JPS61287926A - 高接着性シリコン含有ポリアミド酸の製造法 - Google Patents
高接着性シリコン含有ポリアミド酸の製造法Info
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- JPS61287926A JPS61287926A JP60117959A JP11795985A JPS61287926A JP S61287926 A JPS61287926 A JP S61287926A JP 60117959 A JP60117959 A JP 60117959A JP 11795985 A JP11795985 A JP 11795985A JP S61287926 A JPS61287926 A JP S61287926A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シリコンポリイミド前駆体の製造方法に関す
るものである。
るものである。
従来、ポリイミド樹脂は電子機器分野における保護材料
、絶縁材料、接着材として或はフィルム、構造材として
主に耐熱性の面から広く用いられている。
、絶縁材料、接着材として或はフィルム、構造材として
主に耐熱性の面から広く用いられている。
そして耐熱性フィルム、コーティング剤或は接着剤とし
て他の無機材料と複合させ使用する方法もしばしば用い
られている。この場合無機材料がガラス等の含けい素化
合物の場合にはその接着性を改良する手段としてシリコ
ン化合物との共重合体が多く提案されている。例えば、
特開昭57−143328号、特開昭58−7473号
及び特開昭58−13631号には原料であるジアミン
成分の一部をジアミンで両末端を停止したポリシロキサ
ンで置き換えて得られるポリイミド前駆体を使用してポ
リイミド−シロキサン共重合体とする技術が提案されて
いる。しかしながらこの場合、成る程度の接着性の改善
は見られるのに引き換え、共重合体のシロキサン含量の
増加と共に重合度が小さくなって塗膜形成能が低下する
という問題点があった。
て他の無機材料と複合させ使用する方法もしばしば用い
られている。この場合無機材料がガラス等の含けい素化
合物の場合にはその接着性を改良する手段としてシリコ
ン化合物との共重合体が多く提案されている。例えば、
特開昭57−143328号、特開昭58−7473号
及び特開昭58−13631号には原料であるジアミン
成分の一部をジアミンで両末端を停止したポリシロキサ
ンで置き換えて得られるポリイミド前駆体を使用してポ
リイミド−シロキサン共重合体とする技術が提案されて
いる。しかしながらこの場合、成る程度の接着性の改善
は見られるのに引き換え、共重合体のシロキサン含量の
増加と共に重合度が小さくなって塗膜形成能が低下する
という問題点があった。
また特公昭58−18372号、特公昭58−3216
2号及び特公昭58−32163号にはテトラカルボン
酸二無水物等の適当なカルボン酸誘導体とジアミンとを
反応させて酸無水物等の末端基を有するポリアミドカル
ボン酸を生成せしめた後、このポリアミドカルボン酸1
モルに対して少なくとも2モルのアミノシリコン化合物
ヲ−20℃ないし+50℃で反応させることによってけ
い素を含有するポリアミドカルボン酸プレポリマーを得
、このプレポリマーをイミド化しないままか、イミド化
するにしても脱水剤の存在下の穏和な条件下(低温好ま
しくは50℃以下、とシわけ一20℃ないし+25℃)
で化学的に環化(イミド化)して、有機けい未変性ポリ
イミド前駆体を得、この前駆体を溶液状態シランジオー
ルまたはシロキサンジオールの存在下または不存在下で
加熱してイミド化の完成と共に架橋せしめてポリイミド
シロキサンとする技術が開示されている。しかし、この
方法ではけい素化合物に対する接着性はある程度改善さ
れててはいるが、例えばアルミニウムに対する接着性は
不十分である。また接着対象に対してポリマー溶液を塗
布し焼成を行なうことにより皮膜を形成せしめ、さらに
必要によりその皮膜の上に同一のポリマー溶液を塗布し
焼成を行なうことにより皮膜上にさらに皮膜を形成する
という積層皮膜を形成せしめるという場合が実用上しば
しば行なわれる(このような接着性を以後本明細書にお
いて「皮膜間の接着性」と称することがある。)が、こ
のような場合の接着性は不満足であった。
2号及び特公昭58−32163号にはテトラカルボン
酸二無水物等の適当なカルボン酸誘導体とジアミンとを
反応させて酸無水物等の末端基を有するポリアミドカル
ボン酸を生成せしめた後、このポリアミドカルボン酸1
モルに対して少なくとも2モルのアミノシリコン化合物
ヲ−20℃ないし+50℃で反応させることによってけ
い素を含有するポリアミドカルボン酸プレポリマーを得
、このプレポリマーをイミド化しないままか、イミド化
するにしても脱水剤の存在下の穏和な条件下(低温好ま
しくは50℃以下、とシわけ一20℃ないし+25℃)
で化学的に環化(イミド化)して、有機けい未変性ポリ
イミド前駆体を得、この前駆体を溶液状態シランジオー
ルまたはシロキサンジオールの存在下または不存在下で
加熱してイミド化の完成と共に架橋せしめてポリイミド
シロキサンとする技術が開示されている。しかし、この
方法ではけい素化合物に対する接着性はある程度改善さ
れててはいるが、例えばアルミニウムに対する接着性は
不十分である。また接着対象に対してポリマー溶液を塗
布し焼成を行なうことにより皮膜を形成せしめ、さらに
必要によりその皮膜の上に同一のポリマー溶液を塗布し
焼成を行なうことにより皮膜上にさらに皮膜を形成する
という積層皮膜を形成せしめるという場合が実用上しば
しば行なわれる(このような接着性を以後本明細書にお
いて「皮膜間の接着性」と称することがある。)が、こ
のような場合の接着性は不満足であった。
さらに特開昭57−212230号ではポリアミド酸又
はポリアミド−アミド酸99.9〜70.0重量%と特
定の有機けい素化合物0.1〜30.0重量%とからな
る重合体組成物を加熱せしめてなるポリイミド系樹脂成
形物について開示されている。しかしながらこの場合も
けい素化合物に対する接着性の改善はある程度認められ
るが、上記皮膜間の接着性は満足すべきものではなかっ
た。
はポリアミド−アミド酸99.9〜70.0重量%と特
定の有機けい素化合物0.1〜30.0重量%とからな
る重合体組成物を加熱せしめてなるポリイミド系樹脂成
形物について開示されている。しかしながらこの場合も
けい素化合物に対する接着性の改善はある程度認められ
るが、上記皮膜間の接着性は満足すべきものではなかっ
た。
上記の如〈従来の技術には種々の問題点があシ、従って
接着剤あるいは多層積層複合材料用の樹脂としである程
度の耐熱性を有し、無機物、金属又は樹脂相互間の接着
性の良いポリイミド樹脂を与える前駆体の開発が要望さ
れていた。
接着剤あるいは多層積層複合材料用の樹脂としである程
度の耐熱性を有し、無機物、金属又は樹脂相互間の接着
性の良いポリイミド樹脂を与える前駆体の開発が要望さ
れていた。
本発明は上記従来技術の問題点を解決して上記要望を満
たすための手段であって、下記の式(1)で表わされる
テトラカルボン酸二無水物λモル、式(2)で表わされ
るジアミン8モル、式(3)で表わされるアミノシリコ
ン化合物Cモルを式(4)及び式(5)の関係を存在せ
しめ反応を行なうことにより、溶媒中温度30±0.0
1℃、濃度0.5重量%で測定された固有粘度が0.0
5〜5dllIlであるシリコン含有ポリアミド酸を製
造する方法を要旨とするものである。
たすための手段であって、下記の式(1)で表わされる
テトラカルボン酸二無水物λモル、式(2)で表わされ
るジアミン8モル、式(3)で表わされるアミノシリコ
ン化合物Cモルを式(4)及び式(5)の関係を存在せ
しめ反応を行なうことにより、溶媒中温度30±0.0
1℃、濃度0.5重量%で測定された固有粘度が0.0
5〜5dllIlであるシリコン含有ポリアミド酸を製
造する方法を要旨とするものである。
NH,−R”−NHl ・・・・・・・
・・・・・・・・(2)NH8−Ra−8iR′34X
、・・・曲曲曲(3)〔式(1)〜(3)に於いてR1
は4価の炭素環式芳香族基を表わし、R2は炭素数2〜
12個の脂肪族基、炭素数4〜30個の脂環式基、炭素
数6〜30個の芳香脂肪族基、炭素数6〜30個の炭素
環式芳香族基、次式(6)で表わされるポリシロキサン
基、または式 で表わされる基であり、R3は−(CHt)−1であシ
(ただしここにSは1〜4の整数を表わす。)、R4は
独立に炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基または炭
素数7〜12個のアルキル置換フェニル基を表わし、X
は独立にアルコキシ基、アセトキシ基またはハロゲンを
表わし、kは1≦に≦3の値をとる。
・・・・・・・・(2)NH8−Ra−8iR′34X
、・・・曲曲曲(3)〔式(1)〜(3)に於いてR1
は4価の炭素環式芳香族基を表わし、R2は炭素数2〜
12個の脂肪族基、炭素数4〜30個の脂環式基、炭素
数6〜30個の芳香脂肪族基、炭素数6〜30個の炭素
環式芳香族基、次式(6)で表わされるポリシロキサン
基、または式 で表わされる基であり、R3は−(CHt)−1であシ
(ただしここにSは1〜4の整数を表わす。)、R4は
独立に炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基または炭
素数7〜12個のアルキル置換フェニル基を表わし、X
は独立にアルコキシ基、アセトキシ基またはハロゲンを
表わし、kは1≦に≦3の値をとる。
しSは1〜4の整数を示す。)、R6は独立に炭素数1
〜6のアルキル基、フェニル基または炭素数7〜12個
のアルキル置換フェニル基を表わし、lは1≦!≦10
0の値をとる。)〕本発明方法によシボリアミド酸の末
端にアミノシリコン化合物の付加した下記式(8)及び
(9)するいはアミノシリコン化合物を含まない式翰等
を主成分とするポリマー及びオリゴマーが得られると考
えられる。
〜6のアルキル基、フェニル基または炭素数7〜12個
のアルキル置換フェニル基を表わし、lは1≦!≦10
0の値をとる。)〕本発明方法によシボリアミド酸の末
端にアミノシリコン化合物の付加した下記式(8)及び
(9)するいはアミノシリコン化合物を含まない式翰等
を主成分とするポリマー及びオリゴマーが得られると考
えられる。
(式(8)〜(9)に於いてR1、H2、Ha 、 R
4及びXは既述の通シであシ、ml 1 m2及びm、
は0又は正整数である。) 本発明によって得られるポリアミド酸の平均分子量の適
量範囲は前記一定条件下での固有粘度測定値が0.05
〜5dl/11であシ、適量な溶媒に可溶である。
4及びXは既述の通シであシ、ml 1 m2及びm、
は0又は正整数である。) 本発明によって得られるポリアミド酸の平均分子量の適
量範囲は前記一定条件下での固有粘度測定値が0.05
〜5dl/11であシ、適量な溶媒に可溶である。
本発明において前記固有粘度(ηinh )とは、前記
測定条件によシ定義された通シのものであるが、更に詳
述すれば !nη/η0 η1n11 w − (ここにηはウベローデ粘度計を使用し、重合溶媒と同
一組成の溶媒中の濃度0.5重量%のものを温度30士
0.01℃で測定した値であシ、η0はウベローデ粘度
計を使用し、同温度における同溶媒の測定値であシ、C
は濃度0.5g/#である。) で示される。
測定条件によシ定義された通シのものであるが、更に詳
述すれば !nη/η0 η1n11 w − (ここにηはウベローデ粘度計を使用し、重合溶媒と同
一組成の溶媒中の濃度0.5重量%のものを温度30士
0.01℃で測定した値であシ、η0はウベローデ粘度
計を使用し、同温度における同溶媒の測定値であシ、C
は濃度0.5g/#である。) で示される。
本発明の原料について説明する。
式(1)で表わされるテトラカルボン酸二無水物として
次の化合物を挙げることができる。
次の化合物を挙げることができる。
ピロメリット酸二無水物、3,3’、4,4’−ビフェ
ニルテトラカルボン酸二無水物、2,223,3′−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、2.3.3S 4
’−ビフエニルテトラカルボン酸二無水物、3,3′。
ニルテトラカルボン酸二無水物、2,223,3′−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、2.3.3S 4
’−ビフエニルテトラカルボン酸二無水物、3,3′。
4.4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、
2t3t3’?4’−べ/シブエノンテトラカルボン酸
二無水物、2,2′、3,3′−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェ
ニル)−エーテルニ無水物、ヒス(3,4−ジカルボキ
シフェニル)−スルホンニ無水物、1.2,5.6−ナ
フタリンテトラカルボン酸二無水物、2.3.6.7−
ナフタリンテトラカルボン酸二無水物等。
2t3t3’?4’−べ/シブエノンテトラカルボン酸
二無水物、2,2′、3,3′−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェ
ニル)−エーテルニ無水物、ヒス(3,4−ジカルボキ
シフェニル)−スルホンニ無水物、1.2,5.6−ナ
フタリンテトラカルボン酸二無水物、2.3.6.7−
ナフタリンテトラカルボン酸二無水物等。
また式(2)で表わされるジアミンの具体例としては次
の化合物を挙げることができる。
の化合物を挙げることができる。
4.4′−ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−ジ
アミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジツエニ
ルスルホン、4,4′−ジアミノジフェニルスルフィド
、4.4’−ジアミノジフェニルチオエーテ#、4.4
’−ジ(メタ−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホン
、’*”−ジ(パy−アミノフェノキシ)ジフェニルス
ルホン、オルト−7二二・レンジアミン、メタ−フェニ
レンジアミン、バラ−フェニレンジアミン、ベンジジン
、2,2’−ジアミノベンゾフェノン、4.4’−ジア
ミノベンゾフェノン、4.4’−ジアミノジフェニル−
2゜2′−フロパン、1,5−ジアミノナフタレン、1
゜8−ジアミノナフタレン等の芳香族ジアミン、トリメ
チレンジアミン、ナト2メチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、4,4−ジメチルへブタメチレンジアミ
ン、2.11−ドデカンジアミン等の脂肪族ジアミン、
ビス(p−アミノフェノキシ)ジメチルシラン、1,4
−ビス(3−7ミノプロピルジメチルシリル)ベンゼン
等シリコン系ジアミン、1,4−ジアミノシクμヘキサ
ン等の脂環式ジアミン、0−キシリレンジアミン、m−
キシリレ/ジアミン等のアミノアルキル置換芳香族化合
物、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン等のグアナミ
ン類、また式(6)で表わされる基の両末端にアミノ基
の付いたジアミノポリシロキサンとして次の化合物を挙
げることができる。
アミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジツエニ
ルスルホン、4,4′−ジアミノジフェニルスルフィド
、4.4’−ジアミノジフェニルチオエーテ#、4.4
’−ジ(メタ−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホン
、’*”−ジ(パy−アミノフェノキシ)ジフェニルス
ルホン、オルト−7二二・レンジアミン、メタ−フェニ
レンジアミン、バラ−フェニレンジアミン、ベンジジン
、2,2’−ジアミノベンゾフェノン、4.4’−ジア
ミノベンゾフェノン、4.4’−ジアミノジフェニル−
2゜2′−フロパン、1,5−ジアミノナフタレン、1
゜8−ジアミノナフタレン等の芳香族ジアミン、トリメ
チレンジアミン、ナト2メチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、4,4−ジメチルへブタメチレンジアミ
ン、2.11−ドデカンジアミン等の脂肪族ジアミン、
ビス(p−アミノフェノキシ)ジメチルシラン、1,4
−ビス(3−7ミノプロピルジメチルシリル)ベンゼン
等シリコン系ジアミン、1,4−ジアミノシクμヘキサ
ン等の脂環式ジアミン、0−キシリレンジアミン、m−
キシリレ/ジアミン等のアミノアルキル置換芳香族化合
物、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン等のグアナミ
ン類、また式(6)で表わされる基の両末端にアミノ基
の付いたジアミノポリシロキサンとして次の化合物を挙
げることができる。
CHs CHl
CHs CH3
次に式(3)で表わされるアミノシリコン化合物として
は次の化合物を挙げることができる。
は次の化合物を挙げることができる。
NHz −(CHz )3−8 i (OCH3)3、
NHI−(CHI)1−8 i (OC1H6)1 。
NHI−(CHI)1−8 i (OC1H6)1 。
NHz−(CH,)、−8i(CH,)(OCH,)、
、NHz −(CHt)s −8i (CHs) (O
CtHs)z 、NHz−(CHt)s−8i (Ct
Hs)(On−CaH,)。
、NHz −(CHt)s −8i (CHs) (O
CtHs)z 、NHz−(CHt)s−8i (Ct
Hs)(On−CaH,)。
NHz−(CHt)+ −8i (OCHm)s 、
NHl −(CHり4−8 i (OC2H5)1 、
NHz −(CHt)4−8 i (CHs) (OC
tHs)t 、式(3)で示される化合物のうち一般
式(ここにR?は独立にメチル基又はエチル基を表わす
。) で表わされるアミノシラン化合物が好ましい。
NHl −(CHり4−8 i (OC2H5)1 、
NHz −(CHt)4−8 i (CHs) (OC
tHs)t 、式(3)で示される化合物のうち一般
式(ここにR?は独立にメチル基又はエチル基を表わす
。) で表わされるアミノシラン化合物が好ましい。
この化合物を使用したときは、本発明方法で得られたポ
リアミド酸を含む塗布液から得られる塗膜は耐熱性がす
ぐれ、かつ著しく硬度のすぐれたものとなるからである
。
リアミド酸を含む塗布液から得られる塗膜は耐熱性がす
ぐれ、かつ著しく硬度のすぐれたものとなるからである
。
本発明方法において上記の原料化合物を溶媒中で反応さ
せる丸めの好ましい溶媒(以下反応溶媒と言うことがあ
る)として、N−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジ
メチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、テトラメチル尿素、ピリジン、
ジメチルスルホン、ヘキサメチルホスホルアミド、メチ
ルホルムアミド、N−アセチル−2−ピロリドン、トル
エン、キシレン、メチルセロソルブ、エチルセロンルプ
、メチルセロソルブ、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、シ
クロペンタノン、シクロヘキサノン等の1種または2種
以上を使用でき、また上記溶媒を30重量%以上含有す
る他の溶媒との混合溶媒としても用いることができる。
せる丸めの好ましい溶媒(以下反応溶媒と言うことがあ
る)として、N−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジ
メチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、テトラメチル尿素、ピリジン、
ジメチルスルホン、ヘキサメチルホスホルアミド、メチ
ルホルムアミド、N−アセチル−2−ピロリドン、トル
エン、キシレン、メチルセロソルブ、エチルセロンルプ
、メチルセロソルブ、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、シ
クロペンタノン、シクロヘキサノン等の1種または2種
以上を使用でき、また上記溶媒を30重量%以上含有す
る他の溶媒との混合溶媒としても用いることができる。
次に反応方法について説明する。式(1)で示されるチ
トラカルポン酸二無水物Aモルと式(2)で示されるジ
アミン8モル及び式(3)で示されるアミノシリコン化
合物Cモルとを反応溶媒中で反応させる。このとき人、
B及びCはそれらの間に式(4)及び式(5)の関係が
存在するように定める。
トラカルポン酸二無水物Aモルと式(2)で示されるジ
アミン8モル及び式(3)で示されるアミノシリコン化
合物Cモルとを反応溶媒中で反応させる。このとき人、
B及びCはそれらの間に式(4)及び式(5)の関係が
存在するように定める。
すなわち、C/(A−B)が1未満の場合には酸分が必
要以上に過剰になシ、反応によシ得られたポリアミド酸
から形成された塗膜はしばしばその表面が平滑でなくそ
の実用上の価値を減じ、またけい素化合物に対する接着
性を減する場合があり好ましくない。一方C/(A−B
)が1.8を超える場合、反応によシ得られたポリアミ
ド酸から形成された塗膜はアルミニウム板及び皮膜間等
の接着性が低下し好ましくない。
要以上に過剰になシ、反応によシ得られたポリアミド酸
から形成された塗膜はしばしばその表面が平滑でなくそ
の実用上の価値を減じ、またけい素化合物に対する接着
性を減する場合があり好ましくない。一方C/(A−B
)が1.8を超える場合、反応によシ得られたポリアミ
ド酸から形成された塗膜はアルミニウム板及び皮膜間等
の接着性が低下し好ましくない。
C/(B+C)が0.1未満では8i総数が少なくなる
場合があり、本発明に係る反応により得られたポリアミ
ド酸から形成された塗膜のけい素及びけい素化合物に対
する接着性が低下する場合があるので好ましくない。
場合があり、本発明に係る反応により得られたポリアミ
ド酸から形成された塗膜のけい素及びけい素化合物に対
する接着性が低下する場合があるので好ましくない。
反応溶媒はこれと添加した原料との合計量基準で40重
量%以上使用するのがよい。これ以下では撹拌操作が困
難である場合がある。
量%以上使用するのがよい。これ以下では撹拌操作が困
難である場合がある。
反応は0℃以上60℃以下で行うのがよい。
反応時間は0.2〜20時間反応せしめるのがよい。
反応原料の反応系への添加順序に関しては、テトラカル
ボン酸二無水物とジアミン及びアミノシリコン化合物と
の全部を同時に反応溶媒に加えて反応せしめてもよく、
前二者をあらかじめ反応せしめた後、その反応生成物に
アミノシリコン化合物を反応せしめることもできる。ア
ミノシリコン化合物の添加を最後にした場合にはよυ高
分子量のポリマーが得られやすい。
ボン酸二無水物とジアミン及びアミノシリコン化合物と
の全部を同時に反応溶媒に加えて反応せしめてもよく、
前二者をあらかじめ反応せしめた後、その反応生成物に
アミノシリコン化合物を反応せしめることもできる。ア
ミノシリコン化合物の添加を最後にした場合にはよυ高
分子量のポリマーが得られやすい。
反応は比較的速やかに進行し、均一で透明な反応液が生
成する。このようにして0.05〜5di/lという適
度な固有粘度、従って適度な分子量を有して溶媒に可溶
性のシリ、コン含有ポリアミド酸が得られる。
成する。このようにして0.05〜5di/lという適
度な固有粘度、従って適度な分子量を有して溶媒に可溶
性のシリ、コン含有ポリアミド酸が得られる。
固有粘度が0.05dllI未満の場合は塗布液の塗布
状態が良好でなく、従ってまた塗膜形成が充分でなく、
5 dB / Nを超える場合には溶解困難又は不溶性
となって実用に供し難い。
状態が良好でなく、従ってまた塗膜形成が充分でなく、
5 dB / Nを超える場合には溶解困難又は不溶性
となって実用に供し難い。
本発明方法による反応では前記式(8)、(9)及びα
0で示される化合物が主生成物として得られる。
0で示される化合物が主生成物として得られる。
これを塗布対称に塗布し焼成することによシボリアミド
カルボン酸は脱水環化し、イミド結合を形成すると同時
に分子末端の加水分解性基であるXは加水分解後縮合反
応によシ高分子量化し強靭な塗膜を形成する。ポリアミ
ド酸末端に存在する酸無水物は生成する水又は大気中の
水分によシ水と反応しカルボン酸になると考えられる。
カルボン酸は脱水環化し、イミド結合を形成すると同時
に分子末端の加水分解性基であるXは加水分解後縮合反
応によシ高分子量化し強靭な塗膜を形成する。ポリアミ
ド酸末端に存在する酸無水物は生成する水又は大気中の
水分によシ水と反応しカルボン酸になると考えられる。
このようにして生成したカルボン酸及びポリマー中のS
iが前記式(4)及び式(5)で規定される範囲に存在
するとき初めてけい素化合物、金属、その他無機化合物
及び皮膜間の接着等多種類の基材との接着性に優れるポ
リアミド酸が得られる。
iが前記式(4)及び式(5)で規定される範囲に存在
するとき初めてけい素化合物、金属、その他無機化合物
及び皮膜間の接着等多種類の基材との接着性に優れるポ
リアミド酸が得られる。
次に本発明で得られるポリアミド酸の使用方法について
説明する。
説明する。
本発明によって製造したポリアミド酸は殆んどの場合、
フェノ等の如く溶媒に溶解した溶液の状態で使用される
から、本発明方法で得られた溶液を濃縮または溶媒で稀
釈して使用するのが良い。溶媒としては反応溶媒と同じ
ものを使用することができる。本発明で得られたポリア
ミド酸の溶液から成形品を形成させる方法としては既に
公知のどの様な方法で行ってもよく、例えばガラス板、
銅板、アルミニウム板などにポリアミド酸溶液を流した
後、加熱することにより溶媒を除去すると共にアミド酸
結合は脱水によジイミド結合へ変換し、シロキサン結合
による架橋が進行し硬くて強靭な皮膜が形成される。積
層された複合材料を形成させるためにはこの様な操作を
逐次性なうことにより可能であるが、フェノを接着剤と
して複数の異質素材間に塗シ焼成することにより積層さ
れた複合材料を得ることができる。
フェノ等の如く溶媒に溶解した溶液の状態で使用される
から、本発明方法で得られた溶液を濃縮または溶媒で稀
釈して使用するのが良い。溶媒としては反応溶媒と同じ
ものを使用することができる。本発明で得られたポリア
ミド酸の溶液から成形品を形成させる方法としては既に
公知のどの様な方法で行ってもよく、例えばガラス板、
銅板、アルミニウム板などにポリアミド酸溶液を流した
後、加熱することにより溶媒を除去すると共にアミド酸
結合は脱水によジイミド結合へ変換し、シロキサン結合
による架橋が進行し硬くて強靭な皮膜が形成される。積
層された複合材料を形成させるためにはこの様な操作を
逐次性なうことにより可能であるが、フェノを接着剤と
して複数の異質素材間に塗シ焼成することにより積層さ
れた複合材料を得ることができる。
本発明によって製造したポリアミド酸を含むフェノは一
旦焼成硬化された皮膜上にさらに塗布し焼成することに
より皮膜上に皮膜を積層せしめることも可能である。フ
ィラーあるいはガラス繊維等にフェノを含浸させ焼成硬
化させることによυ強化皮膜を用いた積層材料を形成せ
しめることもまた可能である。
旦焼成硬化された皮膜上にさらに塗布し焼成することに
より皮膜上に皮膜を積層せしめることも可能である。フ
ィラーあるいはガラス繊維等にフェノを含浸させ焼成硬
化させることによυ強化皮膜を用いた積層材料を形成せ
しめることもまた可能である。
焼成条件は使用する溶媒、塗膜の厚さ等により異なるが
、200〜400℃、好ましくは250〜350℃で0
.5〜1.5時間位で充分である。
、200〜400℃、好ましくは250〜350℃で0
.5〜1.5時間位で充分である。
本発明の方法によシ得られるポリアミド酸の応用分野と
しては電子機器、通信機器、重電機器あるいは輸送機器
等の部品類が考えられるが液晶配向剤等の電子材料用用
途としても良い結果を示す。
しては電子機器、通信機器、重電機器あるいは輸送機器
等の部品類が考えられるが液晶配向剤等の電子材料用用
途としても良い結果を示す。
本発明によって製造したシリコン含有ポリアミド酸は適
度な固有粘度を有しているのでその溶液の粘性は適度で
あって塗布は良好に行なうことができる。
度な固有粘度を有しているのでその溶液の粘性は適度で
あって塗布は良好に行なうことができる。
また焼成によりイミド化と同時に縮合によジシロキサン
結合が進行し、分子間結合によシ硬くて強靭な皮膜が形
成されるとともにポリマー末端に存在する酸無水物から
形成されるカルボキシル基の量とシリコン量との適度な
バランスによりガラス等のけい素化合物銅板、アルミニ
ウム板等の無機化合物のみならず、驚くべきことに本発
明の組成物からなる皮膜自体に対しても良好な接着性を
示し、このような多種類の基材との良好な接着性は多層
複合材料用としての材料としであるいは接着剤として良
好な特性を示すものである。
結合が進行し、分子間結合によシ硬くて強靭な皮膜が形
成されるとともにポリマー末端に存在する酸無水物から
形成されるカルボキシル基の量とシリコン量との適度な
バランスによりガラス等のけい素化合物銅板、アルミニ
ウム板等の無機化合物のみならず、驚くべきことに本発
明の組成物からなる皮膜自体に対しても良好な接着性を
示し、このような多種類の基材との良好な接着性は多層
複合材料用としての材料としであるいは接着剤として良
好な特性を示すものである。
以下、実施例、比較例及び使用試験によって本発明を更
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
実施例1
かくはん装置、滴下ロート、温度計、コンデンサーおよ
び窒素置換装置を付した11のフラスコを冷水中に固定
した。フラスコ内を窒素ガスによシ置換した後、脱水精
製した500ゴのジメチルアセトアミド及び24.40
g(0,121モル)の4,4′−ジアミノジフェニ
ルエーテルを投入し、この溶液を20〜25℃に保ちつ
つ49.09II(0,152モル)の3.3t4.4
’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を滴下ロ
ートから30分間で添加し、この温度で6時間反応を行
なった後、9.1011(0,0427モル)のp−、
アミノフェニルトリメトキシシランを添加しこの温度で
2時間さらに45〜50℃で2時間反応を行ない淡黄色
透明液である本発明のポリアミド酸組成物溶液が得られ
た。この溶液の25℃での回転粘度は320センチポイ
ズであり、溶液中に含まれるポリアミド酸のジメチルア
セトアミド中での固有粘度は0.62dl/iであった
。
び窒素置換装置を付した11のフラスコを冷水中に固定
した。フラスコ内を窒素ガスによシ置換した後、脱水精
製した500ゴのジメチルアセトアミド及び24.40
g(0,121モル)の4,4′−ジアミノジフェニ
ルエーテルを投入し、この溶液を20〜25℃に保ちつ
つ49.09II(0,152モル)の3.3t4.4
’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を滴下ロ
ートから30分間で添加し、この温度で6時間反応を行
なった後、9.1011(0,0427モル)のp−、
アミノフェニルトリメトキシシランを添加しこの温度で
2時間さらに45〜50℃で2時間反応を行ない淡黄色
透明液である本発明のポリアミド酸組成物溶液が得られ
た。この溶液の25℃での回転粘度は320センチポイ
ズであり、溶液中に含まれるポリアミド酸のジメチルア
セトアミド中での固有粘度は0.62dl/iであった
。
ここで回転粘度とはE型粘度計(株式会社東京計器製V
ISCONICFa )を使用して温度25℃で測定し
た粘度である(以下同じ)。
ISCONICFa )を使用して温度25℃で測定し
た粘度である(以下同じ)。
比較例1
4.4′−ジアミノジフェニルエーテルの添加量を23
.31g(0,116モル)、3.3’、 4.4’−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物の添加量を4
6.90.9 (0,146モル)及びp−アミノフェ
ニルトリメトキシシランの添加量を12.42.9(0
,0582モル)に変更した以外は実施例1と同様の装
置、方法、原料及び反応条件で反応を行ない25℃での
回転粘度が315センチポイズである淡黄色透明液が得
られた。この溶液に含まれるポリアミド酸のジメチルア
セトアミド中での固有粘度は0.62 di/ Iであ
った。
.31g(0,116モル)、3.3’、 4.4’−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物の添加量を4
6.90.9 (0,146モル)及びp−アミノフェ
ニルトリメトキシシランの添加量を12.42.9(0
,0582モル)に変更した以外は実施例1と同様の装
置、方法、原料及び反応条件で反応を行ない25℃での
回転粘度が315センチポイズである淡黄色透明液が得
られた。この溶液に含まれるポリアミド酸のジメチルア
セトアミド中での固有粘度は0.62 di/ Iであ
った。
比較例2
4.4′−ジアミノジフェニルエーテルの添加量を26
.28.9 (0,131モル)、3.3′、4.4’
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物の添加量を
52.87 ll(0,164モル)及びp−アミノフ
ェニルトリメトキシシランの添加量を3.50 /i(
0,0164モル)に変更した以外は実施例1と同様の
装置、方法、原料及び反応条件で反応を行ない25℃で
の回転粘度が323センチボイズである淡黄色透明液が
得られた。この溶液に含まれるポリアミドのジメチルア
セトアミド中での固有粘度は0.60dl/11であっ
た。
.28.9 (0,131モル)、3.3′、4.4’
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物の添加量を
52.87 ll(0,164モル)及びp−アミノフ
ェニルトリメトキシシランの添加量を3.50 /i(
0,0164モル)に変更した以外は実施例1と同様の
装置、方法、原料及び反応条件で反応を行ない25℃で
の回転粘度が323センチボイズである淡黄色透明液が
得られた。この溶液に含まれるポリアミドのジメチルア
セトアミド中での固有粘度は0.60dl/11であっ
た。
実施例2
実施例1と同様の装置及び方法で29.20g(0,1
47モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタンを1
5〜20℃に保った5 00 mlのN−メチル−2−
ピロリドン中に投入し、溶解させた後、これに36.1
3 !i(0,166モル)のピロメリット酸二無水物
を30分間で添加しこの温度で3時間さらに25〜30
℃で2時間反応を行なった。その後4.891!(0,
0221モル)の3−アミノプロビルトリメトキシシラ
ンを添加しこの温度で10時間反応を行なった結果、2
5℃での回転粘度が2,200センチボイズである淡黄
色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明のポ
リアミド酸のN−メチル−2−ピロリドン中での固有粘
度は2.1 dl/ 11であった。
47モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタンを1
5〜20℃に保った5 00 mlのN−メチル−2−
ピロリドン中に投入し、溶解させた後、これに36.1
3 !i(0,166モル)のピロメリット酸二無水物
を30分間で添加しこの温度で3時間さらに25〜30
℃で2時間反応を行なった。その後4.891!(0,
0221モル)の3−アミノプロビルトリメトキシシラ
ンを添加しこの温度で10時間反応を行なった結果、2
5℃での回転粘度が2,200センチボイズである淡黄
色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明のポ
リアミド酸のN−メチル−2−ピロリドン中での固有粘
度は2.1 dl/ 11であった。
実施例3
実施例1と同様の装置及び方法で29.8811(0,
210モル)の1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘ
キサンを10〜15℃に保った500−のN−メチル−
2−ピロリドン中に投入した後、これに68.73 #
(0,315モル)のピロメリット酸二無水物を1時
間で添加し、この温度で4時間反応を行なった。その後
30.12.9(0,168モル)の3−アミノプロピ
ルトリメトキシシランを添加しこの温度で5時間更に5
0〜55℃で1時間反応を行なった結果、25℃での回
転粘度が241センチボイズである淡黄色透明液が得ら
れた。この溶液中に含まれる本発明のポリアミド酸のN
−メチル−2−ピロリドン中の固有粘度は0.33 d
i/ iであった。
210モル)の1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘ
キサンを10〜15℃に保った500−のN−メチル−
2−ピロリドン中に投入した後、これに68.73 #
(0,315モル)のピロメリット酸二無水物を1時
間で添加し、この温度で4時間反応を行なった。その後
30.12.9(0,168モル)の3−アミノプロピ
ルトリメトキシシランを添加しこの温度で5時間更に5
0〜55℃で1時間反応を行なった結果、25℃での回
転粘度が241センチボイズである淡黄色透明液が得ら
れた。この溶液中に含まれる本発明のポリアミド酸のN
−メチル−2−ピロリドン中の固有粘度は0.33 d
i/ iであった。
比較例3
1.3−ヒス(アミノメチル)シクロヘキサyの添加量
を24.81 g(0,174モル)、ピロメリット酸
二無水物の添加量を57.069(0,262モル)及
び3−アミノプロピルトリメトキシシランの添加量を4
6.88.9’ (0,262モル)に変更した以外は
実施例3と同様の装置、方法、原料及び反応条件で反応
を行ない25℃での回転粘度が227センチボイズであ
る淡黄色透明液が得られた。この溶液に含まれるポリア
ミド酸のN−メチ/I/−2−ピロリドン中での固有粘
度はg、a sdt/ Iであった。
を24.81 g(0,174モル)、ピロメリット酸
二無水物の添加量を57.069(0,262モル)及
び3−アミノプロピルトリメトキシシランの添加量を4
6.88.9’ (0,262モル)に変更した以外は
実施例3と同様の装置、方法、原料及び反応条件で反応
を行ない25℃での回転粘度が227センチボイズであ
る淡黄色透明液が得られた。この溶液に含まれるポリア
ミド酸のN−メチ/I/−2−ピロリドン中での固有粘
度はg、a sdt/ Iであった。
実施例4
実施例1と同様の装置及び方法で39.75.9(0,
200モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタン及
び19.24.9 (0,0902モル)のp−アミノ
フェニルトリメトキシシランを15〜20℃に保った5
00−のN、N−ジメチルホルムアミド中に投入した後
、これに59.02.9 (0,271モル)のピロメ
リット酸二無水物を45分間で添加し、この温度で10
時間さらに50〜55℃で1時間反応を行なった結果、
25℃での回転粘度が82センチポイズである淡黄色透
明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明のポリア
ミド酸のN、N−ジメチルホルムアミド中の固有粘度は
0.18dt/lであった。
200モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタン及
び19.24.9 (0,0902モル)のp−アミノ
フェニルトリメトキシシランを15〜20℃に保った5
00−のN、N−ジメチルホルムアミド中に投入した後
、これに59.02.9 (0,271モル)のピロメ
リット酸二無水物を45分間で添加し、この温度で10
時間さらに50〜55℃で1時間反応を行なった結果、
25℃での回転粘度が82センチポイズである淡黄色透
明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明のポリア
ミド酸のN、N−ジメチルホルムアミド中の固有粘度は
0.18dt/lであった。
実施例5
実施例1と同様の装置及び方法で10.46g(0,0
522モL)の4,4′−ジアミノジフェニルエーテル
を10〜15℃に保った50011LlのN、N−ジメ
チルアセトアミド中に投入した後、これに16.82.
9 (0,0522モル)の3. s’、 4.4’−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を10分間で
添加し、この温度で3時間反応を行なった。その後これ
に89.16.jir(0,418モル)のp−アミノ
フェニルトリメトキシシランを添加した後、再び84.
18.9 (0,2612モル)の3.3; 4゜4′
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を添加しこ
の温度で5時間、40〜45℃で2時間反応を行なった
結果、25℃での回転粘度が42センチボイズである淡
黄色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明の
ポリアミド酸のN、N−ジメチルアセトアミド中の固有
粘度は0.06 d7!/ iであった。
522モL)の4,4′−ジアミノジフェニルエーテル
を10〜15℃に保った50011LlのN、N−ジメ
チルアセトアミド中に投入した後、これに16.82.
9 (0,0522モル)の3. s’、 4.4’−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を10分間で
添加し、この温度で3時間反応を行なった。その後これ
に89.16.jir(0,418モル)のp−アミノ
フェニルトリメトキシシランを添加した後、再び84.
18.9 (0,2612モル)の3.3; 4゜4′
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物を添加しこ
の温度で5時間、40〜45℃で2時間反応を行なった
結果、25℃での回転粘度が42センチボイズである淡
黄色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明の
ポリアミド酸のN、N−ジメチルアセトアミド中の固有
粘度は0.06 d7!/ iであった。
実施例6
実施例1と同様の装置及び方法で18.47g(0,0
931モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタン及
び2.57 g (,0,0103モル)の1,3−ビ
ス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンを20〜25℃に保った500−〇N
−メチルー2−ピロリドン中に投入した後、これに30
,0911(0,138モル)のピロメリット酸二無水
物を30分間で添加し、この温度で10時間反応を行な
った。その後これに12.22.9(0,0552モル
)の3−アミノプロピルトリエトキシシランを添加しこ
の温度で2時間さらに45〜50℃で1時間反応を行な
った結果、25℃での回転粘度が614センチボイズで
ある淡黄色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本
発明のポリアミド酸のN−メチルピロリドン中での固有
粘度はo、s 4 di/ 11であった。
931モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタン及
び2.57 g (,0,0103モル)の1,3−ビ
ス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンを20〜25℃に保った500−〇N
−メチルー2−ピロリドン中に投入した後、これに30
,0911(0,138モル)のピロメリット酸二無水
物を30分間で添加し、この温度で10時間反応を行な
った。その後これに12.22.9(0,0552モル
)の3−アミノプロピルトリエトキシシランを添加しこ
の温度で2時間さらに45〜50℃で1時間反応を行な
った結果、25℃での回転粘度が614センチボイズで
ある淡黄色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本
発明のポリアミド酸のN−メチルピロリドン中での固有
粘度はo、s 4 di/ 11であった。
実施例7
実施例1と同様の装置及び方法で39.82g(0,1
99モル)の4,4′−ジアミノジフェニルエーテル及
び37.23 、F (0,199モル)のベンゾグア
ナミンを25〜30℃に保った50011LtのN−メ
チル−2−ピロリドン中に投入した後、これItC10
8,45g (0,497モル)のピロメリット酸二無
水物を1時間で添加し、この温度で6時間反応を行なっ
た。その後これ[35,23g(0,159モル)の3
−アミノプロピルトリエトキシシランを添加し、この温
度で2時間さらに55〜60℃で1時間反応を行なった
結果、25℃での回転粘度が123センチボイズである
淡黄色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明
のポリアミド酸のN−メチル−2−ピロリドン中での固
有粘度は0.10#/IIであった。
99モル)の4,4′−ジアミノジフェニルエーテル及
び37.23 、F (0,199モル)のベンゾグア
ナミンを25〜30℃に保った50011LtのN−メ
チル−2−ピロリドン中に投入した後、これItC10
8,45g (0,497モル)のピロメリット酸二無
水物を1時間で添加し、この温度で6時間反応を行なっ
た。その後これ[35,23g(0,159モル)の3
−アミノプロピルトリエトキシシランを添加し、この温
度で2時間さらに55〜60℃で1時間反応を行なった
結果、25℃での回転粘度が123センチボイズである
淡黄色透明液が得られた。この溶液中に含まれる本発明
のポリアミド酸のN−メチル−2−ピロリドン中での固
有粘度は0.10#/IIであった。
比較例4
実施例1と同様の装置及び方法で32.55g(0,1
64モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタンを2
0〜25℃に保った50011LlのN−メチル−2−
ピロリドン中に投入した後、これに55.65.9’
(0,173モル)の3.3.4.4’−ベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸二無水物を30分間で添加し、この
温度で3時間反応を行なった。その後これK 2.68
g(0,0121モル)の3−アミノプロピルトリエ
トキシシランを添加し、この温度で1時間、さらに30
〜35℃で1.5時間反応を行なった結果、25℃での
回転粘度が2.100センチボイズである淡黄色透明液
が得られた。この溶液中に含まれるポリアミド酸のN−
メチル−2−ピロリドン中での固有粘度は1.6di
/ 11であった。
64モル)の4,4′−ジアミノジフェニルメタンを2
0〜25℃に保った50011LlのN−メチル−2−
ピロリドン中に投入した後、これに55.65.9’
(0,173モル)の3.3.4.4’−ベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸二無水物を30分間で添加し、この
温度で3時間反応を行なった。その後これK 2.68
g(0,0121モル)の3−アミノプロピルトリエ
トキシシランを添加し、この温度で1時間、さらに30
〜35℃で1.5時間反応を行なった結果、25℃での
回転粘度が2.100センチボイズである淡黄色透明液
が得られた。この溶液中に含まれるポリアミド酸のN−
メチル−2−ピロリドン中での固有粘度は1.6di
/ 11であった。
参考のために実施例1〜7及び比較例1〜4で使用した
原料の量A、 B、 C(モル)並びにC/(A−B)
及びC/(B+C)を第1表に示す。
原料の量A、 B、 C(モル)並びにC/(A−B)
及びC/(B+C)を第1表に示す。
使用試験1
次のような接着性試験を行なった。
スライドガラス、アルミ板及び銅板の表面に第2表に示
す各側で得られた各種塗布液をスピンナーによシ塗布し
100℃で1時間予備乾燥後300℃で1時間焼成し、
1〜2μmの皮膜を形成せしめた。(ただし、実施例3
及び比較例3の塗布液については200℃で1時間焼成
した。) また皮膜間の接着性試験のために実施1〜7、比較例1
及び3の塗布液については上・記のように形成せしめた
スライドガラス上の皮膜の上に、また比較例2及び4の
塗布液については上記のように形成せしめたアルミ板上
の皮膜の上にそれぞれ同一塗布液を塗布し上記同一条件
で焼成し積層した塗膜を形成せしめた。このようにして
得られた11種類の塗布液を用いた各々4種類の塗膜に
切目を入れて一辺2Bの正方形の小片に細分し、その表
面にセロハンテープをはり付けて直ちにはがした。その
ときセロハンテープとともにはがれた塗膜小片の数をは
がす前の100個当たシの数で表わした結果を第1表に
示した。これによると本発明のポリアミド酸の多種類の
基盤に対する良好な接着性が明らかである。
す各側で得られた各種塗布液をスピンナーによシ塗布し
100℃で1時間予備乾燥後300℃で1時間焼成し、
1〜2μmの皮膜を形成せしめた。(ただし、実施例3
及び比較例3の塗布液については200℃で1時間焼成
した。) また皮膜間の接着性試験のために実施1〜7、比較例1
及び3の塗布液については上・記のように形成せしめた
スライドガラス上の皮膜の上に、また比較例2及び4の
塗布液については上記のように形成せしめたアルミ板上
の皮膜の上にそれぞれ同一塗布液を塗布し上記同一条件
で焼成し積層した塗膜を形成せしめた。このようにして
得られた11種類の塗布液を用いた各々4種類の塗膜に
切目を入れて一辺2Bの正方形の小片に細分し、その表
面にセロハンテープをはり付けて直ちにはがした。その
ときセロハンテープとともにはがれた塗膜小片の数をは
がす前の100個当たシの数で表わした結果を第1表に
示した。これによると本発明のポリアミド酸の多種類の
基盤に対する良好な接着性が明らかである。
第 1 表
以上
手続補正書(自発)
昭和60年8月2J日
8.〜1.;・、
特許庁長官宇賀道部殿 7.〜・・・1、事件の表
示 昭和60年特許願第117959号 2、発明の名称 高接着性シリコン含有ポリアミド酸の製造法8、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区中之島三丁目6番32号(〒530)
(207)チッソ株式会社 代表者野木貞雄 4、代理人 東京都新宿区新宿2丁目8番1号(〒160)新宿セブ
ンビル303号室 1 ・: (6601)弁理士 佐々井 弥太部 ; ;11,
1 (電話 354−1285) 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)本願明細書第35頁第1表と「以上」の間に次の
文及び表を挿入する。
示 昭和60年特許願第117959号 2、発明の名称 高接着性シリコン含有ポリアミド酸の製造法8、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区中之島三丁目6番32号(〒530)
(207)チッソ株式会社 代表者野木貞雄 4、代理人 東京都新宿区新宿2丁目8番1号(〒160)新宿セブ
ンビル303号室 1 ・: (6601)弁理士 佐々井 弥太部 ; ;11,
1 (電話 354−1285) 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)本願明細書第35頁第1表と「以上」の間に次の
文及び表を挿入する。
「使用試験2
次の様な硬度測定実験を行なった。
スライドガラスの表面に第2表に示す各種塗布液をスピ
ンナーにより塗布し、100°Cで1時間予備乾燥後2
00°Cで1時間あるいは300°Cで1時間焼成し、
1〜2μmの皮膜を形成せしめた。この皮膜の表面の鉛
筆硬度(JIS K 5400)を測定しその結果を第
2表に示した、この結果から明らかなように式(7)の
アミノシリコン化合物から得られたフェスを使用した塗
膜は著しくその硬度が大であることが明らかである。ま
た使用状MIi1の結果及びその化学構造からみて本発
明のポリアミド酸組成物のうち式(7)のアミノシリコ
ン化合物を使用したものについては多種類の基材との良
好な接着性と同時にその塗膜は著しく大きい硬度を有し
ているおり、また高い耐熱性を有していることが容易に
推定され、その実用的価値は大きいものと言える。
ンナーにより塗布し、100°Cで1時間予備乾燥後2
00°Cで1時間あるいは300°Cで1時間焼成し、
1〜2μmの皮膜を形成せしめた。この皮膜の表面の鉛
筆硬度(JIS K 5400)を測定しその結果を第
2表に示した、この結果から明らかなように式(7)の
アミノシリコン化合物から得られたフェスを使用した塗
膜は著しくその硬度が大であることが明らかである。ま
た使用状MIi1の結果及びその化学構造からみて本発
明のポリアミド酸組成物のうち式(7)のアミノシリコ
ン化合物を使用したものについては多種類の基材との良
好な接着性と同時にその塗膜は著しく大きい硬度を有し
ているおり、また高い耐熱性を有していることが容易に
推定され、その実用的価値は大きいものと言える。
第2表
以上
Claims (5)
- (1)下記の式(1)で表わされるテトラカルボン酸二
無水物Aモル、式(2)で表わされるジアミンBモル、
式(3)で表わされるアミノシリコン化合物Cモルを式
(4)及び式(5)の関係を存在せしめ反応を行なうこ
とを特徴とする溶媒中温度30±0.01℃、濃度0.
5重量%で測定された固有粘度が0.05〜5dl/g
であるシリコン含有ポリアミド酸の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼……………(1) NH_2−R^2−NH_2……………(2) NH_2−R^3−SiR^4_3_−_kX_k……
………(3) 1≦C/(A−B)≦1.8……………(4) 0.1≦C/(B+C)……………(5) 〔式(1)〜(3)に於いてR^1は4価の炭素環式芳
香族基を表わし、R^2は炭素数2〜12個の脂肪族基
、炭素数4〜30個の脂環式基、炭素数6〜30個の芳
香脂肪族基、炭素数6〜30個の炭素環式芳香族基、次
式(6)で表わされるポリシロキサン基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、ここにR^8は炭素数8以下の脂肪族基、芳
香脂肪族基または水素を表わす。) で表わされる基であり、R^3は−(CH_2)_s−
、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼であり(ただし、こ
こにsは1〜4の整数を表わす。)、R^4は独立に炭
素数1〜6のアルキル基、フェニル基または炭素数7〜
12個のアルキル置換フェニル基を表わし、Xは独立に
アルコキシ基、アセトキシ基またはハロゲンを表わし、
kは1≦k≦3の値をとる。 ▲数式、化学式、表等があります▼……………(6) {ここにR^5は独立に−(CH_2)_s−、▲数式
、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が
あります▼または▲数式、化学式、表等があります▼で
あり(ただしsは1〜4の整数を示す。)、R^6は独
立に炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基または炭素
数7〜12個のアルキル置換フェニル基を表わし、lは
1≦l≦100の値をとる。}〕 - (2)前記反応を該反応の原料の全量との合計量基準で
40重量%以上の反応溶媒の存在下に行なうことを特徴
とする第(1)項記載の方法。 - (3)前記反応を0℃以上60℃以下で行なうことを特
徴とする第(1)項又は第(2)項記載の方法。 - (4)前記反応を0.2〜20時間反応させることを特
徴とする第(1)、(2)又は(3)項記載の方法。 - (5)前記式(3)のアミノシリコン化合物が下記式(
7)で表わされる化合物であることを特徴とする第(1
)項ないし第(4)項のいずれかに記載の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼……………(7) (ここにR^7は独立にメチル基又はエチル基を表わす
。)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60117959A JPH0617474B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 高接着性シリコン含有ポリアミド酸の製造法 |
EP86303362A EP0208396B1 (en) | 1985-05-31 | 1986-05-02 | Process for producing highly adherent silicon-containing polyamic acid and crosslinked silicon-containing polyimide |
DE8686303362T DE3678052D1 (de) | 1985-05-31 | 1986-05-02 | Verfahren zur herstellung von siliciumenthaltender haftender polyamidsaeure und vernetzte polyimide. |
US07/093,143 US4818806A (en) | 1985-05-31 | 1987-09-02 | Process for producing highly adherent silicon-containing polyamic acid and corsslinked silicon-containing polyimide |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP60117959A JPH0617474B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 高接着性シリコン含有ポリアミド酸の製造法 |
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---|---|
JPS61287926A true JPS61287926A (ja) | 1986-12-18 |
JPH0617474B2 JPH0617474B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=14724482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60117959A Expired - Lifetime JPH0617474B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 高接着性シリコン含有ポリアミド酸の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
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EP (1) | EP0208396B1 (ja) |
JP (1) | JPH0617474B2 (ja) |
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