JPS6122004Y2 - - Google Patents

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JPS6122004Y2
JPS6122004Y2 JP1981029494U JP2949481U JPS6122004Y2 JP S6122004 Y2 JPS6122004 Y2 JP S6122004Y2 JP 1981029494 U JP1981029494 U JP 1981029494U JP 2949481 U JP2949481 U JP 2949481U JP S6122004 Y2 JPS6122004 Y2 JP S6122004Y2
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JP
Japan
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damper
air
outlet
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footwell
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JP1981029494U
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JPS57142612U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用空気調和装置の吹出構造に
関する。
従来の空気調和装置の吹出構造としては例えば
第1図及び第2図に示すようなものがある(実開
昭55−76709号公報参照)。概略を説明すると、ブ
ロワモータ1にて外気取入口2、内気取入口3よ
り内・外気を取入れ、エバポレータ4を通過させ
て冷気とし、次いでエアミツクスダンパ5の開度
に応じこの冷気をバイパス回路6とヒータコア7
側に分けて流し、バイパスさせた冷気とヒータコ
ア7を通過させて加熱した温風とを混合し、適温
除湿風にして各吹出口より吹出すようにしてい
る。即ち具体的にはデフロスタダンパ8の開閉に
応じてデフロスタ吹出口9へ、ベンチレータダン
パ10の開閉に応じてベンチレータ吹出口11
へ、そしてフロアダンパ12の開閉に応じて足元
吹出口13及びリア吹出口14へ夫々吹出しを行
なうようにしている。尚、フロアダンパ12を通
つた後、足元吹出に於ては運転席側の右足元吹出
口13aと助手席側の左足元吹出口13bとに更
に分配して吹出し、リア吹出口14も各々右左の
リア吹出口14a,14bとに分配して吹出すよ
うにされている。
しかしながらこのような従来の空気調和装置の
吹出構造にあつてはフロアダンパ12の開操作に
より右左の足元吹出口13a,13b及び右左の
リア吹出口14a,14bの全てから吹出すこと
としていたため、例えば運転者しか乗つていない
ときでも全車室内を暖房することとなり、無駄な
エネルギーを消費していたものであつた。
この考案はこのような従来の空気調和装置の吹
出構造に着目して為したものであつて、フロアダ
ンパと各足元及びリア吹出口との間のダクト内に
分配ダンパを設けて局部暖房を可能とし、且つこ
の制御を着座スイツチにより自動的に行なうこと
として手間をかけることなく省エネルギーを達成
することを目的としている。
以下この考案を図面に基づいて説明する。尚、
従来と同様の部位については図中同一符号を以つ
て示し重複説明を省略する。
第3図及び第4図はこの考案の一実施例を示す
図である。先ず構成を説明すると、フロアダンパ
12と各足元及びリア吹出口13a,13b,1
4a,14bとの間のダクト内、具体的には助手
席側の左足元吹出口13b及び両リア吹出口14
a,14bへ向かう第1分配口17の部分にこの
第1分配口17を開閉する第1分配ダンパ17a
を設けている。この第1分配ダンパ17aは第4
図の如き回路にて開閉する。即ち18,19,2
0は着座スイツチで、夫々助手席、右後座席、左
後座席に設けられ、乗員のの着座によつてONと
なるスイツチであり、これら着座スイツチ18,
19,20のいずれか1つでもONとなるとソレ
ノイド21に電流が流れ、アクチユエータ22が
作動して第1分配ダンパ17aを開にするもので
ある。
次に作用を説明する。この空気調和装置のデフ
ロスタ吹出、ベンチレータ吹出に関しては従来と
異なるところはない。フロアダンパ12を開にす
ると常に運転席側、即ち右足元吹出口13aから
暖房風が吹出される。運転手ひとりのみが搭乗し
ている場合はスイツチ18,19,20のいずれ
もがOFFとなつているため第1分配ダンパ17
aは閉閉となつており、運転席側即ち右足元吹出
口13aのみから暖房が吹き出すことになる。運
転手以外に搭乗者が1人でもいるときは、スイツ
チ18,19,20のうち少なくとも1個がON
となるため、ソレノイド21に電流が流れアクチ
ユエータ22が作動して第1分配ダンパ17aは
開となり結果として両足元吹出口13a,13b
及び両リア吹出口14a,14bが全て開状態と
なり車室内全体の暖房がなされる。
第5図及び第6図にはこの考案の他の実施例を
示す。この実施例では、前述の第1分配口17の
第1分配ダンパ17aに代え、助手席側の左足元
吹出口13bのみへ向かう第2分配口23に助手
席に設けた着座スイツチ18によつて開閉する第
2分配ダンパ23aを、又、後座席側の両リア吹
出口14a、14bのみへ向かう第3分配口24
に右及び左後座席に設けた着座スイツチ19,2
0によつて開閉する第3分配ダンパ24aを設け
て夫々を独立して作動させ、よりきめ細かな吹出
口の選択を可能としている。即ち第6図の回路に
てこの実施例をより具体的に説明すると、運転手
のみが搭乗しているときはスイツチ18,19,
20とも全てOFFなので右足元吹出口13aか
らのみ暖風が吹き出し運転席付近のみの局部暖房
がなされる。もし助手席に搭乗者がいる場合はス
イツチ18がONとなるため第2分配ダンパ23
aが開となり運転席及び助手席付近即ち車室内の
前部のみの局部暖房がなされる。又右又は左後席
のいずれかに搭乗者がいる場合はスイツチ19,
20のうちのいずれかONとなるため第3分配ダ
ンパ24aが開となり右及び左のリア吹出口14
a,14bから暖風が吹出され車室内の後部の暖
房がなされる。この第2分配ダンパ23aと第3
分配ダンパ24aの開閉は搭乗員の着座位置に応
じ全く独立に行なわれるものである。
以上説明して来た如くこの考案によればフロア
ダンパと各足元及びリア吹出口との間のダクト内
に分配ダンパを設け、該分配ダンパを着座スイツ
チと接続し乗員の着座位置に応じて各足元及びリ
ア吹出口を選択的に開閉自在としたため、乗員の
数及び位置に即した適切な局部暖房が可能となつ
て省エネルギー化に大きく寄与でき、しかもそれ
を全く自動的に為し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和装置の吹出口を示す概略斜視
図、第2図イ,ロは従来の空気調和装置の吹出構
造を示す説明図でイはその正面図、ロは側面図、
第3図イ,ロは本考案に係る空気調和装置の吹出
構造を示す第2図相当の説明図、第4図はその回
路説明図、第5図イ,ロは本考案の他の実施例を
示す第2図相当の説明図、そして第6図はその回
路説明図である。 8……デフロスタダンパ、9……デフロスタ吹
出口、10……ベンチレータダンパ、11……ベ
ンチレータ吹出口、12……フロアダンパ、13
……足元吹出口、13a……右足元吹出口、13
b……左足元吹出口、14……リア吹出口、14
a……右リア吹出口、14b……左リア吹出口、
17a……第1分配ダンパ、23a……第2分配
ダンパ、24a……第3分配ダンパ、18,1
9,20……着座スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デフロスタダンパ、ベンチレータダンパ、及び
    フロアダンパの開閉に応じ冷暖風を各々デフロス
    ター吹出口、ベンチレータ吹出口、並びに足元及
    びリア吹出口へ吹出すようにした空気調和装置の
    吹出構造に於いて、 前記フロアダンパと各足元及びリア吹出口との
    間のダクト内に分配ダンパを設け、該分配ダンパ
    を着座スイツチと接続し乗員の着座位置に応じて
    各足元及びリア吹出口を選択的に開閉自在とした
    ことを特徴とする空気調和装置の吹出構造。
JP1981029494U 1981-03-03 1981-03-03 Expired JPS6122004Y2 (ja)

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JP1981029494U JPS6122004Y2 (ja) 1981-03-03 1981-03-03

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JP1981029494U JPS6122004Y2 (ja) 1981-03-03 1981-03-03

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JPS57142612U JPS57142612U (ja) 1982-09-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728969Y2 (ja) * 1988-03-03 1995-07-05 トヨタ自動車株式会社 車両用空調機器におけるベンチレーション装置
JP2004243932A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Denso Corp 車両用空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5815205Y2 (ja) * 1979-02-05 1983-03-28 三菱自動車工業株式会社 車両の空調装置

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JPS57142612U (ja) 1982-09-07

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