JPS59140885A - 植物細胞ゲノムへの発現可能な遺伝子の導入法 - Google Patents
植物細胞ゲノムへの発現可能な遺伝子の導入法Info
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- JPS59140885A JPS59140885A JP59005512A JP551284A JPS59140885A JP S59140885 A JPS59140885 A JP S59140885A JP 59005512 A JP59005512 A JP 59005512A JP 551284 A JP551284 A JP 551284A JP S59140885 A JPS59140885 A JP S59140885A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は組換え分子、その調製法、植物細胞へのその導
入法、およびゲノム中に外米DNA配列を含んでいる植
物細胞またはその植物に関する。 更に詳しくは、本発明は適当な宿主植物細胞中で発現さ
れるDN’A配列に関する。本発明に係る組換えDNA
分子は、植物の成長、栄養物としてのその品質の改良、
または有用な代謝物(例えばアルカロイドあるいはステ
ロイドの前駆体)の生産、に有用なアミノ酸やポリペプ
チドの如ト生産物を暗号化している配列を有することを
その特徴としている。 以下に本明細書で使用する用語について説明する。 +)OII+サイト 特異的にmob 19能体が相互
作用して自律的D N’ A転移移動を開始させる1)
NA領域境界配列 T−DNAの末端を含むI) N
A配列広範囲宿主レプリコン 多種多様の宿主細胞に転
移(トランスファー)され、保持され得るDNA分子 カルス組織 有機的でない、分化していない細胞の塊 クローニング 無性生殖により、1個の生物(有機体)
またはDNA配列から誘導された一群の該生物またはD
NA配列を得る操作過程、または、よりわかり易く言え
ば、特定の有機体またはその一部を分離し、そのサブ7
ラクシヨンを均質な集団(個体群)として増殖させる操
作過程クローニング媒体 宿主細胞中で複製し得るプラ
スミド、7アージD N Aまたはその池のDNA配列
であって、そのI) l’J A配列は、例えば複製、
外殻蛋白質の生産などのそのり、NAの必須の生物学的
機能、あるいはプロモーターまたは結合サイト(部位)
をイマ1随的に失なうことなく、その場所で確定的にそ
の配列を切断することのできる1個または少数のエンド
ヌクレアーゼ認識サイト(部位)を持っており、また、
それが導入された細胞(形質転換された細胞)を同定確
認するのに有用なマーカー(例えばテトラサイクリン耐
性あるいはアンピシリン耐性)を持っていることで特徴
づけられるD N A配列。クローニング媒体はベクタ
ーと呼ばれることが多い。 暗号配列 ポリペプチドのアミノ酸配列を決定するDN
A配列 □ 相互組込み体(相互統合体、コインテグレート)2個の
環状DNA分子開の単一乗換え(1回の交叉)の結果得
られる構造体 トランス相補性 他のレプリコンに物理的に結合してい
ないDNA分子(レプリコン)が、その結合していない
他のレプリコンにとって必要な、欠落している拡散物質
を供給することができる過程 接合(フンジュゲーンジン) 細胞どうしが接触する間
に、1つのタイプの細菌から他のタイプの細菌にDNA
が転移すること 連狽ス 相同なりNA配列間で遺伝物質が交換するこ
と 欠朱黄泗 1個のD N A配列が除去され、その代り
として異なったDNA配列で置換されること匁北 ある
細胞の子孫か特殊な構造と機能を確立し、それを維持す
ること DNA配列またはD N Aセグメン)14接するペン
トースの3゛位と5゛位の炭素間の燐酸ジエステル結合
により互0に連結したヌクレオチド群の一直線の配列 二重氷像 相互組込み(コインテグレート)構造が2
個の環状DNA分子に分解する過程。この過程は遺伝情
報を交換するのに利用される。このDN、A環状体の一
方は、それによって組換えが生じ得る標的D N Aと
相同な2つの領域を持っており、この2つの領域は、□
標的D’ N ’Aと交換される非相同D N A配列
をはさんでいる。もし1回目の交叉と同じDNA領域で
2回□目の交叉が起ると、もとのDNA環状本か生成す
る。この2回目の交叉か第2の相同領域で起ると、2つ
の環状体の間で遺伝子の交換が起ることになる。 発現゛構造遺伝子によりポリペプチドが生産される過程
。これは転写と翻訳の組合せである。 発現調節(コントロール)配列 構造遺伝子に有−効1
こ結合された時、それらの構造遺伝予め発現を調節し、
統制するヌクレオチド配列 4グアR51t F因子(Fはfertility(
生殖ブハ)を持ったプラスミドセあって、F因子を持た
ない宿主に該プラスミドのコピーを移入することのでき
るプラスミド 遺伝子 2つの部分、即ち(1)遺伝子承産物のための
暗号配列および(2)その遺伝子が発現されるかどうか
を調節しているプロモーター領域内の配列、から構成さ
れているDNA配列 グアA 細胞またはウィルスの全D N A。これは5
hine−Da18arno配列の様な配列を含む、オ
ペレーター、プロモーター、リボゾームの結合お上び相
互作用配列と共に、就中ポリペプチドを暗号化している
構造遺伝子を含んでいる。 遺伝子型 ある生物に含まれている遺伝情報の全て 相同的(性)組換え 相同配列を含んでいるDNAのシ
つ領域間の組換え I型ブラスミヒ Fとは異なる不和合性グループの一群
の自ら転移し得るプラスミド 不和合性 選択圧(selec’Live press
ure)がないと、同一め細胞に2個のDNAが共存し
得ないこと 挿入 DNA配列を、別の分子のDNA配列内に付加す
ること リーダー配列 5゛末端から最初の構造遺伝子の先端に
至るまでのm RN Aの領域。これには構造遺伝子の
暗号配列の翻訳を開始するのに重要なか、生成した4個
の細胞のそれぞれに於いてin個に減少する2回の連続
した分裂。この過程は有性生殖に於いて重要である。 +eob (授動機能体)tra機能体との組合せに於
いてのみDNAの移動(転移)を促す一連の生成物。 molrはbofI+サイトを含んでいるプラスミドの
移動を促すことができる。 櫃動 別の細胞へ移動することので外ない1)NAA
分子、池のDNA分子の助けを借りて移動する過程 授動ヘルパープラスミド 池のプラスミドが持っていな
い、別の宿主細胞へ移動するための拡散性生成物を供給
することができるプラスミド非接合性組換えプラスミド
細胞どうしが接触している開に、それ自体では、もと
の宿主細胞から他の宿主細胞へ移動することができない
DNA分子。移動するには、他のDNA、例えば(a)
ヘルパープラスミドによって供給される機能体が必要と
なる。 ヌクレオチド 糖部分(ペントース)、燐酸エステルお
よび含窒素異項環塩基で構成されているDNAまたはR
N Aの単量体単位。この塩基は糖部分とグリコシド結
合で連結しており (ペントースの1゛位の炭素)、こ
の塩基と糖と結合したものがヌクレオシドである。ヌク
レオチドの特性はこの塩基によって決まる。DNAの4
個の塩基はアゾ゛ニン(“A゛)、グアニン(“G゛)
、シトシン(“’c”)およびチミン(T゛)である。 RNAの4個の塩基によって生成する個体の観察し得る
特性プラスミド それ自体が宿主細胞中で複製される、
完全な(無傷の)レプリコンからなる非染色体性の2本
鎖DNA配列。このプラスミドを単細胞生物に入れると
、そのプラスミドのDNAによって、その生物の性質が
変わる、即ち形質転換される。例えば、テトラサイクリ
ン耐性(TcR)のための遺伝子を持ったプラスミドに
より、本来はテトラサイクリンに感受性のある細胞が耐
性のある細胞に形質転換される。プラスミドによって形
質転換された細胞を形質転換体と呼ぶ・。 ポリペプチド 隣接するアミノ酸どうしがα−7ミノ基
とカルボキシル基とのペプチド結合により互いに連結し
た線状のアミノ酸連鎖 プロモーター領域 遺伝子の転写を統制している、暗号
配列の開始点より上流のDNA配列7’D%二!二配列
RNAポリメラーゼが結合する配列であり、ポリメラ
ーゼはそれより下流の配列の忠実な転写を促進する。 組換えDNA分子または雑種(ハイブリッ1つpF3
A 少なくとも2個のヌクレオチド配列からなり、そ
の一方の配列は、自然界では通常第2の配列と一諸に存
在することがない、その様な配列からなる雑種のD N
A配列 ■え D N A分子またはD N A分子の一部分の
新しい結合体を創製すること 部劇跡栽 DNAの別の領域に於ける配列と同じDNA
配列を持っているDNA領域 レプリコン DNAの複製開始サイトおよび複製を支配
するのに必要な機能を指定している遺伝子を持った自己
複製遺伝子単位 制限フラグメント 特定の標的DNA配列を認識する酵
素による2本鎖開裂によって生じるDNA分子 RNAポリメラーゼ DNAのRNAへの転写をつかさ
どる酵素 選択可能なマーカー遺伝子 あるD N A配列であっ
て、それがある細胞内で発現された時、その増殖培地に
置くと、この2つのタイプの細胞を区別することができ
る。通常使用される選択可能なマーカー遺伝子は抗生物
質耐性を暗号化している遺伝子である。 単一乗換 2個の環状D N A分子を組換えて、相互
組込みされた大きい環状体を形成させる操作過程 週カ消化子 ポリペプチドを暗号化している遺伝子 一エニ■用へ 植物細胞ゲノムに安定に統合(組込み)
されることが見い出されている′「1プラスミドの部分 子−領域 植物細胞ゲノムへ移動(転移)するDNA配
列を含んでいるTiプラスミドの部分子iプラスミド
感受性植物に腫脹(クラウンガル)を誘発させるための
遺伝情報を含んでいるAgrobacLerium L
u+nefacie++s株に存在する大きいプラスミ
ド T L −D N AおよびTR−DNA オクトピ
ンクラウンガル腫脹細胞は2つのT −D N A配列
、即ち左T−1)NA(TL−DNA)t;よび右T−
DNA(TR−DNA)を含有し相る。TL−DNAは
ツバリン腫脹細胞のT−DNAと共通している配列を持
っているがTR−D、NAは持っていない。 tra (転移I」躯其〃 プラスミドに暗号化され
ている拡散性の生成物、および細胞間のDNA転移の間
に利用される作用部位の両者を指す。例えば2つの細胞
の開の橋を作るのに必要な生成物およびDNA転移が開
始する部位。 灯 構造遺伝子から+nRNAが生産される過程、また
は、塩基対(ベースベア)が形成され、DNAに含まれ
ている遺伝情報に指令されて相補性の塩基配列のRN
A鎖が形成される過程形質転換 細胞のD N A補体
(comp l emen t )に外米性DNAが導
入されることによって生じる遺伝′的11纂飾 朋夙+n RN Aからポリペプチドが生産される過程
、あるいは、mRNA分子に存在する遺伝情報が、ポリ
ペプチド合成において特定のアミノ酸の順序を指定する
過程 11分化表現型 いかなる特異な部分もなく、組織中の
細胞の外観が均一であること ベクター 異なった宿主細胞間を移動するように設計さ
れたDNA分子 組換えDNA技術の進歩によって、微生物の遺伝子工学
(遺伝手術)に新たな展望が開けた。もし1個の体細胞
から、完全な生物を再生することができたら、これらの
技術は多細胞真植生物にまで広がるであろう。ある種の
高等植物の細胞は、優れた再生能力を有し、従って高等
生物の遺伝子1ニ学にとってかっこうの祠料となる。 tIb物の遺伝子工学の主たる問題点は、外米性1)N
Aを植物ゲノムに導入する為の系の利用性にある。この
様な系には、ダラム陰性土壌細菌のA8robacLe
rium Lumefacien、sが持っている腫脹
誘起(Ti)プラスミドがある。この微生物は、広範囲
の双子葉植物の損傷組織に、ラウンガル(crouu+
8all、冠状コブ)と呼ばれる新生物的形質転換を引
き起す原因となることか′わがっている。この増殖性の
新生物は、オパイン(opines)と呼ばれる1゛1
に特異な新しい代謝物を合成する。この形質転換は、分
子レベルでみると、Tiプラスミドの実体のはっきりわ
かっているT−DNA(転移1)NA)7ラグメントが
植物細胞ゲノムに転移して安定に組込まれたことによっ
て起る。換言すれば、クラウンガル腫脹は、その染色体
DNAに、腫脹セルラインをもたらしたT1プラスミド
中のl)Nノ\配列と相同のT I) N Aと呼ば
れるl) N Aセグメントを含んでいる。。あらゆる
場合に於いて、このT −D NAは、連続したー・連
の1゛1プラスミドD N Aに相当しており、また、
これと共jU線性である。従ってこれはT−領域と呼ば
れる。 Tiプラスミドはクラウンガノ目lft胞で合成された
オパインのタイプによって分M2れる。クラウンガル細
胞で7パリン(N−a−(1,3−ン゛カルボキシプロ
ピル)−L−アルギニン1の合成を惹起させるABro
bacLcriu+n株はツバリン株と呼ばれ、オクト
ピンIN−α−(N−1−カルボキシエチル) −り、
−アルギニン1を合成するものはオクトピン株と呼ばれ
る。これらか最も筐通に用いられるA8robaC1e
riu+n、4朱である。 植物の遺伝手術にT −1) N Aをベクターとして
使用する試みがモデル実験で行なわれた。この実験では
、インビボにおいて、Agrobaclerium
Ta2株のTiプラスミドからのi’ −1) N A
の右側境界部の近くに1・1に11細菌性トランスポツ
ン(Lransposo++) To 7が挿入された
。すると、このT1プラスミドを持っているアゲロバク
チリアによって惹起される腫脹中のツバリン合成が消滅
した。更に、す1ンザン・プロッティング・ハイフ゛リ
ディゼーシaンの結果、その様な挿入を行なわなければ
正常であるT−DNA配列の一部分として、この腫脹の
染色体1) N A中に全T117が存在することかわ
かった(1−1ernalsLeensら、Natur
e287(1り 8 (1) 、 6 Th4−656
; tlolsj、ers呟Mo1. Gen、
GeneL、 ] 85 (1982) +2
83−2 s 9)。この様に、23kbT DNA
に1−S kbl) N A 7ラグメントを導入して
も、23kbT−D N Aの植物細胞ゲノムへの転移
能力に変化は見られなかった。 ツバリン株、AgrobacLeriumT 3 ?の
′riTiプラスミド’ −D N Aの境界部は非常
に正確に調べられている。これは全ツバリンTiプラス
ミドの極く一部、約23kbに過ぎない。更に、この′
r−DNAの境界部は知られている:即ち、この′1゛
−1) N Aの境界部を決めているヌクレオチド配列
が調べられ、ツバリン1゛iプラスミドの同じ領域と比
較された( Z ambrysk iら、5cienc
e 209 (1980)、 1385’−1391
;Zarobryskiら、J、 Mo1. Ap
pl、 GeneL、 1 (1982)、3
6 1−370 )。このT−領域の境界部が、T−
DNAの植物細胞ゲノムへの組込みに最も関係している
様である。 DNAを植物細胞へ転移させる為のベクターとしてTi
プラスミドを使用するには、転移したDNAの境界部を
決めているTDNA配列を知ることが基本的に必要であ
る。そうすれば、外米性D N Aをこの境界内に挿入
し、確実に植物細胞ゲノムヘ転移させることがで外る。 更に、この系を利用しようとすれば、形質帖換された植
物細胞が、その生育特性において腫瘍の性質を持たず、
正常であるということが重要である。i’ −1,)
N A転移の後、正常細胞を生産するには、T −D
N A自体によって暗号化されている機能を知る必要が
ある。 従って、どの領域が腫瘍表現型に関係しているが調べる
ために、Tiプラスミ、ドのT−領域の徹底的な遺伝子
分析が行なわれた。 T −D N Aは、クラウンガル表現型の原因となる
機能体を暗号化している。その遺伝子は、T−DNAの
特定の領域に局在化している( Lee+oans呟E
MBOJ、 1(1982)、147−152; Wi
ll+n1Lzer呟EMBOJ、 1(i9a2)。 139−146 )。一般に、腫瘍カルス組織の非分化
表現型を支配している少なくとも4つの遺伝子が存在し
ている。これらの遺伝子の突然変異体(ミュータント)
は、新芽様のあるいは根の様な外観の形質転換組織を形
成させることができる。 この後者の成果は、腫瘍組織ではなく正常植物組織中で
発現させる為にDNAを植物に転移したいと思う場合に
は特に重要である。 最近、完全な正常植物に再生することができる形質転換
新芽を誘導するTiプラスミド変異体がみつかった。こ
れらの植物は繁殖力が旺盛であり、減数分裂によってT
−1’) N A特異配列を伝達することさえした:
即ち、子孫の植物もT−DNA特異配列を含んでいた(
0tten ら、Mo1. Gen。 Genet、183(1981)、209−213 )
。 しかし、この形質転換植物組織は、その染色体I)NA
中に、腫瘍表現型を支配しているT 、−l) N A
領域が除去される大カフがすな欠落(欠失)が発生した
ことにより、着しく小さくなった’f’ −D N A
を含んでいた。この欠落が当初の形質転換時に起ったの
か、新芽の形成をもたらすその後の成り行きで起ったの
かは不明である。 Ti プラスミドは太きく (200kb)、そのTi
プラスミドの種々の場所に存在している多くの遺伝子が
植物の形質転換に関係している。従って、T−領域内の
適切な場所に特殊なエンドヌクレアーゼ認識サイトを有
し、T−DNAを植物細胞ゲノムに転移させて安定に挿
入するのに必要な全ての機能を持った′1゛iプラスミ
ド由来の小型のクローニングベクターを組み立てること
は不q能である。所望のD N AフラグメントをT1
プラスミドのT−領域の特定の制限酵素開裂サイトに導
入する為の既知の方法の1つは、Escl+ericl
+ia cot i(大腸菌)におけると同様、A g
robac ter i un+においても複製するこ
とができ、T −D N Aの所望の制限7ラグメント
を含んでいるクローニングプラスミドを組み立てること
である。この様なりローニングベクターは「中間ベクタ
ー」と命名された。 この様な中間ベクターは、T−領域によって11R号化
されている機能を分析するのに使用された(Leerp
ans ら、J、 Mol、 Ap1山1. Gen
eL、] (198])、149−164)。 本発明は、発現し得る遺伝子を植物細胞ケ゛ツムへ導入
する方法に関するものである。本発明の1つの目的は所
望のあらゆる遺伝子(群)を導入することのできる改良
されたアクセプター1゛iプラスミドを提供することに
ある。導入される所望の遺1云子(相−)は、そのアク
セプターT1プラスミドの相当する領域と相同の領域を
持った新規な中間クローニングベクター内に含まれてい
る。この中間クローニングベクター・を提供することも
本発明のL1的の1つである。 所望の遺伝子(群)のアクセプターTiプラスミドへの
導入は、ABroba’cLer’iu+oに保持され
ているアクセプターTiプラスミドと中間クローニング
ベクターの2つの相同DNAセグメントの間で起る単一
乗換えによって達成される。この中間クローニングベク
ターは、ヘルパープラスミrを使って、それが増殖する
Escbericl+ia col iからAgro−
bacteriumに摂動される。この様なヘルパープ
ラスミドおよび摂動のための機能は知られている(F
innegan ら、Mo1. Gen、 Genel
、 ] 85 (1982)、344−351)。 Agrol+acLeriu+nでの単一乗換えの結果
、ハイブリッドTi プラスミドベクターが得られる。 この様なハイブリッドTiプラスミドも本発明の目的の
1つである。 A grobac Ler i u+oに保持されたこ
のハイブリッドプラスミドベクター(以降、ベクター組
成物という)を直接植物細胞の感染に使用し、次いで所
望の遺伝子生成物の発現について又クリーニングする。 植物細胞をベクター組成物で感染させて形質転換植物細
胞を調製するこの方法、その形質転換された植物細胞、
およびそれから発生した植物を提供することも本発明の
目的である。こめ技法はA8robacLeriumの
植物転移性のプラスミド全てに適用することか゛でトる
。 以Fに添(;Iの図面について詳細(三説明する。 第1図は、境界配列(1)および(2)を除き、1゛−
領域の内部部分を除去して得られる本発明の7クセプタ
ー′1゛iプラスミ、ドの1態様を示している。 この境界配列は、T−領域を植物細胞□ゲノムに組込む
のに必須である。境界配列(1)と(2)の開の領域(
3)が、植物に啄移されるであろうI)’NAセグメン
トである。このアクセプター1゛iプラスミドは、中間
クローニングベクターを単一乗換え(上よって組込ます
ことを可能にしている中間クローニングベクター内のD
NA配列の少なくとも一部と相同のDNA配列を持った
DNAセグメント(3)を含んでいる。Tiプラスミド
領域(4)は、λg第2図は、単一乗換えによって第1
図の7クセプターTiプラスミド(三挿入される本発明
の中Illクローニングベクターを示している。このベ
クターは、所望の単一乗換えを可能にするアクセプター
TiプラスミドのD N Aセメメン1−<3)の少な
くとも一部と相同なり N A配列を持ったクローニン
グ媒体D N Aセグメン)(3’)を含んでいる。 更に、この中間クローニングベクターは、その天然のプ
ロモータ配列を備えた遺伝子あるいは遺伝子群(5)を
含んでいる。この組み立てに於いては、一般に植物の遺
伝子を使用することができる。それは、他のものに比較
して発現され易いと思われるからである。しかし、原理
的には、全ゆる所望の遺伝子を挿入することができる。 この中間クローニングベクターは選択マーカー遺伝子(
6)を含んでいてもよい。この遺伝子は、植物細胞中で
この遺伝子の発現を可能にするプロモーター配列を含ん
でいなければならない。このマーカー遺伝子を含んでい
る植物細胞は、それを含んでいない細胞より、成長の選
択有利性を持っていなければならない。何故な呟この様
にして、このマーカー遺伝子を含んでいるーDNAによ
って形質転換された植物細胞を、非形質転換細胞と区別
することかできるからで゛ある。 第3図は、第2図の中間クローニングベクターとMIt
の、第1図のアクセプターTiプラスミドに単一乗換え
によって挿入される本発明に係る中間クローニングベク
ターのもう1つの態様を示している。これは、クローニ
ング媒体DNAセグメン)(3’)、所望の遺伝子の統
制のとれた発現を可能にする外米性プロモーター配列(
8)、および、所望により、マーカー遺伝7−(6)を
含んでいる。 第4図は、第1図の7クセプターTiプラスミドおよび
第2゛図並びに第3図の中間クローニングベクターから
の、単一乗換えによる本発明に係るハイブリッド′1゛
iプラスミドベクターの調製を示す模式図である。 第5図は、E、coliからアクセプター′l″iプラ
又ミドを含んでいるA8rol+acLeriu+++
への、中間クローニングベクターの遺伝子転移に関する
過程の概略を示したものである。v、1段階は、中間ク
ローニングベクターを含んでいるE、 coli株(1
)と、その後のAgrobacteriumとの接合の
為の2つのヘルパープラスミドを含んでいるもう1つの
E、c。 11株との接合である。1方のヘルパープラスミドはプ
ラスミド転移に重要なり N A配列(Lra)を含ん
でおり、他方のヘルパープラスミドは摂動に重要な配列
(+oob)を含んでいる。接合によってこれらのヘル
パープラスミドかE、 coli株(1)に導入される
と、そこに含まれている中間クローニングベクターが池
の細菌株へ転移することかでとる様になる。lraおよ
び+oO11ヘルパープラスミドは、中間クローニング
ベクターが持っている抗生物質耐性v−h−(Ab”)
、!:ハ異ナルv 7>−1A I3’ ”およびA
br3をそれぞれ持っている。従って、全れる。この摂
動株(3)を、第1図の7クセプターTiプラスミドを
含んでいるA、 Lu+Oe「aciens株(4)と
接合させ、中間クローニングベクターの抗生物質耐性マ
ーカ丁で選択する。中間クローニングベクターはAgr
obacteriu+n中で複製でたないので゛、受容
アクセプター′1゛Iプラスミドと相!11組込み体を
形成した場合にのみ、保持されることができる。A8r
obacLeri叩中のこの相互組込み構造1似りが、
I:) N Aを植物細胞ゲノムに転移させるのに使用
される最終的なハイブリッド1゛1プラスミドである。 第6図は、第1図に示したものと同類のモデルアクセプ
ター′1゛iプラスミド(タイプl\)の組み立てを示
している。ここでは、′l″iブラ又ミドと、このもと
のTiプラスミドの一部と置き換わるDNA配列を含ん
でいる別のプラスミドとの間で、二重乗換えが起る。よ
り具体的に述べると、小さい方のプラスミドはクローニ
ング媒体(;))の中に′「−領域の境界配列(1,2
)を含んでいる。二重乗換えの結果−1T領域の内部の
1部分が除去され、代ってクローニング媒体で置き換え
られる。得られたアクセプターTiプラスミド(A)は
、境界配列(1,2)の間に含まれているDNAを植物
細胞ゲノムに転移させることがでとる。得られた、形質
転換されたDNAは、Tiプラスミド(A)では新生物
の増殖を支配している遺伝子か除去されているので腫瘍
性のクラウンカ゛ル組纒をつくらない。Tiプラスミド
(A)は、クローニング媒体(3)と相同性を有するあ
らゆる中間クローニングベクター用の極めて普遍的なア
クセプター1゛1 プラスミドである。このクローニン
グ媒体(3)は通常第7図は、中間クローニングベクタ
ーをE、coli宿主細胞中で組みたてる工程を模式的
に示したものである。制限エンドヌクレアーゼサイトR
1に囲まれた所望の遺伝子(5)および制限エンドヌク
レアーゼサイトR2で囲まれた選択し得るマーカー遺伝
子(6)を、酵素R1およびR2の為のそれぞれ1つの
制限サイトを含んでいるクローニング媒体(3゛)に挿
入する。3つの分子を全て制限酵素R,および/または
R2で消化し、D N A ’)ガーゼi用いてライゲ
ーション(結紮ルで中間クローニングベクターを形成さ
せる。このクローニング媒体(3゛)は、細菌性遺伝子
学の選択マーカーとして使用する抗生物質耐性(Ab”
)を暗号化しているもう1つのI) N A配列を含ん
でいなければならない。所望の遺伝子(5)はその天然
のプロモーターまたは第2図および第3図に概説した外
米性プロモーターの支配下にある。 第8図は本発明に係るアクセプター1゛1プラスミド(
タイプB)のもう1つの具体的態様を組み立てるための
模式図である。この態様では、境界配列(1)および(
2)のすぐ外側のTi配列に相同の、それぞれl) N
A配列(9)および(10)を含んでいるクローニン
グ媒体とTiプラスミドとの間で二重乗換えが起る。こ
の二重乗換えによって、境界配列(1)および(2)を
含んでいるT−領域′l゛全体が削除され、それがクロ
ーニング媒体(3)で置き換えられる。′「iプラスミ
ド(B)は、境界配列(1)および(2)の間にクロー
ンされた所望の遺伝子を含有している中間クローニング
媒体配列のためのアクセプターである(第9図参照)。 第9図は、第8図のアクセプターTiプラスミド(B)
に単一乗換えによって挿入される本発明の(1)および
(2)を含んでいる。これはまた、2つのプラスミド間
の相同的組換えを可能にするため、アクセプターTiプ
ラスミド(B)中のクローニング媒体配列と少なくとも
一部が相同であるクローニング媒体配列(3゛)をも含
んでいる。 第10図は、第8図のアクセプターTiプラスミドおよ
び相当する第9図の中間クローニングベクターか呟本発
明のノへイブリ・ンドTiプシスミドベクターの組み立
てを示す模式図である。単−乗換えによって第9図の中
間クローニングベクターが第8図のアクセプターTiプ
ラスミド(B)に導入される。 第11図〜第2′O図は本発明をより具体的に例示する
ものである。 第11図は、5.2kb Hind III 7ラグメ
ントAcgBのpBR322への挿入を示してν)る(
Z ambrysk i ら、S、cience 2
09 (1980)。 1385−1391)。このフラグメント AcgBは
ツバリン′l″iプラスミドの左右の境界領域を含んで
いる。このクローンIIAegBは、第6図に示したl
−A−タイプ」のアクセプタープラスミド、■+に\’
3850の組み立てに使用される。野生型Tiプラス
ミドの左右の境界領域を含んでいる、二のクローンされ
た制限7ラグメントを使って、クローンpAcgBと類
似のクローンを得ることができることは、当業者には容
易に理解されるはずである。 第12図はツバリン′I″iプラスミド1+ G\゛3
335jの′「−領域を示している。I−find I
ll制限エンドヌクレアーゼサイトは(H)で示しであ
る。変異したHind III 7ラグメント19は(
19゛)で示しである。カナマイシンまたはネオマイシ
ン耐性を(;I−りするアセチルホスホトランスフェラ
ーゼ遺伝子はal)[で表わし、これは黒くぬりつぶし
た部分に存在している。T 9m域の境界は矢印で示し
である。ツバリンシンターゼ(syntl+ase)遺
伝子は110Sで表わした。数値は、Depicker
ら(1市sn+1dy3(L98(、))−19321
1)の方法による制限7ラグメントの寸法(大11を表
わしている。 Tiプラスミミドc;V3838は、実施例1およびそ
こに挙げた2つの文献に従って組み立てることができる
。 第13図は、アクセプターTiプラスミドpGV385
0の組み立てを示している。プラスミド1)B R32
2−pAcgB(第11図)は、線状化した形で描いで
ある。I)BR322の配列は斜線を入れた領域で示し
、1)BR32:2の7ンビシリン耐性遺伝子はA」で
示した。第12図に示した1)GV3839のT−領域
の一部がここに描かれている: pAcgB との相同
的組換えに関与するHind III 7ラグメント(
10)および(23)およびapt遺伝子が含まれてい
る。二重乗換えによってpGV3850および失われた
apl遺伝子を含むもう1つのレプリコンが組み立てら
れる。 第14図は、実施例2に詳細に記載した中間クローニン
グベクターpG V 70 (−,1の組み立てを模式
的に示したものである。制限エンドヌクレアーゼサイト
を示すのに以下の略号を用いた: B=Bam!−11
、Bg =Bgl II 、E=EcoRL )−1=
Hind III 、5=Sal I、 S+n=S+
++aTo抗生物質耐性を示すのに以下の略号を用いた
:A1)ニアンヒシリン、Cto=りVラムフェニコー
ル、Sil+=ストレプトマイシン、Tc−テトラサイ
クリン。 i’ L −1) N Aで示した図の下部の数値は、
この領域のRNA[写体を示している(Will+n1
tzerら、EMBOJ、](1982)、J 39−
1’4G)。 第15図は中間クローニングベクター1)に\・°75
0の構造を示している。その組み立ては実施例2に記載
した。制限エンドヌクレアーゼサイトは、キロ塩基対(
kb)の数で表Jっしたその相対的位置で示した。Ps
l、I サイトは示していないがKinR/Nio”
領域に3つ、CbR遺伝子に1つ存在する。 左右の境界領域も示しである。pG V ?、 5 t
’、lの組み立てに使用されたBsl II/BamH
IサイトおよびHpa I / S +na Iサイト
が示されているが、これはpG V 750 には存在
しない。影をつけりfdlJffllj: ’rl−−
D N A i、:、黒イfJ域1.t Km ’/
Nun ’領域に、白ぬき部分は隣接するTiプラスミ
ド配列、に、そして線はクローニング媒体pBR32s
にそれぞれ相当する。その他の略号は以下の意味を有す
る: 0cs=オクトピンシンターゼ、C1,IR=り
aラムフェニコール耐性、CI+ 1(=カルベニシリ
ン(アンピシリン類縁体)耐性、K m ”/ N +
n R=カナマイシン耐性/ネオマイシン耐性。 第16図は実施例3に詳細に記載した中間ベクターpG
V745の組み立てを示している。pGV745は、第
8図に示したFBタイプ」アクセプタープラスミド、+
>に V 2260の組み立てに使用される。制限エン
ド゛ヌクレアーゼサイトは以下の略号で示した:B=B
au+I利、H= Hind l Il−、トピンTi
プラスミドの’f’ −D N A領域の左側と相同の
DNAを、白ぬき領域はオクトピンTiプラスミドのT
−D N A領域の右側と相同の[)NAを示してい
る。出発物質であるプラスミドIIGV98])、24
9−253にみられる。 第17図はアクセプタープラスミドpG V2260の
組み立てを示している。1)GV22]7 中の欠失置
換か゛、ネオマイシンとカナマイシンに対する耐性を伺
与−するアセチルホスホトランスフェラーゼ遺伝子(a
l+Lで表わしである)を含んでいる黒色部分で示しで
ある。中間ベクターpGV745(第16図参照)は線
状化して描いである。これは第16図参照LりpGV
745ノHind III +シリン耐性遺伝子はAp
Rで示しである。二・■乗換えによって、pGV 22
61)が組み立てられ、al+を遺伝子が失われる。制
限エンドヌクレアーゼサイトは以下の略号で示した:
B = BarnHl 、1、II=Hiod Ill
、R=EcoRI。 第18図は、ツバリンシンターゼ遺伝子(110g)の
プロモーターの下流の遺伝子を発現するためのプラスミ
ド1+1.、G V 2381の組み立てを示している
。5゛および3゛はそれぞれ転写開始と転写終了を意味
し、A T GおよびI″AAは翻訳開始おド よび翻訳終了に使われるコメ←を表わしている。 太線はnosプロモーター領域、白ぬき部分は+103
暗 号領域を示している。Ap”はアンピシリン耐性、Kn
+Rはカナマイシン耐性を示している。 第19図は、完全なオクトピンシンターゼ(ocs)暗
号化配列を含んでいるプラスミドpAGV10の組み立
て、およびプラスミド1)LGV2381(第18図参
照)のllOsプVモーター−の後部へのその挿入を示
している。太線はプロモーター領域、白ぬ外部分はoc
s暗号領域を示している。その池の記号は第18図と同
じである。 第20図は、ツバリンシンターゼ(IIO9)遺伝子の
プロモーター領域の周囲のヌクレオチド配列およびオク
トピンシンターゼ遺伝子暗号化領域と融合した後の同じ
領域の周囲のヌクレオチド配列を示している。融合点は
星印(*)で示した。いくつかの制限エンドヌクレアー
ゼサイト、即ち、BarnHl、Hind Ill 、
および5acll も示しである。 5゛および3゛は転写開始および終了を意味する。 A T Gは翻訳に使われる最初のコドン、TAAは翻
訳に使われる終了コドンを表わしている。白ぬトの大き
い矢印はツバリン遺伝子の暗号化領域、縞の入った矢印
はオクトピン遺伝子を表わしている。 以下に本発明の詳細な説明する。 第1図にアクセプターTiプラスミドを筒!itに図式
化して示した。このアクセプターTiプラスミドは、野
生型腫瘍誘起(1” i )プラスミドの2つの境界配
列(1,2)または領域を含んでいる。この境界配列は
、Tiプラスミドの゛l゛−領域を植物細胞ゲノムヘ組
込むのに絶対に必要である。換言すれば、あらゆるD
N A配列(3)またはT−領域を、これらの配列間に
存在、している植物細胞ゲノムに組込むのにこの境界配
列は必須である。 このアクセプターTiプラスミドのDNA配列(3)に
は、第2図および第3図に示した中間クローニングベク
ターのDNA配列(3゛)の少なくとも1部と相同のD
N Aセグメントが含まれている。 この相同性は、中間クローニングベクターとアクセプタ
ーTiプラスミドが単一乗換え(相同性組領域の長さで
きまる。相同性組換えを高頻度で起すには、通常1−4
kbの領域が使われる(1− (’elllallS
呟 J、 Mo1.Appl、 Genet、1
(1981)+149−164)。 アクセプター′j″jプラスミドは更に、A8rol〕
a−cLeriumによって1゛1プラスミドの′F−
領域が植物細胞ゲノムへ移動するのに必要な配列(4)
を含んでいる。 この様なアクセプター′I″iプラスミドの組み立てお
よび第2図および第3図に示した中間クローニングベク
ターとのその相互組込みについて、第4図を参照しなが
ら以下に詳述する。 第2図および第3図に、発現しようとする、即ち、植物
細胞中でプロモーターの支配下に転写され、翻訳される
所望の原核性または真核性遺伝子をクローンするための
中間クローニングベクターを簡略化した図で示した。こ
れらの中間クローニングベクタ〜は、アク、セプターT
iプラスミドのL’) N Aセグメント(3)の少な
くとも一部と相同であり、従・て単−釆Jffiえを可
能にするDNA配列を含んでいるクローニング媒体から
のDN4セグメンl’)を含んでいる。さらに、この中
間クローニングベクターは、その天然のあるいは外米性
のプロモーター配列を含む少なくとも、1つの所望の遺
伝子(5,7)を含んでいる。このプロモーるために、
外来性のプロモーター配列(仕立て−Lげたプロモータ
ー)を使うことが有利であることもある。 調整の各種の例として、以下のものを挙げることができ
る:(1)組織に特異な発現、即ち、葉、根、茎、花な
ど、(ii)発現レベル、即ち、発現の強弱、(iii
)誘導性発現、即ち、温度、尤または添加された化学的
因子による発現など。 中間クローニングベクター用の所望の遺伝子の例として
は、アミノ酸や糖類の様な生産物の合成をコントロール
して植物の栄養価や成長度を改良する遺伝情報を持った
DNAフラグメントまたは配列、外部から病原物質に対
する保護、例えば病原生物またはストレスのかかる環境
因子に対する耐性、を伺与すΣ生産物の合成をコントロ
ールする遺伝情報を持ったD N A 7ラグメントま
たは配列、遺伝子工学によって改良しようとする植物の
基本的な過程に情報を与える生産物の合成をフントロー
ルする遺1云情報を持ったD N Aフラグメントまた
は配列など。 @2図および第3図は、選択可能なマーカー遺伝子(6
)を含んでいることもある中間クローニングベクターを
表わしている。選択可能なマーカー遺伝子としては、例
えば抗生物質または有毒な類似、物質(例えばアミノ酸
類縁体)を15号化して(する遺伝子、受容宿主細胞の
欠損を補う遺伝子などが挙げられる。 第4図は、ハイブリッドTiプラスミドベクターの組み
立てに関与する構成を示しており、第5図は、そのハイ
ブリッド′1゛iプラスミドベクターを保持しているA
grobacLcriu+nの分離に関与する実際の接
合工程を表わしている。この二「程は、中間クローニン
グベクターがlミ、coli中で組み立てられるので、
この中間クローニングベクターをAHrobacLer
iu+11東のアクセプタープラスミドに転移させるの
に必要である。 ′1゛−領域の一部が変更された配列で置換されている
改良Tiプラスミドを調製するのに用いられる既知の転
移手法は多数の工程からなっている。 通常、大抵のDNA組換え操作は、特別に設計されたク
ローニング媒体、例えばpBR322(Boliver
、 Gene 2 (] 977)、75−93)rl
>で行なわれる。しかしこのクローニング媒体は、それ
自体A8rol〕acleriumに移動することがで
きない。この問題は、既知の方法では次の様にして解決
されている: a) Agrol)acjeriu+o中でも複製し
得る別の広範囲宿主用クローニング媒体、例えば+oi
ni−3aプラスミド(Leeroansら、Gene
19(1982)’。 36i−36,1でpBRクローニング媒体配列を置換
する。この繰作はE、coli中で行ない、中間クロー
ニングベクターが得られる。 b)所望のD N Aを含有している中間クローニング
ベクターを保持したE、coli株と、ABroba−
cLeriun+中では複製できないがそれ自体および
飢のDNAのAgrobacLeriu+nへの転移を
仲介することのでとるヘルパープラスミドを保持しtこ
別のE。 001株との接合。 C)工程(1))で得られるE、coliと′1゛1プ
ラスミドを含んでいるA8robacLeriu+の接
合。ヘルパープラスミドは失われる。 d)中間クローニングベクターは、独立したレプリコン
としてAgrobacterium中で複製し、存在す
ることがでトるので、工程(C)で得られた接合体は、
中間クローニングベクターとTiプラスミドとの相互組
込み体を含んでいる細胞、または中間クローニングベク
ターおよび相互組込みが起らなかったTiプラスミドを
含んでいる別の細胞の混合物である。相互組込み体だけ
を特異的に分離する為に、゛1゛iプラスミドのない別
のAgrobacL−eriun+株との接合をもう一
度行なわなければならない。この転移は、Tiプラスミ
ド自体によってllδ号化されている機能によって仲介
される。この第2のA grobac ler i u
m株への申開クローニングベクターの転移は、Tiプラ
スミドとの相互組込み体の形でのみ行なわれる。 e)所望の置換を行なった最終的な改良Tiプラスミド
を得るために、第2回目の乗換えが行なわれる (Le
en+ans ら、JンMol、 Al)Ill、
GcneL。 1 (1981)、1.49−164)。 僅かにもう1つの既知の方法は、上記工程(d)におい
て、中間クローニングベクターと適合しない別のプラス
ミドをAgrol)acLer’iu+n’lこ導入す
ることを除けば、上の方法と基本的に同じである。この
場合、独立したレプリコンのままでいる申開クローニン
グベクターは全て失われるので、相互組込み(単一乗換
え)を選択することがで外る(Malzkeら、J、
Mol、Appl、 Geoet、 1([81)、
39−49 )。 ここに本発明者らは、AHro13aeteriumの
アクセプターTiプラスミドに中間クローニングベクタ
ー門導入する為の、新規な非常に簡素化された方法を提
供するものである。簡単に言えば、この方法は、多くの
通常使用されているクローニングプラスミド(例えばp
BR322)を血孤A8robac−La(iumに転
移させるのに、IE、co日のヘルツ(−プラスミドが
役立つということを見0出した事実に基づいている。こ
れらのプラスミドは、(1づれもA grol)ac
Ler’i u+++中では複製でたなり)ので1、ア
クセプターTiプラスミドと相互組込みし得るものだけ
が保持されることになる。さらに、本発明者らは、AB
rol)acLeriu+n中のこの相互組込み体を、
植物細胞への感染の為の直接のベクター組成物として使
用するのである。この様にして、本発明者らは前記の工
程(d)および(e)を省略した。これによって、改良
ノ司ブリッド′riプラスミドを組み立てるのに要する
時間が減少し、可能な組み立てに柔軟性が増加し、かく
して、植物細胞ゲノムへDNAを転移させる為のベクタ
ーとしてこのアクセプター′1゛1プラスミドを使用で
とる可能性が著しく高まったのである。 即ち、第5図に概略を示した様に、アクセプター i”
iプラスミドへの中間クローニングベクターの導入は
2工程で行なわれる。先づ、中間クローニングベクター
を持ったE、coli株(1)を、この中間クローニン
グベクターのAgrol〕acteritu++への摂
動を促す2つのプラスミドを持った別のE。 colia(2)と接合させる。これらのヘルパープラ
スミドの代表的な、そして好ましい例は、111011
機能を含んだ1で64drdllおよびLral幾能
を2んだl)G J 2.8である(F” i nne
ganら、Mo1.Gen。 (’;eneL、 l 85(1982)+344−3
51)。中間クローニングベクターのクローニング媒体
−1:の130+11サイト(Warrenら、Nat
ure274(] !J°j8)。 259−261)が池の2つのプラスミドによって暗号
化されている機能体によって認識され、転移できる様に
なる。全てのプラスミドは、その存在を検出するために
抗生物質耐性マーカーを含んで゛いるのが好ましい。次
いで、得られたE、 c、oli株、即ち3つのプラス
ミド全てを保持している摂動株(3)を、中間クローニ
ングベクターと相同の領域を持ったアクセプターTiプ
ラスミドを保持しているAgrobacteriumと
接合させる。中間クローニングベクターとアクセプター
Tiプラスミドとの単一乗換えが行なわれたがどうかは
、中間クローニングベクターの抗生物質耐性マーカーに
ついての選択によって検出でとる。 第6図は、第1図の7クセブターTiプラスミドの組み
立てに用いられたD N A分子を模式的に示したもの
である。本明細書では、このプラスミドをアクセプター
′l゛1 プラスミド(タイプA)と呼び、池の7クセ
プター′rlプラスミド(タイプB)と区別することに
する(第8図参照)。この組み立てには、Tiプラスミ
ドと、りo−ニング媒体(3)中に境界配列(1)およ
び(2)を持っているもう1つのプラスミドとの間に二
重乗換えが起ることが必要である。図に示した様に、ク
ローニング媒体配列(3)は左側の境界配列(1)と右
側の境界配列(2)との間にある。このDNA鎖の正し
い極性を示すために、これを環上に描くことができる。 しh化、二重乗換えに使用される相同領域を示すために
は、この環を開裂させて図示した。これは理解を助ける
為のやり方として重要であり、第8図に於けるアクセプ
ター1゛1プラスミド、(B)の組み立てに於いても用
いられている。即ち、もし境界配列(1)および(2)
が、単にクローニング媒体配列(3)内に挿入されたの
なら、二重乗換えによって、′l゛−領域が削除されて
はいるがこの境界配列(1)および(2)の間のクロー
ニング媒体配列のない′1゛ニブラスミドが得られるこ
とになる。第(i図に示した様に、二重乗換えによって
、境界配列(1)および(2)の間にもとのT−領域を
持ったべ1状1) N A分子か゛生成する。これはレ
プリコンではないので消失する運命にある。この二重乗
換えか起ったかどうかは、例えば′1゛iプラスミドの
1゛−領域内に含まれる抗生物質マーカーの欠落に一つ
いて選択したり、りU−ニング媒体配列(,3)内の抗
生物質耐性マーカーについて選択したりして、°遺伝子
学的に選択することがでとる。 第7図1.!:、ptS2図および第3図の中間クロー
ニングベクターの組み立てを示す模式図である。制限エ
ンドヌクレアーゼサイトR2またはR2で゛それぞれ囲
まれた所望の遺伝子(5)および選択可能なマーカー遺
伝子(6)が、酵素R1およびR2の為の特異な卯1限
サイトを含んでいるクローニング媒体配列(3゛)に、
これら全ての分子の消化およびライゲーションによって
挿入される。得られた組換えDNA分子は、E、col
i宿主細胞を形質転換するのに使用され、その形質転換
本は、クローニング媒体配列(3゛)の抗生物質耐性マ
ーカー()\l、 l)で選択される。 第8図は本発明のもう1つの態様、即ちアクセプター1
゛1プラスミド(13)を組み立てるのに使用7される
D N A分子の模式図である。この場合は、境界配列
(1)および、(2)のすぐ外側に位置するDNA配列
(9)および(10)の開にクローニング8体配列(3
)を含んでいるプラスミドとT1プラスミドlとの間で
二重乗換えが起る。乗換えに使用される相同領域を示す
為に、小さい方のプラスミドは開裂しである(第6図と
同様)。二重乗換えによる生成物は、アクセプターTi
プラスミド(B)と、もとのTiプラスミドからのT−
領域およびI)Nノル配列(2)、(10)、(9)お
よび(1)を含んでいる、消失するもう1つの環状D
N A分子である。 遺伝子学的選択は第6図について記載したものと同様に
して行なうことができる。 第9図は、第8図の7クセプター1゛; プラスミドB
と組み合せて使用される中間クローニングベクターの模
式図である。ここでは、所望の遺伝子(5)は、クロー
ニング媒体配列(3゛)中に含まれ−がどの様にしてア
クセプター1゛1プラスミド(D)に挿入されるかを模
式的に示している。この場合、中間クローニングベクタ
ーのクローニング媒体配列(3゛)の抗生物質耐性マー
カーで選択すると、2つのプラスミドの間の相互組込み
の結果としてのハイブリッド゛FIプラスミドを確実に
見つけることができる。境界配列(1)および(2)内
に含まプラスミドが得られる。この様にして組み立てら
れたハイブリッドプラスミドは、その1゛−領域に、例
えば第4図のハイブリッドTiプラスミド中の配列(3
)および(3゛)の様な直接反復の配列を含有しておら
ず、従って、分子内組換えの結果として、ハイブリッド
ベクターまたは植物細胞ゲノム中に導入されたDNAが
不安定になる可能性が避けられる。 本発明者らの研究室で行なった実験結果から、第9図の
中間ベクターの組み立てには、境界配列1および2の両
者を所有する必要はないことがわかった(未発表)。し
かし、所望のDNA配列を植物ゲノムに組込むには、少
なくとも右側の境界配列(2)(第1図および第9図参
照)を有することが必要十分条件である。 Agrobacteriu+llのTi プラスミド゛
、例えばノ/<リンまたはオクトビンTiプラスミドの
制限エンドヌクレアーゼ地図についての知見(Depi
ckerら、Plasmid 3(1980)、193
−211De Vosら、Plas+++id 6(,
1981)、249−523)およびi” −D’N
A境界配列を含んでいる制限フラグメントしついての知
見(Z a+l1l)rysk iら、J、Mol。 Appl、 GeneL、 1(1982)+36
1−370;De Beuckeleerら、Mol、
Gen、 GeneL、183(191)、283−
288)から、当業者であれば誰れでも、本発明方法に
従ってアクセプターTiプラスミドを組み立てることが
で鰺る。この池、通常の組換えD N A技術および基
礎的な細菌の遺伝子繰作を実施できる能力が要求される
に過ぎない。本発明は、ハイブリ・ノドTiプラスミド
ベクターを組み立てるのに有効であることがわかった本
明細書に記載したアクセプターTiプラスミドを具体的
に提案している点でユニークなものである。更に、これ
らの7クセプターT:プラスミl”は′、遺伝子を植物
細胞ゲノムヘ導入するための方法の一部を構成する様に
設計されたものである。 既述したアクセプターTiプラスミド、中間クローニン
グベクター、ハイブリッドTiプラスミ1々゛ベクター
およびベクター組成物を更1こ例示し、植物細胞ゲノム
へ組込まれた外来性遺伝子の発現を示す彩質転換植物細
胞および植物を提供するのにこのベクター組成物が有効
であることを%g証するために、以下に実施例を挙ける
。 実施例1 アクセプター1゛1プラスミド3850(A
タイプ)の組み立て 出発株およびプラ又ミV: Agrobacterium tu+nefacieo
s (l)外型Agroba−c1.eriun+由来
のりファンピシン耐性株C58C1おht190ラムフ
エニコール−エQスロマイシン耐性株C58CL) Ti プラスミド−11GV 3839第11図のプラ
スミドニpAcgB Ti プラスミドpGV 38391まノ、<1)ン7
゛ラスミド pTi C58Lrac(pG\731
0(1;1−1olstersら、 Plas+ni
d 3(198°)、212−、 230)から
組み立てる。これ(土T−11戊のLIJ央近く
入法、およびゲノム中に外米DNA配列を含んでいる植
物細胞またはその植物に関する。 更に詳しくは、本発明は適当な宿主植物細胞中で発現さ
れるDN’A配列に関する。本発明に係る組換えDNA
分子は、植物の成長、栄養物としてのその品質の改良、
または有用な代謝物(例えばアルカロイドあるいはステ
ロイドの前駆体)の生産、に有用なアミノ酸やポリペプ
チドの如ト生産物を暗号化している配列を有することを
その特徴としている。 以下に本明細書で使用する用語について説明する。 +)OII+サイト 特異的にmob 19能体が相互
作用して自律的D N’ A転移移動を開始させる1)
NA領域境界配列 T−DNAの末端を含むI) N
A配列広範囲宿主レプリコン 多種多様の宿主細胞に転
移(トランスファー)され、保持され得るDNA分子 カルス組織 有機的でない、分化していない細胞の塊 クローニング 無性生殖により、1個の生物(有機体)
またはDNA配列から誘導された一群の該生物またはD
NA配列を得る操作過程、または、よりわかり易く言え
ば、特定の有機体またはその一部を分離し、そのサブ7
ラクシヨンを均質な集団(個体群)として増殖させる操
作過程クローニング媒体 宿主細胞中で複製し得るプラ
スミド、7アージD N Aまたはその池のDNA配列
であって、そのI) l’J A配列は、例えば複製、
外殻蛋白質の生産などのそのり、NAの必須の生物学的
機能、あるいはプロモーターまたは結合サイト(部位)
をイマ1随的に失なうことなく、その場所で確定的にそ
の配列を切断することのできる1個または少数のエンド
ヌクレアーゼ認識サイト(部位)を持っており、また、
それが導入された細胞(形質転換された細胞)を同定確
認するのに有用なマーカー(例えばテトラサイクリン耐
性あるいはアンピシリン耐性)を持っていることで特徴
づけられるD N A配列。クローニング媒体はベクタ
ーと呼ばれることが多い。 暗号配列 ポリペプチドのアミノ酸配列を決定するDN
A配列 □ 相互組込み体(相互統合体、コインテグレート)2個の
環状DNA分子開の単一乗換え(1回の交叉)の結果得
られる構造体 トランス相補性 他のレプリコンに物理的に結合してい
ないDNA分子(レプリコン)が、その結合していない
他のレプリコンにとって必要な、欠落している拡散物質
を供給することができる過程 接合(フンジュゲーンジン) 細胞どうしが接触する間
に、1つのタイプの細菌から他のタイプの細菌にDNA
が転移すること 連狽ス 相同なりNA配列間で遺伝物質が交換するこ
と 欠朱黄泗 1個のD N A配列が除去され、その代り
として異なったDNA配列で置換されること匁北 ある
細胞の子孫か特殊な構造と機能を確立し、それを維持す
ること DNA配列またはD N Aセグメン)14接するペン
トースの3゛位と5゛位の炭素間の燐酸ジエステル結合
により互0に連結したヌクレオチド群の一直線の配列 二重氷像 相互組込み(コインテグレート)構造が2
個の環状DNA分子に分解する過程。この過程は遺伝情
報を交換するのに利用される。このDN、A環状体の一
方は、それによって組換えが生じ得る標的D N Aと
相同な2つの領域を持っており、この2つの領域は、□
標的D’ N ’Aと交換される非相同D N A配列
をはさんでいる。もし1回目の交叉と同じDNA領域で
2回□目の交叉が起ると、もとのDNA環状本か生成す
る。この2回目の交叉か第2の相同領域で起ると、2つ
の環状体の間で遺伝子の交換が起ることになる。 発現゛構造遺伝子によりポリペプチドが生産される過程
。これは転写と翻訳の組合せである。 発現調節(コントロール)配列 構造遺伝子に有−効1
こ結合された時、それらの構造遺伝予め発現を調節し、
統制するヌクレオチド配列 4グアR51t F因子(Fはfertility(
生殖ブハ)を持ったプラスミドセあって、F因子を持た
ない宿主に該プラスミドのコピーを移入することのでき
るプラスミド 遺伝子 2つの部分、即ち(1)遺伝子承産物のための
暗号配列および(2)その遺伝子が発現されるかどうか
を調節しているプロモーター領域内の配列、から構成さ
れているDNA配列 グアA 細胞またはウィルスの全D N A。これは5
hine−Da18arno配列の様な配列を含む、オ
ペレーター、プロモーター、リボゾームの結合お上び相
互作用配列と共に、就中ポリペプチドを暗号化している
構造遺伝子を含んでいる。 遺伝子型 ある生物に含まれている遺伝情報の全て 相同的(性)組換え 相同配列を含んでいるDNAのシ
つ領域間の組換え I型ブラスミヒ Fとは異なる不和合性グループの一群
の自ら転移し得るプラスミド 不和合性 選択圧(selec’Live press
ure)がないと、同一め細胞に2個のDNAが共存し
得ないこと 挿入 DNA配列を、別の分子のDNA配列内に付加す
ること リーダー配列 5゛末端から最初の構造遺伝子の先端に
至るまでのm RN Aの領域。これには構造遺伝子の
暗号配列の翻訳を開始するのに重要なか、生成した4個
の細胞のそれぞれに於いてin個に減少する2回の連続
した分裂。この過程は有性生殖に於いて重要である。 +eob (授動機能体)tra機能体との組合せに於
いてのみDNAの移動(転移)を促す一連の生成物。 molrはbofI+サイトを含んでいるプラスミドの
移動を促すことができる。 櫃動 別の細胞へ移動することので外ない1)NAA
分子、池のDNA分子の助けを借りて移動する過程 授動ヘルパープラスミド 池のプラスミドが持っていな
い、別の宿主細胞へ移動するための拡散性生成物を供給
することができるプラスミド非接合性組換えプラスミド
細胞どうしが接触している開に、それ自体では、もと
の宿主細胞から他の宿主細胞へ移動することができない
DNA分子。移動するには、他のDNA、例えば(a)
ヘルパープラスミドによって供給される機能体が必要と
なる。 ヌクレオチド 糖部分(ペントース)、燐酸エステルお
よび含窒素異項環塩基で構成されているDNAまたはR
N Aの単量体単位。この塩基は糖部分とグリコシド結
合で連結しており (ペントースの1゛位の炭素)、こ
の塩基と糖と結合したものがヌクレオシドである。ヌク
レオチドの特性はこの塩基によって決まる。DNAの4
個の塩基はアゾ゛ニン(“A゛)、グアニン(“G゛)
、シトシン(“’c”)およびチミン(T゛)である。 RNAの4個の塩基によって生成する個体の観察し得る
特性プラスミド それ自体が宿主細胞中で複製される、
完全な(無傷の)レプリコンからなる非染色体性の2本
鎖DNA配列。このプラスミドを単細胞生物に入れると
、そのプラスミドのDNAによって、その生物の性質が
変わる、即ち形質転換される。例えば、テトラサイクリ
ン耐性(TcR)のための遺伝子を持ったプラスミドに
より、本来はテトラサイクリンに感受性のある細胞が耐
性のある細胞に形質転換される。プラスミドによって形
質転換された細胞を形質転換体と呼ぶ・。 ポリペプチド 隣接するアミノ酸どうしがα−7ミノ基
とカルボキシル基とのペプチド結合により互いに連結し
た線状のアミノ酸連鎖 プロモーター領域 遺伝子の転写を統制している、暗号
配列の開始点より上流のDNA配列7’D%二!二配列
RNAポリメラーゼが結合する配列であり、ポリメラ
ーゼはそれより下流の配列の忠実な転写を促進する。 組換えDNA分子または雑種(ハイブリッ1つpF3
A 少なくとも2個のヌクレオチド配列からなり、そ
の一方の配列は、自然界では通常第2の配列と一諸に存
在することがない、その様な配列からなる雑種のD N
A配列 ■え D N A分子またはD N A分子の一部分の
新しい結合体を創製すること 部劇跡栽 DNAの別の領域に於ける配列と同じDNA
配列を持っているDNA領域 レプリコン DNAの複製開始サイトおよび複製を支配
するのに必要な機能を指定している遺伝子を持った自己
複製遺伝子単位 制限フラグメント 特定の標的DNA配列を認識する酵
素による2本鎖開裂によって生じるDNA分子 RNAポリメラーゼ DNAのRNAへの転写をつかさ
どる酵素 選択可能なマーカー遺伝子 あるD N A配列であっ
て、それがある細胞内で発現された時、その増殖培地に
置くと、この2つのタイプの細胞を区別することができ
る。通常使用される選択可能なマーカー遺伝子は抗生物
質耐性を暗号化している遺伝子である。 単一乗換 2個の環状D N A分子を組換えて、相互
組込みされた大きい環状体を形成させる操作過程 週カ消化子 ポリペプチドを暗号化している遺伝子 一エニ■用へ 植物細胞ゲノムに安定に統合(組込み)
されることが見い出されている′「1プラスミドの部分 子−領域 植物細胞ゲノムへ移動(転移)するDNA配
列を含んでいるTiプラスミドの部分子iプラスミド
感受性植物に腫脹(クラウンガル)を誘発させるための
遺伝情報を含んでいるAgrobacLerium L
u+nefacie++s株に存在する大きいプラスミ
ド T L −D N AおよびTR−DNA オクトピ
ンクラウンガル腫脹細胞は2つのT −D N A配列
、即ち左T−1)NA(TL−DNA)t;よび右T−
DNA(TR−DNA)を含有し相る。TL−DNAは
ツバリン腫脹細胞のT−DNAと共通している配列を持
っているがTR−D、NAは持っていない。 tra (転移I」躯其〃 プラスミドに暗号化され
ている拡散性の生成物、および細胞間のDNA転移の間
に利用される作用部位の両者を指す。例えば2つの細胞
の開の橋を作るのに必要な生成物およびDNA転移が開
始する部位。 灯 構造遺伝子から+nRNAが生産される過程、また
は、塩基対(ベースベア)が形成され、DNAに含まれ
ている遺伝情報に指令されて相補性の塩基配列のRN
A鎖が形成される過程形質転換 細胞のD N A補体
(comp l emen t )に外米性DNAが導
入されることによって生じる遺伝′的11纂飾 朋夙+n RN Aからポリペプチドが生産される過程
、あるいは、mRNA分子に存在する遺伝情報が、ポリ
ペプチド合成において特定のアミノ酸の順序を指定する
過程 11分化表現型 いかなる特異な部分もなく、組織中の
細胞の外観が均一であること ベクター 異なった宿主細胞間を移動するように設計さ
れたDNA分子 組換えDNA技術の進歩によって、微生物の遺伝子工学
(遺伝手術)に新たな展望が開けた。もし1個の体細胞
から、完全な生物を再生することができたら、これらの
技術は多細胞真植生物にまで広がるであろう。ある種の
高等植物の細胞は、優れた再生能力を有し、従って高等
生物の遺伝子1ニ学にとってかっこうの祠料となる。 tIb物の遺伝子工学の主たる問題点は、外米性1)N
Aを植物ゲノムに導入する為の系の利用性にある。この
様な系には、ダラム陰性土壌細菌のA8robacLe
rium Lumefacien、sが持っている腫脹
誘起(Ti)プラスミドがある。この微生物は、広範囲
の双子葉植物の損傷組織に、ラウンガル(crouu+
8all、冠状コブ)と呼ばれる新生物的形質転換を引
き起す原因となることか′わがっている。この増殖性の
新生物は、オパイン(opines)と呼ばれる1゛1
に特異な新しい代謝物を合成する。この形質転換は、分
子レベルでみると、Tiプラスミドの実体のはっきりわ
かっているT−DNA(転移1)NA)7ラグメントが
植物細胞ゲノムに転移して安定に組込まれたことによっ
て起る。換言すれば、クラウンガル腫脹は、その染色体
DNAに、腫脹セルラインをもたらしたT1プラスミド
中のl)Nノ\配列と相同のT I) N Aと呼ば
れるl) N Aセグメントを含んでいる。。あらゆる
場合に於いて、このT −D NAは、連続したー・連
の1゛1プラスミドD N Aに相当しており、また、
これと共jU線性である。従ってこれはT−領域と呼ば
れる。 Tiプラスミドはクラウンガノ目lft胞で合成された
オパインのタイプによって分M2れる。クラウンガル細
胞で7パリン(N−a−(1,3−ン゛カルボキシプロ
ピル)−L−アルギニン1の合成を惹起させるABro
bacLcriu+n株はツバリン株と呼ばれ、オクト
ピンIN−α−(N−1−カルボキシエチル) −り、
−アルギニン1を合成するものはオクトピン株と呼ばれ
る。これらか最も筐通に用いられるA8robaC1e
riu+n、4朱である。 植物の遺伝手術にT −1) N Aをベクターとして
使用する試みがモデル実験で行なわれた。この実験では
、インビボにおいて、Agrobaclerium
Ta2株のTiプラスミドからのi’ −1) N A
の右側境界部の近くに1・1に11細菌性トランスポツ
ン(Lransposo++) To 7が挿入された
。すると、このT1プラスミドを持っているアゲロバク
チリアによって惹起される腫脹中のツバリン合成が消滅
した。更に、す1ンザン・プロッティング・ハイフ゛リ
ディゼーシaンの結果、その様な挿入を行なわなければ
正常であるT−DNA配列の一部分として、この腫脹の
染色体1) N A中に全T117が存在することかわ
かった(1−1ernalsLeensら、Natur
e287(1り 8 (1) 、 6 Th4−656
; tlolsj、ers呟Mo1. Gen、
GeneL、 ] 85 (1982) +2
83−2 s 9)。この様に、23kbT DNA
に1−S kbl) N A 7ラグメントを導入して
も、23kbT−D N Aの植物細胞ゲノムへの転移
能力に変化は見られなかった。 ツバリン株、AgrobacLeriumT 3 ?の
′riTiプラスミド’ −D N Aの境界部は非常
に正確に調べられている。これは全ツバリンTiプラス
ミドの極く一部、約23kbに過ぎない。更に、この′
r−DNAの境界部は知られている:即ち、この′1゛
−1) N Aの境界部を決めているヌクレオチド配列
が調べられ、ツバリン1゛iプラスミドの同じ領域と比
較された( Z ambrysk iら、5cienc
e 209 (1980)、 1385’−1391
;Zarobryskiら、J、 Mo1. Ap
pl、 GeneL、 1 (1982)、3
6 1−370 )。このT−領域の境界部が、T−
DNAの植物細胞ゲノムへの組込みに最も関係している
様である。 DNAを植物細胞へ転移させる為のベクターとしてTi
プラスミドを使用するには、転移したDNAの境界部を
決めているTDNA配列を知ることが基本的に必要であ
る。そうすれば、外米性D N Aをこの境界内に挿入
し、確実に植物細胞ゲノムヘ転移させることがで外る。 更に、この系を利用しようとすれば、形質帖換された植
物細胞が、その生育特性において腫瘍の性質を持たず、
正常であるということが重要である。i’ −1,)
N A転移の後、正常細胞を生産するには、T −D
N A自体によって暗号化されている機能を知る必要が
ある。 従って、どの領域が腫瘍表現型に関係しているが調べる
ために、Tiプラスミ、ドのT−領域の徹底的な遺伝子
分析が行なわれた。 T −D N Aは、クラウンガル表現型の原因となる
機能体を暗号化している。その遺伝子は、T−DNAの
特定の領域に局在化している( Lee+oans呟E
MBOJ、 1(1982)、147−152; Wi
ll+n1Lzer呟EMBOJ、 1(i9a2)。 139−146 )。一般に、腫瘍カルス組織の非分化
表現型を支配している少なくとも4つの遺伝子が存在し
ている。これらの遺伝子の突然変異体(ミュータント)
は、新芽様のあるいは根の様な外観の形質転換組織を形
成させることができる。 この後者の成果は、腫瘍組織ではなく正常植物組織中で
発現させる為にDNAを植物に転移したいと思う場合に
は特に重要である。 最近、完全な正常植物に再生することができる形質転換
新芽を誘導するTiプラスミド変異体がみつかった。こ
れらの植物は繁殖力が旺盛であり、減数分裂によってT
−1’) N A特異配列を伝達することさえした:
即ち、子孫の植物もT−DNA特異配列を含んでいた(
0tten ら、Mo1. Gen。 Genet、183(1981)、209−213 )
。 しかし、この形質転換植物組織は、その染色体I)NA
中に、腫瘍表現型を支配しているT 、−l) N A
領域が除去される大カフがすな欠落(欠失)が発生した
ことにより、着しく小さくなった’f’ −D N A
を含んでいた。この欠落が当初の形質転換時に起ったの
か、新芽の形成をもたらすその後の成り行きで起ったの
かは不明である。 Ti プラスミドは太きく (200kb)、そのTi
プラスミドの種々の場所に存在している多くの遺伝子が
植物の形質転換に関係している。従って、T−領域内の
適切な場所に特殊なエンドヌクレアーゼ認識サイトを有
し、T−DNAを植物細胞ゲノムに転移させて安定に挿
入するのに必要な全ての機能を持った′1゛iプラスミ
ド由来の小型のクローニングベクターを組み立てること
は不q能である。所望のD N AフラグメントをT1
プラスミドのT−領域の特定の制限酵素開裂サイトに導
入する為の既知の方法の1つは、Escl+ericl
+ia cot i(大腸菌)におけると同様、A g
robac ter i un+においても複製するこ
とができ、T −D N Aの所望の制限7ラグメント
を含んでいるクローニングプラスミドを組み立てること
である。この様なりローニングベクターは「中間ベクタ
ー」と命名された。 この様な中間ベクターは、T−領域によって11R号化
されている機能を分析するのに使用された(Leerp
ans ら、J、 Mol、 Ap1山1. Gen
eL、] (198])、149−164)。 本発明は、発現し得る遺伝子を植物細胞ケ゛ツムへ導入
する方法に関するものである。本発明の1つの目的は所
望のあらゆる遺伝子(群)を導入することのできる改良
されたアクセプター1゛iプラスミドを提供することに
ある。導入される所望の遺1云子(相−)は、そのアク
セプターT1プラスミドの相当する領域と相同の領域を
持った新規な中間クローニングベクター内に含まれてい
る。この中間クローニングベクター・を提供することも
本発明のL1的の1つである。 所望の遺伝子(群)のアクセプターTiプラスミドへの
導入は、ABroba’cLer’iu+oに保持され
ているアクセプターTiプラスミドと中間クローニング
ベクターの2つの相同DNAセグメントの間で起る単一
乗換えによって達成される。この中間クローニングベク
ターは、ヘルパープラスミrを使って、それが増殖する
Escbericl+ia col iからAgro−
bacteriumに摂動される。この様なヘルパープ
ラスミドおよび摂動のための機能は知られている(F
innegan ら、Mo1. Gen、 Genel
、 ] 85 (1982)、344−351)。 Agrol+acLeriu+nでの単一乗換えの結果
、ハイブリッドTi プラスミドベクターが得られる。 この様なハイブリッドTiプラスミドも本発明の目的の
1つである。 A grobac Ler i u+oに保持されたこ
のハイブリッドプラスミドベクター(以降、ベクター組
成物という)を直接植物細胞の感染に使用し、次いで所
望の遺伝子生成物の発現について又クリーニングする。 植物細胞をベクター組成物で感染させて形質転換植物細
胞を調製するこの方法、その形質転換された植物細胞、
およびそれから発生した植物を提供することも本発明の
目的である。こめ技法はA8robacLeriumの
植物転移性のプラスミド全てに適用することか゛でトる
。 以Fに添(;Iの図面について詳細(三説明する。 第1図は、境界配列(1)および(2)を除き、1゛−
領域の内部部分を除去して得られる本発明の7クセプタ
ー′1゛iプラスミ、ドの1態様を示している。 この境界配列は、T−領域を植物細胞□ゲノムに組込む
のに必須である。境界配列(1)と(2)の開の領域(
3)が、植物に啄移されるであろうI)’NAセグメン
トである。このアクセプター1゛iプラスミドは、中間
クローニングベクターを単一乗換え(上よって組込ます
ことを可能にしている中間クローニングベクター内のD
NA配列の少なくとも一部と相同のDNA配列を持った
DNAセグメント(3)を含んでいる。Tiプラスミド
領域(4)は、λg第2図は、単一乗換えによって第1
図の7クセプターTiプラスミド(三挿入される本発明
の中Illクローニングベクターを示している。このベ
クターは、所望の単一乗換えを可能にするアクセプター
TiプラスミドのD N Aセメメン1−<3)の少な
くとも一部と相同なり N A配列を持ったクローニン
グ媒体D N Aセグメン)(3’)を含んでいる。 更に、この中間クローニングベクターは、その天然のプ
ロモータ配列を備えた遺伝子あるいは遺伝子群(5)を
含んでいる。この組み立てに於いては、一般に植物の遺
伝子を使用することができる。それは、他のものに比較
して発現され易いと思われるからである。しかし、原理
的には、全ゆる所望の遺伝子を挿入することができる。 この中間クローニングベクターは選択マーカー遺伝子(
6)を含んでいてもよい。この遺伝子は、植物細胞中で
この遺伝子の発現を可能にするプロモーター配列を含ん
でいなければならない。このマーカー遺伝子を含んでい
る植物細胞は、それを含んでいない細胞より、成長の選
択有利性を持っていなければならない。何故な呟この様
にして、このマーカー遺伝子を含んでいるーDNAによ
って形質転換された植物細胞を、非形質転換細胞と区別
することかできるからで゛ある。 第3図は、第2図の中間クローニングベクターとMIt
の、第1図のアクセプターTiプラスミドに単一乗換え
によって挿入される本発明に係る中間クローニングベク
ターのもう1つの態様を示している。これは、クローニ
ング媒体DNAセグメン)(3’)、所望の遺伝子の統
制のとれた発現を可能にする外米性プロモーター配列(
8)、および、所望により、マーカー遺伝7−(6)を
含んでいる。 第4図は、第1図の7クセプターTiプラスミドおよび
第2゛図並びに第3図の中間クローニングベクターから
の、単一乗換えによる本発明に係るハイブリッド′1゛
iプラスミドベクターの調製を示す模式図である。 第5図は、E、coliからアクセプター′l″iプラ
又ミドを含んでいるA8rol+acLeriu+++
への、中間クローニングベクターの遺伝子転移に関する
過程の概略を示したものである。v、1段階は、中間ク
ローニングベクターを含んでいるE、 coli株(1
)と、その後のAgrobacteriumとの接合の
為の2つのヘルパープラスミドを含んでいるもう1つの
E、c。 11株との接合である。1方のヘルパープラスミドはプ
ラスミド転移に重要なり N A配列(Lra)を含ん
でおり、他方のヘルパープラスミドは摂動に重要な配列
(+oob)を含んでいる。接合によってこれらのヘル
パープラスミドかE、 coli株(1)に導入される
と、そこに含まれている中間クローニングベクターが池
の細菌株へ転移することかでとる様になる。lraおよ
び+oO11ヘルパープラスミドは、中間クローニング
ベクターが持っている抗生物質耐性v−h−(Ab”)
、!:ハ異ナルv 7>−1A I3’ ”およびA
br3をそれぞれ持っている。従って、全れる。この摂
動株(3)を、第1図の7クセプターTiプラスミドを
含んでいるA、 Lu+Oe「aciens株(4)と
接合させ、中間クローニングベクターの抗生物質耐性マ
ーカ丁で選択する。中間クローニングベクターはAgr
obacteriu+n中で複製でたないので゛、受容
アクセプター′1゛Iプラスミドと相!11組込み体を
形成した場合にのみ、保持されることができる。A8r
obacLeri叩中のこの相互組込み構造1似りが、
I:) N Aを植物細胞ゲノムに転移させるのに使用
される最終的なハイブリッド1゛1プラスミドである。 第6図は、第1図に示したものと同類のモデルアクセプ
ター′1゛iプラスミド(タイプl\)の組み立てを示
している。ここでは、′l″iブラ又ミドと、このもと
のTiプラスミドの一部と置き換わるDNA配列を含ん
でいる別のプラスミドとの間で、二重乗換えが起る。よ
り具体的に述べると、小さい方のプラスミドはクローニ
ング媒体(;))の中に′「−領域の境界配列(1,2
)を含んでいる。二重乗換えの結果−1T領域の内部の
1部分が除去され、代ってクローニング媒体で置き換え
られる。得られたアクセプターTiプラスミド(A)は
、境界配列(1,2)の間に含まれているDNAを植物
細胞ゲノムに転移させることがでとる。得られた、形質
転換されたDNAは、Tiプラスミド(A)では新生物
の増殖を支配している遺伝子か除去されているので腫瘍
性のクラウンカ゛ル組纒をつくらない。Tiプラスミド
(A)は、クローニング媒体(3)と相同性を有するあ
らゆる中間クローニングベクター用の極めて普遍的なア
クセプター1゛1 プラスミドである。このクローニン
グ媒体(3)は通常第7図は、中間クローニングベクタ
ーをE、coli宿主細胞中で組みたてる工程を模式的
に示したものである。制限エンドヌクレアーゼサイトR
1に囲まれた所望の遺伝子(5)および制限エンドヌク
レアーゼサイトR2で囲まれた選択し得るマーカー遺伝
子(6)を、酵素R1およびR2の為のそれぞれ1つの
制限サイトを含んでいるクローニング媒体(3゛)に挿
入する。3つの分子を全て制限酵素R,および/または
R2で消化し、D N A ’)ガーゼi用いてライゲ
ーション(結紮ルで中間クローニングベクターを形成さ
せる。このクローニング媒体(3゛)は、細菌性遺伝子
学の選択マーカーとして使用する抗生物質耐性(Ab”
)を暗号化しているもう1つのI) N A配列を含ん
でいなければならない。所望の遺伝子(5)はその天然
のプロモーターまたは第2図および第3図に概説した外
米性プロモーターの支配下にある。 第8図は本発明に係るアクセプター1゛1プラスミド(
タイプB)のもう1つの具体的態様を組み立てるための
模式図である。この態様では、境界配列(1)および(
2)のすぐ外側のTi配列に相同の、それぞれl) N
A配列(9)および(10)を含んでいるクローニン
グ媒体とTiプラスミドとの間で二重乗換えが起る。こ
の二重乗換えによって、境界配列(1)および(2)を
含んでいるT−領域′l゛全体が削除され、それがクロ
ーニング媒体(3)で置き換えられる。′「iプラスミ
ド(B)は、境界配列(1)および(2)の間にクロー
ンされた所望の遺伝子を含有している中間クローニング
媒体配列のためのアクセプターである(第9図参照)。 第9図は、第8図のアクセプターTiプラスミド(B)
に単一乗換えによって挿入される本発明の(1)および
(2)を含んでいる。これはまた、2つのプラスミド間
の相同的組換えを可能にするため、アクセプターTiプ
ラスミド(B)中のクローニング媒体配列と少なくとも
一部が相同であるクローニング媒体配列(3゛)をも含
んでいる。 第10図は、第8図のアクセプターTiプラスミドおよ
び相当する第9図の中間クローニングベクターか呟本発
明のノへイブリ・ンドTiプシスミドベクターの組み立
てを示す模式図である。単−乗換えによって第9図の中
間クローニングベクターが第8図のアクセプターTiプ
ラスミド(B)に導入される。 第11図〜第2′O図は本発明をより具体的に例示する
ものである。 第11図は、5.2kb Hind III 7ラグメ
ントAcgBのpBR322への挿入を示してν)る(
Z ambrysk i ら、S、cience 2
09 (1980)。 1385−1391)。このフラグメント AcgBは
ツバリン′l″iプラスミドの左右の境界領域を含んで
いる。このクローンIIAegBは、第6図に示したl
−A−タイプ」のアクセプタープラスミド、■+に\’
3850の組み立てに使用される。野生型Tiプラス
ミドの左右の境界領域を含んでいる、二のクローンされ
た制限7ラグメントを使って、クローンpAcgBと類
似のクローンを得ることができることは、当業者には容
易に理解されるはずである。 第12図はツバリン′I″iプラスミド1+ G\゛3
335jの′「−領域を示している。I−find I
ll制限エンドヌクレアーゼサイトは(H)で示しであ
る。変異したHind III 7ラグメント19は(
19゛)で示しである。カナマイシンまたはネオマイシ
ン耐性を(;I−りするアセチルホスホトランスフェラ
ーゼ遺伝子はal)[で表わし、これは黒くぬりつぶし
た部分に存在している。T 9m域の境界は矢印で示し
である。ツバリンシンターゼ(syntl+ase)遺
伝子は110Sで表わした。数値は、Depicker
ら(1市sn+1dy3(L98(、))−19321
1)の方法による制限7ラグメントの寸法(大11を表
わしている。 Tiプラスミミドc;V3838は、実施例1およびそ
こに挙げた2つの文献に従って組み立てることができる
。 第13図は、アクセプターTiプラスミドpGV385
0の組み立てを示している。プラスミド1)B R32
2−pAcgB(第11図)は、線状化した形で描いで
ある。I)BR322の配列は斜線を入れた領域で示し
、1)BR32:2の7ンビシリン耐性遺伝子はA」で
示した。第12図に示した1)GV3839のT−領域
の一部がここに描かれている: pAcgB との相同
的組換えに関与するHind III 7ラグメント(
10)および(23)およびapt遺伝子が含まれてい
る。二重乗換えによってpGV3850および失われた
apl遺伝子を含むもう1つのレプリコンが組み立てら
れる。 第14図は、実施例2に詳細に記載した中間クローニン
グベクターpG V 70 (−,1の組み立てを模式
的に示したものである。制限エンドヌクレアーゼサイト
を示すのに以下の略号を用いた: B=Bam!−11
、Bg =Bgl II 、E=EcoRL )−1=
Hind III 、5=Sal I、 S+n=S+
++aTo抗生物質耐性を示すのに以下の略号を用いた
:A1)ニアンヒシリン、Cto=りVラムフェニコー
ル、Sil+=ストレプトマイシン、Tc−テトラサイ
クリン。 i’ L −1) N Aで示した図の下部の数値は、
この領域のRNA[写体を示している(Will+n1
tzerら、EMBOJ、](1982)、J 39−
1’4G)。 第15図は中間クローニングベクター1)に\・°75
0の構造を示している。その組み立ては実施例2に記載
した。制限エンドヌクレアーゼサイトは、キロ塩基対(
kb)の数で表Jっしたその相対的位置で示した。Ps
l、I サイトは示していないがKinR/Nio”
領域に3つ、CbR遺伝子に1つ存在する。 左右の境界領域も示しである。pG V ?、 5 t
’、lの組み立てに使用されたBsl II/BamH
IサイトおよびHpa I / S +na Iサイト
が示されているが、これはpG V 750 には存在
しない。影をつけりfdlJffllj: ’rl−−
D N A i、:、黒イfJ域1.t Km ’/
Nun ’領域に、白ぬき部分は隣接するTiプラスミ
ド配列、に、そして線はクローニング媒体pBR32s
にそれぞれ相当する。その他の略号は以下の意味を有す
る: 0cs=オクトピンシンターゼ、C1,IR=り
aラムフェニコール耐性、CI+ 1(=カルベニシリ
ン(アンピシリン類縁体)耐性、K m ”/ N +
n R=カナマイシン耐性/ネオマイシン耐性。 第16図は実施例3に詳細に記載した中間ベクターpG
V745の組み立てを示している。pGV745は、第
8図に示したFBタイプ」アクセプタープラスミド、+
>に V 2260の組み立てに使用される。制限エン
ド゛ヌクレアーゼサイトは以下の略号で示した:B=B
au+I利、H= Hind l Il−、トピンTi
プラスミドの’f’ −D N A領域の左側と相同の
DNAを、白ぬき領域はオクトピンTiプラスミドのT
−D N A領域の右側と相同の[)NAを示してい
る。出発物質であるプラスミドIIGV98])、24
9−253にみられる。 第17図はアクセプタープラスミドpG V2260の
組み立てを示している。1)GV22]7 中の欠失置
換か゛、ネオマイシンとカナマイシンに対する耐性を伺
与−するアセチルホスホトランスフェラーゼ遺伝子(a
l+Lで表わしである)を含んでいる黒色部分で示しで
ある。中間ベクターpGV745(第16図参照)は線
状化して描いである。これは第16図参照LりpGV
745ノHind III +シリン耐性遺伝子はAp
Rで示しである。二・■乗換えによって、pGV 22
61)が組み立てられ、al+を遺伝子が失われる。制
限エンドヌクレアーゼサイトは以下の略号で示した:
B = BarnHl 、1、II=Hiod Ill
、R=EcoRI。 第18図は、ツバリンシンターゼ遺伝子(110g)の
プロモーターの下流の遺伝子を発現するためのプラスミ
ド1+1.、G V 2381の組み立てを示している
。5゛および3゛はそれぞれ転写開始と転写終了を意味
し、A T GおよびI″AAは翻訳開始おド よび翻訳終了に使われるコメ←を表わしている。 太線はnosプロモーター領域、白ぬき部分は+103
暗 号領域を示している。Ap”はアンピシリン耐性、Kn
+Rはカナマイシン耐性を示している。 第19図は、完全なオクトピンシンターゼ(ocs)暗
号化配列を含んでいるプラスミドpAGV10の組み立
て、およびプラスミド1)LGV2381(第18図参
照)のllOsプVモーター−の後部へのその挿入を示
している。太線はプロモーター領域、白ぬ外部分はoc
s暗号領域を示している。その池の記号は第18図と同
じである。 第20図は、ツバリンシンターゼ(IIO9)遺伝子の
プロモーター領域の周囲のヌクレオチド配列およびオク
トピンシンターゼ遺伝子暗号化領域と融合した後の同じ
領域の周囲のヌクレオチド配列を示している。融合点は
星印(*)で示した。いくつかの制限エンドヌクレアー
ゼサイト、即ち、BarnHl、Hind Ill 、
および5acll も示しである。 5゛および3゛は転写開始および終了を意味する。 A T Gは翻訳に使われる最初のコドン、TAAは翻
訳に使われる終了コドンを表わしている。白ぬトの大き
い矢印はツバリン遺伝子の暗号化領域、縞の入った矢印
はオクトピン遺伝子を表わしている。 以下に本発明の詳細な説明する。 第1図にアクセプターTiプラスミドを筒!itに図式
化して示した。このアクセプターTiプラスミドは、野
生型腫瘍誘起(1” i )プラスミドの2つの境界配
列(1,2)または領域を含んでいる。この境界配列は
、Tiプラスミドの゛l゛−領域を植物細胞ゲノムヘ組
込むのに絶対に必要である。換言すれば、あらゆるD
N A配列(3)またはT−領域を、これらの配列間に
存在、している植物細胞ゲノムに組込むのにこの境界配
列は必須である。 このアクセプターTiプラスミドのDNA配列(3)に
は、第2図および第3図に示した中間クローニングベク
ターのDNA配列(3゛)の少なくとも1部と相同のD
N Aセグメントが含まれている。 この相同性は、中間クローニングベクターとアクセプタ
ーTiプラスミドが単一乗換え(相同性組領域の長さで
きまる。相同性組換えを高頻度で起すには、通常1−4
kbの領域が使われる(1− (’elllallS
呟 J、 Mo1.Appl、 Genet、1
(1981)+149−164)。 アクセプター′j″jプラスミドは更に、A8rol〕
a−cLeriumによって1゛1プラスミドの′F−
領域が植物細胞ゲノムへ移動するのに必要な配列(4)
を含んでいる。 この様なアクセプター′I″iプラスミドの組み立てお
よび第2図および第3図に示した中間クローニングベク
ターとのその相互組込みについて、第4図を参照しなが
ら以下に詳述する。 第2図および第3図に、発現しようとする、即ち、植物
細胞中でプロモーターの支配下に転写され、翻訳される
所望の原核性または真核性遺伝子をクローンするための
中間クローニングベクターを簡略化した図で示した。こ
れらの中間クローニングベクタ〜は、アク、セプターT
iプラスミドのL’) N Aセグメント(3)の少な
くとも一部と相同であり、従・て単−釆Jffiえを可
能にするDNA配列を含んでいるクローニング媒体から
のDN4セグメンl’)を含んでいる。さらに、この中
間クローニングベクターは、その天然のあるいは外米性
のプロモーター配列を含む少なくとも、1つの所望の遺
伝子(5,7)を含んでいる。このプロモーるために、
外来性のプロモーター配列(仕立て−Lげたプロモータ
ー)を使うことが有利であることもある。 調整の各種の例として、以下のものを挙げることができ
る:(1)組織に特異な発現、即ち、葉、根、茎、花な
ど、(ii)発現レベル、即ち、発現の強弱、(iii
)誘導性発現、即ち、温度、尤または添加された化学的
因子による発現など。 中間クローニングベクター用の所望の遺伝子の例として
は、アミノ酸や糖類の様な生産物の合成をコントロール
して植物の栄養価や成長度を改良する遺伝情報を持った
DNAフラグメントまたは配列、外部から病原物質に対
する保護、例えば病原生物またはストレスのかかる環境
因子に対する耐性、を伺与すΣ生産物の合成をコントロ
ールする遺伝情報を持ったD N A 7ラグメントま
たは配列、遺伝子工学によって改良しようとする植物の
基本的な過程に情報を与える生産物の合成をフントロー
ルする遺1云情報を持ったD N Aフラグメントまた
は配列など。 @2図および第3図は、選択可能なマーカー遺伝子(6
)を含んでいることもある中間クローニングベクターを
表わしている。選択可能なマーカー遺伝子としては、例
えば抗生物質または有毒な類似、物質(例えばアミノ酸
類縁体)を15号化して(する遺伝子、受容宿主細胞の
欠損を補う遺伝子などが挙げられる。 第4図は、ハイブリッドTiプラスミドベクターの組み
立てに関与する構成を示しており、第5図は、そのハイ
ブリッド′1゛iプラスミドベクターを保持しているA
grobacLcriu+nの分離に関与する実際の接
合工程を表わしている。この二「程は、中間クローニン
グベクターがlミ、coli中で組み立てられるので、
この中間クローニングベクターをAHrobacLer
iu+11東のアクセプタープラスミドに転移させるの
に必要である。 ′1゛−領域の一部が変更された配列で置換されている
改良Tiプラスミドを調製するのに用いられる既知の転
移手法は多数の工程からなっている。 通常、大抵のDNA組換え操作は、特別に設計されたク
ローニング媒体、例えばpBR322(Boliver
、 Gene 2 (] 977)、75−93)rl
>で行なわれる。しかしこのクローニング媒体は、それ
自体A8rol〕acleriumに移動することがで
きない。この問題は、既知の方法では次の様にして解決
されている: a) Agrol)acjeriu+o中でも複製し
得る別の広範囲宿主用クローニング媒体、例えば+oi
ni−3aプラスミド(Leeroansら、Gene
19(1982)’。 36i−36,1でpBRクローニング媒体配列を置換
する。この繰作はE、coli中で行ない、中間クロー
ニングベクターが得られる。 b)所望のD N Aを含有している中間クローニング
ベクターを保持したE、coli株と、ABroba−
cLeriun+中では複製できないがそれ自体および
飢のDNAのAgrobacLeriu+nへの転移を
仲介することのでとるヘルパープラスミドを保持しtこ
別のE。 001株との接合。 C)工程(1))で得られるE、coliと′1゛1プ
ラスミドを含んでいるA8robacLeriu+の接
合。ヘルパープラスミドは失われる。 d)中間クローニングベクターは、独立したレプリコン
としてAgrobacterium中で複製し、存在す
ることがでトるので、工程(C)で得られた接合体は、
中間クローニングベクターとTiプラスミドとの相互組
込み体を含んでいる細胞、または中間クローニングベク
ターおよび相互組込みが起らなかったTiプラスミドを
含んでいる別の細胞の混合物である。相互組込み体だけ
を特異的に分離する為に、゛1゛iプラスミドのない別
のAgrobacL−eriun+株との接合をもう一
度行なわなければならない。この転移は、Tiプラスミ
ド自体によってllδ号化されている機能によって仲介
される。この第2のA grobac ler i u
m株への申開クローニングベクターの転移は、Tiプラ
スミドとの相互組込み体の形でのみ行なわれる。 e)所望の置換を行なった最終的な改良Tiプラスミド
を得るために、第2回目の乗換えが行なわれる (Le
en+ans ら、JンMol、 Al)Ill、
GcneL。 1 (1981)、1.49−164)。 僅かにもう1つの既知の方法は、上記工程(d)におい
て、中間クローニングベクターと適合しない別のプラス
ミドをAgrol)acLer’iu+n’lこ導入す
ることを除けば、上の方法と基本的に同じである。この
場合、独立したレプリコンのままでいる申開クローニン
グベクターは全て失われるので、相互組込み(単一乗換
え)を選択することがで外る(Malzkeら、J、
Mol、Appl、 Geoet、 1([81)、
39−49 )。 ここに本発明者らは、AHro13aeteriumの
アクセプターTiプラスミドに中間クローニングベクタ
ー門導入する為の、新規な非常に簡素化された方法を提
供するものである。簡単に言えば、この方法は、多くの
通常使用されているクローニングプラスミド(例えばp
BR322)を血孤A8robac−La(iumに転
移させるのに、IE、co日のヘルツ(−プラスミドが
役立つということを見0出した事実に基づいている。こ
れらのプラスミドは、(1づれもA grol)ac
Ler’i u+++中では複製でたなり)ので1、ア
クセプターTiプラスミドと相互組込みし得るものだけ
が保持されることになる。さらに、本発明者らは、AB
rol)acLeriu+n中のこの相互組込み体を、
植物細胞への感染の為の直接のベクター組成物として使
用するのである。この様にして、本発明者らは前記の工
程(d)および(e)を省略した。これによって、改良
ノ司ブリッド′riプラスミドを組み立てるのに要する
時間が減少し、可能な組み立てに柔軟性が増加し、かく
して、植物細胞ゲノムへDNAを転移させる為のベクタ
ーとしてこのアクセプター′1゛1プラスミドを使用で
とる可能性が著しく高まったのである。 即ち、第5図に概略を示した様に、アクセプター i”
iプラスミドへの中間クローニングベクターの導入は
2工程で行なわれる。先づ、中間クローニングベクター
を持ったE、coli株(1)を、この中間クローニン
グベクターのAgrol〕acteritu++への摂
動を促す2つのプラスミドを持った別のE。 colia(2)と接合させる。これらのヘルパープラ
スミドの代表的な、そして好ましい例は、111011
機能を含んだ1で64drdllおよびLral幾能
を2んだl)G J 2.8である(F” i nne
ganら、Mo1.Gen。 (’;eneL、 l 85(1982)+344−3
51)。中間クローニングベクターのクローニング媒体
−1:の130+11サイト(Warrenら、Nat
ure274(] !J°j8)。 259−261)が池の2つのプラスミドによって暗号
化されている機能体によって認識され、転移できる様に
なる。全てのプラスミドは、その存在を検出するために
抗生物質耐性マーカーを含んで゛いるのが好ましい。次
いで、得られたE、 c、oli株、即ち3つのプラス
ミド全てを保持している摂動株(3)を、中間クローニ
ングベクターと相同の領域を持ったアクセプターTiプ
ラスミドを保持しているAgrobacteriumと
接合させる。中間クローニングベクターとアクセプター
Tiプラスミドとの単一乗換えが行なわれたがどうかは
、中間クローニングベクターの抗生物質耐性マーカーに
ついての選択によって検出でとる。 第6図は、第1図の7クセブターTiプラスミドの組み
立てに用いられたD N A分子を模式的に示したもの
である。本明細書では、このプラスミドをアクセプター
′l゛1 プラスミド(タイプA)と呼び、池の7クセ
プター′rlプラスミド(タイプB)と区別することに
する(第8図参照)。この組み立てには、Tiプラスミ
ドと、りo−ニング媒体(3)中に境界配列(1)およ
び(2)を持っているもう1つのプラスミドとの間に二
重乗換えが起ることが必要である。図に示した様に、ク
ローニング媒体配列(3)は左側の境界配列(1)と右
側の境界配列(2)との間にある。このDNA鎖の正し
い極性を示すために、これを環上に描くことができる。 しh化、二重乗換えに使用される相同領域を示すために
は、この環を開裂させて図示した。これは理解を助ける
為のやり方として重要であり、第8図に於けるアクセプ
ター1゛1プラスミド、(B)の組み立てに於いても用
いられている。即ち、もし境界配列(1)および(2)
が、単にクローニング媒体配列(3)内に挿入されたの
なら、二重乗換えによって、′l゛−領域が削除されて
はいるがこの境界配列(1)および(2)の間のクロー
ニング媒体配列のない′1゛ニブラスミドが得られるこ
とになる。第(i図に示した様に、二重乗換えによって
、境界配列(1)および(2)の間にもとのT−領域を
持ったべ1状1) N A分子か゛生成する。これはレ
プリコンではないので消失する運命にある。この二重乗
換えか起ったかどうかは、例えば′1゛iプラスミドの
1゛−領域内に含まれる抗生物質マーカーの欠落に一つ
いて選択したり、りU−ニング媒体配列(,3)内の抗
生物質耐性マーカーについて選択したりして、°遺伝子
学的に選択することがでとる。 第7図1.!:、ptS2図および第3図の中間クロー
ニングベクターの組み立てを示す模式図である。制限エ
ンドヌクレアーゼサイトR2またはR2で゛それぞれ囲
まれた所望の遺伝子(5)および選択可能なマーカー遺
伝子(6)が、酵素R1およびR2の為の特異な卯1限
サイトを含んでいるクローニング媒体配列(3゛)に、
これら全ての分子の消化およびライゲーションによって
挿入される。得られた組換えDNA分子は、E、col
i宿主細胞を形質転換するのに使用され、その形質転換
本は、クローニング媒体配列(3゛)の抗生物質耐性マ
ーカー()\l、 l)で選択される。 第8図は本発明のもう1つの態様、即ちアクセプター1
゛1プラスミド(13)を組み立てるのに使用7される
D N A分子の模式図である。この場合は、境界配列
(1)および、(2)のすぐ外側に位置するDNA配列
(9)および(10)の開にクローニング8体配列(3
)を含んでいるプラスミドとT1プラスミドlとの間で
二重乗換えが起る。乗換えに使用される相同領域を示す
為に、小さい方のプラスミドは開裂しである(第6図と
同様)。二重乗換えによる生成物は、アクセプターTi
プラスミド(B)と、もとのTiプラスミドからのT−
領域およびI)Nノル配列(2)、(10)、(9)お
よび(1)を含んでいる、消失するもう1つの環状D
N A分子である。 遺伝子学的選択は第6図について記載したものと同様に
して行なうことができる。 第9図は、第8図の7クセプター1゛; プラスミドB
と組み合せて使用される中間クローニングベクターの模
式図である。ここでは、所望の遺伝子(5)は、クロー
ニング媒体配列(3゛)中に含まれ−がどの様にしてア
クセプター1゛1プラスミド(D)に挿入されるかを模
式的に示している。この場合、中間クローニングベクタ
ーのクローニング媒体配列(3゛)の抗生物質耐性マー
カーで選択すると、2つのプラスミドの間の相互組込み
の結果としてのハイブリッド゛FIプラスミドを確実に
見つけることができる。境界配列(1)および(2)内
に含まプラスミドが得られる。この様にして組み立てら
れたハイブリッドプラスミドは、その1゛−領域に、例
えば第4図のハイブリッドTiプラスミド中の配列(3
)および(3゛)の様な直接反復の配列を含有しておら
ず、従って、分子内組換えの結果として、ハイブリッド
ベクターまたは植物細胞ゲノム中に導入されたDNAが
不安定になる可能性が避けられる。 本発明者らの研究室で行なった実験結果から、第9図の
中間ベクターの組み立てには、境界配列1および2の両
者を所有する必要はないことがわかった(未発表)。し
かし、所望のDNA配列を植物ゲノムに組込むには、少
なくとも右側の境界配列(2)(第1図および第9図参
照)を有することが必要十分条件である。 Agrobacteriu+llのTi プラスミド゛
、例えばノ/<リンまたはオクトビンTiプラスミドの
制限エンドヌクレアーゼ地図についての知見(Depi
ckerら、Plasmid 3(1980)、193
−211De Vosら、Plas+++id 6(,
1981)、249−523)およびi” −D’N
A境界配列を含んでいる制限フラグメントしついての知
見(Z a+l1l)rysk iら、J、Mol。 Appl、 GeneL、 1(1982)+36
1−370;De Beuckeleerら、Mol、
Gen、 GeneL、183(191)、283−
288)から、当業者であれば誰れでも、本発明方法に
従ってアクセプターTiプラスミドを組み立てることが
で鰺る。この池、通常の組換えD N A技術および基
礎的な細菌の遺伝子繰作を実施できる能力が要求される
に過ぎない。本発明は、ハイブリ・ノドTiプラスミド
ベクターを組み立てるのに有効であることがわかった本
明細書に記載したアクセプターTiプラスミドを具体的
に提案している点でユニークなものである。更に、これ
らの7クセプターT:プラスミl”は′、遺伝子を植物
細胞ゲノムヘ導入するための方法の一部を構成する様に
設計されたものである。 既述したアクセプターTiプラスミド、中間クローニン
グベクター、ハイブリッドTiプラスミ1々゛ベクター
およびベクター組成物を更1こ例示し、植物細胞ゲノム
へ組込まれた外来性遺伝子の発現を示す彩質転換植物細
胞および植物を提供するのにこのベクター組成物が有効
であることを%g証するために、以下に実施例を挙ける
。 実施例1 アクセプター1゛1プラスミド3850(A
タイプ)の組み立て 出発株およびプラ又ミV: Agrobacterium tu+nefacieo
s (l)外型Agroba−c1.eriun+由来
のりファンピシン耐性株C58C1おht190ラムフ
エニコール−エQスロマイシン耐性株C58CL) Ti プラスミド−11GV 3839第11図のプラ
スミドニpAcgB Ti プラスミドpGV 38391まノ、<1)ン7
゛ラスミド pTi C58Lrac(pG\731
0(1;1−1olstersら、 Plas+ni
d 3(198°)、212−、 230)から
組み立てる。これ(土T−11戊のLIJ央近く
【こ欠
失置換突然変異体(ミュータント)を含んでいる:即ち
、Hind III 7ラグメント19の内部のSma
Iフラグメント24 (Del〕1ckerら、l?
la5m1d 3 (1980); 193−211
)は、Tn5のa p 1.(アセチルホスホトランス
フェラーゼ)遺伝子を含んでいる1)KC?のHind
II 7ラグメント (Raoら、 Gene 7(
1979,79−82)で置換されている。この遺伝子
はアミノグリコシドネオマイシンおよびカナマイシンに
月する耐性を暗号化している。pGV3839の゛1゛
−領域の制限地図を第12図に示す。 プラスミドpAcgBは、T −D N Aの境界部だ
けを含んでいるpBR322中のAcgBの挿入体であ
る(第11図参照)。この境界部はT −1’) N
Aの末端部として定義され、これらの領域は、′F−D
N Aの植物細胞デ7ムへの安定な組込みに役割を果
たす。このクローンの起源および分析については詳しく
記載されている( Z a+obrysk i 呟5c
ipuce20 ’、)(1980)、1385−13
’月)。 このクローンは、形質転換されたタバコD N A h
・らI”−1) N Aの部分を再分離することにより
得られた。pAcBI3は、T −1)、N Aの左右
の境界を含む様に縦列に並んだ2つのr’ −D N
Aコピーめ接合点を含んでいる。更に、pAcgBは、
その遺伝情報が右側T−DNA境界のすぐ近くに位置し
ているという理由で7パリンシンターゼ遺伝子を含んで
いる。このプラスミドpAcgBは、「タイプA」アク
セプターTi プラスミド、 l]GV3850の組み
立てに使用される。第6図は関与する構造の概略を、第
13図はpGV3850が得られることになる二重乗換
えに関与するDNA領域をより正確に示したものである
。 上記のプラスミドpAcBBは、その++BR322部
分にCo1E1−特異boroサイトを持っており、ヘ
ルパープラスミドR64drdllおよび1)(xJ2
8を使ってE、 coliからA8robact、er
iu+nへ摂動することができる。E、coliに含ま
れているプラスミドR’64drd 11およびpc;
J 28は、接合により、pAcgBを持ったE、
coli株に導入される。トランス接合体は、アンピシ
リン耐性(pAcgBのl]BR322配列から)、ス
トレプトマイシン耐性(R64drcl 11から)、
およびカナマイシン耐性(pGJ28から)コロニーと
して選択される。 ;)つのプラスミドの全てを保持している IE。 coli株を、す77ンピシン耐性て゛ありTIプラス
ミミドGV 3839を含んでいるAHroliacL
er’ium株C58C1に接合させる。ツバリンTi
プラスミドとの最初の単一乗換えを選択するのにpBI
λ322のアンピシリン耐性を利用する。アンピシリン
耐性をAgrobacLeriu+o中で安定させるこ
とができる唯一の方法は、T−領域境界近くの相同領域
の1つでpGV 3839と相同組換えにより乗換えを
することである。池の相同領域での2回目の乗換えによ
り、apt遺伝子(カナマイシン耐性)を含んでいる1
+Ci V ’3839のT−領域の中央部がクローン
p A cB [3の++B R322配列で置換され
る。従って、第2の組換え体はアンピシリン耐性、カナ
マイシン感受性である。第2の組換え体を分離する確率
を高めるために、最初の組換え体(pAcBB::pG
〜’3839)を保持しているり7アンピシリ耐性Ag
rolzacteriumを、Tiプラスミドを持って
いない第2のタロラムフェニコール/エリスロマイシン
耐性A grobac Ler i urn株と接合さ
せる。この様にして、約600コロニー中、1コロニー
の割合で、アンピシリン耐性、カナマイシン感受性のク
ロラムフェニコール/エリエロマイシン耐性Agrob
acLeriu+o IIC; V 385 (lを得
ることができる。 勿論、9GV 3.ij 51Jタイプの7クセプター
Tiプラスミドを組み立てるのに使用することができる
その池のTiプラスミドもある。゛I′−領域の中央近
くに選択し得るマーカー遺伝子を持ったTiプラスミド
は全て受容体として使用で外る。更に、左境界7ラグメ
ン)−1)BR322−右境界7ラグメン韮の方向に、
左右の境界7ラグメントの中間にpBR配列が位置する
様に、pBR322にT−領域境界フラグメントな挿入
することによってpAcBB様のプラスミドを組み立て
ることがでとる。例えば、ツバリンTiプラスミドの左
および右境界7ラグメントはそれぞれHind lll
7ラグメント10および23である( Del+1c
ker呟PIasn+id 3(1980)、 19
3−214)。 @−,乗換えによって、pBR322またはその誘導体
に挿入されている所望の遺伝子を含んだ中間クローニン
グベクターがpG V、3850の改良されたT −D
N A領域に導入される。唯一つ必要として使用する
為に、導入されるD N Aか、既に1)BR322に
存在するものの池にもう1つの耐性マーカー遺伝子を含
んでいるということである。 この耐性マーカーは、pBR配列内に含まれていてもよ
く (例えばpBR325のCh、R1またはpl(C
7のKm ”) 、植物細胞内で試験される1)NA内
に含まれていてもよい。更に、アクセプター′旨プラス
ミド1)(ハ; 3 U 5 (lにおけるA−遺1云
子pf3 R322は、K+o”の様な別の耐性マーカ
ー遺伝子で置換してもよい。この様にして、A1]Rで
あるpBR322含有中間クローニングベクターですら
、このpGV3850タイプのアクセプターTiプラス
ミドに直接摂動することかでとる。 1)GV 3850タイプの7クセプター゛ロブラス
ミドのもう1つの利点は、形質転換された植物細胞で腫
瘍をつくらないということである。1)(:V3850
の短かくなったT −D N ’AA領域、依然として
ツバリンシンターゼを暗号化している遺伝子を含んでい
るので、pGV3851)で形質転換された細胞は、ツ
バリンか存在するかどうかを分析することにより、非形
質転換細胞から簡単に選り分けることができる。勿論、
アクセプターTiプラスミドIIc! ’v 3851
)に組込まれた中間クローニングベクターかマーカー遺
伝子を含んでいたら、それも直接スクリーニング、即ち
選別にかけることができる。 ++BR322配列を含んだ上記の中間クローニングベ
クターの単一乗換えによるアクセプターTiプラスミド
への挿入のほか、このアクセプター11プラスミドは、
[ショットガンjタイプの実験に於いて、pBR322
またはその誘導体中のクローンされたり、NAバンクの
受容体としても使用することができる。Agrobac
teriu+a中の全てのハイブリッドプラスミドベク
ターは、植物細胞の感染に使用することかでき、次いで
所望の選択可能な遺fF、 Ff群)の発現についてス
クリーニングされる。 例えば、選ばれたアミノ酸力吹乏している植物細胞に全
バンクを適用する、二とにより、アミノ酸合成を暗号化
している遺伝子について市単に選別することかで外る。 アクセプター11プラスミドIIGV 3851)は、
2つの表現型の特徴を持っている:即ち、(i)腫瘍生
成能力がないこと、および(ii)もビ「−DNノ\が
植物細胞ゲノム内に転移したら、ツバリン合成能を有す
ること、である。pにV 3 u ’、) 0含有AB
robacteriu+で感染させた各種の植物組織の
、これらの特徴を調べるために、種々の実験を行なりた
。 a)ポテトおよびニンノンディスクを用いた試験 ポテトおよびニンジンの切片にアクセプターTiプラス
ミドpに V 3 ji 5 (lを接種すると、少量
の硬結組織が生成する。この組織に7パリンが存在する
かどうかを試験した所、陽性であることがわかった。こ
の突然変異体が少量の硬結組織を生産し得ることは興味
あることである。しh化、それは、これらのディスクを
低濃度のオーキシンおよびサイトキニンの両者を含んで
(する培地で生Wさせた時だけ得られる。 b)全植物をアクセプター′l゛1ブラ又ミドl]G後
に少量の組織成長か観察されただけである(通常、2週
間後に1゛野生型]腫瘍が検出される)。この組織はホ
ルモンを含まない培地では生f7L鱈)できる。この組
織も/バリン陽性であることがわかった。 C)さらに、pGV 3850(形質転換」細胞は腫瘍
性ではないので、これらの細胞は、転移したDNAセグ
メントをそのゲノムに依然として保1¥している正常な
植物に再生することかできる。この形質(換細胞を通常
の再生培地(実施例!;を参照)で培養すると、止常稙
物が得られよう。 pGV3850の、アクセプタープラスミドとしての有
用性を証明する為に、以下の実験を行なった。pBR3
25中にオクトピンT −1) N Aの腫瘍機能を含
んでいる中間クローニングベクターをpGV 3850
を保持しているABrol〕acteriu+++に組
み込んだ。単一乗換えによって得られたAgro−ba
c 1.er i un+中のハイブリッド′[iプラ
スミドを、傷つけたタバコ植物に接種した。2週間後に
腫瘍組織があられれた。このことは、腫瘍誘導1) N
AがpGV3850に再導入され、形質転換植物細胞
中で適切に発現されたことを示している。 ’Jl&fH2中間クローニングベクター1】(:\“
700 bよI/ 1+GV ’750(7)組み立て
この組み立ての概略を第14図に模式的に示した。オク
トピンi’ iプラスミド136 S、 3のTL−r
、) N Aの右側部分であり、pG V 0201
(1)eVosら、Plasmid 6(] 981)
、249−253)中に存在するHind III フ
ラグメン1. ]を、まず、広範囲宿主性ベクターpG
V 1122 (Leemaosら、Gene 19
(198’2)、 361−364)のHi’ndl
llサイトに挿入する。組換えプラスミドH)GV 0
2 (11ハ、多ニア ヒーヘ99− pBR322(
Bolivarら、 Gene 2(19°77
)、 95−113)の特異なHindlllサイト
に挿入されたトfind IIIフラグメント1を含ん
で′いる。1)(ハ′0201およびpGV] 122
DNAは、B e t、 l −achらが記載してい
る方法で調製される( F ed。 Proc、35(] 976)+ 2037−204
’3)。 最終N20μで中、1)((\’02C)It)NA
2μgを、Hind Ill 2単位(全ての制限酵
素はBoeh−rinBer Mannl+ei+nか
ら購入した)を用いて、3°7℃で1時間完全に消化し
た。インキュベーション緩衝液はO’Farrell
らにより記載されている(Mol、 Gen、 Gen
eL 179(198(’、1)、42 ] −435
)。同シ条件下テ+1にV 1122 DNA 2μg
をHind IIIで完全に消化した。 最終量20μp中、T4す〃−ゼ(B oel+r i
n8erMa++nl+ei+ll) 0 、02単
位を用い、0.1μgの1−1indlll消化pGV
O201をHind Ill消化pGV 1122とラ
イプ−ジョン(結紮ルた。インキュベージタン緩衝W1
.および条件は、製造業者の指示に従った( B ro
cliure″T4す〃−ゼ゛、BOel+ringe
r Mannl+ei+n+ 1980年8月、#1
0゜M、88t)、486 )。ライゲーション混合物
の−+ コンピテントE、 coli K S ] 41+sr
l+s+n 細胞(Colsonら、GeneL
ics52(1965L 10431 (’、151.
1 )への導入(形質転換)は、Da8crtおよびE
Micl+の方法(Gene 6(] 981,1)、
23−28)に従って行なった。細胞を、ストレプトマ
イシン(2()μg/+ol)およびスペクチノマイシ
ン(50μg/Il+l)を補足したLB培地(Mil
ler。 Expcri+nents in Mo1ecul
ar C;eneLics (1’j 72)+
Co1d S1+rinB11arl)or Lal+
oraLory、 Neu+York)に塗抹した。組
換えプラスミド゛を含有している形質転換体を、テトラ
サイクリン耐性をni号化している遺伝子への挿入によ
るその不活性化(Lee+oans呟Gene 19(
198−2)、 361−364)に基づき、テトラサ
イクリン感受性(10μg/+nl)でスクリーニング
(選り分はルだ。ストレプトマイシンおよびスペクチ7
マイシンに耐性を示し、テトラサイクリンに感受性を有
するクローンを物理的に同定した。マイクロスケールの
DNA調製はKleinらの方法(F’ lasmid
3 (1980)、88−91>に従って実施した。 1)に\・“1122のHind IIIサイト中の
tlind Ill 7ラグメント1の配向は、Sal
I消化によって決定した。組換えプラスミドを消化し
く0 ’ P arrel I らの条件、Mol、
C酬en、 GeneL、 1 79(1980
)、 421−435)、アガロースゲル電気泳動に
かけると2個の7ラグメントが得られた。α−配向には
0.77kbおよび22.76kl)の7ラグメント、
β−配向には、1(1,33kl〕および13.2+l
k+3の7ラグメントがあった。α−配向の紐換えプラ
スミドをその後のクローニングに使用し、これを1)に
\・“1168と名付けた。 T L −D N Aの左側部分(左の境界配列を含ん
でいる)を含有しているBgl Jl−8al I 7
ラグメントを1381 ll−3al lで開裂したp
GV’1lG8に尋人する。このフラグメントは、ベク
ター1+BR322に挿入された、1)′l″1B6S
3 のT領域からの、Ba+JI Iフラグメント8を
含んでいる組換えプラスミドpG V 0153 (D
e Vosら、Plas+aid(1981)、 2
49−253)から得られる。1)に\、’1N53お
よびI)GVI168DNAはBet、1achらの方
法で調製する( Fed、 Proc。 35(19°7G)、2037−2(143)、vG\
゛0] 531)NA 11)μBを10単位のBgl
II および10単位のSal lを用い、最終量1
t)1.)μe中37℃で1時間、完全に消化した。消
化混合物をプレパラティブ()、8%アガロースゲル上
に置いた。A I I 1nHLonらの方法(Ana
l、 Biochi+n、 85(1978)、1
88−.196)で電気溶出し、ゲルから2.14kl
r BlgII−8at 117ラグメン)・を回収し
た。I)GVI 168DNA 2μgを2単位のBg
l IIおよび2単位のSal lで完全に消化した
。ft1i21)μ、g中、T4DNA’Jff−ゼ(
’l。 ()2単位を用いてB8I ll−8al 17ラグメ
ントDNA0.1μHを0.1)2μgのBgl l
1l−8all消化1)GV1168とライゲーション
した。このライプ−ジョン混合物をコンビテン)E、c
oliK5141、sr bs+。子細胞(Dage
rtおよびErl+1ich。 Gene 6(1980)、23−28)に導入した。 細胞をストレプトマイシン(2()μB/lol )お
よびスペクチ7マイシン(50μg/+nl)を補足し
たLB倍地(Miller、 Experi+nenL
s in Mo1ecularGenetics (1
972)、 Co1d S1+ringHarborL
oboraLory* Neu+ YorK)に塗抹し
た。 ストレプトマイシン−およびスペクチ7マイシンー耐性
形質転換体から、マイクロスケールDNAプレバレージ
ョン(Kleinら、P Ias+nid 3 (19
80)、88−91)を行なった。2.14kbBgl
ll−3al [7ラグメントがBgl ll−3a
l !消化pGV l’l 68に挿入されている組換
えプラスミドをBgl ll−3al I消化により同
定した。 この消化で2.14kl)および21.82kl)の2
つの7ラグメントが得られた。これらの分子量(2,1
4kbおよび21 ;82kl))に相当する消化パタ
ーンを持ったプラスミドを1)に〜“1171と名イ(
jけ、さらにクローンするのに用いた。++GV 11
7 ] h・らの12.65kbフラグメントは、左右
のi” L −1) N A境界配列(DeBeuck
eleerら、in F”ro−cr+0dir+Bs
lVl、l+ Iol、prnal、1onal C
onferenceonl”1anL l−’a1.l
+oFieoic BacLeria、 M、 Rid
e’(ed。 )(19’iJt 1.N、、 R,A、 +AI+
8reSwl 15−12 (5)および腫瘍性の増殖
を可能にする遺伝子(Leemansら、EMBOJ、
(1982)、] 47−152)を含んでいる。この
Hind III 7ラグメントをプラスミドpBR3
25に挿入した(Bolivar、Gene4(197
8)、121 13G)。 1+(iV11°71および1+l’3 R325はB
et、1acbらの方法で調製した(Fed、 F’r
oc、 35(1976)。 2(137−2+143)。それぞれのl) N A
2μgをυF位のHinJIII を用い、3°7℃で
1時間完全に消化した(インキュベーション緩衝液はQ
゛Farrellらにより記載されている(Mol、
C;en。 Gen(1,ビア9(1”980)w 421 435
))。 0.1 、ljHノtlind III消化シタpG
V 1 ] 74 ヲ、Hind IIIで線状化した
0、05μgのpBR325と、T 4 D N Aリ
ガーゼ0.+12単位を用いてライゲーションした。ラ
イゲーション混合物を用5またコンピテントE、 co
li K S l 41+sr・ l+s+n の形
質転換はDaHertおよびEMicbの方法で行なっ
た(Gene 6(1980)、23−28)。細胞を
、カルベニシリン(100μB / +Ol )を補足
したLB培地(M!1ler+ Exl)erimen
ts in Mo1ecularGenetics (
1972)、 Co1d S1+ringHarbor
LaboraLory、New York)に置いた。 カルベニシリン耐性コロニーを、テトラサイクリン耐性
を暗号化している遺伝子に挿入することによるその不活
性化に基づト、テトラサイクリン(1()μg/ +n
l )感受性でスクリーニングした( Boliva
r+ Gene4(1978)、121−136)。カ
ルベニシリン耐性、テトラサイクリン感受性のコロニー
を、そのコロニーから調製したDNAの制限酵素消化に
より、マイクロスケール技法(Kleinら、 P l
as+n1d3(1980)、88−91)によって物
理的に特性化した。即ち、Ban+I−1日前化により
、4つのDNへ7ラグメントか得られる:α配向の場合
は0.98に’b、4. ’71 kb、5.98kb
および7.02kbの7ラグメントが得られ、β配向の
場合は0.98kb、4.71kb、1.7]kbおよ
び11.20kbの7ラグメントがl>られる。α配向
に相当する組換えプラスミドが荊咲i萩=占れはpG
V 700と名利けられた。このプラスミドがその後の
実験に用いられた。 pG V ’7501J:、pG V 7001m挿入
’a しなTL−領域の内部の腫瘍に必須の機能を暗号
化している3、49kb BgI II−8ma l
7ラグメントをカナマイシン耐性をI暗号化している2
、81kbBa+nHI −Hpa I フラグメン
トで置換することにより、pGV700から誘導される
。カナマイシン耐性を暗号化しているBa+nHI −
H1]a I 7ラグメントはλ::Tn5(Berg
呟F’roc、 Natl、)\Cac1. Sci、
USA’? 2(1975)、3628−3632
)から得られる。λ::Tn5の調製は ム1i l
Ierにより記載されている( Experi+nen
ts inMolecular Genetics(1
972)、Co1d Springl−1arbor
Laboratory、 Neu+ York
)。 1)に \’700DNAはBetlachら
の方法で調製する(’Fed。 Proc、35(1976)、2()37−204.’
()。 pGV700DNA2μHを2単位のBgl I
#よび2単位のS+naI で完全に消化した。λ:
:Tn51) N A 2μ8を2単位のBaron−
II および2単位のHpalで完全に消化した。1μ
εのB a+n )(−1−Hpa 1消化λ::Tn
5を、最終量10μ夕中、T 、l l’) NAリガ
ーゼ0.5単位を用いて、(〕、2μ8のB gIII
−8hoal消化1)(、; V 700とライゲーシ
ョンした(製造業者の指示する条件に従った)。このラ
イプ−ジョン混合物をコンピテントE、coli K5
14hsr hs+n+細胞(DaBertおよびE
rblicl+、 Gene6(19813)、23−
28)に導入した。細胞を、カルベニシリン(100μ
g/+nl)およびカナマイシン(25μB/rof)
を補足したUB培地(Miller。 Experi+nents in Mo1ecular
Genetics (1972)+Co1d S1+
rinj Harbor Laboratory、Ne
u+ York)上に置いた。マイクロスケール技法(
Kleinら。 PIasmid、3(1980)88−91)に従って
調製したl) N Aの制限酵素分析により、C1,R
およびKin’コロニーを物理的に特性化した。このD
NAt(BgIIf/Ba5al旧で二重消化すると、
3.94kb、5.89kl)およびa、、o9kbの
3つの7ラグメントが、Hind IIIで消化すると
2.68kl)、5.99kbおよび9,25kbの3
つの7ラグメントが得られる。この消化パターンを示す
プラスミドをp(x\硲50と名付け、第17図に模式
的に示した。 pGV 7 t) OトpGV 750ハ、オフ)ビン
Ti7”7スミf’ pTiB6s3のTL−DNAの
左右の境弊配列を含む、2−?の相異なる中間クローニ
ングベクターである。更に、これら2つのプラスミドで
は′r−領域内の削除の程度が異なっている。 1)に\17旧)は、オクトピンシンターセ′(トラン
スクリプト3)およびその他3つの生成物、即ち4.6
aおよび6b (T−領域の生成物についてはW i
l be i Lzer ら、ENBOJ、1 (1
982)。 13!J−146参照)のための遺伝情報を持った縮小
′I゛−顧域を含んでいる。この3つの生成物(4,6
aおよび6b)の組み合せが形質転換された植物の新芽
形成を促す。+3G V 751)はもっと小さいT−
領域、即ちオクトビンシンターゼ遺伝子だけを含んでい
る。生成物4,6aおよび61〕の為の情報は、カナマ
イシン(ネオマイシン)耐性を暗号イ些している抗生物
質耐性マーカー遺伝イによって置換されてしまっている
。 pGV 700MMo’ I)GV 7 S (’、)
1.t、Bタイプの7クセプターTiプラスミド(第8
図および後記実施例3参照)と共に使用し得る中間クロ
ーニングベクターの例である。これらのベクターは、そ
れらが所望の遺伝子を含んでいないことを除けば、第9
図に示したものと部分的に類似している。 これらのベクターは、その改良T−領域内にクローンす
る為の1個の制限エンドヌクレアーゼサイトを含んでい
′るので、所望の遺伝子を簡単にそれらのベクターに挿
入することができる(第14図および第15図参照)。 享m9u3 アクセプタづiプラスミドpGV226
0(タイプB)の組み立て 出発株およびプラスミド: ABrobacLeritu+白、umeracien
s (野生型AHroba−ct、eriu+0から誘
導される、す7アンピシン耐性株C58C]およびエリ
スロマイシン−クロラムフェニコール耐性2株C58C
1) ′1盲 プラスミド= pGV221 ?中間べ’)9
−(第16図)=pGV745Tiプラスミド1+GV
22]7の組み立てについては詳細に記載されている(
Leemansら、EMBOJ、1(1982)、1
47 152)。 これは、オクトピンTiプラスミドの全T 1.−領域
の欠失置換突然変異体を含んでいる:即ち、Bamf(
I 7ラグメント8.30b、28.17aおよびBa
t訂11フラグメント2の左の3.76kl)BamH
I −EcoRI 7ラグメント (De Vos ら
。 Plas+oid 6(1981)、 249−253
)が、i” n 5 のapt (アセチルホスホトラ
ソス7エラーゼ)遺伝子を含んでいるI)KO2のEc
oR’l−Bamtllフラグメント(Rao & R
ogers、 C:ene7(’1979)w79”
82)で置ぎ換えられている。 この遺伝子はアミノグリコシド、ネオマイシンおよびカ
ナマイシンに対する耐性を暗号化している。 中間ベクターpGV745の組み立てを第16図に模式
的に示した。これについて以下に詳述する。組換えプラ
スミドI)G\・“713を、α配向でHind II
I 7ラグメント14.18C,22eおよび38Gを
含む、オクトピンTiプラスミドサブクローンpG V
O219(De Vosら、 Iy’ l as+n
1d6(1981)、249−253)から誘導した
。 pGVO219DNAをBatO)−(Iで完全に消化
し、次いで自己結紮(セルフライプ−ジョン)(こ有利
な条件下で・ライゲージコンした(ライプ−ジョン)1
を合物中のD N Aの最終濃度〈1μg DNA/m
l)。 アンピシリン耐性で形質転換体を選別し、制限酵素によ
る消化で物理的に特性化した。pGV+3219に存在
する6 、 5 kb Ba+11HI 7ラグメント
をもはや含んでいないクローンを分離し、これをpcv
V713と名(1Rた。コ(1) りo > pGV
713をその後のりa−ニングに使用した(以下の記
載参照)。Bam’HI 7ラグメント2を含んでいる
pGVo 120 (’De Vosら、 PIa
s+oid 6(1927])、 249−253)か
ら組換えプラスミド1+(+ V 738 全誘導した
。1)(ハ’01201’)NAをIEcORIで消化
し、I)GV 713の場合と同様にして自己結紮させ
た。形質転換体をアンピシリン耐性によって選別し、制
限酵素消化により5)析した。EcoRI 7ラグメン
ト20.12およびEc。 RIフラグメント19aの一部とρBR322のpG
V 738と名付けた。このプラスミドは、依然として
Ba+nl(I 7ラグメント2の右側部分から(7)
5 、65kb E’coRl −Ban+HI 7
ラグメントを含んでいる(De V’osら、 Pla
smid 6(198] )。 249−253 )。 次いでpGV71’3DNAを1−1ind IIIお
よび13aml(Iで消化し、消化物をプレバラティブ
ア〃ロースケ゛ルにかけた。電気泳動の後、1](ハf
T13内に含まれている2 、 31) kbHind
II’l−’Bah+HI7ラグメントを電気溶出で
純化した(AlliBLonら、Anal、 Bio
cl+e+n、 85(197S)’、188−19
6)。この7ラグメントをHindlllおよびBam
HIで完全に消化したpG V 738とライゲーショ
ンした。形質転換後、アンピシリン耐性フ拓ニーを、制
限酵素消化により物理的に特性化する。例えば、Eco
Rr Ba+nHI ?h化により、それぞれ3.9
f3kb(=ベクタ一部分)と7.(35に1)(=挿
入部分)の2つの7ラグメントが得られるはずである。 この特性を持った組換えプラスミドはpGV745と命
名され、7クセプター1゛1 プラスミドpG〜722
60を組み立てるための中間ベクターとして使用された
。 プラスミドpGV745はpBR322部分にCo1E
1特異的bo+□サイトを持っており、実施例1に記載
した様に(アクセプターTi プラスミドpGv385
0の組み立てについて)、ヘルパープラスミドR64d
rdllおよびpG J 28を1史ってE、coli
からA8robacteriu+I+へ摂動させること
がでとる。 pGV745を、す7アンピシン耐性でありTiプラス
ミミドGV 2217を含んでいるAgroba、−c
t、eriu+11株C58C1に授動させた。最初の
乗り換えは、実施例1 (アクセプターTiプラスミド
1+G’V 38 S l)の組み立て)に記載した方
法と同じ方法で、pBR322のアンピシリン耐性を使
って選択した。2回目の来り換えにより、pc; V
2217に存在する欠失置換突然変異体がプラスミドp
(ハ゛′745のpBR322配列によって置換3hる
。1+G V 745(7) pGV 22 ] 7と
の相互組込みの結果得られるアンピシリン耐性トランス
接合体を、カナマイシン耐性の欠落により直接選別する
ことにより第2の組換え体を得た。この様1コシテ、(
+GV2260 (7ンピシ’)ンfir)性、カナマ
イシン感受性)を含んでいるり7アンピシンABrol
、acLeriu+++株C58C]を祷た。 このi’i プラスミドpGV22601.t、pGV
7(月)−またはl)G V ’75 C1−タイプの
中間クローニングベクター用のアクセプタープラスミド
(Bタイプ)として使用されるものである。これらは、
(i)アンピシリン耐性遺伝子、複製起源およびpBR
3’22の1)011+サイトを持ったDNA7ラグメ
ント、(ii)TL−DNAの左右の境界配列および、
中間クローニングベクターのE、 coliからAgr
obacteriu+++への転移並びにそのアクセプ
ターTiプラスミド1)GV2260への相互組込みを
遺伝学的に選別し得る、I)BR322に既に存在して
いる耐性マーカーとは別のもう1つの耐性マーカーを含
んでいるDNA7ラグメン)・、で構成されている。 例えば、本発明者らは、pG〜’2260と+)(IV
°700との間の相互組込み体を持っているAgro−
bacteriumは、所望のD N A配列(i’
−I) N A境界の間に含まれている)を植物細胞ゲ
ノムヘ転移6a、61) ; Will+++1tze
r ら、EMBo 、1.1(1982)、139−1
46)を含んでいる場合は、期待される表現型、即ち新
芽を生じる腫脹を示す、この様に、本発明者らは、Bタ
イプのアクセプターTiプラスミドは、第9図に示し、
そして実施例2に記載したタイプの中間クローニングベ
クターとの相互組込み体として使用すると、DNAを植
物細胞に転移させることがでトることを証明した。 天逓追ロ 植物に発現させようとする遺伝子を含んだ中
間クローニングベクターの組み立て本発明が完成される
まで、Tiプラスミドの′1゛−領域内の、多かれ少な
かれでたらめな位置に全遺伝子を挿入しても、その外来
性の配列が植物ゲ7ムヘ転移した後発現されるというこ
とはなかった。本発明方法では、所望の外来性遺伝子(
群)の方法の有用性は、ツバリンシンターゼ遺伝子を1
1h号化しているDNA配列が関与する、本発明の実験
によって例証される。、この遺伝子の全配列および正確
な転写開始および終了は既知である(Dep−icke
rらJ 、 Mo1.Appl、 GeneL、
1 (1982)。 561−574 )。本発明によれば外来性遺伝子の蛋
白質暗号化領域はII(isプロモーターの隣りに挿入
することができる。外米性遺伝子配列の例として、オク
トピンシンターゼ遺伝子の暗号領域(De Greve
ら+ J、 Mo1. Appl、 Gene
L、 1(1982)、499−512)を11OS
プロモーターに隣接させて挿入する。この構造物はアク
セプターTiプラスミド内に授動され、植物を感染させ
るのに使用される。生成した腫瘍組織にオクトピンが存
在するかどうかを分析した所、陽性であることがわかっ
た。 キメラツバリンプロモーターを含有している中間クロー
ニングベクターの組み立て:オクトビンシンターゼ構造
遺伝子を第18図〜第20図に示す。 簡単に言えば、110S遺伝子を含んでいる制限7ラグ
メントHind l If” 23 をインビトロで
処理してlIO3暗号配列の大部分を除去し、制限エン
ドヌクレアーゼサイトBa+nHIに隣接している11
0Sプロモーターは保持する(第18図)。10μg1
) pGVO422(完全なIIos遺伝子を含むH
ind lll−237ラグメントを持った1)BR3
22誘導体; Depickerら、 P lasmi
d (1980L193 211)BSau 3Aで消
化し、ll0Sプロモーターを含んだ35(11)l)
の7ラグメントをプレパラティブ5%ポリアクリルアミ
ドゲルで分離する。このプロモーター7ラグメントを、
5゛−末端燐酸エステル基を除去するために予め細菌性
アルカリホスファターゼ(B A 1=’ )で処理し
た、138111−切14IipKC7(Raoら、G
ene7(19°79)、’?9−82)に結合させる
。得られたプラスミド(pL(、i V 13 )20
μgをBgl IIで消化し、400μでの12mM
MBCI2.12mM CaCl7.0゜6MNaC1
,1mM EDTAおよび2 (1) l@ M tリ
ス−〇 Cl (p H8、(’l )中、3()℃で
゛Ba131+−キソヌクレアーゼ(B 1olabs
、 New En81and) 7 !it位を用いて
4・〜10分間処理する。この間、約2+)・−501
+1+のl) N Aが除去される。この1.’3a1
31−処理分子をBan+1旧で消化し、1.) N
AポリメラーゼのKIencou7ラグメントと共益イ
中A1−た=填されたBarn)−II末端とBa13
1除去末端のライプ−ジョンから得られる再生Ba+a
ト目サイトを持ったプラスミドを選別する。いくつかの
候補のBarnHI Sac IIフラグメントのサ
イズを6%尿素 ゛−ポリアクリルアミドデル中で
見積り、サイズが200〜280ヌクレオチドの範囲に
ある候補のヌクレオチド配列を決定する。プロモーター
を持った2 、031)l)の5acll −BamH
I 7ラグメントを含んでいるクローンpL G■81
を、pG V 0422の lIO3遺伝子中のSac
II−Ban+HI 7ラグメントと置換するのに
使用する二二の最終プロモーターベクターはpLGV
2381と呼ばれる。 全ての組換えプラスミドはE、 coli株HB i
o 1の形質転換により選択する。 この様に処理した+108プロモータを含んで′v)る
プラスミドベクターをBan+1旧で消化し、Ba+l
lHI7ラグメントに含まれているocsの暗合配列を
このサイトに挿入する。このocS暗号配列も、インビ
トロで処理し、第19図に示した様に、Baa+H1制
限エンドヌクレアーゼサイトで囲まれる様にする。オク
トピンTiプラスミドB6S3のBarn1]I7ラグ
メン白7a 1 G μg (’De Vosら。 PIas+11id 6(1981L249−253)
をBarnllN;よびSmalで消化し、ocs−暗
号配列を含む7ラグメントを1%ア〃ロースデルから分
離し、+)BR,322の大きイBa+nHf Pv
u I I 7ラグメントに結合させる;得られたプラ
スミド′、pAG V 828 (20μg)をBam
HIで消化し、第18図に示した様にエキソヌクレアー
ゼBa13]で処理し、次いでHind IIIで消化
し、末端を充填し、自己結合させる。Ba131除去体
のサイズは6%ポリアクリルアミドゲル中で見積る。い
くつかの候補のヌクレオチド配列を決定し、5゛−非翻
訳リーダー配列の残り71)l)だけを持った候補を選
択して以下の操作にイ1す(+)OCS△)。ocs配
列をBa+n1lIサイトで囲むために、C1al−R
sa17ラグメントを充填し、1)LC236(Re+
++auLら、Genel 5(198])、81−9
3)のBal Iサイトにサブクローンする。得られた
プラスミド1+ACi\i40をBan+1旧で消化し
、ocs配列を持ったブラグメントをプレパラライブ1
%アガロースデルから電気溶出により分離し、予めBa
rnHIで消化しBAP(細菌性アルカリホスファター
ゼ)で処理したpLGV2381に結合させる。 ocs配列のI)LGV 2381への挿入により、両
方の配向のものが得られる(pNO]および1)NO−
2)。 nos : ocs融合の正確な接合点を示すヌクレオ
チド配列を第20図に示す。 更に、処理した110Sプロモーターを含有しているプ
ラスミドベクターは、酵素ジヒドロ7オレートレグクタ
ーゼを暗号化しているプラスミドRef7か□らのDN
’Aを挿入するのに使用される。ジヒドロ7オレートレ
グクターゼ遺伝子を含んでいる暗号配列は、B’amH
Iに含まれており (0’Hare呟Proc、 Na
tl、 Acad、Sci、USA 78(f’J81
)、1527−1.531)、従って既述した様に、プ
ロモーター領域に隣接するBa+nHIサイトを含んで
いる110Sプロモーターベクターに容易に挿入される
。この遺伝子は、発現されると抗生物質メ□ト)・レキ
セードに対する耐性を付与するので、選択可能なマーカ
ー遺伝子の1つの例である(第2.3,4.5および7
図参照)。この中間クローニングベクターが野生型7パ
リンアクセプタ=′ロブラスミドを含んでいるAgro
bacteriun+に摂動されると、単一乗換えが起
り、ハイブリッド′1゛1プラスミドベクターか得られ
る。このベクター組成物を、植物の感染に使用する。得
られた腫瘍組織は、()、5μg/m lのメトトレキ
セートの存在下で継続して生長し得ることがわかった。 OeSおよび上記のll0Sプロモーターの後のジヒド
ロ7オレートレダクターゼ暗号領域を含んでいる中間ク
ローニングベクターを組み立て、ノ\Bro−bacl
eriu+nのTi7リスミドと相互組込みした後、7 させることができるということが証明される。 謁例y 染色体に挿入された所望の遺伝子を含む植物細
胞および植物の分離 本発明者らは、以下の3つの方法のいづれかを使って1
.非腫瘍性アクセプター′「iプラスミド誘導体(例え
ばpc;v3sso)で形質転換された植物細胞および
全植物を得た。 (1) インビボでの全植物の接種、次いで新芽の再生
が可能な培地上、インビトロでの培養、(2)損傷部位
で直接新芽の生成を促す他のAgrobacLeria
株の存在下、インビボにおける全植物の相互感染、 (3)インビトロでの単一植物細胞プロトブラストの共
生培養。 これらの方法について以下に詳述する。 最初の方法は、クラウンガル組織が生産されることとな
る、全植物組織の野生型A grobac Ler i
11111株による感染体を得る為に通常使用される
方法を改良したものである。μGV3850は腫瘍を形
成しなイABrobacterium誘導体であるので
、感染部位において腫瘍の増殖はみられない。しかし感
染した組織を取り除外、組織培養で増殖させると、形質
転換された組織を容易に得ることができる。 初期培養期間(単に組織の量を増やすため)の後、損傷
部位組織を新芽形成が可能な条件下で増殖させる。非形
質転換細胞およびpGV3850で形質転換した細胞の
両者が新芽を発生する。形質転換新芽は、ツバリンの存
在をみる簡単な分析により容易に区別することができる
。 本発明者らは、次のプロトコールに従って、N 1co
tiana tabacum Wisconsin 3
8の頭部を切断したタバコの苗木か呟 pGV3850
−形質転換カルスおよび新芽を得た(全ての操作はラミ
ナー70−7−ド中、滅菌条件下で行なった)。 (1)小さなびん(直径10cIo、高さ14)c+n
)の中で、0.8%の寒天を含む固形のMurashi
He &Skoog(MS)培地(Murasbi8e
および5koo8゜PI+ysio1.’PlanL、
、15(19G2)、 47.3−497)で生育させ
た6周令のタバコの苗木を使用する。 (2)外科用メスで最も若い頭頂の葉奮切り取って捨て
る (3)選択的条件(例えばゴミプラスミドpGv3 F
+ 50を含んでいるす77ンピシン耐性、アンピシリ
ン耐性AgrobacLeriu+n株の場合は、10
0Mg/m1のり77ンピシンと100 μg/+nl
のカルベニシリンを含んでいる’)’ E B培地を使
用する;YEB培地”5g/RBacLoビーフェキス
、1g/I Bacto酵lxキス、5 g/ 1
ヘプトン、5g/lシュクロース、2 X 】0−3M
MgS 04−1)H7,2,15g/l寒天)で増
殖させた新鮮な平板培養からのABrobacLeri
uu+を、スパーチルまたはつまようじで損傷表面に接
種する。各1)(ハフ3850組み立て物を、少なくと
も8本の苗木に接種する。 (4)2週間インキュベートする。接種部位にほとんど
あるいは全く反応が表われないはずであるが、時々非常
に小さいカルス(calli)か観察される。 (5)
損傷表面から116111より薄い切片を切り取る。損
傷表面を、オーキシンおよびサイトキニン(IIIIg
/夕NAA、0.21++B/ρ BAP)および1%
シュクロースを添加したLin5+naier & S
oog (LS)寒天培地(Linstnaier and 5
kooH,PI+ysiol。 Plant、、 18(1965)、100−127
)を含む(6)約6週問後、カルスはその一部をとって
ツバリンの存在を試験するのに十分なだけの火トさにな
る(少なくとも直径が約5+nmになる)。全ての損傷
カルスが7パリンを生産する訳ではない。・1本の植物
の内約1本がツバリン陽性損傷カルスをつくる。 (7)7パリン陽性カルスを再生培地を含む寒天平板に
移す二上記のLS培地+1%シュクロースおよびl m
Ii/ (HB A Pサイトキこン(8)約・1・−
〇週間後に良好なサイズの新芽(高さ1cb+)が出る
。更に成長させ、根を形成させるために、この新芽を、
ホルモンを含まないl S k、r’。 地+1%シュクロースを含有している新しい:す;入3
1L板に移#−0 (9) ツバリンの存在を試験するのに、その−・部<
+=2枚の小さな葉)を切り取れる様に、この新芽を1
・〜2週間成長させる。 (10) ツバリン陽性の新月を、(1)と同じMS
培地を入れたやや大きい容器(上記と同じN)cmのび
ん)に移し、更に成長させる。 注)感染させた組織のための全ての植物培養培axim
e、 C1aforan I<、ヘキスト) 5 (’
、10 u g/Ill 1が含まれている。この薬物
は、全てのAgrolJacf、eriolll(カル
ベニシリン耐性のものを含む)の生長をよく阻止する。 本発明者らの研究室で、形質転換された新芽を出す組織
を得る別の方法が開発された。この方法は、ABrob
acLeriu+nのある種のミュータアトTiプラス
ミド株が、新芽を出すクラウンガル腫脹を生成させると
いうことを観察したことに基いて開発された。この様な
新芽−誘起(sl+i)ミュータン1゛は、A、tu+
++efaciensの′111プラスミドのT −D
NA(転移D N Aセグメント)の特定の領域に位置
している(LeeToansら、EMBOJ、1(19
E+2)。 14’7−] 52; Joosら、 Ce1l
32(1983)。 105V=1067’)。誘起された新芽は完全にjE
常な非形質松換細胞で構成されていることが多い。従っ
て本発明者らは、2つの異なったAgro−l〕ac1
.cria、即ち1つはオクトピン′1゛iプラスミド
放出(sbool、er)ミュータントを持ったもの、
もう1つは11(:\・”;(T350を持ったもの、
の混合物でj+11*を接種した。この様にすることは
、オクトピン放出ミューテーショ□ンが、(IG V
385 (、’)で形質転換された根を誘起することが
出来るよい成分である。T1プラスミドpに〜“385
1)およびオクトピン新芽誘起T1プラスミドを5:1
の割合で含んでいるAgrobacleri+onを植
物に接種した。こうt 7)こトニより1)に\“38
50−形質転換新芽を1(1−た。この新芽は、ツバリ
ンの存在について分析することにより、容易に選別する
ことができる。 この方法は、精功な組織培養法を必要としない、。 ツバリン陽性新芽・を、更に成長させるための成長調節
ホルモンと共に単純な塩類と蔗糖を含んだ培地に移す。 新芽が十分な大きさに達した後、容易に繁殖の為の土壌
に移すことができる。この共感染法は、簡単に組織培養
しにくい種類の植物を形質転換するのに特に有用である
。従って、あらゆる範囲の農学的にあるいは経済的に重
要な植物、例えば豆科植物、薬用植物および装飾植物を
A8rol)aC’ter’i’u+nで処置すること
か゛で)よう。 第3の方法は、N 1cotiana t、abac
u+nプロトプラストの単離およびホルモン−非依存性
のi” −I)との共培養後に実施し得るものである。 池の優勢な選択マーカー、例えば高等植物細胞で発現さ
れを使用することかできる。しカルこの場合は、それぞ
れのケースについて選択の条件を最善にするまたは細胞
コロニーの濃度など)。形質転換細胞を選択できない場
合、例えば1)に\’ 3 乏i 51JホたはpG
V 2217 (Leen+ansら、I−JIIBO
J、 1(1982)、]47 152)の様な非毒
性のT−DNAミュータントを用いたために選択できな
い場合、遺伝学的形質転換の後に細胞をオーキシン−お
よびサイトキニン−含有培地(例えば2111g7’p
のNAA(Q−ナフタレン酢酸)および0.3mB1
、Q (1)カイネチンを含むM urasl+ ig
eおよびS kooB培地(Murasb晴eおよび5
koo8. F’l+ysio1. I”1ank
15(]!J b 2)、4”73−4’;)°7)
)で培養し、形質転換コロニーをそのオパイン(0+山
+e)含有量で同定することがでbる。この様にして、
アグロピン(aH+・01+in’e)および7ノピン
(+oannopi+ie)合成の電気泳動外4f(方
法にツいてはLeernansら、 、J 、h’io
1. A1+1+l。 (’1ene1.. .1(] 981)t j 4
9−] 64参照)の後、約660コσニーが、1)C
;\’2217で感染後にjlられ、T R−++9号
化オパイン・マノピン(N”−(]−マニチル)−グル
タミン)を合成するN 1coLiana Laba
cu+n S R1セルラインであることがわかった
。このセルラインのカルス切片を内生培地(唯一の植物
成長調節剤として13Af’ (6と、故多くの新芽か
形成した。分析した2oの新芽の全てか、依然としてマ
ノピンを合成することかできた。ホルモンを含まなイM
urasbige andS koog培地に移した後
、これらの新芽は、依然としてマノピンを含有している
形態学的に正常なタストの分離および形質転換法は、N
、1+Iu+nba8ini−fol iaにも用いる
ことができる。 2、実験手法 2.1.新芽培養条件 培養室内の滅菌条件下(1F116時間、I 5 (’
、10ルツクスの白色蛍光(“ACBCLP” 58
W/243 (10°K Economy”)、24
℃、相対湿度7()%)、251)Jのガラスびんに入
れたホルモン不含のMurasl+iBe and 5
kooB培地(Murasl+i6eおよびSkoog
+Pbysio1.Plant、 15(] !J
62 )。 473−497)J−でN 1co1.1ana 1
.abacumの新芽培養を維持する。5調合の新芽培
養をプロトプラストの分離に使用する。 2.2.プロトプラストの分離 プロトプラストの分離および培養における全ての1.程
は無菌操作で行なう。混合酵素法によりプロトプラスト
を分Sする。ンelllより小さい非常に若い葉を除く
全ての葉をプロ[プラストの分#i11に使用すること
ができる。鋭利な外斜用のメスで、葉を幅約2−3 m
hIlの細長い小片に切断する。この葉材12 □−3
gを、酵素混合物51) m 、(’、中、かぎまぜる
ことなく、ui所°で、24°Cにて18時時間インキ
ュベートする。この酵素混合物は、ホルモン不含のに3
培地中、0.5%セルラーゼOnozuka R−1
0および()、2%マセロザイムOnozuka R−
1()からなっている(NagyおよびMaliBa、
Z、。 Pflanzenpl+ysiol、 78(19’
7 G)t −453−/+55)。この混合物は、0
.22μIII細孔膜を通してシ濾過滅菌し、顕著な活
性の低下をきたすことなく、−20°Cで少くとも6力
月間貯i&することかでとる。 2.3.プロトプラスト培養 1;;時間インキュベートした後、プロトプラストを放
出するために混合物を穏やかにかぎまぜる。 次いでこの混合物を5()μm11のふるいを通してシ
濾過し、p液を] l’) u+ /’の遠心管に移す
。振動バケツローターに入れて60・−〇 (、’)
Bで6分間遠心分離すると、プロトプラストか゛1后緑
色の浮遊バンド(帯)を形成する。プロトプラストの下
層の液およびペレット状の残骸を、輸動ポンプに連結し
た毛細管を使って取り除く。プロトプラストを1つの遠
心管に集め、培養培地で2回洗浄する。この培養培地は
、N A A (1) 、 ] mg7θ)およびカイ
ネチン(0,2+ng、旬を成長調節剤として含7aす
るに3培地である(Na8yおよびMaliga、 Z
、 F’rla++zen−pl+ysio1.7 i
3(] 9°76)、 453−/155)。この培地
はpH5,6に調節し、0.22μI11の濾過膜を通
して滅菌する。2回目の洗浄の後、i’ ho+t+a
lfl1球計算器(”As5isLant”+ F、
R,G、がら人′F−)を用いてプロトプラストを81
測し、最外密度11)5プロトプラスト1InCとなる
様に培養培地に懸濁する。直径9c+++の組織培養用
良質ペトリ皿当たりH,lJの容量で゛プロトプラスト
を培養する。このペトリ皿をF’rhraf i Lm
Rでシールし、2パ1℃で、111“i所次いでがすが
な光(5(’、1 (’3〜10 o oルックス)を
当てて24時間インキュベートする。 2 、 =1.共生培養による形質転換分離51」後に
プロトプラスト培養株を感染させる。ノ\8robac
Lericun培養株を液体LB培地(Miller。 1’:xperi+++ euL* in M
ol ecular Ge++ Qtics(19
’72)、 Co1d Sl)ringHarl〕o
r Laboratory。 Neu York)中で18時開発Hさせ、2X]f
+”細胞7m(′の密度となる様にに3m首培地に山j
51濁する3、この懸濁液50μCを植物プロ)・プラ
ストki’rU組こ加え、Paraf山誹でシールした
後・この培養株を2.3.と同し条件Fでインキュベー
トする。・18時間後に培養株を10 +n f4の遠
心管に移し、振動バケ′加−夕−に入れ、60〜8()
8で6分間遠心分81[する。浮遊バンドおよびペレッ
トを東め、抗生物質(カルベニシリンJ 1.+ +1
11μ3 /Il+ 、/’またはセ7才タキシム50
0μg/’m 、(’、 )を補足したに31jj地(
1’Ja8yおよびMaliga、 7.、 Pfla
nzcn−pHysiol、 ’7 8 (1’:〕
76 )、 、15’3−.155)N、1m C’
にiti懸濁する。 2週間インキュベートした後、プロトプラスト−誘導マ
イクロカルスを遠心分離し、前記と同様の成長調節剤濃
度および抗生物質濃度で゛あるがシュクロー−又は(,
1、4Mの代りに(1,3N、’lで゛あるK 3培地
(Na8yおよびへ4ali8a、 Z、 I’f
lanzenl+l+ysi。 1、’78(197G)、453 、i、55>1こ
山)4濁1ンキユベートした後カルスを、前記と同じ抗
生物質濃度であるが、減少させた濃度のンユクロース(
o、2M)と成長n!J Ij剤(N八人□ 、 (、
l ] 1lli;/(’、カイネチンO、(’l 2
mB;’ f’ )を含むK 3培地に移す。 2〜3週間のインキュベージクンの後、形質転換体と推
定されるらのは、その淡緑色の密な外観および、より良
好な成長度から認識することがで終る。これらのコロニ
ーを、 、−ヶ 、;″ −t−、減少させた濃度の抗
生物質(カルベニシリン500μg/−またはセフオタ
キシム25()μ8/11Iで)を含むホルモン不含の
ぜ■粟訂秤=■十母旧停曜藩中4 (L insmaierおよびSkoog+ 円+ys
iol。 Plant、 ] 8(] 965)、 11’、l
O−127)に移to形質転換体と推定されるものが
直径約3−51111+11に達した時、ホルモン不含
の培地で生育しているそれらにオパイン試験を施すこと
がでトる。各コロニーの半分を、オクトピンおよびツバ
リン(Ae r 1. sら汀’Ian1. Sc’
i、” LeLL、 ]°7(1’、) 79)。 43−5 +’、1 )またはアゲaピンおよびマノピ
ン(1験により、ホルモン不含の培地で選択された形質
転換された性質のコロニーを確認することかでトる。そ
の後、選択されたコロニーを抗生物質不含の培地で培養
することがでとる。 生培養 形質転換細胞のl)の選択かでトない(例えば無期性T
”DNAミュータントを使つなため)場合、またはそれ
が必要でない場合(抗生物質耐性遺伝r−の様な優勢な
選択し得るマーカーがi” −D N Aに存在してい
る為)、プロトプラスト−誘導細胞の処理を簡略化する
ことができる(ホルモン減少工程はもはや必要でない)
。感染段階まで、プロトプラストを既述した様に処理す
る。細菌を加えて48時間後にプロトプラスト−誘導細
胞を遠心分離しく6分、6060−8O、非常に低密度
で細胞の成長を維持することがでとるA C+培地(C
alrocl+e。 PlanLa j49(] 980)、7−] 8)
に−IIQ、j%濁する。F ucl+s−Rosen
Ll+al計数チェインハ’ (+1Assista
nt”+ F、R,G、より人手)を使って計測し、以
下の操作に必要な密度になる様にili 懸濁する。オ
パイン試験のためにコロニーを個々に操作しなければな
らない場合は、低細胞密度←]+nρ当たり100プロ
トプラスト−誘導細胞および細胞コロ=−)で植えつ(
すると、1力月のインキュベーションで大きい細胞コロ
ニーが得られる。形質転換細胞を薬物で選択で外る場合
は、細胞を高密度(103−1047+nl!、 )で
インキュベーI・し、各タイプの選択に最適となる時期
に、そして濃度で、その使用する選択剤を培地に添加す
る。 2.6.カルス組織から全植物の再生 カルス糾織から正常植物を容易に得ることができる(例
えばプロドプラ又ト形質転換か呟または全植物接種から
(2,7参照)誘導する)。カルス糾織を、l 1ll
i; 7’lll CのB A L’を含んでいるN4
urashi8eand 5kooB培地で増殖させ
る二二の培地は1〜2力月後に新芽を形成させる。この
新芽をホルモン不含の培地に移し、根を形成させ、完全
な111物を−バらぜることかで外る。 2 、 ’7 、タバコiW木への腫瘍の誘導タバコの
種r(例えば栽培品種W 1sconsiI+ :(
ii)の表面を7()%変性エタノール/IL(、)て
′2分間、次いで1()%の市販の標白剤と0.1%ド
デシル硫酸ナトリウム(SDS)で゛処理して滅菌し、
更にl&菌水で・5回洗浄する。この滅菌した種γ−を
、#モむ大型試験管(幅25 +n+n)にまく。次い
でこの試験管を培養室(+ 2 、’+1 +1 +、
1ルックス、16時間照射/′;;時間非照射1.’7
0%相対湿度、24°C)に入れてインキュベートする
。4〜6週間経つと植物は使用できる状態になる。少な
くともその後1カ月間は最適の状態を維持する。苗木は
少なくとも高さ3c+nになり、4枚またはそれ以上の
葉を持つはずである。新しい外科用メスで植物の最も若
い面間を通して横に頭部を切断針る。植物の上の部分を
5試験管から取り除と、火にかけたスパーチルで′平板
寒天培養から細菌を損傷表面に塗抹する。 野生をの場合は2週間後に、ある種の変性ミュータント
株の場合はちっと後に腫脹が現れる。、−の方法は\タ
バコ(N 1cotiana 1.al+acu+n
)、N1co−1,1ana plu+nbaBin
ifoliaおよびPe1.unia bybrid
aを接種するのに使われる。 以」二述べた如く、本発明はまず、野生型′1゛;プラ
スミド′のT−領域の腫瘍機能が欠落しているノ1イブ
リッド′l゛1プラスミドを保持している1X8ro−
l+acLeriu+nで、植物を形質転換することを
可能ならしめたものである。′F1プラスミドから植物
細胞へのDNAの転移に及ぼす′l゛−領域の腫瘍(戊
能の影響は知られていないので゛、それで゛も石ケ所望
の遺伝子を含んでいる改良1゛−領域の植物細胞への転
移か起ることは驚くべきことである。この転移1’)
N Aは植物細胞ゲノムに相互組込みされ、安定に保持
される。更に、選択した11′i望の遺伝子は、その遺
伝j′−か適当なプロモーター配列を含んでいるか、あ
るいは含む様に組み立てられると発現することが゛でと
る。所望の遺伝子を含んで゛いる申開り0−ニングベク
ターと、特別に設計されたアクセプター1゛1プラスミ
ドとの間で単−乗換えを行わせるという本発明の思想は
、植物細胞の形質転換の為のハイブリッド゛l゛iプラ
スミドベクターの糺み立てを著しく簡単なものにするも
のである。 この特別に設計されたアクセプター1゛1プラスミドは
、所望の遺伝子(これは中間クローニングベクターの一
部と同じであるがまたはこれに関連しているクローニン
グ媒体中に挿入されている)が!it −乗換えによっ
て相互組込み体を形成することがで終る様に、通常のク
ローニング媒体の1:) NA上セグメント含んでいる
。このクローニング媒体の2つのセグメントが、組換え
の為に必要な相同領域を提供する。 本発明方法によって調製された微生物、中間クローニン
グベクター、アクセプター1゛1プラスミド、およびハ
イブリッドプラスミドベクターは、1983年12月2
1比(l e r l+、an Cot 1pc1.
ionorMicroorHanis+ns(1)SM
)((、io(+1.I団H;cn:lに寄託され、確
認された以Fの培養株で例示される:(1)Escl+
ericbia coli K I 2 II H]
tl ] rlの中間ベクタープラスミドpAeR1
31(2)カルベニシリン耐性アクセプター′ロブラス
ミドpci V 385 (,1を保有しているAp、
robacl、(・rium Lu+nefacie
ns C5<’r CI リファンピシン耐性株、 (3)E、’5cbt・ricl+ia coli
K ] 2株に5]4(1、I+r leu tb
i lac l1sdR)中の申開ベクタープラス
ミド1】(:\’ 7 C111、(4)Escher
icl+ia coli K]2株に514((3)
と同じ)中の中間ベクタープラスミド1)(ハ゛750
、 (5)カルベニシリン耐性アクセプター1゛1プラスミ
ド’1)GV 226 (,1を保有しているAgro
l+acter1tun 1.umefaciens
C5i3 C] リファンピシン耐性株、 (6)Escbcrichia coli K1
2 HBII)1中の、7パリンプロモーター支配
下のオクトビンシンターゼ暗号領域を保有している中間
ベクタープラスミドpNo−1、 (’7)中間ベクターのAHrobacLeriumへ
の摂動に使用された株二摂動プラスミドllCN J
28およびR(i□Idrdll(〜’Il+! 、
Haul、eら、EMBC) J。 2(] 9 ji :E )、 ll ] に418
)を保有しているG、J23; GJ23はEscl+
ericl+ia coli K ]2、、)(1
2’:)2G、ABI 157のrec、A誘導1本で
ある(/1lou+ard −F 1anders呟G
enetics 4.9(19G4)、23°7−2
46)。 これらの培養株の受理番号は、それぞれ271ノ2(1
)、2 ’7 ’、) Fi(2)、2’79G(3)
、2゛19”j(・1)、2°7!J9(5)、2)り
33(G)、および2°7’:) 、E (’7 )で
ある。 本発明の態様を色々と記述したが、その基本的な構成を
変化させれば本発明に係る方法および組成物を利用する
その池の態様か得られることは言うまでもない。
失置換突然変異体(ミュータント)を含んでいる:即ち
、Hind III 7ラグメント19の内部のSma
Iフラグメント24 (Del〕1ckerら、l?
la5m1d 3 (1980); 193−211
)は、Tn5のa p 1.(アセチルホスホトランス
フェラーゼ)遺伝子を含んでいる1)KC?のHind
II 7ラグメント (Raoら、 Gene 7(
1979,79−82)で置換されている。この遺伝子
はアミノグリコシドネオマイシンおよびカナマイシンに
月する耐性を暗号化している。pGV3839の゛1゛
−領域の制限地図を第12図に示す。 プラスミドpAcgBは、T −D N Aの境界部だ
けを含んでいるpBR322中のAcgBの挿入体であ
る(第11図参照)。この境界部はT −1’) N
Aの末端部として定義され、これらの領域は、′F−D
N Aの植物細胞デ7ムへの安定な組込みに役割を果
たす。このクローンの起源および分析については詳しく
記載されている( Z a+obrysk i 呟5c
ipuce20 ’、)(1980)、1385−13
’月)。 このクローンは、形質転換されたタバコD N A h
・らI”−1) N Aの部分を再分離することにより
得られた。pAcBI3は、T −1)、N Aの左右
の境界を含む様に縦列に並んだ2つのr’ −D N
Aコピーめ接合点を含んでいる。更に、pAcgBは、
その遺伝情報が右側T−DNA境界のすぐ近くに位置し
ているという理由で7パリンシンターゼ遺伝子を含んで
いる。このプラスミドpAcgBは、「タイプA」アク
セプターTi プラスミド、 l]GV3850の組み
立てに使用される。第6図は関与する構造の概略を、第
13図はpGV3850が得られることになる二重乗換
えに関与するDNA領域をより正確に示したものである
。 上記のプラスミドpAcBBは、その++BR322部
分にCo1E1−特異boroサイトを持っており、ヘ
ルパープラスミドR64drdllおよび1)(xJ2
8を使ってE、 coliからA8robact、er
iu+nへ摂動することができる。E、coliに含ま
れているプラスミドR’64drd 11およびpc;
J 28は、接合により、pAcgBを持ったE、
coli株に導入される。トランス接合体は、アンピシ
リン耐性(pAcgBのl]BR322配列から)、ス
トレプトマイシン耐性(R64drcl 11から)、
およびカナマイシン耐性(pGJ28から)コロニーと
して選択される。 ;)つのプラスミドの全てを保持している IE。 coli株を、す77ンピシン耐性て゛ありTIプラス
ミミドGV 3839を含んでいるAHroliacL
er’ium株C58C1に接合させる。ツバリンTi
プラスミドとの最初の単一乗換えを選択するのにpBI
λ322のアンピシリン耐性を利用する。アンピシリン
耐性をAgrobacLeriu+o中で安定させるこ
とができる唯一の方法は、T−領域境界近くの相同領域
の1つでpGV 3839と相同組換えにより乗換えを
することである。池の相同領域での2回目の乗換えによ
り、apt遺伝子(カナマイシン耐性)を含んでいる1
+Ci V ’3839のT−領域の中央部がクローン
p A cB [3の++B R322配列で置換され
る。従って、第2の組換え体はアンピシリン耐性、カナ
マイシン感受性である。第2の組換え体を分離する確率
を高めるために、最初の組換え体(pAcBB::pG
〜’3839)を保持しているり7アンピシリ耐性Ag
rolzacteriumを、Tiプラスミドを持って
いない第2のタロラムフェニコール/エリスロマイシン
耐性A grobac Ler i urn株と接合さ
せる。この様にして、約600コロニー中、1コロニー
の割合で、アンピシリン耐性、カナマイシン感受性のク
ロラムフェニコール/エリエロマイシン耐性Agrob
acLeriu+o IIC; V 385 (lを得
ることができる。 勿論、9GV 3.ij 51Jタイプの7クセプター
Tiプラスミドを組み立てるのに使用することができる
その池のTiプラスミドもある。゛I′−領域の中央近
くに選択し得るマーカー遺伝子を持ったTiプラスミド
は全て受容体として使用で外る。更に、左境界7ラグメ
ン)−1)BR322−右境界7ラグメン韮の方向に、
左右の境界7ラグメントの中間にpBR配列が位置する
様に、pBR322にT−領域境界フラグメントな挿入
することによってpAcBB様のプラスミドを組み立て
ることがでとる。例えば、ツバリンTiプラスミドの左
および右境界7ラグメントはそれぞれHind lll
7ラグメント10および23である( Del+1c
ker呟PIasn+id 3(1980)、 19
3−214)。 @−,乗換えによって、pBR322またはその誘導体
に挿入されている所望の遺伝子を含んだ中間クローニン
グベクターがpG V、3850の改良されたT −D
N A領域に導入される。唯一つ必要として使用する
為に、導入されるD N Aか、既に1)BR322に
存在するものの池にもう1つの耐性マーカー遺伝子を含
んでいるということである。 この耐性マーカーは、pBR配列内に含まれていてもよ
く (例えばpBR325のCh、R1またはpl(C
7のKm ”) 、植物細胞内で試験される1)NA内
に含まれていてもよい。更に、アクセプター′旨プラス
ミド1)(ハ; 3 U 5 (lにおけるA−遺1云
子pf3 R322は、K+o”の様な別の耐性マーカ
ー遺伝子で置換してもよい。この様にして、A1]Rで
あるpBR322含有中間クローニングベクターですら
、このpGV3850タイプのアクセプターTiプラス
ミドに直接摂動することかでとる。 1)GV 3850タイプの7クセプター゛ロブラス
ミドのもう1つの利点は、形質転換された植物細胞で腫
瘍をつくらないということである。1)(:V3850
の短かくなったT −D N ’AA領域、依然として
ツバリンシンターゼを暗号化している遺伝子を含んでい
るので、pGV3851)で形質転換された細胞は、ツ
バリンか存在するかどうかを分析することにより、非形
質転換細胞から簡単に選り分けることができる。勿論、
アクセプターTiプラスミドIIc! ’v 3851
)に組込まれた中間クローニングベクターかマーカー遺
伝子を含んでいたら、それも直接スクリーニング、即ち
選別にかけることができる。 ++BR322配列を含んだ上記の中間クローニングベ
クターの単一乗換えによるアクセプターTiプラスミド
への挿入のほか、このアクセプター11プラスミドは、
[ショットガンjタイプの実験に於いて、pBR322
またはその誘導体中のクローンされたり、NAバンクの
受容体としても使用することができる。Agrobac
teriu+a中の全てのハイブリッドプラスミドベク
ターは、植物細胞の感染に使用することかでき、次いで
所望の選択可能な遺fF、 Ff群)の発現についてス
クリーニングされる。 例えば、選ばれたアミノ酸力吹乏している植物細胞に全
バンクを適用する、二とにより、アミノ酸合成を暗号化
している遺伝子について市単に選別することかで外る。 アクセプター11プラスミドIIGV 3851)は、
2つの表現型の特徴を持っている:即ち、(i)腫瘍生
成能力がないこと、および(ii)もビ「−DNノ\が
植物細胞ゲノム内に転移したら、ツバリン合成能を有す
ること、である。pにV 3 u ’、) 0含有AB
robacteriu+で感染させた各種の植物組織の
、これらの特徴を調べるために、種々の実験を行なりた
。 a)ポテトおよびニンノンディスクを用いた試験 ポテトおよびニンジンの切片にアクセプターTiプラス
ミドpに V 3 ji 5 (lを接種すると、少量
の硬結組織が生成する。この組織に7パリンが存在する
かどうかを試験した所、陽性であることがわかった。こ
の突然変異体が少量の硬結組織を生産し得ることは興味
あることである。しh化、それは、これらのディスクを
低濃度のオーキシンおよびサイトキニンの両者を含んで
(する培地で生Wさせた時だけ得られる。 b)全植物をアクセプター′l゛1ブラ又ミドl]G後
に少量の組織成長か観察されただけである(通常、2週
間後に1゛野生型]腫瘍が検出される)。この組織はホ
ルモンを含まない培地では生f7L鱈)できる。この組
織も/バリン陽性であることがわかった。 C)さらに、pGV 3850(形質転換」細胞は腫瘍
性ではないので、これらの細胞は、転移したDNAセグ
メントをそのゲノムに依然として保1¥している正常な
植物に再生することかできる。この形質(換細胞を通常
の再生培地(実施例!;を参照)で培養すると、止常稙
物が得られよう。 pGV3850の、アクセプタープラスミドとしての有
用性を証明する為に、以下の実験を行なった。pBR3
25中にオクトピンT −1) N Aの腫瘍機能を含
んでいる中間クローニングベクターをpGV 3850
を保持しているABrol〕acteriu+++に組
み込んだ。単一乗換えによって得られたAgro−ba
c 1.er i un+中のハイブリッド′[iプラ
スミドを、傷つけたタバコ植物に接種した。2週間後に
腫瘍組織があられれた。このことは、腫瘍誘導1) N
AがpGV3850に再導入され、形質転換植物細胞
中で適切に発現されたことを示している。 ’Jl&fH2中間クローニングベクター1】(:\“
700 bよI/ 1+GV ’750(7)組み立て
この組み立ての概略を第14図に模式的に示した。オク
トピンi’ iプラスミド136 S、 3のTL−r
、) N Aの右側部分であり、pG V 0201
(1)eVosら、Plasmid 6(] 981)
、249−253)中に存在するHind III フ
ラグメン1. ]を、まず、広範囲宿主性ベクターpG
V 1122 (Leemaosら、Gene 19
(198’2)、 361−364)のHi’ndl
llサイトに挿入する。組換えプラスミドH)GV 0
2 (11ハ、多ニア ヒーヘ99− pBR322(
Bolivarら、 Gene 2(19°77
)、 95−113)の特異なHindlllサイト
に挿入されたトfind IIIフラグメント1を含ん
で′いる。1)(ハ′0201およびpGV] 122
DNAは、B e t、 l −achらが記載してい
る方法で調製される( F ed。 Proc、35(] 976)+ 2037−204
’3)。 最終N20μで中、1)((\’02C)It)NA
2μgを、Hind Ill 2単位(全ての制限酵
素はBoeh−rinBer Mannl+ei+nか
ら購入した)を用いて、3°7℃で1時間完全に消化し
た。インキュベーション緩衝液はO’Farrell
らにより記載されている(Mol、 Gen、 Gen
eL 179(198(’、1)、42 ] −435
)。同シ条件下テ+1にV 1122 DNA 2μg
をHind IIIで完全に消化した。 最終量20μp中、T4す〃−ゼ(B oel+r i
n8erMa++nl+ei+ll) 0 、02単
位を用い、0.1μgの1−1indlll消化pGV
O201をHind Ill消化pGV 1122とラ
イプ−ジョン(結紮ルた。インキュベージタン緩衝W1
.および条件は、製造業者の指示に従った( B ro
cliure″T4す〃−ゼ゛、BOel+ringe
r Mannl+ei+n+ 1980年8月、#1
0゜M、88t)、486 )。ライゲーション混合物
の−+ コンピテントE、 coli K S ] 41+sr
l+s+n 細胞(Colsonら、GeneL
ics52(1965L 10431 (’、151.
1 )への導入(形質転換)は、Da8crtおよびE
Micl+の方法(Gene 6(] 981,1)、
23−28)に従って行なった。細胞を、ストレプトマ
イシン(2()μg/+ol)およびスペクチノマイシ
ン(50μg/Il+l)を補足したLB培地(Mil
ler。 Expcri+nents in Mo1ecul
ar C;eneLics (1’j 72)+
Co1d S1+rinB11arl)or Lal+
oraLory、 Neu+York)に塗抹した。組
換えプラスミド゛を含有している形質転換体を、テトラ
サイクリン耐性をni号化している遺伝子への挿入によ
るその不活性化(Lee+oans呟Gene 19(
198−2)、 361−364)に基づき、テトラサ
イクリン感受性(10μg/+nl)でスクリーニング
(選り分はルだ。ストレプトマイシンおよびスペクチ7
マイシンに耐性を示し、テトラサイクリンに感受性を有
するクローンを物理的に同定した。マイクロスケールの
DNA調製はKleinらの方法(F’ lasmid
3 (1980)、88−91>に従って実施した。 1)に\・“1122のHind IIIサイト中の
tlind Ill 7ラグメント1の配向は、Sal
I消化によって決定した。組換えプラスミドを消化し
く0 ’ P arrel I らの条件、Mol、
C酬en、 GeneL、 1 79(1980
)、 421−435)、アガロースゲル電気泳動に
かけると2個の7ラグメントが得られた。α−配向には
0.77kbおよび22.76kl)の7ラグメント、
β−配向には、1(1,33kl〕および13.2+l
k+3の7ラグメントがあった。α−配向の紐換えプラ
スミドをその後のクローニングに使用し、これを1)に
\・“1168と名付けた。 T L −D N Aの左側部分(左の境界配列を含ん
でいる)を含有しているBgl Jl−8al I 7
ラグメントを1381 ll−3al lで開裂したp
GV’1lG8に尋人する。このフラグメントは、ベク
ター1+BR322に挿入された、1)′l″1B6S
3 のT領域からの、Ba+JI Iフラグメント8を
含んでいる組換えプラスミドpG V 0153 (D
e Vosら、Plas+aid(1981)、 2
49−253)から得られる。1)に\、’1N53お
よびI)GVI168DNAはBet、1achらの方
法で調製する( Fed、 Proc。 35(19°7G)、2037−2(143)、vG\
゛0] 531)NA 11)μBを10単位のBgl
II および10単位のSal lを用い、最終量1
t)1.)μe中37℃で1時間、完全に消化した。消
化混合物をプレパラティブ()、8%アガロースゲル上
に置いた。A I I 1nHLonらの方法(Ana
l、 Biochi+n、 85(1978)、1
88−.196)で電気溶出し、ゲルから2.14kl
r BlgII−8at 117ラグメン)・を回収し
た。I)GVI 168DNA 2μgを2単位のBg
l IIおよび2単位のSal lで完全に消化した
。ft1i21)μ、g中、T4DNA’Jff−ゼ(
’l。 ()2単位を用いてB8I ll−8al 17ラグメ
ントDNA0.1μHを0.1)2μgのBgl l
1l−8all消化1)GV1168とライゲーション
した。このライプ−ジョン混合物をコンビテン)E、c
oliK5141、sr bs+。子細胞(Dage
rtおよびErl+1ich。 Gene 6(1980)、23−28)に導入した。 細胞をストレプトマイシン(2()μB/lol )お
よびスペクチ7マイシン(50μg/+nl)を補足し
たLB倍地(Miller、 Experi+nenL
s in Mo1ecularGenetics (1
972)、 Co1d S1+ringHarborL
oboraLory* Neu+ YorK)に塗抹し
た。 ストレプトマイシン−およびスペクチ7マイシンー耐性
形質転換体から、マイクロスケールDNAプレバレージ
ョン(Kleinら、P Ias+nid 3 (19
80)、88−91)を行なった。2.14kbBgl
ll−3al [7ラグメントがBgl ll−3a
l !消化pGV l’l 68に挿入されている組換
えプラスミドをBgl ll−3al I消化により同
定した。 この消化で2.14kl)および21.82kl)の2
つの7ラグメントが得られた。これらの分子量(2,1
4kbおよび21 ;82kl))に相当する消化パタ
ーンを持ったプラスミドを1)に〜“1171と名イ(
jけ、さらにクローンするのに用いた。++GV 11
7 ] h・らの12.65kbフラグメントは、左右
のi” L −1) N A境界配列(DeBeuck
eleerら、in F”ro−cr+0dir+Bs
lVl、l+ Iol、prnal、1onal C
onferenceonl”1anL l−’a1.l
+oFieoic BacLeria、 M、 Rid
e’(ed。 )(19’iJt 1.N、、 R,A、 +AI+
8reSwl 15−12 (5)および腫瘍性の増殖
を可能にする遺伝子(Leemansら、EMBOJ、
(1982)、] 47−152)を含んでいる。この
Hind III 7ラグメントをプラスミドpBR3
25に挿入した(Bolivar、Gene4(197
8)、121 13G)。 1+(iV11°71および1+l’3 R325はB
et、1acbらの方法で調製した(Fed、 F’r
oc、 35(1976)。 2(137−2+143)。それぞれのl) N A
2μgをυF位のHinJIII を用い、3°7℃で
1時間完全に消化した(インキュベーション緩衝液はQ
゛Farrellらにより記載されている(Mol、
C;en。 Gen(1,ビア9(1”980)w 421 435
))。 0.1 、ljHノtlind III消化シタpG
V 1 ] 74 ヲ、Hind IIIで線状化した
0、05μgのpBR325と、T 4 D N Aリ
ガーゼ0.+12単位を用いてライゲーションした。ラ
イゲーション混合物を用5またコンピテントE、 co
li K S l 41+sr・ l+s+n の形
質転換はDaHertおよびEMicbの方法で行なっ
た(Gene 6(1980)、23−28)。細胞を
、カルベニシリン(100μB / +Ol )を補足
したLB培地(M!1ler+ Exl)erimen
ts in Mo1ecularGenetics (
1972)、 Co1d S1+ringHarbor
LaboraLory、New York)に置いた。 カルベニシリン耐性コロニーを、テトラサイクリン耐性
を暗号化している遺伝子に挿入することによるその不活
性化に基づト、テトラサイクリン(1()μg/ +n
l )感受性でスクリーニングした( Boliva
r+ Gene4(1978)、121−136)。カ
ルベニシリン耐性、テトラサイクリン感受性のコロニー
を、そのコロニーから調製したDNAの制限酵素消化に
より、マイクロスケール技法(Kleinら、 P l
as+n1d3(1980)、88−91)によって物
理的に特性化した。即ち、Ban+I−1日前化により
、4つのDNへ7ラグメントか得られる:α配向の場合
は0.98に’b、4. ’71 kb、5.98kb
および7.02kbの7ラグメントが得られ、β配向の
場合は0.98kb、4.71kb、1.7]kbおよ
び11.20kbの7ラグメントがl>られる。α配向
に相当する組換えプラスミドが荊咲i萩=占れはpG
V 700と名利けられた。このプラスミドがその後の
実験に用いられた。 pG V ’7501J:、pG V 7001m挿入
’a しなTL−領域の内部の腫瘍に必須の機能を暗号
化している3、49kb BgI II−8ma l
7ラグメントをカナマイシン耐性をI暗号化している2
、81kbBa+nHI −Hpa I フラグメン
トで置換することにより、pGV700から誘導される
。カナマイシン耐性を暗号化しているBa+nHI −
H1]a I 7ラグメントはλ::Tn5(Berg
呟F’roc、 Natl、)\Cac1. Sci、
USA’? 2(1975)、3628−3632
)から得られる。λ::Tn5の調製は ム1i l
Ierにより記載されている( Experi+nen
ts inMolecular Genetics(1
972)、Co1d Springl−1arbor
Laboratory、 Neu+ York
)。 1)に \’700DNAはBetlachら
の方法で調製する(’Fed。 Proc、35(1976)、2()37−204.’
()。 pGV700DNA2μHを2単位のBgl I
#よび2単位のS+naI で完全に消化した。λ:
:Tn51) N A 2μ8を2単位のBaron−
II および2単位のHpalで完全に消化した。1μ
εのB a+n )(−1−Hpa 1消化λ::Tn
5を、最終量10μ夕中、T 、l l’) NAリガ
ーゼ0.5単位を用いて、(〕、2μ8のB gIII
−8hoal消化1)(、; V 700とライゲーシ
ョンした(製造業者の指示する条件に従った)。このラ
イプ−ジョン混合物をコンピテントE、coli K5
14hsr hs+n+細胞(DaBertおよびE
rblicl+、 Gene6(19813)、23−
28)に導入した。細胞を、カルベニシリン(100μ
g/+nl)およびカナマイシン(25μB/rof)
を補足したUB培地(Miller。 Experi+nents in Mo1ecular
Genetics (1972)+Co1d S1+
rinj Harbor Laboratory、Ne
u+ York)上に置いた。マイクロスケール技法(
Kleinら。 PIasmid、3(1980)88−91)に従って
調製したl) N Aの制限酵素分析により、C1,R
およびKin’コロニーを物理的に特性化した。このD
NAt(BgIIf/Ba5al旧で二重消化すると、
3.94kb、5.89kl)およびa、、o9kbの
3つの7ラグメントが、Hind IIIで消化すると
2.68kl)、5.99kbおよび9,25kbの3
つの7ラグメントが得られる。この消化パターンを示す
プラスミドをp(x\硲50と名付け、第17図に模式
的に示した。 pGV 7 t) OトpGV 750ハ、オフ)ビン
Ti7”7スミf’ pTiB6s3のTL−DNAの
左右の境弊配列を含む、2−?の相異なる中間クローニ
ングベクターである。更に、これら2つのプラスミドで
は′r−領域内の削除の程度が異なっている。 1)に\17旧)は、オクトピンシンターセ′(トラン
スクリプト3)およびその他3つの生成物、即ち4.6
aおよび6b (T−領域の生成物についてはW i
l be i Lzer ら、ENBOJ、1 (1
982)。 13!J−146参照)のための遺伝情報を持った縮小
′I゛−顧域を含んでいる。この3つの生成物(4,6
aおよび6b)の組み合せが形質転換された植物の新芽
形成を促す。+3G V 751)はもっと小さいT−
領域、即ちオクトビンシンターゼ遺伝子だけを含んでい
る。生成物4,6aおよび61〕の為の情報は、カナマ
イシン(ネオマイシン)耐性を暗号イ些している抗生物
質耐性マーカー遺伝イによって置換されてしまっている
。 pGV 700MMo’ I)GV 7 S (’、)
1.t、Bタイプの7クセプターTiプラスミド(第8
図および後記実施例3参照)と共に使用し得る中間クロ
ーニングベクターの例である。これらのベクターは、そ
れらが所望の遺伝子を含んでいないことを除けば、第9
図に示したものと部分的に類似している。 これらのベクターは、その改良T−領域内にクローンす
る為の1個の制限エンドヌクレアーゼサイトを含んでい
′るので、所望の遺伝子を簡単にそれらのベクターに挿
入することができる(第14図および第15図参照)。 享m9u3 アクセプタづiプラスミドpGV226
0(タイプB)の組み立て 出発株およびプラスミド: ABrobacLeritu+白、umeracien
s (野生型AHroba−ct、eriu+0から誘
導される、す7アンピシン耐性株C58C]およびエリ
スロマイシン−クロラムフェニコール耐性2株C58C
1) ′1盲 プラスミド= pGV221 ?中間べ’)9
−(第16図)=pGV745Tiプラスミド1+GV
22]7の組み立てについては詳細に記載されている(
Leemansら、EMBOJ、1(1982)、1
47 152)。 これは、オクトピンTiプラスミドの全T 1.−領域
の欠失置換突然変異体を含んでいる:即ち、Bamf(
I 7ラグメント8.30b、28.17aおよびBa
t訂11フラグメント2の左の3.76kl)BamH
I −EcoRI 7ラグメント (De Vos ら
。 Plas+oid 6(1981)、 249−253
)が、i” n 5 のapt (アセチルホスホトラ
ソス7エラーゼ)遺伝子を含んでいるI)KO2のEc
oR’l−Bamtllフラグメント(Rao & R
ogers、 C:ene7(’1979)w79”
82)で置ぎ換えられている。 この遺伝子はアミノグリコシド、ネオマイシンおよびカ
ナマイシンに対する耐性を暗号化している。 中間ベクターpGV745の組み立てを第16図に模式
的に示した。これについて以下に詳述する。組換えプラ
スミドI)G\・“713を、α配向でHind II
I 7ラグメント14.18C,22eおよび38Gを
含む、オクトピンTiプラスミドサブクローンpG V
O219(De Vosら、 Iy’ l as+n
1d6(1981)、249−253)から誘導した
。 pGVO219DNAをBatO)−(Iで完全に消化
し、次いで自己結紮(セルフライプ−ジョン)(こ有利
な条件下で・ライゲージコンした(ライプ−ジョン)1
を合物中のD N Aの最終濃度〈1μg DNA/m
l)。 アンピシリン耐性で形質転換体を選別し、制限酵素によ
る消化で物理的に特性化した。pGV+3219に存在
する6 、 5 kb Ba+11HI 7ラグメント
をもはや含んでいないクローンを分離し、これをpcv
V713と名(1Rた。コ(1) りo > pGV
713をその後のりa−ニングに使用した(以下の記
載参照)。Bam’HI 7ラグメント2を含んでいる
pGVo 120 (’De Vosら、 PIa
s+oid 6(1927])、 249−253)か
ら組換えプラスミド1+(+ V 738 全誘導した
。1)(ハ’01201’)NAをIEcORIで消化
し、I)GV 713の場合と同様にして自己結紮させ
た。形質転換体をアンピシリン耐性によって選別し、制
限酵素消化により5)析した。EcoRI 7ラグメン
ト20.12およびEc。 RIフラグメント19aの一部とρBR322のpG
V 738と名付けた。このプラスミドは、依然として
Ba+nl(I 7ラグメント2の右側部分から(7)
5 、65kb E’coRl −Ban+HI 7
ラグメントを含んでいる(De V’osら、 Pla
smid 6(198] )。 249−253 )。 次いでpGV71’3DNAを1−1ind IIIお
よび13aml(Iで消化し、消化物をプレバラティブ
ア〃ロースケ゛ルにかけた。電気泳動の後、1](ハf
T13内に含まれている2 、 31) kbHind
II’l−’Bah+HI7ラグメントを電気溶出で
純化した(AlliBLonら、Anal、 Bio
cl+e+n、 85(197S)’、188−19
6)。この7ラグメントをHindlllおよびBam
HIで完全に消化したpG V 738とライゲーショ
ンした。形質転換後、アンピシリン耐性フ拓ニーを、制
限酵素消化により物理的に特性化する。例えば、Eco
Rr Ba+nHI ?h化により、それぞれ3.9
f3kb(=ベクタ一部分)と7.(35に1)(=挿
入部分)の2つの7ラグメントが得られるはずである。 この特性を持った組換えプラスミドはpGV745と命
名され、7クセプター1゛1 プラスミドpG〜722
60を組み立てるための中間ベクターとして使用された
。 プラスミドpGV745はpBR322部分にCo1E
1特異的bo+□サイトを持っており、実施例1に記載
した様に(アクセプターTi プラスミドpGv385
0の組み立てについて)、ヘルパープラスミドR64d
rdllおよびpG J 28を1史ってE、coli
からA8robacteriu+I+へ摂動させること
がでとる。 pGV745を、す7アンピシン耐性でありTiプラス
ミミドGV 2217を含んでいるAgroba、−c
t、eriu+11株C58C1に授動させた。最初の
乗り換えは、実施例1 (アクセプターTiプラスミド
1+G’V 38 S l)の組み立て)に記載した方
法と同じ方法で、pBR322のアンピシリン耐性を使
って選択した。2回目の来り換えにより、pc; V
2217に存在する欠失置換突然変異体がプラスミドp
(ハ゛′745のpBR322配列によって置換3hる
。1+G V 745(7) pGV 22 ] 7と
の相互組込みの結果得られるアンピシリン耐性トランス
接合体を、カナマイシン耐性の欠落により直接選別する
ことにより第2の組換え体を得た。この様1コシテ、(
+GV2260 (7ンピシ’)ンfir)性、カナマ
イシン感受性)を含んでいるり7アンピシンABrol
、acLeriu+++株C58C]を祷た。 このi’i プラスミドpGV22601.t、pGV
7(月)−またはl)G V ’75 C1−タイプの
中間クローニングベクター用のアクセプタープラスミド
(Bタイプ)として使用されるものである。これらは、
(i)アンピシリン耐性遺伝子、複製起源およびpBR
3’22の1)011+サイトを持ったDNA7ラグメ
ント、(ii)TL−DNAの左右の境界配列および、
中間クローニングベクターのE、 coliからAgr
obacteriu+++への転移並びにそのアクセプ
ターTiプラスミド1)GV2260への相互組込みを
遺伝学的に選別し得る、I)BR322に既に存在して
いる耐性マーカーとは別のもう1つの耐性マーカーを含
んでいるDNA7ラグメン)・、で構成されている。 例えば、本発明者らは、pG〜’2260と+)(IV
°700との間の相互組込み体を持っているAgro−
bacteriumは、所望のD N A配列(i’
−I) N A境界の間に含まれている)を植物細胞ゲ
ノムヘ転移6a、61) ; Will+++1tze
r ら、EMBo 、1.1(1982)、139−1
46)を含んでいる場合は、期待される表現型、即ち新
芽を生じる腫脹を示す、この様に、本発明者らは、Bタ
イプのアクセプターTiプラスミドは、第9図に示し、
そして実施例2に記載したタイプの中間クローニングベ
クターとの相互組込み体として使用すると、DNAを植
物細胞に転移させることがでトることを証明した。 天逓追ロ 植物に発現させようとする遺伝子を含んだ中
間クローニングベクターの組み立て本発明が完成される
まで、Tiプラスミドの′1゛−領域内の、多かれ少な
かれでたらめな位置に全遺伝子を挿入しても、その外来
性の配列が植物ゲ7ムヘ転移した後発現されるというこ
とはなかった。本発明方法では、所望の外来性遺伝子(
群)の方法の有用性は、ツバリンシンターゼ遺伝子を1
1h号化しているDNA配列が関与する、本発明の実験
によって例証される。、この遺伝子の全配列および正確
な転写開始および終了は既知である(Dep−icke
rらJ 、 Mo1.Appl、 GeneL、
1 (1982)。 561−574 )。本発明によれば外来性遺伝子の蛋
白質暗号化領域はII(isプロモーターの隣りに挿入
することができる。外米性遺伝子配列の例として、オク
トピンシンターゼ遺伝子の暗号領域(De Greve
ら+ J、 Mo1. Appl、 Gene
L、 1(1982)、499−512)を11OS
プロモーターに隣接させて挿入する。この構造物はアク
セプターTiプラスミド内に授動され、植物を感染させ
るのに使用される。生成した腫瘍組織にオクトピンが存
在するかどうかを分析した所、陽性であることがわかっ
た。 キメラツバリンプロモーターを含有している中間クロー
ニングベクターの組み立て:オクトビンシンターゼ構造
遺伝子を第18図〜第20図に示す。 簡単に言えば、110S遺伝子を含んでいる制限7ラグ
メントHind l If” 23 をインビトロで
処理してlIO3暗号配列の大部分を除去し、制限エン
ドヌクレアーゼサイトBa+nHIに隣接している11
0Sプロモーターは保持する(第18図)。10μg1
) pGVO422(完全なIIos遺伝子を含むH
ind lll−237ラグメントを持った1)BR3
22誘導体; Depickerら、 P lasmi
d (1980L193 211)BSau 3Aで消
化し、ll0Sプロモーターを含んだ35(11)l)
の7ラグメントをプレパラティブ5%ポリアクリルアミ
ドゲルで分離する。このプロモーター7ラグメントを、
5゛−末端燐酸エステル基を除去するために予め細菌性
アルカリホスファターゼ(B A 1=’ )で処理し
た、138111−切14IipKC7(Raoら、G
ene7(19°79)、’?9−82)に結合させる
。得られたプラスミド(pL(、i V 13 )20
μgをBgl IIで消化し、400μでの12mM
MBCI2.12mM CaCl7.0゜6MNaC1
,1mM EDTAおよび2 (1) l@ M tリ
ス−〇 Cl (p H8、(’l )中、3()℃で
゛Ba131+−キソヌクレアーゼ(B 1olabs
、 New En81and) 7 !it位を用いて
4・〜10分間処理する。この間、約2+)・−501
+1+のl) N Aが除去される。この1.’3a1
31−処理分子をBan+1旧で消化し、1.) N
AポリメラーゼのKIencou7ラグメントと共益イ
中A1−た=填されたBarn)−II末端とBa13
1除去末端のライプ−ジョンから得られる再生Ba+a
ト目サイトを持ったプラスミドを選別する。いくつかの
候補のBarnHI Sac IIフラグメントのサ
イズを6%尿素 ゛−ポリアクリルアミドデル中で
見積り、サイズが200〜280ヌクレオチドの範囲に
ある候補のヌクレオチド配列を決定する。プロモーター
を持った2 、031)l)の5acll −BamH
I 7ラグメントを含んでいるクローンpL G■81
を、pG V 0422の lIO3遺伝子中のSac
II−Ban+HI 7ラグメントと置換するのに
使用する二二の最終プロモーターベクターはpLGV
2381と呼ばれる。 全ての組換えプラスミドはE、 coli株HB i
o 1の形質転換により選択する。 この様に処理した+108プロモータを含んで′v)る
プラスミドベクターをBan+1旧で消化し、Ba+l
lHI7ラグメントに含まれているocsの暗合配列を
このサイトに挿入する。このocS暗号配列も、インビ
トロで処理し、第19図に示した様に、Baa+H1制
限エンドヌクレアーゼサイトで囲まれる様にする。オク
トピンTiプラスミドB6S3のBarn1]I7ラグ
メン白7a 1 G μg (’De Vosら。 PIas+11id 6(1981L249−253)
をBarnllN;よびSmalで消化し、ocs−暗
号配列を含む7ラグメントを1%ア〃ロースデルから分
離し、+)BR,322の大きイBa+nHf Pv
u I I 7ラグメントに結合させる;得られたプラ
スミド′、pAG V 828 (20μg)をBam
HIで消化し、第18図に示した様にエキソヌクレアー
ゼBa13]で処理し、次いでHind IIIで消化
し、末端を充填し、自己結合させる。Ba131除去体
のサイズは6%ポリアクリルアミドゲル中で見積る。い
くつかの候補のヌクレオチド配列を決定し、5゛−非翻
訳リーダー配列の残り71)l)だけを持った候補を選
択して以下の操作にイ1す(+)OCS△)。ocs配
列をBa+n1lIサイトで囲むために、C1al−R
sa17ラグメントを充填し、1)LC236(Re+
++auLら、Genel 5(198])、81−9
3)のBal Iサイトにサブクローンする。得られた
プラスミド1+ACi\i40をBan+1旧で消化し
、ocs配列を持ったブラグメントをプレパラライブ1
%アガロースデルから電気溶出により分離し、予めBa
rnHIで消化しBAP(細菌性アルカリホスファター
ゼ)で処理したpLGV2381に結合させる。 ocs配列のI)LGV 2381への挿入により、両
方の配向のものが得られる(pNO]および1)NO−
2)。 nos : ocs融合の正確な接合点を示すヌクレオ
チド配列を第20図に示す。 更に、処理した110Sプロモーターを含有しているプ
ラスミドベクターは、酵素ジヒドロ7オレートレグクタ
ーゼを暗号化しているプラスミドRef7か□らのDN
’Aを挿入するのに使用される。ジヒドロ7オレートレ
グクターゼ遺伝子を含んでいる暗号配列は、B’amH
Iに含まれており (0’Hare呟Proc、 Na
tl、 Acad、Sci、USA 78(f’J81
)、1527−1.531)、従って既述した様に、プ
ロモーター領域に隣接するBa+nHIサイトを含んで
いる110Sプロモーターベクターに容易に挿入される
。この遺伝子は、発現されると抗生物質メ□ト)・レキ
セードに対する耐性を付与するので、選択可能なマーカ
ー遺伝子の1つの例である(第2.3,4.5および7
図参照)。この中間クローニングベクターが野生型7パ
リンアクセプタ=′ロブラスミドを含んでいるAgro
bacteriun+に摂動されると、単一乗換えが起
り、ハイブリッド′1゛1プラスミドベクターか得られ
る。このベクター組成物を、植物の感染に使用する。得
られた腫瘍組織は、()、5μg/m lのメトトレキ
セートの存在下で継続して生長し得ることがわかった。 OeSおよび上記のll0Sプロモーターの後のジヒド
ロ7オレートレダクターゼ暗号領域を含んでいる中間ク
ローニングベクターを組み立て、ノ\Bro−bacl
eriu+nのTi7リスミドと相互組込みした後、7 させることができるということが証明される。 謁例y 染色体に挿入された所望の遺伝子を含む植物細
胞および植物の分離 本発明者らは、以下の3つの方法のいづれかを使って1
.非腫瘍性アクセプター′「iプラスミド誘導体(例え
ばpc;v3sso)で形質転換された植物細胞および
全植物を得た。 (1) インビボでの全植物の接種、次いで新芽の再生
が可能な培地上、インビトロでの培養、(2)損傷部位
で直接新芽の生成を促す他のAgrobacLeria
株の存在下、インビボにおける全植物の相互感染、 (3)インビトロでの単一植物細胞プロトブラストの共
生培養。 これらの方法について以下に詳述する。 最初の方法は、クラウンガル組織が生産されることとな
る、全植物組織の野生型A grobac Ler i
11111株による感染体を得る為に通常使用される
方法を改良したものである。μGV3850は腫瘍を形
成しなイABrobacterium誘導体であるので
、感染部位において腫瘍の増殖はみられない。しかし感
染した組織を取り除外、組織培養で増殖させると、形質
転換された組織を容易に得ることができる。 初期培養期間(単に組織の量を増やすため)の後、損傷
部位組織を新芽形成が可能な条件下で増殖させる。非形
質転換細胞およびpGV3850で形質転換した細胞の
両者が新芽を発生する。形質転換新芽は、ツバリンの存
在をみる簡単な分析により容易に区別することができる
。 本発明者らは、次のプロトコールに従って、N 1co
tiana tabacum Wisconsin 3
8の頭部を切断したタバコの苗木か呟 pGV3850
−形質転換カルスおよび新芽を得た(全ての操作はラミ
ナー70−7−ド中、滅菌条件下で行なった)。 (1)小さなびん(直径10cIo、高さ14)c+n
)の中で、0.8%の寒天を含む固形のMurashi
He &Skoog(MS)培地(Murasbi8e
および5koo8゜PI+ysio1.’PlanL、
、15(19G2)、 47.3−497)で生育させ
た6周令のタバコの苗木を使用する。 (2)外科用メスで最も若い頭頂の葉奮切り取って捨て
る (3)選択的条件(例えばゴミプラスミドpGv3 F
+ 50を含んでいるす77ンピシン耐性、アンピシリ
ン耐性AgrobacLeriu+n株の場合は、10
0Mg/m1のり77ンピシンと100 μg/+nl
のカルベニシリンを含んでいる’)’ E B培地を使
用する;YEB培地”5g/RBacLoビーフェキス
、1g/I Bacto酵lxキス、5 g/ 1
ヘプトン、5g/lシュクロース、2 X 】0−3M
MgS 04−1)H7,2,15g/l寒天)で増
殖させた新鮮な平板培養からのABrobacLeri
uu+を、スパーチルまたはつまようじで損傷表面に接
種する。各1)(ハフ3850組み立て物を、少なくと
も8本の苗木に接種する。 (4)2週間インキュベートする。接種部位にほとんど
あるいは全く反応が表われないはずであるが、時々非常
に小さいカルス(calli)か観察される。 (5)
損傷表面から116111より薄い切片を切り取る。損
傷表面を、オーキシンおよびサイトキニン(IIIIg
/夕NAA、0.21++B/ρ BAP)および1%
シュクロースを添加したLin5+naier & S
oog (LS)寒天培地(Linstnaier and 5
kooH,PI+ysiol。 Plant、、 18(1965)、100−127
)を含む(6)約6週問後、カルスはその一部をとって
ツバリンの存在を試験するのに十分なだけの火トさにな
る(少なくとも直径が約5+nmになる)。全ての損傷
カルスが7パリンを生産する訳ではない。・1本の植物
の内約1本がツバリン陽性損傷カルスをつくる。 (7)7パリン陽性カルスを再生培地を含む寒天平板に
移す二上記のLS培地+1%シュクロースおよびl m
Ii/ (HB A Pサイトキこン(8)約・1・−
〇週間後に良好なサイズの新芽(高さ1cb+)が出る
。更に成長させ、根を形成させるために、この新芽を、
ホルモンを含まないl S k、r’。 地+1%シュクロースを含有している新しい:す;入3
1L板に移#−0 (9) ツバリンの存在を試験するのに、その−・部<
+=2枚の小さな葉)を切り取れる様に、この新芽を1
・〜2週間成長させる。 (10) ツバリン陽性の新月を、(1)と同じMS
培地を入れたやや大きい容器(上記と同じN)cmのび
ん)に移し、更に成長させる。 注)感染させた組織のための全ての植物培養培axim
e、 C1aforan I<、ヘキスト) 5 (’
、10 u g/Ill 1が含まれている。この薬物
は、全てのAgrolJacf、eriolll(カル
ベニシリン耐性のものを含む)の生長をよく阻止する。 本発明者らの研究室で、形質転換された新芽を出す組織
を得る別の方法が開発された。この方法は、ABrob
acLeriu+nのある種のミュータアトTiプラス
ミド株が、新芽を出すクラウンガル腫脹を生成させると
いうことを観察したことに基いて開発された。この様な
新芽−誘起(sl+i)ミュータン1゛は、A、tu+
++efaciensの′111プラスミドのT −D
NA(転移D N Aセグメント)の特定の領域に位置
している(LeeToansら、EMBOJ、1(19
E+2)。 14’7−] 52; Joosら、 Ce1l
32(1983)。 105V=1067’)。誘起された新芽は完全にjE
常な非形質松換細胞で構成されていることが多い。従っ
て本発明者らは、2つの異なったAgro−l〕ac1
.cria、即ち1つはオクトピン′1゛iプラスミド
放出(sbool、er)ミュータントを持ったもの、
もう1つは11(:\・”;(T350を持ったもの、
の混合物でj+11*を接種した。この様にすることは
、オクトピン放出ミューテーショ□ンが、(IG V
385 (、’)で形質転換された根を誘起することが
出来るよい成分である。T1プラスミドpに〜“385
1)およびオクトピン新芽誘起T1プラスミドを5:1
の割合で含んでいるAgrobacleri+onを植
物に接種した。こうt 7)こトニより1)に\“38
50−形質転換新芽を1(1−た。この新芽は、ツバリ
ンの存在について分析することにより、容易に選別する
ことができる。 この方法は、精功な組織培養法を必要としない、。 ツバリン陽性新芽・を、更に成長させるための成長調節
ホルモンと共に単純な塩類と蔗糖を含んだ培地に移す。 新芽が十分な大きさに達した後、容易に繁殖の為の土壌
に移すことができる。この共感染法は、簡単に組織培養
しにくい種類の植物を形質転換するのに特に有用である
。従って、あらゆる範囲の農学的にあるいは経済的に重
要な植物、例えば豆科植物、薬用植物および装飾植物を
A8rol)aC’ter’i’u+nで処置すること
か゛で)よう。 第3の方法は、N 1cotiana t、abac
u+nプロトプラストの単離およびホルモン−非依存性
のi” −I)との共培養後に実施し得るものである。 池の優勢な選択マーカー、例えば高等植物細胞で発現さ
れを使用することかできる。しカルこの場合は、それぞ
れのケースについて選択の条件を最善にするまたは細胞
コロニーの濃度など)。形質転換細胞を選択できない場
合、例えば1)に\’ 3 乏i 51JホたはpG
V 2217 (Leen+ansら、I−JIIBO
J、 1(1982)、]47 152)の様な非毒
性のT−DNAミュータントを用いたために選択できな
い場合、遺伝学的形質転換の後に細胞をオーキシン−お
よびサイトキニン−含有培地(例えば2111g7’p
のNAA(Q−ナフタレン酢酸)および0.3mB1
、Q (1)カイネチンを含むM urasl+ ig
eおよびS kooB培地(Murasb晴eおよび5
koo8. F’l+ysio1. I”1ank
15(]!J b 2)、4”73−4’;)°7)
)で培養し、形質転換コロニーをそのオパイン(0+山
+e)含有量で同定することがでbる。この様にして、
アグロピン(aH+・01+in’e)および7ノピン
(+oannopi+ie)合成の電気泳動外4f(方
法にツいてはLeernansら、 、J 、h’io
1. A1+1+l。 (’1ene1.. .1(] 981)t j 4
9−] 64参照)の後、約660コσニーが、1)C
;\’2217で感染後にjlられ、T R−++9号
化オパイン・マノピン(N”−(]−マニチル)−グル
タミン)を合成するN 1coLiana Laba
cu+n S R1セルラインであることがわかった
。このセルラインのカルス切片を内生培地(唯一の植物
成長調節剤として13Af’ (6と、故多くの新芽か
形成した。分析した2oの新芽の全てか、依然としてマ
ノピンを合成することかできた。ホルモンを含まなイM
urasbige andS koog培地に移した後
、これらの新芽は、依然としてマノピンを含有している
形態学的に正常なタストの分離および形質転換法は、N
、1+Iu+nba8ini−fol iaにも用いる
ことができる。 2、実験手法 2.1.新芽培養条件 培養室内の滅菌条件下(1F116時間、I 5 (’
、10ルツクスの白色蛍光(“ACBCLP” 58
W/243 (10°K Economy”)、24
℃、相対湿度7()%)、251)Jのガラスびんに入
れたホルモン不含のMurasl+iBe and 5
kooB培地(Murasl+i6eおよびSkoog
+Pbysio1.Plant、 15(] !J
62 )。 473−497)J−でN 1co1.1ana 1
.abacumの新芽培養を維持する。5調合の新芽培
養をプロトプラストの分離に使用する。 2.2.プロトプラストの分離 プロトプラストの分離および培養における全ての1.程
は無菌操作で行なう。混合酵素法によりプロトプラスト
を分Sする。ンelllより小さい非常に若い葉を除く
全ての葉をプロ[プラストの分#i11に使用すること
ができる。鋭利な外斜用のメスで、葉を幅約2−3 m
hIlの細長い小片に切断する。この葉材12 □−3
gを、酵素混合物51) m 、(’、中、かぎまぜる
ことなく、ui所°で、24°Cにて18時時間インキ
ュベートする。この酵素混合物は、ホルモン不含のに3
培地中、0.5%セルラーゼOnozuka R−1
0および()、2%マセロザイムOnozuka R−
1()からなっている(NagyおよびMaliBa、
Z、。 Pflanzenpl+ysiol、 78(19’
7 G)t −453−/+55)。この混合物は、0
.22μIII細孔膜を通してシ濾過滅菌し、顕著な活
性の低下をきたすことなく、−20°Cで少くとも6力
月間貯i&することかでとる。 2.3.プロトプラスト培養 1;;時間インキュベートした後、プロトプラストを放
出するために混合物を穏やかにかぎまぜる。 次いでこの混合物を5()μm11のふるいを通してシ
濾過し、p液を] l’) u+ /’の遠心管に移す
。振動バケツローターに入れて60・−〇 (、’)
Bで6分間遠心分離すると、プロトプラストか゛1后緑
色の浮遊バンド(帯)を形成する。プロトプラストの下
層の液およびペレット状の残骸を、輸動ポンプに連結し
た毛細管を使って取り除く。プロトプラストを1つの遠
心管に集め、培養培地で2回洗浄する。この培養培地は
、N A A (1) 、 ] mg7θ)およびカイ
ネチン(0,2+ng、旬を成長調節剤として含7aす
るに3培地である(Na8yおよびMaliga、 Z
、 F’rla++zen−pl+ysio1.7 i
3(] 9°76)、 453−/155)。この培地
はpH5,6に調節し、0.22μI11の濾過膜を通
して滅菌する。2回目の洗浄の後、i’ ho+t+a
lfl1球計算器(”As5isLant”+ F、
R,G、がら人′F−)を用いてプロトプラストを81
測し、最外密度11)5プロトプラスト1InCとなる
様に培養培地に懸濁する。直径9c+++の組織培養用
良質ペトリ皿当たりH,lJの容量で゛プロトプラスト
を培養する。このペトリ皿をF’rhraf i Lm
Rでシールし、2パ1℃で、111“i所次いでがすが
な光(5(’、1 (’3〜10 o oルックス)を
当てて24時間インキュベートする。 2 、 =1.共生培養による形質転換分離51」後に
プロトプラスト培養株を感染させる。ノ\8robac
Lericun培養株を液体LB培地(Miller。 1’:xperi+++ euL* in M
ol ecular Ge++ Qtics(19
’72)、 Co1d Sl)ringHarl〕o
r Laboratory。 Neu York)中で18時開発Hさせ、2X]f
+”細胞7m(′の密度となる様にに3m首培地に山j
51濁する3、この懸濁液50μCを植物プロ)・プラ
ストki’rU組こ加え、Paraf山誹でシールした
後・この培養株を2.3.と同し条件Fでインキュベー
トする。・18時間後に培養株を10 +n f4の遠
心管に移し、振動バケ′加−夕−に入れ、60〜8()
8で6分間遠心分81[する。浮遊バンドおよびペレッ
トを東め、抗生物質(カルベニシリンJ 1.+ +1
11μ3 /Il+ 、/’またはセ7才タキシム50
0μg/’m 、(’、 )を補足したに31jj地(
1’Ja8yおよびMaliga、 7.、 Pfla
nzcn−pHysiol、 ’7 8 (1’:〕
76 )、 、15’3−.155)N、1m C’
にiti懸濁する。 2週間インキュベートした後、プロトプラスト−誘導マ
イクロカルスを遠心分離し、前記と同様の成長調節剤濃
度および抗生物質濃度で゛あるがシュクロー−又は(,
1、4Mの代りに(1,3N、’lで゛あるK 3培地
(Na8yおよびへ4ali8a、 Z、 I’f
lanzenl+l+ysi。 1、’78(197G)、453 、i、55>1こ
山)4濁1ンキユベートした後カルスを、前記と同じ抗
生物質濃度であるが、減少させた濃度のンユクロース(
o、2M)と成長n!J Ij剤(N八人□ 、 (、
l ] 1lli;/(’、カイネチンO、(’l 2
mB;’ f’ )を含むK 3培地に移す。 2〜3週間のインキュベージクンの後、形質転換体と推
定されるらのは、その淡緑色の密な外観および、より良
好な成長度から認識することがで終る。これらのコロニ
ーを、 、−ヶ 、;″ −t−、減少させた濃度の抗
生物質(カルベニシリン500μg/−またはセフオタ
キシム25()μ8/11Iで)を含むホルモン不含の
ぜ■粟訂秤=■十母旧停曜藩中4 (L insmaierおよびSkoog+ 円+ys
iol。 Plant、 ] 8(] 965)、 11’、l
O−127)に移to形質転換体と推定されるものが
直径約3−51111+11に達した時、ホルモン不含
の培地で生育しているそれらにオパイン試験を施すこと
がでトる。各コロニーの半分を、オクトピンおよびツバ
リン(Ae r 1. sら汀’Ian1. Sc’
i、” LeLL、 ]°7(1’、) 79)。 43−5 +’、1 )またはアゲaピンおよびマノピ
ン(1験により、ホルモン不含の培地で選択された形質
転換された性質のコロニーを確認することかでトる。そ
の後、選択されたコロニーを抗生物質不含の培地で培養
することがでとる。 生培養 形質転換細胞のl)の選択かでトない(例えば無期性T
”DNAミュータントを使つなため)場合、またはそれ
が必要でない場合(抗生物質耐性遺伝r−の様な優勢な
選択し得るマーカーがi” −D N Aに存在してい
る為)、プロトプラスト−誘導細胞の処理を簡略化する
ことができる(ホルモン減少工程はもはや必要でない)
。感染段階まで、プロトプラストを既述した様に処理す
る。細菌を加えて48時間後にプロトプラスト−誘導細
胞を遠心分離しく6分、6060−8O、非常に低密度
で細胞の成長を維持することがでとるA C+培地(C
alrocl+e。 PlanLa j49(] 980)、7−] 8)
に−IIQ、j%濁する。F ucl+s−Rosen
Ll+al計数チェインハ’ (+1Assista
nt”+ F、R,G、より人手)を使って計測し、以
下の操作に必要な密度になる様にili 懸濁する。オ
パイン試験のためにコロニーを個々に操作しなければな
らない場合は、低細胞密度←]+nρ当たり100プロ
トプラスト−誘導細胞および細胞コロ=−)で植えつ(
すると、1力月のインキュベーションで大きい細胞コロ
ニーが得られる。形質転換細胞を薬物で選択で外る場合
は、細胞を高密度(103−1047+nl!、 )で
インキュベーI・し、各タイプの選択に最適となる時期
に、そして濃度で、その使用する選択剤を培地に添加す
る。 2.6.カルス組織から全植物の再生 カルス糾織から正常植物を容易に得ることができる(例
えばプロドプラ又ト形質転換か呟または全植物接種から
(2,7参照)誘導する)。カルス糾織を、l 1ll
i; 7’lll CのB A L’を含んでいるN4
urashi8eand 5kooB培地で増殖させ
る二二の培地は1〜2力月後に新芽を形成させる。この
新芽をホルモン不含の培地に移し、根を形成させ、完全
な111物を−バらぜることかで外る。 2 、 ’7 、タバコiW木への腫瘍の誘導タバコの
種r(例えば栽培品種W 1sconsiI+ :(
ii)の表面を7()%変性エタノール/IL(、)て
′2分間、次いで1()%の市販の標白剤と0.1%ド
デシル硫酸ナトリウム(SDS)で゛処理して滅菌し、
更にl&菌水で・5回洗浄する。この滅菌した種γ−を
、#モむ大型試験管(幅25 +n+n)にまく。次い
でこの試験管を培養室(+ 2 、’+1 +1 +、
1ルックス、16時間照射/′;;時間非照射1.’7
0%相対湿度、24°C)に入れてインキュベートする
。4〜6週間経つと植物は使用できる状態になる。少な
くともその後1カ月間は最適の状態を維持する。苗木は
少なくとも高さ3c+nになり、4枚またはそれ以上の
葉を持つはずである。新しい外科用メスで植物の最も若
い面間を通して横に頭部を切断針る。植物の上の部分を
5試験管から取り除と、火にかけたスパーチルで′平板
寒天培養から細菌を損傷表面に塗抹する。 野生をの場合は2週間後に、ある種の変性ミュータント
株の場合はちっと後に腫脹が現れる。、−の方法は\タ
バコ(N 1cotiana 1.al+acu+n
)、N1co−1,1ana plu+nbaBin
ifoliaおよびPe1.unia bybrid
aを接種するのに使われる。 以」二述べた如く、本発明はまず、野生型′1゛;プラ
スミド′のT−領域の腫瘍機能が欠落しているノ1イブ
リッド′l゛1プラスミドを保持している1X8ro−
l+acLeriu+nで、植物を形質転換することを
可能ならしめたものである。′F1プラスミドから植物
細胞へのDNAの転移に及ぼす′l゛−領域の腫瘍(戊
能の影響は知られていないので゛、それで゛も石ケ所望
の遺伝子を含んでいる改良1゛−領域の植物細胞への転
移か起ることは驚くべきことである。この転移1’)
N Aは植物細胞ゲノムに相互組込みされ、安定に保持
される。更に、選択した11′i望の遺伝子は、その遺
伝j′−か適当なプロモーター配列を含んでいるか、あ
るいは含む様に組み立てられると発現することが゛でと
る。所望の遺伝子を含んで゛いる申開り0−ニングベク
ターと、特別に設計されたアクセプター1゛1プラスミ
ドとの間で単−乗換えを行わせるという本発明の思想は
、植物細胞の形質転換の為のハイブリッド゛l゛iプラ
スミドベクターの糺み立てを著しく簡単なものにするも
のである。 この特別に設計されたアクセプター1゛1プラスミドは
、所望の遺伝子(これは中間クローニングベクターの一
部と同じであるがまたはこれに関連しているクローニン
グ媒体中に挿入されている)が!it −乗換えによっ
て相互組込み体を形成することがで終る様に、通常のク
ローニング媒体の1:) NA上セグメント含んでいる
。このクローニング媒体の2つのセグメントが、組換え
の為に必要な相同領域を提供する。 本発明方法によって調製された微生物、中間クローニン
グベクター、アクセプター1゛1プラスミド、およびハ
イブリッドプラスミドベクターは、1983年12月2
1比(l e r l+、an Cot 1pc1.
ionorMicroorHanis+ns(1)SM
)((、io(+1.I団H;cn:lに寄託され、確
認された以Fの培養株で例示される:(1)Escl+
ericbia coli K I 2 II H]
tl ] rlの中間ベクタープラスミドpAeR1
31(2)カルベニシリン耐性アクセプター′ロブラス
ミドpci V 385 (,1を保有しているAp、
robacl、(・rium Lu+nefacie
ns C5<’r CI リファンピシン耐性株、 (3)E、’5cbt・ricl+ia coli
K ] 2株に5]4(1、I+r leu tb
i lac l1sdR)中の申開ベクタープラス
ミド1】(:\’ 7 C111、(4)Escher
icl+ia coli K]2株に514((3)
と同じ)中の中間ベクタープラスミド1)(ハ゛750
、 (5)カルベニシリン耐性アクセプター1゛1プラスミ
ド’1)GV 226 (,1を保有しているAgro
l+acter1tun 1.umefaciens
C5i3 C] リファンピシン耐性株、 (6)Escbcrichia coli K1
2 HBII)1中の、7パリンプロモーター支配
下のオクトビンシンターゼ暗号領域を保有している中間
ベクタープラスミドpNo−1、 (’7)中間ベクターのAHrobacLeriumへ
の摂動に使用された株二摂動プラスミドllCN J
28およびR(i□Idrdll(〜’Il+! 、
Haul、eら、EMBC) J。 2(] 9 ji :E )、 ll ] に418
)を保有しているG、J23; GJ23はEscl+
ericl+ia coli K ]2、、)(1
2’:)2G、ABI 157のrec、A誘導1本で
ある(/1lou+ard −F 1anders呟G
enetics 4.9(19G4)、23°7−2
46)。 これらの培養株の受理番号は、それぞれ271ノ2(1
)、2 ’7 ’、) Fi(2)、2’79G(3)
、2゛19”j(・1)、2°7!J9(5)、2)り
33(G)、および2°7’:) 、E (’7 )で
ある。 本発明の態様を色々と記述したが、その基本的な構成を
変化させれば本発明に係る方法および組成物を利用する
その池の態様か得られることは言うまでもない。
第1図はアクセプターTiプラスミドの模式図、第2図
および第3図はアクセプター゛1゛iプラスミドに挿入
される中間クローニングベクターの模式図、第4図はハ
イブリッドTiプラスミドベクターの調製法を示す模式
図、第5図は中間クローニングベクターの遺伝子転移過
程の概略を示す模式図、第6図はAタイプの7クセプタ
ー1゛iプラ又ミドの組み立てを示す模式図、第°7図
は中間クローニングベクターの組み立てを示す模式図、
第8図は13タイプのアクセプターTiプラスミドの組
み立てを示す模式図、第9図はBタイプの7クセプター
′l″iプラスミドに挿入される中間クローニングベク
ターの模式図、第10図はハイ7リツドTiプラスミド
ベクターの組み立てを示す模式図、第11図は5 、2
kbH1ndl IIフラグメントAcgBのIIB
R322への挿入を示す模式図、第12図1、tzバリ
ンT i7’7スミF”pGV 3839ノT−領域を
示す模式図、第13図はアクセプターTiプラスミド1
+(i V 3850の組み立てを示す模式図、第14
図は中間クローニングベクター1)に\’700の組み
立てを示す模式図、第15図は中間クローニングベクタ
ーpC: V ’750の(111造を示す1か式目、
第16図は中間ベクター1)に\・“7・15の組みS
”f、 −Cを示す模式図、第17図はアクセプタープ
ラスミhG V 22611ノjllミ立てを示スト只
式目、第18図はプラスミドpLGV 2381の糾み
立てを示す模式図、第19図はプラスミド1)ノ\(A
u()の組み立て、およびその、プラスミド1往5(:
\゛2381への挿入を示す模式図、第20図はオクト
ピンシンターゼ遺伝子暗合化領域と融合する前後の7パ
リンシンターゼ遺伝子のプロモーター領域の周囲のヌク
レオチド配列を示す模式図である。 特許出願人 マックス・ブランク・ ゲゼルシャフト・ツア・ 7エルデルング・デア・ ヴイッセンシャ7テン・ニー・ 7アウ 代理人 弁理士青山葆外1名 Fig、4 ■ Fig、5 Fig、 7 Fig、 10 Fig、 12 Fig、 13 ρ6■0O20105v112 2Fi、17 (CI2 N 5100 C12R1/91 ) 0発 明 者 ジョセフφニス・シェルドイツ連邦共和
国ケルン30デ ー −5000番 @l! 間者 ジャン・ビニール・ニー・ツ工−・
ヘルナルシュテーンズ ベルギー国ブリュッセル・ベ 一−1150番 0発 明 者 マーク・チャールズ・ヴアン・モンタギ
ュー ベルギー国ブリュッセル・ベ −−1050番 ■発明者 ルイス・ラフアニル・ヘレーラ・エストレ
ラ ベルギー国ジエント・ベー−90 00番 、ゆ発 明 者 ジャン・ジョセフ・アウグスト・リー
マンズ ベルギー国ボンハイデン・ベ −−2920番 手続補正書(帥)′ 昭和5°禅 2月1;稍」 特許庁 艮 宜 殿 1事件の表示 昭和5 p)年特許願第 5512 号2、発
明の名称 植物細胞ゲノムへの発現可能な遺伝子の導入法3補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住所 ドイツ連邦共和国3・・↓旧)ゲッティンヶ゛ン
、7ンゼンシユトラ一セ10番 名称 マックス・ブランク・ケ゛セ゛ルシャフ)・・
ツア・フェルテ゛ルング・デア・ヴイッセンシャフテン
・ニー・7アラ4代I11人 住所 大阪府大阪市東区本町2〜10 本町ビル内6
補正の対象:明細書の全文 ゛i、補11:、の内容:別紙の通り 明細書 1、発明の名称 植物細胞ゲ/ノ、への発現可能な遺伝fの導入法2、特
許請求の範囲 1、 (a)野生型′I″iプラスミドのi” 1i
rl域の2つの境界配列(1)および(2)、 (b)単一乗換えがn(能な中間クローニングベクター
中のD’Ni〜配列の少なくとも1部と相同な■)NA
配列を含む2つの境界配列の開に設置バされたクローニ
ング媒体由来の非腫瘍性L) l’J Aセグメント(
3)、および (c)AHrobac’1.、criumによる、野生
型′I゛1プラスミドの′1゛−領域の植物細胞ゲノム
中への転移に必須であるD N A、配列を含んでいる
野生41;! l’ iプラスミドのセグメント(4) と含んでいるアクセプター′1゛iプラスミド。 2、(a)T−領域およびi’−領域の2つの境界配列
を持たない野生型′1゛1プラスミドのD N Aセグ
メント(4)、および (、b)野生型i’ iプラスミドの′l゛−領域の2
つの境界配列を含んでいる中間クローニングベクターの
DNA配列と相同なりローニング媒体由来のDNA配夕
II(3) を含んで′いるアクセプターTiプラスミド。 3、(a)少なくとも1つの所望の遺伝子(5)、およ
び (b)特許請求の範囲第1項に記載のアクセプターTi
プラスミド中のDNA配列と相同なりNA配列を含んで
いるクローニング媒体セグメント(3′) を含んでいる中間クローニングベクター。 4、 (a)野生型Tiプラスミドの1゛−領域の2つ
の境界配列(1)および(2)、並びに特許請求の範囲
。 第2項に記載の7クセブターTiプラスミド中のD N
A配列と相同なりNA配列を含んでいるクローニング
媒体セグメン)(3’)、および(b)その2つの境界
配列の開に設置された少なくとも1つの所望の遺伝子(
5) を含んでいる中間クローニングベクター。 5、所望の遺伝子(5)に隣接して少なくとも1つの選
択可能なマーカー遺伝子を更に含有している特許請求の
範囲第3項または第4項に記載の中間クローニングベク
ター。 6、所望の遺伝子(5)がその天然のプロモーターの支
配下にあることを特徴とする特許請求の範囲第3項また
は第4項に記載の中間クローニングベクター。 7、所望の遺伝子(5)が外来性プロモーターの支配下
にあることを特徴とする特許請求の範囲第3項または第
4項に記載の中間クローニングベクター。 8、ヘルパープラスミドの存在下で特許請求の範囲第3
項〜第7項のいずれかに記載の中間クローニングベクタ
ーを特許請求の範囲第1項または第2項に記載の7クセ
プターTiプラスミドを含んでいるAgrobacte
riu+aに摂動せしめ、その中間クローニングベクタ
ーと7クセプターTiプラスミドを単一乗換えにより相
互組込みさせることからなるベクター組成物の調製法。 9、 (a)野生型TiプラスミドのT−領域の2つの
境界配列(1)および(2)、 (b)クローニング媒体由来の非腫瘍性DNAセグメン
ト(3)および(3゛)、および(c)Agrobac
Leriumにより、野生型TiプラスミドのT−領域
を植物細胞ゲノム中に転移させるのに必須であるDNA
配列および2つの境界配列(1)および(2)の間に設
置された少なくとも1つの所望の遺伝子(5)を含んで
いる野生型Tiプラスミドのセグメント(4) を含んでいるハイブリッドTiプラスミドベクター。 10、所望の遺伝子(5)に隣接して、少なくとも1つ
の選択可能なマーカー遺伝子を更に含有している特許請
求の範囲第9項に記載のハイブリッドTiプラスミドベ
クター。 11、所望の遺伝子(5)がその天然のプロモーターの
支配下にあることを特徴とする特許請求の範囲第9項に
記載のハイブリッドTiプラスミドベクター。 12、所望の遺伝子(5)が外来性プロモーターの支配
下にあることを特徴とする第9項に記載の/%イブリッ
ドTiプラスミドベクター。 13、特許請求の範囲第9項〜第12項のいづれかに記
載のハイブリッドTiプラスミドベクターを保持してい
るAgrobacteriu+a。 14、特許請求の範囲第13項に記載のノ1イブリッド
Tiプラスミドベクターを保持しているAgro−ba
cteriuIllで植物細胞を感染させることからな
る形質転換植物細胞の調製法。 15、特許請求の範囲第9項〜第12項のいづれかに記
載のハイブリッドTiプラスミドベクターの2つの境界
配列(1)および(2)の間に設置されたDNAセグメ
ントを、そのゲノム中に組込んで含有している形質転換
植物細胞。 3、発明の詳細な説明 本発明は組換え分子、その調製法、植物細胞へのその導
入法、お上びゲノム中に外米DNA配列を含んでいる植
物細胞またはその植物に関する。 更に詳しくは、本発明は適当な宿主植物細胞中で発現さ
れるDNA配列に関する。本発明に係る組換えDNA分
子は、植物の成長、栄養物としてのその品質の改良、ま
たは有用な代謝物(例えばアルカロイドあるいはステロ
イドの前駆体)の生産、に有用なアミノ酸やポリペプチ
ドの如き生産物を暗号化している配列を有することをそ
の特徴としている。 以下に本明細書で使用する用語について説明する。 bomサイト 特異的に約す機能体が相互作用して自律
的DNA転移移動を開始させるD N A領域境界配列
T −D N Aの末端を含むDNA配列広範囲宿主
レプし壬? 多種多様の宿主細胞に、転移(トランスフ
ァー)され、保持され得るDNA分子 Iルス組織 未組織、未分化の細胞の塊2隻二三ング
無性生殖によ1)、1個の生物またはD N A配列か
ら一部の該生物またはDNA配列を得る操作過程、また
は、よりわかり易く言えば、特定の生物またはその一部
を分離し、そのサブ7ラクシタンを均質な集団として増
殖させる操作過程 クローニング媒体 宿主細胞中で複製し得るプラスミド
、7アーシ゛DNAまたはその他のDNA配列であって
、そのDNA配列は、例えば複製、外殻蛋白質の生産な
ど、そのDNAの必須の生物学的機能、あるいはプロモ
ーターまたは結合部位を刊随的に失なうことなく、その
場所で正確にその配列を切断することのできる1個また
は少数のエンドヌクレアーゼ認識部位を持っており、ま
た、それが導入された細胞(形質転換された細胞)を同
定確認するのに有用なマーカー(例えばテトラサイクリ
ン耐性あるいはアンピシリン耐性)を持っていることで
特徴づけられる。クローニング媒体は、しばしばベクタ
ーとも呼ばれる。 賭号配刀 ポリペプチドのアミノ酸配列を決定するDN
A配列 相 組込み体(コインテグし112個の環状DNA分子
開の単一交叉により得られる構造体−L2211it性
他のレプリコンに物理的に結合していないDNA分子
(+/プリコン)が、その結合していない他のレプリコ
ンにとって必要かつ欠落している拡散性物質を供給する
ことができる過程 兼介(コンジュゲーション) 細胞同志の接触により、
1つのタイプの細菌から・池のタイプの細菌にD N
Aが転移すること 米換え 相同なりNA配列間で遺伝物質が交換すること 欠損置換 1個のDNA配列が除去され、その代りとし
て異なったD N A配列で置換されること分化 ある
細胞の子孫が特殊な構造と機能を獲得し、更にそれを維
持すること D N A配列またはD N、 Aセグメント 隣接す
るペントースの3゛位と5゛位の炭素間の燐酸ジエステ
ル結合により互いに連結したヌクレオ41群の一直線の
配列 4、來傍 相互組込み(コインテグレート)構造が2個
の環状DNA分子に分解する過程。この過程は遺伝情報
を交換するのに利用される。このDNA環状体の一方は
、゛それによって組換えが生じ得る標的DNAと相同な
2つの領域を持っており、この2つの領域は、標的DN
Aと交換される非相同DNA配列をはさんでいる。もし
1回目の交叉と2回目の交叉が同じDNA領域で起ると
、ちとのDNA環状体が生成する。この2回目の交叉が
第2の相同領域で起ると、2つの環状体の開で遺伝子の
交換が起ることになる。 1現 構造遺伝子によりポリペプチドが生産される過程
。これは転写と翻訳の組合せである。 発現調節(コントロール)配列 構造遺伝子に有効に結
合された場合、それらの構造遺伝子の発現を調筋し、統
制するヌクレオチド配列 F型プラスミド F因子(Fはfertility(生
殖 □力))を持ったプラスミドであって、F因
子を持だない宿主に該プラスミドのコピーを移入するこ
とのできるプラスミド 遺伝子 2つの部分、即ち(1)遺伝子生産物のための
暗号配列および(2)その遺伝子が発現されるかどうか
を調節しているプロモーター領域内の配列、から構成さ
れているDNA配列 グAム 細胞またはウィルスの全DNA。これは、まず
ポリペプチドを暗号化している構造遺伝子、更にオペレ
ーター、プロモーター、リボゾームの結合配列および相
互作用配列(たとえばSt山1e−Da1garno配
列)を含んでいる。 清仏子型 ある生物に含まれている遺伝情報の全て 相同的(性)組換え 相同配列を含んでいるDNA上の
2つ領域間の組換え I型プラスミド Fとは異なる不和合性グループの一部
の自律転移性プラスミド 1)」 選択圧(selecLive pressur
e)がないと、同一の細胞に2個のDNAが共存し得な
いこと 延入 あるD N A配列を、別の分子のD N A配
列内にf1カーけること セダー配列 5゛末端から最初の構造遺伝子の先端に至
るまでの+aRNA上の領域。これには構造遺伝子の暗
号配列の翻訳を開始するのに重要な部位が含まれている
。 減数分裂 はじめの4n個の染色体が、2回の連続した
分裂により生成した4個の細胞のそれぞれにIn個ずつ
分布するようになる過程。この過程は有性生殖に於いて
重要である。 n+ob (摂動機能体) tra機能体との組合せ
に於いてのみDNAの転移を促す一連の生成物。mo
bはbomサイトを含んでいるプラスミドの移動を促す
ことかで外る。 摂動(モビリゼーシaン)別の細胞へ転移することので
きないDNA分子が、池のDNA分子の助けを借りて転
移する過程 摂動ヘルパープラスミド 他のプラスミドが持っていな
い、別の宿主細胞へ転移するための拡散性生成物を供給
することかできるプラスミド非接合性組換えプラスミド
細胞同志の接触によ」)、それ自体では、もとの宿主
細胞から池の宿主細胞へ転移することかできないDNA
分子。転移するには、他のDNA、例えばヘルパープラ
スミドによって供給される機能体が必要となる。 ヌクレオチド 糖部分(ペントース)、燐酸エステルお
よび含窒素異項環塩基から構成されているD N Aま
たはRNAの単量体単位。この塩基は糖部分とグリコシ
ド結合で連結しており(ペントースの1゛位の炭素)、
この塩基と糖とが結合したものがヌクレオシドである。 ヌクレオチドの特性はこの塩基によって決まる。DNA
の4個の塩基はアデニン(“A″)、グアニン(“*
に u )、シトシン(“C゛)およびチミン(“1’
” )である。RNAの4個の塩基はA、G、Cおよ
びウラシル(U゛)である。 *TA)3質 発育環境と遺伝子形質との相互関係によ
って生成する個体の観察し得る特性プラスミド それ自
体が宿主細胞中で複製される、完全な(無傷の)レプリ
コンからなる非染色体性の2本鎖DNA配列。このプラ
スミドを単細胞生物に入れると、そのプラスミドのD
N Aによって、その生物の性質が変わる、即ち形質転
換される。例えば、テトラサイクリン耐性(TcR)の
ための遺伝子を持ったプラスミドにより、本来はテトラ
サイクリンに感受性のある細胞が耐性のある細胞に形質
転換される。プラスミドによって形質転換された細胞を
形質転換体と呼ぶ。 ポリペプチド 隣接するアミノ酸どうしがa−アミノ基
とカルボキシル基とのペプチド結合により互いに連結し
た線状のアミノ酸連鎖 プロモーター領域 遺伝子の転写を統制している、暗号
配列の開始点より上流のD N A配列プロモーター配
列 RNAポリメラーゼが結合する配列であり、ポリメ
ラーゼはそれより下流の配列の忠実な転写を促進する。 組換えDNA分子または雑種(ハイブリッド)D易 少
なくとも2個のヌクレオチド配列からなり、その一方の
配列は、自然界では通常第2の配列と共存しない、その
様な配列からなる雑種のDNA配列 別換え DNA分子またはDNA分子の一部分の新しい
結合体を創製すること 相同領域 DNAの別の領域に於ける配列と同じDNA
配列を持っているD N A領域レプリコン DNAの
複製開始サイトオよび複製を支配するのに必要な機能を
指定している遺伝子を持った自己複製遺伝子単位 糾1人之グメント 特定の標的DNA配列を認識する酵
素による2本鎖開裂によって生じるDNA分子 」Nへポリメラー¥ D N AのRN Aへの転写を
つかさどる酵素 洒択可囮tヱユ久ユ遺伝子 あるD N A配列であっ
て、それがある細胞内で発現された時、その1’) N
A配列を含んでいない細胞より増殖しやすい有利性を
その細胞に与えるDNA配列。細胞を適当な選択的増殖
培地に置くと、この2つのタイプの細胞を区別すること
ができる。通常使用される選択可能なマーカー遺伝子は
抗生物質耐性を暗号化している遺伝子である。 単一乗換 2個の環状D N A分子を組換えて、相互
組込みされた大きい環状体を形成させる操作過程 構潅遺仏子 ポリペプチドを暗号化している遺伝子 エニD N A 植物細胞ゲノムに安定に組込まれる
ことが見い出されているTiプラスミドの部分子−領域
植物細胞ゲノムへ転移するD N A配列を含んでい
るTiプラスミドの部分 子iプラスミド 感受性植物に腫脹(クラウンガル)を
誘発させるだめの遺伝情報を含んでいるAgrobac
teriu+++ tu+neraciens株に存在
する大きいプラスミド T L −D N AおよびTR−DNA オクトピ
ンクラウンガル腫脹細胞は2つのT −D N A配列
、即ち左T −D N A (TL −D N A)お
よび右T −DN A(T R−DN A)全含有し得
る。i’ L −D N Aはツバリン腫脹細胞のT−
DNAと共通している配列を持っているがTR−DNA
は持っていない。 tra (転移機能(体刀 プラスミドに暗号化されて
いる拡散性の生成物、および細胞間のDNA転移の際に
利用される作用部位の両者を指す。例えば2つの細胞の
間に橋を作るのに必要な生成物およびDNA転移が開始
する部位。 電防 構造遺伝子からm RN Aが生産される過程、
または、塩基対(ベースペア)の形成により、L’)
N Aに含まれてい□る遺伝情報に基外それに相補的な
塩基配列をもつR’NA鎖が形成される過程形質転換
細胞のDNA補体(complement)に外米性D
N Aが導入されることによって生じる遺伝的修飾 III? +nRNAからポリペプチドが生産される
過程、あるいは、+n”RN A分子に存在する遺伝情
報が、ポリペプチド合成において特定のアミノ酸の順序
を指定する過程 非分化表現形質 いかなる特異な部分もなく、組織中の
細胞の外観が均一であること ベクター 異なった宿主細胞間を転移するように設計さ
れたDNA分子 組換えDNA技術の進歩によって、微生物の遺伝子工学
に新たな展望が開けた。もし1個の体細胞から、完全な
生物を再生することができた呟これらの技術は多細胞真
核生物にまで広がるであろう。ある種の高等植物の細胞
は、優れた再生能力を有し、従って高等生物の遺伝子工
学にとってかっこうの材料となる。 植物の遺伝子工学の主たる問題点は、外米性DNAを植
物ゲノムに導入する為の系の利用性にある。この様な系
には、ダラム陰性土壌細菌のAgrobacteriu
m Lu+nefaciensが持っている腫脹誘起(
Ti)プラスミドがある。この微生物は、広範囲の双子
葉植物の損傷組織に、クラウンガル(cr。 wngall、冠状コブ)と呼ばれる腫脹性形質転換を
引き起す原因となることがわかっている。この増殖性の
腫脹は、オパイン(+)pines)と呼ばれるTiに
特異な新しい代謝物を合成する。この形質転換は、分子
レベルでみると、Tiプラスミドの実体のはっきりわか
っているT −D N A (転移D−NA)フラグメ
ントが植物細胞ゲノムに転移して安定に組込まれたこと
によって起る。換言すれば、クラウンガル腫脹は、その
染色体DNAに、腫脹セルラインをもたらしたTiプラ
スミド中のり、NAA配列相同のT−DNAと呼ばれる
D N Aセグメントを含んでいる。あらゆる場合に於
いて、このT−DNAは、連続した一連のTiプラスミ
ドDNAに相当しており、また、これと共直線性である
。 従ってこれはT−領域と呼ばれる。 Tiプラスミドはクラウンガル細胞で合成されたオパイ
ンのタイプによって分類される。クラウンガル細胞でツ
バリン[N−α−(1,3−ジカルボキシプロビル)−
L−フルギニン1の合成を惹起させるAgrobact
erium株はツバリン株と呼ばれ、オクトピン[N−
α−(N−1−カルボキシエチル>−t、−フルギニン
1を合成するものはオクトビン株と呼ばれる。これらが
最も普通に用いられるAgrobacteriu10株
である。 植物の遺伝手術にr−DNAをベクターとして使用する
試みがモデル実験で行なわれた。この実験では、インビ
ボにおいて、Agrobacteriu+n ’r3
7株のTiプラスミドからのT−DNAの右側境界部の
近くに14kb細菌性トランスポゾン(transpo
son) Tn 7が挿入された。すると、このTiプ
ラスミドを持っているアゲロバクチリアによって惹起さ
れる腫脹中のツバリン合成が消滅した。更に、サザーン
・プロッティング・ハイブリディゼーションの結果、そ
の様な挿入を行なわなけれぼ正常であるT−DNA配列
の一部分として、この腫脹の染色体DNA中に全Tn7
が存在することがわかった(Hernalsteens
呟Nature287(1980)、654−656;
Ho1stersら、Mo1. Gen、 Gen
et、 185 (1982) 、283−289)
。この様に、23kbT−DNAに14kl+DNA7
ラグメントを導入しても、23kbT−DNAの植物細
胞ゲノムへの転移能力に変化は見られなかった。 7897株、Agrobacteriu+nT 37の
TiプラスミドのT−DNAの境界部は非常に正確に調
べられている。これは全ツバリンTiプラスミドの極く
一部、約23kbに過ぎない。更に、このT−DNAの
境界部は知られている:即ち、この′r−DNAの境界
部を決めているヌクレオチド配列が調べられ、ツバリン
1゛iプラスミドの同じ領域と比較された( Z aI
IIbrysk iら、5cience 209 (1
980)r 1385−1391;Zambrysk
iら、J、 Mol、 Appl、 Genet、
1’(1982)、361−370 )。このT−領域
の境界部が、T−DNAの植物細胞ゲノムへの組込みに
最も関係している様である。 DNAを植物細胞へ転移させる為のベクターとしてTi
プラスミドを使用するには、転移したDNAの境界部を
決めているT−DNA配列を知ることが基本的に必要で
ある。そうすれば、外米性DNAをこの境界内に挿入し
、確実に植物細胞ゲノムヘ転移させることができる。更
に、この系を利用しようとすれば、形質転換された植物
細胞が、その生育特性において腫瘍の性質を持たず、正
常であるということが重要である。T−DNA転移の後
、正常細胞を生産するには、T−DNA自体によって暗
号化されている機能を知る必要がある。 従って、どの領域が腫瘍表現形質に関係しているか調べ
るために、TiプラスミドのT−領域の徹底的な遺伝子
分析が行なわれた。 T−DNAは、クラウンガル表現形質の原因となる機能
体を暗号化している。その遺伝子は、T−DNAの特定
の領域に局在化している( LeemaIIs呟EMB
OJ、[1982)、147−152 ; Willm
itzerら、EMBOJ、j(1982)、139−
146 )。一般に、腫瘍カルス組織の非分化表現形質
を寞配している少なくとも4つの遺伝子が存在している
。これらの遺伝子の突然変異体(ミュータント)は、新
芽様のあるいは根の様な外観の形質転換組織を形成させ
ることができる。この後者の成果は、腫瘍組織ではなく
正常植物組臓中で発現させる為にDNAを植物に転移し
たいと思う場合には特に重要である。 最近、完全な正常植物に再生することができる形質転換
新芽を誘導するTiプラスミド変異体がみつかった。こ
れらの植物は繁殖力が旺盛であり、減数分裂によっでT
−DNA特異配列を伝達することさえした:即ち、子孫
の植物もT−DNA特異配列を含んでいた( 0tLe
n呟Mo1.Gen。 Genet、 183(1981)、 209−21
3 )。 しかし、この形質転換植物組織は、その染色体DNA中
に、腫瘍表現形質を支配しているT−DNA領域が除去
さ□れる大がかりな欠損が発生したことにより、著しく
小さくなったT−DNAを含んでいた。この欠損が当初
の形質転換時に起ったのか、新芽の形成をもたらすその
後の過程で起ったのかは不明である。 Ti プラスミドは太きく(200kb)、そのTiプ
ラスミドの種々の場所に存在している多くの遺伝子が植
物の形質転換に関係している。従って、]゛−領−領域
切な場所に特殊なエンドヌクレアーゼ認識サイトを有し
、T−DNAを植物細胞ゲノムに転移させて安定に挿入
するのに必要な全ての機能を持ったTiプラスミミド由
来小型のクローニングベクターを組み立てることは不可
能である。所望のDNA7ラグメントを゛riプラスミ
ドの′r−領域の特定の制限酵素開裂サイトに導入する
為の既知の方法の1つは、Eschericl+ia
coli(大腸菌)におけると同様、AgrobacL
eriumlにイても複製することかでき、T −D
N Aの所望の制限7ラグメントを含んでいるクローニ
ングプラスミドを組手立てることである。この様なりロ
ーニ、ングベクターは「中間ベクター]と命名された。 この様な中間ベクターは、T−領域によって暗号化され
ている機能を分析するのに使用された( Leelfl
alls ら、J、 MO+、AI)+1111.
Genet、1 (1981)、149−164)
。 本発明は、発現し得る遺伝子を植物細胞ゲノムへ導入す
る方法に関するものである。本発明の1つの目的は所望
のあらゆる遺伝子(群)を導入することのできる改良さ
れたアクセプターTiプラスミドを提供することにある
。導入される所望の遺伝子(群)は、そのアクセプター
Tiプラスミドの相当する領域と相同の領域を持った新
規な中間クローニングベクター内に含まれている。この
中間クローニングベクターを提供することも本発明の目
的の1つである。 所望の遺伝子(群)の7クセプクーTiプラスミドへの
導入は、Agrobacteriumに保持されている
アクセプター′「1プラスミドと中間クローニングベク
ターの2つの相同DNAセグメントの間で起る単一乗換
えによって達成される。この中間クローニングベクター
は、ヘルパープラスミドを使って、それが増殖するEs
cbericbia col iがらAgro−bac
Leriu+oに摂動される。この様なヘルパープラス
ミドおよび摂動のための機能は知られている(■゛盲1
111e8111+1 ら、Mo1. Gen、
Genet、 185 (1982)、344−
351)。 A grobac Ler i uu+での単一乗換え
の結果、ハイブリッドTiプラスミドベクターが得られ
る。この □様なハイブリッドTiプラスミドも本発明
の目的の1つである。 Agrobacteriumに保持されたこのハイブリ
ッドプラスミドベクター(以降、ベクター組成物という
)を直接植物細胞の感染に使用し、次いで所望の遺伝子
生成物の発現についてスクリーニングする。植物細胞を
ベクター組成物で感染させて形質献換稙物細胞を調製す
るこの方法、その形質転換された植物細胞、およびそれ
から発生した植物を提供することも本発明の目的である
。この技法はAgrobacteriumの植物転移性
のプラスミド全てに適用することができる。 以下に添付の図面について詳細に説明する。 第1図は、境界配列(1)および(2)を除き、T−領
域の内部部分を除去して得られる本発明の7クセプター
Tiプラスミドの1態様を示している。 この境界配列は、T−領域を植物細胞ゲノムに組込むの
に必須である。境界配列(1)と(2)の間の領域(3
)が、植物に転移されるであろうDNAセグメントであ
る。このアクセプターTiプラスミドは、中間クローニ
ングベクターを単一乗換えによって組込ますことを可能
にしている中間クローニングベクター内のDNA配列の
少なくとも一部と相同のDNA配列を持ったDNAセグ
メント(3〜 )を含んでいる。Tiプラスミド領域(4)は、Agr
obacter+umによってT−領域が植物細胞ゲノ
ムに転移するのに必要な機能を暗号化している。この領
域は、vir−領域と呼ばれる。 第2図は、単−乗換えによって第1図のアクセプターT
iプラスミドに挿入される本発明の中間クローニングベ
クターを示している。このベクターは、所望の単一乗換
えを可能にするアクセプターTiプラスミドのDNAセ
グメント(3)の少なくとも一部と相同なりNA配列を
持ったクローニング媒体DNAセグメント(3゛)を含
んでいる。 更に、この中間クローニングベクターは、その天然のプ
ロモーター配列を備えた遺伝子あるいは遺伝子群(5)
を含んでいる。この組み立てに於いては、一般に植物の
遺伝子を使用することができる。 それは、他のものに比較して発現され易いと思われるか
らである。しかし、原理的には、全ゆる所望の遺伝子を
挿入することがで外る。この中間クローニングベクター
は選択マーカー遺伝子(6)を含んでいてもよい。この
遺伝子は、植物細胞中でこの遺伝子の発現を可能にする
プロモーター配列を含んで゛いな(すれは゛ならない。 このマーカー遣1云子を含んでいる植物細胞は、それを
含んでいない細胞より、成長の選択有利性を持っていな
ければならない。何故なら、この様にして、このマーカ
ー遺伝子を含んでいるDNAによって形質転換された植
物細胞を、非形質転換細胞と区別することができるから
である。 第3図は、第2図の中間クローニングベクターと類似の
、第1図のアクセプターTiプラスミドに単一乗換えに
よって挿入される本発明に係る中間クローニングベクタ
ーのもう1つの態様を示している。これは、クローニン
グ媒体DNAセグメン)(3’)、所望の遺伝子の統制
のとれた発現を可能にする外米性プロモーター配列(8
)、および、所望により、マーカー遺伝子(6)を含ん
でいる。 第4図は、第1図の7クセプターTiプラスミドおよび
第2図並びに第3図の中間クローニングベクターからの
、単−乗換えによる本発明に係るハイブリッドTiプラ
スミドベクターの調製を示す模式図である。 第5図は、E、 coliから7クセプターTiプラス
ミドを含んでいるAgrobacLeriu11ヘノ、
中間クローニングベクターの遺伝子転移に関する諸過程
を概略したものである。第1段階は、中間クローニング
ベクターを含んでいるE、 coli株(1)と、その
後のAgrol+acteriumとの接合の為の2つ
のヘルパープラスミドを含んでいるもう1つのE、 c
。 11株との接合である。1方のヘルパープラスミドはプ
ラスミド転移に重要なりNA配列(tra)を含んでお
り、池方のヘルパープラスミドは摂動に重要な配列しo
b)を含んでいる。接合によってこれらのヘルパープラ
スミドがE、 coli株(1)に導入されると、そこ
に含まれている中間クローニングベクターが池の細菌株
へ転移することができる様になる。LraおよびIII
obヘルパープラスミドは、中間クローニングベクター
が持っている抗生物質illママ−(AI)”)トJ、
tMナルマーカー、Abr2およびAbr3をそれぞれ
持っている。従って、全てのプラスミドが存在するかど
うかを選択培地上でモニターすることができる。こうし
て摂動株(3)が得られる。この摂動株(3)を、第1
図の7クセプターTiプラスミドを含んでいるA、 L
utoefaciells株(4)と接合させ、中間ク
ローニングベクターの抗生物質耐性マーカーで選択する
。中間クローニングベクターはA grobac te
r i uIII中で複製できないので、受容アクセプ
ターTiプラスミドと相互組込み体を形成した場合にの
み、保持されることができ゛る。Agrobacter
ium中のこの相互組込み構造体(5)が、DNAを植
物細胞ゲノムに転移させるのに使用される最終的なハイ
ブリッドTiプラスミドである。 第6図は、第1図に示したものと同類のモデルアクセプ
ターTiプラスミド(タイプA)の組み立てを示してい
る。ここでは、Tiプラスミドと、このもとのT1プラ
スミドの一部と置ぎ換わるDNA配列を含んでいる別の
プラスミドとの間で、二重乗換え−が起る。より具体的
に述べると、小さい方のプラスミドはクローニング媒体
(3)の中にT−領域の境界配列(1,2)を含んでい
る。二重乗換えの結果、T領域の内部の1部分が除去さ
れ、代ってクローニング媒体で置き換えられる。得られ
たアクセプター′1゛iプラスミド(A)は、境界配列
(1,2)の間に含まれているDNAを植物細胞ゲノム
に転移させることができる。得られた、形質転換された
DNAは、Tiプラスミド(A)では腫脹の増殖を支配
している遺伝子が除去されているので腫瘍性のクラウン
ガル組織をつくらない。 Tiプラスミド(A)は、クローニング媒体(3)と相
同性を有するあらゆる中間クローニングベクター用の極
めて普遍的なアクセプターTiプラスミドである。この
クローニング媒体(3)は通常のプラスミドでよく、例
えばpBR322またはその誘導体などによって置き換
えることができる。 tjS7図は、中間クローニングベクターをU、、 c
o l i宿主細胞中で組みたてる工程を模式的に示し
たものである。制限エンドヌクレアーゼサイトR1に囲
まれた所望の遺伝子(5)および制限エンドヌクレアー
ゼサイ)R2で囲まれた選択し得るマーカー遺−伝子(
6)を、酵素R1およびR2の為のそれぞれ1つの制限
サイトを含んでいるクローニング媒体(3゛)に挿入す
る。3つの分子を全て制限酵素R1および/またはR2
で消化し、DNAリカ゛−ゼを用いてライゲーション(
結紮)して中■1クローニングベクターを形成させる。 このクローニング媒体(3゛)は、細菌遺伝子学の選択
マーカーとして使用する抗生物質耐性(Ab”)を暗号
化しているもう1つのDNA配列を含んでいなければな
らない。所望の遺伝子(5)はその天然のプロモーター
または第2図および第3図に概説した外米性プロモータ
ーの支配下にある。 第8図は本発明に係るアクセプターTiプラスミド(タ
イプB)のもう1つの具体的態様を組み立てるための模
式図である。この態様では、境界配列(1)および(2
)のすぐ外側のTi配列に相同の、それぞれDNA配列
(9)および(10)を含んでいるクローニング媒体と
Tiプラスミドとの間で二重乗換えが起る。この二重乗
換えによって、境界配列(1)および(2)を含んでい
る′F−領域T全体が削除され、それがクローニング媒
体(3)で置き換えられる。Tiプラスミド(B)は、
境界配列(1)および(2)の間にクローンされた所望
の遺伝子を含有している中間クローニングベクターのた
めの7クセプターである(第9図参照)。 第9図は、第8図の7クセプターTiプラスミド(B)
に単一乗換えによって挿入される本発明の中間クローニ
ングベクターを例示している。これは、所望の遺伝子(
5)の両端に位置する境界配列(1)および(2)を含
んでいる。これはまた、2つのプラスミド間の相同的組
換えを可能にするため、アクセプターTiプラスミド(
B)中のクローニング媒体配列と少なくとも一部が相同
であるクローニング媒体配列(3゛)をも含んでいる。 第10図は、第8図のアクセプター1−iプラスミドお
よびそれに対応する第9図の中間クローニングベクター
か呟本発明のハイブリッドTiプラスミドベクターの組
み立てを示す模式図である。 単一ゑ換えによって第9図の中間クローニングベクター
が第8図のアクセプターTiプラスミド(B)に導入さ
れる。 第11図〜第20図は本発明をより具体的に例示するも
のである。 第11図は、5.2kb Hind III 7ラグメ
ントAc8BのI)BR322への挿入を示している(
Z ambrysk i ら、5cience 20
9(1980)。 1385−1391)。この7ラグメント AcgBは
ツバリン1゛iプラスミドの左右の境界領域を含んでい
る。このクローンpACgBは、第6図に示した1−A
−タイプ]の7クセプタープラスミド、pGV3850
の組み立てに使用される。野生型Tiプラスミドの左右
の境界領域を含んでいるこのクローンされた制限7ラグ
メントを使って、クローンpAc8Bと類似のクローン
を得ることができることは、当業者には容易に理解され
るはずである。 第12図はツバリンTiプラスミド1)G V 383
9のT−領域を示している。l−1ind III制限
エンドヌクレアーゼサイトは(1−1)で示しである。 変異したHind III 7ラグメント1つは(19
”)で示しである。カナマイシンまたはネオマイシン耐
性を付与するアセチルホスホトランスフェラーゼ遺伝子
はaplで表わし、これは黒くぬりつぶしtこ部分に存
在している。T領域の境界は矢印で示しである。ツバリ
ンシンターゼ(synLbase)遺伝子は110Sで
表わした。数値は、Depickerら(1〕Iasm
id、3(1980)、193−211)の方法による
制限7ラグメントの大きさを表わしている。Tiプラス
ミド1)GV3838は、実施例1およびそこに挙げt
こ2つの文献に従って組み立てることができ第13図は
、アクセプターTiプラスミドpGV3850の組み立
てを示している。プラスミドpBR322−pAcgB
(第11図)は、線状化した形で描いである。pBR
322の配列は斜線を入れた領域で示し、pBR322
のアンピシリン耐性遺伝子はAIで示した。第12図に
示したpGV3839のT−領域の一部がここに描かれ
ている: pAcgB との相同的組換えに関与するH
ind III 7ラグメント(1o)および(23)
およびapt遺伝子が含まれている。二重乗換えによっ
てpGV3850および失われたapt遺伝子を含むも
う1つのレプリコンが組み立てられる。 第14図は、実施例2に詳細に記載した中間クローニン
グベクターpGV700の組み立てを模式的に示したも
のである。制限エンドヌクレアーゼサイトを示すのに以
下の略号を用いた: B=BamHI 、 Bg =B
gl II 、E=EcoRI %H=Hind II
I 、5=Sal I、 Si=Sma1.抗生物質i
l性を示すのに以下の略号を用いた: Ap=アンピシ
リン、C+n=クロラムフェニコール、SI。 =ストレプトマイシン、Tc=テトラサイクリン。 TL−DNAで示した図の下部の数値は、この領域のR
NA転写体を示している(W i I l+n i t
zerら、EMBOJ、1(1982)、 139−
146)。 第15図は中間クローニングベクターpGV750の構
造を示している。その組み立ては実施例2に記載した。 制限エンドヌクレアーゼサイトは、キロ塩基対(kb)
の数で表わしたその相対的位置で示した。Pst I
サイトは示していないがKInR/N’mR領域に3
つ、cbR遺伝子に1つ存在する。 左右の境界領域も示しである。I)GV750の組み立
てに使用されたBgI II/ B’a+nHIサイト
およびHpa I / SIna Iサイトが示されて
いるが、これはpGV750 には存在しない。影をつ
けた領域はTL−DNAに、黒い領域はKinR/Nm
R領域に、白ぬぎ部分は隣接するTiプラスミド配列に
、そして線はクローニング媒体pBR325にそれぞれ
相当する。その他の略号は以下の意味を有する: 0c
s−オクトビンシンターゼ、CanR=クロラムフェニ
コール耐性、CI)R=カルベニシリン(アンピシリン
類似体)耐性、Ku+ ”/ N+oR=カナマイシン
耐性/ネオマイシン耐性。 第16図は実施例3・に詳細に記載した中間ベクター1
+GV745の組み立てを示している。 +1(−;
V745は、第8図に示した「Bタイプ」アクセプター
プラスミド、pGV2260の組み立てに使用される。 制限エンドヌクレアーゼサイトは以下の略号で示した:
B=BamHI、 H=Hind Ill、R=IEc
oR1゜アンピシリン耐性遺伝rはA 1+”で示した
。斜線を施した領域はオクトピン′l゛1プラスミドの
i’ −D N A領域の左側と相同のf) N Aを
、白ぬき領域はオクトピン′riプラスミドの′I゛−
l) N A領域の右側と相同のD N Aを示してい
る。 出発物質であるプラスミドpにV(12HJおよびp(
、; V l) 12 +)についての物理的位置およ
び記述は、l’)e VosらのPlasmid’6(
1981)、249−253にみられる。 第17図はアクセプタープラスミドpG V 2260
の組み立てを示している。pGV221? 中の欠損置
換が、ネオマイシンとカナマイシンに対する耐性を付与
するアセチルホスホトランスフェラーゼ遺伝子(apt
で表わしである)を含んでいる黒色部分で示しである。 中間ベクターμG’v 745(第16図参照)は線状
化して描いである。これは第16図に示した1フGV7
45のHind IIIサイトで開裂したものである。 pBR322の配列は斜線を施した部分で示し、アンピ
シリン耐性遺伝子はAplで示しである。二重乗換えに
よって、pGV 2260が組み立てられ、apl遺伝
子が失われる。制限エンドヌクレアーゼサイトは以下の
略号で示した: B = Ba+nHI、H=ト1in
d III、R=EcoRI。 第18図は、ツバリンシンターゼ遺伝子(口os)のプ
ロモーターの下流の遺伝子を発現するためのプラスミド
pL(+ ’v 2331の組み立てを示している。5
゛および3゛はそれぞれ転写開始と転写終了を意味し、
ATGおよびT’AAは翻訳開始および翻訳終了に使わ
れるコドンを表わしている。 太線は+108プロモーター領域、白ぬ5部分は+10
3暗号領域を示している。A、Rはアンピシリン耐性、
K+o1(はカナマイシン耐性を示している。 第19図は、完全なオクトピンシンターゼ(ocs)暗
号配列を含んでいるプラスミドpA G V 1 (、
’)の組み立て、およびプラスミド1)LGV2381
(第18図参照)中1103プロモーターの後部へのそ
の挿入を示している。太線はプロモーター領域、白ぬき
部分はocs暗号領域を示している。その他の記号は第
18図と同じである。 第20図は、ノパリンシンターセ゛(nos) li(
元手のプロモーター領域の周囲のヌクレオチド配列およ
びオクトピンシンターゼ遺伝子暗号領域と融合した後の
同じ領域の周囲のヌクレオチド配列を示している。融合
点は星印(*)で示した。いくつかの制限エンドヌクレ
アーゼサイト、即ち、B am )−11、Hind
III 、および5acll も示しである。 5゛および3゛は転写開始および終了を意味する。 A′rGは翻訳に使われる最初のコドン、TAAは翻訳
に使われる終了コドンを表わしている。白ぬきの大きい
矢印はツバリン遺伝子の暗号化領域、縞の入った矢印は
オクトピン遺伝子を表わしている。 以下に本発明の詳細な説明する。 第1図にアクセプター′1′1プラスミドを簡単に図式
化して示した。このアクセプターTiプラスミドは、野
生型腫瘍誘起(T i )プラスミドの2つの境界配列
(1,2)または領域を含んでいる。この境界配列は、
Tiプラスミドの1゛−領域を植物 ゛細胞ゲノム
ヘ組込むのに必須である。換言すれば、あらゆるD N
A配列(3)または1゛−領域を、これらの配列11
]iこ存在している植物細胞ゲノムに組込むのにこの境
界配列が絶対に必要である。 このアクセプターTiプラスミドのI) N A配列(
3)には、第2図および第3図に示した中間クローニン
グベクターのDNA配列(3゛)の少なくとも1部と相
同のDNAセグメントが含まれている。 この相同性は、中間クローニングベクターとアクセプタ
ーTiプラスミドが単一乗換え(相同性組換え)によっ
て相互組込みするのに必要である。 相互組込み体の得られる頻度は、基本的には相同領域の
長さできまる。相同性組換えを高頻度で起すには、通常
1−4kl)の領域が使われる(Lecq++a++S
呟J、 Mol、 Appl、 Genet、1 (,
1981)。 149−164)。 アクセプターTiプラスミドは更に、AHroba−c
l、eriumによってTiプラスミドのT−領域が植
物細胞ゲノムへ移動するのに必要な配列(4)を含んで
いる。 この様なアクセプターTiプラスミドの組みVておよび
第2図および第3図に示した中間クローニングベクター
とのその相互組込みについて、第4図を参照しながら以
下に詳述する。 第2図および第3図に、発現しようとする、即ち、植物
細胞中でプロモーターの支配下に転写され、翻訳される
所望の原核性または真核性遺伝子をクローンするための
中間クローニングベクターを簡略化した図で示した。こ
れらの中間クローニングベクターは、アクセプター′1
゛iプラスミ、ドの1’) N Aセグメント(3)の
少なくとも一部と相同であり、従って単一乗換えを可能
にするI) N A配列を含んでいるクローニング媒体
からのD N Aセグメン)(3’)を含んでいる。さ
らに、この中間クローニングベクターは、その天然のあ
るいは外米性のプロモーター配列を含む少なくとも1つ
の所望の遺伝子(5,7)を含んでいる。このプロモー
ター配列によって、挿入された遺伝子配列の発現が可能
である。所望の挿入遺伝子(群)の発現を調整するため
に、外米性のプロモーター配列(仕立て上げたプロモー
ター)を使うことも可能である。 調整の各種の例として、以下のものを挙げることができ
る:(i)組織に特異な発現、即ち、葉、根、茎、花な
ど、(ii)発現レベル、即ち、発現の強弱、(iiυ
誘導性発現、即ち、温度、尤または添加された化学的因
子による発現など。 中間クローニングベクター用の所望の遺伝子の例として
は、アミノ酸や糖類の様な生産物の合成をコントロール
して植物の栄養価や成長度を改良する遺伝情報を持った
DNA7ラグメントまたは配列、外部から病原物質に対
する保護、例えば病原生物またはストレスとなる環境因
子に対する耐性、をイ;1与する生産物の合成をコント
ロールする遺伝情報を持ったD N A 7ラグメン)
、1.tこは配列、;在伝子工学によって改良しようと
する植物の基本的な過程に情報を与える生産物の合成を
コントロールする遺伝情報を持ったI)NAフラグメン
トまたは配列など。 第2図および第3図は、選択可能なマーカー遺伝子(6
)を含んでいることもある中間クローニングベクターを
表わしている。選択Ill能なマーカー遺伝子としては
、例えば抗生物質または有毒な類似物質(例えばアミノ
酸′B縁体)を暗号化している遺伝子、受容宿主細胞の
欠損を補う遺伝子などが挙げられる。 第4図は、ハイブリッド1゛1プラスミドベクターの組
み立てに関与する構成を示しており、第5図は、そのハ
イブリッドTiプラスミドベクターを保持しているAB
robacteriu+nの分離に関与する実際の接合
二り程を表わしている。この工程は、中間クローニング
ベクターがE、coli中で組み立てられるので、この
中間クローニングベクターをABrol)acteri
un+中の7クセプタープラスミドに転移させるのに必
要である。 T−領域の一部が変更された配列で置換されている改良
Tiプラスミドを調製するのに用いられる既知の転移手
法は多数の工程からなっている。 通常、大抵のDNA組換え操作は、特別に設計されたク
ローニング媒体、例えは++BR322(Bolive
r 、 Gene 2 (1977)、75−93)中
で行なわれる。しかしこのクローニング媒体は、それ自
体Agrobacteriu+nに移動することかでき
ない。この問題は、既知の方法では次の様にして解決さ
れている: a) AFirobacteriu+++tl】でも
複製し得る別の広範囲宿主用クローニング媒体、例えば
m1ni−3aプラスミド(Leemans呟Gene
19(1982)。 361−364>でpBRクローニング媒体配列を置換
する。この繰作はE、coji中で行ない、中間クロー
ニングベクターが得られる。 b)所望のl) N Aを含有している中間クローニン
グベクターを保持したE、coli株と、Agroba
−cteriu+o中では複製でトないがそれ自体およ
び他のDNAのAgrobacteriumへの転移を
仲介することのできるヘルパープラスミドを保持した別
のE。 coli株との接合。 C)工程(1))で得られるE、coliとTiプラス
ミドを含んでいるA grobac Ler i um
の接合@′ルバープラスミドは失われる。 d) 中1111クローニングベクターは、独立しタ
レプリフンとしてA grobac ter i um
中で複製し、存在することがでとるので、工程(e)で
得られた接合1本は、中期クローニングベクターとTi
プラスミドとの相互組込み体を含んでいる細胞、または
中間クローニングベクターおよび相互組込みが起らなか
ったTiプラスミドを含んでいる別の細胞の混合物であ
る。相互組込み体だけを特異的に分離する為に、Tiプ
ラスミドのない別のAgrobact−erium株と
の接合をもう一度行なわなければならない。この転移は
、Tiプラスミド自体によって暗号化されている機能に
゛よって仲介される。この第2のAgrobacter
iu鎗株への中間クローニングベクターの転移は、Ti
プラスミドとの相互組込み体の形でのみ行なわれる。 e)所望の置換を行なった最終的な改良′旨プラスミド
を得るために、第2回目の乗換えが行なわれる (Le
etOans ら、J、Mo1. Appl、 に
enet。 1 (1981)、149−164)。 僅かにもう1つの既知の方法は、上記工程(d)におい
て、中間クローニングベクターと適合しない別のプラス
ミドをAgrof+acLeritunに導入すること
を除けば、上の方法と基本的に同じである。この場合、
独立したレブリフンのままでし)る中間クローニングベ
クターは全て失われるので、相互組込み(単一乗換え)
を選択することができる(MaLzke ら、 J、
Mo1. AI]I)l、 Genet、 1
(1981)、39−.49 )。 ここに本発明者らは、Agrobacteriu+nの
アクセプターTiプラスミドに中間クローニングベクタ
ーを導入する為の、新規な非常に簡素化された方法を提
供するものである。簡単に言えば、この方法は、多くの
通常使用されているクローニングプラスミド(例えばI
)BR322)を■Agrobac−1、eriumに
転移させるのに、E、 coliのヘルパープラスミド
が役立つということを見い出した事実に基づいている。 これらのプラスミドは、いづれもABrobacLer
iuIIl中では複製でとないので、アクセプターTi
プラスミドと相互組込みし得るものだけが保持されるこ
とになる。さらに、本発明者らは、Agrobacte
riu+n中のこの相互組込み体を、植物細胞への感染
の為の直接のベクター組成物として使用するのである。 この様にして、本発明者らは前記の工程(d)および(
e)を省略した。これによって、改良ハイブリッドTi
プラスミドを組み立てるのに要する時間が減少し、可能
な組み立てに柔軟性が増加し、かくして、植物細胞ゲノ
ムヘr)NAを転移させる為のベクターとしてこのアク
セプターTiプラスミドを使用でトる可能性が著しく高
まったのである。 即ち、第5図に概略を示した様に、アクセプターTi
プラスミドへの中間クローニングベクターの導入は2工
程で行なわれる。先づ、中間クローニングベクターを持
ったE、 coli株(1)を、この中間クローニング
ベクターのABrobacteriumへの摂動を促す
2つのプラスミドを持った別のE。 coli株(2)と接合させる。これらのヘルパープラ
スミドの代表的な、そして好ましい例は、+nol)機
能を含んだR64drdllおよびtra機能を含んだ
pGJ28である(Finneganら、Mo1. G
en。 GeneL、 185(1982)、344−351)
。中間クローニングベクターのクローニングIM (I
上のb o tnサイト(Warrenら、Natu
re274(1978)。 259−261.)が池の2つのプラスミドによって暗
号化されている機能体によって認識され、転移できる様
になる。全てのプラスミドは、その存在を検出するため
に抗生物質耐性マーカーを含んでいるのが好ましい。次
いで、得られたE、coli。 株、即ち3つのプラスミド全てを保持している摂動株(
3)を、中間クローニングベクターと相同の領域を持っ
たアクセプターTi7”ラスミドを保持しているAgr
obacteriu+0と接合させる。中間クローニン
グベクターと7クセプターTiプラスミドとの単一乗換
えが行なわれたかどうかは、中間クローニングベクター
の抗生物質耐性マーカーについての選択によって検出で
外る。 第6図は、第1図の7クセプター1’ iプラスミドの
組み立てに用いられたDNA分子を模式的に示したもの
である。本明細書では、このプラスミドを7クセプター
Tiプラスミド(タイプA)と呼び、池のアクセプター
Tiプラスミド(タイプB)と区別することにする(第
8図参照)。この組み立てには、′1゛i プラスミド
と、クローニング媒1本(3)中に境界配列(1)およ
び(2)を持っているもう1つのプラスミドと9間に二
重乗換えが起ることが必要である。図に示した様に、ク
ローニング媒体配列(3)は左側の境界配列(1)と右
側の境界配列(2)との財にある。このDNA鎖の正し
い極性を示すために、これを環」二に描くことがでおる
。 しかし、二重乗換えに使用される相同領域を示すために
は、この環を開裂させて図示した。これは理解を助ける
為のやリカとして重要であり、第8図に於けるアクセプ
ターTiプラスミド(B)の組み立てに於いても用いら
れている。即ち、もし境界配列(1)および(2)が、
単にクローニング媒体配列(3)−内に挿入されたのな
呟二重乗換えによって、T−領域が削除されてはいるが
この境界配列(1)および(2)の間のクローニング媒
体配列の−ないTiプラスミドが得られることになる。 第6−図に示した様に、二重乗換えによって、境界配列
(1)および(2)の間にもとの]゛−領領域持った環
状DNA分子が生成する。これはレプリコンではないの
で消失する運命にある。この二重乗換えが起ったかどう
かは〜、例えばゴミプラスミドのT−領域内に含まれる
抗生物質マーカーの欠落について選択したり、クローニ
ング媒体配列(3)内の抗生物質耐性マーカーについて
選択したりして、遺伝子学的に選択することができる。 第7図は、第2図および第3図の中間クローニングベク
ターの組み立てを示す模式図である。制限エンドヌクレ
アーゼサイトRIまたはR2でそれぞれ囲まれた所望の
遺伝子(5)および選択可能なマーカー遺伝子(6)が
、酵素R1およびR7の為の特異な制限サイトを含んで
いるクローニング媒体配列(3゛)に、これら全ての分
子の消化およびライプ−ジョンによって種本される。得
られた組換えDNA分子は、E、 coli宿主細胞を
形質転換するのに使用され、その形質転換体は、クロー
ニング媒体配列(3゛)の抗生物質耐性マーカー(Ab
”)で選択される。 第8図は本発明のもう1つの態様、即ちアクセプターT
iプラスミド(B)を組み立てるのに使用されるl)
N A分子の模式図である。この場合は、境界配列(1
)および(2)のすぐ外側に位置するDNA配列(9)
および(1(1)の刺にクローニング媒体配列(3)を
含んでいるプラスミドとTiプラスミドとの開で二重乗
換えが起る。乗換えに使用される相同領域を示す為に、
小さい方のプラスミドは開裂しである(第6図と同様)
。二重乗換えによる生成物は、アクセプター′1゛i
プラスミド(B)と、もとの′1゛1プラスミドからの
]゛−領領域よびDNA配列(2)、(10)、(9)
および(1)を含んでい遺伝子学的選択は第6図につい
て記載したものと同様にして行なうことがでトる。 第9図は、第8図のアクセプターTi プラスミドBと
組み合せて使用される中間クローニングベクターの模式
図である。ここでは、所望の遺伝子(5)は、クローニ
ング媒体配列(3゛)中に含まれている境界配列(1)
および(2)の間に挿入される。 第10図は、単一乗換により第9図の中間クローニング
ベクターかどの様にしてアクセプターTiプラスミド(
8)に挿入されるかを模式的に示している。この場合、
中間クローニングベクターのクローニング媒体配列(3
゛)の抗生物質耐性マーカーで選択すると、2つのプラ
スミドの間の相互組込みの結果としてのハイブリッドT
i プラスミドを確実に見つけることができる。こうし
て境界配列(1)および(2)内に含まれている所望の
遺伝子を持ったハイブリッドTiプラスミドが得られる
。この様にして組み立てられたハイブリッドプラスミド
は、その1゛−領域に、例えば第4図のハイブリッド゛
1゛1プラスミド中の配列(3)および(3゛)の様な
直接反復の配列を含有しておらず、従つ′ζ、分子内組
換えゐ結果として、/%4ブリ・ンドベクターまたは植
物細胞ゲノム中に導入されたINNAが不安定になる可
能性が避けられる。 本発明者らの研究室で行なった実験結果か呟第9図の中
間ベクターの血み立てには、境界配列1および2の両者
を所有する必要はなり・ことがわかった(未発表)。し
かし、所望のDNA配列を植物ゲノムに組込むには、少
なくとも右側の境界配列(2)(第1図および第9図参
照)を有することが必要十分条件である。 AgrobacteriumのT1プラスミド、例えば
7ノ々リンまたはオクトビンTiプラスミドの制限エン
ドヌクレアーゼ地図についての知見(Del)icke
rら、Plas+nid 3(1980)−193−?
’l’:De VO3ら、Plas+1lid 6(1
”984 )、249−523)およびT −1) N
A境界配列を含んでいる制限フラグメントについての
知見(Zaml+ryski呟J、Mol。 AI)ll’1. (、en(・L、lN982L36
1 37(,1;1)e Beuckeleerら、M
o1. Gel1. G、enet、Hf 3(198
1’)、283−288)か呟当業者であれば誰れでも
、本発明方法に従ってアクセプターTiプラスミドを組
み立てることができる。この池、通常の組換えDNA技
術および基礎的な細菌の遺伝子操作を実施できる能力が
要求されるに過ぎない。本発明は、ハイブリッドTiプ
ラスミドベクターを組み立てるのに有効であることがわ
かった本明細書に記載したアクセプターTiプラスミド
を具体的に提案している点でユニークなものである。更
に、これらのアクセプターTiプラスミドは、遺伝子を
植物細胞ゲノムへ導入するための方法の一部を構成する
様に設計されたものである。 既述したアクセプター′1゛iプラスミド、中間クロー
ニングベクター、ハイブリッドTiプラスミドベクター
およびベクター組成物を更に例示し、植物細胞ゲノムへ
組込まれた外来性遺伝子の発現を示す形質転換植物細胞
および植物を提供するのにこのベクター組成物が有効で
あることを例証するために、以下に実施例を挙げる。 実施例1 アクセプターTiプラスミドpGV3850
(Aタイプ)の組み立て 出発株およびプラスミド: ABrol)acLeri+na tu+nefaci
ens (野性型Agrol+a−cLerium由来
のり77ンピシン耐性株C58C1およびクロラムフェ
ニコール−エリスロマイシン耐性株C58C]) Ti プラスミド=pGV3839 第11図のプラスミド=ρAcgB 1゛iプラスミドpGV3839は7パリンプラスミド
pTi C58Lra 0(pGV31旧〕;1−1o
lstersら、 F’lasmid 3(198
0)、212−230)から組み立てる。これはT−領
域の中央近くに欠失置換突然変異体(ミュータント)を
含んでいる:即ち、Hind III 7ラグメント1
9の内部のS+nalフラグメント24 (Del)i
cker呟円asu+id 3 (1980)+
193.211)は、T。 5のapl(アセチルホスホトランスフェラーゼ)遺伝
子を含んでいる。pKC7のHind II 7ラグメ
ンIIRaoら、 Gene 7(1979,79−8
2)で置換されている。この遺伝子はアミノグリコシド
ネオマイシンおよびカナマイシンに対する耐性を暗号化
している。1)GV3839の1゛−領域の制限地図を
第12図に示す。 プラスミドpAclBは、T −、D N Aの境界部
だけを含んでいるpBR322中のAcgBの挿入体で
ある(第11図参照)。この境界部はT−DNAの末端
部として定義され、これらの領域は、1゛−DNAの植
物細胞ゲ7ムへの安定な組込みに役割を果たす。このク
ローンの起源および分析については詳しく記載されてい
る( 7. a+nbrysk i ら、5cien
ce209(1980)、1385−1391)。 このクローンは、形質転換されたタバコDNAからT
−D N Aの部分を再分離することにより得られた。 pAcgBは、TDNAの左右の境界を含む様に縦列に
並んだ2つのT −D N Aコピーの接合点を含んで
いる。更に、pAcgBは、その遺伝情報が右側T−D
NA境界のすぐ近くに位置しているという理由で7パリ
ンシンターゼ遺伝子を含んでいる。このプラスミドpA
cgBは、「タイプA」アクセプターTi プラスミド
、pGV385()の組み立てに使用される。第6図は
関与する構造の概略を、第13図はpGV38sOを与
える二重乗換えに関与するD N A領域をより正確に
示したものである。 上記のプラスミドpAcgBは、そのp B l’<
322部分にCo1E]−特異bomサイトを持ってお
り、ヘルパープラスミドR64drd 1.1およびp
GJ28を使ってE、coliからAgrobacLe
riumへ摂動することができる。E、 coliに含
まれているプラスミドR64drd 11およびIJG
J28は、接合により、pAcgBを持ったE、 co
li株に導入される。トランス接合体は、アンピシリン
耐性(pAcgBの1)BR322配列がら)、ストレ
プトマイシン耐性(R64drd 11から)、および
カナマイ沖耐性(pGJ28から)コロニーとして選択
“される。 3つのプラスミドの全てを保持しているE。 coli株を、1ノア7ンピシン耐性でありTiプラス
ミド、GV3839を含んでいるABrobacter
ium株C58C1に接合させる。ツバリン下ニブラス
ミドとの最初の単一乗換えを選択するのにpBR322
のアンピシリン耐性を利用する。アンピシリン耐性をA
grobacLerium中で安定させることができる
唯一の方法は、1゛−領域境界近くの相同領域の1つで
pGV3839と相同組換えにより乗換えをすることで
ある。池の相同領域での2回目の乗換えにより、apl
遺伝子(カナマイシン耐性)を含んでいる1)GV38
39の゛1゛−領域の中央部がクローンpAcgBのp
BR322配列で置換される。従って、第2の組換え体
はアンピシリン耐性、カナマイシン感受性である。第2
の岨換え体を分離する確率を高めるために、最初の組換
え体(pAcg’B ::l)G V 3839 )を
保持しているり77ンビシン耐性Agrol)acte
riumを、Tiプラスミドを持っていない第2のクロ
ラムフェニコール/エリスロマイシン耐性Agroba
cLerium株と接合させる。この様にして、約6(
)Oコロニー中、1コロニーの割合で、アンピシリン耐
性、カナマイシン感受性のクロラムフェニコール/エリ
エロマイシン耐性Agrobacterium I)G
V 3850を得ることができる。 勿論、pGV3850タ4プノアクセプ9 ’riT
iプラスミドみ立てるのに使用することかでトるその他
のTiプラスミドもある。T−領域の中央近くに選択し
得るマーカー遺伝子を持ったTiプラスミドは全て受容
体として使用できる。更1こ、左境界フラグメン)
pBR322−右境界フラグメントの方向に、左右の境
界7ラグメントの中間にpBR配列が位置する様に、p
BR322に゛r−領域境界フラグメントを挿入するこ
とによってpAc8B様のプラスミドを組み立てること
かできる。例えば、ツバリン゛1゛iプラスミドの左お
よび<i境界フラグメントはそれぞれHind Ill
フラグメント10および23である( Del+1ck
erら、PIash+id 3(] 980)、 19
3 211)。 単−乗換えによって、pBR322またはその誘導体に
挿入されている所望の遺伝子を含んだ中間クローニング
ベクターが+)(l V ’38 S Oの改良された
I’−1)NA領領域導入される。唯一つ必要なことは
、中間クローニングベクターのE、coliからAgr
obactcriu+nへの転移を選択する為の手段と
して使用する為に、導入されるDNAが、既にpBR3
22に存在するものの池にもう1つの耐性マーカー遺伝
子を含んでいるということである。 この耐性マーカーは、l]BR配列内に含まれていても
よく(例えばpBR325のCan”、または1)KO
2のKto ”) 、植物細胞内で試験されるDNノ\
内に含まれていてもよい。更に、アクセプターTiプラ
スミドpGV38sOにおけるl\1】R遺伝子pBR
322は、Kin’の様な別の耐性マーカー遺伝子で置
換してもよい。この様にして、A、、 f<であるl]
BR322含有中開クローニングベクターです呟このp
GV3850タイプのアクセプターTiプラスミドに直
接摂動することができる。 pGV3850タイプのアクセプターTiプラスミドの
もう1つの利点は、形質転換された植物細胞で腫瘍をつ
くらないということである。pGV38SOの短かくな
ったT −D N ’A領領域、依然としてツバリンシ
ンターゼを暗号化している遺伝子を含んでいるので、l
)G V 385 、t’)で形質転換された細胞は、
ツバリンが存在するかどうかを分析することにより、非
形質転換細胞から簡単に選り分けることができる。勿論
、アクセプターTiプラスミドpGV 38.50f二
組込まれた中間クローニングベクターがマーカー遺伝子
を含んでいた呟それも直接スクリーニング、即ち選別に
かけることがで外る。 pBR322配列を含ん戸上記の中間クローニングベク
ターの単一乗換えによるアクセプター11プラスミドへ
の挿入のほか、このアクセプター11プラスミドは、1
−ショットガン4タイプの実験に於いて、pBR322
またはその誘導体中のクローンされたI) N Aバン
クの受容体としても使用することがでトる。Agrob
acteriuu+中の全ての71イブリツドプラスミ
ドベクターは、植物細胞の感染に使用することかで忽、
次いで所望の選択可能な遺伝子(群)の発現についてス
クリーニングされる。 例えば、選ばれたアミノ酸が欠乏している植物細胞に全
バンクを適用することにより、アミノ酸合成を暗号化し
ている遺伝子について葡単に選別することができる。 アクセプターTiプラスミドpGV3850は、2つの
特徴的な表現形質を持っている:即ち、(i)腫瘍生成
能力がないこと、および(ii)もしT−D N Aが
植物細胞ゲノム内に転移したら、ツバリン合成能を有す
ること、である。pGV 3850含有ABrobac
Leriutoで感染させた各種の植物組織のこれらの
特徴を調べるために、種々の実験を行なった・ a) ジャカ゛イモおよびニンジンテ゛イスクを片jす
)た試験 ジャガイモおよびニンジンの切片にアクセプターTiプ
ラスミドp(:;V3850を接種すると、少量の硬結
組織が生成する。この組織にツバリンが存在するかどう
かを試験した所、陽性であることがわかった。この突然
変異体が少量の硬結組織を生産し得ることは興味あるこ
とである。しかし、それは、これらのディスクを低濃度
のオーキシンおよびサイトキニンの両者を含んでいる培
地で生育させた時だけ得られる。 b)全植物をアクセプターTiプラスミドpGV 38
50で接種 ホルモンを含よない滅菌寒天培地で生育しているタバコ
およびペチュニアの苗木にpG V 3850を接種す
る。数カ月後に少量の組織成長か観察されただけである
(通常、2週問後に1野生型」腫瘍が検出される)。こ
の組織はホルモンを含まない培地では生育しないが、オ
ーキシンおよびサイトキニン含有培地での滅菌組織培養
では、さらに増殖することができる。このMl織もツバ
リン陽性であることがわかった。 C)さらに、pGV 3850F形質転換」細胞は腫瘍
性ではないので、これらの細胞は、伝移したD N A
セグメントをそのゲノムに依然として保持している正常
な植物に再生することができる。この形質転換細胞を通
常の再生培地(実施例5を参照)で培養すると、正常植
物が得られよう。 +1c; V 34f 50の、アクセプタープラス
ミドとしての有用性を証明する為に、以下の実験を行な
った。pBR325中にオクトピンT−DNAの腫瘍機
能を含んでいる中間クローニングベクターを、pGV3
850を保持しているAgrobacLeriu+nに
組み込んだ。単一乗換えによって得られたAgro−b
acterium中のハイブリッドTi プラスミドを
、傷つけたタバコ植物に接種した。2週間後に腫瘍組織
があられれた。このことは、腫瘍誘導DNAがpGV3
850に再導入され、形質転換植物細胞中で適切に発現
されたことを示している。 大施仰文 中間クローニングベクターpGV700およ
びpG\X750の組み立て この組み立ての概略を第14図に模式的に示した。オク
トピン′1゛iプラスミドB6S3のrL−DNAの右
側部分であり、−〜’ 0201 (DeVosら、
Plasmid 6(1981)、249−253)
中に存在するHind Ill 7ラグメント1を、ま
ず、広範囲宿主性ベクターpGV ] 122 (Le
en+ans呟GeI+e 19(19B 2)、 3
.61−364)のHind IIIサイトに挿入する
。組換えプラスミドpGV l) 201は、多コピー
ベクターpBR322(Bolivarらt Gen
e 2(1977)+ 95−113)の特異なl−
1i++d IIIサイトに挿入されたHi++d I
II 7ラグメント1を含んでいる。l)’C;\′(
1201およびI)GV ] 122 DNAは、Bc
tl−acl+らが記載している方法で調製される(F
ed。 Proc、35(1976)、2037−2043)。 最終量20μC中、l)G V 020’l D N
A 2μgを、Hind III 2単位(全ての制限
酵素はl’3 oel+ −rinBer Maonl
+ei+nから購入した)を用いて、3°7゛Cで・1
時間完全に消化した。インキュベーション緩衝液はO’
F”arrel l らにより記載されている(Mo
l、 Gen、 GeoeL ’1 7 9(19
80)、42 1 −435)。同シ条件下テpGV
1122 DNA 2μsをHind IIIで完全に
消化した。 最終量2()μρ中、′F4リカ゛−ゼ(Boel+r
in8erMannl+eim ) (’、1.02単
位を用い、0.1μgの14ind Ill ’を
肖化 1)C;VO201をHind Ill ?
肖化pGV1]22とライプ−ジョン(結紮)した。イ
ンキュベーション緩衝液および条件は、製造業者の指示
に従った( Brocbure″’T4リカ゛−ゼ゛、
Boel+ringer Mannt+eimy 1
980年8月、#1o。 M、880.486 )。ライゲーション混合物の−+ フンピテントE、coli K 514 hsr h
sm 細胞(Colsonら、GeneLics52
(1965)、1043−1050)への導入(形質転
換)は、DagertおよびEhrlich (1)方
法(Gene 6(1980)、23−28)に従って
行なった。細胞を、ストレプトマイシン(20μg/+
ol)および又ペクチ/マイシン(50μg/ml)を
補足したLB培地(Miller。 ExperimenLs in Mo1ecula
r Genetics (] 972 )* C
o1d 5prinB Harbor Laborat
ory+ Ne1uYork)に塗抹した。組換えプラ
スミドを含有している形質転換体を、テトラサイクリン
耐性を暗号化している遺伝子への挿入によるその不活性
化(Leemaosら、Gene 19(1,982)
、 361−364)に基づき、テトラサイクリン感
受性(1()μg/+ll1)でスクリーニング(選り
分はルだ。ストレプトマイシンおよびスペクチノマイシ
ン1こ而(性を示し、テトラサイクリンに感受性を有す
るクロ−ンを物理的に同定した。マイクロスケールのD
NA調製はKleinらの方法(P lasmid 3
(1980’)、88 91)に従って実施した。p
G1122の)find IIIサイト中のHind
III 7ラグメント1の配向は、Sat 1消化によ
って決定した。組換えプラスミドを消化しく0 ’ F
arrel l らの条件、Mol、 Gen、 G
enet、 1’79(1980)、 421−43
5)、アガロースデル電気泳動にかけると2個の7ラグ
メントが得られた。a−配向には0.77kbおよび2
2.76kbの7ラグメント、β−配向には、10.3
3kbおよび13.20kl)の7ラグメン)があった
。α−配向の組換えプラスミドをその後のクローニング
に使用し、これを1)にV1168と名イ;jけた。 TL−DNAの左側部分(左の境界配列を含んでいる)
を含有しているBgI ll−8al’l 7ラグメン
トをBgl ll−8al rで開裂したpGV116
8に導入する。この7ラグメントは、ベクターpBR3
22に挿入i’レタ、pTiB6S3 の’r領領域ら
の、Ban+H4フラグメント8を含んでいる組換えプ
ラスミドpGV0153 (De Vosら、Pla
smid(1981)、 249−253)から得ら
iる。pGVO153#、l:びpGVl 1681)
NAはBetlaqhらの方法で調製する( t17e
d、 Proc。 35(1976)、2037−21)43)、1)GV
O153DNA10μ8を10単位のBgl IIおよ
・び10単位の5allを用い、最終量100μ5C中
37℃で1時間、完全に消化した。消化混合物をプレバ
ラティ10.8%アガロースデル上、A11inBto
nらの方法(Anal、 Biocbim、 i35
(1978)、188−196)で電気溶出し、ゲルか
ら2゜14kb Bl′FiII Sal 11フラ
グメン)・を回収した。■+GV1168DNA 2μ
8を2単位のB811Iおよび2単位のSat、 Iで
完全に消化した。最終量20μ!中、T4DNAリガー
ゼ0.02単位を用いてBBI ll−8al Iフラ
グメントDNA0.1μgを0.02μgのBgl I
II 5all消化pGV1168とライゲーション
した。このライゲーション混合物をコンピテントE、
coliK514hsr−bs−細胞(Dagertお
よびErl山c11゜Gene 6(1980)、23
−28)に導入した。細胞をストレプトマイシン(20
μg/+nl)およびスペクチノマイシン(50μ87
m l )を補足したLB培地(Miller、 Ex
periments in Mo1ecularGen
etics (19? 2 )+ Co1d
Spring HarborLoboratory、
Neull、 YorK)に塗抹した。 ストレプトマイシン−およびスペクチノマイシンー耐性
形質転換体から、マイクロスケールDNAプレバレージ
ョン(Klein呟P las+nid 3 (198
0)、l−91)を行なった。2.14kl〕BBI
ll−8al 17ラグメントがBgl II Sa
l l消化pGV 1168に挿入されている組換えプ
ラスミドを13ビl1l−8alt消化により同定した
。 この消化で2.14kbおよび21.82kbのンつの
7ラグメントが1υられた。これらの分子量(2,14
kl)および21..82kl+)に相当する消化パタ
ーンを持ったプラスミドをpGV3171と名利け、さ
ら(こクローンするの1こ用いた。pGV1 ] ’7
1 h・らの12.65kb 77グメン11i、左右
の’rL−D N A境界配列(De Beuckel
eerら、in Pro−ceedinBs Ivt
h International Confere
nce onPlant Patl+ogenic B
acteria、 M、Ride’(ed。 )(1978)、 1. N、 R,A、 、Angr
cs、115−126)および腫瘍性の増殖を可能にす
る遺伝子(Leen+ansら、EMBOJ、(198
2)、1.47−152)を含んでいる。このI−1i
夏+dlll フラグメントをプラスミドI)BR32
5に挿入した(Bolivar+ Gene4(] 9
78)、121−136)。 1)GV1171およびpBR325はBe1lacl
+らの方法で調製した(Fed、 Proc、35(1
976)。 2037−21343)。それぞれのD N A’ 2
μgを2単位のHind IIIを用い、37°Cで1
時間完全に消化した(インキュベーション緩衝液はO゛
Farrellらにより記載されている(Mo1.Ge
o。 GeneL、179(1980)t 42]−435
))。 0.1μ8のHind III消化したpGV 117
1を、Hindlllで線状化した0、05μBの1)
BR32Sと、T4DNAリガーゼ0.02単位を用い
てライゲーションした。ライゲーション混合物によるコ
ンピテントE、 coli K514 bsr bs
+I++の形質転換はDaBerLおよびEbrlic
hの方法で行なった(Gene 6(19’80 )、
2 ’3−28’)。細胞を、カルベニシリン(10
0μg/l111)を補足したLB培地(Miller
、 Experi+nents in Mo1ecul
arGeneLics (19? 2)、Co1d
S1+riB l−1arbor]、aborato
ryw New York)に塗抹した。カルベニシリ
ン耐性コロニーを、テトラサイクリン耐性を1晴号化し
ている遺伝子に挿入することによるその不活性化に基づ
ト、テトラサイクリン(10μ8/n11)感受性でス
クリーニングした( Bolivar、 Gene 4
(1り°ン8)、121−136)。カルベニシリン
耐性、テトラサイクリン感受性のコロニーを、そのコロ
ニーから調製したDNAの制限酵素消化により、マイク
ロスケール技法(Kleinら9 Plasmid3(
1980)、88−91 )によって物理的に特性化し
た。即ち、Ba+nHI消化により、・1つのl)N
A 7ラグメントが得られる:a配向の場合は0゜98
kb、’ 4.71kb、 5.98kbおよび7.
02kbの7ラグメントが得られ、β配向の場合は0.
98kb、4.?1kb、1.71’kbおよび11.
20kbの7ラグメントが得られる。こうして得られた
a配向の組換えプラスミドはpG’v 70j)と名付
けられ、更にその後の実験に用いられた。 pGV750は、pG V 701)に挿入されたTL
−領域の内部の腫瘍に必須の機能を暗号化している3、
49kb B’BI II−8ma l 7ラグメン
トをカナマイシン耐性を暗号化している2、81kl)
Ba+++HI Hpa I 7ラグメントで置換
することにより、1)GV700から誘導される。カナ
マイシン耐性を暗号化しているBa+nHI Hpa
I 7ラグメントはλ:: i” n 5 (B e
ra呟Proc、 NaLl、Acad、Sc’+、L
ISA’?2(1975)、3628 3632 )か
ら得られる。λ::Tn5の調製は Millerによ
り記載されている( Experi+oenj、s i
nMolecular Genetics(]9 ’7
2 )、Co1d Sl)CingHarl)or L
aboratory+ Nciu York)、 pG
〜’700DNAはBetlachらの方法で調製する
( Fed、F’roc、35(1976)、2037
−2943)。1)GV700DN八2us&2単位ノ
BBI I オ及び2単位の5hoal で完全
に消化した。λ::Tn5L)NA2μgを2単位のB
amH’I および2単位の1−1 pa Iで完全
に消化した。1μgのBa5al−II Hpal消
化λ::i’篩を、最終量10μで中、T4’DNAす
〃−ゼ0.5単位を用いて、0.2μgのBglII
5hoal消化pGV700とライゲーションした(
t!!遺業者の指示する条件に従った)。このライゲー
ション混合物をコンビテン)E、coli K514−
十 bsr l+s+++ 細胞(1)agerLおよ
びErblicl+、 Gene6(] 981’))
、23−28)に導入した。細胞を、カルベニシリン(
100μB/m l )およびカナマイシン(25μ8
/1el)を補足したLB培地(Miller。 1尤xperiments in Mo1ecular
GeneLics (1972)。 Co1d 5priB )lay市or Lal
+oraLory、Neu+ York)−にに塗抹
した。マイクロスケール技法(Kleinら。 Plas+n1d3(1980)88 91)に従って
調製したl) N Aの制限酵素分析により、CbRお
よびKm”コロニーを物理的に特性化した。この1)N
AをBal If/ Ba5al旧で二重消化すると、
3.94kb、s、5qkbおよび8.09kl+の3
つの7ラグメントが、1lind IIIで消化すると
2.68kb、5.99kbおよび9.25kbの3つ
の7ラグメントが得られる。この消化パターンを示すプ
ラスミドをpG■750と名付け、第17図に模式的に
示した。 pGV700とpGV7501i、オフ) ビン’ri
プラスミドpTiB6s3のTL−DNAの左右の境界
配列を含む、2つの相異なる中間クローニングベクター
である。更に、これら2つのプラスミドではT−領域内
の削除の程度が異なっている。 pGV700は、オクトピンシンターゼ(トランスクリ
プト3)およびその他3つの生成物、即ち4.6aおよ
び6b (T−領域の生成物についてはWill+oi
tzer ら、ENBOJ、] (1982)。 139−146参照)のための遺伝情報を持った縮小T
−領領域含んでいる。この3つの生成物(4,6aおよ
び6b)の組み合せが形質転換された植物の新芽形成を
促す。pGV750はもっと小さい]゛−領領域即ちオ
クトピンシンターゼ遺伝子だけを含んでいる。生成物4
,6aおよび61)の為の情報は、カナマイシン(ネオ
マイシン)耐性を暗号化して゛いる抗生物質耐性マーカ
ー遺伝子によりて置換されてしまっている。 pci V 7 (,10およびpG V ’750は
、Bタイプのアクセプター′旨プラスミド(第8図およ
び後記実施例3参照)と共に使用し得る中間クローニン
グベクターのイ列で゛ある。、これらのベクター(土、
それらがll1j望の遺伝子を含んでいないことを除け
ば、第5j図に示したものと部分的に類似している。 これらのベクターは、その改良′1゛−領域内にクロー
ンする為の1個の制限エンドヌクレアーゼサイトを含ん
でいるので、所望の遺伝子を簡単にそれらのベクターに
挿入することができる(第1・′[図および第15図参
照)。 実施例3 アクセプター′Fiプラスミド1)(ハ・”
2261.1 (タイプB)の組み立て出発株およびプ
ラスミド: A8robac1.eri+n++ Lu+nefac
iens (野生型ABroba−cLerIua+か
ら誘導される、リファンピシン耐性株C58C1および
エリスロマイシン−クロラムフェニコール耐性株C58
C1) Ti プラスミド=pGV221? 中間ベクター(第16図)= I)GV 745Tiプ
ラスミドpGV2217の組み立てについては詳細に記
載されている( Lee+++ansら、EMBOJ、
[1982)、147−152)。 これは、オクトピン′1゛1プラスミドの全′1゛L−
領域の欠失置換突然変異体を含んでいる:即ち、Bam
HIフラグメント8.3()b、28.17aおよびB
amHIフラグメント2の左の3.76kbBamHI
−EcoRlフラグメント (Ice Vosら。 Plasmid 6(1931)、 2 □1.9−
2 ’、> 3)か゛、T n 5 のapl (アセ
チルホスホトランスフェラーゼ)遺伝子を含んでいるp
KC7のEcoRI−13amHI 7ラグメント(R
ao & Rovers、 Gene7(1’:) 7
9)+79 82)で′置き換えられている。 この遺伝子はアミノグリフシト、ネオマイシンおよびカ
ナマイシンに対する耐性を暗号化している。 中間ベクターpGV?45の組み立てを第16図に模式
的に示した。これについて以下に詳述する。組換えプラ
スミドpGV713を、α配向でHind IIIフラ
グメント14.18c、22eおよび38cを含む、オ
クトピンTiプラスミドサブクローンl)G V 02
1 ’、3 (De Vosら、 P las+n1d
6(1981)、 249−2s3)から誘導した。 11c;VO219DNAをBamHIで完全に消化し
、次いで自己結紮(セルフライプ−ジョン)に有利な条
件下でライプ−ジョンした(ライゲージaン混合物中の
D N Aの最終濃度く1μs D N A /+nl
’)。 アンピシリン耐性で形質転換体を選別し、制限酵素によ
る消化で物理的に特性化した。こうしてpct V (
、> 21.9に存在する6、5kl〕Ba+nj刊フ
ラグメントをもはや含んでいないクローンを分離し、こ
れを 1lGV713と名(;Iけ、その後のクローニ
ングに使用した(以下の記載参照)。Bam)−117
ラグメント2を含んでいる I)に\;o12o<I)
eVosら+ F’las+11id 、6(198
1)、 249−253)から組換えプラスミ°ド
l)G V 738を誘導した。1)(八゛(月201
) N AをEcoRIで消化し、p(iV“713の
場合と同様にして自己結紮させた。 形質転換体をアンピシリン耐性によって選別上制限酵素
消化により分析した。EcoR17ラグメント20.1
2およびEcoR17ラグメント198の一部とI)B
R322の一部を含んでいる2゜95kb EcoRI
7ラグメントが全て除去されたりa−ンをpGV73
8と名付け、更にその後のクローニングに利用した。こ
のプラスミドは、依然としてBa+nHI 7ラグメン
ト2の右側部分からの5.65 kb EcoRI −
Ba5ol(lフラグメントを含んでいる(De〜’o
sら、 Plas+nid 6(] 98 ])。 249−253)。 次いでpciV 713 DNAを1−find II
IおよびBan+HIで消化し、消化物をプレパラティ
ブアガロースゲルにかけた。電気泳動の後、pG V
’713内に含まれている2、30kl+ Hind
lll−Ba+++HIフラグメントを電気溶出で純化
した(Alli118Lon呟Anal、 Biocb
em、 85(1975)、 188−196)。この
フラグメントをl−1ind IIIおよびBamHI
で完全に消化した1)に\1738とライゲーションし
た。形質転換後、アンピシリン耐性コロニーを、制限酵
素消化により物理的に特性化する。例えは、EcoRI
−Ba+nHI消化により、それぞれ3. L:)
8kb (=ベクタ一部分)と7J5kb(=挿入部分
)の2つの7ラグメントが得られるはずである。この特
性を持った組換えプラスミドは1)CI V 745と
命名され、アクセプターTiプラスミド匹:\・“22
6 +)を組み立てるための申開ベクターとして使用さ
れた。 7’?スミH++GV7451i pBR322部9に
Co11EJ特異的IJO+nサイトを持ってお1)、
実施例1に記載した様に(アクセプター′1゛1プラス
ミド1)に\’ :(85(,1の組み立てについて)
、ヘルパープラスミド゛RG 4 drd ] 4およ
びp(+ J 28を使ッてE、coliからAHro
l+acLeriu+nへ摂動さぜることがでbる。 1)に\′745を、す7アンピシン耐性であり′1′
iプラスミド1)に\’2217を含んでいるABro
ba−c 1.e r i LI Ill抹C53C]
に摂動させた。最初の乗り換えは、実施例1 (アクセ
プター′]゛iプラスミドpGV 385t3の組み立
て)に記載した方法と同じ方法で、pBR322のアン
ピシリン耐性を使って選択した。2回目の乗り換えによ
り、 1+GV2217に存在する欠失置換突然変異体
がプラスミドpGV’745の1)BR322配列によ
って置換サレル。pGV 745ノIIGV 2217
トノ4tJ互組込みの結果得られるアンピシリン耐性
トランス接合体を、カナマイシン耐性の欠落により直接
選別することにより第2の組換え体を得た。この様にし
て、pGV2260(アンピシリン耐性、カナマイシン
感受性)・を含んでいるリファンピシンA groba
c Ler i +u++株C58C1を得た。 コノT+ フッスミ)’ I)C; V 2261)1
.t、I)G■700−または1フC呵’=”75 り
一タイプの申開クローニングベクター用のアクセプター
プラスミド′(Bタイプ)として1史用されるもので゛
あlる。これらは、(1)アンピシリン耐′l/1.遺
伝子、複製起源および1]BR322のbomサイトを
持ったDNAフラグメント、(ii)TL DNAの
左右の境界配列および、中間りa−ユングベクターのE
、coliがらAgrobacteriumへの転移並
びにそ<7)7クセプターTiプラスミl’pGV22
60への相互組込みを遺伝学的に選別し得る、I)BR
322に既に存在している耐性マーカーとは別の、もう
1つの耐性マーカーを含んでいるD N A 7ラグメ
ント、で構成されている。 例えば、本発明者らは、pGV2260とpGV700
との間の相互組込み体を持っているABro−bacj
eriun+は、所望のDN、A配列(T−DNA境界
の開に含まれている)を植物細胞ゲノムヘ転移させ得る
ことを立証した。この形質転換された植物細胞は、もし
l)G’700が3つの生産物のための遺伝情報(4,
6a、6b ; Will+n1tzer呟EMBOJ
、 1(1982)、139−146)を含んでいる場
合は、期待される表現形質、即ち新芽を生じる腫脹を示
す。をの緑に、本発明者らは、Bタイプのアクセプター
Tiプラスミドは、第9図に示し、更に実施例2に記載
したタイプの申開りa−ユングベクターとの相互組込み
体として使用すると、D N Aを植物細胞に転移させ
ることができることを証明した。 大箱−11f14 植物に発現させようとする遺伝子
を含んだ中間りV−ユングベクターの組み立て本発明が
完成されるまで、′1゛Iプラスミドの1゛−領域内の
、多かれ少ながれでたらめな位置に全遺伝子を挿入して
も、その外米性の配列が植物ゲノムへ転移した後発現さ
れるということはなかった。本発明方法に従えば、所望
の外米性遺伝子(群)の暗号領域を、植物細胞中で機能
することが知られている転写開始および終了信号に連結
することができる。この方法の有用性は、ツバリンシン
ターゼ遺伝子を暗号化しているDNA配列が関与する、
本発明の実験によって例証される。この遺伝子の全配列
および正確な転写開始および終了は既知である(Dep
−ickerらJ 、 Mol、 Apl+l、 Ge
neL、1(1982)、561−574 )。本発明
によれば外来性遺伝子の蛋白質ui号化領域はllOs
プロモニターの隣りに挿入することができる。外米性遺
伝子配列の例として、オクトピンシンターゼ遺伝子の暗
号領域(De Greveら、J、八4o1゜AI)I
)I、 Genet、 1(4982)、4’:)
9 512)をll0Sプロモーターに隣接させて挿
入する。この構造物はアクセプターTiプラスミド内に
授動され、植物を感染させるのに使用される。生成した
腫瘍組織にオクトピンが存在するがどうかを分析した所
、陽性であることがわかった。 キメラツバリンプロモーターを含有している中11りり
a−ユングベクターの組み立て:オクトビンシンターゼ
構造遺伝子を第18図〜第20図に示す。 簡単に言えば、lIO3遺伝子を含んでいる制限7ラグ
メントHind lll−23をインビトロで処理して
1lO8I]jtf配列の大部分を除去するーノへ制限
エンドヌクレアーゼサイ) Ba+nHIに@接してい
るll0Sプロモーターは保持する(第18図)。10
μ8の pGVO422(完全なnos遺伝子を含むl
1ind lll−237ラグメントを持った1)BR
322誘導体; Del+1ckerら、Plas+1
Iid (198(、))、19’3−.21 ])を
5au3Aで消化り、nOSプaモーターを含んだ35
01+pの7ラグメントをプレパラティブ5%ポリアク
リルアミドデルで分離する。このプロモーター7ラグメ
ントi、5゛−末端燐酸エステル基を除去するために予
め細菌性アルカリホス77ターゼ(BAP)で処理した
、Bgl Il−切断pKC7(Raoら、Gene7
(1979)、79−82)に結合させる。得られたプ
ラスミド(pLGVl 3)20ugをBglllF消
化し、400piの12mM MgCl□、12I++
M CaCl2.0.6M NaCl、1mM ED
TAおよび201nMトリスーHCI(pH8,0)中
、30℃でBal 31エキソヌクレアーゼ(Biol
abss Neu+ EHland)7単位を用いて4
〜10分間処理する。この間、約2O−50bpのDN
Aが除去される。このBa131−処理分子をBa+n
HIで消化した後、DNAポリメラーゼのK l en
ou+ 7ラグメントと4つのデオキシヌクレオシドト
リ本スフニー) (それぞれ10101f1と共にイ
ンキュベートして、その末端を満たす。充填されたBa
n+HI末端とBa131除去末端とのライプ−ジョン
から得られる再生Ba+oHJサイトを持ったプラスミ
ドを選別する。いくつかの候補のBa+oHI −8a
c II 7ラグメントのサイズを6%尿素−ポリアク
リルアミドデル中で見積り、サイズが200〜280ヌ
クレオチドの範囲にある候補のヌクレオチド配列を決定
する。 プロモーターを持った2 1) 3 bpの5acll
−、Ba+nHlフラグメントを含んでいるりひ−ンp
L (+ V3(1を、IIG ■0422の 11
08遺伝子中のSacll−BamHI7ラグメントと
置換するのに使用するユニの最終プロモーターベクター
は1+ 1. Ci ’V2381と呼ばれる。全ての
組換えプラスミドはE、coli株HB 1 ’01の
形質転換により選択する。 この様に処理した+108プロモータを含んでいるプラ
スミドベクターをBa+nHIで消化し、Ba+nHI
フラグメントに含まれているOeSの暗号配列をこのサ
イトに挿入する。このOeS暗号配列も、インビトロで
処理し、第19図に示した様に、Ba+nll l制限
エンドヌクレアーゼサイトで囲まれる様にする。オクト
ピンTiブラスミrB6s3のBarnl−I I 7
ラグメント1 ’7al Oμg(De Vosら。 Plas+oid 6(1981)、249−253)
をBam1−I IおよびSmaIで消化し、ocs−
暗号配列を含むフラグメントを1%アガロースゲルから
分離し、13BR322の大きイBamHI Pvu
l I 7ラグメントに結合させる;得られたプラス
ミド、pAGV 828(20μg)をBamHIで消
化し、第18図に示した様にエキソヌクレアーゼBa1
31で処理し、次いでHind IIIで消化し、末端
を充填し、自己結合させる。Ba131除去体のサイズ
は6%ポリアクリルアミドデル中で見積る。いくつかの
候補のヌクレオチド配列を決定し、5゛−非翻訳リーダ
ー配列の残り7b1】だけを持った候補を選択して以下
の操作に付す(+)OC3△)。ocs配列をBa+n
HIサイトで囲むために、C1an−Rsa■7ラグメ
ントを充填し、IIL C236(Remautら、G
ene15(1981)、8l−93)のBal Iサ
イトにサブクローンする。得られたプラスミドpAGV
40をBaIIIHIで消化し、ocs配列を持ったフ
ラグメントをプレパラ7411%アガロースデルから電
気溶出により分離し、予めBamHIで消化しB A
P (細菌性アルカリホスファターゼ)で処理したpL
GV2381に結合させる。 ocs配列のpLGV2381への挿入により、両方の
配向の、ものが得られる曽)’N0−1およびpN0−
2)。 nos : ocs融合の正確な接合点を示すヌクレオ
チド配列を第20図に示す。 更に、処理したnosプロモーターを含有しているプラ
スミドベクターは、酵素ジヒドロフォレートレグクター
ゼを暗号化しているプラスミドR67からのDNAを挿
入するのに使用される。ノヒドロ7オレートレダクター
ゼ遺伝子を含んでいる暗号配列は、Ba+nHIに含ま
れており (0’11areら、Proc、 Na1
l、 Acad、 Sci、 USA 78(] 9
81)+1527 1531)、従って既述した様に、
プロモーター領域に隣接するBa+11)I Iサイト
を含んでいる口OSプロモーターベクターに容易に挿入
される。この遺伝子は、発現されると抗生物質メ))レ
キセードに対する耐性をイ4与するので、選択可能なマ
ーカー遺伝子の1つの例である(第2.3,4.5およ
び7図参照)。この中間クローニングベクターか野生型
ツバリンアクセプターi’ i プラスミドを含んでい
るAgrobacteriu+nに摂動されると、単一
乗換えが起り、ハイブリッドTiプラスミドベクターが
得られる。このベクター組成物を、植物の感染に使用す
る。得られた腫瘍組織は、0.5μg/Inlのメ))
レキセードの存在下で継続して生長し得ることがわがっ
た。 ocsおよび上記のnosプロモーターの後のジヒドロ
フオレートレグクターゼロi号領域を含んでいる中間ク
ローニングベクターを組み立て、Agro−bacLe
riumのTiプラスミドと相互組込みした後、形質転
換植物細胞に転移、発現させることにより、本発明方法
によって外来性遺伝子を植物細胞に転移し、発現させる
ことができるということが証明される。 ヌ施例5 染色体中に所望の挿入遺伝子を含む植物細胞
および植物の分離 本発明者らは、以下の3つの方法のいづれがを使って、
非腫瘍性アクセプタ−1゛1プラスミド誘導体(例えば
I)GV385U)で形質転換された植物細胞および全
植物を得た。 (1) インビボでの全植物の接種、次いで新芽の再生
が可能な培地上、インビトロでの培養、(2)損傷部位
で直接新芽の生成を促す他のABrobacleria
株の存在下、インビボにおける全植物の相互感染、 (3)インビトロでの単一植物細胞プロトプラストの共
生培養。 これらの方法について以下に詳述する。 最初の方法は、クラウンガル組織の生産をもたらす全植
物組織の野生型Agrol+acLe、riub+株に
よる感染体を得る為に通常使用される方法を改良したも
のである。pGV38gOは腫瘍を形成しないA2ro
bacleri+u++誘導体であるので、感染部位に
おいて腫瘍の増殖はみられない。しかし感染した組織を
取り除き、組織培養η増殖させると、形質転換された組
織を容易に得ることができる。初期培養期間(単に組織
の量を増やすため)の後、損傷部位組織を新芽形成が可
能な条件下で増殖させる。 非形質転換細胞およびI)、G V 3850−形質転
換細胞の両者が新芽を発生する。形質転換新芽は、7パ
リンの存在をみる簡単な分析により容易に区別すること
がでトる。 本発明者らは、次のプロトコールに従って、N1cot
iana Labacum Wiscoosin 38
の頭部を切断したタバコの苗木から、pGV3850−
形質転換カルスおよび新芽を得た(全ての操作はラミナ
ー70−フード中、無菌条件下で行なった)。 (1)小さなびん(直径10ctn、高さ10c+a)
の中で、0.8%の寒天を含む固形のMurasl+i
Be &S koog(M S )培地(Murasl
+igeおよびSkoog。 Physiol、 Plant、 15(1962)
+ 4.73−497)で生Wさせた6周令のタバコ
の苗木を使用する。 (2)外科用メスで最も若い頭頂の葉を切り取って捨て
る (3)選択的条件(例えばTiプラスミド1)GV38
50を含んでいるり77ンピシン耐性、アンピシリン耐
性Agrobacterium株の場合は、100μ8
/[111のり77ンビシンと100μ8/m1のカル
ベニシリンを含んでいるYEB培地を使用する;YEB
培地=5g/1. BacLoビーフェキス、1g/I
!、 Bacto酵母エキス、5g/(!、ペプトン
、5g/iシュクロース、2×10°3 M Mg5O
4t1]H7,2,15g/4寒天)で増殖させた新鮮
な平板培養からのAgrobacteriumを、スパ
ーチルまたはつまようじで損傷表面に接種する。各pG
V 3850組み立て物を、少なくとも8本の苗木に
接種する。 (4)2週間インキュベートする。接種部位にほとんど
あるいは全く反応が表われないはずであるが、時々考償
に小さいカルス(ca’l l i )が観察される。 (5)損傷表面から厚さ1 man以下の薄い切片を切
り取る。損傷表面を、オーキシンおよびサイトキニン(
1+nH/ 、CN A A、0.2m1B/fl
BAP)および1%シュクロースを添加したL ins
maier &S koog(1,s)寒天培地(L
ins+naier and 5kool;、 PI+
ysiol。1)laut、18(1965)、100
127)を含む平板上で培養する。 (6)約6週間後、カル又はその一部をとって7パリン
の存在を試験するのに十分なだけの大きさになる(少な
くとも直径が約5mmになる)。全ての損傷カルスがツ
バリンを生産する訳ではない。4本の植物の内約1本が
ツバリン陽性損傷カルスをつくる。 (7)ツバリン陽性カルスを再生培地を含む寒天平板に
移す二上記のLS培地+1%シュクロースおよび1 n
+g/ l B A Pサイ)・キニン(8)約4〜6
週問後に良好なサイズの新芽(高さ1c+o)力咄る。 更に成長させ、根を形成させるために、この新芽を、ホ
ルモンを會↓trLS培地+1%シュクロースを含有し
ている新しい寒天平板に移す。 (9)ツバリンの存在を試験するのに、その一部(1〜
2枚の小さな葉)を切り取れる様に、この新芽を1〜2
週間成長させる。 (10) ツバリン陽性の新芽を、(1)と同しMS
培地を入れたやや大こい容器(上記と同じ10cn+の
びん)に移し、更に成長させる。 注)感染させた組織のための全ての植物培養培地には、
pGV3850含有AHrobacLeriu+oに対
する選択的毒物として、抗生物質セフオタキシム(ce
fol、axime、 C1aforan R、ヘキス
ト)500 uB/m lが含まれている。この薬物は
、全てのABrol〕acLeriu+n(カルベニシ
リン耐性のも゛のを含む)の生長をよく阻止する。 本発明者らの研究室で、形質転換された新芽を出す組織
を得る別の方法が開発された。この方法は、Agrob
acLeriumのある種のミュータントTiプラスミ
ド株が、新芽を出すクラウンガル腫脹を生成させるとい
うことを観察したことに基いて開発された。この様な新
芽−誘起(sl+ i )に関する突然変異は、A、L
umefaciensのTiプラスミドの′1゛DNA
(転移DNAセグメント)の特定の領域に位置している
(Leetaansら、EMBOJ、1(1982)、
147−152; Joosら、Ce1l 3
2(1983)+ 1057 1067)。誘起され
た新芽は完全に正常な非形質(換細胞で構成されている
ことが多い。従って本発明者らは、2つの異なったAg
ro−bacLeria、即ち1つはオクトピンTiプ
ラスミド放出(shooLer)ミュー〉ントを持った
もの、もう1つはpGV3850を持ったもの、の混合
物で植物を接種した。この様にすることは、オクトピン
放出ミューチージョンが、pGV3850で形質転換さ
れた根を誘起することが出来るよい(成金を与える。T
iプラスミミドGV385Uおよびオクトピン新芽誘起
Tiプラスミドを5:1の割合で含んでいる’ABro
bacLeriumを植物に接種した。こうすることに
よりpGV3850−形質転換新芽を得た。この新芽は
、ツバリンの存在について分析することにより、容易に
選別することができる。この方法は、精功な紹織培養法
を必要としない。ツバリン陽性新芽を、更に成長させる
ために、長調節ホルモンと共に単純な塩類と蔗糖を含ん
だ培地に移す。新芽が十分な大きさに達した後、容易に
繁殖の為の土壌に移すことができる。 この共感染法は、簡単に組織培養しにくい種類の植物を
形質転換するのに特に有用である。従って、あらゆる範
囲の農学的にあるいは経済的に重要な植物、例えば豆科
植物、薬用植物および装飾植物をAgrobacter
iumで処置することか゛できよう。 第3の方法は、N 1coLiana tabacc
u++プロトプラストの単離およびホルモン−非依存性
の′I゛〜DNA−形質転換細胞クローンの選択を、そ
のプロトプラスト−由来細胞と腫瘍性Agrol〕ac
teriutn株との共培養後に実施し得るものである
。池の優勢な選択マーカー、例えば高等植物細胞で発現
−れる様に組み立てられた抗生物質耐性遺伝子を使用す
れば(実施例3参照)、形質転換細胞を選択するのに類
似の方法を使用することがでとる。しh化この場合は、
それぞれのケ スについて選択の最適条件をみつける必
要がある(選択剤の濃度、形質転換と選択の開の時間、
選択培地中のプロトプラスト−由来細胞または細胞コロ
ニーの濃度など)。 形質転換細胞の選択ができない場合、例えば1)GV
3850またはpG V 221 ? (Leetaa
nsら、EMBOJ、1 (1982)、147−1
52)の様な非毒性の゛r−DNAミュータントを用い
たために選択が不可能な場合は、遺伝学的形質転換の後
に細胞をオーキシン−およびサイトキニン−含有培地(
例えば2 mg/矛のN A A (a−す7タレン酢
酸)jHよび0.3fI1g/ pのカイネチンを含む
Murash’rgeおよびS koog培地(Mur
’asbigeおよび5kooH,P t+ysiol
、 Plant 15(1962L 473−497)
)で培養し、形質転換コロニーをそのオパイン(opi
lle)含有量で同定することができる。この様にして
、アグロピン(atropine)およびマノピン(I
lla 1111Opine)合成の電気泳動分析(方
法については[、eeIlla118 ら+ J、
Mol、 A1+p1. Genet、 1
(1981)+149−164参照)の後、約660コ
ロニーが、1)GV2217 テ感染後ニ得うレ、’r
’R−11i号化オパイン・マノピン(N2−(1−マ
ニチル)−グルタミン)を合成する N 1coLia
na tal〕acu+n SR1セルラインであ
ることかわがった。このセルラインのカルス切片を再生
培地(唯一の植物成長調節剤としてB A P (6−
ベンジルアミノプリン)口1gi fl )を含むMu
rasl+ige and 5koo8培地)上で培養
すると、数多くの新芽が形成した。分析した20の新芽
の全てが、依然としてマノピンを合成することができた
。ホルモンを含まないMurasbige and
Skoog培地に移した後、これらの新芽は、依然とし
てマノピンを含有し、形態学的に正常なタバコ植物に成
長した。 N、 Labacun+につぃて次に記載するプロトプ
ラストの分離および形質転換法は、N 、it l u
+nbag’i n i −roliaにも用いること
ができる。 2、実験手法 2.1.新芽培養条件 培養室内の無菌条件下(1日16時間、i souルッ
クスの白色蛍光(“ACECLF 58W/′24、
30 (1’ K Econo+ny”)、24℃、
相月洛!度7()%)、250+Jのガラスびんに入れ
たホルモン不含のMurashiIlle and S
koog培地(Murasl+i8eおよびSkoog
+Pbysiol、 Plant 15(1’、)
62L4.73−497)J二でN 1cotiana
tal〕acu+nの新芽培養を維持する。5退会
の新芽培養をプロドブ2 ラストの分離に使用する。 2.2.プロトプラストの分離 プロトプラストの分Slおよび培養における全ての工程
は無菌操作で行なう。混合5y素法によりプロトプラス
トを分離する。長さ2r:tn以下のj;ニ常に若い葉
を除く、全ての葉をプロトプラストの分離に使用するこ
とができる。鋭利な外科用のメスで、葉を幅約2−31
1II11の細長い小片に切断する。この葉材料2〜3
gを、酵素混合物50 Ill l中、暗所で、24℃
にて18時間静置培養する。この酵素混合物は、ホルモ
ン不含のに3培地中、0.5%セルラーゼOnozuk
a R−10および0.2%マセロザイム0nozu
kaR−10からなっている(NagyおよびMali
ga+ Z、 Pflanzenpbysiol、 7
8(1976)、453−455)。この混合物は、0
.22μ翰細孔膜を通して)濾過滅菌し、顕著な活性の
低下をきたすことなく、−20’Cで少くとも6力月間
貯蔵することができる。 2.3.プロトプラスト培養 18時間培養した後、プロトプラストを放出するために
混合物を穏やかに攪拌する。次いでこの混合物を50μ
mのふるいを通して濾過し、シ戸液/を10m1の遠心
管に移す。振動バケツローターに入れて60〜80gで
6分間遠心分離すると、プロ)プラストが暗緑色の浮遊
バンド(帯)を形成する。プロトプラス1の下層の液お
よびペレット状の残骸を、蝶動ポンプに連結した毛細管
を使って取り除く。プロトプラストを1つの遠心管に集
め、培養培地で2回洗浄する。この培養培地は、NAA
(0,1mg//2)およびカイネチン(0,2a+g
/夕)を成長調筋剤として含有するに3培地である(N
agyおよびMaliga、 Z、 Pflanz
enpl+ysiol。 78(1,976)、453−455)。この培地は1
)H5,6に調節し、0.22μmの濾過膜を通して滅
菌する。2回目の洗浄の後、TI+o+oa血球計算器
(“A’5sisLant”+西ドイツから入手)を用
いてプロトプラストを計測し、最終密度105プロトプ
ラス)/Jとなる様に培養培地に懸濁する。直径9cm
の組織培養用良質ペトリ皿当たり1.0mρの容量でプ
ロトプラストを培養する。このペトリ皿をParaFi
lmRでシールし、24°Cで、暗所次いでかすかな光
(500〜1000ルツクス)を当てて24時間培養す
る。 2.4.共生培養による形質転換 分離5日後1こプロトプラスト培養株を感染させる。A
grol)acLeriumを液体LB培地(Mil
ler。 Experi+aents in Mo1ecu’
lar Genetics(1972)、 Co1d
S1+ringHarbor Laborato
ry。 N ew Y ork )中で18時間培養後、2X
11J9細胞/11の密度となる様にに3培養培地に再
懸濁する。この懸濁液50μρを植物プロトプラスト培
養株に加え、P araf i l+nRでシールした
後、この培養株を2.3.と同し条件下で培養する。4
8時間後に培養株をIOJの遠心管に移し、振動バケツ
ローターに入れ、60〜808で゛6分間遠心分離する
。浮遊パンVおよびペレットを集め、抗生物質(カルベ
ニシリン1000μB7Jまたはセ7才タキシム500
μg7’ll+/)を補足したに3培工也(Nagyお
よびMali8a、 z、 Pflanzen 1d+
ysio1゜78(1976)、453−455)1(
1,+Cに内1強濁する。 培養2週間後、プロ「プラスF−山米マイクロカルスな
遠心分離し、前記と同濃度の成長調節剤および抗生物質
を含むがシュクロー−スに関しては0.4Mの代りに0
.3M含むに3培地(NagyおよびMaliga+
Z、 Pflanzenpbysiol、78(197
6)、453−455)に再懸濁する。この培地の細胞
密度は約25X10’マイクaカルス7H(,1に調節
する。同じ条件下で更に2週問培養した後、カルスを、
前記と同濃度の抗生物質を含むが、より低濃度のシュク
ロース(0,2M)と成長調節剤(NA A O、(1
1mg/ムカイネチン0.02mg/、e)を含む)(
3培地に移す。更に2〜3週問培養後、形質転換体と推
定されるものは、その淡緑色の密な外観、およびより良
好な成長度から認識することができる。これらのコロニ
ーを、より低濃度の抗生物質(カルベニシリン500μ
g/Jまたはセ7オタキシム250μg/+o、e)を
含むがホルモン不含の()、6%寒天固形培地(L i
nsmaierおよび51(00&+ Pl+ysio
L Plant、 ] 8(1965)+ I (、)
0−12 ’7 )に移す。形質転換体と推定される
ものが直径約3−4111111に達した時、ホルモン
不含の培地で生育しでいるそれらにオパイン試験を施す
、二とか゛できる。各コロニーの半分を、オクトピンお
上びツバリン(Ae、rtsら、Plant Sci
、 Left。 17(1979)、43−50)またはアグロピンおよ
びマノピン(Lee+oansら9J、Mo1.)\1
11)l。 Geoct、1(1981)、14’J”164)の検
出に使用する。この試験により、ホルモン不含の培地で
選択されたコロニーの形質転換された性質を確認するこ
とA藏できる。その後、選択されたコロニーを抗生物質
不含の培地で培養することができる。 2.5.ホルモン不含培地上の選択なしの共生培養 形質転換細胞の為の選択ができない(例えば無毒性T−
DNAミュータントを使ったため)場合、またはそれが
必要でない場合(抗生物質耐性遺伝子の様な優勢な選択
し得るマーカーかT−DNAに存在している為)、プロ
トプラスト−由来細胞の処理を簡略化することができる
(ホルモン減少工程はもはや必要でない)。感染段階ま
で、プロトプラストを既述した様に処理する。細菌を加
えて48時間後にプロトプラスト−由来細胞を遠心分離
しく6分、6060−8O、非常に低密度で細胞の成長
を維持することができるAG培地(Cal〕ocbe。 F’1anLa i 49(1980)、 7−18
)に再懸濁する。Fucl+5−Rosentl+al
計数チェインバー(“A ss i s Lap L”
、西ドイツより入手)を使って計測し、以下の操作に
必要な密度になる様に再懸濁する。 オパイン試験のためにコロニーを個々に繰作しなければ
ならない場合は、低細胞密度(110ρ当たり10 (
’lプロトプラストー由未来胞および細胞コロニー)で
植えつけると、1力月の培養で大きい細胞コロニーが得
られる。形質転換細胞を薬物で選択で外る場合は、細胞
を高密度(11’、l ’ 10 ’7m℃)で培養
し、各タイプの選択に最適な時期及び濃度で、その使用
する選択剤を培地に添加する。 2.6.カルス組織から全植物の再生 カルス組織から正常植物を容易に得ることができる(例
えばプロトプラスト形質転換から、または全植物接種か
ら(2,7参照)得られる)。カルス組織を、] u+
g/ll1pのB A Pを含んでいるMurasl+
igeand ’Skoog培地で増殖させる:この培
地は1〜2力月後に新芽を形成水せる。この新芽をホル
モン不含の培地に移し、根を形成させ、完全な植物をつ
くらせることができる。 2.7.タバコ苗木への腫瘍の誘導 タバコの種子(例えば栽培品種Wisconsin
38)の表面を70%変性エタノール/トI20で2分
間、次いで10%の市販の標白剤と0.1%ドデシル硫
酸ナトリウム(SDS)で処理して滅菌し、更に滅菌水
で5回洗浄する。この滅菌した種子を、Murashi
He and Skoog(0,7%寒天)培地の
塩類を含む大型試験管(幅25 In11)、ポリカー
ボネー1製のキップ付)にまく。次いでこの試験管を培
養室(12,000ルツクス、16時間照射/8時間非
照射、70%相対湿度、24℃)に入れて培養する。4
〜6週間経つと植物は使用で外る状態になる。少なくと
もその後1カ月間は最適の状態を維持する。苗木は少な
くとも高さ3cu+になり、4枚またはそれ以上の葉を
持つはずである。新しい外科用メスで植物の最も若い部
間を通して横に頭部を切断する。植物の上の部分を試験
管から取り除き、火にかけたスパーチルで平板寒天培養
から細菌を損傷表面に塗抹する。野生型の場合は2週間
後に、ある種の変性ミュータント株の場合はもっと後に
腫脹が現れる。この方法は、タバコ(N 1coLia
na Labacun+)、 N 1coLian
a p、lun+baginifoliaおよびび
PeLun1a hybridaを接種するのに使わ
れる。 以上述べた如く、本発明は、野生型Tiプラスミドの1
゛−領域の腫瘍機能が欠落しているハイブリッドTiプ
ラスミドを保持しているAgrobacLeriumで
、初めて植物を形質転換することを可能ならしめたもの
である。Tiプラスミドから植物細胞へのL) N A
の転移に及ぼす1゛−領域の腫瘍機能の影響は知られて
いないので、それでも所望の遺伝子を含んでいる改良1
゛−領域の植物細胞への転移が起ることは驚くべきこと
である。この転移DNAは植物細胞ゲ゛ツムに相互組込
みされ、安定に保持される。更に、選択した所望の遺伝
子は、その遺伝子が適当なプロモーター配列を含んでい
るか、あるいは含む様に組み立てられると発現すること
ができる。所望の遺伝子を含んでいる中間クローニング
ベクターと、特別に設計されたアクセプターTiプラス
ミドとの開で単一乗換えを行わせるという本発明の概念
(アイディア)は、植物細胞の形質転換の為のハイブリ
ッドTiプラスミドベクターの組み立てを著しく簡単な
ものにするものである。この特別に設計されたアクセプ
ターTiプラスミドは、所望の遺伝子(これは中間クロ
ーニングベクターの一部と同じであるがまたはこれに関
連しているクローニング媒体中に挿入されている)が単
一乗換えによって相互組込み体を形成することかでbる
様に、通常のクローニング媒体のDN、Aセグメントを
含んでいる。このクローニング媒体の2つのセグメント
が、組換えの為に必要な相同領域を提供する。 本発明方法によって調製された微生物、中間クローニン
グベクター、アクセプターTiプラスミド、およびハイ
ブリッドプラスミドベクターは、1983年12月21
日、Ger+oan Col 1ecLionof
Microorganisms(DSM)(Goet
tingen)に寄託され、確認された以下の培養株で
例示される:(1)Escherichia C,ol
i K 12 HB 101中の中間ベクタープラス
ミドpA’cgB。 (2)カルベニシリン耐性アクセプターTiプラスミド
I)GV3850を保有しているA grobac t
eriun+ Lumefaciens C58C
1’) 7アンピシン耐性株、 (3)Escbericl+ia coli K12
株に514(Lbr Ie’u Lbi lac
I+5dR)中の中間ベクタープラスミドpGV7
00、 (4)Escbcricbia coli K 12
株に514((3)と同じ)中の中間ベクタープラスミ
ドpc+■750、 (5)カルベニシリン耐性アクセプターT1プラスミド
I]GV2260を保有しているA grobac t
eriu+n Lumefaciens C58C
1リファンピシン耐性株、 (6)Escl+ericbia col i
K 1 2 FIBIOI中の、ツバリン
プロモーター支配下のオクトピンシンターゼ暗号領域を
保有している中間ベクタープラスミド1)No 1、 (7)中間ベクターのAgrobacteriumへの
摂動に使用された株:摂動プラスミドpG J 28お
よびR6’4drdll(Van Haute呟EMB
OJ。 2(1983)、411−41’8)を保有しているG
J23; GJ23はEscberichia co
l i K 12、JC2926,AB1157のr
ec A誘導体である(Howard −F 1and
ersら、Genetics 49(1964)、2
37−246)。 これらの培養株の受理番号は、それぞれ2792(1)
、2798(2)、2796(3)、2797(4)、
2799(5)、2833(6)、および2793(7
)である。 本発明の態様を色々と記述したが、その基本的な構成を
変化させれば本発明に係る方法および組成物を利用する
その池の態様゛が得られることは言うまでもない。 4、図面の簡単な説明 第1図はアクセプターTiプラスミドの模式図、第2図
および第3図はアクセプターT1プラスミドに挿入され
る中間クローニングベクターの模式図、第4図はハイブ
リッドTiプラスミドベクターの調製法を示す模式図、
第5図は中間クローニングベクターの遺伝子軒移過程の
概略を示す模式図、第6図はAタイプのアクセプターT
iプラスミドの組み立てを示す模式図、第7図は中間ク
ローニングベクターの組み立てを示す模式図、第8図は
BタイプのアクセプターTiプラスミドの組み立てを示
す模式図、第9図はBタイプのアク虫ブター1゛iプラ
スミドに挿入される中間クローニングベクターの模式図
、第10図はハイブリッド1゛iプラスミドベクターの
組み立てを示す模式図、第11図は5 、2 kbH1
ndl [17ラグメントAcgBのpBR322への
挿入を示す模式図、第12図は7パリンTiプラスミド
pGV3839の1゛−領域を示す模式図、第13図は
アクセプターT1プラスミドpG V 385 (lの
組み立てを示す模式図、第14図は中間クローニングベ
クターpGV700の組み立てを示す模式図、第15図
は中間クローニングベクターpG■750の構造を示す
模式図、第16図は中間ベクターpGV745の組み立
てを示す模式図、第17図はアクセプタープラスミドp
GV、2260の組み立てを示す模式図、第18図はプ
ラスミド1)LGV 2381の組み立てを示す模式図
、第19図はプラスミドI) A GV 1 ’Oの組
み立て、およびその、プラスミドpL c; V 23
81への挿入を示す模式図、第20図はオクトピンシン
ターゼ遺伝子暗合化領域と融合する前後のツバリンシン
ターゼ遺伝子のプロモーター領域の周囲のヌクレオチド
配列を示す模式図である。 特許出願人 マックス・ブランク・ ゲゼルシャフト・ツ7・ フェルデルング・−デア・ ヴイッセンシャフテン・ニー・ ファlン 代理人 弁理士青白 葆外1名
および第3図はアクセプター゛1゛iプラスミドに挿入
される中間クローニングベクターの模式図、第4図はハ
イブリッドTiプラスミドベクターの調製法を示す模式
図、第5図は中間クローニングベクターの遺伝子転移過
程の概略を示す模式図、第6図はAタイプの7クセプタ
ー1゛iプラ又ミドの組み立てを示す模式図、第°7図
は中間クローニングベクターの組み立てを示す模式図、
第8図は13タイプのアクセプターTiプラスミドの組
み立てを示す模式図、第9図はBタイプの7クセプター
′l″iプラスミドに挿入される中間クローニングベク
ターの模式図、第10図はハイ7リツドTiプラスミド
ベクターの組み立てを示す模式図、第11図は5 、2
kbH1ndl IIフラグメントAcgBのIIB
R322への挿入を示す模式図、第12図1、tzバリ
ンT i7’7スミF”pGV 3839ノT−領域を
示す模式図、第13図はアクセプターTiプラスミド1
+(i V 3850の組み立てを示す模式図、第14
図は中間クローニングベクター1)に\’700の組み
立てを示す模式図、第15図は中間クローニングベクタ
ーpC: V ’750の(111造を示す1か式目、
第16図は中間ベクター1)に\・“7・15の組みS
”f、 −Cを示す模式図、第17図はアクセプタープ
ラスミhG V 22611ノjllミ立てを示スト只
式目、第18図はプラスミドpLGV 2381の糾み
立てを示す模式図、第19図はプラスミド1)ノ\(A
u()の組み立て、およびその、プラスミド1往5(:
\゛2381への挿入を示す模式図、第20図はオクト
ピンシンターゼ遺伝子暗合化領域と融合する前後の7パ
リンシンターゼ遺伝子のプロモーター領域の周囲のヌク
レオチド配列を示す模式図である。 特許出願人 マックス・ブランク・ ゲゼルシャフト・ツア・ 7エルデルング・デア・ ヴイッセンシャ7テン・ニー・ 7アウ 代理人 弁理士青山葆外1名 Fig、4 ■ Fig、5 Fig、 7 Fig、 10 Fig、 12 Fig、 13 ρ6■0O20105v112 2Fi、17 (CI2 N 5100 C12R1/91 ) 0発 明 者 ジョセフφニス・シェルドイツ連邦共和
国ケルン30デ ー −5000番 @l! 間者 ジャン・ビニール・ニー・ツ工−・
ヘルナルシュテーンズ ベルギー国ブリュッセル・ベ 一−1150番 0発 明 者 マーク・チャールズ・ヴアン・モンタギ
ュー ベルギー国ブリュッセル・ベ −−1050番 ■発明者 ルイス・ラフアニル・ヘレーラ・エストレ
ラ ベルギー国ジエント・ベー−90 00番 、ゆ発 明 者 ジャン・ジョセフ・アウグスト・リー
マンズ ベルギー国ボンハイデン・ベ −−2920番 手続補正書(帥)′ 昭和5°禅 2月1;稍」 特許庁 艮 宜 殿 1事件の表示 昭和5 p)年特許願第 5512 号2、発
明の名称 植物細胞ゲノムへの発現可能な遺伝子の導入法3補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住所 ドイツ連邦共和国3・・↓旧)ゲッティンヶ゛ン
、7ンゼンシユトラ一セ10番 名称 マックス・ブランク・ケ゛セ゛ルシャフ)・・
ツア・フェルテ゛ルング・デア・ヴイッセンシャフテン
・ニー・7アラ4代I11人 住所 大阪府大阪市東区本町2〜10 本町ビル内6
補正の対象:明細書の全文 ゛i、補11:、の内容:別紙の通り 明細書 1、発明の名称 植物細胞ゲ/ノ、への発現可能な遺伝fの導入法2、特
許請求の範囲 1、 (a)野生型′I″iプラスミドのi” 1i
rl域の2つの境界配列(1)および(2)、 (b)単一乗換えがn(能な中間クローニングベクター
中のD’Ni〜配列の少なくとも1部と相同な■)NA
配列を含む2つの境界配列の開に設置バされたクローニ
ング媒体由来の非腫瘍性L) l’J Aセグメント(
3)、および (c)AHrobac’1.、criumによる、野生
型′I゛1プラスミドの′1゛−領域の植物細胞ゲノム
中への転移に必須であるD N A、配列を含んでいる
野生41;! l’ iプラスミドのセグメント(4) と含んでいるアクセプター′1゛iプラスミド。 2、(a)T−領域およびi’−領域の2つの境界配列
を持たない野生型′1゛1プラスミドのD N Aセグ
メント(4)、および (、b)野生型i’ iプラスミドの′l゛−領域の2
つの境界配列を含んでいる中間クローニングベクターの
DNA配列と相同なりローニング媒体由来のDNA配夕
II(3) を含んで′いるアクセプターTiプラスミド。 3、(a)少なくとも1つの所望の遺伝子(5)、およ
び (b)特許請求の範囲第1項に記載のアクセプターTi
プラスミド中のDNA配列と相同なりNA配列を含んで
いるクローニング媒体セグメント(3′) を含んでいる中間クローニングベクター。 4、 (a)野生型Tiプラスミドの1゛−領域の2つ
の境界配列(1)および(2)、並びに特許請求の範囲
。 第2項に記載の7クセブターTiプラスミド中のD N
A配列と相同なりNA配列を含んでいるクローニング
媒体セグメン)(3’)、および(b)その2つの境界
配列の開に設置された少なくとも1つの所望の遺伝子(
5) を含んでいる中間クローニングベクター。 5、所望の遺伝子(5)に隣接して少なくとも1つの選
択可能なマーカー遺伝子を更に含有している特許請求の
範囲第3項または第4項に記載の中間クローニングベク
ター。 6、所望の遺伝子(5)がその天然のプロモーターの支
配下にあることを特徴とする特許請求の範囲第3項また
は第4項に記載の中間クローニングベクター。 7、所望の遺伝子(5)が外来性プロモーターの支配下
にあることを特徴とする特許請求の範囲第3項または第
4項に記載の中間クローニングベクター。 8、ヘルパープラスミドの存在下で特許請求の範囲第3
項〜第7項のいずれかに記載の中間クローニングベクタ
ーを特許請求の範囲第1項または第2項に記載の7クセ
プターTiプラスミドを含んでいるAgrobacte
riu+aに摂動せしめ、その中間クローニングベクタ
ーと7クセプターTiプラスミドを単一乗換えにより相
互組込みさせることからなるベクター組成物の調製法。 9、 (a)野生型TiプラスミドのT−領域の2つの
境界配列(1)および(2)、 (b)クローニング媒体由来の非腫瘍性DNAセグメン
ト(3)および(3゛)、および(c)Agrobac
Leriumにより、野生型TiプラスミドのT−領域
を植物細胞ゲノム中に転移させるのに必須であるDNA
配列および2つの境界配列(1)および(2)の間に設
置された少なくとも1つの所望の遺伝子(5)を含んで
いる野生型Tiプラスミドのセグメント(4) を含んでいるハイブリッドTiプラスミドベクター。 10、所望の遺伝子(5)に隣接して、少なくとも1つ
の選択可能なマーカー遺伝子を更に含有している特許請
求の範囲第9項に記載のハイブリッドTiプラスミドベ
クター。 11、所望の遺伝子(5)がその天然のプロモーターの
支配下にあることを特徴とする特許請求の範囲第9項に
記載のハイブリッドTiプラスミドベクター。 12、所望の遺伝子(5)が外来性プロモーターの支配
下にあることを特徴とする第9項に記載の/%イブリッ
ドTiプラスミドベクター。 13、特許請求の範囲第9項〜第12項のいづれかに記
載のハイブリッドTiプラスミドベクターを保持してい
るAgrobacteriu+a。 14、特許請求の範囲第13項に記載のノ1イブリッド
Tiプラスミドベクターを保持しているAgro−ba
cteriuIllで植物細胞を感染させることからな
る形質転換植物細胞の調製法。 15、特許請求の範囲第9項〜第12項のいづれかに記
載のハイブリッドTiプラスミドベクターの2つの境界
配列(1)および(2)の間に設置されたDNAセグメ
ントを、そのゲノム中に組込んで含有している形質転換
植物細胞。 3、発明の詳細な説明 本発明は組換え分子、その調製法、植物細胞へのその導
入法、お上びゲノム中に外米DNA配列を含んでいる植
物細胞またはその植物に関する。 更に詳しくは、本発明は適当な宿主植物細胞中で発現さ
れるDNA配列に関する。本発明に係る組換えDNA分
子は、植物の成長、栄養物としてのその品質の改良、ま
たは有用な代謝物(例えばアルカロイドあるいはステロ
イドの前駆体)の生産、に有用なアミノ酸やポリペプチ
ドの如き生産物を暗号化している配列を有することをそ
の特徴としている。 以下に本明細書で使用する用語について説明する。 bomサイト 特異的に約す機能体が相互作用して自律
的DNA転移移動を開始させるD N A領域境界配列
T −D N Aの末端を含むDNA配列広範囲宿主
レプし壬? 多種多様の宿主細胞に、転移(トランスフ
ァー)され、保持され得るDNA分子 Iルス組織 未組織、未分化の細胞の塊2隻二三ング
無性生殖によ1)、1個の生物またはD N A配列か
ら一部の該生物またはDNA配列を得る操作過程、また
は、よりわかり易く言えば、特定の生物またはその一部
を分離し、そのサブ7ラクシタンを均質な集団として増
殖させる操作過程 クローニング媒体 宿主細胞中で複製し得るプラスミド
、7アーシ゛DNAまたはその他のDNA配列であって
、そのDNA配列は、例えば複製、外殻蛋白質の生産な
ど、そのDNAの必須の生物学的機能、あるいはプロモ
ーターまたは結合部位を刊随的に失なうことなく、その
場所で正確にその配列を切断することのできる1個また
は少数のエンドヌクレアーゼ認識部位を持っており、ま
た、それが導入された細胞(形質転換された細胞)を同
定確認するのに有用なマーカー(例えばテトラサイクリ
ン耐性あるいはアンピシリン耐性)を持っていることで
特徴づけられる。クローニング媒体は、しばしばベクタ
ーとも呼ばれる。 賭号配刀 ポリペプチドのアミノ酸配列を決定するDN
A配列 相 組込み体(コインテグし112個の環状DNA分子
開の単一交叉により得られる構造体−L2211it性
他のレプリコンに物理的に結合していないDNA分子
(+/プリコン)が、その結合していない他のレプリコ
ンにとって必要かつ欠落している拡散性物質を供給する
ことができる過程 兼介(コンジュゲーション) 細胞同志の接触により、
1つのタイプの細菌から・池のタイプの細菌にD N
Aが転移すること 米換え 相同なりNA配列間で遺伝物質が交換すること 欠損置換 1個のDNA配列が除去され、その代りとし
て異なったD N A配列で置換されること分化 ある
細胞の子孫が特殊な構造と機能を獲得し、更にそれを維
持すること D N A配列またはD N、 Aセグメント 隣接す
るペントースの3゛位と5゛位の炭素間の燐酸ジエステ
ル結合により互いに連結したヌクレオ41群の一直線の
配列 4、來傍 相互組込み(コインテグレート)構造が2個
の環状DNA分子に分解する過程。この過程は遺伝情報
を交換するのに利用される。このDNA環状体の一方は
、゛それによって組換えが生じ得る標的DNAと相同な
2つの領域を持っており、この2つの領域は、標的DN
Aと交換される非相同DNA配列をはさんでいる。もし
1回目の交叉と2回目の交叉が同じDNA領域で起ると
、ちとのDNA環状体が生成する。この2回目の交叉が
第2の相同領域で起ると、2つの環状体の開で遺伝子の
交換が起ることになる。 1現 構造遺伝子によりポリペプチドが生産される過程
。これは転写と翻訳の組合せである。 発現調節(コントロール)配列 構造遺伝子に有効に結
合された場合、それらの構造遺伝子の発現を調筋し、統
制するヌクレオチド配列 F型プラスミド F因子(Fはfertility(生
殖 □力))を持ったプラスミドであって、F因
子を持だない宿主に該プラスミドのコピーを移入するこ
とのできるプラスミド 遺伝子 2つの部分、即ち(1)遺伝子生産物のための
暗号配列および(2)その遺伝子が発現されるかどうか
を調節しているプロモーター領域内の配列、から構成さ
れているDNA配列 グAム 細胞またはウィルスの全DNA。これは、まず
ポリペプチドを暗号化している構造遺伝子、更にオペレ
ーター、プロモーター、リボゾームの結合配列および相
互作用配列(たとえばSt山1e−Da1garno配
列)を含んでいる。 清仏子型 ある生物に含まれている遺伝情報の全て 相同的(性)組換え 相同配列を含んでいるDNA上の
2つ領域間の組換え I型プラスミド Fとは異なる不和合性グループの一部
の自律転移性プラスミド 1)」 選択圧(selecLive pressur
e)がないと、同一の細胞に2個のDNAが共存し得な
いこと 延入 あるD N A配列を、別の分子のD N A配
列内にf1カーけること セダー配列 5゛末端から最初の構造遺伝子の先端に至
るまでの+aRNA上の領域。これには構造遺伝子の暗
号配列の翻訳を開始するのに重要な部位が含まれている
。 減数分裂 はじめの4n個の染色体が、2回の連続した
分裂により生成した4個の細胞のそれぞれにIn個ずつ
分布するようになる過程。この過程は有性生殖に於いて
重要である。 n+ob (摂動機能体) tra機能体との組合せ
に於いてのみDNAの転移を促す一連の生成物。mo
bはbomサイトを含んでいるプラスミドの移動を促す
ことかで外る。 摂動(モビリゼーシaン)別の細胞へ転移することので
きないDNA分子が、池のDNA分子の助けを借りて転
移する過程 摂動ヘルパープラスミド 他のプラスミドが持っていな
い、別の宿主細胞へ転移するための拡散性生成物を供給
することかできるプラスミド非接合性組換えプラスミド
細胞同志の接触によ」)、それ自体では、もとの宿主
細胞から池の宿主細胞へ転移することかできないDNA
分子。転移するには、他のDNA、例えばヘルパープラ
スミドによって供給される機能体が必要となる。 ヌクレオチド 糖部分(ペントース)、燐酸エステルお
よび含窒素異項環塩基から構成されているD N Aま
たはRNAの単量体単位。この塩基は糖部分とグリコシ
ド結合で連結しており(ペントースの1゛位の炭素)、
この塩基と糖とが結合したものがヌクレオシドである。 ヌクレオチドの特性はこの塩基によって決まる。DNA
の4個の塩基はアデニン(“A″)、グアニン(“*
に u )、シトシン(“C゛)およびチミン(“1’
” )である。RNAの4個の塩基はA、G、Cおよ
びウラシル(U゛)である。 *TA)3質 発育環境と遺伝子形質との相互関係によ
って生成する個体の観察し得る特性プラスミド それ自
体が宿主細胞中で複製される、完全な(無傷の)レプリ
コンからなる非染色体性の2本鎖DNA配列。このプラ
スミドを単細胞生物に入れると、そのプラスミドのD
N Aによって、その生物の性質が変わる、即ち形質転
換される。例えば、テトラサイクリン耐性(TcR)の
ための遺伝子を持ったプラスミドにより、本来はテトラ
サイクリンに感受性のある細胞が耐性のある細胞に形質
転換される。プラスミドによって形質転換された細胞を
形質転換体と呼ぶ。 ポリペプチド 隣接するアミノ酸どうしがa−アミノ基
とカルボキシル基とのペプチド結合により互いに連結し
た線状のアミノ酸連鎖 プロモーター領域 遺伝子の転写を統制している、暗号
配列の開始点より上流のD N A配列プロモーター配
列 RNAポリメラーゼが結合する配列であり、ポリメ
ラーゼはそれより下流の配列の忠実な転写を促進する。 組換えDNA分子または雑種(ハイブリッド)D易 少
なくとも2個のヌクレオチド配列からなり、その一方の
配列は、自然界では通常第2の配列と共存しない、その
様な配列からなる雑種のDNA配列 別換え DNA分子またはDNA分子の一部分の新しい
結合体を創製すること 相同領域 DNAの別の領域に於ける配列と同じDNA
配列を持っているD N A領域レプリコン DNAの
複製開始サイトオよび複製を支配するのに必要な機能を
指定している遺伝子を持った自己複製遺伝子単位 糾1人之グメント 特定の標的DNA配列を認識する酵
素による2本鎖開裂によって生じるDNA分子 」Nへポリメラー¥ D N AのRN Aへの転写を
つかさどる酵素 洒択可囮tヱユ久ユ遺伝子 あるD N A配列であっ
て、それがある細胞内で発現された時、その1’) N
A配列を含んでいない細胞より増殖しやすい有利性を
その細胞に与えるDNA配列。細胞を適当な選択的増殖
培地に置くと、この2つのタイプの細胞を区別すること
ができる。通常使用される選択可能なマーカー遺伝子は
抗生物質耐性を暗号化している遺伝子である。 単一乗換 2個の環状D N A分子を組換えて、相互
組込みされた大きい環状体を形成させる操作過程 構潅遺仏子 ポリペプチドを暗号化している遺伝子 エニD N A 植物細胞ゲノムに安定に組込まれる
ことが見い出されているTiプラスミドの部分子−領域
植物細胞ゲノムへ転移するD N A配列を含んでい
るTiプラスミドの部分 子iプラスミド 感受性植物に腫脹(クラウンガル)を
誘発させるだめの遺伝情報を含んでいるAgrobac
teriu+++ tu+neraciens株に存在
する大きいプラスミド T L −D N AおよびTR−DNA オクトピ
ンクラウンガル腫脹細胞は2つのT −D N A配列
、即ち左T −D N A (TL −D N A)お
よび右T −DN A(T R−DN A)全含有し得
る。i’ L −D N Aはツバリン腫脹細胞のT−
DNAと共通している配列を持っているがTR−DNA
は持っていない。 tra (転移機能(体刀 プラスミドに暗号化されて
いる拡散性の生成物、および細胞間のDNA転移の際に
利用される作用部位の両者を指す。例えば2つの細胞の
間に橋を作るのに必要な生成物およびDNA転移が開始
する部位。 電防 構造遺伝子からm RN Aが生産される過程、
または、塩基対(ベースペア)の形成により、L’)
N Aに含まれてい□る遺伝情報に基外それに相補的な
塩基配列をもつR’NA鎖が形成される過程形質転換
細胞のDNA補体(complement)に外米性D
N Aが導入されることによって生じる遺伝的修飾 III? +nRNAからポリペプチドが生産される
過程、あるいは、+n”RN A分子に存在する遺伝情
報が、ポリペプチド合成において特定のアミノ酸の順序
を指定する過程 非分化表現形質 いかなる特異な部分もなく、組織中の
細胞の外観が均一であること ベクター 異なった宿主細胞間を転移するように設計さ
れたDNA分子 組換えDNA技術の進歩によって、微生物の遺伝子工学
に新たな展望が開けた。もし1個の体細胞から、完全な
生物を再生することができた呟これらの技術は多細胞真
核生物にまで広がるであろう。ある種の高等植物の細胞
は、優れた再生能力を有し、従って高等生物の遺伝子工
学にとってかっこうの材料となる。 植物の遺伝子工学の主たる問題点は、外米性DNAを植
物ゲノムに導入する為の系の利用性にある。この様な系
には、ダラム陰性土壌細菌のAgrobacteriu
m Lu+nefaciensが持っている腫脹誘起(
Ti)プラスミドがある。この微生物は、広範囲の双子
葉植物の損傷組織に、クラウンガル(cr。 wngall、冠状コブ)と呼ばれる腫脹性形質転換を
引き起す原因となることがわかっている。この増殖性の
腫脹は、オパイン(+)pines)と呼ばれるTiに
特異な新しい代謝物を合成する。この形質転換は、分子
レベルでみると、Tiプラスミドの実体のはっきりわか
っているT −D N A (転移D−NA)フラグメ
ントが植物細胞ゲノムに転移して安定に組込まれたこと
によって起る。換言すれば、クラウンガル腫脹は、その
染色体DNAに、腫脹セルラインをもたらしたTiプラ
スミド中のり、NAA配列相同のT−DNAと呼ばれる
D N Aセグメントを含んでいる。あらゆる場合に於
いて、このT−DNAは、連続した一連のTiプラスミ
ドDNAに相当しており、また、これと共直線性である
。 従ってこれはT−領域と呼ばれる。 Tiプラスミドはクラウンガル細胞で合成されたオパイ
ンのタイプによって分類される。クラウンガル細胞でツ
バリン[N−α−(1,3−ジカルボキシプロビル)−
L−フルギニン1の合成を惹起させるAgrobact
erium株はツバリン株と呼ばれ、オクトピン[N−
α−(N−1−カルボキシエチル>−t、−フルギニン
1を合成するものはオクトビン株と呼ばれる。これらが
最も普通に用いられるAgrobacteriu10株
である。 植物の遺伝手術にr−DNAをベクターとして使用する
試みがモデル実験で行なわれた。この実験では、インビ
ボにおいて、Agrobacteriu+n ’r3
7株のTiプラスミドからのT−DNAの右側境界部の
近くに14kb細菌性トランスポゾン(transpo
son) Tn 7が挿入された。すると、このTiプ
ラスミドを持っているアゲロバクチリアによって惹起さ
れる腫脹中のツバリン合成が消滅した。更に、サザーン
・プロッティング・ハイブリディゼーションの結果、そ
の様な挿入を行なわなけれぼ正常であるT−DNA配列
の一部分として、この腫脹の染色体DNA中に全Tn7
が存在することがわかった(Hernalsteens
呟Nature287(1980)、654−656;
Ho1stersら、Mo1. Gen、 Gen
et、 185 (1982) 、283−289)
。この様に、23kbT−DNAに14kl+DNA7
ラグメントを導入しても、23kbT−DNAの植物細
胞ゲノムへの転移能力に変化は見られなかった。 7897株、Agrobacteriu+nT 37の
TiプラスミドのT−DNAの境界部は非常に正確に調
べられている。これは全ツバリンTiプラスミドの極く
一部、約23kbに過ぎない。更に、このT−DNAの
境界部は知られている:即ち、この′r−DNAの境界
部を決めているヌクレオチド配列が調べられ、ツバリン
1゛iプラスミドの同じ領域と比較された( Z aI
IIbrysk iら、5cience 209 (1
980)r 1385−1391;Zambrysk
iら、J、 Mol、 Appl、 Genet、
1’(1982)、361−370 )。このT−領域
の境界部が、T−DNAの植物細胞ゲノムへの組込みに
最も関係している様である。 DNAを植物細胞へ転移させる為のベクターとしてTi
プラスミドを使用するには、転移したDNAの境界部を
決めているT−DNA配列を知ることが基本的に必要で
ある。そうすれば、外米性DNAをこの境界内に挿入し
、確実に植物細胞ゲノムヘ転移させることができる。更
に、この系を利用しようとすれば、形質転換された植物
細胞が、その生育特性において腫瘍の性質を持たず、正
常であるということが重要である。T−DNA転移の後
、正常細胞を生産するには、T−DNA自体によって暗
号化されている機能を知る必要がある。 従って、どの領域が腫瘍表現形質に関係しているか調べ
るために、TiプラスミドのT−領域の徹底的な遺伝子
分析が行なわれた。 T−DNAは、クラウンガル表現形質の原因となる機能
体を暗号化している。その遺伝子は、T−DNAの特定
の領域に局在化している( LeemaIIs呟EMB
OJ、[1982)、147−152 ; Willm
itzerら、EMBOJ、j(1982)、139−
146 )。一般に、腫瘍カルス組織の非分化表現形質
を寞配している少なくとも4つの遺伝子が存在している
。これらの遺伝子の突然変異体(ミュータント)は、新
芽様のあるいは根の様な外観の形質転換組織を形成させ
ることができる。この後者の成果は、腫瘍組織ではなく
正常植物組臓中で発現させる為にDNAを植物に転移し
たいと思う場合には特に重要である。 最近、完全な正常植物に再生することができる形質転換
新芽を誘導するTiプラスミド変異体がみつかった。こ
れらの植物は繁殖力が旺盛であり、減数分裂によっでT
−DNA特異配列を伝達することさえした:即ち、子孫
の植物もT−DNA特異配列を含んでいた( 0tLe
n呟Mo1.Gen。 Genet、 183(1981)、 209−21
3 )。 しかし、この形質転換植物組織は、その染色体DNA中
に、腫瘍表現形質を支配しているT−DNA領域が除去
さ□れる大がかりな欠損が発生したことにより、著しく
小さくなったT−DNAを含んでいた。この欠損が当初
の形質転換時に起ったのか、新芽の形成をもたらすその
後の過程で起ったのかは不明である。 Ti プラスミドは太きく(200kb)、そのTiプ
ラスミドの種々の場所に存在している多くの遺伝子が植
物の形質転換に関係している。従って、]゛−領−領域
切な場所に特殊なエンドヌクレアーゼ認識サイトを有し
、T−DNAを植物細胞ゲノムに転移させて安定に挿入
するのに必要な全ての機能を持ったTiプラスミミド由
来小型のクローニングベクターを組み立てることは不可
能である。所望のDNA7ラグメントを゛riプラスミ
ドの′r−領域の特定の制限酵素開裂サイトに導入する
為の既知の方法の1つは、Eschericl+ia
coli(大腸菌)におけると同様、AgrobacL
eriumlにイても複製することかでき、T −D
N Aの所望の制限7ラグメントを含んでいるクローニ
ングプラスミドを組手立てることである。この様なりロ
ーニ、ングベクターは「中間ベクター]と命名された。 この様な中間ベクターは、T−領域によって暗号化され
ている機能を分析するのに使用された( Leelfl
alls ら、J、 MO+、AI)+1111.
Genet、1 (1981)、149−164)
。 本発明は、発現し得る遺伝子を植物細胞ゲノムへ導入す
る方法に関するものである。本発明の1つの目的は所望
のあらゆる遺伝子(群)を導入することのできる改良さ
れたアクセプターTiプラスミドを提供することにある
。導入される所望の遺伝子(群)は、そのアクセプター
Tiプラスミドの相当する領域と相同の領域を持った新
規な中間クローニングベクター内に含まれている。この
中間クローニングベクターを提供することも本発明の目
的の1つである。 所望の遺伝子(群)の7クセプクーTiプラスミドへの
導入は、Agrobacteriumに保持されている
アクセプター′「1プラスミドと中間クローニングベク
ターの2つの相同DNAセグメントの間で起る単一乗換
えによって達成される。この中間クローニングベクター
は、ヘルパープラスミドを使って、それが増殖するEs
cbericbia col iがらAgro−bac
Leriu+oに摂動される。この様なヘルパープラス
ミドおよび摂動のための機能は知られている(■゛盲1
111e8111+1 ら、Mo1. Gen、
Genet、 185 (1982)、344−
351)。 A grobac Ler i uu+での単一乗換え
の結果、ハイブリッドTiプラスミドベクターが得られ
る。この □様なハイブリッドTiプラスミドも本発明
の目的の1つである。 Agrobacteriumに保持されたこのハイブリ
ッドプラスミドベクター(以降、ベクター組成物という
)を直接植物細胞の感染に使用し、次いで所望の遺伝子
生成物の発現についてスクリーニングする。植物細胞を
ベクター組成物で感染させて形質献換稙物細胞を調製す
るこの方法、その形質転換された植物細胞、およびそれ
から発生した植物を提供することも本発明の目的である
。この技法はAgrobacteriumの植物転移性
のプラスミド全てに適用することができる。 以下に添付の図面について詳細に説明する。 第1図は、境界配列(1)および(2)を除き、T−領
域の内部部分を除去して得られる本発明の7クセプター
Tiプラスミドの1態様を示している。 この境界配列は、T−領域を植物細胞ゲノムに組込むの
に必須である。境界配列(1)と(2)の間の領域(3
)が、植物に転移されるであろうDNAセグメントであ
る。このアクセプターTiプラスミドは、中間クローニ
ングベクターを単一乗換えによって組込ますことを可能
にしている中間クローニングベクター内のDNA配列の
少なくとも一部と相同のDNA配列を持ったDNAセグ
メント(3〜 )を含んでいる。Tiプラスミド領域(4)は、Agr
obacter+umによってT−領域が植物細胞ゲノ
ムに転移するのに必要な機能を暗号化している。この領
域は、vir−領域と呼ばれる。 第2図は、単−乗換えによって第1図のアクセプターT
iプラスミドに挿入される本発明の中間クローニングベ
クターを示している。このベクターは、所望の単一乗換
えを可能にするアクセプターTiプラスミドのDNAセ
グメント(3)の少なくとも一部と相同なりNA配列を
持ったクローニング媒体DNAセグメント(3゛)を含
んでいる。 更に、この中間クローニングベクターは、その天然のプ
ロモーター配列を備えた遺伝子あるいは遺伝子群(5)
を含んでいる。この組み立てに於いては、一般に植物の
遺伝子を使用することができる。 それは、他のものに比較して発現され易いと思われるか
らである。しかし、原理的には、全ゆる所望の遺伝子を
挿入することがで外る。この中間クローニングベクター
は選択マーカー遺伝子(6)を含んでいてもよい。この
遺伝子は、植物細胞中でこの遺伝子の発現を可能にする
プロモーター配列を含んで゛いな(すれは゛ならない。 このマーカー遣1云子を含んでいる植物細胞は、それを
含んでいない細胞より、成長の選択有利性を持っていな
ければならない。何故なら、この様にして、このマーカ
ー遺伝子を含んでいるDNAによって形質転換された植
物細胞を、非形質転換細胞と区別することができるから
である。 第3図は、第2図の中間クローニングベクターと類似の
、第1図のアクセプターTiプラスミドに単一乗換えに
よって挿入される本発明に係る中間クローニングベクタ
ーのもう1つの態様を示している。これは、クローニン
グ媒体DNAセグメン)(3’)、所望の遺伝子の統制
のとれた発現を可能にする外米性プロモーター配列(8
)、および、所望により、マーカー遺伝子(6)を含ん
でいる。 第4図は、第1図の7クセプターTiプラスミドおよび
第2図並びに第3図の中間クローニングベクターからの
、単−乗換えによる本発明に係るハイブリッドTiプラ
スミドベクターの調製を示す模式図である。 第5図は、E、 coliから7クセプターTiプラス
ミドを含んでいるAgrobacLeriu11ヘノ、
中間クローニングベクターの遺伝子転移に関する諸過程
を概略したものである。第1段階は、中間クローニング
ベクターを含んでいるE、 coli株(1)と、その
後のAgrol+acteriumとの接合の為の2つ
のヘルパープラスミドを含んでいるもう1つのE、 c
。 11株との接合である。1方のヘルパープラスミドはプ
ラスミド転移に重要なりNA配列(tra)を含んでお
り、池方のヘルパープラスミドは摂動に重要な配列しo
b)を含んでいる。接合によってこれらのヘルパープラ
スミドがE、 coli株(1)に導入されると、そこ
に含まれている中間クローニングベクターが池の細菌株
へ転移することができる様になる。LraおよびIII
obヘルパープラスミドは、中間クローニングベクター
が持っている抗生物質illママ−(AI)”)トJ、
tMナルマーカー、Abr2およびAbr3をそれぞれ
持っている。従って、全てのプラスミドが存在するかど
うかを選択培地上でモニターすることができる。こうし
て摂動株(3)が得られる。この摂動株(3)を、第1
図の7クセプターTiプラスミドを含んでいるA、 L
utoefaciells株(4)と接合させ、中間ク
ローニングベクターの抗生物質耐性マーカーで選択する
。中間クローニングベクターはA grobac te
r i uIII中で複製できないので、受容アクセプ
ターTiプラスミドと相互組込み体を形成した場合にの
み、保持されることができ゛る。Agrobacter
ium中のこの相互組込み構造体(5)が、DNAを植
物細胞ゲノムに転移させるのに使用される最終的なハイ
ブリッドTiプラスミドである。 第6図は、第1図に示したものと同類のモデルアクセプ
ターTiプラスミド(タイプA)の組み立てを示してい
る。ここでは、Tiプラスミドと、このもとのT1プラ
スミドの一部と置ぎ換わるDNA配列を含んでいる別の
プラスミドとの間で、二重乗換え−が起る。より具体的
に述べると、小さい方のプラスミドはクローニング媒体
(3)の中にT−領域の境界配列(1,2)を含んでい
る。二重乗換えの結果、T領域の内部の1部分が除去さ
れ、代ってクローニング媒体で置き換えられる。得られ
たアクセプター′1゛iプラスミド(A)は、境界配列
(1,2)の間に含まれているDNAを植物細胞ゲノム
に転移させることができる。得られた、形質転換された
DNAは、Tiプラスミド(A)では腫脹の増殖を支配
している遺伝子が除去されているので腫瘍性のクラウン
ガル組織をつくらない。 Tiプラスミド(A)は、クローニング媒体(3)と相
同性を有するあらゆる中間クローニングベクター用の極
めて普遍的なアクセプターTiプラスミドである。この
クローニング媒体(3)は通常のプラスミドでよく、例
えばpBR322またはその誘導体などによって置き換
えることができる。 tjS7図は、中間クローニングベクターをU、、 c
o l i宿主細胞中で組みたてる工程を模式的に示し
たものである。制限エンドヌクレアーゼサイトR1に囲
まれた所望の遺伝子(5)および制限エンドヌクレアー
ゼサイ)R2で囲まれた選択し得るマーカー遺−伝子(
6)を、酵素R1およびR2の為のそれぞれ1つの制限
サイトを含んでいるクローニング媒体(3゛)に挿入す
る。3つの分子を全て制限酵素R1および/またはR2
で消化し、DNAリカ゛−ゼを用いてライゲーション(
結紮)して中■1クローニングベクターを形成させる。 このクローニング媒体(3゛)は、細菌遺伝子学の選択
マーカーとして使用する抗生物質耐性(Ab”)を暗号
化しているもう1つのDNA配列を含んでいなければな
らない。所望の遺伝子(5)はその天然のプロモーター
または第2図および第3図に概説した外米性プロモータ
ーの支配下にある。 第8図は本発明に係るアクセプターTiプラスミド(タ
イプB)のもう1つの具体的態様を組み立てるための模
式図である。この態様では、境界配列(1)および(2
)のすぐ外側のTi配列に相同の、それぞれDNA配列
(9)および(10)を含んでいるクローニング媒体と
Tiプラスミドとの間で二重乗換えが起る。この二重乗
換えによって、境界配列(1)および(2)を含んでい
る′F−領域T全体が削除され、それがクローニング媒
体(3)で置き換えられる。Tiプラスミド(B)は、
境界配列(1)および(2)の間にクローンされた所望
の遺伝子を含有している中間クローニングベクターのた
めの7クセプターである(第9図参照)。 第9図は、第8図の7クセプターTiプラスミド(B)
に単一乗換えによって挿入される本発明の中間クローニ
ングベクターを例示している。これは、所望の遺伝子(
5)の両端に位置する境界配列(1)および(2)を含
んでいる。これはまた、2つのプラスミド間の相同的組
換えを可能にするため、アクセプターTiプラスミド(
B)中のクローニング媒体配列と少なくとも一部が相同
であるクローニング媒体配列(3゛)をも含んでいる。 第10図は、第8図のアクセプター1−iプラスミドお
よびそれに対応する第9図の中間クローニングベクター
か呟本発明のハイブリッドTiプラスミドベクターの組
み立てを示す模式図である。 単一ゑ換えによって第9図の中間クローニングベクター
が第8図のアクセプターTiプラスミド(B)に導入さ
れる。 第11図〜第20図は本発明をより具体的に例示するも
のである。 第11図は、5.2kb Hind III 7ラグメ
ントAc8BのI)BR322への挿入を示している(
Z ambrysk i ら、5cience 20
9(1980)。 1385−1391)。この7ラグメント AcgBは
ツバリン1゛iプラスミドの左右の境界領域を含んでい
る。このクローンpACgBは、第6図に示した1−A
−タイプ]の7クセプタープラスミド、pGV3850
の組み立てに使用される。野生型Tiプラスミドの左右
の境界領域を含んでいるこのクローンされた制限7ラグ
メントを使って、クローンpAc8Bと類似のクローン
を得ることができることは、当業者には容易に理解され
るはずである。 第12図はツバリンTiプラスミド1)G V 383
9のT−領域を示している。l−1ind III制限
エンドヌクレアーゼサイトは(1−1)で示しである。 変異したHind III 7ラグメント1つは(19
”)で示しである。カナマイシンまたはネオマイシン耐
性を付与するアセチルホスホトランスフェラーゼ遺伝子
はaplで表わし、これは黒くぬりつぶしtこ部分に存
在している。T領域の境界は矢印で示しである。ツバリ
ンシンターゼ(synLbase)遺伝子は110Sで
表わした。数値は、Depickerら(1〕Iasm
id、3(1980)、193−211)の方法による
制限7ラグメントの大きさを表わしている。Tiプラス
ミド1)GV3838は、実施例1およびそこに挙げt
こ2つの文献に従って組み立てることができ第13図は
、アクセプターTiプラスミドpGV3850の組み立
てを示している。プラスミドpBR322−pAcgB
(第11図)は、線状化した形で描いである。pBR
322の配列は斜線を入れた領域で示し、pBR322
のアンピシリン耐性遺伝子はAIで示した。第12図に
示したpGV3839のT−領域の一部がここに描かれ
ている: pAcgB との相同的組換えに関与するH
ind III 7ラグメント(1o)および(23)
およびapt遺伝子が含まれている。二重乗換えによっ
てpGV3850および失われたapt遺伝子を含むも
う1つのレプリコンが組み立てられる。 第14図は、実施例2に詳細に記載した中間クローニン
グベクターpGV700の組み立てを模式的に示したも
のである。制限エンドヌクレアーゼサイトを示すのに以
下の略号を用いた: B=BamHI 、 Bg =B
gl II 、E=EcoRI %H=Hind II
I 、5=Sal I、 Si=Sma1.抗生物質i
l性を示すのに以下の略号を用いた: Ap=アンピシ
リン、C+n=クロラムフェニコール、SI。 =ストレプトマイシン、Tc=テトラサイクリン。 TL−DNAで示した図の下部の数値は、この領域のR
NA転写体を示している(W i I l+n i t
zerら、EMBOJ、1(1982)、 139−
146)。 第15図は中間クローニングベクターpGV750の構
造を示している。その組み立ては実施例2に記載した。 制限エンドヌクレアーゼサイトは、キロ塩基対(kb)
の数で表わしたその相対的位置で示した。Pst I
サイトは示していないがKInR/N’mR領域に3
つ、cbR遺伝子に1つ存在する。 左右の境界領域も示しである。I)GV750の組み立
てに使用されたBgI II/ B’a+nHIサイト
およびHpa I / SIna Iサイトが示されて
いるが、これはpGV750 には存在しない。影をつ
けた領域はTL−DNAに、黒い領域はKinR/Nm
R領域に、白ぬぎ部分は隣接するTiプラスミド配列に
、そして線はクローニング媒体pBR325にそれぞれ
相当する。その他の略号は以下の意味を有する: 0c
s−オクトビンシンターゼ、CanR=クロラムフェニ
コール耐性、CI)R=カルベニシリン(アンピシリン
類似体)耐性、Ku+ ”/ N+oR=カナマイシン
耐性/ネオマイシン耐性。 第16図は実施例3・に詳細に記載した中間ベクター1
+GV745の組み立てを示している。 +1(−;
V745は、第8図に示した「Bタイプ」アクセプター
プラスミド、pGV2260の組み立てに使用される。 制限エンドヌクレアーゼサイトは以下の略号で示した:
B=BamHI、 H=Hind Ill、R=IEc
oR1゜アンピシリン耐性遺伝rはA 1+”で示した
。斜線を施した領域はオクトピン′l゛1プラスミドの
i’ −D N A領域の左側と相同のf) N Aを
、白ぬき領域はオクトピン′riプラスミドの′I゛−
l) N A領域の右側と相同のD N Aを示してい
る。 出発物質であるプラスミドpにV(12HJおよびp(
、; V l) 12 +)についての物理的位置およ
び記述は、l’)e VosらのPlasmid’6(
1981)、249−253にみられる。 第17図はアクセプタープラスミドpG V 2260
の組み立てを示している。pGV221? 中の欠損置
換が、ネオマイシンとカナマイシンに対する耐性を付与
するアセチルホスホトランスフェラーゼ遺伝子(apt
で表わしである)を含んでいる黒色部分で示しである。 中間ベクターμG’v 745(第16図参照)は線状
化して描いである。これは第16図に示した1フGV7
45のHind IIIサイトで開裂したものである。 pBR322の配列は斜線を施した部分で示し、アンピ
シリン耐性遺伝子はAplで示しである。二重乗換えに
よって、pGV 2260が組み立てられ、apl遺伝
子が失われる。制限エンドヌクレアーゼサイトは以下の
略号で示した: B = Ba+nHI、H=ト1in
d III、R=EcoRI。 第18図は、ツバリンシンターゼ遺伝子(口os)のプ
ロモーターの下流の遺伝子を発現するためのプラスミド
pL(+ ’v 2331の組み立てを示している。5
゛および3゛はそれぞれ転写開始と転写終了を意味し、
ATGおよびT’AAは翻訳開始および翻訳終了に使わ
れるコドンを表わしている。 太線は+108プロモーター領域、白ぬ5部分は+10
3暗号領域を示している。A、Rはアンピシリン耐性、
K+o1(はカナマイシン耐性を示している。 第19図は、完全なオクトピンシンターゼ(ocs)暗
号配列を含んでいるプラスミドpA G V 1 (、
’)の組み立て、およびプラスミド1)LGV2381
(第18図参照)中1103プロモーターの後部へのそ
の挿入を示している。太線はプロモーター領域、白ぬき
部分はocs暗号領域を示している。その他の記号は第
18図と同じである。 第20図は、ノパリンシンターセ゛(nos) li(
元手のプロモーター領域の周囲のヌクレオチド配列およ
びオクトピンシンターゼ遺伝子暗号領域と融合した後の
同じ領域の周囲のヌクレオチド配列を示している。融合
点は星印(*)で示した。いくつかの制限エンドヌクレ
アーゼサイト、即ち、B am )−11、Hind
III 、および5acll も示しである。 5゛および3゛は転写開始および終了を意味する。 A′rGは翻訳に使われる最初のコドン、TAAは翻訳
に使われる終了コドンを表わしている。白ぬきの大きい
矢印はツバリン遺伝子の暗号化領域、縞の入った矢印は
オクトピン遺伝子を表わしている。 以下に本発明の詳細な説明する。 第1図にアクセプター′1′1プラスミドを簡単に図式
化して示した。このアクセプターTiプラスミドは、野
生型腫瘍誘起(T i )プラスミドの2つの境界配列
(1,2)または領域を含んでいる。この境界配列は、
Tiプラスミドの1゛−領域を植物 ゛細胞ゲノム
ヘ組込むのに必須である。換言すれば、あらゆるD N
A配列(3)または1゛−領域を、これらの配列11
]iこ存在している植物細胞ゲノムに組込むのにこの境
界配列が絶対に必要である。 このアクセプターTiプラスミドのI) N A配列(
3)には、第2図および第3図に示した中間クローニン
グベクターのDNA配列(3゛)の少なくとも1部と相
同のDNAセグメントが含まれている。 この相同性は、中間クローニングベクターとアクセプタ
ーTiプラスミドが単一乗換え(相同性組換え)によっ
て相互組込みするのに必要である。 相互組込み体の得られる頻度は、基本的には相同領域の
長さできまる。相同性組換えを高頻度で起すには、通常
1−4kl)の領域が使われる(Lecq++a++S
呟J、 Mol、 Appl、 Genet、1 (,
1981)。 149−164)。 アクセプターTiプラスミドは更に、AHroba−c
l、eriumによってTiプラスミドのT−領域が植
物細胞ゲノムへ移動するのに必要な配列(4)を含んで
いる。 この様なアクセプターTiプラスミドの組みVておよび
第2図および第3図に示した中間クローニングベクター
とのその相互組込みについて、第4図を参照しながら以
下に詳述する。 第2図および第3図に、発現しようとする、即ち、植物
細胞中でプロモーターの支配下に転写され、翻訳される
所望の原核性または真核性遺伝子をクローンするための
中間クローニングベクターを簡略化した図で示した。こ
れらの中間クローニングベクターは、アクセプター′1
゛iプラスミ、ドの1’) N Aセグメント(3)の
少なくとも一部と相同であり、従って単一乗換えを可能
にするI) N A配列を含んでいるクローニング媒体
からのD N Aセグメン)(3’)を含んでいる。さ
らに、この中間クローニングベクターは、その天然のあ
るいは外米性のプロモーター配列を含む少なくとも1つ
の所望の遺伝子(5,7)を含んでいる。このプロモー
ター配列によって、挿入された遺伝子配列の発現が可能
である。所望の挿入遺伝子(群)の発現を調整するため
に、外米性のプロモーター配列(仕立て上げたプロモー
ター)を使うことも可能である。 調整の各種の例として、以下のものを挙げることができ
る:(i)組織に特異な発現、即ち、葉、根、茎、花な
ど、(ii)発現レベル、即ち、発現の強弱、(iiυ
誘導性発現、即ち、温度、尤または添加された化学的因
子による発現など。 中間クローニングベクター用の所望の遺伝子の例として
は、アミノ酸や糖類の様な生産物の合成をコントロール
して植物の栄養価や成長度を改良する遺伝情報を持った
DNA7ラグメントまたは配列、外部から病原物質に対
する保護、例えば病原生物またはストレスとなる環境因
子に対する耐性、をイ;1与する生産物の合成をコント
ロールする遺伝情報を持ったD N A 7ラグメン)
、1.tこは配列、;在伝子工学によって改良しようと
する植物の基本的な過程に情報を与える生産物の合成を
コントロールする遺伝情報を持ったI)NAフラグメン
トまたは配列など。 第2図および第3図は、選択可能なマーカー遺伝子(6
)を含んでいることもある中間クローニングベクターを
表わしている。選択Ill能なマーカー遺伝子としては
、例えば抗生物質または有毒な類似物質(例えばアミノ
酸′B縁体)を暗号化している遺伝子、受容宿主細胞の
欠損を補う遺伝子などが挙げられる。 第4図は、ハイブリッド1゛1プラスミドベクターの組
み立てに関与する構成を示しており、第5図は、そのハ
イブリッドTiプラスミドベクターを保持しているAB
robacteriu+nの分離に関与する実際の接合
二り程を表わしている。この工程は、中間クローニング
ベクターがE、coli中で組み立てられるので、この
中間クローニングベクターをABrol)acteri
un+中の7クセプタープラスミドに転移させるのに必
要である。 T−領域の一部が変更された配列で置換されている改良
Tiプラスミドを調製するのに用いられる既知の転移手
法は多数の工程からなっている。 通常、大抵のDNA組換え操作は、特別に設計されたク
ローニング媒体、例えは++BR322(Bolive
r 、 Gene 2 (1977)、75−93)中
で行なわれる。しかしこのクローニング媒体は、それ自
体Agrobacteriu+nに移動することかでき
ない。この問題は、既知の方法では次の様にして解決さ
れている: a) AFirobacteriu+++tl】でも
複製し得る別の広範囲宿主用クローニング媒体、例えば
m1ni−3aプラスミド(Leemans呟Gene
19(1982)。 361−364>でpBRクローニング媒体配列を置換
する。この繰作はE、coji中で行ない、中間クロー
ニングベクターが得られる。 b)所望のl) N Aを含有している中間クローニン
グベクターを保持したE、coli株と、Agroba
−cteriu+o中では複製でトないがそれ自体およ
び他のDNAのAgrobacteriumへの転移を
仲介することのできるヘルパープラスミドを保持した別
のE。 coli株との接合。 C)工程(1))で得られるE、coliとTiプラス
ミドを含んでいるA grobac Ler i um
の接合@′ルバープラスミドは失われる。 d) 中1111クローニングベクターは、独立しタ
レプリフンとしてA grobac ter i um
中で複製し、存在することがでとるので、工程(e)で
得られた接合1本は、中期クローニングベクターとTi
プラスミドとの相互組込み体を含んでいる細胞、または
中間クローニングベクターおよび相互組込みが起らなか
ったTiプラスミドを含んでいる別の細胞の混合物であ
る。相互組込み体だけを特異的に分離する為に、Tiプ
ラスミドのない別のAgrobact−erium株と
の接合をもう一度行なわなければならない。この転移は
、Tiプラスミド自体によって暗号化されている機能に
゛よって仲介される。この第2のAgrobacter
iu鎗株への中間クローニングベクターの転移は、Ti
プラスミドとの相互組込み体の形でのみ行なわれる。 e)所望の置換を行なった最終的な改良′旨プラスミド
を得るために、第2回目の乗換えが行なわれる (Le
etOans ら、J、Mo1. Appl、 に
enet。 1 (1981)、149−164)。 僅かにもう1つの既知の方法は、上記工程(d)におい
て、中間クローニングベクターと適合しない別のプラス
ミドをAgrof+acLeritunに導入すること
を除けば、上の方法と基本的に同じである。この場合、
独立したレブリフンのままでし)る中間クローニングベ
クターは全て失われるので、相互組込み(単一乗換え)
を選択することができる(MaLzke ら、 J、
Mo1. AI]I)l、 Genet、 1
(1981)、39−.49 )。 ここに本発明者らは、Agrobacteriu+nの
アクセプターTiプラスミドに中間クローニングベクタ
ーを導入する為の、新規な非常に簡素化された方法を提
供するものである。簡単に言えば、この方法は、多くの
通常使用されているクローニングプラスミド(例えばI
)BR322)を■Agrobac−1、eriumに
転移させるのに、E、 coliのヘルパープラスミド
が役立つということを見い出した事実に基づいている。 これらのプラスミドは、いづれもABrobacLer
iuIIl中では複製でとないので、アクセプターTi
プラスミドと相互組込みし得るものだけが保持されるこ
とになる。さらに、本発明者らは、Agrobacte
riu+n中のこの相互組込み体を、植物細胞への感染
の為の直接のベクター組成物として使用するのである。 この様にして、本発明者らは前記の工程(d)および(
e)を省略した。これによって、改良ハイブリッドTi
プラスミドを組み立てるのに要する時間が減少し、可能
な組み立てに柔軟性が増加し、かくして、植物細胞ゲノ
ムヘr)NAを転移させる為のベクターとしてこのアク
セプターTiプラスミドを使用でトる可能性が著しく高
まったのである。 即ち、第5図に概略を示した様に、アクセプターTi
プラスミドへの中間クローニングベクターの導入は2工
程で行なわれる。先づ、中間クローニングベクターを持
ったE、 coli株(1)を、この中間クローニング
ベクターのABrobacteriumへの摂動を促す
2つのプラスミドを持った別のE。 coli株(2)と接合させる。これらのヘルパープラ
スミドの代表的な、そして好ましい例は、+nol)機
能を含んだR64drdllおよびtra機能を含んだ
pGJ28である(Finneganら、Mo1. G
en。 GeneL、 185(1982)、344−351)
。中間クローニングベクターのクローニングIM (I
上のb o tnサイト(Warrenら、Natu
re274(1978)。 259−261.)が池の2つのプラスミドによって暗
号化されている機能体によって認識され、転移できる様
になる。全てのプラスミドは、その存在を検出するため
に抗生物質耐性マーカーを含んでいるのが好ましい。次
いで、得られたE、coli。 株、即ち3つのプラスミド全てを保持している摂動株(
3)を、中間クローニングベクターと相同の領域を持っ
たアクセプターTi7”ラスミドを保持しているAgr
obacteriu+0と接合させる。中間クローニン
グベクターと7クセプターTiプラスミドとの単一乗換
えが行なわれたかどうかは、中間クローニングベクター
の抗生物質耐性マーカーについての選択によって検出で
外る。 第6図は、第1図の7クセプター1’ iプラスミドの
組み立てに用いられたDNA分子を模式的に示したもの
である。本明細書では、このプラスミドを7クセプター
Tiプラスミド(タイプA)と呼び、池のアクセプター
Tiプラスミド(タイプB)と区別することにする(第
8図参照)。この組み立てには、′1゛i プラスミド
と、クローニング媒1本(3)中に境界配列(1)およ
び(2)を持っているもう1つのプラスミドと9間に二
重乗換えが起ることが必要である。図に示した様に、ク
ローニング媒体配列(3)は左側の境界配列(1)と右
側の境界配列(2)との財にある。このDNA鎖の正し
い極性を示すために、これを環」二に描くことがでおる
。 しかし、二重乗換えに使用される相同領域を示すために
は、この環を開裂させて図示した。これは理解を助ける
為のやリカとして重要であり、第8図に於けるアクセプ
ターTiプラスミド(B)の組み立てに於いても用いら
れている。即ち、もし境界配列(1)および(2)が、
単にクローニング媒体配列(3)−内に挿入されたのな
呟二重乗換えによって、T−領域が削除されてはいるが
この境界配列(1)および(2)の間のクローニング媒
体配列の−ないTiプラスミドが得られることになる。 第6−図に示した様に、二重乗換えによって、境界配列
(1)および(2)の間にもとの]゛−領領域持った環
状DNA分子が生成する。これはレプリコンではないの
で消失する運命にある。この二重乗換えが起ったかどう
かは〜、例えばゴミプラスミドのT−領域内に含まれる
抗生物質マーカーの欠落について選択したり、クローニ
ング媒体配列(3)内の抗生物質耐性マーカーについて
選択したりして、遺伝子学的に選択することができる。 第7図は、第2図および第3図の中間クローニングベク
ターの組み立てを示す模式図である。制限エンドヌクレ
アーゼサイトRIまたはR2でそれぞれ囲まれた所望の
遺伝子(5)および選択可能なマーカー遺伝子(6)が
、酵素R1およびR7の為の特異な制限サイトを含んで
いるクローニング媒体配列(3゛)に、これら全ての分
子の消化およびライプ−ジョンによって種本される。得
られた組換えDNA分子は、E、 coli宿主細胞を
形質転換するのに使用され、その形質転換体は、クロー
ニング媒体配列(3゛)の抗生物質耐性マーカー(Ab
”)で選択される。 第8図は本発明のもう1つの態様、即ちアクセプターT
iプラスミド(B)を組み立てるのに使用されるl)
N A分子の模式図である。この場合は、境界配列(1
)および(2)のすぐ外側に位置するDNA配列(9)
および(1(1)の刺にクローニング媒体配列(3)を
含んでいるプラスミドとTiプラスミドとの開で二重乗
換えが起る。乗換えに使用される相同領域を示す為に、
小さい方のプラスミドは開裂しである(第6図と同様)
。二重乗換えによる生成物は、アクセプター′1゛i
プラスミド(B)と、もとの′1゛1プラスミドからの
]゛−領領域よびDNA配列(2)、(10)、(9)
および(1)を含んでい遺伝子学的選択は第6図につい
て記載したものと同様にして行なうことがでトる。 第9図は、第8図のアクセプターTi プラスミドBと
組み合せて使用される中間クローニングベクターの模式
図である。ここでは、所望の遺伝子(5)は、クローニ
ング媒体配列(3゛)中に含まれている境界配列(1)
および(2)の間に挿入される。 第10図は、単一乗換により第9図の中間クローニング
ベクターかどの様にしてアクセプターTiプラスミド(
8)に挿入されるかを模式的に示している。この場合、
中間クローニングベクターのクローニング媒体配列(3
゛)の抗生物質耐性マーカーで選択すると、2つのプラ
スミドの間の相互組込みの結果としてのハイブリッドT
i プラスミドを確実に見つけることができる。こうし
て境界配列(1)および(2)内に含まれている所望の
遺伝子を持ったハイブリッドTiプラスミドが得られる
。この様にして組み立てられたハイブリッドプラスミド
は、その1゛−領域に、例えば第4図のハイブリッド゛
1゛1プラスミド中の配列(3)および(3゛)の様な
直接反復の配列を含有しておらず、従つ′ζ、分子内組
換えゐ結果として、/%4ブリ・ンドベクターまたは植
物細胞ゲノム中に導入されたINNAが不安定になる可
能性が避けられる。 本発明者らの研究室で行なった実験結果か呟第9図の中
間ベクターの血み立てには、境界配列1および2の両者
を所有する必要はなり・ことがわかった(未発表)。し
かし、所望のDNA配列を植物ゲノムに組込むには、少
なくとも右側の境界配列(2)(第1図および第9図参
照)を有することが必要十分条件である。 AgrobacteriumのT1プラスミド、例えば
7ノ々リンまたはオクトビンTiプラスミドの制限エン
ドヌクレアーゼ地図についての知見(Del)icke
rら、Plas+nid 3(1980)−193−?
’l’:De VO3ら、Plas+1lid 6(1
”984 )、249−523)およびT −1) N
A境界配列を含んでいる制限フラグメントについての
知見(Zaml+ryski呟J、Mol。 AI)ll’1. (、en(・L、lN982L36
1 37(,1;1)e Beuckeleerら、M
o1. Gel1. G、enet、Hf 3(198
1’)、283−288)か呟当業者であれば誰れでも
、本発明方法に従ってアクセプターTiプラスミドを組
み立てることができる。この池、通常の組換えDNA技
術および基礎的な細菌の遺伝子操作を実施できる能力が
要求されるに過ぎない。本発明は、ハイブリッドTiプ
ラスミドベクターを組み立てるのに有効であることがわ
かった本明細書に記載したアクセプターTiプラスミド
を具体的に提案している点でユニークなものである。更
に、これらのアクセプターTiプラスミドは、遺伝子を
植物細胞ゲノムへ導入するための方法の一部を構成する
様に設計されたものである。 既述したアクセプター′1゛iプラスミド、中間クロー
ニングベクター、ハイブリッドTiプラスミドベクター
およびベクター組成物を更に例示し、植物細胞ゲノムへ
組込まれた外来性遺伝子の発現を示す形質転換植物細胞
および植物を提供するのにこのベクター組成物が有効で
あることを例証するために、以下に実施例を挙げる。 実施例1 アクセプターTiプラスミドpGV3850
(Aタイプ)の組み立て 出発株およびプラスミド: ABrol)acLeri+na tu+nefaci
ens (野性型Agrol+a−cLerium由来
のり77ンピシン耐性株C58C1およびクロラムフェ
ニコール−エリスロマイシン耐性株C58C]) Ti プラスミド=pGV3839 第11図のプラスミド=ρAcgB 1゛iプラスミドpGV3839は7パリンプラスミド
pTi C58Lra 0(pGV31旧〕;1−1o
lstersら、 F’lasmid 3(198
0)、212−230)から組み立てる。これはT−領
域の中央近くに欠失置換突然変異体(ミュータント)を
含んでいる:即ち、Hind III 7ラグメント1
9の内部のS+nalフラグメント24 (Del)i
cker呟円asu+id 3 (1980)+
193.211)は、T。 5のapl(アセチルホスホトランスフェラーゼ)遺伝
子を含んでいる。pKC7のHind II 7ラグメ
ンIIRaoら、 Gene 7(1979,79−8
2)で置換されている。この遺伝子はアミノグリコシド
ネオマイシンおよびカナマイシンに対する耐性を暗号化
している。1)GV3839の1゛−領域の制限地図を
第12図に示す。 プラスミドpAclBは、T −、D N Aの境界部
だけを含んでいるpBR322中のAcgBの挿入体で
ある(第11図参照)。この境界部はT−DNAの末端
部として定義され、これらの領域は、1゛−DNAの植
物細胞ゲ7ムへの安定な組込みに役割を果たす。このク
ローンの起源および分析については詳しく記載されてい
る( 7. a+nbrysk i ら、5cien
ce209(1980)、1385−1391)。 このクローンは、形質転換されたタバコDNAからT
−D N Aの部分を再分離することにより得られた。 pAcgBは、TDNAの左右の境界を含む様に縦列に
並んだ2つのT −D N Aコピーの接合点を含んで
いる。更に、pAcgBは、その遺伝情報が右側T−D
NA境界のすぐ近くに位置しているという理由で7パリ
ンシンターゼ遺伝子を含んでいる。このプラスミドpA
cgBは、「タイプA」アクセプターTi プラスミド
、pGV385()の組み立てに使用される。第6図は
関与する構造の概略を、第13図はpGV38sOを与
える二重乗換えに関与するD N A領域をより正確に
示したものである。 上記のプラスミドpAcgBは、そのp B l’<
322部分にCo1E]−特異bomサイトを持ってお
り、ヘルパープラスミドR64drd 1.1およびp
GJ28を使ってE、coliからAgrobacLe
riumへ摂動することができる。E、 coliに含
まれているプラスミドR64drd 11およびIJG
J28は、接合により、pAcgBを持ったE、 co
li株に導入される。トランス接合体は、アンピシリン
耐性(pAcgBの1)BR322配列がら)、ストレ
プトマイシン耐性(R64drd 11から)、および
カナマイ沖耐性(pGJ28から)コロニーとして選択
“される。 3つのプラスミドの全てを保持しているE。 coli株を、1ノア7ンピシン耐性でありTiプラス
ミド、GV3839を含んでいるABrobacter
ium株C58C1に接合させる。ツバリン下ニブラス
ミドとの最初の単一乗換えを選択するのにpBR322
のアンピシリン耐性を利用する。アンピシリン耐性をA
grobacLerium中で安定させることができる
唯一の方法は、1゛−領域境界近くの相同領域の1つで
pGV3839と相同組換えにより乗換えをすることで
ある。池の相同領域での2回目の乗換えにより、apl
遺伝子(カナマイシン耐性)を含んでいる1)GV38
39の゛1゛−領域の中央部がクローンpAcgBのp
BR322配列で置換される。従って、第2の組換え体
はアンピシリン耐性、カナマイシン感受性である。第2
の岨換え体を分離する確率を高めるために、最初の組換
え体(pAcg’B ::l)G V 3839 )を
保持しているり77ンビシン耐性Agrol)acte
riumを、Tiプラスミドを持っていない第2のクロ
ラムフェニコール/エリスロマイシン耐性Agroba
cLerium株と接合させる。この様にして、約6(
)Oコロニー中、1コロニーの割合で、アンピシリン耐
性、カナマイシン感受性のクロラムフェニコール/エリ
エロマイシン耐性Agrobacterium I)G
V 3850を得ることができる。 勿論、pGV3850タ4プノアクセプ9 ’riT
iプラスミドみ立てるのに使用することかでトるその他
のTiプラスミドもある。T−領域の中央近くに選択し
得るマーカー遺伝子を持ったTiプラスミドは全て受容
体として使用できる。更1こ、左境界フラグメン)
pBR322−右境界フラグメントの方向に、左右の境
界7ラグメントの中間にpBR配列が位置する様に、p
BR322に゛r−領域境界フラグメントを挿入するこ
とによってpAc8B様のプラスミドを組み立てること
かできる。例えば、ツバリン゛1゛iプラスミドの左お
よび<i境界フラグメントはそれぞれHind Ill
フラグメント10および23である( Del+1ck
erら、PIash+id 3(] 980)、 19
3 211)。 単−乗換えによって、pBR322またはその誘導体に
挿入されている所望の遺伝子を含んだ中間クローニング
ベクターが+)(l V ’38 S Oの改良された
I’−1)NA領領域導入される。唯一つ必要なことは
、中間クローニングベクターのE、coliからAgr
obactcriu+nへの転移を選択する為の手段と
して使用する為に、導入されるDNAが、既にpBR3
22に存在するものの池にもう1つの耐性マーカー遺伝
子を含んでいるということである。 この耐性マーカーは、l]BR配列内に含まれていても
よく(例えばpBR325のCan”、または1)KO
2のKto ”) 、植物細胞内で試験されるDNノ\
内に含まれていてもよい。更に、アクセプターTiプラ
スミドpGV38sOにおけるl\1】R遺伝子pBR
322は、Kin’の様な別の耐性マーカー遺伝子で置
換してもよい。この様にして、A、、 f<であるl]
BR322含有中開クローニングベクターです呟このp
GV3850タイプのアクセプターTiプラスミドに直
接摂動することができる。 pGV3850タイプのアクセプターTiプラスミドの
もう1つの利点は、形質転換された植物細胞で腫瘍をつ
くらないということである。pGV38SOの短かくな
ったT −D N ’A領領域、依然としてツバリンシ
ンターゼを暗号化している遺伝子を含んでいるので、l
)G V 385 、t’)で形質転換された細胞は、
ツバリンが存在するかどうかを分析することにより、非
形質転換細胞から簡単に選り分けることができる。勿論
、アクセプターTiプラスミドpGV 38.50f二
組込まれた中間クローニングベクターがマーカー遺伝子
を含んでいた呟それも直接スクリーニング、即ち選別に
かけることがで外る。 pBR322配列を含ん戸上記の中間クローニングベク
ターの単一乗換えによるアクセプター11プラスミドへ
の挿入のほか、このアクセプター11プラスミドは、1
−ショットガン4タイプの実験に於いて、pBR322
またはその誘導体中のクローンされたI) N Aバン
クの受容体としても使用することがでトる。Agrob
acteriuu+中の全ての71イブリツドプラスミ
ドベクターは、植物細胞の感染に使用することかで忽、
次いで所望の選択可能な遺伝子(群)の発現についてス
クリーニングされる。 例えば、選ばれたアミノ酸が欠乏している植物細胞に全
バンクを適用することにより、アミノ酸合成を暗号化し
ている遺伝子について葡単に選別することができる。 アクセプターTiプラスミドpGV3850は、2つの
特徴的な表現形質を持っている:即ち、(i)腫瘍生成
能力がないこと、および(ii)もしT−D N Aが
植物細胞ゲノム内に転移したら、ツバリン合成能を有す
ること、である。pGV 3850含有ABrobac
Leriutoで感染させた各種の植物組織のこれらの
特徴を調べるために、種々の実験を行なった・ a) ジャカ゛イモおよびニンジンテ゛イスクを片jす
)た試験 ジャガイモおよびニンジンの切片にアクセプターTiプ
ラスミドp(:;V3850を接種すると、少量の硬結
組織が生成する。この組織にツバリンが存在するかどう
かを試験した所、陽性であることがわかった。この突然
変異体が少量の硬結組織を生産し得ることは興味あるこ
とである。しかし、それは、これらのディスクを低濃度
のオーキシンおよびサイトキニンの両者を含んでいる培
地で生育させた時だけ得られる。 b)全植物をアクセプターTiプラスミドpGV 38
50で接種 ホルモンを含よない滅菌寒天培地で生育しているタバコ
およびペチュニアの苗木にpG V 3850を接種す
る。数カ月後に少量の組織成長か観察されただけである
(通常、2週問後に1野生型」腫瘍が検出される)。こ
の組織はホルモンを含まない培地では生育しないが、オ
ーキシンおよびサイトキニン含有培地での滅菌組織培養
では、さらに増殖することができる。このMl織もツバ
リン陽性であることがわかった。 C)さらに、pGV 3850F形質転換」細胞は腫瘍
性ではないので、これらの細胞は、伝移したD N A
セグメントをそのゲノムに依然として保持している正常
な植物に再生することができる。この形質転換細胞を通
常の再生培地(実施例5を参照)で培養すると、正常植
物が得られよう。 +1c; V 34f 50の、アクセプタープラス
ミドとしての有用性を証明する為に、以下の実験を行な
った。pBR325中にオクトピンT−DNAの腫瘍機
能を含んでいる中間クローニングベクターを、pGV3
850を保持しているAgrobacLeriu+nに
組み込んだ。単一乗換えによって得られたAgro−b
acterium中のハイブリッドTi プラスミドを
、傷つけたタバコ植物に接種した。2週間後に腫瘍組織
があられれた。このことは、腫瘍誘導DNAがpGV3
850に再導入され、形質転換植物細胞中で適切に発現
されたことを示している。 大施仰文 中間クローニングベクターpGV700およ
びpG\X750の組み立て この組み立ての概略を第14図に模式的に示した。オク
トピン′1゛iプラスミドB6S3のrL−DNAの右
側部分であり、−〜’ 0201 (DeVosら、
Plasmid 6(1981)、249−253)
中に存在するHind Ill 7ラグメント1を、ま
ず、広範囲宿主性ベクターpGV ] 122 (Le
en+ans呟GeI+e 19(19B 2)、 3
.61−364)のHind IIIサイトに挿入する
。組換えプラスミドpGV l) 201は、多コピー
ベクターpBR322(Bolivarらt Gen
e 2(1977)+ 95−113)の特異なl−
1i++d IIIサイトに挿入されたHi++d I
II 7ラグメント1を含んでいる。l)’C;\′(
1201およびI)GV ] 122 DNAは、Bc
tl−acl+らが記載している方法で調製される(F
ed。 Proc、35(1976)、2037−2043)。 最終量20μC中、l)G V 020’l D N
A 2μgを、Hind III 2単位(全ての制限
酵素はl’3 oel+ −rinBer Maonl
+ei+nから購入した)を用いて、3°7゛Cで・1
時間完全に消化した。インキュベーション緩衝液はO’
F”arrel l らにより記載されている(Mo
l、 Gen、 GeoeL ’1 7 9(19
80)、42 1 −435)。同シ条件下テpGV
1122 DNA 2μsをHind IIIで完全に
消化した。 最終量2()μρ中、′F4リカ゛−ゼ(Boel+r
in8erMannl+eim ) (’、1.02単
位を用い、0.1μgの14ind Ill ’を
肖化 1)C;VO201をHind Ill ?
肖化pGV1]22とライプ−ジョン(結紮)した。イ
ンキュベーション緩衝液および条件は、製造業者の指示
に従った( Brocbure″’T4リカ゛−ゼ゛、
Boel+ringer Mannt+eimy 1
980年8月、#1o。 M、880.486 )。ライゲーション混合物の−+ フンピテントE、coli K 514 hsr h
sm 細胞(Colsonら、GeneLics52
(1965)、1043−1050)への導入(形質転
換)は、DagertおよびEhrlich (1)方
法(Gene 6(1980)、23−28)に従って
行なった。細胞を、ストレプトマイシン(20μg/+
ol)および又ペクチ/マイシン(50μg/ml)を
補足したLB培地(Miller。 ExperimenLs in Mo1ecula
r Genetics (] 972 )* C
o1d 5prinB Harbor Laborat
ory+ Ne1uYork)に塗抹した。組換えプラ
スミドを含有している形質転換体を、テトラサイクリン
耐性を暗号化している遺伝子への挿入によるその不活性
化(Leemaosら、Gene 19(1,982)
、 361−364)に基づき、テトラサイクリン感
受性(1()μg/+ll1)でスクリーニング(選り
分はルだ。ストレプトマイシンおよびスペクチノマイシ
ン1こ而(性を示し、テトラサイクリンに感受性を有す
るクロ−ンを物理的に同定した。マイクロスケールのD
NA調製はKleinらの方法(P lasmid 3
(1980’)、88 91)に従って実施した。p
G1122の)find IIIサイト中のHind
III 7ラグメント1の配向は、Sat 1消化によ
って決定した。組換えプラスミドを消化しく0 ’ F
arrel l らの条件、Mol、 Gen、 G
enet、 1’79(1980)、 421−43
5)、アガロースデル電気泳動にかけると2個の7ラグ
メントが得られた。a−配向には0.77kbおよび2
2.76kbの7ラグメント、β−配向には、10.3
3kbおよび13.20kl)の7ラグメン)があった
。α−配向の組換えプラスミドをその後のクローニング
に使用し、これを1)にV1168と名イ;jけた。 TL−DNAの左側部分(左の境界配列を含んでいる)
を含有しているBgI ll−8al’l 7ラグメン
トをBgl ll−8al rで開裂したpGV116
8に導入する。この7ラグメントは、ベクターpBR3
22に挿入i’レタ、pTiB6S3 の’r領領域ら
の、Ban+H4フラグメント8を含んでいる組換えプ
ラスミドpGV0153 (De Vosら、Pla
smid(1981)、 249−253)から得ら
iる。pGVO153#、l:びpGVl 1681)
NAはBetlaqhらの方法で調製する( t17e
d、 Proc。 35(1976)、2037−21)43)、1)GV
O153DNA10μ8を10単位のBgl IIおよ
・び10単位の5allを用い、最終量100μ5C中
37℃で1時間、完全に消化した。消化混合物をプレバ
ラティ10.8%アガロースデル上、A11inBto
nらの方法(Anal、 Biocbim、 i35
(1978)、188−196)で電気溶出し、ゲルか
ら2゜14kb Bl′FiII Sal 11フラ
グメン)・を回収した。■+GV1168DNA 2μ
8を2単位のB811Iおよび2単位のSat、 Iで
完全に消化した。最終量20μ!中、T4DNAリガー
ゼ0.02単位を用いてBBI ll−8al Iフラ
グメントDNA0.1μgを0.02μgのBgl I
II 5all消化pGV1168とライゲーション
した。このライゲーション混合物をコンピテントE、
coliK514hsr−bs−細胞(Dagertお
よびErl山c11゜Gene 6(1980)、23
−28)に導入した。細胞をストレプトマイシン(20
μg/+nl)およびスペクチノマイシン(50μ87
m l )を補足したLB培地(Miller、 Ex
periments in Mo1ecularGen
etics (19? 2 )+ Co1d
Spring HarborLoboratory、
Neull、 YorK)に塗抹した。 ストレプトマイシン−およびスペクチノマイシンー耐性
形質転換体から、マイクロスケールDNAプレバレージ
ョン(Klein呟P las+nid 3 (198
0)、l−91)を行なった。2.14kl〕BBI
ll−8al 17ラグメントがBgl II Sa
l l消化pGV 1168に挿入されている組換えプ
ラスミドを13ビl1l−8alt消化により同定した
。 この消化で2.14kbおよび21.82kbのンつの
7ラグメントが1υられた。これらの分子量(2,14
kl)および21..82kl+)に相当する消化パタ
ーンを持ったプラスミドをpGV3171と名利け、さ
ら(こクローンするの1こ用いた。pGV1 ] ’7
1 h・らの12.65kb 77グメン11i、左右
の’rL−D N A境界配列(De Beuckel
eerら、in Pro−ceedinBs Ivt
h International Confere
nce onPlant Patl+ogenic B
acteria、 M、Ride’(ed。 )(1978)、 1. N、 R,A、 、Angr
cs、115−126)および腫瘍性の増殖を可能にす
る遺伝子(Leen+ansら、EMBOJ、(198
2)、1.47−152)を含んでいる。このI−1i
夏+dlll フラグメントをプラスミドI)BR32
5に挿入した(Bolivar+ Gene4(] 9
78)、121−136)。 1)GV1171およびpBR325はBe1lacl
+らの方法で調製した(Fed、 Proc、35(1
976)。 2037−21343)。それぞれのD N A’ 2
μgを2単位のHind IIIを用い、37°Cで1
時間完全に消化した(インキュベーション緩衝液はO゛
Farrellらにより記載されている(Mo1.Ge
o。 GeneL、179(1980)t 42]−435
))。 0.1μ8のHind III消化したpGV 117
1を、Hindlllで線状化した0、05μBの1)
BR32Sと、T4DNAリガーゼ0.02単位を用い
てライゲーションした。ライゲーション混合物によるコ
ンピテントE、 coli K514 bsr bs
+I++の形質転換はDaBerLおよびEbrlic
hの方法で行なった(Gene 6(19’80 )、
2 ’3−28’)。細胞を、カルベニシリン(10
0μg/l111)を補足したLB培地(Miller
、 Experi+nents in Mo1ecul
arGeneLics (19? 2)、Co1d
S1+riB l−1arbor]、aborato
ryw New York)に塗抹した。カルベニシリ
ン耐性コロニーを、テトラサイクリン耐性を1晴号化し
ている遺伝子に挿入することによるその不活性化に基づ
ト、テトラサイクリン(10μ8/n11)感受性でス
クリーニングした( Bolivar、 Gene 4
(1り°ン8)、121−136)。カルベニシリン
耐性、テトラサイクリン感受性のコロニーを、そのコロ
ニーから調製したDNAの制限酵素消化により、マイク
ロスケール技法(Kleinら9 Plasmid3(
1980)、88−91 )によって物理的に特性化し
た。即ち、Ba+nHI消化により、・1つのl)N
A 7ラグメントが得られる:a配向の場合は0゜98
kb、’ 4.71kb、 5.98kbおよび7.
02kbの7ラグメントが得られ、β配向の場合は0.
98kb、4.?1kb、1.71’kbおよび11.
20kbの7ラグメントが得られる。こうして得られた
a配向の組換えプラスミドはpG’v 70j)と名付
けられ、更にその後の実験に用いられた。 pGV750は、pG V 701)に挿入されたTL
−領域の内部の腫瘍に必須の機能を暗号化している3、
49kb B’BI II−8ma l 7ラグメン
トをカナマイシン耐性を暗号化している2、81kl)
Ba+++HI Hpa I 7ラグメントで置換
することにより、1)GV700から誘導される。カナ
マイシン耐性を暗号化しているBa+nHI Hpa
I 7ラグメントはλ:: i” n 5 (B e
ra呟Proc、 NaLl、Acad、Sc’+、L
ISA’?2(1975)、3628 3632 )か
ら得られる。λ::Tn5の調製は Millerによ
り記載されている( Experi+oenj、s i
nMolecular Genetics(]9 ’7
2 )、Co1d Sl)CingHarl)or L
aboratory+ Nciu York)、 pG
〜’700DNAはBetlachらの方法で調製する
( Fed、F’roc、35(1976)、2037
−2943)。1)GV700DN八2us&2単位ノ
BBI I オ及び2単位の5hoal で完全
に消化した。λ::Tn5L)NA2μgを2単位のB
amH’I および2単位の1−1 pa Iで完全
に消化した。1μgのBa5al−II Hpal消
化λ::i’篩を、最終量10μで中、T4’DNAす
〃−ゼ0.5単位を用いて、0.2μgのBglII
5hoal消化pGV700とライゲーションした(
t!!遺業者の指示する条件に従った)。このライゲー
ション混合物をコンビテン)E、coli K514−
十 bsr l+s+++ 細胞(1)agerLおよ
びErblicl+、 Gene6(] 981’))
、23−28)に導入した。細胞を、カルベニシリン(
100μB/m l )およびカナマイシン(25μ8
/1el)を補足したLB培地(Miller。 1尤xperiments in Mo1ecular
GeneLics (1972)。 Co1d 5priB )lay市or Lal
+oraLory、Neu+ York)−にに塗抹
した。マイクロスケール技法(Kleinら。 Plas+n1d3(1980)88 91)に従って
調製したl) N Aの制限酵素分析により、CbRお
よびKm”コロニーを物理的に特性化した。この1)N
AをBal If/ Ba5al旧で二重消化すると、
3.94kb、s、5qkbおよび8.09kl+の3
つの7ラグメントが、1lind IIIで消化すると
2.68kb、5.99kbおよび9.25kbの3つ
の7ラグメントが得られる。この消化パターンを示すプ
ラスミドをpG■750と名付け、第17図に模式的に
示した。 pGV700とpGV7501i、オフ) ビン’ri
プラスミドpTiB6s3のTL−DNAの左右の境界
配列を含む、2つの相異なる中間クローニングベクター
である。更に、これら2つのプラスミドではT−領域内
の削除の程度が異なっている。 pGV700は、オクトピンシンターゼ(トランスクリ
プト3)およびその他3つの生成物、即ち4.6aおよ
び6b (T−領域の生成物についてはWill+oi
tzer ら、ENBOJ、] (1982)。 139−146参照)のための遺伝情報を持った縮小T
−領領域含んでいる。この3つの生成物(4,6aおよ
び6b)の組み合せが形質転換された植物の新芽形成を
促す。pGV750はもっと小さい]゛−領領域即ちオ
クトピンシンターゼ遺伝子だけを含んでいる。生成物4
,6aおよび61)の為の情報は、カナマイシン(ネオ
マイシン)耐性を暗号化して゛いる抗生物質耐性マーカ
ー遺伝子によりて置換されてしまっている。 pci V 7 (,10およびpG V ’750は
、Bタイプのアクセプター′旨プラスミド(第8図およ
び後記実施例3参照)と共に使用し得る中間クローニン
グベクターのイ列で゛ある。、これらのベクター(土、
それらがll1j望の遺伝子を含んでいないことを除け
ば、第5j図に示したものと部分的に類似している。 これらのベクターは、その改良′1゛−領域内にクロー
ンする為の1個の制限エンドヌクレアーゼサイトを含ん
でいるので、所望の遺伝子を簡単にそれらのベクターに
挿入することができる(第1・′[図および第15図参
照)。 実施例3 アクセプター′Fiプラスミド1)(ハ・”
2261.1 (タイプB)の組み立て出発株およびプ
ラスミド: A8robac1.eri+n++ Lu+nefac
iens (野生型ABroba−cLerIua+か
ら誘導される、リファンピシン耐性株C58C1および
エリスロマイシン−クロラムフェニコール耐性株C58
C1) Ti プラスミド=pGV221? 中間ベクター(第16図)= I)GV 745Tiプ
ラスミドpGV2217の組み立てについては詳細に記
載されている( Lee+++ansら、EMBOJ、
[1982)、147−152)。 これは、オクトピン′1゛1プラスミドの全′1゛L−
領域の欠失置換突然変異体を含んでいる:即ち、Bam
HIフラグメント8.3()b、28.17aおよびB
amHIフラグメント2の左の3.76kbBamHI
−EcoRlフラグメント (Ice Vosら。 Plasmid 6(1931)、 2 □1.9−
2 ’、> 3)か゛、T n 5 のapl (アセ
チルホスホトランスフェラーゼ)遺伝子を含んでいるp
KC7のEcoRI−13amHI 7ラグメント(R
ao & Rovers、 Gene7(1’:) 7
9)+79 82)で′置き換えられている。 この遺伝子はアミノグリフシト、ネオマイシンおよびカ
ナマイシンに対する耐性を暗号化している。 中間ベクターpGV?45の組み立てを第16図に模式
的に示した。これについて以下に詳述する。組換えプラ
スミドpGV713を、α配向でHind IIIフラ
グメント14.18c、22eおよび38cを含む、オ
クトピンTiプラスミドサブクローンl)G V 02
1 ’、3 (De Vosら、 P las+n1d
6(1981)、 249−2s3)から誘導した。 11c;VO219DNAをBamHIで完全に消化し
、次いで自己結紮(セルフライプ−ジョン)に有利な条
件下でライプ−ジョンした(ライゲージaン混合物中の
D N Aの最終濃度く1μs D N A /+nl
’)。 アンピシリン耐性で形質転換体を選別し、制限酵素によ
る消化で物理的に特性化した。こうしてpct V (
、> 21.9に存在する6、5kl〕Ba+nj刊フ
ラグメントをもはや含んでいないクローンを分離し、こ
れを 1lGV713と名(;Iけ、その後のクローニ
ングに使用した(以下の記載参照)。Bam)−117
ラグメント2を含んでいる I)に\;o12o<I)
eVosら+ F’las+11id 、6(198
1)、 249−253)から組換えプラスミ°ド
l)G V 738を誘導した。1)(八゛(月201
) N AをEcoRIで消化し、p(iV“713の
場合と同様にして自己結紮させた。 形質転換体をアンピシリン耐性によって選別上制限酵素
消化により分析した。EcoR17ラグメント20.1
2およびEcoR17ラグメント198の一部とI)B
R322の一部を含んでいる2゜95kb EcoRI
7ラグメントが全て除去されたりa−ンをpGV73
8と名付け、更にその後のクローニングに利用した。こ
のプラスミドは、依然としてBa+nHI 7ラグメン
ト2の右側部分からの5.65 kb EcoRI −
Ba5ol(lフラグメントを含んでいる(De〜’o
sら、 Plas+nid 6(] 98 ])。 249−253)。 次いでpciV 713 DNAを1−find II
IおよびBan+HIで消化し、消化物をプレパラティ
ブアガロースゲルにかけた。電気泳動の後、pG V
’713内に含まれている2、30kl+ Hind
lll−Ba+++HIフラグメントを電気溶出で純化
した(Alli118Lon呟Anal、 Biocb
em、 85(1975)、 188−196)。この
フラグメントをl−1ind IIIおよびBamHI
で完全に消化した1)に\1738とライゲーションし
た。形質転換後、アンピシリン耐性コロニーを、制限酵
素消化により物理的に特性化する。例えは、EcoRI
−Ba+nHI消化により、それぞれ3. L:)
8kb (=ベクタ一部分)と7J5kb(=挿入部分
)の2つの7ラグメントが得られるはずである。この特
性を持った組換えプラスミドは1)CI V 745と
命名され、アクセプターTiプラスミド匹:\・“22
6 +)を組み立てるための申開ベクターとして使用さ
れた。 7’?スミH++GV7451i pBR322部9に
Co11EJ特異的IJO+nサイトを持ってお1)、
実施例1に記載した様に(アクセプター′1゛1プラス
ミド1)に\’ :(85(,1の組み立てについて)
、ヘルパープラスミド゛RG 4 drd ] 4およ
びp(+ J 28を使ッてE、coliからAHro
l+acLeriu+nへ摂動さぜることがでbる。 1)に\′745を、す7アンピシン耐性であり′1′
iプラスミド1)に\’2217を含んでいるABro
ba−c 1.e r i LI Ill抹C53C]
に摂動させた。最初の乗り換えは、実施例1 (アクセ
プター′]゛iプラスミドpGV 385t3の組み立
て)に記載した方法と同じ方法で、pBR322のアン
ピシリン耐性を使って選択した。2回目の乗り換えによ
り、 1+GV2217に存在する欠失置換突然変異体
がプラスミドpGV’745の1)BR322配列によ
って置換サレル。pGV 745ノIIGV 2217
トノ4tJ互組込みの結果得られるアンピシリン耐性
トランス接合体を、カナマイシン耐性の欠落により直接
選別することにより第2の組換え体を得た。この様にし
て、pGV2260(アンピシリン耐性、カナマイシン
感受性)・を含んでいるリファンピシンA groba
c Ler i +u++株C58C1を得た。 コノT+ フッスミ)’ I)C; V 2261)1
.t、I)G■700−または1フC呵’=”75 り
一タイプの申開クローニングベクター用のアクセプター
プラスミド′(Bタイプ)として1史用されるもので゛
あlる。これらは、(1)アンピシリン耐′l/1.遺
伝子、複製起源および1]BR322のbomサイトを
持ったDNAフラグメント、(ii)TL DNAの
左右の境界配列および、中間りa−ユングベクターのE
、coliがらAgrobacteriumへの転移並
びにそ<7)7クセプターTiプラスミl’pGV22
60への相互組込みを遺伝学的に選別し得る、I)BR
322に既に存在している耐性マーカーとは別の、もう
1つの耐性マーカーを含んでいるD N A 7ラグメ
ント、で構成されている。 例えば、本発明者らは、pGV2260とpGV700
との間の相互組込み体を持っているABro−bacj
eriun+は、所望のDN、A配列(T−DNA境界
の開に含まれている)を植物細胞ゲノムヘ転移させ得る
ことを立証した。この形質転換された植物細胞は、もし
l)G’700が3つの生産物のための遺伝情報(4,
6a、6b ; Will+n1tzer呟EMBOJ
、 1(1982)、139−146)を含んでいる場
合は、期待される表現形質、即ち新芽を生じる腫脹を示
す。をの緑に、本発明者らは、Bタイプのアクセプター
Tiプラスミドは、第9図に示し、更に実施例2に記載
したタイプの申開りa−ユングベクターとの相互組込み
体として使用すると、D N Aを植物細胞に転移させ
ることができることを証明した。 大箱−11f14 植物に発現させようとする遺伝子
を含んだ中間りV−ユングベクターの組み立て本発明が
完成されるまで、′1゛Iプラスミドの1゛−領域内の
、多かれ少ながれでたらめな位置に全遺伝子を挿入して
も、その外米性の配列が植物ゲノムへ転移した後発現さ
れるということはなかった。本発明方法に従えば、所望
の外米性遺伝子(群)の暗号領域を、植物細胞中で機能
することが知られている転写開始および終了信号に連結
することができる。この方法の有用性は、ツバリンシン
ターゼ遺伝子を暗号化しているDNA配列が関与する、
本発明の実験によって例証される。この遺伝子の全配列
および正確な転写開始および終了は既知である(Dep
−ickerらJ 、 Mol、 Apl+l、 Ge
neL、1(1982)、561−574 )。本発明
によれば外来性遺伝子の蛋白質ui号化領域はllOs
プロモニターの隣りに挿入することができる。外米性遺
伝子配列の例として、オクトピンシンターゼ遺伝子の暗
号領域(De Greveら、J、八4o1゜AI)I
)I、 Genet、 1(4982)、4’:)
9 512)をll0Sプロモーターに隣接させて挿
入する。この構造物はアクセプターTiプラスミド内に
授動され、植物を感染させるのに使用される。生成した
腫瘍組織にオクトピンが存在するがどうかを分析した所
、陽性であることがわかった。 キメラツバリンプロモーターを含有している中11りり
a−ユングベクターの組み立て:オクトビンシンターゼ
構造遺伝子を第18図〜第20図に示す。 簡単に言えば、lIO3遺伝子を含んでいる制限7ラグ
メントHind lll−23をインビトロで処理して
1lO8I]jtf配列の大部分を除去するーノへ制限
エンドヌクレアーゼサイ) Ba+nHIに@接してい
るll0Sプロモーターは保持する(第18図)。10
μ8の pGVO422(完全なnos遺伝子を含むl
1ind lll−237ラグメントを持った1)BR
322誘導体; Del+1ckerら、Plas+1
Iid (198(、))、19’3−.21 ])を
5au3Aで消化り、nOSプaモーターを含んだ35
01+pの7ラグメントをプレパラティブ5%ポリアク
リルアミドデルで分離する。このプロモーター7ラグメ
ントi、5゛−末端燐酸エステル基を除去するために予
め細菌性アルカリホス77ターゼ(BAP)で処理した
、Bgl Il−切断pKC7(Raoら、Gene7
(1979)、79−82)に結合させる。得られたプ
ラスミド(pLGVl 3)20ugをBglllF消
化し、400piの12mM MgCl□、12I++
M CaCl2.0.6M NaCl、1mM ED
TAおよび201nMトリスーHCI(pH8,0)中
、30℃でBal 31エキソヌクレアーゼ(Biol
abss Neu+ EHland)7単位を用いて4
〜10分間処理する。この間、約2O−50bpのDN
Aが除去される。このBa131−処理分子をBa+n
HIで消化した後、DNAポリメラーゼのK l en
ou+ 7ラグメントと4つのデオキシヌクレオシドト
リ本スフニー) (それぞれ10101f1と共にイ
ンキュベートして、その末端を満たす。充填されたBa
n+HI末端とBa131除去末端とのライプ−ジョン
から得られる再生Ba+oHJサイトを持ったプラスミ
ドを選別する。いくつかの候補のBa+oHI −8a
c II 7ラグメントのサイズを6%尿素−ポリアク
リルアミドデル中で見積り、サイズが200〜280ヌ
クレオチドの範囲にある候補のヌクレオチド配列を決定
する。 プロモーターを持った2 1) 3 bpの5acll
−、Ba+nHlフラグメントを含んでいるりひ−ンp
L (+ V3(1を、IIG ■0422の 11
08遺伝子中のSacll−BamHI7ラグメントと
置換するのに使用するユニの最終プロモーターベクター
は1+ 1. Ci ’V2381と呼ばれる。全ての
組換えプラスミドはE、coli株HB 1 ’01の
形質転換により選択する。 この様に処理した+108プロモータを含んでいるプラ
スミドベクターをBa+nHIで消化し、Ba+nHI
フラグメントに含まれているOeSの暗号配列をこのサ
イトに挿入する。このOeS暗号配列も、インビトロで
処理し、第19図に示した様に、Ba+nll l制限
エンドヌクレアーゼサイトで囲まれる様にする。オクト
ピンTiブラスミrB6s3のBarnl−I I 7
ラグメント1 ’7al Oμg(De Vosら。 Plas+oid 6(1981)、249−253)
をBam1−I IおよびSmaIで消化し、ocs−
暗号配列を含むフラグメントを1%アガロースゲルから
分離し、13BR322の大きイBamHI Pvu
l I 7ラグメントに結合させる;得られたプラス
ミド、pAGV 828(20μg)をBamHIで消
化し、第18図に示した様にエキソヌクレアーゼBa1
31で処理し、次いでHind IIIで消化し、末端
を充填し、自己結合させる。Ba131除去体のサイズ
は6%ポリアクリルアミドデル中で見積る。いくつかの
候補のヌクレオチド配列を決定し、5゛−非翻訳リーダ
ー配列の残り7b1】だけを持った候補を選択して以下
の操作に付す(+)OC3△)。ocs配列をBa+n
HIサイトで囲むために、C1an−Rsa■7ラグメ
ントを充填し、IIL C236(Remautら、G
ene15(1981)、8l−93)のBal Iサ
イトにサブクローンする。得られたプラスミドpAGV
40をBaIIIHIで消化し、ocs配列を持ったフ
ラグメントをプレパラ7411%アガロースデルから電
気溶出により分離し、予めBamHIで消化しB A
P (細菌性アルカリホスファターゼ)で処理したpL
GV2381に結合させる。 ocs配列のpLGV2381への挿入により、両方の
配向の、ものが得られる曽)’N0−1およびpN0−
2)。 nos : ocs融合の正確な接合点を示すヌクレオ
チド配列を第20図に示す。 更に、処理したnosプロモーターを含有しているプラ
スミドベクターは、酵素ジヒドロフォレートレグクター
ゼを暗号化しているプラスミドR67からのDNAを挿
入するのに使用される。ノヒドロ7オレートレダクター
ゼ遺伝子を含んでいる暗号配列は、Ba+nHIに含ま
れており (0’11areら、Proc、 Na1
l、 Acad、 Sci、 USA 78(] 9
81)+1527 1531)、従って既述した様に、
プロモーター領域に隣接するBa+11)I Iサイト
を含んでいる口OSプロモーターベクターに容易に挿入
される。この遺伝子は、発現されると抗生物質メ))レ
キセードに対する耐性をイ4与するので、選択可能なマ
ーカー遺伝子の1つの例である(第2.3,4.5およ
び7図参照)。この中間クローニングベクターか野生型
ツバリンアクセプターi’ i プラスミドを含んでい
るAgrobacteriu+nに摂動されると、単一
乗換えが起り、ハイブリッドTiプラスミドベクターが
得られる。このベクター組成物を、植物の感染に使用す
る。得られた腫瘍組織は、0.5μg/Inlのメ))
レキセードの存在下で継続して生長し得ることがわがっ
た。 ocsおよび上記のnosプロモーターの後のジヒドロ
フオレートレグクターゼロi号領域を含んでいる中間ク
ローニングベクターを組み立て、Agro−bacLe
riumのTiプラスミドと相互組込みした後、形質転
換植物細胞に転移、発現させることにより、本発明方法
によって外来性遺伝子を植物細胞に転移し、発現させる
ことができるということが証明される。 ヌ施例5 染色体中に所望の挿入遺伝子を含む植物細胞
および植物の分離 本発明者らは、以下の3つの方法のいづれがを使って、
非腫瘍性アクセプタ−1゛1プラスミド誘導体(例えば
I)GV385U)で形質転換された植物細胞および全
植物を得た。 (1) インビボでの全植物の接種、次いで新芽の再生
が可能な培地上、インビトロでの培養、(2)損傷部位
で直接新芽の生成を促す他のABrobacleria
株の存在下、インビボにおける全植物の相互感染、 (3)インビトロでの単一植物細胞プロトプラストの共
生培養。 これらの方法について以下に詳述する。 最初の方法は、クラウンガル組織の生産をもたらす全植
物組織の野生型Agrol+acLe、riub+株に
よる感染体を得る為に通常使用される方法を改良したも
のである。pGV38gOは腫瘍を形成しないA2ro
bacleri+u++誘導体であるので、感染部位に
おいて腫瘍の増殖はみられない。しかし感染した組織を
取り除き、組織培養η増殖させると、形質転換された組
織を容易に得ることができる。初期培養期間(単に組織
の量を増やすため)の後、損傷部位組織を新芽形成が可
能な条件下で増殖させる。 非形質転換細胞およびI)、G V 3850−形質転
換細胞の両者が新芽を発生する。形質転換新芽は、7パ
リンの存在をみる簡単な分析により容易に区別すること
がでトる。 本発明者らは、次のプロトコールに従って、N1cot
iana Labacum Wiscoosin 38
の頭部を切断したタバコの苗木から、pGV3850−
形質転換カルスおよび新芽を得た(全ての操作はラミナ
ー70−フード中、無菌条件下で行なった)。 (1)小さなびん(直径10ctn、高さ10c+a)
の中で、0.8%の寒天を含む固形のMurasl+i
Be &S koog(M S )培地(Murasl
+igeおよびSkoog。 Physiol、 Plant、 15(1962)
+ 4.73−497)で生Wさせた6周令のタバコ
の苗木を使用する。 (2)外科用メスで最も若い頭頂の葉を切り取って捨て
る (3)選択的条件(例えばTiプラスミド1)GV38
50を含んでいるり77ンピシン耐性、アンピシリン耐
性Agrobacterium株の場合は、100μ8
/[111のり77ンビシンと100μ8/m1のカル
ベニシリンを含んでいるYEB培地を使用する;YEB
培地=5g/1. BacLoビーフェキス、1g/I
!、 Bacto酵母エキス、5g/(!、ペプトン
、5g/iシュクロース、2×10°3 M Mg5O
4t1]H7,2,15g/4寒天)で増殖させた新鮮
な平板培養からのAgrobacteriumを、スパ
ーチルまたはつまようじで損傷表面に接種する。各pG
V 3850組み立て物を、少なくとも8本の苗木に
接種する。 (4)2週間インキュベートする。接種部位にほとんど
あるいは全く反応が表われないはずであるが、時々考償
に小さいカルス(ca’l l i )が観察される。 (5)損傷表面から厚さ1 man以下の薄い切片を切
り取る。損傷表面を、オーキシンおよびサイトキニン(
1+nH/ 、CN A A、0.2m1B/fl
BAP)および1%シュクロースを添加したL ins
maier &S koog(1,s)寒天培地(L
ins+naier and 5kool;、 PI+
ysiol。1)laut、18(1965)、100
127)を含む平板上で培養する。 (6)約6週間後、カル又はその一部をとって7パリン
の存在を試験するのに十分なだけの大きさになる(少な
くとも直径が約5mmになる)。全ての損傷カルスがツ
バリンを生産する訳ではない。4本の植物の内約1本が
ツバリン陽性損傷カルスをつくる。 (7)ツバリン陽性カルスを再生培地を含む寒天平板に
移す二上記のLS培地+1%シュクロースおよび1 n
+g/ l B A Pサイ)・キニン(8)約4〜6
週問後に良好なサイズの新芽(高さ1c+o)力咄る。 更に成長させ、根を形成させるために、この新芽を、ホ
ルモンを會↓trLS培地+1%シュクロースを含有し
ている新しい寒天平板に移す。 (9)ツバリンの存在を試験するのに、その一部(1〜
2枚の小さな葉)を切り取れる様に、この新芽を1〜2
週間成長させる。 (10) ツバリン陽性の新芽を、(1)と同しMS
培地を入れたやや大こい容器(上記と同じ10cn+の
びん)に移し、更に成長させる。 注)感染させた組織のための全ての植物培養培地には、
pGV3850含有AHrobacLeriu+oに対
する選択的毒物として、抗生物質セフオタキシム(ce
fol、axime、 C1aforan R、ヘキス
ト)500 uB/m lが含まれている。この薬物は
、全てのABrol〕acLeriu+n(カルベニシ
リン耐性のも゛のを含む)の生長をよく阻止する。 本発明者らの研究室で、形質転換された新芽を出す組織
を得る別の方法が開発された。この方法は、Agrob
acLeriumのある種のミュータントTiプラスミ
ド株が、新芽を出すクラウンガル腫脹を生成させるとい
うことを観察したことに基いて開発された。この様な新
芽−誘起(sl+ i )に関する突然変異は、A、L
umefaciensのTiプラスミドの′1゛DNA
(転移DNAセグメント)の特定の領域に位置している
(Leetaansら、EMBOJ、1(1982)、
147−152; Joosら、Ce1l 3
2(1983)+ 1057 1067)。誘起され
た新芽は完全に正常な非形質(換細胞で構成されている
ことが多い。従って本発明者らは、2つの異なったAg
ro−bacLeria、即ち1つはオクトピンTiプ
ラスミド放出(shooLer)ミュー〉ントを持った
もの、もう1つはpGV3850を持ったもの、の混合
物で植物を接種した。この様にすることは、オクトピン
放出ミューチージョンが、pGV3850で形質転換さ
れた根を誘起することが出来るよい(成金を与える。T
iプラスミミドGV385Uおよびオクトピン新芽誘起
Tiプラスミドを5:1の割合で含んでいる’ABro
bacLeriumを植物に接種した。こうすることに
よりpGV3850−形質転換新芽を得た。この新芽は
、ツバリンの存在について分析することにより、容易に
選別することができる。この方法は、精功な紹織培養法
を必要としない。ツバリン陽性新芽を、更に成長させる
ために、長調節ホルモンと共に単純な塩類と蔗糖を含ん
だ培地に移す。新芽が十分な大きさに達した後、容易に
繁殖の為の土壌に移すことができる。 この共感染法は、簡単に組織培養しにくい種類の植物を
形質転換するのに特に有用である。従って、あらゆる範
囲の農学的にあるいは経済的に重要な植物、例えば豆科
植物、薬用植物および装飾植物をAgrobacter
iumで処置することか゛できよう。 第3の方法は、N 1coLiana tabacc
u++プロトプラストの単離およびホルモン−非依存性
の′I゛〜DNA−形質転換細胞クローンの選択を、そ
のプロトプラスト−由来細胞と腫瘍性Agrol〕ac
teriutn株との共培養後に実施し得るものである
。池の優勢な選択マーカー、例えば高等植物細胞で発現
−れる様に組み立てられた抗生物質耐性遺伝子を使用す
れば(実施例3参照)、形質転換細胞を選択するのに類
似の方法を使用することがでとる。しh化この場合は、
それぞれのケ スについて選択の最適条件をみつける必
要がある(選択剤の濃度、形質転換と選択の開の時間、
選択培地中のプロトプラスト−由来細胞または細胞コロ
ニーの濃度など)。 形質転換細胞の選択ができない場合、例えば1)GV
3850またはpG V 221 ? (Leetaa
nsら、EMBOJ、1 (1982)、147−1
52)の様な非毒性の゛r−DNAミュータントを用い
たために選択が不可能な場合は、遺伝学的形質転換の後
に細胞をオーキシン−およびサイトキニン−含有培地(
例えば2 mg/矛のN A A (a−す7タレン酢
酸)jHよび0.3fI1g/ pのカイネチンを含む
Murash’rgeおよびS koog培地(Mur
’asbigeおよび5kooH,P t+ysiol
、 Plant 15(1962L 473−497)
)で培養し、形質転換コロニーをそのオパイン(opi
lle)含有量で同定することができる。この様にして
、アグロピン(atropine)およびマノピン(I
lla 1111Opine)合成の電気泳動分析(方
法については[、eeIlla118 ら+ J、
Mol、 A1+p1. Genet、 1
(1981)+149−164参照)の後、約660コ
ロニーが、1)GV2217 テ感染後ニ得うレ、’r
’R−11i号化オパイン・マノピン(N2−(1−マ
ニチル)−グルタミン)を合成する N 1coLia
na tal〕acu+n SR1セルラインであ
ることかわがった。このセルラインのカルス切片を再生
培地(唯一の植物成長調節剤としてB A P (6−
ベンジルアミノプリン)口1gi fl )を含むMu
rasl+ige and 5koo8培地)上で培養
すると、数多くの新芽が形成した。分析した20の新芽
の全てが、依然としてマノピンを合成することができた
。ホルモンを含まないMurasbige and
Skoog培地に移した後、これらの新芽は、依然とし
てマノピンを含有し、形態学的に正常なタバコ植物に成
長した。 N、 Labacun+につぃて次に記載するプロトプ
ラストの分離および形質転換法は、N 、it l u
+nbag’i n i −roliaにも用いること
ができる。 2、実験手法 2.1.新芽培養条件 培養室内の無菌条件下(1日16時間、i souルッ
クスの白色蛍光(“ACECLF 58W/′24、
30 (1’ K Econo+ny”)、24℃、
相月洛!度7()%)、250+Jのガラスびんに入れ
たホルモン不含のMurashiIlle and S
koog培地(Murasl+i8eおよびSkoog
+Pbysiol、 Plant 15(1’、)
62L4.73−497)J二でN 1cotiana
tal〕acu+nの新芽培養を維持する。5退会
の新芽培養をプロドブ2 ラストの分離に使用する。 2.2.プロトプラストの分離 プロトプラストの分Slおよび培養における全ての工程
は無菌操作で行なう。混合5y素法によりプロトプラス
トを分離する。長さ2r:tn以下のj;ニ常に若い葉
を除く、全ての葉をプロトプラストの分離に使用するこ
とができる。鋭利な外科用のメスで、葉を幅約2−31
1II11の細長い小片に切断する。この葉材料2〜3
gを、酵素混合物50 Ill l中、暗所で、24℃
にて18時間静置培養する。この酵素混合物は、ホルモ
ン不含のに3培地中、0.5%セルラーゼOnozuk
a R−10および0.2%マセロザイム0nozu
kaR−10からなっている(NagyおよびMali
ga+ Z、 Pflanzenpbysiol、 7
8(1976)、453−455)。この混合物は、0
.22μ翰細孔膜を通して)濾過滅菌し、顕著な活性の
低下をきたすことなく、−20’Cで少くとも6力月間
貯蔵することができる。 2.3.プロトプラスト培養 18時間培養した後、プロトプラストを放出するために
混合物を穏やかに攪拌する。次いでこの混合物を50μ
mのふるいを通して濾過し、シ戸液/を10m1の遠心
管に移す。振動バケツローターに入れて60〜80gで
6分間遠心分離すると、プロ)プラストが暗緑色の浮遊
バンド(帯)を形成する。プロトプラス1の下層の液お
よびペレット状の残骸を、蝶動ポンプに連結した毛細管
を使って取り除く。プロトプラストを1つの遠心管に集
め、培養培地で2回洗浄する。この培養培地は、NAA
(0,1mg//2)およびカイネチン(0,2a+g
/夕)を成長調筋剤として含有するに3培地である(N
agyおよびMaliga、 Z、 Pflanz
enpl+ysiol。 78(1,976)、453−455)。この培地は1
)H5,6に調節し、0.22μmの濾過膜を通して滅
菌する。2回目の洗浄の後、TI+o+oa血球計算器
(“A’5sisLant”+西ドイツから入手)を用
いてプロトプラストを計測し、最終密度105プロトプ
ラス)/Jとなる様に培養培地に懸濁する。直径9cm
の組織培養用良質ペトリ皿当たり1.0mρの容量でプ
ロトプラストを培養する。このペトリ皿をParaFi
lmRでシールし、24°Cで、暗所次いでかすかな光
(500〜1000ルツクス)を当てて24時間培養す
る。 2.4.共生培養による形質転換 分離5日後1こプロトプラスト培養株を感染させる。A
grol)acLeriumを液体LB培地(Mil
ler。 Experi+aents in Mo1ecu’
lar Genetics(1972)、 Co1d
S1+ringHarbor Laborato
ry。 N ew Y ork )中で18時間培養後、2X
11J9細胞/11の密度となる様にに3培養培地に再
懸濁する。この懸濁液50μρを植物プロトプラスト培
養株に加え、P araf i l+nRでシールした
後、この培養株を2.3.と同し条件下で培養する。4
8時間後に培養株をIOJの遠心管に移し、振動バケツ
ローターに入れ、60〜808で゛6分間遠心分離する
。浮遊パンVおよびペレットを集め、抗生物質(カルベ
ニシリン1000μB7Jまたはセ7才タキシム500
μg7’ll+/)を補足したに3培工也(Nagyお
よびMali8a、 z、 Pflanzen 1d+
ysio1゜78(1976)、453−455)1(
1,+Cに内1強濁する。 培養2週間後、プロ「プラスF−山米マイクロカルスな
遠心分離し、前記と同濃度の成長調節剤および抗生物質
を含むがシュクロー−スに関しては0.4Mの代りに0
.3M含むに3培地(NagyおよびMaliga+
Z、 Pflanzenpbysiol、78(197
6)、453−455)に再懸濁する。この培地の細胞
密度は約25X10’マイクaカルス7H(,1に調節
する。同じ条件下で更に2週問培養した後、カルスを、
前記と同濃度の抗生物質を含むが、より低濃度のシュク
ロース(0,2M)と成長調節剤(NA A O、(1
1mg/ムカイネチン0.02mg/、e)を含む)(
3培地に移す。更に2〜3週問培養後、形質転換体と推
定されるものは、その淡緑色の密な外観、およびより良
好な成長度から認識することができる。これらのコロニ
ーを、より低濃度の抗生物質(カルベニシリン500μ
g/Jまたはセ7オタキシム250μg/+o、e)を
含むがホルモン不含の()、6%寒天固形培地(L i
nsmaierおよび51(00&+ Pl+ysio
L Plant、 ] 8(1965)+ I (、)
0−12 ’7 )に移す。形質転換体と推定される
ものが直径約3−4111111に達した時、ホルモン
不含の培地で生育しでいるそれらにオパイン試験を施す
、二とか゛できる。各コロニーの半分を、オクトピンお
上びツバリン(Ae、rtsら、Plant Sci
、 Left。 17(1979)、43−50)またはアグロピンおよ
びマノピン(Lee+oansら9J、Mo1.)\1
11)l。 Geoct、1(1981)、14’J”164)の検
出に使用する。この試験により、ホルモン不含の培地で
選択されたコロニーの形質転換された性質を確認するこ
とA藏できる。その後、選択されたコロニーを抗生物質
不含の培地で培養することができる。 2.5.ホルモン不含培地上の選択なしの共生培養 形質転換細胞の為の選択ができない(例えば無毒性T−
DNAミュータントを使ったため)場合、またはそれが
必要でない場合(抗生物質耐性遺伝子の様な優勢な選択
し得るマーカーかT−DNAに存在している為)、プロ
トプラスト−由来細胞の処理を簡略化することができる
(ホルモン減少工程はもはや必要でない)。感染段階ま
で、プロトプラストを既述した様に処理する。細菌を加
えて48時間後にプロトプラスト−由来細胞を遠心分離
しく6分、6060−8O、非常に低密度で細胞の成長
を維持することができるAG培地(Cal〕ocbe。 F’1anLa i 49(1980)、 7−18
)に再懸濁する。Fucl+5−Rosentl+al
計数チェインバー(“A ss i s Lap L”
、西ドイツより入手)を使って計測し、以下の操作に
必要な密度になる様に再懸濁する。 オパイン試験のためにコロニーを個々に繰作しなければ
ならない場合は、低細胞密度(110ρ当たり10 (
’lプロトプラストー由未来胞および細胞コロニー)で
植えつけると、1力月の培養で大きい細胞コロニーが得
られる。形質転換細胞を薬物で選択で外る場合は、細胞
を高密度(11’、l ’ 10 ’7m℃)で培養
し、各タイプの選択に最適な時期及び濃度で、その使用
する選択剤を培地に添加する。 2.6.カルス組織から全植物の再生 カルス組織から正常植物を容易に得ることができる(例
えばプロトプラスト形質転換から、または全植物接種か
ら(2,7参照)得られる)。カルス組織を、] u+
g/ll1pのB A Pを含んでいるMurasl+
igeand ’Skoog培地で増殖させる:この培
地は1〜2力月後に新芽を形成水せる。この新芽をホル
モン不含の培地に移し、根を形成させ、完全な植物をつ
くらせることができる。 2.7.タバコ苗木への腫瘍の誘導 タバコの種子(例えば栽培品種Wisconsin
38)の表面を70%変性エタノール/トI20で2分
間、次いで10%の市販の標白剤と0.1%ドデシル硫
酸ナトリウム(SDS)で処理して滅菌し、更に滅菌水
で5回洗浄する。この滅菌した種子を、Murashi
He and Skoog(0,7%寒天)培地の
塩類を含む大型試験管(幅25 In11)、ポリカー
ボネー1製のキップ付)にまく。次いでこの試験管を培
養室(12,000ルツクス、16時間照射/8時間非
照射、70%相対湿度、24℃)に入れて培養する。4
〜6週間経つと植物は使用で外る状態になる。少なくと
もその後1カ月間は最適の状態を維持する。苗木は少な
くとも高さ3cu+になり、4枚またはそれ以上の葉を
持つはずである。新しい外科用メスで植物の最も若い部
間を通して横に頭部を切断する。植物の上の部分を試験
管から取り除き、火にかけたスパーチルで平板寒天培養
から細菌を損傷表面に塗抹する。野生型の場合は2週間
後に、ある種の変性ミュータント株の場合はもっと後に
腫脹が現れる。この方法は、タバコ(N 1coLia
na Labacun+)、 N 1coLian
a p、lun+baginifoliaおよびび
PeLun1a hybridaを接種するのに使わ
れる。 以上述べた如く、本発明は、野生型Tiプラスミドの1
゛−領域の腫瘍機能が欠落しているハイブリッドTiプ
ラスミドを保持しているAgrobacLeriumで
、初めて植物を形質転換することを可能ならしめたもの
である。Tiプラスミドから植物細胞へのL) N A
の転移に及ぼす1゛−領域の腫瘍機能の影響は知られて
いないので、それでも所望の遺伝子を含んでいる改良1
゛−領域の植物細胞への転移が起ることは驚くべきこと
である。この転移DNAは植物細胞ゲ゛ツムに相互組込
みされ、安定に保持される。更に、選択した所望の遺伝
子は、その遺伝子が適当なプロモーター配列を含んでい
るか、あるいは含む様に組み立てられると発現すること
ができる。所望の遺伝子を含んでいる中間クローニング
ベクターと、特別に設計されたアクセプターTiプラス
ミドとの開で単一乗換えを行わせるという本発明の概念
(アイディア)は、植物細胞の形質転換の為のハイブリ
ッドTiプラスミドベクターの組み立てを著しく簡単な
ものにするものである。この特別に設計されたアクセプ
ターTiプラスミドは、所望の遺伝子(これは中間クロ
ーニングベクターの一部と同じであるがまたはこれに関
連しているクローニング媒体中に挿入されている)が単
一乗換えによって相互組込み体を形成することかでbる
様に、通常のクローニング媒体のDN、Aセグメントを
含んでいる。このクローニング媒体の2つのセグメント
が、組換えの為に必要な相同領域を提供する。 本発明方法によって調製された微生物、中間クローニン
グベクター、アクセプターTiプラスミド、およびハイ
ブリッドプラスミドベクターは、1983年12月21
日、Ger+oan Col 1ecLionof
Microorganisms(DSM)(Goet
tingen)に寄託され、確認された以下の培養株で
例示される:(1)Escherichia C,ol
i K 12 HB 101中の中間ベクタープラス
ミドpA’cgB。 (2)カルベニシリン耐性アクセプターTiプラスミド
I)GV3850を保有しているA grobac t
eriun+ Lumefaciens C58C
1’) 7アンピシン耐性株、 (3)Escbericl+ia coli K12
株に514(Lbr Ie’u Lbi lac
I+5dR)中の中間ベクタープラスミドpGV7
00、 (4)Escbcricbia coli K 12
株に514((3)と同じ)中の中間ベクタープラスミ
ドpc+■750、 (5)カルベニシリン耐性アクセプターT1プラスミド
I]GV2260を保有しているA grobac t
eriu+n Lumefaciens C58C
1リファンピシン耐性株、 (6)Escl+ericbia col i
K 1 2 FIBIOI中の、ツバリン
プロモーター支配下のオクトピンシンターゼ暗号領域を
保有している中間ベクタープラスミド1)No 1、 (7)中間ベクターのAgrobacteriumへの
摂動に使用された株:摂動プラスミドpG J 28お
よびR6’4drdll(Van Haute呟EMB
OJ。 2(1983)、411−41’8)を保有しているG
J23; GJ23はEscberichia co
l i K 12、JC2926,AB1157のr
ec A誘導体である(Howard −F 1and
ersら、Genetics 49(1964)、2
37−246)。 これらの培養株の受理番号は、それぞれ2792(1)
、2798(2)、2796(3)、2797(4)、
2799(5)、2833(6)、および2793(7
)である。 本発明の態様を色々と記述したが、その基本的な構成を
変化させれば本発明に係る方法および組成物を利用する
その池の態様゛が得られることは言うまでもない。 4、図面の簡単な説明 第1図はアクセプターTiプラスミドの模式図、第2図
および第3図はアクセプターT1プラスミドに挿入され
る中間クローニングベクターの模式図、第4図はハイブ
リッドTiプラスミドベクターの調製法を示す模式図、
第5図は中間クローニングベクターの遺伝子軒移過程の
概略を示す模式図、第6図はAタイプのアクセプターT
iプラスミドの組み立てを示す模式図、第7図は中間ク
ローニングベクターの組み立てを示す模式図、第8図は
BタイプのアクセプターTiプラスミドの組み立てを示
す模式図、第9図はBタイプのアク虫ブター1゛iプラ
スミドに挿入される中間クローニングベクターの模式図
、第10図はハイブリッド1゛iプラスミドベクターの
組み立てを示す模式図、第11図は5 、2 kbH1
ndl [17ラグメントAcgBのpBR322への
挿入を示す模式図、第12図は7パリンTiプラスミド
pGV3839の1゛−領域を示す模式図、第13図は
アクセプターT1プラスミドpG V 385 (lの
組み立てを示す模式図、第14図は中間クローニングベ
クターpGV700の組み立てを示す模式図、第15図
は中間クローニングベクターpG■750の構造を示す
模式図、第16図は中間ベクターpGV745の組み立
てを示す模式図、第17図はアクセプタープラスミドp
GV、2260の組み立てを示す模式図、第18図はプ
ラスミド1)LGV 2381の組み立てを示す模式図
、第19図はプラスミドI) A GV 1 ’Oの組
み立て、およびその、プラスミドpL c; V 23
81への挿入を示す模式図、第20図はオクトピンシン
ターゼ遺伝子暗合化領域と融合する前後のツバリンシン
ターゼ遺伝子のプロモーター領域の周囲のヌクレオチド
配列を示す模式図である。 特許出願人 マックス・ブランク・ ゲゼルシャフト・ツ7・ フェルデルング・−デア・ ヴイッセンシャフテン・ニー・ ファlン 代理人 弁理士青白 葆外1名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)野生型TiプラスミドのT−領域の2つの境
界配列(1)および(2)、 (b)単一乗換えが可能な中間クローニングベクター中
のDNA配列の少なくとも1部と相同なりNA配列を含
む2つの境界配列の開に設置されたクローニング媒体由
来の非腫瘍性DNAセグメント(3)、および (c)Agrobacteriumによる、野生型Ti
プラスミドのT−領域の植物細胞ゲノム中への転移に必
須であるD N A配列を含んでいる野生型゛1゛iプ
?スミドのセグメント(4) を含んでいるアクセプターTiプラスミド。 2、(a)T−領域およびT−領域の2つの境界配列を
持たない野生型Tiプラスミドのり、、NA上セグメン
ト4)、および (1))野生型]゛iiプラスミド−領域の2つの境界
配列を含んでいる中間クローニングベクターのDNA配
列と相同なりローニング媒体由来のDNA配列(3) を含んでいるアクセプターTiプラスミド′。 3、 (a)少なくとも1つの所望の遺伝子(5)、お
よび (b)98許請求の範囲第1項に記載の7クセプターT
iプラスミド中のD N A配列と相同なI) N A
配列を含んでいるクローニング媒体セグメント(3゛) を含んでいる中間クローニングベクター。 4、(a)野生型TiプラスミドのT−領域の2つの境
界配列(1)および(2)、並びに特許請求の範囲第2
項に記載の7クセプターT1プラスミド中のDNA配列
と相同な1)NA配列を含んでいるクロー二くグ媒体セ
グ〆ン)(3’)、および、(b)その?つの境界配列
の開に設置された少なくとも1つの所望の遺伝子(5) を合本でいる中間クローニングベクター。 5、所望の遺伝子(5)に隣接して少なくとも1つの選
択可能なマーカー遺伝子を更に含有している特許請求の
範囲第3項または第4項に記載の中間クローニングベク
ター。 6、所望の遺伝子(5)がその天然のプロモーターの支
配下にあることを特徴とする特許請求の範囲第3項また
は第4項に記載の中間クローニングベクター。 7、所望の遺伝子(5)が外来性プロモータ〜の支配下
にあることを特徴とする特許請求の範囲第3項または第
4項に記載の中間クローニングベクター。 8、ヘルパープラスミドの存在下で特許請求の範囲第3
項〜第7項のいずれかに記載の中間クローニングベクタ
ーを特許請求の範囲第1項または第2項に記載のアクセ
プターTiプラスミドを含んでいるAgrobact、
eriu+nに授動せしめ、その中間クローニングベク
ターとアクセプターTiプラスミドを単一乗換えにより
相互組込みさせることからなるベクター組成物の調製法
。 9、(a)野生型TiプラスミドのT−領域の2つの境
界配列(1)および(2)、 (b)クローニング媒体由来の非腫瘍性DNAセグメン
ト(3)および(3゛)、および(c ) A gro
bac ter i 11111により、野生型Tiプ
ラスミドのT−領域を植物細胞デ7ム中に転移させるの
に必須であるDNA配列および2つの境界配列(1)お
よび(2)の開に設置された少なくとも1つの所望の遺
伝子(5)を含んでいる野生型Tiプラスミドのセグメ
ント(4) を含んでいるハイブリッドi’ iプラスミドベクター
。 10、所望の遺伝子(5)に隣接して、少なくとも1つ
の選択可能なマーカー遺伝子を更に含有している特許請
求の範囲第9項に記載のハイブリッドTiプラスミドベ
クター。 11、所望の遺伝子(5)がその天然のプロモーターの
支配下にあることを特徴とする特許請求の範囲第9項に
記載のハイブリッドTiプラスミドベクター。 12、所望の遺伝子(5)が外来性プロモーターの支配
下にあることを特徴とする第9項に記載のハイブリッド
Tiプラスミドベクター。 13、特許請求の範囲第9項〜第12項のいづれかに記
載のハイブリッドT1プラスミドベクターを保持してい
るAHr’o’bacterium。 14、特許請求の範囲第13項に記載のハイブリッ8、
Ti7”X E V<99二を保持ビいい8.。−ba
cLeriumで植物細胞を感染させることからなる形
質転換植物細胞の調製法。 15、特許請求の範囲第9項〜第12項のいづれかに記
載のハイブリッドTiプラスミドベクターの2つの境界
配列(1)および(2)の間に設置されたDNAセグメ
ントを、そのゲノム中に組込んで含有している形質転換
植物細胞。
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