JPS63214017A - フリツプフロツプ回路用クロツク制御回路 - Google Patents

フリツプフロツプ回路用クロツク制御回路

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JPS63214017A
JPS63214017A JP62047064A JP4706487A JPS63214017A JP S63214017 A JPS63214017 A JP S63214017A JP 62047064 A JP62047064 A JP 62047064A JP 4706487 A JP4706487 A JP 4706487A JP S63214017 A JPS63214017 A JP S63214017A
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circuit
transfer gate
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inverter
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Hisatoshi Mogi
久利 茂木
Akira Nomura
野村 彰
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
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    • H03K3/0372Bistable circuits of the master-slave type
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    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/3562Bistable circuits of the master-slave type
    • H03K3/35625Bistable circuits of the master-slave type using complementary field-effect transistors

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  • Manipulation Of Pulses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は、クロック信号に同期してデータの入出力制御
を行なうトランスファゲートを複数個有するマスタスレ
ーブ型のフリップフロ71回路にクロック信号を供給す
るフリップフロッ1回路用クロック制御回路に関するも
のである。
(従来の技術) フリップフロップ回路は、記憶素子の一種で、タロツク
制御回路から供給されるクロック信号に同期して入力さ
れたデータをある一定の期間出力として保持する順序回
路であり、マイクロプロセッサ等においてはレジスタや
カウンタによく用いられる回路である。フリップフロ・
ツブ回路はクロック信号に同期して出力状態が保持ある
いは切り替わるが、マスタスレーブ型フリ・・lプフロ
ップ回路はマスタ部によるデータ保持と、スレーブ部に
よるデータ保持の期間を1サイクルとするタロツク信号
で制御され、マスタ部でのデータ保持が開始するときの
信号の工・ソジで出力状態が切り替わるようにしている
従来、この種の技術としては、■西澤潤−編、江刺正喜
著「半導体集積回路の基礎」初版(昭61−2−20>
、(株)培風館P、267 、および■[プリンサブル
ズ オン シーモス ブイエルニスアイ デザイン(P
RINCIPLES OF CHO3VLSIDESI
GN) J (1985)アディソン・ウエスリイ パ
ブリ・・lシンク カンパニイ(ADDISON −W
ESLEYPU8LIS)IING COMPANY)
 (米)P、213に、記載されるものがあった。以下
、その構成を図を用いて説明する。
第2図は従来のフリップフロ・Vブ回路用クロック制御
回路の構成例を示す回路図である。この回路図では、ダ
イナミック動作を行なうマスタスレーブ型のフリップフ
ロップ回路(以下、FF回路という)1と、それを駆動
するタロツク制御回路10とが示されている。
FF回路1は上記文献■に記載された回路を相補型HO
Sトランジスタ(以下、0MO3という)で構成したも
のである。このF[回路1はデータ入力端子り及びデー
タ出力端子Qを有し、そのデータ入力端子りには直列に
マスタ側のトランスファゲート2及びインバータ3とス
レーブ側のトランスファゲート4及びインバータ5とが
接続され、さらにそのスレーブ側のインバータ5がデー
タ出力端子Qに接続されている。トランスファゲート2
,4は0MO3で構成される双方向スイッチであり、タ
ロツク制御回路10から供給されるクロック信号φ及び
その反転クロック信号Tでオン、オフ動作を行なう機能
を有している。このトランスファゲート2.4のうち、
一方のトランスファゲート2はPチャネルHOSトラン
ジスタ(以下、P)IO3という〉2aとNチャネルM
OS トランジスタ(以下、NHO3という>2bとの
並列接続からなるC)IO3で構成され、そのPMO3
2aのゲート電極に反転クロック信号革が、そのl1l
)lO32bのゲート電極にクロック信号φがそれぞれ
供給される。他方のトランスファゲート4はPH084
aとNHO34bの並列接続からなる0MO3で構成さ
れ、そのPH084aのゲート電極にタロツク信号φが
、そのN)lO34bのゲート電極に反転クロック信号
Tがそれぞれ供給される。またインバータ3,5は入力
信号を反転する回路であり、PMO3とN)103が直
列接続されたC)IO8でそれぞれ構成されている。こ
れらのトランスファゲート2とインバータ3の間にはデ
ータ保持用の寄生容量C1が存在すると共に、トランス
ファゲート4とインバータ5の間にはデータ保持用の寄
生容量C2が存在している。
第2図におけるクロック制御回路10は一般的に用いら
れているクロック信号供給回路である。このクロック制
御回路10は基準となるタロツク信号φ0を入力する入
力端子11、タロツク信号φを出力する出力端子12、
及び反転クロック信号Tを出力する出力端子13を有し
ている。入力端子11と出力端子12の間には2段のイ
ンバータ14.15が直列に接続され、さらにそのイン
バータ14.15間に出力端子13が接続されている。
インバータ14.15は、例えばCMO5でそれぞれ構
成されている。
ここで、第2図におけるトランスファゲート2゜4、及
びインバータ3.5.14.15の理解を助けるために
、それらの構造説明図を第3図及び第4図に示す。
第3図はトランスファゲートの構造説明図である。この
トランスファゲート20は、P)10321及びNHO
322を有し、それらのソース電極同志とドレイン電極
同志がそれぞれ互いに接続された構造をしている。PM
O821はゲート電極が低レベル(以下、“L”という
)のときオン状態、高レベル(以下、“°H”という)
のときオフ状態となる。反対にNHO322はゲート電
極が“H”のときオン状態、“L”のときオフ状態とな
る。トランスファゲート20のPH0821とNHO3
22の各ゲート電極には互いに反転したクロック信号φ
、Tが供給され、信号S1(またはS2)をそのまま信
号82 (またはSl)として出力するか、あるいは遮
断するかの機能を有している。
第4図はインバータの構造説明図である。このインバー
タ30はソース電極に電源電位VDOが与えられるPM
O831を有し、そのP)!0531のドレイン電極に
NHO332のドレイン電極が接続され、さらにそのN
HO332のソース電極に接地電位VSSが与えられる
PMO331及びNHO332は各ゲート電極が共通接
続されると共に各トレイン電極が共通接続され、そのゲ
ート電極に入力された信号811を反転してそのドレイ
ン電極から信号S12を出力する機能を有している。
第5図は第2図の回路の動作を示すタイムチャートであ
り、この第5図を参照しつつ第2図の回路の動作を説明
する。
今、第2図のタロツク制御回路10は時間遅れかなく、
理想的な形で動作するものと仮定する。
期間T1において、基準となるクロック信号φo (=
“H″)がタロツク制御回+?810の入力端子11に
供給されると、そのクロック信号φ0はインバータ14
で反転されて反転クロック信号スく=“L”)として出
力端子13から出力されると共に、インバータ15でさ
らに反転されてタロツク信号φ(=“H”)として出力
端子12がら出力される。
さらに期間T2において入力端子11に供給される基準
のタロツク信号φ0が“L”のときは、出力端子12か
ら“L”のクロック信号φが出力されると共に、出力端
子13から“H”の反転クロック信号■が出力される。
以下同様に、期間T3ではクロック信号φが“H”、反
転クロック信号でが“L”、期間T3ではクロック信号
φが“L”、反転クロック信号Tが“H”という繰り返
し波形の信号が出力端子12.13からそれぞれ出力さ
れる。
それらのクロック信号φ及び反転クロック信号Tは、各
トランスファゲート2,4に供給される。
期間T1においてデータ入力端子りからの最終入力デー
タを01とすると、クロック信号φがH”及び反転クロ
ック信号Tが“L”のときにオン状態のマスタ側トラン
スファゲート2を通して取り込まれた該入力データD1
は、期間T2になるとタロツク信号φが“L”、反転ク
ロック信号TがiiH”となり、マスタ側トランスファ
ゲート2がオフ状態になると共にスレーブ側トランスフ
ァゲート4がオン状態になるため、そのスレーブ側のト
ランスファゲート4及びインバータ5を通して出力端子
QからそのデータD1が出力される。ここで、期間T1
では取り込まれた入力データD1が寄生容量C1に一時
的に蓄えられるため、期間T2においてその蓄えられた
データを利用して出力D1の値が保持される。
期間T3になると、再びクロック信号φが“H”、反転
クロック信号不が“L”となり、スレーブ側トランスフ
ァゲート5がオフ状態になると共にマスタ側トランスフ
ァゲート2がオン状態となるため、期間T2で寄生容量
C2に蓄えられたデータ01により、出力端子Qの値が
維持される。
期間T4に移り、再びタロツク信号Φが“L”になると
共に反転クロック信号■が“H”になると、期間T3の
間に期間T1のときと同様にして取り込まれた最終入力
データD2は、マスタ側トランスファゲート2がオフ状
態になると共にスレーブ側トランスファゲート4がオン
状態になるため、期間T2での動作と同様にしてそのス
レーブ側トランスファゲート4及びインバータ5を通し
て出力端子Qへ出力される。以下、前記期間T3〜T4
と同様の動作が繰り返される。
以上の動作では、クロック制御回路10が遅れのない理
想的なタロツク信号φ及びその反転クロック信号革を出
力するという前提に基づいて説明しているが、実際には
第5図のような理想的なりロック信号φ及びその反転ク
ロック信号すを生成することは難しい。すなわち、第2
図のクロック制御回路10では、基準となるクロック信
号φ。がインバータ14で反転されて反転クロック信号
Tとして出力されるなめ、その反転クロック信号司には
インバータ1段分の遅延が生じる。同様に、インバータ
13の出力はインバータ15で反転されてクロ・Vり信
号φとして出力されるなめ、そのクロック信号φにはイ
ンバータ2段分の遅延が生じる。そのなめ、FF回路1
は第6図に示すように誤動作を生じるおそれがあった。
第6図は第2図の回路におけるスキュー(Skew。
ずれ)による誤動作を示すタイムチャートである。
ここで、クロック制御回路10におけるインバータ1段
分の遅延時間をτで示す。
今、期間■1での最終入力データを01とすると、制御
回路10から出力されたタロツク信号φが“H”及びそ
の反転クロック信号革が“L”の期間にマスタ側トラン
スファゲート2を通して取り込まれた該データD1は、
期間T2になると、基準となるクロック信号φ0の“L
”により、遅延時間でだけ遅れて反転クロック信号Tが
“H”、遅延時間2τだけ遅れてクロック信号φが“し
”となるなめ、スレーブ側トランスファゲート4がオン
状態、マスタ側トランスファゲート2がオフ状態となり
、インバータ5を通して出力端子Qから該データ01が
出力される。次に、期間T3になると、クロック信号φ
0の“H”により、遅延時間τだけ遅れて反転クロック
信号Tが“L”、遅延時間2τだけ遅れてクロック信号
φが“H”となるため、遅延時間τの間にクロック信号
φ及び反転クロック信号すが共に“L”となる場合が生
じる。そのため、トランスファゲート2,4のPMO3
2a、 4aが同時にオン状態となり、そのときの入力
データD1−1が出力端子Qに出力されてしまう。これ
は誤動作である。
このような誤動作を解決する手段としては、上記文献■
に記載されるクロック制御回路があり、この回路図を第
7図に示す。
このタロツク制御回路は、第2図のタロツク制御回路1
0におけるインバータ14の出力側と出力端子13との
間にトランスファゲート40を接続した構成である。こ
のトランスファゲート40は、PH0340aとNHO
340bが並列接続されたCMO3で構成され、そのP
H0340aのゲート電極が大地に接続されると共に、
そのNHO340bのゲート電極に電源電位VDDが印
加され、常にオン状態となっている。
そしてインバータ14の出力をトランスファゲート40
で遅延させ、出力端子13から出力される反転クロック
信号Tと、インバータ15を通して出力端子12から出
力されるタロツク信号φとを同一遅延時間とすることに
より、第2図における制御回路1の誤動作を防止してい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記第7図のタロツク制御回路では、各
稚環境条件にわたってクロック信号φとその反転クロッ
ク信号Tの立ち上がりおよび立ち下がりエッヂを同一時
間にすることは難しく、温度変動等に対する回路の動作
マージンを広く確保することが困難であった。また、上
記第7図のクロック制御回路では、反転クロック信号マ
がトランスファゲート40を介して出力されるため、第
2図のクロック制御回路10に比べて駆動能力が低下す
る。
従って反転クロック信号マの信号線に対するファンアウ
ト制限が第2図の回路よりも厳しくなり、1クロック制
御回路当りの制御可能なF「回路数が減少する。言い換
えれば、単位FF回路数当りのクロック制御回路数が増
加するということであり、これはハード量の増大という
問題につながるものであった。
本発明は前記従来技術が持っていた問題点として、トラ
ンスファゲートを有するクロック制御回路の動作マージ
ンが小さい点と、ハード量が増大するという点について
解決したFF回路用クロック制御回路を提供するもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、第1のクロック
信号により、オン、オフ動作して入力データの保持を制
御するマスタ側スイ・・lチング素子と、第2のクロッ
ク信号によりオン、オフ動作して前記入力データの保持
を制御するスレーブ側スイッチング素子とを備えたマス
タスレーブ型のFF回路における前記各スイッチング素
子に前記第1と第2のクロ・・Iり信号をそれぞれ供給
するFF回路用クロック制御回路において、このクロッ
ク制御回路を次のように構成したものである。すなわち
、このクロック制御回路は、3段以上直列に接続された
インバータを有し、それらのインバータから第2のタロ
ツク信号を出力すると共に、その第2のタロツク信号よ
りもタイミング的に遅れた第1のタロツク信号を出力す
る回路構成にしたものである。
(作用) 本発明によれば、以上のようにFF回路用クロック制御
回路を構成したので、この回路から出力される第1と第
2のクロック信号はタイミングがずれるため、FF回路
におけるマスタ側スイッチング素子とスレーブ側スイッ
チング素子とが同時にオン状態とならず、それによって
FF回路の誤動作の防止か図れる。さらにこのクロック
制御回路では第1と第2のクロック信号を意図的にずら
せて出力しているため、各種環境条件に対して広い動作
マージンの確保が可能になると共に、インバータのみで
回路を構成しているため、駆動能力を低下させることも
ない。従って前記問題点を除去できるのである。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示すFF回路用クロック制御
回路の回路図である。この第1図では、ダイナミック動
作を行なうマスタスレーブ型FF回路50と、それを駆
動するクロック制御回路60とが示されている。
FF回路50は従来の第2図の回路と同様に、データ入
力端子り及びデータ出力端子Qを有し、そのデータ入力
端子りにはマスタ側スイッチング素子、例えばマスタ側
トランスファゲート51の一方の入出力端子が接続され
、そのマスタ側トランスファゲート51の他方の入出力
端子にインバータ52の入力端子が接続され、さらにそ
のインバータ52の出力端子にスレーブ側スイッチング
素子、例えばスレーブ側トランスファゲート53の一方
の入出力端子が接続されている。スレーブ側トランスフ
ァゲート53の他方の入出力端子にはインバータ54の
入力端子が接続され、そのインバータ54の出力端子が
データ出力端子Qに接続されている。マスタ側トランス
ファゲート51の他方の出力端子とインバータ52の入
力端子との間にはデータ保持用の寄生容量C1が存在す
ると共に、スレーブ側トランスファゲート53の他方の
入出力端子とインバータ54の入力端子との間にもデー
タ保持用の寄生容量C2が存在している。
ここで、各トランスファゲート51.53は低消費電力
のCMO3で構成される双方向スイッチであり、タロツ
ク制御回路60から供給される共通のクロック信号φ、
第1のクロック信号である反転クロック信号革1、及び
第2のタロツク信号である反転クロック信号T2でオン
、オフ動作を行なう機能を有している。このうち、マス
タ側トランスファゲート51はPMO351aとNHO
351bとの並列接続からなるCMO3で構成され、そ
のPM0351aのゲート電極51aに反転クロック信
号T1が、そのN)lO851bのゲート電極にクロッ
ク信号φがそれぞれ供給される。スレーブ側トランスフ
ァゲート53はPMO353aとNHO353bの並列
接続からなるCMO3で構成され、そのPMO353a
のゲート電極にタロツク信号φが、そのNHO353b
のゲート電極53bに反転クロック信号T2がそれぞれ
供給される。またインバータ52゜53は入力信号を反
転する回路であり、例えばPH08とNHO2が直列接
続されたCHO3でそれぞれ構成されている。
第1図のタロツク制御回路60は、インバータ3段底列
型の回路であり、基準となるクロック信号φ0を入力す
る入力端子61、共通のタロツク信号φを出力する出力
端子62、反転クロック信号す1を出力する出力端子6
3、及び反転クロック信号T2を出力する出力端子64
を有している。入力端子61には1段目のインバータ6
5の入力端子が接続され、そのインバータ65の出力端
子が2段目のインバータ66の入力端子と出力端子64
とに接続されている。2段目のインバータ66の出力端
子には3段目のインバータ67の入力端子と出力端子6
2とが接続され、さらにその3段目のインバータ67の
出力端子に出力端子63が接続されている。これらのイ
ンバータ65.66、67は入力信号を反転して出力す
る回路であり、例えばPMO3とNHO2が直列に接続
された0MO8で構成されている。
第8図は第1図の動作を示すタイムチャートであり、こ
の第8図を参照しつつ第1図の回路の動作を説明する。
なお、第8図で示された符号は第1図のものと同一のも
のである。
基準となるタロツク信号φ0は期間T1の少し前でH”
に立ち上がり、その期間■2の終了前に11 L II
に立ち下がり、期間T2の終了前にIIH”に立ち上が
る。以下同様にクロック信号φ0は期間T3. T4・
・・でH”、゛L−・・を繰り返す。このようなり口・
ツク信号φ0がクロック制御回路60の入力端子61に
供給されると、そのクロック信号φ0はインバータ65
で反転され、反転クロック信号T2としてインバータ6
6に与えられると共に、出力端子64から出力される。
この反転クロック信号す2はクロック信号φ0よりも遅
延時間τだけ遅れ、期間T1で“L”、期間T2で“H
n、期間T3で“I−”、期間T4で“H”というよう
に変化する、反転クロック信号T2はインバータ66に
より、遅延時間τだけ遅れて反転し、それがクロック信
号φとしてインバータ67へ与えられると共に、出力端
子62から出力される。さらに、クロック信号φはイン
バータ67により、遅延時間τだけ遅れて反転し、それ
が反転クロック信号T1として出力端子63から出力さ
れる。この反転クロック信号T1は反転クロック信号T
2に比べて遅延時間2τだけ遅れた波形を示す。このよ
うなタロツク信号φ及び反転クロック信号7F1 、 
T2が各トランスフアゲ−)51.53に供給されると
、FF回路が動作する。
る。
今、期間T1においてタロツク信号φが“H”となり、
さらに遅延時間τだけ遅れて反転クロック信号″$1が
“L”になると、マスタ側トランスファゲート51がオ
ン状態となり、そのトランスファゲート51を通してデ
ータ入力端子りのデータが取り込まれる。この期間T1
中に取り込まれた最終入力データを旧とする。期間T2
になると、反転クロック信号T2が“H”、その遅延時
間τ後にタロツク信号φが“し”、さらに遅延時間2τ
後に反転クロック信号す1が“H”になるため、スレー
ブ側トランスファゲート53がオン状態になった後に、
マスタ側トランスファゲート51がオフ状態になる。こ
のスレーブ側トランスファゲート53がオン状態になる
ことにより、期間T1で取り込まれた最終入力データD
1がインバータ54を通して出力端子Qから出力される
期間T3に移り、反転クロック信号下2が“L”、その
遅延時間τ後にクロック信号φが“H”になると、この
時点でスレーブ側トランスファゲート53は完全にオフ
状態となり、またマスタ側トランスファゲート51のN
MO351bがオン状態になる。さらに遅延時間τの経
過後に反転クロック信号7F1が“L”になると、この
時点でマスタ側トランス77”ゲート51(7)NHO
551b及びPMO351a共にオン状態になる。従っ
てマスタ側トランスファゲート51とスレーブ側トラン
スファゲート53が同時にオン状態になることがないた
め、寄生容量C2に保持されたデータ出力端子Q上のデ
ータ01は書きかわることなく維持される。またこの期
間T3では、マスタ側トランスファゲート51がオン状
態になると、このトランスファゲート51を通して新た
なデータが入力され、その最終入力データを02とする
と、その最終入力データD2が寄生容量C1に蓄えられ
る。
次に、期間T4で再び反転クロック信号T2が“H”と
なり、その遅延時間τ後にクロック信号φが“L”にな
ると、スレーブ側トランスファゲート53がオン状態に
なり、さらに遅延時間τだけ遅れて反転クロック信号下
1が“H”となると、マスタ側トランスファゲート51
がオフ状態となる。
そのため、期間T3のときに取り込まれた最終入力デー
タD2は、オン状態のスレーブ側トランスファゲート5
3及びインバータ54を通してデータ出力端子Qから出
力される。
以下、前記期間■3〜T4の動作と同様の動作が繰り返
される。
なお、前記の期間T1からT2へ移る過程において、マ
スタ側トランスファゲート51及びスレーブ側トランス
ファゲート53が同時にオン状態となる場合が生じるが
、ここは本来、データが書きかわるべきタイミングであ
るので、何ら問題はなく、むしろ確実にデータが書きか
わるので都合が良い。
本実施例では、3段のインバータ65.66、67を直
列に接続してクロック制御回路60を構成し、そのクロ
ック制御回路60から反転クロック信号T2を出力する
と共に、その反転クロック信号下2から遅延時間τだけ
遅れた反転クロック信号で1を出力し、それらの反転ク
ロック信号J2 、Jlにより、マスタ側トランスファ
ゲート51のオン、オフ動作がスレーブ側トランスファ
ゲート53のオン。
オフ動作よりもタイミング的に遅れるようにしたので、
FF回路50の誤動作を防止することができる。
さらに、クロック制御回路60は各種環境条件に対して
広い動作マージンを確保でき、しかも駆動能力の低下も
防止できる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。その変形例としては、例えば次のような
ものがある。
<i>  上記実施例では、クロック制御回路60を3
段のインバータ65.66、67で構成したが、所望の
遅延時間を得るために、4段以上のインバータを直列に
接続した回路構成にしてもよい。また、インバータ65
.66、67は設計、製造の容易化や、低消費電力化等
を考慮して0MO3で構成されているが、Pt40S、
 NHO3あるいは他の半導体素子を用いて構成するこ
とも可能である。
(ii)  上記実施例では、「F回路50をダイナミ
ック方式の回路で構成したが、スタティック方式のFF
回路や、準スタティック方式のFF回路等にも、本発明
のタロツク制御回路を適用できる。
例えば、上記文献■に記載されたスタティック方式のF
F回路を0MO3で構成した第9図のFF回路や、同じ
く上記文献■に記載された準スタテイ・ツク方式のFF
回路を0MO3で構成した第10図のFF回路を、それ
ぞれ第1図のクロック制御回路60で駆動する場合につ
いて、次に説明する。
(iii )  第9図のスタティック方式のFF回路
はデータ入力端子り及びデータ出力端子Qを有し、その
データ入力端子りにはデータの入力制御を行なうトラン
スファゲート70が接続されている。トランスファゲー
ト70には、インバータ71.72及びデータ保持制御
用のトランスファゲート73で閉ループが形成されたマ
スタ側回路が接続され、さらにそのマスタ側回路にデー
タ転送用のトランスファゲート74を介してスレーブ側
の回路が接続されている。スレーブ側の回路は、インバ
ータ75.76及びデータ保持制御用のトランスファゲ
ートからなる閉ループ回路で構成され、データ出力端子
Qに接続されている。マスタ側の回路は、トランスファ
ゲート73.74をオン状態にすることにより、取り込
まれた入力データを後段のスレーブ側回路を介して出力
端子Qへ出力し、閉ループでデータを保持する機能を有
している。同じくスレーブ側の回路は、トランスファゲ
ート77をオン状態にすることにより、転送されて来た
入力データを引き続きデータ出力端子Qへ出力し、かつ
、閉ループによりデータを保持する。
ここで、トランスファゲート70.73.74.77は
、それぞれP)lO370a 、 73a 、 74a
 、 77a及びNHO370b 、 73b 、 7
4b 、 77bの並列接続からなるCMO8′cjm
成されている。そしてトランスフアゲ−)73.74の
NHO373b 、 74bに第1図の反転クロック信
号マ2を印加し、遅延時間τだけ遅れてトランスフアゲ
−)70.77のPH0370a 、 77aに反転ク
ロック信号■1を印加するようにすれば、第1図の実施
例と同様の効果が得られる。
(iV)  第10図の準スタティック方式のFF回路
はデータ入力端子り及びデータ出力端子Qを有し、その
データ入力端子りにはデータの入力制御を行なうトラン
スファゲート80が接続されている。トランスファゲー
ト80には、インバータ81、トランスファゲート82
、インバータ83及びトランスファゲート84からなる
閉ループ回路が接続され、さらにその閉ループ回路がデ
ータ出力端子Qに接続されている。閉ループ回路はトラ
ンスファゲート82゜83をオン状態にすることにより
、取り込まれた入力データを保持する機能を有している
ここで、トランスファゲート80.82.84は、それ
ぞれPH0380a 、 82a 、 84a及びN)
lO380b 、 82b 。
84bの並列接続からなるCl4O3で構成されている
そしてトランスファゲート82.84のNHO382b
 。
84bに第1図の反転クロック信号マ2を印加し、遅延
時間τだけ遅れてトランスファゲート80のPH038
0aに反転クロック信号T1を印加するようにすれば、
第1図の実施例と同様の効果が得られる。
(V)  上記第1図、第9図及び第10図のFF回路
は、C)ios−(−構成1.りが、PMO3,NHO
3あるいは他の半導体素子で構成することもできる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、マスタ側
スイッチング素子のオン、オフ動作がスレーブ側スイッ
チング素子のオン、オフ動作よりもタイミング的に遅れ
るような第1と第2のクロック信号を出力する回路構成
にしなので、79777071回路の誤動作を的確に防
止できる。また本発明のタロツク制御回路は、インバー
タで構成したので、各稚環境条件に対して広い動作マー
ジンを確保することが可能となり、さらに駆動能力も低
下しないのでハード量の増大を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すフリップフロップ回路(
FF回路)用クロック制御回路の回路図、第2図は従来
のフリップフロップ回路用クロック制御回路の回路図、
第3図は第2図中のトランスファゲートの構造説明図、
第4図は第2図中のインバータの構造説明図、第5図は
第2図の動作を示すタイムチャート、第6図は第2図の
誤動作を示すタイムチャート、第7図は従来の他のクロ
ック制御回路の回路図、第8図は第1図の動作を示すタ
イムチャート、第9図は本発明の変形例を示すスタティ
ック方式のフリップフロップ回路の回路図、第10図は
本発明の変形例を示す準スタティック方式の79777
071回路の回路図である。 50・・・・・・マスタスレーブ型79717011回
路<FF回路) 、51.53.70.73.74.7
7、80.82゜84・・・・・・トランスファゲート
、52.54.65.66、67゜71、72.75.
76、81.83・・・・・・インバータ、60・・・
・・・クロック制御回路、CI、C2・・・・・・寄生
容量、D・・・・・・データ入力端子、Q・・・・・・
データ出力端子、φ0゜φ・・・・・・クロック信号、
Jl 、J2・・・・・・反転クロック信号。 出願人代理人  柿  本  恭  成50:マスタス
レーブ型フリップフロップ回路60:/xJツク廻制御
回路 本発明のフリップフロップ回路用クロック制御回路第1
図 妊のフリップフロップ回路用クロック制御回路第2図 亜 トランスファケート 第3図 インバータ 第4図 第2図の動作を示すタイムチャート 第5図 第6図 第7図 T2  T3(TI) T (T2) 第1図の動作を示すタイムチャート 第8図 第9図 く 本発明の変形例 第1σ図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1のクロック信号によりオン、オフ動作して入力
    データの保持を制御するマスタ側スイッチング素子と、
    第2のクロック信号によりオン、オフ動作して前記入力
    データの保持を制御するスレーブ側スイッチング素子と
    を備えたマスタスレーブ型のフリップフロップ回路にお
    ける前記各スイッチング素子に前記第1と第2のクロッ
    ク信号をそれぞれ供給するフリップフロップ回路用クロ
    ック制御回路において、 3段以上直列に接続されたインバータを有し、それらの
    インバータから前記第2のクロック信号を出力すると共
    に、その第2のクロック信号よりもタイミング的に遅れ
    た前記第1のクロック信号を出力する回路構成にしたこ
    とを特徴とするフリップフロップ回路用クロック制御回
    路。 2、前記マスタ側スイッチング素子、スレーブ側スイッ
    チング素子及びインバータは、相補型MOSトランジス
    タで構成した特許請求の範囲第1項記載のフリップフロ
    ップ回路用クロック制御回路。
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