JPS6350788Y2 - - Google Patents

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JPS6350788Y2
JPS6350788Y2 JP16572182U JP16572182U JPS6350788Y2 JP S6350788 Y2 JPS6350788 Y2 JP S6350788Y2 JP 16572182 U JP16572182 U JP 16572182U JP 16572182 U JP16572182 U JP 16572182U JP S6350788 Y2 JPS6350788 Y2 JP S6350788Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
terminal
comb
pins
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JP16572182U
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JPS5969491U (ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、クリツプ端子付液晶表示素子にお
いて、多数のクリツプ端子(以下ピンと言う)
を、プリント基板の対応する位置に設けられた挿
通透孔にそれぞれのピンが挿通されるようにして
実装する際に好適な端子挿通装置に関する。
従来、多数のクリツプ端子を有する液晶表示素
子をプリント基板等に実装する場合、第1図に示
すように液晶表示素子1を左右の手に持ち、液晶
表示素子1の両側に並んだピン2を、プリント基
板3の対応する位置に設けられた多数の挿通透孔
4にそれぞれ対応して手作業による感で挿通して
いる。このような作業では、例えばピン2の一部
のものが挿入されても、他のピン2がプリント基
板3の基板面3aで突張りこれら多数のピン2を
一度に挿入できないし、また1本づつ挿入するに
しても、挿入途中でピンセツト等を用い、1本づ
つピン2の曲りの修正を繰り返えしながら1本の
ピン2を挿通透孔4に挿入していかねばならな
い。従つて、全数のピン2を挿入し終えるのに多
大の労力と時間を要し、しかもピン2を変形させ
る恐れがある。なおピン2の断面は幅0.5mm、厚
さ0.3mmの長方形に対し挿通透孔4は孔径0.8〜1.0
mmの円形が通例である。
また、第2図に示すようにピン2が液晶表示素
子1の板面垂直方向に対し例えば角度αで両開き
になつたり、第3図のように、液晶表示素子1の
長手方向に斜めに傾むいている場合が多くプリン
ト基板3に実装しにくいのが現状である。
このような従来の端子挿通方法では、 (1) 手作業による感で挿入しているため、作業が
不安定である。
(2) ピンセツト等を用いて1本づつピンを挿通透
孔に挿入し、またピン先の位置を修正するた
め、すべてのピンを挿通するのに多くの手間と
時間を要し、しかもピンを変形させる恐れがあ
る。
(3) ピンが両外側に開いたり、斜めに傾いている
場合作業が困難である。
(4) ピンの挿通後プリント基板から表示面までの
高さを改めて調整する必要がある。
(5) プリント基板面に傷がつきやすい。
(6) 作業能率がきわめてわるく、かつ疲労が生じ
る。
等の欠点があつた。
この考案は、叙上の欠点に鑑み成されたもので
あり、被実装液晶表示素子の複数のクリツプ端子
(ピン)を案内する櫛状案内板を備えることによ
り、クリツプ端子付液晶表示素子の多数のクリツ
プ端子を容易かつ確実にプリント基板の対応する
挿通透孔に一度に挿入することが可能、かつ高能
率で精度がよい端子挿通装置を提供することを目
的とする。
以下、この考案の一実施例を第4図以下に基い
て説明する。装置本体5は、例えばさきに本出願
人が出願した実願昭56−120074号、実願昭56−
176740号、および実願昭57−30200号等に記載さ
れた昇降機構と略同型の機構を備えた昇降機構
(図示せず)により、上板6に対して下板7を矢
印pの向きに昇降させる。
上板6は、摺動軸8の上部にねじ9により固定
しておく、下板7は摺動軸8を案内棒として上下
動可能に設けられ図示されていない基台等の上に
固定する。
上板6および下板7は略同形に形成され、その
側端面6a,7aは摺動軸8に平行して形成され
かつ同一垂直面上にあるようにそろえて設けてあ
る。上板6の側端面6aに例えば金属性の櫛状案
内板10を櫛歯Sを下方に向けて水平に、スペー
サ12を介してねじ12aにより固定する。一
方、下板7の側端面7aにも上板6の場合と同様
に櫛状案内板11を櫛歯Sを上向きにして、開口
部Saを相対してスペーサ13を介して固定する。
上記において、スペーサ12,13は櫛状案内
板10,11によつてプリント基板14を図にお
いて直立に保持できるように、プリント基板14
に対応した厚みで帯状をなし例えば金属板のもの
を用いる。
櫛状案内板10,11は、第5図に示すように
長方形の一側端に櫛歯Sを多数そのラツパ状の開
口部Saを互に対向させて刻設配列されている。
櫛歯Sは、第6図に示すように漏斗の垂直断面
状に形成され、底部Sbは細長い短柵状に形成さ
れ、開口部Saはピン16,17の案内方向yに
対し鋭角をなす傾斜をもつたラツパ状に外方に向
つて開いており、矢印y方向(第6図)から被装
着用の液晶表示端子15のピン16,17を挿入
する場合底部Sbに向けピン16,17を案内す
るようになつている。櫛歯Sの底部Sbに収つた
状態で、プリント基板14の挿通透孔Qにピン1
6,17が挿通するように、櫛歯Sのピツチを挿
通透孔Qあるいはピン16,17のピツチに合せ
て配列している。
また、櫛状案内板10,11の厚みは、あらか
じめ液晶表示端子15の実装後の要求に応じてプ
リント基板14より液晶表示端子15の表示面1
5aまでの高さが所望位置で止る厚みにしてお
く。
次に作用について述べると、まず下板7が待期
位置Mにあるとき、スペーサ13の上面と櫛状案
内板11と下板7の側端面7aとによつて3方を
囲まれる凹状溝t1にプリント基板14の下方側端
14aを所望位置に嵌入して、プリント基板14
を垂直に保持する。
次に、液晶表示端子15の表示面15aを垂直
にかつ凹状溝t1に嵌入されたプリント基板14の
面に平行に保持して、一連の各ピン16の先端を
櫛状案内板11の各該当する櫛歯Sの開口部Sa
に案内させながら底部Sbに配置し、各挿通透孔
Qに対応する各ピン16を挿通自在な位置に固定
する。
この状態で、下板7を前述の昇降機構等により
待期位置Mから装着位置M'まで上昇させる。
この結果、プリント基板14の上方側端14b
はスペーサ12の下面と上板6の側端面6aと櫛
状案内板10で囲まれた凹状溝t2に嵌入され当接
して停止する。このとき、液晶表示素子15の上
側面の各ピン17の1連の各先端は第5図、第6
図に示すように矢視r斜面方向に案内させて、各
ピン17を第4図に示すように、挿入前のプリン
ト基板14に設けてある挿通透孔Qの対応位置に
配置する。
次に、プリント基板14の表示に対し、表示面
15aを平行にたもつたまま待期位置Nから装着
位置N'に矢印q方向に、各ピン16,17を挿
通透孔Qに押込むと、液晶表示素子15の上下側
端は櫛状案内板10,11の前面に当つて停止す
る。
従つて、すべてのピン16,17がそれぞれに
対応するプリント基板14の各挿通透孔Qに一度
に挿通され挿通が完了する。同時に、櫛状案内板
10,11の厚みによつて、プリント基板14に
対する液晶表示素子15の表示面15aの高さは
一定に規制される。したがつてプリント基板14
の表面に集積回路(図示せず)ダイオード18、
コンデンサ19その他の抵抗等が実装されて、回
路がすでに構成されていても差しつかえない。
なお、以上においてピン16,17が液晶表示
素子15の上下側端に対し内側に変形していると
きは装着前にあらかじめ第2図のように外側に開
くように所望角曲げることにより、櫛状案内板1
0,11の櫛歯Sにより挿通透孔Qに案内させる
ことができる。
以上述べてきたように、この考案は、被装着用
の液晶表示素子に設けられた多数のピンを、漏斗
断面状の櫛歯をプリント基板にあけられた挿通透
孔と対応した位置に配列した櫛状案内板によつ
て、挿通透孔に一度に案内し、かつプリント基板
と被装着液晶表示素子との間隔およびピンの長さ
に応じて櫛状案内板の厚さをもつように構成した
から、 (1) 多数のピンが単純な操作で一度にプリント基
板に挿通できる。
(2) ピン一本づつ、ピン先の位置を修正する必要
がない。
(3) 作業能率が極度に向上し、作業時間が大幅に
短縮できる。
(4) ピンに開き、傾き等がある場合にも簡単に挿
通できる。
(5) ピンの長短に関係なく容易に挿通が可能とな
る。
(6) プリント基板にピン先による傷が生じない。
(7) プリント基板から液晶表示端子の表示面まで
の高さが一定で、かつ同時に規制できる。
(8) プリント基板に集積回路、ダイオード、抵
抗、およびコンデンサ等の部品が装着され、す
でに回路が構成されている場合にも応用でき
る。
(9) 作業時の疲労が減少する。
(10) 挿通装置の構造が簡単で安価にできる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のクリツプ端子挿通方法を示す
斜視図、第2図は、クリツプ端子が液晶表示端子
の両側に開いた状態を示す正面図、第3図は、ク
リツプ端子が一方向に傾斜した状態を示す一部切
欠いた側面図、第4図は、この考案による端子挿
通装置の側面説明図、第5図は、第4図における
櫛状案内板とプリント基板およびクリツプ端子の
関係位置を示す挿通位置正面説明図、第6図は、
櫛歯とプリント基板の挿通透孔とクリツプ端子の
断面との相対位置の拡大正面図である。 6……上板、6a……側端面、7……下板、7
a……側端面、8……摺動軸、10,11……櫛
状案内板、12,13……スペーサ、14……プ
リント基板、15……被装着用の液晶表示素子、
16,17……クリツプ端子、S……櫛歯、Sa
……開口部、Sb……底部、Q……挿通透孔、y
……案内方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被装着液晶表示端子の複数のクリツプ端子をプ
    リント基板の対応する挿通透孔にそれぞれ同時に
    挿通する端子挿通装置にして、前記クリツプ端子
    の先端を前記挿通透孔の位置に案内するための開
    口部の角度が案内方向に対し鋭角に開きかつ前記
    クリツプ端子を支承する底部を細溝状に刻設した
    漏斗状の櫛歯を一辺に形設した一対の所望厚さの
    櫛状案内板のそれぞれを、摺動軸にそつて近接離
    反可能に対面させて設けた上板と下板の同一平面
    上にあるそれぞれの側端面に前記摺動軸に平行に
    かつ前記櫛歯の開口部を対向させて前記プリント
    基板を挟持するためのスペーサを介して固定した
    ことを特徴とする端子挿通装置。
JP16572182U 1982-11-02 1982-11-02 端子挿通装置 Granted JPS5969491U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16572182U JPS5969491U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 端子挿通装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16572182U JPS5969491U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 端子挿通装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5969491U JPS5969491U (ja) 1984-05-11
JPS6350788Y2 true JPS6350788Y2 (ja) 1988-12-27

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ID=30362994

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JP16572182U Granted JPS5969491U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 端子挿通装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4793937B2 (ja) * 2007-10-31 2011-10-12 リズム時計工業株式会社 電子部品接続治具

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JPS5969491U (ja) 1984-05-11

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