JPS5848890Y2 - 車輛用空気調和装置 - Google Patents
車輛用空気調和装置Info
- Publication number
- JPS5848890Y2 JPS5848890Y2 JP1979143372U JP14337279U JPS5848890Y2 JP S5848890 Y2 JPS5848890 Y2 JP S5848890Y2 JP 1979143372 U JP1979143372 U JP 1979143372U JP 14337279 U JP14337279 U JP 14337279U JP S5848890 Y2 JPS5848890 Y2 JP S5848890Y2
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- Japan
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- air
- air flow
- damper
- outlet
- heater
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00007—Combined heating, ventilating, or cooling devices
- B60H1/00021—Air flow details of HVAC devices
- B60H1/00064—Air flow details of HVAC devices for sending air streams of different temperatures into the passenger compartment
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輛用空気調和装置に係り、特にエアミックス
方式の車輛用空気調和装置に係る。
方式の車輛用空気調和装置に係る。
エアミックス方式の車輛用空気調和装置の一般的な構造
は、通風ダクトと、前記通風ダクトの一つの断面部にそ
の断面の一部を横切って設けられ、たヒータ要素と、前
記断面部の下流位置に設けられ前記通風ダクトを通って
流れる空気流を前記ヒータ要素を通って流れる第一の空
気流と前記ヒータ要素をバイパスして流れる第二の空気
流とに分けるダンパと、前記断面部より下流側に設けら
れ運転席または助手席に着座した人の足部へ向けて空気
を吹出す一般にヒータ吹出し口と呼ばれている第一の空
気吹出し口及び運転席または助手席に着座した人の上半
身へ向けて空気を吹出す一般にベント吹出し口と呼ばれ
ている第二の空気吹出し口と、前記第−及び第二の空気
吹出し口を各々選択的に開閉するダンパとを有している
。
は、通風ダクトと、前記通風ダクトの一つの断面部にそ
の断面の一部を横切って設けられ、たヒータ要素と、前
記断面部の下流位置に設けられ前記通風ダクトを通って
流れる空気流を前記ヒータ要素を通って流れる第一の空
気流と前記ヒータ要素をバイパスして流れる第二の空気
流とに分けるダンパと、前記断面部より下流側に設けら
れ運転席または助手席に着座した人の足部へ向けて空気
を吹出す一般にヒータ吹出し口と呼ばれている第一の空
気吹出し口及び運転席または助手席に着座した人の上半
身へ向けて空気を吹出す一般にベント吹出し口と呼ばれ
ている第二の空気吹出し口と、前記第−及び第二の空気
吹出し口を各々選択的に開閉するダンパとを有している
。
この場合、前記空気吹出し口より吹出る空気の温度の調
節は、前記ダンパによって前記第−及び第二の空気流の
分配比を調節することにより行なわれている。
節は、前記ダンパによって前記第−及び第二の空気流の
分配比を調節することにより行なわれている。
上述の如き車輛用空気調和装置に於いては、一般に、前
記第一の空気吹出し口のみから空気が取り出されるヒー
タモードと、前記第二の空気吸出し口のみから空気が取
り出されるベントモードと、前記第−及び第二の空気吹
出し口の空力から空気が取り出されるパイレベルモード
とが得られるようになっている。
記第一の空気吹出し口のみから空気が取り出されるヒー
タモードと、前記第二の空気吸出し口のみから空気が取
り出されるベントモードと、前記第−及び第二の空気吹
出し口の空力から空気が取り出されるパイレベルモード
とが得られるようになっている。
頭寒足熱の暖房を達成するために、上述の如きパイレベ
ルモードの時には、前記第一の空気吹出し口からは比較
的温度が高い空気が吹出され、第二の空気吹出し口から
は比較的温度の低い空気が吹出されることが好ましい。
ルモードの時には、前記第一の空気吹出し口からは比較
的温度が高い空気が吹出され、第二の空気吹出し口から
は比較的温度の低い空気が吹出されることが好ましい。
このことはヒータ要素に対する前記第−及び第二の空気
吹出し口の配置位置や通風ダクトの形状等を修正するこ
とにより実現することができるが、しかしこのように構
成された空気調和装置に於いては、ヒータモード時やベ
ントモード時に於いて吹出し空気の温度むらを生じ、ま
た温度制御性を悪化するという問題を生じる。
吹出し口の配置位置や通風ダクトの形状等を修正するこ
とにより実現することができるが、しかしこのように構
成された空気調和装置に於いては、ヒータモード時やベ
ントモード時に於いて吹出し空気の温度むらを生じ、ま
た温度制御性を悪化するという問題を生じる。
本考案は従来の車輛用空気調和装置に於ける上述の如き
問題に鑑み、ヒータモード時やベルトモード時に於ける
温度制御性を全く損うことなくパイレベルモード時には
頭寒足熱の暖房を達成することができる改良された車輌
用空気調和装置を提供することを目的としている。
問題に鑑み、ヒータモード時やベルトモード時に於ける
温度制御性を全く損うことなくパイレベルモード時には
頭寒足熱の暖房を達成することができる改良された車輌
用空気調和装置を提供することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、通風ダクトと、前記通
風ダクトの一つの断面部にその断面の一部を横切って設
けられたヒータ要素と、前記ヒータ要素より上流側に設
けられ前記通風ダクトを通って流れる空気流を前記ヒー
タ要素を通って流れる第一の空気流と前記ヒータ要素を
バイパスして流れる第二の空気流とに分ける第一のダン
パと、前記ヒータ要素より下流側にあって第一の切換位
置と第二の切換位置の間に切換えられ前記第一の切換位
置にある時には前記第一の空気流と前記第二の空気流の
間に介在して前記第一の空気流と前記第二の空気流とが
互いに混合すをことを阻止しまた前記第二の切換位置に
ある時には前記第一の空気流と前記第二の空気流の間に
介在せず前記第一の空気流と前記第二の空気流とが互い
に混合することを妨げない第二のダンパと、前記第二の
ダンパの下流側にあって第−及び第二の互いに変位した
開口部を有し前記第二のダンパが前記第一の切換位置に
あるとき前記第一の開口部は前記第二のダンパの一方の
側に整合して主として前記第一の空気流を受けまた前記
第二の開口部は前記第二のダンパの他方の側に整合して
主として前記第二の空気流を受けるよう構成された固定
式の仕切り板要素と、前記仕切り板要素の下流側に設け
られ主として前記仕切り板要素の前記第一の開口部を経
て流れる空気流を導出する第一の空気吹出し口と、前記
仕切り板要素の下流側に設けられ主として前記仕切り板
要素の前記第二の開口部を経て流れる空気流を導出する
第二の空気吹出し口とを有していることを特徴とする車
輛用空気調和装置によって達成される。
風ダクトの一つの断面部にその断面の一部を横切って設
けられたヒータ要素と、前記ヒータ要素より上流側に設
けられ前記通風ダクトを通って流れる空気流を前記ヒー
タ要素を通って流れる第一の空気流と前記ヒータ要素を
バイパスして流れる第二の空気流とに分ける第一のダン
パと、前記ヒータ要素より下流側にあって第一の切換位
置と第二の切換位置の間に切換えられ前記第一の切換位
置にある時には前記第一の空気流と前記第二の空気流の
間に介在して前記第一の空気流と前記第二の空気流とが
互いに混合すをことを阻止しまた前記第二の切換位置に
ある時には前記第一の空気流と前記第二の空気流の間に
介在せず前記第一の空気流と前記第二の空気流とが互い
に混合することを妨げない第二のダンパと、前記第二の
ダンパの下流側にあって第−及び第二の互いに変位した
開口部を有し前記第二のダンパが前記第一の切換位置に
あるとき前記第一の開口部は前記第二のダンパの一方の
側に整合して主として前記第一の空気流を受けまた前記
第二の開口部は前記第二のダンパの他方の側に整合して
主として前記第二の空気流を受けるよう構成された固定
式の仕切り板要素と、前記仕切り板要素の下流側に設け
られ主として前記仕切り板要素の前記第一の開口部を経
て流れる空気流を導出する第一の空気吹出し口と、前記
仕切り板要素の下流側に設けられ主として前記仕切り板
要素の前記第二の開口部を経て流れる空気流を導出する
第二の空気吹出し口とを有していることを特徴とする車
輛用空気調和装置によって達成される。
本考案による車輛用空気調和装置によれば、パイレベル
モード時に於いて、頭寒足熱の暖房を得たい場合には前
記ダンパを前記第−及び第二の空気流の空気が互に混合
することを抑制する位置に移動させればよく、またヒー
タモード時やベントモード時には前記ダンパを前記第−
及び第二の空気流の空気が互に混合することを自由に許
す位置に移動させればよく、とのダンパの切換によって
ヒートモード時やベントモード時に於ける空気制御性を
損ねることなくパイレベルモード時には頭寒足熱の暖房
を実現できる。
モード時に於いて、頭寒足熱の暖房を得たい場合には前
記ダンパを前記第−及び第二の空気流の空気が互に混合
することを抑制する位置に移動させればよく、またヒー
タモード時やベントモード時には前記ダンパを前記第−
及び第二の空気流の空気が互に混合することを自由に許
す位置に移動させればよく、とのダンパの切換によって
ヒートモード時やベントモード時に於ける空気制御性を
損ねることなくパイレベルモード時には頭寒足熱の暖房
を実現できる。
以下に添付の図を用いて本考案を実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本考案による車輛用空気調和装置の基本的な実
施例を示す解図的断面図である。
施例を示す解図的断面図である。
図に於いて、1は送風装置を示しており、この送風装置
1が吐出する空気はダクト2及び3を経て送られるよう
になっている。
1が吐出する空気はダクト2及び3を経て送られるよう
になっている。
前記ダクート2の途中には冷房のためのエバポレータ4
が設けられており、また前記ダクト3の途中にはその一
つの断面部にその断面の一部を横切る態様にてヒータコ
ア5が設けられている。
が設けられており、また前記ダクト3の途中にはその一
つの断面部にその断面の一部を横切る態様にてヒータコ
ア5が設けられている。
前記断面部の上流位置にはエアミックスダンパ6が設げ
られており、このエアミックスダンパ6はダクト内を通
って流れる空気流をヒータコア5を通って流れる第一の
空気流と前記ヒータコア5をバイパスして流れる第二の
空気流とに分はルヨうになっている。
られており、このエアミックスダンパ6はダクト内を通
って流れる空気流をヒータコア5を通って流れる第一の
空気流と前記ヒータコア5をバイパスして流れる第二の
空気流とに分はルヨうになっている。
前記ヒータコア5が設けられている断面部より下流側に
は開口8を備えた仕切り板要素Tが設けられており、こ
の仕切り板要素7は前記ダクト3と共働してエアミック
ス室9を郭定している。
は開口8を備えた仕切り板要素Tが設けられており、こ
の仕切り板要素7は前記ダクト3と共働してエアミック
ス室9を郭定している。
また前記ダクト3には各々前記ニアミックス室9内に向
けて開いたヒータ吹出し口10とベント吹出し口11と
デフロスタ吹出し口12とが設けられている。
けて開いたヒータ吹出し口10とベント吹出し口11と
デフロスタ吹出し口12とが設けられている。
前記ヒータ吹出し口10は前記ヒータコア5が設けられ
ている側に配設され、また前記ベント吹出し口11は前
記ヒータ吹出し口10に比して前記ヒータコア5が設け
られていない側に設けられている。
ている側に配設され、また前記ベント吹出し口11は前
記ヒータ吹出し口10に比して前記ヒータコア5が設け
られていない側に設けられている。
前記各吹出し口10,11,12はそれぞれダンパ13
,14,15によってその開閉を制御されるようになっ
ている。
,14,15によってその開閉を制御されるようになっ
ている。
尚、図に於いては、ヒータ吹出し口10とベント吹出し
口11とが共に開かれたいわゆるパイレベルモード時の
状態が示されている。
口11とが共に開かれたいわゆるパイレベルモード時の
状態が示されている。
前記ヒータコア5が設けられている断面部の下流側には
冷暖風分離ダンパ16が設けられている。
冷暖風分離ダンパ16が設けられている。
前記冷暖風分離タンパ16は、図にて実線で示されてい
る如く前記第二の空気流の空気の流れ方向に延在し前記
第−及び第二の空気流の空気が互に混合することを抑制
する作用位置と、図にて仮想線で示されている如くヒー
タコア5の一側部に重なり合い実質的な作用を行なわず
前記第−及び第二の空気流の空気が互に混合することを
自由に許す非作動位置との間で移動可能になっている。
る如く前記第二の空気流の空気の流れ方向に延在し前記
第−及び第二の空気流の空気が互に混合することを抑制
する作用位置と、図にて仮想線で示されている如くヒー
タコア5の一側部に重なり合い実質的な作用を行なわず
前記第−及び第二の空気流の空気が互に混合することを
自由に許す非作動位置との間で移動可能になっている。
ヒータ吹出し口10とベント吹出し口11とが共に開い
てこの両吹出し口より空気が吹出されているパイレベル
モードに於いて、冷暖風分離タンパ16が、図にて実線
で示されている如き、作動位置に位置していると、ヒー
タコア5を通って流れる第一の空気流の空気と前記ヒー
タコア5をバイパスして流れる第二の空気流の空気とが
共に混合することなく開口8よりニアミックス室9内に
入る。
てこの両吹出し口より空気が吹出されているパイレベル
モードに於いて、冷暖風分離タンパ16が、図にて実線
で示されている如き、作動位置に位置していると、ヒー
タコア5を通って流れる第一の空気流の空気と前記ヒー
タコア5をバイパスして流れる第二の空気流の空気とが
共に混合することなく開口8よりニアミックス室9内に
入る。
このため、この時には前記ニアミックス室9内に於いて
は主に前記第二の空気流の空気を与えられる図にて上部
領域より主に前記第一の空気流の空気を与えられる下部
領域に向かうに従って温度が高い空気が流れるようにな
る。
は主に前記第二の空気流の空気を与えられる図にて上部
領域より主に前記第一の空気流の空気を与えられる下部
領域に向かうに従って温度が高い空気が流れるようにな
る。
この結果、ヒータ吹出し口10よりは比較的温度が高い
空気が吹出され、ベント吹出し口11よりは比較的温度
の低い空気が吹出されろようになり、頭寒足熱の暖房が
遠戚される。
空気が吹出され、ベント吹出し口11よりは比較的温度
の低い空気が吹出されろようになり、頭寒足熱の暖房が
遠戚される。
冷暖風分離ダンパ16が図にて仮想線で示されている如
き非作動位置に位置していると、前記第一の空気流の空
気と前記第二の空気流の空気とは共に混じり合いながら
開口8よりニアミックス室9内は入るため、ニアミック
ス室9内に於いては、その全ての領域に於いて実質的に
温度が等しい空気が流れるようになる。
き非作動位置に位置していると、前記第一の空気流の空
気と前記第二の空気流の空気とは共に混じり合いながら
開口8よりニアミックス室9内は入るため、ニアミック
ス室9内に於いては、その全ての領域に於いて実質的に
温度が等しい空気が流れるようになる。
従って、ヒータ吹出し口10またはベント吹出し口11
のいずれか一方が開かれるヒータモード時、或はベント
モード時に於いて、前記冷暖風分離ダンパ16が上述の
如き非作動位置にもたらされていれば、前記ヒータ吹出
し口10またはベント吹出し口11より温度むらのない
空気が吹出されるようになる。
のいずれか一方が開かれるヒータモード時、或はベント
モード時に於いて、前記冷暖風分離ダンパ16が上述の
如き非作動位置にもたらされていれば、前記ヒータ吹出
し口10またはベント吹出し口11より温度むらのない
空気が吹出されるようになる。
冷暖風分離ダンパ16はエアミックスダンパ6とは個別
に駆動され、またパイレベルモード時のみ、常に、また
は選択的に作動位置に位置するように構成されてよい。
に駆動され、またパイレベルモード時のみ、常に、また
は選択的に作動位置に位置するように構成されてよい。
第2図乃至第4図は各々本考案による車輛用空気調和装
置の具体的な実施例を示している。
置の具体的な実施例を示している。
尚、第2図乃至第4図に於いてはダクトの図にて上面が
取除かれており、また第2図乃至第4図に於いて第1図
に対応する部分は第1図に付して符号と同一の符号によ
り示されている。
取除かれており、また第2図乃至第4図に於いて第1図
に対応する部分は第1図に付して符号と同一の符号によ
り示されている。
第2図乃至第4図に示されたいずれの実施例に於いても
仕切り板要素Tの開口8は、図示されている如く、図に
て下部に主に第一の空気流の空気をエアミックス室9に
導く第一の部分8aと、図にて上部に主に第二の空気流
の空気を前記エアミックス室9に導く第二の部分8bと
を有している。
仕切り板要素Tの開口8は、図示されている如く、図に
て下部に主に第一の空気流の空気をエアミックス室9に
導く第一の部分8aと、図にて上部に主に第二の空気流
の空気を前記エアミックス室9に導く第二の部分8bと
を有している。
またヒータ吹出し口10はエアミックス室9の下面に、
ベント吹出し口11は前記エアミックス室9の一側面の
上部に各々開口している。
ベント吹出し口11は前記エアミックス室9の一側面の
上部に各々開口している。
第2図に示された実施例に於いては、冷暖風分離ダンパ
16はヒータコア5の一つの垂直角縁に平行な軸線の周
りに、図にて実線で示されている如き作動位置と図にて
仮想線で示されている如き非作動位置との間で回動可能
になっている。
16はヒータコア5の一つの垂直角縁に平行な軸線の周
りに、図にて実線で示されている如き作動位置と図にて
仮想線で示されている如き非作動位置との間で回動可能
になっている。
冷暖風分離ダンパ16が図にて実線で示されている如き
作動位置にある時には、前記ダンパ16の案内作用によ
り第一の空気流の空気は主に開口8の第一の部分8aを
経てエアミックス室9の下部領域に入り、これに対し第
二の空気流の空気は前記開口8の第二の部分8bを経て
エアミックス室9の上部領域に入る。
作動位置にある時には、前記ダンパ16の案内作用によ
り第一の空気流の空気は主に開口8の第一の部分8aを
経てエアミックス室9の下部領域に入り、これに対し第
二の空気流の空気は前記開口8の第二の部分8bを経て
エアミックス室9の上部領域に入る。
このためエアミックス室9の下部領域には比較的高い温
度の空気が流れ、これに対し上部領域には比較的温度の
低い空気が流れるようになり、この結果、ヒータ吹出し
口10からは比較的温度が高い空気が吹出され、これに
対しベント吹出し口11よりは比較的温度の低い空気が
吹出されるようになる。
度の空気が流れ、これに対し上部領域には比較的温度の
低い空気が流れるようになり、この結果、ヒータ吹出し
口10からは比較的温度が高い空気が吹出され、これに
対しベント吹出し口11よりは比較的温度の低い空気が
吹出されるようになる。
前記冷暖風分離ダンパ16が図にて仮想線で示されてい
る如き非作動位置にある時には、これが空気流の案内作
用を行なわないので、第−及び第二の空気流の空気は前
記開口8より互に混じり合いながらニアミックス室9内
に入る。
る如き非作動位置にある時には、これが空気流の案内作
用を行なわないので、第−及び第二の空気流の空気は前
記開口8より互に混じり合いながらニアミックス室9内
に入る。
このためエアミックス室9に於いては、その全域に於い
て実質的に温度が等しい空気が流れるようになる。
て実質的に温度が等しい空気が流れるようになる。
第3図に示された実施例に於いては、冷暖風分離ダンパ
16は第二の空気流を横切る実質的に水平な軸線の周り
に、図にて実線で示されている如き作動位置と図にて仮
想線で示されている非作動位置との間で回動可能になっ
ている。
16は第二の空気流を横切る実質的に水平な軸線の周り
に、図にて実線で示されている如き作動位置と図にて仮
想線で示されている非作動位置との間で回動可能になっ
ている。
従って、かかる実施例に於いても第2図に示されたそれ
と同様に作用する。
と同様に作用する。
第4図に示された実施例に於いては、冷暖風分離ダンパ
16がニアミックス室9内に設けられ、その室の一つの
下部水平角縁に平行な軸線の周りに、図にて実線で示さ
れている如き作動位置と図にて仮想線で示されている如
き非作動位置との間で回動可能になっている。
16がニアミックス室9内に設けられ、その室の一つの
下部水平角縁に平行な軸線の周りに、図にて実線で示さ
れている如き作動位置と図にて仮想線で示されている如
き非作動位置との間で回動可能になっている。
かかる実施例の場合、前記冷暖風分離ダンパ16が図に
て実線で示されている如き作動位置にある時には、ニア
ミックス室9内に於ける第−及び第二の空気流による空
気の混合が抑制され、このため主に開口8の第一の部分
8aより第一の空気流を与えられる下部領域は、主に前
記開口8の第二の部分8bより第二の空気流の空気を与
えられる上部領域に比して温度が高い空気が流れるよう
になる。
て実線で示されている如き作動位置にある時には、ニア
ミックス室9内に於ける第−及び第二の空気流による空
気の混合が抑制され、このため主に開口8の第一の部分
8aより第一の空気流を与えられる下部領域は、主に前
記開口8の第二の部分8bより第二の空気流の空気を与
えられる上部領域に比して温度が高い空気が流れるよう
になる。
この結果、この場合もヒータ吹出し口10からは比較的
温度が高い空気が吹出され、ベント吹出し口11からは
比較的温度が低い空気が吹出されるようになる。
温度が高い空気が吹出され、ベント吹出し口11からは
比較的温度が低い空気が吹出されるようになる。
また、冷暖風分離ダンパ16が図にて仮想線で示されて
いる如き非作動位置にある時には該ダンパは前記空気流
に対する案内作用を全(行なわないので、エアミックス
室9に於いて第−及び第二の空気流の空気の混合が十分
に行なわれるようになる。
いる如き非作動位置にある時には該ダンパは前記空気流
に対する案内作用を全(行なわないので、エアミックス
室9に於いて第−及び第二の空気流の空気の混合が十分
に行なわれるようになる。
以上に於いては、本考案を特定の実施例について詳細に
説明したが、本考案はこれらに限られるものではなく本
考案の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業
者にとって明らかであろう。
説明したが、本考案はこれらに限られるものではなく本
考案の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業
者にとって明らかであろう。
第1図は本考案による車輛用空気調和装置の基本的な実
施例を示す肩囲的断面図、第2図乃至第4図は各々本考
案による車輛用空気調和装置の具体的な実施例を示す斜
視図である。 1・・・・・・送風装置、2,3・・・・・・ダクト、
4・・・・・・エハホレータ、5・・・・・・ヒータコ
ア、6・・・・・・エアミックスダンパ、7・・・・・
・仕切り板要素、8・・・・・・開口、9・・・・・・
エアミックス室、10・・・・・・ヒータ吹出し口、1
1・・・・・・ベント吹出し口、12・・・・・・デフ
ロスタ吹出し口、13,14,15・・・・・・f7パ
16・・・・・・冷暖風分離ダンパ。
施例を示す肩囲的断面図、第2図乃至第4図は各々本考
案による車輛用空気調和装置の具体的な実施例を示す斜
視図である。 1・・・・・・送風装置、2,3・・・・・・ダクト、
4・・・・・・エハホレータ、5・・・・・・ヒータコ
ア、6・・・・・・エアミックスダンパ、7・・・・・
・仕切り板要素、8・・・・・・開口、9・・・・・・
エアミックス室、10・・・・・・ヒータ吹出し口、1
1・・・・・・ベント吹出し口、12・・・・・・デフ
ロスタ吹出し口、13,14,15・・・・・・f7パ
16・・・・・・冷暖風分離ダンパ。
Claims (1)
- 通風ダクトと、前記通風ダクトの一つの断面部にその断
面の一部を横切って設けられたヒータ要素と、前記ヒー
タ要素より上流側に設けられ前記通風ダクトを通って流
れる空気流を前記ヒータ要素を通って流れる第一の空気
流と前記ヒータ要素をバイパスして流れる第二の空気流
とに分ける第一のダンパと、前記ヒータ要素より下流側
にあって第一の切換位置と第二の切換位置の間に切換え
られ前記第一の切換位置にある時には前記第一の空気流
と前記第二の空気流の間に介在して前記第一の空気流と
前記第二の空気流とが互いに混合することを阻止しまた
前記第二の切換位置にある時には前記第一の空気流と前
記第二の空気流の間に介在せず前記第一の空気流と前記
第二の空気流とが互いに混合することを妨げない第二の
ダンパと、前記第二のダンパの下流側にあって第−及び
第二の互いに変化した開口部を有し前記第二のダンパが
前記第一の切換位置にあるとぎ前記第一の開口部は前記
第二のダンパの一方の側に整合して主として前記第一の
空気流を受けまた前記第二の開口部は前記第二のダンパ
の他方の側に整合して主として前記第二の空気流を受け
るよう構成された固定式の仕切り板要素と、前記仕切り
板要素の下流側に設けられ主として前記仕切り板要素の
前記第一の開口部を経て流れる空気流を導出する第一の
突気吹出し口と、前記仕切り板要素の下流側に設けられ
主として前記仕切り板要素の前記第二の開口部を経て流
れる空気流を導出する第二の空気吹出し口とを有してい
ることを特徴とする車輛用空気調和装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP1979143372U JPS5848890Y2 (ja) | 1979-10-16 | 1979-10-16 | 車輛用空気調和装置 |
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