JPH01158426A - ハロゲン化銀乳剤の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化銀乳剤の製造方法

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JPH01158426A
JPH01158426A JP21727488A JP21727488A JPH01158426A JP H01158426 A JPH01158426 A JP H01158426A JP 21727488 A JP21727488 A JP 21727488A JP 21727488 A JP21727488 A JP 21727488A JP H01158426 A JPH01158426 A JP H01158426A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はハロゲン化銀(以後、八gXと記す)乳剤の製
造方法に関する。
(先行技術とその問題点) 平行双晶面を含む平板状AgX粒子のその写真特性は特
開昭4J−//Pコを号に記載の如く、優れているが、
従来知られている平板状粒子の製造方法で製造すると、
平板状粒子以外に、非平行双晶面t−2枚以上有する粒
子や単一双晶粒子が混入し、平板状粒子のみを全粒子の
投影面積の2j%以上にすることができなかった。
このような低い割合でも、非平板状粒子が混入すると、
画質を劣化させる為に問題であり九。
特に粒子サイズ分布の狭い単分散平板状粒子からなるA
gX写真感光材料ではその画質が良好な為、このような
低い割合でも、非平板状粒子が混入することは問題であ
った。
従来の平板状粒子の製造法については、特開昭1)−/
/Jタコ6号、同sr−//Jり27号、同!I−//
Jり2を号、同6コー1)701参号の記載を参考にす
ることができるが、この問題を解決する方法については
述べられていない。
(発明の目的) 本発明の目的はまず第1に、非平板粒子の混入比率の少
ない、平板状AgX粒子からなるAgX乳剤の製造方法
を提供することにある。
第2の目的は、非平板粒子の混入比率の少ない、主表面
の形状が六角形状の単分散平板状AgX粒子からなるA
gX乳剤の製造方法全提供することにある。
(発明の開示) このような目的は、下記の本発明によって達成された。
すなわち、本発明は、AgX粒子の核形成及びオストワ
ルド熟成を経ることによって平行双晶面を含む平板状A
gX粒子を含有したAgX乳剤を製造する方法において
、分散媒が低分子量ゼラチンであ夕かりpBr1.0〜
2.5の条件下で核形成することft特徴とするAgX
乳剤の製造方法である。
(発明の具体的構成) 本発明のAgX乳剤の製造方法は、AgX粒子の核形成
に続いてオストワルド熟成工程を経る。
好ましくはオストメワノル1ド熟成後に粒子成長工程を
経る。この方法は、特開昭!l−3り027号、同、 
ぶJ−//Yλを号に記載されている。
1ン核形成 このような製造方法において、核形成は低分子量ゼラチ
ンを分散媒とし、pBr1.0−J、jの条件下で核形
成する。
この場合の低分子量ゼラチンの分子量は7万以下、好ま
しくは、200〜6万、より好ましくは1oooN参万
でおる。
平均分子量が7万以上では、本発明の効果(全AgX粒
子の投影面積の2j%以上が六角形状平板状粒子となる
)が少なくなる。平均分子量がよOO以下ではゼラチン
の製造上、難点がある。
分散媒の!0重量%以上好1しくは70重量%以上が低
分子量ゼラチンであることが好ましい。
分散媒の濃度は0..01〜3重量%を用いることがで
きるが0.02〜1.4重量%の低濃度域が特に有効で
ある。その理由は、特開昭63−//りλを号にも記し
であるように、低Br−濃度下で双晶面形成頻度を高く
することができ、本発明の効果を大きくすることができ
る為である。
ゼラチンの種類としては、通常アルカリ処理ゼラチンが
用いられるが、その他識処理ゼラチン、フタル化ゼラチ
ンの如き修飾ゼラチン4用いることができる。
核形成時に双晶面が形成される頻度は、種々の過飽和因
子(核形成時の温度、ゼラチン濃度、銀塩水溶液とハロ
ゲン化アルカリ水溶液の添加速度、Br−濃度、攪拌回
転数、添加するハロゲン化アルカリ水浴液中のI−含量
、ハロゲン化銀溶剤量、pH,塩濃1ij (K N 
O3、NaNOsなど)麦ど】に依存し、その依存性は
本発明者らによる特願昭6i−2srror号の図に示
されている。具体的には、これらの図の依存性を見なが
ら、核形成時に1粒子あたり2枚の双晶面が平行に形成
される確率が高くなり、最終的に生成したノーロゲン化
銀粒子の形態が本発明の乳剤の条件範囲に入るように、
これらの種々の過飽和因子を調節することにより行なわ
れる。より具体的には、最終的に生成したハロゲン化銀
粒子のレプリカ像を透過型電子顕微鏡により観察しなが
ら、核形成時の前記過飽和因子の条件を調節すればよい
通常、これらの過飽和因子を増していくと、生成される
粒子は、a)八面体レギュラー粒子→b)単一双晶面を
有する粒子→C)平行な2枚の双晶面を有する粒子(目
的物)→d)非平行双晶面を有する粒子およびe)J枚
以上の双晶面を有する粒子のように変化するが、C)の
粒子の存在比率が、最終的に得られる粒子において本発
明の効果の範囲内になるようにこれらの種々の過飽和因
子を調節するものである。
これらの種々の因子を調節して、最終的に得られる平板
状粒子を観察すると、前記条件を用いて核形成して得ら
れた平板状粒子は通常の平均分子量10万の写真用ゼラ
チンを分散媒として用いた場合に比べて特に非平板状粒
子の混入比率が低いことがわかった。また、形状として
特願昭4/−22?/!Ji号記載の隣接辺比率2以下
の六角形状平板粒子比率が高い。その他、核形成時の好
ましい条件としては、次の通9である。核形成時に添加
する銀塩水溶液とハロゲン化アルカリ水浴液のうち、銀
塩水溶液側もしくは両方の水溶液が分散媒を0.0!〜
λ、0重量%含有した水溶液を用いることが好ましい。
この場合の分散媒としては、通常の写真用ゼラチンも用
いることができるが、前記の低分子量ゼラチンであるこ
とがよシ好ましい。温度はz、to ’C,好ましくは
/j〜10 ″(:が好ましい。予め投入しておく溶液
中のニー含量は0.03モル/j!以下が好ましく、0
゜01モル/1以下がよシ好ましい。AgNQ3の添加
速度は/lの反応水溶液あ九F)0.1部7分〜30f
/分が好ましい。
添加するハロゲン化アルカリ溶液の組成としては、Br
−に対するニー含量は生成するAgBrIの固溶限界以
下、好ましくは10モル%以下が好ましい。
反応溶液中の無関係塩濃匿はo−/ mo 1/1が好
ましい。反応溶液のpHは一〜IO金用いることができ
るが、還元増感銀核を導入する場合は、t、θ〜り、!
が好ましい。反応溶液中のAgX浴剤の濃度としては、
O〜3.oxio  mol/lが好ましい。AgX溶
剤の種類は後述のものを用いることができる。
2)熟成 1)に述べた核形成では微小な平板粒子核が形成される
が、同時に多数のそれ以外の微粒子(特に八面体および
一重双晶粒子〕が形成される。次に述べる成長過程に入
る前に平板粒子核以外の粒子を消滅せしめ、平板状粒子
となるべき形状でかつ単分散性の良い核を得る必要があ
る。これを可能にする方法として核形成に続いてオスト
ワルド熟成を行う方法が知られている。
この熟成法としては、特願昭4/−,2り91)3号の
記載事項以外に次の方法も有効である。
核形成後、その乳剤の7部を種晶としてとシだし、ゼラ
チン水溶液を添加するか、もしくは単に核形成後ゼラチ
ン水溶液を添加し、pBr、ゼラチン濃度を調節する。
この場合の好ましいpBrは1.3〜λ、Oであシ、ゼ
ラチン濃度は1〜IO重量%である。この場合に用いら
れるゼラチンは、通常、写真業界でよぐ用いられている
平均分子量io万〜30万のゼラチンが好ましい。
次に温度を上昇させ、第1熟成すると、平板状粒子が成
長し、非平板状粒子が消失する0次にA g N Os
水溶液を加えて溶液のpBrをi、r〜3.5に調節し
た後、AgX浴剤を加え、第2熟成する。この場合の好
ましい人gX溶剤濃度はθ〜3×10  M/皇、より
好ましくはlo−4〜λ×10  M/!tである。
このように熟成して、はぼ〜100%平板状粒子のみと
する。
3)成長 本発明においてはオストワルド熟成後、粒子成長工程を
経ることが好ましい。
本発明において熟成過程に続く結晶成長期は、pBr1
.4C〜3.jに保つことが好ましい、また、結晶成長
期に於る銀イオン、及びハロゲンイオンの添加速度を結
晶臨界成長速度の20〜700%、好ましくは30−1
00%の結晶成長速度になる添加速度にすることが好ま
しい。
即ち、結晶成長期の成長雰囲気としては、低pAgの方
が、また、過飽和匿は高くなる程、平板状粒子は成長と
ともにより単分散化する為、好ましい。
この場合、結晶成長とと41C銀イオンおよびハロゲン
イオンの添加させていく方法については特願昭j/−コ
タ91j1の記載を参考にすることができる。
結晶成長期に成長を促進する為にAgX溶剤を用いるこ
とができる。その場合のAg・X溶剤の濃度としては、
o mo 、s mo l/fiが好ましく、0 〜0
.1M/1がよシ好ましい。
本発明でいうAgXのハロゲン組成の好ましい′範囲、
より好ましい範囲は、核形成時、結晶成長時、AgX粒
子全体で異なシ、その範囲は表1で示される。またその
好ましい調製条件はまとめると、表−で示される。
本発明の方法によって調製される乳剤は、好ましくは主
とじて沃臭化銀粒子からなるものであるが、沃化銀の粒
子内部分布は、均一でも内部高濃度でも、表面高濃度で
もよく、漸増型でも急峻型でもよく、それぞれの目的に
応じて使いわけることができる。
本発明で用いられる低分子量ゼラチンは、通常、次のよ
うにして作ることができる。通常用いられる平均分子量
10万のゼラチンを水に溶かし、ゼラチン分解酵素を加
えて、ゼラチン分子を酵素分解する。この方法について
は、R,J、COX。
Photographic Ge1atin l、 A
cademicPress、 London、  /2
76年、P、コ33〜2!1.P、3J!〜3ダ乙の記
載を参考にすることができる。この場合、酵素が分解す
る結合位置は決っている為、比較的分子量分布の狭い低
分子量ゼラチンが得られ、好ましい。この場合、#素分
解時間を長くする程、より低分子量化する。
酵素は、通常に次に加熱などにより失活させる。
その他、低pH(pH/〜3)もしくは高pH。
(pH/6〜1.2)雰囲気下で加熱し、加水分解する
方法もある。
本発明のハロゲン化銀粒子は、上記のハロゲン化銀粒子
それ自体で乳剤として使用できるが、その粒子をコアと
してコア/シェル型直接反転乳剤を形成し、それを用い
てもよい。これについては特願昭67−2タタitsの
実施例/J、および米国特許第3,741.274号、
同第≠、コtり、ター27号、同第J、J67.77r
号を参考にすることができる。
また該平板粒子をコアとして、浅内潜型乳剤を形成して
用いてもよい。これについては、特開昭19−1331
)/−2号、英国特許第1447r74号を参考にする
ことができる。
また該平板粒子をホスト粒子とし、エピタキシャル粒子
を形成して用いてもよい。これについては、特開昭j1
F−101!24号、同77−/J3j弘O号、特開昭
42−jJ#ダ3号を参考にすることができる。
また、該平板粒子をサブストレート粒子とし、ラツフル
ド粒子を形成して用いてもよい。これについては、米国
特許第4<4弘3266号を参考にすることができる。
また該平板粒子をコアとして、内部に転位線を有する粒
子を形成してもよい。これについては特願昭tλ−ra
tuo号の記載を参考にすることができる。
該平板粒子を高硬膜系で用いることもできる。
これについては特開昭5r−it3り26号、Re5e
arch Disclosure、/ru巻、1272
年r月、アイテムit弘31%に項を参考にすることが
できる。
また、金増感熟成が終了するまでにh2o2、−=ルオ
キシ酸等の酸化剤を添加し、その後、還元性物質を添加
する方法や、金増感熟成後、感材中のフリーな金イオン
を少なくする方法を用いることができる。これについて
は特開昭4l−3134A号、同6/−4/36号、特
願昭tO−タtコ37号、特開昭&/−2/9?4c1
号、同61−27タタ参り号、特願昭47−ir4cr
yo号、同j/−/IJり弘り号を参考にすることがで
きる。
該平板粒子をアンテナ色素で分光増感してもよい。
これについては特開昭を2−209132号、特願昭A
/−λ14c27/号、同t/−21)I27コ号の記
載を参考にすることができる。
また、本発明の該平板粒子をサブストレートとして、平
板粒子の主平面に対して垂直方向へハロゲン組成の異な
るAgXl1lを積層させてもよい。
これについては特願昭61−213371号を参考にす
ることができる。この場合、積層させるAgX層として
AgBr%AgBr(JI (沃度含貴O〜固溶限界、
α含量tiO〜lθ0モル%)がより好ましい。
該平板粒子の光干渉性を利用することに関して、および
上記事項の詳細やその他の事項にりいては、特願昭61
−222751号を参考にすることができる。
本発明の核形成過程において、双晶面形成頻度を決める
過飽和条件を調節する為にノーログン化銀溶剤を用いて
もよい。
ま九、本発明の熟成過程においては、熟成を促進する九
めに、te、この熟成後の結晶成長期間において、結晶
成長を促進するためにハロゲン化銀溶剤を用いてもよい
しばしば用いられるハロゲン化銀溶剤としては、チオシ
アン酸塩、アンモニア、チオエーテル、チオ尿素類など
を挙げることが出来る。
例えばチオシアン酸塩(米国特許第コ、コ、22゜コロ
≠号、同第2,1I4AI、j344号、同第3゜32
0.062号など)、アンモニア、チオエーテル化合物
(例えば米国特許筒3.コア1./!7号、同第J 、
 !74L、621号、同第3.70≠、130号、同
第参1,2り7.参3り号、同第≠ 276.3層7号
などン、チオン化合物(例えば特開昭J−3−1)74
すlり号、同63−424!Or号、同J−!r−77
737号など)、アミン化合物(例えば特開昭j4t−
1007/7号など)などを用いることができる。
本発明で得られたハロゲン化銀乳剤を用いた写真感光材
料の乳剤層のその他の構成については特に制限はなく、
必要に応じて種々の添加剤を用いることができる。
添加することのできる化学増感剤、分光増感色素、かぶ
シ防止剤、安定剤、金属イオンドープ、ハロゲン化銀溶
剤、染料、カラーカプラー、DIRカプラー、バインダ
ー、硬膜剤、塗布助剤、増粘剤、乳剤沈降剤、可塑剤、
寸度安定改良剤、帯電防止剤、螢光増白剤、滑剤、艶消
剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、散乱または吸収材料、
硬化剤、接着防止、写真特性改良剤(例えば現像促進剤
、硬調化剤など)、現像剤等写真的に有用なフラグメン
ト(現像抑制剤または促進剤、漂白促進剤、・現像剤、
ハロゲン化銀溶剤、トナー、硬膜剤、かぶり防止剤、競
争カプラー、化学または分光増感剤および減感剤等)を
放出するカプラー、像色素安定剤、自己抑制現像剤、お
よびその使用法、また、分光増感における超増感、分光
増感色素のノーログン受容体効果や電子受容体効果、か
ぶシ防止剤、安定剤、現像促進剤または抑制剤の作成、
その他、本発明の乳剤の製造に用いる製造装置、反応装
置、攪拌装置、塗布、乾燥法、露光法(光源、露光雰囲
気、露光方法)、そして写真支持体、微孔性支持体、下
塗重層、表面保護層、マット剤、中間層、ハレーション
防止層および写真処理剤、写真処理方法についてはリサ
ーチ・ディスクロージャー誌、176巻、lり7層年、
12月号(アイテA/77#j)、同、1)41巻/ 
P7979月号(アイテム/l≠31号〕、同/J4を
巻lり7よ年6月(アイテム/317jコ)プロダクト
、ライセンシング インデックス誌タコ巻107〜/1
0(1971年12月)、特開昭!r−1)jlZA号
、同rlr−1)3927号、同rr−//Jり2層号
、同4/−3/34fi号、日化協月報lりt≠年、1
2月号、p、/ I〜コアT、)l。
James、 The Theory of The 
PhotographicProcess、 Four
th Edition、 Macmillan。
New York、 /277年、V、L、Zelik
manat 、 a l si%Making and
 Coat ingPhotographic Emu
lsion、(The FocalPress刊、lり
6層年)及び特開昭62−42jlの記載を参考にする
ことができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は必要により他の乳剤や保護
層、中間層、フィルター層と共に支持体上に一層もしく
はそれ以上(例えば2層、3層)設けることができる。
また、支持体の片側に限らず両面に設けることができる
。また、異なる感色性の乳剤として重層することもでき
る。
この層構成については、その他、特開昭4/−3134
1号、特願昭61−22り/!!f)記載を参考にする
ことができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、黒白ハロゲン化銀写真感
光材料(例えば、Xレイ感材、リス型感材、黒白撮影用
ネガフィルムなど)やカラー写真感光材料(例えば、カ
ラーネガフィルム、カラー反転フィルム、カラーペーパ
ー、銀色素漂白法写真など)に用いることができる。さ
らに拡散転写用感光材料(例えば、カラー拡散転写要素
、銀塩拡散転写要素)銀色素漂白法写真、米国特許筒≠
joo 、426号の如き熱現像感光材料(黒白、カラ
ー)などにも用いることができる。
本発明の乳剤は特開昭62−26タタ!を号の実施例1
)同A、2−/≠///λ号、同、gJ−/!/6/I
号の実施例13、/≠、特願昭62−20363!号の
実施例り、同6l−IO2773号、同6コーzatt
to号、同6コーJarλ//L/号、同42−J/り
173号、同t3−/コタコλを号、同62−λ&!3
/W号の実施例の構成乳剤として好ましく用いることが
できる。
(本発明の効果ン かくして得られる本発明のAgX乳剤粒子は、全粒子の
投影面積のP!%以上が平板状粒子であり、高画質の写
真特性を有するAgX乳剤を提供することができる。
また、全粒子の投影面積の23%以上が隣接辺比率λ以
下の六角形状巣分散平板状粒子であり、高画質の写真特
性を有するAgX乳剤を提供することができる。
実施例1 参見の容積を有する反応容器中にゼラチン水浴液(水1
0001)1.酵素処理低分子量ゼラチン(平均分子量
コ万) 7 f s K B r 4’ 、 ! ?。
/NKOH水浴液でpH6,0に調節、pBr/。
≠2)を入れ、溶液温度をJOoCに保ちつつ、A g
 N Q’ 3水溶液Jjm7(AgNOarfと該低
分子量ゼラチン0.16ff含む)と、KBr水溶液λ
jNt(KB r ! 、 、r fと該低分子量ゼラ
チン0./ltf含む)t−同時に1分間かけて(流速
2!wit1分)添加し、1分間攪拌した後、その内の
3!Omlを種晶とし、そこへゼラチン水溶液〔水4j
Ord、脱イオン化アルカリ処理ゼラチン(平均分子量
10万)20f%KBr1.29゜pHf、l))′t
−添加し、温度t−77’(に上げる。
この時のpBrは1.7り。昇温後4tO分間熟成した
後、AgNQ3水溶液(AgNO31.rfを含む)を
加え、次にNH4N0x(to重量%]をAmとNun
 (コj重量%ンを6dを添加し、2j分間熟成した。
この時点で得られた乳剤粒子のレプリカの透過型電子顕
微鏡写真(TEM)t−第1図に示す。その乳剤粒子の
全投影面積に対し、平板状粒子の占める投影面積割合は
22%でありた。
次に温度をto 0Cに下げ、)iNQ3/N液でpH
7,0にし、AgNQ3水溶液(100xl中にAgN
Q3を10f含む)とKBr水溶液を用いてはじめのi
o仕分間10at/分で、次の20分間は/jσ/分で
銀電位(対飽和カロメル電極)−20mVでC,D、 
 J、添加した。この時得られた乳剤粒子のTEM@!
を第2図に示した。乳剤粒子の全投影面積に対し、平板
状粒子の占める投影面積割合はタタ、!%であった。こ
の乳剤を金−イオウ増感し、かぶり防止剤、硬膜剤を加
え、塗布し、ウェッジ露光した所、予想通シ、従来法に
比べて粒状性、シャープネス等の画質の改良が認められ
た。
実施例2 実施例1と同じ処方で、該形成時のゼラチンのみ、平均
分子fi、2000 、J−000,/万、弘万、10
万のゼラチンに置きかえて粒子形成した。得られたAg
X乳剤粒子のTEM像よシ、全粒子の投影面積に対する
平板状粒子の投影面積比率全米め、第3図に示した。平
板状粒子の投影面積比率は平均分子量zooo−参万領
域で高くなっていることがわかる。
なお、平均分子量JO万のゼラチンの場合に得られた六
角平板粒子の投影面積比率はり0%であり、実施例1の
それがタタ%であり、六角平板粒子比率も高かった。
なお、ゼラチンの平均分子量はゲル濾過クロマトグラム
法で測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例1で得られたハロゲン化銀乳
剤中のハロゲン化銀結晶粒子の構造金示した電子顕微鏡
写真であシその倍率はp 、 zo。 倍及び21り00倍である。 第3図は実施例λにおける該形成時のゼラチン平均分子
量と乳剤中の平板状粒子の割合との関係を示すグラフで
あシ、横軸はゼラチンの平均分子量、縦軸は平板状粒子
の投影面積の和(%)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化銀粒子の核形成及びオストワルド熟成
    を経ることによつて平行双晶面を含む平板状ハロゲン化
    銀粒子を含有したハロゲン化銀乳剤を製造する方法にお
    いて、分散媒が低分子量ゼラチン(分子量7万以下)で
    、かつ、pBr1.0〜2.5の条件下で核形成するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀乳剤の製造方法。
  2. (2)核形成が分散媒を0.05〜1.6重量%含有し
    た水溶液中で行なわれることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
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