JPH0677036A - 磁気記録用磁性粉およびそれを用いた磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録用磁性粉およびそれを用いた磁気記録媒体Info
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- JPH0677036A JPH0677036A JP4228571A JP22857192A JPH0677036A JP H0677036 A JPH0677036 A JP H0677036A JP 4228571 A JP4228571 A JP 4228571A JP 22857192 A JP22857192 A JP 22857192A JP H0677036 A JPH0677036 A JP H0677036A
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- magnetism recording
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の磁気記録用磁性粉は、組成式が次の
化学式で示される六方晶系フェライトであって、保磁力
（Hc）が200 〜3000 Oe 、比表面積（SSA ）が20〜60 m
2 ／ｇであることを特徴としている。ＢａＯ・ｎ（Ｆｅ
12-X-Y-ZＣｏX ＺｎY ＭZ Ｏ18）（但し、Ｍは４〜６価
から選ばれた少なくも１種の元素、ｎは0.7 〜1.1 の
数、Ｘは0 〜0.5 の数、Ｙは0.5 〜2.0 の数、Ｚは上記
化学式の価数補償する任意の数を示す。） 【効果】 本発明の磁気記録用磁性粉によれば、磁性粉
として優れたＳＦＤが得られ、これによる磁気記録媒体
は優れた電磁変換特性が得られた。
化学式で示される六方晶系フェライトであって、保磁力
（Hc）が200 〜3000 Oe 、比表面積（SSA ）が20〜60 m
2 ／ｇであることを特徴としている。ＢａＯ・ｎ（Ｆｅ
12-X-Y-ZＣｏX ＺｎY ＭZ Ｏ18）（但し、Ｍは４〜６価
から選ばれた少なくも１種の元素、ｎは0.7 〜1.1 の
数、Ｘは0 〜0.5 の数、Ｙは0.5 〜2.0 の数、Ｚは上記
化学式の価数補償する任意の数を示す。） 【効果】 本発明の磁気記録用磁性粉によれば、磁性粉
として優れたＳＦＤが得られ、これによる磁気記録媒体
は優れた電磁変換特性が得られた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録用磁性粉およ
びそれを用いた磁気記録媒体に関する。
びそれを用いた磁気記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、3.5 インチサイズのフロッピーデ
ィスク、ＶＴＲ用磁気テープ等に代表される磁気記録媒
体は、各分野で広く使用されるようになってきた。
ィスク、ＶＴＲ用磁気テープ等に代表される磁気記録媒
体は、各分野で広く使用されるようになってきた。
【０００３】一般に、このような磁気記録媒体は、非磁
性支持体上に磁性粉が結合剤樹脂中に分散されて成る磁
性層を備えて構成されている。このような磁性粉として
は、たとえばγ−Ｆｅ2 Ｏ3 、ＣｒＯ2 、Ｃｏ−γ−Ｆ
ｅ2 Ｏ3 などの針状磁性粉が、さらに最近ではＢａフェ
ライトに代表される六方晶系フェライト磁性粉等の磁気
記録用磁性粉が用いられている。
性支持体上に磁性粉が結合剤樹脂中に分散されて成る磁
性層を備えて構成されている。このような磁性粉として
は、たとえばγ−Ｆｅ2 Ｏ3 、ＣｒＯ2 、Ｃｏ−γ−Ｆ
ｅ2 Ｏ3 などの針状磁性粉が、さらに最近ではＢａフェ
ライトに代表される六方晶系フェライト磁性粉等の磁気
記録用磁性粉が用いられている。
【０００４】六方晶系フェライトから成る磁気記録用磁
性粉は、板状で、板面に対して略垂直方向に磁化容易軸
を有していることから、垂直方向に配向処理を施すこと
が容易であり、高密度記録に最適である。
性粉は、板状で、板面に対して略垂直方向に磁化容易軸
を有していることから、垂直方向に配向処理を施すこと
が容易であり、高密度記録に最適である。
【０００５】六方晶系フェライトには、Ｍ型、Ｗ型フェ
ライトあるいはこれらのフェライトとスピネルフェライ
トとが積層されて成る複合型フェライト等がある。
ライトあるいはこれらのフェライトとスピネルフェライ
トとが積層されて成る複合型フェライト等がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ＳＦＤ（Sw
itching feild distribution）がオーバーライト特性、
再生出力、ノイズ等の電磁変換特性に影響を及すことが
従来知られているが、上述した六方晶系フェライトにお
いては、優れたＳＦＤを有するものが開発されていない
のが現状である。尚、ＳＦＤとは、磁化反転磁界分布を
表わす値であり、ヒステリシスループの微分曲線のピー
クの半値幅と保磁力との比で示されるものである。
itching feild distribution）がオーバーライト特性、
再生出力、ノイズ等の電磁変換特性に影響を及すことが
従来知られているが、上述した六方晶系フェライトにお
いては、優れたＳＦＤを有するものが開発されていない
のが現状である。尚、ＳＦＤとは、磁化反転磁界分布を
表わす値であり、ヒステリシスループの微分曲線のピー
クの半値幅と保磁力との比で示されるものである。
【０００７】本発明は、このような課題に対処して成さ
れたもので、高密度磁気記録に最適な粒子形状を有する
六方晶系フェライトであって、しかもＳＦＤに優れた磁
気記録用磁性粉を提供することを目的とし、更に電磁変
換特性に優れた磁気記録媒体を提供することを目的とし
ている。
れたもので、高密度磁気記録に最適な粒子形状を有する
六方晶系フェライトであって、しかもＳＦＤに優れた磁
気記録用磁性粉を提供することを目的とし、更に電磁変
換特性に優れた磁気記録媒体を提供することを目的とし
ている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録用磁性
粉は、組成式が次の化学式で示される六方晶系フェライ
トであって、保磁力（Hc）が200 〜3000 Oe 、比表面積
（SSA ）が20〜60 m2／ｇであることを特徴としてい
る。
粉は、組成式が次の化学式で示される六方晶系フェライ
トであって、保磁力（Hc）が200 〜3000 Oe 、比表面積
（SSA ）が20〜60 m2／ｇであることを特徴としてい
る。
【０００９】ＢａＯ・ｎ（Ｆｅ12-X-Y-ZＣｏX ＺｎY Ｍ
z Ｏ18）（但し、Ｍは４〜６価から選ばれた少なくも１
種の元素、ｎは0.7 〜1.1 の数、Ｘは0 〜0.5 の数、Ｙ
は0.5 〜20の数、Ｚは上記化学式の価数を補償する任意
の数を示す。）また、本発明の磁気記録媒体は、上述し
た磁気記録用磁性粉が結合剤樹脂中に分散されて成る磁
性層が支持体の少なくとも一主面上に配置されているこ
とを特徴としている。
z Ｏ18）（但し、Ｍは４〜６価から選ばれた少なくも１
種の元素、ｎは0.7 〜1.1 の数、Ｘは0 〜0.5 の数、Ｙ
は0.5 〜20の数、Ｚは上記化学式の価数を補償する任意
の数を示す。）また、本発明の磁気記録媒体は、上述し
た磁気記録用磁性粉が結合剤樹脂中に分散されて成る磁
性層が支持体の少なくとも一主面上に配置されているこ
とを特徴としている。
【００１０】
【作用】本発明者等は、複合型あるいは従来知られてい
る六方晶系フェライトの置換元素及びその置換量からで
は良好なＳＦＤが得られないことを見出した。そして、
本発明者等は種々の実験から、これらを新たに特定する
ことにより良好なＳＦＤが得られる磁気記録用磁性粉を
見出し本発明に至ったものである。
る六方晶系フェライトの置換元素及びその置換量からで
は良好なＳＦＤが得られないことを見出した。そして、
本発明者等は種々の実験から、これらを新たに特定する
ことにより良好なＳＦＤが得られる磁気記録用磁性粉を
見出し本発明に至ったものである。
【００１１】本発明のようなＭ型の六方晶系フェライト
によれば、その理由は定かではないが、Ｆｅの一部をＺ
ｎで、しかも一化学式当たり0.5 〜2.0 特に好ましくは
0.5〜1.5 と比較的多く置換することにより、良好なＳ
ＦＤが得られるものと考えられる。
によれば、その理由は定かではないが、Ｆｅの一部をＺ
ｎで、しかも一化学式当たり0.5 〜2.0 特に好ましくは
0.5〜1.5 と比較的多く置換することにより、良好なＳ
ＦＤが得られるものと考えられる。
【００１２】そして、本発明者等の実験によれば、比表
面積（SSA ）を20〜60 m2 ／ｇの所定範囲内に調整する
ように磁気記録用磁性粉を製造することにより、上述し
た効果が一層明瞭になることを見い出し、本発明に至っ
たものである。
面積（SSA ）を20〜60 m2 ／ｇの所定範囲内に調整する
ように磁気記録用磁性粉を製造することにより、上述し
た効果が一層明瞭になることを見い出し、本発明に至っ
たものである。
【００１３】本発明において、保磁力（Hc）を200 〜30
00 Oe としたのは、保磁力（Hc）が200 Oe未満では磁気
記録媒体における充分な記録・再生特性が得られなく、
また、3000 Oe を越えると磁気ヘッドによる信号の書込
み・消去が困難となる傾向があるためである。
00 Oe としたのは、保磁力（Hc）が200 Oe未満では磁気
記録媒体における充分な記録・再生特性が得られなく、
また、3000 Oe を越えると磁気ヘッドによる信号の書込
み・消去が困難となる傾向があるためである。
【００１４】本発明において、更に、Ｆｅ原子の一部を
ある程度のＣｏ原子も含めて置換するほうが、Ｆｅ原子
の一部をＣｏ原子で置換しない場合に比べて、磁性粉の
飽和磁化（σｓ）を低下させることがないため特に好ま
しい。
ある程度のＣｏ原子も含めて置換するほうが、Ｆｅ原子
の一部をＣｏ原子で置換しない場合に比べて、磁性粉の
飽和磁化（σｓ）を低下させることがないため特に好ま
しい。
【００１５】尚、本発明においてＭは４〜６価から選ば
れる少なくとも１種の金属元素を示しているが、４価の
金属元素としてはＴｉ、Ｓｎ等が、５価の金属元素とし
てはＮｂが特に好ましい。
れる少なくとも１種の金属元素を示しているが、４価の
金属元素としてはＴｉ、Ｓｎ等が、５価の金属元素とし
てはＮｂが特に好ましい。
【００１６】本発明の磁気記録用磁性粉は、ガラス結晶
化法、水熱合成法、共沈法などの公知の方法により製造
することができる。中でも本発明の磁気記録用磁性粉を
得る方法としては、ガラス結晶化法が好ましい。
化法、水熱合成法、共沈法などの公知の方法により製造
することができる。中でも本発明の磁気記録用磁性粉を
得る方法としては、ガラス結晶化法が好ましい。
【００１７】また、磁気記録用磁性粉の平均粒径として
は、0.02〜0.2 μｍであることが望ましい。平均粒径が
0.02μｍ未満であると飽和磁化（σｓ）および保磁力
（Hc）が小さくなり、充分な再生出力が得られなく、ま
た0.2 μｍを越えると高密度記録の際に再生時のノイズ
が著しくなる傾向が認められるからである。
は、0.02〜0.2 μｍであることが望ましい。平均粒径が
0.02μｍ未満であると飽和磁化（σｓ）および保磁力
（Hc）が小さくなり、充分な再生出力が得られなく、ま
た0.2 μｍを越えると高密度記録の際に再生時のノイズ
が著しくなる傾向が認められるからである。
【００１８】本発明の磁気記録媒体に用いられる結合剤
樹脂としては、例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、塩化ビニル系樹脂、ニトロセルロース等の繊維
素系樹脂、あるいはこれら樹脂の末端にカルボキシル
基、スルホン酸金属塩基等の極性基を含有するもの等が
利用可能である。
樹脂としては、例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、塩化ビニル系樹脂、ニトロセルロース等の繊維
素系樹脂、あるいはこれら樹脂の末端にカルボキシル
基、スルホン酸金属塩基等の極性基を含有するもの等が
利用可能である。
【００１９】更に磁性層には、上述の磁性粉および結合
剤樹脂のほかに、分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤
などの添加剤を必要に応じて適宜含有させる。研磨剤
は、アルミナ、酸化クロム等が使用できるが、電磁変換
特性の低下がなく耐久性を向上させることができるよう
に選定する必要があり、好ましくはモース硬度６以上
で、平均粒子径が0.1 μｍから１μｍのものを使用する
とよい。
剤樹脂のほかに、分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤
などの添加剤を必要に応じて適宜含有させる。研磨剤
は、アルミナ、酸化クロム等が使用できるが、電磁変換
特性の低下がなく耐久性を向上させることができるよう
に選定する必要があり、好ましくはモース硬度６以上
で、平均粒子径が0.1 μｍから１μｍのものを使用する
とよい。
【００２０】
【実施例】以下に、本発明の実施例および比較例につい
て説明する。
て説明する。
【００２１】（実施例１）まず、目的とするＢａフェラ
イト組成を構成するように出発原料のＢａＣＯ3、Ｆｅ
2 Ｏ3 、ＣｏＯ、ＺｎＯ、Ｎｂ2 Ｏ5 、ＴｉＯ2 等から
選んで適宜調合し、さらにＢａＯ・Ｂ2 Ｏ3 を形成する
ためのＢａＣＯ3 、Ｈ3 ＢＯ3 の所定量と混合した後、
1350℃で溶融し、この溶融物を回転する双ロール上に落
下させ圧延急冷して非晶質体を得た。次に、この非晶質
体を790 ℃に加熱し、この温度で5.5 時間保持すること
により、マトリックス中にＢａフェライトを析出させ
た。次に、これを酢酸で洗浄してＢａフェライト磁性粉
を抽出し、水洗した後乾燥した。得られた磁性粉は、Ｍ
型のＢａフェライト磁性粉（ＢａＯ・Ｆｅ10.47 Ｃｏ0.
12Ｚｎ0.9 Ｎｂ0.51Ｏ18）であり、その平均粒径も高密
度記録に適したものであった。
イト組成を構成するように出発原料のＢａＣＯ3、Ｆｅ
2 Ｏ3 、ＣｏＯ、ＺｎＯ、Ｎｂ2 Ｏ5 、ＴｉＯ2 等から
選んで適宜調合し、さらにＢａＯ・Ｂ2 Ｏ3 を形成する
ためのＢａＣＯ3 、Ｈ3 ＢＯ3 の所定量と混合した後、
1350℃で溶融し、この溶融物を回転する双ロール上に落
下させ圧延急冷して非晶質体を得た。次に、この非晶質
体を790 ℃に加熱し、この温度で5.5 時間保持すること
により、マトリックス中にＢａフェライトを析出させ
た。次に、これを酢酸で洗浄してＢａフェライト磁性粉
を抽出し、水洗した後乾燥した。得られた磁性粉は、Ｍ
型のＢａフェライト磁性粉（ＢａＯ・Ｆｅ10.47 Ｃｏ0.
12Ｚｎ0.9 Ｎｂ0.51Ｏ18）であり、その平均粒径も高密
度記録に適したものであった。
【００２２】このようにして得た磁気記録用磁性粉を用
い、次の磁性塗料組成により磁気記録媒体を作製した。
い、次の磁性塗料組成により磁気記録媒体を作製した。
【００２３】 （磁性塗料組成） 磁気記録用磁性粉 100 重量部 分散剤（リン酸エステル） 2 〃 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10 〃 スルホン基含有ポリウレタン（分子量4500） 5 〃 酸化アルミニウム（平均粒径0.3 μｍ） 5 〃 カーボン（平均粒径30nm） 3 〃 潤滑剤 2 〃 有機溶剤 180 重量部 上記の各磁性塗料成分を撹拌し、サンドグラインダ−を
用いて十分に分散させ後混合不純物を除去した。更に、
ポリイソシアネートを 5重量部添加して磁性塗料とした
後、この磁性塗料を厚さ75μｍのベースフィルム面上に
リバースコータを用いて塗布し、カレンダ処理を行なっ
て、厚さ2.3 μｍの磁性層を形成し、恒温槽内でキュア
させて磁気記録媒体とした。
用いて十分に分散させ後混合不純物を除去した。更に、
ポリイソシアネートを 5重量部添加して磁性塗料とした
後、この磁性塗料を厚さ75μｍのベースフィルム面上に
リバースコータを用いて塗布し、カレンダ処理を行なっ
て、厚さ2.3 μｍの磁性層を形成し、恒温槽内でキュア
させて磁気記録媒体とした。
【００２４】（実施例２〜３）磁気記録用磁性粉を表１
に示すようにそれぞれ変更した以外は実施例１と同様に
して磁気記録用磁性粉および磁気記録媒体を得た。
に示すようにそれぞれ変更した以外は実施例１と同様に
して磁気記録用磁性粉および磁気記録媒体を得た。
【００２５】（比較例１〜４）磁気記録用磁性粉を表１
に示すようにそれぞれ変更した以外は実施例１と同様に
して磁気記録用磁性粉および磁気記録媒体を得た。
に示すようにそれぞれ変更した以外は実施例１と同様に
して磁気記録用磁性粉および磁気記録媒体を得た。
【００２６】実施例１〜３および比較例１〜４の磁気記
録用磁性粉の特性を表１に、磁気記録媒体の特性を表２
に示す。
録用磁性粉の特性を表１に、磁気記録媒体の特性を表２
に示す。
【００２７】
【表１】
【表２】 尚、磁気記録用磁性粉の保磁力（Hc）、飽和磁化（σ
ｓ）は、振動試料型磁化測定装置 (VSM)により最大印加
磁場10（kOe ）までで測定した。また、磁気記録用磁性
粉のＳＦＤは振動試料型磁化測定装置 (VSM)によるヒス
テリシスループの解析により求めた。そして、測定用サ
ンプルは、プレスして充填密度1.8g/cc 、形状比率が1:
10の板状とし、その板面と平行な方向に磁場を印加して
測定した。
ｓ）は、振動試料型磁化測定装置 (VSM)により最大印加
磁場10（kOe ）までで測定した。また、磁気記録用磁性
粉のＳＦＤは振動試料型磁化測定装置 (VSM)によるヒス
テリシスループの解析により求めた。そして、測定用サ
ンプルは、プレスして充填密度1.8g/cc 、形状比率が1:
10の板状とし、その板面と平行な方向に磁場を印加して
測定した。
【００２８】また、電磁変換特性については、夫々の媒
体を3.5 インチサイズの円盤状に打ち抜き、中央部にセ
ンターコアを設置してジャケット内に回転自在に収納し
て3.5 インチサイズのフロッピーディスクとし、測定し
た。
体を3.5 インチサイズの円盤状に打ち抜き、中央部にセ
ンターコアを設置してジャケット内に回転自在に収納し
て3.5 インチサイズのフロッピーディスクとし、測定し
た。
【００２９】再生出力およびＳ／Ｎは、ギャップ長0.4
μｍ、トラック幅35μｍのＭＩＧヘッドを用い、記録密
度35 KFRPIに対して評価した。
μｍ、トラック幅35μｍのＭＩＧヘッドを用い、記録密
度35 KFRPIに対して評価した。
【００３０】実施例および比較例からわかるように、同
じ保磁力で比較して、実施例の磁気記録用磁性粉はＳＦ
Ｄが小さく、磁気記録媒体としたときの電磁変換特性に
優れていることがわかる。
じ保磁力で比較して、実施例の磁気記録用磁性粉はＳＦ
Ｄが小さく、磁気記録媒体としたときの電磁変換特性に
優れていることがわかる。
【００３１】
【発明の効果】本発明の磁気記録用磁性粉によれば、優
れたＳＦＤが得られ、これによる磁気記録媒体は優れた
電磁変換特性が得られた。
れたＳＦＤが得られ、これによる磁気記録媒体は優れた
電磁変換特性が得られた。
【００３２】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 辰巳 神奈川県川崎市幸区小向東芝町１番地 株 式会社東芝総合研究所内
Claims (2)
- 【請求項１】 組成式が次の化学式で示される六方晶系
フェライトであって、保磁力（Hc）が200 〜3000 Oe 、
比表面積（SSA ）が20〜60 m2 ／ｇであることを特徴と
した磁気記録用磁性粉。 ＢａＯ・ｎ（Ｆｅ12-X-Y-ZＣｏX ＺｎY ＭZ Ｏ18）（但
し、Ｍは４〜６価から選ばれた少なくも１種の金属元
素、ｎは0.7 〜1.1 の数、Ｘは0 〜0.5 の数、Ｙは0.5
〜2.0 の数、Ｚは上記化学式の価数を補償する任意の数
を示す。） - 【請求項２】 請求項１記載の磁気記録用磁性粉が結合
剤樹脂中に分散されて成る磁性層が支持体の少なくとも
一主面上に配置されていることを特徴とした磁気記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4228571A JPH0677036A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 磁気記録用磁性粉およびそれを用いた磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4228571A JPH0677036A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 磁気記録用磁性粉およびそれを用いた磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677036A true JPH0677036A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16878452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4228571A Pending JPH0677036A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 磁気記録用磁性粉およびそれを用いた磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677036A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003022517A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-24 | Dowa Mining Co Ltd | 磁気カード用フェライト磁性粉 |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP4228571A patent/JPH0677036A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003022517A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-24 | Dowa Mining Co Ltd | 磁気カード用フェライト磁性粉 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000905 |