JPS5849404B2 - 自動車用空気調和制御装置 - Google Patents

自動車用空気調和制御装置

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JPS5849404B2
JPS5849404B2 JP51126443A JP12644376A JPS5849404B2 JP S5849404 B2 JPS5849404 B2 JP S5849404B2 JP 51126443 A JP51126443 A JP 51126443A JP 12644376 A JP12644376 A JP 12644376A JP S5849404 B2 JPS5849404 B2 JP S5849404B2
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diaphragm
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air
pressure chamber
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博之 杉浦
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に外気温度と熱交換室内における所要の空気
温度との双方を感知する温度応動弾性体に連動連結する
負圧サーボ弁を有する負圧アクチュエータにより、加熱
能力調節部が作動されるようになっている自動車用空気
調和制御装置に関するものである。
従来の自動車用空気調和制御装置は、アスピレータを用
いて車内空気を電気・負圧調整器に導き、この空気温度
を感知して、該空気温度に比例的に変化する制御負圧を
発生させ、これを負圧アクチュエータに供給し、ダイア
フラムの発生力とばねの力との平衡により、ロツドに所
要のストロークを与え、冷気と暖気との混合割合を加減
する温度制御ドアなどの加熱能力調節部を作動させるよ
うになっている。
しかし、このような従来の空気調和制御装置は、負圧ア
クチュエータが前記ばねの力と、ダイアフラムに作用す
る流体圧力と、負荷抵抗すなわち温度制御ドアなどの加
熱能力調節部に作用する抗力との平衡でストロークが決
まるから、負荷の大きい場合には制御負圧に対して負圧
アクチュエータ09ストロークに大きな差が生じ、従っ
て温度変化に対して負圧アクチュエータのストロークに
大きなヒステリシスが生じ、精度の高い温度制御を得る
ことができないという問題がある。
このようなヒステリシスをなくすためには、前記ばねの
ばね定数を太きくシ、かつダイアフラムの受圧面積を大
きくすればよいが、負圧アクチュエータが大型となり、
自動車の限られた取付スペースに装着することが困難で
ある。
また、従来の空気調和制御装置は負圧調整器と負圧アク
チュエータが別体となっているので、それぞれ適当な取
付場所を必要とし装着のために手数がかかるという問題
がある。
本発明の目的は上述の問題を解決するために、負圧調整
器と負圧アクチュエータとを一体に構或し、感熱部分が
直接機械的変位を生じて弁を作動させ、負圧アクチュエ
ータに加わる負圧力を調節するようにした自動車用空気
調和制御装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は前記負圧アクチュエータの感熱部
として、第1、第2のバイメタルなどの温度応動弾性体
を収容する第1、第2のフードを設け、熱交換室内の所
要の位置の空気の流れの一部を前記第1のフードを通過
してベンチュリ又はノズルへと導く一方、該ベンチュリ
又はノズル内の静圧降下を利用して前記第2のフードを
通過して前記ベンチュリ又はノズルへ向う車内空気の流
れを生じさせるようにし、車内空気温度と、熱交換室内
の空気温度との双方の変化に応じて加熱能力調節部を作
動させ、常に車室温度を設定温度に保つようにした自動
車用空気調和制御装置を提供することにある。
以下、本発明の構成を図示の実施例に基づいて説明する
まず、空気調和装置は第1図に示すように熱交換室をな
すケース81の始端に切換シャッタ16によって開閉さ
れる外気取入口14及び内気取入口15を、終端に切換
シャツタ20によって開閉される上方吹出口21及び下
方吹出口17をそれぞれ設け、内部に送風機18、冷媒
蒸発器82、エンジンの排熱を熱源とする加熱器83を
順次配置し、特に加熱器83をケース81の側方に偏倚
させて、側路96との分岐点に支軸84をもって温度制
御ドア85を支持してなるものであり、温度制御ドア8
5の開度αは腕85aに連結したリンク66を介して負
圧アクチュエータ95により調節されるようになってい
る。
負圧アクチュエータ95は第3図に示すようにシリンダ
39の右端部にダイアフラム37の周縁部分を衝合した
うえ、円筒状のカバー32の右端部を突合せて互いに結
合するとともに、ダイアフラム37の中央部内面側にカ
ップ状のピストン36を、外面側にリテーナ33及びロ
ツド35の基端をそれぞれ衝合してこれらをリベット3
4によって互いに結合し、ピストン36とシリンダ39
の左端壁との間に、圧縮ばねないしパワースプリング3
8を介装して、ロツド35の先端がカバー32の右端部
開口から外部に延出される。
シリンダ39の左端壁開口部分に、シール材を介して函
型のフード45aの右端壁に設けた筒部が気密に嵌合さ
れる。
フード45aの左端壁にフード45の右端壁が接合され
、この左端壁はバルブボデ−47を一体に備えている。
各フード45a,45は2分割体として構或され、数本
のボルト7(第1,2図)により互いに結合される。
バルブボデ−47は負圧室Bを有し、この左端部は弁座
51を介して負圧供給孔22に連通される。
負圧室Bの中央部分周壁には出力孔23が開口し、内部
に絞り通路ないしりストリクタ25を有するホース24
を介してシリンダ39の負圧室Aに連通される。
負圧室Bの右端部はダイアフラムDによりフード45の
内部から閉鎖され、この中心部分に負圧室B内に延びる
円筒状のバルブホルダ8が固定される。
このバルブホルダ8は左端部の内径を小さくして弁座を
構或し、該弁座と前記弁座51とを開閉する双頭弁50
の右半部を摺動可能に支持する。
バルブホルダ8の右端はダイアフラムDを貫通してステ
ム42の左端を結合され、ステム42の左端部にフ一ド
45の内部とバルブホルダ8の内部とを連通ずる大気口
26を備えている。
フード45内においてステム42に逆U字状に湾曲され
たバイメタル27の互いに平行をなす部分が外挿され、
一端部はステム42の左端部に弾性衝合され、他端部は
スライダ44に支持される。
ステム42は中央部分をフ一ド45.45a間の隔壁6
0に固定したダイアフラムEに貫通支持され、フード4
5a内において逆U字状のバイメタル27aを貫通し、
右端をフード45の右端壁開口部に固定したダイアフラ
ムCに貫通され、ナット40をもって固定され、さらに
前記リベット34に回転可能に支持したピン31との間
に引張ばねないしフィードバックばね30が張架される
バイメタル27の一方の端部を支持するスライダ44は
、両端をフード45の端壁間Cこかけ渡したピン43(
第1図)に摺動可能に支持され、かつバルブボデ−47
に回転可能に支持した調節ボルト49に螺合支持され、
レバー52により螺動される。
スライダ44とバルブボデ−47との間に介装した圧縮
ばね46により、ボルト49の回転によるスライダ44
のガタ付きが防止される。
バイメタル27aの一端はステム42に形威したフラン
ジに衝合され、他端はフード45aの突壁にボルトをも
って固定される。
フード45は第1図に示すように、一方の壁部にホース
12を通じて車内空気をフード45内に導入する取入口
28を、他方の壁部にフード45a側へ突出するノズル
11をそれぞれ備えている。
フード45aは一方の壁部にホース13を通じて熱交換
室をなすケース81内の空気をフ一ド45a内に導入す
る取入口29を、他方の壁部に前記ノズルを取囲むベン
チュリ6をそれぞれ備えている。
前記ホース12の端部は好ましくはハンドル4を支持す
るステアリングコラムの筒状のカバー3の内部の上方部
分に開放される。
またホース13はケース81の送風機18と吹出口20
.21との区間、好ましくは冷媒蒸発器82の出口側の
吐出口19に接続される。
しかし、この吐出口は冷媒蒸発器82の入口側又は吹出
口21.20の上流側に設けることができる。
前記レバー52は遠隔操作ワイヤ9(第2図)を介して
運転席のインストルメントパネル1に配設される温度設
定レバー2により操作されるようになっている。
なお、負圧アクチュエータ95のロツド35の先端は長
孔61に挿通したピン62をもって、支軸64&こより
車体側に支持されかつ一端をピン65をもって前述した
リンク66に連結されるベルクランク63の他端に連結
される。
次に、以上の構戒となっている本発明の自動車用空気調
和制御装置の作動6こついて説明する。
まず、負圧アクチュエータ95はダイアフラムCが負圧
室Aとフード45aの内部との気密を保ち、またダイア
フラムDがフード45の内部と負圧室Bとの気密を保ち
、さらにダイアフラムEと協働してステム42の軸方向
運動を固体摩擦なしに軸方向変位し得るように支持して
いる。
ダイアフラムDとダイアフラムCとは同じ有効受圧面積
をもつ。
調節ボルト49を回転してスライダ44をばね46に抗
して左方向に移動させるとき、バイメタル27の左端部
はステム42を左方向に移動させる力を増大する。
空気調和装置の作動時、冷媒蒸発器82を通過した空気
がケース81の吐出口19からホース13、取入口29
を通ってフ一ド45a内に入り、ここでバイメタル27
aに熱変形を与え、ベンチュリ6から外部へ吹出す。
この空気の流れの静圧降下に伴って、車室空気がコラム
カバーの上端部分とステアリングコラム5との隙間から
コラムカバー3内の空気と一緒にホース12、取入口2
8を通ってフード45内に入り、ここでバイメタル27
に熱変形を与え、ノズル11へ吸引される。
フード45 .45a内を通過する空気の温度上昇に対
してバイメタル27 .27aはこの湾曲部分が拡がる
傾向の変形を生じ、ステム42を左方向に移動させる力
を及ぼす。
負圧アクチュエータが平衡状態にある時、負圧室Aと負
圧室Bとはホース24によって互いに連通されているか
ら、ダイアフラムCとダイアフラムDに作用する流体圧
力は等しくステム42は双頭弁50が負圧供給孔22及
び大気孔26を閉じる位置に静止している。
従ってステム42に作用する力は第4図に示すようにバ
イメタル27,27aの発生力FB,FAとフィードバ
ックばね30の発生力Fsとが作用し、FB+FA=F
sとなっている。
この状態では負圧室B1負圧室Aがともに密閉され、ロ
ツド35、ピストン36、ダイアフラム37からなる負
圧アクチュエー夕の運動部は静止している。
第3図は最大冷房出力を必要とするような天候下におけ
る空気調和装置の起動直後の負圧アクチュエータの作動
状態を示すものであり、バイメタル27 .27aはこ
の湾曲部分が押し拡げられてステム42を左方向に移動
させ、双頭弁50は弁座51を閉じ、バルブホルダ8の
弁座を開いている。
従ってフード45内の大気は大気孔26からバルブホル
ダ8、負圧室B1出力孔23、ホース24を通って負圧
室A内に入り、負圧室Aを大気圧としている。
ばね38の力によってダイアフラム37はリテーナ33
がカバー32の端壁に押付けられている。
この時ロツド35は第1図に示す温度制御ドア85の開
度αを最小とし、加熱器83の入口を閉鎖した状態とす
る。
従って取入口14から送風機18によって吸引された外
気は、冷媒蒸発器82を通過するうらに冷却されてその
全量が側路96を通って吹出口21から車室の上方に向
って吹出される。
冷風吹出しに伴ってフード45 .45a内の空気温度
が降下すると、バイメタル27 .27aの湾曲部分が
幾分しぼんで、ステム42を左方向に押す力が弱まり、
ステム42がばね30の力によって右方向に引張られる
バルブホルダ8も右方向に移動して双頭弁50を弁座5
1から引き離す。
従って負圧供給孔22から負圧が負圧室B内に供給され
、さらにホース24を通って負圧室Aに供給される。
ばね38の力に抗してダイアフラム37が左方向に移動
し、ロツド35を介して温度制御ドア85の開度αを増
大する。
ダイアフラム3Tの左方向運動はまたばね30の力Fs
を弱め、バイメタル27 ,27aがステム42に及ぼ
す力FB+FAとつり合ったところでステム42は旧位
置に復帰し、双頭弁50が弁座51に着座して負圧供給
孔22を閉鎖する。
なお、冷媒蒸発器の冷却能力は図示してない冷媒圧縮機
の駆動・停止くこよって変化する。
このように車内温度の下降変化又は冷媒蒸発器の冷却能
力増大の変化に伴って、バイメタル27,27aがステ
ム42に及ぼす力が減少すると、負圧が負圧室Aに供給
され、ダイアフラム37の左方向運動を生じさせ、この
時ステム42に及ぼすばね30の力の減少変化分が前記
バイメタル27,27aの力の減少分と平衡したところ
で、負圧室Aへの負圧供給が停止されてダイアフラム3
7はその位置に静止するのである。
逆に車内温度の上昇変化又は冷媒蒸発器の冷却能力の減
少変化に対しては、バイメタル27,27aの発生力F
B+FAが増大すると、ステム42が左方向に運動して
バルブホルダ8の内部を負圧室Bの内部に連通させ、フ
ード45内の大気を大気孔26、バルブホルダ8、負圧
室B1ホース24を通って負圧室Aに供給し、ダイアフ
ラム37を右方向に移動させ、フィードバックばね30
の発生力F8の増大をもたらし、第4図に示すようにバ
イメタルの発生力FB+FAとつり合ったところで、ス
テム42が旧位置に戻り、大気孔26を閉鎖し、ダイア
フラム37が停止する。
レバー52の設定角度θが一定であり、今バイメタル2
7aの感知する温度TDが一定であるとすると、バイメ
タル27の感知する車内温度TR,の変化に対して、負
圧アクチュエータのストロークl1すなわち温度制御ド
ア85の開度αは第5図に示すように変化し、さらにバ
イメタル27aが感知する冷媒蒸発器82の冷却能力の
変化に伴う熱交換室の空気温度TDが変化すると、その
変化分だけ温度制御ドアの開度αが変化し、加熱能力を
補正し、車内温度を設定値に維持するように吹出空気温
度を調節する。
車内温度はレバー52を回動し、バイメタル27の一端
を支持するスライダ44をボルト49の軸線方向に移動
させ、バイメタル27がステム42に及ぼす力を加減す
ることによって、適切な値に設定することができる。
ケース81の吐出口19は冷媒蒸発器82の出口付近の
空気をフ一ド45aに導き、バイメタル27aにより取
入空気の温度条件及び冷媒蒸発器82の冷却能力を感知
する。
従って、冷媒蒸発器82を不作動とする機会の少ない空
気調和装置においては、吹出口19の位置を冷媒蒸発器
82の入口側に設けてもよい。
また、加熱器83自体の加熱能力に変化が多い空気調和
装置の場合には吐出口を吹出口21.17の上流側に設
けることが好ましい。
第6,7図は本発明の第2実施例を示すものであり、特
に1対のバイメタル27.27aとして、逆特性のもの
を用い、これらを隔壁60により円周方向に仕切られた
フード45 .45aに配置することにより、負圧アク
チュエータをより小型化することが可能となる。
一方のバイメタル27は隔壁60を貫通してフード45
内のステム42に衝合される。
フード45 .45aは2分割体として構戒され、この
一方に負圧室Bが一体に構戒される。
他の構戒については第1〜3図の場合と同様であり、対
応する構或部材に共通の符号が付されている。
感知温度の上昇変化に対してバイメタル27は湾曲部分
が縮む方向に、バイメタル27aは湾曲部分が拡がる方
向に変形し、ともにステム42に左方向(第6図)の力
を及ぼし、前述の実施例と同様の制御作用をする。
第8図は以上説明した各実施例の負圧アクチュエータの
空気調和装置に対する接続についての他の実施例を示す
ものである。
バイメタル27aを収容するフード45aに冷媒蒸発器
82の出口付近の空気をケース81に設けた吐出口19
からホース13を経て導入し、出口6aから外部に排出
させるとともに、バイメタル27を収容するフード45
は入口ホース12をステアリングコラム5の外周とその
カバー3との空隙の上方部分に開口させ、出口ホース6
7の端部をケース81の吹出口近傍に設けたアスピレー
タ69のベンチュリ68内に臨ませ、ケース81内部か
らベンチュリ68へ向う空気の流れの静圧降下を利用し
て、車内空気がホース12からフード45を経てホース
67へと流れるようにしたものである。
この実施例では各フード45.45aを通過する空気の
流れが独立に構成されるから、流量の設定が容易である
本発明(こよる空気調和制御装置は以上の構成であるか
ら、次のような効果が得られる。
(1)加熱能力調節部の上流側の空気温度を検知するこ
とによって取入空気を内気または外気に切換えた場合の
取入空気の温度の変化及び冷媒蒸発器82の作動・不作
動による冷却能力の変化に対して負圧アクチュエータが
作動し、温度制御ドア85の開度を調節して加熱能力を
調節するから吹出空気温度及び車内空気温度の変化が極
めて少ない。
(2)バイメタル周囲の空気温度と負圧アクチュエータ
のストロークとが一義的に対応し、負圧アクチュエータ
に作用する外部負荷の影響を受けないので作動精度が高
い。
(3)温度感知部と作動部とが一体化されているので、
アクチュエータ全体が小型となり、車両に対する取付が
簡単となる。
(4)定常状態において双頭弁が負圧供給孔及び大気孔
を閉じているから負圧の浪費が少ない。
(5)ダイアフラムDの受圧面積をダイアフラムCより
も若干大きくするか、または負圧室Bと負圧室Aとを連
通させるホース内に絞りを設けるなどにより、双頭弁を
支持するステムの定常状態へのハンチングを防止するこ
とができる。
(6)冷媒蒸発器を備えていない、すなわち暖房装置の
制御にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車用空気調和制御装置の概略
構戒図、第2図は同装置の負圧アクチュエータについて
の左側面図、第3図は負圧アクチュエータについての縦
断面図、第4図は負圧アクチュエータの作動を示すため
の線図、第5図は空気調和制御装置の作動特性図、第6
図は負圧アクチュエータの他の実施例を示す縦断面図、
第7図は第6図の線■一■による横断面図、第8図は本
発明の第3の実施例を示す概略構或図である。 A,B:負圧室、C,D,E:ダイアフラム、2:温度
設定レバー、3:コラムカバー、6:ベンチュリ、8:
バルブホルダ、11:ノズル、14:外気取入口、15
:内気取入口、17:下方吹出口、18:送風機、19
:吐出口、21:上方吹出口、22:負圧供給孔、23
:出力孔、26二大気孔、27.27a:バイメタル、
28,29:空気取入口、30:ばね、35:ロツド、
36:ピストン、37:ダイアフラム、38:フィード
バックばね、39:シリンダ、42:ステム、44:ス
ライダ、45,45a:フード、46 ,46a :圧
縮ばね、47:バルブボデー、50:双頭弁、68:ベ
ンチュリ、69:アスピレータ、81:ケース、82:
冷媒蒸発器、83:加熱器、85:温度制御ドア、95
:負圧アクチュエータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも送風機と加熱能力調節部と吹出口とを有
    する自動車用空気調和装置6こおいて、送風機から吹出
    口までの空気調和装置内の空気を吐出す第1の導管及び
    ベンチュリ又はノズルと、車室内に一端を開口し他端を
    前記ベンチュリ又はノズルに開口する第2の導管と、前
    記第1の導管内を通る空気を検出するバイメタルの如き
    第1の温度応動弾性体と、前記第2の導管内を通る空気
    を検出するバイメタルの如き第2の温度応動弾性体と、
    前記加熱能力調節部を作動させる負圧アクチュエータと
    、該負圧アクチュエータの運動部と一端が連動するフィ
    ードバックばねと、該負圧アクチュ工一タへの負圧孔又
    は大気孔を開閉する双頭弁又は連動弁と、該双頭弁又は
    連動弁を作動させるステムとを有するとともに、該ステ
    ムに前記第1、第2温度応動弾性体と前記フィードバッ
    クばねとの発生力が作用するようにした自動車用空気調
    和制御装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の自動車用空気調和制御
    装置において、前記フィードバックばねは前記負圧アク
    チュエータの第1の負圧室内にあり、該第1の負圧室の
    運動用パワーダイアフラム6こ対する面が第1のダイア
    フラムにより気密に外部と仕切られ、該第1のダイアフ
    ラムを前記ステムが貫通し、第1の負圧室内の前記ステ
    ムの端部に前記フィードバックばねの発生力が作用する
    ように接続され、前記ステムの前記第1のダイアフラム
    ノ外側に一定の間隔を保って第2のダイアフラムが設け
    られ、該第1のダイアフラムの外側にバルブボデーが気
    密Oこ設けられて第2の負圧室が形成され、該第2の負
    正室は負圧供給孔と出力孔と大気孔を有し、負圧供給孔
    と大気孔が前記双頭弁又は連動弁で開閉され、前記第2
    のダイアフラムと前記第1のダイアフラムの中間のステ
    ムヘ前記1対の温度応動弾性体が接触し、前記第1の負
    圧室と前記第2の負圧室が連通された自動車用空気調和
    制御装置。 3 少なくとも送風機と加熱能力調節部と吹出口とを有
    する自動車用空気調和装置において、送風機から吹出口
    までの空気調和装置内の空気を吐出す第1の導管と、車
    室内に一端を開口し他端をアスピレータ又は送風機の吸
    入側等め負圧発生部に開口する第2の導管と、前記第1
    の導管内を通る空気を検出するバイメタルの如き第1の
    温度応動弾性体と、前記第2の導管内を通る空気を検出
    するバイメタルの如き第2の温度応動弾性体と、前記加
    熱能力調節部を作動させる負圧アクチュエータと、該負
    圧アクチュエータの運動部と一端が連動するフィードバ
    ックばねと、該負圧アクチュエータへの負圧孔又は大気
    孔を開閉する双頭弁又は連動弁と、該双頭弁又は連動弁
    を作動させるステムとを有するとともに、該ステムに前
    記1対の温度応動弾性体と前記フィードバックばねとの
    発生力が作用するようにした自動車用空気調和制御装置
    。 4 特許請求の範囲第3項記載の自動車用空気調和制御
    装置において、前記フィードバックばねは前記負圧アク
    チュエータの第1負圧室内にあり、該第1の負圧室の運
    動用パワーダイアフラムに対する面が第1のダイアフラ
    ムにより気密に外部と仕切られ、第一のダイアフラムを
    前記ステムが貫通し、第1の負圧室内の前記ステムの端
    部に前記フィードバックばねの発生力が作用するように
    接続され、前記ステムの前記第1のダイアフラムの外側
    に一定の間隔を保って第2のダイアフラムが設けられ、
    第1のダイアフラムの外側にバルブボデーが気密に設け
    られて第2の負圧室が形威され、該第2の負圧室は負圧
    供給孔と出力孔と大気孔を有し、負圧供給孔と大気孔が
    前記双頭弁又は連動弁で閉じられ、前記第2のダイアフ
    ラムと前記第1のダイアプラムの中間のステムヘ前記1
    対の温度応動弾性体が接触し、前記第1の負圧室と前記
    第2の負圧室が連通された自動車用空気調和制御装置。
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