JPH0632495U - フルフリーマスト装置における緩衝装置 - Google Patents
フルフリーマスト装置における緩衝装置Info
- Publication number
- JPH0632495U JPH0632495U JP7360092U JP7360092U JPH0632495U JP H0632495 U JPH0632495 U JP H0632495U JP 7360092 U JP7360092 U JP 7360092U JP 7360092 U JP7360092 U JP 7360092U JP H0632495 U JPH0632495 U JP H0632495U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- piston rod
- cylinder
- rod
- collar
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- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
- F15B15/149—Fluid interconnections, e.g. fluid connectors, passages
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空状のピストンロッドを有する第2シリン
ダを備えたフルフリーマスト装置において、緩衝作用を
得る装置を提供すること。 【構成】 断面中空状をなすと共に、端部にピストン5
を装着したピストンロッド8と、前記ピストン5の、前
記ピストンロッド8と反対側には、該ピストン5に対し
て常時外方に付勢された状態で保持されかつその周囲に
横穴4Aを形成したカラー4がスライド可能に装着され
てなる第2シリンダ1と、この第2シリンダ1のピスト
ンロッド8は、流路13を有するロッドヘッド12を介
して管路により第1シリンダの底部に接続されてなるフ
ルフリーマスト装置における緩衝装置としたもの。
ダを備えたフルフリーマスト装置において、緩衝作用を
得る装置を提供すること。 【構成】 断面中空状をなすと共に、端部にピストン5
を装着したピストンロッド8と、前記ピストン5の、前
記ピストンロッド8と反対側には、該ピストン5に対し
て常時外方に付勢された状態で保持されかつその周囲に
横穴4Aを形成したカラー4がスライド可能に装着され
てなる第2シリンダ1と、この第2シリンダ1のピスト
ンロッド8は、流路13を有するロッドヘッド12を介
して管路により第1シリンダの底部に接続されてなるフ
ルフリーマスト装置における緩衝装置としたもの。
Description
【0001】
本考案は、フォークリフトに用いられるフルフリ−マスト装置における緩衝装 置に関する。
【0002】
従来、実公昭57−1124号公報に示す如く、リフトシリンダのピストンロ ッドを、その下降時終端位置において制限し、衝撃を緩和するようにした緩衝装 置が提案されている。
【0003】 かかる緩衝装置は、ピストンロッドに第1ピストン及び第2ピストンを設け、 ピストンロッドの終端位置では、第2ピストンに形成された小穴から作動油をオ イルタンク側へ帰還させる構成とし、緩衝効果を得るものである。尚、この従来 技術で例示されているシリンダは、そのピストンロッドが中実体で形成されたタ イプのものである。
【0004】
ところで、フォークを上昇させる第1シリンダと、該フォークを昇降可能に装 着する昇降マストを具え、該昇降マストを昇降させる第2シリンダとを具えた所 謂フルフリーマスト装置を具備したフォークリフトにおいては、油圧配管の配設 の煩わしさ等の理由から、前記第2シリンダのピストンロッドを中空状に形成し 、コントロールバルブから送られた高圧の作動油を前記第2シリンダのピストン ロッド内部を経由して第1シリンダの底部に送るように構成し、油圧配管を兼用 するタイプのシリンダが存在する。
【0005】 上記フルフリーマスト装置においては、昇降マストと、該昇降マストを案内す る固定マストとの間にクッションゴムを介在させることで、昇降マストの下降時 の衝撃を緩和することが行われている。
【0006】 しかしながら、クッションゴムだけでは十分な衝撃緩和を行うことができず、 これにより荷崩れや、ピストンロッドの損傷等を来す虞があった。又、前記実公 昭57−1124号公報に示す如く構成のものは、ピストンロッドが中実タイプ のものを対象としたもので、かかる構成を、中空状のピストンロッドを有する第 2シリンダを備えたフルフリーマスト装置にそのまま適用することはできない。
【0007】 本考案は、かかる実状に鑑み案出されたもので、その目的は、中空状のピスト ンロッドを有する第2シリンダを備えたフルフリーマスト装置において、緩衝作 用を得る装置を提供することにある。
【0008】
本考案は、断面中空状をなすと共に、端部にピストンを装着したピストンロッ ドと、前記ピストンの、前記ピストンロッドと反対側には、該ピストンに対して 常時外方に付勢された状態で保持されかつその周囲に横穴を形成したカラーがス ライド可能に装着されてなる第2シリンダと、前記第2シリンダのピストンロッ ドは、流路を有するロッドヘッドを介して管路により第1シリンダの底部に接続 されてなる構成としたものである。
【0009】
本考案の一実施例を以下、図面に基づき説明する。図1に示す如く、第2シリ ンダ1は、シリンダケース2と、該シリンダケース2内面に沿って摺動可能なピ ストン5と、該ピストン5の一端に嵌着挿入されたピストンロッド8と、前記ピ ストン5の他端側に弾性装着されたカラー4とから構成されている。
【0010】 前記シリンダケース2の上端部にはシリンダヘッド9、及びシリンダキャップ 3が螺着されており、前記ピストンロッド8との間にはパッキン10、ダストシ ール11にて油密される。
【0011】 前記ピストンロッド8は、断面中空状をなし、その先端には屈曲した流路13 を形成したロッドヘッド12がナット部14にて螺着される。尚、図示していな いが、ロッドヘッド12から管路を経て第1シリンダの底部に接続される。
【0012】 ピストン5は、通孔5Bを形成する環状片5Aが設けられ、前記ピストンロッ ド8を位置決め固定し得ると共に、クッションスプリング7を固定し得る。又、 ピストン5の他端側には、フランジ4Bを形成したカラー4が挿入され、該カラ ー4は、前記クッションスプリング7により常時図において右方に付勢される如 く構成されている。
【0013】 尚、カラー4は、前記フランジ4Bをリング6及び止め輪にて前記ピストン5 から抜け止めが施される。
【0014】 又、カラー4には、その周囲に複数の横穴4Aが形成される。尚、該横穴4A の径は、流路15の径に比し十分小なるものである。
【0015】 以上のように構成された本考案の作用について説明すると、図示しないコント ロールバルブから高圧の作動油が流路15を経て送られると、作動油は、カラー 4の中空部分を通り、ピストン5、ピストンロッド8及びロッドヘッド12を経 て図示しない第1シリンダへと送られ、第1シリンダが上昇する。尚、作動油は 、カラー4の内部から横穴4Aを通りピストン5の底部にも流出するが、予め、 第1シリンダが先に上昇し得るようピストン径を設定している。
【0016】 次に、図示しないコントロールバルブを操作して流路15から作動油を排出す ると、先ず、上昇動作とは逆にピストンロッド8が先に下降する。この際、ピス トンロッド8がある程度上昇している間は、図1に矢印にて示す如く、ピストン 5の底部の作動油は、直接流路15へと流出する。
【0017】 さらに、ピストンロッド8が下降し、カラー4の先端が、シリンダケース2の 底に当接すると、図2に示す如く、ピストン5の底部の作動油は、カラー4の周 囲に形成された小径の横穴4Aにて絞られながら流路15へと流出し、この間、 ピストンロッド8の下降速度が減少し、緩衝作用を得る。
【0018】 又、最終的には、カラー4のフランジ4Bが、ピストン5内に形成された規制 部5Cに当接して下降動作が終了する。さらに、ピストンロッド8の下降動作終 了後、第1シリンダが下降する。
【0019】
以上のように、本考案によれば、中空状のピストンロッドを有する第2シリン ダを備えたフルフリーマスト装置においても、緩衝作用を得ることができるから 、衝撃によるシリンダの損傷を防止でき、又、荷崩れ等をも防止し得る。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す断面図である。
1 第2シリンダ 4 カラー 4A 横穴 4B フランジ 5 ピストン 5A 環状片 5B 通孔 5C 規制部 7 クッションスプリング 8 ピストンロッド 13 流路 15 流路
Claims (1)
- 【請求項1】 断面中空状をなすと共に、端部にピスト
ンを装着したピストンロッドと、前記ピストンの、前記
ピストンロッドと反対側には、該ピストンに対して常時
外方に付勢された状態で保持されかつその周囲に横穴を
形成したカラーがスライド可能に装着されてなる第2シ
リンダと、前記第2シリンダのピストンロッドは、流路
を有するロッドヘッドを介して管路により第1シリンダ
の底部に接続されてなるフルフリーマスト装置における
緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7360092U JPH0632495U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | フルフリーマスト装置における緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7360092U JPH0632495U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | フルフリーマスト装置における緩衝装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632495U true JPH0632495U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=13522982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7360092U Pending JPH0632495U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | フルフリーマスト装置における緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632495U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190089992A (ko) * | 2016-12-06 | 2019-07-31 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 로드 조립체 및 유체압 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220206B2 (ja) * | 1983-05-25 | 1987-05-06 | Kogyo Gijutsuin |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP7360092U patent/JPH0632495U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220206B2 (ja) * | 1983-05-25 | 1987-05-06 | Kogyo Gijutsuin |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190089992A (ko) * | 2016-12-06 | 2019-07-31 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 로드 조립체 및 유체압 장치 |
US11143214B2 (en) | 2016-12-06 | 2021-10-12 | Smc Corporation | Rod assembly and fluid pressure device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980210 |