JPH07115831B2 - クレーンのジブ張出し、格納装置 - Google Patents

クレーンのジブ張出し、格納装置

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JPH07115831B2
JPH07115831B2 JP63110968A JP11096888A JPH07115831B2 JP H07115831 B2 JPH07115831 B2 JP H07115831B2 JP 63110968 A JP63110968 A JP 63110968A JP 11096888 A JP11096888 A JP 11096888A JP H07115831 B2 JPH07115831 B2 JP H07115831B2
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    • B66C23/18Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes
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    • B66C23/42Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes mounted on road or rail vehicles; Manually-movable jib-cranes for use in workshops; Floating cranes with jibs of adjustable configuration, e.g. foldable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66C23/64Jibs
    • B66C23/70Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
    • B66C23/701Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic
    • B66C23/702Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic with a jib extension boom

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトラッククレーン、ラフテレーンクレーン等の
ホイール式クレーンにおいて、ジブを捻転させて張出
し、格納する所謂ジブツイスト方式をとるジブ張出し、
格納装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ジブツイスト方式によるジブ張出し、格納方式は、特公
昭63−3827号公報等に示されているように、ジブをブー
ムの横側面に竪置き格納し、この格納位置から下方に垂
下させ、ついで竪軸まわりにほぼ270゜捻転させた後、
引上げてブーム先端部に張出し、これと逆の手順によっ
て格納するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、このジブツイスト方式をとるクレーンにおいて
は、上記公報に示されているように、張出し、格納時に
おけるジブの捻転操作を人力で行なうようにしているた
め、とくに大形クレーンに使用される大形ジブの場合
に、この捻転操作が面倒となっていた。また、ジブ張出
し、格納作業の中間でこの人力操作が必要となるため、
連続作業ができないという問題があった。
そこで本発明は、ジブを張出し、格納時において自動的
に捻転させることができるクレーンのジブ張出し、格納
装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ブームの先端部左右両側にジブ取付軸が設け
られ、ジブを、基端部左右両側がこの両側ジブ取付軸に
連結された状態でブーム先端部に張出し、同ジブを、格
納時には、基端部片側が上記ジブ取付軸に連結された状
態で、この連結点を支点として、ブーム先端部下方に垂
下させる垂下工程と、この垂下後に竪軸まわりに捻転さ
せる捻転工程と、この捻転後にブーム側に引寄せる引寄
せ工程を経てブーム横側面に竪置き格納し、これと逆の
手順で張出すように構成したクレーンにおいて、ジブ基
端部における上記ジブ捻転時の支点となる側に、ジブ長
さ方向に伸縮自在なジブシリンダが設けられるととも
に、このジブシリンダの外周にガイド筒が設けられ、こ
のガイド筒に、上記格納時の捻転工程におけるジブ捻転
角度に対応する周方向角度範囲に亘って螺旋状のガイド
溝が設けられ、上記ジブシリンダにおけるピストンロッ
ドとシリンダチューブのいずれか一方に、同シリンダの
伸縮作動により上記ガイド溝内を移動する係合部材が設
けられ、他方に上記ガイド筒が一体に連結されてなるも
のである。
〔作用〕
この構成により、ジブ張出し、格納時において、ジブシ
リンダの伸長または縮小作動に基づくガイド溝と係合部
材とによるガイド作用によってジブを自動的に張出しま
たは格納方向に捻転させることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図によって説明する。
各図において、1はブーム、2はジブである。
ブーム1は、固定ブーム11と一乃至複数段の可動ブーム
(ここでは一段の場合を示す)12とによって伸縮自在に
構成されている。このブーム1の可動ブーム12における
先端シーブブロック12aの左右両側にジブ取付軸(図で
は左側のみを示す)13が突設されている。
ジブ2は、周知のように左右(第1図に示すジブ張出し
状態で運転席から見た左右)の主桁21,22間に複数の連
結桟23が取付けられて成り、このジブ2の基端部左右両
側、すなわち両主桁21,22の基端部にジブシリンダ(以
下、左側および右側シリンダという)3,4がジブ長さ方
向に伸縮自在に取付けられ、同期して伸縮作動するよう
になっている。
この両側ジブシリンダ3,4は、第6図に拡大して示すよ
うに、ピストンロッド31,41の先端部が主桁21,22の基端
部に固着されて、主桁21,22と同軸上に取付けられてい
る。また、シリンダチューブ32,42のボトム側端部に二
股状のジブフット(以下、左側および右側ジブフットと
いう)33,43がシリンダチューブ32,42と一体に固着さ
れ、この両側ジブフット33,43がブーム1のジブ取付軸1
3に体して径方向の係合、離脱しうるようになってい
る。
なお、第6図に示すように両側ジブフット33,43の先端
部には、ピン孔33a,43aが設けられ、ジブフット33,43が
ジブ取付軸13に係合した状態でこのピン孔33a,43aに固
定ピン5がさし込まれることにより、ジブフット33,43
がジブ取付軸13に対して同取付軸軸心まわりに回動可能
に連結される。また、ジブフット33,43は、ピストンロ
ッド31,41とシリンダチューブ32,42との間の相対回転に
より、シリンダチューブ32とともに主桁21,22に対し主
桁軸心まわりに相対回転しうるようになっている。
両側ジブシリンダ3,4には、シリンダチューブ32,42のヘ
ッド側端部からピストンロッド31,41の全長部分に亘っ
てガイド筒6,7が外嵌され、その一端がジブ主桁21,22の
基端部外面に固着されてピストンロッド31,41と一体と
なっている。この両ガイド筒6,7の周壁には、それぞれ
ガイド溝61,71が設けられ、シリンダチューブ32,42のヘ
ッド側端部外面に突設された係合ピン34,44がこのガイ
ド溝61,71に係合している。
このうち、左側ジブシリンダ3に設けられた左側ガイド
筒6のガイド溝(以下、左側ガイド溝という)61は、第
7図に展開し拡大して示すように、ガイド筒軸方向に設
けられた一対の平行な直線溝61a,61bと、一方の直線溝6
1aの一端部付近と他方の直線溝61bの他端部付近との間
に跨って設けられた螺旋溝61cとから成っている。この
螺旋溝61cは、ジブ張出し、格納時におけるジブ捻転角
度に対応する角度(ほぼ270゜)範囲に亘って設けられ
ている。
この両直線溝(以下、第1、第2直線溝という)61a,61
bと螺旋溝61cの交点部分には、それぞれ係合ピン34の進
路を切換えるための切換レバー8a,8bが設けられてい
る。この切換レバー8a,8bは、主片81と副片82とから成
るくの字形に形成され、くの字の頂点部分がガイド筒6
に枢着されて、第7図実線で示すように主片81が直線溝
61aまたは61bを開いて螺旋溝61cを閉じる位置(以下、
この位置を直線溝開放位置という)Aと、これと逆に、
仮想線で示すように主片81が直線溝61aまたは61bを閉じ
て螺旋溝61cを開く位置(以下、この位置を螺旋溝開放
位置という)Bとの間で回動可能に取付けられている。
これら切換レバー8a,8bは、上記螺旋溝開放位置Bで主
片81の先端部が、直線溝61a,61bの側壁に設けられた凹
部62に係合して同位置Bに保持され、この位置Bで係合
ピン(以下、左側係合ピンという)34を螺旋溝61cに導
く。このピン導入後、切換レバー8a,8bは、副片82が係
合ピン34で押されることにより主片81が凹部62から外れ
て直線溝開放位置Aに復帰する。この凹部62に対する主
片81の係合、離脱を可能にし、かつ切換レバー8a,8bを
直線溝開放位置Aに自動復帰させるために、切換レバー
8a,8bの枢着部分に、同レバー8a,8bの上下移動を許容す
る長孔83と、同レバー8a,8bを直線溝開放位置Aに向け
て付勢するバネ84とが設けられている。
一方、右側ジブシリンダ4に設けられた右側ガイド筒7
のガイド溝(以下、右側ガイド溝という)71は、一本の
直線溝に形成され、このガイド溝71に対する係合ピン
(以下、右側係合ピンという)44の係合により、シリン
ダチューブ42とガイド筒7、すなわちシリンダチューブ
42とピストンロッド41(右側主桁22)との間の相対回転
が阻止される。
つぎに作用を説明する。
ジブ2は、不使用時には、第1図に示すように左側主桁
21が下側、右側主桁22が上側となる竪置き姿勢でブーム
1の横側面に格納され、この格納位置で図示しないジブ
固定機構によってブーム1に固定される。このジブ格納
時、両側ジブシリンダ3,4は縮小状態とされる。このと
き、左側係合ピン34は、第7図仮想線イで示すように左
側ガイド溝61における第1直線溝61aの下端部に位置し
ている。
(I)ジブ張出し時 ジブ2は、上記格納位置からつぎの各工程を経て張出さ
れる。
(I)−1 張出し準備工程 第2図に示すように、両側ジブシリンダ3,4を伸長作動
させて、左側ジブフット33を左側ジブ取付軸13に係合さ
せ、かつ固定ピン5(第6図のみに示す)で連結する。
このシリンダ伸長時、左側ガイド溝61における切換レバ
ー8a,8bは第7図実線で示す直線溝開放位置Aにあり、
シリンダ伸長作動により左側係合ピン34が第1直線溝61
aを第7図仮想線イの下端位置から同実線ロで示す上端
位置まで直線移動する。
このシリンダ伸長後、第7図左側の切換レバー8a(以
下、この切換レバーを左側切換レバー、図右側の切換レ
バー8bを左側切換レバーという)を螺旋溝開放位置Bに
セットする。なお、この張出し準備工程でジブ固定機能
によるジブ2の固定が解除される。
(I)−2 垂下工程 第3図および第6図に示すように、ブーム1を起こし
て、ジブ2を、左側ジブフット33と左側ジブ取付軸13の
連結点を支点として垂下させる。このジブ垂下、および
後に説明するジブ格納時のジブ引寄せは、ブーム1の伸
長または縮小作動と、前記した特公昭63−3827号公報に
示されている公知のジブガイド機構のガイド作用とによ
って自動的に行なわれる。
(I)−3 捻転工程 上記ジブ垂下後、両側ジブシリンダ3,4を縮小させる。
このシリンダ縮小作動により、左側係合ピン34が、第7
図実線ロで示す第1直線溝61aの上端位置から左側切換
レバー8aにガイドされて螺旋溝61cに入り、この螺旋溝6
1cを移動した後、右側切換レバー8bを押し開いて、第7
図仮想線ハで示す第2直線溝61bの下端位置に移る。右
側切換レバー8bは、係合ピン34の通過後、バネ84によっ
て自動的に直線溝開放位置Aに復帰する。
この左側ガイド溝61による左側係合ピン34の移動ガイド
作用により、ジブ2が、第3図矢印で示すように上昇し
ながらジブ左側主桁21の軸心xまわりにほぼ270゜捻転
して、右側ジブフット43が右側ジブ取付軸に係合した第
4図の状態となる。
(I)−4 引上げ工程 上記ジブ捻転後、予めジブフット先端シーブブロック12
aのアイドラシーブS1および補助シーブS2に通しておい
た補巻ロープRをジブ先端のポイントシーブS3に通し、
その端末に装着された補フックFをジブ先端部に係止さ
せた状態で補巻ロープRを巻上げる(あるいはブーム1
を伸長させる)ことにより、ジブ2を第4図矢印で示す
方向に引上げて第5図実線の状態とする。この後、ブー
ム1をほぼ水平に倒し、右側ジブフット43を左側ジフフ
ット33同様、右側ジブ取付軸に図示しない固定ピンによ
って連結する。また、ジブ2とブーム先端シーブブロッ
ク12aとの間に、第5図仮想線で示すサスペンションロ
ッド9を懸架してジブ2を支持する。
以上によりジブ2の張出しが完了する。
このジブ張出し状態で、左側係合ピン34が左側ガイド溝
61の第2直線溝61bを上下移動しうるため、両側ジブシ
リンダ3,4をクレーン本体の運転席からの遠隔操作によ
って伸縮させることにより、ジブ2を、第5図実線で示
す最大オフセット位置と同仮想線で示す最小オフセット
位置との間で起伏作動させることができる。
なお、右側係合ピン44は、上記ジブ張出し作業時に、左
側ガイド溝61内での左側係合ピン34の移動と同期して、
右側ガイド溝71内を上下に直線移動し、この右側ガイド
溝71に対する右側係合ピン44の係合により、ジブ張出し
時における右側ジブフット43の不測の回転が防止され
る。
(II)ジブ格納 ジブ2の格納は、上記張出し時と逆の手順、すなわち、
ジブ2を第5図の位置から第4図の位置まで垂下させる
垂下工程と、この垂下位置で第3図の状態までほぼ270
゜捻転させる捻転工程と、この捻転後にブーム側面位置
まで引上げて第2図の状態とする引上げ工程と、この引
上げ位置でジブシリンダ3,4を縮小させ、かつジブ2を
固定する工程を経てブーム側面に格納される。
この格納時には、第7図の右側切換レバー8bを螺旋溝開
放位置Bにセットしておき、ジブ垂下後にジブシリンダ
3,4を伸長作動させることにより、左側係合ピン34が、
第7図仮想線ハで示す第2直線溝61bの下端位置から右
側切換レバー8b→螺旋溝61c→左側切換レバー8a→第7
図実線ロで示す第1直線溝61aの上端位置の経路で移動
して、ジブ自動捻転作用が行なわれる。
なお、第1図のジブ格納状態において。従来の、ジブ主
桁21,22の基端部に直接ジブフットを設け、左側のジブ
フットとジブ取付軸の連結点を支点として垂下させ、捻
転させ、引上げて格納する場合と比較して、ジブ全体が
ブーム後方にシフトバックされるため、ジブ格納状態で
のクレーン作業時に、ジブ2が上記シフトバックされた
分、ブーム重心がブーム基端側にずれて転倒モーメント
が小さくなる。従って、クレーン能力が高められ、かつ
走行時にブーム重量による前後の軸重バランスが良いも
のとなる。
他の実施例 (a)上記実施例では、ガイド筒6,7をジブシリンダ3,4
のピストンロッド31,41と一体に連結し、シリンダチュ
ーブ32,42に突設した係合ピン34,44をガイド筒6,7のガ
イド溝61,71に係合させる構成をとったが、これとは逆
に、ガイド筒6,7をジブシリンダ3,4のシリンダチューブ
32,42と一体に連結し、ピストンロッド31,41の先端部に
係合ピンを突設してもよい。
また、上記実施例では、ジブシリンダ3,4のピストンロ
ッド31,41をジブ主桁21,22に固定したが、ジブシリンダ
3,4の向きを上記実施例の場合と逆とし、シリンダチュ
ーブ32,42をジブ主桁21,22に固定してもよい。この場
合、ガイド筒6,7は、一端がピストンロッド31,41の先端
部に固定された状態で同ロッド外周に設ければよい。
(b)上記実施例では、ジブシリンダ3,4を、ジブ張出
し状態でのジブフット起伏手段として兼用するために、
ジブ基端部左右両側にジブシリンダ3,4を設けたが、ジ
ブ起伏状態として別の手段を用いる場合には、ジブ基端
部左右両側のうちジブ捻転支点となる側(上記実施例の
場合の左側)のみにジブシリンダを設けてもよい。この
場合、ジブ基端部の、ジブシリンダが設けられない側に
は、第4図に示すシリンダ縮小によるジブ捻転状態でジ
ブ取付軸に係合する位置に、ジブフットを設ければよ
い。
(c)また、ジブシリンダをジブ起伏手段として兼用し
ない場合には、ガイド溝61における直線溝61a,61bを設
けず、螺旋溝61cのみにて構成してもよい。ただしこの
場合、ジブ2の捻転動作のみによって捻転支点側と反対
側のジブフットがジブ取付軸に係合するように、ジブフ
ット形状等を工夫する必要がある。
(d)上記実施例ではジブフットを二股状に形成した
が、このジブフットは、ジブ取付軸に対して脱着自在に
連結しうる形状であればよく、二股状以外の形状として
もよい。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によるときは、ジブツイスト方式を
とるクレーンにおいて、ジブ基端部におけるジブフット
捻転時の支点となる側にジブシリンダを設け、このジブ
シリンダの外周に螺旋状のガイド溝を有するガイド筒を
設け、このガイド筒を、ジブシリンダのピストンロッド
とシリンダチューブのいずれか一方に連結し、他方に、
ジブシリンダの伸縮作動によって上記ガイド溝内を移動
する係合部材を設け、これらのガイド作用により、ジブ
に回転力を付与する構成としたから、ジブ張出し、格納
時に、ジブシリンダの遠隔操作によってジブを自動的に
捻転させることができる。このため、ジブ張出し、格納
作業時の作業員の労力負担を軽減できるとともに、作業
の連続化が可能となり、張出し、格納作業の能率を向上
させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかるジブ張出し、格納装置
を備えたクレーンのジブ格納状態、第2図は同張出し準
備状態、第3図は同ジブ垂下状態、第4図は同捻転状
態、第5図は同張出し状態をそれぞれ示す側面図、第6
図は第3図の一部拡大図、第7図はガイド筒の展開拡大
図である。 1……ブーム、13……ジブ取付軸、2……ジブ、3……
ジブシリンダ、31……同シリンダのピストンロッド、32
……同シリンダチューブ、33,43……ジブ取付軸に連結
されるジブフット、6……ガイド筒、61……ガイド溝、
61c……同ガイド溝の螺旋溝、34……ガイド溝に係合す
る係合部材としての係合ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブームの先端部左右両側にジブ取付軸が設
    けられ、ジブを、基端部左右両側がこの両側ジブ取付軸
    に連結された状態でブーム先端部に張出し、同ジブを、
    格納時には、基端部片側が上記ジブ取付軸に連結された
    状態で、この連結点を支点として、ブーム先端部下方に
    垂下させる垂下工程と、この垂下後に竪軸まわりに捻転
    させる捻転工程と、この捻転後にブーム側に引寄せる引
    寄せ工程を経てブーム横側面に竪置き格納し、これと逆
    の手順で張出するように構成したクレーンにおいて、ジ
    ブ基端部における上記ジブ捻転時の支点となる側に、ジ
    ブ長さ方向に伸縮自在なジブシリンダが設けられるとと
    もに、このジブシリンダの外周にガイド筒が設けられ、
    このガイド筒に、上記格納時の捻転工程におけるジブ捻
    転角度に対応する周方向角度範囲に亘って螺旋状のガイ
    ド溝が設けられ、上記ジブシリンダにおけるピストンロ
    ッドとシリンダチューブのいずれか一方に、同シリンダ
    の伸縮作動により上記ガイド溝内を移動する係合部材が
    設けられ、他方に上記ガイド筒が一体に連結されてなる
    ことを特徴とするクレーンのジブ張出し、格納装置。
JP63110968A 1988-05-06 1988-05-06 クレーンのジブ張出し、格納装置 Expired - Lifetime JPH07115831B2 (ja)

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