JPH05319216A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH05319216A JPH05319216A JP4132352A JP13235292A JPH05319216A JP H05319216 A JPH05319216 A JP H05319216A JP 4132352 A JP4132352 A JP 4132352A JP 13235292 A JP13235292 A JP 13235292A JP H05319216 A JPH05319216 A JP H05319216A
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- Japan
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- air
- mode
- outlet
- blown
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デフロスタ吹出口から送風されるモード設定
時にサイド吹出口からも送風されるように構成された車
両用空調装置において、サイド吹出口から送風される温
風が乗員の上半身に吹きつけられることを防止すると共
に、サイドガラスの曇りを効率良く除去できるようにす
る。 【構成】 デフロスタ吹出口から送風されるモード設定
時に、サイド吹出口50a ,50b 空送風される送風の送風
方向をサイドガラス54a ,54b 側に向ける、方向可変ル
ーバ66a ,66b 、アクチュエータ68a ,68b 、およびコ
ントローラ70からなる送風方向制御手段を設ける。
時にサイド吹出口からも送風されるように構成された車
両用空調装置において、サイド吹出口から送風される温
風が乗員の上半身に吹きつけられることを防止すると共
に、サイドガラスの曇りを効率良く除去できるようにす
る。 【構成】 デフロスタ吹出口から送風されるモード設定
時に、サイド吹出口50a ,50b 空送風される送風の送風
方向をサイドガラス54a ,54b 側に向ける、方向可変ル
ーバ66a ,66b 、アクチュエータ68a ,68b 、およびコ
ントローラ70からなる送風方向制御手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置に関
し、特に、デフロスタ吹出口から送風されるモード設定
時に車室内に向けて開口されたサイド吹出口からも送風
されるように構成された車両用空調装置に関するもので
ある。
し、特に、デフロスタ吹出口から送風されるモード設定
時に車室内に向けて開口されたサイド吹出口からも送風
されるように構成された車両用空調装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用空調装置は、車室内の乗員
に快適な環境をもたらす機能の他に、ガラスの曇りや霜
付きを防いで運転者の視界を確保する機能を兼ね備えて
いる。例えば、自動車のインストルメントパネルには、
車室内に向けて開口されたベント吹出口やヒート吹出口
の他に、フロントガラスやサイドガラスに向けて開口さ
れたデフロスタ吹出口が設けられている。
に快適な環境をもたらす機能の他に、ガラスの曇りや霜
付きを防いで運転者の視界を確保する機能を兼ね備えて
いる。例えば、自動車のインストルメントパネルには、
車室内に向けて開口されたベント吹出口やヒート吹出口
の他に、フロントガラスやサイドガラスに向けて開口さ
れたデフロスタ吹出口が設けられている。
【0003】デフロスタ吹出口は、フロントガラスやサ
イドガラスに向けて主に温風を吹きき付けることによっ
て、これらのガラスの曇りや霜付きを防止するために設
けられている。これに対してベント吹出口は、通常イン
ストルメントパネルの中央部や両端部にあって、主に乗
員の上半身に向けて外気や冷風などを送風するために設
けられており、またヒート吹出口は、通常インストルメ
ントパネルの下部にあって、主に乗員の脚部に向けて温
風を送風するために設けられている。そしてどの吹出口
からどんな種類の送風がなされるかは、設定された空調
モードに従って制御されるように構成されている。
イドガラスに向けて主に温風を吹きき付けることによっ
て、これらのガラスの曇りや霜付きを防止するために設
けられている。これに対してベント吹出口は、通常イン
ストルメントパネルの中央部や両端部にあって、主に乗
員の上半身に向けて外気や冷風などを送風するために設
けられており、またヒート吹出口は、通常インストルメ
ントパネルの下部にあって、主に乗員の脚部に向けて温
風を送風するために設けられている。そしてどの吹出口
からどんな種類の送風がなされるかは、設定された空調
モードに従って制御されるように構成されている。
【0004】従来、デフロスタ吹出口から送風されるよ
うにモード設定がなされたときには、ベント吹出口から
は送風されないように制御されていたのが一般的であっ
たが、実開昭63-168108 号公報ではデフロスタ吹出口か
ら送風されるモード設定時にベント吹出口のうち特にイ
ンストルメントパネルの両端部に開口されたサイド吹出
口からも送風されるように制御することの提案がなされ
ている。こうすることによりサイドガラスの曇りの除去
をより速やかに行なうことが可能となる。
うにモード設定がなされたときには、ベント吹出口から
は送風されないように制御されていたのが一般的であっ
たが、実開昭63-168108 号公報ではデフロスタ吹出口か
ら送風されるモード設定時にベント吹出口のうち特にイ
ンストルメントパネルの両端部に開口されたサイド吹出
口からも送風されるように制御することの提案がなされ
ている。こうすることによりサイドガラスの曇りの除去
をより速やかに行なうことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の車両用空調装置においては、デフロスタ吹出口
とサイド吹出口とから同時に温風が送風された場合、サ
イド吹出口からの送風方向が車室内に向けられている限
り、サイド吹出口からの温風は、主に乗員の上半身に向
けて吹き出すことになる。乗員の上半身に温風が吹きつ
けられることは、乗員にとって違和感を生じることにな
り望ましくない。また、サイド吹出口からの送風が直接
サイドガラスに吹きつけられないので、サイドガラスの
雲りを効率良く除去することもできなかった。
報記載の車両用空調装置においては、デフロスタ吹出口
とサイド吹出口とから同時に温風が送風された場合、サ
イド吹出口からの送風方向が車室内に向けられている限
り、サイド吹出口からの温風は、主に乗員の上半身に向
けて吹き出すことになる。乗員の上半身に温風が吹きつ
けられることは、乗員にとって違和感を生じることにな
り望ましくない。また、サイド吹出口からの送風が直接
サイドガラスに吹きつけられないので、サイドガラスの
雲りを効率良く除去することもできなかった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、デフロスタ吹
出口から送風されるモード設定時にサイド吹出口からも
送風されるように構成されている車両用空調装置を改良
することにより、サイド吹出口から吹き出される温風が
乗員の上半身に吹きつけられることを防止でき、かつサ
イドガラスの曇りを効率良く除去することのできる車両
用空調装置を提供することを目的とするものである。
出口から送風されるモード設定時にサイド吹出口からも
送風されるように構成されている車両用空調装置を改良
することにより、サイド吹出口から吹き出される温風が
乗員の上半身に吹きつけられることを防止でき、かつサ
イドガラスの曇りを効率良く除去することのできる車両
用空調装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による車両用空調装置は、少なくともヒータ
コアが収納された導風ダクト本体部と、該導風ダクト本
体部に連結されインストルメントパネルの車幅方向両端
部において車室内に向けて開口されたサイド吹出口と、
前記導風ダクト本体部に連結され前記インストルメント
パネルにおいて窓部に向けて開口されたデフロスタ吹出
口と、前記デフロスタ吹出口から送風されるモード設定
時に前記サイド吹出口からも送風されるように制御する
吹出口制御手段とを備えてなる車両用空調装置であっ
て、前記デフロスタ吹出口から送風されるモード設定時
に前記サイド吹出口からの送風の送風方向をサイドガラ
ス側に向ける送風方向制御手段が設けられていることを
特徴とするものである。
に、本発明による車両用空調装置は、少なくともヒータ
コアが収納された導風ダクト本体部と、該導風ダクト本
体部に連結されインストルメントパネルの車幅方向両端
部において車室内に向けて開口されたサイド吹出口と、
前記導風ダクト本体部に連結され前記インストルメント
パネルにおいて窓部に向けて開口されたデフロスタ吹出
口と、前記デフロスタ吹出口から送風されるモード設定
時に前記サイド吹出口からも送風されるように制御する
吹出口制御手段とを備えてなる車両用空調装置であっ
て、前記デフロスタ吹出口から送風されるモード設定時
に前記サイド吹出口からの送風の送風方向をサイドガラ
ス側に向ける送風方向制御手段が設けられていることを
特徴とするものである。
【0008】
【作用および効果】上記本発明による車両用空調装置に
よれば、デフロスタ吹出口から送風されるモード設定時
にサイド吹出口から吹き出される送風の送風方向をサイ
ドガラス側に向ける送風方向制御手段を設けているの
で、デフロスタ吹出口とサイド吹出口とから温風が吹き
出された場合でも、サイド吹出口から吹き出た温風は、
送風方向制御手段によってサイドガラス側に向けて送風
される。したがって、従来の車両用空調装置のようにサ
イド吹出口から吹き出た温風が乗員の上半身に吹きつけ
られることがなく、乗員に違和感が生じることを防止で
きる。また、サイド吹出口から吹き出る送風が、直接サ
イドガラスに向けて吹きつけられるので、サイドガラス
の曇りを効率良く除去することが可能となる。
よれば、デフロスタ吹出口から送風されるモード設定時
にサイド吹出口から吹き出される送風の送風方向をサイ
ドガラス側に向ける送風方向制御手段を設けているの
で、デフロスタ吹出口とサイド吹出口とから温風が吹き
出された場合でも、サイド吹出口から吹き出た温風は、
送風方向制御手段によってサイドガラス側に向けて送風
される。したがって、従来の車両用空調装置のようにサ
イド吹出口から吹き出た温風が乗員の上半身に吹きつけ
られることがなく、乗員に違和感が生じることを防止で
きる。また、サイド吹出口から吹き出る送風が、直接サ
イドガラスに向けて吹きつけられるので、サイドガラス
の曇りを効率良く除去することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明による車両
用空調装置の実施例を説明する。
用空調装置の実施例を説明する。
【0010】図1と図2は、本発明による車両用空調装
置の第1実施例に関する図であり、図1は本発明の第1
実施例による車両用空調装置の全体構成図、および図2
はその送風方向制御を示すフローチャートである。
置の第1実施例に関する図であり、図1は本発明の第1
実施例による車両用空調装置の全体構成図、および図2
はその送風方向制御を示すフローチャートである。
【0011】図示した車両用空調装置は、自動空調制御
システムを備えた自動車用の空調装置に、本発明を適用
したものである。図1に示すように、本実施例による車
両用空調装置は、ブロア2を収納したブロアユニット4
と、エバポレータ6を収納したクーラユニット8と、ヒ
ータコア10を収納したヒータユニット12とを有する導風
ダクト本体部14を備えている。
システムを備えた自動車用の空調装置に、本発明を適用
したものである。図1に示すように、本実施例による車
両用空調装置は、ブロア2を収納したブロアユニット4
と、エバポレータ6を収納したクーラユニット8と、ヒ
ータコア10を収納したヒータユニット12とを有する導風
ダクト本体部14を備えている。
【0012】上記ブロアユニット4には、内気導入口16
と外気導入口18とが形成されており、また該内気導入口
16と外気導入口18のうち一方を開放し他方を閉鎖する内
外気切換ダンパ20と、該内外気切換ダンパ20を切換作動
させるアクチュエータ22とが設けられている。
と外気導入口18とが形成されており、また該内気導入口
16と外気導入口18のうち一方を開放し他方を閉鎖する内
外気切換ダンパ20と、該内外気切換ダンパ20を切換作動
させるアクチュエータ22とが設けられている。
【0013】上記ヒータユニット12にはベント吹出口2
4、デフロスタ吹出口26、およびヒート送出口28が形成
されており、このベント吹出口24には第1導風ダクト30
が、デフロスタ送出口には第2導風ダクト32が、そして
ヒート送出口28には図示しない第3導風ダクトがそれぞ
れ接続されている。上記ベント送出口24、デフロスタ送
出口26、およびベント送出口28のそれぞれの近傍には各
送出口24,26,28を開閉するためのベントモードダンパ
34、デフロスタモードダンパ36、およびヒートモードダ
ンパ38が設けられており、各モードダンパ34,36,38は
ヒータユニット12に設けられたアクチュエータ40によっ
てそれぞれ連動して開度調節される。
4、デフロスタ吹出口26、およびヒート送出口28が形成
されており、このベント吹出口24には第1導風ダクト30
が、デフロスタ送出口には第2導風ダクト32が、そして
ヒート送出口28には図示しない第3導風ダクトがそれぞ
れ接続されている。上記ベント送出口24、デフロスタ送
出口26、およびベント送出口28のそれぞれの近傍には各
送出口24,26,28を開閉するためのベントモードダンパ
34、デフロスタモードダンパ36、およびヒートモードダ
ンパ38が設けられており、各モードダンパ34,36,38は
ヒータユニット12に設けられたアクチュエータ40によっ
てそれぞれ連動して開度調節される。
【0014】また、上記ヒータユニット12には、ヒータ
コア10の上流側の通路に配置されたエアミックスダンパ
42と、ヒータコア10の下流側の通路に配置されたサブダ
ンパ44とが設けられており、これらの両ダンパ42,44
は、ヒータユニット12に設けられたアクチュエータ46に
よってそれぞれ連動して開度調節される。なお、上記エ
バポレータ6およびヒータコア10は、それぞれ公知の冷
却用熱交換器および加熱用熱交換器である。
コア10の上流側の通路に配置されたエアミックスダンパ
42と、ヒータコア10の下流側の通路に配置されたサブダ
ンパ44とが設けられており、これらの両ダンパ42,44
は、ヒータユニット12に設けられたアクチュエータ46に
よってそれぞれ連動して開度調節される。なお、上記エ
バポレータ6およびヒータコア10は、それぞれ公知の冷
却用熱交換器および加熱用熱交換器である。
【0015】また、本実施例による車両用空調装置は、
車室内に配置されたインストルメントパネル48の車幅方
向両端部において車室内に向けて開口されたサイド吹出
口としてのサイドベント吹出口50a ,50b と、インスト
ルメントパネル48の車幅方向中央部において車室内に向
けて開口されたセンタベント吹出口52と、インストルメ
ントパネル48の車幅方向両端部においてサイドガラス54
a ,54b に向けて開口されたサイドデフロスタ吹出口56
a ,56b と、インストルメントパネル48の上面前部にお
いてフロントガラス58に向けて開口されたセンタデフロ
スタ吹出口60とを備えている。
車室内に配置されたインストルメントパネル48の車幅方
向両端部において車室内に向けて開口されたサイド吹出
口としてのサイドベント吹出口50a ,50b と、インスト
ルメントパネル48の車幅方向中央部において車室内に向
けて開口されたセンタベント吹出口52と、インストルメ
ントパネル48の車幅方向両端部においてサイドガラス54
a ,54b に向けて開口されたサイドデフロスタ吹出口56
a ,56b と、インストルメントパネル48の上面前部にお
いてフロントガラス58に向けて開口されたセンタデフロ
スタ吹出口60とを備えている。
【0016】上記サイドベント吹出口50a ,50b および
センタベント吹出口52は上述した第1導風ダクト30を介
して、一方上記サイドデフロスタ吹出口56a ,56b およ
びセンタデフロスタ吹出口60は上述した第2導風ダクト
32を介してそれぞれ上記導風ダクト本体部14のベント送
出口24およびデフロスタ送出口26に接続されている。
センタベント吹出口52は上述した第1導風ダクト30を介
して、一方上記サイドデフロスタ吹出口56a ,56b およ
びセンタデフロスタ吹出口60は上述した第2導風ダクト
32を介してそれぞれ上記導風ダクト本体部14のベント送
出口24およびデフロスタ送出口26に接続されている。
【0017】また図示していないが、上記インストルメ
ントパネル48の下部には乗員の足元に向けて開口された
ヒート吹出口が設けられており、このヒート吹出口は上
述した第3導風ダクトを介して上記導風ダクト本体部14
のヒータ送出口28に接続されている。
ントパネル48の下部には乗員の足元に向けて開口された
ヒート吹出口が設けられており、このヒート吹出口は上
述した第3導風ダクトを介して上記導風ダクト本体部14
のヒータ送出口28に接続されている。
【0018】上記センタベント吹出口52の近傍には該セ
ンタベント吹出口52を開閉するセンタベントダンパ62が
設けられており、このセンタベントダンパ62は上記第1
導風ダクト30近傍に設けられたアクチュエータ64によっ
て開閉駆動される。またサイドベント吹出口50a ,50b
にはそれぞれ方向可変ルーバ66a ,66b が設けられてお
り、これらの方向可変ルーバ66a ,66b はそれぞれアク
チュエータ68a ,68bによってその方向調節がなされ
る。
ンタベント吹出口52を開閉するセンタベントダンパ62が
設けられており、このセンタベントダンパ62は上記第1
導風ダクト30近傍に設けられたアクチュエータ64によっ
て開閉駆動される。またサイドベント吹出口50a ,50b
にはそれぞれ方向可変ルーバ66a ,66b が設けられてお
り、これらの方向可変ルーバ66a ,66b はそれぞれアク
チュエータ68a ,68bによってその方向調節がなされ
る。
【0019】上記空調装置においては、上記導風ダクト
本体部14、上記各導風ダクト30,32および上記各吹出口
50a ,50b ,52,56a ,56b ,60等により空調ユニット
U1が構成されており、この空調ユニットU1 におい
ては、ブロアユニット4におけるブロア2の作動により
内気(車室内の空気)もしくは外気(車外の空気)が吸
引され、該吸引された空気は、クーラユニット8を経由
してヒータユニット12に送られ、クーラユニット8およ
びヒータユニット12においてエバポレータ6およびヒー
タコア10により適宜冷却および加熱され、その後ヒータ
ユニット12の所定の送出口24,26,28から送出されて第
1、第2導風ダクト24,26および図示しない第3導風ダ
クトを介して上記各吹出口から車室内に吹き出される。
本体部14、上記各導風ダクト30,32および上記各吹出口
50a ,50b ,52,56a ,56b ,60等により空調ユニット
U1が構成されており、この空調ユニットU1 におい
ては、ブロアユニット4におけるブロア2の作動により
内気(車室内の空気)もしくは外気(車外の空気)が吸
引され、該吸引された空気は、クーラユニット8を経由
してヒータユニット12に送られ、クーラユニット8およ
びヒータユニット12においてエバポレータ6およびヒー
タコア10により適宜冷却および加熱され、その後ヒータ
ユニット12の所定の送出口24,26,28から送出されて第
1、第2導風ダクト24,26および図示しない第3導風ダ
クトを介して上記各吹出口から車室内に吹き出される。
【0020】上記空調ユニットU1 は、コントローラ70
によって、空気導入モード、吹出モード、吹出温度、送
風量等が制御される。このコントローラ70には、上記空
調ユニットU1 を制御するために、外気温(車外の気
温)を検出する外気温センサ72、内気温(車室内の気
温)を検出する内気温センサ74、車室内の日射量を検出
する日射量センサ76および上記インストルメントパネル
48に配置される空調操作パネル78からの出力が入力され
る。
によって、空気導入モード、吹出モード、吹出温度、送
風量等が制御される。このコントローラ70には、上記空
調ユニットU1 を制御するために、外気温(車外の気
温)を検出する外気温センサ72、内気温(車室内の気
温)を検出する内気温センサ74、車室内の日射量を検出
する日射量センサ76および上記インストルメントパネル
48に配置される空調操作パネル78からの出力が入力され
る。
【0021】上記空調操作パネル78には、空調装置を作
動および停止させるための空調スイッチ80と、吹出モー
ドを設定するための吹出モード設定ボタン82と、風量を
設定するための風量設定ボタン84と、空気導入モードを
内気導入モードと外気導入モードとの間で切換えるため
の内外気切換ボタン86と、自動制御モードにするための
自動モードボタン88と、目標室内温度を設定するための
温度設定スライダ90とが設けられている。
動および停止させるための空調スイッチ80と、吹出モー
ドを設定するための吹出モード設定ボタン82と、風量を
設定するための風量設定ボタン84と、空気導入モードを
内気導入モードと外気導入モードとの間で切換えるため
の内外気切換ボタン86と、自動制御モードにするための
自動モードボタン88と、目標室内温度を設定するための
温度設定スライダ90とが設けられている。
【0022】上記吹出モード選択ボタン82は、図示のよ
うに5つのモード設定ボタン、すなわちベントモードを
設定するベントモード設定ボタンVと、バイレベルモー
ドを設定するバイレベルモード設定ボタンB/Lと、ヒ
ートモードを設定するヒートモード設定ボタンHと、デ
フヒートモードを設定するデフヒートモード設定ボタン
D/Hと、デフロスタモードを設定するデフモード設定
ボタンDとから構成されている。
うに5つのモード設定ボタン、すなわちベントモードを
設定するベントモード設定ボタンVと、バイレベルモー
ドを設定するバイレベルモード設定ボタンB/Lと、ヒ
ートモードを設定するヒートモード設定ボタンHと、デ
フヒートモードを設定するデフヒートモード設定ボタン
D/Hと、デフロスタモードを設定するデフモード設定
ボタンDとから構成されている。
【0023】ベントモードに設定されると、ベントモー
ドダンパ34およびセンタベントダンパ62は開放される一
方、デフロスタモードダンパ36およびヒートモードダン
パは閉鎖され、これにより導風ダクト本体部14からの送
風(一般的に冷房風などの涼風)はセンタベント吹出口
52およびサイドベント吹出口50a ,50b のみから吹き出
される。また、バイレベルモードに設定されると、ベン
トモードダンパ34、センタベントダンパ62およびヒート
モードダンパ38は開放される一方、デフロスタモードダ
ンパ36は閉鎖され、さらにエアミックスダンパ42が開度
調節されて、ベント吹出口50a ,50b ,52からは涼風
が、ヒート吹出口からは温風が吹き出される。
ドダンパ34およびセンタベントダンパ62は開放される一
方、デフロスタモードダンパ36およびヒートモードダン
パは閉鎖され、これにより導風ダクト本体部14からの送
風(一般的に冷房風などの涼風)はセンタベント吹出口
52およびサイドベント吹出口50a ,50b のみから吹き出
される。また、バイレベルモードに設定されると、ベン
トモードダンパ34、センタベントダンパ62およびヒート
モードダンパ38は開放される一方、デフロスタモードダ
ンパ36は閉鎖され、さらにエアミックスダンパ42が開度
調節されて、ベント吹出口50a ,50b ,52からは涼風
が、ヒート吹出口からは温風が吹き出される。
【0024】残りのヒートモード、デフヒートモードお
よびデフロスタモードは、本実施例においては、いずれ
もデフロスタ吹出口から送風されるモードになってお
り、これらのモードに設定された場合の各ダンパの作動
については後述する。
よびデフロスタモードは、本実施例においては、いずれ
もデフロスタ吹出口から送風されるモードになってお
り、これらのモードに設定された場合の各ダンパの作動
については後述する。
【0025】上記コントローラ70による制御は、自動制
御と手動制御との双方が可能である。自動制御は、上記
自動モードボタン88によって自動制御モードが設定され
た場合に行なわれる。この自動制御は、上記各センサ7
2,74,76から入力された外気温、内気温、日射量、お
よび上記温度設定スライダ90によって設定された目標室
内温度に基づいて吹出モード、風量、空気導入モードお
よび吹出温度を設定し、それらに応じて上記空調ユニッ
トU1 を制御する。
御と手動制御との双方が可能である。自動制御は、上記
自動モードボタン88によって自動制御モードが設定され
た場合に行なわれる。この自動制御は、上記各センサ7
2,74,76から入力された外気温、内気温、日射量、お
よび上記温度設定スライダ90によって設定された目標室
内温度に基づいて吹出モード、風量、空気導入モードお
よび吹出温度を設定し、それらに応じて上記空調ユニッ
トU1 を制御する。
【0026】一方、手動制御は、上記自動モードボタン
88によって自動制御モードが設定されていない場合に行
なわれ、この場合は、上記吹出モード、風量、および空
気導入モードがそれぞれ上記吹出モード設定ボタン82、
風量設定ボタン84、および内外気切換ボタン86によって
設定され、これらボタン82,84,86によって設定された
所定の吹出モード、風量、および空気導入モードとなる
ように、上記空調ユニットU1 が上記コントローラ70に
より制御される。なお、吹出温度については、手動制御
の場合にも、上記自動制御の場合と同様に、内気温、外
気温および温度設定スライダ90によって設定された目標
室内温度に基づいて制御が行なわれる。
88によって自動制御モードが設定されていない場合に行
なわれ、この場合は、上記吹出モード、風量、および空
気導入モードがそれぞれ上記吹出モード設定ボタン82、
風量設定ボタン84、および内外気切換ボタン86によって
設定され、これらボタン82,84,86によって設定された
所定の吹出モード、風量、および空気導入モードとなる
ように、上記空調ユニットU1 が上記コントローラ70に
より制御される。なお、吹出温度については、手動制御
の場合にも、上記自動制御の場合と同様に、内気温、外
気温および温度設定スライダ90によって設定された目標
室内温度に基づいて制御が行なわれる。
【0027】次に、本発明の特徴である送風方向制御に
ついて、図2を参照しながら説明する。図2に示すよう
に、まずS1においてコントローラ70は、上記空調スイ
ッチ80がONされたか否かを判別する。空調スイッチ80
がONされると、次にコントローラ70は、S2において
送風モードがデフロスタ吹出口から送風されるモード
(本実施例では、上記したようにヒートモード、デフヒ
ートモードおよびデフロスタモードのいずれかのモー
ド)であるか否かを判別する。
ついて、図2を参照しながら説明する。図2に示すよう
に、まずS1においてコントローラ70は、上記空調スイ
ッチ80がONされたか否かを判別する。空調スイッチ80
がONされると、次にコントローラ70は、S2において
送風モードがデフロスタ吹出口から送風されるモード
(本実施例では、上記したようにヒートモード、デフヒ
ートモードおよびデフロスタモードのいずれかのモー
ド)であるか否かを判別する。
【0028】デフロスタ吹出口から送風されるモード、
すなわちヒートモード、デフヒートモードおよびデフロ
スタモードのいずれかに設定された場合には、図1に示
すベントモードダンパ34およびデフロスタモードダンパ
36は開放される一方、センタベントダンパ62は閉鎖され
る。またヒートモードダンパ38は、ヒートモードおよび
デフヒートモードに設定された場合には開放され、デフ
ロスタモードに設定された場合には閉鎖される(図1は
デフロスタモードに設定された状態を実線で示してい
る)。
すなわちヒートモード、デフヒートモードおよびデフロ
スタモードのいずれかに設定された場合には、図1に示
すベントモードダンパ34およびデフロスタモードダンパ
36は開放される一方、センタベントダンパ62は閉鎖され
る。またヒートモードダンパ38は、ヒートモードおよび
デフヒートモードに設定された場合には開放され、デフ
ロスタモードに設定された場合には閉鎖される(図1は
デフロスタモードに設定された状態を実線で示してい
る)。
【0029】そして図2に示すS2においてデフロスタ
吹出口から送風されるモードに設定されたと判別した場
合には、コントローラ70は次にS3においてフラグFが
0か否かを判別する。フラグFが0に設定されていた場
合S4においてフラグFを1に設定し、さらにS5にお
いて図1に示す方向可変ルーバ66a および66b をそれぞ
れサイドガラス54a および54b 側に向けて、サイドベン
ト吹出口50a および50b から送風される送風がそれぞれ
サイドガラス54a および54b に向けて吹き出されるよう
にする。
吹出口から送風されるモードに設定されたと判別した場
合には、コントローラ70は次にS3においてフラグFが
0か否かを判別する。フラグFが0に設定されていた場
合S4においてフラグFを1に設定し、さらにS5にお
いて図1に示す方向可変ルーバ66a および66b をそれぞ
れサイドガラス54a および54b 側に向けて、サイドベン
ト吹出口50a および50b から送風される送風がそれぞれ
サイドガラス54a および54b に向けて吹き出されるよう
にする。
【0030】また、S2においてデフロスタ吹出口から
送風されるモードでないと判別した場合には、コントロ
ーラ70はS6においてフラグFが1か否かを判別する。
フラグFが1に設定されていた場合(この場合、方向可
変ルーバ66a ,66b はそれぞれサイドガラス54a ,54b
側を向いている。)には、S7においてフラグFを0に
設定し、さらにS8において方向可変ルーバ66a および
66b をそれぞれ車室内側に向けて、サイドベント吹出口
50a および50b から送風される送風がそれぞれ車室内側
に向けて吹き出されるようにする。
送風されるモードでないと判別した場合には、コントロ
ーラ70はS6においてフラグFが1か否かを判別する。
フラグFが1に設定されていた場合(この場合、方向可
変ルーバ66a ,66b はそれぞれサイドガラス54a ,54b
側を向いている。)には、S7においてフラグFを0に
設定し、さらにS8において方向可変ルーバ66a および
66b をそれぞれ車室内側に向けて、サイドベント吹出口
50a および50b から送風される送風がそれぞれ車室内側
に向けて吹き出されるようにする。
【0031】上述したように本実施例による車両用空調
装置によれば、方向可変ルーバ66a,66b 、アクチュエー
タ68a ,68b 、およびコントローラ70からなる送風方向
制御手段を設けたことにより、デフロスタ吹出口から送
風されるモード設定時に、サイドベント吹出口50a ,50
b から送風される送風の送風方向をそれぞれサイドガラ
ス54a ,54b 側に向けることができ、これにより温風が
乗員の上半身に吹きつけられることを防止できると共
に、サイドガラス54a ,54b の曇りを効率良く除去する
ことが可能となる。
装置によれば、方向可変ルーバ66a,66b 、アクチュエー
タ68a ,68b 、およびコントローラ70からなる送風方向
制御手段を設けたことにより、デフロスタ吹出口から送
風されるモード設定時に、サイドベント吹出口50a ,50
b から送風される送風の送風方向をそれぞれサイドガラ
ス54a ,54b 側に向けることができ、これにより温風が
乗員の上半身に吹きつけられることを防止できると共
に、サイドガラス54a ,54b の曇りを効率良く除去する
ことが可能となる。
【0032】次に、本発明による車両用空調装置の第2
実施例を説明する。図3は本発明の第2実施例による車
両用空調装置の全体構成図である。なお、図3において
上記第1実施例と同様の要素については図1と同じ符番
を付している。
実施例を説明する。図3は本発明の第2実施例による車
両用空調装置の全体構成図である。なお、図3において
上記第1実施例と同様の要素については図1と同じ符番
を付している。
【0033】本実施例による車両用空調装置が上記第1
実施例による車両用空調装置と異なるのは、空調ユニッ
トU2 の構成にある。すなわち、本実施例の空調ユニッ
トU2 においては、第1導風ダクト30と第2導風ダクト
32とが一部接続されており、この接続部にはアクチュエ
ータ64により開閉切換される導風ダクト切換ダンパ92が
設けられている。
実施例による車両用空調装置と異なるのは、空調ユニッ
トU2 の構成にある。すなわち、本実施例の空調ユニッ
トU2 においては、第1導風ダクト30と第2導風ダクト
32とが一部接続されており、この接続部にはアクチュエ
ータ64により開閉切換される導風ダクト切換ダンパ92が
設けられている。
【0034】この導風ダクト切換ダンパ92は、吹出モー
ドがベントモードおよびバイレベルモードに設定された
場合には図3に仮想線で示すように第1導風ダクト30と
第2導風ダクト32との間を遮断する位置にあるが、デフ
ロスタ吹出口から送風されるモード(本実施例において
も上記第1実施例と同様にヒートモード、デフヒートモ
ードおよびデフロスタモードのいずれかとする。)に設
定された場合には図3に実線で示す位置(なお、図3で
は特に、デフロスタモードに設定された時の状態を実線
で示している。)に動かされ、第2導風ダクト32内に送
られた送風がサイドベント吹出口50a ,50b から吹き出
るようにする。この時センタベント吹出口52とサイドベ
ント吹出口50a ,50b とを繋ぐ通路は、上記導風ダクト
切換ダンパ92によって遮断され、またベントモードダン
パ34も閉鎖されるので、第2導風ダクト32内の送風がセ
ンタベント吹出口52から吹き出すことはない。
ドがベントモードおよびバイレベルモードに設定された
場合には図3に仮想線で示すように第1導風ダクト30と
第2導風ダクト32との間を遮断する位置にあるが、デフ
ロスタ吹出口から送風されるモード(本実施例において
も上記第1実施例と同様にヒートモード、デフヒートモ
ードおよびデフロスタモードのいずれかとする。)に設
定された場合には図3に実線で示す位置(なお、図3で
は特に、デフロスタモードに設定された時の状態を実線
で示している。)に動かされ、第2導風ダクト32内に送
られた送風がサイドベント吹出口50a ,50b から吹き出
るようにする。この時センタベント吹出口52とサイドベ
ント吹出口50a ,50b とを繋ぐ通路は、上記導風ダクト
切換ダンパ92によって遮断され、またベントモードダン
パ34も閉鎖されるので、第2導風ダクト32内の送風がセ
ンタベント吹出口52から吹き出すことはない。
【0035】デフロスタ吹出口から送風されるモードに
設定された時に、サイドベント吹出口50a ,50b から送
風される送風の送風方向をサイドガラス54a ,54b 側に
向けるための送風方向制御に関しては、上記第1実施例
と同様であり、その説明は省略する。
設定された時に、サイドベント吹出口50a ,50b から送
風される送風の送風方向をサイドガラス54a ,54b 側に
向けるための送風方向制御に関しては、上記第1実施例
と同様であり、その説明は省略する。
【0036】次に本発明による車両用空調装置の第3実
施例を説明する。図4は本発明の第3実施例による車両
用空調装置の全体構成図である。なお、図4において上
記第1、第2実施例と同様の要素については図1、図3
と同じ符番を付している。
施例を説明する。図4は本発明の第3実施例による車両
用空調装置の全体構成図である。なお、図4において上
記第1、第2実施例と同様の要素については図1、図3
と同じ符番を付している。
【0037】本実施例による車両用空調装置が上記第
1、第2実施例と異なるのは、空調ユニットU3 の構成
にある。すなわち、本実施例の空調ユニットU3 におい
ては、第1導風ダクト30が3本の分岐導風ダクト30a ,
30b ,30c とから構成されており、このそれぞれの分岐
導風ダクト30a ,30b ,30c と導風ダクト本体部14とを
繋ぐ各分岐ベントモード送出口24a ,24b ,24c の近傍
には、それぞれベントモードダンパ34a ,34b ,34c が
設けられている。この各ベントモードダンパ34a,34b
,34c は、吹出モードがベントモードまたはバイレベ
ルモードに設定された場合にはいずれも開放されるが、
デフロスタ吹出口から送風されるモードに設定された場
合には、中央のベントモードダンパ34b のみが閉鎖され
る。これによりデフロスタ吹出口56a ,56b ,60から吹
き出される空気がサイドベント吹出口50a ,50b からも
吹き出されることになる。
1、第2実施例と異なるのは、空調ユニットU3 の構成
にある。すなわち、本実施例の空調ユニットU3 におい
ては、第1導風ダクト30が3本の分岐導風ダクト30a ,
30b ,30c とから構成されており、このそれぞれの分岐
導風ダクト30a ,30b ,30c と導風ダクト本体部14とを
繋ぐ各分岐ベントモード送出口24a ,24b ,24c の近傍
には、それぞれベントモードダンパ34a ,34b ,34c が
設けられている。この各ベントモードダンパ34a,34b
,34c は、吹出モードがベントモードまたはバイレベ
ルモードに設定された場合にはいずれも開放されるが、
デフロスタ吹出口から送風されるモードに設定された場
合には、中央のベントモードダンパ34b のみが閉鎖され
る。これによりデフロスタ吹出口56a ,56b ,60から吹
き出される空気がサイドベント吹出口50a ,50b からも
吹き出されることになる。
【0038】この時サイドベント吹出口50a ,50b から
送風される送風の送風方向をサイドガラス54a ,54b 側
に向けるための送風方向制御に関しては、上記第1実施
例と同様であり、その説明は省略する。
送風される送風の送風方向をサイドガラス54a ,54b 側
に向けるための送風方向制御に関しては、上記第1実施
例と同様であり、その説明は省略する。
【0039】以上、本発明による車両用空調装置の実施
例を説明したが、本発明による車両用空調装置はかかる
態様に限定されるものではなく、例えば上記各実施例は
空調を自動制御できる装置に関するものであったが、本
発明は手動制御のみしか行なえない車両用空調装置につ
いても適用することができるなど、種々の変更を行なう
ことが可能である。
例を説明したが、本発明による車両用空調装置はかかる
態様に限定されるものではなく、例えば上記各実施例は
空調を自動制御できる装置に関するものであったが、本
発明は手動制御のみしか行なえない車両用空調装置につ
いても適用することができるなど、種々の変更を行なう
ことが可能である。
【図1】本発明の第1実施例による車両用空調装置の全
体構成図
体構成図
【図2】上記第1実施例による車両用空調装置の送風方
向制御を示すフローチャート
向制御を示すフローチャート
【図3】本発明の第2実施例による車両用空調装置の全
体構成図
体構成図
【図4】本発明の第3実施例による車両用空調装置の全
体構成図
体構成図
10 ヒータコア 14 導風ダクト本体部 33 ベントモードダンパ 36 デフロスタモードダンパ 20,40,46,64,68a ,68b アクチュエータ 50a ,50b サイドベント吹出口(サイド吹出口) 52 センタベント吹出口 56a ,56b サイドデフロスタ吹出口 60 センタデフロスタ吹出口 62 センタベント開閉ダンパ 66a ,66b 方向可変ルーバ 70 コントローラ 78 空調操作パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともヒータコアが収納された導風
ダクト本体部と、該導風ダクト本体部に連結されインス
トルメントパネルの車幅方向両端部において車室内に向
けて開口されたサイド吹出口と、前記導風ダクト本体部
に連結され前記インストルメントパネルにおいて窓部に
向けて開口されたデフロスタ吹出口と、前記デフロスタ
吹出口から送風されるモード設定時に前記サイド吹出口
からも送風されるように制御する吹出口制御手段とを備
えてなる車両用空調装置であって、 前記デフロスタ吹出口から送風されるモード設定時に前
記サイド吹出口からの送風の送風方向をサイドガラス側
に向ける送風方向制御手段が設けられていることを特徴
とする車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132352A JPH05319216A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132352A JPH05319216A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319216A true JPH05319216A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15079356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4132352A Pending JPH05319216A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05319216A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101177938B1 (ko) * | 2005-06-17 | 2012-08-28 | 한라공조주식회사 | 차량용 공조장치 제어방법 |
JP2018090146A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | いすゞ自動車株式会社 | デフロスタ構造 |
JP2021046083A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 車両用空気吹き出し装置 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4132352A patent/JPH05319216A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101177938B1 (ko) * | 2005-06-17 | 2012-08-28 | 한라공조주식회사 | 차량용 공조장치 제어방법 |
JP2018090146A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | いすゞ自動車株式会社 | デフロスタ構造 |
JP2021046083A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 車両用空気吹き出し装置 |
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