JPS60975Y2 - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JPS60975Y2
JPS60975Y2 JP10537480U JP10537480U JPS60975Y2 JP S60975 Y2 JPS60975 Y2 JP S60975Y2 JP 10537480 U JP10537480 U JP 10537480U JP 10537480 U JP10537480 U JP 10537480U JP S60975 Y2 JPS60975 Y2 JP S60975Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heater
passage
outlet
damper
Prior art date
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Expired
Application number
JP10537480U
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English (en)
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JPS5728009U (ja
Inventor
幸雄 江川
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP10537480U priority Critical patent/JPS60975Y2/ja
Publication of JPS5728009U publication Critical patent/JPS5728009U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアミックスタイプの自動車用空調装置に関
するもので、冷風と温風を混合するエアミックス通路と
は別に、ヒータコア直後の温風をそのま)ヒート吹出口
へ導く温風通路を設けることにより、バイレベル時、ベ
ント吹出口とヒータ吹出口とより吹出される各空気流に
所望の温度差が得られ、乗員の上半身を快適な温度にし
た場合でも足元が寒くならない快適な温風が得られるい
わゆる頭寒足熱の温域フィーリングを得ることを目的と
するものである。
通常、自動車用空調装置においては、バイレベルで温度
コントロールした時、上半身を快適な温度にするようエ
アミックスダンパを作動せしめるとヒータ吹出口の吹出
温度も下がり足元が寒くなり、また逆に足元を快適な温
度にするよ、うエアミックスダンパを作動せしめると、
上半身も暖くなってしまうもので、ベント吹出口とヒー
タ吹出口とより吹出す各空気流に所望の温度差が得られ
ず、頭寒足熱という快適な温感フィーリングが得られて
いないものである。
本考案は;前記実用新案登録請求の範囲に記載する構成
とすることにより、前記した従来の自動車用空調装置の
欠点を除去腰バイレベル時のベント吹出口とヒータ吹出
口とから吹出される各空気流に所望の温度差が確実に得
られ、乗員の上半身を快適な温度にしても足元が寒くな
らず、逆に足元を快適な温度にしても上半身が暖かくな
ることがない快適な頭寒足熱状態を生起し得る自動車用
空調装置を提供するものである。
以下、図面に示す実施例につき本考案の構成を説明する
第1図ない、し第3図に示すものは、本考案の第1実施
例を示すもので、ヒータユニット1にはその前面にベン
ト吹出口2、また前方上面にはデフロスタ吹出口3、さ
らに前方下面にはヒータ吹出口4がそれぞれ設けられて
いる。
前記ベント吹出口2とデフロスタ吹出口3との間にはデ
フロスタベントダンパ5が回動自在に枢着されており、
該ダンパ5はベント吹出口2の閉じ位置およびデフロス
タ吹出口3を一部開く位置に保持されるよう作動する。
またヒータ吹出口4の側方にもヒートダンパ6が枢着、
されており、該ダンパ6も前記デフロスタベントダンパ
5と同様ヒータ吹出口4の閉じ位置都よび開く位置に保
持されるよう作動する。
ヒータユニット1内には、ヒータコア7が配置されてお
り、該ヒータ側方は冷風が通過するためのバイパス路8
とされている。
またヒータコア7の側方にはバイパス路8を通る冷風と
ヒータコア7を通って加熱された温風との風量割合を調
節することにより温度コントロールするエアミックスダ
ンパ9が設けられている。
このエアミックスダンパ9もバイパス路8の閉じ位置か
らヒータコア7の閉じ位置に亘って任意の開度に保持さ
れるよう作動する。
前記ヒータコア7およびバイパス路8め後方には、ヒー
タコアを通過する温風とバイパス路を通過する冷風とを
ミックスするエアミックス通路10が形成されている。
また前記エアミックス通路10の下方で、ヒータコアの
下側に相当する位置には、一端がヒータコアに近接し他
端がヒータ吹出口4の近傍に延設されるよう壁11aが
配設され、該壁11aによってエアミックスの下方すな
わちヒータコア7の下側部の直下流にヒータ吹出口の近
傍に開口する温風用通路11が形成きれている。
また温風用通路11のヒータコア7側の端部には温風用
通路ダンパ12が設けられており、該ダンパ12も□該
通路11の閉じ位置から任意の開度に保持されるよう作
動するもので、該ダンパ12により温風用通路11を通
る温風の風量が調節される。
上記のごとくエアミックス通路10とは別の温風用通路
11を設けることにより、ヒニタコア7を通過した温風
の一部はエアミックス通路10を通ることとなく温風用
通路11のみを通過してヒータ吹出口4へ導くことがで
きるのでヒータ吹出口4より吹出されるエアの温度を上
昇せしめることができる。
第1図に示すヒータユニットの状態はζ六イレベルで温
度コントロールする場合で、ベント吹出口2およびヒー
タ吹出口4はデフロスタベントダンパ5およびヒートダ
ンパ6がそれぞれ開口しており、また温風用通路ダンパ
12 i頗t)ているので、じ−タコア7を通過した温
風の一部がそわま)の温度で温風用通路11を通りヒニ
ダ吠出口4に導かれ、一方エアミツクス通路10を通過
したミックスエアの一部もヒ二り吹出口1べ導かれ、該
ミックスエアと前記温風用通路11のみを通過してきた
温風とが混合することによりヒータ吹出口4より吹出さ
れるエアは温度が上昇される。
これによってベント吹出口2より吹出されるミックスエ
アとヒータ吹出口4から吹出されるエアの温度差が増大
される。
第2図はベント時のヒータユニットの作動状態を示すも
ので、エアミックスダンパ9をヒータコア7側に回転調
節することにより冷風が吹き出すよう温度コントロール
され、かつベント吹出口2のみ開いており、デフロスタ
吹出口3およびヒータ吹出口4はそれぞれデフロスタベ
ントダンパ5およびヒートダンパ6によって閉鎖されて
いる。
またこの時、温風用通路11も温風用通路ダンパ12に
より閉じでいるのでヒータコア7を通過した若干の温風
も該通路11を通過せず、すべてエアミックス通路を通
って温度コントロールされた冷風がベント吹出口2より
吹出される。
第3図はヒート時のヒータユニットの作動状態を示すも
ので、エアミックスダンパ9をバイパス路8側に回動調
節することにより温風が吹き出すよう温度コントロール
され、かつデフロスタ吹出口3およびヒータ吹出口4は
それぞれ開いており、ベント吹出口2はデフロスタベン
トダンパ5によって閉鎖されている。
また温風用通路11も温風用通路ダンパ12により閉じ
ているので、ヒータコア7を通った温風は温風用通路1
1を通過せず、エアミックス通路を通って温度コントロ
ールされた温風がヒータ吹出口より吹出される。
第4図は、本考案の第2実施例を示すもので、温風用通
路11を形成する壁11aがヒータ吹出口4の上方付近
に延設されており、ヒートダンパ6をヒータ吹出口4側
へ回動せしめたとき、該ダンパ6が温風用通路11の壁
11aで係止されるよう構成されている。
該構成によりバイレベル時、ヒートダンパ6を温風用通
路11の壁11aに係止して閉じるとヒータ吹出口4か
ら吹出される温風の一部はエアミックス通路10のミッ
クスエアとは全く混合されず、ヒートコア7を通過した
ときの温度状態を保ってヒータ吹出口4より吹出され、
ベント吹出口2とヒータ吹出口4から吹出されるエアの
温度差が増大する。
第5図は、本考案の第3実施例を示すもので、温風知通
路ダンパ12aが温風用通路11の下流側すなわちヒー
タ吹出口4寄りに枢着されたもので、該ダンパ12aの
作動は、前記第1実施例と同様である。
上述したごとく、本考案はヒータコアの直下流に、一端
がヒータコアの上端より下側の位置に近接して開口し、
他端がヒータ吹出口に臨んで開口する温風用通路がエア
ミックス通路と区分されて形成され、前記温風用通路に
は該通路を開閉するよう作動するダンパが設けられてお
り、前記ヒータコアを通過した温風の一部がそのま)ヒ
ータ吹出口へ導かれるよう構成したので、バイレベル時
温風用通路を開き、ヒータコアを通過した温風の一部を
そのま)の温度を保持してヒータ吹出口の近傍またはヒ
ータ吹出口に直接導くことにより、エアミックスダンパ
の温度コントロールを乗員の上半身が快適になるよう開
度調節しても、ヒータ吹出口から吹出す温風の温度は下
らず、足元が寒くなるようなことはなく、また逆に足元
に温度の高い温風が吹出すようエアミックスダンパを開
度調節しても乗員の上半身に温風が吹出すことはなく、
頭寒足熱の温度フィーリングを保っことができ、またベ
ントモード、ヒータモード時は温風用通路ダンパ12を
閉じるので、ヒータコアを通過した温風とバイパス路8
を通過した冷風がヒータコアの下流でエアミックスする
のみであるのでエアミックス性を害さない等この種空調
装置として優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例たる空調装置の要部縦断面図
、第2図はベント時における同上要部縦断面図、第3図
はヒート時における同上要部縦断面図、第4図は本考案
の第2実施例たる空調装置の要部縦断面図、第5図は本
考案の第3実施例たる空調装置の要部縦断面図である。 1・・・ヒータユニット、2・・・ベント吹出口、4・
・・ヒータ吹出口、11・・・温風用通路、12・・・
温風用ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータコアの直下流に、一端がヒータコアの上端より下
    側の位置に近接して開口し、他端が、ヒータ吹出口に臨
    んて開口する温風用通路力、くエアミックス通路と区分
    されて形成され、前記温風用通路には該通路を開閉する
    よう作動するダンパが設けられており、前記ヒータコア
    を通過した温風の一部がそのままヒータ吹出口へ導かれ
    るようにしたことを特徴とする自動車用空調装置。
JP10537480U 1980-07-25 1980-07-25 自動車用空調装置 Expired JPS60975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10537480U JPS60975Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 自動車用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10537480U JPS60975Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 自動車用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5728009U JPS5728009U (ja) 1982-02-13
JPS60975Y2 true JPS60975Y2 (ja) 1985-01-12

Family

ID=29466753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10537480U Expired JPS60975Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 自動車用空調装置

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