JPH02171745A - 色再現性と発色性の改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

色再現性と発色性の改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH02171745A
JPH02171745A JP32736088A JP32736088A JPH02171745A JP H02171745 A JPH02171745 A JP H02171745A JP 32736088 A JP32736088 A JP 32736088A JP 32736088 A JP32736088 A JP 32736088A JP H02171745 A JPH02171745 A JP H02171745A
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JP
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silver halide
color
compound
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JP32736088A
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Junichi Kono
純一 河野
Shigeto Hirabayashi
茂人 平林
Yutaka Kaneko
豊 金子
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、色再現性と発色性に優れ、かつ色素画像の保
存性、特に光照射された時の色素画像の耐久性(以下「
耐光性」と呼ぶ、)が改良されたハロゲン化銀写真感光
材料に関する。
[発明の背景] ハロゲン化銀写真感光材料に露光を与えた後、発色現像
処理することにより、酸化された芳香族第一級アミン発
色現像主薬と色素形成カプラーとが反応して色素が生成
し色画像が形成される。
一般に、この写真方法においては減色法による色再現法
が使われ、イエロー、マゼンタおよびシアンの色画像が
形成される。
シアン色画像形成カプラーとして、これまでフェノール
類あるいはナフトール類が多く用いられている。
ところが、従来用いられているフェノール類およびナフ
トール類から得られるシアン画像には色再現上大きな問
題がある。それは、吸収の短波側のキレが悪く、縁領域
にも不要な吸収すなわち不整吸収をもつことである。こ
れにより、ネガにおいてはマスキング等による不整吸収
の補正を行わざるを得す、またペーパーの場合は補正の
手段がなく、色再現性をかなり悪化させているのが現状
である。
また、従来用いられているフェノール類およびナフトー
ル類から得られる色素画像は、その保存性においても幾
つかの問題点が残されていた。例えば米国特許第2,3
67.531号、同第2,369,929号および第2
,423.730号各明細書に記載の2−アシルアミノ
フェノールシアンカプラーより得られる色素画像は、一
般に熱堅牢性が劣り、米国特許第2、772.162号
明細書に記載の2,5−ジアシルアミノフェノールシア
ンカプラーより得られる色素画像は一般に耐光性が劣り
、1−ヒドロキシ−2−ナツタミドシアンカブラ−から
得られる色素画像は、一般に光および熱堅牢性の両面で
不十分である。
また、米国特許第4,122,369号明細書、特開昭
57−155538号公報、特開昭57−157246
号公報などに記載されている2、5−ジアシルアミノフ
ェノールシアンカプラーや米国特許第3,880,66
1号明細書に記載されているバラスト部分にしドロキシ
基を有する2゜5−ジアシルアミノフェノールシアンカ
プラーもその色素面はを長期保存するには、光、熱に対
する堅牢性や、イエロースティンの発生の点で、未だ十
分満足できるレベルは得られていない。
この問題を解決すべく特願昭62−203450号、同
62−203451号、同63−72(14号、同63
−32(194号、同63−36086号、同63−3
79913号、同63−237681号等には、各種ピ
ラゾロピリミドン、ピラゾロキナゾロン型シアンカプラ
ーが、提案されている。
確かに、これらのシアンカプラーから得られるシアン画
像は二次吸収が少なく、また分光吸収曲線上の半値巾が
小さいという色再現性に於いて非常に有利な特性を有し
ているが、その後の研究の結果、耐光性及び発色性の点
でも問題があることが判明しな。
以上述べた如く、暗褪色、耐光性、発色性、さらに分光
吸収特性のいずれにも優れた特性を有するシアンラブラ
ー含有ハロゲン化銀写真感光材料は未だ見い出されてい
ないのが実情である。
本発明者等は、上記の特性を満足する技術についてさら
に検討を重ねた結果、特定のシアンカプラーに特定の高
沸点有機溶媒を用いることにより、暗褪色、耐光性、発
色性および分光吸収特性のすべてを満足するシアン色素
画像が得られる事を見い出し本発明を為すに至ったもの
である。
[発明の目的] 本発明は上記の実情に鑑みてなされたものであって、本
発明の第1の目的は、シアン色素画像の分光吸収がシャ
ープで副吸収が少なく、色再現性に優れたハロゲン化銀
カラー写真感光材料を提供することにある。
本発明の第2の目的は、シアン色素画像の耐光性に優れ
たハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにあ
る。
本発明の第3の目的は、発色濃度が高く、充分な最高濃
度が得られるハロゲン1ヒ銀カラー写真感光材料を提供
することにある。
[発明の構成コ 本発明の上記目的は、支持体上に青感光性ハロゲン化銀
乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層および赤感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光
材料において、該赤感光性ハロゲン化銀乳剤層に、下記
一般式[I]で示されるシアンカプラーの少なくとも1
つと、下記一般式[[[]で表される高沸点有機溶媒の
少なくとも1つとを含有するハロゲン化銀カラー写真感
光材料によって達成される。
一般式[I] [式中、RおよびYは水素原子または置換基を表わし、
Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱する置換基を表わす、Zは−N−と共に該ピラゾ
ール環と縮環して含窒素複素6員環を形成するに必要な
非金属原子群を表わし、該6員環は置換基を有していて
もよく、該ピラゾール環以外にベンゼン環と縮環してい
てもよい、] 一般式[,1111 (式中、Rはアルキル基、アルコキシカルボニル基、ア
リールスルホニルアミノ基またはアルキルスルホニルア
ミノ基を表す、これら多基は置換基を有しいていてもよ
い。Xはハロゲン原子またはベンゼン環に置換可能な基
を表し、mは0〜4の整数を表す、) [発明の具体的構成] 本発明に係る赤感光性ハロゲン化銀乳剤層に含有される
一般式[I]で示されるシアンカプラーを説明する。
本発明のシアンカプラーは、ピラゾール環と縮環して、
複素6員環を形成した構造を有するもので、Rの表わす
置換基としては、特に制限はないが、代表的には、アル
キル、アリール、アニリノ、アシルアミノ、スルホンア
ミド、アルキルチオ、アリールチオ、アルケニル、シク
ロアルキル等の多基が挙げられるが、この池にハロゲン
原子及びシクロアルケニル、アルキニル、複素環、スル
ホニル、スルフィニル、ホスホニル、アシル、カルバモ
イル、スルファモイル、シアノ、アルコキシ、スルホニ
ルオキシ、アリールオキシ、複素環オキシ、シロキシ、
アシルオキシ、カルバモイルオキシ、アミノ、アルキル
アミノ、イミド、ウレイド、スルファモイルアミノ、ア
ルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニル
アミノ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボ
ニル、複素環チオ、チオウレイド、カルボキシル、ヒド
ロキシ、メルカプト、ニトロ、スルホン酸等の多基、な
らびにスピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基等も
挙げられる。
Rで表されるアルキル基としては、炭素数1〜32のも
のが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
Rで表されるアリール基としては、フェニル基が好まし
い。
Rで表されるアシルアミノ基としては、アルキルカルボ
ニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基等が挙げら
れる。
Rで表されるスルホンアミド基としては、アルキルスル
ホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基等が挙げ
られる。
Rで表されるアルキルチオ基、アリールチオ基における
アルキル成分、アリール成分は上記Rで表されるアルキ
ル基、アリール基が挙げられる。
Rで表されるアルケニル基としては、炭素数2〜32の
もの、シクロアルキル基としては炭素数3〜12、特に
5〜7のものが好ましく、アルケニル基は直鎖でも分岐
でもよい。
Rで表されるシクロアルキル基としては、炭素数3〜1
2、特に5〜7のものが好ましい。
Rで表されるスルホニル基としてはアルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基等:スルフィニル基としては
アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基等; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基等; アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基等; カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等; スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等;アシルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキ
シ基環;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ基、アリールカルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等; スルファモイルアミノ基としてはアルキルスルファモイ
ルアミノ基、アリールスルファモイルアミノ基等: 複素環基としては5〜7員のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリミジニル基
、2−ベンゾチアゾリル基、1−ピロリル基、1−テト
ラゾリル基環; 複素環オキシ基としては5〜7員の複素環を有するもの
が好ましく、例えば3.4,5.6−テトラヒドロビラ
ニル−2−オキシ基、1−フェニルテトラゾール−5−
オキシ基等; 複素環チオ基としては5〜7員の複素環チオ基が好まし
く、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾリル
チオ基、2.4−ジフェノキシ−1,3,5−トリアゾ
ール−6−千オ基等;シロキシ基としてはトリメチルシ
ロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルブチルシロ
キシ基等: イミド基としてはコハク酸イミド基、3−ヘプタデシル
コハク酸イミド基、フタルイミド基、グルタルイミド基
等; スピロ化合物残基としてはスピロE3.3]へブタン−
1−イル等; 有橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2゜2.1
〕ヘプタン−1−イル、トリシクロ〔3゜3.1.1’
・7]デカン−1−イル、7,7−シメチルービシクロ
[2,2,1]へブタン−1−イル等が挙げられる。
上記の基は、更に長鎖炭化水素基やポリマー残基などの
耐拡散性基等の置換基を有していてもよい Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原
子、弗素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ、複
素環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、アルコ
キシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニル、ア
ルキルオキザリルオキシ、アルコキシオキザリルオキシ
、アルキルチオ、アリールチオ、複素環チオ、アルキル
オキシチオカルボニルチオ、アシルアミノ、スルホンア
ミド、N原子で結合した含窒素複素環、アルキルオキシ
カルボニルアミノ、アリールオキシカルボニアミノ、カ
ルボキシル、 (R′は前記Rと同義であり、Z′は前記Zと同義であ
り、RaおよびRbは水素原子、アリール基、アルキル
基又は複素環基を表わす。〉等の多基が挙げられるが、
好ましくはハロゲン原子である。これらのうち、Xで表
わされる特に好ましいものは、水素原子および塩素原子
である。
一般式[■]で示される化合物の好ましい具体例は下記
一般式[■]によって示される。
一般式[nl Y″ [式中、Z″は該ピラゾール環と縮環して、少なY” くとも一つの−N−および少なくとも一つのカルボニル
基もしくは少なくとも一つのスルホニル基を含んで含窒
素複素6員環を形成するに必要な非金属原子群を表わし
、該6R環は置換基を有していてもよく、該ピラゾール
環以外にベンゼン環と縮環していてもよい。R″および
Y″は水素原子または置換基を表わし、X″は水素原子
または発色現像主薬の酸化体との反応により離脱する置
換基を表わす、] 一般式[IIで示される化合物について更に詳しく説明
する。
一般式[IIにおいて、Zが形成する含窒素複素6員環
は、好ましくは6π電子系あるいは8π電子系であり、
少なくとも一つの−N−を含んで1〜4個の窒素原子を
含有しており、該6員環が含む少なくとも一つのカルボ
ニル基とは>C=Oや>C=S等の基を表わす。また、
該6員環が含む少なくとも一つのスルホニル基とは−S
−の基を表わす。
一般式[IIにおいてYは水素原子または置換基を表わ
し、Yが表わす置換基の好ましいものは、例えば、本発
明の化合物が、現像主薬酸化体と反応した後、前記化合
物から脱離するものであるが、例えばYが表わす置換基
は、特開昭61−228444号公報等に記載されてい
るような、アルカリ条件下で、離脱しうる基や、特開昭
56−133734号公報等に記載されているような、
現像主薬酸化体との反応によりカップリング・オフする
置換基等が挙げられるが、好ましくはYは水素原子であ
る。
一般式[IIで示される化合物のうち、好ましい具体例
としては、下記一般式[II−a]、[■−b]、[f
f−Cコおよび[]I−d]で表わされる化合物が挙げ
られる。
以下余白 一般式[■ 一般式[■ 一般式[II−c] 一般式[n−dl c式中、R+ 、R2およびR1は一数式口■]におけ
るRと同義であり、Xは一数式CI]におけるXと同義
であり、Yは一般式[IIにおけるYと同義である。一
般式[II−b]において、nは0〜4の整数を表わし
、nが2〜4の整数のとき、複数のR2は同じでも異な
っていてもよい。]一般数式n−a]、[II−cコお
よび[II−dコにおけるR2およびR1は一般式[I
IにおけるRと同義であるが、ただし、R2がヒドロキ
シ基であることはない。
R2およびR1が表す好ましいものは、例えばアルキル
基、アリール基、カルボキシル基、オキシカルボニル基
、シアノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ
基、アミド基およびスルホンアミド基等の多基および水
素原子、ハロゲン原子等である。
次に本発明の代表的化合物例を以下に示すが、本発明は
これらによって限定されない。
X ■ 次に本発明の化合物の代表的な合成例を以下に示す 合成例1[化合物(A−13)の合成][化合物見の合
成] 15.9g (0,1モル)の5−アミノ−3−フェニ
ルピラゾールと、15.9g (0、1モル)の2−エ
トキシカルボニルアセトイミド酸エチルエステルを20
0m1の脱水エタノール中で2時間加熱・還流した0反
応溶液を熱時P通した後、P液を冷却して、生成した沈
澱を沢取し、冷エタノールで洗浄後、ジメチルホルムア
ミドと水の混合溶媒で再結晶して、化合物見である白色
針状結晶17.8g (0,079モル)を得た。
(化合物a)融点;300℃以上 N M Rスペクトルおよびマススペクトルにより化合
拘止の構造を確認した。
[化合物見から化合物(A −13)の合成1化合物a
17.og (0,075モル)の酢酸エチル溶液60
0 a+Iに、化合物b31.2g <0.075モル
)の酢酸エチル溶液100 mlを加え、さらに7.8
gのトリエチルアミンを加えて、2時間、室温にて撹拌
し、析出してきた結晶をP取した。これを水洗し、さら
に、アセトニトリルで再結晶して、化合物(A−13)
である白色針状結晶23.0g <0.038モル)を
得た。
N M Rスペクトルおよびマススペクトルにより化合
物(A −13)の構造を確認した。
合成例2[化合物(B−1)の合成コ [化合物見の合成] 上記化合物c 16.2g (0,1モル)と上記化合
物d34゜8K(0,1モル)を40m1のメタノール
に溶がした後、室温で2時間撹拌し、ついで9.8gの
炭酸ナトリウムを加えてから、50°Cにおいて2時間
撹拌した0反応溶液を300m1の水中に注いだ後塩酸
を用いて中和し、それによって析出した固体をトルエン
とアセトニトリルとの混合溶媒から再結晶させて、白色
結晶状の上記化合物eを12.8g(0,03モル)得
た。
〔化合物見から化合物(B−1)の合成コつぎに、この
化合物見10.Or (0,023モル)を100m1
の酢酸に溶かし、生成した溶液に35%過酸化水素水3
5m1をゆっくりと滴下した後、50″Cにおいて3時
間撹拌した。この溶液に300m1の水を加え、5℃以
下の温度において水酸化ナトリウム水溶液で中和し、そ
れによって得られた溶液を酢酸エチルで抽出した後、抽
出液から酢酸エチルを留去させ、生成した析出物をアセ
トニトリルを用いて再結晶させると、白色粉末状に結晶
した化合物(B−1)が8.5g (0,018モル)
得られた。
NMRスペクトルおよびマススペクトルによつ化合物(
B−1)の構造を確認した。
合成例3[化合物<C−S>の合成コ 呈 化合物<C−S > [化合物での合成] エチル−3,5−ジアミノピラゾール−4−力ルボン酸
17゜Og(0,1モル)、P−ドデカオキシフェニル
スルホニルクロリド36.br (0、1モル)および
トリエチルアミン15.2. (0,15モル)を50
0m1の酢酸エチルに加え、1時間加熱還流しな。
冷却後、析出した結晶を沢取し水洗して29.6゜(0
,06モル)の化合ガニを得た。
[化合ガニから化合物足の合成コ 29、br (0,059モル)の化合ガニおよび14
.6g(0,089モル)のα−タロロアセト酢酸エチ
ルエステルを600m1のトルエン中で6時間加熱・還
流して、脱水反応を行なった。
反応溶液を減圧下:IA縮し粗結晶を得て、これをエタ
ノールで再結晶し、化合物盈である白色針状結晶16.
1g (0,027モル)を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物足
の構造を確認しな。
[化合物足から化合物(C−5)の合成]化合物五15
.4g (0,026モル)を酢酸、硫酸、水の混合溶
媒130rnl (100:25:5)に溶解し、1時
間加熱還流した。水酸化ナトリウム水溶液でpH5にし
た後、酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで溶媒乾
燥後留去した。残渣をアセトニトリルで再結晶して化合
物(C−5)である白色針状結晶7.3g (0,01
4モル)を得た。
NMRスペクトルおよびマススペクトルにより化合物(
C−5)の構造を確認した。
合成例4[化合物(D−5)の合成] C00C2H6 化合物(D−5) [化合物互の合成] 45g(0,1モル)の化合ガニ(合成例3で用いた)
および22g(0,1モル)のω−アセトフェノンスル
ホニルクロリドを11のクロロホルムに加え、さらに1
2+r (0,12モル)のトリエチルアミンを加え、
5時間加熱・還流した後冷却し、反応液を希塩酸で2回
洗浄した後クロロホルムを減圧留去し、メタノールより
2回再結晶して、化合物瓦である白色粉末結晶30g(
0,045モル)を得た。
N M Rスペクトルおよびマススペクトルにより化合
物りの構造を確認した。
[化合′!IJJhから化合物iの合成]20g (0
,03モル)の化合物りを 140〜160″Cで1時
間加熱した後冷却し、析出する結晶をエタノールで再結
晶し、化合物iである灰白色粉末結晶9.8g (0,
015モル)を得た。
N M Rスペクトルおよびマススペクトルにより化合
物iの構造を確認した。
[化合物iから化合物(D−5)の合成]合成例3にお
ける化合物五から化合物(C−5)得る方法と全く同様
にして、6.3g (0,01モル)の化合物iより化
合物(D−5)である白色粉末結晶2.9g (0,0
05モル)を得た。
N M Rスペクトルおよびマススペクトルにより化合
物(D−5)の構造を確認した。
本発明のシアンカプラーは、通常ハロゲン化銀1モル当
り、lX10−’モル〜1モル、好ましくはI X 1
0−2モル〜3 x 10−’モルの範囲で用いること
ができる。
また本発明のカプラーは、他の種類のシアンカプラーと
併用することもできる。
次に前記一般式[[]で示される高沸点有機溶媒につい
て説明する。
一般式[■]において、Rは置換基を有していてもよい
、アルキル基、アルコキシカルボニル基、アリールスル
ホニルアミノ基またはアルキルスルホニルアミノ基を表
す。
Rで表されるアルキル基としては炭素数1〜32の直鎖
及び分岐のものが好ましく、これらは置換基を有するも
のら含む。かかるアルキル基の例としては、直鎖及び分
岐のブチル基、ヘキシル基、デシル基、ドデシル基、オ
クタデシル基等を挙げることができる。Rで表されるア
ルキル基の中で特に好ましいものは炭素数4〜20のも
のであり、さらに好ましくは炭素数5〜9のものである
また、Rで表されるアルコキシカルボニル基としては総
炭素数2〜20のものが好ましい、これらのアルコキシ
カルボニル基中のアルキル部分は、直鎖でも分岐でもよ
く、さらにこtしらのアルコキシカルボニル基は置換基
を有するものも含む。
かかるアルコキシカルボニル基の例としては、メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、ヘキシルオキシ
カルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、ウンデシ
ルオキシカルボニル基、オクタデシルオキシカルボニル
基等が挙げられる。
Rで表されるアルコキシカルボニル基の中で特に好まし
いものは、総炭素数2〜14のものであり、更に好まし
くは炭素数5〜13のものである。
また、Rで表されるアリールスルホニルアミン基として
は、ベンゼンスルホニルアミノ基、ナフタレンスルホニ
ルアミノ基等が挙げられ、これらは置換基を有するもの
も含む。
かかるアリールスルホニルアミノ基の具体例としては、
p−トルエンスルホニルアミン基、ρドデシルベンゼン
スルホニルアミノ基、ρ−ドデシルオキシベンゼンスル
ホニルアミノ基、p−クロルベンゼンスルホニルアミノ
基、ρ−オクチルベンゼンスルホニルアミノ基、1−ナ
フタレンスルホニルアミノ基、4−ドデシルオキシナフ
タレンスルホニルアミノ基等を挙げることができる。
また、Rで表されるアルキルスルボニルアミノ基として
は、炭素数1〜32の直鎮及び分岐のアルキル基を有す
るものが好ましく、これらアルキル基は置換基を有する
ものも含む、ががるアルキルスルホニルアミノ基の例と
しては、メチルスルボニルアミノ基、エチルスルホニル
アミノ基、直鎖及び分岐のブチルスルホニルアミノ基、
ドデシルスルホニルアミノ基、ヘキサデシルスルホニル
アミノ基等を挙げることができる。
一般式[II[]において、Xで表されるハロゲン原子
としては、特に塩素原子が好ましい。
また、Xで表されるベンゼン環に置換可能な基は、特に
限定されるものではなく、例えばアルキル基、シクロア
ルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アルキニ
ル基、アリール基、複素環基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、はアリール基を表す。)、シアン基、アシル
基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、スルア
モイル基、ニトロ基、カルボキシル基、スルホ基、アル
キルチオ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、アリ
ールチオ基、ヒドロキシ基等を挙げることができる。
これら多基は置換基を有していてもよい。
以下に、本発明の高沸点有機溶媒の具体例を示す。
以下余白 ([−1) ([−23 (I[−3) (II[−4) (I[[−1(1) (I[−11) (II[−12) (I[−13) Cs H++(j) (■ (III−15) (I[[−16) (I[[−17) (■ (I−19) F3 N (II[−28> (I[−29) H3 (I[l−30) (I[[−31) C!J (I[−20) (II[−21) (I[(−24) (III−25) (III−37) (I[[−38) (I[[−39) (I[[−40) (I[−41) (I−42) (II[−43) C+sHs+[j) C+5Hzz(Sec) (I[[−44) (I[[−45) C2H5 NHCOCF3 (III−46> (I−47> (厘−53) (I[[−48) (I[[−49) NH302C+5H33 (I[[−54) C4He (t) (II[−55) Cs H17(n) (I[−56) (I[−50) (II[−57) Cオ (I[[−51) (II[−52) C@ H+7 CsH+7 本発明の高沸点有機溶媒は、従来公知の方法により容易
に合成することができる0例えば米国特許第2,835
,579号明細書などに記載された方法で合成すること
ができる。また、一般に市販されている化合物も多く、
例えば前記例示化合物(I[l−3)、(I[[−5)
、(I[I−7>、(lll−16)、(I[[−21
)などが市販されている。
本発明の高沸点有機溶媒の使用量は、前記シアンカプラ
ーに対して5〜500モル%が好ましく、より好ましく
は10〜300モル%である。
本発明の高沸点有機溶媒は、例えば前記一般式[IJで
示されるシアンカプラーなどの疎水性化合物を、本発明
のハロゲン化銀写真感光材料の赤感光性ハロゲン化銀乳
剤層に含有する際に、かかる疎水性化合物を溶解または
分散するための溶媒として用いられる。
本発明の高沸点有機溶媒の使用量は特に限定されるもの
ではないが、前記一般式[IJで示されるシアンカプラ
ー100gに対して 10g〜500gの範囲で用いる
ことが好ましい。
本発明の高沸点有機溶媒で前記一般式[IJで示される
シアンカプラーを溶解または分散する場合には、本発明
の高沸点有機溶媒を単独で用いてもよいし、また他の高
沸点有機溶媒を併用し、更に必要に応じて低沸点有機溶
媒、水溶性有機溶媒。
有機溶蝮可溶性重合体などを併用してもよい。
具体的には、本発明のシアンカプラーを必要に応じて他
の化合物と共に、本発明の高沸点有機溶媒を用い、必要
に応じて他の高沸点有機溶媒を用いて、さらに必要に応
じて低沸点及び/又は水溶性有機溶媒を併用して同時に
溶解し、ゼラチン水溶液などの親水性バインダー中に界
面活性剤を用いて乳化分散した後、目的とする赤感光性
ハロゲン化銀乳剤層中に添加することが好ましい。
本発明の高沸点有機溶媒と併用される他の高沸点有機溶
媒としては、現像主薬の酸化体と反応しないフェノール
誘導体、フタル酸エステル、クエン酸エステル、安息香
酸エステル、アルキルアミド、脂肪酸エステル、トリメ
シン酸エステル等の沸点150℃以上の有機溶媒が好ま
しい。
また、本発明の高沸点有機溶媒と併用される低沸点有機
溶媒としては、例えば酢酸エチル、シクロヘキサノール
、メチルエチルゲトン等が挙げられる。
このとき必要に応じてハイドロキノン誘導体、紫外線吸
収剤、褪色防止剤等を併用してもさしつかえない。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料がフルカラー
の感光材料として用いられる場合は、本発明に係るシア
ンカプラー以外にマゼンタカプラー、イエローカプラー
が用いられる。この時のマゼンタカプラー、イエローカ
プラーとしては、特に制限がなく公知のものが使用でき
る。
マゼンタカプラーとしては、例えば5−ピラゾロン系カ
プラー、ビラロペンツイミダゾール系カプラー、ピラゾ
ロトリアゾール系カプラー、開鎖アシルアセトニトリル
系カプラーを用いることができる。
イエローカプラーとしては、例えば、アシルアセトアニ
リド系カプラーを用いることができ、これには、ベンシ
イルア七トアニリド系及びピバロイルアセトアニリド系
化合物等が含まれる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には、親水性
コロイド層にフィルター染料として、あるいはイラジェ
ーション防止その他種々の目的で、水溶性染料を含有し
てもよい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には他に各種
の写真用添加剤を含有せしめることかできる0例えばカ
ブリ防止剤、現@促進剤、現像遅延剤、漂白促進剤、安
定剤、紫外線吸収剤、色汚染防止剤、螢光増白剤、色画
@褪色防止剤、帯電防止剤、硬膜剤、界面活性剤、可塑
剤、湿潤剤等を用いることができる。(リサーチ・ディ
スクロージャー誌17643号を参照できる。)更に競
合カプラー及び現像主薬の酸化体とのカプリングによっ
て現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤
、調色剤、硬膜剤、かぶり剤、かぶり防止剤、化学増感
剤、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用なフ
ラグメントを放出する化合物を用いることができる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の支持体は、
例えばバライタ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレ
ン合成紙、ガラス板、セルロースアセテート、セルロー
スナイトレート、ポリエチレンテレフタレート等のポリ
エステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、ポリスチレンフィルム等があり、透明支
持体の場合は反射層を併用してもよい。
これらの支持体は感光材料の使用目的に応じて適宜選択
される。
本発明において用いられる乳剤層及びその他の構成層の
塗設には、ディッピング塗布、エアードクター塗布、カ
ーテン塗布、ホッパー塗布等種々の塗布方法を用いるこ
とができる。また米国特許2、781.791号、同2
,941,898号に記載の方法による2層以上の同時
塗布法を用いることもできる。
本発明においては各乳剤層の塗設位置を任意に定めるこ
とができるが、支持体側から順次青感性ハロゲン化銀乳
剤層、緑怒性ハロゲン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化銀
乳剤層の配列とすることが好ましい。
本発明の感光材料において、目的に応じて適当な厚さの
中間層を設けることは任意であり、更にフィルター層、
カール防止層、保護層、アンチハレーション層等の種々
の層を構成層として適宜組み合わせて用いることができ
る。これらの構成層には結合剤として親水性コロイドを
用いることができ、ゼラチンが好ましく用いられる。ま
たその層中には前記乳剤層中の説明で挙げた種々の写真
用添加剤を含有せしめることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた写真感光材料の処理
方法については特に制限はなく、通常知られているあら
ゆる処理方法が適用できる0例えば、その代表的なもの
としては、発色現像後、漂白定着処理を行い、必要なら
更に水洗及び/または安定処理を行う方法、発色現像後
、漂白と定着を分離して行い、必要に応じ更に水洗及び
/または安定処理を行う方法、いずれの方法を用いて処
理してもよいが、本発明のハロゲン化銀カラー写真感光
材料は、発色現像、漂白定着、水洗(または安定化)の
工程で迅速に処理されるのに適している。
[実施例] 以下に本発明の具体的実施例を述べるか、本発明はこれ
らに限定されない。
実施例1 ポリエチレンをラミネートした紙支持体く酸化チタン含
有量2.7g/rtf)上に、下記の各層を支持体側よ
り順次塗設し、ハロゲン化銀カラー写真感光材料<Nα
1〜18)を作製した。
層1・−・・1.2g/rr?のゼラチン、0.32g
/rrl”(銀に換算して、以下同じ)の青感性塩臭化
銀乳剤(塩化銀含有率99.3モル%) 、0.50g
/dのジオクチルフタレートに溶解した0、80g/r
r′IIのイエローカプラー(Y−1)を含有する層。
層2・・・・・・0.7g/rrfのゼラチンからなる
中間層。
層3−−−−−・1.25 g / rr?lのゼラチ
ン、0.22g/rr!’の緑感性塩臭化銀孔側(塩化
銀含有率99.5モル%) 、0.30g/rrfのジ
オクチルフタレートに溶解した0、62g/rrrマゼ
ンタカプラー<M−1)を含有する層。
層4・−・−・・1.2g/rrlのゼラチンと12.
/rr?の(AIC−1>からなる中間層。
層5−−−−・−1,40g/nのゼラチン、0.20
g/rrlの赤感性塩臭化銀乳剤(塩化銀含有率99.
7モル%)、表−1に示す高沸点有機溶媒に溶解した表
−1に示したシアンカプラーを含有する層。
層6・・・・・・1.0g/rrrのゼラチン及び0.
2g1rdのジオクチルフタレートに溶解した0、3g
/Mの紫外線吸収剤(UV−1)を含有する層。
層7・・・・・・0.5g/lr?のゼラチンを含有す
る層。
なお、硬膜荊として、2.4−ジクロロ−6−ヒドロキ
シ−s−トリアジンナトリウムを層2.4及び7中に、
それぞれゼラチン1g当り 0.017gになるように
添加した。
以下余白 (Y (AIC−1) (UV−1) (M−1) +”I I (CC−1) C@H+ lft! 上記感光材料N11l〜18の各々を光学ウェッジを通
し露光後、次の工程で処理した。
処理工程 温 度    時間 発色現@34.7±0.3℃  45秒漂白定着  3
4.7±0.5℃  50秒安定化  30〜34℃ 
 90秒 乾   燥    60〜80℃    60秒善処理
液の組成は下記の通りである。
[発色現像液] 純水                800muトリ
エタノールアミン         8gN、N−ジエ
チルヒドロキシアミン  5g塩化カリウム     
        2gN−エチル−N−β−メタンスル ホンアミドエチル−3−メチル− 4−アミノアニリン硫酸塩     5gテトラポリリ
ン酸ナトリウム      2g炭酸カリウム    
         30g亜硫酸カリウム      
     0.2g螢光増白剤(4,4’−ジアミノ スチルベンジスルホン酸誘導体)1g 純水を加えて全量を1pとし、DHlo、2に調整する
[漂白定着液] 純水                800m 42
エチレンジアミンテトラ#酸第2鉄 アンモニウム2水塩        60gエチレンジ
アミンテトラ酢酸      3gチオ硫酸アンモニウ
ム(70%溶液)   100mf亜Ta酸アンモニウ
ム(40%溶液)   27.5mff1水を加えて全
量を11とし、炭酸カリウム又は氷酢酸でDH5,7に
調整する。
[安定化液1 純水               800m ll5
−クロロ−2−メチル−4− インチアゾリン−3−オン     1g1−ヒドロキ
シエチリデン− 1,1−ジホスホンB          2g水を加
えて11とし、Km又は水酸化カリウムにてpHを 7
,0に調整する。
現像処理を行って得られた色素画像の最大濃度及びλI
IaX、Daを表−1に示す、但しλIfiaXとは、
現像後のシアン色素画像の濃度が1.0の時の可視吸収
スペクトルの極大波長(nn+)であり、Doはλla
Xにおける吸収を1とした時の550Hにおける吸収の
割合を示す、!に大濃度はコニカ■製濃度計PDA−6
5を用い、赤色光により測定した。結果を表−1に示す
表−1 表−1の結果から明らかなように、比較のカプラーCC
−1と比較の高沸点溶媒ジオクチルフタレートを含む比
較の試料No、 1や、比較カプラーCC−1と本発明
の高沸点溶媒トづまたはm−9を含む比較試料Nθ4.
9および14は最大濃度が高く、λlaXがシアン画像
として十分長波であるが、D、が高く色再現性において
は非常に劣っている。
また、本発明のカプラーA−13あるいはB−1と比較
の高沸点溶媒ジオクチルフタレートを含む、比較試料N
α2および3ではり。が優れるものの最大濃度とλ11
aXが不十分である。
これに対し、本発明のカプラーA−13,B−1゜C−
5あるいはD−5と、本発明の高沸点溶媒■−7あるい
は[−9との組み合わせからなる試料NQ5.6.7.
8.10.11.12.13.15.16.17および
18は最大濃度が高く、λlaXが長波化し、またDo
が低く、色再現性にも優れていることがわかる。
上記試料No、 1〜18を上記と同様に現像処理を行
った後、アトラス社製キセノンフェードメーターで15
0時間光照射を行い、色素画像の耐久性を調べた。得ら
れた結果を表−2に示す。なお、結果は初期濃度が]:
lin +1.0の点での色素残存率rで表す、rの値
は次式によって求めた。
r=(150時間後の濃度−150時間後のDIIin
 )X100[%コ 以下余白 表−2の結果から明らかなように、比較のカプラーと比
較の高沸点溶媒、本発明のカプラーと比較の高沸点溶媒
、あるいは比較のカプラーと本発明の高沸点溶媒をそれ
ぞれ含む比較試料に比べ、本発明のカプラーと本発明の
高沸点溶媒を含む本発明試料は光照射後の色素残存率が
高く、シアン色素画像の耐久性に優れていることがわか
る。
[発明の効果] 本発明においては最大濃度が改善され、また、吸収極大
波長が長波化し、緑色部の吸収が小さくなるとともに、
シアン色素画像の耐光性が増大するという効果を奏する
出 願 人  コニカ株式会社 代 理 人    岩  間  芳  雄表−2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に青感光性ハロゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロ
    ゲン化銀乳剤層および赤感光性ハロゲン化銀乳剤層を有
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該赤感
    光性ハロゲン化銀乳剤層に、下記一般式[ I ]で示さ
    れるシアンカプラーの少なくとも1つと、下記一般式[
    III]で表される高沸点有機溶媒の少なくとも1つとを
    含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光
    材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、RおよびYは水素原子または置換基を表わし、
    Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
    り離脱する置換基を表わす。Zは▲数式、化学式、表等
    があります▼と共に該ピラゾール環と縮環して含窒素複
    素6員環を形成するに必要な非金属原子群を表わし、該
    6員環は置換基を有していてもよく、該ピラゾール環以
    外にベンゼン環と縮環していてもよい。] 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアルキル基、アルコキシカルボニル基、ア
    リールスルホニルアミノ基またはアルキルスルホニルア
    ミノ基を表す、これら各基は置換基を有しいていてもよ
    い。Xはハロゲン原子またはベンゼン環に置換可能な基
    を表し、mは0〜4の整数を表す。)
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04267248A (ja) * 1991-02-22 1992-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH05289270A (ja) * 1992-04-15 1993-11-05 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH05323541A (ja) * 1992-05-21 1993-12-07 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04267248A (ja) * 1991-02-22 1992-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH05289270A (ja) * 1992-04-15 1993-11-05 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH05323541A (ja) * 1992-05-21 1993-12-07 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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