JPH04230412A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH04230412A
JPH04230412A JP2416774A JP41677490A JPH04230412A JP H04230412 A JPH04230412 A JP H04230412A JP 2416774 A JP2416774 A JP 2416774A JP 41677490 A JP41677490 A JP 41677490A JP H04230412 A JPH04230412 A JP H04230412A
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air
air conditioning
duct
mode
vehicle
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Tsutomu Fujiki
藤記 勉
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    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00842Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置、よ
り詳しく言えば、車室フロント側から車室内へ空調風を
供給する空調ユニットに、該空調ユニットのブロアファ
ンよりも下流側から分岐する後席配風用の空調ダクトを
付設してなる車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両用の空調装置
として、車室フロント側から車室内へ空調風を供給する
空調ユニットに、該空調ユニットのブロアファンよりも
下流側から分岐する後席配風用の空調ダクト(リヤダク
ト)を付設し、このリヤダクトを介してリヤ側に空調風
を配風するようにしたものは、一般に良く知られている
(例えば、特開昭60−139518号公報参照)。上
記リヤダクトを設けることにより、単に、フロント側を
通過した空調風がリヤ側へ送られるだけでなく、リヤ側
に対して積極的に空調風を配風することができる。すな
わち、例えば、上記リヤダクトを、空調ユニットのクー
リングユニットとヒータユニットの間から分岐させてリ
ヤ側のベント吹出口に導くことにより、空調装置の暖房
運転時、車室内が安定した暖房状態に達した際には、該
リヤダクトから後席乗員の上体あるいは頭部に向かって
、比較的温度の低い空調風を吹き出して涼風感を与える
など、後席乗員の快適性の向上を図ることができる。か
かる空調装置では、一般に、上記リヤダクトに、該ダク
トを開閉するダンパ等の開閉手段やリヤ側専用の送風ブ
ロア(リヤブロア)などを設け、これらをマニュアルス
イッチで操作することにより、後席乗員の意志に応じて
リヤ側への配風を制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、空調装置の
スイッチ類、特に上記後席側のマニュアルスイッチ(リ
ヤ側空調スイッチ)は、実際には降車時などに切り忘れ
が多く、このような場合には、該スイッチがONされた
ままの状態で、イグニッションスイッチのOFF操作に
伴う空調ユニットの作動停止によってリヤ側の空調が一
旦停止される。そして、その後、車両を発進させる際、
再びイグニッションスイッチがONされると、上記マニ
ュアルスイッチも同時にONされることになる。このた
め、例えば冬期、外気温がかなり低い状態でイグニッシ
ョンスイッチをONした場合、リヤ側に上記リヤダクト
からいきなり冷風が吹き出され、後席乗員に違和感を及
ぼすという問題があった。
【0004】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、車室フロント側から車室内へ空調風を供給する
空調ユニットに、該空調ユニットのブロアファンよりも
下流側から分岐する後席配風用の空調ダクト(リヤダク
ト)を付設してなる車両用空調装置において、低温始動
時におけるリヤ側への冷風の吹き出しを抑制することが
できる車両用空調装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明は、車室フロント側から車室内へ空調風を供給する
空調ユニットに、該空調ユニットのブロアファンよりも
下流側から分岐する後席配風用の空調ダクトを付設して
なる車両用空調装置において、外気温が所定値以下の状
態では、フロント側の吹出モードが所定の暖房モードに
なるまで、リヤ側への送風量を制限する風量制限手段を
設けたものである。
【0006】また、本願の第2の発明は、車室フロント
側から車室内へ空調風を供給する空調ユニットに、該空
調ユニットのブロアファンよりも下流側から分岐する後
席配風用の空調ダクトを付設してなる車両用空調装置に
おいて、上記後席配風用の空調ダクトにマニュアルスイ
ッチで操作し得るダクト開閉手段を介設するとともに、
外気温が所定値以下の状態では、フロント側の吹出モー
ドが所定の暖房モードになるまで、上記ダクト開閉手段
の開度を制限する制限手段を設けたものである。
【0007】更に、本願の第3の発明は、車室フロント
側から車室内へ空調風を供給する空調ユニットに、該空
調ユニットのブロアファンよりも下流側から分岐する後
席配風用の空調ダクトを付設してなる車両用空調装置に
おいて、上記後席配風用の空調ダクトに、リヤ側への送
風量をマニュアル設定に応じて調節し得るリヤ用ブロア
ファンを介設するとともに、外気温が所定値以下の状態
では、フロント側の吹出モードが所定の暖房モードにな
るまで、上記リヤ用ブロアファンの送風量を設定値より
も小さく制限する風量制限手段を設けたものである。
【0008】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、上記風量制
限手段を設けたので、外気温が所定値以下の状態では、
フロント側の吹出モードが所定の暖房モードになるまで
、リヤ側への空調風の送風量を制限することができる。 すなわち、低温始動時におけるリヤ側への冷風の吹き出
しを抑制し、後席乗員の快適性を向上させることができ
る。
【0009】また、本願の第2の発明によれば、上記後
席配風用の空調ダクトに上記ダクト開閉手段を介設する
とともに、上記制限手段を設けたので、外気温が所定値
以下の状態では、フロント側の吹出モードが所定の暖房
モードになるまで、上記ダクト開閉手段の開度を制限し
てリヤ側への空調風の送風量を制限することができ、上
記第1の発明と同様の効果を奏することができる。
【0010】更に、本願の第3の発明によれば、上記後
席配風用の空調ダクトに上記リヤ用ブロアファンを介設
するとともに、上記風量制限手段を設けたので、外気温
が所定値以下の状態では、フロント側の吹出モードが所
定の暖房モードになるまでは、上記リヤ用ブロアファン
の送風量を設定値よりも小さく制限してリヤ側への空調
風の送風量を制限することができ、上記第1の発明と同
様の効果を奏することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は、本実施例に係る自動車の車
室フロント側に配設された空調ユニットの機器構成及び
ダクト配置の概略を示す概略構成図であるが、この図に
示すように、上記空調ユニット1は、上流側から順番に
、空調されるべき空気を取り入れて装置内に送り込むブ
ロアユニット2、エバポレータ16により空調風を冷却
するクーリングユニット3、及びエンジン(不図示)の
冷却水を熱源とするヒータコア17により空調風を暖め
るヒータユニット4が設けられ、該ヒータユニット4ま
たは上記クーリングユニット3の下流側のチャンバ部5
には、車室フロント側に開口するベント,ヒート及びデ
フロスタの各吹出口24,25及び26にそれぞれ連通
する空調ダクト21,22及び23が接続されている。
【0012】上記ヒータユニット4には、ヒータコア1
7を通過する風量を調節して空調風の温度を制御するエ
アミックスドア18が設けられ、また、上記各空調ダク
ト21,22及び23には、空調風の吹出モードを切り
換えるために、ベント,ヒート及びデフロスタの各モー
ドドア27,28及び29が介設されている。上記ブロ
アユニット2は、内外気切換ダンパ12の開閉により、
空気の取り入れ状態を外気導入と内気循環とに切り換え
るエアインテイクボックス11と、取り入れられた空気
を下流側に送給するブロアファン13と、該ブロアファ
ン13を回転駆動するブロアモータ14とで構成され、
上記内外気切換ダンパ12の開度を調節することによっ
て外気または内気あるいは両者の混合気を取り入れるこ
とができ、また、上記ブロアモータ14の回転数を制御
することによって空調風の風量を調節することができる
【0013】上記空調装置は、オートコントロール機能
やオートモード機能を備えた所謂オートエアコンで、そ
のオートモード機能により、例えば冬期、車室内が冷え
切った状態から空調装置を始動して暖房する場合、空調
風の吹出モードは、例えば図3に示すように、デフロス
タ(DEF)モードからヒートデフ(H/DEF)モー
ドを経てヒート(HEAT)モードへと自動的に適宜切
り換えられ、このヒートモードである程度の時間が経過
して車室内の平均温度が設定温度に達し、安定した暖房
状態が得られるようになると、自動的にバイレベル(B
i/L)モードに切り換えられるようになっている。尚
、上記デフロスタ(DEF)モードは、デフロスタ吹出
口26から窓ガラスに向かって空調風を吹き付けて曇り
晴らしを行う起動初期の吹出モードであり、また、上記
ヒート(HEAT)モードは、ヒート吹出口25から乗
員の足元へ温風を吹き出して暖めるモードである。更に
、上記バイレベル(Bi/L)モードは、ヒート吹出口
25からの温風で乗員の足元を暖める一方、ベント吹出
口24から乗員の上体あるいは頭部に向かって涼風を吹
き出すことにより、最も快適な温度分布が得られる安定
した暖房モードである。
【0014】本実施例では、上記空調ユニット1からの
空調風をリヤ側に配風するために、上記クーリングユニ
ット3とヒータユニット4との間のダクト部分から分岐
したリヤダクト31が車体後方に向かって延ばされてお
り、このリヤダクト31の入口部の近傍には、該リヤダ
クト31と空調ユニット1のチャンバ部5との連通状態
を制御する開閉ダンパ33が設けられている。上記リヤ
ダクト31は、後席乗員の上体あるいは頭部に向かって
空調風を吹き出すリヤベント口32に連通しており、例
えば、空調装置の暖房運転時、車室内が安定した暖房状
態に達した際には、該リヤダクト31から後席乗員の上
体あるいは頭部に向かって、比較的温度の低い空調風を
吹き出して涼風感を与えるなど、後席乗員の快適性の向
上を図ることができる。
【0015】また、本実施例では、例えば冬期、外気温
がかなり低い状態でイグニッションスイッチをONした
場合、上記リヤベント口32からいきなり冷風が吹き出
され、後席乗員に違和感を及ぼすことを防止するために
、上記開閉ダンパ33は、外気温が所定値以下の状態で
は、フロント側の吹出モードが所定の暖房モードになる
まで、その開度が制限されるようになっている。
【0016】以下、上記開閉ダンパ33の制御系につい
て説明する。図2は、上記開閉ダンパ33の開閉作動を
制御するダンパ制御系のブロック構成図であるが、この
図にに示すように、上記開閉ダンパ33を駆動するダン
パ駆動アクチュエータ34は、上記空調装置1のコント
ロールユニット40に信号授受可能に接続されている。 該コントロールユニット40は、例えばマイクロコンピ
ュータを主要部として構成され、多数の操作ボタンやス
イッチ類が配設された操作パネル39からの入力操作に
応じて空調ユニットの作動を制御する。また、上記コン
トロールユニット40には、マニュアル操作されるリヤ
側空調スイッチ35からのスイッチ信号、及び外気温を
検出する外気温センサ36からの検出信号が入力される
ようになっている。尚、具体的には図示しなかったが、
上記コントロールユニット40には、上記外気温センサ
36以外にも、例えば、インカーセンサ,エバポレータ
センサあるいは日射センサなど、他の種々のセンサから
の検出信号が入力され、また、上記ダンパ駆動アクチュ
エータ34以外にも、内外気切換ダンパ12、エアミッ
クスドア18及び各モードドア27,28,29を駆動
する各アクチュエータ類、更にはブロアモータ14など
が信号授受可能に接続されている。
【0017】次に、上記開閉ダンパ33の開閉制御につ
いて、図4のフローチャートを参照しながら説明する。 空調ユニット1の作動がスタートすると、まず、ステッ
プ#1で、リヤ側空調スイッチ35がONされているか
否かが判定され、YESの場合には、ステップ#2で、
外気温Toが所定温度(例えば15℃)以下であるか否
かが判定される。この判定結果がNOの場合(外気温T
oが15℃を越えている場合)には、ダンパ33が開か
れてリヤ側に空調風が配風される(ステップ#4)。一
方、上記ステップ#2での判定結果がYESの場合には
、ステップ#3で、フロント側の吹出モードが所定の安
定モード(バイレベルモード)になっているか否かが判
定され、この判定結果がYESの場合にはステップ#4
で、ダンパ33が開かれてリヤ側に空調風が配風される
。一方、このステップ#3での判定結果がNOの場合に
は、ダンパは閉状態に維持されるようになっている(ス
テップ#5)。
【0018】すなわち、上記開閉ダンパ33は、外気温
が15℃以下の状態では、フロント側の吹出モードがバ
イレベルモードになるまでは閉じられ、リヤダクト31
を介してリヤ側に空調風が供給されることはない。以上
、説明したように、本実施例によれば、後席配風用のリ
ヤダクト31にダクト開閉手段としての上記開閉ダンパ
33を介設するとともに、外気温が所定値(例えば15
℃)以下の状態では、フロント側の吹出モードが所定の
安定した暖房モード(バイレベルモード)になるまで、
上記開閉ダンパ33の開度を開度0(零)となるように
制限するようにしたので、低温始動時におけるリヤ側へ
の冷風の吹き出しを抑制し、後席乗員の快適性を向上さ
せることができるのである。
【0019】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。尚、以下の説明において、図1乃至図4で示された
実施例(以下、第1実施例という)の場合と同じものに
は同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。図5
に示すように、本実施例では、リヤダクト51の入口部
に開閉ダンパを設ける代わりに、該リヤダクト51の途
中部に、リヤ側配風専用のブロアファン53(リヤブロ
ア)が介設され、このリヤブロア53によってリヤ側へ
の配風が制御される。すなわち、上記リヤブロア53の
駆動モータ54(ブロアモータ)はコントロールユニッ
ト60に信号授受可能に接続されており、リヤ側空調ス
イッチ55のマニュアル操作に応じて、上記コントロー
ルユニット60から制御信号が出力され、上記ブロアモ
ータ54のON/OFF及び回転数、つまりリヤブロア
53によってリヤベント口52から吹き出される風量が
制御されるようになっている。
【0020】上記リヤ側空調スイッチ55には、ON/
OFFスイッチの他、リヤベント口52から吹き出され
る風量を例えば3段階に切り換える風量スイッチ(不図
示)が設けられており、通常では、該風量スイッチをロ
ー(Lo)に設定すると比較的低い風量1に、ミドル(
Md)に切り換えると上記風量1よりも高い風量2に、
またハイ(Hi)に切り換えると最も高い風量3になる
ように、上記リヤブロア53の回転数が制御される。
【0021】本実施例では、上記リヤブロア53による
リヤ側への配風量が、外気温が所定値(例えば15℃)
以下の状態では、フロント側の吹出モードが所定の暖房
モードになるまで、上記リヤ側空調スイッチ55の風量
スイッチでの設定値よりも小さく制限されるようになっ
ている。すなわち、表1に示すように、外気温Toが1
5℃を越える(To>15℃)場合には、フロント側の
吹出モードに関係なく、上記風量スイッチに対応した通
常どうりの制御が行なわれるが、外気温Toが、10℃
<To≦15℃の場合には、フロント側の吹出モードが
ヒートモードであれば、風量スイッチの設定に関係なく
リヤブロア53の風量は最も低い風量1に固定され、フ
ロント側の吹出モードがバイレベルモードであれば通常
どうりの制御が行なわれる。また、外気温Toが、0℃
<To≦10℃の場合には、フロント側の吹出モードが
ヒートモードであれば、風量スイッチがHiのときには
風量1、LoまたはMdのときにはリヤブロア53がO
FFされるように制御され、フロント側の吹出モードが
バイレベルモードであれば、風量スイッチがMdまたは
Hiのときには風量1、Loのときにはリヤブロア53
がOFFされるように制御される。更に、外気温Toが
0℃以下の場合には、フロント側の吹出モードがヒート
モードであれば、風量スイッチの設定に関係なくリヤブ
ロア53がOFFされ、バイレベルモードであれば、風
量スイッチの設定に関係なく風量1になるように制御さ
れる。尚、フロント側の吹出モードがベントモードにな
った場合には、外気温が比較的高ければバイレベルモー
ドの場合と同様に制御される。また、フロント側の吹出
モードがデフロスタモードあるいはヒートデフモードの
場合には、風量スイッチの設定に関係なくリヤブロア5
3はOFFされるようになっている。
【表1】
【0022】以下、上記リヤブロア53の作動制御につ
いて、図6乃至図8のフローチャートを参照しながら説
明する。空調装置の作動がスタートすると、まず、ステ
ップ#11でリヤ側空調スイッチ55がONされている
か否かが判定され、YESの場合には、ステップ#12
で外気温Toが15℃を越えているか否かが判定され、
YESの場合には、リヤブロア53は通常どうりに制御
される(ステップ#18)。一方、上記ステップ#12
の判定結果がNOの場合には、ステップ#13で外気温
Toが10℃を越えている(10℃<To≦15℃)か
否かが判定され、NOの場合には、更に、ステップ#1
4で外気温Toが0℃を越えている(0℃<To≦10
℃)か否かが判定される。そして、このステップ#14
の判定結果がNOの場合、つまり外気温Toが0℃以下
の場合には、ステップ#15でフロント側の吹出モード
がバイレベル(Bi/L)モードになっているか否かが
判定され、NOの場合にはリヤブロア53の作動は停止
され(ステップ#16)、YESの場合には、風量スイ
ッチの設定に関係なく風量1になるように制御される(
ステップ#17)。
【0023】また、上記ステップ#13での判定結果が
YESの場合(10℃<To≦15℃の場合)には、図
7に示すように、ステップ#21でフロント側の吹出モ
ードがヒートモードであるか否かが判定され、YESの
場合には、風量スイッチの設定に関係なく風量1になる
ように制御される(ステップ#22)。一方、NOの場
合には、ステップ#23でフロント側の吹出モードがバ
イレベルモードであるか否かが判定され、YESの場合
には通常制御が行なわれ(ステップ#25)、NOの場
合には、ステップ#24でフロント側の吹出モードがベ
ントモードであるか否かが判定される。この判定結果が
YESの場合には通常制御が行なわれ、NOの場合には
リヤブロア53の作動は停止される(ステップ#26)
【0024】更に、上記ステップ#14(図6参照)で
の判定結果がYESの場合(0℃<To≦10℃の場合
)には、図8に示すように、ステップ#31でフロント
側の吹出モードがヒートモードであるか否かが判定され
、YESの場合には、ステップ#32でリヤ側空調スイ
ッチ55による風量設定が判定され、これがLo又はM
dの場合(YESの場合)にはリヤブロア53の作動が
停止され(ステップ#36)、Hiの場合(NOの場合
)には風量1になるように制御される(ステップ#33
)。一方、上記ステップ#31での判定結果がNOの場
合には、ステップ#34でフロント側の吹出モードがバ
イレベルモードになっているか否かが判定され、NOの
場合にはリヤブロア53の作動が停止され、YESの場
合には、ステップ#35でリヤ側空調スイッチ55によ
る風量設定が判定され、これがLoの場合(YESの場
合)にはリヤブロア53の作動が停止され、Md又はH
iの場合(NOの場合)には風量1の制御(ステップ#
37)が行なわれるようになっている。
【0025】以上、説明したように、本実施例によれば
、後席配風用のリヤダクト51にリヤ側配風専用のリヤ
ブロア53を介設するとともに、外気温が所定値(例え
ば15℃)以下の状態では、フロント側の吹出モードが
所定の暖房モードになるまで、上記リヤブロア53によ
る送風量を、リヤ側空調スイッチ55による設定値より
も小さく制限するようにしたので、低温始動時における
リヤ側への冷風の吹き出しを抑制し、後席乗員の快適性
の向上を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1実施例に係る車両用空調装置
の概略構成図である。
【図2】  上記車両用空調装置の開閉ダンパ制御系の
ブロック構成図である。
【図3】  上記車両用空調装置の作動を説明するグラ
フである。
【図4】  上記実施例に係る開閉ダンパの作動を説明
するフローチャートである。
【図5】  本発明の第2実施例に係る車両用空調装置
の概略構成図である。
【図6】  上記第2実施例に係るリヤブロアの作動を
説明するフローチャートである。
【図7】    上記リヤブロアの作動を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】    上記リヤブロアの作動を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…空調ユニット 13…ブロアファン 31,51…リヤダクト 33…開閉ダンパ 35,55…リヤ側空調スイッチ 40,60…コントロールユニット 53…リヤブロア To…外気温

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車室フロント側から車室内へ空調風を
    供給する空調ユニットに、該空調ユニットのブロアファ
    ンよりも下流側から分岐する後席配風用の空調ダクトを
    付設してなる車両用空調装置において、外気温が所定値
    以下の状態では、フロント側の吹出モードが所定の暖房
    モードになるまで、リヤ側への送風量を制限する風量制
    限手段を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】  車室フロント側から車室内へ空調風を
    供給する空調ユニットに、該空調ユニットのブロアファ
    ンよりも下流側から分岐する後席配風用の空調ダクトを
    付設してなる車両用空調装置において、上記後席配風用
    の空調ダクトにマニュアルスイッチで操作し得るダクト
    開閉手段を介設するとともに、外気温が所定値以下の状
    態では、フロント側の吹出モードが所定の暖房モードに
    なるまで、上記ダクト開閉手段の開度を制限する制限手
    段を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】  車室フロント側から車室内へ空調風を
    供給する空調ユニットに、該空調ユニットのブロアファ
    ンよりも下流側から分岐する後席配風用の空調ダクトを
    付設してなる車両用空調装置において、上記後席配風用
    の空調ダクトに、リヤ側への送風量をマニュアル設定に
    応じて調節し得るリヤ用ブロアファンを介設するととも
    に、外気温が所定値以下の状態では、フロント側の吹出
    モードが所定の暖房モードになるまで、上記リヤ用ブロ
    アファンの送風量を設定値よりも小さく制限する風量制
    限手段を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
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