JPS60262869A - コ−テイング材料 - Google Patents
コ−テイング材料Info
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- JPS60262869A JPS60262869A JP59118767A JP11876784A JPS60262869A JP S60262869 A JPS60262869 A JP S60262869A JP 59118767 A JP59118767 A JP 59118767A JP 11876784 A JP11876784 A JP 11876784A JP S60262869 A JPS60262869 A JP S60262869A
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- vinyl acetate
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- ethylene
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- coating
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D129/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal, or ketal radical; Coating compositions based on hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D129/02—Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
- C09D129/04—Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D123/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D123/02—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Coating compositions based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C09D123/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C09D123/08—Copolymers of ethene
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
人9本発明の技術分野
本発明は第三成分として架橋性を有するオレフィン性不
飽和単量体を導入した変性エチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物であって、その15重量%含水フェノールの
20℃における極限粘度(以下〔η〕と略す。)が0.
7dllf未満で、良好な溶媒溶解性を有し、その塗膜
を熱処理することによシ、塗膜の強度を増大させうる変
性エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物からなるコー
ティング材料に関する。
飽和単量体を導入した変性エチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物であって、その15重量%含水フェノールの
20℃における極限粘度(以下〔η〕と略す。)が0.
7dllf未満で、良好な溶媒溶解性を有し、その塗膜
を熱処理することによシ、塗膜の強度を増大させうる変
性エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物からなるコー
ティング材料に関する。
B、従来技術およびその問題点
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(以下EVOH
と略す)は、ガスバリヤ−性と高透明性を有し、耐油性
、保香性にすぐれた有用な高分子材料であり、フィルム
、シート、容器などに広く用いられる一方、他の樹脂か
らなるフィルム、シート、容器などの表面K EYOH
溶液をコーティングし、EVOH被覆層を付与して、該
フィルム、シート、容器等の耐油性、ガヌバリャー性な
どの特性を改善するといった用途にも広く好適に用いら
れている。しかしながら、EVOH被覆層の強度を得る
ために、ある程度のポリマー重合度が必要であシ、その
〔η〕が0.7dllf以上、好ましくは0.9dl1
9以上が要求される。
と略す)は、ガスバリヤ−性と高透明性を有し、耐油性
、保香性にすぐれた有用な高分子材料であり、フィルム
、シート、容器などに広く用いられる一方、他の樹脂か
らなるフィルム、シート、容器などの表面K EYOH
溶液をコーティングし、EVOH被覆層を付与して、該
フィルム、シート、容器等の耐油性、ガヌバリャー性な
どの特性を改善するといった用途にも広く好適に用いら
れている。しかしながら、EVOH被覆層の強度を得る
ために、ある程度のポリマー重合度が必要であシ、その
〔η〕が0.7dllf以上、好ましくは0.9dl1
9以上が要求される。
一方コーティング溶液としては、樹脂濃度の高い方が経
済的に有利であるが、〔η〕が0.7d179以上の樹
脂では溶液粘度が上昇して作業性を悪くするため、やむ
を得ず樹脂濃度が高々15%程度に制限される。したが
って、好適が厚みの塗膜を得るため、コート操作を繰返
して行う必要があり、また樹脂の溶剤回収の点から極め
て経済的に不利を招いている。
済的に有利であるが、〔η〕が0.7d179以上の樹
脂では溶液粘度が上昇して作業性を悪くするため、やむ
を得ず樹脂濃度が高々15%程度に制限される。したが
って、好適が厚みの塗膜を得るため、コート操作を繰返
して行う必要があり、また樹脂の溶剤回収の点から極め
て経済的に不利を招いている。
C1本発明の目的、構成及び作用効果
本発明者らは、酢酸ビニル、エチレン及び第三成分とし
て架橋性を有するオレフィン性不飽和化合物の共重合体
をけん化して得られる変性EVOHについて鋭意研究の
結果、コーティング用樹脂溶液として経済的に有利な高
濃度で、しかも作業性のすぐれた低粘度であり、塗膜後
熱処理によシ塗膜の強度を増大させうるコーティング材
料を見出した。
て架橋性を有するオレフィン性不飽和化合物の共重合体
をけん化して得られる変性EVOHについて鋭意研究の
結果、コーティング用樹脂溶液として経済的に有利な高
濃度で、しかも作業性のすぐれた低粘度であり、塗膜後
熱処理によシ塗膜の強度を増大させうるコーティング材
料を見出した。
本発明による改質されたEVOHF′i、その〔η〕が
0.7 dl/l/未満で、良好な溶媒溶解性を有し、
その樹脂溶液は高濃度でも低粘度であり、しかも塗膜後
熱処理により塗膜の強度を増大させ、優れた耐ガス透過
性、耐油性、保香性、透明性を保持する。
0.7 dl/l/未満で、良好な溶媒溶解性を有し、
その樹脂溶液は高濃度でも低粘度であり、しかも塗膜後
熱処理により塗膜の強度を増大させ、優れた耐ガス透過
性、耐油性、保香性、透明性を保持する。
D8本発明のより詳細な説明
本発明における変性EVOHからなるコーティング材料
は、エチレン含有量20〜60モル%であり、かつ該共
重合体の酢酸ビニル成分のけん化度が95%以上のもの
が好適である。エチレン含有量が20モル%よシ小さい
と耐水性、耐熱水性等が低下し、また60モル%を越え
ると、EVOHの特性である耐ガス透過性、保香性が低
下する。またけん化度が95%未満ではガスバリヤ−性
、耐油性が低下し、EVOH本来の特性を保持しえなく
なる。
は、エチレン含有量20〜60モル%であり、かつ該共
重合体の酢酸ビニル成分のけん化度が95%以上のもの
が好適である。エチレン含有量が20モル%よシ小さい
と耐水性、耐熱水性等が低下し、また60モル%を越え
ると、EVOHの特性である耐ガス透過性、保香性が低
下する。またけん化度が95%未満ではガスバリヤ−性
、耐油性が低下し、EVOH本来の特性を保持しえなく
なる。
本発明に用いられる第三成分としてのオレフィン性不飽
和単量体は、を橋性を有する化合物の中から選ばれた1
種又は2種以上を用いるととができるが、特に下記一般
式〔I〕及び[11)で表わされる化合物の中から選ば
れた1種または2種以上のものが好適に用いられる。
和単量体は、を橋性を有する化合物の中から選ばれた1
種又は2種以上を用いるととができるが、特に下記一般
式〔I〕及び[11)で表わされる化合物の中から選ば
れた1種または2種以上のものが好適に用いられる。
R’m
■
CH2=CH−(CH2)n−8i−R2n−m+ (
f )CH2=CHC−々−R3−0−R’ [:II
]1! 但し、こ\でnはQ−wlSmはθ〜2、R1は低級ア
ルキル基、アリル基またはアリル基を有する低級アルキ
ル基、R2は次素数1〜40の飽和分岐または非分岐の
アルコキシル基、R3は低級アルキル基、R4は炭素数
1〜40の飽和分岐まだは非分岐のアルキル基である。
f )CH2=CHC−々−R3−0−R’ [:II
]1! 但し、こ\でnはQ−wlSmはθ〜2、R1は低級ア
ルキル基、アリル基またはアリル基を有する低級アルキ
ル基、R2は次素数1〜40の飽和分岐または非分岐の
アルコキシル基、R3は低級アルキル基、R4は炭素数
1〜40の飽和分岐まだは非分岐のアルキル基である。
一般式〔I〕で表わされるオレフィン性不飽和単量体と
しては、ビニルトリエトキシシラン、ビニルメチルジメ
トキシシラン、ビニルメチルメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルメチルジェトキシシラン、ビ
ニルメチルジトキシシラン、アリルトリメトキシシラン
、アリルメチルジメトキシシラン等が挙げられるが、ビ
ニルトリメトキシシランが好ましい。
しては、ビニルトリエトキシシラン、ビニルメチルジメ
トキシシラン、ビニルメチルメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルメチルジェトキシシラン、ビ
ニルメチルジトキシシラン、アリルトリメトキシシラン
、アリルメチルジメトキシシラン等が挙げられるが、ビ
ニルトリメトキシシランが好ましい。
一般式(II)で表わされるオレフィン性不飽和単量体
としては、N−メトキシメチルアクリル7 ミド(CH
x=CH−C−IJcHxOCHs) 、N ) )
キシI エチルアクリルアミド、N−エトキシメチルアクリル7
ミド、N−(n−プロポキシメチル)アクリルアミド、
N−(イソ−プロポキシメチル)アクリルアミド、N−
(n−ブトキシメチル)アクリルアミド、等が挙げられ
るが、N−(n−ブトキシメチル)アクリルアミドが好
ましい。
としては、N−メトキシメチルアクリル7 ミド(CH
x=CH−C−IJcHxOCHs) 、N ) )
キシI エチルアクリルアミド、N−エトキシメチルアクリル7
ミド、N−(n−プロポキシメチル)アクリルアミド、
N−(イソ−プロポキシメチル)アクリルアミド、N−
(n−ブトキシメチル)アクリルアミド、等が挙げられ
るが、N−(n−ブトキシメチル)アクリルアミドが好
ましい。
またその他のオレフィン性不飽和単量体としるアクリル
酸(エステル)類、(但しRは水素又はメチル基、ぼけ
水素又は炭素数1〜20の飽和分岐又は非分岐のアルキ
ル基である)等が挙げられる。
酸(エステル)類、(但しRは水素又はメチル基、ぼけ
水素又は炭素数1〜20の飽和分岐又は非分岐のアルキ
ル基である)等が挙げられる。
上述したオレフィン性不飽和単量体と酢酸ビニル、エチ
レンの共重合はアルコールの存在下で溶液重合で実施す
ることが好ましい。アルコールは通常メタノール、エタ
ノール、ゲタノールなど低級アルコールが用いられるが
、本発明による変性EVOHの必須要件として、〔η〕
が0、7 dl19未満、好ましくは〔η〕が0.7〜
0.3di/9 、最適には0.6〜0.3 ttt/
9 テabルコ(!: テhシ、アルコールとしては連
鎖移動定数の大きなメタノールが好ましく、工業的に本
安価で有利である。場合によっては、さらに強力な連鎖
移動剤、例えばメルカプタン類、アルデヒド類などを添
加して〔η〕を調節することも可能である。
レンの共重合はアルコールの存在下で溶液重合で実施す
ることが好ましい。アルコールは通常メタノール、エタ
ノール、ゲタノールなど低級アルコールが用いられるが
、本発明による変性EVOHの必須要件として、〔η〕
が0、7 dl19未満、好ましくは〔η〕が0.7〜
0.3di/9 、最適には0.6〜0.3 ttt/
9 テabルコ(!: テhシ、アルコールとしては連
鎖移動定数の大きなメタノールが好ましく、工業的に本
安価で有利である。場合によっては、さらに強力な連鎖
移動剤、例えばメルカプタン類、アルデヒド類などを添
加して〔η〕を調節することも可能である。
共重合は回分式、連続方式のいずれにても実施可能であ
る。EVOHのエチレン含有量は主として共重合系内に
存在する酢酸ビニルと溶存するエチレン量によって決ま
り、後者は重合槽エチレン圧力及び温度などに主として
依存するので、エチレン含有量が同じ場合には変性EV
OHの変性量は主として系内に存在する酢酸ビニルと第
三成分のオレフィン性不飽和単量体との量的関係に支配
される。回分式の場合、共重合反応性比に従って重合率
とともに共重合体組成が変動していくことはよく知られ
ているが、単量体組成が一定になるように、一方もしく
は両方の単量体を添加していく、いわゆる半回分方式を
採用することが、均一な共重合組成を有する共重合体を
得るためには、より望ましい。この場合の添加量の算出
方法の一例としては、 R,J、Hanna が Induatriシ4and
Enginaering C1iC11eも「yvo
l、49 、/Fl12.208〜209 (1957
)に提出している式が挙げられる。
る。EVOHのエチレン含有量は主として共重合系内に
存在する酢酸ビニルと溶存するエチレン量によって決ま
り、後者は重合槽エチレン圧力及び温度などに主として
依存するので、エチレン含有量が同じ場合には変性EV
OHの変性量は主として系内に存在する酢酸ビニルと第
三成分のオレフィン性不飽和単量体との量的関係に支配
される。回分式の場合、共重合反応性比に従って重合率
とともに共重合体組成が変動していくことはよく知られ
ているが、単量体組成が一定になるように、一方もしく
は両方の単量体を添加していく、いわゆる半回分方式を
採用することが、均一な共重合組成を有する共重合体を
得るためには、より望ましい。この場合の添加量の算出
方法の一例としては、 R,J、Hanna が Induatriシ4and
Enginaering C1iC11eも「yvo
l、49 、/Fl12.208〜209 (1957
)に提出している式が挙げられる。
乞
連続方式の場合、攪拌混合槽−重合槽とする完全混合型
1段の流系反応方式が最も好適であシ、また2段以上の
多段の流系反応方式の場合には、前記と同様の理由で各
段の共重合槽内の単量体組成が一定となる如く、2段以
降の各種に単量体を添加しながら行うことがよシ望まし
い。
1段の流系反応方式が最も好適であシ、また2段以上の
多段の流系反応方式の場合には、前記と同様の理由で各
段の共重合槽内の単量体組成が一定となる如く、2段以
降の各種に単量体を添加しながら行うことがよシ望まし
い。
重合開始剤としては、2.2′−7ゾビヌー(4−メト
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2.4.4
−トリメチルバレロニトリル、2.2′−アゾピヌイソ
プチロニトリルなどのニトリル類、ジーn−7”ロピル
バーオキシカーポネート、ビグ−4−t−プチルシクロ
ヘキシルバーオキシジカーポネート、ビス−2−エチル
ヘキシルパーオキシジカーボネートなどのカーボネート
類、アセチルシクロヘキサンスルフォニルパーオキシド
、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化物
類、等の公知のラジカル開始剤が使用できる。
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2.4.4
−トリメチルバレロニトリル、2.2′−アゾピヌイソ
プチロニトリルなどのニトリル類、ジーn−7”ロピル
バーオキシカーポネート、ビグ−4−t−プチルシクロ
ヘキシルバーオキシジカーポネート、ビス−2−エチル
ヘキシルパーオキシジカーボネートなどのカーボネート
類、アセチルシクロヘキサンスルフォニルパーオキシド
、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化物
類、等の公知のラジカル開始剤が使用できる。
第三成分のオレフィン性不飽和単量体の含有量は、あま
シ少なすぎると改質の効果が発揮されず、また多すぎれ
ば、均一な溶解性が失われたシ、EVOH本来の特性で
ある酸素バリヤー性が低下するなど好ましくない。該含
有量はそれぞれの目的、及び単量体の種類に応じて選定
されるが、o、ooos〜5モル%、特に0.001〜
3モル%の範囲が好適である。
シ少なすぎると改質の効果が発揮されず、また多すぎれ
ば、均一な溶解性が失われたシ、EVOH本来の特性で
ある酸素バリヤー性が低下するなど好ましくない。該含
有量はそれぞれの目的、及び単量体の種類に応じて選定
されるが、o、ooos〜5モル%、特に0.001〜
3モル%の範囲が好適である。
重合で得られた共重合体は、次いでけん化反応に供せら
れる。けん化反応はアルカリ性触媒を用いて公知の方法
、すなわち通常共重合体をアルコール溶液としてアルコ
リシスによシ反応を行わしめるのが有利である。特に、
日本特許第575,889号及び同611,557号に
開示された基型反応器を用い、けん化反応途上副生ずる
酢酸メチルを、塔底にアルコール蒸気を吹込んで塔頂か
ら除去しながら行う方法が最も好適に用いることができ
る。けん化反応に用いるアルカリ性触媒としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸
化物、ナトリウムメチラート、カリウムメチラートなど
のアルコラードが用いられるが、水酸化ナトリウムが工
業的には、経済的に有利である。けん化温度は60〜1
75℃の範囲から好適に選ばれる。特に前記基型反応器
を用いる場合には、該共重合体の組成にも関連するが、
反応時間の短縮、変性EVOHのアルコール類への溶解
性等から100℃以上が好ましい。
れる。けん化反応はアルカリ性触媒を用いて公知の方法
、すなわち通常共重合体をアルコール溶液としてアルコ
リシスによシ反応を行わしめるのが有利である。特に、
日本特許第575,889号及び同611,557号に
開示された基型反応器を用い、けん化反応途上副生ずる
酢酸メチルを、塔底にアルコール蒸気を吹込んで塔頂か
ら除去しながら行う方法が最も好適に用いることができ
る。けん化反応に用いるアルカリ性触媒としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸
化物、ナトリウムメチラート、カリウムメチラートなど
のアルコラードが用いられるが、水酸化ナトリウムが工
業的には、経済的に有利である。けん化温度は60〜1
75℃の範囲から好適に選ばれる。特に前記基型反応器
を用いる場合には、該共重合体の組成にも関連するが、
反応時間の短縮、変性EVOHのアルコール類への溶解
性等から100℃以上が好ましい。
けん化反応後、改質EVOHを単離するに当っては、公
知の方法が適用可能で6D、特に日本特許725,52
0号に開示されたストランド状に析出させて該EVOH
を分離する方法が好適に用いられる。析出単離された変
性EVOHは、公知の方法で水洗後、必要に応じて酸処
理等公知の熱安定化処理を行い、乾燥後、溶媒に溶解し
て、必要に応じて架橋触媒を添加し、コーティング溶液
として用いられる。また、水−アルコール系溶剤の場合
には、脱液後、未乾燥または半乾燥のま\溶剤に溶解し
てコーティング溶液として用いることが、経済的見地か
らより好ましい。
知の方法が適用可能で6D、特に日本特許725,52
0号に開示されたストランド状に析出させて該EVOH
を分離する方法が好適に用いられる。析出単離された変
性EVOHは、公知の方法で水洗後、必要に応じて酸処
理等公知の熱安定化処理を行い、乾燥後、溶媒に溶解し
て、必要に応じて架橋触媒を添加し、コーティング溶液
として用いられる。また、水−アルコール系溶剤の場合
には、脱液後、未乾燥または半乾燥のま\溶剤に溶解し
てコーティング溶液として用いることが、経済的見地か
らより好ましい。
本発明のコーティング溶液の溶媒としては、ジメチルヌ
ルホキシト、ジメチルフォルムアミド、メタノール、エ
タノール、プロピルアルコール類、ブチルアルコール類
など炭素数4以下の脂肪族アルコール類、該アルコール
類−水系溶媒等が用いられるが、溶解性、溶解温度、揮
発性(乾燥速度)、経済性等の見地からアルコール類−
水系溶媒が好ましい。特に、該アルコールがn−プロピ
ルアルコール、1ao−プロピルアルコール、n−グチ
ルアルコール、80C−ブチルアルコール、t−ブチル
アルコールの中力ら選ばれた1種または2種以上の混合
物であるアルコール−水系溶媒が好適に用いられる。ア
ルコール−水系溶媒の最適組成は溶解性、溶液の放置安
定性等から決められるが、多くの場合、アルコール濃度
50重量%以上の範囲にあり、アルコールの種別、エチ
レン含有量等により適宜法められる。たとえば、エチレ
ン含有量43モル%の変性EVOHでは、n−プロピル
アルコールの場合、アルコール濃度65〜75重量%に
好適な濃度領域があり、エチレン含有蓋33モル%では
、該アルコール濃度50〜65重量%に好適な領域が存
在する。なお本発明の改質EVOI(の溶解性について
は、本発明の効果を得るための第三成分単量体含有量が
小さい領域にあるために、改質EVOHは変性されてい
るとはいえ、なお溶剤への溶解性については、公知のE
VOH樹脂の溶解性(例えば特公昭47−48489号
など)を参考に、好適な溶剤、溶剤組成を決定すること
ができる。
ルホキシト、ジメチルフォルムアミド、メタノール、エ
タノール、プロピルアルコール類、ブチルアルコール類
など炭素数4以下の脂肪族アルコール類、該アルコール
類−水系溶媒等が用いられるが、溶解性、溶解温度、揮
発性(乾燥速度)、経済性等の見地からアルコール類−
水系溶媒が好ましい。特に、該アルコールがn−プロピ
ルアルコール、1ao−プロピルアルコール、n−グチ
ルアルコール、80C−ブチルアルコール、t−ブチル
アルコールの中力ら選ばれた1種または2種以上の混合
物であるアルコール−水系溶媒が好適に用いられる。ア
ルコール−水系溶媒の最適組成は溶解性、溶液の放置安
定性等から決められるが、多くの場合、アルコール濃度
50重量%以上の範囲にあり、アルコールの種別、エチ
レン含有量等により適宜法められる。たとえば、エチレ
ン含有量43モル%の変性EVOHでは、n−プロピル
アルコールの場合、アルコール濃度65〜75重量%に
好適な濃度領域があり、エチレン含有蓋33モル%では
、該アルコール濃度50〜65重量%に好適な領域が存
在する。なお本発明の改質EVOI(の溶解性について
は、本発明の効果を得るための第三成分単量体含有量が
小さい領域にあるために、改質EVOHは変性されてい
るとはいえ、なお溶剤への溶解性については、公知のE
VOH樹脂の溶解性(例えば特公昭47−48489号
など)を参考に、好適な溶剤、溶剤組成を決定すること
ができる。
コーティング溶液の樹脂濃度は20〜50重量%が好ま
しく、特に25〜40M量%が好適に用いられる。これ
は従来のEVOHコーティング溶液の樹脂濃度が、高々
15重量%程度に制限されているのに対し、極めて経済
的、操作的に有利となる。
しく、特に25〜40M量%が好適に用いられる。これ
は従来のEVOHコーティング溶液の樹脂濃度が、高々
15重量%程度に制限されているのに対し、極めて経済
的、操作的に有利となる。
コーティング溶液には、必要に応じて架橋触媒を添加す
る。架橋触媒の種別は、架橋性を有する第三成分単量体
の種類、含有蓋によって異なるが、一般Kljil酸、
リン酸等の無機酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸等の有機
酸、無水フタール酸等の酸無水物、塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム等の強酸アンモニウム塩などが用いら
れる。
る。架橋触媒の種別は、架橋性を有する第三成分単量体
の種類、含有蓋によって異なるが、一般Kljil酸、
リン酸等の無機酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸等の有機
酸、無水フタール酸等の酸無水物、塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム等の強酸アンモニウム塩などが用いら
れる。
コーティング操作による被覆の形成は、キャスティング
ヘッドからの吐出、ロールコート、ドクターロールコー
ト、ドクターナイフコート、カーテンフローコート、ヌ
プレ−1ffi、fi1毛塗シなど任意の手段で行われ
る。コート操作によシ形成された塗膜は乾燥され、必要
に応じて熱処理される。熱処理の温度、時間は、架橋性
第三成分単量体の種類、含有量、塗膜の目的などによっ
て調節されるが、一般に100−180’Cで、1時間
以下で行われる。この乾燥、熱処理工程で架橋が進行し
、充分寮用に耐えうる強度を有する塗膜が得られる。
ヘッドからの吐出、ロールコート、ドクターロールコー
ト、ドクターナイフコート、カーテンフローコート、ヌ
プレ−1ffi、fi1毛塗シなど任意の手段で行われ
る。コート操作によシ形成された塗膜は乾燥され、必要
に応じて熱処理される。熱処理の温度、時間は、架橋性
第三成分単量体の種類、含有量、塗膜の目的などによっ
て調節されるが、一般に100−180’Cで、1時間
以下で行われる。この乾燥、熱処理工程で架橋が進行し
、充分寮用に耐えうる強度を有する塗膜が得られる。
次に’i!施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する
。5j!施例巾部又#′i%は、ことわシのない限り電
量部又は重量%を示す。
。5j!施例巾部又#′i%は、ことわシのない限り電
量部又は重量%を示す。
実施例I
容量101で内部に冷却用コイルをもつ攪拌機付重合槽
において、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体を得るた
め、以下に示す条件にょシ連続重合を実施した。
において、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体を得るた
め、以下に示す条件にょシ連続重合を実施した。
酢酸ビニル供給量 3909/hr
メタノール tt390f/hr
2.2′−アゾビス−(2,4−ジメチ/l// <
vロニトリル)供給量160Bg/br ビニルトリメトキシシラン供給量 650mg/hr重
合温度 60℃ 平均滞留時間 6.5hra 重合槽エチレン圧力 2 s kg/ex G酢酸ビニ
ルの重合率は約40%であった。得られた共重合体は即
分析にょシ、ビニルトリメトキシシランを0.11モル
%、酢酸ビニル単位を68モル%、エチレン単位を32
モル%含有する事が確認された。該共重合体のメタノー
ル溶液を基或けん化反応器に導入し、さらに水酸化ナト
リウムを共重合体の酢酸ビニル単位に対するモル比が0
.04となるごとく、該反応器に供給し、塔下部よりメ
タノール蒸気を吹込み、塔頂よシ副生する酢酸メチIし
を除去しながらけん化反応を行い、塔底よシ改質EVO
Hのメタノール溶液を得た。このメタノール溶液に水蒸
気を吹込み、溶液中の溶剤組成を水/メタノール混合系
に変えた後、5℃のメタノール10%水溶液中にストラ
ンド状に吐出させ、凝固析出後、切断して、変性EVO
Hをベレット状物として単離した。これを充分水洗した
後、1.6f/1Ft−酸水溶液に3時間浸漬後、50
℃で乾燥して揮発分50%の変性EV01(ベレットを
得た。
vロニトリル)供給量160Bg/br ビニルトリメトキシシラン供給量 650mg/hr重
合温度 60℃ 平均滞留時間 6.5hra 重合槽エチレン圧力 2 s kg/ex G酢酸ビニ
ルの重合率は約40%であった。得られた共重合体は即
分析にょシ、ビニルトリメトキシシランを0.11モル
%、酢酸ビニル単位を68モル%、エチレン単位を32
モル%含有する事が確認された。該共重合体のメタノー
ル溶液を基或けん化反応器に導入し、さらに水酸化ナト
リウムを共重合体の酢酸ビニル単位に対するモル比が0
.04となるごとく、該反応器に供給し、塔下部よりメ
タノール蒸気を吹込み、塔頂よシ副生する酢酸メチIし
を除去しながらけん化反応を行い、塔底よシ改質EVO
Hのメタノール溶液を得た。このメタノール溶液に水蒸
気を吹込み、溶液中の溶剤組成を水/メタノール混合系
に変えた後、5℃のメタノール10%水溶液中にストラ
ンド状に吐出させ、凝固析出後、切断して、変性EVO
Hをベレット状物として単離した。これを充分水洗した
後、1.6f/1Ft−酸水溶液に3時間浸漬後、50
℃で乾燥して揮発分50%の変性EV01(ベレットを
得た。
この変性EVOHのけん化度は99.4%、〔η〕は0
.55dt/flであった。得られた変性EVOHベレ
ットをn−プロパノ−/I//水系に溶解し、変性EV
OH30%、溶剤組成n−プロパツール/水55/45
のコーティング溶液を得た。この溶液の40℃における
粘度をB型粘度計で測定したところ、700 cpであ
った。20μの厚みのOPPフィルムをコロナ処理した
後、ドツイフミ用ポリウレタン系接着剤を約2 fA塗
布し、120℃、20秒乾燥後、上記変性EVOHコー
ティング溶液を40℃の温度下にコーターで塗布し、1
10℃、2分乾燥後、145℃、5分熱処理して、8μ
厚みで均一、透明性良好な変性EVOH塗膜が得られた
。別に上記コーティング溶液より同様に乾燥、熱処理し
て厚さ8μの流延フィルムを得て、20℃、65%RH
条件下で引張破断点強度を測定したところ、4.5kt
ilシで、充分使用に耐える強度を有していた。
.55dt/flであった。得られた変性EVOHベレ
ットをn−プロパノ−/I//水系に溶解し、変性EV
OH30%、溶剤組成n−プロパツール/水55/45
のコーティング溶液を得た。この溶液の40℃における
粘度をB型粘度計で測定したところ、700 cpであ
った。20μの厚みのOPPフィルムをコロナ処理した
後、ドツイフミ用ポリウレタン系接着剤を約2 fA塗
布し、120℃、20秒乾燥後、上記変性EVOHコー
ティング溶液を40℃の温度下にコーターで塗布し、1
10℃、2分乾燥後、145℃、5分熱処理して、8μ
厚みで均一、透明性良好な変性EVOH塗膜が得られた
。別に上記コーティング溶液より同様に乾燥、熱処理し
て厚さ8μの流延フィルムを得て、20℃、65%RH
条件下で引張破断点強度を測定したところ、4.5kt
ilシで、充分使用に耐える強度を有していた。
比較例1
実施例1において、変性EVOHのかわりに、従来のE
van (エチレン含有量32モル%、けん化度99,
4%、〔η) o、ss ttt/f )を用い、実施
例1と同様にコーティング溶液より乾燥、熱処理して、
厚さ8μの流延フィルムを得たが、極めて脆く、強度の
測定は不可能であった。
van (エチレン含有量32モル%、けん化度99,
4%、〔η) o、ss ttt/f )を用い、実施
例1と同様にコーティング溶液より乾燥、熱処理して、
厚さ8μの流延フィルムを得たが、極めて脆く、強度の
測定は不可能であった。
比較例2
実施例1において、変性KVO)(のかわりに、従来の
EVOH(エチレン含有量32モル%、けん化度99.
4%、[η) ]、 Oett7y )を用い、EVO
H15%及び30%、溶剤組成η−ブpパノール/水5
5/45の溶液を得て、40℃における粘度を測定した
ところ、各々800 op 、 75000 epであ
った。
EVOH(エチレン含有量32モル%、けん化度99.
4%、[η) ]、 Oett7y )を用い、EVO
H15%及び30%、溶剤組成η−ブpパノール/水5
5/45の溶液を得て、40℃における粘度を測定した
ところ、各々800 op 、 75000 epであ
った。
EVOI(30%の溶液は粘度が高く、コーティング溶
液としては使用不可能であった。EVOH1s%の溶液
よシ、実施例1と同様に乾燥、熱処理して厚さ8μの流
延フィルムを得て、20℃、65%RH条件下で引張破
断点強度を測定した結果、4.81g/wasであった
。
液としては使用不可能であった。EVOH1s%の溶液
よシ、実施例1と同様に乾燥、熱処理して厚さ8μの流
延フィルムを得て、20℃、65%RH条件下で引張破
断点強度を測定した結果、4.81g/wasであった
。
実施例2
実施例1と同じ重合槽を用いて、以下に示す条件で連続
重合を実施した。
重合を実施した。
酢酸ビニル供給量 3409/br
メタノール tl 395y/hr
2.2′−アゾビスイソブチロニトリル供給量 300
1g/hrN−(n−ブトキシメチル)アクリルアミド
供MijL 3 f/hr重合温度 60℃ 平均滞留時間 8 hra 重合槽エチレン圧力 27 kg/cj G酢酸ビニル
の重合率は約45%であった。得られた共重合体はNM
R分析により、N−(n−ブトキシメチ/I/)アクリ
ルアミド単位を2モ/1/%、酢酸ビニル単位を65モ
ル%、エチレン単位を33モル%含有する事が確認され
た。実施例1と同様にけん化、単離、水洗して、けん化
度99.3%、〔η) Q、52 dt/fの変性EV
OHベレットを得た。この変性EVOHをn−プロパノ
−/I//水系に溶解し、変性EVOH35%、溶剤組
成n−プロパツール/水50/りO、塩化アンモニウム
0.5%のコーティング溶液を得た。この溶液の50℃
における粘度は900 cpであった。0.75 dl
/fのポリエチレンテレフタレート樹脂をプロー成形し
た容積1.01.厚さ200μのものに、ウレタン系接
着剤を10μ塗布した後、上記変性EVOH溶液に浸漬
し、90℃、3分乾燥後、150℃で2分熱処理して、
厚さ12μの外観、透明性良好な変性EVO)I塗膜を
有する容器を得た。別に上記コーティング溶液より同様
に乾燥、熱処理して厚さ12μの流延フィルムを得て、
20℃、65%RH条件下で引張破断点強度を測定した
結果4.okq/■であった。
1g/hrN−(n−ブトキシメチル)アクリルアミド
供MijL 3 f/hr重合温度 60℃ 平均滞留時間 8 hra 重合槽エチレン圧力 27 kg/cj G酢酸ビニル
の重合率は約45%であった。得られた共重合体はNM
R分析により、N−(n−ブトキシメチ/I/)アクリ
ルアミド単位を2モ/1/%、酢酸ビニル単位を65モ
ル%、エチレン単位を33モル%含有する事が確認され
た。実施例1と同様にけん化、単離、水洗して、けん化
度99.3%、〔η) Q、52 dt/fの変性EV
OHベレットを得た。この変性EVOHをn−プロパノ
−/I//水系に溶解し、変性EVOH35%、溶剤組
成n−プロパツール/水50/りO、塩化アンモニウム
0.5%のコーティング溶液を得た。この溶液の50℃
における粘度は900 cpであった。0.75 dl
/fのポリエチレンテレフタレート樹脂をプロー成形し
た容積1.01.厚さ200μのものに、ウレタン系接
着剤を10μ塗布した後、上記変性EVOH溶液に浸漬
し、90℃、3分乾燥後、150℃で2分熱処理して、
厚さ12μの外観、透明性良好な変性EVO)I塗膜を
有する容器を得た。別に上記コーティング溶液より同様
に乾燥、熱処理して厚さ12μの流延フィルムを得て、
20℃、65%RH条件下で引張破断点強度を測定した
結果4.okq/■であった。
比較例3
実施例2において、変性EVOHのかわシに、従来のE
VOH(エチレン含有率33モル%、けん化度99.3
%、〔η] 0.52 ttt/f )を用い、実施例
2と同様にコーティング溶液より乾燥、熱処理して厚さ
12μの流延フィルムを得ようと試みたが、フィルムを
分離する際に脆くて破断し、強度の測定は不可能であつ
九。
VOH(エチレン含有率33モル%、けん化度99.3
%、〔η] 0.52 ttt/f )を用い、実施例
2と同様にコーティング溶液より乾燥、熱処理して厚さ
12μの流延フィルムを得ようと試みたが、フィルムを
分離する際に脆くて破断し、強度の測定は不可能であつ
九。
実施例3.4.5および比較例4.5.6.7表1に示
すような種々の変性EVOHを作シ、適当なアルコール
−水混合溶剤に溶かし、実施例1と同様に20μ厚みの
OPPフィルムに塗布し、適当な熱処理を行ったところ
、いずれも均一透明な塗膜が得られ、塗膜の強度も充分
使用に耐えうるものであった。一方相当の未変性E V
OHの場合は、いずれも塗膜の強度が弱く、コーティ
ング材料としては使用不可能である。また比較例7にお
いて、ビニルトリメトキシシランを6モル%含有したE
VOHを作ったが、アルコール−水混合系には溶解しな
かった。
すような種々の変性EVOHを作シ、適当なアルコール
−水混合溶剤に溶かし、実施例1と同様に20μ厚みの
OPPフィルムに塗布し、適当な熱処理を行ったところ
、いずれも均一透明な塗膜が得られ、塗膜の強度も充分
使用に耐えうるものであった。一方相当の未変性E V
OHの場合は、いずれも塗膜の強度が弱く、コーティ
ング材料としては使用不可能である。また比較例7にお
いて、ビニルトリメトキシシランを6モル%含有したE
VOHを作ったが、アルコール−水混合系には溶解しな
かった。
■−表1
*I)20℃、65%1旧下で測定
米2)50℃、B型粘度計で測定
実施例6〜12
表2に示すような種4の変性EVOHを作シ、適当なア
ルコール−水混合溶剤に溶かし、必要に応じて架橋触媒
を添加して、実施例1と同様に20μ厚みのOPPフィ
ルムに塗布し、適当な熱処理を行ったところ、いずれも
均一透明な塗膜が得られ、塗膜の強度も表2に示すよう
に充分に使用できる手続補正書 昭和60年8月28日 l#顯昭59−118767号 2、発明の名称 コーティング材料 3補正をする者 (I[18)株式会社 り ラ し 倉敷市酒津青江山2o45の1 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (リ 明細書第5頁第15〜16行の[エチレン含有量
20〜60モルチであり、」を[エチレン含(2)同第
8頁第4行の「R1」を「R′」と補正する。
ルコール−水混合溶剤に溶かし、必要に応じて架橋触媒
を添加して、実施例1と同様に20μ厚みのOPPフィ
ルムに塗布し、適当な熱処理を行ったところ、いずれも
均一透明な塗膜が得られ、塗膜の強度も表2に示すよう
に充分に使用できる手続補正書 昭和60年8月28日 l#顯昭59−118767号 2、発明の名称 コーティング材料 3補正をする者 (I[18)株式会社 り ラ し 倉敷市酒津青江山2o45の1 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (リ 明細書第5頁第15〜16行の[エチレン含有量
20〜60モルチであり、」を[エチレン含(2)同第
8頁第4行の「R1」を「R′」と補正する。
(32同第11頁第8〜9行のrO,0005〜5モル
チ、特に0001〜3モルチの範囲が好適である。J′
(f−r O,0005〜sモル%、 %Ko、oo1
〜3モルチ、さらに好適にはo、oi〜5モルチ、最適
には0.05〜3モルチである。」と補正する。
チ、特に0001〜3モルチの範囲が好適である。J′
(f−r O,0005〜sモル%、 %Ko、oo1
〜3モルチ、さらに好適にはo、oi〜5モルチ、最適
には0.05〜3モルチである。」と補正する。
(4) 同第12頁下から第2行の「脱液後、」をr
EVOHを脱液後、」と補正する。
EVOHを脱液後、」と補正する。
Claims (6)
- (1)酢酸ビニル、エチレン、及び第三成分として架橋
性を有するオレフィン性不飽和単量体の中から選ばれた
1種又は2種以上の共重合体をけん化して得た酢酸ビニ
ル成分のけん化度95%以上、エチレン含有率20〜6
0モル%、第三成分の含有量o、ooos〜5モル%で
あ夛、その15重量%含水フェノールの20℃における
極限粘度が0.74179未満である変性エチレン−酢
酸ビニル共重合体けん化物からなるコーティング材料。 - (2)第三成分が下記一般式〔■〕で表わされる変性エ
チレン−酢酸ビニル共重合体けん化物である第1項記載
のコーティング材料。 (但しこ!でnは0〜1、mは0〜2 、R’は低級ア
ルキル基、アリル基またはアリル基を有する低級アルキ
ル基、R2は炭素数1〜40の飽和分岐または非分岐の
アルコキシル基であシ、該アルコキシル基は酸素を含有
する置換基を有していてもよい。) - (3)第三成分が下記一般式[II]で表わされる変性
エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物である第1項記
載のコーティング材料。 CH2=CH−C−侍−R3−0−R’ [U )1 (但し、と!でR3は低級アルキル基、R4は炭素数1
〜40の飽和分岐または非分岐のアルキル基である。) - (4)コーティング材料が変性エチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物の溶液である第1.2.3項いずれかに
記載のコーティング材料。 - (5)溶液の溶媒が水−アルコール混合溶媒である第4
項記載のコーティング材料。 - (6) アルコールがn−プロピル、180−プロピル
、n−ブチル、5ee−ブチル、t−ブチルアルコール
から選ばれた1種または2種以上である第5項記載のコ
ーティング材料。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59118767A JPS60262869A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | コ−テイング材料 |
US06/738,831 US4636551A (en) | 1984-06-08 | 1985-05-29 | Coating material |
EP85107081A EP0164134A3 (en) | 1984-06-08 | 1985-06-07 | Coating material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59118767A JPS60262869A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | コ−テイング材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60262869A true JPS60262869A (ja) | 1985-12-26 |
JPH0559946B2 JPH0559946B2 (ja) | 1993-09-01 |
Family
ID=14744560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59118767A Granted JPS60262869A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | コ−テイング材料 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4636551A (ja) |
EP (1) | EP0164134A3 (ja) |
JP (1) | JPS60262869A (ja) |
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1985
- 1985-05-29 US US06/738,831 patent/US4636551A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-06-07 EP EP85107081A patent/EP0164134A3/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02227174A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-10 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | エチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物の塗膜形成方法 |
JPH08207215A (ja) * | 1995-10-05 | 1996-08-13 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の積層物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0164134A2 (en) | 1985-12-11 |
JPH0559946B2 (ja) | 1993-09-01 |
US4636551A (en) | 1987-01-13 |
EP0164134A3 (en) | 1988-05-18 |
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