JPS62229147A - マゼンタカプラ−を含有するハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

マゼンタカプラ−を含有するハロゲン化銀写真感光材料

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JPS62229147A
JPS62229147A JP61072351A JP7235186A JPS62229147A JP S62229147 A JPS62229147 A JP S62229147A JP 61072351 A JP61072351 A JP 61072351A JP 7235186 A JP7235186 A JP 7235186A JP S62229147 A JPS62229147 A JP S62229147A
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修二 木田
Noritaka Nakayama
中山 憲卓
Katsunori Kato
加藤 勝徳
Takako Tanaka
田中 孝子
Satoshi Nakagawa
敏 仲川
Kosaku Masuda
功策 益田
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    • C07D487/04Ortho-condensed systems
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はマゼンタカプラーを含有するハロゲン化銀写真
感光材料に関し、さらに詳しくは新規なピラゾロトリア
ゾール系マゼンタカプラーを含有し、発色性及び保存性
の優れた色素画像が得られるハロゲン化銀写真感光月利
に関する。
[発明の背景コ ハロゲン化銀カラー写真感光月利に於いて、一般に用い
られるカプラーとしては、開鎖ケトメチレン系化合物か
らなるイエローカプラー、ピラゾロン系化合物、ピラゾ
ロアゾール系化合物からなるマゼンタカプラー、フェノ
ール系化合物、ナフトール系化合物からなるシアンカプ
ラー等が知られている。
従来より、ピラゾロン系化合物がマゼンタカプラーとし
てよく使用されている。公知のピラゾロン系マゼンタカ
プラーとしては、例えば米国特許$ 2,600,78
8号、同3.519.429号、特開昭49−1116
31号、同57−35858号等に記載されている。し
かし、ザ セオリー オブ ザ フォトグラフィックプ
ロセス(The theory of  the ph
otographicprocess、 ) vクジラ
2社製 4版(1977)  356頁−358頁、フ
ァインケミカル シーエムシー社製 14巻8号38頁
−41頁、日本写真学会昭和60年度年次大会(昭和6
0年5月23日、24日、於 私学会館)講演要旨集1
08−110頁に記載されている如く、ピラゾロン系マ
ゼンタカプラーより形成される色素は、好ましくない副
吸収がありその改良が望まれている。
先の文献にも記載されている如く、ピラゾロトリアゾー
ル系マゼンタカプラーより形成される色素は、副吸収が
ない。このカプラーが良好なカプラーであることは先の
文献以外にも米国特許第3、810.761号、同3,
758,309号、同3,725,067号に記載され
ている。
しかしこの優れたマゼンタカプラーもその発色性に関し
ては十分でなく、かつカプラーから形成される色素の保
存性も不充分である。
[発明の目的] 本発明の目的は、発色性及び保存性の優れたマゼンタ色
素画像が得られるハロゲン化銀写真感光材料を提供する
ことである。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも一層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料にお
いて、前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層には、
分子構造中に一〇〇〇Mおよび一803M (Mは水素
原子またはカチオンを表わす。)から選ばれる少なくと
も1つの基ならびに一3O2−を有する1H−ピラゾロ
[3,2−C]−8−トリアゾール型マゼンタカプラー
を含有するハロゲン化銀写真感光材料により達成される
ことを見出した。
[発明の具体的構成] 本発明の1H−ピラゾロ[3,2−C]−3−トリアゾ
ール型マゼンタカプラーは、その分子構造中に一〇〇〇
Mおよび一3OaMから選ばれる少なくとも1つの基な
らびに一8O2−を有していることが特徴であり、−C
OOMおよび一805Mから選ばれる少なくとも1つの
基と一8O2−を例えば1H−ピラゾロ[3,2−C]
−S−トリアゾール核の3位と6位にそれぞれ別々に有
していてもよいし、あるいは3位と6位の何れか一方に
−COOMおよび一805Mから選ばれる少なくとも1
つの基と一8O2−を同時に有していてもよいが、好ま
しくは3位と6位の何れか一方に一〇〇〇Mおよび一8
03Mから選ばれる少なくとも1つの基と−802−を
同時に有している場合である。
本発明で特に好ましいマゼンタカブ・ラーは下記・  
一般式[I]および[II]で表わされるマゼンタカプ
ラーである。
一般式[I] 一般式[II] 一般式[I]・において、R1およびR2はそれぞれ2
価の結合基を表わし、R3は水素原子、アルキル基、ア
リール基、アルキルチオ基、アシルわす。)または複素
環基を表わし、Xは−COOMまたは一803Mを有す
る1価の基を表わし、Zlは発色現像主薬の酸化体との
カップリング反応により離脱し得る基を表わし、nはO
または1を表わす。
一般式III]において、Ri 、 R’2 、R’3
、X’、Z’1およびnはそれぞれ一般式[I]におけ
るR1、R2、R3、X171、nと同義である。
一般式[I]および[I]を更に詳しく述べると、R1
およびR1で表わされる2価の結合基としては、例えば
アルキレン基、アリーレン基、−NR6−(ここで、R
6は水素原子またはアルキル基を表わす。)、−C−等
で表わされる基、更に、これらの基を組み合わせて得ら
れる基等が挙げられる。
ここで、アルキレン基としては、直鎖でも分岐でもよく
、例えばメチレン基、エチレン基、トリメチレン基、プ
ロピレン基、ジメチルエチレン基、ペンタデシルメチレ
ン基等が挙げられる。アリーレン基としては、例えばフ
ェニレン基、ナフチレン基等が挙げられ、好ましくはフ
ェニレン基である。
上記の基を組み合わせて得られる基としては、Ha 等が挙げられる。
R1およびR+’で表わされる2価の結合基として好ま
しいものはアルキレン基であり、特に炭素数1〜5のア
ルキレン基が好ましい。
一般式[工]および[II]において、R2およびRダ
で表わされる2価の結合基としては、例えばアルキレン
基、アリーレン基、−0−1−N−(ここでR6は水素
原子またはアルキル基R60 を表わす。)、−〇−等で表わされる基、更に、これら
の基を組み合せて得られる基等が挙げられる。
ここでアルキレン基としては、R1およびR1のアルキ
レン基と同義のものが挙げられる。
アリーレン基としては、フェニレン基、ナフチレン基等
が挙げられ、好ましくはフェニレン基である。上記の基
を組み合せて得られる基としては、表わされる基が好ま
しい。
R2およびRHで表わされる2価の結合基とし一般式[
I]および[I[]において、R3およびRaで表わさ
れるアルキル基どしては、直鎖でも分岐でもよく、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
t−ブヂル基、ペンタデシル基等が挙げられる。更に、
R3およびR3で表わされるアルキル基は、例えばアル
コキシ基、カルボキシル基等で置換されているものを含
み、例えばメトキシメチル基、エトキシジメチルメチル
基、カルボキシルノニル基等が挙げられる。
R3およびRaで表わされるアリール基としては、フェ
ニル基、ナフチル基等が挙げられ、好ましくはフェニル
基である。
R3およびR’3で表わされるアルキルチオ基としては
、例えばメチルチオ基、エチルチオ基等が挙げられ、好
ましくはメチルチオ基である。
R3およびR’lで表わされるアシルアミノ基としては
、例えば−NHCOCH3、 −NHCOC2Hs 、−NHCOCH3、−NHCO
Cs Hs等で表わされる基が挙げられ、好ましくは−
Nl−1cOcsHsである。
R3およびR≦で表わされるアルコキシ基としては、例
えばメトキシ基、エトキシ基、ブロボキでは、アルキル
アミノ基(例えばジメチルアミノ基、メチルエチルアミ
ノ基、ジメチルアミノ基等)及びアリールアミノ基(例
えばアニリノ基、ナフチルアミノ基等)等が挙げられ、
好ましくはジメチルアミノ基及びアニリノ基である。
R3およびRSで表わされる複素環基としては、5〜7
員のものが好ましく、具体的には、2−フリル基、2−
ヂエニル基、2−ピリミジニル基、2−ベンゾチアゾリ
ル基等が挙げられる。
R3およびR3としては、特にアルキル基が好ましい。
一般式[I]および[II]において、XおJ:びX′
で表わされる一COOMまたは一305Mを有する1価
の基としては−R7−COOMまたは−R7−803M
(ここで、R7はアルキレン基またはアリーレン基を表
わす。)で表わされる基が好ましい。
ここで、R7で表わされるアルキレン基は、直鎖でも分
岐でもよく、また置換基を有するものも含み、具体的に
はメチレン基、エチレン基、プロピレン基、1−メチル
メチレン基、1−オクタデシルエチレン基、1−ドテシ
ルメチレン基、1−ヘキサデシルエチレン基等が挙げら
れ、アリーレン基としては具体的にはフェニレン基等が
挙げられる。
R7としては特にアルキレン基が好ましい。
Mは水素原子またはカチオン(例えばアルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、4級アミン等)を表わすが、特に水素
原子であることが好ましい。
一般式[I]および[I]において、Zlおよび71′
で表わされる発色現像主薬の酸化体とのカップリング反
応により離脱し得る基としては、例えばハロゲン原子、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アシルオキシ基、ア
リールチオ基、アルキルチオ基、−N  ン2 (22
は窒素原子と共に炭素原子、酸素原゛¥′、窒素原子、
イオウ原子の中から選ばれた原子と5ないし6員環を形
成するに要する原子群を表わす。)等が挙げられる。
以下に具体的な例を挙げる。
ハロゲン原子:塩素、臭素、フッ素等の原子アルコキシ
基:エトキシ基、ベンジルオキシ基、エチルカルバモイ
ルメトキシ基、テトラデシルカルバモイルメトキシ基等 アリールオキシ基:フェノキシ基、4−メトキシフェノ
キシ基、4−ニトロフェノキシ基等アシルオキシ基:ア
セトキシ基、ミリストイルオキシ基、ベンゾイルオキシ
基等 アリールチオ基:フェニルチオ基、2−ブトキシ−5−
オクチルフェニルチオ基、2.5−ジヘキシルオキシフ
ェニルチオ基等 アルキルチオ基:メチルチオ基、オクチルチオ基、ヘキ
サデシルチオ基、ベンジルチオ基、2−(ジエチルアミ
ノ)エチルチオ基、エトキシカルボニルメチルチオ基、
エトキシエチルチオ基、フェノキシエチルチオ基等 以下余白 ZlおよびZ:としては特にハロゲン原子が好ましく、
中でも塩素原子が特に好ましい。
以下に本発明にかかるマゼンタカプラーの代表的具体例
を示すが、本発明はこれにより限定されるものではない
以下余白 −I M−2 以下余白 A M−14−F M  16     、   SC1SC13H337
−0CR,C,85 M−18−OCH2CONHC2H5 M−20−0COC,H5 M−22−C2H5 M  23       CzHt(i)M  24 
      C+Hs(t)M−25C+sH*+ CH。
M−27−CH20CH。
M−28−(CH2)、COOH CooH−8CH。
M−32−NHC,85 M−33−NHCOC,85 M−34−QC2H。
車−NHCOCH2CH2COOH 以下余白 以下に、本発明にがかる1H−ピラゾロ[3゜2−C]
−8−トリアゾール型マゼンタカプラーの具体的な合成
例を示す。
以下余白 (の 以下余白 ニトロチオフェノール17g、ハイドロキノン0、12
Qに酢酸エチルSO−を加え、次いでメタクリルM14
gを加えて溶解させた。このようにして得られた溶液に
、トリエチルアミン2.2gを約10分間で滴下した。
滴下後、室温で2時間撹拌した。この反応液に、濃塩酸
1.h12を水110Tlで希釈した液を加えて、水層
(上層に分離した)を除去し、さらに酢酸エチル層を2
回水洗した。酢酸エチル層を約30t121CIm縮し
、6℃まで冷却して析出した結晶をろ過した。このよう
にして前記式(1)の化合物20.5gを得た。収率7
7.7%。
次に、前記式(1)の化合物16(lに酢酸401Qを
加え、SO〜60℃に加熱した。これに35%過酸化水
素水25.811をゆっくり滴下した。滴下質、80℃
で1時間撹拌した。この反応液を氷冷すると固体が析出
した。これに水100−を加えて、ろ過、水洗して、薄
黄色固体として前記式(2)の化合物が14.6(lを
得た。収率81%。
次に前記式(2)の化合物14.6(lを塩化チオニル
20戴と2.時間加熱速流した後、減圧濃縮し、酸クロ
ライド(3)を得た。
次に、3−メチル−4−エトキシカルボニル−5−ヒド
ラジノ−1H−ピラゾール9,9gにアセトニトリルS
On+2およびトリエチルアミン6gを加えて加熱還流
した。このとき、還流下に前記の酸クロライド(3)を
滴下した。滴下後、更に5分還流し、減圧濃縮した。こ
の残渣に水200.Qと酢酸エチル20QvNを加え、
酢酸エチル層を分離した。酢酸エチル層を水洗し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮した。この残渣
を酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒から再結晶し、前記式
(4)の化合物15oを得た。収率64%。
次に、前記式(4)の化合物10.7gに酢酸エチル1
007と塩化チオニル5.3餞を加え、5時間加熱還流
した。減圧濃縮した後、再び酢酸エチル10(h12を
加え、更に炭酸水素カリウムの水70d溶液を加え、1
時間加熱還流した。”そし、て、酢酸エチル層を分離し
、2回水洗した後、減圧濃縮した。この残渣に酢酸エチ
ル−ヘキサン混合溶媒を加えると固体が析出した。この
固体をろ果し、前記式(5)の化合物6.3gを得た。
収率62%。
次に、前記式(5)の化合物6.0gに濃硫酸3 vR
と水3舖を加え、5時間加熱還流した。この反応液を氷
水5〇−中にあけ、酢酸エチルSOuRを加えて酢酸エ
チル層を分離した。こ・の酢酸エチル竺を水洗した□後
、減圧濃縮し、この残渣に酢酸エチル−ヘキサン混合溶
媒を加え、析出した固体をろ過した。このようにして、
前記式(6)の化合物3.6gを得た。収率73%。
次に、前記式(6)の化合物3.SOをテトラヒミド(
DMF)10vQに溶解し、これに5%パラジウム炭素
(pd/C)  0.512を加え、接触水素添加を行
なった。理論量の水素を吸収したところで、パラジウム
炭素をろ過して除き、ろ液にN−クロルサクシンイミド
(N CS )  1.4aを加えた。この反応液に酢
酸エチルSO城と水SOi12を加え、酢酸エチル層を
分離した。この酢酸エチル層を水洗した後、減圧濃縮し
、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、
前記式(7)の化合物2.19を得た。収率61%。
次に前記式(ア)の化合物2.Ogに酢酸エチル301
gとオクタデセニル無水コハク酸2.3gを加え、2時
間加熱還流した。この反応液を減圧濃縮し、残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより精製した。これを酢酸
エチル−ヘキサン混合溶媒より再結晶し、目的とする化
合物(M−2)2.49を得た。収率60%、mp13
9−141℃以下余白 1九1プ (1<”CiJ’−131) 以下余白 1)リンク酸[1ff]の合成 p−ニトロチオフェノール[I]310およびクロロピ
バリン酸エステル32.9(]をメチルセルソルブ2S
Oi12に溶かし、85.5%K O819,20を加
えて100時間還流せる。放冷後、不溶物をろ別し少量
のトルエンにて洗浄、ろ液と洗液を合わせて濃縮しSO
0TIQの水を加え、濃塩酸にてpl−11〜2に調整
する。酢酸エチルにて抽出を行なった後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥して酢酸エチルを留去しトルエン100顧で
晶析することにより黄色結晶(I ) 15.60を得
た。収率30,6%。
次に、黄色結晶(I[)  9.SOを35%過酸化水
素15iQ、酢酸451Q中触媒量のNa2WO4の存
在下に1時間反応させる。乾固しない程度に濃縮し析出
した固体を少量の酢酸エチルを加えてろ取することによ
り淡黄緑色固体[I[1]を10o得た。収率93.5
%。
2)閉環体[Vlの合成 得られたリンクM [111] 20p及び塩化チオニ
ル15dをクロロホルム100d中で5時間加熱連流し
た後、溶媒を留去する。残渣にクロロホルム200d及
びヒドラジノピラゾール12.8(lを加えて懸濁状態
のまま1時間還流し、固体をろ取する。
酢酸エチルで洗浄した後、湿ったままの固体を炭酸水素
カリウム8.40 、水ioo、6及び酢酸エチル20
0dからなる溶液に加えて10分間加熱すると、発泡し
た後溶解する。その不溶物をろ別し、溶媒を留去するこ
とによりアシル体(IV)を20.4(]得た。収率6
4.3%。
次にこのアシル体(IV ) 15.5(]及び塩化チ
オニル7.2前をクロロホルム1SOd中で8時間還流
した後、常圧にて溶媒を留去する。その残渣に炭酸水素
カリウム7g、水SO戴及び酢酸エチル1SO舖を加え
て2時間還流させる。析出した固体をろ取することによ
り閉環体(V)を11.9[+得た。収3)カプラー(
■)の合成 ’Rラレタ閉閉環(V)  8.90 k−SO%硫l
191Qを加え、バス温120℃に工゛2時間還流させ
た後、5C)mRの水を加えると固体が析出する。この
□固体をろ取し水洗、風乾することにより前記式(Vl
)の化合物を7゜3g48た。この化合物は黄色固体で
あり、収率は9B、2%であった。得られたニトロ体(
Vl)6(Iをジメチルホルムアミド18顧/テトラヒ
ドロフラン241gの混液に溶かしてパラジウム炭素(
pd/C)1oを加えて水素添加を行なった後、パラジ
ウム炭素(lld/C)をろ別し、このろ液に90%N
−クロルサクシンイミド(NC8>2.24+I+を加
えて室温下で1時間撹拌する。そして、水200dを加
えて酢酸エチル1SO11Qにて抽出し、硫酸マグネシ
ウムにて乾燥後溶媒を留去して乾固門ることにより淡橙
色固体としてアミノ体(W)を5.4SO得た。収率8
9.7%。
アミノ体(■)5gとへキサデセニル無ホコハク酸4.
2gを酢酸エチル20i12中で3時間還流させ、更に
ヘキサデセニル無水コハク@ 4.2Qを加えて3時間
還流させる。その溶液を留去した後、アセトニトリ/!
 SO Qより晶析させることにより箭記式(■)で表
わされるカプラー(M−9)4.1gを得た。収率42
.6%、mp149〜152℃。
本発明に係る前記11」−ピラゾロ[3,1−C]−5
−t−リアゾール型マゼンタカプラー(以後、本発明の
マゼンタカプラーと称t >を用いたハロゲン化銀写真
感光材料には、更に、従来から用いられている色素形成
カプラーを含有してもよい。
例えば、従来から用いられている黄色色素形成カプラー
である公知の開鎖ケトメチレン系カプラーを用いること
ができる。これらのうち、ピバロイルアセトアニリド系
又はベンゾイルアセトアニリド系カプラーが有用である
。用い得る黄色色素形成カプラーの具体例は、米国特許
2,875,057号、英国特許1.077、874号
、米国特許3.408.194号、特開昭SO−123
342号、同SO−876SO号、同54−13332
9号、特公昭46−19031号、特開昭48−294
32号、同48−66834号、同48−66835号
、同48−94432号、同SO−28834号、同5
4−99433号、同55−70841号、同56−7
4249号、特公昭45−19956号、特開昭51−
102636号、同56−87041号などに記載され
たちのである。
シアン色素形成カプラーとしてはフェノール系化合物、
ナフトール系化合物などがある。この具体例としては、
米国特許2,369,929号、同2,474.293
号、同2,772,162号、同2,895,826号
、英国特許1,038,331号、特公昭48−368
94号、特開昭47−21139号、米国特許3,73
7,316号、特開昭48−74844号、米国特許3
,880,661号、同4,124,396号、同4,
333,999号、特開昭55−21094号、同SO
−112038号、同 SO−117422号、同52
−18315号、同 54−115230号、同 55
−163537号、同 57−1366SO号、同57
−155538号、同57−204545号、同55−
32071号、同 55−108662号、同 56−
1938号、同56−27147号、同56−8004
5号、同 5G−104333号、同56−65134
号、同57−204544号、同58−98731号等
に記載のものが挙げられる。
マゼンタ色素形成カプラーとしては、本発明のマゼンタ
カプラーを単独でまたは2種以上併用してもさしつかえ
なく、更に従来から公知のピラゾロン系化合物、インダ
シロン系化合物、シアノアセデル系化合物、ピラゾリノ
ベンツイミダゾール系化合物、ピラゾロトリアゾール系
化合物などを適宜併用してもよい。
さらに、本発明のマゼンタカプラー以外のピラゾロアゾ
ール系カプラーを併用することもできる。
これらの例としては、特開昭59−162548号、同
59−171956号、同60−33552号、同60
−43659号、同60−191253号などに記載さ
れたものが挙げられる。
本発明のマゼンタカプラーのハロゲン化銀写真感光材料
への添加方法としては、通常のマゼンタその他の色素形
成カプラーにおいて用いられる方法が同様に適用できる
。最も好ましくは本発明のマゼンタカプラーを溶媒を用
いてハロゲン化銀乳剤に添加し、この乳剤を支持体上に
被覆してハロゲン化銀写真感光材料を形成する。このハ
ロゲン化銀写真感光材料は単色であっても多色であって
もよい。多色の場合には、本発明のマゼンタカプラーは
通常緑感性乳剤に含有させるが、非増感乳剤または緑色
以外のスペクトルの三原色領域に感光性を有する乳剤層
中に含有させてもよい。
本発明における色素画像を形成せしめる各構成単位は、
スペクトルのある一定領域に対して感光性を有する単乳
剤層または多層乳剤層からなるものである。
上記の画像形成単位の層を含めハロゲン化銀カラー写真
感光材料に必要な層は、当業界で知られているように種
々の順序で配列することができる。
典型的な多色ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、少な
くとも1つのシアン色素形成カプラーを有する少なくと
も1つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層からなるシアン色素
画像形成構成単位、少くとも1つのマゼンタ色素形成カ
プラーを有する少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳
剤層からなるマゼンタ色素画像形成構成単位(マゼンタ
色素形成カプラーの少なくとも1つは本発明のマゼンタ
カプラーである)、少なくとも1つの黄色色素形成カプ
ラーを有する少なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤
層からなる黄色色素画像形成構成単位を支持体に担持さ
せたものからなる。
この写真感光材料は追加の層、例えばフィルタ一層、中
間層、保護層、下塗り層等を有することができる。
本発明のマゼンタカプラー及びその他の各カプラーをハ
ロゲン化銀感光材料に含有せしめるためには、従来公知
の方法に従えばよい。例えば公知の高沸点溶媒および酢
酸ブチル、プロピオン酸ブチル等の低沸点溶媒の混合液
に本発明のマゼンタカプラーあるいはその他の各カプラ
ーを溶解した後、界面活性剤を含むゼラチン水溶液と混
合し、次に高速度回転ミキサーまたはコロイドミルある
いは超音波分散機で乳化した後、ハロゲン化銀に添加し
て本発明に使用するハロゲン化銀乳剤を調製することが
できる。
公知の高沸点溶媒としては、フタル酸エステル類(例え
ばジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等)、リ
ン酸エステル類(トリクレジルホスフェート、トリオク
チルホスフェート等)、N−置換酸アミド類(N、N−
ジエチルラウリンアミド等)などが代表的である。
本発明のマゼンタカプラー及びその他の各カプラーをハ
ロゲン化銀乳剤中に添加する場合、通常ハロゲン化銀1
モル当り約0.01〜2モル、好ましくは0.03〜0
.5モルの範囲で添加される。
本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤に用いられるハロ
ゲン化銀としては、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化
銀、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用され
る任意のものが含まれる。
本発明に係るハロゲン化銀乳剤層を構成するハロゲン化
銀乳剤は、通常行われる製法を始め、種々の製法、例え
ば特公昭4G−7772号に記載されている如き方法、
すなわち、溶解度が臭化銀よりも大きい少なくとも一部
の銀塩からなる銀塩粒子の乳剤を形成し、次いでこの粒
子の少なくとも一部を臭化銀または沃臭化銀に変換する
等の所謂コンバージョン乳剤の製法、あるいは0.1μ
以下の平均粒径を有する微粒子状ハロゲン化銀からなる
リップマン乳剤の製法等あらゆる製法によって作成する
ことができる。更に本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は
、硫黄増感剤、例えばアリールチオカルバミド、チオ尿
素、シスチン等、また活性あるいは不活性のセレン増感
剤、そして還元増感剤、例えば第1スズ塩、ポリアミン
等、貴金属増感剤、例えば金増感剤、具体的にはカリウ
ムオーリチオシアネート、カリウムクロロオーレート、
2−オーリスルホベンズチアゾールメチルクロリド等、
あるいは例えばルテニウム、ロジウム、イリジウム等の
水溶性塩の増感剤、具体的にはアンモニウムクロロパラ
デート、カリウムクロロオーレ−トおよびナトリウムク
ロロパラダイト等を単独であるいは適宜併用して、化学
的に増感することができる。
また、本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、種々の
公知の写真用添加剤を含有させることができる。例えば
「リサーチ ディスクロージャー」1978年12月、
N 0.17f343に記載されているが如き写真用添
加剤である。
本発明に使用されるハロゲン化銀は必要な感光波長域に
感光性を付与するために、適当な増感色素の選択により
分光増感がなされる。この分光増感色素としては種々の
ものが用いられ、これらは1種あるいは2種以上併用す
ることができる。
本発明において、有利に使用される分光増感色素として
は、例えば米国特許2.269.234号、同2 、2
70.378%、同 2,442,710号、同 2,
454,620号、同2,776.280号に記載され
ている如きシアニン色素、メロシアニン色素または複合
シアニン色素を代表的なものとして挙げることができる
本発明に係る前記支持体としては、プラスチックフィル
ム、プラスチックラミネート紙、バライタ紙、合成紙等
の従来から知られたものを写真感光材料の使用目的に応
じて適宜選択すればよい。
これらの支持体には一般に写真乳剤層との接着を強化す
るために下引加工が施される。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、露光した後、発
色現像処理として種々の写真処理方法が用いられる。本
発明に用いられる好ましい発色現像液は、芳香族第1級
アミン系発色現像主薬を主成分とするものである。この
発色現像主薬の具体例としては、p−フェニレンジアミ
ン系のものが代表的であり、例えばジエチル−〇−フェ
ニレンジアミン塩酸塩、モノメチル−ρ−フェニレンジ
アミンmMPA、ジメチル−〇−フェニレンジアミン塩
酸塩、2−アミノ−5−ジエヂルアミノトルエン塩酸塩
、2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルアミノ
)−トルエン、2−アミノ−5−(N−エチル−N−β
−メタンスルホンアミドエチル)アミノトルエン硫酸塩
、=lI−(N−エチル−N−β−メタンスルホンアミ
ドエヂルアミノ)アニリン、4−(N−エチル−N−β
−ヒドロキシエチルアミノ)アニリン、2−アミノ−5
−(N−エチル−β−メトキシエチル)アミノ1ヘルエ
ン等が挙げられる。これらの発色現像主薬は単独である
いは2種以上を併用して、また必要に応じて白黒現像主
薬、例えばハイドロキノン等と併用して用いられる。さ
らに発色現像液は、一般にアルカリ剤、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、亜@
酸ナトリウム等を含み、更に種々の添加剤例えばハロゲ
ン化アルカリ金属例えば臭化カリウム、あるいは現像調
節剤例えばヒドラジン酸等を含有しても良い。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、親水性コロイド
層中に、前記の発色現像主薬を、発色現像主薬そのもの
として、あるいは、そのプレカーサーとして含有してい
てもよい。発色現像主薬プレカーサーは、アルカリ性条
件下、発色現像主薬を生成しうる化合物であり、芳香族
アルデヒド誘導体とのシッフベース型プレカーサー、多
価金属イオン錯体プレカーサー、フタル酸イミド誘導体
プレカーサー、リン酸アミド誘導体プレカーサー、シュ
ガーアミン反応物プレカーサー、ウレタン型プレカーサ
ーが挙げられる。これら芳香族第1級アミン発色現像主
薬のプレカーサーは、例えば米国特許3.342.59
9号、同2,SO7.114号、同2.6951234
号、同3,719,492号、英国特許803.78’
3号、特開昭53−135628号、同54−7903
5号、リサーチ・ディスクロージャー誌15159号、
同12146号、同13924号に記載されている。
これらの芳香族第1級アミン発色環像主薬又はそのプレ
カーサーは、現像処理する際に十分な発色が得られる量
を添加しておく必要がある。この量は感光材料の種類等
によって大分異なるが、おおむね感光性ハロゲン化銀1
モル当り 0.1モルから5モルの間、好ましくは0.
5モルから3モルの範囲で用いられる。これらの発色現
像主薬またはそのプレカーサーは、単独でまたは、組合
わせて用いることもできる。前記化合物を写真感光材料
中に内蔵するには、水、メタノール、エタノール、アセ
トン等の適当な溶媒に溶解して加えることもでき、又、
ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、トリクレ
ジルフォスフェート等の高沸点有機溶媒を用いた乳化分
散液として加えることもでき、リサーチ・ディスクロー
ジャー誌148SO号に記載されているようにラテック
スボタマーに含浸させて添加することもできる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には通常、発色現像
処理後に漂白および定着、または漂白定着、ならびに水
洗の各処理が行なわれる。漂白剤としては、多くの化合
物が用いられるが、中でも鉄(■)、コバルト(■)、
錫(If)など多価金属化合物、とりわけ、これらの多
価金属カチオンと有機酸の錯塩、例えば、エチレンジア
ミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、N−ヒドロキシエチレン
ジアミンニ酢酸のようなアミノポリカルボン酸、マロン
酸、酒石酸、リンゴ酸、ジグリコール酸、ジチオグリコ
ール酸などの金属錯塩あるいはフェリシアンM塩類、重
クロム酸塩などが単独または適当な組合わせで用いられ
る。
[発明の効果コ 本発明のマゼンタカプラーを含有でるハロゲン化銀写真
感光材料により、発色性及び保存性の優れたマゼンタ色
素画像を得ることのできるハロゲン化銀写真感光材料が
提供された。
(実施例) 次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
[実施例−1] 第1表に示すような本発明のマゼンタカプラーおよび比
較のカプラー各々銀1モルに対して0.1モルづつ取り
、カプラー重量の1倍量のトリクレジルホスフェートお
よび3倍量の酢酸エチルを加え60℃に加温して完全に
溶解した。この溶液をアルカノール ト、デュポン社製)の5%水溶液1 2 0 tnRを
含む5%ゼラチン水溶液1200dと混合し、超音波分
散機にて乳化分散し乳化物を得た。しかるのち、この分
散液を緑感性沃臭化銀乳剤(沃化銀6モル%含有)4k
gに添加し、硬膜剤として1.2−ビス(ビニルスルホ
ニル)エタンの2%溶液(水:メタノール−1:1)1
201gを加え、下引きされた透明なポリエステルベー
ス上に塗布乾燥し試料を作成した(塗布銀m 20 m
a/ 100cB))。
このようにして得られた試料を常法に従ってウェッジ露
光を行った後、以下の現像処理を行った。
結果を第1表に示す。
[現像処理工程] 発色現像  38℃      3分15秒漂   白
    38℃          4分20秒水  
 洗   38℃          3分15秒定 
  着   38°C4分20秒 水   洗    38℃          3分1
5秒安定化   38℃      1分30秒乾  
 燥   47℃±55℃  16分30処理処理工程
において、使用した処理液組成は下記の如くである。
[発色現像液組成コ [漂白液組成コ [定着液組成] [安定化液組成] 第1表 逆数で比較カプラー1を用いた試料11を100とした
ホルマリン未処理の試料を共に現像する。
比較カプラー1 比較カプラー2 O 本実施例においては、第1表から明らかなように、本発
明のカプラー(試料13〜19)は比較のカプラー(試
料11及び12)と比較した場合に、発色性は十分に満
足すべきものであり、かつ、ホルマリン耐性においては
るかに優れたものである。
[実施例−2] 実施例−1における試料11〜19を同様にウェッジ露
光を行った後、以下の現像処理を行った。
結果は第2表に示す。
[現像処理工程] 発色現像   38℃   3分30秒漂白定着   
33℃   1分30秒安定化処理  25〜30’C
3分 又は水洗処理 乾   燥     75〜80℃  約2分合処理工
程において、使用した処理液組成は下記の如くである。
[発色現像液] [漂白定着液] [安定化液] 第2表 1) 比感度はカブリ濃度+0.11濃度を与える露光
量の逆数で比較カプラー1を用いた試料2−11を10
0とした。
2)発色現像処理後の試料をキセノンフェードメーター
に5日間照射し、初濃度D= 1.0のところの処理後
の色素残溜%を示した。
キセノンフェードメーター 本実施例においては、第2表から明らかなように、本発
明のカプラー(試料2−13〜2−19>は比較のカプ
ラー(試料2−11及び2−12)と比較した場合、発
色性及び耐光性共に満足すべきものである。
[実施例−3] 次の各層をアナターゼ型の酸化チタンを含有したポリエ
チレン樹脂コート紙上に順次塗設することによりハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料を調製した。
以下の添加滑は100cプ当りのものを示す。
(1)20mgのゼラチン、銀量として5mgの青感性
塩臭化銀乳剤、そして8mgのY−カプラー*および0
.1mgの2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノンを
溶解した3m!+のジ−オクチルフタレートカプラー溶
媒を含む層 (2)12mgのゼラチン、0.5mgの2.5−ジー
し一オクチルハイドロキノンおよび4mgの紫外線吸収
剤*を溶解した2no+のジブタヂルフタレート紫外線
吸収剤溶媒を含む中間層。
(3)18mgのゼラチン、銀量として4mgの緑感性
塩臭化銀乳剤、そして5mgのM−カプラー*と21L
gの酸化防止剤*および0.2mgの2.5−ジ−t−
オクチルハイドロキノンを溶解した2、 5mgのジオ
クヂシフタレー1〜カプラー溶媒を含む層。
(4)(2)と同じ組成物を含む中間層。
(5)16mgのゼラチン、銀量として4mgの赤感性
塩臭化銀乳剤、そして3.5mgのC−カプラーおよび
0.1mgの2.5−ジ−t−オクチルハイドロキノン
を溶解した2、 0mgの1〜リクレジルホスフ工−ト
カプラー溶媒を含む層。
(6)9mgのゼラチンを含有しているゼラチン保護層
(2)、(4)の紫外線吸収剤としては、下記構造のU
V−1とU”v”−2を混合して用いた。
(3)の酸化防止剤として、ジ−t−ペンチルハイドロ
キノン−ジ−オクチルエーテルを用いた。
上記の多層感光材料は、実施例−2と同様に処理した。
各層に用いられたY−カプラー、M−カプラー、C−カ
プラーと、得られた結果を第3表に示す。
各試料の白色露光をした後のマゼンタ濃度を測定した。
比感度及び耐光性の測定は、実施例2と同様の方法で行
った。
*紫外線吸収剤 以下余白 * Y−カプラー 本実施例においては、第3表から明らかなように、本発
明のカプラー(試料33〜41)は比較のカプラー(試
料31及び32)と比較した場合に、発色性は十分に満
足すべきものであり、かつ、色素画像の耐光性が極めて
優れている。
[実施例−4〕 下引加工したセルローストリアセテートフィルムからな
る透明支持体上に下記の各層を順次塗設することにより
試料51を作成した。(以下、ハロゲン化銀写真感光材
料中への添加組は112当たりのものを示し、ハロゲン
化銀乳剤とコロイド銀は銀に換算した値で示す。) 試料51 層1;黒色コロイド銀0.3(lおよびゼラチン2gを
含有するハレーシミン防止層。
層2;1.Ogのゼラチンを含有する中間層。
層3ニアモル%の沃化銀を含む、1.5gの平均粒径0
.6μmの沃臭化銀を含有する低感度赤感光性沃臭化銀
乳剤層[1,5(lのゼラチンならびに0.9gのシア
ンカプラー(C−1)およびO,oygのカラードシア
ンカプラー(CC−1)ざらにO,o2gのDIR化合
物(W−2)を溶解した(1.6(JのH〜1を含有す
る。コ 層4g8モル%の沃化銀を含む、1.5gの平均粒径1
,2μmの沃臭化銀を含有する高感度赤感光性沃臭化銀
乳剤層[i、5gのゼラチンならびに0.17(+のシ
アンカプラー(C−1)および0. (13i7のカラ
ードシアンカプラー(CC−1)さらに0.02pのD
IR化合物(W−2)を溶解した0、20(]のH−1
を含有する。] 層5:層2と同一の中間層。
層6g7モル%の沃化銀を含む、1.5gの平均粒径0
.6μmの沃臭化銀を含有する低感度緑感光性沃臭化銀
乳剤層[i、sgのゼラチンならびに0.8gのマゼン
タカプラー(M−1)および0.120のカラードマゼ
ンタカプラー(CM−1)ざらにO,o2gのDIR化
合物(W−1)を溶解した0、95(Jの)−1−1を
含有する。] 層7g8モル%の沃化銀を含む、1.5gの平均粒径1
.2μmの沃臭化銀を含有する高感度緑感光性沃臭化銀
乳剤Ffa [1,5Gのゼラチンならびに0.17(
]のマゼンタカプラー(M−1)およびo、 osgの
カラードマゼンタカプラー(CM−1)さらに0.02
(JのDIR化合物(W−1>を溶解した0、3gのH
−1を含有する。コ 層8:0.1aの黄色コロイド銀、o、1gの汚染防止
剤(HQ−1)を溶解した0、−06gのH−2および
1.5gのゼラチンを含有するイエローフィルタ一層。
層9ニアモル%の沃化銀を含む、0.9gの平均粒径0
.6μmの沃臭化銀を含有する低感度青感光性沃臭化銀
乳剤層[1,OQのゼラチンならびに1.5gのイエロ
ーカプラー(Y−1)および0.06qのDIR化合物
(W−1)を溶解した0、3gのH−1を含有する。1
層10;8モル%の沃化銀を含む、i、ogの平均粒径
1.2μmの沃臭化銀を含有する高感度青感光性沃臭化
銀乳剤層[1,0gのゼラチンならびに0.3gのイエ
ローカプラー(Y−1)およびo、 oeaのDIR化
合物(W−1)を溶解した。、 oegの14−1を含
有する。]層11 :  1.SOのゼラチンを含有す
る保護層。
さらに、試料51における層6及び7のM−1を本発明
のカプラー2に変更した以外は試料51と同様にして試
料52を作成した。
使用した化合物の構造式は以下の通りである。
以下余白 (M−1) これらの試料51及び52を白色露光した後、実施例1
においてホルマリン耐性を求めたと同様にして、マゼン
タ画像のホルマリン耐性を求めた。
得られた結果を第4表に示す。
第4表 第4表から明らかなように、本発明のマゼンタカプラー
を用いることにより、ホルマリン耐性のきわめて良好な
感光材料を得ることができた。
上記実施例1〜4から明らかなように、本発明のマゼン
タカプラーを用いることにより、発色性、及びホルマリ
ン耐性、耐光性等の保存性の優れたマゼンタ色素画像を
得ることのできる感光材料を提供することができる。
手続ネ市]三倶((自発) 昭和01 f+−09月25日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    るハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロゲン化
    銀乳剤層の少なくとも一層には、分子構造中に−COO
    Mおよび−SO_3M(Mは水素原子またはカチオンを
    表わす。)から選ばれる少なくとも1つの基ならびに−
    SO_2−を有する1H−ピラゾロ[3,2−C]−S
    −トリアゾール型マゼンタカプラーを含有することを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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