JPS60262869A - コ−テイング材料 - Google Patents

コ−テイング材料

Info

Publication number
JPS60262869A
JPS60262869A JP59118767A JP11876784A JPS60262869A JP S60262869 A JPS60262869 A JP S60262869A JP 59118767 A JP59118767 A JP 59118767A JP 11876784 A JP11876784 A JP 11876784A JP S60262869 A JPS60262869 A JP S60262869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl acetate
coating material
ethylene
component
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59118767A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0559946B2 (ja
Inventor
Takuji Okaya
岡谷 卓司
Takenori Tanaka
田中 偉業
Kiyoshi Yonezu
潔 米津
Akemasa Aoyama
明正 青山
Takeshi Moriya
守谷 健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP59118767A priority Critical patent/JPS60262869A/ja
Priority to US06/738,831 priority patent/US4636551A/en
Priority to EP85107081A priority patent/EP0164134A3/en
Publication of JPS60262869A publication Critical patent/JPS60262869A/ja
Publication of JPH0559946B2 publication Critical patent/JPH0559946B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D129/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal, or ketal radical; Coating compositions based on hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D129/02Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
    • C09D129/04Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D123/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D123/02Coating compositions based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Coating compositions based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C09D123/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C09D123/08Copolymers of ethene

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人9本発明の技術分野 本発明は第三成分として架橋性を有するオレフィン性不
飽和単量体を導入した変性エチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物であって、その15重量%含水フェノールの
20℃における極限粘度(以下〔η〕と略す。)が0.
7dllf未満で、良好な溶媒溶解性を有し、その塗膜
を熱処理することによシ、塗膜の強度を増大させうる変
性エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物からなるコー
ティング材料に関する。
B、従来技術およびその問題点 エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(以下EVOH
と略す)は、ガスバリヤ−性と高透明性を有し、耐油性
、保香性にすぐれた有用な高分子材料であり、フィルム
、シート、容器などに広く用いられる一方、他の樹脂か
らなるフィルム、シート、容器などの表面K EYOH
溶液をコーティングし、EVOH被覆層を付与して、該
フィルム、シート、容器等の耐油性、ガヌバリャー性な
どの特性を改善するといった用途にも広く好適に用いら
れている。しかしながら、EVOH被覆層の強度を得る
ために、ある程度のポリマー重合度が必要であシ、その
〔η〕が0.7dllf以上、好ましくは0.9dl1
9以上が要求される。
一方コーティング溶液としては、樹脂濃度の高い方が経
済的に有利であるが、〔η〕が0.7d179以上の樹
脂では溶液粘度が上昇して作業性を悪くするため、やむ
を得ず樹脂濃度が高々15%程度に制限される。したが
って、好適が厚みの塗膜を得るため、コート操作を繰返
して行う必要があり、また樹脂の溶剤回収の点から極め
て経済的に不利を招いている。
C1本発明の目的、構成及び作用効果 本発明者らは、酢酸ビニル、エチレン及び第三成分とし
て架橋性を有するオレフィン性不飽和化合物の共重合体
をけん化して得られる変性EVOHについて鋭意研究の
結果、コーティング用樹脂溶液として経済的に有利な高
濃度で、しかも作業性のすぐれた低粘度であり、塗膜後
熱処理によシ塗膜の強度を増大させうるコーティング材
料を見出した。
本発明による改質されたEVOHF′i、その〔η〕が
0.7 dl/l/未満で、良好な溶媒溶解性を有し、
その樹脂溶液は高濃度でも低粘度であり、しかも塗膜後
熱処理により塗膜の強度を増大させ、優れた耐ガス透過
性、耐油性、保香性、透明性を保持する。
D8本発明のより詳細な説明 本発明における変性EVOHからなるコーティング材料
は、エチレン含有量20〜60モル%であり、かつ該共
重合体の酢酸ビニル成分のけん化度が95%以上のもの
が好適である。エチレン含有量が20モル%よシ小さい
と耐水性、耐熱水性等が低下し、また60モル%を越え
ると、EVOHの特性である耐ガス透過性、保香性が低
下する。またけん化度が95%未満ではガスバリヤ−性
、耐油性が低下し、EVOH本来の特性を保持しえなく
なる。
本発明に用いられる第三成分としてのオレフィン性不飽
和単量体は、を橋性を有する化合物の中から選ばれた1
種又は2種以上を用いるととができるが、特に下記一般
式〔I〕及び[11)で表わされる化合物の中から選ば
れた1種または2種以上のものが好適に用いられる。
R’m ■ CH2=CH−(CH2)n−8i−R2n−m+ (
f )CH2=CHC−々−R3−0−R’ [:II
]1! 但し、こ\でnはQ−wlSmはθ〜2、R1は低級ア
ルキル基、アリル基またはアリル基を有する低級アルキ
ル基、R2は次素数1〜40の飽和分岐または非分岐の
アルコキシル基、R3は低級アルキル基、R4は炭素数
1〜40の飽和分岐まだは非分岐のアルキル基である。
一般式〔I〕で表わされるオレフィン性不飽和単量体と
しては、ビニルトリエトキシシラン、ビニルメチルジメ
トキシシラン、ビニルメチルメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルメチルジェトキシシラン、ビ
ニルメチルジトキシシラン、アリルトリメトキシシラン
、アリルメチルジメトキシシラン等が挙げられるが、ビ
ニルトリメトキシシランが好ましい。
一般式(II)で表わされるオレフィン性不飽和単量体
としては、N−メトキシメチルアクリル7 ミド(CH
x=CH−C−IJcHxOCHs) 、N ) ) 
キシI エチルアクリルアミド、N−エトキシメチルアクリル7
ミド、N−(n−プロポキシメチル)アクリルアミド、
N−(イソ−プロポキシメチル)アクリルアミド、N−
(n−ブトキシメチル)アクリルアミド、等が挙げられ
るが、N−(n−ブトキシメチル)アクリルアミドが好
ましい。
またその他のオレフィン性不飽和単量体としるアクリル
酸(エステル)類、(但しRは水素又はメチル基、ぼけ
水素又は炭素数1〜20の飽和分岐又は非分岐のアルキ
ル基である)等が挙げられる。
上述したオレフィン性不飽和単量体と酢酸ビニル、エチ
レンの共重合はアルコールの存在下で溶液重合で実施す
ることが好ましい。アルコールは通常メタノール、エタ
ノール、ゲタノールなど低級アルコールが用いられるが
、本発明による変性EVOHの必須要件として、〔η〕
が0、7 dl19未満、好ましくは〔η〕が0.7〜
0.3di/9 、最適には0.6〜0.3 ttt/
9 テabルコ(!: テhシ、アルコールとしては連
鎖移動定数の大きなメタノールが好ましく、工業的に本
安価で有利である。場合によっては、さらに強力な連鎖
移動剤、例えばメルカプタン類、アルデヒド類などを添
加して〔η〕を調節することも可能である。
共重合は回分式、連続方式のいずれにても実施可能であ
る。EVOHのエチレン含有量は主として共重合系内に
存在する酢酸ビニルと溶存するエチレン量によって決ま
り、後者は重合槽エチレン圧力及び温度などに主として
依存するので、エチレン含有量が同じ場合には変性EV
OHの変性量は主として系内に存在する酢酸ビニルと第
三成分のオレフィン性不飽和単量体との量的関係に支配
される。回分式の場合、共重合反応性比に従って重合率
とともに共重合体組成が変動していくことはよく知られ
ているが、単量体組成が一定になるように、一方もしく
は両方の単量体を添加していく、いわゆる半回分方式を
採用することが、均一な共重合組成を有する共重合体を
得るためには、より望ましい。この場合の添加量の算出
方法の一例としては、 R,J、Hanna が Induatriシ4and
 Enginaering C1iC11eも「yvo
l、49 、/Fl12.208〜209 (1957
)に提出している式が挙げられる。
乞 連続方式の場合、攪拌混合槽−重合槽とする完全混合型
1段の流系反応方式が最も好適であシ、また2段以上の
多段の流系反応方式の場合には、前記と同様の理由で各
段の共重合槽内の単量体組成が一定となる如く、2段以
降の各種に単量体を添加しながら行うことがよシ望まし
い。
重合開始剤としては、2.2′−7ゾビヌー(4−メト
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2.4.4
−トリメチルバレロニトリル、2.2′−アゾピヌイソ
プチロニトリルなどのニトリル類、ジーn−7”ロピル
バーオキシカーポネート、ビグ−4−t−プチルシクロ
ヘキシルバーオキシジカーポネート、ビス−2−エチル
ヘキシルパーオキシジカーボネートなどのカーボネート
類、アセチルシクロヘキサンスルフォニルパーオキシド
、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化物
類、等の公知のラジカル開始剤が使用できる。
第三成分のオレフィン性不飽和単量体の含有量は、あま
シ少なすぎると改質の効果が発揮されず、また多すぎれ
ば、均一な溶解性が失われたシ、EVOH本来の特性で
ある酸素バリヤー性が低下するなど好ましくない。該含
有量はそれぞれの目的、及び単量体の種類に応じて選定
されるが、o、ooos〜5モル%、特に0.001〜
3モル%の範囲が好適である。
重合で得られた共重合体は、次いでけん化反応に供せら
れる。けん化反応はアルカリ性触媒を用いて公知の方法
、すなわち通常共重合体をアルコール溶液としてアルコ
リシスによシ反応を行わしめるのが有利である。特に、
日本特許第575,889号及び同611,557号に
開示された基型反応器を用い、けん化反応途上副生ずる
酢酸メチルを、塔底にアルコール蒸気を吹込んで塔頂か
ら除去しながら行う方法が最も好適に用いることができ
る。けん化反応に用いるアルカリ性触媒としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸
化物、ナトリウムメチラート、カリウムメチラートなど
のアルコラードが用いられるが、水酸化ナトリウムが工
業的には、経済的に有利である。けん化温度は60〜1
75℃の範囲から好適に選ばれる。特に前記基型反応器
を用いる場合には、該共重合体の組成にも関連するが、
反応時間の短縮、変性EVOHのアルコール類への溶解
性等から100℃以上が好ましい。
けん化反応後、改質EVOHを単離するに当っては、公
知の方法が適用可能で6D、特に日本特許725,52
0号に開示されたストランド状に析出させて該EVOH
を分離する方法が好適に用いられる。析出単離された変
性EVOHは、公知の方法で水洗後、必要に応じて酸処
理等公知の熱安定化処理を行い、乾燥後、溶媒に溶解し
て、必要に応じて架橋触媒を添加し、コーティング溶液
として用いられる。また、水−アルコール系溶剤の場合
には、脱液後、未乾燥または半乾燥のま\溶剤に溶解し
てコーティング溶液として用いることが、経済的見地か
らより好ましい。
本発明のコーティング溶液の溶媒としては、ジメチルヌ
ルホキシト、ジメチルフォルムアミド、メタノール、エ
タノール、プロピルアルコール類、ブチルアルコール類
など炭素数4以下の脂肪族アルコール類、該アルコール
類−水系溶媒等が用いられるが、溶解性、溶解温度、揮
発性(乾燥速度)、経済性等の見地からアルコール類−
水系溶媒が好ましい。特に、該アルコールがn−プロピ
ルアルコール、1ao−プロピルアルコール、n−グチ
ルアルコール、80C−ブチルアルコール、t−ブチル
アルコールの中力ら選ばれた1種または2種以上の混合
物であるアルコール−水系溶媒が好適に用いられる。ア
ルコール−水系溶媒の最適組成は溶解性、溶液の放置安
定性等から決められるが、多くの場合、アルコール濃度
50重量%以上の範囲にあり、アルコールの種別、エチ
レン含有量等により適宜法められる。たとえば、エチレ
ン含有量43モル%の変性EVOHでは、n−プロピル
アルコールの場合、アルコール濃度65〜75重量%に
好適な濃度領域があり、エチレン含有蓋33モル%では
、該アルコール濃度50〜65重量%に好適な領域が存
在する。なお本発明の改質EVOI(の溶解性について
は、本発明の効果を得るための第三成分単量体含有量が
小さい領域にあるために、改質EVOHは変性されてい
るとはいえ、なお溶剤への溶解性については、公知のE
VOH樹脂の溶解性(例えば特公昭47−48489号
など)を参考に、好適な溶剤、溶剤組成を決定すること
ができる。
コーティング溶液の樹脂濃度は20〜50重量%が好ま
しく、特に25〜40M量%が好適に用いられる。これ
は従来のEVOHコーティング溶液の樹脂濃度が、高々
15重量%程度に制限されているのに対し、極めて経済
的、操作的に有利となる。
コーティング溶液には、必要に応じて架橋触媒を添加す
る。架橋触媒の種別は、架橋性を有する第三成分単量体
の種類、含有蓋によって異なるが、一般Kljil酸、
リン酸等の無機酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸等の有機
酸、無水フタール酸等の酸無水物、塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム等の強酸アンモニウム塩などが用いら
れる。
コーティング操作による被覆の形成は、キャスティング
ヘッドからの吐出、ロールコート、ドクターロールコー
ト、ドクターナイフコート、カーテンフローコート、ヌ
プレ−1ffi、fi1毛塗シなど任意の手段で行われ
る。コート操作によシ形成された塗膜は乾燥され、必要
に応じて熱処理される。熱処理の温度、時間は、架橋性
第三成分単量体の種類、含有量、塗膜の目的などによっ
て調節されるが、一般に100−180’Cで、1時間
以下で行われる。この乾燥、熱処理工程で架橋が進行し
、充分寮用に耐えうる強度を有する塗膜が得られる。
次に’i!施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する
。5j!施例巾部又#′i%は、ことわシのない限り電
量部又は重量%を示す。
実施例I 容量101で内部に冷却用コイルをもつ攪拌機付重合槽
において、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体を得るた
め、以下に示す条件にょシ連続重合を実施した。
酢酸ビニル供給量 3909/hr メタノール tt390f/hr 2.2′−アゾビス−(2,4−ジメチ/l// < 
vロニトリル)供給量160Bg/br ビニルトリメトキシシラン供給量 650mg/hr重
合温度 60℃ 平均滞留時間 6.5hra 重合槽エチレン圧力 2 s kg/ex G酢酸ビニ
ルの重合率は約40%であった。得られた共重合体は即
分析にょシ、ビニルトリメトキシシランを0.11モル
%、酢酸ビニル単位を68モル%、エチレン単位を32
モル%含有する事が確認された。該共重合体のメタノー
ル溶液を基或けん化反応器に導入し、さらに水酸化ナト
リウムを共重合体の酢酸ビニル単位に対するモル比が0
.04となるごとく、該反応器に供給し、塔下部よりメ
タノール蒸気を吹込み、塔頂よシ副生する酢酸メチIし
を除去しながらけん化反応を行い、塔底よシ改質EVO
Hのメタノール溶液を得た。このメタノール溶液に水蒸
気を吹込み、溶液中の溶剤組成を水/メタノール混合系
に変えた後、5℃のメタノール10%水溶液中にストラ
ンド状に吐出させ、凝固析出後、切断して、変性EVO
Hをベレット状物として単離した。これを充分水洗した
後、1.6f/1Ft−酸水溶液に3時間浸漬後、50
℃で乾燥して揮発分50%の変性EV01(ベレットを
得た。
この変性EVOHのけん化度は99.4%、〔η〕は0
.55dt/flであった。得られた変性EVOHベレ
ットをn−プロパノ−/I//水系に溶解し、変性EV
OH30%、溶剤組成n−プロパツール/水55/45
のコーティング溶液を得た。この溶液の40℃における
粘度をB型粘度計で測定したところ、700 cpであ
った。20μの厚みのOPPフィルムをコロナ処理した
後、ドツイフミ用ポリウレタン系接着剤を約2 fA塗
布し、120℃、20秒乾燥後、上記変性EVOHコー
ティング溶液を40℃の温度下にコーターで塗布し、1
10℃、2分乾燥後、145℃、5分熱処理して、8μ
厚みで均一、透明性良好な変性EVOH塗膜が得られた
。別に上記コーティング溶液より同様に乾燥、熱処理し
て厚さ8μの流延フィルムを得て、20℃、65%RH
条件下で引張破断点強度を測定したところ、4.5kt
ilシで、充分使用に耐える強度を有していた。
比較例1 実施例1において、変性EVOHのかわりに、従来のE
van (エチレン含有量32モル%、けん化度99,
4%、〔η) o、ss ttt/f )を用い、実施
例1と同様にコーティング溶液より乾燥、熱処理して、
厚さ8μの流延フィルムを得たが、極めて脆く、強度の
測定は不可能であった。
比較例2 実施例1において、変性KVO)(のかわりに、従来の
EVOH(エチレン含有量32モル%、けん化度99.
4%、[η) ]、 Oett7y )を用い、EVO
H15%及び30%、溶剤組成η−ブpパノール/水5
5/45の溶液を得て、40℃における粘度を測定した
ところ、各々800 op 、 75000 epであ
った。
EVOI(30%の溶液は粘度が高く、コーティング溶
液としては使用不可能であった。EVOH1s%の溶液
よシ、実施例1と同様に乾燥、熱処理して厚さ8μの流
延フィルムを得て、20℃、65%RH条件下で引張破
断点強度を測定した結果、4.81g/wasであった
実施例2 実施例1と同じ重合槽を用いて、以下に示す条件で連続
重合を実施した。
酢酸ビニル供給量 3409/br メタノール tl 395y/hr 2.2′−アゾビスイソブチロニトリル供給量 300
1g/hrN−(n−ブトキシメチル)アクリルアミド
供MijL 3 f/hr重合温度 60℃ 平均滞留時間 8 hra 重合槽エチレン圧力 27 kg/cj G酢酸ビニル
の重合率は約45%であった。得られた共重合体はNM
R分析により、N−(n−ブトキシメチ/I/)アクリ
ルアミド単位を2モ/1/%、酢酸ビニル単位を65モ
ル%、エチレン単位を33モル%含有する事が確認され
た。実施例1と同様にけん化、単離、水洗して、けん化
度99.3%、〔η) Q、52 dt/fの変性EV
OHベレットを得た。この変性EVOHをn−プロパノ
−/I//水系に溶解し、変性EVOH35%、溶剤組
成n−プロパツール/水50/りO、塩化アンモニウム
0.5%のコーティング溶液を得た。この溶液の50℃
における粘度は900 cpであった。0.75 dl
/fのポリエチレンテレフタレート樹脂をプロー成形し
た容積1.01.厚さ200μのものに、ウレタン系接
着剤を10μ塗布した後、上記変性EVOH溶液に浸漬
し、90℃、3分乾燥後、150℃で2分熱処理して、
厚さ12μの外観、透明性良好な変性EVO)I塗膜を
有する容器を得た。別に上記コーティング溶液より同様
に乾燥、熱処理して厚さ12μの流延フィルムを得て、
20℃、65%RH条件下で引張破断点強度を測定した
結果4.okq/■であった。
比較例3 実施例2において、変性EVOHのかわシに、従来のE
VOH(エチレン含有率33モル%、けん化度99.3
%、〔η] 0.52 ttt/f )を用い、実施例
2と同様にコーティング溶液より乾燥、熱処理して厚さ
12μの流延フィルムを得ようと試みたが、フィルムを
分離する際に脆くて破断し、強度の測定は不可能であつ
九。
実施例3.4.5および比較例4.5.6.7表1に示
すような種々の変性EVOHを作シ、適当なアルコール
−水混合溶剤に溶かし、実施例1と同様に20μ厚みの
OPPフィルムに塗布し、適当な熱処理を行ったところ
、いずれも均一透明な塗膜が得られ、塗膜の強度も充分
使用に耐えうるものであった。一方相当の未変性E V
 OHの場合は、いずれも塗膜の強度が弱く、コーティ
ング材料としては使用不可能である。また比較例7にお
いて、ビニルトリメトキシシランを6モル%含有したE
VOHを作ったが、アルコール−水混合系には溶解しな
かった。
■−表1 *I)20℃、65%1旧下で測定 米2)50℃、B型粘度計で測定 実施例6〜12 表2に示すような種4の変性EVOHを作シ、適当なア
ルコール−水混合溶剤に溶かし、必要に応じて架橋触媒
を添加して、実施例1と同様に20μ厚みのOPPフィ
ルムに塗布し、適当な熱処理を行ったところ、いずれも
均一透明な塗膜が得られ、塗膜の強度も表2に示すよう
に充分に使用できる手続補正書 昭和60年8月28日 l#顯昭59−118767号 2、発明の名称 コーティング材料 3補正をする者 (I[18)株式会社 り ラ し 倉敷市酒津青江山2o45の1 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (リ 明細書第5頁第15〜16行の[エチレン含有量
20〜60モルチであり、」を[エチレン含(2)同第
8頁第4行の「R1」を「R′」と補正する。
(32同第11頁第8〜9行のrO,0005〜5モル
チ、特に0001〜3モルチの範囲が好適である。J′
(f−r O,0005〜sモル%、 %Ko、oo1
〜3モルチ、さらに好適にはo、oi〜5モルチ、最適
には0.05〜3モルチである。」と補正する。
(4) 同第12頁下から第2行の「脱液後、」をr 
EVOHを脱液後、」と補正する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酢酸ビニル、エチレン、及び第三成分として架橋
    性を有するオレフィン性不飽和単量体の中から選ばれた
    1種又は2種以上の共重合体をけん化して得た酢酸ビニ
    ル成分のけん化度95%以上、エチレン含有率20〜6
    0モル%、第三成分の含有量o、ooos〜5モル%で
    あ夛、その15重量%含水フェノールの20℃における
    極限粘度が0.74179未満である変性エチレン−酢
    酸ビニル共重合体けん化物からなるコーティング材料。
  2. (2)第三成分が下記一般式〔■〕で表わされる変性エ
    チレン−酢酸ビニル共重合体けん化物である第1項記載
    のコーティング材料。 (但しこ!でnは0〜1、mは0〜2 、R’は低級ア
    ルキル基、アリル基またはアリル基を有する低級アルキ
    ル基、R2は炭素数1〜40の飽和分岐または非分岐の
    アルコキシル基であシ、該アルコキシル基は酸素を含有
    する置換基を有していてもよい。)
  3. (3)第三成分が下記一般式[II]で表わされる変性
    エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物である第1項記
    載のコーティング材料。 CH2=CH−C−侍−R3−0−R’ [U )1 (但し、と!でR3は低級アルキル基、R4は炭素数1
    〜40の飽和分岐または非分岐のアルキル基である。)
  4. (4)コーティング材料が変性エチレン−酢酸ビニル共
    重合体けん化物の溶液である第1.2.3項いずれかに
    記載のコーティング材料。
  5. (5)溶液の溶媒が水−アルコール混合溶媒である第4
    項記載のコーティング材料。
  6. (6) アルコールがn−プロピル、180−プロピル
    、n−ブチル、5ee−ブチル、t−ブチルアルコール
    から選ばれた1種または2種以上である第5項記載のコ
    ーティング材料。
JP59118767A 1984-06-08 1984-06-08 コ−テイング材料 Granted JPS60262869A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59118767A JPS60262869A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 コ−テイング材料
US06/738,831 US4636551A (en) 1984-06-08 1985-05-29 Coating material
EP85107081A EP0164134A3 (en) 1984-06-08 1985-06-07 Coating material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59118767A JPS60262869A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 コ−テイング材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60262869A true JPS60262869A (ja) 1985-12-26
JPH0559946B2 JPH0559946B2 (ja) 1993-09-01

Family

ID=14744560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59118767A Granted JPS60262869A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 コ−テイング材料

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4636551A (ja)
EP (1) EP0164134A3 (ja)
JP (1) JPS60262869A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02227174A (ja) * 1989-02-27 1990-09-10 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物の塗膜形成方法
JPH08207215A (ja) * 1995-10-05 1996-08-13 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の積層物

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK480086A (da) * 1985-10-09 1987-04-10 Kuraray Co Sproejte-straekblaest beholder
US4810755A (en) * 1986-02-25 1989-03-07 Kuraray Co., Ltd. Adhesive resin composition, laminated material using it and resin composition containing it
EP0239092B1 (en) * 1986-03-26 1994-06-08 Kuraray Co., Ltd. Multilayered structure using ethylene-vinyl alcohol copolymer
US4824904A (en) * 1986-03-31 1989-04-25 Kuraray Co., Ltd. Resin compositions, laminates and block copolymers
US4792484A (en) * 1986-05-15 1988-12-20 Kuraray Co., Ltd. Composition, process for producing the same and multi-layer structure
US4855181A (en) * 1986-12-12 1989-08-08 Kuraray Co., Ltd. Laminate with a blend layer of polyesteramide and ethylene-vinyl acetate copolymer
JPH0717806B2 (ja) * 1986-12-30 1995-03-01 株式会社クラレ 樹脂組成物
CA1335424C (en) * 1987-12-29 1995-05-02 Tohei Moritani Multilayered packaging materials having high gas barrier property
JP2847308B2 (ja) * 1989-12-22 1999-01-20 日東化学工業株式会社 ラジカル硬化性ポリビニルアルコール誘導体
IT1248993B (it) * 1990-06-25 1995-02-11 Moplefan Spa Pellicole poliolefiniche impermeabili ai gas e ai vapori e processo per la loro produzione
US5240997A (en) * 1991-01-18 1993-08-31 Kuraray Co., Ltd. Process for producing ethylene-vinyl alcohol copolymers
CA2179555C (en) * 1995-06-26 2007-02-20 Takeshi Moritani Process for producing vinyl acetate polymer and saponified product of vinyl acetate polymer and resin composition
US6683148B2 (en) * 2000-06-06 2004-01-27 Kuraray Co., Ltd. Method for producing ethylene-vinyl acetate copolymer and saponified product thereof
EP1380600B1 (en) * 2002-07-11 2005-09-21 Kuraray Co., Ltd. Polyvinyl alcohol and method for producing polyvinyl alcohol
EP1380599B1 (en) * 2002-07-11 2005-09-21 Kuraray Co., Ltd. Polyvinyl alcohol and method for producing polyvinyl alcohol
US7402223B2 (en) * 2004-09-30 2008-07-22 Innovative Adhesives, Llc Printed articles and methods and systems of producing same
CA2603813A1 (en) * 2005-04-18 2006-10-26 Advanced Plastics Technologies Luxembourg S.A. Water-resistant coated articles and methods of making same
EP1934275A2 (en) * 2005-10-14 2008-06-25 Advanced Plastics Technologies Luxembourg S.A. Methods of forming multilayer articles by surface treatment applications

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3560461A (en) * 1965-12-04 1971-02-02 Kurashiki Rayon Co Method of saponifying vinyl acetate copolymers
CA918327A (en) * 1970-05-05 1973-01-02 Haaf Franz Impact-resistant thermoplastic molding material
JPS5541760B2 (ja) * 1972-05-16 1980-10-25
JPS5546871B2 (ja) * 1972-10-12 1980-11-26
DE2412292A1 (de) * 1974-03-14 1975-09-18 Dynamit Nobel Ag Polymere des vinylalkohols
US4097436A (en) * 1974-03-14 1978-06-27 Dynamit Nobel Aktiengesellschaft Hydrolyzed vinyl acetate-vinyl alkoxy silane polymers
JPS5388075A (en) * 1977-01-14 1978-08-03 Sumitomo Chem Co Ltd Laminate having improved adhesivity
US4264746A (en) * 1979-06-28 1981-04-28 National Distillers And Chemical Corp. Hydrolyzed ethylene-vinyl acetate resin containing diene-nitrile resin as impact modifier
JPS5827774A (ja) * 1981-08-12 1983-02-18 Sumitomo Chem Co Ltd 土と推進管との摩擦力を減ずる推進工法
DE3268978D1 (en) * 1981-10-05 1986-03-20 Kuraray Co Paper coating agent
JPS5879003A (ja) * 1981-11-04 1983-05-12 Kuraray Co Ltd ケイ素含有変性ポリビニルアルコ−ルの製造法
JPS5880304A (ja) * 1981-11-06 1983-05-14 Kuraray Co Ltd 架橋性基を有するビニルアルコ−ル系共重合体の製造方法
JPS58111850A (ja) * 1981-12-25 1983-07-04 Kuraray Co Ltd アミノ系樹脂組成物の製造法
JPS58164604A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 Kuraray Co Ltd ケイ素を含有する変性ポリビニルアルコ−ルの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02227174A (ja) * 1989-02-27 1990-09-10 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物の塗膜形成方法
JPH08207215A (ja) * 1995-10-05 1996-08-13 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の積層物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0164134A2 (en) 1985-12-11
JPH0559946B2 (ja) 1993-09-01
US4636551A (en) 1987-01-13
EP0164134A3 (en) 1988-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60262869A (ja) コ−テイング材料
JPH0275650A (ja) 水溶性フイルム
EP0683794B1 (en) Polyvinyl alcohol esterified with lactic acid and process therefor
JPS61188441A (ja) ポリビニルアルコール含有乳化重合体
WO2003078484A1 (fr) Procede de production d'un polymere carboxyle soluble dans l'eau
TW200407342A (en) Process for the preparation of aqueous polymer dispersions having very low residual monomer contents and the use thereof
JPS58222102A (ja) エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物成形物の製造方法
TW219368B (ja)
JP4607285B2 (ja) ビニルアルコール系重合体の製造方法
JPH0125321B2 (ja)
EP0048599A1 (en) Air-drying compositions for treating fibrous substrates
JPH1060219A (ja) ポリエステルおよびビニルポリマーを含む自己架橋性の水性分散物
JP3444892B2 (ja) 線状ポリビニルピリジンのh▲2▼o▲2▼触媒重合
JPH0553838B2 (ja)
JPH0699502B2 (ja) アイオノマ−改質ポリエチレン、製造法及びフイルム材料としての使用
JPH08503011A (ja) 酸化官能基またはその誘導体を有するポリマー
EP3548524B1 (en) Process for the production of polyacrylonitrile
JPS58198509A (ja) エチレン−酢酸ビニル連続共重合法
JPS6317098B2 (ja)
JPS58206607A (ja) 変性ポリビニルアルコ−ル系重合体及びその製造法
JP2000309743A (ja) 常温成膜条件下で高強度、高伸度を有するオーバーコート用エマルジョンの製造法
JPS58206606A (ja) エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物の成形物の製造法
JPS633883B2 (ja)
JPH05155919A (ja) 末端イオン変性エチレン−ビニルアルコール系共重合体およびその水性分散液
JP4540807B2 (ja) ポリビニルアルコール系水溶性フィルム