JPS59230017A - 新規ポリグリシジルエ−テル及びその製法 - Google Patents
新規ポリグリシジルエ−テル及びその製法Info
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- JPS59230017A JPS59230017A JP58090621A JP9062183A JPS59230017A JP S59230017 A JPS59230017 A JP S59230017A JP 58090621 A JP58090621 A JP 58090621A JP 9062183 A JP9062183 A JP 9062183A JP S59230017 A JPS59230017 A JP S59230017A
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- polyglycidyl ether
- resin
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/20—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the epoxy compounds used
- C08G59/32—Epoxy compounds containing three or more epoxy groups
- C08G59/3218—Carbocyclic compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D303/00—Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D303/02—Compounds containing oxirane rings
- C07D303/12—Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms
- C07D303/18—Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by singly or doubly bound oxygen atoms by etherified hydroxyl radicals
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- C07D303/24—Ethers with hydroxy compounds containing no oxirane rings with polyhydroxy compounds
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- C08G59/08—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule of polyhydroxy compounds with epihalohydrins or precursors thereof of polyhydric phenols from phenol-aldehyde condensates
-
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G8/00—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
- C08G8/04—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、新規なポリグリシジルエーテル、その製法な
らびにそれから得られる樹脂に関するものである。
らびにそれから得られる樹脂に関するものである。
本発明のポリグリシジルエーテルから得られるエポキシ
樹脂は耐熱性の熱硬化性樹脂であり、ガラス転移wA度
が230℃以上、特に好ましくは280℃以上で耐熱性
にすぐれ且つ吸水率が小さく、たとえば高弾性率繊維(
炭素繊維、゛アラミド繊維など)を補強材として用いた
場合には高耐熱性複合材料として用いることができるも
のである。
樹脂は耐熱性の熱硬化性樹脂であり、ガラス転移wA度
が230℃以上、特に好ましくは280℃以上で耐熱性
にすぐれ且つ吸水率が小さく、たとえば高弾性率繊維(
炭素繊維、゛アラミド繊維など)を補強材として用いた
場合には高耐熱性複合材料として用いることができるも
のである。
従来技術
耐熱性エポキシ樹脂を製造する方法としては1)テトラ
グリシジルメチレンジアニリンとジアミノジフェニルス
ルホンを硬化させる。2)フ工ノールノボラックのポリ
グリシジルエーテルをジアミノジフェニルスルポンと硬
化させる。
グリシジルメチレンジアニリンとジアミノジフェニルス
ルホンを硬化させる。2)フ工ノールノボラックのポリ
グリシジルエーテルをジアミノジフェニルスルポンと硬
化させる。
3)上記ジアミノジフェニルスルホンのかわりにジシア
ンジアミドを硬化剤として用いる等の方法が良く知られ
ている。しかしこれらの方法で得られたものも耐熱性不
充分であったり吸水性が大きいなどの欠点がある。また
β−ナフトールとポルマリンを縮合して得られるビスヒ
ドロキシナフチルメタンのジグリシジルエーテルは従来
公知の硬化剤で硬化できることも公知である。しかしこ
のジグリシジルエーテルは低重合度であるにもかかわら
ず融点が170℃以上で高く、溶媒に対する溶解性が悪
いほか、耐熱性の良い樹脂は得らさい工、ボキシ樹脂を
あたえるポリグリシジルエーテルを提供することであり
、このポリグリシジル′・エーテルを硬化させ、高弾性
繊維(炭素繊維、ア1ラミド繊報なと)で補強すると耐
熱性、耐湿熱性のすぐれた複合材料を得ることが出来る
。
ンジアミドを硬化剤として用いる等の方法が良く知られ
ている。しかしこれらの方法で得られたものも耐熱性不
充分であったり吸水性が大きいなどの欠点がある。また
β−ナフトールとポルマリンを縮合して得られるビスヒ
ドロキシナフチルメタンのジグリシジルエーテルは従来
公知の硬化剤で硬化できることも公知である。しかしこ
のジグリシジルエーテルは低重合度であるにもかかわら
ず融点が170℃以上で高く、溶媒に対する溶解性が悪
いほか、耐熱性の良い樹脂は得らさい工、ボキシ樹脂を
あたえるポリグリシジルエーテルを提供することであり
、このポリグリシジル′・エーテルを硬化させ、高弾性
繊維(炭素繊維、ア1ラミド繊報なと)で補強すると耐
熱性、耐湿熱性のすぐれた複合材料を得ることが出来る
。
発明の構成
本発明は
1)α−ナフトールを主たるフェノール成分とし、ホル
ムアルデヒドを主たるアルデヒド成分とし、且つ分子中
に該ナフトール成分を3個以上含むノボラック型ナフト
ール樹脂を骨格とする新規ポリグリシジルエーテル。
ムアルデヒドを主たるアルデヒド成分とし、且つ分子中
に該ナフトール成分を3個以上含むノボラック型ナフト
ール樹脂を骨格とする新規ポリグリシジルエーテル。
2)α−ナフトールとホルムアルデヒドとを酸性触媒の
もと反応させて得られる分子中に該ナフトール成分を3
個以上含むノボラック型ナフトール樹脂とエピクロルヒ
ドリンとを反応させることを特徴とする新規ポリグリシ
ジルエーテルの製法および 3)α−ナフトールを主たるフェノール成分とし、ホル
ムアルデヒドを主たるアルデヒド成分とし、且つ分子中
に該ナフトール成分を3個以上含むノ1ヤて得られる樹
脂 六ある。
もと反応させて得られる分子中に該ナフトール成分を3
個以上含むノボラック型ナフトール樹脂とエピクロルヒ
ドリンとを反応させることを特徴とする新規ポリグリシ
ジルエーテルの製法および 3)α−ナフトールを主たるフェノール成分とし、ホル
ムアルデヒドを主たるアルデヒド成分とし、且つ分子中
に該ナフトール成分を3個以上含むノ1ヤて得られる樹
脂 六ある。
本発明においてはα−ナフトールが主たるフェノール成
分である。
分である。
α−ナフトールに対して小割合のフェノール。
クレゾール、キシレノール、とドロキシベンゼンまたは
その低級アルキル置検体やβ−ナフトール等従来公知の
フェノールノボラックの製造に用いられるフェノール類
を共重合成分として使用することができるが、好ましく
はα−ナフトールのみがフェノール成分であるものであ
る。
その低級アルキル置検体やβ−ナフトール等従来公知の
フェノールノボラックの製造に用いられるフェノール類
を共重合成分として使用することができるが、好ましく
はα−ナフトールのみがフェノール成分であるものであ
る。
本発明においてはホルムアルデヒドが主たるアルデヒド
成分である。
成分である。
ホルムアルデヒドに対して小割合のアセトアルデヒドを
共重合成分として用いることができるが、好ましくはア
ルデヒド成分としてはホルムアルデヒドのみを用いるの
が良い。
共重合成分として用いることができるが、好ましくはア
ルデヒド成分としてはホルムアルデヒドのみを用いるの
が良い。
氷見゛明において新規なポリグリシジルエーテルはノボ
ラック型ナフトール樹脂の分子中にナフトール成分を3
個以上含むものを骨格とするものであり、好ましくはノ
ボラック型ナフトール樹脂中にナフトール成分を4個以
上15個まで含むものを骨格とするものであり、特に好
ましくはノボラック型ナフトール樹脂中にナフトール成
分を4個以−′上10個まで含むものを骨格とするもの
である。
ラック型ナフトール樹脂の分子中にナフトール成分を3
個以上含むものを骨格とするものであり、好ましくはノ
ボラック型ナフトール樹脂中にナフトール成分を4個以
上15個まで含むものを骨格とするものであり、特に好
ましくはノボラック型ナフトール樹脂中にナフトール成
分を4個以−′上10個まで含むものを骨格とするもの
である。
;・・α−ナフトールとホルムアルデヒドとから得ら゛
れるナフトールノボラックでは、分子中に含まれ°るナ
フトール成分の数とナフトールノボラックの分子量はつ
ぎのようになる。
れるナフトールノボラックでは、分子中に含まれ°るナ
フトール成分の数とナフトールノボラックの分子量はつ
ぎのようになる。
(以下余白)
(以下余白)
本発明の新規なポリグリシジルエーテルは従来公知のフ
ェノールノボラックのポリグリシジルエーテルの製法に
従ってつくられるがフェノールとα−ナフトールでは反
応性が異なるのでレゾールを経由する方法よりはα−ナ
フトールとホルムアルデヒド尼を酸性触媒のもと直接反
応させて分子中にナフトール成分を3個以上含むノボラ
ック型フェノール樹脂とし、この樹脂にエピクロルヒド
リンを反応させてポリグリシジルエーテルとする1、;
て調節されるがα−ナフトール1モルに対して通゛\常
2/3モル以上1.5モル以下の範囲がよく用いられる
。
ェノールノボラックのポリグリシジルエーテルの製法に
従ってつくられるがフェノールとα−ナフトールでは反
応性が異なるのでレゾールを経由する方法よりはα−ナ
フトールとホルムアルデヒド尼を酸性触媒のもと直接反
応させて分子中にナフトール成分を3個以上含むノボラ
ック型フェノール樹脂とし、この樹脂にエピクロルヒド
リンを反応させてポリグリシジルエーテルとする1、;
て調節されるがα−ナフトール1モルに対して通゛\常
2/3モル以上1.5モル以下の範囲がよく用いられる
。
また酸性触媒としては具体的には硝酸、HIM。
塩酸、リン酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸
などのプロトン酸、三弗化ホウ素、三、弗化ホウ素エー
テル錯体、塩化アルミニウム、塩化スズ、塩化亜鉛、塩
化鉄、塩化チタンなどのルイス酸、シュウ酸などを用い
ることができる。
などのプロトン酸、三弗化ホウ素、三、弗化ホウ素エー
テル錯体、塩化アルミニウム、塩化スズ、塩化亜鉛、塩
化鉄、塩化チタンなどのルイス酸、シュウ酸などを用い
ることができる。
これらのうちでもプロトン酸、シュウ酸を用いることが
好ましく、特にシュウ酸が好ましく用いられる。
好ましく、特にシュウ酸が好ましく用いられる。
これら触媒の使用量は原料α−ナフトールに対して0.
001〜0.05モル倍の間で選定される。
001〜0.05モル倍の間で選定される。
本発明においてフェノール成分としてのα−ナフトール
とアルデヒド成分としてのホルムアルデヒドの酸性触媒
存在下における反応は通常100〜250℃の間で行な
われる。
とアルデヒド成分としてのホルムアルデヒドの酸性触媒
存在下における反応は通常100〜250℃の間で行な
われる。
またこの反応温度は初期段階は100〜150℃の間で
行なわれ必要に応じて反応温度を更に上昇さ合度の上昇
にともなってノボラック型ナフトール□樹脂の融点が上
昇してくるので昇温することが望ま1ルい。
行なわれ必要に応じて反応温度を更に上昇さ合度の上昇
にともなってノボラック型ナフトール□樹脂の融点が上
昇してくるので昇温することが望ま1ルい。
また上記反応はトルエン、クロルベンゼン、ジクOルベ
ンゼン、ニトロベンゼン、ジフェニルエーテルなどの芳
香族炭化水素、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ールなどのジメチルエーテルの如きエーテルなどを溶媒
として用いることもできる。
ンゼン、ニトロベンゼン、ジフェニルエーテルなどの芳
香族炭化水素、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ールなどのジメチルエーテルの如きエーテルなどを溶媒
として用いることもできる。
かくして、下記式
で表わされるノボラック型ナフトール樹脂が得られる。
フェノール樹脂とエピクロルヒドリンからボリグできる
。この反応は ”1)ノボラック型ナフトール樹脂と過剰のエピクロ、
ルヒドリンの混合物に苛性ソーダ、苛性カリなどのアル
カリ金属水酸化物の固体または濃厚水溶液を加えて80
〜150℃の間の温度で反応させる。
。この反応は ”1)ノボラック型ナフトール樹脂と過剰のエピクロ、
ルヒドリンの混合物に苛性ソーダ、苛性カリなどのアル
カリ金属水酸化物の固体または濃厚水溶液を加えて80
〜150℃の間の温度で反応させる。
2)ノボラック型ナフトール樹脂と過剰のエピクロルヒ
ドリンにテトラメチルアンモニウムクロライド、テトラ
エチルアンモニウムブロマイド、トリメチルベンジルア
ンモニウムクロライドなどの第4級アンモニウム塩を触
媒量加えて70〜150℃で反応させて得られるポリへ
ロヒドリンエーテルに苛性ソーダ、苛性カリなどのアル
カリ金属水酸化物の固体または濃厚水溶液を加えて再び
80〜150℃の間の温度で反応させてポリへロヒドリ
ン工−テルを閉環させて目的のボリグ、リシジルエーテ
ルを得る方法 である。上記の方法においてエピクロルヒドリンの使用
量はノボラック型ナフトール中のナフトール成分に対し
て 1)の方法によるときは2〜20倍モル、好ましくは、
5〜15倍モル 一2’、pの方法によるときは1.5〜10倍モル、好
まし夕;よ2〜5倍モル の;範囲であり、また苛性ソーダ、苛性カリなどの7リ
レカリ金属水酸化物の使用量は1)、2)の方法1とと
もにノボラック型ナフトール中のナフトール成分に対し
て0.8〜1.2倍モルの範囲であり、更に2)の方法
によるときはノボラック型ナフトール中のナフトール成
分に対して0.001〜0.02モル倍の範囲である。
ドリンにテトラメチルアンモニウムクロライド、テトラ
エチルアンモニウムブロマイド、トリメチルベンジルア
ンモニウムクロライドなどの第4級アンモニウム塩を触
媒量加えて70〜150℃で反応させて得られるポリへ
ロヒドリンエーテルに苛性ソーダ、苛性カリなどのアル
カリ金属水酸化物の固体または濃厚水溶液を加えて再び
80〜150℃の間の温度で反応させてポリへロヒドリ
ン工−テルを閉環させて目的のボリグ、リシジルエーテ
ルを得る方法 である。上記の方法においてエピクロルヒドリンの使用
量はノボラック型ナフトール中のナフトール成分に対し
て 1)の方法によるときは2〜20倍モル、好ましくは、
5〜15倍モル 一2’、pの方法によるときは1.5〜10倍モル、好
まし夕;よ2〜5倍モル の;範囲であり、また苛性ソーダ、苛性カリなどの7リ
レカリ金属水酸化物の使用量は1)、2)の方法1とと
もにノボラック型ナフトール中のナフトール成分に対し
て0.8〜1.2倍モルの範囲であり、更に2)の方法
によるときはノボラック型ナフトール中のナフトール成
分に対して0.001〜0.02モル倍の範囲である。
また、この反応は1時間〜10時間の範囲で行なわれる
。
。
本発明の反応で得られるポリグリシジルエーテルは前記
の如く未反応のエピクロルヒドリンのほかにアルカリ金
属のハロゲン化物等の水溶性無機物を含むので、通常反
応混合物より未反応のエピクロルヒドリンを蒸留除去し
たのち、水溶性m機動は水による抽出、I!別などの方
法で除去し、エポキシ樹脂を製造するのに適したポリグ
リシジルエーテルに精製することができる。
の如く未反応のエピクロルヒドリンのほかにアルカリ金
属のハロゲン化物等の水溶性無機物を含むので、通常反
応混合物より未反応のエピクロルヒドリンを蒸留除去し
たのち、水溶性m機動は水による抽出、I!別などの方
法で除去し、エポキシ樹脂を製造するのに適したポリグ
リシジルエーテルに精製することができる。
で表わされるポリグリシジルエーテルが得られる。
本発明の新規ポリグリシジルエーテルは従来公知のエポ
キシ系硬化剤によって硬化できる(「エポキシ樹脂」垣
内弘編(昭晃堂)昭和45年9月30日発行109頁〜
149頁)。これにはアミン類。
キシ系硬化剤によって硬化できる(「エポキシ樹脂」垣
内弘編(昭晃堂)昭和45年9月30日発行109頁〜
149頁)。これにはアミン類。
酸無水物、ポリアミド樹脂、ポリスルフィド樹脂。
三フッ化ホウ素アミンコンプレックス、ノボラック樹脂
、ジシアンジアミドなどをあげることができる。
、ジシアンジアミドなどをあげることができる。
具体的にはジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、1,3−ジフミノシクOヘキサン。
ミン、1,3−ジフミノシクOヘキサン。
イソホロンジアミン、−一キシリレンジアミンの如き脂
肪族アミン;メタフェニレンジアミン、p−フェニレン
ジアミン、 4.4’;−ジアミノジフェニルメタン
、 4.4’ −ジアミノジフェニルスルホルなど)
、ポリエポキシ化合°物(ビスフエノールAのジグリシ
ジルエーテル、レゾルシンのジグリシジルエーテルなど
)またはアクリロニトリルなどとの7ダクト:無水フタ
ル酸、無水へキサヒドロフタル酸、ナジック酸無水物、
メチルナジツク酸無水物、ピロメリット酸無水物、ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸無水物、トリメリット酸無
水物グリセリントリストリメテート、エチレングリコー
ルビストリメリテートなどの酸無水物;ダイマー酸とジ
エチレンテトラミン、トリエチレンテトラミンなどとの
ポリアミド樹脂:メルカプタン基を両端にもつポリスル
フィド樹脂;アニリン。
肪族アミン;メタフェニレンジアミン、p−フェニレン
ジアミン、 4.4’;−ジアミノジフェニルメタン
、 4.4’ −ジアミノジフェニルスルホルなど)
、ポリエポキシ化合°物(ビスフエノールAのジグリシ
ジルエーテル、レゾルシンのジグリシジルエーテルなど
)またはアクリロニトリルなどとの7ダクト:無水フタ
ル酸、無水へキサヒドロフタル酸、ナジック酸無水物、
メチルナジツク酸無水物、ピロメリット酸無水物、ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸無水物、トリメリット酸無
水物グリセリントリストリメテート、エチレングリコー
ルビストリメリテートなどの酸無水物;ダイマー酸とジ
エチレンテトラミン、トリエチレンテトラミンなどとの
ポリアミド樹脂:メルカプタン基を両端にもつポリスル
フィド樹脂;アニリン。
N−メチルアニリン、ベンジルアミン、エチルアミンな
どのアミンと三フッ化ホウ素のコンブレツタス;フェノ
ール、クレゾールとホルマリンとより得られる低分子量
ノボラック樹脂;ジシアンジアミドで硬化させると特に
すぐれた、効果を発揮す、る。
どのアミンと三フッ化ホウ素のコンブレツタス;フェノ
ール、クレゾールとホルマリンとより得られる低分子量
ノボラック樹脂;ジシアンジアミドで硬化させると特に
すぐれた、効果を発揮す、る。
これらの中でも4,4′ −ジアミノジフェニルスルホ
ン、ジシアンジアミドが特に好ましく用いられる。
ン、ジシアンジアミドが特に好ましく用いられる。
本発明の新規なポリグリシジルエーテルは、前記エポキ
シ系硬化剤と共に硬化させる。
シ系硬化剤と共に硬化させる。
ここでアミン類、ポリアミド樹脂、ポリスルフィド樹脂
、三フッ化ホウ素アミンコンプレックス。
、三フッ化ホウ素アミンコンプレックス。
ノボラック樹脂などの使用量は当該ポリグリシジルエー
テルの中に含まれるエポキシ基量に対してこれら硬化剤
中の活性水素量が0.5〜1.5モル倍量好ましくは0
.8〜1.2モル倍石になるように、酸無水物の使用量
は当該ポリグリシジルエーテルの中に含まれるエポキシ
基量に対して0.5〜1.0モル倍量になるように、好
ましくは0.6〜0.9モル倍量になるように、またジ
シアンジアミドの使用量は当該ポリグリシジルエーテル
の中に含まれるエポキシ量に対して1/20〜1/3倍
モル、好ル、ブチルフェノール、ノニルフェノール、ク
ロルフェノール、レゾルシノール、ポリビニルフェノー
ルなどのフェノール類;イミダゾール、2−エヂルー
4−メチルイミダゾールなとのイミダゾール類二または
これらの酢酸塩などの塩類をあげることができる。
テルの中に含まれるエポキシ基量に対してこれら硬化剤
中の活性水素量が0.5〜1.5モル倍量好ましくは0
.8〜1.2モル倍石になるように、酸無水物の使用量
は当該ポリグリシジルエーテルの中に含まれるエポキシ
基量に対して0.5〜1.0モル倍量になるように、好
ましくは0.6〜0.9モル倍量になるように、またジ
シアンジアミドの使用量は当該ポリグリシジルエーテル
の中に含まれるエポキシ量に対して1/20〜1/3倍
モル、好ル、ブチルフェノール、ノニルフェノール、ク
ロルフェノール、レゾルシノール、ポリビニルフェノー
ルなどのフェノール類;イミダゾール、2−エヂルー
4−メチルイミダゾールなとのイミダゾール類二または
これらの酢酸塩などの塩類をあげることができる。
本発明のポリグリシジルエーテルには前記硬化剤と必要
に応じて硬化促進剤を加えてそのまま硬化できるが、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルブチルケトン、ジ
エチルケトンなどのケトン類;メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブなどのアルコール類;ジオキサン、テトラ
ヒドロフランなどの環状エーテル類;ジメチルホルムア
ミド。
に応じて硬化促進剤を加えてそのまま硬化できるが、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルブチルケトン、ジ
エチルケトンなどのケトン類;メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブなどのアルコール類;ジオキサン、テトラ
ヒドロフランなどの環状エーテル類;ジメチルホルムア
ミド。
ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドンなどのア
ミド類;ベンゼン、トルエン、キシレン。
ミド類;ベンゼン、トルエン、キシレン。
クメンなどの芳香族炭化水素類二などに溶解させて硬化
剤、必要に応じて硬化促進剤を均一に分散または溶解さ
せてから溶媒を除去して硬化させるm℃以上でも進行す
るが、好ましくは100℃以上占;得られる硬化物は好
ましくは150℃以上の温度でキユアリングすることに
より耐熱性の向上がはかられる。
剤、必要に応じて硬化促進剤を均一に分散または溶解さ
せてから溶媒を除去して硬化させるm℃以上でも進行す
るが、好ましくは100℃以上占;得られる硬化物は好
ましくは150℃以上の温度でキユアリングすることに
より耐熱性の向上がはかられる。
なお本発明の新規ポリグリシジルエーテルはそれ自体単
独で前記硬化剤と共に硬化させてすぐれたエポキシ樹脂
を与えるが従来公知のエポキシ化合物と併用して使用す
ることもできる。
独で前記硬化剤と共に硬化させてすぐれたエポキシ樹脂
を与えるが従来公知のエポキシ化合物と併用して使用す
ることもできる。
作 用
本発明のポリグリシジルエーテルは低融点で溶解性にす
ぐれ、たとえば前記の芳香族ポリアミン。
ぐれ、たとえば前記の芳香族ポリアミン。
ジシアンジアミド、t!無水物などで硬化させた硬化物
はガラス転移温度が230℃以上、好ましくは250℃
以上、更に好ましくは270℃以上、特に好ましくは2
80℃以上で且つ100℃水中での吸水率が0.4%未
満、好ましくは0.35%以下待に好ましくは0.3%
以下であってすぐれた耐水性を示す。
はガラス転移温度が230℃以上、好ましくは250℃
以上、更に好ましくは270℃以上、特に好ましくは2
80℃以上で且つ100℃水中での吸水率が0.4%未
満、好ましくは0.35%以下待に好ましくは0.3%
以下であってすぐれた耐水性を示す。
本発明者らの研究によればα−ナフトールのかり、のポ
リグリシジルエーテルより得られる樹脂が耐1[1 熱、°性だけではなく耐水性に対してもすぐれたもので
、あることが明らかである。
リグリシジルエーテルより得られる樹脂が耐1[1 熱、°性だけではなく耐水性に対してもすぐれたもので
、あることが明らかである。
本発明のポリグリシジルエーテルより得られる樹脂はこ
のような特徴をもっているので特に補強材として高弾性
繊維(炭素繊維、アラミド繊維など)を用いた場合には
すぐれた高耐熱性複合材料を与えるものである。
のような特徴をもっているので特に補強材として高弾性
繊維(炭素繊維、アラミド繊維など)を用いた場合には
すぐれた高耐熱性複合材料を与えるものである。
つぎに実施例をあげて本発明について説明する。
実施例中1部」とあるところは「重量部」を表わす。
実IM偕1
α−ナフトール144部、水20部、シュウ酸1.6部
を110℃に加熱して溶融し、ここにホルマリン(37
%)を73部30分間かけて滴下した。つづいて90分
間同温度で加熱し、つづいて150℃まで昇温して更に
120分間反応させた。ここで反応物は反応器よりとり
だし粉砕し、熱水で洗浄後乾燥した。
を110℃に加熱して溶融し、ここにホルマリン(37
%)を73部30分間かけて滴下した。つづいて90分
間同温度で加熱し、つづいて150℃まで昇温して更に
120分間反応させた。ここで反応物は反応器よりとり
だし粉砕し、熱水で洗浄後乾燥した。
得られたノボラック型ナフトール樹脂は152部パつい
でこのノボラック型ナフトールに、エビクロ腰 ル:、ヒドリン1000部を加えて 110℃に加熱し
、48%苛性ソーダ水溶液83部を2時間かけて加えた
。
でこのノボラック型ナフトールに、エビクロ腰 ル:、ヒドリン1000部を加えて 110℃に加熱し
、48%苛性ソーダ水溶液83部を2時間かけて加えた
。
°゛この量水をエピクロルヒドリンと共沸させて反応系
外に除去した。苛性ソーダ水溶液滴下終了後更に15分
間反応させたのち、過剰のエピクロルヒドリンを減圧下
に留去し、ついで残渣にトルエンと水を加えてポリグリ
シジルエーテルをトルエン側にとかし、塩化ナトリウム
を含む無機物は水側にとかして抽出除去し、ポリグリシ
ジルエーテルのトルエン溶液を得、それから再びトルエ
ンを減圧下で除去して目的とするポリグリシジルエーテ
ル190部を得た。
外に除去した。苛性ソーダ水溶液滴下終了後更に15分
間反応させたのち、過剰のエピクロルヒドリンを減圧下
に留去し、ついで残渣にトルエンと水を加えてポリグリ
シジルエーテルをトルエン側にとかし、塩化ナトリウム
を含む無機物は水側にとかして抽出除去し、ポリグリシ
ジルエーテルのトルエン溶液を得、それから再びトルエ
ンを減圧下で除去して目的とするポリグリシジルエーテ
ル190部を得た。
ここで得られたポリグリシジルエーテルは融点118℃
で、塩酸ジオキサン法で求めたエポキシ当量は270
(g/当争)であり、またジオキサンにとかして凝固点
降下法で求めた分子量は1150であった。またポリグ
リシジルエーテルの赤外吸収スペクトルは図2に示した
。両図の760Cffl−1附近の吸収から、1,2−
置換体を確認でき、790α−1の゛1記ポリグリシジ
ルエーテル27部に4.4′ −シア゛ミノジフェニル
スルホン6.2部とアセトン40部を加えて溶液とし、
80℃でアセトンを蒸発させてからプレス成型器を用い
、常法によって10Kg/cdの加圧下220℃で1時
間硬化反応させて厚さ3 #lII。
で、塩酸ジオキサン法で求めたエポキシ当量は270
(g/当争)であり、またジオキサンにとかして凝固点
降下法で求めた分子量は1150であった。またポリグ
リシジルエーテルの赤外吸収スペクトルは図2に示した
。両図の760Cffl−1附近の吸収から、1,2−
置換体を確認でき、790α−1の゛1記ポリグリシジ
ルエーテル27部に4.4′ −シア゛ミノジフェニル
スルホン6.2部とアセトン40部を加えて溶液とし、
80℃でアセトンを蒸発させてからプレス成型器を用い
、常法によって10Kg/cdの加圧下220℃で1時
間硬化反応させて厚さ3 #lII。
中6 rtm 、長さ120Il#lの成型片を得た。
この成型片は220℃で24時間キユアリングし、DM
A (デュポン モデル1090 )によって昇温速度
毎分10℃の速度で昇温し、ガラス転移温度を求めた結
果は290℃であり、耐熱性のすぐれたものであった。
A (デュポン モデル1090 )によって昇温速度
毎分10℃の速度で昇温し、ガラス転移温度を求めた結
果は290℃であり、耐熱性のすぐれたものであった。
またこの樹脂は100℃の水中で10日間煮沸してから
その重量増加聞より吸水率を求めた結果2.6%にすぎ
なかった。
その重量増加聞より吸水率を求めた結果2.6%にすぎ
なかった。
比較のためビスフェノールAのジグリシジルエーテル(
エポキシ当量175 (9/当量) ) 17.5部に
4.4′−ジアミノジフェニルスルボン6.2部とアセ
トン30部を加えて実施例と全く同様にして得られる樹
脂の二次転移点は210℃で吸水率は4.0%であった
。二次転移点が低く且つ吸水率が高く好ましくない。
エポキシ当量175 (9/当量) ) 17.5部に
4.4′−ジアミノジフェニルスルボン6.2部とアセ
トン30部を加えて実施例と全く同様にして得られる樹
脂の二次転移点は210℃で吸水率は4.0%であった
。二次転移点が低く且つ吸水率が高く好ましくない。
81.1部(実施例3)とそれぞれにかえた以外は実施
例1と同様にしてノボラック型ナフトール樹脂を合成し
、ついでエピクロルヒドリンを加えて反応させてポリグ
リシジルエーテルを得た。結果は表1に示した。
例1と同様にしてノボラック型ナフトール樹脂を合成し
、ついでエピクロルヒドリンを加えて反応させてポリグ
リシジルエーテルを得た。結果は表1に示した。
ついでここで得られたポリグリシジルエーテルに対し、
4.4’ −ジアミノジフェニルスルホンを加え(ポリ
グリシジルエーテルのエポキシ基1当量当り4,4′
−ジアミノジフェニルスルホンのアミ(以ト栄臼) 表2 (以下余白) 実施例4 ジアミノジフェニルスルホンのかわりにジシアンジアミ
ドを硬化剤として実施例3で得たポリグリシジルエーテ
ルを硬化した樹脂とその性能をしらへた結果を示す。
4.4’ −ジアミノジフェニルスルホンを加え(ポリ
グリシジルエーテルのエポキシ基1当量当り4,4′
−ジアミノジフェニルスルホンのアミ(以ト栄臼) 表2 (以下余白) 実施例4 ジアミノジフェニルスルホンのかわりにジシアンジアミ
ドを硬化剤として実施例3で得たポリグリシジルエーテ
ルを硬化した樹脂とその性能をしらへた結果を示す。
ポリグリシジルエーテル25.5部とジシアンジアミド
2.1部をメチルセロソルブ50部にとかし、70℃で
減圧下にメチルセロソルブを留去したのちプレス成型器
にうつし、190℃、10に9/cdの加圧下で60分
間プレス成形し、厚さ3#I#I幅6#lII!長さ1
20コホIリグリシジルエーテルを硬化した樹脂とその
性能をしらべた結果を示す。
2.1部をメチルセロソルブ50部にとかし、70℃で
減圧下にメチルセロソルブを留去したのちプレス成型器
にうつし、190℃、10に9/cdの加圧下で60分
間プレス成形し、厚さ3#I#I幅6#lII!長さ1
20コホIリグリシジルエーテルを硬化した樹脂とその
性能をしらべた結果を示す。
ポリグリシジルエーテル27.5部、メチルナジッり酸
無水物14.6部、ジメチルベンジルアミン0.1部を
アセトン40部にとかし50℃でアセトンを蒸発させて
からプレス成型器を用い常法によって10Kg/dの加
圧下200℃で1時間硬化させ実施例1と同様の試験片
を得た。この試験片は実施例1と同様キユアリングし、
ガラス転移点を求めた結果240℃であった。また、こ
こで得られた硬化物の100℃、清水中での吸水率は3
.4%にすぎなかった。
無水物14.6部、ジメチルベンジルアミン0.1部を
アセトン40部にとかし50℃でアセトンを蒸発させて
からプレス成型器を用い常法によって10Kg/dの加
圧下200℃で1時間硬化させ実施例1と同様の試験片
を得た。この試験片は実施例1と同様キユアリングし、
ガラス転移点を求めた結果240℃であった。また、こ
こで得られた硬化物の100℃、清水中での吸水率は3
.4%にすぎなかった。
実施例6
α−ナフトール144部のかわりにα−ナフトール13
7部、p−クレゾール5部を用いた以外は実施例1と同
様にしてノボラック型ナフトール(II点165℃3分
子量740.分子中にナフトール成分は融点110℃で
エポキシ当量は265 (9/当量)でまた分子量は1
100で、あった。
7部、p−クレゾール5部を用いた以外は実施例1と同
様にしてノボラック型ナフトール(II点165℃3分
子量740.分子中にナフトール成分は融点110℃で
エポキシ当量は265 (9/当量)でまた分子量は1
100で、あった。
このポリグリシジルエーテル27部に4,4−ジアミノ
ジフェニルメタン4.9部とアセトン40部を加え;1
で溶液とし、50℃でアセトンを蒸発させてからプ:゛
レス成型器を用いて200℃10に’l / cdの加
圧下で1時間要して実施例1と同様硬化させた。ついで
200℃でキユアリングしガラス転移点と吸水率を求め
た。ガラス転移点は280℃、吸水率は3.1%であっ
た。
ジフェニルメタン4.9部とアセトン40部を加え;1
で溶液とし、50℃でアセトンを蒸発させてからプ:゛
レス成型器を用いて200℃10に’l / cdの加
圧下で1時間要して実施例1と同様硬化させた。ついで
200℃でキユアリングしガラス転移点と吸水率を求め
た。ガラス転移点は280℃、吸水率は3.1%であっ
た。
図−1は実施例1で得られたナフトールノボラック樹脂
の赤外チャートであり、図−2は実施例1で得られたポ
リグリシジルエーテルの赤外チャートである。図−3は
実施例1で得られた硬化物の赤外チャートである。 特許出願人 工 業 技 術 院 長 手続補正書 昭和59年5月円日 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 58−90621 号 2、発明の名称 新規ポリグリシジルエーテル、その製法及びそれから得
られる樹脂 3、補正をする者 5、補正の内容 (1) 明細書第18頁下から第2行の「0.4チ」
と「0.35チ」をそれぞれ「4チ」と「3.5%」に
訂正する。 (2) 同第18頁最下行の「0.3チ」を「3チ」
に訂正する。 (31Flgl 9頁g3行のrO,4%J をr41
1に訂正する。 以 上 特許庁長官 殿 1、 事件の表示 特願昭58−90621号 & 発明の名称 新規ポリグリシジルエーテル、その製法及びそれから得
られる樹脂 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、 補正の内容 (1) 明細書第6頁第1行の「4個以上」を「3個
以上」と訂正する。 (2) 同$6頁第3行の「4個」を「3個以上10
個以下、更に好ましくは4個」と訂正する。 (3) 同第12頁第10行の「対して」を「対して
アルカリ金属水酸化物の(1かに前記第4級アンモニウ
ム塩を」と訂正する。 以 上
の赤外チャートであり、図−2は実施例1で得られたポ
リグリシジルエーテルの赤外チャートである。図−3は
実施例1で得られた硬化物の赤外チャートである。 特許出願人 工 業 技 術 院 長 手続補正書 昭和59年5月円日 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 58−90621 号 2、発明の名称 新規ポリグリシジルエーテル、その製法及びそれから得
られる樹脂 3、補正をする者 5、補正の内容 (1) 明細書第18頁下から第2行の「0.4チ」
と「0.35チ」をそれぞれ「4チ」と「3.5%」に
訂正する。 (2) 同第18頁最下行の「0.3チ」を「3チ」
に訂正する。 (31Flgl 9頁g3行のrO,4%J をr41
1に訂正する。 以 上 特許庁長官 殿 1、 事件の表示 特願昭58−90621号 & 発明の名称 新規ポリグリシジルエーテル、その製法及びそれから得
られる樹脂 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、 補正の内容 (1) 明細書第6頁第1行の「4個以上」を「3個
以上」と訂正する。 (2) 同$6頁第3行の「4個」を「3個以上10
個以下、更に好ましくは4個」と訂正する。 (3) 同第12頁第10行の「対して」を「対して
アルカリ金属水酸化物の(1かに前記第4級アンモニウ
ム塩を」と訂正する。 以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)α−ナフトールを主たるフェノール成分とし、ホル
ムアルデヒドを主たるアルデヒド成分とし、且つ分子中
に該ナフトール成分を3個以上含むノボラック型ナフト
ール樹脂を骨格とする新規ポリグリシジルエーテル。 2)α−ナフトールとホルムアルデヒドとを酸性触媒の
もと反応させて得られる分子中に該ナフトール成分を3
個以上含むノボラック型ナフトール樹脂とエピクロルヒ
ドリンとを反応させることを特徴とする新規ポリグリシ
ジルエーテルの製法。 3)α−ナフトールを主たるフェノール成分とし、ホル
ムアルデヒドを主たるアルデヒド成分とし、且つ分子中
に該ナフトール成分を3個以上含むノボラック型ナフト
ール樹脂を骨格とする新規ポリグリシジルエーテルをエ
ポキシ系硬化剤で硬化して得られるエポキシ樹脂。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58090621A JPS59230017A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 新規ポリグリシジルエ−テル及びその製法 |
US06/613,306 US4551508A (en) | 1983-05-25 | 1984-05-23 | Polyglycidyl ethers, process for production thereof, and cured products thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58090621A JPS59230017A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 新規ポリグリシジルエ−テル及びその製法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27976986A Division JPS62143920A (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | エポキシ樹脂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59230017A true JPS59230017A (ja) | 1984-12-24 |
JPS6220206B2 JPS6220206B2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=14003556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58090621A Granted JPS59230017A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 新規ポリグリシジルエ−テル及びその製法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4551508A (ja) |
JP (1) | JPS59230017A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013042438A1 (ja) * | 2011-09-21 | 2013-03-28 | Dic株式会社 | エポキシ樹脂、硬化性樹脂組成物、その硬化物、及びプリント配線基板 |
JP2013173838A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Dic Corp | シアン酸エステル樹脂、硬化性樹脂組成物、その硬化物、半導体封止材料、プリプレグ、回路基板、及び、ビルドアップフィルム |
JP2016128574A (ja) * | 2016-01-19 | 2016-07-14 | Dic株式会社 | 硬化性樹脂組成物、その硬化物、半導体封止材料、プリプレグ、回路基板、及び、ビルドアップフィルム |
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JP7029575B2 (ja) | 2020-03-23 | 2022-03-03 | 日本化薬株式会社 | エポキシ樹脂、エポキシ化合物、エポキシ樹脂組成物、樹脂シート、プリプレグ、炭素繊維強化複合材料、及びフェノール樹脂 |
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-
1983
- 1983-05-25 JP JP58090621A patent/JPS59230017A/ja active Granted
-
1984
- 1984-05-23 US US06/613,306 patent/US4551508A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4551508A (en) | 1985-11-05 |
JPS6220206B2 (ja) | 1987-05-06 |
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