JP6295999B2 - ブーム先端構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ブームの先端部に配置されたシーブから吊り具が吊り下げられる作業機械のブーム先端構造に関する。
例えば、特許文献1には、ブームの先端部に配置されたシーブに吊りワイヤが掛けられ、この吊りワイヤに地中掘削機(吊り具)が吊り下げられたクレーンが開示されている。このクレーンにおいては、ブームの左右両側に一対のリールが配置されており、一方のリールには地中掘削機に油圧を供給する油圧ホースが掛けられ、他方のリールには掘削された土砂を排出する排泥ホースが掛けられている。これらの油圧ホースおよび排泥ホースは、それぞれリールを経由して地中掘削機に接続されており、地中掘削機の昇降動作に追従できるようになっている。
特開平8−86183号公報
しかしながら、特許文献1のクレーンでは、クレーンの運転室と地中掘削機との間にホースが位置する配置構成となっているため、運転室にいる作業者の視界がホースによって遮られるおそれがあった。また、地中掘削機が揺れたり回転したりすると、リールがブームに接触して損傷したり、リールに掛けられているホースがリールの縁に擦れて損傷するおそれがあった。
そこで、本発明は、運転室からの視界性を向上させるとともに、リールやリールに掛けられるホース等の損傷を抑えることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ブームの先端部に配置されたシーブから吊り具が吊り下げられる作業機械のブーム先端構造であって、前記シーブよりも先端側に突出するように前記ブームの先端部に取り付けられるブラケットと、前記ブラケットによって支持されるリールと、を備え、前記リールは鉛直軸周りに回転自在であることを特徴とする。
本発明においては、リールを支持するブラケットがシーブよりも先端側に突出しているため、リールに掛けられるホース等を、運転室とシーブから吊り下げられている吊り具との間に位置させないようにできる。さらに、リールが鉛直軸周りに回転自在に構成されているので、吊り具が揺れたり回転したりするのに伴いホース等が揺れ動くと、リールがその動きに追従して回転することで、リールがブームに接触したり、ホース等がリールの縁に擦れたりすることを抑制できる。以上のように、本発明によれば、運転室からの視界性を向上させるとともに、リールやリールに掛けられるホース等の損傷を抑えることが可能となる。
本発明の実施形態にかかるクレーンの側面図である。 ブームの先端部を模式的に示す上面図である。 リールの正面図である。 ブームの先端部の姿勢変化を説明するための側面図である。 ブームの先端部の姿勢変化を説明するための側面図である。
以下、本発明にかかるブーム先端構造を備えたクレーンの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。以下に示す実施形態においては、本発明にかかるブーム先端構造を移動式クレーンに適用する場合について説明するが、本発明にかかるブーム先端構造を固定式クレーンに適用することも可能である。さらには、杭打機やコンテナクレーン等の作業機械に、本発明にかかるブーム先端構造を適用することも可能である。
図1は、本発明の実施形態にかかるクレーン1の側面図である。クレーン1は、本体10と、本体10に起伏可能に支持されたブーム20とを備えており、本体10からブーム20の先端部へ複数のワイヤロープ(以下、単に「ロープ」と称する)R1〜R3が配索されたものである。本実施形態では、ロープR1〜R3に、クラウン39、ハンマグラブ38および主フック37がそれぞれ吊り具として吊り下げられているが、ロープR1〜R3に吊り下げられる吊り具の種類は、作業内容に応じて適宜変更が可能である。
本体10は、主に上部旋回体11と下部走行体12とからなる。上部旋回体11の前部(図1において右側)には運転室13が、後部(図1において左側)にはカウンタウェイト14がそれぞれ設けられる。運転室13の側方(図1において紙面奥側)には、ブーム20の基端部が揺動可能に取り付けられる。下部走行体12は、クローラで構成されており、クレーン1の移動を可能にしている。ただし、下部走行体12をクローラとすることは必須ではなく、例えばホイール等を用いてもよい。
上部旋回体11の運転室13の後方には、3つのウィンチドラム15〜17(主ドラム15、補ドラム16、サードドラム17)が配設されている。主ドラム15には主ロープR1が、補ドラム16には補ロープR2が、サードドラム17にはサードロープR3が、それぞれ巻かれている。ウィンチドラム15〜17は、不図示のモータと減速機を介して連結されており、モータからの回転出力が減速されたうえでウィンチドラム15〜17に伝達される。
ブーム20は、格子状構造を備えた下部ブーム21と、下部ブーム21の先端部に固定された上部ブーム22と、上部ブーム22の先端部に取り付けられた先端ブーム23とを有して構成される。さらに、先端ブーム23の先端部には、先端ブーム23よりもさらに先端側に突出するブラケット40が取り付けられている。後で詳細に説明するように、ブラケット40の先端部には左右一対のリール41、42が吊り下げ支持されている。
図2は、ブーム20の先端部を模式的に示す上面図である。なお、図2ではブラケット40やリール41、42の図示は省略している。図2に示すように、上部ブーム22は、左右方向に離間して設けられた一対のプレート部材22a、22bが、支持軸25〜27によって連結された構成となっている。同様に、先端ブーム23は、左右方向に離間して設けられた一対のプレート部材23a、23bが、支持軸27、28によって連結された構成となっている。一対のプレート部材23a、23bは、左右方向において一対のプレート部材22a、22bの外側に配置されており、これらは共通の支持軸27によって連結されている。
支持軸25〜28は、各シーブ31〜36を回転自在に支持する。支持軸25には、軸方向にスライドしない(以下、このようなシーブを「固定式」と称する)アイドラシーブ31が取り付けられる。支持軸26には、軸方向にスライド可能な(以下、このようなシーブを「スライド式」と称する)アイドラシーブ32、33が取り付けられる。支持軸27には、固定式のポイントシーブ34が取り付けられる。支持軸28には、固定式のポイントシーブ35、36が取り付けられる。
アイドラシーブ31〜33は、ロープR1〜R3をウィンチドラム15〜17からポイントシーブ34〜36まで配索するための経由ガイドとして機能する。また、本発明の「シーブ」に相当するポイントシーブ34〜36は、アイドラシーブ31〜33よりもさらに先端側に配置されており、主フック37、ハンマグラブ38およびクラウン39をそれぞれ吊り下げる際の吊下起点として機能する。なお、アイドラシーブ32、33は、同形状、同寸法のシーブからなる。同様に、ポイントシーブ35、36は、同形状、同寸法のシーブからなる。
このように構成されたロープ配索機構にロープR1〜R3が配索される。具体的には、主ロープR1は、主ドラム15からアイドラシーブ33およびポイントシーブ36を経由し、その先端部にクラウン39が取り付けられる。補ロープR2は、補ドラム16からアイドラシーブ32およびポイントシーブ35を経由し、その先端部にハンマグラブ38が取り付けられる。サードロープR3は、サードドラム17からアイドラシーブ31およびポイントシーブ34を経由し、その先端部に主フック37が取り付けられる。
サードロープR3は、図1、2に示すように、アイドラシーブ31とポイントシーブ34の間で、主ロープR1と補ロープR2の間を通過するように、ロープ経路が規定されている。また、サードロープR3の先端は上部ブーム22に設けられた不図示の固定部に固定されており、これによってU字状に垂れ下がったサードロープR3の先端部に、主フック37の動滑車37a(図1参照)が掛けられている。
スライド式のアイドラシーブ32、33のスライド範囲は、それぞれ図2の実線で示す位置と破線で示す位置との間とされており、それぞれのスライド範囲が互いに重複しないようになっている。具体的には、主ロープR1および補ロープR2のロープ経路を規定するウィンチドラム15、16やポイントシーブ35、36の位置や寸法を適宜調整することによって、アイドラシーブ32、33のスライド範囲を上述のようにしている。アイドラシーブ32、33をスライド式とすることで、これらに掛けられるロープR1、R2のフリートアングルを小さくすることができる。
主ポイントとなるポイントシーブ34は、複数枚のシーブから構成されている。これは、ポイントシーブ34に吊り下げられる主フック37にサードロープR3を複数回巻き掛けて、重量の大きな主フック37を吊り下げ可能とするためである。しかしながら、ポイントシーブ34を複数枚のシーブで構成することは必須ではない。また、これに関連して、サードロープR3のロープ径は、主ロープR1および補ロープR2のロープ径よりも小さい。なお、主ロープR1と補ロープR2に関しては、これらに吊り下げられるクラウン39およびハンマグラブ38の昇降速度を同じとするため、ロープ径は同じにされている。
ここで、図1に戻って、ハンマグラブ38の詳細について説明する。ハンマグラブ38は、複数のシェル38aを有しており、シェル38aを開いた状態でハンマグラブ38を落下させることで、地盤等の被掘削物を掘削する掘削装置である。そして、ハンマグラブ38を持ち上げる際に、シェル38aが閉じられることで、ハンマグラブ38で排土も行えるようになっている。閉じたシェル38aを再度開かせる装置として、リング形状のクラウン39が設けられている。クラウン39にハンマグラブ38の上部を係合させると、シェル38aを開かせる機構が作動し、シェル38aを開状態とすることができる。
本実施形態のハンマグラブ38は油圧式のものであり、油圧ポンプ50から引き出された給油ホース51がハンマグラブ38に接続されている。また、図示は省略するが、ハンマグラブ38には排油ホースも接続されており、排油ホースを介してハンマグラブ38から作動油を排出できるようになっている。給油ホース51および排油ホースは、ブーム20の先端部に設けられたリール41、42にそれぞれ掛けられており、たるみを防止するために給油ポンプ50側に一定の張力(ハンマグラブ38に作用する重力よりも小さい力)で引っ張られている。
図3は、リール41、42の正面図である。リール41、42を吊り下げ支持するブラケット40は、左右方向に離間して設けられた一対のプレート部材40a、40bを有する。ブラケット40の先端部には、一対のプレート部材40a、40bを連結する支持軸43が設けられており、支持軸43の左右両端部に、リール41、42を吊り下げ支持するための左右一対の支持部材44、44が設けられている。この左右一対の支持部材44、44の間には、筒状のスペーサ45が支持軸43に外嵌されており、スペーサ45によって支持部材44、44がプレート部材40a、40bのすぐ内側に位置決めされている。
支持部材44は、リール41(42)を回転自在に支持するフレーム46と連結される。詳細には、支持部材44の下端部とフレーム46の上端部とが、鉛直方向に沿った回転軸47を介して連結されており、これによって、フレーム46、ひいてはフレーム46に支持されたリール41(42)が鉛直軸A周りに回転自在となっている。このように、支持軸43、支持部材44、回転軸47およびフレーム46を介して、ブラケット40に吊り下げ支持されるリール41、42は、クレーン1の正面(図1において右側)から見て、ブーム20の中心軸Cに関して左右対称に配置されている。
ここで、本実施形態のクレーン1は、先端ブーム23およびブラケット40の取付姿勢を変化させることができるように構成されている。この点について、図4A、Bを参照しつつ説明する。図4A、Bは、ブーム20の先端部の姿勢変化を説明するための側面図である。
先端ブーム23の基端部は、上部ブーム22の先端部に支持軸27を介して連結されており、支持軸27を中心に上部ブーム22に対して揺動可能となっている。上部ブーム22の先端部に不図示の係合孔が形成される一方、先端ブーム23の基端部に複数の位置決め孔23c、23dが形成されている(図4Aにおいて、上記係合孔は位置決め孔23cの紙面垂直方向奥側に形成されている)。そして、上部ブーム22の係合孔に係合される不図示の位置決めピンを、先端ブーム23の位置決め孔23c、23dのいずれに係合させるかによって、上部ブーム22に対する先端ブーム23の取付姿勢を変更できるようになっている。
具体的には、位置決めピンを上部ブーム22の係合孔および先端ブーム23の位置決め孔23cに挿通させた場合には、先端ブーム23を上部ブーム22に対して図4Aに示す姿勢で固定することができる。一方、位置決めピンを外した状態で、先端ブーム23を支持軸27周りに上方に揺動させ、位置決めピンを上部ブーム22の係合孔および先端ブーム23の位置決め孔23dに挿通させると、先端ブーム23を上部ブーム22に対して図4Bに示す姿勢で固定することができる。
ブラケット40も、同様の構成となっている。すなわち、ブラケット40の基端部は、先端ブーム23の先端部に揺動軸48を介して連結されており、揺動軸48を中心に先端ブーム23に対して揺動可能となっている。先端ブーム23の先端部に不図示の係合孔が形成される一方、ブラケット40の基端部に複数の位置決め孔40c、40dが形成されている(図4Aにおいて、上記係合孔は位置決め孔40cの紙面垂直方向奥側に形成されている)。そして、先端ブーム23の係合孔に係合される不図示の位置決めピンを、ブラケット40の位置決め孔40c、40dのいずれに係合させるかによって、先端ブーム23に対するブラケット40の取付姿勢を変更できるようになっている。
具体的には、位置決めピンを先端ブーム23の係合孔およびブラケット40の位置決め孔40cに挿通させた場合には、ブラケット40を先端ブーム23に対して図4Aに示す姿勢で固定することができる。一方、位置決めピンを外した状態で、ブラケット40を揺動軸48周りに下方に揺動させ、位置決めピンを先端ブーム23の係合孔およびブラケット40の位置決め孔40dに挿通させると、ブラケット40を先端ブーム23に対して図4Bに示す姿勢で固定することができる。
(効果)
以上のように、本実施形態のクレーン1においては、リール41、42を支持するブラケット40がポイントシーブ35、36よりも先端側に突出しているため、油圧ポンプ50をハンマグラブ38よりも前方180度の範囲に配置すれば、リール41、42に掛けられる給油ホース51や排油ホースを、運転室13とハンマグラブ38との間に位置させないようにできる。さらに、リール41、42が鉛直軸A周りに回転自在に構成されているので、ハンマグラブ38が揺れたり回転したりするのに伴い給油ホース51や排油ホースが揺れ動くと、リール41、42がその動きに追従して回転することで、リール41、42がブーム20に接触したり、給油ホース51や排油ホースがリール41、42の縁に擦れたりすることを抑制できる。以上のように、本実施形態によれば、運転室13からの視界性を向上させるとともに、リール41、42やリール41、42に掛けられる給油ホース51や排油ホースの損傷を抑えることが可能となる。
ところで、ブーム20の先端部にブラケット40やリール41、42等の新たな部材を設けると、ブーム20の先端部の重量が大きくなり、クレーン1の安定性を低下させてしまうおそれがある。しかしながら、図1に示すような、ブーム20の最大高さが比較的低い低空頭タイプのクレーン1であれば、もともと安定性に優れているため、本発明にかかるブーム先端構造を特に良好に適用することができる。
また、本実施形態では、クレーン1の正面から見て、左右方向に複数のリール41、42が設けられているため、ハンマグラブ38等の吊り具に接続すべきホースやハーネス等が複数ある場合でも対応することができる。
また、本実施形態では、クレーン1の正面から見て、複数のリール41、42がブーム20の中心軸Cに関して左右対称に配置されているので、重量が左右の一方に偏ることを抑えることができ、重量バランスを良好に維持することができる。
特に、本実施形態では、リール41、42が偶数個設けられており、クレーン1の正面から見て、リール41、42が、ポイントシーブ35、36(図2参照)よりも外側に配置されており、ポイントシーブ35、36と重複しないようになっている。このため、リール41、42が、ポイントシーブ35、36から吊り下げられる吊り具と干渉することを抑制することができ、好適である。
また、本実施形態では、ブラケット40がブーム20の先端部に揺動軸48を介して揺動可能に取り付けられており、ブーム20の先端部に対するブラケット40の取付姿勢が変更可能となっている。このため、ブーム20の起伏角度や先端ブーム23の取付角度が変わった場合にも、ブラケット40の取付姿勢を適宜調整することで、ポイントシーブ35、36とリール41、42との距離を一定に保つことができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、2つのリール41、42をブーム20の中心軸Cに関して左右対称に配置するものとしたが、リールの数や配置は適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では、先端ブーム23やブラケット40の取付姿勢を変更できるものとしたが、先端ブーム23やブラケット40の取付姿勢を変更できるように構成することは必須ではない。
また、上記実施形態では、先端ブーム23やブラケット40の取付姿勢を変更するための機構として、ピン部材と位置決め孔とを用いた係合機構を採用したが、例えばラチェット機構等の他の係合機構を採用することも可能である。また、先端ブーム23やブラケット40がとることのできる取付姿勢の数は2つに限らず、3つ以上であってもよい。
また、上記実施形態では、リール41、42に給油ホース51および排油ホースをそれぞれ掛けることとしたが、リール41、42にホース以外のものを掛けるようにしてもよい。例えば、ポイントシーブ35、36に電動式の吊り具を吊り下げる場合には、この吊り具に接続されるハーネス等をリール41、42に掛けるようにしてもよい。
また、上記実施形態のクレーン1は、3本のロープR1〜R3が配索されるものとしたが、ロープの数は2本でも4本以上でも構わない。
1 クレーン(作業機械)
20 ブーム
34〜36 ポイントシーブ(シーブ)
37 主フック(吊り具)
38 ハンマグラブ(吊り具)
39 クラウン(吊り具)
40 ブラケット
41、42 リール
48 揺動軸
A 鉛直軸
C ブームの中心軸

Claims (5)

  1. ブームの先端部に配置されたシーブから吊り具が吊り下げられる作業機械のブーム先端構造であって、
    前記シーブよりも先端側に突出するように前記ブームの先端部に取り付けられるブラケットと、
    水平方向に延びる回転軸を有し、前記ブラケットによって支持されるリールと、
    を備え、
    前記リールは鉛直軸周りに回転自在であることを特徴とするブーム先端構造。
  2. ブームの先端部に配置されたシーブから吊り具が吊り下げられる作業機械のブーム先端構造であって、
    前記シーブよりも先端側に突出するように前記ブームの先端部に取り付けられるブラケットと、
    前記ブラケットによって吊り下げ支持されるリールと、
    を備え、
    前記リールは鉛直軸周りに回転自在であることを特徴とするブーム先端構造。
  3. 前記作業機械の正面から見て、前記リールは左右方向に複数設けられている請求項1又は2に記載のブーム先端構造。
  4. 前記作業機械の正面から見て、前記複数のリールは前記ブームの中心軸に関して左右対称に配置されている請求項に記載のブーム先端構造。
  5. 前記ブラケットは前記ブームの先端部に揺動軸を介して揺動可能に取り付けられており、前記ブームの先端部に対する前記ブラケットの取付姿勢が変更可能である請求項1ないしのいずれか1項に記載のブーム先端構造。
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