JP3258472B2 - 水平ブームの張り出し、格納装置 - Google Patents
水平ブームの張り出し、格納装置Info
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- B66C23/18—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes
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- B66C23/42—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes mounted on road or rail vehicles; Manually-movable jib-cranes for use in workshops; Floating cranes with jibs of adjustable configuration, e.g. foldable
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- B66C2700/03—Cranes with arms or jibs; Multiple cranes
- B66C2700/0321—Travelling cranes
- B66C2700/0357—Cranes on road or off-road vehicles, on trailers or towed vehicles; Cranes on wheels or crane-trucks
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水平ブームを垂直ブー
ムの側面に並設して格納するようにした移動式クレーン
の水平ブームの張り出し、格納装置に関する。
ムの側面に並設して格納するようにした移動式クレーン
の水平ブームの張り出し、格納装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動式クレーンの折曲式ブームとしては
例えば実開昭６３−４１０９２号公報に示すものが知ら
れている。すなわち、車体に垂直ブームを起立姿勢と倒
伏姿勢に上下回動自在に取り付け、この垂直ブームに水
平ブームを上下回動自在に連結して折曲式ブームとし、
走行時には垂直ブームを倒伏姿勢とするとともに、水平
ブームを垂直ブームの上部に重ね合わせた折曲姿勢で格
納し、クレーン作業時には垂直ブームを起立姿勢として
水平ブームを上下に回動するようにしたものである。
例えば実開昭６３−４１０９２号公報に示すものが知ら
れている。すなわち、車体に垂直ブームを起立姿勢と倒
伏姿勢に上下回動自在に取り付け、この垂直ブームに水
平ブームを上下回動自在に連結して折曲式ブームとし、
走行時には垂直ブームを倒伏姿勢とするとともに、水平
ブームを垂直ブームの上部に重ね合わせた折曲姿勢で格
納し、クレーン作業時には垂直ブームを起立姿勢として
水平ブームを上下に回動するようにしたものである。
【０００３】しかしながら、かかる折曲式ブームである
と、格納時に垂直ブームの上部に水平ブームが重なり合
うためブームの上下寸法が大きくなり、走行時にオペレ
ータの視界が悪くなるという問題がある。
と、格納時に垂直ブームの上部に水平ブームが重なり合
うためブームの上下寸法が大きくなり、走行時にオペレ
ータの視界が悪くなるという問題がある。
【０００４】この問題を解決するために実願平４−０９
１５１２が提案された。すなわち、垂直ブーム先端に幅
方向に設けたブラケットに、長手方向にピン穴を設け、
水平ブームを起伏自在に装着した支持フレームにも幅方
向にブラケットを設け、長手方向にピン穴を設けて垂直
ブームのピン穴と支持フレームのピン穴とを連結ピンで
連結し、支持フレームを垂直フレームの幅方向に回動可
能とし、格納時には、水平ブームを最大倒伏姿勢にした
のち支持フレームを１８０°回動させ、水平ブームを垂
直ブームの側面に並列に格納するようにした。そのた
め、格納時のブームの上下寸法は小さくなり、走行時、
オペレータの視界の妨げにはならない。
１５１２が提案された。すなわち、垂直ブーム先端に幅
方向に設けたブラケットに、長手方向にピン穴を設け、
水平ブームを起伏自在に装着した支持フレームにも幅方
向にブラケットを設け、長手方向にピン穴を設けて垂直
ブームのピン穴と支持フレームのピン穴とを連結ピンで
連結し、支持フレームを垂直フレームの幅方向に回動可
能とし、格納時には、水平ブームを最大倒伏姿勢にした
のち支持フレームを１８０°回動させ、水平ブームを垂
直ブームの側面に並列に格納するようにした。そのた
め、格納時のブームの上下寸法は小さくなり、走行時、
オペレータの視界の妨げにはならない。
【０００５】しかしながら、上記構成によれば、水平ブ
ームを張り出したり、格納したりする場合の動力装置が
なく、人手に頼らなければならない。そのため、作業に
余分な労力を必要とし、危険もともなう。また、水平ブ
ームを格納姿勢にした場合、垂直ブームと水平ブームと
の間のウインチワイヤがＵ字型に曲げられ、無理な形状
となって損傷の原因となる、という問題がある。
ームを張り出したり、格納したりする場合の動力装置が
なく、人手に頼らなければならない。そのため、作業に
余分な労力を必要とし、危険もともなう。また、水平ブ
ームを格納姿勢にした場合、垂直ブームと水平ブームと
の間のウインチワイヤがＵ字型に曲げられ、無理な形状
となって損傷の原因となる、という問題がある。
【０００６】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、運転席で容易に作業が行え、ウインチワイヤの
損傷の恐れのない水平ブームの張り出し、格納装置を提
供することを目的としている。
もので、運転席で容易に作業が行え、ウインチワイヤの
損傷の恐れのない水平ブームの張り出し、格納装置を提
供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため、
本発明に係る水平ブームの張り出し、格納装置の第１の
発明においては、起伏自在な垂直ブームの先端に、水平
ブームを起伏自在に装着し、垂直ブームの側面に水平ブ
ームを並列に格納するようにした移動式クレーンにおい
て、運転席で制御可能な、前記水平ブームの張り出し、
格納手段と、前記垂直ブームと前記水平ブームとの固定
手段とを具備し、前記張り出し、格納手段が、前記垂直
ブームの先端に幅方向にブラケットを固着し、該ブラケ
ットの長手方向にピン穴を設け、前記水平ブームを起伏
自在に装着した支持フレームの幅方向にブラケットを固
着し、該ブラケットの長手方向にピン穴を設け、前記垂
直ブームのピン穴と前記支持フレームのピン穴とを連結
ピンにより幅方向に回動自在に連結し、前記連結ピンの
中心線上に回動用モータを配設せることを特徴としてお
り、第２の発明においては、前記固定手段が、前記垂直
ブームの先端の幅方向、および前記支持フレームの幅方
向にブラケットを固着し、該ブラケットの長手方向にピ
ン穴を備えた前記水平ブーム張り出し姿勢において、前
記垂直ブームのブラケットと、前記支持フレームのブラ
ケットとが整合する位置にピン穴を貫通させ、前記ピン
穴の中心線上に、該ピン穴に嵌入する連結ピンを有する
油圧シリンダを備えたことを特徴としており、第３の発
明においては、前記固定手段が、前記支持フレームに連
結軸を固着し、前記垂直ブームに、前記水平ブーム張り
出し姿勢において前記連結軸に係合するフックと、該フ
ックの係合、解放作動を行うアクチュエータとを備えた
ことを特徴としており、第４の発明においては、前記垂
直ブームの先端部、または水平ブームの基端部に、ウイ
ンチワイヤ用のガイドシーブを回転軸がブーム長手方向
と平行になるように設けたことを特徴としており、第５
の発明においては、前記垂直ブームの先端部に装着され
たウインチワイヤ用のシーブと前記ガイドシーブとの
間、および、前記水平ブームの基端部に装着されたウイ
ンチワイヤ用のシーブと前記ガイドシーブとの間に、ワ
イヤガイドを設けたことを特徴としており、第６の発明
においては、前記ガイドシーブおよびワイヤガイドの位
置を調整するばねを備えたことを特徴としており、第７
の発明においては、前記ワイヤガイドを、前記水平ブー
ムが張り出し姿勢にあるとき、前記垂直ブーム先端部の
シーブと、前記水平ブーム基端部のシーブとの間で一直
線になった前記ワイヤと接触しない位置に装着したこと
を特徴としている。
本発明に係る水平ブームの張り出し、格納装置の第１の
発明においては、起伏自在な垂直ブームの先端に、水平
ブームを起伏自在に装着し、垂直ブームの側面に水平ブ
ームを並列に格納するようにした移動式クレーンにおい
て、運転席で制御可能な、前記水平ブームの張り出し、
格納手段と、前記垂直ブームと前記水平ブームとの固定
手段とを具備し、前記張り出し、格納手段が、前記垂直
ブームの先端に幅方向にブラケットを固着し、該ブラケ
ットの長手方向にピン穴を設け、前記水平ブームを起伏
自在に装着した支持フレームの幅方向にブラケットを固
着し、該ブラケットの長手方向にピン穴を設け、前記垂
直ブームのピン穴と前記支持フレームのピン穴とを連結
ピンにより幅方向に回動自在に連結し、前記連結ピンの
中心線上に回動用モータを配設せることを特徴としてお
り、第２の発明においては、前記固定手段が、前記垂直
ブームの先端の幅方向、および前記支持フレームの幅方
向にブラケットを固着し、該ブラケットの長手方向にピ
ン穴を備えた前記水平ブーム張り出し姿勢において、前
記垂直ブームのブラケットと、前記支持フレームのブラ
ケットとが整合する位置にピン穴を貫通させ、前記ピン
穴の中心線上に、該ピン穴に嵌入する連結ピンを有する
油圧シリンダを備えたことを特徴としており、第３の発
明においては、前記固定手段が、前記支持フレームに連
結軸を固着し、前記垂直ブームに、前記水平ブーム張り
出し姿勢において前記連結軸に係合するフックと、該フ
ックの係合、解放作動を行うアクチュエータとを備えた
ことを特徴としており、第４の発明においては、前記垂
直ブームの先端部、または水平ブームの基端部に、ウイ
ンチワイヤ用のガイドシーブを回転軸がブーム長手方向
と平行になるように設けたことを特徴としており、第５
の発明においては、前記垂直ブームの先端部に装着され
たウインチワイヤ用のシーブと前記ガイドシーブとの
間、および、前記水平ブームの基端部に装着されたウイ
ンチワイヤ用のシーブと前記ガイドシーブとの間に、ワ
イヤガイドを設けたことを特徴としており、第６の発明
においては、前記ガイドシーブおよびワイヤガイドの位
置を調整するばねを備えたことを特徴としており、第７
の発明においては、前記ワイヤガイドを、前記水平ブー
ムが張り出し姿勢にあるとき、前記垂直ブーム先端部の
シーブと、前記水平ブーム基端部のシーブとの間で一直
線になった前記ワイヤと接触しない位置に装着したこと
を特徴としている。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、移動式クレーンの水平ブー
ムの張り出し、格納装置を、垂直ブームと水平ブームと
を幅方向に回動可能に連結している連結ピンの中心線上
に回動用モータを配設し、水平ブームが張り出し姿勢の
時に垂直ブームと、水平ブームを起伏自在に装着してい
る支持フレームとを固定する連結ピンを有する油圧シリ
ンダを設け、あるいは、支持フレームに固着した軸に係
合するフックと、フック作動用油圧シリンダとを垂直ブ
ームに設ける構造とした。そしてこれらの油圧アクチュ
エータを運転席で制御可能にしたため、水平ブームを垂
直ブームの幅方向に回動して水平ブームを張り出し、張
り出し姿勢において垂直ブームと支持フレームとを固定
する、張り出し作業と固定作業とを運転席で行うことが
可能である。また、垂直ブームの先端部と水平ブームの
基端部とにウインチワイヤ用のガイドシーブおよびワイ
ヤガイドを設け、ばねにより位置調整を可能にしたた
め、水平ブーム格納姿勢においてワイヤが無理な形状に
なることはない。そして、水平ブーム張り出し姿勢にお
いて、ワイヤが一直線になったとき、ワイヤと接触しな
いような位置にワイヤガイドを装着したため、作業時に
ワイヤがワイヤガイドに接触することはなく、磨耗が防
止できる。
ムの張り出し、格納装置を、垂直ブームと水平ブームと
を幅方向に回動可能に連結している連結ピンの中心線上
に回動用モータを配設し、水平ブームが張り出し姿勢の
時に垂直ブームと、水平ブームを起伏自在に装着してい
る支持フレームとを固定する連結ピンを有する油圧シリ
ンダを設け、あるいは、支持フレームに固着した軸に係
合するフックと、フック作動用油圧シリンダとを垂直ブ
ームに設ける構造とした。そしてこれらの油圧アクチュ
エータを運転席で制御可能にしたため、水平ブームを垂
直ブームの幅方向に回動して水平ブームを張り出し、張
り出し姿勢において垂直ブームと支持フレームとを固定
する、張り出し作業と固定作業とを運転席で行うことが
可能である。また、垂直ブームの先端部と水平ブームの
基端部とにウインチワイヤ用のガイドシーブおよびワイ
ヤガイドを設け、ばねにより位置調整を可能にしたた
め、水平ブーム格納姿勢においてワイヤが無理な形状に
なることはない。そして、水平ブーム張り出し姿勢にお
いて、ワイヤが一直線になったとき、ワイヤと接触しな
いような位置にワイヤガイドを装着したため、作業時に
ワイヤがワイヤガイドに接触することはなく、磨耗が防
止できる。
【０００９】
【実施例】以下に本発明に係る水平ブームの張り出し、
格納装置の実施例について、図面を参照して詳述する。
図１はブーム格納状態の装輪式クレーンの斜視図であ
り、本体１に起伏自在に装着された垂直ブーム２を倒伏
し、そのの側面に、水平ブーム３を並列に格納してあ
る。図２はブーム格納状態の装輪式クレーンの右側面図
である。図３はブーム格納状態の装輪式クレーンの前方
部分の平面図である。図４は垂直ブーム２を起立させ、
水平ブーム３を張り出した状態の側面図であり、水平ブ
ーム３は最大倒伏姿勢である。図５は張り出し、格納装
置の第１実施例を示すもので、垂直ブーム２と水平ブー
ム３との連結部の構成を示す斜視図であり、水平ブーム
３と水平ブーム起伏用の油圧シリンダ４とは支持フレー
ム１０に起伏自在に装着されている。
格納装置の実施例について、図面を参照して詳述する。
図１はブーム格納状態の装輪式クレーンの斜視図であ
り、本体１に起伏自在に装着された垂直ブーム２を倒伏
し、そのの側面に、水平ブーム３を並列に格納してあ
る。図２はブーム格納状態の装輪式クレーンの右側面図
である。図３はブーム格納状態の装輪式クレーンの前方
部分の平面図である。図４は垂直ブーム２を起立させ、
水平ブーム３を張り出した状態の側面図であり、水平ブ
ーム３は最大倒伏姿勢である。図５は張り出し、格納装
置の第１実施例を示すもので、垂直ブーム２と水平ブー
ム３との連結部の構成を示す斜視図であり、水平ブーム
３と水平ブーム起伏用の油圧シリンダ４とは支持フレー
ム１０に起伏自在に装着されている。
【００１０】垂直ブーム２には幅方向にブラケット５が
固着され、一側の長手方向にピン穴６が、他側の長手方
向にはピン穴７が設けられている。支持フレーム１０に
は幅方向にブラケット１１が固着され、一側の長手方向
にピン穴１２が、他側の長手方向にはピン穴１３が設け
られている。一側のピン穴６とピン穴１２とは連結ピン
１４により回動自在に連結されている。垂直ブーム２の
一側のピン穴６の中心線上にはブラケット８が固着さ
れ、支持フレーム１０の一側のピン穴１２の中心線上に
はブラケット１５が締着されており、回動用モータ１６
を介して連結されている。回動用モータ１６は運転席か
ら制御可能であり、回動用モータ１６を駆動することに
より支持フレーム１０は連結ピン１４を中心として垂直
ブーム２の幅方向に回動するようになっている。
固着され、一側の長手方向にピン穴６が、他側の長手方
向にはピン穴７が設けられている。支持フレーム１０に
は幅方向にブラケット１１が固着され、一側の長手方向
にピン穴１２が、他側の長手方向にはピン穴１３が設け
られている。一側のピン穴６とピン穴１２とは連結ピン
１４により回動自在に連結されている。垂直ブーム２の
一側のピン穴６の中心線上にはブラケット８が固着さ
れ、支持フレーム１０の一側のピン穴１２の中心線上に
はブラケット１５が締着されており、回動用モータ１６
を介して連結されている。回動用モータ１６は運転席か
ら制御可能であり、回動用モータ１６を駆動することに
より支持フレーム１０は連結ピン１４を中心として垂直
ブーム２の幅方向に回動するようになっている。
【００１１】つぎに垂直ブーム２と水平ブーム３との固
定手段の第１実施例について説明する。垂直ブーム２の
他側のピン穴７と支持フレーム１０の他側のピン穴１３
とは水平ブーム３が張り出し姿勢において互いに整合す
る位置にあり、垂直ブーム２のピン穴７の中心線上には
図６に示す連結ピン１８を有する油圧シリンダ１７が装
着されている。油圧シリンダ１７は運転席から制御可能
であり、図６（ａ）に示すように油圧シリンダ１７を伸
長することにより連結ピン１８を垂直ブーム２のピン穴
７と支持フレーム１０のピン穴１３とに貫通して嵌入
し、支持フレーム１０を張り出し姿勢において垂直ブー
ム２に固定する。油圧シリンダ１７を短縮すると図６
（ｂ）に示すごとく連結ピン１８は支持フレーム１０の
ピン穴１３から離脱し、支持フレーム１０は解放され
る。
定手段の第１実施例について説明する。垂直ブーム２の
他側のピン穴７と支持フレーム１０の他側のピン穴１３
とは水平ブーム３が張り出し姿勢において互いに整合す
る位置にあり、垂直ブーム２のピン穴７の中心線上には
図６に示す連結ピン１８を有する油圧シリンダ１７が装
着されている。油圧シリンダ１７は運転席から制御可能
であり、図６（ａ）に示すように油圧シリンダ１７を伸
長することにより連結ピン１８を垂直ブーム２のピン穴
７と支持フレーム１０のピン穴１３とに貫通して嵌入
し、支持フレーム１０を張り出し姿勢において垂直ブー
ム２に固定する。油圧シリンダ１７を短縮すると図６
（ｂ）に示すごとく連結ピン１８は支持フレーム１０の
ピン穴１３から離脱し、支持フレーム１０は解放され
る。
【００１２】つぎに作動について説明する。図１、図
２、に示すような格納状態にあるブームを張り出す場合
には、垂直ブーム２を起立させ、運転席から回動用モー
タ１６を駆動し、支持フレーム１０を垂直フレーム２の
幅方向に回動させ、図４に示す張り出し姿勢にする。垂
直ブーム２のピン穴７と支持フレーム１０のピン穴１３
とが整合したのち、短縮している油圧シリンダ１７を伸
長して連結ピン１８をピン穴７および１３に嵌入し、垂
直ブーム２に支持フレーム１０を固定する。作業状態に
ある水平ブーム３を格納する場合には上記と逆の手順で
作業すればよい。
２、に示すような格納状態にあるブームを張り出す場合
には、垂直ブーム２を起立させ、運転席から回動用モー
タ１６を駆動し、支持フレーム１０を垂直フレーム２の
幅方向に回動させ、図４に示す張り出し姿勢にする。垂
直ブーム２のピン穴７と支持フレーム１０のピン穴１３
とが整合したのち、短縮している油圧シリンダ１７を伸
長して連結ピン１８をピン穴７および１３に嵌入し、垂
直ブーム２に支持フレーム１０を固定する。作業状態に
ある水平ブーム３を格納する場合には上記と逆の手順で
作業すればよい。
【００１３】図７〜図１０は固定手段の第２実施例を示
し、図７は正面断面図、図８は図７のＡ−Ａ断面図、図
９は構造を示す斜視図、図１０は作動説明図である。支
持フレーム１０にはブラケット２０により連結軸２１が
固着されている。垂直ブーム２には凹部２３を有するブ
ラケット２２が固着されている。ブラケット２２には切
欠２４を有する受け部２５が設けられている。ブラケッ
ト２２の凹部２３にはロータ３０が回動自在に嵌入して
おり、ロータ３０には切欠３１を有する受け部３２と、
レバー３３とが設けられている。レバー３３と垂直ブー
ム２とは運転席で制御可能な油圧シリンダ３４により連
結されており、油圧シリンダ３４を伸縮することにより
ロータ３０は回動するようになっている。水平ブーム３
が張り出し姿勢にある場合には、ブラケット２２の受け
部２５およびロータ３０の受け部３２と連結軸２１とは
係合するようになっている。
し、図７は正面断面図、図８は図７のＡ−Ａ断面図、図
９は構造を示す斜視図、図１０は作動説明図である。支
持フレーム１０にはブラケット２０により連結軸２１が
固着されている。垂直ブーム２には凹部２３を有するブ
ラケット２２が固着されている。ブラケット２２には切
欠２４を有する受け部２５が設けられている。ブラケッ
ト２２の凹部２３にはロータ３０が回動自在に嵌入して
おり、ロータ３０には切欠３１を有する受け部３２と、
レバー３３とが設けられている。レバー３３と垂直ブー
ム２とは運転席で制御可能な油圧シリンダ３４により連
結されており、油圧シリンダ３４を伸縮することにより
ロータ３０は回動するようになっている。水平ブーム３
が張り出し姿勢にある場合には、ブラケット２２の受け
部２５およびロータ３０の受け部３２と連結軸２１とは
係合するようになっている。
【００１４】つぎに作動について説明する。水平ブーム
３が張り出し姿勢においては図１０（ａ）に示すように
ブラケット２２の受け部２５およびロータ３０の受け部
３２には連結軸２１が嵌合しており、図７に示した油圧
シリンダ３４を伸長してロータ３０を回転させ、切欠部
３１とブラケットの切欠部２４とを食い違わせることに
より連結軸２１を固定し、支持フレーム１０を垂直ブー
ム２に結合する。垂直ブーム２と支持フレーム１０との
結合を解除する場合には図１０（ｂ）に示すように、油
圧シリンダ３４を短縮してロータ３０を矢印方向に回転
させ、ブラケット２２の切欠部２４とロータ３０の切欠
部３１とを一致させる。つぎに、図１０（ｃ）に示すよ
うに連結軸２１をブラケット２２およびロータ３０から
解放する。
３が張り出し姿勢においては図１０（ａ）に示すように
ブラケット２２の受け部２５およびロータ３０の受け部
３２には連結軸２１が嵌合しており、図７に示した油圧
シリンダ３４を伸長してロータ３０を回転させ、切欠部
３１とブラケットの切欠部２４とを食い違わせることに
より連結軸２１を固定し、支持フレーム１０を垂直ブー
ム２に結合する。垂直ブーム２と支持フレーム１０との
結合を解除する場合には図１０（ｂ）に示すように、油
圧シリンダ３４を短縮してロータ３０を矢印方向に回転
させ、ブラケット２２の切欠部２４とロータ３０の切欠
部３１とを一致させる。つぎに、図１０（ｃ）に示すよ
うに連結軸２１をブラケット２２およびロータ３０から
解放する。
【００１５】図１１〜図１３は水平ブームの張り出し、
格納装置の第２実施例を示し、図１１は垂直ブームと水
平ブームとの連結部の張り出し姿勢における平面図であ
り、図１２は格納姿勢における平面図であり、図１３は
構成を示す斜視図である。すなわち、垂直ブーム２の先
端には幅方向にブラケット４０および４１が固着されて
いる。ブラケット４０の一側とブラケット４１には貫通
してピン穴４２、４３が設けられ、ブラケット４０の他
側にはピン穴４４が設けられている。水平ブーム３と水
平ブーム用油圧シリンダ４とは支持フレーム５０にピン
５１および５２により起伏自在に装着されており、支持
フレーム５０には連結用のピン穴５３、５４および５５
が設けられている。垂直ブーム２のピン穴４２、４３と
支持フレーム５０のピン穴５３とは、両端にピン穴６１
を有する第１リンク６０を介してピン４５、５６により
連結され、垂直ブーム２のピン穴４４と支持フレーム５
０のピン穴５４とは、両端にピン穴６３を有する第２リ
ンク６２を介して連結されており、図１１に示すように
平行４節リンクを構成している。第１リンク６０の側面
にはピン穴６５を有するブラケット６４が設けられてお
り、支持フレーム５０のピン穴５５と第１リンク６０の
ピン穴６５とは油圧シリンダ６６を介してピン６７によ
り連結されており、油圧シリンダ６６を伸縮することに
より平行４節リンクを介して水平ブーム３は幅方向に平
行移動するようになっている。
格納装置の第２実施例を示し、図１１は垂直ブームと水
平ブームとの連結部の張り出し姿勢における平面図であ
り、図１２は格納姿勢における平面図であり、図１３は
構成を示す斜視図である。すなわち、垂直ブーム２の先
端には幅方向にブラケット４０および４１が固着されて
いる。ブラケット４０の一側とブラケット４１には貫通
してピン穴４２、４３が設けられ、ブラケット４０の他
側にはピン穴４４が設けられている。水平ブーム３と水
平ブーム用油圧シリンダ４とは支持フレーム５０にピン
５１および５２により起伏自在に装着されており、支持
フレーム５０には連結用のピン穴５３、５４および５５
が設けられている。垂直ブーム２のピン穴４２、４３と
支持フレーム５０のピン穴５３とは、両端にピン穴６１
を有する第１リンク６０を介してピン４５、５６により
連結され、垂直ブーム２のピン穴４４と支持フレーム５
０のピン穴５４とは、両端にピン穴６３を有する第２リ
ンク６２を介して連結されており、図１１に示すように
平行４節リンクを構成している。第１リンク６０の側面
にはピン穴６５を有するブラケット６４が設けられてお
り、支持フレーム５０のピン穴５５と第１リンク６０の
ピン穴６５とは油圧シリンダ６６を介してピン６７によ
り連結されており、油圧シリンダ６６を伸縮することに
より平行４節リンクを介して水平ブーム３は幅方向に平
行移動するようになっている。
【００１６】つぎに作動について説明すると、油圧シリ
ンダ６６を伸長すると図１１のごとく垂直ブーム２と水
平ブーム３とは一直線上に配設され、水平ブーム３は張
り出し姿勢となる。油圧シリンダ６６を短縮すると図１
２に示すごとく、支持フレーム５０は幅方向に平行移動
し、水平ブーム３を倒伏状態にすることにより垂直ブー
ム２の側面に並列に配設され、格納姿勢となる。
ンダ６６を伸長すると図１１のごとく垂直ブーム２と水
平ブーム３とは一直線上に配設され、水平ブーム３は張
り出し姿勢となる。油圧シリンダ６６を短縮すると図１
２に示すごとく、支持フレーム５０は幅方向に平行移動
し、水平ブーム３を倒伏状態にすることにより垂直ブー
ム２の側面に並列に配設され、格納姿勢となる。
【００１７】図１４〜図１７は前述の水平ブーム張り出
し、格納装置の第１実施例における垂直ブーム２および
水平ブーム３の先端部の正面図（図３のＢ矢視）であ
る。図２、図３において、７０、７１は垂直ブーム２の
先端部に装着されたウインチワイヤ用のシーブであり、
７２、７３は水平ブーム３の基端部に装着されたシーブ
である。シーブ７０と７２、７１と７３とにはそれぞれ
ワイヤ７４、７５が通るようになっている。垂直ブーム
２の先端のブラケット５に設けられた、支持フレーム１
０の回転中心となる穴６の中心線の延長上にはガイドシ
ーブ８０が設けられ、図１４に示すように、水平ブーム
３が格納姿勢の場合、Ｕ字型になるワイヤ７４、７５の
ガイドをするようになっている。また、ガイドシーブ８
０とシーブ７０、７１との間にはガイド８１が設けら
れ、ガイドシーブ８０とシーブ７２、７３との間にはガ
イド８２が設けられてワイヤ７４、７５に無理な曲げ力
が加わらないようにガイドしている。ガイドシーブ８０
は回転しなくともよいし、ワイヤをガイドする部材でも
よい。
し、格納装置の第１実施例における垂直ブーム２および
水平ブーム３の先端部の正面図（図３のＢ矢視）であ
る。図２、図３において、７０、７１は垂直ブーム２の
先端部に装着されたウインチワイヤ用のシーブであり、
７２、７３は水平ブーム３の基端部に装着されたシーブ
である。シーブ７０と７２、７１と７３とにはそれぞれ
ワイヤ７４、７５が通るようになっている。垂直ブーム
２の先端のブラケット５に設けられた、支持フレーム１
０の回転中心となる穴６の中心線の延長上にはガイドシ
ーブ８０が設けられ、図１４に示すように、水平ブーム
３が格納姿勢の場合、Ｕ字型になるワイヤ７４、７５の
ガイドをするようになっている。また、ガイドシーブ８
０とシーブ７０、７１との間にはガイド８１が設けら
れ、ガイドシーブ８０とシーブ７２、７３との間にはガ
イド８２が設けられてワイヤ７４、７５に無理な曲げ力
が加わらないようにガイドしている。ガイドシーブ８０
は回転しなくともよいし、ワイヤをガイドする部材でも
よい。
【００１８】図１５は水平ブーム３を格納姿勢から張り
出し姿勢に移行させる途中の状態を示し、図１６は張り
出し姿勢の場合を示している。図１６に示すように、ガ
イド８１および８２は、ワイヤ７４、７５がシーブ７０
〜７２および７１〜７３の間で直線になった場合、ワイ
ヤ７４および７５に接触しないような位置に配設されて
おり、摺動磨耗を防止している。図１６はガイドシーブ
８０およびガイド８１に位置調整用のばねを設けたもの
であり、ガイドシーブ８０を揺動自在に装着するレバー
８３をばね８４で付勢しており、ガイド８１を揺動自在
に装着するレバー８５をばね８６で付勢していて、ワイ
ヤに大きな力が加わった場合、それぞれの位置を自動調
整する役目を果たしている。
出し姿勢に移行させる途中の状態を示し、図１６は張り
出し姿勢の場合を示している。図１６に示すように、ガ
イド８１および８２は、ワイヤ７４、７５がシーブ７０
〜７２および７１〜７３の間で直線になった場合、ワイ
ヤ７４および７５に接触しないような位置に配設されて
おり、摺動磨耗を防止している。図１６はガイドシーブ
８０およびガイド８１に位置調整用のばねを設けたもの
であり、ガイドシーブ８０を揺動自在に装着するレバー
８３をばね８４で付勢しており、ガイド８１を揺動自在
に装着するレバー８５をばね８６で付勢していて、ワイ
ヤに大きな力が加わった場合、それぞれの位置を自動調
整する役目を果たしている。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述せるごとく、本発明は起伏自在
な垂直ブームの先端に、水平ブームを起伏自在に装着
し、垂直ブームの側面に水平ブームを並列に格納するよ
うにした移動式クレーンの、水平ブームの張り出し、格
納装置を、垂直ブームと、水平ブームを起伏自在に装着
している支持フレームとを幅方向に回動自在に連結して
いる連結ピンの中心線上に回動用モータを設けた。ま
た、水平ブームが張り出し姿勢のときに垂直ブームと支
持フレームとを固定する連結ピンを有する油圧シリンダ
を設け、あるいは、支持フレームに固着した軸を垂直フ
レームに固定するフックと、フックを作動する油圧シリ
ンダとを設けた。そして、これらアクチュエータを運転
席で制御可能とした。そのため、オペレータは運転席に
おいて水平ブームの張り出し、格納作業および固定作業
を安全に、容易に行うことができる。また、垂直ブーム
の先端部と、水平ブームの基端部とにウインチワイヤの
ガイドおよびワイヤガイドを設け、ばねによる位置調整
を可能にしたため、水平ブーム格納姿勢においてワイヤ
に無理な曲げ力が加わることを防止できる。そして、水
平ブーム張り出し姿勢においては、ワイヤが一直線にな
った場合、接触しない位置にワイヤガイドを設けたた
め、接触、摺動による磨耗が防止でき、ワイヤの寿命を
縮める恐れはない。また、水平ブームの張り出し、格納
装置を水平ブームを装着した支持フレームを幅方向に平
行移動させる平行４節リンクと、４節リンクを作動させ
る油圧シリンダとを垂直ブームの先端に装着したため、
水平ブームを平行移動させ、水平ブームを起伏させるこ
とにより容易に水平ブームを垂直ブームの側面に並設、
格納し、あるいは張り出すことのできる水平ブームの張
り出し、格納装置を得ることができる。
な垂直ブームの先端に、水平ブームを起伏自在に装着
し、垂直ブームの側面に水平ブームを並列に格納するよ
うにした移動式クレーンの、水平ブームの張り出し、格
納装置を、垂直ブームと、水平ブームを起伏自在に装着
している支持フレームとを幅方向に回動自在に連結して
いる連結ピンの中心線上に回動用モータを設けた。ま
た、水平ブームが張り出し姿勢のときに垂直ブームと支
持フレームとを固定する連結ピンを有する油圧シリンダ
を設け、あるいは、支持フレームに固着した軸を垂直フ
レームに固定するフックと、フックを作動する油圧シリ
ンダとを設けた。そして、これらアクチュエータを運転
席で制御可能とした。そのため、オペレータは運転席に
おいて水平ブームの張り出し、格納作業および固定作業
を安全に、容易に行うことができる。また、垂直ブーム
の先端部と、水平ブームの基端部とにウインチワイヤの
ガイドおよびワイヤガイドを設け、ばねによる位置調整
を可能にしたため、水平ブーム格納姿勢においてワイヤ
に無理な曲げ力が加わることを防止できる。そして、水
平ブーム張り出し姿勢においては、ワイヤが一直線にな
った場合、接触しない位置にワイヤガイドを設けたた
め、接触、摺動による磨耗が防止でき、ワイヤの寿命を
縮める恐れはない。また、水平ブームの張り出し、格納
装置を水平ブームを装着した支持フレームを幅方向に平
行移動させる平行４節リンクと、４節リンクを作動させ
る油圧シリンダとを垂直ブームの先端に装着したため、
水平ブームを平行移動させ、水平ブームを起伏させるこ
とにより容易に水平ブームを垂直ブームの側面に並設、
格納し、あるいは張り出すことのできる水平ブームの張
り出し、格納装置を得ることができる。
【図１】水平ブームを垂直ブームの側面に格納した装輪
式クレーンの斜視図である。
式クレーンの斜視図である。
【図２】水平ブームを垂直ブームの側面に格納した装輪
式クレーンの右側面図である。
式クレーンの右側面図である。
【図３】水平ブームを垂直ブームの側面に格納した装輪
式クレーンの前部の平面図である。
式クレーンの前部の平面図である。
【図４】装輪式クレーンの水平ブーム張り出し姿勢の側
面図である。
面図である。
【図５】水平ブームの張り出し、格納装置の第１実施例
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図６】固定手段の第１実施例の構成および作動説明図
である。
である。
【図７】固定手段の第２実施例の側面図である。
【図８】固定手段の第２実施例の正面断面図である。
【図９】固定手段の第２実施例の構造説明用の斜視図で
ある。
ある。
【図１０】固定手段の第２実施例の作動説明図である。
【図１１】水平ブームの張り出し、格納装置の第２実施
例の水平ブーム張り出し時の平面図である。
例の水平ブーム張り出し時の平面図である。
【図１２】水平ブームの張り出し、格納装置の第２実施
例の水平ブーム格納時の平面図である。
例の水平ブーム格納時の平面図である。
【図１３】水平ブームの張り出し、格納装置の第２実施
例の構成を示す斜視図である。
例の構成を示す斜視図である。
【図１４】水平ブーム格納時の垂直、水平ブームの先端
の正面図である。
の正面図である。
【図１５】水平ブーム張り出し途中の垂直、水平ブーム
の先端の正面図である。
の先端の正面図である。
【図１６】水平ブーム張り出し時の垂直、水平ブームの
先端の正面図である。
先端の正面図である。
【図１７】ガイドシーブおよびガイドの位置調整ばねの
説明図である。
説明図である。
２ 垂直ブーム ３ 水平ブーム ４ 水平ブーム用シリンダ ５、８、１１、１５ ブラケット １０、５０ 支持フレーム １６ 回動用モータ １７ 油圧シリンダ １８ 連結ピン ２１ 連結軸 ３０ ロータ ６０ 第１リンク ６２ 第２リンク ７０、７１、７２、７３ シーブ ７４、７５ ワイヤ ８０ ガイドシーブ ８１、８２ ガイド
Claims (7)
- 【請求項１】 起伏自在な垂直ブームの先端に、水平ブ
ームを起伏自在に装着し、垂直ブームの側面に水平ブー
ムを並列に格納するようにした移動式クレーンにおい
て、運転席で制御可能な、前記水平ブームの張り出し、
格納手段と、前記垂直ブームと前記水平ブームとの固定
手段とを具備し、前記張り出し、格納手段が、前記垂直
ブームの先端に幅方向にブラケットを固着し、該ブラケ
ットの長手方向にピン穴を設け、前記水平ブームを起伏
自在に装着した支持フレームの幅方向にブラケットを固
着し、該ブラケットの長手方向にピン穴を設け、前記垂
直ブームのピン穴と前記支持フレームのピン穴とを連結
ピンにより幅方向に回動自在に連結し、前記連結ピンの
中心線上に回動駆動装置を配設せることを特徴とする水
平ブームの張り出し、格納装置。 - 【請求項２】 前記固定手段が、前記垂直ブームの先端
の幅方向、および、前記支持フレームの幅方向にブラケ
ットを固着し、該ブラケットの長手方向にピン穴を備え
た前記水平ブーム張り出し姿勢において、前記垂直ブー
ムのブラケットと前記支持フレームのブラケットとが整
合する位置にピン穴を貫通させ、前記ピン穴の中心線上
に、該ピン穴に嵌入する連結ピンを有する油圧シリンダ
を備えたことを特徴とする請求項１の水平ブーム張り出
し、格納装置。 - 【請求項３】 前記固定手段が、前記支持フレームに連
結軸を固着し、前記垂直ブームに、前記水平ブーム張り
出し姿勢において前記連結軸に係合するフックと、該フ
ックの係合、解放作動を行うアクチュエータとを備えた
ことを特徴とする請求項１の水平ブーム張り出し、格納
装置。 - 【請求項４】 前記垂直ブームの先端部、または水平ブ
ームの基端部にウインチワイヤ用のガイドシーブを回転
軸がブーム長手方向と平行になるように設けたことを特
徴とする請求項１の水平ブームの張り出し、格納装置。 - 【請求項５】 前記垂直ブームの先端部に装着されたウ
インチワイヤ用のシーブと前記ガイドとの間、および、
前記水平ブームの基端部に装着されたウインチワイヤ用
のシーブと前記ガイドとの間に、ワイヤガイドを設けた
ことを特徴とする請求項４の水平ブームの張り出し、格
納装置。 - 【請求項６】 前記ガイドおよびワイヤガイドの位置を
調整するばねを備えたことを特徴とする請求項５の水平
ブームの張り出し、格納装置。 - 【請求項７】 前記ワイヤガイドを、前記水平ブームが
張り出し姿勢にあるとき、前記垂直ブーム先端部のシー
ブと、前記水平ブーム基端部のシーブとの間で一直線に
なった前記ワイヤと接触しない位置に装着したことを特
徴とする請求項５又は請求項６の水平ブームの張り出
し、格納装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30227093A JP3258472B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 水平ブームの張り出し、格納装置 |
| KR1019960702373A KR100332941B1 (ko) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | 수평부움의돌출,격납장치 |
| CN94194367A CN1038574C (zh) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | 水平起重臂的伸出、收藏装置 |
| DE69427033T DE69427033T2 (de) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | Vorrichtung zum ausschieben und auslagern von einem horizontalen ausleger |
| PCT/JP1994/001876 WO1995013240A1 (fr) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | Dispositif d'extension et de stockage d'une fleche horizontale |
| EP94931694A EP0728695B1 (en) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | Device for extending and storing horizontal boom |
| TW085211191U TW298901U (en) | 1993-11-08 | 1994-11-19 | Device for extending and storing horizontal boom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30227093A JP3258472B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 水平ブームの張り出し、格納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125986A JPH07125986A (ja) | 1995-05-16 |
| JP3258472B2 true JP3258472B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=17906993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30227093A Expired - Lifetime JP3258472B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 水平ブームの張り出し、格納装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0728695B1 (ja) |
| JP (1) | JP3258472B2 (ja) |
| KR (1) | KR100332941B1 (ja) |
| CN (1) | CN1038574C (ja) |
| DE (1) | DE69427033T2 (ja) |
| TW (1) | TW298901U (ja) |
| WO (1) | WO1995013240A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11199177A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Kobe Steel Ltd | クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置 |
| JP2009149438A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-07-09 | Manitowoc Crane Companies Ltd | クレーンブームセグメント用の接続システム |
| CN101544341B (zh) * | 2009-03-27 | 2011-05-11 | 沈阳北方交通重工有限公司 | 汽车起重机副臂安装调整装置 |
| FR3049593A1 (fr) * | 2016-04-01 | 2017-10-06 | Manitowoc Crane Group France | Structure pliable pour composer une grue a tour |
| CN109689562B (zh) * | 2016-09-13 | 2020-02-14 | 株式会社多田野 | 起重机 |
| CN107473101B (zh) * | 2017-09-09 | 2019-06-18 | 南京登峰起重设备制造有限公司 | 一种用于市政道路的智能化可折叠起重机 |
| CN108756781B (zh) * | 2018-05-23 | 2023-07-04 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 一种车载钻机起重臂控制装置 |
| DE102018115519B3 (de) * | 2018-06-27 | 2019-09-12 | Terex Global Gmbh | Fahrzeugkran mit einem beweglichen Adapter zwischen Hauptausleger und Hauptauslegerverlängerung |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4517015Y1 (ja) * | 1967-04-19 | 1970-07-13 | ||
| JPS5430757Y2 (ja) * | 1974-05-15 | 1979-09-27 | ||
| US4141455A (en) * | 1977-07-14 | 1979-02-27 | Harnischfeger Corporation | Means for storing and connecting jib on telescopic crane boom |
| US4595108A (en) * | 1982-01-26 | 1986-06-17 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Method for stretching and folding extension jib in wheeled type crane |
| JPS6327396A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-05 | 株式会社タダノ | 伸縮ブ−ムに継ぎ足されるジブ |
| FR2661665B1 (fr) * | 1990-05-03 | 1992-09-04 | Ppm Sa | Fleche de manutention comprenant une fleche principale et une fleche complementaire. |
| JPH0485298A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-18 | Tadano Ltd | ジブつき伸縮ブーム |
| JP4534306B2 (ja) * | 2000-05-19 | 2010-09-01 | ソニー株式会社 | アイテム組み合わせ提示装置、アイテム組み合わせ提示システム、アイテム組み合わせ提示方法及びアイテム情報提示方法 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP30227093A patent/JP3258472B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-11-08 CN CN94194367A patent/CN1038574C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-11-08 WO PCT/JP1994/001876 patent/WO1995013240A1/ja active IP Right Grant
- 1994-11-08 KR KR1019960702373A patent/KR100332941B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-11-08 EP EP94931694A patent/EP0728695B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-11-08 DE DE69427033T patent/DE69427033T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-11-19 TW TW085211191U patent/TW298901U/zh unknown
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| TW298901U (en) | 1997-02-21 |
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| JPH07125986A (ja) | 1995-05-16 |
| CN1038574C (zh) | 1998-06-03 |
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| WO1995013240A1 (fr) | 1995-05-18 |
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