動するという
問題がありた。何故なら１、ジブ取付用枠体４とジブ本
体７を上下回動自在に連結する水平支軸６は、ジブ取付
用枠体４が反転位置および前面位置にあるときには水平
度を維持するものの、ジブ取付用枠体４が、回動連結装
置８を中心に反転位置あるいは前面位置から略９０ｏ回
動した状態にあっては、水平支軸６の細心が伸縮ブーム
１の・長手方向に略沿う状態になるため、ジブ本体の先
端部が、前方に大きく移動するためである（第６図に２
点鎖線で示した口位置）。そしてこの状態から更にジブ
取付枠体４が前面位置あるいは反転位置に回動すると水
平支軸６は再び水平となるため、ジブ本体７が前後に大
きく拐動する。

このため、この公知例のものにあっては、ジブ７の張シ
出しあるいは格納に際してジブ本体７の上記前後方向へ
の揺動を許容するスペースを必要とするのみならず、そ
の操作に危険が伴うという欠点がありた。

（本発明の目的） 本発明は、かかる従来技術の伸縮ブームに継ぎ足される
ジブにおける上記欠点を解消した新規な伸縮ブームに継
ぎ足されるジブを提案することを目的としてなされたも
のである。

（目的を達成するための手段） 本発明は上記の目的を達成するため次の如く構成する。

すなわち、 伸縮ブームの先端部前面に継ぎ足した継ぎ足し位置と、
伸縮ブームの側面に折畳んだ折畳み位置をとることので
きるジブでちゃで、 伸縮ブームの先端部前面の前面位置とこの前面位置から
伸縮ブームの側方へ略１８０°回動した反転位置の間で
回動できるようその基部の一側を伸縮ブームの先端部一
側へ回動連結装置を介して着脱自在に取り付けられるジ
ブ取付用枠体でありて、その基部の他側と伸縮ブームの
先端部他側との間に前記回動連結装置と共同して当該ジ
ブ取付用枠体を伸縮ブームの前面位置に固定する解除可
能な固定装置を備えたジブ取付用枠体、および、その基
端部を、前記ジブ取付用枠体に水平支軸を介して上下方
向に回動できるよう取り付けられた適宜長さのジブ本体
１ ジブ本体とジブ取付用枠体との間に介装され、ジブ本体
がジブ取付用枠体の前面へ張り出された伸展位置とジブ
本体の長手方向がジブ取付用枠体の前記回動連結装置の
回動軸心と略平行となる下方折曲げ位置との間でジブ本
体を前記水平支軸を中心に回動させる油圧シリンダ、 によシ構成したものである。

（作　用） このように構成した本発明の伸縮ブームに継ぎ足される
ジブにありても、ジブの張り出し並びに格納に際しては
、ジブ取付用枠体を回動連結装置を介して伸縮ブーム先
端部へ回動可能に連結した状態で伸縮ブームを起仰し、
ジブ本体を水平支軸を介してジブ取付用枠体から下方へ
折曲げ、次いでジブ取付用枠体を、前記回動連結装置を
中心に反転位置から前面位置へ、あるいは前面位置から
反転位置に回動させ、その上でジブ本体をジブ取付用枠
体に対して伸展位置に固定するものであシ、この点に関
しては従来技術と同様である。しかしながら、上記の如
く構成した本発明の伸縮ブームに継ぎ足されるジブは、
ジブ本体とジブ取付用枠体との間に介装した油圧シリン
ダによってジブ本体を、その長手方向がジブ取付用枠体
の回動連結装置の回動軸心と略平行となる下方折曲げ位
置にもたらすことができるため、ジブ取付用枠体を回動
連結装置を中心に反転位置から前面位置へあるいは前面
位置から反転位置へ回動させる際、回動連結装置の回動
軸線と略平行となる下方折曲げ位置にあるジブ本体の先
端部が前後方向に大きく移動することが々く、そのため
、小さなスペースで安全にジブの張り出し格納ができる
のである。

（実施例） 以下本発明の伸縮ブームに継ぎ足されるジブの実施例を
、第１図〜第５図に基づいて説明する。

第１図および第５図において、１は、走行車輛上に旋回
自在に搭載した旋回台（図示せず）へ起伏駆動自在に取
り付けた伸縮ブームである。２はジブでありて、当該ジ
ブ２は、ジブ取付用枠体４、ジブ本体７および油圧シリ
ンダ９で構成されている。前記ジブ取付用枠体４は、伸
縮ブーム１の先端部前面の前面位置（第８図の位ｆ）と
この前面位置から１８０°回動した反転位置（第１図、
第２図および第４図の位置）との間で横方向に回動でき
るようその基部の一側を伸縮ブーム１の先端部一側へ回
動連結装＠３を介して着脱自在に取り付けられるように
なっておシ、且つその基部の他側と伸縮ブーム１の先端
部他側との間に前記回動連結装Ｒ８と共同してジブ取付
用枠体４を前記前面位置に固定する解除可能な固定装置
５を備えている。

回動駆動装置８は、第６図から理解できるように、ジブ
取付用枠体４の基部の一側の上下位置に夫々突設したブ
ラケットＩＯと１１、伸縮ブーム１の先端部一側の上下
位置に夫々突設したブラケット１２と１３、および、ブ
ラケット１０とブラケット１２およびブラケット１１と
ブラケット１３を連結するピン１４および１５ヲ備えて
おシ、ピン１４および１５によ）各ブラケットを連結し
た状態では、ピン１４および１５によりて画定される回
動軸心８Ｃ１ｒ：中心に、ジブ取付用枠体４が前記前面
位置と前記反転位置との間で回動可能となシ、ピン１４
およびピン１５ｔ−抜き取り前記各ブラケットの連結を
解除した状態では回動連結装置３が解除され、ジブ取付
用枠体４が伸縮プーム１先端部から離脱できるようにな
っている。尚本実施例においては、後述するようにジブ
取付用枠体４における上記ブラケット１０上に、回動連
結装置８の回動軸心と細心を−にする水平シーブ用支軸
１６を突設しである関係上、前記ピン！４け下方から、
ピｙ１５は上方から挿入して夫々核轟するブラケットを
連結するようになっている。

前記固定装置５は、ジブ取付用枠体４の基部の他側の上
下位置に夫々突設したブラケット１７と１８、伸縮ブー
ム１の先曹部他側の上下位置に夫々突設したブラケット
１９と２０、および、ブラケット１７とブラケット１９
およびブラケット１８とブラケット２０を夫々連結する
ピン２１および２２を備えている。

前記ジブ本体７に、その基端部を前記ジブ取付用枠体４
の下側前端に水平支軸６を介して上下方向に回動できる
ように取り付けられている。前記油圧シリンダ９は、ジ
ブ本体７とジブ取付用枠体４との間に介装され、ジブ本
体７がジブ取付用枠体４の前面へ張り出された伸展位置
く第１図、第３図および第４図に図示された位置）と、
ジブ本体７がジブ取付用枠体・ｔの前記回動連結装置３
の回動軸線と略平行となる折曲げ位＠、（第２図々示の
位置）との間で、ジブ本体７を前記水平支軸６まわりで
回動駆動するものである。本実施例の場合油圧シリンダ
９は、ジブ取付用枠体４の上側左右位置とジブ本体７０
基端部上側左右位置との間に夫々介装されている。

２３は、ジブ取付用枠体４のブラケット１０上に突設し
た前記水平シーブ用支軸１６の上端に回転自在に取り付
けた水平シープである。２４は、水平シーブｎの下方位
置の水平ンープ用支軸１６に回動自在に枢支されたボス
２５へその基端を固定されその先端を水平シープｎのワ
イヤーローブ滞に近接対向させ九ワイヤーロープ外れ止
めである（第５図参照）。２６は、伸縮プーム１の上側
適所に設けたガイドシーブ、２７は、ジブ取付用枠体４
の上側に突出して設けたブラケット２８へ回転自在に支
持されたガイドシープである。２９は、ジブ本体７の基
端部上側に設けたガイドシープである。３０は、ジブ先
端滑車である。３１は、旋回台に設けたジブ用ウィンチ
（図示せず）から引き出したワイヤーロープでありて、
前記ガイドシープ２６、水平シープ％、ガイドシープ２
７、ガイドシープ２９、ジブ先端滑車３０の順に懸は廻
された上でその先端をジブ用フックブロック３２に連結
している。前記ジブ本体７の先端部には、ジブ用フック
ブロック３２′ｔ−巻き上げた際当該ジブ用フックブロ
ック３２が衝接する座間が設けられている。

詞は、旋回台に設けた主ウィンチ（図示せず）から伸縮
ブーム１の上側および伸縮ブーム１先端シーブを経て伸
縮ブーム１先端に引き出されたワイヤーローブ（図では
省略している）を介して、伸縮プーム１先端に吊下した
主フツクブロックである。

ジブ取付用枠体４を枢着連結装ｆｆ８を中心縮小状態に
ある伸縮プーム１に対し回転折返した反転位置にし且つ
ジブ本体７をジブ取付用枠体４に対して伸長位置にした
状態（第１図および第４図の状態）において、ジブ本体
７の基端部一側適所とこれに対向する伸縮プーム１の外
側ブーム１ａの一側適所間、およびジブ本体７の先端部
一側適所とこれに対向する伸縮プーム１の外側プーム１
ａの一側適所間には、ジブ本体７金外側プーム１？１゜
に連結保持する解除可能な連結装置３５および３６が設
けられている（第４図参照）。

前記油圧シリンダ９．９を駆動するための圧油は、伸縮
プーム１の外側プーム１ａの一側適所に設けたホースリ
ール３７と、当該ホースリール３７に巻き取られた二条
のホース３８ヲ介して、旋回台の運転席（図示せず）の
操作弁から油圧シリンダ９．９へ送られるようになりて
おり、前記操作弁を操作することで油圧シリンダ’：’
、９’に伸縮駆動できるようになっている。

次に本実施例の作用について説明する。

ジブ２は、その格納状態においては、ジブ取付用枠体４
を反転位置にし且つジブ本体７を（ｒｐ展位置にした状
ｎ（第１図および第４図の状態）にして、連結装＃、３
５および３６″ｆ、連結し７且つ回動連結装置８を外し
、以りてジブ２を伸縮プーム１の外側プーム１ａの一側
面に反転状態で連結保持しておシ、この状態では、伸縮
プーム１を伸縮並びに起伏操作して主フツク３４により
クレーン作業ができるようになっている。

ジブ２の上記格納状態から、ジブ２を伸縮プーム１先端
へ継ぎ足す場合には、 （１）伸縮プーム１を縮小して、回動連結装置３を連結
する。

（２）連結装置３５．３６を解除する。この解除は、連
結装置３５．３６が、外側プーム１に対するジブ２の伸
縮ブーム１伸長方向の相対移動によってなされる構造の
ものにあっては、伸縮プーム１を若干量伸長させること
によって達成される。

連結装置３５．３６を解除した状態では、ジブ２は、回
動連結装置８のみによって伸縮プーム１の先端部に連結
されておシ、ジブ取付用枠体４に対するジブ本体７の水
平支軸６まわりの回動は油圧シリンダ９によって規ル１
１されている。

（３）次いで伸縮ブーム１を適宜の角度に起仰させる。

この起仰角は、ジブ本体９を水平支軸を中心に下方へ回
動させたときジブ２の先端が地表に干渉しない程度の起
仰角である。

（４）油圧シリンダ９を伸長駆動させ、ジブ本体７を、
その長手方向軸線が回動連結装置８の回動軸と 線と略平行となる下方回動位置まで回動させる。

この状態で油圧シリンダ９により固定する。（第２図の
状態） （５）　　次いで、ジブ用ウィンチによりワイヤーロー
プ３１を巻き取り、ジブ用フックブロック３２を、ジブ
２先端の連関へ着座させた上で、更にワイヤーロープ３
１を巻き取る。このとき、水平シープ２３まわりＫｔＪ
字状に懸は廻されたワイヤーローブ３１の張力は、ジブ
取付用枠体４を、回動連結表［３を中心に伸縮ブーム１
の先端部１の前面位置に回動させる。

との回動運動は、ジブ本体７の長手方向軸線が、回動連
結装置８の回動軸線と略平行に維持されているので、比
較的小さな回動力で行い得、且つこの回動に際してジブ
２の先端（ジブ本体７の先端）が小さな回転軌跡を画い
て回動するのである。

（６）　　ジブ取付用枠体４が伸縮ブーム１の先端部の
前面位置に回動した後、油王シリンダ９を縮小駆動させ
、ジブ本体７ｆｒ：ジブ取付用枠体４に対する下方回動
位置から伸展位置（第２図および第４図の位置）に水平
支ｔｌｌ１６まわりで回動させる。

（７）次いで伸縮ブーム１を倒伏させて、固定装置５で
以ってジブ取付用枠体４と伸縮ブーム１先端部の他側間
同志を連結する。

このようにしてジブ２を格納位置から伸縮ブーム１の先
端へ継ぎ足すのでちる。そして伸縮ブーム１を起伏、伸
縮並びに旋回動して、ジブ２先端に吊下したジブ用フッ
クブロック３２にてクレーン作業をするのである。この
とき、油圧シリンダ９を下方（旋回台の運転席）から伸
縮駆動することで、ジブ本体７のチルト角Ｅｆｍ整でき
るので多様なりレーン作業に対応でさるものである。勿
論、ジブ本体７とジブ取付用枠体４との間に、ジブ本体
７を任意の複数チルト位置にロックするための解除可能
力連結手段を設け、この連結手段をロックすることで、
クレーン作条時に油圧シリンダ９に作用する力を、この
連結手段で担持させるようにすることで、油圧シリンダ
９を小出力のものとしても良い。

ジブ２を継ぎ足し位置く第２図および第４図の位置）か
らこれを格納位置にしようとするときには、上記（１）
〜（７）の操作手順を逆に行なえば良い。この場合、上
記操作手順の（５）については、これを逆に行っても、
ジブ取付用枠体４は、伸縮ブーム１の先端部の前面位置
から反転位置に回動しないのでこの部分については、次
の如く行うものである。

（５）′　　ワイヤーローブ３１ヲ多少ゆるめた上で、
伸縮ブーム１を多少衝？的に旋回動（旋回台を旋回させ
ることで達成できる）させこの衝愁によりてジブ取付用
枠体４を回動連結装置３を中心に反転位置方向へ回動さ
せるか、あるいはジブ本体７の先端を地上に付けた上で
伸縮ブーム１を旋回させこの旋回によりてジブ取付用枠
体４を回動連結表ｆ８を中心に反転位置方向へ回動させ
るか、または地上に位置する作業員がジブ本体７先端部
へ鉄棒を着し込んでジブ本体７を撚転させることでジブ
取付用枠体４を回動連結装置８を中心に反転位置方向へ
回動させるのである。このようにして所定量の回動が達
成されると後は、ジブ２の自重により反転位置方向の回
動力が生じるので、ワイヤーロープ３１を徐々にゆるめ
てジブ取付用枠体４を反転位置にもたらすのである０ 尚、上記実施例においては、ワイヤーロープ３１を水平
シープｎを介してジブ２先端へかけ回し、このワイヤー
ロープの張力を、ジブ取付用枠体４を反転位置から前面
位置へ回動させる回動力として利用するようにしたが、
このようにすることは、本発明の要件ではない。ジブ取
付用枠体４を反転位置から前面位置へあるいけ前面位置
から反転位置へ回動させるのは、ジブ取付用枠体４に対
してジブ本体７が下方回動位置（ジブ本体７の長手方向
軸線が、回動連結袋ｆＰｔ、８の回動中心と略平行な位
ｔ）にあるときであるため、七〇回動は比較的小さな力
で済む関係上、作業員がジブ本体７を地上から鉄棒等で
撚転することでも容易に行ないうるものである。

（効　果） いずれにしても本発明の伸縮ブームに継ぎ足されるジブ
は、ジブ本体とジブ取付用枠体との間に介装した油圧シ
リンダによってジブ本体を、その長手方向がジブ取付用
枠体の回動連結装置の回動軸心と略平行となる下方折曲
げ位置にもたらすととができるため、ジブ取付用枠体を
自動連結装置を中心に反転位置から前面位置へあるいは
前面位置から反転位置へ回動させる際、回動連結装置の
回動軸線と略平行となる下方折曲げ位置にあるジブ本体
の先端部が前後方向に大きく移動することがなく、その
ため、小さなスペースで、安全にジブの張り出し格納が
できるのである。

しかも、このジブは、伸縮ブームを倒伏した状態で伸縮
ブームの側方に大きなスペースがある場合には、ジブ取
付用枠体に対してジブ本体を伸展位置にしたま＼、ジブ
取付用枠体を伸縮ブーム先端部で回動連結袋ｇｔ、を中
心に回動させることで、従来のいわゆる横振り出し式ジ
ブと同様な、ジブの継ぎ足し並びに格納が出来るのであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は、本発明に係る伸縮ブームに継ぎ足さ
れるジブの実施例の説明図であって、第１図はジブの格
納状態の側面図、第２図は継ぎ足し途中の状態を示す側
面図、第３図は伸縮ブームの先端に継ぎ足した状態を示
す側面図、第４図は第１図の平面図、第５図は第１図の
ｘ−ｘ部の矢視図である。第６図および第７図は従来例
を示す説明図でありて、第６図はジブの格納状態の側面
図、第７図は同平面図である。 伸縮ブーム；１、ジブ；２、 回動連結装置；８、ジブ取付用枠体；４、固定装置；５
、水平支軸；６、 ジブ本体；７ 回動連結装置３の回動軸心；８Ｃ 油圧シリンダ；９ 第１０ 系２囚

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 伸縮ブーム１の先端部前面に継ぎ足した継ぎ足し位置と
   、伸縮ブームの側面に折畳んだ折畳み位置をとることの
   できるジブ２であって、 伸縮ブーム１の先端部前面の前面位置とこの前面位置か
   ら伸縮ブームの側方へ略１８０°回動した反転位置の間
   で回動できるようその基部の一側を伸縮ブームの先端部
   一側へ回動連結装置３を介して着脱自在に取り付けられ
   るジブ取付用枠体４であって、その基部の他側と伸縮ブ
   ーム１の先端部他側との間に前記回動連結装置３と共同
   して当該ジブ取付用枠体４を伸縮ブーム１の前面位置に
   固定する解除可能な固定装置５を備えたジブ取付用枠体
   ４、および、 その基端部を、前記ジブ取付用枠体４に水平支軸６を介
   して上下方向に回動できるよう取り付けられた適宜長さ
   のジブ本体７、 ジブ本体７とジブ取付用枠体４との間に介装され、ジブ
   本体７がジブ取付用枠体４の前面へ張り出された伸展位
   置とジブ本体７の長手方向がジブ取付用枠体４の前記回
   動連結装置３の回動軸心３Ｃと略平行となる下方折曲げ
   位置との間でジブ本体７を前記水平支軸６を中心に回動
   させる油圧シリンダ９、 とから構成したことを特徴とする伸縮ブームに継ぎ足さ
   れるジブ。