JPS62157024A - 薄い平板状粒子乳剤の沈澱方法 - Google Patents

薄い平板状粒子乳剤の沈澱方法

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JPS62157024A
JPS62157024A JP61301838A JP30183886A JPS62157024A JP S62157024 A JPS62157024 A JP S62157024A JP 61301838 A JP61301838 A JP 61301838A JP 30183886 A JP30183886 A JP 30183886A JP S62157024 A JPS62157024 A JP S62157024A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真において有用な輻射線感受性臭化銀及び
臭ヨウ化銀乳剤の沈澱方法に関する。
〔従来の技術〕
コーベン(こorben)の米国特許第2,890,2
15号は、過酸で処理するゼラチンの減感を開示してい
る。
コマッらの特開昭58−70221号は、酸化ゼラチン
を使用した場合の内部潜像形成性ハロゲン化銀乳剤の改
良された保持安定性を開示している61985年9月6
日に英国のオックスフォード、ロイアル・フォトグラフ
ィック・ソサイアティが後援した第2回写真用ゼラチン
シンポジウムでモル(Mail)は「酸化ゼラチンの研
究」として、酸化されたゼラチンから調製される乳剤の
ルミネセンスを含めた酸化ゼラチンの化学的及び物理的
性質は、天然ゼラチンの性質と実質的に異ならないこと
を開示している。しかしながらセンシトメトリーと成長
抑制性は酸化処理により変化すると報告されている。こ
れらの変化をメチオニンの酸化に起因させることはでき
ないと述べられている。
ハロゲン化銀写真における最近の興味は、平板状粒子乳
剤、特に薄い中間及び高アスペクト比の平板状粒子乳剤
に集まっている。これらの乳剤は、鮮鋭度を増加させる
こと、感度と粒状度の関係を改良すること、青色とマイ
ナス青色との感度分解を増加させること、現像をより迅
速にすること、完全に前硬化されたときの銀カバリング
パワーを高くすること、分光増感デュプリタイズド(D
uplitizedH商品名;2面のという意味)され
た放射線写真フォーマットのクロスオーバーを減少させ
ること及び色素像転写フィルムユニットにおける像形成
時の種々の利点を含む種々の写真的利点を生みだすこと
ができることが示されてきた。
1983年1月発行の「リサーチ・ディスクロージャー
(Research Disclosure) J第2
25巻、項目22534がこれらの教示の代表的なもの
であると考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
平板状粒子臭化銀及び臭ヨウ化銀乳剤を調製する際に遭
遇した非能率的なことの1つは、必要としない粒子の形
状が存在することである。必要としない非平板状粒子に
加えて、非平板状粒子のアスペクト比に近接したアスペ
クト比を有する厚い平板状粒子も見られる。
低アスペクト比の平板状粒子及び非平板状粒子に加えて
、これらの平板状粒子乳剤、特に臭化銀平板状粒子乳剤
も、かなり多数の棒状の粒子を含んでいる。それらの長
さと限定された投影面積のため、該棒状粒子は写真的利
用価値に限界がある。
この他に、乳剤中におけるそれらの存在は、ハロゲン銀
乳剤層を含む写真要素を製造するための従来操作におけ
る欠点となる。
平板状粒子乳剤を沈澱させる際にヨウ素イオンを導入す
ると、平板状粒子を厚くしてしまう結果になることも知
られている。従って、類似条件下で沈澱され、m(l]
した平均粒子直径を有する平板状粒子臭化銀乳剤と平板
状粒子具ヨウ化銀乳剤を比較すると、平板状粒子臭化銀
乳剤の方がより大きな平均アスペクト比を示す。
最後に、薄い平板状粒子臭化銀及び臭ヨウ化恨乳剤を沈
澱させるために要求されることは、初期の平板状粒子形
成時に臭素イオン濃度を狭い範囲内にコントロールする
ことである。臭素イオン濃度を沈澱の間に維持しないと
、非平板状及び厚い平板状粒子が生ずる。
本発明の目的は、平板状粒子臭化銀及び臭ヨウ化銀乳剤
を調製する際の上記した欠点を解消することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、反応容器に、銀イオン、臭素イオン、及び
場合によりヨウ素イオンを同時に導入して厚さ0.2μ
m未満の平板状粒子を形成し、該平板状粒子をゼラチン
解膠剤(peptizer)とともに懸濁状態に維持す
ることを含んで成る薄い平板状粒子乳剤の沈澱方法を提
供することにより解決される。この沈澱方法は、該ゼラ
チン解膠剤がグラム当たり30μモル未満のメチオニン
を含んでいることを特徴としている。
この目的は、本発明方法により調製されることのできる
乳剤、つまり0.2μm未満の厚さと、5:1より大き
いアスペクト比とをもち、乳剤の全粒子投影面積a50
%を越えて占める平板状の臭化銀又は臭ヨウ化銀粒子と
、ゼラチン解膠剤とを含んでなる薄い平板状粒子乳剤に
おいて、該ゼラチン解膠剤がグラム当たり30μモル未
満のメチオニンを含んでいることを特徴とする乳剤を提
供することによっても達成される。
上記した利点が、銀イオン、臭素イオン及び場合により
ヨウ素イオンを同時に反応容器に導入して薄い平板状粒
子乳剤を調製する既知の沈澱操作を修正することにより
実現できることが全く予期外に発見された。具体的には
、これらの利点は、低いレベルのメチオニンを含むゼラ
チン解膠剤を使用することにより実現できることが発見
された。
ゼラチン解膠剤は、蛋白質から形成されるかまたは蛍白
質から誘導される。約20個のアミノ酸が蛋白質を形成
することが知られているが、メチオニンはゼラチン解膠
剤中に2価の硫黄原子を主に招来するアミノ酸である。
2価の硫黄原子を含む有機化合物は粒子表面に対して強
い親和力を示すことが観察されている。従ってメチオニ
ンはゼラチン解膠剤の性質に対して強い影啓を有してい
る。
下記の実施例では、グラム当たり30μモル未満の濃度
のメチオニンを含むゼラチン解膠剤は観察できる利点を
示すことが証明されている。本発明の実施により実現で
きる利点を増加するためには、使用されるゼラチン解膠
剤はグラム当たり12μモル未満の濃度のメチオニンを
有することが好ましく、グラム当たり5μモル未満の濃
度のメチオニンを有することが最適である。
ゼラチンは全体的に動物蛋白質、典型的には動物の皮及
び骨から誘導され、写真用解膠剤として使用されるゼラ
チンおよびその誘導体中に見出されるメチオニンのレベ
ルには、調製技術だけでなく、地理的及び動物的ソース
の両者にも起因する種々の差異がある。初めに調製され
るゼラチンのメチオニンの量が小さく、本発明の条件で
あるグラム当たり30μモル未満のメチオニン量を実現
するために特別な操作を必要としないのは稀な例である
。しかし、通常は初めに調製されるゼラチンは所望のグ
ラム当たり30μモルより描かに過剰のメチオニンを含
んでいる。これらのゼラチン解膠剤は、酸化剤で処理し
て本発明で要求される低いメチオニン量を満足させるよ
うに修正することができる。更に天然の低いレベルのメ
チオニンを含むゼラチンを使用する場合であっても、最
適のレベルよりも高い値のメチオニンが依然として存在
し、酸化剤で処理して本発明の実施において使用される
よう改良することができる。既知の強い種々の酸化剤の
うち任意のものを使用できるが、過酸化水素は水素原子
と酸素原子のみを含むため好ましい酸化剤である。酸化
剤の適切なレベルは、処理されるべきゼラチン解膠剤中
のメチオニンの初期濃度を知ることにより、容易に決定
される。
過剰の酸化剤を使用しても不利な効果は生じない。
ゼラチン解膠剤を酸化剤で処理すると、分子中の2価の
硫黄原子を酸化することにより、メチオニンの濃度を零
にするか低下させる。従って該2価の硫黄原子は、部分
的に4価のスルフィニル基に酸化されるか、完全に6価
のスルフォニル基に酸化される。
グラム当たり30μモル未満のメチオニンを含むゼラチ
ン解膠剤は、解膠剤中の2価の硫黄原子の存在量が減少
しているという理由から、解膠された粒子表面により弱
く吸着されていると考えられる。しかしながらこの説は
、薄い平板状粒子乳剤の調製において観察される種々の
有利で予期外の効果を説明するものではない。
上述した通り、薄い平板状粒子乳剤、特に臭化銀乳剤の
調製において、不要な形状である非常に多数の棒状粒子
が平板状粒子と共に製造される。
低メチオニンレベルのゼラチン解膠剤を使用することに
より、棒状粒°子の数を無視できる程度に低いレベルに
減少させることができることが観察された。
棒状粒子の除去をより良く理解するために、本発明の要
件に従って沈澱させた乳剤の試料を連続的な成長段階で
採取した。本発明の乳剤における棒状粒子減少のための
観察された機構は、第10図、第2図及び第3図により
理解することができる。第10図は、沈澱の初期段階に
おいて製造される棒状粒子(100)の概略図である。
この形状は、棒状粒子の端部(102)及び(104)
で沈澱が優先して起こるということから説明される。低
いレベルのメチオニンを含むゼラチン解膠剤は、棒状粒
子が1つの縁部に沿って成長を優先的に開始することを
許容することが観察された。
証明されたわけではないが、優先的な成長を棒状粒子の
両端から1つの縁部へ移す現象は、多分溶媒の作用によ
り、当初に棒状粒子中に存在する2つの非平行な対にな
った平面のうちの1つの除去であると考えられる。棒状
粒子の1つの縁部に沿った優先的な成長が起こるにつれ
、該棒状粒子は第2図に示されるように台形状の投影面
を有する’t”rVい平板状粒子(106)へ変形され
る。該平板状粒子は、第2図に見ることのできる2つの
平行な台形の主面(108)を有している。該台形の長
い方の平行縁部(l l O)は棒状粒子(100)の
長さに対応し、短い方の平行縁部(112)は沈澱が優
先的に起こる縁部である。台形状粒子(106)の連続
した成長が依然として短い方の平行縁部に優先的して起
こり、これにより第3図に示される台形状粒子(114
)が生成する。第3図において、より短い方の平行縁部
(11(i)が平行縁部(112)と置き変わったのに
対し、長い方の平行縁部(110)は実質的に変化せず
にそのまま残っていることに注意されたい。台形状の平
板状粒子の成長を続けさせると、短い方の平行縁部(1
16)における優先的な成長は、該粒子を、破線(11
B)で示すような三角形の投影面を有する粒子へと変形
させる。一旦粒子が正三角形の投影面を示すと、三角形
の3つの各縁部に沿った連続的成長が比較的徐々にそし
て同じ速度で起こる。
上記したように製造された平板状の台形及び三角形粒子
は、該粒子の主面に平行な奇数個の対になった平面を含
むことが観察された。単一の対になった面は主面に平行
なこれらの平板状粒子中に位置しているものと考えられ
る。
棒状粒子(100)から平板状粒子構造への別の経路を
第4図に示す。平板状粒子(120)を、破線で示され
た平板状粒子成長用の核としての役割を果たす棒状粒子
(100)の位置と共に示す。
この成長パターンでは、平板状の成長が当初の棒状粒子
の縁部からの2つの逆方向への同時成長により生ずる。
成長は、当初の棒状粒子に平行な縁部(122)及び(
124)で優先的である。この形状の平板状粒子におい
て、偶数の対になった平面が平板状粒子の主面を分離す
ることが観察され、これらの粒子はそれぞれ粒子の2つ
の主面に平行な2つの平行な対になった面を含むものと
考えられる。第4図に主面(126)を示す。縁部(1
22)及び(124)に沿った優先的な成長に加えて、
観察できる成長が縁部(128)、(130)、(13
2)及び(134)にも起こる。
第4図に示されるように、平板状粒子(120)の主面
(126)は六角形の投影面を提供する。
該六角形投影面は、当初の棒状粒子の位置に対応する共
通の基部に沿って接合された2つの台形状の投影面成分
(126a)及び(126b)として見ることができる
。第4図に示されるように、該2つの台形状の投影面成
分は等しくないが、これらの台形状の投影面成分の面積
が等しい乳剤について調べた。
更に他の平板状台形粒子が、(完全には解明されていな
い)別異の機構により成長することが観察された。
従来のレベルのメチオニンを含むゼラチン解膠剤を使用
して薄い平板状粒子乳剤を調製する際には、観察される
全粒子数のうちの台形状粒子数は非常に不規則である。
本発明に従って低いレベルのメチオニンを含むゼラチン
解膠剤により薄い平板状粒子乳剤を調製すると、台形状
粒子の割合は増加する。第2図及び第3図に示したよう
な台形状の投影面を有する薄い平板状粒子(以下、薄い
台形状粒子と称する)が、全粒子数の2%を越えること
は異常なことではない。更に、低い割合で存在するにす
ぎないが、これらの薄い台形状平板状粒子から誘導され
る上記の粒子形状だけでなく、第4図に示したタイプの
六角形粒子も増加する。
ゆっくりした成長と高度の熟成を許容する条件下で本発
明によって薄い平板状粒子を形成すると、薄い台形状粒
子が乳剤の50%を越える全粒子投影面積を占める乳剤
が本発明に従って調製される。
このような乳剤は、低い銀イオン及び臭素イオン導入速
度を採用すること、つまり操作時間を伸ばすことにより
、又は操作を停止し自発的な熟成を許容する条件下に乳
剤を保持することにより製造される。これらの調製条件
下で薄い台形状粒子の割合が増加することは、一度生成
するとこれらの粒子は他の粒子よりも速い速度で成長し
、熟成により他の粒子を部分的に又は完全に除去してし
まうことを示している。
沈澱されたハロゲン化物が本質的に臭化物から成る薄い
平板状粒子乳剤を調製する際に、低いレベルのメチオニ
ンを含むゼラチン解膠剤を使用した場合には、より高い
レベルのメチオニンを含むゼラチン解膠剤を使用した場
合と比較すると、沈澱に関して、平板状粒子の平均アス
ペクト比の顕著な増加が観察される。同様の操作時間に
ついては、低いメチオニンレベルのゼラチン解膠剤はよ
り大きな平均直径を有する薄い平板状粒子乳剤を生産し
、より薄い平板状粒子を生産することが観察された。沈
澱の間に、かなりのレベルのヨウ素イオンも存在すると
、高いメチオニンレベルのゼラチン解膠剤を使用した場
合と比較して、低いメチオニンレベルのゼラチン解膠剤
を使用した場合の方が、より薄い平板状粒子が実際に生
ずる。
薄い平板状粒子臭化銀及び臭ヨウ化銀乳剤を沈澱させる
際には、粒子形成段階での溶液中の臭素イオン濃度は、
所望の粒子の平板軟度を達成するための限界値内に維持
されなければならないことが認識されている。粒子成長
が続くにつれ、溶液中の臭素イオン濃度は最終的に達成
される粒子形状に対する影響が徐々に少なくなる。例え
ばウィルガスO1i1gus)らの米国特許第4 、4
34 、226号は、粒子核形成の際のpBr範囲0.
6 (好ましくは1.1)〜1,6の臭素イオン濃度(
引き続く粒子成長の間にpBr範囲は0.6〜2.2ま
で広がる)における、高アスペクト比平板状粒子臭ヨウ
化恨乳剤の沈澱を教示している。コツロン(Kofro
n)らの米国特許第4,439,520号は、これらの
教示を、高アスペクト比平板状粒子臭化銀乳剤の沈澱に
広げている。ヨウ化銀は臭化銀の溶解度積定数よりも2
桁低いオーダーの溶解度積定数を示すので、沈澱の間の
溶液中のヨウ素イオンの低い発生率はpBr範囲を有意
に変化させない。
pBrは溶液中の臭素イオン濃度の対数の負の値として
定義される。
上記したpBr範囲は本発明の実施に有用であるが、薄
い平板状粒子臭化銀又は臭ヨウ化銀乳剤の沈澱の際に、
メチオニンレベルの低いゼラチン解膠剤を使用すること
により、低い臭素イオン濃度が初期の粒子形成、つまり
核形成時に、存在できることが予期外にも見出された。
本発明の要件を満足する薄い平板状粒子乳剤は、2.4
までのpBrレベルでの粒子の核形成及び/又は成長の
間に沈澱により調製することができる。所望の薄い平板
状粒子と同時に製造される非平板状粒子を分離しそして
廃棄して生成乳剤中の平板状粒子の割合を増加させるこ
とができるが、好ましくは2.2以下のpBr値、最適
には2.0以下のpBr値を沈澱開始時に採用する。高
いメチオニンレベルのゼラチン解膠剤を使用して1.6
を越えるpBrレベルで核形成を行うと、粒子が規則的
(つまり非平板状)な八面体から完全に成る乳剤が観察
された。従って、本発明は1.6〜2.4のpBr範囲
で初めて薄い平板状粒子の核形成を可能にする。
本発明の薄い平板状粒子乳剤は、上記した1以上の特徴
を、薄い平板状粒子乳剤を調製するための任意の従来法
に組み入れることにより調製することができる。例えば
、本発明による薄い平板状粒子乳剤は、上記した方法で
、ウィルガス(Wilgus)らの米国特許第4.43
4.226号、コツロン(Kof ron)らの米国特
許第4,439,520号、ダウベンディーク(Dau
bend 1ek)らの米国特許第4.414.310
号、アボット(Abbott)らの米国特許第4.42
5.425号及び第4.425.426号、ソルベーグ
(Solberg) らの米国特許第4.433,04
8号、ディッカーソン(Dickerson)の米国特
許第4.414.304号、ジョーンズ(Jones)
らの米国特許第4.478.929号、マスカスキー(
Maskasky)の米国特許第4.435.501号
、及びリサーチ1デイスクロージー? −(Resea
rch Desclosure)1983年1月第22
5巻項目22534及び1983年8月第232巻項目
23206の教示を修正することによって調製すること
が具体的に期待される。詳細は、前記の各文献を参照さ
れたい。
上述したメチオニンレベルの要件に従うものとして、本
発明の実施に使用するための好ましいゼラチン解膠剤は
ゼラチンである。ゼラチンの種々の変性された形態のう
ち、アセデル化ゼラチンとフタル化ゼラチンは好ましい
ゼラチン誘導体を構成する。ゼラチン及びゼラチン誘導
体の特別に有用な形態は、ニッチイー(Yutzy) 
らの米国特許第2.614,928号及び第2,614
,929号、ローエ(Lowe)らの米国特許第2,6
14,930号及び第2,614,931号、ゲータ(
Ga tes)  らの米国特許第2,787.545
号及び第2,956,880号、ライアン(Ryan)
の米国特許第3.186,846号、デルシュ(Der
sch)らの米国特許第3.436,220号、及びル
シアーニ(Luciani) らの英国特許第L186
,790号により開示されたものの中から選択すること
ができる。
本発明による沈澱は、反応容器に同時に、銀イオン、臭
素イオン、及び必要に応じてヨウ素イオンを導入して所
望の薄い平板状粒子臭化銀又は臭ヨウ化恨乳剤を沈澱さ
せる。該反応容器は当初は分散媒体として水を含んでい
る。比較的少量の臭素イオンを反応容器中に導入して所
望の初期pBrを作り出す。解膠剤無しでは極く少量の
粒子が懸濁中に保持できるのみなので、粒子形成が開始
された後に解膠剤を加えることができるが、多くの場合
、粒子形成が起きる前に、沈澱の終了時に少なくとも1
0%、最も好ましくは少なくとも20%の解膠剤が存在
するように、反応容器中へ加えることが好ましい。メチ
オニンレベルの低いゼラチン解膠剤が、ハロゲン化銀粒
子と接触することになる最初の解膠剤であることが好ま
しい。
従来のメチオニンレベルのゼラチン解膠剤は、製造され
る平板状粒子を解膠させるに十分な濃度レベルよりも低
くそれら解膠剤が維持されているのであれば、前記の低
いメチオニンレベルのゼラチン解膠剤より先に前記粒子
に接触することができる。例えば、当初にグラム当たり
30μモルより大きいレベルのメチオニンが存在する従
来の任意のゼラチン解膠剤は、使用される全解膠剤の1
%未満の濃度に保持されることが好ましい。沈澱の終了
時近くでは乳剤への不利な影響を最小にするように、従
来の任意の解膠剤を使用することは可能であるが、薄い
平板状粒子乳剤の形成と成長に渡って低いメチオニンレ
ベルのゼラチン解膠剤を単一の解膠剤として使用するこ
とが好ましい。
恨イオン、臭素イオン、及び必要に応じてヨウ素イオン
を同時に反応容器に導入する。該銀イオンは硝酸銀水溶
液として供給することが好ましい。
臭素イオン及びヨウ素イオンは、アンモニウム又はアル
カリ金属塩の水溶液として別々に又は−緒に供給するこ
とが好ましい。乳剤沈澱の間の限外濾過に関するミグノ
ッ) (Mignot)の米国特許第4.334.01
2号は、乳剤沈澱の間においてゼラチン解膠剤、銀イオ
ン、臭素イオン、及びヨウ素イオンの導入を管理する種
々の好ましい操作を記述している(詳細は該明細書を参
照されたい)。リップマン乳剤の形態の銀イオン及びハ
ロゲンイオンの導入はミグノットにより教示されている
ように、特に期待される。
乳剤沈澱の間に変性化合物が存在することができる。こ
のような化合物は、当初から反応容器内にあっても、又
は1以上の上記した解膠剤及びイオンとともに加えられ
てもよい。アーノルド(Arnold)らの米国特許第
1.195,432号、ホソホシュテッタ−(11oc
bstetter)の米国特許第1,951.933号
、トリベリ(Trivelli)らの米国特許第2,4
48,060号、オーバーマン(Overman)の米
国特許第2.628.167号、ミュラー(Muell
er) らの米国特許第2.950,972号、サイド
ボーサム(Sidebothan+)の米国特許第3,
488.709号、ローゼフランツ(Rosencra
nts)らの米国特許第3.737.313号、ベリー
(Berry)らの米国特許第3.772,031号、
アトウェル(八twell)の米国特許第4.269.
927号及びリサーチ・ディスクロージャ−1975年
6月第134巻項目13452に例示されているように
、銅、タリウム、鉛、ビスマス、カドミウム、亜鉛、中
間カルコゲン(つまり硫黄、セレン及びテルル)、金及
び■族の貴金属の化合物のような変性化合物が沈澱の間
に存在することができる。ロッカー(Locker)ら
の米国特許第4,225,666号に例示されているよ
うに、沈澱の間に1以上の分光増悪染料を反応容器中へ
導入することも可能である。
上記した調製操作で製造される乳剤は、低いメチオニン
レベルのゼラチン解膠剤並びに、0.2μm未満の厚さ
と5=1より大きいアスペクト比とをもち、乳剤の全粒
子投影面積の50%を越える部分を占めるを有する平板
状臭化銀又は臭ヨウ化銀粒子から成る薄い平板状粒子乳
剤である。
該粒子のアスペクト比は、粒子の厚さを粒子の直径で割
ることにより決定される。粒子の直径はそれと均等の円
の直径、つまり粒子の投影面積に等しい面積を有する円
の直径である。粒子の大きさは既知の電子顕微鏡を使用
する技術により決定することができる。
本発明に従って調製される好ましい乳剤は、その厚さが
0.2μm未満でありアスペクト比が少なくとも5:l
である平板状粒子が、8:1より大きく、最も好ましく
は少なくとも12:l、最適には少なくとも20:1の
平均アスペクト比を有するものである乳剤である。好ま
しい乳剤は、厚さが0.2μm未満でアスペクト比が少
なくとも5:1である平板状粒子が、全粒子投影面積の
70%を越え、最適には90%を越える部分を占める乳
剤である。薄い平板状粒子投影面積の臨界値は上記した
沈澱操作で満足させることができるが、分別沈降及びデ
カンテーション、遠心分離及びハイドロサイクロン分離
のような既知の粒子分離技術を(望ましいならば)使用
することができる。ハイドロサイクロン分離の説明はオ
ードシン(八udran)らの米国特許第3,326,
641号に与えられている。
前記の薄い平板状粒子乳剤は沈澱させて写真用に使用で
きるが、多くの場合、従来技術で公知の操作により、特
定の写真的応用の役割を果たすよう変形される。一度、
上記した通りに乳剤が調製されると、高いメチオニンレ
ベルのゼラチン及びゼラチン誘導体を含む任意の従来の
ビヒクルを、上記した本発明の全ての利点を依然として
実現したままで導入することができることは注目すべき
重要な点である。上記で引用したリサーチ・ディスクロ
ージャー項目17643、セクションI。
パラグラフF、及び上記で引用したディッカーソン(D
 1ckerson)の米国特許第4.520,098
号に例示されているように、前記乳剤は他のハロゲン化
銀乳剤と混合することができる。他の有用なビヒクルは
、上記で引用したリサーチ・ディスクロージャー項目1
7643、セクション■により例示されている。項目1
7643、セクション■により例示されているような従
来の硬化剤を使用することができる。該乳剤は、項目1
7643、セクションHにより例示されているように沈
澱に続いて洗浄されることができる。該乳剤は、項目1
7643、セクション■及び■により例示されているよ
うに化学増感及び分光増感させることができるが、上記
で引用したコツロンらの米国特許第4,439,520
号で教示されているように化学及び分光増感されること
が好ましい。該乳剤は、項目17643、セクション■
により例示されているように、カブリ防止剤及び安定剤
を含むことができる。
本発明の乳剤は、他の従来の写真要素を、カメラ又はプ
リント材料のいずれかとして白黒及びカラー写真、像転
写写真、ホトサーモグラフィー及び放射線写真を含む種
々の用途の役割に使用することができる。リサーチ・デ
ィスクロージャー項目17643の残りの部分は、該写
真要素を特にこのような種々の用途に適用する特徴を例
示している。
〔実施例〕
本発明は、以下の特定の実施例を参照することにより、
より良く理解されることができる。他に記載がない限り
、過酸化水素処理前に出発物質として使用されたゼラチ
ン(存在する場合)は、グラム当たり約55μモルのメ
チオニンを含んでいた。
次IU吐1 本実施例は、本発明に従って低いメチオニンレベルのゼ
ラチン解膠剤を使用して薄い平板状粒子臭化銀乳剤を調
製する際の、アスペクト比の増加と棒状粒子数の大幅な
減少を示す。
1M土人=対照用乳剤 沈澱容器に、脱イオン化骨ゼラチン6.0gを含む水溶
液400gを装入した。沈澱操作を通じて、KBrを使
用してpBrを80℃で1.25の値に調節した。撹拌
しながら、2MのA g N O、Jと2MのKBrを
、0.5分間掛けて加えた。速度は、沈澱中に使用する
全SHEの0.83%が消費されるものであった。添加
は速度を直線的に加速(開始から終了までで11倍)し
、46分間続け、沈澱に使用される金銀■の残りの99
.17%を消費した。全部で0.30モルの臭化銀が沈
澱した。該乳剤は、2.5μmの平均粒子直径と0.1
20μmの平均粒子厚を有し、薄い平板状粒子は全粒子
投影面積の90%を越える部分を占めていた。生成する
乳剤の顕微鏡写真を第5図に示す。
1眉土旦:実施例乳剤 沈澱に使用するゼラチンを次のように前処理した以外は
乳剤LAと同様にこの乳剤を調製した。
12.0%の脱イオン化骨ゼラチン500gに、蒸留水
10m1中の30%Hz Of 0.6gを加えた。該
混合物を40℃で16時間攪拌し、次いで冷却し、使用
のために貯蔵した。
この乳剤は5.2μmの平均粒子直径と0.094μm
の平均粒子厚を有し、薄い平板状粒子は全粒子投影面積
の90%を越える部分を占めていた。従って該乳剤は、
本発明の要件である最適の投影面積とアスペクト比を満
足していた。
生成する乳剤のw4微鏡写真を第6図に示す。
第5図は、脱イオン化骨ゼラチン中に調製された対照用
乳剤中に多数の棒状の結晶があることを示している。第
6図に示されているように、棒状粒子数は、酸化剤で前
処理したゼラチンを解膠剤として使用して沈澱された本
発明の乳剤の方が係数(factor)で10以上減少
した。更に対照用乳剤では平均粒子直径が2.5μmで
あるのに対し、実施例乳剤では5.2μmであり、対照
乳剤では平均アスペクト比が21:lであるのに対し、
実施例乳剤では55:1であったことが注目される。
以下余白 次五〇井l 乳剤IA及びIBの棒状粒子含有量を定量的に比較する
ために、2つの乳剤の濾過していない試料を平方メート
ル当たり170mgの銀及び平方メートル当たり540
+mgのゼラチンで被覆した。暗い視野の照射された顕
微鏡写真から、与えられたフィルム面積当たりの棒状粒
子数を2つの乳剤について計数した。そのデータを下記
表1に示す。
これから分かるように、対照用乳剤IAは実施例乳剤I
B中に見られるよりも10倍以上の数の棒状粒子を有し
ている。
皇l桝主 この実施例は、本発明に従って低いメチオニンレベルの
ゼラチン解膠剤を使用して薄い平板状粒子臭化銀乳剤を
沈澱させる際の棒状粒子数の大幅な減少を示す。本発明
の乳剤沈澱の際の粒子成長時間を短くして対照用乳剤の
平均粒子形とほぼ等しいサイズのものを与え、これによ
り濾過率の比較を可能にした。
1M主人:対照用乳剤 沈澱容器に、67.5gの脱イオン化骨ゼラチンと76
.5gのKBrを含む4.341の水を装入した。温度
を55℃に調節し、沈澱の間その温度に維持した。pB
rは55℃で1.0と測定された。攪拌しながら、O,
IMのAgN0.と0.39MのKBrを、pBrを1
.0に維持しながら8分間掛けて、沈澱において使用さ
れる金銀量の2.0%が消費さる一定速度で加えた。次
いで2.0MのA g N O3を6.8分間掛けて加
えてpBrを1.4に調節し、使用される全銀量の6.
8%が消費させた。pBrを1.4に維持しながら、2
.0MのA g N O*と2.29MのKBrを32
.5分間掛けて直線的に加速される速度(開始から終了
までで6.1倍)で加えることにより沈澱を継続し、使
用される全銀量の57.9%を消費した。次いで2.0
MのAgNO3を4.5分間掛けて加えることによりp
Brを2.7に調節し、使用される全銀量の5.7%を
消費した。次いで2.0MのA g No。
と2.29MのKBrの添加を一定速度で27.5分間
継続し、使用される全1lfilの27.7%を消費し
、pBrを2.7に維持した。次いで乳剤を、ニッチイ
ーとラッセルの米国特許第2.614.929号の榔作
により洗浄し、全部で40g/Agモルのゼラチンを作
り上げ貯蔵した。全部で8.0モルの銀が沈澱の間に使
用された。
電子顕微鏡から、該乳剤は、このような乳剤について前
に定めた平板状粒子厚、アスペクト比及び投影面積の要
件の中に良好に入る薄い平板状粒子乳剤であることが決
定された。平均粒子直径は1.8μmで、平均粒子厚は
約0.1μmであった。
以下余白 1剋工旦:実施例乳剤 沈澱容器に、HzO□により処理された(実施例IBで
述べた通りに)脱イオン化骨ゼラチン67.5gとKB
r76.5gを含む水4.341を装入した。温度を5
5℃に調節し、沈澱の間その温度に維持した。pBrは
55℃で1.0と測定された。攪拌しながら、O,1M
のA g N Oxと0.39MのKBrをpBrを1
.0に維持しながら8分間掛けて、沈澱において使用さ
れる金銀量の2.5%が消費される一定速度で加えた。
次いで2.0MのAgN0!を6.7分間掛けて加えて
pBrを1.4に調節し、使用される金銀量の8.3%
が消費された。pBrを1.4に維持しながら、2 、
0 M (7) A g N Oxと2.29MのKB
rを25分間掛けて直線的に加速される速度(開始から
終了までで4.9倍)で加えることにより沈澱を継続し
、使用される金銀量の45.4%を消費した。次いで2
.0MのA g NChを6.5分間掛けて加えること
によりpBrを2.7に調節し、使用される金銀量の1
0%を消費した。次いで2.0MのAgNO3と2.2
9MのKBrの添加を一定速度で27.5分間継続し、
使用される全銀量の33.8%を消費し、pBrを2.
7に維持した。次いで乳剤を、乳剤3Aと同様にして洗
浄しかつ貯蔵した。全部で6.5モルの銀が沈澱の間に
使用された。
電子顕微鏡から、該乳剤は、このような乳剤について前
に定めた平板状粒子厚、アスペクト比及び投影面積の要
件の中に良好に入る薄い平板状粒子乳剤であることが決
定された。平均粒子直径は2.1μmで、平均粒子厚は
約0.1μmであった。
4文目停隅丸定 40g/Agモルのゼラチンを含む全量1.5kg/A
gモルである乳剤3A及び3Bについて濾過率試験を行
った。乳剤試料を40℃で、水アスピレータ−の吸引に
より、1.77cm2の断面積の濾過装置中に引き入れ
た。適用した真空下の濾液の泡立ちにより示されるよう
に、目詰まりの時間までに濾紙を通過した乳剤の量を決
定した。
濾過媒体は、6μmの粒子について約90〜95%除去
率を、12μmの粒子については約lOO%の除去率を
与えるガラス繊維であった。結果を表2にまとめる。
濾過率は、本発明による低いメチオニンレベルのゼラチ
ン解膠剤を使用することにより、1桁以上−改良された
次JU生先 棒状粒子の長さの関数としての棒状粒子の発生数を比較
するために、清浄なフィルムサポート上にAg約160
mg/n+”とゼラチン540mg/m”で、乳剤3A
及び3Bのそれぞれの薄い被覆を形成した。それぞれの
乳剤被覆に対して、4つの1000倍の顕微鏡写真の視
野、全部で40,000μm2の面積が、棒状粒子の数
および長さについて視覚的に評価された。第7図に示す
そのプロットは、各々の長さの分類についての棒状粒子
の数を示している。棒状粒子のサイズと数は乳剤3Bに
おいて劇的に減少し、本発明の要求を満足した。
尖施貫工 乳剤3A及び3Bを硫黄、セレン及び金で化学的に増感
させ、かつ400mg/Agモルの、アンヒドロ−5,
5゛ −ジクロル−9−エチル−3゜3°−ジ(3−ス
ルホプロピル)オキサカルボシアニンハイドロオキサイ
ドのナトリウム塩で分光増感させた。該乳剤を、ゼラチ
ンが2.15g/at及び3.96g/+a”となるよ
うに酢酸セルロース上に被覆した。4−ヒドロキシ−6
−メチル−1,3,3a、7−チトラアザインデンナト
リウム塩安定化剤を2.lOg/Agモルで加え、被a
物をo、5%のゼラチンレベルで、ビス(ビニルスルホ
ニルメチル)エーテルにより硬化させた。
被覆を有する試料を徐々に濃度が変化するタブレットを
通して365nmのHgライン源に0. 1秒間露出し
、コダソク社のRapid X線現像液中で20℃で5
分間現像した。感光変針による結果を表3にまとめる。
乳剤2sの調製における低いメチオニンレベルのゼラチ
ンの使用は、有用な乳剤センシトメトリー特性と両立で
きることが見出された。
1血1 本実施例は、調製された薄い平板状粒子乳剤中のメチオ
ニンのレベルと、乳剤中の棒状粒子の含量とを関係づけ
るものである。
一連の乳剤を、乳剤LAについて述べた沈澱操作により
調製した。沈澱後、各乳剤をユフティーとラッセルの米
国特許第2,614.929号の操作により洗浄し、合
計約40g/Agモルのゼラチンとし、貯蔵した。グラ
ム当たり56℃モルのメチオニンを含むゼラチンを出発
物質として使用した。
しかし、沈澱のためのこのゼラチンを使用して初期乳剤
を調製した後は、続く乳剤を、徐々に増加する過酸化水
素でまず該ゼラチンを処理することにより調製した。処
理されたゼラチンは、各場合につきメチオニン含量を分
析した。製造された乳剤、ゼラチン処理で使用した過酸
化水素及び分析で見出されたメチオニン含量を表4に報
告する。
ba、尖71flitンリ91〈4 該乳剤はほぼ同じ銀被覆量で同じように被覆された。被
覆を使用して、0.96mm2の面積中の棒状粒子の数
を暗い視野の光学顕微鏡の補助により計数した。被覆さ
れた各乳剤の銀被覆量中の僅かな差異を除くために、I
Q−10銀モル当たりの棒状粒子の数を各乳剤につき計
算した。銀被覆量、計数された棒状粒子及び10−”銀
モル当たりの棒状粒子の数を表5に示す。
表4及び表5から、ゼラチン1グラム当たりメチオニン
レベルが30℃モル未満であると棒状粒子の減少が体験
され、ゼラチン1グラム当たりメチオニンレベルが12
℃モル未満であると非常に顕著な棒状粒子の減少が生ず
ることが明らかである。ゼラチン1グラム当たりメチオ
ニンを5μモル未満とすることが最適である。
尖且聞工 極端に低いメチオニン含量(ゼラチン1グラム当たり1
5〜17μモル)を有する市販の第1ラン(run)の
インド生骨ゼラチン0sit料を、実施例6で述べた操
作により予備的な過酸化水素処理なしに使用して乳剤7
Aを調製した。銀被覆量、計数された棒状粒子及び10
−”恨モル当たりの棒状粒子の数を表6に示す。
実施例6の対照用乳剤と比較して棒状粒子の減少が観察
されるが、ゼラチン1グラム当たり12Mモル未満のメ
チオニンレベルを含む実施例6の好ましい実施例乳剤よ
りも高い棒状粒子数を示した。
次新LfL影 この実施例の乳剤は、臭ヨウ化銀(1モル%のヨウ素を
含む)平板状粒子の寸法に関する、沈澱する間に使用さ
れる酸化ゼラチンの効果を示す。
要求される通りに、N a OH又はHNO,を使用し
て初期pi(11節を行った。
l剋主人=対照用乳剤 反応容器に、脱イオン化骨ゼラチン30.0gとKBr
を含む21の容量を注入し、pBrを1.14として沈
澱の間維持した。温度を55℃に調節し、55℃でp 
Hを5.6とした。攪拌しながら、1.0MのA g 
N O:+と1.14MのKBrを1.0分間掛けて一
定速度で加え、沈澱において使用される全銀量の0.4
2%を消費した。次いで添加を直線的に加速される速度
(開始から終了までで4.2倍)で83分間継続し、沈
澱中に使用される全銀量の残りの99.58%を消費し
た。KBr溶液を、pE3rを1.14に維持するため
に要求される量だけ操作の間加えた。
1分後に、0.01MのKl溶液をA g N O3溶
液と同じ速度で同時に沈澱に加えた。全部で1.20モ
ルの銀が沈澱中に消費された。該乳剤は、実施例6で述
べたように洗浄されゼラチンとともに形成された。
生ずる平板状の臭ヨウ化銀乳剤粒子(1,0モル%のヨ
ウ素を含む)は、3.7μmの平均直径と、0.079
μmの平均厚と、47:1の平均アスペクト比と、をも
ち、厚さ0.2μm以下で5:1以上のアスペクト比を
有する平板状粒子を、全投影面積の85%を越える部分
存していた。
1M工旦:実施例乳剤 沈澱で使用されるゼラチンを、乳剤IBを調製する際に
使用されたのと同様に過酸化水素で前処理したこと以外
は乳剤8Aと同様にして、この乳剤を調製した。生ずる
平板状の臭ヨウ化銀乳剤粒子(1,0モル%のヨウ素を
含む)は、2.6μmの平均直径と、0.071μmの
平均厚と、37:Iの平均アスペクト比と、対照用乳剤
8Aと同様の投影面積特性を有していた。
臭化銀平板状粒子乳剤の実施例の場合と同様に、本発明
に従って低いメチオニンレベルのゼラチンを使用すると
、減少した厚さを有する平板状の臭ヨウ化銀乳剤が提供
された。
去施炎工 本実施例の乳剤は、平板状粒子臭ヨウ化銀(3モル%の
ヨウ素を含む)乳剤の最終的な大きさに関する、沈澱す
る間に使用される低いメチオニンレベルのゼラチンの効
果を示す。
1月1人:対照用乳剤 0.06MのKl?容ン夜、 2 M / j2 (7
) A  g N O:+溶液及び4.3M//のKB
r溶液を使用して最終的なAgl含量を3モル%とした
こと以外は、乳剤8Aと同様にこの乳剤を調製した。全
部で2.4モルの銀が消費された。
生ずる平板状の臭ヨウ化銀乳剤粒子は、4.9μmの平
均直径と、0.11μmの平均厚と、45;lの平均ア
スペクト比とをもち、厚さ0.2μm以下で5:1以上
のアスペクト比を有する平板状粒子を、全粒子投影面積
の85%を越える部分有していた。
L危工且:実施例乳剤 この乳剤は乳剤9Aと同様に沈澱させたが乳剤IBと同
様に酸化ゼラチンを使用した。
生ずる平板状の臭ヨウ化銀(3モル%のヨウ素を含む)
粒子は、3.2μmの平均直径と、0.086μmの平
均厚と、37:1の平均アスペクト比を有し、該乳剤は
、乳剤9Aと同様の投影面積特性を有していた。このヨ
ウ素レベルでは、酸化ゼラチンを使用すると、粒子厚の
顕著な減少が生ずる。
ス斯l殊↓」− この実施例の乳剤は、使用されるゼラチンが通常の高い
メチオニン濃度を含む場合に使用することのできるもの
と比較して、より低い雰囲気臭素濃度において、低いメ
チオニンレベルのゼラチンを使用して、高い7スペクト
比の平板状粒子臭化銀乳剤を調製する能力を示す。この
実施例では、1.78のp13r値を沈澱操作の間使用
する。
1M土工人:対照乳剤 反応容器に、脱イオン化骨ゼラチン30.0gとKBr
を含む全部で21の容量を注入し、pBrを1.78と
して沈澱の間この値に維持した。
pHを40℃で5.6に調節した。次いで温度を75℃
に上昇させた。撹拌しながら、1.0MのA g N 
O3と1.0MのKBrを1.0分間掛けて一定速度で
加え、沈澱において使用される全銀量の0.5%を消費
した。次いで添加を直線的に加速される速度(開始から
終了までで3.9倍)で76分間wl続し、沈澱中に使
用される全銀量の残りの99.5%を消費した。KBr
溶液を、pBrを1.78に維持するために要求される
量だけ操作の間に加えた。全部で1.0モルの銀が沈澱
中に消費された。該乳剤は、実施例4で述べたように洗
浄されゼラチンとともに形成された。
生ずる乳剤粒子は、平均粒子サイズが0.35μmであ
る規則性のある八面体であった。6000倍の炭素レプ
リカ電子顕微鏡写真を第8図に示す。
1剋上l旦:実施例乳剤 この乳剤は乳剤10Aと同様に沈澱させたが、乳剤IB
と同様に酸化ゼラチンを使用した。
生ずる乳剤は大部分、4.5μmの平均粒子直径と、0
.08μmの平均厚と、56:1の平均アスペクト比と
をもち、厚さ0.2μm以下及びアスペクト比5:1以
上の平板状粒子から成る80%を越える乳剤粒子の全投
影面積を有する高アスペクト比平板状粒子から成ってい
た。第9図は、水で希釈し24時間沈降させて平板状粒
子を分離した後の乳剤10Bの6000倍の電子顕微鏡
写真である。
次110」工 この実施例は、実施例10よりも更に低い雰囲気臭素濃
度における、高アスペクト比平板状粒子・臭化銀乳剤1
1Aを調製するための低いメチオニンレベルのゼラチン
を使用することにより与えられる能力を示す。該乳剤は
、pBr2.08で調製した。
反応容器に、本発明の酸化ゼラチン30.0g及びKB
rの全部で21を注入し、pBrを2.08として沈澱
の間この値に維持した。p Hを40℃で5.6に調節
した。次いで温度を75℃に上昇させ、攪拌しながら、
1.0MのA g N O3溶液と1.0MのKBr溶
液を1. 0分間掛けて一定速度で加え、沈澱において
使用される全銀量の0.5%を消費した。次いで温度を
3℃/分で85℃に上昇させた。次いでAgN0ユとK
Brを前と同じ速度で0.5分間加え、使用した全銀量
の更に0.025%を消費した。次いで添加を、直線的
に加速される速度(0,24m1Z分/分で増加させた
)で続け、全部で1モルのA g N O:l溶ン佼を
汗j費した。KBr?容ン夜をp13rを2.08に維
持するために必要な量、操作の間に加えた。
0.25モルの銀を消費したときに取り出された乳剤試
料は、乳剤粒子の約65%の投影面積を示し、厚さ0.
2μm以下及びアスペクト比5:1以上の平板状粒子を
構成していた。平均粒子直径は3.0μm、平均粒子厚
は0.05μm、平板状粒子の平均アスペクト比は60
:1であった。
沈澱終了時に取り出された乳剤試料は、乳剤粒子の約7
5%の投影面積を示し、厚さ0.2μm以下及びアスペ
クト比5:1以上の平板状粒子を構成していた。平均粒
子直径は4.7μm、平均粒子厚は0.09μm、平均
アスペクト比は52:1であった。
実lu外ユ」工 この実施例は、台形状の臭化銀平板状粒子を含む乳剤1
2Aの調製を示す。
1.5%の本発明の酸化ゼラチンと0.072MのKB
rを含む40°Cの2.O40の溶液に、1.0MのA
 g N O:l溶液を一定速度で19時間加え、1.
134モルの銀を消費した。同時にpBrを1.14に
維持するために必要な1.14MのKBr溶液を加えた
。次いで該乳剤をユ・ノティーらの米国特許第2,61
4,292号の方法により洗浄した。
第1図は、生ずる乳剤の代表的な視野を示す750倍の
明るい視野の反射=ri微鏡耳鏡写真る。
50%を越える投影面積は、平均のサイズが約45X1
0X0.16μmである平板状台形状粒子から成ってい
た。更に、約20μmの平均縁部長さと約0.16μm
の平均厚を有する大きな三角形状平板状粒子が存在し、
台形状粒子から誘4されたものと考えることができた。
約9μmの平均の均等の円直径を有する僅かの星のより
小さな三角形粒子及び六角形粒子も存在した。
尖旌拠上1 この実施例は、厚さ及び分散性のような粒子の物理的特
性に対する、ゼラチン中のメチオニンレベルを低下させ
ることの効果を例示する。
以下余白 乳剤A 抜里双久元11 有効な攪拌器を備えた反応容器に、脱イオン化骨ゼラチ
77.5gとNaBr4.14gとを含む水3Nを装入
した。H2SO,を使用してp Hを1.85に調節し
た。同時に1.25NのA g N Oxと1.25N
のNal3rを一定の同速度で12秒間加え、0.02
モルの銀を消費した。
戊長久天L1 次いで75℃の水31に溶解された脱イオン化骨ゼラチ
ン100gとNaBr10.72gとを加えた。約2分
間で反応内容物の温度を60℃に調節し、反応を60℃
に10分間維持した。p HをNaOHで6.0に調節
し、pAgが60℃で9.02と測定された。該pAg
は、続く沈澱段階の間、この値に維持された。。次いで
0.05NのA g N O:lを次の式に従うパラボ
ラランプ(parabolic ramped)流とし
て加えたくここでtは分単位の時間である)。
流速(m1/分) =41.0+2.25t +0.0
625t2pAgを一定にするために必要な0.05N
のNaBrを加えた。A g N Osを32分間掛け
て加え、1.26モルのAgを消費した。沈澱の間に消
費された金銀量は従って1.28モルであった。
1m 使用されたゼラチンを次のように前処理した以外は、乳
剤Aと同様にしてこの乳剤を調製した。
12.0%の脱イオン化骨ゼラチン500gに、蒸留水
10m1中の30%H20□0.6 gを加えた。該混
合物を40℃で16時間攪拌し、次いで冷却し、使用の
ために貯蔵した。過酸化水素で処理されたゼラチンは、
下記の表7に酸化ゼラチンとして示されている。
ヱl この乳剤は、核形成ステップで使用されたゼラチンが、
乳剤Bの調製で述べたように14□0□で前処理された
ものであること以外は乳剤Aと同様に調製された。
1皿旦 この乳剤は、成長ステップで使用されたゼラチンが、乳
剤Bの調製で述べたようにHzOzで前処理されたもの
であること以外は乳剤Aと同様に調製された。
各場合の過酸化水素処理は実質的にゼラチンからメチオ
ニンを除去した。これらの乳剤の各場合に粒子厚、均等
の円直径、変形係数及びアスペクト比が得られ、これら
を表7に示す。4つの全ての場合において、薄い平板状
粒子は、全粒子投影面積の90%を越えた。
上記データは、ハロゲン化銀沈澱の成長ステップでの酸
化ゼラチンの使用を例示し、生ずる乳剤の厚さについて
大きな減少が生じた。
〔発明の効果〕
不要な形状の粒子の割合が小さい頂い平板状粒子乳剤を
製造できることが本発明の利点である。
含まれる棒状粒子の数が顕著に減少した薄い平板状粒子
臭化銀乳剤を調製することができる。本発明の要件を満
足しない他の両立できる沈澱操作により達成できるより
薄い平板状粒子を有する薄い平板状粒子臭ヨウ化銀乳剤
を調製することができる。更に、本発明は従来技術で可
能であったものよりも広い範囲の臭素イオン濃度に渡っ
て平板状粒子臭化銀乳剤及び臭ヨウ化銀乳剤を沈澱させ
ることができる。
本発明は、従来は非常に例外的な粒子にのみ見出された
新しい形状である薄い平板状粒子を増加させる薄い平板
状粒子乳剤を製造することも可能にする。
特に本発明の実施により、高い割合で薄い台形状平板状
粒子と薄い不規則な六角形の平板状粒子を含む薄い平板
状粒子乳剤をtJ製することが、初めて可能になる。更
に、本発明の沈澱方法は独特の薄い三角形平板状粒子を
製造するのに有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第9図は、実施例の乳剤の粒子構造を示す電
子顕微鏡写真、 第2図から第4図、及び第10図は、大きく拡大(7た
粒子の形状を示す説明図、 第5図及び第6図は、それぞれ対照用乳剤と実施例乳剤
の粒子構造を示す電子顕微鏡写真、第7図は、種々の長
さの群における棒状粒子の数を示すグラフ、 第8図は、対照用乳剤の粒子構造を示す電子顕微鏡写真
である。 以下余白 100・・・ハロゲン銀棒状粒子、 102.104・・・棒状粒子の端部、106・・・台
形状粒子、 108・・・台形状粒子の主面、 110・・・粒子の長縁部、 112・・・粒子の短縁部、 114・・・台形状粒子、 11G・、・・粒子の短縁部、 11B・・・投影粒子界面、 120・・・平板状粒子、 122.124・・・粒子縁部、 126・・・主粒子面、 126a、126b・・・粒子面投影面積成分、128
.130,132,134・・・粒子縁部。 以下余白 FIG、IOFIG、2           FIG
、3FIG 5 0−m 長さくA”) FIG、 7 FIG、 8 4.gm FIG、 9 um

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、反応容器に、銀イオン、臭素イオン及び場合により
    ヨウ素イオンを同時に導入して厚さ0.2μm未満の平
    板状粒子を形成し、 該平板状粒子をゼラチン解膠剤とともに懸濁状態に維持
    することを含んで成る薄い平板状粒子乳剤の沈澱方法に
    おいて、 該ゼラチン解膠剤が1g当たり30μモル未満のメチオ
    ニンを含んでいることを特徴とする前記の沈澱方法。 2、0.2μm未満の厚さと5:1より大きいアスペク
    ト比とをもち、乳剤の全粒子投影面積の50%を越える
    部分を占める平板状臭化銀又は臭ヨウ化銀粒子と、 ゼラチン解膠剤 とを含んでなる薄い平板状粒子乳剤において、該ゼラチ
    ン解膠剤がグラム当たり30μモル未満のメチオニンを
    含んでいることを特徴とする、前記の薄い平板状粒子乳
    剤。
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