JPS6133725A - 線材の曲がり矯正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、線材の先端をプリント基板などにおける所定
位置に導き該位置に設けられた穴に挿入するための線材
挿入装置等に使用される、線材の曲がり矯正装置に関す
るものである。

〔発明の背景〕

第２図はプリント基板に各種部品が実装された状態を示
す斜視図である。

第２図において、１はプリント基板、２Ａ、２Ｂはそれ
ぞれ線材である。

同図に見られるように、プリント基板１かう他へ接続す
るための線材２Ａや接続間隔が比較的長し線材２Ｂなど
は、線材そのものの剛性が弱く不安定なため、従来から
この種の線材の実装作業はほとんどが手作業で行なわれ
てｂた。この様な従来の技術的事情によシ、自動的に、
線材を位置決め把持し、挿入すべき穴の位置まで移行し
、該穴に線材の先端を挿入することができる線材挿入装
置等の開発が待たれて−た。

しかし、この様なａ＃挿入装置を実現するにあたって、
次の様な問題点があった。

即ち、線材の先端を穴に自動的に挿入させる際に、単で
、挿入させたのであっては、線材の先端部に曲がりがあ
った場合、挿入がうまくなされなりといった問題があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は上記した問題点を解決するためになされたもの
であシ、従って、本発明の目的は、線材挿入装置におり
て線材の自動挿入が容易になされるよう、あらかじめ線
材の先端部の曲がりを完全に矯正することができる線材
の曲がり矯正装置を提供することにある。

〔発明の概要Ｊ 上記した目的を達成する為に、本発明においては、１字
溝をもつ押え部材を複数個重ねた第１の指先端部と、前
記１字溝に対向して逆Ｖ字溝をもつ押え部材を複数個重
ねた第２の指先端部とを両者の押え部材同志が互１ｔ−
，に交差し得るよう相互に相対向するように配置して成
り、前記第１の指先端部の１字溝と第２の指先端部の逆
Ｖ字溝との間で線材の先端部を挾むことにより該線材の
先端部の曲かりを矯正するようにした。

〔発明の実施例Ｊ 以下、図面を参照１−で本発明の一実施例を詳述する。

第２図は先にも説明したようにプリント基板に各種部品
が実装された状態を示す斜視図である。

同図にお込て、他へ接続するための線材２Ａや接続間隔
が比較的長込線材２Ｂなどは同一の実装方法（プリント
基板の穴に挿入して半田付する方法など）でプリント基
板１に取付けられるものであるが、本発明による線材の
先端矯正装Ｒはかかる実装に際して、穴などに対する線
材の自動挿入を容易にするための装置である。

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第３図は第１
図における正面図、第４図は同じく上面図、である。

これら図におりて、５は押え部材、５ａは１字溝、５ｂ
は逆Ｖ字溝、６１−１開閉アーム、７は駆動源である。

第１図に示す様に、シリンダなど駆動源７によシ開閉ア
ーム６は開閉される。開閉アーム６の各先端は、第３図
及び第４図に示す様に、Ｖ字＃＃５ａをもつ押え部材５
を複数個重ねた第」指先端部と、Ｖ字溝５ａに対向して
逆Ｖ字溝５ｂをもつ押え部材５を複数個重ねた第２指先
端部とでそれぞれ構成されて因る。両川先端部は開閉ア
ーム乙の開閉により矢印口方向に駆動され、開閉アーム
６が閉じたとき、対向する押え部材５同志が互１．−ａ
　Ｉｃ交差する（互い違いに噛み合う。）ようになって
いる。

以下、本実施例の動作については、本実施例が前述の線
材挿入装置に用いられた場合を例として、その線材挿入
装置の動作と共に説明するものとする。

第５図は本発明による線材の曲がり矯正装置を用すた線
材挿入装置を示す斜視図である。

第５図におして、１はプリント基板、１ａは挿入穴、２
は線材、２ａは線材先端部、３はチャック、４は駆動源
、５は押え部材、６は開閉アーム、７は駆動源である。

第１図に示また線材の曲がり矯正装置ｔは、第５図に示
す様に、チャック３によシ保持された線材２の先端部２
ａの両側に、前述の指先端部が来る様に配備される。

また、前記チャック３はシリンダ（図示なし。

）などによってイ方向に開閉可能であシ、シリンダなど
の別層動源４によって矢印凸方向に昇降可能となってい
る。

では、第５図に示す線材挿入装置の動作を第６図乃至第
９図によって詳述する。

第６図、第７図（ａ）、第８図、第９図はそれぞれ第５
図における正面図、第７図（ｂ）は第７図（ａ）のＡ−
Ａ方向断面図、第７図（ｃ）は第７図ｒｂ）のＢ−Ｂ方
向断面１図、である。

まず、第６図に示すごとくチャック３を矢印イ方向に閉
じることによって線材２を位置決め保持する。

次に、開閉アーム６を閉じて指先端部を矢印口方向に閉
じる。これによシ、ｖ字溝５ａをもつ押え部材５と逆Ｖ
字溝５ｂをもつ押え部材５とは互いに第７図（ａ）　、
　（ｂ）　、　（ｃ）にそれぞれ示すごとく互す違い（
で噛み合わせるようにして、線材２の先端部２ａをＶ字
溝５ａと逆Ｖ字溝５ｂとの間で挾み、線材２の先端部２
ａの曲がりな矯正する。

次に、第８図に示すごとぐ開閉アーム６を開すて指先端
部を矢印口′方向に開き、第９図に示すごとぐチャック
３を矢印ハ方向に下降させて、別に位置決め設置せるプ
リント基板１の所定の穴１ａに線材２の先端部２ａを挿
入する。

挿入後は、チャック３を開放して上昇させて挿入作業を
完了する。

第１０図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第１１図
は本発明の適用対象となるリボン電線を示す斜視図、第
１２図は同じく本発明の適用対象となる各種電子部品を
示す斜視図である。

第１０図に示すごとく、開閉アーム６の先端に複数のＶ
字溝５ａをもつ押え部材５′等を設けることによって、
単線のみでなく第１１図に示すようなリボン電線２′の
先端部２’ａの曲がりを一括して矯正することも可能と
なる。

寸た、本発明の適用対象となる線材には、第１２図に示
すごとく、抵抗・コンデンサなどの各種電子部品のリー
ド線２／　ａも含むものであシ、本発明を各種電子部品
の挿入装置に用いることもできる。

〔発明の効果〕

以上述べたごとぐ、本発明によれば、第１の指先端部の
１字溝と第２の指先端部の逆Ｖ字溝との間で線材の先端
部を挾むだけで、完全に線材の先端部の曲がりを矯正で
きるので、本発明を線材挿入装置等にｍ−れば、線材を
プリント基板などにおける所定穴に容易に挿入できるよ
うになシ、線材の位置決めから挿入筐でを一貫して自動
化することができるという効果がある。

また、リボン電線や各種電子部品のリード線等における
曲がりを矯正する際にも本発明を適用すれば、複数の線
材（リード線）の同時挿入が可能となるなどの効果もあ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図はプリ
ント基板に各種部品が実装された状態を示す斜視図、第
６図は第１図における正面図、第４図は同じく上面図、
第５図は本発明による線材の曲がり矯正装置を用いた線
材挿入装置を示す斜視図、第６図、第７図Ｃａ）　、第
８図、第９図はそれぞれ第５図における正面図、第７図
ｒｂ）は第７図（ａ）のＡ−Ａ方向断面図、第７図（ｃ
）は第７図（ｂ）のＢ−Ｂ方向断面図、第１０図は本発
明の他の実施例を示す斜視図、第１１図は本発明の適用
対象となるリボン電線を示す斜視図、第１２図は同じく
各種電子部品を示す斜視図、である。 符号説明 １・・・・・・プリント基板、１ａ・・・・・・挿入穴
、２・・・・・・線材、２ａ・・・・・・線材２の先端
部、３１０１１５．チャック、５・・・・・・押え部材
、５ａ・・・・・・１字溝、５ｂ・・・・・・逆Ｖ字溝
、６・・・・・・開閉アーム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）Ｖ字溝をもつ押え部材を複数個重ねた第１の指先端
   部と、前記Ｖ字溝に対向して逆Ｖ字溝をもつ押え部材を
   複数個重ねた第２の指先端部とを両者の押え部材同志が
   互いに交差し得るよう相互に相対向するように配置して
   成り、前記第１の指先端部のＶ字溝と第２の指先端部の
   逆Ｖ字溝との間で線材の先端部を挾むことにより該線材
   の先端部の曲がりを矯正するようにしたことを特徴とす
   る線材の曲がり矯正装置。