JPS6069822A

JPS6069822A - 磁気記録媒体

Info

Publication number: JPS6069822A
Application number: JP58150157A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Ido; 井戸　忠; Osamu Kubo; 修久保; Tatsumi Maeda; 前田　辰巳; Masahiro Fukazawa; 深沢　昌広; Tsutomu Nomura; 野村　力
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-08-19
Filing date: 1983-08-19
Publication date: 1985-04-20
Also published as: US4606971A; JPS6255208B2; EP0137949B1; EP0137949A2; DE3480749D1; EP0137949A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は磁気記録媒体に関し、更に詳しくは、窩密度記
録が可能な磁気記録媒体に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

磁気記録媒体は、例えばポリエチレンテレフタレー）　
（ＰＥＴ　）樹脂からなる支持基体の表面に、所定の磁
性粉がステアリン酸のような分散剤とともに例えば塩化
ビニル、酢酸ビニルのような樹脂結合剤に分散されて成
る磁気塗料を塗布して磁性粉の層を形成することによっ
て製造されている。

その際、従来は、磁気記録、再生にはγ−Ｆｅ２０３ｒ
Ｃｒ０２などの針状結晶からなる磁性粉を記録媒体の面
内長手方向に配向させ、面内長手方向の残留磁化を利用
する方式が一般的である。しかしこの記録再生方式では
、記録の高密度化にｆｔつてイ４．気記録媒体内の反磁
界が増加する傾向が大きくなり、特に短波長領域におけ
る記録再生が悪くなるという欠点がある。この反磁界に
打ち勝って高密度記録を行うには記録媒体の保磁力を高
める一方、磁気記録層を薄くする必要がある。しかしな
がら、現状では磁気記録層の高保磁力化は困難であり、
壕だ磁気記録層をドγくすることは再生信号の特性低下
を招くなどの問題があり好ましくない。結局、従来よシ
の針状磁性粉を面内長手方向に配向させ該方向の残留磁
化を利用する方式によっては、磁気記録の高密度化は困
暴である。

そこで、磁気記録媒体の面に対し垂直方向の残留磁化を
用いる方式が提案された。このような垂直磁化記録方式
においては、用いる磁性粉は記録媒体の表面に対して垂
直な方向に磁化容易軸を有していることが必要である。

゛現在のところ、次のような記録媒体が提案されている
。

一つは、支持基体の表面にスパッタ法によってＣｏ　−
Ｃｒ合金膜を形成したものである。しかし、この記録媒
体の場合、ｃｏ−Ｃｒ合金膜と磁気ヘッドとが］Ｓ動す
る際に記録媒体と磁気ヘッド双方の損耗がはなはだしく
なること、記録媒体自体が可とう性に劣り取扱いが困離
であること、円には製造上の生産性が低いことなどの欠
点があシ、ノ二用釦は供し難いものであった。

このようなことから、不発［＋１７者らは、六方晶系−
軸結晶磁気異方性を有する大方晶フェライト粉を用いた
垂直磁化方式の記録表１１°、体を提案した（　′ｒＥ
Ｔ開昭５６−６１１０１号参照）。ここで用いる磁性ね
娃、ミクロに観察すると、平面が六角面で、ある厚みを
有する六角柱状体又は六角板状体であり、該六角面と垂
直な方向に磁化容易軸を有するものである。

この磁性粉を用いた磁気記録媒体は従来のものに比べる
と大幅な高密度記録が可能である。

しかしながら、近時、情報量の増大に伴ない、更に高密
度記録を可能にする磁気記録媒体のＩ］１］杭；が強く
望まれている。

〔発明の目的〕

本発明は、本発明者らが提案している上記磁気記録媒体
よシもその高密度記録が可能でＪ）る、更に改良された
磁気記録媒体の提供を目的とする。

〔発明の概要〕

本発明者らは、上記目的を達成すべく六方晶系−＋ｉｉ
ｌ＋結晶磁気異方性を有する磁性粉の形状に関し詳細に
倹ｉｔを加えたところ、磁性粉を構成する六角柱状体又
は六角板状体が所定の寸法形状にあるとき、更に優れた
高密度記録が可能になるという小実を見出し、本発明の
磁気記録媒体を開発するに到った。

すなわち、本発明の磁気記録媒体は、支持基体と、該基
体の表面に塗布された磁性粉の層とから成る磁気記（朶
婬体において、該磁性粉が、ｆＸＩ　ＸｔｉＪｉ品磁気
異方性をイｊする六方晶系結晶から成り、粒径０．０１
〜０．３　ｐ　ｍ　＋粒径と厚みとの比２．３〜１５で
あることを特徴とする。

本発明の磁気記録媒体で用いる支持基体の材料としては
、従来から用いられているものであれば何であってもよ
い。各匪の４ｆｆｔ脂シートである。

用いる磁性粉は六方晶系−軸結高磁気異方性を有するも
ので、例えば、Ｃｏ若しくはＦｅ　ｒ　Ｎｉ含有のＣｏ
合金；ＭｎＢ１合金；　ＭｎＡｔ合金；各種の希土顛（
Ｒ）とＣｏとの合金であるＲＣｏ　、　ＲＣｏ　；　ｌ
ｌｐ、　。

５　２　１７Ｓｒ　ｌ　Ｐｂ　ｔ　ｃａなどを陰有する六方晶フェラ
イト；又は該六方晶フェライトのＦｅの−γ７１＋をＣ
Ｑ　、　Ｔｉ　。

Ｎｉ　ＨＭｎ　、　Ｃｕ　＋　Ｚｎ　＋　Ｉｎ　ｐ　Ｇ
ａ　＋　Ｎｌ＞　Ｉ　Ｚｒ　ｇ　’Ｖ　＊ＡｔＱ群から
選ばれる少なくとも１簡の元どくで伽換した置換型六方
晶フェライトをあげること７）でてきる。これら磁性粉
のうち装置ｆ１型大方晶フェジイトは本発明に用いて好
適である。寸だ、保磁力が２００〜２００００ｅの範Ｉ
’ｌｌ内にある磁性粉は高密度記録にとって有用である
。

イト１々の磁）土粉ｔｉｔそのｊ立径がＯ，Ｏｉ−０，
３μｎ＋　、　Ｊ支径と厚みとの比が２．３〜１５でち
る。

、ここで粒径とは、六角柱状体又は六角板状体の六角面
（でおける角頂点間の距１〜１Ｆの最大値を！・ソゎし
、厚みとは該柱状体又は板状体の高さ又はｊ７みを表わ
すものである。

粒径が０．０１μＩｎ未満の場合には飽和磁化（σ、二
ｅｍｕ／ｇ）が充分に大きく々く、逆に０．３１ｔｍを
超えると、高密度記録が達成されない（・」：がりでは
なく記録再生時に発生ノイズが大きくなって不適てある
。

粒径と厚みの比が２，３より小さい場合には、ｎ口触再
生時の出力が低くなり高密度記録カス達成できたとはい
いがたい。逆に比が１５を超えると、磁性粉の形状が極
めて薄くなシ磁性粉の厚み力；高々２００Ｘ程度となっ
て再生出力に太きく　ＺＦ与づ−る飽和磁化が減少する
。まだ磁性粉を（財月旨糸、ζ合前に分散して磁気塗料
を作成する時、磁性粉→；”いため破壊されやすくなる
。

本発明にかかる磁性粉は、例えば特Ｇδｌ］Ｂ　５６　
”−６７９０４号に開示されているガラス結晶イヒ法又
は特開昭５６−１６０３２８号に開示されている共汽り
法などの手法を用いて調製すること７５；できる。

はだ、本発明の記録媒体は、上記しブヒ磁性粉を公知の
樹脂結合剤に分散剤とともに仕付にせしめて磁気塗料と
し、これを支持基体の表面にｒｎ布することにより　Ｇ
易に調製することができる。このとき、磁気塗料を塗布
した後、これにＤｉ定の磁場をかけると磁性粉の配向を
高めること力１できて有効でちる。

〔発明の実施例〕

表に示しだ仕様のＣＯ・−Ｔｉ置換１１ａフーニライ）
　１）を９陣頭用７行した。

表中、試料３〜試料８は本発明にかかる磁性１１）。

試料１．試料２．試料９は比較例である。

これらを用いて下記する組成の磁気塗料を副クリし、１
μｎ＋フイルタで濾過した後、ＰＥＴフイルノ、−にに
塗布した。

磁性粉１００重量部、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体１
０−、ａ置部９月？　ＩＪウレタン１０重量部、レシチ
ン４ｆｆｌ量部９メチルイソブチルケ）　７９３７ｉ　
（７（部＊　）ルエン９３　重ｆｆｉ部＊　コロネー１
−Ｌ（商品名、日本ポリウレタン社製、ポリイソシアネ
ート化合物）ａｍｆｆ１部。

つき゛に、ＰＥＴフィルム表面の垂直方向に４００００
ｅの磁界を作用させて磁性粉を磁場配向した後乾燥し、
カレンダー処理を施こして表面平滑にした。

これを１／２インチ帖に切Ｆ所して試片とした。

これら試片に磁気配係を行なった後、再生出力を測定し
てそのテープ特性を調べた。このとき使用した磁気ヘッ
ドはリング型のフェライトヘッドでギヤラフ０１ト冨０
．３μフｎ＋　トラック中：ｆ１３５７１ｍであシ、ヘ
ッドとテープの相対速度は３．７５　ｍ／　ｓｅｃ　、
記録周波数は４ＭＪ（ｚであった。結果を図に示した。

図からｊｌＪらかなように、粒径と厚みの比が２．３よ
り小さい場合には再生出力が小さくかつ急徴に変化して
不安定であるが、２，３よシ大きくなると再生出力はよ
り太きくなシかつ変化が小さくなって安定化する。しか
し、１５を超えると磁性粉のりの低下にともなって再生
出力が減少し、（・１覧気記録媒体としての有用性に欠
ける。

〔発明の効果〕

本発明の磁気記録媒体は高密度記録が可能で、再生出力
も太きく、シかもその１ミ′↓造は（Ａｊ　Ｊ＝の？ｈ
布方式をそのまま適用できるので工業的に有用て、らる
。

【図面の簡単な説明】

図は実施例で作製した磁気チーブ試片に卦ける磁性粉の
粒径／厚みと再生出力との門（；ｔＮ図である。第１頁の続き０発　明　者　野　村　力　川崎市幸区小向“研究所内東芝町１番地　東京芝浦電気株式会社総合手続補正書昭和５８年１０月２Ｇ日特許庁長官　志　賀　学　殿 ■、小事件表示昭和５８年特許願第１５０１５７号２、発明の名称磁気記録媒体３、補正をする者Ｌ１￥件との関係　特許出願人名称　（３０７）　株式会社　東芝４、代理人５、補正命令の１」イ９Ｊ　自発６、補正の対象　明細書の特許請求の範囲、発明の詳細
な説明及び図面の簡単な説明の各欄並びに図面７、補正
の内容ｙ’ｌ゛Ｔ：’−＼　昭和５９年４月２日名称変更済（
一括）■、明細書の特許請求の範囲を別紙のとおりに補
正する。ＩＩ　、明細書の発明の詳細な説明の欄を以下のとおり
に補正する。（１）明細書５頁１３〜１４行目に記載の［比２．３〜
１５である」を「比が２．３〜１５であり、また、該磁
性粉のタッピング充填率が１５％以りである」と補正す
る。（２）明細書６頁１１〜１２行目に記載の「個々の磁性
粉は・・・・・・である。」を「個々の磁性粉はその粒
径か０．０１−０．３１Ｌｍ　、好ましくは０．０３−
０．２　）ｔ、　ｍ　。ａ径と厚みとの比が２．３〜１５．好ましくは２．８〜
５である。」と補正する。（３）明細書７頁９行目に記載の「め破壊されやすくな
る。」に続けて以下の文章を挿入する。「タンピング充填率は、粉体をいれた長い円筒容器を一
定の高さく４Ｃ！Ｉ＋）から落下させ、そのときの粉体
の重量を粉体が占有する体積で除して得た値を更に粉体
の真比重で除した値を百分率表示したものである。このタッピング充填率が大きいということは、粉体の充
填性が良好であることを意味し１例えばそれは、粉体の
形状が均一であり、粉体間に間隙が少なく、また粒度分
布がシャープであることに相占する。塗ＩＯ型の磁気記録媒体においては、磁性粉をバインタ
ー中に均一に分散させ、これを支持基体の表面に塗布す
る。タンピング充填率が大きい磁性粉は、磁気記録媒体
中においてもその充填密度が大きく、電磁変換特性のう
ち出力に関係する磁化を大きくすることができて有用で
ある。この充填率が１５％未満である場合には、磁性粉の強い
凝集が認栃られ、かつ、得られた磁気記録媒体のＳ／Ｎ
が低くなる。充填率が１５％より大きくなると１個々の
磁性粉がよく分離されていて得られた磁気記録媒体のＳ
／Ｎが高くなる。」（４）明細書８頁　１行目と　２行
目の間に「実施例１」を挿入する。（５）明細書８頁最終行に記載の「塩化ビニル酢酸ビニ
ル」を「塩化ビニル−酢酸ビニル」と補正する。（６）明細書８頁に記載の表を以下のように補正する。（７）明細書９頁１５．１６６行目記載の「図」を「第
１図」と補正する。（８）明細書１０頁２行目に記載の「・・・・・・有用
性に欠ける。」につづけて以下の実施例２を挿入する。「実施例２表に示した仕様のＧｏ−Ｔｉ置換Ｂ８フェライト粉５種
類を用意した。表中、試料３〜試料５は本発明にかかわる磁性粉、試料
ｌ、試料２は比較例である。磁性粉１００重量部に対して塩化ビニル−酢酸ビニル重
合体１０重量部、ポリウレタン１０重量部、レシチン４
重量部、メチルイソブチルケトン９３重量部、トルエン
９３重量部、コロネートＬ３重早部を用いて磁気塗料を
調製した。ついで各塗ネ゛］をそれぞれポリエチレンテ
レフタレートフィルム」−に塗布し、フィルムに垂直に
４００００ｅの磁界を作用させた後乾燥し、カレンダー
処理を施して表面平滑にした。これを　１７２インチ１
１Ｊに切断して試片とした。これら試片に磁気記録を行った後、再生出力を測定して
そのテープ特性を調べた。このとき使用した磁気ヘッド
はリング型のフェライトヘッドでキャップＩＩＪ０．３
用ｒｎ、トラック＋１３５ｐｍであり、ヘッドとテープ
の相対速度は３．７５ｍ／ｓＩｌ！ｃ、記録周波数は４
ＭＨｚであった。結果を第２図に示した。第２図から明らかなように、タンピング充填率が）５％
ν下の場合は再生出力とノイズとの比。Ｓ／Ｎが小さい。逆に１５％以」二の場合にはＳ／Ｎが
大きくなり、かつ安定している。」 ■１図面の簡単な説明の欄（明細書１０頁８〜１０行目
）を以下のように補正する。「第１図は実施例１で作成した磁気テープ試片における
磁性粉の粒径／厚み、すなわち板状比と再生出力との関
係図であり、第２図は、実施例２におけるタッピング充
填率とＳ／Ｎとの関係図である。」 ■０図面において、原出願に添付のものを第１図と補正
し、第２図を別紙のとおり追加する。特許請求の範囲１、支持基体と、該基体の表面に塗布された磁性粉の層
とから成る磁気記録媒体において、該磁性粉が、−軸結
晶磁気異方性を有する大方晶系結晶から成り、粒径０．
０１〜０．３ｐｍ　、粒径と厚みとの比が２．３〜１５
であ番、また、１少磁　ｔのり・・ピング　ｒ率が１５
′ｏ゛上で　ることを特徴とする磁気記録媒体。２、該磁性粉の保磁力が２００〜２０００エールステン
ドである特許請求の範囲第１項記載の磁気記録媒体。３、該磁性粉が六方晶フェライト粉又は置換型六方晶フ
ェライト粉である特許請求の範囲第１項又は第２項記載
の磁気記録媒体。４、該置換型六方晶フェライトが、六方晶フェライトの
鉄の一部をコバルト、チタン、ニッケル、マンガン、銅
、亜鉛、インジウム、カリウム、ニオブ、ジルコニウム
、バナジウム、アルミニウムの群から選ばれる少なくと
も１種の元素で置換して成る特許請求の範囲第３項記載
の磁気記録奴体。Ｔ翫（ｄＢ）第２図夕、ｌ：・ング充−を艮ｑ＜％）□

Claims

【特許請求の範囲】１、支持基体と、該基体の表面に塗布された磁性粉の磨
とから成る磁気記録媒体において、該磁性粉が、−５ｉ
ｈ結晶磁気異方性を有する大方晶系結晶から成り、粒径
０．０１〜０゜３μｍ９粒径と厚みとの比２，３〜１５
であることを特徴とする磁気記録媒体。２、　該磁性粉の保磁力が２００〜２０００エールステ
ツドである特許請求の範囲第１項記載の磁気記録媒体。３、該磁性粉が六方晶フェライト粉又は置換型六方晶フ
ェライト粉である特許請求の範囲第１項又は第２項記載
の磁気記録媒体。４、該置換型六方晶フェライトが、六方晶フェライトの
鉄の一部をコバルト、チタン、ニッケル。マンガン、（同、亜鉛、インクウム、ガリウム、ニオブ
、ジルコニウム、バナノウム、アルミニウムの群から選
ばれる少なくとも１種の元素でＨｔ′ｙ　＋。て成る特許請求の範囲第３項記載の磁気記録〃“１２什
。